JPH11230885A - 比重計 - Google Patents

比重計

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JPH11230885A
JPH11230885A JP4100998A JP4100998A JPH11230885A JP H11230885 A JPH11230885 A JP H11230885A JP 4100998 A JP4100998 A JP 4100998A JP 4100998 A JP4100998 A JP 4100998A JP H11230885 A JPH11230885 A JP H11230885A
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Koichi Ikeda
剛一 池田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な操作で測定でき、水平な場所でなくて
もよく、振動や風に強く、利用範囲の広い、携帯にも適
した比重計を提供する。 【解決手段】 本比重計1は、試料台17aを有する台
秤17と、該試料台上に立設された、オーバーハング部
13aを有する支柱13を有する。また、オーバーハン
グ部に付設された試料吊架手段(糸5、クリップ3)
と、オーバーハング部の下に配置された液槽9を具備す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物の比重を測定す
る比重計に関する。特には、簡単な操作で測定でき、水
平な場所でなくてもよく、振動や風に強く、利用範囲の
広い、携帯にも適した比重計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より知られている比重測定方法とし
て代表的なものは静水法天秤を用いる方法と重液法であ
る。図10は、従来の静水法天秤を用いた比重測定方法
を説明するための図である。天秤101の一方の下方
に、測定液(通常は水)105を入れた槽103を台1
09上に配置しておく。この水105の中に、網107
等の上に置いた試料108を入れ、天秤の他方の分銅台
111に分銅113を載せて、試料108の水中重量W
SLを測定する。別途、水槽103を外して試料108の
空中重量WSAを測定し、下式により試料の比重SGS
求める。 SGS =WSA/(WSA−WSL)………(1)
【0003】図11は、重液法による比重測定の様子を
示す図である。液槽121中に、ある比重の重液123
を入れておく。この重液123の中に試料125を入れ
る。試料125の比重が重液123よりも軽い場合は試
料は浮き(125a)、試料125の比重が重液123
よりも重い場合は沈み(125c)、試料125の比重
が重液123と同じ場合は試料は浮きも沈みもしない
(125b)。様々な重液を使っておけば、ちょうど浮
きも沈みもしない重液を見つけて試料の比重を知ること
ができる。
【0004】主な重液の作製方法と比重の範囲は以下の
とおりである。 (1)ブロモホルムをアセトンで希釈調整する。 比重範囲0.80〜2.90 (2)ブロモホルムをトルエンで希釈調整する。 比重範囲0.90〜2.90 (3)沃化メチレンをトルエンで希釈調整する。 比重約0.9〜2.0 (4)沃化水銀カリウムを水で希釈調整する。 比重範囲1.00〜4.25 (5)沃化水銀バリウム溶液 比重範約3.0 (6)蟻酸タリウムを水で希釈調整する。 比重範囲1.00〜3.00 (7)蟻酸タリウムとマロン酸タリウムの混合液。 比重約3.2
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記静水法天秤を用い
る方法には次のような短所がある。 (1)天秤を組み立てたり、天秤を置く平らな場所を探
したり、各種の分銅を用意するなど、計測の準備が大変
である。 (2)計測には分銅が必要であり、特に500gを越す
と大きな分銅とそれに耐える天秤が必要になる。 (3)分銅読み取りが面倒である。 (4)振動に極めて弱く、持ち運びに不便である。 (5)上部に天秤棒、試料台の吊架棒等があり、作業場
