JPH1123322A - 光学式エンコーダ - Google Patents
光学式エンコーダInfo
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- JPH1123322A JPH1123322A JP9182763A JP18276397A JPH1123322A JP H1123322 A JPH1123322 A JP H1123322A JP 9182763 A JP9182763 A JP 9182763A JP 18276397 A JP18276397 A JP 18276397A JP H1123322 A JPH1123322 A JP H1123322A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01D—MEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01D5/00—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
- G01D5/26—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light
- G01D5/32—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light with attenuation or whole or partial obturation of beams of light
- G01D5/34—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light with attenuation or whole or partial obturation of beams of light the beams of light being detected by photocells
- G01D5/347—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light with attenuation or whole or partial obturation of beams of light the beams of light being detected by photocells using displacement encoding scales
- G01D5/34707—Scales; Discs, e.g. fixation, fabrication, compensation
- G01D5/34715—Scale reading or illumination devices
- G01D5/34723—Scale reading or illumination devices involving light-guides
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01P—MEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
- G01P3/00—Measuring linear or angular speed; Measuring differences of linear or angular speeds
- G01P3/42—Devices characterised by the use of electric or magnetic means
- G01P3/44—Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed
- G01P3/48—Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage
- G01P3/481—Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage of pulse signals
- G01P3/486—Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage of pulse signals delivered by photo-electric detectors
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のエンコーダは、回転板のスリットどう
しの一部の重なり具合のみから信号検出を行なうもので
あったため、検出レベルが低くノイズを多く含み精度的
に高いものではなかった。 【解決手段】 発光素子17から出射された光が第1の
