JPH11232475A - 画像作成方法及びその装置並びにその装置を備えた電子機器 - Google Patents

画像作成方法及びその装置並びにその装置を備えた電子機器

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JPH11232475A
JPH11232475A JP10051529A JP5152998A JPH11232475A JP H11232475 A JPH11232475 A JP H11232475A JP 10051529 A JP10051529 A JP 10051529A JP 5152998 A JP5152998 A JP 5152998A JP H11232475 A JPH11232475 A JP H11232475A
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JP
Japan
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JP10051529A
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English (en)
Inventor
Shinichi Tsukagoshi
真一 塚越
Kenji Watanabe
健二 渡邊
Tomoyuki Ichikawa
智之 市川
Takuya Suetani
拓哉 末谷
Tomoyuki Niimura
朋之 新村
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Seiko Epson Corp
King Jim Co Ltd
Original Assignee
Seiko Epson Corp
King Jim Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 罫線間に入力可能文字数を越えてキャラクタ
を入力する場合等であっても、キャラクタの入力作業お
よび罫線の作成作業を効率よく、簡単に行うことができ
る画像作成方法及びその装置並びにその装置を備えた電
子機器を提供する。 【解決手段】 キャラクタ列方向に並べた複数の文字・
記号キャラクタと、複数の文字・記号キャラクタの全部
または任意の1以上の文字・記号キャラクタを画定する
一対の罫線キャラクタとを、キャラクタ領域に配置した
画像に対し、一対の罫線キャラクタ間に新たな文字・記
号キャラクタを1以上加入したときに、新たな文字・記
号キャラクタの数分、列末側の罫線キャラクタをキャラ
クタ列方向の列末側に移動させ、または一対の罫線キャ
ラクタ間の文字・記号キャラクタを1以上削除したとき
に、削除した文字・記号キャラクタの数分、列末側の罫
線キャラクタをキャラクタ列方向の列頭側に移動させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印章作成装置、テ
ープ印刷装置またはワードプロセッサ(ワープロ)など
の電子機器における、文字や記号などのキャラクタおよ
び罫線を入力して画像を作成する画像作成方法及びその
装置並びにその装置を備えた電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のワープロなどでは、縦罫線および
横罫線を組み合わせるなどして、表または枠を作成し
(以下、「罫線枠」という)、その罫線枠内にキャラク
タを入力していく場合(左から右へ入力)、入力した文
字数が罫線枠内に入力し得る最大の文字数(以下、「入
力可能文字数」という)に達すると、それ以上キャラク
タを入力できないか、あるいは自動改行がなされるとと
もに罫線枠が自動的に下の行まで広がようになってい
る。つまり、ワープロなどでは、印刷用紙の横幅が規制
されているため、安易に罫線枠を横方向(左右方向)に
広げると、罫線枠が印刷用紙からはみ出るなどの支障が
生ずるからである。
【0003】したがって、既に作成されている罫線枠内
にキャラクタを入力し、入力可能文字数を越えて、更に
キャラクタを入力する場合には、「列挿入」などの機能
を使用し、罫線枠を左右方向に広げてからキャラクタを
入力している。逆に、罫線枠内に既に入力されているキ
ャラクタの一部を削除する場合には、削除されたキャラ
クタの数分、罫線枠内に空白が生じてしまうため、その
空白を削除するために、「列削除」などの機能を使用し
て、罫線枠を左右方向に縮小している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のワ
ープロなどでは、入力可能文字数を越えてキャラクタを
罫線枠内に入力しようとする場合には、越える分を予想
し、「列挿入」などの機能を使用して、罫線枠を広げる
必要がある一方、罫線枠内に既に入力したキャラクタを
削除した場合には、「列削除」などの機能を使用して、
罫線枠を縮小する必要があり、キャラクタの入力作業お
よび罫線枠の作成作業が煩雑になるとともに、それらの
作業効率が低下してしまう。
【0005】本発明は、罫線間に入力可能文字数を越え
てキャラクタを入力する場合、あるいは既に入力したキ
ャラクタを削除する場合であっても、キャラクタの入力
作業および罫線の作成作業を効率よく、簡単に行うこと
ができる画像作成方法及びその装置並びにその装置を備
えた電子機器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像作成方
法は、キャラクタ列方向に並べた複数の文字・記号キャ
ラクタと、複数の文字・記号キャラクタの全部または任
意の1以上の文字・記号キャラクタを画定する一対の罫
線キャラクタとを、キャラクタ領域に配置した画像に対
し、一対の罫線キャラクタ間に新たな文字・記号キャラ
クタを1以上加入したときに、新たな文字・記号キャラ
クタの数分、列末側の罫線キャラクタをキャラクタ列方
向の列末側に移動させ、または一対の罫線キャラクタ間
の文字・記号キャラクタを1以上削除したときに、削除
した文字・記号キャラクタの数分、列末側の罫線キャラ
クタをキャラクタ列方向の列頭側に移動させることを特
徴とする。
【0007】また、これに対応する本発明に係る画像作
成装置は、キャラクタ列方向に並ぶ複数の文字・記号キ
ャラクタと、複数の文字・記号キャラクタの全部または
任意の1以上の文字・記号キャラクタを画定する一対の
罫線キャラクタとを、キャラクタ領域に入力および削除
可能なキャラクタ入力削除手段と、一対の罫線キャラク
タ間に新たな文字・記号キャラクタを1以上加入したと
きに、新たな文字・記号キャラクタの数分、列末側の罫
線キャラクタをキャラクタ列方向の列末側に移動させ、
または一対の罫線キャラクタ間の文字・記号キャラクタ
を1以上削除したときに、削除した文字・記号キャラク
タの数分、列末側の罫線キャラクタをキャラクタ列方向
の列頭側に移動させる罫線キャラクタ移動手段とを備え
たことを特徴とする。
【0008】以上の構成によれば、罫線キャラクタは、
文字・記号キャラクタと同等に扱われるものであるた
め、既に罫線キャラクタを入力した後であっても、罫線
キャラクタ間に、新たな文字・記号キャラクタを入力し
たり、あるいは罫線キャラクタ間の文字・記号キャラク
タを削除することができる。つまり、罫線キャラクタ間
の文字・記号キャラクタの加入または削除に連動して、
列末側の罫線キャラクタがキャラクタ列方向の列末側ま
たは列頭側に移動することとなり、作業者は入力可能文
字数や削除後の空白を意識することなく、所望の罫線を
備えた画像、すなわち文字・記号キャラクタを画定する
罫線を備えた画像を容易に作成することができる。
【0009】なお、ここで、「文字・記号キャラクタ」
とは、文字や記号など通常入力されるキャラクタをい
う。この文字・記号キャラクタの入力は、入力されたキ
ャラクタが横書きまたは縦書きとなるいずれの入力であ
ってもよい。
【0010】この場合、一対の罫線キャラクタの上端間
および下端間が一対の連結罫線で連結されており、一対
の罫線キャラクタ間に新たな文字・記号キャラクタを1
以上加入したときに、新たな文字・記号キャラクタの数
分、一対の連結罫線をそれぞれキャラクタ列方向の列末
側に延長させて、一対の罫線キャラクタに連結させ、ま
たは一対の罫線キャラクタ間の文字・記号キャラクタを
1以上削除したときに、削除した文字・記号キャラクタ
の数分、一対の連結罫線をそれぞれキャラクタ方向の列
頭側に短縮させて、一対の罫線キャラクタに連結させる
ことが好ましい。
【0011】これに対応して、一対の罫線キャラクタの
上端間および下端間を一対の連結罫線で連結させる罫線
連結手段を、更に備えており、罫線連結手段は、一対の
罫線キャラクタ間に新たな文字・記号キャラクタが1以
上加入されたときに、新たな文字・記号キャラクタの数
分、一対の連結罫線をそれぞれキャラクタ列方向の列末
側に延長させて、一対の罫線キャラクタに連結させ、ま
たは一対の罫線キャラクタ間の文字・記号キャラクタが
1以上削除されたときに、削除した文字・記号キャラク
タの数分、一対の連結罫線をそれぞれキャラクタ方向の
列頭側に短縮させて、一対の罫線キャラクタに連結させ
ることが好ましい。
【0012】以上の構成によれば、罫線キャラクタと連
結罫線とにより、文字・記号キャラクタを囲む囲み枠を
構成し、罫線キャラクタ間の文字・記号キャラクタの加
入または削除に伴い、連結罫線をキャラクタ列方向の列
末側に延長し、または列頭側に短縮して罫線キャラクタ
に連結させる。したがって、文字・記号キャラクタの加
入または削除に連動して、囲み枠を自動的に拡大または
縮小させることができる。
【0013】さらに本発明の電子機器は、請求項3また
は4に記載の画像作成装置と、画像作成装置の作成結果
を印刷可能な印刷装置とを備えたことを特徴とする。
【0014】この構成によれば、キャラクタの入力、罫
線の作成、印刷等の一連の操作および作業を、簡単かつ
迅速に行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の一実施形態に係る画像作成方法及びその装置並びに
その装置を備えた電子機器を、印章を作成するための印
章作成装置に適用した場合について説明する。この印章
作成装置は、印面を紫外線硬化樹脂で形成した印章本体
に、インクリボンに印字(印刷)したキャラクタ(文
字、記号、図形など)などによる印章画像をマスクとし
て紫外線を露光し、所望の印章を作成するものであり、
本実施形態に係る画像作成方法及びその装置並びにその
装置を備えた電子機器は、主に、インクリボン上にマス
クを生成するための情報となる印章画像データを作成す
るためのものである。図1(a)は印章作成装置の平面
図、図1(b)は印章作成装置の正面図であり、図11
は印章作成装置の制御ブロック図である。
【0016】図1に示すように、この印章作成装置1
は、上下2分割の装置ケース2によりその外殻が形成さ
れ、前部に電子装置部3を、後部に機械装置部4を配設
