JPH11232827A - 単リール型の磁気テープカートリッジ - Google Patents
単リール型の磁気テープカートリッジInfo
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- JPH11232827A JPH11232827A JP5439098A JP5439098A JPH11232827A JP H11232827 A JPH11232827 A JP H11232827A JP 5439098 A JP5439098 A JP 5439098A JP 5439098 A JP5439098 A JP 5439098A JP H11232827 A JPH11232827 A JP H11232827A
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- Japan
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- tape
- magnetic tape
- tape cartridge
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- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 テープの繰り出し端にピン状のテープ引出具
が連結してある単リール型の磁気テープカートリッジに
おいて、待機状態のテープ引出具を常に正確に位置決め
保持できるようにして、テープの引き出し操作を確実化
する。 【解決手段】 ケース本体1の隅部にテープ引出口4を
開口する。テープ引出口4の内方の上下に、一対の軸受
部15を設け、両軸受部15でテープ引出具7の上下端
の係合軸部11を係合捕捉して位置決めする。軸受部1
5には、係合軸部11を受け入れる凹部20を、テープ
引出口4の側へ向かって開口するように設ける。この凹
部20の両側に、係合軸部11の抜け外れを防ぐ係合腕
19を設ける。係合腕19は片持ち支持されて横方向へ
弾性変形でき、これにより係合軸部11の凹部20への
出入りを許す。
が連結してある単リール型の磁気テープカートリッジに
おいて、待機状態のテープ引出具を常に正確に位置決め
保持できるようにして、テープの引き出し操作を確実化
する。 【解決手段】 ケース本体1の隅部にテープ引出口4を
開口する。テープ引出口4の内方の上下に、一対の軸受
部15を設け、両軸受部15でテープ引出具7の上下端
の係合軸部11を係合捕捉して位置決めする。軸受部1
5には、係合軸部11を受け入れる凹部20を、テープ
引出口4の側へ向かって開口するように設ける。この凹
部20の両側に、係合軸部11の抜け外れを防ぐ係合腕
19を設ける。係合腕19は片持ち支持されて横方向へ
弾性変形でき、これにより係合軸部11の凹部20への
出入りを許す。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ用デ
ータレコーダの磁気記録媒体に代表される、単リール型
の磁気テープカートリッジに関する。
ータレコーダの磁気記録媒体に代表される、単リール型
の磁気テープカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の磁気テープカートリッジにおい
ては、磁気テープの繰り出し端にテープ引出具を連結し
ておき、このテープ引出具をテープドライブ側の捕捉具
で捕捉して、磁気テープをケース本体から引出し操作す
る。テープ引出具には、自己保形性を持つプラスチック
シートで形成したもの(特開平8−63940号公報)
や、プラスチックブロックで形成したもの(特開昭62
−66486号公報)などがある。
ては、磁気テープの繰り出し端にテープ引出具を連結し
ておき、このテープ引出具をテープドライブ側の捕捉具
で捕捉して、磁気テープをケース本体から引出し操作す
る。テープ引出具には、自己保形性を持つプラスチック
シートで形成したもの(特開平8−63940号公報)
や、プラスチックブロックで形成したもの(特開昭62
