JPH11230960A - 卵の鮮度自動判定装置 - Google Patents
卵の鮮度自動判定装置Info
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- JPH11230960A JPH11230960A JP10031186A JP3118698A JPH11230960A JP H11230960 A JPH11230960 A JP H11230960A JP 10031186 A JP10031186 A JP 10031186A JP 3118698 A JP3118698 A JP 3118698A JP H11230960 A JPH11230960 A JP H11230960A
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- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N21/00—Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
- G01N21/62—Systems in which the material investigated is excited whereby it emits light or causes a change in wavelength of the incident light
- G01N21/63—Systems in which the material investigated is excited whereby it emits light or causes a change in wavelength of the incident light optically excited
- G01N21/64—Fluorescence; Phosphorescence
- G01N21/6486—Measuring fluorescence of biological material, e.g. DNA, RNA, cells
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N21/00—Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
- G01N21/62—Systems in which the material investigated is excited whereby it emits light or causes a change in wavelength of the incident light
- G01N21/63—Systems in which the material investigated is excited whereby it emits light or causes a change in wavelength of the incident light optically excited
- G01N21/64—Fluorescence; Phosphorescence
- G01N21/645—Specially adapted constructive features of fluorimeters
- G01N21/6456—Spatial resolved fluorescence measurements; Imaging
Landscapes
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- Investigating, Analyzing Materials By Fluorescence Or Luminescence (AREA)
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- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 卵処理装置に組み込むのに好適な、卵の鮮度
を自動的に判定することのできる装置を提供すること。 【解決手段】 鶏卵(1) に短波長の可視光線又は紫外線
を照射する長波長UV照射ランプ(13)と、鶏卵(1) が発
する自家蛍光を撮像する高感度カラーCCDカメラ(16)
と、このカメラ(16)からの映像信号を処理して鶏卵(1)
の鮮度を判定する鮮度判定装置(7) とを備えたことを特
徴とする。
を自動的に判定することのできる装置を提供すること。 【解決手段】 鶏卵(1) に短波長の可視光線又は紫外線
を照射する長波長UV照射ランプ(13)と、鶏卵(1) が発
する自家蛍光を撮像する高感度カラーCCDカメラ(16)
と、このカメラ(16)からの映像信号を処理して鶏卵(1)
の鮮度を判定する鮮度判定装置(7) とを備えたことを特
徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、卵の鮮度を自動的
に判定する装置に関する。
に判定する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】鶏卵に代表される卵は、通常所定の透明
容器にパッキングされてスーパーマーケットなどの市場
に出荷されて、最終的に消費者の手に渡る。近年におい
ては、衛生指向の高まりもあり、消費者において品質の
よい卵を求める傾向が強くなってきている。つまり、従
来からも求められている、汚れていない、ひび割れてい
ない、腐敗していない、と言う条件に加えて鮮度がよい
と言う条件も求められるようになってきている。鮮度の
悪い卵を出荷させないようにするには、卵をパッキング
処理する装置の動作を高速化したり流通システムの改善
により、短期間に農場から市場へ出荷するということで
対応させていた。しかしながら、一連の卵の処理工程の
うちの集卵コンベアにおいて卵が引っかかってしまい、
かかる卵の鮮度が落ちた状態で処理工程に流されてしま
うという問題は、上記改善では解決できないでいた。一
方、卵の鮮度を判定する方法として特公平6−8704
3号公報に開示されるものがあり、この技術は卵に短波
長の可視光線又は紫外線を照射し、自家蛍光を測定する
ことで卵の鮮度を判定しようとするものである。これは
産卵日を過ぎて鮮度が落ちていくと、自家蛍光の強度が
