JPH11232365A - ネットワークを介した帳票印刷方法 - Google Patents

ネットワークを介した帳票印刷方法

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JPH11232365A
JPH11232365A JP10036900A JP3690098A JPH11232365A JP H11232365 A JPH11232365 A JP H11232365A JP 10036900 A JP10036900 A JP 10036900A JP 3690098 A JP3690098 A JP 3690098A JP H11232365 A JPH11232365 A JP H11232365A
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print data
data
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JP10036900A
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Hajime Okada
一 岡田
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 クライアントとサーバとがネットワークを介
して接続されたシステムにおける帳票印刷方法におい
て、クライアント側に特殊な帳票印刷ソフトウエアをイ
ンストールすることなく、クライアント側とサーバ側と
のいずれでも容易に帳票印刷を行うことを可能にする。 【解決手段】 クライアント3側に帳票を出力するため
のプリンタ5を設けておき、クライアント3側からサー
バ2,4側に対して帳票の作成要求があると、サーバ
2,4側では、プリンタ5で印刷可能なデータ形式の帳
票印刷データを生成し、生成した帳票印刷データを前記
クライアント3側へ送信することで、クライアント3側
のプリンタ5による帳票の出力を行わせる。また、サー
バ2,4側にもプリンタ6を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、WWW(World Wi
de Web)と呼ばれる広域情報システムにおいて所定フォ
ーマットの帳票を印刷するためのネットワークを介した
帳票印刷方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ(以下、
PCと略す)やワークステーション(以下、WSと略
す)等の普及に伴い、WWWと呼ばれる広域情報システ
ムが広く一般に利用されている。WWWでは、インター
ネットまたはイントラネットと呼ばれるネットワーク上
に、SGML(Standard Generalized Markup Languag
e)のサブセットであるHTML(Hyper Text Markup L
anguage)で記述された情報を発信している。これらの
情報は、WWWサーバによりネットワーク上に発信され
ており、HTMLで記述された情報を表示するためのソ
フトウエア(以下、WWWブラウザと称す)を用いるこ
とによりPCまたはWSにおいて閲覧されるようになっ
ている。
【0003】このようなWWWにおいては、例えば、イ
ンターネットを利用して販売されるチケットや、インタ
ーネットショッピングにおける取引内容のレシート等の
ように、所定フォーマットの帳票を出力する必要が生じ
る場合がある。すなわち、WWWサーバ側で予め有して
いる帳票のフォーマット情報(以下、帳票フォームと称
す)に、WWWブラウザ側から指定されるデータ(文字
列、数値、イメージ等)を埋め込み、データ埋め込み後
の帳票フォーム(以下、帳票データと称す)を所定用紙
上に印刷する必要が生じる場合がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来は、帳
票データの印刷を行う方法として、その印刷をWWWサ
ーバ側で行う方法とWWWブラウザ側で行う方法との2
通りが存在している。WWWサーバ側で印刷する場合に