−66486号公報)などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】プラスチックシートで
形成したテープ引出具は、磁気テープの全量をケース本
体内へ巻き戻した状態において、シート遊端が片持ち状
態でテープ引出口に露出しているうえ、テープ引出具こ
れ自体がシート厚み方向へ弾性変形可能である。そのた
め、テープ引出具を正確に位置決め保持するのが難し
い。このことは、使用状態において捕捉具によるテープ
引出具の捕捉に失敗する可能性のあることを意味してい
る。
形成したテープ引出具は、磁気テープの全量をケース本
体内へ巻き戻した状態において、シート遊端が片持ち状
態でテープ引出口に露出しているうえ、テープ引出具こ
れ自体がシート厚み方向へ弾性変形可能である。そのた
め、テープ引出具を正確に位置決め保持するのが難し
い。このことは、使用状態において捕捉具によるテープ
引出具の捕捉に失敗する可能性のあることを意味してい
る。
【0004】プラスチックブロックで形成したテープ引
出具は、それ自体が変形することはなく、ケース本体で
待機時の姿勢保持を行うので、先のテープ引出具に比べ
て位置保持精度は高い。しかし、テープ引出具は待機状
態において僅かに遊動できるうえ、テープ引出具がケー
ス周側面に常時露出していて、例えば落下衝撃を受ける
ような場合に、その遊端がケース外へ突出する余地があ
るため、十分な信頼性を得難い。テープ引出具を操作す
るためにローディング用のポケットが開口しているた
め、そこから塵埃等がケース内へ侵入しやすいところに
も問題がある。
出具は、それ自体が変形することはなく、ケース本体で
待機時の姿勢保持を行うので、先のテープ引出具に比べ
て位置保持精度は高い。しかし、テープ引出具は待機状
態において僅かに遊動できるうえ、テープ引出具がケー
ス周側面に常時露出していて、例えば落下衝撃を受ける
ような場合に、その遊端がケース外へ突出する余地があ
るため、十分な信頼性を得難い。テープ引出具を操作す
るためにローディング用のポケットが開口しているた
め、そこから塵埃等がケース内へ侵入しやすいところに
も問題がある。
【0005】本発明者等は、このようなテープ引出具に
関する問題点を解消するために、テープ引出具をピンで
形成し、これをケース本体の周側壁に設けたテープ引出
口の内部に待機保持する形態を開発しつつある。
関する問題点を解消するために、テープ引出具をピンで
形成し、これをケース本体の周側壁に設けたテープ引出
口の内部に待機保持する形態を開発しつつある。
【0006】本発明の目的は、ピン状のテープ引出具を
備えた磁気テープカートリッジにおいて、待機状態のテ
ープ引出具を常に正確に位置保持できるようにし、以て
使用時におけるテープ引出具の捕捉連結を失敗なく確実
に行えるようにし、長期使用時にも待機状態のテープ引
出具を正確に位置決め固定することにある。本発明の他
の目的は、ピン状のテープ引出具を待機保持するための
保持構造をケース本体と一体成形して、その分だけ磁気
テープカートリッジの構成部品点数を減らし、製造コス
トを削減することにある。
備えた磁気テープカートリッジにおいて、待機状態のテ
ープ引出具を常に正確に位置保持できるようにし、以て
使用時におけるテープ引出具の捕捉連結を失敗なく確実
に行えるようにし、長期使用時にも待機状態のテープ引
出具を正確に位置決め固定することにある。本発明の他
の目的は、ピン状のテープ引出具を待機保持するための
保持構造をケース本体と一体成形して、その分だけ磁気
テープカートリッジの構成部品点数を減らし、製造コス
トを削減することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気テープカー
トリッジは、図2に示すごとく箱状のケース本体1の内
部に、テープ3を巻装した1個のリール2が配置してあ
って、テープ3の繰り出し端にピン状のテープ引出具7
が連結してある。ケース本体1の周側壁には、テープ引
出具7を引出し操作するテープ引出口4が開口してい
る。テープ引出口4に臨むケース本体1の上壁内面と底
壁内面とには、図1および図3に示すごとくテープ引出
具7の上下両端に設けた係合軸部11を係合捕捉する軸
