JPH11230230A - 油圧制振装置 - Google Patents

油圧制振装置

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JPH11230230A
JPH11230230A JP3981198A JP3981198A JPH11230230A JP H11230230 A JPH11230230 A JP H11230230A JP 3981198 A JP3981198 A JP 3981198A JP 3981198 A JP3981198 A JP 3981198A JP H11230230 A JPH11230230 A JP H11230230A
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JP
Japan
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vibration
pressure
hydraulic
oil
oil reservoir
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Application number
JP3981198A
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English (en)
Inventor
Izumi Tamura
泉 田村
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Sanwa Tekki Corp
Original Assignee
Sanwa Tekki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンパクトな構造で、装置全体の小型化を図
り、また種々の制振特性を有する油圧制振装置に適用で
きること。 【解決手段】 油圧制振装置のピストン3を軸線方向に
対向させて一対設け、間隙にオイルリザーバ9を形成す
る。オイルリザーバ9の上部空間にはアキュムレータ1
0を固定して作動油の体積変化を吸収させる。ピストン
3には吸油弁11、定圧弁及び調圧弁を夫々設ける。振
動に伴うピストン3のシリンダ1に対する相対的移動に
より、高速振動時には定圧弁がオイルリザーバ9側に作
動油を吐出して振動を絶縁する一方、低速振動時には調
圧弁が圧力室7,8からオイルリザーバ9側に作動油を
絞りつつ吐出して振動を減衰させる。吸油弁は、圧力室
7,8にオイルリザーバ9から作動油を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、制振対象に対する風な
どによる低速の振動を減衰させる一方、地震などの高速
の振動を絶縁して支持物の破損を防止するため、高層ビ
ル、橋梁やプラントなどの大型化傾向にある柱梁架構
や、高速化する鉄道車両や自動車など、多様な振動を伴
う輸送機器に適用される油圧式の制振装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の油圧制振装置は、支持体又は被支
持体の一方にシリンダが連結され、他方にはシリンダに
出入り自在に挿入したピストンロッドが連結され、この
ピストンロッドに、シリンダ内を第1及び第2の圧力室
に区画するピストンを固定し、シリンダの内部に作動油
を充填している。シリンダの第1、第2の圧力室には作
動油を供給するオイルリザーバが連通し、この連通路上
には弁機構が介設される。この弁機構はピストンの移動
に伴う作動油の流れを制御して制振効果を得ている。オ
イルリザーバ及び弁機構はシリンダの外側に設けられて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の油圧制振装
置においては、シリンダの外側に弁機構やオイルリザー
バが固定されるので、装置の小型化を妨げるし、製作も
容易でなくコスト高になつてしまうという問題がある。
そこで、本発明は、コンパクトな構造で、装置全体の小
型化を図れ、しかも種々の制振特性を発揮する油圧制振
装置を提供することを課題としている。
【0003】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、第1の発明においては、支持体又は被支持体の一方
にシリンダ1を連結し、この内部に作動油を充填すると
共に、他方にピストンロッド2を連結してシリンダ1に
出入り自在に挿入し、このピストンロッド2には軸線方
向に間隔を置いて対向する一対のピストン3,3を固定
して、シリンダ1内を第1,第2の圧力室7,8に区画
し、このピストン3,3間にオイルリザーバ9を形成