して、構成されている。機械装置部4の中央部には、装
置本体5に印章作成対象物である印章本体A(図3参
照)を装着するためのポケット6が形成され、ポケット
6には窓付きの開閉蓋7が設けられている。機械装置部
4の左部には、印章作成装置1を製版(印字)動作や露
光動作に切り替えるとともに、開閉蓋7を開放させる機
能スイッチ8が配設されている。この機能スイッチ8の
切替操作は、後述する制御部300の入力インタフェー
ス304に対して報告されるようになっており、またそ
の操作位置には、「露光」、「入力/製版」、「OF
F」および「OPEN」の操作表示がされていて、この
うちの「露光」、「入力/製版」および「OPEN」の
位置には、制御部300の出力インタフェース305に
接続された発光素子12が配設されている。また、機械
装置部4の右側部には、印章作成装置1に、後述する印
章キャラクタラベル作成用の製版シートB(図4参照)
のための、差込み口9aおよび取出し口9bが形成され
ている。さらに、機械装置部4には、ポケット6の外側
に位置して、メンテナンスカバー10が着脱自在に設け
られ、このメンテナンスカバー10の内部には、インク
リボンCを搭載したリボンカートリッジ11が装着され
ている(図2参照)。
【0017】電子装置部3には、上面に操作部21が形
成され、後述する制御部300が内蔵されている。操作
部21には、制御部300の入力インタフェース304
に接続されたプッシュボタン群22および操作ダイヤル
23と、出力インタフェース305に接続された表示器
駆動回路24aと、この表示器駆動回路24aによって
駆動される表示器24が配設されている。操作ダイヤル
23は、中心部に配設された円形の実行キー31と、そ
の外側に環状に配設された4つ割りのカーソル/変換キ
ー32と、更にその外側に環状に配設されたキャラクタ
入力キー33とで3重構造を有しており、キャラクタ入
力キー33の表面には50音の平仮名、アルファベッ
ト、数字、記号などが印刷されている(図示省略)。印
章キャラクタ(文字・記号キャラクタ)の入力は、キャ
ラクタ入力キー33を三角マーク25に合わて回転さ
せ、実行キー31を押して平仮名やアルファベットなど
を入力する。漢字入力を行う場合には、カーソル/変換
キー32により、入力された平仮名を適宜漢字変換す
る。そして、所望の漢字を表示器24上に表示させたと
ころで、これを確定する。
【0018】また、印章キャラクタの文字サイズや書体
を変えたり、印章キャラクタ全体の周囲を囲む外枠を指
定する場合には、プッシュボタン群22の所定のボタン
22aを押下した後、操作ダイヤル23のキャラクタ入
力キー33を回転させることにより、所望の文字サイズ
や外枠を指定する。なお、外枠の指定の際に、「外枠な
し」を選択することにより、外枠を設けないようにする
ことも可能となっている。
【0019】ここで、印章を作成する場合の一連の操作
について、図1および図2を参照して簡単に説明する。
先ず、機能スイッチ8を待機位置となる「OFF」位置
から「OPEN」位置まで回転操作して開閉蓋7を開放
し、ポケット6に印章本体Aをセットする。この印章本
体Aのセットに伴い、制御部300の入力インタフェー
ス304に接続された印章検出部66によって、印章本
体Aの種別が検出される。
【0020】次に、機能スイッチ8を「入力/製版」位
置まで回転操作して製版動作に機能を移行させ、プッシ
ュボタン群22および操作ダイヤル23を操作して印章
キャラクタを入力し、印章画像に外枠を設ける場合に
は、所望の外枠を指定する。その後、印章キャラクタラ
ベルが作り込まれた製版シートBを、差込み口9aに挿
入してセットする。
【0021】次に、プッシュボタン群22の所定のボタ
ン22aを操作して、製版動作(製版処理)、すなわち
印字を行わせる。この印字は、インクリボンCと製版シ
ートBとに同時に為され、インクリボンC上の印章画像
のインクの部分が製版シートBに転写される。印字が完
了すると、インクリボン(の印字部分)Cは露光のため
に先方に送られ、同時に製版シートBは取出し口9bか
ら外部に送り出される。ここで、送り出された製版シー
トBにより、印章キャラクタなどに誤りがないことを確
認したら、次に機能スイッチ8を「露光」位置まで回転
操作して露光動作に機能を移行させ、露光を行わせる。
【0022】露光が完了したら、機能スイッチ8を「O
PEN」位置まで回転操作して開閉蓋7を開放し、ポケ
ット6から印章本体Aを取り出して、これを洗浄する。
この洗浄により印章が完成するが、印章が完成したとこ
ろで、上記の製版シートBから印章キャラクタラベルを
剥して、これを印章の背面に貼着する。
【0023】次に、印章作成装置1の構成部位のうち、
後述する制御部300に関連する部位について、図2〜
図10を参照して、順を追って説明する。
【0024】リボンカートリッジ11は、装置本体5に
対し着脱自在に構成されており、インクリボンCの消耗
に際しケースごと交換できるようになっている。図2に
示すように、リボンカートリッジ11には、一端に巻取
りリール13が、他端に巻出しリール14がそれぞれ設
けられ、インクリボンCは、巻出しリール14から巻き
出されほぼ「L」字状に屈曲して巻取りリール13に巻
き取られる。この「L」字状に屈曲したインクリボンC
の走行経路には、その短辺部分に後述する印字部64が
臨み、長辺部分に露光部65が臨んでいる。この場合、
印字部64には、このインクリボンCと上記の製版シー
トBが同時に臨み、露光部65には印字後のインクリボ
ンCが臨む。
【0025】インクリボンCは、透明なリボンテープと
この表面に塗布したインクとからなり、実施形態では、
6μm厚のものが用いられている。印字部64において
このインクリボンCに印字が行われると、インクの部分
が製版シートBに転写する。これにより、インクリボン
Cのリボンテープには、インクのキャラクタなどの部分
が剥離したネガ画像の印章画像が形成され、製版シート
Bには、インクのキャラクタなどの部分が付着したポジ
画像の印章画像が形成される。そして、インクリボンC
は、これをマスクとして利用すべく先方の露光部65に
送られる一方、製版シートBは、印章キャラクタなどの
確認のため、またこれを作成した印章に貼着すべく、装
置外部に送り出される。
【0026】製版シートBは、図4に示すように、ベー
スシートBaと粘着シートBbとを積層して構成され、
全体が短冊形に形成されている。粘着シートBbには方
形に切り線Bcが形成され、この切り線Bcに沿ってベ
ースシートBaから剥した粘着シートBbの方形部分
が、上記の印章の背面に貼着する印章キャラクタラベル
Bdとなる。印章本体Aは、印章としての用途に合わせ
て、形状の異なる数種のものが用意されており、これに
対応して製版シートBも、その印章キャラクタラベルB
dの部分の形状(切り線の形状)が異なる数種のものが
用意されている。
【0027】一方、印章本体Aは、図3に示すように、
樹脂製の台木Aaの先端に薄手のスポンジ(発泡ウレタ
ン)Abが貼着されるとともに、スポンジAbに紫外線
の影響を受けない樹脂ベースAcが貼着され、さらに樹
脂ベースAcに印面Adを構成する紫外線硬化樹脂が貼
着されている。この印章本体Aの紫外線硬化樹脂(印面
Ad)の部分に、インクリボンCをマスクとして紫外線
を露光することにより、印面Adにおける印章キャラク
タや外枠に相当する部分が硬化する。この状態で印章本
体Aを、ポケット6から取り出して洗浄することによ
り、水溶性の未硬化部分が洗い出され、印章キャラクタ
や外枠の割り付けられた印章が完成する。なお、図中の
符号Aeは、樹脂製のキャップである。
【0028】次に、図2および図11を参照して、印字
部64について説明する。印字部64は、制御部300
の出力インタフェース305に接続されているヘッド駆
動回路56aおよびモータ駆動回路57aと、ヘッド駆
動回路56aによって駆動され、インクリボンCに印章
画像を印字する印字ヘッド(サーマルヘッド)56と、
モータ駆動回路57aによって駆動され、印字ヘッド5
6の印字動作に対応してインクリボンCを送るプラテン
ローラ57と、印字ヘッド56のヘッド表面に設けられ
たヘッド温度センサ56bと、を備えている。また、印
字ヘッド56とプラテンローラ57との接触部分に向か
って装置ケース2には、上記の製版シートBが送り込ま
れる送込み通路181と、製版シートBが送り出される
送出し通路182とが形成されている。送込み通路18
1の上流端には外部に開放した上記の差込み口9aが形
成され、送出し通路182の下流端には外部に開放した
上記の取出し口9bが形成されている。
【0029】プラテンローラ57は、上述したように駆
動ローラであり、インクリボンCを巻出しリール14か
ら巻き出すとともに、印字ヘッド56との間に製版シー
トBをくわえ込んで、インクリボンCと製版シートBと
を重ねた状態で印字ヘッド56に臨ませる。印字ヘッド
56はサーマルヘッドであり、熱転写によりインクリボ
ンCのリボンテープに塗布されたインクを製版シートB
に転写する。この転写により、インクリボンCから印章
画像に相当する部分が剥がれて、その部分に透明なリボ
ンテープの地が表れる一方、製版シートBには剥がれた
インクが印章画像として付着する。また、ヘッド表面温
度センサ56bは、上述したように印字ヘッド56のヘ
ッド表面に密着して設けられたサーミスタなどの温度セ
ンサであり、制御部300の入力インタフェース304
に接続され、印字ヘッド56の表面温度を検出して報告
する。
【0030】送込み通路181には、製版シートBの差
込みおよび送り基準位置を検出するセンサ183が臨ん
でおり、送込み通路181に差し込まれた製版シートB
は、このセンサ183の検出結果により、プラテンロー
ラ57により送られて、その印章キャラクタラベルBd
の先端部位置から印字が開始されるようになっている。
送出し通路182を構成する左側の壁には、その先端
(上流端)に分離爪部184が形成されており、この分
離爪部184により、重ねた状態で送られてきたインク
リボンCと製版シートBとが引き離される。そして、イ
ンクリボンCは先方の露光部65に送られる一方、製版
シートBは送出し通路182を介して装置外部に送り出
される。
【0031】次に、図2および図11を参照して、露光
部65について説明する。露光部65は、制御部300
の出力インタフェース305に接続された光源駆動回路
191aと、ポケット6にセットした印章本体Aの印面
Adに対峙するように設けられ、光源駆動回路191a
によって駆動される紫外線光源191と、紫外線光源1
91と印章本体Aの印面Adとの間に設けた押え板58
とを備えている。紫外線光源191は、セミホット管と
呼ばれる自己加熱型熱陰極管であり、図示しない基板上
に設けた蛍光管ホルダに支持されている。印章本体Aの
印面Adと押え板58と紫外線光源191とは、それぞ
れ間隙を存して相互に平行に配設されており、この印面
Adと押え板58との間にインクリボンCが配設されて