受部15をそれぞれ一体に設ける。軸受部15には、テ
ープ引出口4の側へ向かって開口されて、係合軸部11
を受け入れる凹部20を形成する。凹部20の少なくと
も一側に、係合軸部11を抜け外れ不能に保持する係合
腕19を、横方向へ弾性変形可能に設ける。
トリッジは、図2に示すごとく箱状のケース本体1の内
部に、テープ3を巻装した1個のリール2が配置してあ
って、テープ3の繰り出し端にピン状のテープ引出具7
が連結してある。ケース本体1の周側壁には、テープ引
出具7を引出し操作するテープ引出口4が開口してい
る。テープ引出口4に臨むケース本体1の上壁内面と底
壁内面とには、図1および図3に示すごとくテープ引出
具7の上下両端に設けた係合軸部11を係合捕捉する軸
受部15をそれぞれ一体に設ける。軸受部15には、テ
ープ引出口4の側へ向かって開口されて、係合軸部11
を受け入れる凹部20を形成する。凹部20の少なくと
も一側に、係合軸部11を抜け外れ不能に保持する係合
腕19を、横方向へ弾性変形可能に設ける。
【0008】具体的には、軸受部15は、凹部20を左
右に挟む側壁25・26と、凹部20の奥端側に設けた
基部壁18とを備えている。両側壁25・26の少なく
とも一方を、テープ引出口4の側へ向かって片持ち支持
状に突設し、横方向へ弾性変形可能な係合腕19として
形成する。
右に挟む側壁25・26と、凹部20の奥端側に設けた
基部壁18とを備えている。両側壁25・26の少なく
とも一方を、テープ引出口4の側へ向かって片持ち支持
状に突設し、横方向へ弾性変形可能な係合腕19として
形成する。
【0009】不使用状態において、テープ引出口4を閉
止する蓋5を設け、この蓋5をケース本体1でスライド
開閉自在に支持し、ばねで閉じ勝手に移動付勢する。
止する蓋5を設け、この蓋5をケース本体1でスライド
開閉自在に支持し、ばねで閉じ勝手に移動付勢する。
【0010】テープ引出具7は、図4に示すごとくテー
プ3が巻き掛け連結される連結軸部8と、連結軸部8の
上下に設けられた操作軸部10と、操作軸部10より大
径の係合軸部11とを備えている。
プ3が巻き掛け連結される連結軸部8と、連結軸部8の
上下に設けられた操作軸部10と、操作軸部10より大
径の係合軸部11とを備えている。
【0011】
【作用】テープ引出具7をケース本体1の内部に収容し
た状態においては、その上下両端の係合軸部11がケー
ス上壁およびケース底壁の内面に設けられた軸受部15
で係合捕捉される。詳しくは、軸受部15の凹部20内
に係合軸部11が入り込んで受け止められる。さらに、
凹部20に臨む係合腕19が係合軸部11に外接して、
係合軸部11が凹部20から抜け出るのを防ぎ、テープ
引出具7を位置決め保持する。従って、従来の磁気テー
プカートリッジに比べて、テープ引出具7を正確かつ確
実に位置決め保持できる。
た状態においては、その上下両端の係合軸部11がケー
ス上壁およびケース底壁の内面に設けられた軸受部15
で係合捕捉される。詳しくは、軸受部15の凹部20内
に係合軸部11が入り込んで受け止められる。さらに、
凹部20に臨む係合腕19が係合軸部11に外接して、
係合軸部11が凹部20から抜け出るのを防ぎ、テープ
引出具7を位置決め保持する。従って、従来の磁気テー
プカートリッジに比べて、テープ引出具7を正確かつ確
実に位置決め保持できる。
【0012】係合軸部11が凹部20に対して出入りす
るするのを許しながら、凹部20内に入り込んだ待機状
態を維持するために、係合腕19を横方向へ弾性変形可
能に形成している。係合腕19を含む軸受部15は、ケ
ース本体1の上壁および底壁と一体に成形するので、そ
の分だけ構成部品点数を削減できるうえ、軸受部15を
独立した部品で形成してケース本体1に組み付ける場合
に比べて、軸受部15がケース本体1から分離し脱落す
るおそれがないので、長期使用時の信頼性を向上でき
る。
るするのを許しながら、凹部20内に入り込んだ待機状
態を維持するために、係合腕19を横方向へ弾性変形可
能に形成している。係合腕19を含む軸受部15は、ケ
ース本体1の上壁および底壁と一体に成形するので、そ
の分だけ構成部品点数を削減できるうえ、軸受部15を