落ちてくると言う現象に着目したものである。自家蛍光
の計測は蛍光分光光度計を使用して計測される。
容器にパッキングされてスーパーマーケットなどの市場
に出荷されて、最終的に消費者の手に渡る。近年におい
ては、衛生指向の高まりもあり、消費者において品質の
よい卵を求める傾向が強くなってきている。つまり、従
来からも求められている、汚れていない、ひび割れてい
ない、腐敗していない、と言う条件に加えて鮮度がよい
と言う条件も求められるようになってきている。鮮度の
悪い卵を出荷させないようにするには、卵をパッキング
処理する装置の動作を高速化したり流通システムの改善
により、短期間に農場から市場へ出荷するということで
対応させていた。しかしながら、一連の卵の処理工程の
うちの集卵コンベアにおいて卵が引っかかってしまい、
かかる卵の鮮度が落ちた状態で処理工程に流されてしま
うという問題は、上記改善では解決できないでいた。一
方、卵の鮮度を判定する方法として特公平6−8704
3号公報に開示されるものがあり、この技術は卵に短波
長の可視光線又は紫外線を照射し、自家蛍光を測定する
ことで卵の鮮度を判定しようとするものである。これは
産卵日を過ぎて鮮度が落ちていくと、自家蛍光の強度が
落ちてくると言う現象に着目したものである。自家蛍光
の計測は蛍光分光光度計を使用して計測される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に開示される技術のみでは、卵をパッキング処理する
装置や割卵装置に組み込むには不十分であった。たとえ
ば、卵をパッキング処理する装置では、卵を洗浄・乾燥
・検卵・計量・包装といった一連の処理を行なうように
しているが、処理の高速化や確実化のためには自動的に
行なうのが好ましい。自家蛍光の測定を蛍光分光光度計
を使用して行なうには、オペレータが必要となってしま
い、オペレータが確実に測定を行なえるようにするには
処理速度をいたずらに高速化できず、また測定ミスと言
った可能性も生じてくるので好ましくない。
報に開示される技術のみでは、卵をパッキング処理する
装置や割卵装置に組み込むには不十分であった。たとえ
ば、卵をパッキング処理する装置では、卵を洗浄・乾燥
・検卵・計量・包装といった一連の処理を行なうように
しているが、処理の高速化や確実化のためには自動的に
行なうのが好ましい。自家蛍光の測定を蛍光分光光度計
を使用して行なうには、オペレータが必要となってしま
い、オペレータが確実に測定を行なえるようにするには
処理速度をいたずらに高速化できず、また測定ミスと言
った可能性も生じてくるので好ましくない。
【0004】本発明は上記実情に鑑みて為されたもので
あって、その目的は、卵処理装置に組み込むのに好適
な、卵の鮮度を自動的に判定することのできる装置を提
供することである。
あって、その目的は、卵処理装置に組み込むのに好適
な、卵の鮮度を自動的に判定することのできる装置を提
供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る卵の鮮度自動判定装置は、卵に短波長
の可視光線又は紫外線を照射する照射部と、卵が発する
自家蛍光を撮像する撮像部と、この撮像部からの映像信
号を処理して卵の鮮度を判定する鮮度判定部とを備えた
ことを特徴とするものである。この構成によれば、撮像
部( たとえば、CCDカメラ) からの映像信号を処理し
て、これに基づいて卵の鮮度を判定する鮮度判定部を備
えている。この鮮度判定部はたとえばマイコンのCPU
とプログラムにより構成されるものであり、オペレータ
を介さずに、卵の鮮度を自動的に判定することができ
る。また、オペレータの測定ミスを排除でき、鮮度判定
の確実性が上昇する。
め、本発明に係る卵の鮮度自動判定装置は、卵に短波長
の可視光線又は紫外線を照射する照射部と、卵が発する
自家蛍光を撮像する撮像部と、この撮像部からの映像信
号を処理して卵の鮮度を判定する鮮度判定部とを備えた
ことを特徴とするものである。この構成によれば、撮像
部( たとえば、CCDカメラ) からの映像信号を処理し
て、これに基づいて卵の鮮度を判定する鮮度判定部を備
えている。この鮮度判定部はたとえばマイコンのCPU
とプログラムにより構成されるものであり、オペレータ
を介さずに、卵の鮮度を自動的に判定することができ
る。また、オペレータの測定ミスを排除でき、鮮度判定
の確実性が上昇する。
【0006】本発明の実施形態として、前記鮮度判定部
は、前記撮像部により撮影された卵の撮影画像上に設定
された一定の領域からの映像信号により卵の鮮度を判定
することが好ましい。これは、卵の大きさにはいろいろ
なランクのものがあり、小さな卵であっても間違えて背
景部分の画像信号を取り込まないようにする必要があ
る。そのために、考えられる最小の大きさの卵よりも小
さな大きさの領域を設定しておき、この領域からの映像
信号により鮮度を判定するのである。これにより、鮮度
判定の確実性がさらに上昇する。
は、前記撮像部により撮影された卵の撮影画像上に設定
された一定の領域からの映像信号により卵の鮮度を判定
することが好ましい。これは、卵の大きさにはいろいろ
なランクのものがあり、小さな卵であっても間違えて背
景部分の画像信号を取り込まないようにする必要があ
る。そのために、考えられる最小の大きさの卵よりも小
さな大きさの領域を設定しておき、この領域からの映像
信号により鮮度を判定するのである。これにより、鮮度
判定の確実性がさらに上昇する。
【0007】本発明の更に好ましい実施形態として、前
記鮮度判定部は、前記映像信号から赤色強度比rと緑色
強度比gとから、数式C=2r−gで表わされるC値を
求め、このC値により鮮度を判定するものがあげられ
る。この場合、撮像部としてカラーCCDカメラを用い
ることができる。発明の実施形態において、図5と図6
で後述するが、赤色強度比rと緑色強度比gとの関係は
所定の関係にあり、数式C=2r−gで表わされるC値
に基づいて鮮度を判定できることを本願発明者は見出し
た。つまり、撮像部からの映像信号を簡単に処理するだ
けのソフト的な対応で鮮度を判定することができる。
記鮮度判定部は、前記映像信号から赤色強度比rと緑色
強度比gとから、数式C=2r−gで表わされるC値を
求め、このC値により鮮度を判定するものがあげられ
る。この場合、撮像部としてカラーCCDカメラを用い
ることができる。発明の実施形態において、図5と図6