は、CGI(Common Gateway Interface)などを経由し
てWWWサーバ側で帳票データを作成し、作成した帳票
データをWWWサーバと接続するプリンタ等で印刷する
ようになっている。ただし、この場合には、帳票印刷の
結果を必要とするWWWブラウザ側のユーザ、すなわち
WWW経由で帳票の出力依頼を行ったユーザは、出力さ
れた帳票を取得するまでに多くの時間を費やしてしまう
可能性がある。これは、例えばWWWブラウザがWWW
サーバに対して遠隔地に設置されることがあり得るから
である。
【0005】これに対して、帳票データをWWWブラウ
ザ側で印刷すれば、ユーザが直ちに帳票を取得すること
が可能になる。しかしながら、この場合には、WWWブ
ラウザ側、すなわちWWWブラウザが動作するPCまた
はMS(以下、クライアントと称す)に、予め帳票印刷
を行うための帳票印刷ソフトウエアをインストールして
おかなければならない。
【0006】これは、WWWブラウザ側での帳票印刷
が、以下に述べるように行われているためである。帳票
データをWWWブラウザ側で印刷する場合には、図6に
示すように、WWWサーバ側から帳票フォームと帳票作
成に必要なデータ(文字列、数値、イメージ等、図中の
1〜n)が順に送信される。よって、WWWブラウザ側
では、これらを受け取って帳票データを作成するととも
に、その帳票データを所定用紙上に印刷するために必要
な処理(データ形式の変換等)を行う。そのために、以
上のような処理を行うための帳票印刷ソフトウエアが必
要となる。この帳票印刷ソフトウエアがインストールさ
れていない場合には、例えば、帳票印刷に必要な罫線を
正しく描けなかったり、印刷結果を所定用紙のサイズ内
に収めることができなかったり、あるいは印刷の品質
(字体や解像度等)が適切でないといった問題が生じて
しまうおそれがある。
【0007】このような帳票印刷ソフトウエアのインス
トールは、ユーザにとって大きな負担となってしまう。
特に、ネットワーク上に複数のクライアントが存在して
いる場合には、帳票印刷を行う個々のクライアントに帳
票印刷ソフトウエアをインストールしておかなければな
らないので、ユーザに対する負担も大きなものとなって
しまう。さらには、帳票印刷ソフトウエアの実行により
帳票印刷を行うために、クライアントとなる装置に高性
能が要求される。
【0008】また、以上のような帳票印刷が可能なシス
テムを構築する際に、帳票印刷をWWWサーバ側で行う
方法とWWWブラウザ側で行う方法とを併用して、ある
フォーマットの帳票を各々において印刷可能にし、シス
テムとしての汎用性を高めることも考えられる。ところ
が、この場合には、WWWサーバ側とWWWブラウザ側
とが同一のOS(Operating System)やアプリケーショ
ンで動作しているとは限らないので、WWWサーバ側と
WWWブラウザ側とのそれぞれで帳票印刷を可能にする
ための設定、すなわちそれぞれに対応した帳票フォーム
の作成が必要になってしまう。
【0009】そこで、本発明は、ユーザが直ちに帳票を
取得することが可能になるように、帳票印刷をWWWブ
ラウザ側で行う場合であっても、クライアントに専用の
帳票印刷ソフトウエアをインストールしておく必要がな
く、従来よりもユーザに対する負担を軽減することが可
能なネットワークを介した帳票印刷方法を提供すること
を目的とする。また、本発明は、WWWブラウザ側での
印刷とWWWサーバ側での印刷とのいずれにも容易に対
応することのできるネットワークを介した帳票印刷方法
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために案出されたネットワークを介した帳票印刷
方法で、ネットワーク上に情報を発信するサーバと、そ
のネットワークを介して前記サーバと接続するクライア
ントとを用い、前記サーバが発信する情報に含まれる所
定フォーマットの帳票に関する情報を所定用紙上に印刷
するネットワークを介した帳票印刷方法であって、前記
クライアント側に前記帳票に関する情報を所定用紙上に
印刷するための帳票印刷手段を設けておき、前記クライ
アント側から前記サーバ側に対して帳票の作成要求があ