独立した部品で形成してケース本体1に組み付ける場合
に比べて、軸受部15がケース本体1から分離し脱落す
るおそれがないので、長期使用時の信頼性を向上でき
る。
【0013】テープ引出口4をスライド開閉自在な蓋5
で閉止すると、不使用時のテープ引出具7がテープ引出
口4を介してケース外面に露出するのを阻止でき、塵埃
等がテープ引出口4から侵入することもない。
で閉止すると、不使用時のテープ引出具7がテープ引出
口4を介してケース外面に露出するのを阻止でき、塵埃
等がテープ引出口4から侵入することもない。
【0014】
【実施例】図1ないし図6は本発明に係る単リール型の
磁気テープカートリッジの実施例を示す。図2において
磁気テープカートリッジは、上下ケース1a・1bを蓋
合わせ状に接合してなる角箱状のケース本体1を有し、
ケース本体1の内部に配置した1個のリール2にテープ
3を巻装している。ケース本体1の前側壁の一側端に
は、テープ引出口4が開口してあり、これをスライド自
在な蓋5で開閉できる。蓋5はばねで閉じ勝手に移動付
勢されている。
磁気テープカートリッジの実施例を示す。図2において
磁気テープカートリッジは、上下ケース1a・1bを蓋
合わせ状に接合してなる角箱状のケース本体1を有し、
ケース本体1の内部に配置した1個のリール2にテープ
3を巻装している。ケース本体1の前側壁の一側端に
は、テープ引出口4が開口してあり、これをスライド自
在な蓋5で開閉できる。蓋5はばねで閉じ勝手に移動付
勢されている。
【0015】リール2に巻装したテープ3をケース外へ
引き出し操作するために、テープ3の繰り出し端にテー
プ引出具7を連結する。図4においてテープ引出具7
は、金属ピン状の旋削加工品からなり、その上下高さの
大半を小径の連結軸部8が占め、連結軸部8の上下のそ
れぞれにフランジ状の薄い区分壁9を張り出し形成し
て、区分壁9の上下に操作軸部10と係合軸部11とを
一体に形成する。操作軸部10は連結軸部8と同径に
し、係合軸部11は区分壁9の直径寸法と一致させる。
連結軸部8にテープ3の端部を輪奈状に巻き付け、輪奈
部の外面に断面C字形の緩衝体12を外嵌し、さらに緩
衝体12に金属薄板で形成した断面C字形のクランプ1
3を外嵌することにより、テープ引出具7をテープ3に
連結している。緩衝体12は、クランプ13の周方向端
縁にテープ3が接当して千切れるのを防ぐために介装す
る。
引き出し操作するために、テープ3の繰り出し端にテー
プ引出具7を連結する。図4においてテープ引出具7
は、金属ピン状の旋削加工品からなり、その上下高さの
大半を小径の連結軸部8が占め、連結軸部8の上下のそ
れぞれにフランジ状の薄い区分壁9を張り出し形成し
て、区分壁9の上下に操作軸部10と係合軸部11とを
一体に形成する。操作軸部10は連結軸部8と同径に
し、係合軸部11は区分壁9の直径寸法と一致させる。
連結軸部8にテープ3の端部を輪奈状に巻き付け、輪奈
部の外面に断面C字形の緩衝体12を外嵌し、さらに緩
衝体12に金属薄板で形成した断面C字形のクランプ1
3を外嵌することにより、テープ引出具7をテープ3に
連結している。緩衝体12は、クランプ13の周方向端
縁にテープ3が接当して千切れるのを防ぐために介装す
る。
【0016】不使用時のテープ引出具7をテープ引出口
4のケース内方において直立姿勢で位置決め保持するた
めに、上ケース1aの上壁内面と下ケース1bの底壁内
面のそれぞれに、各係合軸部11の周面を係合捕捉する
軸受部15と、係合軸部11の軸端面を受け止める保持
凹部16とを設ける。図5において、下ケース1bの保
持凹部16はケース底壁を浅く凹ませて形成してあり、
その前縁とテープ引出口4の開口縁との間に、下り傾斜
状の縦案内面17を設ける。軸受部15は、保持凹部1
6の内奥端に連続して立ち上がる基部壁18と、基部壁
18の上部左右からテープ引出口4へ向かって水平に突
設した一対の係合腕19・19とからなり、基部壁18
と両係合腕19・19とによって、テープ引出口4へ向
かって開口する凹部20を形成する。この凹部20内へ
係合軸部11が入り込んで受け止められる。
4のケース内方において直立姿勢で位置決め保持するた
