JPH11229875A - 自動車用冷却装置 - Google Patents

自動車用冷却装置

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JPH11229875A
JPH11229875A JP10336153A JP33615398A JPH11229875A JP H11229875 A JPH11229875 A JP H11229875A JP 10336153 A JP10336153 A JP 10336153A JP 33615398 A JP33615398 A JP 33615398A JP H11229875 A JPH11229875 A JP H11229875A
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恭紳 平尾
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繁 竹内
Takafumi Ito
隆文 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動冷却ファンの回転数が所定回転数のみに
制御される自動車用冷却装置において、簡単な構成で突
入電流の問題を解決する。 【解決手段】リレースイッチ3がオンされると、バッテ
リ1の電圧が積分回路9に印加される。そして、MOS
トランジスタ8のゲートGには、積分回路9の出力が印
加されるのであるが、このゲート印加電圧は、積分回路
9によりその時定数によって、立ち上がりが遅延され
て、ゆっくりと上昇する。そして、ゲート印加電圧がM
OSトランジスタ8のしきい値電圧となると、MOSト
ランジスタ8はオンし始めるが、ゲート印加電圧が低い
時には、MOSトランジスタ8を流れるドレイン電流は
制限される。このため、電動モータ2はゆっくりと起動
され、徐々に回転数が増加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用冷却装置
であって、特に自動車に搭載されたラジエータや空調用
コンデンサに冷却風が流れるようにするものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車用冷却装置において、ラジ
エータや空調用コンデンサに電動冷却ファンからの冷却
風を送風するものが周知である。例えば、エンジン冷却
水の温度に応じて、電動モータにて駆動される電動冷却
ファンをパルス幅変調制御(PWM制御、電動モータに
印加された印加電圧のデューティ比を制御)を行うもの
や、2つの抵抗の使用数を切り換えて、電動冷却ファン
の回転数をハイ、ローの2段階に制御するものが周知で
ある。
【0003】このようなものにおいて、車両搭乗時にイ
グニッションスイッチもしくはアクセサリースイッチを
オンすると、車両制御装置により、エンジン冷却水の水
温が所定水温以上であると、PWM制御を行う制御信号
に応じて電動冷却ファンを駆動したり、リレー等のスイ
ッチ手段をオンして電動冷却ファンを駆動するようにし
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような電動冷却フ
ァンの起動時においては、電動モータの回転数が低いた
め、電動モータでの逆起電力が小さく、モータ印加電圧
がモータ捲線にかかる。このため、電動モータの回転数
がある程度まで上がるまでは、過大な突入電流が流れ、
フロント回りのバッテリ電圧が降下し、ヘッドライトが
一瞬暗くなったりするという問題がある。
【0005】この問題に対処するため、上記PWM制御
を行うものでは、電動モータ起動時には、徐々にデュー
ティー比を大きくすることが実施されている。このよう
にすることで、上記問題を、その機能を利用して解決で
きるので、部品点数を大幅に増加させずに比較的容易に
行うことができる。また、リレー等のスイッチ手段をオ
ンして電動冷却ファンを駆動するものにおいても、電動
モータ起動時には、先ずその回転数をローとしてからハ
イにすることで、比較的容易に上記問題に対処すること
ができる。
【0006】一方、低コスト化のニーズから、電動冷却
ファンの回転数をPWM制御あるいは抵抗による段階的
な制御を行わずに、車載バッテリと電動モータの間にオ
ンオフスイッチのみを設けて、必要な時に上記回転数を
所定回転数のみに制御するものがある。しかしながら、
このような構成にすると、元々電動モータの回転数を可
変制御する機能が無いため、上記した突入電流の問題を
直ぐさま対処することができないという問題がある。