ると、前記サーバ側では、その作成要求に応じて帳票に
関する情報を作成し、作成した帳票に関する情報を前記
サーバ側にて前記帳票印刷手段で印刷可能なデータ形式
の帳票印刷データに変換し、変換した帳票印刷データを
前記クライアント側へ送信し、送信された帳票印刷デー
タを受信すると、前記クライアント側では、その帳票印
刷データを前記帳票印刷手段へ転送しその帳票印刷手段
による所定用紙上への印刷を行わせることを特徴とす
る。
【0011】上記手順の帳票印刷方法によれば、クライ
アント側からサーバ側に対して帳票の作成要求がある
と、サーバ側で帳票に関する情報が帳票印刷データに変
換された後に、その帳票印刷データがクライアント側に
送信される。つまり、サーバ側からは変換後の帳票印刷
データが送信されてくるので、クライアント側では、帳
票印刷データを生成するための専用のソフトウエア等を
必要とすることなく、所定用紙上への帳票印刷データの
印刷を行うことができるようになる。
【0012】また、本発明は、前記サーバ側にも前記帳
票印刷データを印刷するための帳票印刷手段を設けてお
き、前記クライアント側と前記サーバ側とのいずれか一
方または両方で前記帳票印刷データの印刷を行うように
したものであってもよい。
【0013】この場合には、サーバ側で変換された帳票
印刷データを、サーバ側に設けられた帳票印刷手段また
はクライアント側へ送信することで、その帳票印刷デー
タがサーバ側とクライアント側とのいずれか一方または
両方で印刷される。つまり、サーバ側とでの印刷とクラ
イアント側での印刷とのいずれにも容易に対応すること
のできるようになる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明に係わ
るネットワークを介した帳票印刷方法について説明す
る。図1は、本発明に係わる帳票印刷方法の実施の形態
の一例を示す説明図であり、図2は、その帳票印刷方法
を実現するために必要なシステム構成を示すブロック図
である。
【0015】まず、ここでは、本実施の形態の帳票印刷
方法の説明に先立ち、この帳票印刷方法を実現するため
のシステム構成について説明する。本実施の形態の帳票
印刷方法は、図2に示すよう構成されたWWW(広域情
報システム)において実行されるものである。このシス
テムでは、インターネット1上に情報を発信するWWW
サーバ2と、WWWサーバ2とインターネット1を介し
て接続するクライアント3と、WWWサーバ2とイント
ラネットまたはLAN(ローカルエリアネットワーク)
を介して接続する帳票サーバ4と、を備えている。これ
らは、それぞれがPCまたはWSによって実現されるも
のである。なお、WWWサーバ2および帳票サーバ4
は、1台のPCまたはWSによって実現されるものであ
ってもよい。つまり、WWWサーバ2がその内部に帳票
サーバ4としての機能を有していてもよい。
【0016】また、クライアント3および帳票サーバ4
のそれぞれには、RS−232C等の通信ケーブルまた
はLANやイントラネット等のネットワークを介して、
プリンタ5,6が接続されている。ただし、プリンタ
5,6は、クライアント3と帳票サーバ4とのいずれか
一方のみに接続している場合であってもよい。
【0017】ここで、これらの各部について詳細に説明
する。WWWサーバ2は、WWWブラウザから要求され
たコンテンツ(情報の中身)を、その要求元のWWWブ
ラウザに対して送信するものである。そのために、WW
Wサーバ2では、動的にHTMLを生成するHTML生
成機能と、要求されたコンテンツを取得するためのデー
タベースアクセス機能と、を有している。
【0018】クライアント3は、WWWサーバ2に対す
るコンテンツの要求やWWWサーバ2が発信するHTM
Lの閲覧を行うもので、これらの処理に必要なWWWブ
ラウザが予めインストールされているものである。すな
わち、クライアント3は、WWWサーバ2に対して情報
の取得を要求する機能と、WWWサーバ2が発生する情
報にアクセス(閲覧)する機能と、を有している。
【0019】帳票サーバ4は、WWWにおいて帳票の印
刷を行うのにあたって必要となるものであり、印刷すべ