いる。
【0032】押え板58は透明な樹脂などで構成され、
前進してインクリボンCを印章本体Aの印面Adに押し
当てるようになっている。すなわち、露光の際には、押
え板58により印章本体Aの印面AdにインクリボンC
を押し当てた後、紫外線光源191を点灯して、押え板
58越しにインクリボンCをマスクとした露光が行われ
る(図5参照)。また、この露光部65には、制御部3
00の入力インタフェース304に接続され、露光部6
5の周囲(環境)温度を検出して報告するサーミスタな
どの周囲温度センサ67が設けられている。
【0033】なお、押え板58の前進に伴って、第1ガ
イドピン53および第2ガイドピン54も同方向に移動
する。この移動は、第1および第2ガイドピン53,5
4間に張り渡したインクリボンCの張りを緩めるものと
なり、インクリボンCは、その張力を減じた状態で、す
なわち縦皺が生じない状態で印章本体Aの印面Adに押
し当てられる。
【0034】この状態を、図2および図5を参照して更
に詳述するに、図2において走行するインクリボンCに
は巻取りリール13により強い張力が作用し、上述のよ
うにインクリボンCは極薄のテープゆえ縦皺が生じてい
る。したがって、このままインクリボンCを印章本体A
の印面Adに押し付けると、インクリボンCは縦皺を生
じたまま印面Adに押し付けられ、印章画像が歪んで露
光されてしまう。一方、インクリボンCを弛ませると、
印章画像が位置ずれして露光されしまう。そこで、図5
に示すように、押え板58の前進に伴って、第1ガイド
ピン53および第2ガイドピン54も前進させて、イン
クリボンCの張りを緩めると共に、その際にテンション
ピン55により、インクリボンCに縦皺が生じない程度
の弱い力で張りを与えるようにしている。
【0035】また、図5の露光状態におけるインクリボ
ンCは、テンションピン55および第2経路ピン52に
より、押え板58の両端で後方に折り曲げられ、押え板
58の両端に形成した面取り部分207の作用により、
インクリボンCに無用な皺が生じないようになってい
る。
【0036】なお、上述したように、印字によって製版
シートBに形成されたポジ画像とインクリボンCに形成
されたネガ画像は、それぞれ印章キャラクタラベルと露
光用マスクとして使用される。すなわち、これらの画像
の出来映えが、印章としての完成品の出来映えに直接、
反映される。特に、露光用マスクとして使用されるイン
クリボンCが歪んでしまうと、印章画像が歪んで露光さ
れてしまうため、上記の張力に対する機械的な構造上の
工夫のほか、熱量に対する電気的な機能上の工夫がなさ
れ、インクリボンCに無用な皺などが発生しないように
している。
【0037】次に、開閉蓋7の開閉に連動する印章検出
部66について説明する。この印章検出部66は、ポケ
ット6に印章本体Aが装着されたことを検出するととも
に、印章本体Aの種別を判別するものである。印章本体
Aには、角型印用、氏名印用、ビジネス印用、住所印用
などの各種形状の異なるものが用意され、これら各種の
印章本体Aは、長さ(図3の上下方向の長さ)は同一で
あるが、幅(図3の左右方向の幅)および厚みが異なっ
ている。このような幅および厚みの異なる各種の印章本
体Aを、幅方向および厚み方向において、ポケット6内
の一定の位置にセットするため、この実施形態では、図
6および図7に示すように、ポケット6の底面6bに長
短4本のボス251,251,251,251が立設さ
れ、これに対応して印章本体Aには、ボス251が嵌合
する嵌合穴Afが形成されている(図7参照)。
【0038】4本のボス251,251,251,25
1は「T」字状に配設されており、これに対応して、例
えば角型印では2個の嵌合穴Af,Afが(図7
(a))、ビジネス印では4個の嵌合穴Af,Af,A
f,Afが(図7(b))、形成されている。このよう
に、印章本体Aの嵌合穴Afの数および深さは、印章本
体Aの種別により区々であり、これらの嵌合穴Afとボ
ス251の組み合わせにより、ポケット6に装着した各
種の印章本体Aの印面Adの中心が、常に同一の位置に
来るように位置決めされている。
【0039】また、印章本体Aの印面Adと逆の背面A
gには、厚み方向の中間位置に横並びに複数個の小穴
(種別検出穴)Ahが形成されており、後述する印章検
出部66のスイッチアレイ262との協働により、印章
本体Aの種別が判別される(図8参照)。なお、印章本
体Aの背面Agには、印字後にインクリボンCから分離
して装置外部に送り出された製版シートBの印章キャラ
クタラベルBdが貼着され、これにより小穴Ahが隠さ
れるようになっている。
【0040】印章検出部66は、図9および図10に示
すように、印章本体Aの背面Agに対向するように配設
したスイッチホルダ(ポケット6の壁面を兼ねている)
261と、スイッチホルダ261に支持させた6個の検
出スイッチ263からなるスイッチアレイ262とを備
えている。各検出スイッチ263は、プッシュスイッチ
などで構成されたスイッチ本体264と、先端がポケッ
ト6内に臨むスイッチトップ265とで、構成されてい
る。スイッチトップ265は、平板部266と、平板部
266から直角に延びる検出突起部267とからなり、
平板部266の下部でスイッチホルダ261に形成した
ガイド突起268に、且つ検出突起部267でスイッチ
ホルダ261に形成したガイド孔269に案内されて、
前後方向に移動する。
【0041】スイッチ本体264は基板270の裏面に
固定され、そのプランジャ271をスイッチトップ26
5の平板部266に突き当てるように配設されている。
この場合、プランジャ271はそのばね力でスイッチト
ップ265をポケット6側に付勢しており、この付勢に
より検出突起部267の先端がスイッチホルダ261の
ガイド孔269からポケット6内に突出する状態と、こ
の付勢に抗してガイド孔269に没入する状態とが、検
出スイッチ263のON−OFFに対応している。この
場合、スイッチアレイ262の内のいずれか1個の検出
スイッチ263が、ON状態になったとき、すなわち検
出突起部267の先端がガイド孔269に没入したとき
に、印章本体Aが装着されていることが検出され、逆に
全ての検出スイッチ263が、OFF状態になったと
き、すなわち検出突起部267の先端がポケット6内に
突出したときに、印章本体Aが装着されていないことが
検出される。そして、スイッチアレイ262の各検出ス
イッチ263は、対応する印章本体Aの小穴Ahの有無
により、ONまたはOFFのいずれかの状態となる。し
たがって、6個の検出スイッチ263のON・OFFの
パターンにより、印章本体Aの種別が判別される。
【0042】図8は、印章本体Aの小穴Ahと、6個の
検出スイッチ(検出突起部)263との関係を表してい
る。6個の検出スイッチ263と小穴Ahの有無との関
係から、 26−1種類、すなわち63種の判別パターン
の認識が可能になっている。この場合、角型印などの幅
の狭い印章本体Aに対しては、両外端の2個の検出スイ
ッチ263,263に対する小孔Ahがなく、この2個
の検出スイッチ263,263は、印章本体Aの両側の
空間に向かって突出する。すなわち、角型印などの幅の
狭い印章本体Aでは、印章本体Aの最外端に架空の小孔
Ahが有る判別パターンとして、認識される。
【0043】次に、図11を参照して、制御部300に
ついて説明する。この制御部300は、例えばマイクロ
コンピュータによって構成され、CPU301、ROM
302、RAM303、入力インタフェース304、出
力インタフェース305、およびこれらを接続するシス
テムバス306を備えている。
【0044】ROM302には、各種プログラムや、か
な漢字変換用辞書データ、文字・記号・図形などのフォ
ントデータ、各種の外枠の画像データ、印章本体Aの種
別毎の各種データなどの固定データが格納されている。
RAM303は、作業エリアとして用いられ、また、印
章作成者の入力に係る固定データを格納するのに用いら
れる。なお、このRAM303の格納データは、電源オ
フ時にもバックアップされるようになっている。
【0045】入力インタフェース304は、前述した機
能スイッチ8、操作部21のプッシュボタン群22、操
作ダイヤル23、印字部64のヘッド表面温度センサ5
6b、露光部65の周囲温度センサ67、印章検出部6
6などからの入力信号を、システムバス306を介して
CPU301やRAM303に取り込むためのインタフ
ェースとして機能する。一方、出力インタフェース30
5は、CPU301、ROM302およびRAM303
からの各種制御信号や各種制御用データが、システムバ
ス306を介して入力され、前述した発光素子12、操
作部21の表示器駆動回路24a、印字部64のヘッド
駆動回路56a、モータ駆動回路57a、露光部65の
光源駆動回路191aなどに対して出力するためのイン
タフェースとして機能する。
【0046】CPU301は、マルチタスク処理を行う
ようになっており、入力インタフェース304からの入
力信号や、そのときの処理内容に応じて定まるROM3
02内の処理プログラムに基づいて、RAM303を作
業エリアとして用い、必要なときにROM302やRA
M303内に格納されている固定データを適宜用いて処
理するようになっている。
【0047】図12は、主要タスク起動処理の一例(製
版処理までの流れ)を示している。同図に示すように、
主要タスク起動処理のタスクが起動すると、まず、ワー
ク(作業)エリアが確保され(S11)、続いて表示処
理(S12a(S12b,S12c))およびユニット
(印章本体)判定エラー処理(S13)のタスクが起動
する。次に、入力エラー判定処理(S14)、キャラク
タ等入力処理(S15)および製版用の画像(製版画
像)作成処理(S16)などのタスクが起動する。これ
らの処理(S14,S15,S16)のタスクは、同時
に進行して処理される。
【0048】具体的には、最初の印章キャラクタの入力
を行ってから、次の印章キャラクタの入力を行うまで
(S15)の間に、入力された文字数等に不具合がない
かを判断し(S14)、製版画像を作成する(S1
6)。これらの処理途中で印章キャラクタの入力が行わ
れると(S15)、入力エラー判定処理(S14)およ
び製版画像作成処理(S16)は直ちに中止され、改め
て最初から各処理を再開する。つまり、既入力の印章キ
ャラクタのデータに変更がある度に、これらの処理(S
14,S16)が実行され、製版処理(S17)の実行
前には、常に最新の印章キャラクタのデータに基づく製
版画像が作成される。
【0049】なお、上記のマルチタスク処理のような並
列処理は、プログラムまたは上記のようなタスク処理を
全て割込処理とし、発生した割込の優先順位を制御する
割込制御回路を採用することによって実現することもで
きる。
【0050】この印章作成装置1の場合、本発明の画像
作成方法及びその装置並びにその装置を備えた電子機器
は、主に、制御部300、操作部21および印字部64