で後述するが、赤色強度比rと緑色強度比gとの関係は
所定の関係にあり、数式C=2r−gで表わされるC値
に基づいて鮮度を判定できることを本願発明者は見出し
た。つまり、撮像部からの映像信号を簡単に処理するだ
けのソフト的な対応で鮮度を判定することができる。
【0008】本発明の更に好ましい実施形態として、前
記鮮度判定部は、前記映像信号から前記領域内の平均明
度を算出し、これに基づいて卵の鮮度を判定するものが
あげられる。これは、鮮度が落ちると卵の自家蛍光の強
度が低下してくると言う原理に基づくものである。これ
によれば、撮像部として安価なモノクロCCDカメラを
用いることができるので好ましい。更に好ましくは、前
記領域は、複数に分割された画素により構成されてお
り、前記鮮度判定部は、前記各画素の明度をそれぞれ算
出し、明度が所定のレベル範囲内にある画素の数を抽出
することにより卵の鮮度を判定することである。たとえ
ば、しきい値として一つ又は複数を用いて画像を2値化
するのである。しきい値は一つよりも複数にするほうが
より判定精度を上げることができるので好ましい。
記鮮度判定部は、前記映像信号から前記領域内の平均明
度を算出し、これに基づいて卵の鮮度を判定するものが
あげられる。これは、鮮度が落ちると卵の自家蛍光の強
度が低下してくると言う原理に基づくものである。これ
によれば、撮像部として安価なモノクロCCDカメラを
用いることができるので好ましい。更に好ましくは、前
記領域は、複数に分割された画素により構成されてお
り、前記鮮度判定部は、前記各画素の明度をそれぞれ算
出し、明度が所定のレベル範囲内にある画素の数を抽出
することにより卵の鮮度を判定することである。たとえ
ば、しきい値として一つ又は複数を用いて画像を2値化
するのである。しきい値は一つよりも複数にするほうが
より判定精度を上げることができるので好ましい。
【0009】本発明の更に好ましい実施形態として、前
記鮮度判定部は、前記撮像部により撮影された卵の撮影
画像から卵の体積を演算する体積演算部と、卵の計量さ
れた重量と前記演算された体積とから比重を演算する比
重演算部とを備え、前記演算された比重から卵の鮮度を
判定するものがあげられる。これは、鮮度が落ちてくる
と卵の内部の水分が発散して比重が軽くなるので、比重
を測定することで鮮度の判別をしようとするものであ
る。実施形態で詳しく説明するが、体積の演算は卵の画
像を処理することで行なうことができる。先に説明した
自家蛍光を利用した測定と比重の測定との両方を行なう
ことで、鮮度の悪い卵を確実に選別することが可能とな
る。もちろん、比重の測定のみで鮮度を判定することも
できる。この場合は、照射部として短波長の可視光線又
は紫外線を照射する光源ではなく、通常の可視光線を照
射するような光源でよいという利点がある。
記鮮度判定部は、前記撮像部により撮影された卵の撮影
画像から卵の体積を演算する体積演算部と、卵の計量さ
れた重量と前記演算された体積とから比重を演算する比
重演算部とを備え、前記演算された比重から卵の鮮度を
判定するものがあげられる。これは、鮮度が落ちてくる
と卵の内部の水分が発散して比重が軽くなるので、比重
を測定することで鮮度の判別をしようとするものであ
る。実施形態で詳しく説明するが、体積の演算は卵の画
像を処理することで行なうことができる。先に説明した
自家蛍光を利用した測定と比重の測定との両方を行なう
ことで、鮮度の悪い卵を確実に選別することが可能とな
る。もちろん、比重の測定のみで鮮度を判定することも
できる。この場合は、照射部として短波長の可視光線又
は紫外線を照射する光源ではなく、通常の可視光線を照
射するような光源でよいという利点がある。
【0010】本発明のその他の特徴と利点は、以下の図
面を用いた実施形態の説明から明らかにされるだろう。
面を用いた実施形態の説明から明らかにされるだろう。
【0011】
【発明の実施の形態】[実施形態の構成]図1は、本発
明に係る卵の鮮度自動判定装置を組み込むのに好適な卵
処理装置の全体を示す概略構成図である。この装置は、
矢印A方向に鶏卵1を搬送する6列の給卵コンベア2
と、給卵コンベア2から鶏卵1を受け取って矢印Bの方
向に鶏卵を搬送する単列コンベア3と、単列コンベア3
の鶏卵搬送方向に直交する矢印aで示す方向に包装容器
4を搬送する複数(図1では6箇所)の容器コンベア5
a〜5fを備えたパッキングステーション5と、各コン
ベアの作動の制御などを行う制御装置6と卵の鮮度を判
定する鮮度判定装置7と、ひび、キズ、血卵、汚れなど
鮮度不良以外の不良卵の検査を行う検査装置8とを備え
ている。制御装置6は、主にCPU、記憶装置などのハ
ードウェアの部分と、卵処理装置の作動プログラムなど
のソフトウェアの部分で構成されている。
明に係る卵の鮮度自動判定装置を組み込むのに好適な卵
処理装置の全体を示す概略構成図である。この装置は、
矢印A方向に鶏卵1を搬送する6列の給卵コンベア2
と、給卵コンベア2から鶏卵1を受け取って矢印Bの方
向に鶏卵を搬送する単列コンベア3と、単列コンベア3
の鶏卵搬送方向に直交する矢印aで示す方向に包装容器
4を搬送する複数(図1では6箇所)の容器コンベア5
a〜5fを備えたパッキングステーション5と、各コン
ベアの作動の制御などを行う制御装置6と卵の鮮度を判
定する鮮度判定装置7と、ひび、キズ、血卵、汚れなど
鮮度不良以外の不良卵の検査を行う検査装置8とを備え
ている。制御装置6は、主にCPU、記憶装置などのハ
ードウェアの部分と、卵処理装置の作動プログラムなど
のソフトウェアの部分で構成されている。
【0012】給卵コンベア2から供給される鶏卵1は、
各鶏卵1毎に秤量された後、単列コンベア3に移載さ
れ、容器コンベア5a〜5fとの交差箇所まで搬送され
る。この間、制御装置6は、各鶏卵1の秤量値に基づい
て、農林規格によるサイズ別の詰め方等により容器コン
ベア5c〜5fの包装容器4に移載される。又、不良卵
については秤量値に関わらず容器コンベア5a,5bの
包装容器4に移載される。鶏卵1の収納が完了した包装
容器4は、容器コンベア5a〜5fにおける包装容器4
の搬送方向下流側端部から完成品として取り出される。
なお、どの容器コンベア5a〜5fにおいて、どの様な
パッキングを行うかは任意に設定できるものであるが、
ここでは鮮度不良卵は容器コンベア5aにて回収し、そ
