JPH11230799A - 超音波流量計 - Google Patents
超音波流量計Info
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- JPH11230799A JPH11230799A JP10046260A JP4626098A JPH11230799A JP H11230799 A JPH11230799 A JP H11230799A JP 10046260 A JP10046260 A JP 10046260A JP 4626098 A JP4626098 A JP 4626098A JP H11230799 A JPH11230799 A JP H11230799A
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Abstract
度で測定できる流量計を提供する。 【解決手段】 この超音波流量計は、トランスジューサ
(1a,1b) の寸法が管路(T) の径よりも大きな値、例え
ば10倍以上もの大きな値に設定されている。好適には、
トランスジューサと管路との間に振動伝達手段(2a,2b)
が形成されておりこの振動伝達手段(2a,2b) は、トラン
スジューサの径方向への振動を管路(T) の管軸方向の振
動に変換しながら管路内の流体に伝達する。管路の管壁
には管壁内を伝達する超音波を減衰させるための減衰機
構(7a 〜7d, 8)が形成されている。
Description
差から流体の流量や流速を計測する超音波流量計に関す
るものである。
その下流方向と上流方向への伝播時間の差から流量や流
速を計測する超音波流量計が広く使用されている。最も
簡単な構成の超音波流量計では、1対のトランスジュー
サ(電気/音響変換器あるいは超音波振動子)が流体内
の上流側と下流側とに対向させて設置される。しかなが
ら、通常は、トランスジューサを流路内に設置すること
に伴う流速の乱れや、トランスジューサと流体の接触に
伴う流体の汚染やトランスジューサの腐食などの問題を
回避するために、トランスジューサを流体の流れる管路
の外側に設置する場合が多い。このようにトランスジュ
ーサを管路の外部に設置する超音波流量計では、管路の
外側に管路に対して斜めにかつ互いに対向するように1
対のトランスジューサが設置され、流速に対して所定の
角度傾いた超音波の伝播路が形成される。
造工程や医療などの分野で、極めて細い管内を流れる流
体の流量を測定したり、極めて小さな流量を測定したり
することが必要となってきている。しかしながら、上記
従来の超音波流量計では、トランスジューサを管路の内
部に設置する場合は勿論のこと、これを管路の外部に設
置する場合であっても、トランスジューサの径が管路の
径よりも小さいということが当然と考えられてきた。こ
れは、トランスジューサを管路の外部に取り付ける場合
であっても、トランスジューサの径が管路の径よりも大
きくなると、そのようなトランスジューサを管路に取付
けることが困難になるだけでなく、管路内を流れる流体
と管外のトランスジューサとの間で超音波を伝達するこ
とが困難になり、伝達効率が極端に低下するからであ
る。
を計測しようとする超音波流量計では、特別に小型のト
ランスジューサを特注品として入手することが必要にな
り、コスト高になるだけでなく、小型化に伴う超音波出
力の低下によって必要な測定精度が確保できなくなるな
どの問題があった。また、細管の径を、測定対象の短い
区間だけについてトランスジューサの径と同等の大きさ
になるように拡大するという対策も考えられるが、管径
の拡大に伴い流速が低下し、この結果、もともと小さな
流量に対する測定誤差がますます拡大するという問題が
ある。
体の流量については、超音波流量計を使用せず、流体を
一定分量の液滴として滴下させてその個数を計数するこ
とにより流量を計数するなど他の原理に基づく測定を行
ってきた。
は、管路内を流れる流体中に管路外のトランスジューサ
が発生した超音波を放射し、流体の流速又は流量を計測
する。そして、このトランスジューサの寸法は管路の径
よりも大きな値に設定されている。
ば、トランスジューサの寸法は流体が流れる管路の径の
寸法の10倍以上の値に設定されている。
トランスジューサと管路との間には振動伝達手段が形成