めに、上ケース1aの上壁内面と下ケース1bの底壁内
面のそれぞれに、各係合軸部11の周面を係合捕捉する
軸受部15と、係合軸部11の軸端面を受け止める保持
凹部16とを設ける。図5において、下ケース1bの保
持凹部16はケース底壁を浅く凹ませて形成してあり、
その前縁とテープ引出口4の開口縁との間に、下り傾斜
状の縦案内面17を設ける。軸受部15は、保持凹部1
6の内奥端に連続して立ち上がる基部壁18と、基部壁
18の上部左右からテープ引出口4へ向かって水平に突
設した一対の係合腕19・19とからなり、基部壁18
と両係合腕19・19とによって、テープ引出口4へ向
かって開口する凹部20を形成する。この凹部20内へ
係合軸部11が入り込んで受け止められる。
【0017】係合腕19・19は、下ケース1bの成形
時にスライドコアを用いて、基部壁18と一体に成形し
てあって、保持凹部16の底壁の上方において片持ち支
持されて、横方向へ弾性変形できる。両係合腕19の突
端側の対向側面には、係合軸部11の抜け出しを防ぐ受
爪21が突設してある。一対の係合爪19・19の左右
方向の対向間隔が、係合軸部11の直径寸法と同じか、
これより僅かに大きく設定されるのに対し、一対の受爪
21の突端間の間隔は係合軸部11の直径寸法より小さ
く設定する。一対の受爪21のテープ引出口4側の周側
面は部分円弧状に丸められて導入ガイド面22としてあ
る。上ケース1aの上壁内面にも、下ケース1bと同様
の軸受部15と保持凹部16とが、上下対称に設けてあ
る。なお、上下の保持凹部16の対向間隔は、テープ引
出具7の上下長より僅かに大きく設定する。
時にスライドコアを用いて、基部壁18と一体に成形し
てあって、保持凹部16の底壁の上方において片持ち支
持されて、横方向へ弾性変形できる。両係合腕19の突
端側の対向側面には、係合軸部11の抜け出しを防ぐ受
爪21が突設してある。一対の係合爪19・19の左右
方向の対向間隔が、係合軸部11の直径寸法と同じか、
これより僅かに大きく設定されるのに対し、一対の受爪
21の突端間の間隔は係合軸部11の直径寸法より小さ
く設定する。一対の受爪21のテープ引出口4側の周側
面は部分円弧状に丸められて導入ガイド面22としてあ
る。上ケース1aの上壁内面にも、下ケース1bと同様
の軸受部15と保持凹部16とが、上下対称に設けてあ
る。なお、上下の保持凹部16の対向間隔は、テープ引
出具7の上下長より僅かに大きく設定する。
【0018】使用時には、磁気テープカートリッジをケ
ース側壁24の側を始端にしてテープドライブに装填す
ることにより、蓋5が開き操作されてテープ引出口4を
開放する。同時にリール2の遊転を阻止していたリール
ロックが解除される。この状態でテープドライブ側の捕
捉具がテープ引出口4からケース内へ進入し、テープ引
出具7の上下の操作軸部10を捕捉係合して、テープ引
出具7を介してテープ3を引き出し、テープドライブ側
の巻き取りリールにテープ引出具7を引き渡す。テープ
3に対するデータの記録あるいは読み込みが終了した
ら、テープ3はリール2に巻き戻される。テープ引出具
7は捕捉具に再び係合捕捉されて、ケース本体1内へ元
の状態にして収容される。
ース側壁24の側を始端にしてテープドライブに装填す
ることにより、蓋5が開き操作されてテープ引出口4を
開放する。同時にリール2の遊転を阻止していたリール
ロックが解除される。この状態でテープドライブ側の捕
捉具がテープ引出口4からケース内へ進入し、テープ引
出具7の上下の操作軸部10を捕捉係合して、テープ引
出具7を介してテープ3を引き出し、テープドライブ側
の巻き取りリールにテープ引出具7を引き渡す。テープ
3に対するデータの記録あるいは読み込みが終了した
ら、テープ3はリール2に巻き戻される。テープ引出具
7は捕捉具に再び係合捕捉されて、ケース本体1内へ元
の状態にして収容される。
【0019】捕捉具に支持されたテープ引出具7は、テ
ープ引出口4内へ復帰収容される間に、係合軸部11の
上下端面が上下の縦案内面17で案内されて上下位置の
ずれが修正される。係合軸部11が軸受部15の前縁を
乗り越えた時点で、図6に示すように軸周面が係合腕1