き帳票についての帳票フォームの格納や、その帳票フォ
ームに基づく帳票データの作成等を行うものである。つ
まり、帳票サーバ4は、WWWサーバ2を介してクライ
アント3側から受け取った文字列、数値、イメージ等と
予め格納している帳票フォームとを基に、動的に帳票デ
ータを作成する機能を有するものである。ただし、帳票
サーバ4では、この機能の他に、詳細を後述するよう
に、その帳票データからプリンタ5,6で印刷可能な帳
票の印刷イメージである帳票印刷データを生成する機能
と、生成した帳票印刷データを一時的に記憶保持する機
能と、帳票印刷データの送信および記憶保持を制御する
機能と、をも有している。
【0020】プリンタ5,6は、帳票印刷データを所定
の記憶用紙上に印刷するためのものである。なお、プリ
ンタ5,6は、それぞれが例えば米国アドビ(Adobe)社
のポストスクリプト(PostScript)といったような所定
のページ記述言語(Page Description Language;以下、
PDLと略す)に対応しているものとする。つまり、所
定のPDLの解釈を行い、その解釈結果に従って印刷を
行う機能を有しているものとする。
【0021】次に、以上のように構成されたシステムに
おいて実行される帳票印刷方法について説明する。
【0022】この帳票印刷方法では、帳票の印刷を、帳
票作成のシーケンス(以下、第1シーケンスと称す)
と、帳票印刷データの転送および印刷のシーケンス(以
下、第2シーケンスと称す)と、帳票印刷データの削除
通知を送るシーケンス(以下、第3シーケンスと称す)
とを、順に実行することで行うようになっている。
【0023】第1シーケンスでは、図1(a)に示すよ
うに、クライアント3よりWWWサーバ2を経由して帳
票サーバ4へ、帳票の作成に必要なデータ(文字列、数
値、イメージ等)を送信して、プリンタ5,6で印刷可
能なデータ形式の帳票印刷データを帳票サーバ4が作成
し、その後必要に応じてクライアント3へ帳票印刷デー
タを送信する。
【0024】詳しくは、第1シーケンスでは、先ず、ク
ライアント3において動作しているWWWブラウザが、
そのクライアント3からWWWサーバ2に対して、帳票
作成命令と帳票作成に必要なデータとを送信する(図1
(a)における参照)。クライアント3からの帳票作
成命令およびデータを受け取ると、WWWサーバ2は、
受け取った帳票作成命令およびデータを帳票サーバ4に
転送する(図1(a)における参照)。
【0025】帳票作成命令およびデータが転送される
と、帳票サーバ4は、そのデータを予め格納している帳
票フォームに埋め込んで、帳票データを作成する。な
お、ここでいう帳票フォームには、印刷時のレイアウト
(罫線の引きかた、各カラムの文字列の内容、文字のポ
イント数等)を指定する情報が含まれている。
【0026】帳票データを作成すると、続いて、帳票サ
ーバ4は、作成した帳票データのデータ形式を、プリン
タ5,6に依存しないデータ形式、すなわちプリンタ
5,6が対応しているPDLで記述された印刷イメージ
データに変換し、その印刷イメージデータを帳票印刷デ
ータとする。これにより、帳票サーバ4では、帳票印刷
データの生成を行う(図1(a)における参照)。
【0027】帳票印刷データを生成すると、帳票サーバ
4は、生成した帳票印刷データをクライアント3側で印
刷するか、あるいは帳票サーバ4側で印刷するかを判断
する。すなわち、生成した帳票印刷データをクライアン
ト3側のプリンタ5で印刷するか、あるいは帳票サーバ
4側のプリンタ6で印刷するかを判断する。この判断
は、詳細を後述するように、帳票サーバ4がクライアン
ト3から送信される帳票作成命令に含まれる指示に従っ
て行うようになっている。
【0028】この判断の結果、帳票サーバ4側で印刷す
るのであれば、帳票サーバ4は、作成した帳票印刷デー
タをプリンタ6へ送出し、このプリンタ6に印刷処理を
行わせる(図1(a)における参照)。一方、クライ
アント3側で印刷するのであれば、帳票サーバ4は、作
成した帳票印刷データを、帳票サーバ4が有する図示し
ないメモリまたは帳票サーバ4と接続する図示しないフ
ァイルサーバ等を用いて一時的に記憶保持する。このと