反射曲面20によって光の進行方向をほぼ垂直に拡散的
に反射され、ローター13の端面に周設された反射面1
3dにより軸線Oと平行な方向に反射された後、ロータ
ー13の外縁の円筒部13Aに沿ってステーター側に供
給される。ステーター14では、反射面14cによって
再び軸方向に集光された後、第2の反射曲面22による
反射を受けて受光素子で受光される。この際、ローター
13の端面のスリット13c全体とステーター14の縁
部のスリット14b全体を通過した光を収束させた後に
FG18で検出を行なうため、検出時の信号レベルが高
められ検出精度が向上されるとともに安価なものとする
ことができる。
しの一部の重なり具合のみから信号検出を行なうもので
あったため、検出レベルが低くノイズを多く含み精度的
に高いものではなかった。 【解決手段】 発光素子17から出射された光が第1の
反射曲面20によって光の進行方向をほぼ垂直に拡散的
に反射され、ローター13の端面に周設された反射面1
3dにより軸線Oと平行な方向に反射された後、ロータ
ー13の外縁の円筒部13Aに沿ってステーター側に供
給される。ステーター14では、反射面14cによって
再び軸方向に集光された後、第2の反射曲面22による
反射を受けて受光素子で受光される。この際、ローター
13の端面のスリット13c全体とステーター14の縁
部のスリット14b全体を通過した光を収束させた後に
FG18で検出を行なうため、検出時の信号レベルが高
められ検出精度が向上されるとともに安価なものとする
ことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学式エンコーダ
に係り、特に小型で製造コストを抑えることができ、且
つ検出精度を向上させた光学式エンコーダに関する。
に係り、特に小型で製造コストを抑えることができ、且
つ検出精度を向上させた光学式エンコーダに関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来のロータリーエンコーダを
示す斜視図である。図8に示すロータリーエンコーダ1
は、例えばキャプスタンを使用しないテープ記録/再生
装置で使用され、テープの走行に従ってロータリーエン
コーダの回転軸2が回転されるように構成されている。
ロータリーエンコーダ1は、回転軸2に固定されたロー
ター3と、前記ローター3に部分的に対面するステータ
ー4によって構成される。ローター3には、その円周上
にバーコードのように光の通過領域と遮断領域とを交互
に周設したスリット6がパターン形成されている。また
ステーター4は、扇状の一部にスリット5が形成された
ものである。スリット6は、ローター3が回転したとき
に、ステーター4に形成されたスリット5と重合するこ
とができるようにパターン形成されている。
示す斜視図である。図8に示すロータリーエンコーダ1
は、例えばキャプスタンを使用しないテープ記録/再生
装置で使用され、テープの走行に従ってロータリーエン
コーダの回転軸2が回転されるように構成されている。
ロータリーエンコーダ1は、回転軸2に固定されたロー
ター3と、前記ローター3に部分的に対面するステータ
ー4によって構成される。ローター3には、その円周上
にバーコードのように光の通過領域と遮断領域とを交互
に周設したスリット6がパターン形成されている。また
ステーター4は、扇状の一部にスリット5が形成された
ものである。スリット6は、ローター3が回転したとき
に、ステーター4に形成されたスリット5と重合するこ
とができるようにパターン形成されている。
【0003】発光素子7として例えば発光ダイオード
(LED)などが使用され、受光素子8としてホトダイ
オード(PD)などが使用される。発光素子7から出射
された光は、上記ローター3とステーター4とに形成さ
れたスリット5,6を通過し、受光素子8によって検出
されて電気的な信号(エンベローブ信号)に変換され
る。このエンベローブ信号を図示しない電気的手段によ
って処理することにより、ローターの回転速度や位相の
ずれなどを検出することが可能である。よって、テープ
記録/再生装置の走行時の速度やワウフラッターなどを
制御できるものとなっている。
(LED)などが使用され、受光素子8としてホトダイ
オード(PD)などが使用される。発光素子7から出射
された光は、上記ローター3とステーター4とに形成さ
れたスリット5,6を通過し、受光素子8によって検出
されて電気的な信号(エンベローブ信号)に変換され
る。このエンベローブ信号を図示しない電気的手段によ
って処理することにより、ローターの回転速度や位相の
ずれなどを検出することが可能である。よって、テープ
記録/再生装置の走行時の速度やワウフラッターなどを