れ以外の不良卵は容器コンベア5bにて回収するものと
する。
各鶏卵1毎に秤量された後、単列コンベア3に移載さ
れ、容器コンベア5a〜5fとの交差箇所まで搬送され
る。この間、制御装置6は、各鶏卵1の秤量値に基づい
て、農林規格によるサイズ別の詰め方等により容器コン
ベア5c〜5fの包装容器4に移載される。又、不良卵
については秤量値に関わらず容器コンベア5a,5bの
包装容器4に移載される。鶏卵1の収納が完了した包装
容器4は、容器コンベア5a〜5fにおける包装容器4
の搬送方向下流側端部から完成品として取り出される。
なお、どの容器コンベア5a〜5fにおいて、どの様な
パッキングを行うかは任意に設定できるものであるが、
ここでは鮮度不良卵は容器コンベア5aにて回収し、そ
れ以外の不良卵は容器コンベア5bにて回収するものと
する。
【0013】給卵コンベア2は鶏卵1を適当に離間した
状態で搬送し、給卵コンベア2の搬送経路最下流に鶏卵
1の重量を測定する秤量装置20が備えられている。秤
量装置20で秤量された鶏卵1の秤量データは、制御装
置6に送られる。単列コンベア3は駆動モータ9により
駆動され、鶏卵1を給卵コンベア2の秤量装置20から
単列コンベア3の鶏卵を収納するカップに移しかえる移
し替え装置10と、カップから鶏卵1を落下させるキッ
ク装置11と、キック装置11の作動によりカップから
落下する鶏卵1を受け止め包装容器4に収納する包装装
置12とが備えられている。
状態で搬送し、給卵コンベア2の搬送経路最下流に鶏卵
1の重量を測定する秤量装置20が備えられている。秤
量装置20で秤量された鶏卵1の秤量データは、制御装
置6に送られる。単列コンベア3は駆動モータ9により
駆動され、鶏卵1を給卵コンベア2の秤量装置20から
単列コンベア3の鶏卵を収納するカップに移しかえる移
し替え装置10と、カップから鶏卵1を落下させるキッ
ク装置11と、キック装置11の作動によりカップから
落下する鶏卵1を受け止め包装容器4に収納する包装装
置12とが備えられている。
【0014】駆動モータ9は制御装置6により制御さ
れ、カップ上の鶏卵1の搬送量は、制御用エンコーダ1
9により検出され制御装置6に送られる。なお、駆動モ
ータ9の動力は給卵コンベア2にも供給される。給卵コ
ンベア2と単列コンベア3とは連動して駆動されるよう
になっており、単列コンベア3における鶏卵1の搬送速
度は給卵コンベア3の6倍の速さとなっている。
れ、カップ上の鶏卵1の搬送量は、制御用エンコーダ1
9により検出され制御装置6に送られる。なお、駆動モ
ータ9の動力は給卵コンベア2にも供給される。給卵コ
ンベア2と単列コンベア3とは連動して駆動されるよう
になっており、単列コンベア3における鶏卵1の搬送速
度は給卵コンベア3の6倍の速さとなっている。
【0015】図2により、鮮度不良卵を判定するための
鮮度判定装置7の詳細を説明する。なお、図2には鮮度
判定装置7をわかりやすく説明するために検査装置8の
図示は省略している。鮮度判定装置7は、長波長UV照
射ランプ13と、UV吸収フィルター14と、短波長光
カットフィルター15と、高感度カラーCCDカメラ1
6とを備えている。CCDカメラ16は図2に示される
ように、一点鎖線で示される検査区域R(1行×6列)
に対して2台配置されている。1台のCCDカメラ16
で1行×3列の領域を検査するようにしている。また、
照射ランプ13は1台のCCDカメラ16に対して搬送
経路の上流と下流の2個所に配置されている。短波長光
カットフィルター15を設けているのは、図5に示すよ
うに卵から発せられる自家蛍光には635nmと675
nm付近にピークがあり、卵の鮮度が落ちるとこれらの
ピーク値が減少していくと言う事実に鑑みて設けられた
ものであり、これにより精度よく検出をしようとするも
のである。また、図示はされていないが長波長UV照射
ランプ13の前面には短波長光透過フィルターが設けら
れている。
鮮度判定装置7の詳細を説明する。なお、図2には鮮度
判定装置7をわかりやすく説明するために検査装置8の
図示は省略している。鮮度判定装置7は、長波長UV照
射ランプ13と、UV吸収フィルター14と、短波長光
カットフィルター15と、高感度カラーCCDカメラ1
6とを備えている。CCDカメラ16は図2に示される
ように、一点鎖線で示される検査区域R(1行×6列)
に対して2台配置されている。1台のCCDカメラ16
で1行×3列の領域を検査するようにしている。また、
照射ランプ13は1台のCCDカメラ16に対して搬送
経路の上流と下流の2個所に配置されている。短波長光
カットフィルター15を設けているのは、図5に示すよ
うに卵から発せられる自家蛍光には635nmと675
nm付近にピークがあり、卵の鮮度が落ちるとこれらの
ピーク値が減少していくと言う事実に鑑みて設けられた
ものであり、これにより精度よく検出をしようとするも
のである。また、図示はされていないが長波長UV照射
ランプ13の前面には短波長光透過フィルターが設けら
れている。
【0016】図2のように、給卵コンベア3は多数の回
転バー17を備えており、鶏卵1は回転しながら矢印A
方向へ搬送される。回転バー17には、鶏卵1を載置し
やすいように、6列分の凹部17aが形成されている。
給卵コンベア3の駆動シャフト等に連動して位置検出セ
ンサー18が設けられており、これはエンコーダ、光電
スイッチ、または、近接スイッチなどで構成される。
転バー17を備えており、鶏卵1は回転しながら矢印A
方向へ搬送される。回転バー17には、鶏卵1を載置し
やすいように、6列分の凹部17aが形成されている。
給卵コンベア3の駆動シャフト等に連動して位置検出セ
ンサー18が設けられており、これはエンコーダ、光電
スイッチ、または、近接スイッチなどで構成される。
【0017】[鮮度判定の方法]次に鮮度を判定する方
法について説明する。鮮度の判定は鮮度判定装置7に設
けられたCPUが行なう。図4は、CCDカメラ16に
より撮影された鶏卵1の撮影画像である。実際は、1行
×3列の領域の鶏卵1を撮影しているので、3個の鶏卵
1の画像を取り込んでいるが、説明の便宜のため1個の
鶏卵1に関して説明する。そして、鶏卵1の表面上に一
定の領域Sが設定してあり、この領域Sからの情報によ
り鮮度の判定を行なう。これは、鶏卵1の大きさには種
々なものが存在するので、最も小さい大きさの鶏卵1で
