JPH11230997A - 電気自動車用電圧センサ - Google Patents

電気自動車用電圧センサ

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JPH11230997A
JPH11230997A JP10286991A JP28699198A JPH11230997A JP H11230997 A JPH11230997 A JP H11230997A JP 10286991 A JP10286991 A JP 10286991A JP 28699198 A JP28699198 A JP 28699198A JP H11230997 A JPH11230997 A JP H11230997A
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JP
Japan
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voltage
power supply
battery
light
stabilized
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JP10286991A
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English (en)
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Yoichi Arai
洋一 荒井
Kenichi Shimoyama
憲一 下山
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型でかつ安価でしかも絶縁性を有した電気
自動車用電圧センサを提供する。 【解決手段】 発光ダイオード11は、安定化電源5の
電圧により発光し、フォトダイオード13、15は、発
光ダイオードの光を受光する。オペアンプ7は、安定化
電源の電圧により駆動し、バッテリ電源2bの電圧とフ
ォトダイオード13から帰還された帰還電圧とを増幅し
増幅された電圧に基づき発光ダイオードの発光出力を制
御する。オペアンプ17は、弱電系のバッテリ電源の電
圧により駆動し、フォトダイオード15の両端から入力
された受光出力に基づく電圧を積分し、積分された電圧
を強電系のバッテリ電源の電圧に応じた検出電圧として
出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気自動車を動作
させるモータに印加された強電系の電圧をフォトカプラ
を用いて非接触で検出する絶縁型の電気自動車用電圧セ
ンサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電気自動車においては、強電系の
電池(バッテリ)からの電圧をモータに供給して該モー
タを回転駆動させることにより電気自動車を走行させて
いる。この場合、強電系の電池の電圧を絶縁して測定す
るために、一般的には図13に示すゼロ磁束法(センサ
技術 1989年7月号参照)を応用した電圧センサを
用いていた。
【0003】図13に示す電圧センサ101は、磁気コ
ア103を有し、この磁気コア103には一次巻線10
5及び二次巻線107が巻回されており、一次巻線10
5には抵抗109を介して複数の電源111a,111
b,・・・111nを直列に接続して構成された強電系
バッテリ111が接続されている。磁気コア103に形
成されたギャップ113にはホール素子115が設けら
れる。
【0004】この場合、一次巻線105を流れる一次電
流I1により磁気コア103内に磁束が発生し、その磁
界を検出するホール素子115は、磁界の方向及び磁界
Φ1の大きさに応じて電圧を発生させて電流増幅器11
7に出力する。電流増幅器117は、ホール素子115
からの電圧に基づき電流を増幅して出力電流I2を二次
巻線107に流す。二次巻線107に出力電流I2が流
れると、磁束Φ2が発生する。この場合、磁束Φ2が磁束
Φ1を打ち消すように働く。
【0005】そして、磁束Φ2が磁束Φ1と等しくなった
とき、磁気コア103内の磁束Φ1はゼロになる。これ
に伴って、ホール素子115は出力をゼロにし、磁束Φ
2もゼロになる。この状態になると、磁気コア103内
に再び磁束Φ1が発生するとともに、ホール素子115
にも出力が発生し、磁気コア103内では磁束Φ2が磁
束Φ1よりも大きくなる。このような動作が高周波で繰
り返されて、出力電流I2が実効値化される。このと
き、以下のアンペアターン則が成立する。
【0006】N11=N22 この式を用いて、電流増幅器117からの出力電流I2
を測定すれば、一次電流I1が求められる。また、抵抗
119の両端にかかる検出電圧は、出力電流I2に比例
した電圧となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電圧センサにあっては、高精度であるが、磁気コア10
3、一次巻線105、二次巻線107を有しているた
め、電圧センサが大型化し、また、高価になってしまう
という課題を有していた。
【0008】また、近年の電気自動車においては、バッ
テリの開発が進み、充放電機能が高性能化するに伴って
バッテリの電圧管理に対する要求が厳しくなってきてい
た。例えば、駆動系の強電系バッテリは、20個から3
0個程度のバッテリが直列に接続されて構成され、その
単体のバッテリの電圧管理が必要となってきている。
【0009】このため、バッテリの数だけ、電圧センサ
が必要となるため、従来の電圧センサを用いたとすれ
ば、さらに、その電圧センサが大型化してしまう。ま
た、電気自動車において、感電、漏電、ノイズの対策の
ために、電気自動車の強電系と弱電系とを絶縁する必要
があった。
【0010】本発明は、小型でかつ安価でしかも絶縁性
を有した電気自動車用電圧センサを提供することを課題
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために以下の構成とした。請求項1の発明の電気自
動車用電圧センサは、強電系のバッテリ電源の電圧を安
定化する安定化電源と、この安定化電源の電圧により発
光する発光素子と、この発光素子の光を受光する第1の
受光素子及び第2の受光素子と、前記安定化電源の電圧
により駆動し、前記バッテリ電源の電圧と前記第1の受
光素子から帰還された帰還電圧とを増幅し増幅された電
圧に基づき前記発光素子の発光出力を制御する差動増幅
回路と、弱電系のバッテリ電源の電圧により駆動し、前
記第2の受光素子の両端から入力された受光出力に基づ
く電圧を積分し、積分された電圧を前記強電系のバッテ
リ電源の電圧に応じた検出電圧として出力する積分回路
とを備えることを特徴とする。
【0012】請求項1の発明によれば、安定化電源によ
り安定化された強電系のバッテリ電源の電圧が発光素子
に供給されると、発光素子が発光し、発光素子の光を第
1の受光素子及び第2の受光素子が受光する。
【0013】そして、差動増幅回路は、バッテリ電源の
電圧と第1の受光素子から帰還された帰還電圧とを増幅
し増幅された電圧に基づき発光素子の発光出力を制御す
る。このとき、第2の受光素子も第1の受光素子と同一
の動作を行うので、積分回路は、第2の受光素子の両端
から入力された受光出力に基づく電圧を積分し、積分さ
れた電圧を強電系のバッテリ電源の電圧に応じた検出電
圧として出力する。また、強電系と弱電系とが絶縁され
ているので、小型化且つ安価でしかも絶縁性を有する電
圧センサを提供することができる。
【0014】請求項2の発明の電気自動車用電圧センサ
は、直列に接続された複数個の強電系のバッテリ電源の
各バッテリ電源と1対1で対応して設けられ、前記バッ
テリ電源の端子電圧を検出する複数の電圧検出部を備
え、各電圧検出部は、前記強電系のバッテリ電源の電圧
を安定化する安定化電源と、この安定化電源の電圧によ
り発光する発光素子と、この発光素子の光を受光する第
1の受光素子及び第2の受光素子と、前記安定化電源の
電圧により駆動し、前記バッテリ電源の電圧と前記第1
の受光素子から帰還された帰還電圧とを増幅し増幅され
た電圧に基づき前記発光素子の発光出力を制御する差動
増幅回路と、弱電系のバッテリ電源の電圧により駆動
し、前記第2の受光素子の両端から入力された受光出力
