JPH11230285A - 自動二輪車の自動変速機 - Google Patents

自動二輪車の自動変速機

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JPH11230285A
JPH11230285A JP2862498A JP2862498A JPH11230285A JP H11230285 A JPH11230285 A JP H11230285A JP 2862498 A JP2862498 A JP 2862498A JP 2862498 A JP2862498 A JP 2862498A JP H11230285 A JPH11230285 A JP H11230285A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulley
idle
drive
shaft
belt
Prior art date
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Pending
Application number
JP2862498A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichi Suzuki
清一 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンのデザインに悪影響を及ぼすことな
く、Vベルトの公比を大きくでき、スクータ等の小径タ
イヤの場合でもバンク角を大きくできる自動二輪車の自
動変速機を提供する。 【解決手段】 自動二輪車のエンジン1のクランク軸4
に嵌着されたドライブプーリ8と、ドライブ軸6に嵌着
されたドリブンプーリ15と、クランク軸4とドライブ
軸6とのほぼ中間に介在されたアイドルプーリ22と、
これらドライブプーリ8、ドリブンプーリ15、及びア
イドルプーリ22の間に巻きかけられた第一、第二のV
ベルト25、26とを備える。そして、アイドルプーリ
22を、アイドル軸7に間隔をおいて嵌着された一対の
アウタープーリ23と、この一対のアウタープーリ23
間にスライド可能に介在されたインナープーリ24とか
ら構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スクータ等に取り
付けられる自動二輪車の自動変速機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】スクータやモペット等には軽量性や小騒
音等に優れるVベルト式の自動変速機が取り付けられる
が、この図示しない自動変速機において、Vベルトの公
比(LOW/TOP)を大きくするには、ドライブプーリ
とドリブンプーリのプーリ径を大きくするのが一般的で
ある。このように構成するのは、(1)Vベルトの最小径
は、軸の強度上、及びムーバブルドライブフェイスの内
径の面圧を考慮し、最小径を小さく構成することができ
ない。また、(2)Vベルトの耐久性から、Vベルトの半径
を極端に小さくすることができない、という理由に基づ
くものである。したがって、従来においては、ドライブ
プーリとドリブンプーリのプーリ径を大きくしなけれ
ば、Vベルトの公比を大きくすることができない。
【0003】なお、この種の自動変速機に関する先行技
術文献として、特開昭63−38746号公報等があげ
られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ドライ
ブプーリとドリブンプーリのプーリ径を大きく設定する
と、クランクケースとそのカバーの幅が上下に広がり、
自動二輪車のデザインに悪影響を及ぼすという問題があ
った。また、スクータ等の小径タイヤの場合、バンク角
を大きくとることができないという問題があった。
【0005】本発明は、前記従来の問題に鑑みなされた
もので、エンジンのデザインに悪影響を及ぼすことな
く、Vベルトの公比を大きくすることができ、スクータ
等の小径タイヤの場合でもバンク角を大きくすることの
できる自動二輪車の自動変速機を提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明にお
いては、前記課題を達成するため、自動二輪車のエンジ
ンのクランク軸に取り付けられたドライブプーリと、ド
ライブ軸に取り付けられたドリブンプーリと、前記クラ
ンク軸と該ドライブ軸との間に介在されたアイドルプー
リと、これらドライブプーリ、ドリブンプーリ、及びア
イドルプーリの間に巻きかけられた複数のベルトとを含
み、前記アイドルプーリは、アイドル軸に間隔をおいて
嵌め着けられた一対のアウタープーリと、この一対のア
ウタープーリ間にスライド可能に介在されたインナープ
ーリとを備えてなることを特徴としている。なお、前記
ドライブプーリと前記アイドル軸との間に始動装置を備
えることができる。
【0007】ここで、特許請求の範囲における「自動二
輪車」には、少なくともオンロード、スクータ、ファミ
リーバイク、又はモペット等が含まれる。また、「エン
ジン」には、2気筒エンジン、4気筒エンジン、V型エ
ンジン、又はユニットスイングエンジン等の種類がある
が、特に限定するものではない。また、「複数のベル
