JPH11230841A - ブレーキ関連量センサ校正方法およびブレーキ関連量検出装置 - Google Patents
ブレーキ関連量センサ校正方法およびブレーキ関連量検出装置Info
- Publication number
- JPH11230841A JPH11230841A JP3505598A JP3505598A JPH11230841A JP H11230841 A JPH11230841 A JP H11230841A JP 3505598 A JP3505598 A JP 3505598A JP 3505598 A JP3505598 A JP 3505598A JP H11230841 A JPH11230841 A JP H11230841A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake
- force
- sensor
- signal
- related quantity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
- Braking Elements And Transmission Devices (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ブレーキ関連量センサを精度よく校正する。
【解決手段】ブレーキ関連量センサとしてのブレーキ操
作力センサの電圧信号に基づく電圧値Vがブレーキ操作
力FP に対して変化する勾配を実勾配として取得し、そ
の取得した実勾配と基準勾配との関係に基づいてブレー
キ操作力センサを校正する。
作力センサの電圧信号に基づく電圧値Vがブレーキ操作
力FP に対して変化する勾配を実勾配として取得し、そ
の取得した実勾配と基準勾配との関係に基づいてブレー
キ操作力センサを校正する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブレーキ装置の作
動に関連する量を検出するブレーキ関連量センサを校正
する技術に関するものである。
動に関連する量を検出するブレーキ関連量センサを校正
する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開平4−237658号公報には上記
技術の一従来例が記載されている。この従来例において
は、ブレーキ操作部材の非操作状態におけるブレーキ関
連量センサの出力信号に基づいてブレーキ操作部材の操
作状態におけるブレーキ関連量センサの出力信号が修正
される。
技術の一従来例が記載されている。この従来例において
は、ブレーキ操作部材の非操作状態におけるブレーキ関
連量センサの出力信号に基づいてブレーキ操作部材の操
作状態におけるブレーキ関連量センサの出力信号が修正
される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題,課題解決手段,作用お
よび発明の効果】本発明者らはその後の研究により、ブ
レーキ関連量センサの校正精度を高めるために、ブレー
キ関連量センサの出力信号がブレーキ関連量に対して変
化する勾配を実勾配として取得し、その取得した実勾配
に基づいてブレーキ関連量センサを校正することも有効
であることに気がついた。本発明は、そのような新たな
知見に基づき、ブレーキ関連量センサを精度よく校正し
得るブレーキ関連量センサ校正方法およびそれを実施す
るブレーキ関連量検出装置を提供することを課題として
なされたものである。その課題は下記態様によって解決
される。なお、以下の説明において、本発明の各態様
を、それぞれに項番号を付して請求項と同じ形式で記載
する。各項に記載の特徴を組み合わせて採用することの
可能性を明示するためである。
よび発明の効果】本発明者らはその後の研究により、ブ
レーキ関連量センサの校正精度を高めるために、ブレー
キ関連量センサの出力信号がブレーキ関連量に対して変
化する勾配を実勾配として取得し、その取得した実勾配
に基づいてブレーキ関連量センサを校正することも有効
であることに気がついた。本発明は、そのような新たな
知見に基づき、ブレーキ関連量センサを精度よく校正し
得るブレーキ関連量センサ校正方法およびそれを実施す
るブレーキ関連量検出装置を提供することを課題として
なされたものである。その課題は下記態様によって解決
される。なお、以下の説明において、本発明の各態様
を、それぞれに項番号を付して請求項と同じ形式で記載
する。各項に記載の特徴を組み合わせて採用することの
可能性を明示するためである。
【0004】(1) ブレーキ装置の作動に関連するブレー
キ関連量を検出するブレーキ関連量センサを校正する方
法であって、ブレーキ関連量センサの出力信号がブレー
キ関連量に対して変化する勾配を実勾配として取得し、
その取得した実勾配に基づいてブレーキ関連量センサを
校正することを特徴とするブレーキ関連量センサ校正方
法〔請求項1〕。この方法においては、ブレーキ関連量
センサの出力信号のブレーキ関連量に対する実勾配に基
づいてブレーキ関連量センサが校正される。ブレーキ関
連量センサのブレーキ操作状態における実状を考慮して
ブレーキ関連量センサが校正されるのである。したがっ
て、この方法によれば、ブレーキ関連量センサの校正精
度を容易に向上させ得る。この方法において「ブレーキ
関連量」には、ブレーキ操作部材の操作力および操作ス
トローク,マスタシリンダの液圧,ブレーキシリンダの
液圧,車体減速度等が含まれる。 (2) 前記ブレーキ関連量センサとは別の第1手段によ
り、ブレーキ操作部材が非操作状態にあることを検出
し、それを検出したときのブレーキ関連量センサの出力
信号を第1信号とするとともに、前記ブレーキ関連量セ
ンサとは別の第2手段により、ブレーキ操作部材が設定
操作状態にあることを検出し、それを検出したときのブ
レーキ関連量センサの出力信号を第2信号とし、かつ、
それら第1信号と第2信号とに基づいて前記実勾配を取
得する(1) 項に記載のブレーキ関連量センサ校正方法
〔請求項2〕。前項に記載の方法は、ブレーキ関連量セ
ンサの実勾配を、ブレーキ操作部材が第1の設定操作状
態であるときのブレーキ関連量センサの出力信号と第2
の設定操作状態にあるときのブレーキ関連量センサの出
力信号とに基づいて取得する態様で実施可能である。し
かし、この場合には、2種類の設定操作状態を検出する
ために2種類の手段を専用に設けることが必要となる場
合が多い。これに対して、ブレーキ操作部材が非操作状
態にあることを検出する手段は他の用途にも応じて設け
られる場合が多く、この手段を利用する場合には、ブレ
ーキ関連量センサ校正のために2種類の手段を専用に設
けないでもよくなり、装置コストの低減化が容易とな
る。このような知見に基づいて本項に記載の方法はなさ
れたのである。この方法において「第1手段」は、後述
のストップランプスイッチ等、ブレーキ装置に使用され
る手段としたり、使用されない手段とすることができ
る。また「第2手段」は、後述のブレーキ操作力スイッ
チ等、ブレーキ装置に使用される手段としたり、使用さ
れない手段とすることができる。また、それら第1およ
び第2手段は互いに異なるものとしたり、同じものとす
ることができる。また、この方法において「ブレーキ操
作部材が設定操作状態にある」ことは、ブレーキ関連量
が、そのブレーキ関連量がブレーキ操作状態においてと
るべき複数の値のうちの特定のものと等しくなることを
意味する。例えば、ブレーキ関連量としてのブレーキ操
作力が0でない設定値と等しくなることを意味するので
ある。 (3) 前記第1手段が、ブレーキ操作部材が操作状態にあ
る場合とそうでない場合とで2状態に変化する信号を出
力する第1スイッチを含む(2) 項に記載のブレーキ関連
量センサ校正方法。その第1スイッチの一例は後述のス
トップランプスイッチである。 (4) 前記第2手段が、ブレーキ操作部材が操作状態のう
ちの設定操作状態にある場合とそうでない場合とで2状
態に変化する信号を出力する第2スイッチを含む(2) ま
たは(3) 項に記載のブレーキ関連量センサ校正方法。そ
の第2スイッチの一例は後述のブレーキ操作力センサで
ある。 (5) 前記ブレーキ関連量センサの出力信号に基づいてブ
レーキ関連量を演算する際に用いられるブレーキ関連量
センサの出力信号とブレーキ関連量との関係を補正する
ことにより、ブレーキ関連量センサの校正を行なう(1)
ないし(4) 項のいずれかに記載のブレーキ関連量センサ
校正方法。その関係の一例は後述の変換関数である。 (6) 取得した実勾配と基準勾配との関係に基づいて前記
ブレーキ関連量センサを校正する(1) ないし(5) 項のい
ずれかに記載のブレーキ関連量センサ校正方法。 (7) 取得した実勾配と、ブレーキ操作部材が非操作状態
にあるときの前記ブレーキ関連量センサの出力信号とに
基づいてブレーキ関連量センサを校正する(1)ないし(6)
項のいずれかに記載のブレーキ関連量センサ校正方
法。この方法によれば、ブレーキ操作部材が非操作状態
にあるときのブレーキ関連量センサの出力信号に基づい
てブレーキ関連量センサの校正をゼロ点について行い得
るとともに、取得した実勾配に基づいてブレーキ関連量
センサの校正を勾配について行い得るため、取得した実
勾配に基づいてブレーキ関連量センサの校正を勾配につ
いてのみ行なう場合に比較して、校正精度を向上させ得
る。 (8) 前記第1信号と第2信号とに基づいて前記ブレーキ
関連量センサの校正をそれのゼロ点と前記勾配との双方
について行なう(2) ないし(4) 項のいずれかに記載のブ
レーキ関連量センサ校正方法〔請求項3〕。この方法に
よれば、第1信号と第2信号とに基づき、前記実勾配を
取得するとともに、その取得した実勾配に基づいてブレ
ーキ関連量センサの校正を勾配について行い得る。さら
に、第1信号に基づき、ブレーキ関連量センサの校正を
ゼロ点についても行い得る。したがって、この方法によ
れば、ブレーキ関連量センサの校正を勾配についてのみ
行なう場合に比較して、校正精度を向上させ得る。さら
にまた、この方法によれば、第1および第2信号という
2種類の信号により、ブレーキ関連量センサの校正をゼ
ロ点と勾配との双方について行い得、よって、少ない種
類の信号で高い精度の校正が可能となる。 (9) 取得した実勾配と、ブレーキ操作部材が非操作状態
にあるときの前記ブレーキ関連量センサの出力信号とに
基づき、ブレーキ関連量センサの出力信号に基づいてブ
レーキ関連量を演算する際に用いられるブレーキ関連量
センサの出力信号とブレーキ関連量との関係を、演算さ
れるブレーキ関連量がブレーキ操作部材の非操作状態に
おいて0と実質的に等しくなり、かつ、演算されるブレ
ーキ関連量の前記出力信号に対する勾配が前記実勾配と
実質的に等しくなるように補正することにより、ブレー
キ関連量センサの校正を行なう(1) ないし(8) 項のいず
れかに記載のブレーキ関連量センサ校正方法。 (10)前記ブレーキ関連量センサとは別の第3手段によ
り、ブレーキ操作部材が第1の設定操作状態にあること
を検出し、それを検出したときのブレーキ関連量センサ
の出力信号を第3信号とするとともに、前記ブレーキ関
連量センサとは別の第4手段により、ブレーキ操作部材
が第2の設定操作状態にあることを検出し、それを検出
したときのブレーキ関連量センサの出力信号を第4信号
とし、かつ、それら第3信号と第4信号とに基づいて前
記実勾配を取得する(1) 項に記載のブレーキ関連量セン
サ校正方法。 (11)前記ブレーキ装置が、ブレーキ操作に応じた液圧を
発生させるマスタシリンダを含み、前記第3手段が、前
記マスタシリンダの液圧を検出するマスタシリンダ液圧
センサを含み、前記第4手段が、前記ブレーキ操作力が
0でない設定値と等しい場合とそうでない場合とで2状
態に変化する信号を出力するブレーキ操作力スイッチを
含む(10)項に記載のブレーキ関連量センサ校正方法。 (12)前記マスタシリンダ液圧センサの検出値が0でない
設定値と等しくなったときに、前記ブレーキ操作部材が
第1の設定操作状態にあることを検出する(11)項に記載
のブレーキ関連量センサ校正方法。 (13)前記設定値が、0に近い値とされている(12)項に記
載のブレーキ関連量センサ校正方法。 (14)前記第1および第2設定操作状態が、前記ブレーキ
関連量センサの検出特性をそれの出力信号とブレーキ関
連量とをそれぞれ変数として表すグラフのうち前記第1
および第2設定操作状態にそれぞれ対応する2点で切り
取られる部分が実質的に直線を成すように設定されてい
る(10)ないし(13)項のいずれかに記載のブレーキ関連量
センサ校正方法。 (15)ブレーキ装置の作動に関連するブレーキ関連量を検
出するブレーキ関連量センサと、そのブレーキ関連量セ
ンサの出力信号に基づいてブレーキ関連量を演算する演
算手段とを含むブレーキ関連量検出装置において、前記
ブレーキ関連量センサの出力信号がブレーキ関連量に対
して変化する勾配を実勾配として取得し、その取得した
実勾配に基づいてブレーキ関連量センサを校正するセン
サ校正手段を設けたことを特徴とするブレーキ関連量検
出装置〔請求項4〕。この装置によれば、前記(1) 項に
記載の方法を実施するのに好適な装置が提供される。 (16)前記ブレーキ装置が、(a) ブレーキ操作部材と、
(b) 車輪の回転を抑制するブレーキと、(c) 前記ブレー
キ操作部材の操作力により前記ブレーキを駆動するブレ
ーキ駆動装置と、(d) 前記ブレーキ操作部材の操作力を
前記ブレーキ駆動装置に伝達する力伝達系であって、操
作力の伝達方向において相対移動可能な2部分を有する
ものとを含み、前記ブレーキ関連量センサが、入力され
た力を電気信号に変換する弾性変形可能な力−電気変換
部材であって、前記2部分の間にそれらの相対移動によ
り弾性変形させられる状態で設けられてその弾性変形量
に応じて連続的に変化する信号を出力するものを有する
ブレーキ操作力センサを含む(15)項に記載のブレーキ関
連量検出装置〔請求項5〕。この装置においては、力−
電気変換部材が、それ本来の機能に加えて、上記力伝達
系において振動を吸収する機能をも果たす。したがっ
て、この装置によれば、ブレーキ側からブレーキ操作部
材に伝達される振動が軽減され、ブレーキ操作フィーリ
ングが向上する。 (17)前記ブレーキ駆動装置が、(a) 入力ロッドを有して
前記ブレーキ操作部材からその入力ロッドに入力された
力を倍力するブースタと、(b) そのブースタから入力さ
れた力により液圧を発生させるマスタシリンダとを含
み、かつ、前記伝達系が、前記ブレーキ操作部材の操作
力を前記入力ロッドに伝達するとともに、入力ロッドの
軸方向における相対移動が一定範囲で許容される状態で
互いに連結された2部分を有するものである(16)項に記
載のブレーキ関連量検出装置。この装置においては、力
−電気変換部材が、それ本来の機能に加えて、上記力伝
達系において振動を吸収する機能をも果たす。したがっ