に基づく電圧を積分し、積分された電圧を前記強電系の
バッテリ電源の電圧に応じた検出電圧として出力する積
分回路とを備えることを特徴とする。
【0015】請求項2の発明によれば、電圧センサが、
各バッテリ電源毎に設けられているので、複数個のバッ
テリ電源の各バッテリ電源の単体電圧を測定することが
できる。
【0016】請求項3の発明は、直列に接続された複数
個の強電系のバッテリ電源の総電圧を検出する電気自動
車用電圧センサであって、安定化電源と、この安定化電
源の電圧により発光する発光素子と、この発光素子の光
を受光する第1の受光素子及び第2の受光素子と、前記
安定化電源の電圧により駆動し、前記複数個の強電系の
バッテリ電源の電圧と前記第1の受光素子から帰還され
た帰還電圧とを増幅し増幅された電圧に基づき前記発光
素子の発光出力を制御する差動増幅回路と、弱電系のバ
ッテリ電源の電圧により駆動し、前記第2の受光素子の
両端から入力された受光出力に基づく電圧を積分し、積
分された電圧を前記複数個の強電系のバッテリ電源の電
圧に応じた検出電圧として出力する積分回路とを備える
ことを特徴とする。
【0017】請求項3の発明によれば、積分回路が、複
数個の強電系のバッテリ電源の電圧に応じた検出電圧と
して出力するので、1つの電圧センサで、直列に接続さ
れた複数個の強電系のバッテリ電源の総電圧を検出する
ことができ、さらに、小型化且つ安価な電圧センサを提
供することができる。
【0018】請求項4の発明のように、前記安定化電源
は、前記複数個の強電系のバッテリ電源の総電圧を安定
化し、安定化された電圧を前記差動作増幅回路及び前記
発光素子に供給することを特徴とする。
【0019】請求項4の発明によれば、安定化電源は、
複数個の強電系のバッテリ電源の総電圧を安定化し、安
定化された電圧を差動作増幅回路及び発光素子に供給す
るので、強電系の電源で差動作増幅回路及び発光素子を
動作させることができる。
【0020】請求項5の発明のように、前記安定化電源
は、前記弱電系のバッテリ電源の電圧を絶縁を介して強
電系のバッテリ電源の電圧に変換し、変換された前記強
電系のバッテリ電源の電圧を前記差動作増幅回路及び前
記発光素子に供給することを特徴とする。
【0021】請求項5の発明によれば、安定化電源は、
弱電系のバッテリ電源の電圧を絶縁を介して強電系のバ
ッテリ電源の電圧に変換し、変換された強電系のバッテ
リ電源の電圧を差動作増幅回路及び発光素子に供給する
ので、強電系と弱電系とを絶縁し、しかも複数個の強電
系のバッテリ電源からの電圧を受けずに、強電系の電源
で差動作増幅回路及び発光素子を動作させることがで
き、しかも、差動作増幅回路及び発光素子の耐圧が低く
て済む。
【0022】請求項6の発明の電気自動車用電圧センサ
は、強電系バッテリの端子電圧を安定化する強電系安定
化電源と、この強電系安定化電源の電圧により動作し、
前記強電系バッテリの端子電圧をその電圧に応じた周波
数に変換する電圧周波数変換器と、入力側に前記強電系
安定化電源の電圧が供給され、出力側に弱電系電源の電
圧が供給され、前記入力側と前記出力側とを絶縁した状
態で前記電圧周波数変換器で変換された周波数を、前記
強電系バッテリの端子電圧に対応した検出出力として出
力する絶縁部とを備えることを特徴とする。
【0023】請求項6の発明によれば、強電系安定化電
源の電圧により動作した電圧周波数変換器は、強電系バ
ッテリの端子電圧をその電圧に応じた周波数に変換し、
絶縁部は、入力側に強電系安定化電源の電圧が供給さ
れ、出力側に弱電系電源の電圧が供給され、入力側と出
力側とを絶縁した状態で電圧周波数変換器で変換された
周波数を、強電系バッテリの端子電圧に対応した検出出
力として出力するので、小型化且つ安価でしかも絶縁性
を有する電圧センサを提供できる。
【0024】請求項7の発明は、直列に接続された複数
個の強電系バッテリの各強電系バッテリと1対1で対応
して設けられる複数の電圧検出部を備え、各電圧検出部
は、強電系バッテリの端子電圧を安定化する強電系安定
化電源と、この強電系安定化電源の電圧により動作し、
前記強電系バッテリの端子電圧をその電圧に応じた周波
数に変換する電圧周波数変換器と、入力側に前記強電系
安定化電源の電圧が供給され、出力側に弱電系電源の電
圧が供給され、前記入力側と前記出力側とを絶縁した状
態で前記電圧周波数変換器で変換された周波数を、前記
強電系バッテリの端子電圧に対応した検出出力として出
力する絶縁部とを備えることを特徴とする。
【0025】請求項7の発明によれば、電圧センサが、
複数個の強電系バッテリの各強電系バッテリ毎に設けら
れるので、各強電系バッテリ毎に、強電系バッテリの単
体電圧に対応する周波数を出力できる。
【0026】請求項8の発明は、前記強電系バッテリの
端子電圧の検出時に、前記弱電系電源が動作したとき、
前記弱電系電源の電圧により動作し、前記強電系バッテ
リの端子電圧を前記強電系安定化電源に供給させる電圧
供給制御部を備えることを特徴とする。
【0027】請求項8の発明によれば、電圧供給制御部
は、強電系バッテリの端子電圧の検出時に、弱電系電源
の電圧により動作し、強電系バッテリの端子電圧を強電
系安定化電源に供給させるので、強電系安定化電源は、
強電系バッテリの端子電圧の検出時に電圧周波数変換
器、及び絶縁部を動作させる。このため、強電系バッテ
リの電圧検出時以外の時に流れる暗電流をなくすことが
でき、これによって、強電系バッテリの放電を防止する
ことができる。
【0028】請求項9の発明は、直列に接続された複数
個の強電系バッテリの総電圧を検出する電気自動車用電
圧センサであって、安定化電源と、この安定化電源の電
圧により動作し、前記複数個の強電系バッテリの総電圧
をその電圧に応じた周波数に変換する電圧周波数変換器
と、入力側に前記安定化電源の電圧が供給され、出力側
に弱電系電源の電圧が供給され、前記入力側と前記出力
側とを絶縁した状態で前記電圧周波数変換器で変換され
た周波数を、前記複数個の強電系バッテリの総電圧に対
応した検出出力として出力する絶縁部と、を備えること
を特徴とする。
【0029】請求項9の発明によれば、絶縁部が、電圧
周波数変換器で変換された周波数を複数個の強電系バッ
テリの総電圧に対応した検出出力として出力するので、
1つの電圧センサで済むから、さらに、小型化且つ安価
な電圧センサを提供することができる。
【0030】請求項10の発明は、前記複数個の強電系
バッテリの総電圧の検出時に、前記弱電系電源が動作し
たとき、前記弱電系電源の電圧により動作し、前記複数
個の強電系バッテリの総電圧を前記安定化電源に供給さ
せる電圧供給制御部を備えることを特徴とする。
【0031】請求項10の発明によれば、強電系バッテ
リの電圧検出時以外の時に流れる暗電流をなくすことが
でき、これによって、強電系バッテリの放電を防止する
ことができる。
【0032】請求項11の発明のように、前記安定化電
源は、前記複数個の強電系バッテリの総電圧を安定化
し、安定化された電圧を前記電圧周波数変換器及び前記
絶縁部の入力側に供給することを特徴とする。
【0033】請求項11の発明によれば、安定化電源
は、複数個の強電系バッテリの総電圧を安定化し、安定
化された電圧を電圧周波数変換器及び絶縁部の入力側に
供給するので、強電系の電源で、電圧周波数変換器及び
絶縁部の入力側を動作させることができる。
【0034】請求項12の発明のように、前記安定化電
源は、前記弱電系電源の電圧を絶縁を介して強電系電源
の電圧に変換し、変換された前記強電系電源の電圧を前
記電圧周波数変換器及び前記絶縁部の入力側に供給する
ことを特徴とする。
【0035】請求項12の発明によれば、安定化電源
は、弱電系電源の電圧を絶縁を介して強電系電源の電圧
に変換し、変換された強電系電源の電圧を電圧周波数変
換器及び絶縁部の入力側に供給するので、強電系と弱電
系とを絶縁し、しかも複数個の強電系バッテリからの電
圧を受けずに、強電系の電源で電圧周波数変換器及び絶
縁部の入力側を動作させることができ、しかも電圧周波
数変換器及び絶縁部の入力側の耐圧が低くて済む。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電気自動車用電圧
センサの実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0037】<実施の形態1>図1に本発明の電気自動