所が狭い。また作業中天秤を大きく揺らすのは好ましく
ないので、計測物の出し入れが大変である。 (6)水槽、水槽台等をはずしてあらかじめ計測物の重
量を計測しておかなくてはならない。 (7)静水法天秤には、基準球の概念、液を撹拌する概
念がなく、そのための設計がなされていないので、液体
の比重測定には不向きである。同様に、重液を作る用途
には不向きである。
【0006】一方、上記重液法には次のような短所があ
る。 (1)何種類かの重液を比重別に数多く作る必要があ
る。 (2)重液を作るための基準物(比重標準石等)が必要
である。 (3)ボーメの比重計で重液を作ることができるが精度
が良くない。 (4)計測結果がアナログ的で相対比較になってしま
う。相対比較で満足できるうちは良いが、分子構造の推
定や物質の性質等を調べるのには役に立たない。 (5)重い液体がないため、比重4.3以下の測定とな
る。 (6)重液の中には毒物もあり運搬に適さない。
【0007】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、簡単な操作で測定でき、水平でなくてもよ
く、振動や風に強く、利用範囲の広い、携帯にも適した
比重計を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の第1態様の比重計は、 試料台を有する台
秤と、 該試料台上又は受圧部材の一端部に立設され
た、オーバーハング部を有する支柱と、 該オーバーハ
ング部に付設された試料吊架手段と、 該オーバーハン
グ部の下に配置された液槽と、を具備し、 試料の空中
重量及び液中重量を、液槽を取り外すことなく同一の秤
上で測定可能なことを特徴とする。
【0009】本発明の第2態様の比重計は、 試料の液
中重量を測定する第1の秤と、 試料の空中重量を測定
する第2の秤と、 以下の演算を行ってその結果を表示
する手段と、試料の空中重量WSA、試料の液中重量
SL、測定液の比重SGL 、試料の比重SGS SGS =WSA・SGL /(WSA−WSL) 、を具備することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ説明す
る。図1は、本発明の1実施例に係る比重計の構成を示
す図である。(A)は平面図、(B)は正面図、(C)
は側面図である。この比重計1は、水槽9、水槽台1
5、台秤17、支柱13等から構成されている。水槽9
は、プラスチックや金属等の有底筒状の容器である。水
槽9の中には測定液である水11が入っている。水槽9
は、水槽台15の上に載置されている。
【0011】水槽台15は、図1(C)に示すように四
角い枠状をしており、天板15a、側板15b、底板1
5cからなる。天板15aは、左右の側板15b、15
b′上に掛け渡されている。底板15cは、左右の側板
15b、15b′の下端部を連結している。底板15c
は、図1(B)に示すように、台秤17の長手方向に延
びている。水槽台15の底板15c上の側板15b、1
5b′の間には、台秤17が置かれている。水槽台15
の天板15aと台秤17の試料台17aの間には隙間が
ある。台秤17は、水槽台底板15cにネジ等により固
定してもよいし、単に上に乗っているだけでもよい。
【0012】台秤17は、重さを量る受圧部である試料
台17aを有する。この試料台17aの横には、図1
(A)に示すように、液晶表示部17cやスイッチ17
dが配置されている。台秤17は市販のものを使用して
もよいが、重量や比重をデジタル表示できるものが好ま
しい。さらに、比重の計算プログラムを内蔵させること
が好ましい。測定原理はどのようなものでもよく、バネ
式、ヒズミゲージ式、渦電流式、圧電素子式等を用いる
ことができる。特性的には、直線性があってヒステリシ
スのできるだけないものが好ましい。偏芯荷重やモーメ
ントが試料台に作用することによる測定誤差は、比重計
算の特性として空中重量と液中重量との比で計算され、
結果的にキャンセルされるため、あってもかまわない。
【0013】支柱13は、試料台17a上に載置される
基枠13cと、この基枠から立設された立ち上がり棒1
3bと、立ち上がり棒の先端から試料台中央部へ張り出