制御できるものとなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のロータリー
エンコーダ1では、スリット5,6のパターンどうしの
重なり具合の情報(エンベローブ信号)は、ローター3
に形成されたスリット6全体のうちの一部のみを検出し
たものであるため、信号レベルが低くノイズが多く含ま
れ精度的に高いものではなかった。またノイズを抑え、
高い出力レベルを得るためには高価な直線光源が必要と
なる。さらに光源と受光素子の中心との位置ずれ、ある
いはスリット5,6どうしの位置ずれは、エンコーダ1
自身の性能に大きく寄与するため、例えばエンコーダ1
自身がワウフラッターの発生源となり、光エンコーダと
しての性能に欠陥を有することとなる。その一方、この
性能をあまり深く追求しすぎると高度な組立技術が要求
され、製造時に簡単に組み立てることができないといっ
た問題も生じる。
エンコーダ1では、スリット5,6のパターンどうしの
重なり具合の情報(エンベローブ信号)は、ローター3
に形成されたスリット6全体のうちの一部のみを検出し
たものであるため、信号レベルが低くノイズが多く含ま
れ精度的に高いものではなかった。またノイズを抑え、
高い出力レベルを得るためには高価な直線光源が必要と
なる。さらに光源と受光素子の中心との位置ずれ、ある
いはスリット5,6どうしの位置ずれは、エンコーダ1
自身の性能に大きく寄与するため、例えばエンコーダ1
自身がワウフラッターの発生源となり、光エンコーダと
しての性能に欠陥を有することとなる。その一方、この
性能をあまり深く追求しすぎると高度な組立技術が要求
され、製造時に簡単に組み立てることができないといっ
た問題も生じる。
【0005】例えば、回転軸2、ローター3およびスリ
ットパターンの同心がそれぞれ径方向に5μmずれて組
み立てられた場合には、その偏心により極めて微弱なエ
ンベローブ信号しか出力されないことが確認されてい
る。この微弱な信号は、ノイズ信号を多く含むため以後
の電気的な処理を施す上で大きな弊害となる。よって、
確実なエンベローブ信号を得るためには、2つのスリッ
トパターンの精度、およびこの2つのスリットパターン
が形成されるローターおよび回転軸との同心精度(同軸
度)をいかに正確に設定できるかが問題となっていた。
ットパターンの同心がそれぞれ径方向に5μmずれて組
み立てられた場合には、その偏心により極めて微弱なエ
ンベローブ信号しか出力されないことが確認されてい
る。この微弱な信号は、ノイズ信号を多く含むため以後
の電気的な処理を施す上で大きな弊害となる。よって、
確実なエンベローブ信号を得るためには、2つのスリッ
トパターンの精度、およびこの2つのスリットパターン
が形成されるローターおよび回転軸との同心精度(同軸
度)をいかに正確に設定できるかが問題となっていた。
【0006】本発明は上記従来の課題を解決するための
ものであり、ローターおよびステーターの全周に形成さ
れたスリットの情報を一度に検出することにより、ロー
ターの回転に多少の偏心が生じた場合であっても、これ
らの部品交差を吸収して精度の高い回転速度や位相のず
れなどを検出することのできる光学式のエンコーダを提
供することを目的としている。
ものであり、ローターおよびステーターの全周に形成さ
れたスリットの情報を一度に検出することにより、ロー
ターの回転に多少の偏心が生じた場合であっても、これ
らの部品交差を吸収して精度の高い回転速度や位相のず
れなどを検出することのできる光学式のエンコーダを提
供することを目的としている。
【0007】また、本発明は検出精度の信頼性を向上さ
せるとともに、安価で提供することができる光学式エン
コーダを提供することを目的としている。
せるとともに、安価で提供することができる光学式エン
コーダを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の光学式エンコー
ダは、光を透過する第1及び第2の支持体と、前記第1
と第2の支持体との間に回転自在に軸支され且つ外周部
内にて光を透過可能なローターと、前記ローターの回転
軸の軸線上の一方の側に配置された発光素子および他方
の側に配置された受光素子と、前記ローターの外周部の
端面に周設された一定ピッチのスリットおよび前記第2
の支持体側で前記スリットと対向して周設された同じく
一定ピッチのスリットとを有し、前記第1の支持体に
は、前記発光素子から前記軸線に沿って出射された光を
前記軸線を中心とした放射状に反射させてローターの前
記外周部に入射させる第1の反射曲面が形成され、前記
ローターの外周部にはこの外周部に入射した光を前記外
周部の円筒領域内へ案内する導光部が形成され、前記第
2の支持体には、前記外周部内を透過して前記両スリッ