て、この装置によれば、マスタシリンダおよびブースタ
からブレーキ操作部材に伝達される振動が軽減され、ブ
レーキ操作フィーリングが向上する。例えば、ブレーキ
装置がアンチロック制御装置を有していて、アンチロッ
ク制御時にマスタシリンダにポンプの脈動が伝達される
形式である場合に、その脈動がそのままブレーキ操作部
材に伝達されるのではなく、力−電気変換部材により軽
減されて伝達されることとなるのである。 (18)前記ブレーキ駆動装置が、(a) 入力ロッドを有して
前記ブレーキ操作部材からその入力ロッドに入力された
力を倍力するブースタと、(b) そのブースタから入力さ
れた力により液圧を発生させるマスタシリンダとを含
み、かつ、前記力伝達系が、前記ブレーキ操作部材と入
力ロッドとを互いに連結するクレビスであって、入力ロ
ッドの軸方向における相対移動が一定範囲で許容される
状態で入力ロッドと係合するものを含み、前記力−電気
変換部材が、それらクレビスと入力ロッドとの間にそれ
らの相対移動により弾性変形させられる状態で設けられ
ている(16)項に記載のブレーキ関連量検出装置。 (19)前記ブレーキ駆動装置が、(a) 入力ロッドを有して
前記ブレーキ操作部材からその入力ロッドに入力された
力を倍力するブースタと、(b) そのブースタから入力さ
れた力により液圧を発生させるマスタシリンダとを含
み、かつ、前記力伝達系が、(a) 前記ブレーキ操作部材
と入力ロッドとを互いに連結するクレビスであって、入
力ロッドの軸方向における相対移動が一定範囲で許容さ
れる状態でブレーキ操作部材と係合するものと、(b) 入
力ロッドの軸方向にブレーキ操作部材と一緒に移動可能
に前記クレビスに設けられた移動部材とを含み、前記力
−電気変換部材が、それらクレビスと移動部材との間に
それらの相対移動により弾性変形させられる状態で設け
られている(16)項に記載のブレーキ関連量検出装置。 (20)前記力−電気変換部材が可変抵抗ゴム製とされてい
る(16)ないし(19)項のいずれかに記載のブレーキ関連量
検出装置〔請求項6〕。 (21)ブレーキ装置の作動に関連するブレーキ関連量を検
出するブレーキ関連量センサを校正する方法であって、
前記ブレーキ関連量センサとは別の第1手段により、ブ
レーキ操作部材が非操作状態にあることを検出し、それ
を検出したときのブレーキ関連量センサの出力信号を第
1信号とするとともに、ブレーキ関連量センサとは別の
第2手段により、ブレーキ操作部材が設定操作状態にあ
ることを検出し、それを検出したときのブレーキ関連量
センサの出力信号を第2信号とし、かつ、それら第1お
よび第2信号に基づいてブレーキ関連量センサの校正を
それのゼロ点と勾配との双方について行なうことを特徴
とするブレーキ関連量センサ校正方法。この方法によれ
ば、第1および第2信号という2種類の信号により、ブ
レーキ関連量センサの校正をゼロ点と勾配との双方につ
いて行い得、よって、少ない種類の信号で高い精度の校
正が実現可能となる。 (22)ブレーキ操作部材と、入力ロッドを有して前記ブレ
ーキ操作部材からその入力ロッドに入力された力を倍力
するブースタと、そのブースタから入力された力により
液圧を発生させるマスタシリンダと、そのマスタシリン
ダと液通路により接続されてその液通路から供給される
液圧により作動させられるブレーキシリンダを有し、車
輪の回転を抑制するブレーキと、前記ブレーキ操作部材
の操作力を前記入力ロッドに伝達する力伝達系であって
入力ロッドの軸方向における相対移動が一定範囲で許容
される状態で互いに連結された2部分を有するものと、
それら2部分の相対移動により作動させられて前記操作
力を検出する前記ブレーキ操作力センサであって、前記
2部分から入力された力を電気信号に変換する弾性変形
可能な力−電気変換部材を有するものと、そのブレーキ
操作力センサの出力信号に基づいて前記ブレーキシリン
ダの液圧を制御する液圧制御装置とを含むことを特徴と
するブレーキ装置。この装置においては、力−電気変換
部材が、それ本来の機能に加えて、上記力伝達系におい
て振動を吸収する機能をも果たす。したがって、この装
置によれば、マスタシリンダおよびブースタからブレー
キ操作部材に伝達される振動が軽減され、ブレーキ操作
フィーリングが向上する。 (23)前記力伝達系が、前記ブレーキ操作部材と入力ロッ
ドとを互いに連結するクレビスであって、入力ロッドの
軸方向における相対移動が一定範囲で許容される状態で
入力ロッドと係合するものを含み、前記力−電気変換部
材が、それらクレビスと入力ロッドとの間にそれらの相
対移動により弾性変形させられる状態で設けられている
(22)項に記載のブレーキ関連量検出装置。この装置にお
いては、クレビスと入力ロッドとの連結部が利用されて
力−電気変換部材が設けられる。その連結部はブレーキ
装置に一般に存在するものであるから、この装置によれ
ば、力−電気変換部材を設けるために、ブレーキ装置の
力伝達系の基本的構成を大きく変化させることも、部品
点数を大きく増加させることも回避される。 (24)前記力伝達系が、(a) 前記ブレーキ操作部材と入力
ロッドとを互いに連結するクレビスであって、入力ロッ
ドの軸方向における相対移動が一定範囲で許容される状
態でブレーキ操作部材と係合するものと、(b) 入力ロッ
ドの軸方向にブレーキ操作部材と一緒に移動可能に前記
クレビスに設けられた移動部材とを含み、前記力−電気
変換部材が、それらクレビスと移動部材との間にそれら
の相対移動により弾性変形させられる状態で設けられて
いる(22)項に記載のブレーキ関連量検出装置。この装置
においては、クレビスとブレーキ操作部材との連結部が
利用されて力−電気変換部材が設けられる。その連結部
はブレーキ装置に一般に存在するものであるから、この
装置によれば、力−電気変換部材を設けるために、ブレ
ーキ装置の力伝達系の基本的構成を大きく変化させるこ
とも、部品点数を大きく増加させることも回避される。
キ関連量を検出するブレーキ関連量センサを校正する方
法であって、ブレーキ関連量センサの出力信号がブレー
キ関連量に対して変化する勾配を実勾配として取得し、
その取得した実勾配に基づいてブレーキ関連量センサを
校正することを特徴とするブレーキ関連量センサ校正方
法〔請求項1〕。この方法においては、ブレーキ関連量
センサの出力信号のブレーキ関連量に対する実勾配に基
づいてブレーキ関連量センサが校正される。ブレーキ関
連量センサのブレーキ操作状態における実状を考慮して
ブレーキ関連量センサが校正されるのである。したがっ
て、この方法によれば、ブレーキ関連量センサの校正精
度を容易に向上させ得る。この方法において「ブレーキ
関連量」には、ブレーキ操作部材の操作力および操作ス
トローク,マスタシリンダの液圧,ブレーキシリンダの
液圧,車体減速度等が含まれる。 (2) 前記ブレーキ関連量センサとは別の第1手段によ
り、ブレーキ操作部材が非操作状態にあることを検出
し、それを検出したときのブレーキ関連量センサの出力
信号を第1信号とするとともに、前記ブレーキ関連量セ
ンサとは別の第2手段により、ブレーキ操作部材が設定
操作状態にあることを検出し、それを検出したときのブ
レーキ関連量センサの出力信号を第2信号とし、かつ、
それら第1信号と第2信号とに基づいて前記実勾配を取
得する(1) 項に記載のブレーキ関連量センサ校正方法
〔請求項2〕。前項に記載の方法は、ブレーキ関連量セ
ンサの実勾配を、ブレーキ操作部材が第1の設定操作状
態であるときのブレーキ関連量センサの出力信号と第2
の設定操作状態にあるときのブレーキ関連量センサの出
力信号とに基づいて取得する態様で実施可能である。し
かし、この場合には、2種類の設定操作状態を検出する
ために2種類の手段を専用に設けることが必要となる場
合が多い。これに対して、ブレーキ操作部材が非操作状
態にあることを検出する手段は他の用途にも応じて設け
られる場合が多く、この手段を利用する場合には、ブレ
ーキ関連量センサ校正のために2種類の手段を専用に設
けないでもよくなり、装置コストの低減化が容易とな
る。このような知見に基づいて本項に記載の方法はなさ
れたのである。この方法において「第1手段」は、後述
のストップランプスイッチ等、ブレーキ装置に使用され
る手段としたり、使用されない手段とすることができ
る。また「第2手段」は、後述のブレーキ操作力スイッ
チ等、ブレーキ装置に使用される手段としたり、使用さ
れない手段とすることができる。また、それら第1およ
び第2手段は互いに異なるものとしたり、同じものとす
ることができる。また、この方法において「ブレーキ操
作部材が設定操作状態にある」ことは、ブレーキ関連量
が、そのブレーキ関連量がブレーキ操作状態においてと
るべき複数の値のうちの特定のものと等しくなることを
意味する。例えば、ブレーキ関連量としてのブレーキ操
作力が0でない設定値と等しくなることを意味するので
ある。 (3) 前記第1手段が、ブレーキ操作部材が操作状態にあ
る場合とそうでない場合とで2状態に変化する信号を出
力する第1スイッチを含む(2) 項に記載のブレーキ関連
量センサ校正方法。その第1スイッチの一例は後述のス
トップランプスイッチである。 (4) 前記第2手段が、ブレーキ操作部材が操作状態のう
ちの設定操作状態にある場合とそうでない場合とで2状
態に変化する信号を出力する第2スイッチを含む(2) ま
たは(3) 項に記載のブレーキ関連量センサ校正方法。そ
の第2スイッチの一例は後述のブレーキ操作力センサで
ある。 (5) 前記ブレーキ関連量センサの出力信号に基づいてブ
レーキ関連量を演算する際に用いられるブレーキ関連量
センサの出力信号とブレーキ関連量との関係を補正する
ことにより、ブレーキ関連量センサの校正を行なう(1)
ないし(4) 項のいずれかに記載のブレーキ関連量センサ
校正方法。その関係の一例は後述の変換関数である。 (6) 取得した実勾配と基準勾配との関係に基づいて前記
ブレーキ関連量センサを校正する(1) ないし(5) 項のい
ずれかに記載のブレーキ関連量センサ校正方法。 (7) 取得した実勾配と、ブレーキ操作部材が非操作状態
にあるときの前記ブレーキ関連量センサの出力信号とに
基づいてブレーキ関連量センサを校正する(1)ないし(6)
項のいずれかに記載のブレーキ関連量センサ校正方
法。この方法によれば、ブレーキ操作部材が非操作状態
にあるときのブレーキ関連量センサの出力信号に基づい
てブレーキ関連量センサの校正をゼロ点について行い得
るとともに、取得した実勾配に基づいてブレーキ関連量
センサの校正を勾配について行い得るため、取得した実
勾配に基づいてブレーキ関連量センサの校正を勾配につ
いてのみ行なう場合に比較して、校正精度を向上させ得
る。 (8) 前記第1信号と第2信号とに基づいて前記ブレーキ
関連量センサの校正をそれのゼロ点と前記勾配との双方
について行なう(2) ないし(4) 項のいずれかに記載のブ
レーキ関連量センサ校正方法〔請求項3〕。この方法に
よれば、第1信号と第2信号とに基づき、前記実勾配を
取得するとともに、その取得した実勾配に基づいてブレ
ーキ関連量センサの校正を勾配について行い得る。さら
に、第1信号に基づき、ブレーキ関連量センサの校正を
ゼロ点についても行い得る。したがって、この方法によ
れば、ブレーキ関連量センサの校正を勾配についてのみ
行なう場合に比較して、校正精度を向上させ得る。さら
にまた、この方法によれば、第1および第2信号という
2種類の信号により、ブレーキ関連量センサの校正をゼ
ロ点と勾配との双方について行い得、よって、少ない種
類の信号で高い精度の校正が可能となる。 (9) 取得した実勾配と、ブレーキ操作部材が非操作状態
にあるときの前記ブレーキ関連量センサの出力信号とに
基づき、ブレーキ関連量センサの出力信号に基づいてブ
レーキ関連量を演算する際に用いられるブレーキ関連量
センサの出力信号とブレーキ関連量との関係を、演算さ
れるブレーキ関連量がブレーキ操作部材の非操作状態に
おいて0と実質的に等しくなり、かつ、演算されるブレ
ーキ関連量の前記出力信号に対する勾配が前記実勾配と
実質的に等しくなるように補正することにより、ブレー
キ関連量センサの校正を行なう(1) ないし(8) 項のいず
れかに記載のブレーキ関連量センサ校正方法。 (10)前記ブレーキ関連量センサとは別の第3手段によ
り、ブレーキ操作部材が第1の設定操作状態にあること
を検出し、それを検出したときのブレーキ関連量センサ
の出力信号を第3信号とするとともに、前記ブレーキ関
連量センサとは別の第4手段により、ブレーキ操作部材
が第2の設定操作状態にあることを検出し、それを検出
したときのブレーキ関連量センサの出力信号を第4信号
とし、かつ、それら第3信号と第4信号とに基づいて前
記実勾配を取得する(1) 項に記載のブレーキ関連量セン
サ校正方法。 (11)前記ブレーキ装置が、ブレーキ操作に応じた液圧を
発生させるマスタシリンダを含み、前記第3手段が、前
記マスタシリンダの液圧を検出するマスタシリンダ液圧
センサを含み、前記第4手段が、前記ブレーキ操作力が
0でない設定値と等しい場合とそうでない場合とで2状
態に変化する信号を出力するブレーキ操作力スイッチを
含む(10)項に記載のブレーキ関連量センサ校正方法。 (12)前記マスタシリンダ液圧センサの検出値が0でない
設定値と等しくなったときに、前記ブレーキ操作部材が
第1の設定操作状態にあることを検出する(11)項に記載
のブレーキ関連量センサ校正方法。 (13)前記設定値が、0に近い値とされている(12)項に記
載のブレーキ関連量センサ校正方法。 (14)前記第1および第2設定操作状態が、前記ブレーキ
関連量センサの検出特性をそれの出力信号とブレーキ関
連量とをそれぞれ変数として表すグラフのうち前記第1
および第2設定操作状態にそれぞれ対応する2点で切り
取られる部分が実質的に直線を成すように設定されてい
る(10)ないし(13)項のいずれかに記載のブレーキ関連量
センサ校正方法。 (15)ブレーキ装置の作動に関連するブレーキ関連量を検
出するブレーキ関連量センサと、そのブレーキ関連量セ
ンサの出力信号に基づいてブレーキ関連量を演算する演
算手段とを含むブレーキ関連量検出装置において、前記
ブレーキ関連量センサの出力信号がブレーキ関連量に対
して変化する勾配を実勾配として取得し、その取得した
実勾配に基づいてブレーキ関連量センサを校正するセン
サ校正手段を設けたことを特徴とするブレーキ関連量検
出装置〔請求項4〕。この装置によれば、前記(1) 項に
記載の方法を実施するのに好適な装置が提供される。 (16)前記ブレーキ装置が、(a) ブレーキ操作部材と、
(b) 車輪の回転を抑制するブレーキと、(c) 前記ブレー
キ操作部材の操作力により前記ブレーキを駆動するブレ
ーキ駆動装置と、(d) 前記ブレーキ操作部材の操作力を
前記ブレーキ駆動装置に伝達する力伝達系であって、操
作力の伝達方向において相対移動可能な2部分を有する
ものとを含み、前記ブレーキ関連量センサが、入力され