あっても、間違えて背景部分の情報を取り込まないよう
にするためである。また、CCDカメラ16から入力さ
れる映像信号(RGB信号)から鮮度を判定するわけで
あるが、その際に鶏卵1の固体差や照明条件の変動な
ど、鮮度と関係ない因子により影響を受けてしまう。そ
こでこれらの因子の影響を押さえて、精度良く鮮度判定
を行なうために次のような方法を採用する。前述した鶏
卵1の撮影画像に設定された一定の領域Sにおける、R
値、G値、B値それぞれの平均を求める。これらの値か
ら、次の式により、明度I、赤色強度比r、緑色強度比
gをそれぞれ求める。 I=R+G+B r=R/I g=G/I そして、rを横軸に、gを縦軸に取って産卵日の異なる
鶏卵の測定値をプロットすると、図5のグラフのように
なる。ちなみに、測定日は11月28日である。図5の
右側には産卵日に対応する記号が示されている。これか
らも分かるように、産卵日から日が経つほど、即ち、鮮
度が落ちてくると赤色強度比rが小さくなり、緑色強度
比gが大きくなってくることが分かる。なお、グラフの
r、gの数値はコンピュータが処理しやすいように、そ
れぞれ適当な数値を掛けている。そして、図5のグラフ
から分かるのはプロットした点が、傾き−1/2の直線
上にほぼ集まっていることである。これを図6の直線L
1で示す。そしてこの直線L1に直交する直線L2、す
なわち、g=2r−Cを考えると、このC値が鮮度を表
わすものと考えることができる。したがって、C=2r
−gを演算し、そのC値があらかじめ定めた一定値以上
であれば鮮度良の卵で、一定値未満であれば鮮度不良の
鶏卵であると判定することができる。以上のように、C
CDカメラ16から入力された画像から、赤色強度比r
および緑色強度比gとを求め、これらからC値を演算し
て鮮度を判定することができる。
法について説明する。鮮度の判定は鮮度判定装置7に設
けられたCPUが行なう。図4は、CCDカメラ16に
より撮影された鶏卵1の撮影画像である。実際は、1行
×3列の領域の鶏卵1を撮影しているので、3個の鶏卵
1の画像を取り込んでいるが、説明の便宜のため1個の
鶏卵1に関して説明する。そして、鶏卵1の表面上に一
定の領域Sが設定してあり、この領域Sからの情報によ
り鮮度の判定を行なう。これは、鶏卵1の大きさには種
々なものが存在するので、最も小さい大きさの鶏卵1で
あっても、間違えて背景部分の情報を取り込まないよう
にするためである。また、CCDカメラ16から入力さ
れる映像信号(RGB信号)から鮮度を判定するわけで
あるが、その際に鶏卵1の固体差や照明条件の変動な
ど、鮮度と関係ない因子により影響を受けてしまう。そ
こでこれらの因子の影響を押さえて、精度良く鮮度判定
を行なうために次のような方法を採用する。前述した鶏
卵1の撮影画像に設定された一定の領域Sにおける、R
値、G値、B値それぞれの平均を求める。これらの値か
ら、次の式により、明度I、赤色強度比r、緑色強度比
gをそれぞれ求める。 I=R+G+B r=R/I g=G/I そして、rを横軸に、gを縦軸に取って産卵日の異なる
鶏卵の測定値をプロットすると、図5のグラフのように
なる。ちなみに、測定日は11月28日である。図5の
右側には産卵日に対応する記号が示されている。これか
らも分かるように、産卵日から日が経つほど、即ち、鮮
度が落ちてくると赤色強度比rが小さくなり、緑色強度
比gが大きくなってくることが分かる。なお、グラフの
r、gの数値はコンピュータが処理しやすいように、そ
れぞれ適当な数値を掛けている。そして、図5のグラフ
から分かるのはプロットした点が、傾き−1/2の直線
上にほぼ集まっていることである。これを図6の直線L
1で示す。そしてこの直線L1に直交する直線L2、す
なわち、g=2r−Cを考えると、このC値が鮮度を表
わすものと考えることができる。したがって、C=2r
−gを演算し、そのC値があらかじめ定めた一定値以上
であれば鮮度良の卵で、一定値未満であれば鮮度不良の
鶏卵であると判定することができる。以上のように、C
CDカメラ16から入力された画像から、赤色強度比r
および緑色強度比gとを求め、これらからC値を演算し
て鮮度を判定することができる。
【0018】[高感度モノクロCCDカメラを用いる場
合]以上説明してきたのは、高感度カラーCCDカメラ
16を用いた場合であるが、高感度モノクロCCDカメ
ラ16を用いることもできる。この場合は、CCDカメ
ラ16のレンズ部には、600nm〜650nm付近に
透過特性を持つバンドパスフィルター15を装着する。
図3に示すように、鶏卵の発する自家蛍光は635nm
付近にピークがあり、鮮度が落ちてくるとこのピーク値
が顕著に減少する。したがって、CCDカメラ16から
入力される画像の明度情報は、そのまま鮮度を表わす情
報として考えることができる。鮮度を判定する方法とし
ては、図4に示されるような一定の領域S内の平均明度
があらかじめ定めた設定値以上であるかどうかにより判
断できる。
合]以上説明してきたのは、高感度カラーCCDカメラ
16を用いた場合であるが、高感度モノクロCCDカメ
ラ16を用いることもできる。この場合は、CCDカメ
ラ16のレンズ部には、600nm〜650nm付近に
透過特性を持つバンドパスフィルター15を装着する。
図3に示すように、鶏卵の発する自家蛍光は635nm
付近にピークがあり、鮮度が落ちてくるとこのピーク値
が顕著に減少する。したがって、CCDカメラ16から
入力される画像の明度情報は、そのまま鮮度を表わす情
報として考えることができる。鮮度を判定する方法とし
ては、図4に示されるような一定の領域S内の平均明度
があらかじめ定めた設定値以上であるかどうかにより判
断できる。
【0019】また、別の方法を図7で説明する。図7で
は、画像を画素に分割しており、図7(a)では、領域
S内の各画素を、一つのしきい値によりAランク(明る
い)かBランク(暗い)かにわけ、Bランクの画素が所
定値以上存在すれば鮮度不良であると判定する。図7
(b)では、二つのしきい値によりAランク(明る
い)、Bランク(中間の明るさ)、Cランク(暗い)に
わけて、Bランクの画素数が所定数以上でかつ,Cラン
クの画素が所定数以上であれば鮮度不良であると判断す
る。しきい値の数を増やすことで鮮度判定の精度を上げ
ることができる。
は、画像を画素に分割しており、図7(a)では、領域
S内の各画素を、一つのしきい値によりAランク(明る