すオーバーハング部13aとからなる。基枠13cは、
図1(A)に示すように、針金を長方形に曲げた枠のよ
うなものである。基枠13cは、台秤の試料台17aよ
り一回り小さい寸法であり、試料台17a上に載置され
ている。両者の間は固定してもよいし単に置くだけでも
よい。この基枠13cは支柱13にかかる試料7の重量
を、試料台17aにできるだけ均一にかける役割を果
し、かつ、横転を防いでいる。基枠13cの短辺中央部
には、立ち上がり棒13bが垂直に立ち上がっている。
立ち上がり棒13bは、水槽9の高さの2倍程度の高さ
である。立ち上がり棒13bの先端からはオーバーハン
グ部13aが、水平に試料台17aの中央部に向かって
延びている。
【0014】オーバーハング部13aの先にはクリップ
3が取り付けられている。クリップ3は、試料7を吊す
糸5を銜える。クリップ3及び糸5が試料吊架手段を構
成する。糸5と試料7との間の接続は、結束あるいは瞬
間接着剤を用いた接着などによる。クリップ3の位置
は、ちょうど試料台17aの中央部付近に来るようにな
っており、試料台17aに対する偏芯荷重を避けてい
る。なお、計測目的や台秤によっては偏芯荷重を問題と
しないものもある。
【0015】図2は、本発明の他の1実施例に係る比重
計の構成を示す一部断面正面図である。この例では水槽
台35と台秤37が一体化されている。なお、水槽台
は、試料台や計測センサ部に接触しないものであれば形
態は問わない。支柱33は、水槽台35の天板35aに
開けられた貫通孔35cを通って、水槽台35の中に入
っている。そして、支柱33の根本部33dは、台秤3
7の受圧部材37eの一端部に立設された支柱保持部3
7dにねじ込み、もしくは差込み式で固定されている。
受圧部材37eはセンサ部37f上に載せられており、
同部材37eにかかる力が検出される。台秤の底板37
gには、水槽台側板(ケ−シング)35bや上記センサ
部37fが固定されている。
【0016】水槽9は、汎用性を重視して、何を使用し
てもよいようにできる。例えば、ペットボトルを適当に
切った物等を使用しても良い。この実施例の比重計を持
ち運ぶ際は、支柱33を回してネジ固定を外すと嵩張ら
ないですむ。
【0017】次に、図1及び図2の実施例の比重計の使
用方法を説明する。図3は、図2の比重計の使用方法を
説明するための一部断面正面図である。なお、図1の比
重計の使用方法も同じである。 (1)試料7に糸5を接着する。 (2)試料7の重量をかけずに、秤をリセットして0点
を取る。 (3)図3(A)のように試料7を糸5とクリップ3で
空中に吊し、試料7の空中重量を計量し、メモ又は電卓
に記録する。 (4)試料を吊したまま、リセットして0点を取る。 (5)図3(B)のように、クリップ3の下の糸5を延
ばして試料を水中に吊し、試料の水中重量マイナス分を
計量してメモする。あるいは、電卓で上記の空中重量を
該マイナス分で割れば、得られた数値が比重である。な
お、試料の水中重量マイナス分は負の数値として得られ
るが、その絶対値は試料の体積を表している。このよう
に、本比重計では、試料の空中重量及び液中重量を、液
槽を取り外すことなく同一の秤上で測定可能なため、簡
単な操作で、様々な試料の比重を測定できる。
【0018】図4は、本発明の1実施例に係る比重計を
用いた他の態様の測定方法を示す図である。(A)は全
体の斜視図を、(B)は試料吊架手段の詳細を示す側面
図である。この比重計21で比重を測定する場合、図の
ように、比重計を固定しておけば、試料台の外に液槽9
を置いた場合にも測定できる。また、この方法を応用す
ることにより、後述する基準球を使用すると、生産過程
のタンク内、例えば、化学反応タンクや醗酵タンク内の
比重を、サンプリングなしで、直接常時監視することが
できる。
【0019】この図4の比重計ではオーバーハング部4
1aの長い支柱41を使用している。オーバーハング部
41aの先の部分には、細い針金41eをスパイラルに
巻いており、後述するフック43が滑らないようになっ
ている。試料7は、糸5と吊り棒43を介して支柱41
から吊り下げられる。吊り棒43の長手方向の複数の個
所には、支柱のオーバーハング部41aと係合するフッ