た力を電気信号に変換する弾性変形可能な力−電気変換
部材であって、前記2部分の間にそれらの相対移動によ
り弾性変形させられる状態で設けられてその弾性変形量
に応じて連続的に変化する信号を出力するものを有する
ブレーキ操作力センサを含む(15)項に記載のブレーキ関
連量検出装置〔請求項5〕。この装置においては、力−
電気変換部材が、それ本来の機能に加えて、上記力伝達
系において振動を吸収する機能をも果たす。したがっ
て、この装置によれば、ブレーキ側からブレーキ操作部
材に伝達される振動が軽減され、ブレーキ操作フィーリ
ングが向上する。 (17)前記ブレーキ駆動装置が、(a) 入力ロッドを有して
前記ブレーキ操作部材からその入力ロッドに入力された
力を倍力するブースタと、(b) そのブースタから入力さ
れた力により液圧を発生させるマスタシリンダとを含
み、かつ、前記伝達系が、前記ブレーキ操作部材の操作
力を前記入力ロッドに伝達するとともに、入力ロッドの
軸方向における相対移動が一定範囲で許容される状態で
互いに連結された2部分を有するものである(16)項に記
載のブレーキ関連量検出装置。この装置においては、力
−電気変換部材が、それ本来の機能に加えて、上記力伝
達系において振動を吸収する機能をも果たす。したがっ
て、この装置によれば、マスタシリンダおよびブースタ
からブレーキ操作部材に伝達される振動が軽減され、ブ
レーキ操作フィーリングが向上する。例えば、ブレーキ
装置がアンチロック制御装置を有していて、アンチロッ
ク制御時にマスタシリンダにポンプの脈動が伝達される
形式である場合に、その脈動がそのままブレーキ操作部
材に伝達されるのではなく、力−電気変換部材により軽
減されて伝達されることとなるのである。 (18)前記ブレーキ駆動装置が、(a) 入力ロッドを有して
前記ブレーキ操作部材からその入力ロッドに入力された
力を倍力するブースタと、(b) そのブースタから入力さ
れた力により液圧を発生させるマスタシリンダとを含
み、かつ、前記力伝達系が、前記ブレーキ操作部材と入
力ロッドとを互いに連結するクレビスであって、入力ロ
ッドの軸方向における相対移動が一定範囲で許容される
状態で入力ロッドと係合するものを含み、前記力−電気
変換部材が、それらクレビスと入力ロッドとの間にそれ
らの相対移動により弾性変形させられる状態で設けられ
ている(16)項に記載のブレーキ関連量検出装置。 (19)前記ブレーキ駆動装置が、(a) 入力ロッドを有して
前記ブレーキ操作部材からその入力ロッドに入力された
力を倍力するブースタと、(b) そのブースタから入力さ
れた力により液圧を発生させるマスタシリンダとを含
み、かつ、前記力伝達系が、(a) 前記ブレーキ操作部材
と入力ロッドとを互いに連結するクレビスであって、入
力ロッドの軸方向における相対移動が一定範囲で許容さ
れる状態でブレーキ操作部材と係合するものと、(b) 入
力ロッドの軸方向にブレーキ操作部材と一緒に移動可能
に前記クレビスに設けられた移動部材とを含み、前記力
−電気変換部材が、それらクレビスと移動部材との間に
それらの相対移動により弾性変形させられる状態で設け
られている(16)項に記載のブレーキ関連量検出装置。 (20)前記力−電気変換部材が可変抵抗ゴム製とされてい
る(16)ないし(19)項のいずれかに記載のブレーキ関連量
検出装置〔請求項6〕。 (21)ブレーキ装置の作動に関連するブレーキ関連量を検
出するブレーキ関連量センサを校正する方法であって、
前記ブレーキ関連量センサとは別の第1手段により、ブ
レーキ操作部材が非操作状態にあることを検出し、それ
を検出したときのブレーキ関連量センサの出力信号を第
1信号とするとともに、ブレーキ関連量センサとは別の
第2手段により、ブレーキ操作部材が設定操作状態にあ
ることを検出し、それを検出したときのブレーキ関連量
センサの出力信号を第2信号とし、かつ、それら第1お
よび第2信号に基づいてブレーキ関連量センサの校正を
それのゼロ点と勾配との双方について行なうことを特徴
とするブレーキ関連量センサ校正方法。この方法によれ
ば、第1および第2信号という2種類の信号により、ブ
レーキ関連量センサの校正をゼロ点と勾配との双方につ
いて行い得、よって、少ない種類の信号で高い精度の校
正が実現可能となる。 (22)ブレーキ操作部材と、入力ロッドを有して前記ブレ
ーキ操作部材からその入力ロッドに入力された力を倍力
するブースタと、そのブースタから入力された力により
液圧を発生させるマスタシリンダと、そのマスタシリン
ダと液通路により接続されてその液通路から供給される
液圧により作動させられるブレーキシリンダを有し、車
輪の回転を抑制するブレーキと、前記ブレーキ操作部材
の操作力を前記入力ロッドに伝達する力伝達系であって
入力ロッドの軸方向における相対移動が一定範囲で許容
される状態で互いに連結された2部分を有するものと、
それら2部分の相対移動により作動させられて前記操作
力を検出する前記ブレーキ操作力センサであって、前記
2部分から入力された力を電気信号に変換する弾性変形
可能な力−電気変換部材を有するものと、そのブレーキ
操作力センサの出力信号に基づいて前記ブレーキシリン
ダの液圧を制御する液圧制御装置とを含むことを特徴と
するブレーキ装置。この装置においては、力−電気変換
部材が、それ本来の機能に加えて、上記力伝達系におい
て振動を吸収する機能をも果たす。したがって、この装
置によれば、マスタシリンダおよびブースタからブレー
キ操作部材に伝達される振動が軽減され、ブレーキ操作
フィーリングが向上する。 (23)前記力伝達系が、前記ブレーキ操作部材と入力ロッ
ドとを互いに連結するクレビスであって、入力ロッドの
軸方向における相対移動が一定範囲で許容される状態で
入力ロッドと係合するものを含み、前記力−電気変換部
材が、それらクレビスと入力ロッドとの間にそれらの相
対移動により弾性変形させられる状態で設けられている
(22)項に記載のブレーキ関連量検出装置。この装置にお
いては、クレビスと入力ロッドとの連結部が利用されて
力−電気変換部材が設けられる。その連結部はブレーキ
装置に一般に存在するものであるから、この装置によれ
ば、力−電気変換部材を設けるために、ブレーキ装置の
力伝達系の基本的構成を大きく変化させることも、部品
点数を大きく増加させることも回避される。 (24)前記力伝達系が、(a) 前記ブレーキ操作部材と入力
ロッドとを互いに連結するクレビスであって、入力ロッ
ドの軸方向における相対移動が一定範囲で許容される状
態でブレーキ操作部材と係合するものと、(b) 入力ロッ
ドの軸方向にブレーキ操作部材と一緒に移動可能に前記
クレビスに設けられた移動部材とを含み、前記力−電気
変換部材が、それらクレビスと移動部材との間にそれら
の相対移動により弾性変形させられる状態で設けられて
いる(22)項に記載のブレーキ関連量検出装置。この装置
においては、クレビスとブレーキ操作部材との連結部が
利用されて力−電気変換部材が設けられる。その連結部
はブレーキ装置に一般に存在するものであるから、この
装置によれば、力−電気変換部材を設けるために、ブレ
ーキ装置の力伝達系の基本的構成を大きく変化させるこ
とも、部品点数を大きく増加させることも回避される。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明のさらに具体的な実
施の形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明する。
施の形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明する。
【0006】まず、本発明装置の第1実施形態であるブ
レーキ操作力検出装置を説明する。なお、このブレーキ
操作力検出装置により実施されるブレーキ操作力センサ
校正方法は本発明方法の一実施形態である。
レーキ操作力検出装置を説明する。なお、このブレーキ
操作力検出装置により実施されるブレーキ操作力センサ
校正方法は本発明方法の一実施形態である。
【0007】図1において符号10はブレーキ操作部材
としてのブレーキペダルを示している。このブレーキペ
ダル10はバキュームブースタ(以下、単に「ブース
タ」という)12に連結され、そのブースタ12は図2
に示すように、マスタシリンダ14に連結されている。
としてのブレーキペダルを示している。このブレーキペ
ダル10はバキュームブースタ(以下、単に「ブース
タ」という)12に連結され、そのブースタ12は図2
に示すように、マスタシリンダ14に連結されている。
【0008】ブースタ12は、よく知られたものである
ため、簡単に説明する。ブースタ12は、負圧源として
のエンジン負圧室に接続された負圧室とその負圧室と大
気とに選択的に連通させられる変圧室との差圧によるパ
ワーピストンの作動力により、ブレーキペダル10の踏
力であるブレーキ操作力を倍力してマスタシリンダ14
に伝達する。
ため、簡単に説明する。ブースタ12は、負圧源として
のエンジン負圧室に接続された負圧室とその負圧室と大
気とに選択的に連通させられる変圧室との差圧によるパ
ワーピストンの作動力により、ブレーキペダル10の踏
力であるブレーキ操作力を倍力してマスタシリンダ14
に伝達する。
【0009】マスタシリンダ14も、よく知られたもの
であるため、簡単に説明する。マスタシリンダ14はタ
ンデム型であり、ハウジングに2つの加圧ピストンが互
いに直列にかつ各々摺動可能に嵌合され、それにより、
ハウジング内に各加圧ピストンの前方において2つの加
圧室が互いに独立して形成されている。マスタシリンダ
14は、ブレーキ操作力に応じてそれら2つの加圧室に
それぞれ等しい高さの液圧を機械的に発生させる。それ
ら2つの加圧室には、車両の複数の車輪のブレーキ16
をそれぞれ作動させる複数のブレーキシリンダ18が接
続されている。
であるため、簡単に説明する。マスタシリンダ14はタ
ンデム型であり、ハウジングに2つの加圧ピストンが互
いに直列にかつ各々摺動可能に嵌合され、それにより、
ハウジング内に各加圧ピストンの前方において2つの加
圧室が互いに独立して形成されている。マスタシリンダ
14は、ブレーキ操作力に応じてそれら2つの加圧室に
それぞれ等しい高さの液圧を機械的に発生させる。それ
ら2つの加圧室には、車両の複数の車輪のブレーキ16
をそれぞれ作動させる複数のブレーキシリンダ18が接
続されている。
【0010】図1に示すように、ブレーキペダル10は
それの基端部において、車体にピン20により回動可能
に取り付けられている。自由端部にはペダルパッド22
が取り付けられている。運転者のブレーキ操作力FP は
そのペダルパッド22からブレーキペダル10に入力さ
れる。
それの基端部において、車体にピン20により回動可能
に取り付けられている。自由端部にはペダルパッド22
が取り付けられている。運転者のブレーキ操作力FP は
そのペダルパッド22からブレーキペダル10に入力さ
れる。
【0011】入力ロッド24はブースタ12のハウジン
グからブレーキペダル10に向かって突出させられてお
り、その先端部がクレビス26を介してブレーキペダル
10の中間部に連結されている。ブレーキペダル10か
ら入力ロッド24すなわちブースタ12に作用するブー
スタ入力FB は、ブレーキペダル10の倍力比(レバー
比)をRP とすれば、 FB =FP ×RP で表される。
グからブレーキペダル10に向かって突出させられてお
り、その先端部がクレビス26を介してブレーキペダル
10の中間部に連結されている。ブレーキペダル10か
ら入力ロッド24すなわちブースタ12に作用するブー
スタ入力FB は、ブレーキペダル10の倍力比(レバー
比)をRP とすれば、 FB =FP ×RP で表される。
【0012】クレビス26は、図3に拡大して平面図で
示すように、概してU字状を成していて、入力ロッド2
4の軸線と直角な方向に隔たった一対の側板28,28
を有するとともに、それら一対の側板28,28がそれ
らの一端部同士において基板30により互いに連結され
た構造とされている。一対の側板28,28には、入力
ロッド24の軸線と直角な一軸線上において一対の第1
ピン穴32,32が互いに同軸に形成されている。それ
ら一対の第1ピン穴32,32とブレーキペダル10に
形成された第2ピン穴34とに共通のピン36が挿通さ
れ、それにより、ブレーキペダル10とクレビス26と
がピン36のまわりに回動可能に連結されている。
示すように、概してU字状を成していて、入力ロッド2
4の軸線と直角な方向に隔たった一対の側板28,28
を有するとともに、それら一対の側板28,28がそれ
らの一端部同士において基板30により互いに連結され
た構造とされている。一対の側板28,28には、入力
ロッド24の軸線と直角な一軸線上において一対の第1
ピン穴32,32が互いに同軸に形成されている。それ
ら一対の第1ピン穴32,32とブレーキペダル10に
形成された第2ピン穴34とに共通のピン36が挿通さ
れ、それにより、ブレーキペダル10とクレビス26と
がピン36のまわりに回動可能に連結されている。
【0013】本実施形態においては、図1に示すよう
に、ブレーキペダル10にストップランプスイッチ40
とブレーキ操作力スイッチ50とブレーキ操作力センサ
60とが設けられている。
に、ブレーキペダル10にストップランプスイッチ40
とブレーキ操作力スイッチ50とブレーキ操作力センサ
60とが設けられている。
【0014】ストップランプスイッチ40は、第1手段
(第1スイッチ,ブレーキスイッチ)として、ブレーキ
ペダル10の非操作状態ではOFF信号、操作状態では
ON信号をそれぞれ出力する。このストップランプスイ
ッチ40は車体に位置固定に取り付けられている。スト
ップランプスイッチ40の構造および作動はよく知られ
たものであるため、詳細な説明を省略する。
(第1スイッチ,ブレーキスイッチ)として、ブレーキ
ペダル10の非操作状態ではOFF信号、操作状態では
ON信号をそれぞれ出力する。このストップランプスイ
ッチ40は車体に位置固定に取り付けられている。スト
ップランプスイッチ40の構造および作動はよく知られ
たものであるため、詳細な説明を省略する。
【0015】ブレーキ操作力スイッチ50は、第2手段
(第2スイッチ,ブレーキ関連量スイッチ)として、ブ
レーキ操作力FP が0でない設定値FPSより小さい場合
にはOFF信号、設定値FPS以上である場合にはON信
号をそれぞれ出力する。このブレーキ操作力スイッチ5
0は、ブレーキペダル10に位置固定に取り付けられて
いる。一対の第1ピン穴32,32は、ピン36よりわ
ずかに大きな直径を有する真円とされている。これに対
して、第2ピン穴34は、入力ロッド24の軸方向に延
びる長穴とされている。それら一対の第1ピン穴32,
32と第2ピン穴34とにピン36が挿通されているた
め、ブレーキペダル10はクレビス26に、入力ロッド
24の軸方向における相対移動が一定範囲で許容される