い)かBランク(暗い)かにわけ、Bランクの画素が所
定値以上存在すれば鮮度不良であると判定する。図7
(b)では、二つのしきい値によりAランク(明る
い)、Bランク(中間の明るさ)、Cランク(暗い)に
わけて、Bランクの画素数が所定数以上でかつ,Cラン
クの画素が所定数以上であれば鮮度不良であると判断す
る。しきい値の数を増やすことで鮮度判定の精度を上げ
ることができる。
【0020】[卵処理装置全体の作動]次に、卵処理装
置全体の作動について簡単に説明する。図8は、制御ブ
ロック図を示す。図9は、制御信号の関係を示す。 給
卵コンベア2により鶏卵1を搬送すると、位置検出セン
サー18により図9のようなパルス形状のトリガ信号が
出力される。パルスは給卵コンベア2の1ピッチ毎に出
力される。トリガ信号に同期して鮮度判定装置7は鮮度
不良卵の検査を開始する。検査は、検査区域R内の6個
分の鶏卵1について行い、6個分(図9に卵で示され
る。)の検査結果を鮮度判定装置7に設けられた記憶装
置に一旦記憶する。引き続いて、トリガ信号が入力され
る度に、卵……について検査を行っていく。検
査結果は、例えば、鮮度不良の卵のデータとして記憶さ
れる。
置全体の作動について簡単に説明する。図8は、制御ブ
ロック図を示す。図9は、制御信号の関係を示す。 給
卵コンベア2により鶏卵1を搬送すると、位置検出セン
サー18により図9のようなパルス形状のトリガ信号が
出力される。パルスは給卵コンベア2の1ピッチ毎に出
力される。トリガ信号に同期して鮮度判定装置7は鮮度
不良卵の検査を開始する。検査は、検査区域R内の6個
分の鶏卵1について行い、6個分(図9に卵で示され
る。)の検査結果を鮮度判定装置7に設けられた記憶装
置に一旦記憶する。引き続いて、トリガ信号が入力され
る度に、卵……について検査を行っていく。検
査結果は、例えば、鮮度不良の卵のデータとして記憶さ
れる。
【0021】図8のように、鮮度判定装置7が制御装置
6へ検査結果を出力するのは、図2又は図9のように、
検査区域Rにおいて鶏卵1が検査をされてからnピッチ
分下流へ搬送された時点である。つまり、トリガ信号で
nパルス分あとである。一方、制御装置6は制御エンコ
ーダ19から出力されるパルス信号に同期して動作して
おり、外部からデータを取り込む動作も、このパルス信
号に同期して行われる。従って、位置検出センサー18
の取り付け位置を適切に調整する(パルスの出力するタ
イミングを調整する)ことと、検査結果を出力するまで
のシフト回数(nの数値)を適切に設定することで、鮮
度判定装置7からの検査結果の出力と制御装置6のデー
タ読み込みタイミングを同期させることが出来る。図2
では、n=19に設定されており、データ読み込みは鶏
卵1が秤量装置10に到達した時点で行われる。これ
は、各鶏卵1が秤量された値に基づいて、鶏卵1が包装
されるべき容器コンベア5c〜5fが選択されるように
なっていることとの関係で、秤量された時点でデータを
読み込むのが効率がよいからである。つまり、データを
読み込んだ結果、その鶏卵1が正常卵であれば秤量値に
基づいて5cから5fのいずれかのコンベアに送られ、
鮮度不良卵であれば容器コンベア5aに送られるように
なっているからである。nについては任意の整数を設定
することができる。説明は省略したが、検査装置8によ
る処理も同様に行なわれる。なお、単列コンベア3にお
ける搬送制御は、本出願人が出願した特開平8−825
46号公報に開示した技術を用いることができる。
6へ検査結果を出力するのは、図2又は図9のように、
検査区域Rにおいて鶏卵1が検査をされてからnピッチ
分下流へ搬送された時点である。つまり、トリガ信号で
nパルス分あとである。一方、制御装置6は制御エンコ
ーダ19から出力されるパルス信号に同期して動作して
おり、外部からデータを取り込む動作も、このパルス信
号に同期して行われる。従って、位置検出センサー18
の取り付け位置を適切に調整する(パルスの出力するタ
イミングを調整する)ことと、検査結果を出力するまで
のシフト回数(nの数値)を適切に設定することで、鮮
度判定装置7からの検査結果の出力と制御装置6のデー
タ読み込みタイミングを同期させることが出来る。図2
では、n=19に設定されており、データ読み込みは鶏
卵1が秤量装置10に到達した時点で行われる。これ
は、各鶏卵1が秤量された値に基づいて、鶏卵1が包装
されるべき容器コンベア5c〜5fが選択されるように
なっていることとの関係で、秤量された時点でデータを
読み込むのが効率がよいからである。つまり、データを
読み込んだ結果、その鶏卵1が正常卵であれば秤量値に
基づいて5cから5fのいずれかのコンベアに送られ、
鮮度不良卵であれば容器コンベア5aに送られるように
なっているからである。nについては任意の整数を設定
することができる。説明は省略したが、検査装置8によ
る処理も同様に行なわれる。なお、単列コンベア3にお
ける搬送制御は、本出願人が出願した特開平8−825
46号公報に開示した技術を用いることができる。
【0022】[更に別の鮮度判定の方法]次に更に別の
鮮度判定の方法について説明する。なお、鮮度判定装置
7の外観構成は図2に示されるものでよい。以下説明す
る方法は、比重により鮮度を判定しようとするものであ
る。これは鶏卵を湿度調整を行なっていない通常の環境
下で保存していると、鶏卵内部の水分の発散により、卵
重は徐々に減少していく。従来においては、塩分濃度を
調整した水槽に鶏卵を投入し、鶏卵の浮き沈みにより鮮
度の判定を行なっていた。しかしながら、鶏卵の処理工
程中に水槽を設けたりすると、装置の大型化を招き好ま
しくない。また、水槽に鶏卵を投入したり引き上げたり
する特別の装置も必要となりコストアップの要因ともな
る。比重ρの測定は、鶏卵の体積をVとし、重量をMと
すると、ρ=M/V で求められる。鶏卵の重量Mは、
秤量装置20( 図1参照) で測定される。秤量装置20
の構成はよく知られた公知のものを用いることができ
る。また、体積Vは次のようにして求める。図10は、
CCDカメラ16で撮影した鶏卵1の画像であり、2値
化処理を行なっている。なお、CCDカメラ16は、カ
ラーでもモノクロでもよい。図10に示すように、鶏卵
の長径方向をX軸に、短径方向をY軸にとっている。一
般的に、鶏卵の大きさや形状( 細長い、丸っこいなど)
は、さまざまであるが、短径方向の断面形状が円形であ