し、第1及び第2の圧力室7,8に連通して作動油を充
填し、このオイルリザーバ9内にアキュムレータ10を
設け、充填した作動油の体積変化を吸収させ、第1、第
2の圧力室7,8とオイルリザーバ9との間に介在する
ようにピストン3に弁機構を設け、作動油の流通路を開
閉するようにして油圧制振装置を構成した。第2の発明
においては、弁機構を、所定の振動数で作動油の流通路
を切り替えることにより、高振動数領域の振動を絶縁す
る一方、低振動数領域の振動を減衰させるように構成し
た。第3の発明においては、弁機構を、オイルリザーバ
9から圧力室7,8に作動油を供給するために開閉する
吸油弁11と、高速域の振動により収縮する第1又は第
2の圧力室7,8の油圧で夫々開いて所定の圧力を保持
しつつオイルリザーバ9に作動油を吐出し、振動を絶縁
する定圧弁13と、低速域の振動により収縮する第1又
は第2の圧力室7,8の油圧で夫々開いて流量を絞りつ
つ作動油をオイルリザーバ9に吐出し、振動を減衰させ
る調圧弁15とで構成した。
【0004】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図面を参
照して説明する。図1は本発明に係る油圧制振装置の縦
断面図、図2はピストンの正面図、図3は図2のIII−I
II線断面図、図4は図3のIV−IV線断面図、図5は
図2のV−V線断面図である。図1において、この油圧
制振装置は、図示しない構築物のような支持体又は被支
持体に引手4を介して連結されるシリンダ1と、被支持
体又は支持体に引手5を介して連結され、シリンダ1に
出入り自在に挿入されたピストンロッド2とを備えてい
る。ピストンロッド2に二割カラー6で固定されたピス
トン3は、シリンダ1内を第1及び第2の圧力室7,8
に区画する。このピストン3は、軸線方向に間隔を置い
て相対向して一対設けられている。
【0005】ピストン3,3とシリンダ1との間には、
オイルリザーバ9が形成される。このオイルリザーバ9
及び第1及び第2の圧力室7,8には作動油が充填され
ている。オイルリザーバ9の上部空間にはアキュムレー
タ10が固定される。アキュムレータ10は独立気泡ゴ
ム発泡体で構成され、その弾性によって温度変化に伴う
ピストン3,3間の容積変化を吸収する。
【0006】図2及び図3に示すように、両ピストン3
の下端部には吸油弁11が夫々設けられている。吸油弁
11は、ピストン3に形成された弁室11a内に弁体1
1bが調圧ばね11cを介して設けられている。弁体1
1bは調圧ばね11cで弁室11aを閉じる方向に付勢
される。吸油弁11は、容積が拡張した負圧の圧力室
7,8にオイルリザーバ9から作動油を供給するように
開く。吸油弁11と圧力室7,8との仕切り板12は複
数の油通孔12aを有する。
【0007】図4及び図5に示すように、ピストン3,
3の一側部には、定圧弁13が設けられている。定圧弁
13は、ピストン3の移動により開いてオイルリザーバ
9側に作動油を吐出して圧力室7,8の油圧を一定に保
つ。定圧弁13は、弁室13a内に弁体13bが調圧ば
ね13cを介して弁座13dに押し当てられるように設
けられている。両定圧弁13の弁体13b,13bは軸
線方向に伸縮自在に連結されてピストン3,3間をわた
っており、調圧ばね13cで弁座13aの開口を閉じる
方向に夫々付勢されている。弁座13dは、固定孔13
eに固定ねじ13fを螺合させてピストン3に固定され
る。固定孔13eは円弧状に複数設けられており、適宜
変更することにより弁座13dの位置が前後に変わって
調圧ばね13cの圧縮長を調整することができる。
【0008】ピストン3,3の他方の側部には、調圧弁
14が夫々設けられている。調圧弁14は、ピストン3
の移動により開いて圧力室7,8からオイルリザーバ9
側に作動油を絞りつつ吐出する。調圧弁14は、弁室1
4a内に弁体14bが調圧ばね14cを介して弁座14
dに押し当てられるように設けられている。弁体14b
は調圧ばね14cで弁座14aの開口を閉じる方向に付
勢される。調圧弁14は定圧弁13より弁座14dの開
口径が小さく、しかもばね力が小さいので、ピストン3
の低速域の移動時に作動油の流れに対してピストン3の
移動速度に比例した抵抗を与える。調圧弁14の弁座1
4dも定圧弁13のそれとほぼ同様に、複数の固定孔1
4eを有し、固定ねじ14fでピストン3に固定され
る。そして、弁座14dの位置を前後に変更して調圧ば
ね14cの圧縮長を調整することができる。
【0009】この油圧制振装置を例えば高層建築物の構
造材間に介設する。両者間に振動による相対的変位が生
じると、ピストンロッド2がシリンダ1内に押し込ま
れ、あるいはそれから引き出される。いま、風などによ