トを通過した光を前記軸線に沿って前記受光素子に与え
る第2の反射曲面とが形成されていることを特徴とする
ものである。
ダは、光を透過する第1及び第2の支持体と、前記第1
と第2の支持体との間に回転自在に軸支され且つ外周部
内にて光を透過可能なローターと、前記ローターの回転
軸の軸線上の一方の側に配置された発光素子および他方
の側に配置された受光素子と、前記ローターの外周部の
端面に周設された一定ピッチのスリットおよび前記第2
の支持体側で前記スリットと対向して周設された同じく
一定ピッチのスリットとを有し、前記第1の支持体に
は、前記発光素子から前記軸線に沿って出射された光を
前記軸線を中心とした放射状に反射させてローターの前
記外周部に入射させる第1の反射曲面が形成され、前記
ローターの外周部にはこの外周部に入射した光を前記外
周部の円筒領域内へ案内する導光部が形成され、前記第
2の支持体には、前記外周部内を透過して前記両スリッ
トを通過した光を前記軸線に沿って前記受光素子に与え
る第2の反射曲面とが形成されていることを特徴とする
ものである。
【0009】上記において、前記第1の反射曲面と前記
第2の反射曲面の少なくとも一方は、発光素子または受
光素子側が最も狭く、開口端にかけて徐々に拡大し、且
つ断面が曲線状に形成されていることが好ましく、ま
た、第2の支持体側に形成されたスリットの半径方向の
寸法よりも、ローター側のスリットの半径方向の寸法の
方が大きいことが好ましい。
第2の反射曲面の少なくとも一方は、発光素子または受
光素子側が最も狭く、開口端にかけて徐々に拡大し、且
つ断面が曲線状に形成されていることが好ましく、ま
た、第2の支持体側に形成されたスリットの半径方向の
寸法よりも、ローター側のスリットの半径方向の寸法の
方が大きいことが好ましい。
【0010】また、ローターの外周部または支持体側に
は、スリットどうしが対向する部分を外周側から覆う掩
蔽部が突出形成されている構造とすることが可能であ
る。
は、スリットどうしが対向する部分を外周側から覆う掩
蔽部が突出形成されている構造とすることが可能であ
る。
【0011】さらに、支持体またはローターの少なくと
も1つを、特定波長の光のみを透過させる透過性合成材
料から形成することができる。
も1つを、特定波長の光のみを透過させる透過性合成材
料から形成することができる。
【0012】さらに、発光素子または受光素子のカバー
と、支持体に形成された前記カバーが嵌合する凹部との
間には、前記支持体の材質よりも屈折率が小さく、且つ
カバーの材質よりも屈折率が大きな光透光性のある接着
剤が介在していることが好ましい。
と、支持体に形成された前記カバーが嵌合する凹部との
間には、前記支持体の材質よりも屈折率が小さく、且つ
カバーの材質よりも屈折率が大きな光透光性のある接着
剤が介在していることが好ましい。
【0013】本発明における光学式エンコーダでは、発
光素子から出射された光が第1の支持体に形成された第
1の反射曲面によって、光の進行方向がほぼ垂直に軸線
から離れる方向へ拡散的に反射され、さらにローターの
外周部に形成された導光部により回転軸に平行な円筒状
領域に導かれ、この円筒領域内を透過および反射誘導さ
れる。そして、光はローターの端面に形成されたスリッ
トとステーターの縁部に周設されたスリットを介して第
2の支持体内に入射される。さらに光は、第2の支持体
に形成された第2の反射曲面によって反射された後に受
光素子で受光される。このように、本発明の光学式エン
コーダでは、ローターおよびステーターに形成された全
てのスリットを通過した全ての光を集光し、これを1つ
の受光素子(FG)で検出する構成であるため、検出時
の信号レベルを高くすることができる。また個々のスリ
ットで生じる誤差を全体的に吸収できるので従来のエン
コーダに比べスリットのパターン精度や組立精度等に依
存せずに検出精度を向上させることが可能となる。よっ
て、拡散光源などの安価な光源を発光素子として利用す
ることも可能となる。さらに、発光素子と受光素子とが
ローターの回転軸の軸線の両側に対向する構造であるた
め、全体の構造が簡単で、小型化が可能である。
光素子から出射された光が第1の支持体に形成された第
1の反射曲面によって、光の進行方向がほぼ垂直に軸線
から離れる方向へ拡散的に反射され、さらにローターの
外周部に形成された導光部により回転軸に平行な円筒状
領域に導かれ、この円筒領域内を透過および反射誘導さ
れる。そして、光はローターの端面に形成されたスリッ
トとステーターの縁部に周設されたスリットを介して第
2の支持体内に入射される。さらに光は、第2の支持体
に形成された第2の反射曲面によって反射された後に受
光素子で受光される。このように、本発明の光学式エン