9の導入ガイド面22に接当する。そのため、左右の係
合腕19は、想像線で示すように弾性変形しながら互い
に離れる側へ押し退けられ、係合軸部11は受爪21を
乗り越えて、図1に示すように凹部20内へ入り込む。
同時に、係合腕19が復帰変形するので、係合軸部11
は受爪21で抜け出し不能に保持され、テープ引出具7
の全体が保持固定される。
ープ引出口4内へ復帰収容される間に、係合軸部11の
上下端面が上下の縦案内面17で案内されて上下位置の
ずれが修正される。係合軸部11が軸受部15の前縁を
乗り越えた時点で、図6に示すように軸周面が係合腕1
9の導入ガイド面22に接当する。そのため、左右の係
合腕19は、想像線で示すように弾性変形しながら互い
に離れる側へ押し退けられ、係合軸部11は受爪21を
乗り越えて、図1に示すように凹部20内へ入り込む。
同時に、係合腕19が復帰変形するので、係合軸部11
は受爪21で抜け出し不能に保持され、テープ引出具7
の全体が保持固定される。
【0020】図7に軸受部15の別の実施例を示す。そ
こでは、凹部20を左右に挟む一対の側壁25・26
と、凹部20の奥端に突設した基部壁18とで軸受部1
5を形成し、両側壁25・26のうちの図に向かって右
方の側壁26を、基部壁18の上部から片持ち支持状に
突設して、これを横方向へ弾性変形可能な係合腕19と
した。左方の側壁25は、基部壁18と同様にケース底
壁(ケース上壁)と一体に形成してある。他は上記の実
施例と同じであるので、同一部材に同じ符号を付して説
明を省略する。この実施例から理解できるように、係合
腕19は凹部20に臨む左右いずれか一側方に設けてあ
ればよい。
こでは、凹部20を左右に挟む一対の側壁25・26
と、凹部20の奥端に突設した基部壁18とで軸受部1
5を形成し、両側壁25・26のうちの図に向かって右
方の側壁26を、基部壁18の上部から片持ち支持状に
突設して、これを横方向へ弾性変形可能な係合腕19と
した。左方の側壁25は、基部壁18と同様にケース底
壁(ケース上壁)と一体に形成してある。他は上記の実
施例と同じであるので、同一部材に同じ符号を付して説
明を省略する。この実施例から理解できるように、係合
腕19は凹部20に臨む左右いずれか一側方に設けてあ
ればよい。
【0021】上記の実施例以外にテープ引出具7は、プ
ラスチック成形品で形成してもよい。テープ引出具7に
対するテープ3の連結構造は、実施例に限定されず、例
えば連結軸部8を区分壁9と同径の筒状に形成して、そ
の周面にクランプ溝を設け、このクランプ溝にテープ端
とクランプを圧嵌係合してもよい。係合軸部11は丸軸
である必要はなく、多角形断面状に形成してもよい。同
様に、軸受部15の凹み形状は、三角形や台形等に変更
でき、上壁や底壁に突起を設けて軸受部15とすること
ができる。ケース本体1の上下寸法に余裕がある場合
は、保持凹部16を省略して、係合軸部11の端面をケ
ース底壁あるいは上壁で受け止めることができる。係合
軸部11が凹部20内へ入り込んだ状態において、係合
腕19は僅かに弾性変形して係合軸部11の周面に密着
するように変更できる。係合腕19は基部壁18と一体
に形成する必要はなく、基部壁18に相当する立壁部で
片持ち状に支持できる。同様に、側壁25も基部壁18
から分離して形成できる。テープ引出口7の開口位置は
ケースの四隅の近傍であれば、どの隅部であってもよ
い。
ラスチック成形品で形成してもよい。テープ引出具7に
対するテープ3の連結構造は、実施例に限定されず、例
えば連結軸部8を区分壁9と同径の筒状に形成して、そ
の周面にクランプ溝を設け、このクランプ溝にテープ端
とクランプを圧嵌係合してもよい。係合軸部11は丸軸
である必要はなく、多角形断面状に形成してもよい。同
様に、軸受部15の凹み形状は、三角形や台形等に変更
でき、上壁や底壁に突起を設けて軸受部15とすること
ができる。ケース本体1の上下寸法に余裕がある場合
は、保持凹部16を省略して、係合軸部11の端面をケ
ース底壁あるいは上壁で受け止めることができる。係合
軸部11が凹部20内へ入り込んだ状態において、係合
腕19は僅かに弾性変形して係合軸部11の周面に密着