ることは、ほとんどすべての鶏卵に当てはめることがで
きる。そこで、短径方向の長さY(x)、すなわち短径
方向の抽出画素数を二乗し、これを長径方向に積分した
値が鶏卵の真の体積Vと比例関係にあると仮定して調査
したところ、これが明確に比例関係にあることを本願発
明者は見出した。以上のことから、図10に示される数
式により比重を求めることができる。
鮮度判定の方法について説明する。なお、鮮度判定装置
7の外観構成は図2に示されるものでよい。以下説明す
る方法は、比重により鮮度を判定しようとするものであ
る。これは鶏卵を湿度調整を行なっていない通常の環境
下で保存していると、鶏卵内部の水分の発散により、卵
重は徐々に減少していく。従来においては、塩分濃度を
調整した水槽に鶏卵を投入し、鶏卵の浮き沈みにより鮮
度の判定を行なっていた。しかしながら、鶏卵の処理工
程中に水槽を設けたりすると、装置の大型化を招き好ま
しくない。また、水槽に鶏卵を投入したり引き上げたり
する特別の装置も必要となりコストアップの要因ともな
る。比重ρの測定は、鶏卵の体積をVとし、重量をMと
すると、ρ=M/V で求められる。鶏卵の重量Mは、
秤量装置20( 図1参照) で測定される。秤量装置20
の構成はよく知られた公知のものを用いることができ
る。また、体積Vは次のようにして求める。図10は、
CCDカメラ16で撮影した鶏卵1の画像であり、2値
化処理を行なっている。なお、CCDカメラ16は、カ
ラーでもモノクロでもよい。図10に示すように、鶏卵
の長径方向をX軸に、短径方向をY軸にとっている。一
般的に、鶏卵の大きさや形状( 細長い、丸っこいなど)
は、さまざまであるが、短径方向の断面形状が円形であ
ることは、ほとんどすべての鶏卵に当てはめることがで
きる。そこで、短径方向の長さY(x)、すなわち短径
方向の抽出画素数を二乗し、これを長径方向に積分した
値が鶏卵の真の体積Vと比例関係にあると仮定して調査
したところ、これが明確に比例関係にあることを本願発
明者は見出した。以上のことから、図10に示される数
式により比重を求めることができる。
【0023】図10の数式で、 M:秤量装置で測定された鶏卵の重量 A:撮影距離、焦点距離、解像度などの撮影条件により
決まる定数 x1 :鶏卵が存在する領域のxの最小値 x2 :鶏卵が存在する領域のxの最大値 Y( x) :2値化画像での短径方向の鶏卵の幅( 画素
数) 上記数式により演算された比重が、あらかじめ定められ
た設定値以下になっておれば、鮮度不良であると判定す
る。
決まる定数 x1 :鶏卵が存在する領域のxの最小値 x2 :鶏卵が存在する領域のxの最大値 Y( x) :2値化画像での短径方向の鶏卵の幅( 画素
数) 上記数式により演算された比重が、あらかじめ定められ
た設定値以下になっておれば、鮮度不良であると判定す
る。
【0024】鮮度を判定するには、自家蛍光を測定する
方法( 自家蛍光測定法) か、比重から判定する方法(比
重判定法)かいずれかを採用することができる。比重判
定法にのみよる場合には、ランプから照射される光線は
通常の可視光線であってもよい。また、鮮度判定の精度
を上げるために自家蛍光測定法と比重判定法とを組み合
わせることもできる。この場合は、短波長の可視光線又
は紫外線を照射するようにする。図1に示される構成に
よると、秤量装置20は給卵コンベア2の最下流に設け
られているから比重を演算できるのは秤量装置20にま
で鶏卵1が搬送されてきたときである。したがって、図
1の実施形態では、比重の演算は制御装置6で行なわれ
る。この場合は、鮮度判定装置( 鮮度判定部) として制
御装置6も含めて考える。秤量装置20を鮮度判定装置
7よりも上流側に配置すれば、鮮度判定装置7にて直ち
に比重を演算することができる。
方法( 自家蛍光測定法) か、比重から判定する方法(比
重判定法)かいずれかを採用することができる。比重判
定法にのみよる場合には、ランプから照射される光線は
通常の可視光線であってもよい。また、鮮度判定の精度
を上げるために自家蛍光測定法と比重判定法とを組み合
わせることもできる。この場合は、短波長の可視光線又
は紫外線を照射するようにする。図1に示される構成に
よると、秤量装置20は給卵コンベア2の最下流に設け
られているから比重を演算できるのは秤量装置20にま
で鶏卵1が搬送されてきたときである。したがって、図
1の実施形態では、比重の演算は制御装置6で行なわれ
る。この場合は、鮮度判定装置( 鮮度判定部) として制
御装置6も含めて考える。秤量装置20を鮮度判定装置
7よりも上流側に配置すれば、鮮度判定装置7にて直ち
に比重を演算することができる。
【0025】自家蛍光測定法と比重判定法とを組み合わ
せる場合、鮮度の判定は次のように行なう。まず、自家
蛍光測定法により鮮度不良卵の一次的選別を行なう。つ
いで、残りの鶏卵について比重判定法により二次的な選
別を行なう。もちろん順番を逆にすることも可能であ
る。これにより、鮮度不良の卵を間違えて包装して市場
に出荷することを確実に防止できる。
せる場合、鮮度の判定は次のように行なう。まず、自家
蛍光測定法により鮮度不良卵の一次的選別を行なう。つ
いで、残りの鶏卵について比重判定法により二次的な選
別を行なう。もちろん順番を逆にすることも可能であ
る。これにより、鮮度不良の卵を間違えて包装して市場
に出荷することを確実に防止できる。
【0026】長波長UV照射ランプは、卵に短波長の可
視光線又は紫外線を照射する照射部として機能する。C
CDカメラは、卵が発する自家蛍光を撮像する撮像部と
して機能する。鮮度判定装置に設けられたCPUは、撮
像部からの映像信号を処理して卵の鮮度を判定する鮮度
判定部として機能する。鮮度判定装置に設けられたCP
Uは、前記撮像部により撮影された卵の撮影画像から卵
の体積を演算する体積演算部として機能する。制御装置
または鮮度判定装置は、卵の計量された重量と演算され
た体積とから比重を演算する比重演算部として機能す
る。
視光線又は紫外線を照射する照射部として機能する。C
CDカメラは、卵が発する自家蛍光を撮像する撮像部と
して機能する。鮮度判定装置に設けられたCPUは、撮
像部からの映像信号を処理して卵の鮮度を判定する鮮度
判定部として機能する。鮮度判定装置に設けられたCP
Uは、前記撮像部により撮影された卵の撮影画像から卵
の体積を演算する体積演算部として機能する。制御装置