コーダでは、ローターおよびステーターに形成された全
てのスリットを通過した全ての光を集光し、これを1つ
の受光素子(FG)で検出する構成であるため、検出時
の信号レベルを高くすることができる。また個々のスリ
ットで生じる誤差を全体的に吸収できるので従来のエン
コーダに比べスリットのパターン精度や組立精度等に依
存せずに検出精度を向上させることが可能となる。よっ
て、拡散光源などの安価な光源を発光素子として利用す
ることも可能となる。さらに、発光素子と受光素子とが
ローターの回転軸の軸線の両側に対向する構造であるた
め、全体の構造が簡単で、小型化が可能である。
【0014】また第1の反射曲面または第2の反射曲面
は、軸線を通る断面で見たときに、放物曲面状または円
弧曲面状、あるいは非球面状の形状であるため、発光素
子から拡散されて出射された光を軸線に垂直な方向、す
なわち反射を受けた光束が拡散することなくローターの
外周部方向へ放射状に反射されることになる。
は、軸線を通る断面で見たときに、放物曲面状または円
弧曲面状、あるいは非球面状の形状であるため、発光素
子から拡散されて出射された光を軸線に垂直な方向、す
なわち反射を受けた光束が拡散することなくローターの
外周部方向へ放射状に反射されることになる。
【0015】また、本発明の光学式エンコーダを構成す
る各部材は、加工の容易な光学部材で構成することがで
きる。すなわち、従来のエンコーダのスリットの加工及
び組立て時に要求された高度な加工精度が不要となり製
造コストを低くすることができる。また嵌合的に組立て
られるようにすることにより、必然的に組立精度を向上
させることが可能となり、しかも簡単に組み立てること
ができる。よって、検出精度が高く安価な光学式エンコ
ーダを提供することが可能となる。
る各部材は、加工の容易な光学部材で構成することがで
きる。すなわち、従来のエンコーダのスリットの加工及
び組立て時に要求された高度な加工精度が不要となり製
造コストを低くすることができる。また嵌合的に組立て
られるようにすることにより、必然的に組立精度を向上
させることが可能となり、しかも簡単に組み立てること
ができる。よって、検出精度が高く安価な光学式エンコ
ーダを提供することが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
して説明する。図1は、本発明における光学式エンコー
ダの分解斜視図、図2は図1の光学式エンコーダの軸線
を通る面での断面図、図3は一方の回転軸の支持状態を
示す断面図、図4は他方の回転軸の支持状態を示す断面
図である。図1および図2に示す光学式エンコーダ11
は、支持体12の中にローター13および第2の支持体
となるステーター14の2つの主要部材が装着されて構
成されている。このローター13とステーター14は、
共に光を透過させる導光部材、例えばアクリルなどの透
明な素材で形成されている。また支持体12は、左側の
支持体12aと右側の支持体12bとから構成され、右
側の支持体12bは、導光部材で形成された第1の支持
体となっている。そして、第2の支持体であるステータ
ー14とローター13は、支持体12aと支持体12b
との間に保持されている。
して説明する。図1は、本発明における光学式エンコー
ダの分解斜視図、図2は図1の光学式エンコーダの軸線
を通る面での断面図、図3は一方の回転軸の支持状態を
示す断面図、図4は他方の回転軸の支持状態を示す断面
図である。図1および図2に示す光学式エンコーダ11
は、支持体12の中にローター13および第2の支持体
となるステーター14の2つの主要部材が装着されて構
成されている。このローター13とステーター14は、
共に光を透過させる導光部材、例えばアクリルなどの透
明な素材で形成されている。また支持体12は、左側の
支持体12aと右側の支持体12bとから構成され、右
側の支持体12bは、導光部材で形成された第1の支持
体となっている。そして、第2の支持体であるステータ
ー14とローター13は、支持体12aと支持体12b
との間に保持されている。
【0017】ローター13は外周部が円筒形状に形成さ
れた円筒部13Aで、その内部に回転軸16が一体に形
成され、支持体12内に設けられたステーター14側の
軸受部材15と支持体12b側の軸受部材21とによっ
て回転自在に軸支されている。なお、ローター13の回
転軸16は軸線O(O1−O2)上に位置している。
れた円筒部13Aで、その内部に回転軸16が一体に形
成され、支持体12内に設けられたステーター14側の
軸受部材15と支持体12b側の軸受部材21とによっ
て回転自在に軸支されている。なお、ローター13の回
転軸16は軸線O(O1−O2)上に位置している。
【0018】図2の右端に示すように、第1の支持体1