するように変更できる。係合腕19は基部壁18と一体
に形成する必要はなく、基部壁18に相当する立壁部で
片持ち状に支持できる。同様に、側壁25も基部壁18
から分離して形成できる。テープ引出口7の開口位置は
ケースの四隅の近傍であれば、どの隅部であってもよ
い。
【0022】
【発明の効果】本発明では、テープ引出口4の内方上下
に軸受部15を設け、これら軸受部15に設けた凹部2
0でテープ引出具7の上下端の係合軸部11を受け止め
て確実に位置決め保持できるようにした。さらに、凹部
20の一側に横方向へ弾性変形できる係合腕19を設け
て、係合軸部11が凹部20から抜け出るのを阻止でき
るようにした。従って、テープドライブの捕捉具による
テープ引出具7の捕捉連結を確実に行え、従来例の磁気
テープカートリッジに比べて使用時の信頼性を向上でき
るうえ、他物との衝突や落下衝撃等によるテープ引出具
7の位置ずれを解消して、長期使用時にも待機状態のテ
ープ引出具7を正確に位置決め保持できる。テープ引出
具7を係合捕捉する軸受部15をケース本体1と一体に
成形するので、軸受部15を設けることによる部品点数
の増加を防止でき、その分だけ磁気テープカートリッジ
の製造コストを削減できるうえ、軸受部15の信頼性も
向上できる。
に軸受部15を設け、これら軸受部15に設けた凹部2
0でテープ引出具7の上下端の係合軸部11を受け止め
て確実に位置決め保持できるようにした。さらに、凹部
20の一側に横方向へ弾性変形できる係合腕19を設け
て、係合軸部11が凹部20から抜け出るのを阻止でき
るようにした。従って、テープドライブの捕捉具による
テープ引出具7の捕捉連結を確実に行え、従来例の磁気
テープカートリッジに比べて使用時の信頼性を向上でき
るうえ、他物との衝突や落下衝撃等によるテープ引出具
7の位置ずれを解消して、長期使用時にも待機状態のテ
ープ引出具7を正確に位置決め保持できる。テープ引出
具7を係合捕捉する軸受部15をケース本体1と一体に
成形するので、軸受部15を設けることによる部品点数
の増加を防止でき、その分だけ磁気テープカートリッジ
の製造コストを削減できるうえ、軸受部15の信頼性も
向上できる。
【図1】図3におけるA−A線断面図である。
【図2】磁気テープカートリッジの横断平面図である。
【図3】テープ引出口の正面図である。
【図4】テープ引出具の斜視図である。
【図5】軸受部の斜視図である。
【図6】テープ引出具の収容状態を示す図1と同等の断
面図である。
面図である。
【図7】軸受部の別の実施例を示す平面図である。
1 ケース本体 2 リール 3 テープ 4 テープ引出口 5 蓋 7 テープ引出具 11 係合軸部 15 軸受部 18 基部壁 19 係合腕 20 凹部 21 受爪
Claims (4)
- 【請求項1】 箱状のケース本体1の内部に、テープ3
を巻装した1個のリール2が配置されており、テープ3
の繰り出し端にピン状のテープ引出具7が連結してあ
り、 ケース本体1の周側壁に、テープ引出具7を引出し操作
するテープ引出口4が開口してある磁気テープカートリ
ッジであって、 テープ引出口4に臨むケース本体1の上壁内面と底壁内
面とに、テープ引出具7の上下両端に設けた係合軸部1
1を係合捕捉する軸受部15がそれぞれ一体に設けられ
ており、 軸受部15には、テープ引出口4の側へ向かって開口さ
れて、係合軸部11を受け入れる凹部20が形成されて
おり、 凹部20の少なくとも一側に、係合軸部11を抜け外れ
不能に保持する係合腕19が、横方向へ弾性変形可能に
設けてある単リール型の磁気テープカートリッジ。 - 【請求項2】 軸受部15が、凹部20を左右に挟む側
壁25・26と、凹部20の奥端側に設けた基部壁18
とを備えており、 両側壁25・26の少なくとも一方が、テープ引出口4
の側へ向かって片持ち支持状に突設されて、横方向へ弾
性変形可能な係合腕19として形成してある請求項1記
載の単リール型の磁気テープカートリッジ。 - 【請求項3】 不使用状態においてテープ引出口4を閉
止する蓋5が、ケース本体1にスライド開閉自在に支持
されており、 前記蓋5がばねで閉じ勝手に移動付勢されている請求項