により実現されており、図11〜図37を参照して、以
下にその特徴となる動作を説明する。なお、上述したよ
うに、印面Adにおける印章キャラクタおよび外枠は、
インクリボンCに形成される印章画像によって作成され
るものであるから、以下の説明においては、その印章画
像を作成するための製版画像の作成を中心に説明する。
【0051】まず、第1例として、図13〜図21を参
照しつつ、複数の印章キャラクタと、それらの印章キャ
ラクタをキャラクタ列方向の任意の位置で仕切る罫線キ
ャラクタとを入力するとともに、外枠を指定した場合に
おける製版画像の作成について説明する。
【0052】図13は、印章キャラクタおよび罫線キャ
ラクタの入力手順を示すフローチャート図である。印章
キャラクタおよび罫線キャラクタを入力する場合には、
上述したように、操作ダイヤル23やカーソル/変換キ
ー32を適宜操作して、所望の印章キャラクタを入力
し、同様に操作して罫線キャラクタを入力する(S2
1)。図14(a)に示すように、印章作成装置1に、
例えば「ABCあいう」の印章キャラクタICを入力す
るとともに、「ABC」と「あいう」とを仕切るよう
に、罫線キャラクタを入力すると、「C」と「あ」との
間に「罫」の文字が四角で囲まれた罫線キャラクタKC
が表示器24上に表示される。そして、この罫線キャラ
クタの位置で、製版画像において後述する罫線キャラク
タ画像が作成される。
【0053】また、印章キャラクタICおよび罫線キャ
ラクタKCの入力後、あるいは入力途中において外枠を
指定する(S22,S23)。外枠には、図15(a)
〜(c)に示すような種々の外形を有するものがある。
またこの場合、外枠の指定の代わりに、入力した印章キ
ャラクタICの文字サイズや行数に応じて、外枠内に横
罫線が線引きされる表組みを指定してもよい(図16
(a)〜(c)参照)。
【0054】印章キャラクタICや罫線キャラクタKC
を更に入力する場合(S24)には、上記と同様に、操
作ダイヤル23およびカーソル/変換キー32を再度操
作して入力する。図14(b)は、印章キャラクタ
「C」と罫線キャラクタKCとの間に印章キャラクタ
「D」を加入した場合に、表示器24上に表示される画
像を示す画面図である。同図に示すように、罫線キャラ
クタKCの前方に印章キャラクタICを入力すると、そ
れに伴い罫線キャラクタKCおよび「あいう」の印章キ
ャラクタは後方へ移動する。また、この状態で、印章キ
ャラクタ「う」の後に「え」を入力すると、図14
(c)に示すように、印章キャラクタ「AB…いう」お
よび罫線キャラクタKCはそのままで、印章キャラクタ
「え」が加入される。
【0055】なお、印章キャラクタ「え」の後に、更に
他の印章キャラクタICや罫線キャラクタKCを入力す
ることにより、表示器24の表示範囲を越えると、印章
キャラクタICおよび罫線キャラクタKCが全体的に前
側、すなわち左方向へ順次移動し、加入した新たな印章
キャラクタICなどが、表示器24上の右端に表示され
る。また、罫線キャラクタKCは、印章キャラクタIC
と同様に、カーソルを合わせて簡単に削除できるように
なっている。
【0056】ここで、図17〜図21を参照して、入力
された印章キャラクタICおよび罫線キャラクタKC並
びに指定された外枠に基づいて、製版画像を作成する場
合について詳述する。
【0057】図17に示すように、まず、指定された外
枠や、入力された印章キャラクタICの文字数、あるい
は印章作成者が指定した文字サイズに応じて、文字サイ
ズが決定される(S31)。具体的には、ROM302
に記憶されている数種の文字サイズから、指定された外
枠の左右の縦枠部からはみ出さないような文字サイズが
選択され、または印章作成者の指定による文字サイズに
より、製版画像の文字サイズが決定される。下記表1
に、文字サイズテーブルを示す。
【0058】
【表1】
【0059】上記表1に示すように、文字サイズテーブ
ルには、S、M、L、G、UおよびHまで、それぞれド
ットマトリックスのドット数で規定された基本的な文字
サイズが6段階に区分されて定義されている。各文字サ
イズは、文字幅および文字高さが同一のドットマトリッ
クスで構成され、文字サイズS、M、L、G、Uおよび
Hが、それぞれ24、32、48、64、96および1
20ドットのマトリックスで定義されている。また、各
文字サイズは、その文字幅が、0.75倍(縮サイズ)
および1.5倍(伸サイズ)に拡大、縮小されるように
なっている(上記表1参照)。
【0060】次いで、入力された印章キャラクタICお
よび罫線キャラクタKCについて、RAM303におけ
る製版画像の作成領域(以下、「画像領域」という)R
での割付位置が算出される(S32)。なお、以下の説
明では、画像領域に配置される印章キャラクタおよび罫
線キャラクタをそれぞれ印章キャラクタ画像CGおよび
罫線キャラクタ画像KGという(図19,図20参
照)。この印章キャラクタ画像CGは、入力された印章
キャラクタICに対応しROM302に記憶されている
画像であり、罫線キャラクタ画像KGは、罫線キャラク
タKCに対応し、算出された割付位置に線引きして作成
される仕切罫線(本例の場合、縦罫線)の画像である。
【0061】その後、指定された外枠に対応する外枠画
像SG(図20参照)および印章キャラクタ画像CGが
画像領域Rに配置される(S33,S34)。また、罫
線キャラクタ画像KGが、算出された割付位置にて作成
される(S35)。
【0062】印章キャラクタ画像CGは、印面Adの幅
方向に対応する画像領域Rの幅方向において、予め均等
割付されるように設定されている。これにより、印章キ
ャラクタがバランス良く形成された印章を作成すること
ができ、また印面Adの縁部に外枠が設けられていない
場合であっても、押印時のいわゆる底付きを回避できる
ようになっている。
【0063】図19に示すように、印章キャラクタ画像
CG(C1〜C6)を均等割付する場合には、図19に
示すように、画像領域幅をW、罫線キャラクタ画像KG
の幅をt、キャラクタ列方向における各印章キャラクタ
画像CGの文字幅の総和(C1〜C6)をΣc、印章キ
ャラクタICの文字数をn(図19の場合6)とする
と、各印章キャラクタ画像CG間の距離(文字間距離)
bが、b={(W−t)−Σc}/nにより算出され
る。また、印章キャラクタ画像CG全体の前後にそれぞ
れ設けられる余白d,dと、罫線キャラクタ画像KGの
前後にそれぞれ設けられる余白d1,d1は、いずれも
上記文字間距離bの1/2として算出される。
【0064】具体的には、図14(a)に示す印章キャ
ラクタICおよび罫線キャラクタKCにそれぞれ基づく
印章キャラクタ画像CGおよび罫線キャラクタ画像KG
を、画像領域Rに割り付ける場合、例えば、画像領域幅
Wを288ドット、各印章キャラクタ画像CGの文字幅
cを24ドット、罫線キャラクタ画像KGの幅tを2ド
ットとすると、印章キャラクタ画像CGの文字間距離b
は、{(288−2)−(24×6)}/6=23ドッ
ト(余り:4ドット)となり、この場合、余白dおよび
d1は、いずれも11ドットである(図20(a)参
照)。なお、文字間距離bを算出すると、上記のように
余りが生ずる場合もあるが、この場合には、前方のキャ
ラクタ画像間(「A」と「B」との間)から順に後方
へ、文字間距離bに1ドットずつ付加する。
【0065】このようにして、印章キャラクタ画像CG
および罫線キャラクタ画像KGの割付位置が算出され、
その結果に基づいて、印章キャラクタ画像CGが画像領
域Rに配置されるとともに、罫線キャラクタ画像KGが
作成される。罫線キャラクタ画像KGの作成処理(S3
5)では、図18に示すように、指定された外枠の上下
の横枠部、あるいは表組みが指定された場合の横罫線
(以下、外枠の横枠部も含めて「横罫線」という)の位
置が算出された後(S36)、罫線キャラクタ画像KG
はそれらの横罫線間を連結するように、上記割付位置に
て線引きされて作成される(S37)。なお、罫線キャ
ラクタ画像KGは、上記のように、線引きされて作成さ
れる他、予め一定形状のものをROM302に記憶させ
ておき、それを上記割付位置に配置するようにしてもよ
い。
【0066】以上のようにして、図14(a)に示す印
章キャラクタICおよび罫線キャラクタKCの入力に基
づいて、図20(a)に示すような製版画像が作成され
る。
【0067】また、図14(a)に示す印章キャラクタ
ICおよび罫線キャラクタKCに対し、図14(b)に
示すように印章キャラクタ「D」を加入すると、それに
伴い、図20(b)に示すように、罫線キャラクタ画像
KGは、図20(a)の罫線キャラクタ画像KGよりも
後方(キャラクタ列方向の列末側)へ移動した状態で作
成される。つまり、上述したように、各印章キャラクタ
画像CGは、画像領域Rにおいて均等割付されるように
なっているため、新たな印章キャラクタICが加入され
ることにより、各印章キャラクタ画像CGの割付位置が
再度算出され、それとともに罫線キャラクタ画像KGの
割付位置も再度算出される。したがって、上記のように
罫線キャラクタKCの前方(キャラクタ列方向の列頭
側)に新たに印章キャラクタICが加入されると、それ
に伴い製版画像における罫線キャラクタ画像KGは、加
入前の位置より後方へ移動した状態で作成される。逆
に、図14(c)に示すように、罫線キャラクタKCの
後方に印章キャラクタ「え」を加入すると、罫線キャラ
クタ画像KGは、図20(c)に示すように、その加入
前の位置(図20(b)参照)より前方へ移動した状態
で作成される。
【0068】なお、図20(b)の製版画像における印
章キャラクタ画像CGの文字間距離bは16ドット(=
{(288−2)−(24×7)}/7)となり、余白
dおよびd1は、いずれも8ドットとなる。また、図2
0(c)の製版画像における印章キャラクタ画像CGの
文字間距離bは、11ドット(={(288−2)−
(24×8)}/8)となり、余白dおよびd1は、い
ずれも5ドットとなる。
【0069】また、上記の印章キャラクタICの加入と
は逆に、一旦入力した印章キャラクタICを削除する場
合も、その削除に伴って、製版画像における罫線キャラ
クタKGがキャラクタ列方向に移動する。すなわち、上
記とは逆に図14(c)に示すように印章キャラクタ
「AB…うえ」および罫線キャラクタKCを入力した
後、印章キャラクタ「え」を削除すると、図20(c)
の製版画像における罫線キャラクタ画像KGが、同図
(b)に示すように、削除前の位置より後方へ移動した
状態で作成される。更に図14(a)に示すように、同
図(b)の印章キャラクタICから印章キャラクタ
「D」を削除すると、図20(b)の製版画像における
罫線キャラクタ画像KGが、同図(a)に示すように、
削除前の位置より前方へ移動した状態で作成される。
【0070】以上のように、印章キャラクタICの加入
または削除に伴って、罫線キャラクタ画像KGはキャラ
クタ列方向に移動した状態で、上記割付位置に作成され
る。