【0007】そこで、本発明は、電動冷却ファンの回転
数が所定回転数に制御される自動車用冷却装置におい
て、上記した突入電流の問題を解決することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に請求項1に記載の発明においては、車両に搭載された
冷却用熱交換器に冷却風が流れるようにする冷却用ファ
ン(4)と、車両に搭載されたバッテリ(1)から電力
が供給されて冷却用ファン(4)を駆動する電動モータ
(2)と、バッテリ(1)から電動モータ(2)への電
力供給ラインに設けられて電動モータ(2)に通電を行
うMOSトランジスタ(8)と、バッテリ(1)からM
OSトランジスタ(8)のゲートにゲート電圧を印加し
てMOSトランジスタ(8)をオンさせるものであっ
て、電動モータ(2)の起動時には、MOSトランジス
タ(8)のゲートに印加されるゲート電圧の立ち上がり
を遅延して、電動モータ(2)の突入電流を低減する回
路手段(9、R2、R3、C2)を備えたことを特徴と
している。
【0009】この発明によれば、回路手段(9、R2、
R3、C2)によりゲート印加電圧の立ち上がりを遅延
しているため、MOSトランジスタ(8)は飽和領域で
制御され、ドレイン電流の立ち上がりを緩やかにさせる
ことができ、電動モータ(2)の突入電流を低減するこ
とができる。この場合、回路手段(9、R2、R3、C
2)としては、具体的には、請求項2に記載の発明のよ
うに、抵抗(R1)とコンデンサ(C1)にて構成され
る積分回路(9)を備えるようにすることができる。ま
た、より具体的には、請求項3に記載の発明のように、
抵抗(R1)の一端をバッテリ(1)から電動モータ
(2)に電力を供給するラインに接続し、抵抗(R1)
とコンデンサ(C1)の接続点をMOSトランジスタ
(8)のゲートに接続するようにすることができる。
【0010】また、上記冷却用ファン(4)は、電動モ
ータ(2)への電力供給が遮断されている状態であって
も、車両が走行することで風圧により回転する。このた
め、電動モータ(2)は、発電機状態となり、誘起電圧
が発生する。そして、電動モータ(2)の回転数が高く
なって、上記誘起電圧が高くなると、この誘起電圧がM
OSトランジスタ(8)のゲート印加電圧となる。した
がって、電動モータ(2)への電力供給が遮断されてい
る状態であっても、電動モータ(2)の回転数が高くな
って、ゲート印加電圧がしきい値電圧より高くなると、
MOSトランジスタ(8)がオンするため、この状態で
電動モータ(8)に通電を行おうと、回路手段(9、R
2、R3、C2)による突入電流の低減効果が得られな
いという問題がある。
【0011】そこで、請求項4記載の発明においては、
回路手段(9、R2、R3、C2)として、冷却用ファ
ン(4)が風圧により回転し電動モータ(2)に誘起電
圧が発生しているときに、誘起電圧が所定電圧以上であ
ると誘起電圧によってMOSトランジスタ(8)をオン
させ、誘起電圧が所定電圧より低いとMOSトランジス
タ(8)をオフさせるようにし、上記した所定電圧とし
て、MOSトランジスタ(8)が誘起電圧によってオン
しているときに電動モータ(2)への通電が行われても
突入電流が規定値以下に制限されるような値に設定した
ことを特徴としている。
【0012】この発明によれば、風圧によって冷却用フ
ァン(4)の回転数が所定回転数以上になり電動モータ
(2)による誘起電圧によってMOSトランジスタ
(8)がオンしているときに、電動モータ(2)への通
電が行われても突入電流が規定値以下に制限されるた
め、この場合においても突入電流による問題を生じない
ようにすることができる。
【0013】なお、上記した括弧内の符号は後述する実
施形態記載の具体的手段との対応関係を示すものであ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、本発明の
自動車用冷却装置について図1を用いて説明する。図1
は、自動車用冷却装置のシステム図である。1は車両に
搭載された12Vの2次電池(以下、バッテリとい
う)、2はバッテリ1から電力が供給されて冷却ファン
4を駆動する電動モータ(誘導性負荷で、定格200W
のもの)、3はバッテリ1と電動モータ2との間に設け
られたリレースイッチである。
【0015】リレースイッチ3は、図示しない駆動用の
コイルに電流が流れるとオンし、コイルに流れる電流が
遮断されるとオフするようになっている。コイルへの通
電・遮断は、図示しない車両制御用の制御装置により制