き、帳票サーバ4は、保持する帳票印刷データに固有の
値(トランザクションIDや一時ファイル名等)で識別
される識別子(ID)をつけ、このIDを帳票IDとす
る(図1(a)における参照)。
【0029】その後、帳票サーバ4は、保持する帳票印
刷データについての帳票IDや、これを印刷した場合に
おける用紙サイズなどの情報を、WWWサーバ2に対し
て送信する(図1(a)における参照)。そして、W
WWサーバ2は、これらの帳票IDその他の情報からH
TMLにより記述された情報(以下、この情報を「Web
ページ」と称す)を生成し、その「Web ページ」を帳票
作成命令の要求元のクライアント3に転送する(図1
(a)における参照)。なお、「Web ページ」は、H
TMLではなく、その拡張版であるXMLやHTMLの
元となるSGMLなどの記述言語によるものであっても
よい。
【0030】以上のような第1シーケンスが完了する
と、続いて、第2シーケンスを開始する。第2シーケン
スでは、図1(b)に示すように、帳票サーバ4が第1
シーケンスにおいて生成した帳票印刷データのクライア
ント3側への転送を行う。
【0031】詳しくは、第2シーケンスでは、先ず、第
1シーケンスで説明した「Web ページ」をクライアント
3が受け取ると、そのクライアント3において動作して
いるWWWブラウザが、帳票取得命令と「Web ページ」
によって特定される帳票IDとを、WWWサーバ2に対
して送信する(図1(b)における参照)。クライア
ント3からの帳票取得命令および帳票IDを受け取る
と、WWWサーバ2は、受け取った帳票取得命令および
帳票IDを帳票サーバ4に転送する(図1(b)におけ
る参照)。
【0032】WWWサーバ2からの帳票取得命令および
帳票IDを受け取ると、帳票サーバ4は、転送された帳
票IDに基づいて帳票印刷データを特定し、特定した帳
票印刷データを一時的に記憶保持しているメモリまたは
ファイルサーバ内から取り出す(図1(b)における
参照)。そして、取り出した帳票印刷データをWWWサ
ーバ2に送信する(図1(b)における参照)。
【0033】WWWサーバ2は、帳票サーバ4から帳票
印刷データを受け取ると、これをクライアント3に転送
する(図1(b)における)。このWWWサーバ2か
らの帳票印刷データを受け取ると、クライアント3は、
受け取った帳票印刷データをプリンタ5へ送出し、この
プリンタ5に印刷処理を行わせる(図1(b)における
参照)。
【0034】このとき、クライアント3では、このクラ
イアント3が有するWWWブラウザが印刷処理に対応す
る機能を有しているか否かに応じて、以下の2通りの処
理のうちのいずれかを行うようになっている。なお、こ
こでいう印刷処理に対応する機能とは、従来の帳票印刷
ソフトウエアのようなものではなく、受信したデータを
プリンタ5へ送出してこのプリンタ5で処理させるため
の機能をいう。したがって、印刷処理に対応する機能を
有していれば、帳票以外のイメージ出力にも対応するこ
とが可能である。
【0035】WWWブラウザが印刷処理に対応する機能
を有している場合、例えば米国アドビ(Adobe)社のアク
ロバット(Acrobat)のようなPDF(Portable Documen
t Format)印刷機能をWWWブラウザが有している場合
には、図3(a)に示すように、クライアント3は、W
WWサーバ2から受け取った帳票印刷データを(図3
(a)における参照)、PDF印刷機能を使用してプ
リンタ5へ送出し、このプリンタ5で帳票の印刷処理を
行わせる(図3(a)における参照)。
【0036】一方、WWWブラウザが印刷処理に対応す
る機能を有していない場合には、図3(b)に示すよう
に、クライアント3は、WWWサーバ2から帳票印刷デ
ータを受け取るのに先立ち、Java等で記述された一般に
広く用いられている印刷ソフトウエア(ヘルパーアプリ
ケーション)をインターネット1上からダウンロードす
る(図3(b)における参照)。そして、WWWサー
バ2から受け取った帳票印刷データを(図3(b)にお
ける参照)、そのヘルパーアプリケーションを起動す