【0071】また、印章キャラクタICの加入により、
当初の文字サイズで印章キャラクタ画像CGを画像領域
Rに配置すると、印章キャラクタ画像CGの一部が画像
領域Rからはみ出してしまう場合には、印章キャラクタ
画像CGが画像領域Rに納まるように、縮小されるよう
になっている。すなわち、文字間距離bを0として印章
キャラクタ画像を割り付けた場合に、その印章キャラク
タ画像全体の長さが、画像領域Rの領域長を越えてしま
うときには、各印章キャラクタ画像CGが縮小されるよ
うになっている。
【0072】例えば、図14(d)に示すように、罫線
キャラクタKCの前方に印章キャラクタ「EF」を加入
し、当初の文字サイズ、例えばLサイズ(文字幅:48
ドット)で印章キャラクタ画像CGを画像領域Rに割り
付けた場合に、印章キャラクタ画像CGが画像領域Rか
らはみ出すときには、各印章キャラクタ画像CGが縮サ
イズ(文字幅:36ドット)に変更され、その縮サイズ
で印章キャラクタ画像CGが画像領域Rに割り付けられ
る(図20(d)参照)。なお、縮サイズに変更しても
印章キャラクタ画像CGが画像領域Rからはみ出してし
まう場合には、文字サイズが更に小さいサイズの文字サ
イズ、この場合LサイズからMサイズ(文字幅:32ド
ット)に変更される。
【0073】また逆に、印章キャラクタICの削除によ
り、当初の文字サイズより大きいサイズで印章キャラク
タ画像CGが画像領域Rに割付可能である場合には、各
印章キャラクタ画像CGが拡大されるようにもなってい
る。例えば、図14(e)に示すように、同図(d)の
印章キャラクタ「AB…うえ」から「CDEF」および
「うえ」を削除し、当初の文字サイズ、例えばSサイズ
(文字幅:24ドット)を拡大した伸サイズ(文字幅:
36ドット)の印章キャラクタ画像CGでも画像領域R
に割付可能である場合には、各印章キャラクタ画像CG
の文字サイズが伸びサイズに変更される。なお、この伸
びサイズでは印章キャラクタ画像CGが画像領域Rから
はみ出してしまうものの、Sサイズより大きいMサイズ
(文字幅:32)で印章キャラクタ画像CGがその文字
高さ(32ドット)も含めて画像領域Rに割付可能であ
る場合には、文字サイズがSサイズからMサイズに変更
される。
【0074】そして、以上のように縮小、拡大(変更)
した文字サイズでの印章キャラクタ画像CGの割り付け
に応じて、罫線キャラクタ画像KGが移動した状態で、
所定の割付位置に作成される。
【0075】なお、上記のように、印章キャラクタIC
が加入または削除されることにより、文字サイズが縮小
または拡大される場合において、罫線キャラクタKCで
仕切られ、印章キャラクタICが加入または削除された
領域における印章キャラクタ画像CGについてのみ、文
字サイズが縮小または拡大するようにしてもよい。この
場合、罫線キャラクタ画像KGの割付位置は、印章キャ
ラクタICの加入または削除前の位置である。
【0076】また、上記では、入力された印章キャラク
タを均等割付した場合について説明したが、割付方法
を、印章キャラクタ画像全体を前方に寄せた「前寄せ」
(図21(a)参照)、中央に揃えた「中揃え」(同図
(b)参照)、または後方に寄せた「後寄せ」(同図
(c)参照)に設定することも可能である。ただし、こ
れらの場合の印章キャラクタ画像CGの文字間距離は、
印章キャラクタが2行以上に亘って入力された場合であ
って、そのうちの最も文字数の多い行の印章キャラクタ
画像CGを均等割付したときの文字間距離となる。これ
により、2行以上に亘って印章キャラクタICが入力さ
れた場合であっても、全体的にバランスの良い製版画像
を作成することができる。
【0077】以上のように、本第1例では、入力された
印章キャラクタICおよび罫線キャラクタKCに対し、
印章キャラクタICを新たに加入したり、削除した場合
に、その後の印章キャラクタ画像CGおよび罫線キャラ
クタ画像KGを均等割付しているので、印章キャラクタ
画像CGが定長の画像領域Rにバランス良く配置された
製版画像を作成することができる。また、印章キャラク
タICの加入または削除に応じて、印章キャラクタ画像
CGの文字サイズが適宜変更されるので、印章キャラク
タ画像CGをバランスの良い大きさとした製版画像を作
成することができる。更に、印章キャラクタICの加入
または削除に応じて、罫線キャラクタ画像KGが移動し
た状態で、適切な割付位置に作成されるので、特別な操
作をすることなく、罫線を有する製版画像を容易に作成
することができる。
【0078】次に、第2例として、図22および図23
を参照しつつ、一対の罫線キャラクタ間に、印章キャラ
クタを入力した場合における製版画像の作成について説
明する。なお、本例においては、外枠は指定されていな
いものとする。
【0079】図22(a)は、一対の罫線キャラクタK
C(FK),KC(BK)間に、印章キャラクタ「AB
C」を入力した場合を示す画面図である。このように入
力された印章キャラクタICおよび一対の罫線キャラク
タFK,BKによって、製版画像を作成すると、同図
(b)に示すような印章キャラクタ画像CGおよび一対
の罫線キャラクタ画像FKG,BKGが、画像領域Rに
作成される。なお、これらの罫線キャラクタ画像FK
G,BKGは、いずれも画像領域Rの縦方向(図22
(b)の上下方向)の幅と同程度の長さを有するように
作成される。
【0080】上記のように入力した印章キャラクタIC
および罫線キャラクタFK,BKに対し、図22(c)
に示すように、印章キャラクタ「D」を罫線キャラクタ
BKの前方に加入すると、同図(d)に示すように、列
末側の罫線キャラクタ画像BKGは、加入前の位置より
後方へ移動した状態で作成される。また逆に、同図
(c)に示すように印章キャラクタ「ABCD」および
罫線キャラクタFK,BKを入力した後、罫線キャラク
タFK,BK間の印章キャラクタ「D」を削除すると、
図22(d)の製版画像における罫線キャラクタBKG
が、同図(b)に示すように、削除前の位置より前方へ
移動した状態で作成される。
【0081】以上のように、印章キャラクタICの加入
または削除に伴って、列末側の罫線キャラクタ画像BK
Gがキャラクタ列方向に移動した状態で、所定の割付位
置に作成される。したがって、本発明における罫線キャ
ラクタ移動手段は、CPU301、ROM302、RA
M303および罫線キャラクタ画像KGを所定の位置に
作成するプログラムなどにより構成されている。
【0082】またこの場合、製版画像において、両罫線
キャラクタ画像FKG,BKGの両端(上下両端)をそ
れぞれ連結して、印章キャラクタ画像CGを囲む枠(囲
み枠)を作成できるようになっている。囲み枠を作成す
る場合には、上記所定のボタン22aを適宜操作して、
囲み枠を作成するように指令すると、両罫線キャラクタ
画像FKG,BKGの割付位置が算出され、図23
(a)に示すように、両罫線キャラクタ画像FKG,B
KGの上端同士、下端同士が、それぞれ連結罫線の画像
(連結罫線画像)UG,DGで連結されるように線引き
される。したがって、本発明における罫線連結手段は、
CPU301、ROM302、RAM303および連結
罫線画像UG,DGを線引きするプログラムなどにより
構成されている。
【0083】また、これらの連結罫線画像UG,DG
は、印章キャラクタICの加入または削除に伴って、罫
線キャラクタ画像BKG側が延長または短縮するように
なっている。すなわち、上述したように、印章キャラク
タICの加入または削除に伴って、列末側の罫線キャラ
クタ画像BKGがキャラクタ列方向に移動するため、そ
の移動に伴って、罫線キャラクタ画像FKG,BKGの
割付位置が再度算出され、その算出結果に基づいて、連
結罫線画像UG,DGが再度線引きされる。
【0084】したがって、両罫線キャラクタ画像FK
G,BKGおよび連結罫線画像UG,DGによって形成
される囲み枠Eは、印章キャラクタICの加入または削
除に伴って、キャラクタ列方向に拡大、縮小する。
【0085】なお、図23においては、入力した印章キ
ャラクタICの全体を囲むように囲み枠Eが作成されて
いるが、列末側の罫線キャラクタBKを印章キャラクタ
ICのキャラクタ列の内側に挿入し、所望の印章キャラ
クタICを両罫線キャラクタFK,BKで画定すれば、
入力した印章キャラクタICのうち、所望の印章キャラ
クタICのみを囲む囲み枠を作成することができる。
【0086】また、この印章作成装置1では、囲み枠を
作成するのに、上記罫線キャラクタFK、BKを入力し
なくても、直接囲み枠の作成を指定できるようになって
いる。すなわち、囲み枠を作成するための所定のボタン
22aを押下すると、入力されている印章キャラクタI
Cの印章キャラクタ画像CG全体を囲む囲み枠が作成さ
れる。この囲み枠は、上述した罫線キャラクタFK,B
Kを印章キャラクタICの前後に入力した場合と同様に
して、画像領域Rに作成される。
【0087】なお、この場合も、指定した印章キャラク
タICに対し、印章キャラクタICを新たに加入した
り、削除することにより、囲み枠が拡大、縮小する。ま
た、所望の印章キャラクタICを指定して囲み枠の作成
を指令することにより、入力されている印章キャラクタ
ICのうち、指定した所望の印章キャラクタICのみを
囲む囲み枠を作成することもできる。
【0088】このように、本第2例では、一対の罫線キ
ャラクタFK,BK間に入力された印章キャラクタIC
に対し、印章キャラクタICを新たに加入したり、削除
しても、それに連動して列末側の罫線キャラクタ画像B
KGが列末側または列頭側に移動した状態で作成される
ため、印章作成者は、入力可能文字数や、削除後に生じ
る空白を意識することなく、自由に印章キャラクタIC
を加入、削除することができ、印章キャラクタ画像CG
の前後が罫線(罫線キャラクタ画像)で画定された製版
画像を容易に作成することができる。また、両罫線キャ
ラクタ画像KFG,BKGが、連結罫線画像UG,DG
に連結され、しかも、印章キャラクタICの加入または
削除に連動して連結罫線画像UG,DGが延長または短
縮するので、印章作成者は、囲み枠の大きさを意識する
ことなく、自由に印章キャラクタICを加入または削除
することができる。
【0089】次に、第3例として、図24〜図28を参
照しつつ、印章キャラクタおよび罫線キャラクタを入力
するとともに、印章キャラクタに対し下線を線引きした
場合における製版画像の作成について説明する。
【0090】図24(a)〜(c)は、所望の印章キャ
ラクタおよび罫線キャラクタを入力するとともに、印章
キャラクタに対し下線を線引きする設定をした場合をそ
れぞれ示し、各左側の図は表示器24上に表示される入
力画面を示し、各右側の図はその入力、設定により作成
された製版画像を示す。なお、入力画面において四角で
囲まれた「1」、「2」および「3」は、その後に続く
印章キャラクタIC(印章キャラクタ画像CG)および
罫線キャラクタKC(罫線キャラクタ画像KG)が何行
目に作成されるのかを表示するものである。