状態で相対回動可能に連結されている。そして、その相
対移動によりブレーキ操作力スイッチ50が作動させら
れる。
(第2スイッチ,ブレーキ関連量スイッチ)として、ブ
レーキ操作力FP が0でない設定値FPSより小さい場合
にはOFF信号、設定値FPS以上である場合にはON信
号をそれぞれ出力する。このブレーキ操作力スイッチ5
0は、ブレーキペダル10に位置固定に取り付けられて
いる。一対の第1ピン穴32,32は、ピン36よりわ
ずかに大きな直径を有する真円とされている。これに対
して、第2ピン穴34は、入力ロッド24の軸方向に延
びる長穴とされている。それら一対の第1ピン穴32,
32と第2ピン穴34とにピン36が挿通されているた
め、ブレーキペダル10はクレビス26に、入力ロッド
24の軸方向における相対移動が一定範囲で許容される
状態で相対回動可能に連結されている。そして、その相
対移動によりブレーキ操作力スイッチ50が作動させら
れる。
【0016】以下、ブレーキ操作力スイッチ50を詳し
く説明する。ブレーキペダル10には概して板状を成す
レバー62が取り付けられている。レバー62は、ブレ
ーキペダル10と適当な隙間を隔てて入力ロッド24の
軸線と直角な方向において互いに重ね合わせられてい
る。レバー62の基端部とブレーキペダル10とにピン
64が挿通され、それにより、レバー62がブレーキペ
ダル10に、前記ピン22と平行な一軸線のまわりに回
動可能に取り付けられているのである。ピン64の位置
は、入力ロッド24の軸線から外れさせられている。本
実施形態においては、ピン20との距離が長くなる向き
に外れさせられている。
く説明する。ブレーキペダル10には概して板状を成す
レバー62が取り付けられている。レバー62は、ブレ
ーキペダル10と適当な隙間を隔てて入力ロッド24の
軸線と直角な方向において互いに重ね合わせられてい
る。レバー62の基端部とブレーキペダル10とにピン
64が挿通され、それにより、レバー62がブレーキペ
ダル10に、前記ピン22と平行な一軸線のまわりに回
動可能に取り付けられているのである。ピン64の位置
は、入力ロッド24の軸線から外れさせられている。本
実施形態においては、ピン20との距離が長くなる向き
に外れさせられている。
【0017】レバー62にはそれの中間部に、図3に示
すように、ピン64と同軸に延びる円穴66が形成され
ている。この円穴66に上記ピン36が挿通されてい
る。円穴66の直径はピン36の直径よりわずかに大き
くされていて、レバー62とクレビス24とが相対回動
を許容しつつ入力ロッド24の軸方向に一緒に運動する
ようになっている。
すように、ピン64と同軸に延びる円穴66が形成され
ている。この円穴66に上記ピン36が挿通されてい
る。円穴66の直径はピン36の直径よりわずかに大き
くされていて、レバー62とクレビス24とが相対回動
を許容しつつ入力ロッド24の軸方向に一緒に運動する
ようになっている。
【0018】なお付言すれば、第2ピン穴34は、一直
線に沿って延びるのではなく、ピン64の中心を中心と
する一円周に沿って延びるようにブレーキペダル10に
形成することが望ましい。ピン36が挿通されるべき円
穴66の中心は、レバー62の回動によって円の軌跡を
描くからである。
線に沿って延びるのではなく、ピン64の中心を中心と
する一円周に沿って延びるようにブレーキペダル10に
形成することが望ましい。ピン36が挿通されるべき円
穴66の中心は、レバー62の回動によって円の軌跡を
描くからである。
【0019】図1に示すように、ブレーキ操作力スイッ
チ50はブレーキペダル10に、レバー62の自由端部
の近傍において位置固定に取り付けられている。ブレー
キ操作力スイッチ50は、本体70とその本体70に対
して移動可能な可動子72とを備えている。その可動子
72は常時、本体70から突出する向きに図示しないス
プリングによって付勢されている。本体70はブレーキ
ペダル10のスイッチ取付け部74に固定されている。
チ50はブレーキペダル10に、レバー62の自由端部
の近傍において位置固定に取り付けられている。ブレー
キ操作力スイッチ50は、本体70とその本体70に対
して移動可能な可動子72とを備えている。その可動子
72は常時、本体70から突出する向きに図示しないス
プリングによって付勢されている。本体70はブレーキ
ペダル10のスイッチ取付け部74に固定されている。
【0020】レバー62の自由端部は、それの一対の部
分が自由端部の板面に対して直角にかつ同じ向きに折り
曲げられることにより、C字状断面形状を成すようにさ
れている。各々板面に対して直角に延びる一対の係合部
76,78が形成されているのである。
分が自由端部の板面に対して直角にかつ同じ向きに折り
曲げられることにより、C字状断面形状を成すようにさ
れている。各々板面に対して直角に延びる一対の係合部
76,78が形成されているのである。
【0021】可動子72は、それら一対の係合部76,
78のうち、ブレーキペダル10の踏込みに応じてレバ
ー62が回動させられる向きとは反対側に位置する係合
部76(図において左側のもの)に接触させられてい
る。ブレーキ操作力スイッチ50は、図示の初期状態で
は、可動子72が本体70に押し込まれた状態にあり、
このときOFF信号を出力する。これに対して、レバー
62が図示の初期位置から図において時計方向に回動さ
せられれば、可動子72が前記スプリングの弾性力によ
って本体70から突出させられ、このときブレーキ操作
力スイッチ50はON信号を出力する。
78のうち、ブレーキペダル10の踏込みに応じてレバ
ー62が回動させられる向きとは反対側に位置する係合
部76(図において左側のもの)に接触させられてい
る。ブレーキ操作力スイッチ50は、図示の初期状態で
は、可動子72が本体70に押し込まれた状態にあり、
このときOFF信号を出力する。これに対して、レバー
62が図示の初期位置から図において時計方向に回動さ
せられれば、可動子72が前記スプリングの弾性力によ
って本体70から突出させられ、このときブレーキ操作
力スイッチ50はON信号を出力する。
【0022】ブレーキペダル10にはスプリング取付け
部80が形成されている。このスプリング取付け部80
は、上記係合部78と隙間を隔てて対向する位置に形成
されている。そして、それら係合部78とスプリング取
付け部80との間にスプリング82が配設されている。
このスプリング82はスプリング保持部材84により、
係合部78とスプリング取付け部80との間に保持され
ている。本実施形態においては、スプリング保持部材8
4が係合部78に、スプリング82の中空部を通過する
直径でスプリング取付け部80に向かって延びるように
形成されている。さらに、このスプリング保持部材84
は、ブレーキペダル10の踏込みによってレバー62が
最大角度で回動したとき、すなわち、ピン36が第2ピ
ン穴34の両端部のうちブレーキペダル10側のものに
当接したときでも、スプリング取付け部80に接触しな
い長さを有するように設計されている。レバー62に過
大な負荷が加えられることがないようになっているので
ある。
部80が形成されている。このスプリング取付け部80
は、上記係合部78と隙間を隔てて対向する位置に形成
されている。そして、それら係合部78とスプリング取
付け部80との間にスプリング82が配設されている。
このスプリング82はスプリング保持部材84により、
係合部78とスプリング取付け部80との間に保持され
ている。本実施形態においては、スプリング保持部材8
4が係合部78に、スプリング82の中空部を通過する
直径でスプリング取付け部80に向かって延びるように
形成されている。さらに、このスプリング保持部材84
は、ブレーキペダル10の踏込みによってレバー62が
最大角度で回動したとき、すなわち、ピン36が第2ピ
ン穴34の両端部のうちブレーキペダル10側のものに
当接したときでも、スプリング取付け部80に接触しな
い長さを有するように設計されている。レバー62に過
大な負荷が加えられることがないようになっているので
ある。
【0023】ブレーキ操作力スイッチ50は、ブレーキ
操作力FP が設定値FPSより小さい場合にはOFF信
号、設定値FPS以上である場合にはON信号を出力する
ように設計される。そのため、スプリング82のセット
荷重FSET が、ピン64の中心(レバー62の回動中
心)とピン36の中心との距離をR1 、ピン64の中心
と係合部76のうち可動子72が接触している点との距
離をR2 とすれば、 FSET =FPS×RP ×(R1 /R2 ) で表されることになる。設定値FPSは、通常ブレーキ操
作時にブレーキ操作力F P が取る値とされている。具体
的には5kgfとされている。
操作力FP が設定値FPSより小さい場合にはOFF信
号、設定値FPS以上である場合にはON信号を出力する
ように設計される。そのため、スプリング82のセット
荷重FSET が、ピン64の中心(レバー62の回動中
心)とピン36の中心との距離をR1 、ピン64の中心
と係合部76のうち可動子72が接触している点との距
離をR2 とすれば、 FSET =FPS×RP ×(R1 /R2 ) で表されることになる。設定値FPSは、通常ブレーキ操
作時にブレーキ操作力F P が取る値とされている。具体
的には5kgfとされている。
【0024】本実施形態においては、距離R2 が距離R
1 より長くなるようにレバー62が設計されている。上
記式において「R1 /R2 」が1より小さくなるように
設計されていて、スプリング82の弾性力がレバー62
により倍力されてピン36に伝達されるようになってい
るのであり、よって、設定値FPSの大きさの割りにスプ
リング82が小形化されている。
1 より長くなるようにレバー62が設計されている。上
記式において「R1 /R2 」が1より小さくなるように
設計されていて、スプリング82の弾性力がレバー62
により倍力されてピン36に伝達されるようになってい
るのであり、よって、設定値FPSの大きさの割りにスプ
リング82が小形化されている。
【0025】ここで、ブレーキペダル10とレバー62
とクレビス26と入力ロッド24との動きを説明する。
とクレビス26と入力ロッド24との動きを説明する。
【0026】ブレーキペダル10が図1に示す非操作位
置にある状態では、ピン36と第2ピン穴34との間に
隙間Cが存在する。この状態からブレーキペダル10か
ら踏み込まれれば、ブレーキペダル10はピン20のま
わりに図において時計方向に回動させられる。この回動
の当初、すなわち、レバー62の自由端部における作動
力がスプリング82のセット荷重FSET より小さい期間
においては、レバー62およびピン36がブレーキペダ
ル10と一体的に回動させられる。この間、ピン36と
ブレーキペダル10の第2ピン穴34との間の隙間Cは
維持され、また、このようなピン36の回動によりクレ
ビス26および入力ロッド24が互いに一体的にブース
タ12に接近(前進)させられる。
置にある状態では、ピン36と第2ピン穴34との間に
隙間Cが存在する。この状態からブレーキペダル10か
ら踏み込まれれば、ブレーキペダル10はピン20のま
わりに図において時計方向に回動させられる。この回動
の当初、すなわち、レバー62の自由端部における作動
力がスプリング82のセット荷重FSET より小さい期間
においては、レバー62およびピン36がブレーキペダ
ル10と一体的に回動させられる。この間、ピン36と
ブレーキペダル10の第2ピン穴34との間の隙間Cは
維持され、また、このようなピン36の回動によりクレ
ビス26および入力ロッド24が互いに一体的にブース
タ12に接近(前進)させられる。
【0027】その後、ブレーキペダル10がさらに強く
踏み込まれ、その結果、レバー62の自由端部における
作動力がスプリング82のセット荷重FSET 以上になれ
ば、レバー62はブレーキペダル10によりブレーキペ
ダル10と同じ回動方向、すなわち、図において時計方
向に回動させられる。この際、ピン36,クレビス26
および入力ロッド24は維持される。その結果、隙間C
が消滅し、以後、ブレーキペダル10およびレバー62
が互いに一体的に時計方向に回動させられるとともに、
その回動に応じてピン36,クレビス26および入力ロ
ッド24が互いに一体的に前進させられる。
踏み込まれ、その結果、レバー62の自由端部における
作動力がスプリング82のセット荷重FSET 以上になれ
ば、レバー62はブレーキペダル10によりブレーキペ
ダル10と同じ回動方向、すなわち、図において時計方
向に回動させられる。この際、ピン36,クレビス26
および入力ロッド24は維持される。その結果、隙間C
が消滅し、以後、ブレーキペダル10およびレバー62
が互いに一体的に時計方向に回動させられるとともに、
その回動に応じてピン36,クレビス26および入力ロ
ッド24が互いに一体的に前進させられる。
【0028】本実施形態においては、ブレーキペダル1
0の踏み込み中でも、ピン36と第2ピン穴34との間
の隙間Cが消滅し始めてから完全に消滅するまでの期間
においては、ブレーキペダル10の操作ストロークSP
が増加するのみでマスタシリンダ液圧PM は上昇しな
い。ブレーキ操作力FP がスプリング82によって消費
される期間が存在するためであり、その結果、ブレーキ
操作の途中でブレーキペダル10に無効ストロークが生
じてしまう。
0の踏み込み中でも、ピン36と第2ピン穴34との間
の隙間Cが消滅し始めてから完全に消滅するまでの期間
においては、ブレーキペダル10の操作ストロークSP
が増加するのみでマスタシリンダ液圧PM は上昇しな
い。ブレーキ操作力FP がスプリング82によって消費
される期間が存在するためであり、その結果、ブレーキ
操作の途中でブレーキペダル10に無効ストロークが生
じてしまう。
【0029】この無効ストロークは隙間Cが大きいほど
長くなる。ここに、隙間Cは、ブレーキ操作力スイッチ
50の信号をOFFからONに変化させるために必要な
係合部76のストロークをSSWとすれば、 C=SSW×(R1 /R2 ) で表される。この式において「R1 /R2 」は、上述の
説明から明らかなように、1より小さい。ブレーキペダ
ル10とクレビス26との相対移動が拡大されてブレー
キ操作力スイッチ50に伝達されるようになっているの
であり、よって、本実施形態においては、隙間Cが、ブ
レーキ操作力スイッチ50の必要ストロークSSWより小
さくされていて、その結果、ブレーキペダル10の無効
ストロークが小さく抑えられている。
長くなる。ここに、隙間Cは、ブレーキ操作力スイッチ
50の信号をOFFからONに変化させるために必要な
係合部76のストロークをSSWとすれば、 C=SSW×(R1 /R2 ) で表される。この式において「R1 /R2 」は、上述の
説明から明らかなように、1より小さい。ブレーキペダ