または鮮度判定装置は、卵の計量された重量と演算され
た体積とから比重を演算する比重演算部として機能す
る。
【0027】更に、本発明の別実施形態について説明す
る。 <1> 卵処理装置としては、本実施形態のような選別
包装装置ではなく、割卵装置などであってもよい。 <2> 卵の一例として鶏卵をあげて説明したが、鶏卵
以外の卵の場合にも本発明は応用できる。
る。 <1> 卵処理装置としては、本実施形態のような選別
包装装置ではなく、割卵装置などであってもよい。 <2> 卵の一例として鶏卵をあげて説明したが、鶏卵
以外の卵の場合にも本発明は応用できる。
【図1】卵処理装置の全体を示す概略構成図
【図2】給卵コンベアの鮮度判定装置の詳細図
【図3】自家蛍光の波長と強度の関係を示すグラフ
【図4】卵の撮影画像と検査領域の関係を示す図
【図5】卵の鮮度と赤色強度比・ 緑色強度比との関係を
示すグラフ
示すグラフ
【図6】図5のプロットデータを直線で表わした図
【図7】画像データを2値化処理した図で、(a) はしき
い値が一つ、(b) はしきい値が二つの場合を示す
い値が一つ、(b) はしきい値が二つの場合を示す
【図8】卵処理装置の制御ブロック図
【図9】卵処理装置の制御信号を示す図
【図10】比重測定法と比重測定式を説明するための図
1 鶏卵 2 給卵コンベア(搬送手段) 3 単列コンベア 6 制御装置 7 鮮度判定装置 13 長波長UV照射ランプ 14 UV吸収フィルター 15 バンドパスフィルター 16 高感度カラーCCDカメラ 20 秤量装置
Claims (7)
- 【請求項1】 卵に短波長の可視光線又は紫外線を照射
する照射部と、卵が発する自家蛍光を撮像する撮像部
と、この撮像部からの映像信号を処理して卵の鮮度を判
定する鮮度判定部とを備えたことを特徴とする卵の鮮度
自動判定装置。 - 【請求項2】 前記鮮度判定部は、前記撮像部により撮
影された卵の撮影画像上に設定された一定の領域からの
映像信号により卵の鮮度を判定することを特徴とする請
求項1に記載の卵の鮮度自動判定装置。 - 【請求項3】 前記鮮度判定部は、前記映像信号から赤
色強度比rと緑色強度比gとから、数式C=2r−gで
表わされるC値を求め、このC値により鮮度を判定する
ことを特徴とする請求項2に記載の卵の鮮度自動判定装
置。 - 【請求項4】 前記鮮度判定部は、前記映像信号から前
記領域内の平均明度を算出し、これに基づいて卵の鮮度
を判定することを特徴とする請求項2に記載の卵の鮮度
自動判定装置。 - 【請求項5】 前記領域は、複数に分割された画素によ
り構成されており、前記鮮度判定部は、前記各画素の明
度をそれぞれ算出し、明度が所定のレベル範囲内にある
画素の数を抽出することにより卵の鮮度を判定すること
を特徴とする請求項2に記載の卵の鮮度自動判定装置。 - 【請求項6】 前記鮮度判定部は、前記撮像部により撮
影された卵の撮影画像から卵の体積を演算する体積演算
部と、卵の計量された重量と前記演算された体積とから
比重を演算する比重演算部とを備え、前記演算された比
重から卵の鮮度を判定することを特徴とする請求項1〜
5のいずれかに記載の卵の鮮度自動判定装置。 - 【請求項7】 卵を撮影する撮像部と、 前記撮像部により撮影された卵の撮影画像から卵の体積
を演算する体積演算部と、卵の重量を計量する計量部
と、卵の前記計量された重量と前記演算された体積とか
ら比重を演算する比重演算部と、前記演算された比重か
ら卵の鮮度を判定する鮮度判定部とを備えたことを特徴
とする卵の鮮度自動判定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10031186A JPH11230960A (ja) | 1998-02-13 | 1998-02-13 | 卵の鮮度自動判定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10031186A JPH11230960A (ja) | 1998-02-13 | 1998-02-13 | 卵の鮮度自動判定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11230960A true JPH11230960A (ja) | 1999-08-27 |
Family
ID=12324414
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10031186A Pending JPH11230960A (ja) | 1998-02-13 | 1998-02-13 | 卵の鮮度自動判定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11230960A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| KR101032788B1 (ko) | 2011-03-29 | 2011-05-02 | 중앙아이엔티 주식회사 | 계란 신선도 검사 장치 |
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| CN109507156A (zh) * | 2018-10-31 | 2019-03-22 | 山西师范大学 | 一种基于同步荧光鸡蛋新鲜度检测装置及检测方法 |
| CN110967459A (zh) * | 2019-12-05 | 2020-04-07 | 浙江五芳斋实业股份有限公司 | 一种用于腌制咸鸭蛋的品质检测方法 |
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| CN115684512A (zh) * | 2021-07-23 | 2023-02-03 | 南京微纳科技研究院有限公司 | 禽蛋新鲜程度检测装置、方法、存储介质及产品 |
| KR102625717B1 (ko) * | 2023-06-23 | 2024-01-17 | (주)아이프리즘 | 비전 계란 선별 시스템 |
-
1998
- 1998-02-13 JP JP10031186A patent/JPH11230960A/ja active Pending
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