されている。本発明の他の好適な実施の形態によれば、
トランスジューサは径方向への振動成分を含む振動を発
生し、上記振動伝達手段はこのトランスジューサの径方
向への振動成分を管路の管軸方向への振動成分に変換し
ながらこの管路内の流体に伝達するように構成されてい
る。
ば、トランスジューサ間の管路の管壁にはこの管壁内を
伝播する超音波を減衰させるための減衰機構が形成され
ている。
この超音波流量計は、横方向への振動を発生する板状の
トランスジューサと、このトランスジューサが固定され
ると共に、このトランスジューサの寸法よりも小さな径
の流体の管路に周辺部分と中心部分とにおいて連結され
るL字形状の流路が内部に形成された平板状の振動伝達
手段とが管路の上流側と下流側とに設置されている。
構成を示すブロック図であり、1a,1bはトランスジ
ューサ、2a,2bは振動伝達子、3は送受信器、4は
データプロセッサ、5は表示器、6は操作パネル、7、
8は振動減衰器、Tは流量を測定しようとする流体の管
路である。
とし、その典型的な直径は、1mmから0.2mmであ
る。この管路Tの内部には、流量測定対象の液体や気体
から成る流体が図中に示す矢印の方向に流れる。この管
路Tの上流側には振動伝達子2aを介してトランスジュ
ーサ(電気/音響変換器もしくは振動子)1aが取付け
られると共に、下流側には振動伝達子2bを介してトラ
ンスジューサ2bが取付けられている。
トランスジューサ1aを管路Tに取り付けた状態を示す
拡大断面図である。円板形状のトランスジューサ1a
が、同じく円板形状の振動伝達子2a上に、接着剤層
や、図示しないボルト締め機構などを介して固定されて
いる。振動伝達子2aは、金属や樹脂を素材としてお
り、その典型的な寸法は、直径が15mm、厚みが2m
mである。この振動伝達子2aの内部には中心付近で折
れ曲がりながら周辺部分から中心部分にかけて延長され
るL字形状の内部管路Sが形成されている。内部管路S
の周辺部分の端部と、中心部分の端部には、それぞれ管
路Tが、圧入や、溶接などによって連結されている。
状のトランスジューサ1aは、主としてその径方向に伸
縮するラジアルモードの振動成分を含む超音波振動を発
生する。このラジアルモードの振動成分は円板形状の振
動伝達子2aに伝達され、この振動伝達子2aは径方向
に伸縮する。ここで、L字形状の内部管路Sの折れ曲が
り部分とトランスジューサ1aが固定される表面との間
の点線で囲まれた矩形状の断面部分Rに着目し、この断
面部分Rがラジアルモードの振動成分によってどのよう
な変形するを図3を参照しながら説明する。
動成分に伴う径方向への伸縮が発生しない状態では、
(A)に示すように、矩形状を保っている。次に、
(B)に示すように、断面部分Rがラジアルモードの振
動成分に伴って径方向に延びると、長辺の中心部分が径
方向と直角の軸線方向に縮む。逆に、(C)に示すよう
に、断面部分Rがラジアルモードの振動成分に伴って径
方向に縮むと、長辺の中心部分が径方向と直角の軸線方
向に伸びる。径方向への伸縮に伴う軸線方向の伸縮は、
縦ひずみとも称され、両者の比率はポアソン率ε(<
1)と称されている。
スジューサ1aから伝達されてラジアルモードの振動成
分を、ポアソン率だけ縮小された軸線方向への振動成分
に変換すると同時に、その中心近傍において直角に折れ
曲がることによってその軸線方向に延長される内部管路
S内の流体に軸線方向への振動成分を伝達する。具体的
には、図2の点線で囲んだ断面部分Rの下辺が上下に振
動することにより、下方に流れる内部管路S内の流体に
対して流れの方向への振動成分(縦振動)が伝達され
る。
ータプロセッサ4からの指令に従ってトランスジューサ
1aを駆動することにより、このトランスジューサに適
宜な周波数、例えば、200 〜300 kHzのバースト状の超
音波信号を発生させる。この超音波信号は、前述したよ
うに、振動伝達子2aを介して管路T内の流体に伝達さ
れ、トランスジューサ1aから一定の距離をおいて、か
つこのトランスジューサ1aに対して振動伝達子2bを
介して対向して設置されているトランスジューサ1bに
受信される。
信号の受信は、送受信部3を介してデータプロセッサ4
に通知される。データプロセッサ4は、送受信器3を介
してトランスジューサ1aに超音波の発生を指令した時