車用電圧センサの実施の形態1を示す回路構成図であ
る。図1に示す電圧センサ1において、複数のバッテリ
2a,2b,2c・・・が直列に接続されて構成された
強電系バッテリ2が設けられ、この強電系バッテリ2
は、一次側の回路電源を構成し、モータに高電圧を印加
してモータを回転駆動させて電気自動車を走行させるよ
うになっている。
【0038】バッテリ2bの両端には抵抗3aと抵抗3
bとが直列に接続されており、バッテリ2bの正極側及
び抵抗3aの一端にはバッテリ2bからの電圧を安定化
させるための強電系の安定化電源5が接続されている。
抵抗3aの他端と抵抗3bの一端との接続点は、抵抗6
を介して第1の差動増幅回路を構成するオペアンプ7の
反転入力端子(−)に接続され、抵抗3bの他端はバッ
テリ2bの負極側及び大地に接続されている。
【0039】オペアンプ7の反転入力端子(−)とオペ
アンプ7の出力と間には負帰還用のコンデンサ8が接続
され、オペアンプ7の非反転入力端子(+)は、バッテ
リ2bの負極側及び大地に接続されている。
【0040】安定化電源5の出力はオペアンプ7及びフ
ォトカプラ集積回路(以下、フォトカプラICと称す
る。)9に供給される。フォトカプラIC9は、発光ダ
イオード11、フォトダイオード13、フォトダイオー
ド15を有して構成される。発光ダイオード11及びフ
ォトダイオード13は、一次側である入力側を構成し、
フォトダイオード15は、二次側である出力側を構成す
る。一次側と二次側とは絶縁されている。
【0041】発光ダイオード11のアノードはポートP
1を介して安定化電源5に接続され、発光ダイオード1
1のカソードはポートP2を介してオペアンプ7の出力
側に接続される。一次側のフォトダイオード13のカソ
ードはポートP3を介してオペアンプ7の反転入力端子
(−)に接続され、フォトダイオード13のアノード
は、ポートP4を介して接地される。フォトダイオード
13及びフォトダイオード15は、発光ダイオード11
で発光した光を受光する。
【0042】二次側のフォトダイオード15のカソード
は、ポートP6を介して第2の差動増幅回路を構成する
オペアンプ17の反転入力端子(−)に接続され、フォ
トダイオード15のアノードは、ポートP5を介してオ
ペアンプ17の非反転入力端子(+)に接続されている
とともに、接地されている。オペアンプ17は、弱電系
の電源により動作し、フォトダイオード15の両端の電
圧差を増幅する。フォトカプラ9のポートP7,P8
は、未接続端子(NC)である。
【0043】オペアンプ17の出力側とオペアンプ17
の反転入力端子との間には抵抗19が接続され、この抵
抗19にはコンデンサ21が並列に接続され、抵抗19
とコンデンサ21とにより積分回路を構成している。オ
ペアンプ17の出力側には、バッテリ2bの電圧に対応
した電圧Voutが出力されるようになっている。
【0044】次に、このように構成された実施の形態1
の電気自動車用電圧センサの動作を説明する。まず、強
電系バッテリ2の内のバッテリ2bの電圧は、安定化電
源5により安定化され、安定化電源5からの電圧がオペ
アンプ7及びフォトカプラIC9内の発光ダイオード1
1のアノードに印加される。
【0045】また、これと同時にバッテリ2bの電圧
は、抵抗3aと抵抗3bとで分圧され、抵抗3aと抵抗
3bとの接続点における分圧電圧が抵抗6を介してオペ
アンプ7の反転入力端子に入力される。すると、フォト
カプラIC9内の発光ダイオード11が発光してオンす
ると、発光ダイオード11の光をフォトダイオード13
が受光してオンする。
【0046】さらに、フォトダイオード13のオンによ
る比較的低い電圧がオペアンプ7の反転入力端子に入力
されるので、オペアンプ7の反転入力端子の入力電圧が
下がる。すると、オペアンプ7の出力電圧は、最初の電
圧よりも上がるため、発光ダイオード11がオフする。
【0047】すると、発光ダイオード11のオフにより
フォトダイオード13がオフするので、フォトダイオー
ド13のオフによる比較的高い電圧がオペアンプ7の反
転入力端子に入力されるので、オペアンプ7の反転入力
端子の入力電圧が上がる。すると、オペアンプ7の出力
電圧は、最初の電圧に戻るため、発光ダイオード11が
オンする。
【0048】すなわち、オペアンプ7、発光ダイオード
11、フォトダイオード13で構成されるフィードバッ
クループにより、発光ダイオード11及びフォトダイオ
ード13のそれぞれがオンオフを繰り返す。これによ
り、発光ダイオード11の発光出力が制御される。
【0049】一方、フォトダイオード15もフォトダイ
オード13と同一の特性を有するため、発光ダイオード
11が発光すると、発光ダイオード11の光をフォトダ
イオード15が受光する。すなわち、二次側のフォトダ
イオード15は、一次側の発光ダイオード11のオンオ
フ動作に応じてフォトダイオード13の動作と同一の動
作を行う。
【0050】そして、フォトダイオード15の受光出力
がオペアンプ17に入力されると、その出力は、オペア
ンプ17と抵抗19及びコンデンサ21からなる積分回
路とにより積分して増幅されて、オペアンプ17の出力
側にはバッテリ2bの電圧に対応した電圧出力Vout
が出力される。
【0051】このように実施の形態1の電圧センサ1に
よれば、フォトカプラを用いて構成したので、ゼロ磁束
法を用いた電圧センサに比較して、小型化であり、しか
も安価で絶縁性を有する電圧センサを提供することがで
きる。また、検出電圧の精度もゼロ磁束法とほぼ同一の
精度を得ることができる。
【0052】次に、図2に電気自動車における強電系及
び弱電系の回路構成図を示す。図2において、強電系バ
ッテリ2は、フォトカプラを用いた電圧センサ1とモー
タコントローラドライバ31とに電源を供給し、モータ
コントローラドライバ31は、強電系バッテリ2からの
電源によりモータ33を回転駆動させる。
【0053】電流センサ35は、強電系バッテリ2とモ
ータコントローラドライバ31を介してモータ33とを
接続する信号線に流れる電流I3を検出してその検出電
流を電池コントローラ27に出力する。電池コントロー
ラ27は、電圧センサ1からの電圧値、電流センサ35
からの電流値に基づきバッテリの電圧管理や温度管理を
行う。弱電系バッテリ41は、例えば12V系の補助機
器などを駆動するために使用される補助電池であり、弱
電系機器39や電池コントローラ37に電源を供給す
る。
【0054】以上の構成により、強電系バッテリ2と弱
電系バッテリ41とがフォトカプラを用いた電圧センサ
1を介して相互に電気的に絶縁されている。従って、感
電や漏電することもなく、また、ノイズを低減すること
ができる。
【0055】図3に電圧センサ及び電池コントローラを
含む電圧監視装置を示す。電圧監視装置は、電圧センサ
1、電池コントローラ37、バッテリ冷却ファン43、
充電器45、モータコントローラ47、メータ49を有
して構成される。電池コントローラ37には、電圧セン
サ1、バッテリ冷却ファン43、充電器45、モータコ
ントローラ47、メータ49が接続される。
【0056】電池コントローラ37は、バッテリ制御部
を構成し、電圧センサ1からの電圧値を入力してバッテ
リ2bの電圧の状態を常時監視し、バッテリ2bの電圧
を最適な電圧になるように制御する。すなわち、電池コ
ントローラ37は、電圧センサ1からの電圧値に基づき
バッテリ2bの電圧が所定の電圧よりも低下した場合に
は、充電器45へ充電制御信号を出力するので、充電器
45がバッテリ2bへの充電を行ないバッテリ2bの電
圧を所定の電圧にさせる。これにより、バッテリ2bの
電圧が所定の電圧より低下しないように管理することが
できる。
【0057】また、電池コントローラ37は、電圧セン
サ1からの電圧値に基づきモータコントローラ47に放
電制御信号や回生制御信号を出力するので、モータコン
トローラ47は、バッテリ2bのモータ33への放電制
御を行ったり、電気自動車が坂道を降りるとき等にモー
タ33からバッテリ2bへの電力の回生制御を行う。こ
れにより、バッテリ2bに蓄積された電気量を有効に利
用することができる。
【0058】さらに、電池コントローラ37は、電圧セ
ンサ1からの電圧値に基づきバッテリ冷却ファン43を
作動させてバッテリ2bの温度管理を行う。電池コント