御され、この制御装置には、エンジンのエンジン冷却水
の温度を検出する水温センサ(図示しない)からの検出
信号が入力されている。
【0016】この制御装置は、上記した水温センサの検
出信号が所定温度以上で、エンジン冷却水を冷却する必
要があると判定すると、上記したコイルをオンし、電動
モータ2に通電が行われるようにする。この実施形態に
おいては、電動モータ2は、図1に示す回路によって、
所定回転数のみで駆動されるようになっている。5は上
記エンジン冷却水を冷却する冷却用熱交換器であるラジ
エータである。電動モータ2は、冷却ファン4を駆動
し、この冷却ファン4にて発生する冷却風は、上記ラジ
エータ5に向かって送風される。これにより、ラジエー
タ5内を流れるエンジン冷却水が冷却される。なお、図
中12は、冷却用ファン4で発生する冷却風をラジエー
タに導くガイドをなすファンシュラウドである。
【0017】次に、本発明の要部である突入電流低減回
路6について説明する。突入電流低減回路6は、図1に
示すように、バッテリ1と電動モータ2との間に設けら
れている。なお、図中の○は、コネクタ端子を示してお
り、突入電流低減回路6は、バッテリ1と電動モータ2
との間に図示しないコネクタにて接続されている。突入
電流低減回路6は、MOSトランジスタ8と積分回路9
とを有する。MOSトランジスタ8は、本実施形態では
溝ゲートタイプ又はプレーナタイプのエンハンスメント
型電界効果トランジスタである。MOSトランジスタ8
は、バッテリ1から電動モータ2への電力供給ライン7
に設けられ、電動モータ2に通電を行って電動モータ2
を駆動する。
【0018】積分回路9は、抵抗R1(抵抗値240k
Ω)とコンデンサC1(容量100μF)とからなり、
抵抗R1とコンデンサC1とは、バッテリ1の+B端子
とアース端子との間に直列に接続されている。抵抗R1
とコンデンサC1との間の接続点は、上記MOSトラン
ジスタ8のゲートGに接続されている。これにより、積
分回路9の出力は、MOSトランジスタ8のゲート電圧
となる。
【0019】また、コンデンサC1には、並列に抵抗R
2(抵抗値180kΩ)が接続されている。言い換える
と、抵抗R2は、抵抗R1に直列に接続されている。ま
た、コンデンサC1と直列で、抵抗R1と並列にダイオ
ード10が接続されている。ダイオード10は、上記リ
レースイッチ3をオンからオフするときに、コンデンサ
C1に蓄えられた電荷を素早く放電し、MOSトランジ
スタ8のスイッチングを確実に行うためのものである。
【0020】次に、上記した突入電流低減回路6の作動
について説明する。先ず、リレースイッチ3がオンされ
ると、バッテリ1の電圧が積分回路9に印加される。そ
して、MOSトランジスタ8のゲートGには、積分回路
9の出力が印加されるのであるが、このゲート印加電圧
は、積分回路9の時定数によって、立ち上がりが遅延さ
れて、ゆっくりと上昇する。そして、ゲート印加電圧が
MOSトランジスタ8のしきい値電圧になると、MOS
トランジスタ8はオンし始めるが、ゲート印加電圧が低
い時には、MOSトランジスタ8は飽和領域で制御さ
れ、MOSトランジスタ8を流れるドレイン電流は制限
される。
【0021】このため、電動モータ2はゆっくりと起動
され、徐々に回転数が増加する。つまり、積分回路9に
より、電動モータ2の起動時に、バッテリ1から印加さ
れるMOSトランジスタ8のゲート印加電圧の立ち上が
りを遅延し、ドレイン電流の立ち上がりを遅延する。こ
のことによって、電動モータ2の突入電流が低減され
る。また、このように電動モータ2をゆっくりと起動す
るため、突発音の低減効果が得られる。なお、このゲー
ト印加電圧の立ち上がりは、上記時定数によって任意に
設定可能である。
【0022】このように本実施形態では、電動モータ2
の回転数が所定回転数のみに制御される自動車用冷却装
置において、MOSトランジスタ8と積分回路9を用い
るため、簡単な構成で上記した突入電流の問題を解決す
ることができる。また、構成部品が簡素であるため、形
状的にも比較的小さく作ることができ、電動モータ2に
組み込んだり、上記ファンシュラウド12に容易に搭載
可能である。さらには、冷却用ファン4が発生する冷却
風が当たる位置にMOSトランジスタ8や積分回路9を
搭載すれば、電気発熱の冷却が行えるため、突入電流低
減回路6の信頼性が向上するとともに、別個に上記電気
発熱の熱を逃がす冷却フィンを使用する場合は、冷却フ
ィンの小型化が可能で、コストを低減できる。
【0023】また、本実施形態では、突入電流低減回路
6は、コネクタによりバッテリ1と電動モータ2との間