ク43cが設けられている。吊り棒43の下端部には、
試料の網等を吊すフック43eが形成されている。一
方、吊り棒43の上端部は、手でつまみ易くするためリ
ング状のツマミ43が設けられている。このようにする
と、空中重量測定と水中重量測定で試料7の高さを変え
る際に、片手でワンタッチで変えることができ便利であ
る。かつ、クリップでは銜えきれない重量の試料でも、
このフックなら可能となる。
【0020】図5は、試料網の一例を示す図である。
(A)は平面図、(B)は正面図である。この試料網4
5は、円形の金網体45aの周囲に針金45bを回し、
それを3本の針金45cで吊り、最上部にフック45d
を設けたものである。
【0021】図6は、液体の比重測定用の基準球を示
す。基準球47は、ステンレス、銅、鉛、銀、金等から
なる球体(形状任意)47bとフック47aからなる。
図7は、基準球を用いて、図2の実施例の比重計で液体
の比重測定を行う様子を示す一部断面正面図である。
【0022】比重測定の手順は以下のとおりである。 (1)液体用基準球(又は体積の分かっているもの、基
準物と言う)を用意する。なお、基準物の体積は、個体
の比重測定法でも調べることができる。 (2)検査対象液体48を液槽9に入れる。 (3)図7(A)のように、基準球47を空中に吊し、
秤をリセットして0点を取る。 (4)図7(B)のように、基準球47を降ろして検査
対象液体48の中に基準球を入れ、計測する。得られた
数値の絶対値を基準球の体積で割れば、検査対象液体の
比重が得られる。
【0023】このようにすれば、石油類、アルコール
類、有機溶剤、鉛電池の硫酸液等の比重が計れて、液体
の検査・検定等ができる。基準物には、溶解、腐食をし
ないものを選ぶ。
【0024】図8は、図2の実施例の比重計を用いて重
液を作製する様子を示す図である。重液作製の手順は以
下のとおりである。 (1)まず作りたい重液の比重×基準球等の体積(C
C)を計算しておく。 (2)次に、液体の比重測定の時と同じように基準球4
7を空中に吊して、秤をリセットして0点を取る。 (3)水槽に作りたい重液を作製するのに混合する液の
重い方を入れ、図8のようにセットする。ここで、符号
44は希釈液42を入れたビーカーであり、符号50は
ガラス棒である。このとき秤の表示は、上記(1)で計
算した数値より絶対値で大きい数字になっている。 (4)秤の表示を見ながら、希釈液を少しずつ入れ、静
かに撹拌する。 (5)上記(1)で計算した値(表示されている)にな
ったらできあがりである。
【0025】本実施例の比重計を用いた比重測定の精度
について説明する。 (1)図2の実施例の比重計では、受圧部材37eへの
荷重は、支柱33により、一点荷重としており、試料位
置が変わることによる偏芯荷重による影響はない。 (2)同一垂直線上で、空中重量及び水中重量を計って
いるので、荷重の方向、荷重中心の水平面上での位置移
動がない。 (3)秤が傾いていても、同位置で測定していれば精度
的に問題はない。元来、重量はθ傾いた傾斜上で計測す
ると、cosθの割合で測定値が減るという影響がある
が、傾斜状態を維持したまま、空中重量、水中重量を計
測してしまえば、同一割合で誤差を含む数値の割り算で
あるため、算出結果は誤差がキャンセルされ、問題はな
い。つまり、比重は重量/体積であり、パーセントと同
じく割合を表しており、秤の数値は絶対重量として扱わ
ず、真の重量に比例するある大きさを示す数値として取
り扱う。
【0026】なお、固体の比重測定等は、「割合」であ
るから、真の重量は必要ないが、次の測定の場合は、で
きるだけ正しい重量が必要である。 (1)液体の比重計算 液体中で基準球等が軽くなった分の重さを、基準球等の
体積で割るので、精度は軽くなった重さの精度で決ま
る。したがって、秤の精度が必要となる。 (2)重液の作成 重量を計量しながら、希釈液で調整していくので、正確
な重量が必要となる。 (3)含有量の測定 重量を求めるので、当然正確な重量計が必要となる。
【0027】次に、演算機能を有する場合を説明する。
この場合、測定手順例は次のようになる。 (1)まず試料の空中重量WSAを測定しスイッチを押