ローラ37は、例えば、電圧センサ1からの電圧値が所
定の電圧値よりも高い場合には、バッテリ冷却ファン4
3を作動させてバッテリ2bの温度が一定の温度になる
ように制御を行うことができる。
【0059】また、電池コントローラ37は、電圧セン
サ1からの電圧値が所定の電圧値以下になったときにメ
ータ49にワーニングインジケータ信号を出力し、バッ
テリ2bの電圧が所定の電圧以下に低下したことを警報
することができる。
【0060】<実施の形態2>次に、本発明の電気自動
車用電圧センサの実施の形態2を説明する。図4に直列
に接続された複数個のバッテリの総電圧を測定する実施
の形態2の電気自動車用電圧センサを示す。図4におい
て、強電系バッテリ2は、例えば、288Vであり、直
列に接続されたバッテリ2a,2b,2c・・・2nか
ら構成され、各バッテリは、例えば、12Vである。電
圧センサ1の一端はバッテリ2aの正極側に接続され、
電圧センサ1の他端はバッテリ2nの負極側に接続され
ている。
【0061】この構成によれば、電圧センサ1により直
列に接続されたバッテリ2a,2b,2c・・・2nの
総電圧を測定でき、電圧センサ1が1つであるから、さ
らに、小型化且つ安価となる。
【0062】次に、実施の形態2の電圧センサ、すなわ
ち、直列に接続された複数個のバッテリの総電圧を測定
する電圧センサの具体的な実施例を3つ上げてそれぞれ
を説明する。
【0063】(実施例1)まず、図5に直列に接続され
た複数個のバッテリの総電圧を測定する電圧センサの実
施例1の回路構成図を示す。図5において、点Pと点N
との間に図4に示す強電系バッテリ2(例えば、288
V)が接続されており、また、点Pと点Nとの間には、
抵抗R1、R2、R16、R3、R4、R12、R15
が接続され、抵抗R13の一端及び点Nは、接地され
る。
【0064】点Pには安定化電源5aが接続され、この
安定化電源5aは、288Vの強電系バッテリ2の電圧
を安定化して、強電系の安定電圧をオペアンプ51、オ
ペアンプ7、発光ダイオード11のアノードに供給して
いる。
【0065】抵抗R4と抵抗R12との接続点は、オペ
アンプ51の非反転入力端子に接続され、オペアンプ5
1の反転入力端子と出力端子とは直結接続され、オペア
ンプ51の電源と大地との間にはコンデンサ52が接続
され、電圧フォロワ回路を構成している。
【0066】抵抗53は、オペアンプ51の出力端子と
オペアンプ7の反転入力端子との間に接続され、抵抗5
4の一端はオペアンプ51の出力端子に接続され、抵抗
54の他端は接地される。
【0067】次に、オペアンプ7を含む差動増幅回路、
フォトカプラIC9、及びオペアンプ17を含む積分回
路の構成は、図1に示す構成とほぼ同一構成であるの
で、同一部分には同一符号を付し、その説明を省略す
る。なお、図1の回路に対して、オペアンプ7の出力端
子と発光ダイオード11のカソードとに接続された抵抗
10、オペアンプ17の電源と大地との間に接続された
コンデンサ18、オペアンプ17の出力端子と大地との
間に接続された抵抗20を設けている点が異なる。
【0068】また、オペアンプ17を動作させるために
弱電系の電源60が設けられている。この電源60は、
弱電系の+12Vを弱電系の+5Vに変換して変換され
た電圧をオペアンプ17に供給するもので、次のように
構成されている。
【0069】弱電系の+12Vにはダイオード61のア
ノードが接続され、カソードはコンデンサ62、63の
一端に接続されるとともに、パルスのデューティ比で+
12Vを+5Vに変換するスイッチングレギュレータ
(REG)64の入力側に接続される。スイッチングレ
ギュレータ64の出力側にはコンデンサ65が接続され
るとともに、その出力はオペアンプ17に弱電系の電源
として供給される。
【0070】次に、このように構成された実施例1の動
作を説明する。まず、安定化電源5aは、強電系バッテ
リ2の電圧(288V)を安定化し、強電系の電圧を直
接にオペアンプ51、オペアンプ7、発光ダイオード1
1に供給するので、オペアンプ51、オペアンプ7、発
光ダイオード11が動作する。この場合、オペアンプ5
1、オペアンプ7、発光ダイオード11は高電圧に耐え
うる必要がある。また、強電系の電圧が直接にオペアン
プ51、オペアンプ7、発光ダイオード11に供給され
ているので、絶縁されていない。
【0071】次に、抵抗R12での強電系の電圧がオペ
アンプ51の非反転入力端子に入力され、オペアンプ5
1により高インピーダンスから低インピーダンスに変換
されて、オペアンプ51の出力電圧は抵抗53を介して
オペアンプ7の反転入力端子に入力される。
【0072】そして、オペアンプ7、フォトカプラIC
9、オペアンプ17は、実施の形態1の動作で説明した
ように動作する。すなわち、オペアンプ7、発光ダイオ
ード11、フォトダイオード13で構成されるフィード
バックループにより、発光ダイオード11及びフォトダ
イオード13のそれぞれがオンオフを繰り返す。フォト
ダイオード15は、発光ダイオード11のオンオフ動作
に応じてフォトダイオード13の動作と同一の動作を行
う。
【0073】そして、フォトダイオード15の出力がオ
ペアンプ17に入力されると、その出力は、オペアンプ
17と抵抗19、抵抗20及びコンデンサ21からなる
積分回路とにより積分して増幅される。すなわち、オペ
アンプ17は、抵抗R12と抵抗R15との合成抵抗に
対応した分圧電圧を求め、この分圧電圧と合成抵抗と全
抵抗(抵抗R1から抵抗15までの全抵抗)とからバッ
テリ全体の総電圧を求め、この総電圧を電圧出力Vou
tとして出力することができる。
【0074】(実施例2)まず、図6に直列に接続され
た複数個のバッテリの総電圧を測定する電圧センサの実
施例2の回路構成図を示す。実施例2では、実施例1の
安定化電源5aに代えて、DC−DCコンバータ55を
設けたことを特徴とする。
【0075】DC−DCコンバータ55は、弱電系の+
12Vを強電系の+5Vまたは+12Vに変換する例え
ば、変圧トランス等であり、弱電系と強電系とを絶縁し
ている。DC−DCコンバータ55の出力には、コンデ
ンサ56、スイッチングレギュレータ58が接続され、
スイッチングレギュレータ58の出力(例えば、強電系
の+5V、図6のP+5VのPは強電系であることを示
す。)がオペアンプ51、オペアンプ7、発光ダイオー
ド11に供給されている。
【0076】なお、その他の構成は、実施例1の構成と
同一構成であるので、同一部分には同一符号を付し、そ
の詳細な説明は省略する。
【0077】このように実施例2によれば、DC−DC
コンバータ55により弱電系の+12Vを強電系の+5
Vに変換するので、弱電系を絶縁を介して強電系の安定
化電源を得ることができる。また、変換された強電系の
電圧によりオペアンプ51、オペアンプ7、発光ダイオ
ード11を動作させているので、これらの素子の耐圧が
低くてよい。
【0078】(実施例3)まず、図7に直列に接続され
た複数個のバッテリの総電圧を測定する電圧センサの実
施例3の回路構成図を示す。実施例3では、実施例1の
安定化電源5aに代えて、マルチバイブレータを利用し
た絶縁型電源70を設けたことを特徴とする。
【0079】絶縁型電源70は、弱電系の+12Vを強
電系の+5Vまたは+12Vに変換するもので、弱電系
と強電系とを絶縁している。オペアンプ71には弱電系
の+12Vが供給され、オペアンプ71の反転入力端子
と大地との間にはコンデンサ72が接続され、オペアン
プ71の反転入力端子と出力端子との間には抵抗73が
接続される。
【0080】オペアンプ71の非反転入力端子と大地と
の間には抵抗74が接続され、オペアンプ71の非反転
入力端子と出力端子との間には抵抗75が接続され、マ
ルチバイブレータを構成している。
【0081】オペアンプ71の出力は抵抗76を介して
トランジスタ77のベースに接続され、コレクタは+1
2Vに接続され、エミッタは変圧トランス78の一次巻
線の一端に接続される。変圧トランス78の一次巻線の
他端は接地される。変圧トランス78は、一次側の弱電
系と二次側の強電系とを絶縁させている。変圧トランス
78の二次巻線の一端にはダイオード79のアノード及
びダイオード81のカソードが接続され、ダイオード7
9のカソードと二次巻線の他端との間にはコンデンサ8
0が接続されている。