ト」は、2本用いた二段掛けでも良いし、それ以上の多
段掛けでも良い。したがって、アイドル軸とアイドルプ
ーリとは単数複数いずれでも良い。また、アイドルプー
リを構成する一対のアウタープーリは、アイドル軸にス
プライン嵌合、ナット締め、又は溶接等の手段により固
定して取り付けられる。さらに、「インナープーリ」
は、アイドル軸方向にスライド可能なものであれば、回
転自在の構成でも良く、又スプライン嵌合でも、それ以
外の周知慣用手段で介在状態に取り付けても良い。
【0008】請求項1記載の発明によれば、例えば、第
一、第二のベルトを2本用いた二段掛けの場合、自動二
輪車のアイドリングやスタート時等においては、ドライ
ブプーリに巻かれた第一のベルトが回転半径の小さい状
態で回転し、アイドルプーリのインナープーリが車体の
内側方向に位置し、アイドルプーリに巻かれた第一のベ
ルトが押し出されて回転半径が拡大するとともに、アイ
ドルプーリに巻かれた第二のベルトの回転半径が小さく
なる。また、ドリブンプーリの回転半径が大きくなる。
これは、ドライブプーリ側のローラの遠心力による力よ
りもドリブンプーリ側のスプリング力が大きいためで、
減速比の一番大きい状態である。
【0009】エンジンの回転数が上昇すると、ローラの
遠心力が大きくなり、スプリング力に打ち勝つと、第一
のベルトのドライブ側のベルト回転半径が大きくなり、
第一のベルトのアイドル側のインナープーリが左側に徐
々に移動し、第一のベルトのアイドル側ではベルトの回
転半径が小さくなる。また同時に、第二のベルトのアイ
ドル側のベルト回転半径は徐々に大きくなり、第二のベ
ルトのドリブン側のベルト回転半径が小さくなる。この
ような作用により、低速から高速まで幅広いベルト公比
が可能となる。この公比は、単一のベルトに比べ、大き
く取ることができる。
【0010】また、請求項2記載の発明によれば、ドラ
イブプーリとアイドル軸との間の特に用途のない空間に
始動装置の全部又は一部を設置することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。本実施形態における自動二輪車の自
動変速機は、大型のスクータ(例えば、250cc、4
00cc等)からなる自動二輪車のエンジン1のクラン
ク軸4とドライブ軸6との間にアイドル軸7を介在し、
クランク軸4にドライブプーリ8を、ドライブ軸6にド
リブンプーリ15をそれぞれ嵌着し、アイドル軸7には
アイドルプーリ22を嵌着し、ドライブプーリ8とアイ
ドルプーリ22との間に第一のVベルト25を巻架する
とともに、アイドルプーリ22とドリブンプーリ15と
の間には第二のVベルト26を巻架し、ドライブプーリ
8とアイドル軸7との間にはキックスタータ27を介在
配備している。
【0012】エンジン1は、ユニットスイングタイプか
らなり、シリンダを搭載するクランクケース2を備えて
おり、このクランクケース2の前部の内部両側間にはコ
ンロッド3を貫通支持するクランク軸4が軸受を介し回
転可能に軸架されている。クランクケース2の側部は、
開口形成され、この開口側部にはカバー5が締結具を介
し着脱自在に覆着されている。また、ドライブ軸6は、
クランクケース2の後部に軸受を介し軸支され、図示し
ないギヤボックス内のアイドルシャフト、及びリヤアク
スルシャフトを介してリヤタイヤに動力を伝達する。ま
た、アイドル軸7は、短く構成され、クランクケース2
のほぼ中央部とカバー5との間に軸受を介し回転可能に
軸架されており、クランク軸4とドライブ軸6のほぼ中
間に位置している。
【0013】ドライブプーリ8は、クランク軸4の内側
にスペーサを介しスライド可能に嵌合されたムーバブル
ドライブフェイス9と、クランク軸4の端部側に嵌着さ
れたフィクストドライブフェイス10とを対向状態に備
えている。ムーバブルドライブフェイス9は、その対向
面がテーパ形に形成され、反対向面が開口面に形成され
ており、内部に所定の間隔をおいて複数のウエイトロー
ラ11が皿形のプレート12を介し移動可能・転動可能
に内蔵されている。また、フィクストドライブフェイス
10は、断面皿形に形成され、クラッチカバー内の温度
上昇を緩和するファン13、スタータ14、ワッシャ、
及びナットが重ねて取り付けられている。
【0014】ドリブンプーリ15は、ドライブ軸6の内
側に軸受を介し嵌合されたフィクストドリブンフェイス
16と、ドライブ軸6の端部側にスペーサを介しスライ
ド可能に嵌合されたムーバブルドリブンフェイス17と
を対向状態に備えている。フィクストドリブンフェイス
16の周面には複数のトルクカムピン18が所定の間隔
をおいて螺着突出している。また、ムーバブルドリブン
フェイス17は、その周面にトルクカムピン18に嵌ま
るトルクカム19が周方向に傾斜して複数切り欠かれ、
円筒形のシート20に嵌合被覆されている。
【0015】ムーバブルドリブンフェイス17にはクラ
ッチシュー21がフィクストドリブンフェイス16のボ
スの端部に装着されている。また、ムーバブルドリブン
フェイス17とクラッチシュー21との間には、変速を
コントロールするスプリング17aが嵌入して介在され
ている。このスプリング17aは、フィクストドリブン