り高層建築物に加わる速度の遅い振動により、ピストン
3が左行すると、圧力室7側の調圧弁15が開いて作動
油の流れに対してピストン3の移動速度に比例した抵抗
を与えて、振動を減衰させる。このとき、圧力室8側の
吸油弁11が開き、オイルリザーバ9と圧力室7とが連
通するので、調圧弁15でオイルリザーバ9に吐出され
た作動油を圧力室8に導き、圧力室7の作動油の漏洩を
防止する。
【0010】一方、地震などにより高層建築物に加わる
速度の速い振動により、ピストン3が左行すると、圧力
室7側の定圧弁13が開いて作動油をオイルリザーバ9
に吐出して過大な抵抗力を抑制して振動伝達率を低減す
る。このときも、吸油弁11が開き、圧力室7の作動油
の漏洩を防止する。
【0011】アキュムレータ10は、圧力室7,8の容
積変化や、温度変化に伴う作動油の体積変化を弾性によ
って吸収する。なお、調圧弁や定圧弁及び吸油弁などの
構造を適宜変更することにより、油圧防振器のような制
振特性の異なる油圧制振装置にも適用することができ
る。
【0012】
【発明の効果】以上のように、本発明においては、オイ
ルリザーバをピストン中に設けると共に、制振特性を制
御する弁機構をピストンに内蔵させたので、構造が簡易
化し、コンパクトになり、油圧制振装置を小型軽量化す
ることができるし、製造コストを低減させることができ
るという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る油圧制振装置の縦断面図である。
【図2】ピストンの正面図である。
【図3】図2のIII−III線断面図である。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【図5】図2のV−V線断面図である。
【符号の説明】
1 シリンダ 2 ピストンロッド 3 たピストン 7 圧力室 8 圧力室 9 オイルリザーバ 10 アキュムレータ 11 吸油弁 13 定圧弁 14 調圧弁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体又は被支持体の一方に連結され、
    内部に作動油を充填したシリンダと、 他方に連結され、前記シリンダに出入り自在に挿入され
    たピストンロッドと、 このピストンロッドに固定され、前記シリンダ内を第1
    及び第2の圧力室に区画すると共に、軸線方向に間隔を
    置いて相対向する一対のピストンと、 このピストン間に形成され、第1及び第2の圧力室に連
    通して作動油を供給するオイルリザーバと、 このオイルリザーバ内に配置され、オイルリザーバの容
    積変化を吸収するアキュムレータと、 第1、第2の圧力室とオイルリザーバとの間に介在する
    ように前記ピストンに設けられ、作動油の流通路を開閉
    する弁機構とを具備することを特徴とする油圧制振装
    置。
  2. 【請求項2】 前記弁機構は、所定の振動数で作動油の
    流通路を切り替えることにより、高振動数領域の振動を
    絶縁する一方、低振動数領域の振動を減衰することを特
    徴とする請求項1に記載の油圧制振装置。
  3. 【請求項3】 前記弁機構は、オイルリザーバから前記
    圧力室に作動油を供給するために開閉する吸油弁と、 高速域の振動により収縮する前記第1又は第2の圧力室
    の油圧で夫々開いて所定の圧力を保持しつつオイルリザ
    ーバに作動油を吐出し、振動を絶縁する定圧弁と、 低速域の振動により収縮する前記第1又は第2の圧力室
    の油圧で夫々開いて流量を絞りつつ作動油をオイルリザ
    ーバに吐出し、振動を減衰させる調圧弁とを具備するこ
    とを特徴とする請求項2に記載の油圧制振装置。
JP3981198A 1998-02-06 1998-02-06 油圧制振装置 Pending JPH11230230A (ja)

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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000291716A (ja) * 1999-04-07 2000-10-20 Kozo Keikaku Engineering Inc 調圧弁及び油圧制振装置
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KR101678424B1 (ko) * 2016-10-11 2016-11-22 이병진 교량 및 건축 구조물의 내진 보강용 점성댐퍼

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