【0082】二次巻線の他端とダイオード81のアノー
ドとの間にはコンデンサ82が接続され、コンデンサ8
3の一端はダイオード79のカソードに接続される。コ
ンデンサ83の他端、ダイオード81のアノード、及び
コンデンサ82の一端は接地される。
【0083】ダイオード79のカソードにはスイッチン
グレギュレータ84が接続され、スイッチングレギュレ
ータ84の出力(例えば、強電系の+5V、図7のP+
5VのPは強電系であることを示す。)がオペアンプ5
1、オペアンプ7、発光ダイオード11に供給されてい
る。
【0084】なお、その他の構成は、実施例1の構成と
同一構成であるので、同一部分には同一符号を付し、そ
の詳細な説明は省略する。
【0085】このように実施例3によれば、弱電系の+
12Vを受けてオペアンプ71が動作し、オペアンプ7
1を含むマルチバイブレータにより周期的なパルスを発
生し、発生したパルスは、トランジスタ77により増幅
される。そして、変圧トランス78により弱電系から絶
縁を介して強電系に変換されるとともに電圧が降圧され
て、その電圧はダイオード79、ダイオード81、コン
デンサ80、コンデンサ82、コンデンサ83等により
整流されて、交流から直流に変換される。
【0086】そして、スイッチングレギュレータ84が
パルスのデューティ比で+12Vを強電系のP+5Vに
変換し、オペアンプ51、オペアンプ7、発光ダイオー
ド11を動作させる。
【0087】すなわち、マルチバイブレータを用いた絶
縁型電源により弱電系の+12Vを強電系の+5Vに変
換するので、弱電系を絶縁を介して強電系の安定化電源
を得ることができる。また、変換された強電系の電圧に
よりオペアンプ51、オペアンプ7、発光ダイオード1
1を動作させているので、これらの素子の耐圧が低くて
よい。
【0088】<実施の形態3>次に、本発明の電気自動
車用電圧センサの実施の形態3を説明する。図8に直列
に接続されたバッテリの個々の電圧をそれぞれ測定する
実施の形態3の電気自動車用電圧センサを示す。
【0089】図1では、バッテリ2bに対して電圧セン
サ1を設けた場合を説明したが、実際には図8に示すよ
うに各々のバッテリ2a,2b,2c・・・2nに対応
させて各々の電圧センサ1a,1b,1c・・・1nを
設けている。また、各々の電圧センサ1a,1b,1c
・・・1nは、個別に、図1に示すような安定化電源5
(図示せず)を有している。
【0090】各電圧センサ毎に安定化電源5を設けたの
は、以下の理由による。仮に1つの安定化電源5の電圧
を分圧して各電圧センサに12Vを供給すると、例え
ば、電圧センサ1aには例えば、288Vが供給される
ことになり、電圧センサ1aの耐圧が問題となるからで
ある。
【0091】このような構成によれば、各々の電圧セン
サ1a,1b,1c・・・1nにより、各電圧センサに
対応する各バッテリの単体電圧を測定することができ
る。
【0092】また、各電圧センサは、小型且つ安価であ
るので、直列に接続された複数のバッテリの各バッテリ
の電圧を管理するための電気自動車用電圧センサとして
も最適である。
【0093】<実施の形態4>図9に本発明の電気自動
車用電圧センサの実施の形態4の回路構成図を示す。図
9に示す電圧センサ1aは、複数のバッテリ2a,2b
・・・が直列に接続されて構成された強電系バッテリ2
のバッテリ単体(例えば、バッテリ2b)の端子電圧を
検出するものである。強電系バッテリ2は、一次側の回
路電源を構成し、モータに高電圧を印加してモータを回
転駆動させて電気自動車を走行させるようになってい
る。
【0094】弱電系電源3は、例えば、+12V電源で
あり、電圧センサ1aが端子電圧を検出するとき、例え
ば、イグニッションがオンであるときまたはバッテリの
充電中に、電圧センサ1aに電圧を供給する。このた
め、弱電系電源3は、図示しない例えば、スイッチング
トランジスタやリレーなどのスイッチング素子を有す
る。
【0095】次に、電圧センサ1aにおいて、バッテリ
2bの両端には抵抗3aと抵抗3bとが直列に接続され
ている。電圧供給制御部86は、バッテリの検出時にの
み、弱電系電源3からの電圧を受けて、この電圧により
強電系のバッテリ2bの電圧を強電系安定化電源94に
供給させる。電圧供給制御部86は、第1のフォトカプ
ラ87、抵抗90、トランジスタ91等を有する。
【0096】第1のフォトカプラ87は、発光素子であ
る第1の発光ダイオード88、受光素子である第1のフ
ォトトランジスタ89から構成される。第1の発光ダイ
オード88は、一次側である入力側を構成し、第1のフ
ォトトランジスタ89は、二次側である出力側を構成す
る。一次側と二次側とは絶縁されている。第1の発光ダ
イオード88のカソードは、接地され、第1の発光ダイ
オード88のアノードは、抵抗90を介して弱電系電源
3に接続されている。
【0097】第1の発光ダイオード88は、抵抗90を
介して弱電系電源3の電圧が供給されたとき、すなわ
ち、バッテリ2bの端子電圧の検出時に発光する。第1
のフォトトランジスタ89は、第1の発光ダイオード8
8の光を受光してトランジスタ91を動作させる。
【0098】バッテリ2bの正極側には、トランジスタ
91のエミッタが接続され、トランジスタ91のエミッ
タとベース間には抵抗92が接続されている。また、ト
ランジスタ91のベースは抵抗93を介して第1のフォ
トトランジスタ89のコレクタに接続され、第1のフォ
トトランジスタ89のエミッタはバッテリ2bの負極側
に接続されている。
【0099】トランジスタ91のコレクタには、バッテ
リ2bからの電圧をトランジスタ91を介して安定化さ
せるための強電系安定化電源94が接続されている。こ
の強電系安定化電源94は、電圧周波数変換器95、第
2のフォトカプラ96内の第2の発光ダイオード97の
アノードに安定化された電圧を供給する。
【0100】第2のフォトカプラ96は、発光素子であ
る第2の発光ダイオード97、受光素子である第2のフ
ォトトランジスタ98から構成される。第2の発光ダイ
オード97は、一次側である入力側を構成し、第2のフ
ォトトランジスタ98は、二次側である出力側を構成す
る。一次側は強電系であり、二次側は弱電系であり、強
電系と弱電系とは絶縁されている。
【0101】電圧周波数変換器95は、抵抗3aと抵抗
3bとの分圧電圧を入力し、この分圧電圧を電圧に応じ
た周波数に変換して第2の発光ダイオード97のカソー
ドに出力する。
【0102】第2の発光ダイオード97は、電圧周波数
変換器95からの周波数出力の周期に応じた発光周波数
で発光または非発光する。第2のフォトトランジスタ9
8は、第2の発光ダイオード97の光を受光し、発光周
波数に応じた受光周波数をバッテリの端子電圧に応じた
検出出力として出力する。第2のフォトトランジスタ9
8のコレクタには、第2のフォトトランジスタ98を動
作させるための弱電系電源3の電圧が供給されている。
【0103】なお、第2のフォトトランジスタ98の周
波数出力は、図示しないバッテリコントローラに送られ
て、バッテリコントローラにより処理されてバッテリ単
体の電圧が測定されるようになっている。第2のフォト
トランジスタ98のエミッタは、接地される。
【0104】次に、このように構成された実施の形態4
の電圧センサの動作を図9を参照して説明する。まず、
弱電系電源3は、バッテリ2bの端子電圧を検出すると
きに、電圧を抵抗90に供給すると、弱電系電源3の電
圧が抵抗90を介して第1の発光ダイオード88に供給
されるので、第1の発光ダイオード88が発光する。
【0105】すると、第1のフォトトランジスタ89が
第1の発光ダイオード88の光を受光して動作するの
で、バッテリ2bの正極側から抵抗92、抵抗93、第
1のフォトトランジスタ89を介してバッテリ2bの負
極側に電流が流れる。
【0106】このため、トランジスタ91が動作して、
バッテリ2bの強電系の電圧が強電系安定化電源94に
供給されて、強電系安定化電源94は、バッテリ2bの
電圧検出時のみ、安定化電圧を電圧周波数変換器95、
第2の発光ダイオード97を供給する。
【0107】また、抵抗3aと抵抗3bとの分圧電圧が
電圧周波数変換器95に入力されると、電圧周波数変換
器95は、この分圧電圧を電圧に応じた周波数に変化し
て第2の発光ダイオード97のカソードに出力する。
【0108】すると、第2の発光ダイオード97は、電
