JPH11229899A - ガスタービン着火検出装置 - Google Patents
ガスタービン着火検出装置Info
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Abstract
温度を検出して着火を確実に検出する。 【解決手段】 着火検出装置10には着火検出装置1,
2が設けられ、排ガス温度信号21により着火を検出
し、OR回路3を通り、いずれかの検出信号がセットリ
セット回路5へ入り、回路5をセットして、着火検出信
号22を出力する。又、着火不充分検出装置6はAND
回路4を通り、着火検出時に着火不充分の状態を検出す
ると回路5をリセットし、着火検出信号を確実にする。
着火検出装置1はガス燃料を用いた温度上昇を、着火検
出装置2は油燃料を用いた温度上昇をそれぞれ検出する
ので着火状態が確実に判定することができる。
Description
の着火検出を排ガス温度を検知して行う着火検知装置に
関する。
の火炎検知器の機器構成図を示す。ガスタービンに採用
されている火炎検知器は、ガスタービン燃焼器51の本
体に取付ける紫外線検出器52及び耐圧ガラス53と制
御室に設置する火炎スイッチ54で構成されている。
されており、燃焼器51内の火炎70から発生する紫外
線60をレンズ61を介して受けると、電極間において
放電が開始され、電流が流れる。この電流を火炎スイッ
チ54内に設けられている電子回路56において増幅
し、リレー動作させる事により火炎有りを外部に出力す
る。
検出器52が1900〜2600オングストロームの波
長を持つ紫外線に反応し、この紫外線は通常のどの様な
炎からでも放射されているものであり、反射や輻射は生
じない。また検出部は特殊なガラスの容器で構成されて
おり、中に電極が設けられ、純粋なガスをガラス容器内
に封入してある。電極には、AC電圧がかけられてお
り、電極が上記波長帯の紫外線光子を感ずると電流が流
れる。単位時間あたりの電流パルス量は光線の強さに比
例する。信号パルスは紫外線検出器52よりケーブル5
7によって火炎スイッチ54内の電子回路56へ入力
し、増幅器に送られ、ここでフィルターにかけられ、積
分されて増幅される。そして増幅された信号がリレーを
作動させ、接点出力58を出力する。この接点出力58
は「ON」の時には火炎有りで、失火と判断され、「O
FF」の時には火炎なしと判断される。なお、59はチ
ェック用のジャックである。火炎検出器は上記のような
構成機器及び動作原理からなり、該検出器52を燃焼器
本体51に取付けることによって油燃焼、ガス燃焼或い
は油・ガス混焼による火炎監視を行っている。
炎の光により失火の検出を行い、特に、ガスタービン起
動中の失火トリップの検出をしている重要な計測機器で
ある。しかし火炎検知器の設置環境が劣悪なこともあっ
て次の様な課題がある。
扱いされているのが現状である。 (2)また計装品の中では、比較的コスト高で、メンテ
ナンス費用全体に占める割合も大きい。
火炎検出が懸念される。 (4)火炎検出が何らかの理由で検出できなかった場
合、未だ燃焼に至らぬ燃料が爆発を起こし、人災を惹起
する可能性がある。
るが、燃焼器内での着火は燃料の種類を問わず検出する
必要がある。又着火検出方式は、燃料の種類を問わず一
定の方式が望ましい。
く別けて図6に示すA型,B型の2通りがあり、ガス燃
料では殆どA型であり、油燃料ではA型,B型のいずれ
かとなる。又着火検出は出来るだけ早く且つ確実にする
必要がある。何故ならば、未燃燃料の過投入を避けるた
め着火検出時間を極力短くする必要があるからである。
特にガス燃料に於いては必要なことである。
検出をA型の検出方式で行うと、図6(b)のB型のα
部でカウントアップしてしまい着火検出出来ない場合が
ある。
燃料の種類の違いによる着火検出方式の上記のような問
題点を解消し、且つ着火検出に要する時間を短縮するこ
とのできるガスタービン着火検出装置を提供することを
課題としている。
決するために次の手段を提供する。
定の上昇率と上昇幅を用いて着火を検出する第1の着火
検出装置と;油燃料の燃焼による排ガス温度信号の所定
の上昇率と上昇幅を用いて着火を検出する第2の着火検
出装置と;前記第1と第2の着火検出装置のいずれか一
方の検出信号を出力する回路と;前記排ガス温度信号に
基づいて所定の上昇幅での上昇率低下により着火直後の
着火不充分状態を検出する回路と;同着火不充分状態を
検出する回路の検出信号により前記第1着火検出回路か
又は第2着火検出回路の検出信号を出力する回路をリセ
ットする回路とを具備してなることを特徴とするガスタ
ービン着火検出装置。
装置により主にガス燃料による温度上昇パターン(A
型)の場合の平均ブレードパス温度の上昇監視を行い、
着火を検出する。この場合、A型の排ガス温度は燃料入
から着火点までは温度が下降ぎみに推移し、着火後急激
に上昇する。第1の着火検出装置では、燃料入時の平均
ブレードパス温度に対し、着火後の温度幅を設定してお
く。この温度設定値は、例えば燃料入時の平均ブレード
パス温度+10℃(BPT1)と、このBPT1から3