点と、トランスジューサ1bから超音波信号の受信の通
知を受けた時点との間の時間を、トランスジューサ1a
と1bとの間の流体中をこの流体の流れと同一の方向
(下流方向)に超音波が伝播するのに要した伝播所要時
間として保存する。
3を介してトランスジューサ1bに超音波を発生させ、
トランスジューサ1aにおける超音波信号の受信の通知
を送受信器3を介して受信する。データプロセッサ4
は、送受信器3を介してトランスジューサ1bに超音波
の発生を指令した時点と、トランスジューサ1aから超
音波信号の受信の通知を受けた時点との間の時間を、ト
ランスジューサ1bと1aとの間の流体中をこの流体の
流れと逆方向(上流方向)に超音波が伝播するのに要し
た伝播所要時間として保存する。
と上流方向への伝達所要時間の逆数の差と、静止流体中
の超音波の伝播速度から流体の流速を算定し、この算定
した流速に管路の断面積と流速分布に関する補正係数と
を乗算することにより流体の流量を算定する。この算定
された流速や流量は、表示パネル5上に表示される。上
記データプロセッサ4による一連の処理は、操作パネル
6から入力される指令に従って行われる。
ジューサ1a,1bや、振動伝達子2a,2bの寸法に
比べて管路Tの内径がかなり小さいため、トランスジュ
ーサが発生した超音波振動のかなりの部分が内部の流体
にではなく、管路そのものに伝達される。しかも、管路
Tの径が従来のものよりも極端に小さいため、この管路
Tの内部に形成される流路の断面積に対して管壁の断面
積の比率が高くなる。この結果、管路T内の流体中を伝
播する超音波のエネルギーに比べてかなり大きなエネル
ギーの超音波が管路Tの管壁内を伝播することになる。
の固体であるため液体や気体から成る流体に比べて密度
が極めて高く、従って、超音波の伝播速度も流体中のそ
れよりも格段に大きい。この結果、送信側のトランスジ
ューサで発生された超音波のうち管壁中を伝播した成分
が流体中を伝播した成分に先立っていち早く受信側のト
ランスジューサに到達し、ここで反射されて送信側トラ
ンスジューサに伝播し更に反射を受けて再度受信側のト
ランスジューサに到着する。このように、管壁内を伝播
する超音波が送信側と受信側のトランスジューサの間を
何回も往復し、流体内を伝播する超音波の送受信に妨害
を及ぼす。
せるため、シリコンゴムの振動減衰器7a〜7dが管路
上への塗布によって形成される。また、振動減衰器8
は、多孔性のゴム(スポンジ)を管路の外周面に巻きつ
けたのち押し潰すことにより形成される。
である。図1において一方のトランスジューサ1aから
超音波を送信し、他方のトランスジューサ1bで受信し
た波形をオッシロスコープからプリンタに出力したもの
である。なお、管路Tの直径は0.53mm、トランスジュー
サ1aと1bの間隔は265mm である。上段の(A)は管
路T内の水が静止状態にある場合の受信波形、中段の
(B)は超音波の伝播方向に水を流した場合の受信波
形、下段の(C)は超音波の伝播方向と逆方向に水を流
した場合の受信波形である。静止状態を中心にして、超
音波の伝播方向に水を流した場合には受信波形が早く出
現し、逆方向に水を流した場合には受信波形が遅れて出
現する。この伝播時間の差から伝播速度の差を算定する
ことにより水流の速度を測定することができる。
主としてトランスジューサに径方向への振動成分を発生
させる構成を例示した。しかしながら、管路の内径が比
較的大きい場合や、超音波の伝達効率が多少犠牲にでき
る場合などには、トランスジューサに軸線方向への振動
を発生させ、これをそのまま軸線方向の振動成分(縦振
動成分)として流体に伝達する構成とすることもでき
る。
動子を対向させて設置し、各方向への超音波の伝播時間
の差から流量を測定する構成するを例示した。しかしな
がら1個のトランスジューサから流体中に超音波を放射
し、流体内部からの反射波の周波数のドップラーシフト
量から流速と流量を測定すドップラー式の流量計に本発
明を適用することもできる。
音波流量計は、トランスジューサの寸法が管路の径より
も大きな値に設定されているため、細い管路内を流れる
流体の流量を、超音波を利用して容易かつ高精度で測定
することができる。
トランスジューサは径方向への振動成分を含んでおり、
このトランスジューサと管路との間にはこのトランスジ