圧周波数変換器95からの周波数出力の周期に応じた発
光周波数で発光または非発光するので、第2のフォトト
ランジスタ98は、第2の発光ダイオード97の光を受
光し、バッテリ2bの端子電圧に応じた受光周波数を出
力する。そして、図示しないバッテリコントローラが、
電圧センサ1aからの周波数出力を処理してバッテリ2
bの端子電圧を測定する。
【0109】このように実施の形態4の電圧センサによ
れば、電圧センサ1aを絶縁性を有する第1のフォトカ
プラ87及び第2のフォトカプラ96を用いて構成した
ので、ゼロ磁束法を用いた電圧センサに比較して、小型
化であり、しかも安価で絶縁性を有する電圧センサを提
供することができる。
【0110】また、弱電系電源3が、バッテリ2bの電
圧検出時にのみ、強電系安定化電源94を駆動させて、
電圧周波数変換器95、第2の発光ダイオード97を動
作させるので、強電系バッテリ単体の電圧検出時以外の
時に、強電系バッテリ2bの電源を受けた強電系安定化
電源94から、電圧周波数変換器95、及び第2のフォ
トカプラ96内の第2のフォトダイオード97に流れる
暗電流をなくすことができる。この暗電流が流れなくな
ることで、強電系バッテリ2bの放電を防止することが
できる。
【0111】また、電圧周波数変換器95を用いている
ので、出力が周波数で得られるから、出力にノイズが少
なくなり、正確な出力が得られるという効果が得られ
る。
【0112】<実施の形態5>次に、本発明の電気自動
車用電圧センサの実施の形態5を説明する。実施の形態
5の電圧センサ、すなわち、直列に接続された複数個の
バッテリの総電圧を測定する電圧センサの具体的な実施
例を3つ上げてそれぞれを説明する。
【0113】(実施例4)まず、図10に直列に接続さ
れた複数個のバッテリの総電圧を測定する電圧センサの
実施例1の回路構成図を示す。図10において、点Pと
点Nとの間に強電系バッテリ2(例えば、288V)が
接続されており、また、点Pと点Nとの間には、抵抗R
1、R2、R16、R3、R4、R12、R15が接続
され、抵抗R13の一端及び点Nは、接地される。
【0114】点Pには電圧供給制御部86が接続され、
この電圧供給制御部86には、弱電系電源3、及び強電
系安定化電源94が接続されている。安定化電源94
は、288Vの強電系バッテリ2の電圧を安定化して、
強電系の安定電圧を電圧周波数変換器95、第2の発光
ダイオード97のアノードに供給している。
【0115】抵抗R4と抵抗R12との接続点は、オペ
アンプ51の非反転入力端子に接続され、オペアンプ5
1の反転入力端子と出力端子とは直結接続され、オペア
ンプ51の電源と大地との間にはコンデンサ52が接続
され、電圧フォロワ回路を構成している。
【0116】抵抗53は、オペアンプ51の出力端子と
オペアンプ7の反転入力端子との間に接続され、抵抗5
4の一端はオペアンプ51の出力端子に接続され、抵抗
54の他端は接地される。
【0117】電圧周波数変換器95、第2のフォトカプ
ラ96を含む回路の構成は、図9に示す構成とほぼ同一
構成であるので、同一部分には同一符号を付し、その説
明を省略する。
【0118】次に、このように構成された実施例4の動
作を説明する。まず、弱電系電源3が、強電系バッテリ
の総電圧検出時に電源を電圧供給制御部86に供給する
と、これに応じて、電圧供給制御部86は、強電系バッ
テリの総電圧検出時に、点Pにおけるバッテリの電圧を
強電系安定化電源94に供給する。
【0119】すると、強電系安定化電源94は、強電系
バッテリ2の電圧(288V)を安定化し、強電系の電
圧を直接にオペアンプ51、電圧周波数変換器95、第
2のフォトカプラ96に供給するので、オペアンプ5
1、電圧周波数変換器95、第2の発光ダイオード97
が動作する。この場合、オペアンプ51、電圧周波数変
換器95、第2の発光ダイオード97は高電圧に耐えう
る必要がある。また、強電系の電圧が直接にオペアンプ
51、電圧周波数変換器95、第2の発光ダイオード9
7に供給されているので、絶縁されていない。
【0120】次に、抵抗R12での強電系の電圧がオペ
アンプ51の非反転入力端子に入力され、オペアンプ5
1により高インピーダンスから低インピーダンスに変換
されて、オペアンプ51の出力電圧は抵抗53を介して
電圧周波数変換器95に入力される。そして、電圧周波
数変換器95、第2のフォトカプラ96は、実施の形態
4の動作で説明したように動作する。すなわち、第2の
フォトトランジスタ98は、バッテリ全体の総電圧に対
応する周波数を出力することができる。
【0121】(実施例5)まず、図11に直列に接続さ
れた複数個のバッテリの総電圧を測定する電圧センサの
実施例5の回路構成図を示す。実施例5では、実施例4
の強電系安定化電源94に代えて、DC−DCコンバー
タ55を設けたことを特徴とする。
【0122】弱電系電源3は、バッテリ全体の電圧検出
時に、電圧をDC−DCコンバータ55に供給する。D
C−DCコンバータ55は、バッテリ全体の電圧検出時
に、弱電系電源3の+12Vを強電系の+5Vまたは+
12Vに変換する例えば、変圧トランス等であり、弱電
系と強電系とを絶縁している。
【0123】DC−DCコンバータ55の出力には、コ
ンデンサ56、スイッチングレギュレータ58が接続さ
れ、スイッチングレギュレータ58の出力(例えば、強
電系の+5V、図11のP+5VのPは強電系であるこ
とを示す。)がオペアンプ51、電圧周波数変換器9
5、発光ダイオード97に供給されている。
【0124】なお、その他の構成は、実施例4の構成と
同一構成であるので、同一部分には同一符号を付し、そ
の詳細な説明は省略する。
【0125】このように実施例5によれば、DC−DC
コンバータ55により弱電系の+12Vを強電系の+5
Vに変換するので、弱電系を絶縁を介して強電系の安定
化電源を得ることができる。また、変換された強電系の
電圧によりオペアンプ51、電圧周波数変換器95、発
光ダイオード97を動作させているので、これらの素子
の耐圧が低くてよい。
【0126】さらに、バッテリ全体の電圧検出時のみ
に、弱電系電源3が電圧をDC/DCコンバータ55に
供給するので、電圧検出時にのみ、オペアンプ51、電
圧周波数変換器95、発光ダイオード97が動作する。
従って、消費電流を少なくすることができる。
【0127】(実施例6)図12に直列に接続された複
数個のバッテリの総電圧を測定する電圧センサの実施例
6の回路構成図を示す。実施例6では、実施例4の強電
系安定化電源94に代えて、マルチバイブレータを利用
した絶縁型電源70を設けたことを特徴とする。
【0128】弱電系電源3は、バッテリ全体の電圧検出
時に、電圧を絶縁型電源70に供給する。絶縁型電源7
0は、バッテリ全体の電圧検出時に、弱電系の+12V
を強電系の+5Vまたは+12Vに変換するもので、弱
電系と強電系とを絶縁している。オペアンプ71には弱
電系の+12Vが供給され、オペアンプ71の反転入力
端子と大地との間にはコンデンサ72が接続され、オペ
アンプ71の反転入力端子と出力端子との間には抵抗7
3が接続される。
【0129】オペアンプ71の非反転入力端子と大地と
の間には抵抗74が接続され、オペアンプ71の非反転
入力端子と出力端子との間には抵抗75が接続され、マ
ルチバイブレータを構成している。
【0130】オペアンプ71の出力は抵抗76を介して
トランジスタ77のベースに接続され、コレクタは+1
2Vに接続され、エミッタは変圧トランス78の一次巻
線の一端に接続される。変圧トランス78の一次巻線の
他端は接地される。変圧トランス78は、一次側の弱電
系と二次側の強電系とを絶縁させている。変圧トランス
78の二次巻線の一端にはダイオード79のアノード及
びダイオード81のカソードが接続され、ダイオード7
9のカソードと二次巻線の他端との間にはコンデンサ8
0が接続されている。
【0131】二次巻線の他端とダイオード81のアノー
ドとの間にはコンデンサ82が接続され、コンデンサ8
3の一端はダイオード79のカソードに接続される。コ
ンデンサ83の他端、ダイオード81のアノード、及び
コンデンサ82の一端は接地される。
【0132】ダイオード79のカソードにはスイッチン
グレギュレータ84が接続され、スイッチングレギュレ
ータ84の出力(例えば、強電系の+5V、図12のP