フェイス16方向にムーバブルドリブンフェイス17を
付勢するよう作用する。
【0016】アイドルプーリ22は、アイドル軸7に間
隔をおいて嵌着対設された左右一対のアウタープーリ2
3と、アイドル軸7にスプライン嵌合等されて一対のア
ウタープーリ23の間に位置する断面ほぼ算盤玉形のイ
ンナープーリ24とを備えている。各アウタープーリ2
3は断面皿形に形成されている。また、インナープーリ
24は、アイドル軸7の左右方向、換言すれば、軸方向
にスライドするよう機能する。また、第一、第二のVベ
ルト25、26は、耐熱性や耐耗性等に優れるガラス繊
維やケプラー繊維等を用いてエンドレスに形成され、内
周面に複数の歯が並設されている。
【0017】さらに、キックスタータ27は、キックペ
ダル28と、このキックペダル28を端部に備えたスタ
ータ軸29とを備え、このスタータ軸29がクランクケ
ース2とカバー5との間にクリップやブシュを介して軸
架されている。スタータ軸29にはほぼ扇形のドライブ
ギヤ30がコイル形のスタータスプリング31を介して
嵌着され、このドライブギヤ30がカバー5に突出可能
に軸支されたドリブンギヤ32に噛合されており、この
ドリブンギヤ32からスタータ14に動力が伝達され
る。これらドリブンギヤ32とスタータ14との対向部
にはラチェット機構33が配設されている。
【0018】前記構成において、キックペダル28を踏
むと、ドライブギヤ30がドリブンギヤ32を回転さ
せ、ドリブンギヤ32が突出し、このドリブンギヤ32
からスタータ14に動力が伝達され、クランク軸4が回
転する。エンジン1が始動すると、ラチェット機構33
がドリブンギヤ32に対する伝動を遮断する。
【0019】前記構成によれば、従来のような単一のV
ベルトではなく、第一、第二のVベルト25、26を使
用してスムーズに変速するので、ドライブプーリ8とド
リブンプーリ15のプーリ径を大きく設定する必要性が
ない。したがって、変速公比を従来のほぼ2乗倍と大き
くでき、変速の幅も広くすることができる。この点に関
し、近年、大型のスクータが登場しているが、従来の自
動変速機では変速公比を大きくとることができず、性能
の向上を期待することができない。しかしながら、本実
施形態では、大きな変速公比を十分に得ることができ、
大型のスクータの速度等の性能を著しく向上させること
ができる。
【0020】また、クランクケース2とそのカバー5の
幅が上下に広がることもないので、デザインに悪影響を
及ぼすおそれが全くない。さらに、デザインや形状等に
悪影響を及ぼすおそれがないので、スクータ等のタイヤ
が例え小径でも、バンク角を大きくとることが可能にな
る。
【0021】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、エンジンのデザインに悪影響を及ぼすことなく、V
ベルトの公比を大きくとることができるという効果があ
る。また、スクータ等の小径タイヤの場合でもバンク角
を大きくすることが可能になる。さらに、請求項2記載
の発明によれば、不使用の空間に始動装置を設置するの
で、エンジンに始動装置専用の取付空間を特に設ける必
要がなく、スペースを有効利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動二輪車の自動変速機の実施形
態を示す部分断面説明図である。
【符号の説明】
1 エンジン 2 クランクケース 4 クランク軸 5 カバー 6 ドライブ軸 7 アイドル軸 8 ドライブプーリ 9 ムーバブルドライブフェイス 10 フィクストドライブフェイス 11 ウエイトローラ 15 ドリブンプーリ 16 フィクストドリブンフェイス 17 ムーバブルドリブンフェイス 17a スプリング 22 アイドルプーリ 23 アウタープーリ 24 インナープーリ 25 第一のVベルト(ベルト) 26 第二のVベルト(ベルト) 27 キックスタータ(始動装置) 28 キックペダル 29 スタータ軸 30 ドライブギヤ 32 ドリブンギヤ 33 ラチェット機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動二輪車のエンジンのクランク軸に取
    り付けられたドライブプーリと、ドライブ軸に取り付け
    られたドリブンプーリと、前記クランク軸と該ドライブ
    軸との間に介在されたアイドルプーリと、これらドライ
    ブプーリ、ドリブンプーリ、及びアイドルプーリの間に
    巻きかけられた複数のベルトとを含み、 前記アイドルプーリは、アイドル軸に間隔をおいて嵌め
    着けられた一対のアウタープーリと、この一対のアウタ
    ープーリ間にスライド可能に介在されたインナープーリ
    とを備えてなることを特徴とする自動二輪車の自動変速
    機。
  2. 【請求項2】 前記ドライブプーリと前記アイドル軸と
    の間に始動装置を備えてなる請求項1記載の自動二輪車
    の自動変速機。
JP2862498A 1998-02-10 1998-02-10 自動二輪車の自動変速機 Pending JPH11230285A (ja)

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