ることによりプリンタ5へ送出し(図3(b)における
参照)、このプリンタ5で帳票の印刷処理を行わせる
(図3(b)における参照)。
【0037】以上のような第2シーケンスが完了する
と、続いて、第3シーケンスを開始する。第3シーケン
スでは、図4に示すように、クライアント3側から帳票
サーバ4側に対して、帳票印刷データを削除するための
削除通知を送信する。
【0038】詳しくは、第3シーケンスでは、先ず、第
2シーケンスで説明したプリンタ5での印刷処理が完了
すると、クライアント3において動作しているWWWブ
ラウザが、印刷処理の完了に対応して帳票削除命令と削
除すべき帳票の帳票IDとを、WWWサーバ2に対して
送信する(図4における参照)。なお、WWWブラウ
ザでは、この帳票削除命令と帳票IDとを、ユーザによ
る操作に従って送信するようにしても、あるいは帳票印
刷データの印刷後所定時間の経過によって送信するよう
にしてもよい。
【0039】クライアント3からの帳票削除命令および
帳票IDを受け取ると、WWWサーバ2は、その帳票削
除命令および帳票IDを帳票サーバ4に転送する(図4
における参照)。転送された帳票削除命令および帳票
IDを受け取ると、帳票サーバ4は、受け取った帳票I
Dにより削除すべき帳票印刷データを特定し、該当する
帳票印刷データをメモリまたはファイルサーバ内から削
除する(図4における参照)。そして、帳票サーバ4
は、削除完了通知をWWWサーバ2に送信する(図4に
おける参照)。その後、この削除完了通知は、WWW
サーバ2によってクライアント3に転送される(図4に
おける参照)。
【0040】ただし、クライアント3とWWWサーバ2
との間はインターネット1を介しているので、インター
ネット1上の都合により、クライアント3からの帳票削
除命令が帳票サーバ4に到達しない場合もあり得る。こ
のような場合のために、この第3シーケンスとは別に、
帳票サーバ4では、保存してから一定期間(帳票サーバ
4の設定に依存する時間)を過ぎた帳票印刷データを、
クライアント3からの帳票削除命令の有無に拘わらず、
帳票サーバ4自身で自動的に削除するようにしてもよ
い。
【0041】以上のように、本実施の形態の帳票印刷方
法は、帳票サーバ4において帳票印刷データを生成する
とともに、その帳票印刷データをプリンタ5,6が対応
しているPDLで記述し、これらのプリンタ5,6で印
刷可能なデータ形式で生成するようになっている。その
ため、クライアント3または帳票サーバ4が、帳票印刷
データのデータ形式に対応するプリンタ5,6と接続し
ていれば、クライアント3に従来のような帳票印刷専用
のソフトウエアをインストールしなくとも、そのクライ
アント3側においても帳票印刷を行うことができるよう
になる。つまり、クライアント3に帳票印刷ソフトウエ
アをインストールしなくとも、例えば、帳票印刷に必要
な罫線を正しく描けなかったり、印刷結果を所定用紙の
サイズ内に収めることができなかったり、あるいは印刷
の品質(字体や解像度等)が適切でないといった問題が
生じてしまうことがない。
【0042】したがって、この帳票印刷方法を用いれ
ば、クライアント3に専用ソフトウエアをインストール
する際に用いられていた手間や時間、およびその費用を
削減することができるという効果が得られる。特に、ネ
ットワーク上に複数のクライアント3が存在している場
合には、その削減量が非常に大きなものとなる。さらに
は、クライアント3は、WWWが有する印刷処理機能ま
たはインターネット1乗からダウンロード可能な印刷ソ
フトウエアがあれば帳票印刷を行うことができるので、
従来に比べて高性能を必要とすることもない。
【0043】また、本実施の形態の帳票印刷方法では、
帳票サーバ4が作成した帳票印刷データをその帳票サー
バ4側で一時的に記憶保持するとともに、その帳票印刷
データをクライアント3側で印刷した場合に、そのクラ
イアント3からの削除命令に従って帳票サーバ4が記憶
保持している帳票印刷データを削除するようになってい
る。したがって、帳票印刷結果の処理という観点で考え
ると、帳票サーバ4に対して帳票印刷データの削除命令
を出すことで、帳票印刷データの記憶保持のための記憶