+5VのPは強電系であることを示す。)がオペアンプ
51、電圧周波数変換器95、発光ダイオード97に供
給されている。
【0133】なお、その他の構成は、実施例4の構成と
同一構成であるので、同一部分には同一符号を付し、そ
の詳細な説明は省略する。
【0134】このように実施例6によれば、バッテリ全
体の電圧検出時に、弱電系電源3から+12Vを受けて
オペアンプ71が動作し、オペアンプ71を含むマルチ
バイブレータにより周期的なパルスを発生し、発生した
パルスは、トランジスタ77により増幅される。そし
て、変圧トランス78により弱電系から絶縁を介して強
電系に変換されるとともに電圧が降圧されて、その電圧
はダイオード79、ダイオード81、コンデンサ80、
コンデンサ82、コンデンサ83等により整流されて、
交流から直流に変換される。
【0135】そして、スイッチングレギュレータ84が
パルスのデューティ比で+12Vを強電系のP+5Vに
変換し、オペアンプ51、電圧周波数変換器95、発光
ダイオード97を動作させる。
【0136】すなわち、マルチバイブレータを用いた絶
縁型電源により弱電系の+12Vを強電系の+5Vに変
換するので、弱電系を絶縁を介して強電系の安定化電源
を得ることができる。また、変換された強電系の電圧に
よりオペアンプ51、電圧周波数変換器95、発光ダイ
オード97を動作させているので、これらの素子の耐圧
が低くてよい。
【0137】さらに、バッテリ全体の電圧検出時のみ
に、弱電系電源3が電圧をマルチバイブレータを含む絶
縁型電源70に供給するので、電圧検出時にのみ、オペ
アンプ51、電圧周波数変換器95、発光ダイオード9
7が動作する。従って、消費電流を少なくすることがで
きる。
【0138】
【発明の効果】請求項1の発明では、安定化電源により
安定化された強電系のバッテリ電源の電圧が発光素子に
供給されると、発光素子が発光し、発光素子の光を第1
の受光素子及び第2の受光素子が受光する。差動増幅回
路は、バッテリ電源の電圧と第1の受光素子から帰還さ
れた帰還電圧とを増幅し増幅された電圧に基づき発光素
子の発光出力を制御する。このとき、第2の受光素子も
第1の受光素子と同一の動作を行うので、積分回路は、
第2の受光素子の両端から入力された受光出力に基づく
電圧を積分し、積分された電圧を強電系のバッテリ電源
の電圧に応じた検出電圧として出力する。また、強電系
と弱電系とが絶縁されているので、小型化且つ安価でし
かも絶縁性を有する電圧センサを提供することができ
る。
【0139】請求項2の発明では、電圧センサが、各バ
ッテリ電源毎に設けられているので、複数個のバッテリ
電源の各バッテリ電源の単体電圧を測定することができ
る。
【0140】請求項3の発明では、積分回路が、複数個
の強電系のバッテリ電源の電圧に応じた検出電圧として
出力するので、1つの電圧センサで、直列に接続された
複数個の強電系のバッテリ電源の総電圧を検出すること
ができ、さらに、小型化且つ安価な電圧センサを提供す
ることができる。
【0141】請求項4の発明では、安定化電源は、複数
個の強電系のバッテリ電源の総電圧を安定化し、安定化
された電圧を差動作増幅回路及び発光素子に供給するの
で、強電系の電源で差動作増幅回路及び発光素子を動作
させることができる。
【0142】請求項5の発明では、安定化電源は、弱電
系のバッテリ電源の電圧を絶縁を介して強電系のバッテ
リ電源の電圧に変換し、変換された強電系のバッテリ電
源の電圧を差動作増幅回路及び発光素子に供給するの
で、強電系と弱電系とを絶縁し、しかも複数個の強電系
のバッテリ電源からの電圧を受けずに、強電系の電源で
差動作増幅回路及び発光素子を動作させることができ、
しかも、差動作増幅回路及び発光素子の耐圧が低くて済
む。
【0143】請求項6の発明では、強電系安定化電源の
電圧により動作した電圧周波数変換器は、強電系バッテ
リの端子電圧をその電圧に応じた周波数に変換し、絶縁
部は、入力側に強電系安定化電源の電圧が供給され、出
力側に弱電系電源の電圧が供給され、入力側と出力側と
を絶縁した状態で電圧周波数変換器で変換された周波数
を、強電系バッテリの端子電圧に対応した検出出力とし
て出力するので、小型化且つ安価でしかも絶縁性を有す
る電圧センサを提供できる。
【0144】請求項7の発明では、電圧センサが、複数
個の強電系バッテリの各強電系バッテリ毎に設けられる
ので、各強電系バッテリ毎に、強電系バッテリの単体電
圧に対応する周波数を出力できる。
【0145】請求項8の発明では、電圧供給制御部は、
強電系バッテリの端子電圧の検出時に、弱電系電源の電
圧により動作し、強電系バッテリの端子電圧を強電系安
定化電源に供給させるので、強電系安定化電源は、強電
系バッテリの端子電圧の検出時に電圧周波数変換器、及
び絶縁部を動作させる。このため、強電系バッテリの電
圧検出時以外の時に流れる暗電流をなくすことができ、
これによって、強電系バッテリの放電を防止することが
できる。
【0146】請求項9の発明では、絶縁部が、電圧周波
数変換器で変換された周波数を複数個の強電系バッテリ
の総電圧に対応した検出出力として出力するので、1つ
の電圧センサで済むから、さらに、小型化且つ安価な電
圧センサを提供することができる。
【0147】請求項10の発明では、強電系バッテリの
電圧検出時以外の時に流れる暗電流をなくすことがで
き、これによって、強電系バッテリの放電を防止するこ
とができる。
【0148】請求項11の発明では、安定化電源は、複
数個の強電系バッテリの総電圧を安定化し、安定化され
た電圧を電圧周波数変換器及び絶縁部の入力側に供給す
るので、強電系の電源で、電圧周波数変換器及び絶縁部
の入力側を動作させることができる。
【0149】請求項12の発明では、安定化電源は、弱
電系電源の電圧を絶縁を介して強電系電源の電圧に変換
し、変換された強電系電源の電圧を電圧周波数変換器及
び絶縁部の入力側に供給するので、強電系と弱電系とを
絶縁し、しかも複数個の強電系バッテリからの電圧を受
けずに、強電系の電源で電圧周波数変換器及び絶縁部の
入力側を動作させることができ、しかも電圧周波数変換
器及び絶縁部の入力側の耐圧が低くて済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気自動車用電圧センサの実施の形態
1の回路構成図である。
【図2】電気自動車における強電系及び弱電系の回路構
成図である。
【図3】電圧センサ及び電池コントローラを含む電圧監
視装置を示す構成図である。
【図4】直列に接続されたバッテリの総電圧を測定する
実施の形態2の電気自動車用電圧センサを示す図であ
る。
【図5】直列に接続された複数個のバッテリの総電圧を
測定する電圧センサの実施例1を示す回路構成図であ
る。
【図6】直列に接続された複数個のバッテリの総電圧を
測定する電圧センサの実施例2を示す回路構成図であ
る。
【図7】直列に接続された複数個のバッテリの総電圧を
測定する電圧センサの実施例3を示す回路構成図であ
る。
【図8】直列に接続されたバッテリの個々の電圧をそれ
ぞれ測定する実施の形態3の電気自動車用電圧センサを
示す図である。
【図9】本発明の電気自動車用電圧センサの実施の形態
4の回路構成図である。
【図10】直列に接続された複数個のバッテリの総電圧
を測定する電圧センサの実施例4を示す回路構成図であ
る。
【図11】直列に接続された複数個のバッテリの総電圧
を測定する電圧センサの実施例5を示す回路構成図であ
る。
【図12】直列に接続された複数個のバッテリの総電圧
を測定する電圧センサの実施例6を示す回路構成図であ
る。
【図13】従来の電圧センサの構成を示す図である。
【符号の説明】
1,101 電圧センサ 2 強電系バッテリ 2a〜2n バッテリ 3 弱電系電源 3a,3b,19 分圧抵抗 5,5a 安定化電源 7,17 オペアンプ 9 フォトカプラIC 11 発光ダイオード 13,15 フォトダイオード 21 コンデンサ 31 モータコントローラドライバ 33 モータ 35 電流センサ 37 電池コントローラ 39 弱電系機器 41 弱電系バッテリ 43 バッテリ冷却ファン 45 充電器 47 モータコントローラ 49 メータ 55 DC−DCコンバータ 71 マルチバイプレータ 86 電圧供給制御部 87 第1のフォトカプラ 91 トランジスタ 94 強電系安定化電源 95 電圧周波数変換器 96 第2のフォトカプラ 103 磁気コア 115 ホール素子 117 電流増幅器