に簡単に接続でき、他のシステム配線を変更することが
なく、実用上有利である。ところで、冷却用ファン4
は、ラジエータ5が車両走行風が当たりやすいように車
両最前方部等に配置されるため、例えばラジエータ5の
車両後方側に配置されている。従って、上記リレースイ
ッチ3がオンされておらず、電動モータ2への電力供給
が遮断されている状態であっても、車両が走行すること
で冷却ファン4および電動モータ2が走行風の風圧によ
って回転する。
【0024】このため、電動モータ2は、発電機状態と
なり、誘起電圧(正極側を図1中M+、負極側を図1中
M−)が発生する。そして、この電動モータ2の回転数
が高くなって、誘起電圧が高くなると、MOSトランジ
スタ8のゲート印加電圧は、この誘起電圧を抵抗R1と
抵抗R2とで分圧した値となる。したがって、電動モー
タ2の回転数が高くなって、ゲート印加電圧が上記しき
い値電圧より高くなると、リレースイッチ3がオフであ
っても、勝手にMOSトランジスタ8がオンし、この状
態でリレースイッチ3がオンとなっても、上記積分回路
8の機能を果たさず、突入電流低減効果が得られないと
いう問題がある。
【0025】そこで、本実施形態では、積分回路9の設
定により、電動モータ2の回転数が所定回転数(150
0rpm)以下であるときは、上記MOSトランジスタ
8がオンしないようにしている。ここで、上記1500
rpmとは、車両が100km/hで走行しているとき
に、冷却用ファン4が風圧によって回転する回転数であ
り、冷却用ファン4の回転数が1500rpm以上であ
れば、電動モータ2での逆起電力がある程度大きくなっ
て、リレースイッチ3をオンして電動モータ2を駆動し
ても、突入電流が規定値(例えば25A)より小さく突
入電流の問題がそれほど生じないという回転数である。
【0026】具体的な設定内容は、以下のようなもので
ある。本実施形態では、電動モータ2の回転数が150
0rpmである場合、上記誘起電圧が5〜6V程度であ
る。このため、誘起電圧を6Vとすると、誘起電圧での
ゲート印加電圧は、抵抗1と抵抗2との分圧値(2.5
7V)となる。この値は、MOSトランジスタ8のゲー
ト電圧−ドレイン電流特性により,ドレイン電流が規定
の突入電流以下に制限される電圧である。また、車両使
用条件により、バッテリ1の電圧が8Vに低下したとし
て、MOSトランジスタ8を確実に駆動できるようにし
なけらればならない。
【0027】このため、ゲート印加電圧は、抵抗1と抵
抗2との分圧値で決まるため、条件として、各抵抗値を
バッテリ1の電圧が8Vに低下したときでも、MOSト
ランジスタ8オン時の電圧ドロップ(ドレイン−ソース
間電圧)が製品仕様上問題のない値(本実施形態では
0.5V以下)になるように設定する必要がある。この
実施形態では、抵抗R1、R2の抵抗値を240kΩ、
180kΩとしているため、ゲート印加電圧は、3.4
2Vとなり、上記した条件を満足する。このことによ
り、積分回路6は常時機能し、突入電流を常時確実に低
減させることができる。
【0028】なお、MOSトランジスタ8、抵抗R1お
よびコンデンサC1の組み合わせによっては、走行風に
よる起電力が発生し徐々にゲート電圧が上昇した場合、
MOSトランジスタ8がオンしようとする瞬間にトラン
ジスタのミラー効果により入出力が発振し、ゲートしき
い値電圧付近で電圧が保持されることがある。その場合
には、抵抗R2の設定によらなくてもMOSトランジス
タ8は走行風による起電力によってオンしないため、抵
抗R2をなくすことができる。 (第2実施形態)この実施形態においては、MOSトラ
ンジスタ8のゲート−ドレイン間にコンデンサC2を介
在させ、また抵抗R1とコンデンサC1との間に抵抗R
3を介在させている。コンデンサC2は、コンデンサC
1に等価されるMOSトランジスタ8のゲート−ソース
間の電荷容量を大きくするのと同様に機能する。つま
り、MOSトランジスタ8は、上記コンデンサC2の電
荷容量が大きくなるほどスイッチング動作が遅くなる。
その動作原理は次の通りである。
【0029】リレースイッチ3がオンすると、抵抗R1
とR3とを介して電荷がゲート−ソース間に蓄えられ、
蓄えられた電荷が所定量となり、ゲート−ソース間電圧
がMOSトランジスタ8のしきい値電圧に達すると、M
OSトランジスタ8はオンし始める。このとき、ドレイ
ン−ソース間電圧は低下し、その電圧がゲート−ソース
間電圧より小さくなると、抵抗R1とR3とを介して電
荷がコンデンサC2に蓄えられる。その結果、ゲート−