秒以内に更に+30℃の温度上昇を設定(BPT2)し
ておき、実際の平均ブレードパス温度が設定以上に温度
上昇すれば、“着火検出”とする。これは着火前のブレ
ードパス温度がHOT START又はCOLD ST
ART等の条件により一概に決められないために燃料入
時の温度を記憶し、そこを基準としBPT1,BPT2
の設定を行い、実際の平均ブレードパス温度が到達すれ
ば“着火”とするものである。温度上昇パターンがA型
の場合には、第1の着火検出装置において着火検出BP
T1から着火検出BPT2迄の時間は数百msec であ
り、着火検出時間を極力短くすることが出来る。
合は、温度がある程度まで徐々に上昇した後、急激な温
度上昇となる型(B型)であり、上記の第1の着火検出
装置では着火検出がむずかしい。このため第2の着火検
出装置により着火検出を行う。この場合には、平均ブレ
ードパス温度の上昇率を所定値、例えば10℃/secに
設定しておき、10℃/sec が3秒以上続けば着火とみ
なすようにする。このように第1,第2の着火検出装置
を並設し、いずれかの検出値を出力する回路により着火
検出信号を出力し、着火検出の確度を高めるものであ
る。
を設け、所定の温度上昇率、例えば10℃/sec が所定
時間、例えば、A型では2秒、B型では3秒以上継続し
ないと失火又は着火不充分とみなして着火不充分信号を
リセット回路へ出力し、着火検出信号をリセットするの
で着火検出の信頼性が向上する。このように、本発明に
よれば、着火検出時間の短縮と着火検出の確実性の向上
を可能にする。
て図面に基づいて具体的に説明する。図1は本発明のガ
スタービン着火検出装置のブロック図である。図におい
て、10は着火検出装置本体であり、ガスタービン排ガ
ス温度信号21を入力し、着火検出信号22を出力し、
油、ガス燃焼、あるいは油、ガス混焼火炎の監視に供さ
れるものである。
装置1、着火検出装置2とが設けられ、OR回路3によ
りその信号をセットリセット回路5へ入力している。4
はAND回路であり、6は着火不充分検出装置である。
AND回路4には着火不充分検出装置6とセットリセッ
ト回路5の出力信号とが入力され、その出力はセットリ
セット回路5のリセット側へ入力する構成である。
検出装置1と2とを併用し、温度上昇パターンが図6
(a)に示すようなA型の場合は、着火検出装置1で、
温度上昇パターンB型の場合は、着火検出2で着火検出
し、その信号をOR回路3からセットリセット回路5へ
送り、着火検出信号22を出力する。
の上昇率監視を継続して行う。又着火不充分検出装置6
を設置して着火検出時間の短縮と確実な着火検出を実現
させる。即ち、着火検出信号22が出力している状態で
着火不充分検出装置6が着火不充分を検出するとAND
回路4からの信号によりセットリセット回路5をリセッ
トし、着火検出の確実性を増すようにしている。
る。図中、実線はA型の平均ブレードパス温度(平均B
PT)を示し、実際の平均BPTの着火検出(設定)B
PT1に到達後3秒以内に着火検出(設定)BPT2以
上に温度上昇すれば着火とみなして着火信号を発する。
着火検出(設定)BPT1はFLON(燃料入)から1
0℃上昇した温度とし、着火検出(設定)BPT2は更
にBPT1より30℃上昇した温度に設定している。
火点以降は急激に上昇し、BPT1に到達し、その後3
秒以内の間でBPT2に温度上昇すれば着火検出とす
る。このように温度上昇パターンがA型の場合に着火を
確実に検出するものである。
る。図中、実線はB型の平均ブレードパス温度(平均B
PT)を示し、ΔBPT/Δtを10℃/sec に設定し
ておき、ΔBPT>10℃/sec が3秒以上続けば着火
とする。このようにして温度上昇パターンB型の着火を
確実に検出するものである。
検出直後の着火不充分検出の動作説明図である。図にお
いて、着火検出直後、平均ブレードパス温度が2秒間に
わたり>10℃/sec で継続して上昇し続けることを条
件とし、さもないと失火又は着火不充分とする。
の失火及び着火不充分検出の動作説明図である。図にお
いて、着火検出直後、着火が確認された後、2秒以内に
ΔBPT/Δt<10℃/sec となれば、失火又は着火
不充分とする。
昇パターンA型の場合は図4に示す方式で、B型の場合
には図5に示す方式で失火又は着火不充分の状態を検出
し、着火検出信号を確実なものとする。
入を避けるために着火検出時間は極力短くする必要があ
ること及び着火検出のカウントアップによる着火検出不
可の防止をし着火検出を出来るだけ早く且つ確実に行う
必要がある。
ターンA型の平均ブレードパス温度の上昇を監視し、着
火を検出する。FLON(燃料入)時の平均ブレードパ
ス温度に対し、図2に示すように着火後の温度〔この場
合(燃料入)時の平均ブレードパス温度+10℃に上昇
後3秒以内に更に+30℃の温度上昇〕を設定してお
き、実際の平均ブレードパス温度が設定以上に温度上昇
すれば、“着火検出”としている。
START又はCOLD START等の条件により
一概に決められないためにFLON(燃料入)時の温度
を記憶し、そこを基準とし設定を行い、実際の平均ブレ