ル10とクレビス26との相対移動が拡大されてブレー
キ操作力スイッチ50に伝達されるようになっているの
であり、よって、本実施形態においては、隙間Cが、ブ
レーキ操作力スイッチ50の必要ストロークSSWより小
さくされていて、その結果、ブレーキペダル10の無効
ストロークが小さく抑えられている。
【0030】前記ブレーキ操作力センサ60は、ブレー
キ関連量センサとして、入力ロッド24の軸力をブレー
キ操作力FP に対応する物理量(以下、単に「ブレーキ
操作力FP 」という)として検出する。このブレーキ操
作力センサ60は、ブレーキ操作力FP に応じて連続的
に変化する信号を出力する。このブレーキ操作力センサ
60は、可変抵抗ゴム製の力−電気変換部材を備えてい
る。この力−電気変換部材は弾性変形可能とされてい
る。
キ関連量センサとして、入力ロッド24の軸力をブレー
キ操作力FP に対応する物理量(以下、単に「ブレーキ
操作力FP 」という)として検出する。このブレーキ操
作力センサ60は、ブレーキ操作力FP に応じて連続的
に変化する信号を出力する。このブレーキ操作力センサ
60は、可変抵抗ゴム製の力−電気変換部材を備えてい
る。この力−電気変換部材は弾性変形可能とされてい
る。
【0031】以下、ブレーキ操作力センサ60を詳しく
説明する。可変抵抗ゴムの特性が図4にグラフで表され
ている。このグラフから明らかなように、可変抵抗ゴム
はそれの電気抵抗(Ω)がそれの圧縮率(%)に応じて
連続的に変化する。本実施形態においては、可変抵抗ゴ
ムの圧縮率が「力−電気変換部材の弾性変形量」の一例
である。可変抵抗ゴムに電気を一定の電流値で流したと
きの電圧を検出すれば、その電圧値は電気抵抗に応じて
変化する。また、可変抵抗ゴムの圧縮率はブレーキ操作
力FP に応じて変化する。そこで、本実施形態において
は、ブレーキ操作力センサ60が出力した電圧信号に基
づいて現在の電圧値Vが演算されるとともに、その演算
された電圧値Vに基づき、電圧値Vとブレーキ操作力F
P との間の関係を表す変換関数f(V)に従って、現在
のブレーキ操作力FP が連続値として検出される。
説明する。可変抵抗ゴムの特性が図4にグラフで表され
ている。このグラフから明らかなように、可変抵抗ゴム
はそれの電気抵抗(Ω)がそれの圧縮率(%)に応じて
連続的に変化する。本実施形態においては、可変抵抗ゴ
ムの圧縮率が「力−電気変換部材の弾性変形量」の一例
である。可変抵抗ゴムに電気を一定の電流値で流したと
きの電圧を検出すれば、その電圧値は電気抵抗に応じて
変化する。また、可変抵抗ゴムの圧縮率はブレーキ操作
力FP に応じて変化する。そこで、本実施形態において
は、ブレーキ操作力センサ60が出力した電圧信号に基
づいて現在の電圧値Vが演算されるとともに、その演算
された電圧値Vに基づき、電圧値Vとブレーキ操作力F
P との間の関係を表す変換関数f(V)に従って、現在
のブレーキ操作力FP が連続値として検出される。
【0032】ブレーキ操作力FP に応じた弾性変形を力
−電気変換部材に生じさせるため、本実施形態において
は、入力ロッド24とクレビス26とが一定範囲で相対
移動可能に連結されており、その連結部に力−電気変換
部材が配設されている。
−電気変換部材に生じさせるため、本実施形態において
は、入力ロッド24とクレビス26とが一定範囲で相対
移動可能に連結されており、その連結部に力−電気変換
部材が配設されている。
【0033】図3に示すように、クレビス26の基板3
0は連結部材90を介して入力ロッド24の先端部に連
結されている。連結部材90は基板30に摺動可能に貫
通させられていて、それらの軸方向における相対移動が
一定範囲で許容されている。それら基板30と連結部材
90との接近限度はストッパ92、離間限度はストッパ
94によりそれぞれ規定されている。
0は連結部材90を介して入力ロッド24の先端部に連
結されている。連結部材90は基板30に摺動可能に貫
通させられていて、それらの軸方向における相対移動が
一定範囲で許容されている。それら基板30と連結部材
90との接近限度はストッパ92、離間限度はストッパ
94によりそれぞれ規定されている。
【0034】クレビス26と連結部材90との間には軸
方向隙間が存在し、この軸方向隙間に前記力−電気変換
部材100が配設されている。具体的には、力−電気変
換部材100は円環状をなして連結部材90に同軸に挿
通されている。力−電気変換部材100は、それの一端
面でクレビス26の前向き面(ブースタ12側を向いた
面)に接触する一方、他端面で連結部材90の後向き面
(ブレーキペダル10側を向いた面)に接触させられて
いる。
方向隙間が存在し、この軸方向隙間に前記力−電気変換
部材100が配設されている。具体的には、力−電気変
換部材100は円環状をなして連結部材90に同軸に挿
通されている。力−電気変換部材100は、それの一端
面でクレビス26の前向き面(ブースタ12側を向いた
面)に接触する一方、他端面で連結部材90の後向き面
(ブレーキペダル10側を向いた面)に接触させられて
いる。
【0035】ブレーキ操作力センサ60においては、金
属製である導体の連結部材90に第1端子102が取り
付けられる一方、連結部材90とクレビス26とが絶縁
体のブッシュ104を介して互いに連結された上で、金
属製である導体のクレビス26に第2端子106が取り
付けられている。
属製である導体の連結部材90に第1端子102が取り
付けられる一方、連結部材90とクレビス26とが絶縁
体のブッシュ104を介して互いに連結された上で、金
属製である導体のクレビス26に第2端子106が取り
付けられている。
【0036】以上、ブレーキ操作力検出装置のハードウ
ェア構成を説明したが、次に、ソフトウェア構成を図5
に基づいて説明する。
ェア構成を説明したが、次に、ソフトウェア構成を図5
に基づいて説明する。
【0037】ブレーキ操作力検出装置はコンピュータ1
10を備えている。コンピュータ110はよく知られて
いるように、CPU112,ROM114(記録媒体の
一例)およびRAM116を主体として構成されてい
る。そのROM114に記憶されているブレーキ操作力
検出ルーチンおよびセンサ校正ルーチンがCPU112
によりRAM116を使用しつつ実行されることによ
り、ブレーキ操作力FP の検出とブレーキ操作力センサ
60の校正とが行なわれる。
10を備えている。コンピュータ110はよく知られて
いるように、CPU112,ROM114(記録媒体の
一例)およびRAM116を主体として構成されてい
る。そのROM114に記憶されているブレーキ操作力
検出ルーチンおよびセンサ校正ルーチンがCPU112
によりRAM116を使用しつつ実行されることによ
り、ブレーキ操作力FP の検出とブレーキ操作力センサ
60の校正とが行なわれる。
【0038】コンピュータ110の入力側には、前記ス
トップランプスイッチ40とブレーキ操作力スイッチ5
0とブレーキ操作力センサ60とが接続されている。一
方、出力側には、ブレーキ操作力FP の検出結果を利用
すべき車両制御装置120が接続されている。車両制御
装置120には種々のものを採用することができる。例
えば、ブースタ12が助勢限界に到達したり、ブースタ
12が故障したりしたためにブレーキの効きが低下して
しまう場合に、その低下を抑制するためのブースタ能力
低下補償装置を採用することができる。このブースタ能
力低下補償装置は例えば、ブースタ12が助勢限界に到
達したこと,ブースタ12が故障したこと等、作動開始
条件が成立すれば、2位置弁等、流通制御弁によりブレ
ーキシリンダ18をマスタシリンダ14から遮断した状
態でポンプ等、液圧源によりブレーキシリンダ液圧PB
をマスタシリンダ液圧PM より高い液圧に増圧するよう
に構成することができ、そして、作動開始条件の成否判
定のためにブレーキ操作力FP を使用したり、作動開始
後においてブレーキシリンダ液圧PB のマスタシリンダ
液圧PM に対する増圧量をマスタシリンダ液圧PM に応
じて変化させるためにブレーキ操作力FP をマスタシリ
ンダ液圧PM として代用することができる。
トップランプスイッチ40とブレーキ操作力スイッチ5
0とブレーキ操作力センサ60とが接続されている。一
方、出力側には、ブレーキ操作力FP の検出結果を利用
すべき車両制御装置120が接続されている。車両制御
装置120には種々のものを採用することができる。例
えば、ブースタ12が助勢限界に到達したり、ブースタ
12が故障したりしたためにブレーキの効きが低下して
しまう場合に、その低下を抑制するためのブースタ能力
低下補償装置を採用することができる。このブースタ能
力低下補償装置は例えば、ブースタ12が助勢限界に到
達したこと,ブースタ12が故障したこと等、作動開始
条件が成立すれば、2位置弁等、流通制御弁によりブレ
ーキシリンダ18をマスタシリンダ14から遮断した状
態でポンプ等、液圧源によりブレーキシリンダ液圧PB
をマスタシリンダ液圧PM より高い液圧に増圧するよう
に構成することができ、そして、作動開始条件の成否判
定のためにブレーキ操作力FP を使用したり、作動開始
後においてブレーキシリンダ液圧PB のマスタシリンダ
液圧PM に対する増圧量をマスタシリンダ液圧PM に応
じて変化させるためにブレーキ操作力FP をマスタシリ
ンダ液圧PM として代用することができる。
【0039】図6には、前記ブレーキ操作力検出ルーチ
ンがフローチャートで表されている。本ルーチンは繰り
返し実行される。各回の実行時にはまず、ステップS1
(以下、単に「S1」で表す。他のステップについても
同じ)において、ブレーキ操作力センサ60から現在の
電圧信号が取り込まれるとともに、その電圧信号に基づ
いて電圧値Vが演算される。次に、S2において、RA
M116から変換関数f(V)が読み込まれる。この変
換関数f(V)は、上記演算された電圧値Vが代入され
ることにより、ブレーキ操作力FP を演算するための関
数である。また、この変換関数f(V)は、後述のセン
サ校正ルーチンにより必要な補正が加えられ、その場合
には、補正された変換関数f(V)がRAM116から
読み込まれる。その後、S3において、その読み込まれ
た変換関数f(V)に今回の電圧値Vが代入されること
により、今回のブレーキ操作力FP が演算される。以上
で本ルーチンの一回の実行が終了する。
ンがフローチャートで表されている。本ルーチンは繰り
返し実行される。各回の実行時にはまず、ステップS1
(以下、単に「S1」で表す。他のステップについても
同じ)において、ブレーキ操作力センサ60から現在の
電圧信号が取り込まれるとともに、その電圧信号に基づ
いて電圧値Vが演算される。次に、S2において、RA
M116から変換関数f(V)が読み込まれる。この変
換関数f(V)は、上記演算された電圧値Vが代入され
ることにより、ブレーキ操作力FP を演算するための関
数である。また、この変換関数f(V)は、後述のセン
サ校正ルーチンにより必要な補正が加えられ、その場合
には、補正された変換関数f(V)がRAM116から
読み込まれる。その後、S3において、その読み込まれ
た変換関数f(V)に今回の電圧値Vが代入されること
により、今回のブレーキ操作力FP が演算される。以上
で本ルーチンの一回の実行が終了する。
【0040】図7には、前記センサ校正ルーチンがフロ
ーチャートで表されている。本ルーチンも繰り返し実行
される。各回の実行時にはまず、S51において、スト
ップランプスイッチ40がOFFであるか否か、すなわ
ち、非ブレーキ操作時であるか否かが判定される。今回
はONであると仮定すれば、判定がNOとなり、直ちに
本ルーチンの一回の実行が終了する。これに対して、今
回はOFFであると仮定すれば、判定がYESとなり、
S52において、ブレーキ操作力センサ60から現在の
電圧信号(第1信号)が取り込まれるとともに、その電
圧信号に基づく電圧値Vが第1電圧値V1 とされる。続
いて、S53において、ブレーキ操作力スイッチ50の
信号がOFFからONに変化した時であるか否かが判定
される。今回はOFFからONへの変化時ではないと仮
定すれば、判定がNOとなり、S54において、ストッ
プランプスイッチ40がOFFであるか否かが判定され
る。OFFであれば判定がNOとなり、S52におい
て、再度第1電圧値V1 が演算される。第1電圧値V1
が、ブレーキ操作力スイッチ50の信号がOFFからO
Nに変化する直前の値に更新されるようにするためであ
る。これに対して、ストップランプスイッチ40がON
であれば、判定がNOとなり、S53に戻る。
ーチャートで表されている。本ルーチンも繰り返し実行
される。各回の実行時にはまず、S51において、スト
ップランプスイッチ40がOFFであるか否か、すなわ
ち、非ブレーキ操作時であるか否かが判定される。今回
はONであると仮定すれば、判定がNOとなり、直ちに
本ルーチンの一回の実行が終了する。これに対して、今
回はOFFであると仮定すれば、判定がYESとなり、
S52において、ブレーキ操作力センサ60から現在の
電圧信号(第1信号)が取り込まれるとともに、その電
圧信号に基づく電圧値Vが第1電圧値V1 とされる。続
いて、S53において、ブレーキ操作力スイッチ50の
信号がOFFからONに変化した時であるか否かが判定
される。今回はOFFからONへの変化時ではないと仮
定すれば、判定がNOとなり、S54において、ストッ
プランプスイッチ40がOFFであるか否かが判定され
る。OFFであれば判定がNOとなり、S52におい
て、再度第1電圧値V1 が演算される。第1電圧値V1
が、ブレーキ操作力スイッチ50の信号がOFFからO
Nに変化する直前の値に更新されるようにするためであ
る。これに対して、ストップランプスイッチ40がON
であれば、判定がNOとなり、S53に戻る。
【0041】今回は、ブレーキ操作力スイッチ50の信
号がOFFからONに変化したと仮定すれば、S53の
判定がYESとなり、S55において、ブレーキ操作力
センサ60から現在の電圧信号(第2信号)が取り込ま
れるとともに、その電圧信号に基づく電圧値Vが第2電
圧値V2 とされる。続いて、S56において、それら第
1および第2電圧値V1 ,V2 に基づいて変換関数f
(V)が補正され、その結果、ブレーキ操作力センサ6
0が校正される。
号がOFFからONに変化したと仮定すれば、S53の
判定がYESとなり、S55において、ブレーキ操作力
センサ60から現在の電圧信号(第2信号)が取り込ま
れるとともに、その電圧信号に基づく電圧値Vが第2電
圧値V2 とされる。続いて、S56において、それら第
1および第2電圧値V1 ,V2 に基づいて変換関数f
(V)が補正され、その結果、ブレーキ操作力センサ6
0が校正される。
【0042】図8には、ブレーキ操作力センサ60の実
特性と設計特性(基準特性)とがそれぞれ実線と一点鎖
線とで示されている。
特性と設計特性(基準特性)とがそれぞれ実線と一点鎖