す。 (2)次に試料の液中重量WSLを測定しスイッチを押
す。 (3)演算手段は、WSA−WSLを測定液の比重SGL
(通常は1)で割って試料の体積Vを計算する。またW
SA/Vを計算して比重SGS を計算する。 (4)上記WSA、WSL、V、SGS 等を表示部にデジタ
ル表示する。
【0028】図9は、本発明の他の1実施例に係る比重
計の構造を示す断面図である。この実施例の比重計は、
図2の実施例の比重計の下にもう一台台秤を付けたもの
である。すなわち、第1の秤67から上は、図2の実施
例の比重計と同じである。なお、図9において図2の符
号に30足した符号は、図2と同様の部分を示す。そし
て、第1の秤67が、台秤である第2の秤77の試料台
77a(受圧面)上に載せられている。第2の秤77は
第1の秤同様にセンサ部77fを有する。第2の秤77
は、第1の秤67上の荷重及び水槽台65上の荷重の合
計を感知する。
【0029】この比重計では、試料57がない時点で0
点リセットしておき、試料57を図のように水中に漬け
た状態でセットすると、上の第1の秤67が試料57の
水中重量を検出し、下の第2の秤77が試料57の自重
を検出する。そこで上述の演算をして表示すれば、一回
の測定で比重を計測できる。
【0030】上述の実施例の比重計の効果をまとめると
以下のとおりである。 (1)構造が簡単である。 (2)市販の大量生産物の台秤を用いれば非常に安価と
なる。 (3)簡単に測定できる。なぜなら、準備が簡単で、分
銅等の基準おもりがいらない。また、デジタル表示の台
秤を用いれば、分銅読み取りの面倒がない。さらに、試
料の出し入れが簡単である。かつ、この比重計ではセッ
トしなおさなくても試料の自重、水中重量の両方を計測
でき、あらかじめ試料の自重の測定をしておかなくて良
い。 (4)振動・風等に強い。試料台の正確な水平度を要求
しない。また、小形であり、携帯や野外測定にも便利で
ある。
【0031】(5)利用範囲が広い。 例えば、固体の比重測定や液体の比重測定は言うに及ば
ず、重液の作製、含有量の計算、重液の割合計算等に利
用できる。さらに、水に溶解する試料の比重測定や秤の
外(工場タンク等)の計測も可能である。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、簡単な操作で測定でき、振動や風に強く、水
平な場所でなくてもよく、利用範囲が広く携帯にも適し
た比重計を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係る比重計の構成を示す図
である。(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側
面図である。
【図2】本発明の他の1実施例に係る比重計の構成を示
す一部断面正面図である。
【図3】図2の比重計の使用方法を説明するための一部
断面正面図である。
【図4】本発明の1実施例に係る比重計を用いた他の態
様の測定例を示す図である。(A)は全体の斜視図を、
(B)は試料吊架手段の詳細を示す側面図である。
【図5】試料網の一例を示す図である。(A)は平面
図、(B)は正面図である。
【図6】液体の比重測定用の基準球を示す図である。
【図7】基準球を用いて液体の比重測定を行う様子を示
す一部断面正面図である。
【図8】図2の実施例の比重計を用いて重液を作製する
様子を示す図である。
【図9】本発明の他の1実施例に係る比重計の構造を示
す断面図である。
【図10】従来の静水法天秤を用いた比重測定方法を説
明するための図である。
【図11】重液法による比重測定の様子を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 比重計 3 クリップ 5 糸 7 試料 9 水槽 11 水 13 支柱 13a オーバー
ハング部 13b 立ち上がり棒 13c 基枠 15 水槽台 15a 天板 15b 側板 15c 底板 17 台秤 17a 試料台 17c 液晶表示部 17d スイッチ 33 支柱 33a オーバー
ハング部 33b 立ち上がり棒 33d 根本部 35 水槽台 35a 天板 35b 側板 35c 貫通孔 37 台秤 37d 支柱保持