ードパス温度が到達すれば“着火”とするものである。
このように温度上昇パターンがA型の場合は、着火検出
装置1の検出回路に於いて着火検出BPT1から着火検
出BPT2迄の時間は数百msec であり、着火検出時間
を極力短くすることが出来る。
は、温度がある程度まで徐々に上昇した後、急な温度上
昇となるため、着火検出装置1では検出できない。この
ため着火検出装置を併設し、この検出装置2により着火
検出直後の温度上昇幅を監視する。
着火検出装置1,2を併用し、着火検出の精度を高め、
更に着火検出後の着火不充分検出装置の設置により着
火、検出時間の短縮と着火検出の確実性を向上させるこ
とができる。
ガス燃料の燃焼による排ガス温度信号の所定の上昇率と
上昇幅を用いて着火を検出する第1の着火検出装置と;
油燃料の燃焼による排ガス温度信号の所定の上昇率と上
昇幅を用いて着火を検出する第2の着火検出装置と;前
記第1と第2の着火検出装置のいずれか一方の検出信号
を出力する回路と;前記排ガス温度信号に基づいて所定
の上昇幅での上昇率低下により着火直後の着火不充分状
態を検出する回路と;同着火不充分状態を検出する回路
の検出信号により前記第1着火検出回路か又は第2着火
検出回路の検出信号を出力する回路をリセットする回路
とを具備してなることを特徴としている。このような構
成により、次のような効果を奏する。
検出に替えることによって検出方法をソフトウェア化
(センサーの廃止)することができ調達費及び保修費の
低減を可能にするものである。
が一定化し着火検出を出来るだけ早く且つ確実に行い、
未燃燃料の過投入及び着火検出のカウントアップを避け
着火の判定を確実なものにする。従ってガスタービン運
転に於ける信頼性は一段と向上する。
検出装置のブロック図である。
る。
る。
検出装置における温度上昇パターンでの着火不充分検出
装置の作用の説明図である。
検出装置における他の温度上昇パターンでの着火不充分
検出装置の作用の説明図である。
温度上昇パターン図であり、(a)はガス燃料、(b)
は油燃料の場合のパターンである。
Claims (1)
- 【請求項1】 ガス燃料の燃焼による排ガス温度信号の
所定の上昇率と上昇幅を用いて着火を検出する第1の着
火検出装置と;油燃料の燃焼による排ガス温度信号の所
定の上昇率と上昇幅を用いて着火を検出する第2の着火
検出装置と;前記第1と第2の着火検出装置のいずれか
一方の検出信号を出力する回路と;前記排ガス温度信号
に基づいて所定の上昇幅での上昇率低下により着火直後
の着火不充分状態を検出する回路と;同着火不充分状態
を検出する回路の検出信号により前記第1着火検出回路
か又は第2着火検出回路の検出信号を出力する回路をリ
セットする回路とを具備してなることを特徴とするガス
タービン着火検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03108698A JP3950220B2 (ja) | 1998-02-13 | 1998-02-13 | ガスタービン着火検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03108698A JP3950220B2 (ja) | 1998-02-13 | 1998-02-13 | ガスタービン着火検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11229899A true JPH11229899A (ja) | 1999-08-24 |
| JP3950220B2 JP3950220B2 (ja) | 2007-07-25 |
Family
ID=12321615
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03108698A Expired - Lifetime JP3950220B2 (ja) | 1998-02-13 | 1998-02-13 | ガスタービン着火検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3950220B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009236122A (ja) * | 2009-07-21 | 2009-10-15 | Hitachi Ltd | ガスタービンの着火検出方法 |
-
1998
- 1998-02-13 JP JP03108698A patent/JP3950220B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009236122A (ja) * | 2009-07-21 | 2009-10-15 | Hitachi Ltd | ガスタービンの着火検出方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3950220B2 (ja) | 2007-07-25 |
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