容量を必要以上に費やしてしまうことがなく、結果とし
て帳票印刷データのための記憶容量を有効に活用するこ
とができる。
【0044】さらに、本実施の形態の帳票印刷方法で
は、クライアント3と帳票サーバ4とのそれぞれにプリ
ンタ5,6が接続されており、クライアント3側と帳票
サーバ4側とのいずれか一方または両方で、帳票印刷デ
ータの印刷を行うことができるようになっている。した
がって、帳票の印刷場所という観点で考えると、従来で
あれば1つの帳票フォームから作成された帳票はサーバ
2,4側もしくはクライアント3側のいずれかでしか印
刷できなかったが、この帳票印刷方法では、そのどちら
側からでも容易に帳票を印刷できるようになる。
【0045】帳票印刷データをクライアント3と帳票サ
ーバ4とのどちらで印刷するかは、既に説明したよう
に、帳票サーバ4における判断によって決定される。こ
の判断は、クライアント3からの帳票作成命令に従って
行われる。すなわち、帳票サーバ4では、図5に示すよ
うに、帳票印刷データの生成を行うと(ステップ10
1、以下ステップをSと略す)、続いてクライアント3
からの帳票作成命令に基づいて、印刷出力位置がクライ
アント3側であるか、帳票サーバ4側であるか、あるい
は両方であるかを判断する(S102)。
【0046】そして、帳票サーバ4は、印刷出力位置が
両方であると判断すれば、帳票サーバ4側でのプリンタ
6による印刷を行うとともに(S103)、帳票IDの
設定、帳票印刷データの記憶保持を行って(S10
4)、その帳票IDや用紙サイズ等のデータをWWWサ
ーバ2を介してクライアント3側へ送信する(S10
5)。また、印刷出力位置がクライアント3側であると
判断すれば、帳票IDの設定、帳票印刷データの記憶保
持と(S106)、その内容のクライアント3側への通
知のみを行う(S107)。さらに、印刷出力位置が帳
票サーバ4側であると判断すれば、帳票サーバ4側での
プリンタ6による印刷を行って(S108)、その印刷
完了通知をWWWサーバ2を介してクライアント3側へ
送信する(S109)。
【0047】つまり、クライアント3側では、帳票サー
バ4に対する帳票作成命令の中に印刷出力位置に関する
指示を含ませることで、帳票印刷データの印刷出力位置
を指定することができるようになる。よって、ユーザに
とっては印刷出力位置の選択の自由度が増すことになる
ので非常に便利なものになるとともに、システムとして
の汎用性も高めることができるようになる。なお、印刷
出力位置は、例えば帳票作成命令の内容に拘わらずにク
ライアント3側で印刷を行うといったように、システム
構築時に予め定めておき、ユーザによる選択を不要にす
ることも考えられ、この場合には処理の迅速化等の効果
が期待できる。
【0048】以上のようなネットワークを介した帳票印
刷方法の利用形態としては、以下のようなものが考えら
れる。例えば、インターネットショッピングでの顧客側
でのレシート印刷と店舗側での控え(カーボンコピー)
の印刷、保存や、インターネットショッピングモールで
のモールに参加している店舗の遠隔地より売上データの
取得、印刷に用いて好適なものとなる。さらには、イン
ターネットと接続した航空券などの発券端末におけるチ
ケットの販売や、社内ネットワークにおける伝票発行シ
ステムなどの適用も可能である。
【0049】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のネット
ワークを介した帳票印刷方法は、サーバ側において帳票
印刷手段で印刷可能なデータ形式の帳票印刷データを生
成するようになっているので、クライアント側に従来の
ような帳票印刷専用のソフトウエアをインストールしな
くとも、クライアント側での帳票印刷を行うことができ
るようになる。したがって、この帳票印刷方法を用いれ
ば、クライアントに専用ソフトウエアをインストールす
る際に用いられていた手間や時間、およびその費用を削
減することができ、ユーザやシステム管理者にとって便
利になるという効果が得られる。また、本発明のネット
ワークを介した帳票印刷方法は、クライアント側とサー
バ側とのいずれか一方または両方で帳票印刷データの印