部 37e 受圧部材 37f センサ部 37g 底板 43 吊り棒 43a ツマミ 43c フック

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料台を有する台秤と、 該試料台上に立設された、オーバーハング部を有する支
    柱と、 該オーバーハング部に付設された試料吊架手段と、 該オーバーハング部の下に配置された液槽と、を具備
    し、 試料の空中重量及び液中重量を、液槽を取り外すことな
    く同一の秤上で測定可能なことを特徴とする比重計。
  2. 【請求項2】 上記液槽を上記台秤の試料台上方の位置
    に保持する液槽台をさらに備えることを特徴とする請求
    項1記載の比重計。
  3. 【請求項3】 上記液槽台が、上記台秤の試料台以外の
    部分にあることを特徴とする請求項2記載の比重計。
  4. 【請求項4】 上記支柱が、上記試料台上に載置される
    基枠と、この基枠から立設された立ち上がり棒と、立ち
    上がり棒の先端から試料台へ張り出すオーバーハング部
    と、からなることを特徴とする請求項1、2又は3記載
    の比重計。
  5. 【請求項5】 上記液槽を上記台秤の上方に保持する、
    該台秤のケ−シングと一体化された液槽台をさらに備
    え、 上記支柱が、該液槽台に開けられた貫通孔を通って液槽
    台の中に入り、該支柱の根本部において台秤の受圧部材
    の一端部に固定されていることを特徴とする請求項1記
    載の比重計。
  6. 【請求項6】 上記試料吊架手段が、試料を吊す部材を
    銜えるクリップであることを特徴とする請求項1〜5い
    ずれか1項記載の比重計。
  7. 【請求項7】 上記試料吊架手段が、試料を吊す棒を備
    え、この棒の長手方向の複数の個所に、上記支柱のオー
    バーハング部と係合するフックが設けられていることを
    特徴とする請求項1〜5いずれか1項記載の比重計。
  8. 【請求項8】 上記台秤に重さ表示のゼロリセット手段
    が設けられており、試料の空中重量を測定後に表示をゼ
    ロリセットした後に試料を液中に入れ、試料が軽くなっ
    た分から試料の体積を求めることが可能な機能を持つこ
    とを特徴とする請求項1〜7いずれか1項記載の比重
    計。
  9. 【請求項9】 試料の液中重量を測定する第1の秤と、 試料の空中重量を測定する第2の秤と、 以下の演算を行ってその結果を表示する手段と、 試料の空中重量WSA、試料の液中重量WSL、測定液の比
    重SGL 、試料の比重SGS SGS =WSA・SGL /(WSA−WSL) 、を具備することを特徴とする比重計。
  10. 【請求項10】 上記第1の秤及び第2の秤が台秤であ
    り、 上記第1の秤が上記第2の秤上に載置されていることを
    特徴とする請求項9記載の比重計。
  11. 【請求項11】 オーバーハング部と液層との間に試料
    を吊架し、空中重量を測定できる空間を持ち、同一比重
    計の同一垂直線上で、空中重量と液中重量を測定できる
    構造であって、かつ、その空間は、重液等を作るための
    作業空間としても機能をなす構造の請求項1〜10いず
    れか1項記載の比重計。
JP4100998A 1998-02-09 1998-02-09 比重計 Pending JPH11230885A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7296466B2 (en) 2004-03-25 2007-11-20 Shimadzu Corporation Underwater weighing container and apparatus for measuring specific gravity
CN102735585A (zh) * 2012-06-27 2012-10-17 漯河市利通橡胶有限公司 一种测定橡胶混炼胶或硫化胶密度的方法

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