線とで示されている。
【0043】設計特性では、非ブレーキ操作時に電圧値
Vが0となり、また、ブレーキ操作力FP の電圧値Vに
対する近似的な勾配である基準勾配がαとなる。ここに
「近似的な勾配」は、本実施形態においては、同図のグ
ラフにおいて、電圧値Vが0であるときの第1点と、電
圧値Vがブレーキ操作力FP が設定値FPSであるときに
対応する設定値VS であるときの第2点とを直線で結ん
だ場合のその直線の勾配とされている。
Vが0となり、また、ブレーキ操作力FP の電圧値Vに
対する近似的な勾配である基準勾配がαとなる。ここに
「近似的な勾配」は、本実施形態においては、同図のグ
ラフにおいて、電圧値Vが0であるときの第1点と、電
圧値Vがブレーキ操作力FP が設定値FPSであるときに
対応する設定値VS であるときの第2点とを直線で結ん
だ場合のその直線の勾配とされている。
【0044】これに対して、実特性では、非ブレーキ操
作時に電圧値Vが第1電圧値V1 となり、また、ブレー
キ操作力FP が設定値FPSであるときの電圧値が第2電
圧値V2 となる。よって、ブレーキ操作力FP の電圧値
Vに対する近似的な勾配である実勾配が、 FPS/(V2 −V1 ) となる。
作時に電圧値Vが第1電圧値V1 となり、また、ブレー
キ操作力FP が設定値FPSであるときの電圧値が第2電
圧値V2 となる。よって、ブレーキ操作力FP の電圧値
Vに対する近似的な勾配である実勾配が、 FPS/(V2 −V1 ) となる。
【0045】このように設計特性のグラフと実特性のグ
ラフとの間には、ブレーキ操作力センサ60のゼロ点
(ブレーキ操作力FP が0であるときの電圧値V)と勾
配とについて上記のような関係がある。よって、まず、
設計特性を表すグラフを右方向に(電圧値Vの増加方向
に)第1電圧値V1 だけ平行移動させ、それにより、ブ
レーキ操作力センサ60のゼロ点補正を行い、次に、そ
の平行移動後のグラフの勾配を、2つのグラフの勾配比
で変化させ、それにより、勾配補正を行なえば、設計特
性のグラフから実特性のグラフに近似したものを取得で
きる。したがって、この事実を利用すれば、実特性を表
す関数を、設計特性を表す関数、すなわち、変換関数f
(V)から推定可能となる。具体的には、実特性を表す
関数は、 f(V−V1 )×{FPS/(V2 −V1 )/α} となる。
ラフとの間には、ブレーキ操作力センサ60のゼロ点
(ブレーキ操作力FP が0であるときの電圧値V)と勾
配とについて上記のような関係がある。よって、まず、
設計特性を表すグラフを右方向に(電圧値Vの増加方向
に)第1電圧値V1 だけ平行移動させ、それにより、ブ
レーキ操作力センサ60のゼロ点補正を行い、次に、そ
の平行移動後のグラフの勾配を、2つのグラフの勾配比
で変化させ、それにより、勾配補正を行なえば、設計特
性のグラフから実特性のグラフに近似したものを取得で
きる。したがって、この事実を利用すれば、実特性を表
す関数を、設計特性を表す関数、すなわち、変換関数f
(V)から推定可能となる。具体的には、実特性を表す
関数は、 f(V−V1 )×{FPS/(V2 −V1 )/α} となる。
【0046】以上の知見に基づき、S56においては、
変換関数f(V)にゼロ点補正と勾配補正との双方が加
えられることにより、変換関数f(V)がブレーキ操作
力センサ60の実特性に合致させられる。続いて、S5
7において、補正された変換関数f(V)がRAM11
6にストアされる。以上で本ルーチンの一回の実行が終
了する。
変換関数f(V)にゼロ点補正と勾配補正との双方が加
えられることにより、変換関数f(V)がブレーキ操作
力センサ60の実特性に合致させられる。続いて、S5
7において、補正された変換関数f(V)がRAM11
6にストアされる。以上で本ルーチンの一回の実行が終
了する。
【0047】なお付言すれば、本実施形態においては、
力−電気変換部材100が、前述のように、弾性変形可
能とされている。したがって、ブレーキシリンダ18の
液圧を自動制御するためにマスタシリンダ14の加圧室
の容積が変動する場合に、その変動に起因する振動が力
−電気変換部材100により吸収され、よって、その振
動がブレーキペダル10まで伝達されることが抑制され
る。例えばアンチロック制御等によってマスタシリンダ
14の加圧室の容積が変動しても、ブレーキペダル10
が振動せずに済み、その結果、ブレーキ操作フィーリン
グが向上する。
力−電気変換部材100が、前述のように、弾性変形可
能とされている。したがって、ブレーキシリンダ18の
液圧を自動制御するためにマスタシリンダ14の加圧室
の容積が変動する場合に、その変動に起因する振動が力
−電気変換部材100により吸収され、よって、その振
動がブレーキペダル10まで伝達されることが抑制され
る。例えばアンチロック制御等によってマスタシリンダ
14の加圧室の容積が変動しても、ブレーキペダル10
が振動せずに済み、その結果、ブレーキ操作フィーリン
グが向上する。
【0048】以上の説明から明らかなように、本実施形
態においては、ブレーキ操作力センサ60が「ブレーキ
関連量センサ」を構成し、コンピュータ110の図6の
S1〜S3を実行する部分が「演算手段」を構成し、図
7のS51〜S57を実行する部分が「センサ校正手
段」を構成しているのである。また、ブースタ12およ
びマスタシリンダ14が「ブレーキ駆動装置」を構成
し、クレビス26と入力ロッド24とが互いに共同して
「力伝達系」を構成しているのである。
態においては、ブレーキ操作力センサ60が「ブレーキ
関連量センサ」を構成し、コンピュータ110の図6の
S1〜S3を実行する部分が「演算手段」を構成し、図
7のS51〜S57を実行する部分が「センサ校正手
段」を構成しているのである。また、ブースタ12およ
びマスタシリンダ14が「ブレーキ駆動装置」を構成
し、クレビス26と入力ロッド24とが互いに共同して
「力伝達系」を構成しているのである。
【0049】次に、本発明の第2実施形態であるブレー
キ操作力検出装置を説明する。ただし、本実施形態は先
の第1実施形態と共通する要素が多く、異なるのはブレ
ーキ操作力スイッチに関する機械的要素のみであるた
め、その要素についてのみ詳細に説明し、他の要素につ
いては同一の符号を使用することによって詳細な説明を
省略する。
キ操作力検出装置を説明する。ただし、本実施形態は先
の第1実施形態と共通する要素が多く、異なるのはブレ
ーキ操作力スイッチに関する機械的要素のみであるた
め、その要素についてのみ詳細に説明し、他の要素につ
いては同一の符号を使用することによって詳細な説明を
省略する。
【0050】第1実施形態においては、ブレーキ操作力
スイッチ50が、ブレーキペダル10とクレビス26と
の相対移動により作動させられるようになっているが、
本実施形態においては、図9に示すように、クレビス2
6と入力ロッド24との相対移動により作動させられ
る。
スイッチ50が、ブレーキペダル10とクレビス26と
の相対移動により作動させられるようになっているが、
本実施形態においては、図9に示すように、クレビス2
6と入力ロッド24との相対移動により作動させられ
る。
【0051】本実施形態においては、ブレーキペダル1
0とクレビス26とが、相対移動が実質的に阻止される
状態で相対回動可能に連結されている。図10に示すよ
うに、一対の第1ピン穴32も第2ピン穴34も、それ
らに共通のピン36よりわずかに大きい直径を有する円
穴とされているのである。また、クレビス26と入力ロ
ッド24とが、第1実施形態におけると同様な構成によ
り、入力ロッド24の軸線における相対移動が一定範囲
で許容される状態で互いに連結されている。
0とクレビス26とが、相対移動が実質的に阻止される
状態で相対回動可能に連結されている。図10に示すよ
うに、一対の第1ピン穴32も第2ピン穴34も、それ
らに共通のピン36よりわずかに大きい直径を有する円
穴とされているのである。また、クレビス26と入力ロ
ッド24とが、第1実施形態におけると同様な構成によ
り、入力ロッド24の軸線における相対移動が一定範囲
で許容される状態で互いに連結されている。
【0052】図9に示すように、連結部材90にはブレ
ーキ操作力スイッチ200が取り付けられている。この
ブレーキ操作力スイッチ200も前記ブレーキ操作力ス
イッチ50と同様に、本体202と可動子204とを有
している。本体202は連結部材90に固定される一
方、可動子204はそれの先端で、基板30と一体的に
移動可能な係合部210に接触させられている。ブレー
キ操作力スイッチ200は、クレビス26と入力ロッド
24とが図示の離間限度にある状態では、可動子204
が本体202から最も突出してOFF信号を出力し、一
方、クレビス26と入力ロッド24とが図示の離間限度
から一定距離接近した状態では、可動子204が本体2
02に押し込まれてON信号を出力する。また、ブレー
キ操作力スイッチ200は、ブレーキ操作力FP が増加
して設定値FPSと等しくなったときに、信号がOFFか
らONに変化するように設計されている。
ーキ操作力スイッチ200が取り付けられている。この
ブレーキ操作力スイッチ200も前記ブレーキ操作力ス
イッチ50と同様に、本体202と可動子204とを有
している。本体202は連結部材90に固定される一
方、可動子204はそれの先端で、基板30と一体的に
移動可能な係合部210に接触させられている。ブレー
キ操作力スイッチ200は、クレビス26と入力ロッド
24とが図示の離間限度にある状態では、可動子204
が本体202から最も突出してOFF信号を出力し、一
方、クレビス26と入力ロッド24とが図示の離間限度
から一定距離接近した状態では、可動子204が本体2
02に押し込まれてON信号を出力する。また、ブレー
キ操作力スイッチ200は、ブレーキ操作力FP が増加
して設定値FPSと等しくなったときに、信号がOFFか
らONに変化するように設計されている。
【0053】なお、本実施形態においては、力−電気変
換部材100の弾性により、クレビス26と入力ロッド
24とが離間限度に向かって付勢されるが、力−電気変
換部材100に並列の別の弾性部材、例えば、圧縮型の
スプリングの弾性によりその付勢を行なうことができ
る。
換部材100の弾性により、クレビス26と入力ロッド
24とが離間限度に向かって付勢されるが、力−電気変
換部材100に並列の別の弾性部材、例えば、圧縮型の
スプリングの弾性によりその付勢を行なうことができ
る。
【0054】次に、本発明の第3実施形態であるブレー
キ操作力検出装置を説明する。ただし、本実施形態は先
の第2実施形態と共通する要素が多く、異なるのはブレ
ーキ操作力センサに関する機械的要素のみであるため、
その要素についてのみ詳細に説明し、他の要素について
は同一の符号を使用することによって詳細な説明を省略
する。
キ操作力検出装置を説明する。ただし、本実施形態は先
の第2実施形態と共通する要素が多く、異なるのはブレ
ーキ操作力センサに関する機械的要素のみであるため、
その要素についてのみ詳細に説明し、他の要素について
は同一の符号を使用することによって詳細な説明を省略
する。
【0055】第2実施形態においては、ブレーキ操作力
センサ60が、クレビス26と入力ロッド24との相対
移動により作動させられるようになっているが、本実施
形態においては、図11に示すように、ブレーキ操作力
センサ230が、ブレーキペダル10とクレビス240
との相対移動により作動させられる。
センサ60が、クレビス26と入力ロッド24との相対
移動により作動させられるようになっているが、本実施
形態においては、図11に示すように、ブレーキ操作力
センサ230が、ブレーキペダル10とクレビス240
との相対移動により作動させられる。
【0056】本実施形態においては、図12に示すよう
に、クレビス240の一対の側板242,242に一対
の第1ピン穴246,246が、入力ロッド24の軸線
と直角の方向に互いに同軸に形成されている。一対の第
1ピン穴246,246は、上記軸線に沿って延びる長
穴とされているのに対して、ブレーキペダル10の第2
ピン穴34は、ピン36よりわずかに大きい直径を有す
る円穴とされている。そして、それら一対の第1ピン穴
246,246と第2ピン穴34とに前記ピン36が挿
通されている。よって、ブレーキペダル10とクレビス
240とは、入力ロッド24の軸方向における相対移動
が一定範囲で許容される状態で相対回動可能に互いに連
結されている。
に、クレビス240の一対の側板242,242に一対
の第1ピン穴246,246が、入力ロッド24の軸線
と直角の方向に互いに同軸に形成されている。一対の第
1ピン穴246,246は、上記軸線に沿って延びる長
穴とされているのに対して、ブレーキペダル10の第2
ピン穴34は、ピン36よりわずかに大きい直径を有す
る円穴とされている。そして、それら一対の第1ピン穴
246,246と第2ピン穴34とに前記ピン36が挿
通されている。よって、ブレーキペダル10とクレビス
240とは、入力ロッド24の軸方向における相対移動
が一定範囲で許容される状態で相対回動可能に互いに連
結されている。
【0057】クレビス240内には、概してU字状をな
す移動部材250が、クレビス240の一対の側板24
2,242に、入力ロッド24の軸方向に移動可能に嵌
合されている。移動部材250の一対の側板252,2
52にピン36が実質的に隙間なく挿通されている。し
たがって、移動部材250はピン36およびブレーキペ
ダル10と一緒に、入力ロッド24の軸方向に移動させ
られる。クレビス240の基板256と移動部材250
の基板258との間に、上記ブレーキ操作力センサ23
0の力−電気変換部材260が設けられている。力−電
気変換部材260も弾性変形可能な可変抵抗ゴム製とさ
れている。力−電気変換部材260は円環状をなしてお
り、それの一端面において基板256と常時接触させら
れている一方、それの他端面において、移動部材250
に固定された概して円板状を成すリテーナ262と常時
接触させられている。したがって、ブレーキペダル10
が踏み込まれれば、その力が移動部材250およびリテ
ーナ262を介して力−電気変換部材260に伝達さ
れ、その結果、その力−電気変換部材260が弾性的に
圧縮されることになる。その圧縮率に応じて力−電気変
換部材260の電気抵抗が変化するのである。
す移動部材250が、クレビス240の一対の側板24
2,242に、入力ロッド24の軸方向に移動可能に嵌
合されている。移動部材250の一対の側板252,2
52にピン36が実質的に隙間なく挿通されている。し
たがって、移動部材250はピン36およびブレーキペ
ダル10と一緒に、入力ロッド24の軸方向に移動させ
られる。クレビス240の基板256と移動部材250
の基板258との間に、上記ブレーキ操作力センサ23
0の力−電気変換部材260が設けられている。力−電