【0091】印章キャラクタICに下線の線引きを設定
する場合には、操作モードを入力モードから下線設定モ
ードに遷移させ、所望の印章キャラクタの直前に、図2
4(a)〜(c)に示す三角マークの下線指定キャラク
タUKを入力する。この下線指定キャラクタUKを入力
すると、製版画像においてそれ以降の各印章キャラクタ
画像CGのキャラクタ領域に下線画像LGが線引きして
作成される。また、印章キャラクタ画像CGに線引きさ
れる下線画像LGは、その印章キャラクタ画像CGが罫
線キャラクタ画像KGまたは外枠画像SGの縦枠部SG
Tに隣接する場合には、罫線キャラクタ画像KG側また
は/および縦枠部SGT側の端部が、罫線キャラクタ画
像KGまたは/および縦枠部SGTにまで延長して、連
結する。
【0092】具体的には、下線の線引きが設定された場
合には、まず、下線画像LGを線引きすべき印章キャラ
クタ画像CGが罫線キャラクタ画像KGまたは外枠SG
の縦枠部SGTに隣接するか否かが判断される。そし
て、その印章キャラクタ画像CGが罫線キャラクタ画像
KGまたは/および縦枠部SGTに隣接すると判断され
た場合には、罫線キャラクタ画像KGまたは/および縦
枠部SGTの割付位置が算出され、その算出結果に基づ
いて、下線画像LGが罫線キャラクタ画像KGまたは/
および縦枠部SGTに連結するように線引きされる。
【0093】ここで、図24〜図28を参照して、入力
した印章キャラクタICに対し、下線の線引きを設定し
た場合について、具体的に説明する。まず、図24
(a)では、1行目の「ABCあいう」および2行目の
「DEFえおか」の印章キャラクタ全てに下線の線引き
が設定されており、また1行目の印章キャラクタ「C」
と「あ」との間、2行目の印章キャラクタ「F」と
「え」との間に、罫線キャラクタKCが入力されてい
る。
【0094】このような入力、設定による製版画像で
は、外枠画像SGの縦枠部SGTに隣接する印章キャラ
クタ画像「A」、「う」、「D」および「か」のキャラ
クタ領域に線引きされる下線画像LGの端部は、それぞ
れ縦枠部SGT側に延長して連結する。また、罫線キャ
ラクタ画像KGに隣接する印章キャラクタ画像「C」、
「あ」、「F」および「え」のキャラクタ領域に線引き
される下線画像LGの端部は、それぞれ罫線キャラクタ
画像KG側に延長して連結する。さらにこの場合、1行
目および2行目の印章キャラクタ画像CGにおける文字
サイズおよび文字数を同一としているため、1行目およ
び2行目の罫線キャラクタ画像KG,KGの割付位置が
キャラクタ列方向に対し同一となり、一直線に連なるよ
うに作成されている。加えて、1行目の罫線キャラクタ
画像KGの上端が外枠画像SGの上側の横枠部SGYに
連結するようになっている。
【0095】また、図24(b)に示す入力、設定で
は、同図(a)に示す入力、設定に対し、印章キャラク
タ「C」の後に下線指定キャラクタUKが入力されてい
る点が異なっている。したがって、この場合の製版画像
では、同図(b)に示すように、「ABC」の印章キャ
ラクタ画像には下線画像LGが線引きされず、「あい
う」の印章キャラクタ画像にのみ下線画像LGが線引き
される。
【0096】また、図24(c)に示す入力、設定で
は、同図(b)に示す入力、設定に対し、印章キャラク
タ「F」の後に下線指定キャラクタUKが入力されてい
る点が異なっている。したがって、この場合の製版画像
では、同図(c)に示すように、「DEF」の印章キャ
ラクタ画像には下線画像LGが線引きされず、「えお
か」の印章キャラクタ画像にのみ下線画像LGが線引き
される。
【0097】図25(a)〜(c)は、1行目の印章キ
ャラクタICの割付方法が「前寄せ」に設定され、その
印章キャラクタICに下線の線引きを設定した場合を示
す図である。同図(a)に示すように、1行目の印章キ
ャラクタ「ABC」に下線の線引きが設定されており、
この場合の製版画像において、印章キャラクタ画像
「A」が外枠画像SGの左側の縦枠部SGTに、印章キ
ャラクタ画像「C」が罫線キャラクタ画像KGにそれぞ
れ隣接するため、「ABC」の印章キャラクタ画像が、
その四周を外枠画像SGの左側の縦枠部SGT、上側の
横枠部SGY、下線画像LGおよび罫線キャラクタ画像
KGで囲まれた製版画像が作成される。
【0098】また、同図(a)に示す印章キャラクタ
「C」と罫線キャラクタKCとの間に印章キャラクタ
「D」を加入すると、同図(b)に示すように、製版画
像において罫線キャラクタ画像KGが後方へ移動した状
態で割り付けられるとともに、新たに入力された印章キ
ャラクタ画像「D」のキャラクタ領域にも下線画像LG
が線引きされる。この印章キャラクタ画像「D」は、罫
線キャラクタ画像KGに隣接することとなるため、印章
キャラクタ「D」の加入に伴い新たに線引きされた下線
画像LGは、その一端部(「C」側の端部)が印章キャ
ラクタ画像「C」の下線画像LGに連結するとともに、
他端(罫線キャラクタ側の端部)が罫線キャラクタ画像
KGに連結する。
【0099】また、図25(c)に示す入力、設定で
は、1行目の「ABCDE」の印章キャラクタに対し、
印章キャラクタ「B」と「C」との間、および印章キャ
ラクタ「D」と「E」との間に、下線指定キャラクタU
Kを入力している。この場合、列末側(「D」と「E」
との間)の下線指定キャラクタUKは、下線指定の終了
を示すものである。したがって、同図(c)の製版画像
に示すように、印章キャラクタ画像「CD」の四周が、
左右の罫線キャラクタ画像KG,KG、外枠画像SGの
上側の横枠部SGYおよび下線画像LGで囲まれた製版
画像が作成される。
【0100】また、図26に示すような、一対の縦枠部
SGTのみからなり、各縦枠部SGTの上下両端部が湾
曲形成された外枠(外枠画像SG)を指定した場合にお
いて、図27(a)に示すように1行目の「ABCD
E」の印章キャラクタに下線の線引きを設定すると、
1、2行目間に下線画像LGが線引きされ、かつ、その
両端が外枠画像SGの左右の縦枠部SGT,SGTに連
結した製版画像が作成される。
【0101】しかし、同図(b)に示すように、2行目
の「あいうえお」の印章キャラクタにも同様にして、す
なわち縦枠部SGTの最外端の直線部分を基準にして、
下線画像LGを線引きすると、同図(b)の製版画像に
示すように、2行目の下線画像LGが、外枠画像SGの
縦枠部SGTから更に外側へ突き出たものとなってしま
う。そこで、印章作成装置1では、図26に示すような
外枠(外枠画像SG)が指定された場合であって、その
外枠の最下行の印章キャラクタに下線を線引きするとと
もに、下線画像LGの端部を外枠画像SGの縦枠部SG
Tに連結させる場合には、下線画像LGの端部は、縦枠
部SGTの下端の位置を基準にして、その下端に連結す
るようになっている。これにより、下線画像LGの端部
が縦枠部SGTから突き出ることがなく、見栄えを損な
うことのない製版画像を作成することができる(図28
参照)。
【0102】なお、上記では、外枠を指定した場合につ
いてのみ説明したが、外枠を指定せず、印章キャラクタ
の前後に罫線キャラクタを入力するとともに、下線の線
引きを設定してもよい。この場合には、前後の罫線キャ
ラクタ画像KGおよび下線画像LGが、上記外枠画像S
Gの縦枠部SGTおよび横枠部SGYと同様に機能する
ため、既成の外枠にとらわれることなく、印章キャラク
タ画像CGを囲む囲み枠を自由に作成することができ
る。
【0103】以上のように、本第3例では、下線の作成
機能を使用し、下線画像LGが罫線キャラクタ画像KG
または外枠画像SGの縦枠部SGTに隣接する印章キャ
ラクタ画像CGのキャラクタ領域に線引きされた場合に
は、下線画像LGの端部が延長して、罫線キャラクタ画
像KGまたは縦枠部SGTに連結するため、印章キャラ
クタ画像CGを囲む種々の表または枠を有する製版画像
を、高い自由度をもって、簡単に作成することができ
る。
【0104】次に、第4例として、図29〜図37を参
照しつつ、複数行に印章キャラクタおよび罫線キャラク
タを入力するとともに、各行の罫線キャラクタ画像を複
数行に亘って一直線上に揃える場合における製版画像の
作成について説明する。
【0105】図29は、1行目に「ABCDE」の印章
キャラクタを入力するとともに、「B」と「C」との間
に罫線キャラクタKCを入力し、2行目に「あいうえ
お」の印章キャラクタを入力するとともに、「い」と
「う」との間に罫線キャラクタKCを入力し、かつ、製
版画像において、各行の印章キャラクタ画像CGおよび
罫線キャラクタ画像KGが均等割付されている場合を示
す。同図に示すように、各行の印章キャラクタICの文
字数、文字サイズおよび罫線キャラクタKCの左右の文
字数が同一である場合には、製版画像において、1行目
の罫線キャラクタ画像KGと2行目の罫線キャラクタ画
像KGのキャラクタ列方向の割付位置が一致して、1行
目および2行目に亘って両罫線キャラクタ画像KGが一
直線上につながった製版画像が作成される。
【0106】しかし、図30(a)に示すように、1行
目と2行目の印章キャラクタICの文字数が異なった
り、同図(b)に示すように、罫線キャラクタKCの左
右の文字数が異なったり、更には同図(c)に示すよう
に、文字幅の異なる印章キャラクタ(この場合、「I」
と「W」)が各行に混在している場合には、1行目と2
行目の罫線キャラクタ画像KGの割付位置が一致せず、
不揃いな製版画像が作成されてしまう。
【0107】このような不具合を解消するために、この
印章作成装置1では、各行の罫線キャラクタ画像KGを
複数行に亘って一直線に揃えることが可能な罫線キャラ
クタ(以下、「揃えキャラクタ」という)を入力できる
ようになっている。図31は、図30(a)の入力にお
ける罫線キャラクタとして、揃えキャラクタを入力した
場合を示す。なお、図31に示すように、揃えキャラク
タSCを入力した場合、表示器24上には、四角で囲ま
れた「揃」の文字が表示される。
【0108】ここで、揃えキャラクタSCを入力した場
合の、製版画像における印章キャラクタ画像CGおよび
揃えキャラクタ画像SCGの割り付けについて概説す
る。図32は、各行の印章キャラクタ画像CGおよび揃
えキャラクタ画像SCGを、画像領域Rに割り付けるま
での手順を示すフローチャート図である。また、図33
は、その手順を説明するための製版画像の概念図であ
る。両図に示すように、まず、各行を揃えキャラクタの
前後で2分割し、以下これらの領域をそれぞれ「A領
域」および「B領域」と称呼する(S41)。また、以
下の説明では、揃えキャラクタのある第k行目のA領域
およびB領域をそれぞれAkおよびBkと表記し、これ
らの領域における印章キャラクタ画像CGのキャラクタ
長(=文字幅×文字数)をそれぞれLAkおよびLBk
と表記する。
【0109】次いで、揃えキャラクタSCが入力された
全ての行に対し、各印章キャラクタ画像CGが最小文字
サイズであるとした場合の「LAi+LBj」(i,j
=1、2、3、…)の組合せを全て調査し、その値が最