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 強電系のバッテリ電源の電圧を安定化す
    る安定化電源と、 この安定化電源の電圧により発光する発光素子と、 この発光素子の光を受光する第1の受光素子及び第2の
    受光素子と、 前記安定化電源の電圧により駆動し、前記バッテリ電源
    の電圧と前記第1の受光素子から帰還された帰還電圧と
    を増幅し増幅された電圧に基づき前記発光素子の発光出
    力を制御する差動増幅回路と、 弱電系のバッテリ電源の電圧により駆動し、前記第2の
    受光素子の両端から入力された受光出力に基づく電圧を
    積分し、積分された電圧を前記強電系のバッテリ電源の
    電圧に応じた検出電圧として出力する積分回路と、を備
    えることを特徴とする電気自動車用電圧センサ。
  2. 【請求項2】 直列に接続された複数個の強電系のバッ
    テリ電源の各バッテリ電源と1対1で対応して設けら
    れ、前記バッテリ電源の端子電圧を検出する複数の電圧
    検出部を備え、 各電圧検出部は、 前記強電系のバッテリ電源の電圧を安定化する安定化電
    源と、 この安定化電源の電圧により発光する発光素子と、 この発光素子の光を受光する第1の受光素子及び第2の
    受光素子と、 前記安定化電源の電圧により駆動し、前記バッテリ電源
    の電圧と前記第1の受光素子から帰還された帰還電圧と
    を増幅し増幅された電圧に基づき前記発光素子の発光出
    力を制御する差動増幅回路と、 弱電系のバッテリ電源の電圧により駆動し、前記第2の
    受光素子の両端から入力された受光出力に基づく電圧を
    積分し、積分された電圧を前記強電系のバッテリ電源の
    電圧に応じた検出電圧として出力する積分回路と、を備
    えることを特徴とする電気自動車用電圧センサ。
  3. 【請求項3】 直列に接続された複数個の強電系のバッ
    テリ電源の総電圧を検出する電気自動車用電圧センサで
    あって、 安定化電源と、 この安定化電源の電圧により発光する発光素子と、 この発光素子の光を受光する第1の受光素子及び第2の
    受光素子と、 前記安定化電源の電圧により駆動し、前記複数個の強電
    系のバッテリ電源の電圧と前記第1の受光素子から帰還
    された帰還電圧とを増幅し増幅された電圧に基づき前記
    発光素子の発光出力を制御する差動増幅回路と、 弱電系のバッテリ電源の電圧により駆動し、前記第2の
    受光素子の両端から入力された受光出力に基づく電圧を
    積分し、積分された電圧を前記複数個の強電系のバッテ
    リ電源の電圧に応じた検出電圧として出力する積分回路
    と、を備えることを特徴とする電気自動車用電圧セン
    サ。
  4. 【請求項4】 前記安定化電源は、前記複数個の強電系
    のバッテリ電源の総電圧を安定化し、安定化された電圧
    を前記差動作増幅回路及び前記発光素子に供給すること
    を特徴とする請求項3記載の電気自動車用電圧センサ。
  5. 【請求項5】 前記安定化電源は、前記弱電系のバッテ
    リ電源の電圧を絶縁を介して強電系のバッテリ電源の電
    圧に変換し、変換された前記強電系のバッテリ電源の電
    圧を前記差動作増幅回路及び前記発光素子に供給するこ
    とを特徴とする請求項3記載の電気自動車用電圧セン
    サ。
  6. 【請求項6】 強電系バッテリの端子電圧を安定化する
    強電系安定化電源と、 この強電系安定化電源の電圧により動作し、前記強電系
    バッテリの端子電圧をその電圧に応じた周波数に変換す
    る電圧周波数変換器と、 入力側に前記強電系安定化電源の電圧が供給され、出力
    側に弱電系電源の電圧が供給され、前記入力側と前記出
    力側とを絶縁した状態で前記電圧周波数変換器で変換さ
    れた周波数を、前記強電系バッテリの端子電圧に対応し
    た検出出力として出力する絶縁部と、を備えることを特
    徴とする電気自動車用電圧センサ。
  7. 【請求項7】 直列に接続された複数個の強電系バッテ
    リの各強電系バッテリと1対1で対応して設けられる複
    数の電圧検出部を備え、 各電圧検出部は、 強電系バッテリの端子電圧を安定化する強電系安定化電
    源と、 この強電系安定化電源の電圧により動作し、前記強電系
    バッテリの端子電圧をその電圧に応じた周波数に変換す
    る電圧周波数変換器と、 入力側に前記強電系安定化電源の電圧が供給され、出力
    側に弱電系電源の電圧が供給され、前記入力側と前記出
    力側とを絶縁した状態で前記電圧周波数変換器で変換さ
    れた周波数を、前記強電系バッテリの端子電圧に対応し
    た検出出力として出力する絶縁部と、を備えることを特
    徴とする電気自動車用電圧センサ。
  8. 【請求項8】 前記強電系バッテリの端子電圧の検出時
    に、前記弱電系電源が動作したとき、前記弱電系電源の
    電圧により動作し、前記強電系バッテリの端子電圧を前
    記強電系安定化電源に供給させる電圧供給制御部を備え
    ることを特徴とする請求項6または請求項7記載の電気
    自動車用電圧センサ。
  9. 【請求項9】 直列に接続された複数個の強電系バッテ
    リの総電圧を検出する電気自動車用電圧センサであっ
    て、 安定化電源と、 この安定化電源の電圧により動作し、前記複数個の強電
    系バッテリの総電圧をその電圧に応じた周波数に変換す
    る電圧周波数変換器と、 入力側に前記安定化電源の電圧が供給され、出力側に弱
    電系電源の電圧が供給され、前記入力側と前記出力側と
    を絶縁した状態で前記電圧周波数変換器で変換された周
    波数を、前記複数個の強電系バッテリの総電圧に対応し
    た検出出力として出力する絶縁部と、を備えることを特
    徴とする電気自動車用電圧センサ。
  10. 【請求項10】 前記複数個の強電系バッテリの総電圧
    の検出時に、前記弱電系電源が動作したとき、前記弱電
    系電源の電圧により動作し、前記複数個の強電系バッテ
    リの総電圧を前記安定化電源に供給させる電圧供給制御
    部を備えることを特徴とする請求項9記載の電気自動車
    用電圧センサ。
  11. 【請求項11】 前記安定化電源は、前記複数個の強電
    系バッテリの総電圧を安定化し、安定化された電圧を前
    記電圧周波数変換器及び前記絶縁部の入力側に供給する
    ことを特徴とする請求項9記載の電気自動車用電圧セン
    サ。
  12. 【請求項12】 前記安定化電源は、前記弱電系電源の
    電圧を絶縁を介して強電系電源の電圧に変換し、変換さ
    れた前記強電系電源の電圧を前記電圧周波数変換器及び
    前記絶縁部の入力側に供給することを特徴とする請求項
    9記載の電気自動車用電圧センサ。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007187649A (ja) * 2005-12-12 2007-07-26 Yazaki Corp 電圧検出装置及び絶縁インタフェース
JP2008139261A (ja) * 2006-12-05 2008-06-19 Panasonic Ev Energy Co Ltd 組電池の電圧測定装置
JP2009109476A (ja) * 2007-06-15 2009-05-21 Avago Technologies Ecbu Ip (Singapore) Pte Ltd 高電圧アイソレーション付きの集積バッテリー電圧センサ、バッテリー電圧感知システム、及びバッテリー電圧感知方法
CN104569560A (zh) * 2014-12-11 2015-04-29 国家电网公司 一种电网电压异常报警系统
JP2021196273A (ja) * 2020-06-15 2021-12-27 矢崎総業株式会社 電圧検出回路

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