ューサの径方向への振動成分を管路の管軸方向への振動
成分に変換しながらこの管路内の流体に伝達する振動伝
達手段が形成されているため、トランスジューサと管路
内の流体との間で効率の良い振動の伝達が実現される。
内を小さな流速で流れる流体を、小さな径の管路内に流
すことによりその流速を高め、この流速の測定精度を高
めるという用途にも適用できる。
ブロック図である。
の部分を拡大して示す拡大断面図である。
振動成分が軸方向の振動成分に変換される様子を説明す
るための概念図である。
Claims (8)
- 【請求項1】管路内を流れる流体中に管路外のトランス
ジューサが発生した超音波を放射し、この流体の流速又
は流量を計測する超音波流量計において、 前記トランスジューサの寸法が前記管路の径よりも大き
な値に設定されたことを特徴とする超音波流量計。 - 【請求項2】請求項1において、 前記トランスジューサの寸法は、前記管路の径の10倍
以上の値に設定されたことを特徴とする超音波流量計。 - 【請求項3】 請求項1又は2において、 前記トランスジューサと管路との間に、振動伝達手段が
形成されたことを特徴とする超音波流量計。 - 【請求項4】 請求項3において、 前記トランスジューサは、径方向への振動成分を含む振
動を発生し、 前記振動伝達手段は、前記トランスジューサの径方向へ
の振動成分を前記管路の管軸方向への振動成分に変換し
ながら前記管路内の流体に伝達することを特徴とする超
音波流量計。 - 【請求項5】 請求項1乃至4のそれぞれにおいて、 前記トランスジューサは前記管路の上流側と下流側とに
互いに対向するように配置され、上流側への伝播速度と
下流側への伝播速度の差から前記流体の流速と流量が測
定されることを特徴とする超音波流量計。 - 【請求項6】 請求項5において、 前記トランスジューサ間の管路の管壁にはこの管壁内を
伝播する超音波を減衰させるための減衰機構が形成され
たことを特徴とする超音波流量計。 - 【請求項7】超音波振動を発生する板状のトランスジュ
ーサと、 このトランスジューサが固定されると共に、このトラン
スジューサの寸法よりも小さな径の流体の管路に周辺部
分と中心部分とにおいて連結されるL字形状の流路が内
部に形成された平板状の振動伝達手段とを備えたことを
特徴とする超音波流量計。 - 【請求項8】 請求項7において、 前記トランスジューサは、横方向の振動成分を含む超音
波振動を発生することを特徴とする超音波流量計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10046260A JPH11230799A (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | 超音波流量計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10046260A JPH11230799A (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | 超音波流量計 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11230799A true JPH11230799A (ja) | 1999-08-27 |
Family
ID=12742244
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10046260A Pending JPH11230799A (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | 超音波流量計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11230799A (ja) |
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-
1998
- 1998-02-12 JP JP10046260A patent/JPH11230799A/ja active Pending
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