大となる組合せを選出する(S42)。そして、最大値
のLAi+LBj(以下、「LAmax+LBmax」と表記
する)を基にして、文字サイズを決定する(S43)。
具体的には、まず画像領域Rにおける印章キャラクタ画
像CGの割付可能なキャラクタ領域の領域長をWとし、
揃えキャラクタ画像SCGの幅をtとしたとき、W/
(LAmax+LBmax+t)を算出し、その算出結果と最
小文字サイズのドット数とを乗算する。そして、乗算結
果の値以下であって、最も大きい文字サイズを選択す
る。
【0110】そして、上記S43で決定された文字サイ
ズを使用して、全A領域およびB領域における印章キャ
ラクタ画像CGのキャラクタ長(LAi、LBj)を算
出する(S44)。その後、「LAi+LBj」の組合
せを全て調査し、その値が最大となる組合せ(LAmax
+LBmax)を選出する(S45)。
【0111】また、この場合、印章キャラクタ画像CG
の文字サイズが印章作成者によって指定されている場
合、あるいは文字幅の異なる印章キャラクタ画像CGが
混在している場合を考慮して、領域長Wから各組合せの
LAi+LBjを減じ、その値をAi領域およびBj領
域の文字数を加算した値で除算し、得られた結果(以
下、「判定パラメータ」という)、すなわち印章キャラ
クタ画像CGを均等割付した場合の文字間距離が最も小
さくなる組合せを選出することが好ましい。これは、全
ての印章キャラクタの文字サイズ(文字幅)が同一であ
る場合には、キャラクタ長の大小と、判定パラメータの
小大との関係は一致するものの、文字幅の異なる印章キ
ャラクタ画像が混在する場合には、キャラクタ長の大小
のみを基に判断すると不具合が生ずる場合があるからで
ある。なお、この不具合の具体例については後述する。
【0112】次いで、選出されたAi領域とBj領域と
を、仮想的に同一行に存在するものとみなし、このAi
領域とBj領域とによる行を「割付基準行」とする(S
46)。そして、この割付基準行における各印章キャラ
クタ画像CGを、上記第1例と同様にして割り付ける
(S47)。これにより、図33(b)に示すように、
A領域およびB領域の領域長WA、WBが算出されると
ともに、揃えキャラクタ画像SCGを割り付けるべき位
置(以下、「仕切位置」という)が求まる(S48)。
【0113】そして、割付基準行としたAi領域および
Bj領域以外の他のA領域およびB領域において、各印
章キャラクタ画像CGをそれぞれ均等割付するととも
に、割付基準行以外の揃えキャラクタ画像SCGを仕切
位置に揃える(S49)。以上により、各行における印
章キャラクタ画像CGおよび揃えキャラクタ画像SCG
の割り付けが完了する。
【0114】以下、図34〜図37を参照して、複数行
の各行における印章キャラクタ画像および揃えキャラク
タ画像の割り付けについて具体的に説明する。図34
(a)は、1行目に「乗車整理券」、2行目に「列車ウ
ィング 号」、3行目に「乗車日 月 日」の印
章キャラクタを入力した場合の入力画面を示す。なお、
2行目の「ウィング」と「号」との間、3行目の揃えキ
ャラクタSCと「月」との間、「月」と「日」との間に
は、いずれも2文字分の全角スペースが挿入されてい
る。以下、これらの印章キャラクタICの入力による印
章キャラクタ画像CGおよび揃えキャラクタ画像SCG
の割付手順について、上記図32のフローチャート図に
したがって順に説明する。
【0115】まず、揃えキャラクタSCが入力されてい
る2行目と3行目について、その製版画像における揃え
キャラクタ画像SCGの前の領域をA領域、後の領域を
B領域とする(S41)。したがって、図34(b)に
示すように、「列車」および「ウィング 号」の印章
キャラクタ画像CGが割り付けられる領域は、それぞれ
A1領域およびB1領域であり、「乗車日」および「
月 日」の印章キャラクタ画像が割り付けられる領
域は、それぞれA2領域およびB2領域である。
【0116】次いで、2行目および3行目のA領域およ
びB領域における印章キャラクタ画像CGのキャラクタ
長を算出し、A領域のキャラクタ長とB領域のキャラク
タ長とを加算した値が最大となる組合せを選出する(S
42)。この場合、各印章キャラクタ画像CGの文字サ
イズが最小サイズSの縮サイズ(以下、「縮Sサイズ」
という)、すなわち文字幅が18ドットであるとして算
出する(上記表1参照)。そうすると、2行目のA領域
(A1領域)におけるキャラクタ長LA1は、36(=
18×2)ドット、B領域(B1領域)におけるキャラ
クタ長LB1は、126(=18×7)ドットであり、
一方3行目のA領域(A2領域)におけるキャラクタ長
LA2は、54(=18×3)ドット、B領域(B2領
域)におけるキャラクタ長LB2は、108(=18×
6)ドットとなる。これにより、A領域のキャラクタ長
とB領域のキャラクタ長との加算値が最大となるのは、
LA2とLB1の組合せであり、この場合のLAmax+
LBmaxは、180(=54+126)ドットとなる。
また、揃えキャラクタ画像SCGの幅を、例えば2ドッ
トとし、キャラクタ領域Wを320ドットとすると、W
/(LAmax+LBmax+t)は、1.76となり、これ
を上記縮Sサイズの文字幅(18ドット)に乗算する
と、31.68となる。したがって、この値以下で最大
の文字サイズは、上記表1よりSサイズ(高さ×幅:2
4×24ドット)となる。
【0117】なお、1行目における「乗車整理券」の印
章キャラクタ画像のキャラクタ長は、上記縮Sサイズを
用いて算出すると、90(=18×5)ドットとなる。
したがって、この値でキャラクタ領域W(320ドッ
ト)を除すると、3.56となり、この値を縮Sサイズ
の文字幅(18ドット)に乗算すると64.08とな
る。したがって、上記表1の文字サイズテーブルから、
文字幅が64.08ドット以下であって、最大の文字サ
イズ、すなわちGサイズ(普通サイズ)の文字サイズが
選択されるべきであるものの、この文字サイズ(64×
64ドット)を使用すると、1行目の各印章キャラクタ
画像CGが相互に隙間なく割り付けられてしまうため、
本例では1行目の文字サイズとして、1サイズ下の文字
サイズL(48×48ドット)を採用している。
【0118】そして、2行目および3行目の印章キャラ
クタ画像CGについては、上記で決定された文字サイズ
S(24×24ドット)を使用して、全てのA領域およ
びB領域における印章キャラクタ画像CGのキャラクタ
長を算出する(S44)。すなわち、2行目におけるA
1領域のキャラクタ長LA1は、48(=24×2)ド
ット、B1領域のキャラクタ長LB1は、168(=2
4×7)ドットとなり、一方3行目におけるA2領域の
キャラクタ長LA2は、72(=24×3)ドット、B
2領域のキャラクタ長LB2は、144(=24×6)
ドットとなる。なお、1行目におけるキャラクタ長は2
40(=48×5)である。
【0119】その後、「LA+LB」の組合せを全て調
査し、その値が最大となる組合せを選出する(S4
5)。下記表2は、A領域およびB領域の全組合せによ
る「LA+LB」の値などを示すものである。なお、
「LA+LB」の欄では、揃えキャラクタ画像の幅(2
ドット)を考慮し、その分加算して表示している。
【0120】
【表2】
【0121】上記表2から明らかなように、LA+LB
が最大となるのは、3行目のA領域A2と2行目のB領
域B1の組合せである。また、各組合せにおける判定パ
ラメータは、上記表2に示すとおりであり、この場合、
2行目および3行目の文字サイズを同一のSサイズとし
て計算しているため、判定パラメータが最も小さくなる
組合せは、キャラクタ長が最大となる組合せ(A2+B
1)と一致している。
【0122】ところで、例えば、領域長Wが234ドッ
トであるキャラクタ領域において、1行目に「IIII
IIII」の印章キャラクタ画像(8文字)を、2行目
に「WWWW」の印章キャラクタ画像(4文字)を割り
付ける場合に、「I」の文字幅が20ドット、「W」の
文字幅が43ドットであるとすると、1行目のキャラク
タ長は160(=20×8)ドット、2行目のキャラク
タ長は172(=43×4)ドットとなる。この場合
に、キャラクタ長が最大となる行、すなわち2行目を上
記割付基準行とし、これに基づいて文字間距離を算出す
ると、その値は15(≒(234−172)/4)ドッ
トとなる。そして、この値を使用して、1行目の印章キ
ャラクタ画像を均等割付すると、文字間距離も含めたキ
ャラクタ長は、265(=20+15+20+15+2
0+15+20+15+20+15+20+15+20
+15+20)ドットとなり(印章キャラクタ画像の前
後余白は省略)、図35(a)に示すように、領域長W
の234ドットを越えてしまう。
【0123】一方、上記の場合に各行の判定パラメータ
を算出すると、1行目は9.25(=(234−16
0)/8)、2行目は15.5(=(234−172)
/4)となる。ここで、判定パラメータが最小となる
行、すなわち1行目を上記割付基準行とし、これに基づ
いて文字間距離を算出すると、その値は9(≒(234
−160)/8)ドットとなり、図35(b)に示すよ
うに、所定のキャラクタ領域内に、1行目および2行目
の全ての印章キャラクタ画像を割り付けることができ
る。したがって、判定パラメータを基準とし、その最小
値の組合せを選出することにより、文字幅の異なる印章
キャラクタ画像が混在しても、割付基準行とすべき適切
なA領域およびB領域の組合せを選出することが可能と
なる。
【0124】上記のようにして選出されたA2領域とB
1領域とを仮想的に同一行に存在するものとみなし、こ
のA2領域とB1領域とによる行を「割付基準行」とす
る(S46)。そして、この割付基準行において、上記
第1例と同様にして、各印章キャラクタ画像CGを割り
付ける(S47)。
【0125】すなわち、印章キャラクタ画像の文字間距
離bは、7(=(320−242)/10)ドットであ
り、印章キャラクタ画像の前後余白dは3(=7÷2)
ドットである。ただし、印章キャラクタ画像の文字間距
離bおよび前後余白dを計算すると、余りが生じるた
め、それを1ドットずつキャラクタ列の列頭側から順に
付加する。そうすると、割付基準行の各印章キャラクタ
画像は、図36に示すように割り付けられる。なお、同
図の下端に記載されている数字は、印章キャラクタ画像
の文字間距離b、前後余白dおよび揃えキャラクタ画像
SCGの前後余白のドット数である。
【0126】そして、この割付結果により、A領域およ
びB領域の領域長WA、WBが算出されるとともに、揃
えキャラクタ画像SCGの仕切位置が求められる(S4
8)。具体的には、領域長WAは96(=4+24+8
+24+8+24+4)ドット、領域長WBは222
(=4+24+8+24+8+24+8+24+8+2
4+7+24+7+24+4)ドットとなる。これによ
り、揃えキャラクタ画像SCGの仕切位置は、キャラク
タ領域の前端から96ドットの位置となる。