刷を行うことができるので、これらのどちら側からでも
容易に帳票を印刷できるようになり、ユーザにとっては
便利になり、しかもシステムとしての汎用性を確保する
ことができるるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるネットワークを介した帳票印刷
方法の実施の形態の一例を示す説明図であり、(a)は
第1シーケンス(帳票印刷データ生成の処理動作の流
れ)を示す図、(b)は第2シーケンス(帳票印刷デー
タ取得の処理動作の流れ)を示す図である。
【図2】本発明に係わるネットワークを介した帳票印刷
方法を実現するために必要なシステム構成の一例を示す
ブロック図である。
【図3】クライアント側における帳票印刷データの受け
取り手順を示す説明図であり、(a)はWWWブラウザ
が印刷処理機能を有している場合の例を示す図、(b)
はWWWブラウザが印刷処理機能を有していない場合の
例を示す図である。
【図4】本発明に係わる帳票印刷方法の実施の形態の一
例を示す説明図であり、第3シーケンス(帳票印刷デー
タ削除の処理動作の流れ)を示す図である。
【図5】帳票印刷データをクライアント側とサーバ側と
のどちらで印刷するかを判断する場合の処理動作例を示
すフローチャートである。
【図6】従来における帳票印刷方法の一例を示す説明図
である。
【符号の説明】
1 インターネット 2 WWWサーバ 3 クライアント 4 帳票サーバ 5,6 プリンタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク上に情報を発信するサーバ
    と、該ネットワークを介して前記サーバと接続するクラ
    イアントとを用い、前記サーバが発信する情報に含まれ
    る所定フォーマットの帳票に関する情報を所定用紙上に
    印刷するネットワークを介した帳票印刷方法であって、 前記クライアント側に前記帳票に関する情報を所定用紙
    上に印刷するための帳票印刷手段を設けておき、 前記クライアント側から前記サーバ側に対して帳票の作
    成要求があると、前記サーバ側では、該作成要求に応じ
    て帳票に関する情報を作成し、 作成した帳票に関する情報を前記サーバ側にて前記帳票
    印刷手段で印刷可能なデータ形式の帳票印刷データに変
    換し、 変換した帳票印刷データを前記クライアント側へ送信
    し、 送信された帳票印刷データを受信すると、前記クライア
    ント側では、その帳票印刷データを前記帳票印刷手段へ
    転送し、該帳票印刷手段による所定用紙上への印刷を行
    わせることを特徴とするネットワークを介した帳票印刷
    方法。
  2. 【請求項2】 前記クライアント側では、前記帳票印刷
    手段での帳票印刷データの印刷が完了するとその旨を前
    記サーバ側に通知し、 前記サーバ側では、前記クライアント側への帳票印刷デ
    ータの送信に先立ち、変換した全ての帳票印刷データを
    記憶保持しておくとともに、前記クライアント側から印
    刷完了の旨の通知があると、該当する帳票印刷データを
    記憶保持している帳票印刷データの中から削除すること
    を特徴とする請求項1記載のネットワークを介した帳票
    印刷方法。
  3. 【請求項3】 前記サーバ側にも前記帳票印刷データを
    印刷するための帳票印刷手段を設けておき、前記クライ
    アント側と前記サーバ側とのいずれか一方または両方で
    前記帳票印刷データの印刷を行うことを特徴とする請求
    項1または2記載のネットワークを介した帳票印刷方
    法。
  4. 【請求項4】 前記クライアント側からサーバ側に対す
    る帳票の作成要求により、該作成要求に対応する帳票印
    刷データを前記クライアント側と前記サーバ側とのいず
    れかあるいは両方で印刷するかを指定し得ることを特徴
    とする請求項3記載のネットワークを介した帳票印刷方
    法。
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