気変換部材260も弾性変形可能な可変抵抗ゴム製とさ
れている。力−電気変換部材260は円環状をなしてお
り、それの一端面において基板256と常時接触させら
れている一方、それの他端面において、移動部材250
に固定された概して円板状を成すリテーナ262と常時
接触させられている。したがって、ブレーキペダル10
が踏み込まれれば、その力が移動部材250およびリテ
ーナ262を介して力−電気変換部材260に伝達さ
れ、その結果、その力−電気変換部材260が弾性的に
圧縮されることになる。その圧縮率に応じて力−電気変
換部材260の電気抵抗が変化するのである。
【0058】クレビス240は、金属製とされ、導体と
されている。また、移動部材250は、合成樹脂製とさ
れ、絶縁体とされている。また、リテーナ262は、金
属製とされ、導体とされている。そして、図13に示す
ように、ブレーキ操作力センサ230の第1端子290
は、クレビス240の基板256に取り付けられてい
て、その基板256を経て力−電気変換部材260の一
端面に接続されている。一方、第2端子292は、リテ
ーナ262に取り付けられていて、そのリテーナ262
を経て力−電気変換部材260の他端面に接続されてい
る。リテーナ262とクレビス240とは、図示しない
絶縁体により、導通しないようにされている。第1およ
び第2端子290,292がクレビス240を経て短絡
しないようにするためである。
されている。また、移動部材250は、合成樹脂製とさ
れ、絶縁体とされている。また、リテーナ262は、金
属製とされ、導体とされている。そして、図13に示す
ように、ブレーキ操作力センサ230の第1端子290
は、クレビス240の基板256に取り付けられてい
て、その基板256を経て力−電気変換部材260の一
端面に接続されている。一方、第2端子292は、リテ
ーナ262に取り付けられていて、そのリテーナ262
を経て力−電気変換部材260の他端面に接続されてい
る。リテーナ262とクレビス240とは、図示しない
絶縁体により、導通しないようにされている。第1およ
び第2端子290,292がクレビス240を経て短絡
しないようにするためである。
【0059】図12に示すように、クレビス240の基
板256には、それの外部において、連結機構270が
設けられている。この連結機構270は、クレビス24
0と入力ロッド24とを、それの軸方向における相対移
動が一定範囲で許容される状態で互いに連結する機能を
有する。連結機構270は、第2実施形態において入力
ロッド24とクレビス26とを互いに連結する機構と同
様な構成を有しており、連結部材90とストッパ92お
よび94とを備えている。ただし、第2実施形態におけ
るとは異なり、連結部材90と、基板256に固定され
た連結部材274と一体的に移動する係合部276との
間に、圧縮型のスプリング280が設けられている。こ
のスプリング280により、連結部材274と90とが
離間限度に向かって常時付勢される。このスプリング2
80は、それのセット荷重FSETが、 FSET =FPS×RP とされていて、ブレーキ操作力FP が設定値FPSより大
きくなろうとするとスプリング280が圧縮するように
なっている。
板256には、それの外部において、連結機構270が
設けられている。この連結機構270は、クレビス24
0と入力ロッド24とを、それの軸方向における相対移
動が一定範囲で許容される状態で互いに連結する機能を
有する。連結機構270は、第2実施形態において入力
ロッド24とクレビス26とを互いに連結する機構と同
様な構成を有しており、連結部材90とストッパ92お
よび94とを備えている。ただし、第2実施形態におけ
るとは異なり、連結部材90と、基板256に固定され
た連結部材274と一体的に移動する係合部276との
間に、圧縮型のスプリング280が設けられている。こ
のスプリング280により、連結部材274と90とが
離間限度に向かって常時付勢される。このスプリング2
80は、それのセット荷重FSETが、 FSET =FPS×RP とされていて、ブレーキ操作力FP が設定値FPSより大
きくなろうとするとスプリング280が圧縮するように
なっている。
【0060】図11に示すように、連結部材90にブレ
ーキ操作力スイッチ200が設けられている。このブレ
ーキ操作力スイッチ200は、連結部材274と90と
が図示の離間限度にある状態では、OFF信号を出力
し、一方、ブレーキ操作力FPが設定値FPSに増加した
ためにスプリング280が圧縮され、その結果、連結部
材274と90とが離間限度から一定距離以上接近した
状態では、ON信号を出力する。
ーキ操作力スイッチ200が設けられている。このブレ
ーキ操作力スイッチ200は、連結部材274と90と
が図示の離間限度にある状態では、OFF信号を出力
し、一方、ブレーキ操作力FPが設定値FPSに増加した
ためにスプリング280が圧縮され、その結果、連結部
材274と90とが離間限度から一定距離以上接近した
状態では、ON信号を出力する。
【0061】次に、本発明の第4実施形態であるブレー
キ操作力検出装置を説明する。ただし、本実施形態は最
先の第1実施形態と共通する要素が多く、異なるのはブ
レーキ操作力センサ60を校正する要素のみであるた
め、その要素についてのみ詳細に説明し、他の要素につ
いては同一の符号を使用することによって詳細な説明を
省略する。
キ操作力検出装置を説明する。ただし、本実施形態は最
先の第1実施形態と共通する要素が多く、異なるのはブ
レーキ操作力センサ60を校正する要素のみであるた
め、その要素についてのみ詳細に説明し、他の要素につ
いては同一の符号を使用することによって詳細な説明を
省略する。
【0062】第1実施形態においては、ブレーキ操作力
センサ60の検出特性を表すグラフのうちブレーキペダ
ル10の非操作状態と設定操作状態とにそれぞれ対応す
る2点で切り取られる部分が一直線で近似させられ、そ
の直線の勾配としてブレーキ操作力センサ60の検出特
性勾配が定義されるようになっている。これに対して、
本実施形態においては、ブレーキ操作力センサ60の検
出特性を表すグラフのうちブレーキペダル10の第1の
設定操作状態と第2の設定操作状態とにそれぞれ対応す
る2点で切り取られる部分が一直線で近似させられ、そ
の直線の勾配としてブレーキ操作力センサ60の検出特
性勾配が定義されるようになっている。
センサ60の検出特性を表すグラフのうちブレーキペダ
ル10の非操作状態と設定操作状態とにそれぞれ対応す
る2点で切り取られる部分が一直線で近似させられ、そ
の直線の勾配としてブレーキ操作力センサ60の検出特
性勾配が定義されるようになっている。これに対して、
本実施形態においては、ブレーキ操作力センサ60の検
出特性を表すグラフのうちブレーキペダル10の第1の
設定操作状態と第2の設定操作状態とにそれぞれ対応す
る2点で切り取られる部分が一直線で近似させられ、そ
の直線の勾配としてブレーキ操作力センサ60の検出特
性勾配が定義されるようになっている。
【0063】図16には、ブレーキ操作力センサ60の
実特性と設計特性(基準特性)とがそれぞれ実線と一点
鎖線とで示されている。
実特性と設計特性(基準特性)とがそれぞれ実線と一点
鎖線とで示されている。
【0064】設計特性では、非ブレーキ操作時に電圧値
Vが0となり、また、同図のグラフにおいて、電圧値V
がブレーキ操作力FP が設定値FPMであるときに対応す
る設定値VS1であるときの第1点と、電圧値Vがブレー
キ操作力FP が設定値FPS(>FPM)であるときに対応
する設定値VS2であるときの第2点とを直線で結んだ場
合のその直線の勾配が、ブレーキ操作力センサ60の検
出特性勾配とされている。同図のグラフのうち、最も直
線に近い部分が一直線で近似させられ、その直線の勾配
として検出特性勾配が定義されているのである。そし
て、この設計特性の基準勾配がβとされている。
Vが0となり、また、同図のグラフにおいて、電圧値V
がブレーキ操作力FP が設定値FPMであるときに対応す
る設定値VS1であるときの第1点と、電圧値Vがブレー
キ操作力FP が設定値FPS(>FPM)であるときに対応
する設定値VS2であるときの第2点とを直線で結んだ場
合のその直線の勾配が、ブレーキ操作力センサ60の検
出特性勾配とされている。同図のグラフのうち、最も直
線に近い部分が一直線で近似させられ、その直線の勾配
として検出特性勾配が定義されているのである。そし
て、この設計特性の基準勾配がβとされている。
【0065】これに対して、実特性では、非ブレーキ操
作時に電圧値Vが第1電圧値V1 となり、また、ブレー
キ操作力FP が設定値FPMであるときに電圧値Vが第2
電圧値V2 となり、また、ブレーキ操作力FP が設定値
FPSであるときに電圧値Vが第3電圧値V3 となる。よ
って、ブレーキ操作力FP の電圧値Vに対する実勾配
が、 (FPS−FPM)/(V3 −V2 ) となる。
作時に電圧値Vが第1電圧値V1 となり、また、ブレー
キ操作力FP が設定値FPMであるときに電圧値Vが第2
電圧値V2 となり、また、ブレーキ操作力FP が設定値
FPSであるときに電圧値Vが第3電圧値V3 となる。よ
って、ブレーキ操作力FP の電圧値Vに対する実勾配
が、 (FPS−FPM)/(V3 −V2 ) となる。
【0066】このように設計特性のグラフと実特性のグ
ラフとの間には、ブレーキ操作力センサ60のゼロ点
(ブレーキ操作力FP が0であるときの電圧値V)と勾
配とについて上記のような関係がある。よって、まず、
設計特性を表すグラフを右方向に(電圧値Vの増加方向
に)第1電圧値V1 だけ平行移動させ、それにより、ブ
レーキ操作力センサ60のゼロ点補正を行い、次に、そ
の平行移動後のグラフの勾配を、2つのグラフの勾配比
で変化させ、それにより、勾配補正を行なえば、設計特
性のグラフから実特性のグラフに近似したものを取得で
きる。したがって、この事実を利用すれば、実特性を表
す関数を、設計特性を表す関数、すなわち、変換関数f
(V)から推定可能となる。具体的には、実特性を表す
関数は、 f(V−V1 )×{(FPS−FPM)/(V3 −V2 )/
α} となる。
ラフとの間には、ブレーキ操作力センサ60のゼロ点
(ブレーキ操作力FP が0であるときの電圧値V)と勾
配とについて上記のような関係がある。よって、まず、
設計特性を表すグラフを右方向に(電圧値Vの増加方向
に)第1電圧値V1 だけ平行移動させ、それにより、ブ
レーキ操作力センサ60のゼロ点補正を行い、次に、そ
の平行移動後のグラフの勾配を、2つのグラフの勾配比
で変化させ、それにより、勾配補正を行なえば、設計特
性のグラフから実特性のグラフに近似したものを取得で
きる。したがって、この事実を利用すれば、実特性を表
す関数を、設計特性を表す関数、すなわち、変換関数f
(V)から推定可能となる。具体的には、実特性を表す
関数は、 f(V−V1 )×{(FPS−FPM)/(V3 −V2 )/
α} となる。
【0067】本実施形態においては、ブレーキ操作力F
P が設定値FPSと等しくなったことが前記ブレーキ操作
力スイッチ50により検出されるのに対して、ブレーキ
操作力FP が設定値FPMと等しくなったことがマスタシ
リンダ液圧センサ300により検出される。本実施形態
においては、図14に示すように、第1実施形態に対し
てマスタシリンダ液圧センサ300が追加されている。
そして、コンピュータ302により、ブレーキ操作が開
始されたためにマスタシリンダ液圧PM が上昇を開始
し、その結果、図17に示すように、マスタシリンダ液
圧センサ300の検出値PM が0に近い基準値PM0を超
えたときに、ブレーキ操作力FP が設定値FPMと等しく
なったと判定される。
P が設定値FPSと等しくなったことが前記ブレーキ操作
力スイッチ50により検出されるのに対して、ブレーキ
操作力FP が設定値FPMと等しくなったことがマスタシ
リンダ液圧センサ300により検出される。本実施形態
においては、図14に示すように、第1実施形態に対し
てマスタシリンダ液圧センサ300が追加されている。
そして、コンピュータ302により、ブレーキ操作が開
始されたためにマスタシリンダ液圧PM が上昇を開始
し、その結果、図17に示すように、マスタシリンダ液
圧センサ300の検出値PM が0に近い基準値PM0を超
えたときに、ブレーキ操作力FP が設定値FPMと等しく
なったと判定される。
【0068】図15には、本実施形態におけるセンサ校
正ルーチンがフローチャートで表されている。本ルーチ
ンも繰り返し実行される。各回の実行時にはまず、S1
01において、ストップランプスイッチ40がOFFで
あるか否か、すなわち、非ブレーキ操作時であるか否か
が判定される。今回はONであると仮定すれば、判定が
NOとなり、直ちに本ルーチンの一回の実行が終了す
る。これに対して、今回はOFFであると仮定すれば、
判定がYESとなり、S102において、ブレーキ操作
力センサ60から現在の電圧信号が取り込まれるととも
に、その電圧信号に基づく電圧値Vが第1電圧値V1 と
される。
正ルーチンがフローチャートで表されている。本ルーチ
ンも繰り返し実行される。各回の実行時にはまず、S1
01において、ストップランプスイッチ40がOFFで
あるか否か、すなわち、非ブレーキ操作時であるか否か
が判定される。今回はONであると仮定すれば、判定が
NOとなり、直ちに本ルーチンの一回の実行が終了す
る。これに対して、今回はOFFであると仮定すれば、
判定がYESとなり、S102において、ブレーキ操作
力センサ60から現在の電圧信号が取り込まれるととも
に、その電圧信号に基づく電圧値Vが第1電圧値V1 と
される。
【0069】続いて、S103において、マスタシリン
ダ液圧センサ300により現在のマスタシリンダ液圧P
M が検出される。その後、S104において、検出され
たマスタシリンダ液圧PM が基準値PM0を超えたか否か
が判定される。超えていなければ判定がNOとなり、S
103に戻るが、超えていれば判定がYESとなり、S
105に移行する。S105においては、第2電圧値V
2 がコンピュータ302のROM114から読み込まれ
る。第2電圧値V2 はROM114に固定値として記憶
されている。
ダ液圧センサ300により現在のマスタシリンダ液圧P
M が検出される。その後、S104において、検出され
たマスタシリンダ液圧PM が基準値PM0を超えたか否か
が判定される。超えていなければ判定がNOとなり、S
103に戻るが、超えていれば判定がYESとなり、S
105に移行する。S105においては、第2電圧値V
2 がコンピュータ302のROM114から読み込まれ
る。第2電圧値V2 はROM114に固定値として記憶
されている。
【0070】続いて、S106において、ブレーキ操作
力スイッチ50の信号がOFFからONに変化した時で