1又は2記載の単リール型の磁気テープカートリッジ。 - 【請求項4】 テープ引出具7が、テープ3が巻き掛け
連結される連結軸部8と、連結軸部8の上下に設けられ
た操作軸部10と、操作軸部10より大径の係合軸部1
1とを備えている請求項1又は2又は3記載の単リール
型の磁気テープカートリッジ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5439098A JPH11232827A (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | 単リール型の磁気テープカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5439098A JPH11232827A (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | 単リール型の磁気テープカートリッジ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11232827A true JPH11232827A (ja) | 1999-08-27 |
Family
ID=12969368
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5439098A Withdrawn JPH11232827A (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | 単リール型の磁気テープカートリッジ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11232827A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1150296A4 (en) * | 1998-11-20 | 2007-10-17 | Fujifilm Corp | CARTRIDGE FOR MAGNETIC STRIP |
| JP2008103075A (ja) * | 1998-04-03 | 2008-05-01 | Seagate Technology Inc | テープリーダピンアセンブリ及びこれを製造するための方法 |
| JP2008186532A (ja) * | 2007-01-30 | 2008-08-14 | Fujifilm Corp | 記録テープカートリッジ |
| JP2009245525A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Fujifilm Corp | 記録テープカートリッジ |
-
1998
- 1998-02-18 JP JP5439098A patent/JPH11232827A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008103075A (ja) * | 1998-04-03 | 2008-05-01 | Seagate Technology Inc | テープリーダピンアセンブリ及びこれを製造するための方法 |
| JP2012108995A (ja) * | 1998-04-03 | 2012-06-07 | Seagate Technology Inc | テープリーダピンアセンブリ及びこれを製造するための方法 |
| EP1150296A4 (en) * | 1998-11-20 | 2007-10-17 | Fujifilm Corp | CARTRIDGE FOR MAGNETIC STRIP |
| JP2008186532A (ja) * | 2007-01-30 | 2008-08-14 | Fujifilm Corp | 記録テープカートリッジ |
| JP2009245525A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Fujifilm Corp | 記録テープカートリッジ |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050510 |