ソース間電圧の上昇は抑制されるため、MOSトランジ
スタ8のドレイン電流を制限することができる。そし
て、このようにすることで、上記した第1実施形態と比
べて、部品点数は増加するが、コンデンサC1の容量を
小さくできるため、本構成の方が回路の実装上有利とな
る。 (第3実施形態)上記した第1、第2実施形態において
は、MOSトランジスタ8を電動モータ2の下流側に設
けるものを示したが、MOSトランジスタ8を電動モー
タ2の上流側に設けるようにしてもよい。この場合の実
施形態(第1実施形態に対して変形させたもの)を図3
に示す。MOSトランジスタ8としては、Pチャネル型
のものを用いている。その作動は、基本的には図1に示
す第1実施形態と同様である。
【0030】また、上記した第1乃至第3実施形態で
は、リレースイッチ3によって電動モータ2に通電を行
うものを示したが、そのスイッチ3としては、イグニッ
ションスイッチ、A/Cスイッチなどと連動してオンさ
れるものであってもよい。また、冷却ファン4は、ラジ
エータ5に向かって冷却風を送風するものに限らず、ラ
ジエータ5から空気を吸い込んで、ラジエータ5に冷却
風を生じさせるものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態におけるシステム図であ
る。
【図2】本発明の第2実施形態におけるシステム図であ
る。
【図3】本発明の第3実施形態におけるシステム図であ
る。
【符号の説明】
1…バッテリ、2…電動モータ、4…冷却用ファン、8
…MOSトランジスタ、9…積分回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 隆文 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 吉村 聡史 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載された冷却用熱交換器に冷却
    風が流れるようにする冷却用ファン(4)と、 車両に搭載されたバッテリ(1)から電力が供給されて
    前記冷却用ファン(4)を駆動する電動モータ(2)
    と、 前記バッテリ(1)から前記電動モータ(2)への電力
    供給ラインに設けられて前記電動モータ(2)に通電を
    行うMOSトランジスタ(8)と、 前記バッテリ(1)から前記MOSトランジスタ(8)
    のゲートにゲート電圧を印加して前記MOSトランジス
    タ(8)をオンさせるものであって、前記電動モータ
    (2)の起動時には、前記MOSトランジスタ(8)の
    ゲートに印加される前記ゲート電圧の立ち上がりを遅延
    して、前記電動モータ(2)の突入電流を低減する回路
    手段(9、R2、R3、C2)とを備えたことを特徴と
    する自動車用冷却装置。
  2. 【請求項2】 前記回路手段(9、R2、R3、C2)
    は、抵抗(R1)とコンデンサ(C1)にて構成される
    積分回路(9)を備えて、前記電動モータ(2)の起動
    時に前記ゲート電圧の立ち上がりを遅延するものである
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動車用冷却装置。
  3. 【請求項3】 前記抵抗(R1)の一端は前記バッテリ
    (1)から前記電動モータ(2)に電力を供給するライ
    ンに接続され、前記抵抗(R1)と前記コンデンサ(C
    1)の接続点は前記前記MOSトランジスタ(8)のゲ
    ートに接続されていることを特徴とする請求項2に記載
    の自動車用冷却装置。
  4. 【請求項4】 前記回路手段(9、R2、R3、C2)
    は、前記冷却用ファン(4)が風圧により回転し前記電
    動モータ(2)に誘起電圧が発生しているときに、前記
    誘起電圧が所定電圧以上であると前記誘起電圧によって
    前記MOSトランジスタ(8)をオンさせ、前記誘起電
    圧が所定電圧より低いと前記MOSトランジスタ(8)
    をオフさせるようになっており、前記所定電圧は、前記
    MOSトランジスタ(8)が前記誘起電圧によってオン
    しているときに前記電動モータ(2)への通電が行われ
    ても前記突入電流が規定値以下に制限されるような値に
    設定されていることを特徴とする請求項1乃至3のいず
    れか1つに記載の自動車用冷却装置。
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