あるか否かが判定される。今回はOFFからONへの変
化時ではないと仮定すれば、判定がNOとなり、S10
6に戻るが、今回はOFFからONへの変化時であると
仮定すれば、判定がYESとなり、S107において、
ブレーキ操作力センサ60から現在の電圧信号が取り込
まれるとともに、その電圧信号に基づく電圧値Vが第3
電圧値V3 とされる。
力スイッチ50の信号がOFFからONに変化した時で
あるか否かが判定される。今回はOFFからONへの変
化時ではないと仮定すれば、判定がNOとなり、S10
6に戻るが、今回はOFFからONへの変化時であると
仮定すれば、判定がYESとなり、S107において、
ブレーキ操作力センサ60から現在の電圧信号が取り込
まれるとともに、その電圧信号に基づく電圧値Vが第3
電圧値V3 とされる。
【0071】その後、S108において、それら第1な
いし第3電圧値V1 ,V2 ,V3 に基づき、前述のよう
にして変換関数f(V)が補正され、その結果、ブレー
キ操作力センサ60が校正される。変換関数f(V)に
ゼロ点補正と勾配補正との双方が加えられることによ
り、変換関数f(V)がブレーキ操作力センサ60の実
特性に合致させられるのである。続いて、S109にお
いて、補正された変換関数f(V)がRAM116にス
トアされる。以上で本ルーチンの一回の実行が終了す
る。
いし第3電圧値V1 ,V2 ,V3 に基づき、前述のよう
にして変換関数f(V)が補正され、その結果、ブレー
キ操作力センサ60が校正される。変換関数f(V)に
ゼロ点補正と勾配補正との双方が加えられることによ
り、変換関数f(V)がブレーキ操作力センサ60の実
特性に合致させられるのである。続いて、S109にお
いて、補正された変換関数f(V)がRAM116にス
トアされる。以上で本ルーチンの一回の実行が終了す
る。
【0072】以上、本発明のいくつかの実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明したが、これらの他にも、特許
請求の範囲を逸脱することなく、当業者の知識に基づい
て種々の変形,改良を施した形態で本発明を実施するこ
とが可能である。
面に基づいて詳細に説明したが、これらの他にも、特許
請求の範囲を逸脱することなく、当業者の知識に基づい
て種々の変形,改良を施した形態で本発明を実施するこ
とが可能である。
【図1】本発明の第1実施形態であるブレーキ操作力検
出装置のハードウェア構成を示す系統図である。
出装置のハードウェア構成を示す系統図である。
【図2】そのブレーキ操作力検出装置が設けられるブレ
ーキ装置を示す系統図である。
ーキ装置を示す系統図である。
【図3】図1におけるブレーキペダルとブースタの入力
ロッドとの連結部を拡大して示す部分断面平面図であ
る。
ロッドとの連結部を拡大して示す部分断面平面図であ
る。
【図4】図3における可変抵抗ゴム製の力−電気変換部
材の特性を示すグラフである。
材の特性を示すグラフである。
【図5】上記ブレーキ操作力検出装置のソフトウェア構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図6】図5のROMに記憶されているブレーキ操作力
検出ルーチンを示すフローチャートである。
検出ルーチンを示すフローチャートである。
【図7】そのROMに記憶されているセンサ校正ルーチ
ンを示すフローチャートである。
ンを示すフローチャートである。
【図8】そのセンサ校正ルーチンの内容を説明するため
のグラフである。
のグラフである。
【図9】本発明の第2実施形態であるブレーキ操作力検
出装置のハードウェア構成を示す部分断面側面図であ
る。
出装置のハードウェア構成を示す部分断面側面図であ
る。
【図10】図9におけるブレーキペダルと入力ロッドと
レバーとの連結部を示す部分断面平面図である。
レバーとの連結部を示す部分断面平面図である。
【図11】本発明の第3実施形態であるブレーキ操作力
検出装置のハードウェア構成を示す部分断面側面図であ
る。
検出装置のハードウェア構成を示す部分断面側面図であ
る。
【図12】図11におけるブレーキペダルと入力ロッド
との連結部を示す部分断面平面図である。
との連結部を示す部分断面平面図である。
【図13】図12におけるクレビスを示す正面図であ
る。
る。
【図14】本発明の第4実施形態であるブレーキ操作力
検出装置のソフトウェア構成を示すブロック図である。
検出装置のソフトウェア構成を示すブロック図である。
【図15】図14のROMに記憶されているセンサ校正
ルーチンを示すフローチャートである。
ルーチンを示すフローチャートである。
【図16】そのセンサ校正ルーチンの内容を説明するた
めのグラフである。
めのグラフである。
【図17】そのセンサ校正ルーチンの内容を説明するた
めの別のグラフである。
めの別のグラフである。
10 ブレーキペダル 12 バキュームブースタ 14 マスタシリンダ 16 ブレーキ 18 ブレーキシリンダ 24 入力ロッド 26 クレビス 40 ストップランプスイッチ 50,200 ブレーキ操作力スイッチ 60,230 ブレーキ操作力センサ 100,260 力−電気変換部材 110,302 コンピュータ
Claims (6)
- 【請求項1】ブレーキ装置の作動に関連するブレーキ関
連量を検出するブレーキ関連量センサを校正する方法で
あって、 ブレーキ関連量センサの出力信号がブレーキ関連量に対
して変化する勾配を実勾配として取得し、その取得した
実勾配に基づいてブレーキ関連量センサを校正すること
を特徴とするブレーキ関連量センサ校正方法。 - 【請求項2】前記ブレーキ関連量センサとは別の第1手
段により、ブレーキ操作部材が非操作状態にあることを
検出し、それを検出したときのブレーキ関連量センサの
出力信号を第1信号とするとともに、前記ブレーキ関連
量センサとは別の第2手段により、ブレーキ操作部材が
設定操作状態にあることを検出し、それを検出したとき
のブレーキ関連量センサの出力信号を第2信号とし、か
つ、それら第1信号と第2信号とに基づいて前記実勾配
を取得する請求項1に記載のブレーキ関連量センサ校正
方法。 - 【請求項3】前記第1信号と第2信号とに基づいて前記
ブレーキ関連量センサの校正をそれのゼロ点と前記勾配
との双方について行なう請求項2に記載のブレーキ関連
量センサ校正方法。 - 【請求項4】ブレーキ装置の作動に関連するブレーキ関
連量を検出するブレーキ関連量センサと、 そのブレーキ関連量センサの出力信号に基づいてブレー
キ関連量を演算する演算手段とを含むブレーキ関連量検
出装置において、 前記ブレーキ関連量センサの出力信号がブレーキ関連量
に対して変化する勾配を実勾配として取得し、その取得
した実勾配に基づいてブレーキ関連量センサを校正する
センサ校正手段を設けたことを特徴とするブレーキ関連
量検出装置。 - 【請求項5】前記ブレーキ装置が、(a) ブレーキ操作部
材と、(b) 車輪の回転を抑制するブレーキと、(c) 前記
ブレーキ操作部材の操作力により前記ブレーキを駆動す
るブレーキ駆動装置と、(d) 前記ブレーキ操作部材の操
作力を前記ブレーキ駆動装置に伝達する力伝達系であっ
て、操作力の伝達方向において相対移動可能な2部分を
有するものとを含み、前記ブレーキ関連量センサが、入
力された力を電気信号に変換する弾性変形可能な力−電
気変換部材であって、前記2部分の間にそれらの相対移
動により弾性変形させられる状態で設けられてその弾性
変形量に応じて連続的に変化する信号を出力するものを
有するブレーキ操作力センサを含む請求項4に記載のブ
レーキ関連量検出装置。 - 【請求項6】前記力−電気変換部材が可変抵抗ゴム製と
されている請求項5に記載のブレーキ関連量検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3505598A JPH11230841A (ja) | 1998-02-17 | 1998-02-17 | ブレーキ関連量センサ校正方法およびブレーキ関連量検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3505598A JPH11230841A (ja) | 1998-02-17 | 1998-02-17 | ブレーキ関連量センサ校正方法およびブレーキ関連量検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11230841A true JPH11230841A (ja) | 1999-08-27 |
Family
ID=12431361
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3505598A Pending JPH11230841A (ja) | 1998-02-17 | 1998-02-17 | ブレーキ関連量センサ校正方法およびブレーキ関連量検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11230841A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003004563A (ja) * | 2001-06-21 | 2003-01-08 | Toyota Motor Corp | 基準値決定方法および装置 |
| US6668659B2 (en) | 2000-11-08 | 2003-12-30 | Denso Corporation | Load detecting device |
| JP2008055964A (ja) * | 2006-08-29 | 2008-03-13 | Toyota Motor Corp | ブレーキペダル |
| US8333130B2 (en) | 2006-11-15 | 2012-12-18 | Toyoda Iron Works Co., Ltd. | Operating pedal apparatus for vehicle |
| JP2013117405A (ja) * | 2011-12-02 | 2013-06-13 | Ntn Corp | センサ付車輪用軸受装置 |
| US9404540B2 (en) | 2011-09-29 | 2016-08-02 | Ntn Corporation | Wheel bearing apparatus with sensor |
-
1998
- 1998-02-17 JP JP3505598A patent/JPH11230841A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6668659B2 (en) | 2000-11-08 | 2003-12-30 | Denso Corporation | Load detecting device |
| JP2003004563A (ja) * | 2001-06-21 | 2003-01-08 | Toyota Motor Corp | 基準値決定方法および装置 |
| JP2008055964A (ja) * | 2006-08-29 | 2008-03-13 | Toyota Motor Corp | ブレーキペダル |
| US8333130B2 (en) | 2006-11-15 | 2012-12-18 | Toyoda Iron Works Co., Ltd. | Operating pedal apparatus for vehicle |
| US9404540B2 (en) | 2011-09-29 | 2016-08-02 | Ntn Corporation | Wheel bearing apparatus with sensor |
| JP2013117405A (ja) * | 2011-12-02 | 2013-06-13 | Ntn Corp | センサ付車輪用軸受装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7395734B2 (en) | Vehicle brake apparatus | |
| CN102548818B (zh) | 用于运行机动车的制动力放大的制动系统的方法以及用于机动车的制动力放大的制动系统的控制装置 | |
| CN101479135B (zh) | 踏板操作量检测设备 | |
| US20090256417A1 (en) | Brake device | |
| US11312348B2 (en) | Brake apparatus using electric booster and control method thereof | |
| JPH0789432A (ja) | 自動車用ブレーキ圧増大装置 | |
| US20050269871A1 (en) | Brake system | |
| US6612659B2 (en) | Intelligent input push rod assembly | |
| US11745717B2 (en) | Actuation unit for braking system | |
| US6744360B2 (en) | Method of calibrating an intelligent input push rod assembly | |
| JP2001334919A (ja) | ブレーキペダルの踏力検出装置 | |
| JPH11230841A (ja) | ブレーキ関連量センサ校正方法およびブレーキ関連量検出装置 | |
| JP2002501855A (ja) | 自動車用のブレーキ力昇圧装置 | |
| JP3531154B2 (ja) | ブレーキ操作力検出装置 | |
| JP3584461B2 (ja) | ブレーキ装置 | |
| JPH11255084A (ja) | ブレーキの踏力検出装置 | |
| US6203118B1 (en) | Braking system | |
| JP3320843B2 (ja) | ブレーキの制御装置 | |
| JPH09254778A (ja) | ブレーキ制御装置 | |
| JP2864745B2 (ja) | ブレーキ操作量センサのフェール検出装置 | |
| US6802211B2 (en) | Method and device for determining a basic value of at least one measured quantity of a brake system | |
| JP4422270B2 (ja) | ブレーキ操作装置 | |
| KR20220120105A (ko) | 회생제동 및 유압제동을 수행하는 차량의 브레이크 시스템 및 그 제어방법 | |
| CN113335258A (zh) | 制动踏板感提升方法 | |
| US6647858B2 (en) | Linearizing shunt for a force sensor |