【0127】そして、割付基準行としたA2領域および
B1領域以外、すなわちA1領域およびB2領域におい
て、各印章キャラクタ画像を、上記第1例と同様にし
て、それぞれ均等割付するとともに、2行目および3行
目の揃えキャラクタ画像SCGを、上記仕切位置に揃え
る(S49)。また、1行目の印章キャラクタ画像も、
上記第1例と同様にして、均等割付する。これにより、
図37(a)に示すような製版画像が作成される。な
お、各印章キャラクタ画像の割り付けは、上記のような
均等割付に限定されるものではなく、上述したように、
「前寄せ」、「中揃え」および「後寄せ」で割り付ける
ことも可能である。図37(b)は、2、3行目の印章
キャラクタ画像を「前寄せ」で割り付けた場合の製版画
像を示す。
【0128】以上のように、本第4例によれば、印章キ
ャラクタの加入や削除に応じて、キャラクタ列方向に移
動する罫線キャラクタが複数行に亘って設けられている
場合であっても、各罫線キャラクタ画像(揃えキャラク
タ画像)を、容易に一直線上揃えて、見栄えの良い製版
画像を作成することができる。
【0129】なお、本実施形態では、本発明に係る画像
作成方法及びその装置並びにその装置を備えた電子機器
を印章作成装置に適用した場合について説明したが、こ
れに限定されるものではなく、テープ印刷装置やワープ
ロなどにも適用できることはいうまでもない。
【0130】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
罫線間に入力可能文字数を越えてキャラクタを入力する
場合、あるいは既に入力したキャラクタを削除する場合
であっても、キャラクタの入力作業および罫線の作成作
業を効率よく、簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る画像作成方法及びそ
の装置並びにその装置を備えた電子機器を適用した印章
作成装置を示す外観図である。
【図2】印章作成装置の機械装置部の内部を示す構造図
である。
【図3】印章本体を示す平面図である。
【図4】製版シートを示す構造図である。
【図5】機械装置部の露光部回りを示す平面図である。
【図6】開閉蓋を取り去った状態のポケット回りを示す
平面図である。
【図7】各種印章本体のポケットへの装着状態を示す構
造説明図である。
【図8】各種印章本体の判別パターンを説明する説明図
である。
【図9】印章検出部の検出動作を示す縦断面図である。
【図10】ポケットおよび印章検出部回りを示す平面図
である。
【図11】印章作成装置の制御ブロック図である。
【図12】主要タスク起動処理の一例を示すフローチャ
ート図である。
【図13】印章キャラクタおよび罫線キャラクタの入力
手順を示すフローチャート図である。
【図14】表示器に表示された印章キャラクタおよび罫
線キャラクタを示す画面図である。
【図15】外枠の一例を示す図である。
【図16】内側に横罫線を有する外枠(表組み)の一例
を示す図である。
【図17】製版画像作成の処理手順を示すフローチャー
ト図である。
【図18】罫線キャラクタ画像の作成処理を示すフロー
チャート図である。
【図19】印章キャラクタ画像および罫線キャラクタ画
像を画像領域に割り付けた場合のイメージ図である。
【図20】印章キャラクタ画像および罫線キャラクタ画
像を定長の画像領域に均等割付した場合のイメージ図で
ある。
【図21】印章キャラクタ画像および罫線キャラクタ画
像を、「前寄せ」、「中揃え」、「後寄せ」で、定長の
画像領域に割り付けた場合のイメージ図である。
【図22】(a)、(c)は、一対の罫線キャラクタ間
に印章キャラクタを入力した状態を表示する画面図であ
り、(b)、(d)は、それぞれに対応し、罫線キャラ
クタ画像および印章キャラクタ画像を画像領域に割り付
けた場合のイメージ図である。
【図23】一対の罫線キャラクタ画像の上端間および下
端間を連結罫線で結んだ状態を示すイメージ図である。
【図24】本実施形態の第3例を説明する説明図であ
る。
【図25】同様に第3例を説明する説明図である。
【図26】左右両側の縦枠部のみの外枠を示す図であ
る。
【図27】本実施形態の第3例を説明する説明図であ
る。
【図28】同様に第3例を説明する説明図である。
【図29】複数行における各罫線キャラクタ画像が揃っ
た状態を説明する説明図である。
【図30】複数行における各罫線キャラクタ画像が不揃
いの状態を説明する説明図である。
【図31】罫線キャラクタとして揃えキャラクタを入力
した場合を説明する説明図である。
【図32】複数行における各行の印章キャラクタ画像お
よび揃えキャラクタ画像の割付手順を示すフローチャー
ト図である。
【図33】印章キャラクタ画像および揃えキャラクタ画
像の割り付けを説明するための画像領域の概念図であ
る。
【図34】本実施形態の第4例を具体的に説明するため
の図であり、(a)は印章キャラクタおよび揃えキャラ
クタを入力した状態を表示する画面図であり、(b)は
イメージ図である。
【図35】キャラクタ長を基に組合せを選出する場合の
不具合を説明する説明図である。
【図36】割付基準行のイメージ図である。
【図37】第4例によって作成された製版画像を示すイ
メージ図である。
【符号の説明】
1 印章作成装置 6 ポケット 8 機能スイッチ 12 発光素子 21 操作部 22 プッシュボタン群 23 操作ダイヤル 24 表示器 31 実行キー 32 カーソル/変換キー 33 キャラクタ入力キー 56 印字ヘッド 57 プラテンローラ 64 印字部 65 露光部 66 印章検出部 67 周囲温度センサ 191 紫外線光源 300 制御部 301 CPU 302 ROM 303 RAM 304 入力インタフェース 305 出力インタフェース 306 システムバス A 印章本体 B 製版シート C インクリボン IC 印章キャラクタ CG 印章キャラクタ画像 KC 罫線キャラクタ KG 罫線キャラクタ画像
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 市川 智之 東京都千代田区東神田2丁目10番18号 株 式会社キングジム内 (72)発明者 末谷 拓哉 東京都千代田区東神田2丁目10番18号 株 式会社キングジム内 (72)発明者 新村 朋之 東京都千代田区東神田2丁目10番18号 株 式会社キングジム内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャラクタ列方向に並べた複数の文字・
    記号キャラクタと、当該複数の文字・記号キャラクタの
    全部または任意の1以上の文字・記号キャラクタを画定
    する一対の罫線キャラクタとを、キャラクタ領域に配置
    した画像に対し、 前記一対の罫線キャラクタ間に新たな文字・記号キャラ
    クタを1以上加入したときに、当該新たな文字・記号キ
    ャラクタの数分、列末側の前記罫線キャラクタをキャラ
    クタ列方向の列末側に移動させ、 または前記一対の罫線キャラクタ間の前記文字・記号キ
    ャラクタを1以上削除したときに、当該削除した文字・
    記号キャラクタの数分、列末側の前記罫線キャラクタを
    キャラクタ列方向の列頭側に移動させることを特徴とす
    る画像作成方法。
  2. 【請求項2】 前記一対の罫線キャラクタの上端間およ
    び下端間が一対の連結罫線で連結されており、 前記一対の罫線キャラクタ間に新たな文字・記号キャラ
    クタを1以上加入したときに、当該新たな文字・記号キ
    ャラクタの数分、前記一対の連結罫線をそれぞれキャラ
    クタ列方向の列末側に延長させて、前記一対の罫線キャ
    ラクタに連結させ、 または前記一対の罫線キャラクタ間の前記文字・記号キ
    ャラクタを1以上削除したときに、当該削除した文字・
    記号キャラクタの数分、前記一対の連結罫線をそれぞれ
    キャラクタ方向の列頭側に短縮させて、前記一対の罫線
    キャラクタに連結させることを特徴とする請求項1に記
    載の画像作成方法。
  3. 【請求項3】 キャラクタ列方向に並ぶ複数の文字・記
    号キャラクタと、当該複数の文字・記号キャラクタの全
    部または任意の1以上の文字・記号キャラクタを画定す
    る一対の罫線キャラクタとを、キャラクタ領域に入力お
    よび削除可能なキャラクタ入力削除手段と、 前記一対の罫線キャラクタ間に新たな文字・記号キャラ
    クタを1以上加入したときに、当該新たな文字・記号キ
    ャラクタの数分、列末側の前記罫線キャラクタをキャラ
    クタ列方向の列末側に移動させ、 または前記一対の罫線キャラクタ間の前記文字・記号キ
    ャラクタを1以上削除したときに、当該削除した文字・
    記号キャラクタの数分、列末側の前記罫線キャラクタを
    キャラクタ列方向の列頭側に移動させる罫線キャラクタ
    移動手段とを備えたことを特徴とする画像作成装置。
  4. 【請求項4】 前記一対の罫線キャラクタの上端間およ
    び下端間を一対の連結罫線で連結させる罫線連結手段
    を、更に備えており、 当該罫線連結手段は、前記一対の罫線キャラクタ間に新
    たな文字・記号キャラクタが1以上加入されたときに、
    当該新たな文字・記号キャラクタの数分、前記一対の連
    結罫線をそれぞれキャラクタ列方向の列末側に延長させ
    て、前記一対の罫線キャラクタに連結させ、 または前記一対の罫線キャラクタ間の前記文字・記号キ
    ャラクタが1以上削除されたときに、当該削除した文字
    ・記号キャラクタの数分、前記一対の連結罫線をそれぞ
    れキャラクタ方向の列頭側に短縮させて、前記一対の罫
    線キャラクタに連結させることを特徴とする請求項3に
    記載の画像作成装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または4に記載の画像作成装置
    と、 当該画像作成装置の作成結果を印刷可能な印刷装置とを
    備えたことを特徴とする電子機器。
JP10051529A 1998-02-17 1998-02-17 画像作成方法及びその装置並びにその装置を備えた電子機器 Pending JPH11232475A (ja)

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US09/248,778 US6283654B1 (en) 1998-02-17 1999-02-12 Image-forming method and device and electronic apparatus incorporating the device
CN99105547A CN1125720C (zh) 1998-02-17 1999-02-15 图像生成方法及其装置和具有该装置的电子仪器
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