2bの内部には発光ダイオード(LED)等から構成さ
れる発光素子17が埋設されており、この発光素子17
から光が軸線Oに沿ってO2方向に出射される。第1の
支持体12bの内壁の中央部には、軸線Oに一致し且つ
O2方向に開口する断面ラッパ形状に形成された第1の
反射曲面20が形成されている。この第1の反射曲面2
0は最奥部が最も狭く形成されており、この最奥部から
開放端にかけて徐々に開口する曲面であり、その曲面は
大きな放物面、あるいは大きな曲率の円弧曲面から形成
されている。この第1の反射曲面20では、発光素子1
7から出射された光を軸線Oに対して直交する方向で、
且つ360度の方向に放射状に拡散して反射させること
ができる。ただし第1の反射曲面20の断面が放物曲面
であるため、発光素子17から発せられた光が軸線Oに
対して拡散する光であっても、第1の反射曲面20で反
射された光は軸線O方向に拡散せず、図2で示す断面で
見たときにほぼ平行光となって放射方向へ反射させられ
る。
2bの内部には発光ダイオード(LED)等から構成さ
れる発光素子17が埋設されており、この発光素子17
から光が軸線Oに沿ってO2方向に出射される。第1の
支持体12bの内壁の中央部には、軸線Oに一致し且つ
O2方向に開口する断面ラッパ形状に形成された第1の
反射曲面20が形成されている。この第1の反射曲面2
0は最奥部が最も狭く形成されており、この最奥部から
開放端にかけて徐々に開口する曲面であり、その曲面は
大きな放物面、あるいは大きな曲率の円弧曲面から形成
されている。この第1の反射曲面20では、発光素子1
7から出射された光を軸線Oに対して直交する方向で、
且つ360度の方向に放射状に拡散して反射させること
ができる。ただし第1の反射曲面20の断面が放物曲面
であるため、発光素子17から発せられた光が軸線Oに
対して拡散する光であっても、第1の反射曲面20で反
射された光は軸線O方向に拡散せず、図2で示す断面で
見たときにほぼ平行光となって放射方向へ反射させられ
る。
【0019】前記第1の反射曲面20を含む第1の支持
体12bの内壁面12b1には、略王冠形状の軸受部材
21が固設されている。そして、軸受部材21の中央部
にはローター13の回転軸16の右端に形成された細軸
16bを挿通するための軸受穴21aが穿設されてお
り、この軸受穴21aの中心および前記第1の反射曲面
20の最奥部(最狭部)は共に軸線O上に位置するもの
となっている。左側の支持体12aの内壁面12a1に
は、断面形状が鍋蓋状の前記第2の支持体となるステー
ター14が固設されており、図示O2方向に突出した中
央の凸部14aが支持体12aに設けられた支持孔12
a3に埋設されている。この凸部14aの端面には、ホ
トダイオード(PD)などで構成された第1の受光素子
18が設けられている。
体12bの内壁面12b1には、略王冠形状の軸受部材
21が固設されている。そして、軸受部材21の中央部
にはローター13の回転軸16の右端に形成された細軸
16bを挿通するための軸受穴21aが穿設されてお
り、この軸受穴21aの中心および前記第1の反射曲面
20の最奥部(最狭部)は共に軸線O上に位置するもの
となっている。左側の支持体12aの内壁面12a1に
は、断面形状が鍋蓋状の前記第2の支持体となるステー
ター14が固設されており、図示O2方向に突出した中
央の凸部14aが支持体12aに設けられた支持孔12
a3に埋設されている。この凸部14aの端面には、ホ
トダイオード(PD)などで構成された第1の受光素子
18が設けられている。
【0020】この第1の受光素子18は、回転速度検出
器(以下、FG(Frequency Generator)18という)で
あり、後述するように前記発光素子17からの出射され
た光を受光することが可能となっている。ステーター1
4の図示右端面の中央には、第1の反射曲面20と同様
に断面ラッパ形状に切り欠かれた第2の反射曲面22が
形成されている。また、この第2の反射曲面22を含む
ステーター14の右端面には保持部14dが形成され、
この保持部14dにステーター側の軸受部材15が嵌合
的に固設されている。このステーター側の軸受部材15
の図示右端面には、上記第1の反射曲面20や第2の反
射曲面22と同様なラッパ形状の軸受部15aが形成さ
れている。ただし、この軸受部15aの最奥部は、図3
に示すように図示O2方向へ円筒状に切り欠かれており
(以下、筒部15bという)、この筒部15bの中心に
軸線Oが位置するものとなっている。また、ステーター
14の外縁には全周に渡って傾斜する反射面14cが周
設されている。前記ローター13の回転軸16の図示左
端の先端部16aは、円錐形状(尖鋭な形状)に形成さ
れており、前記ラッパ状の軸受部15aの筒部15bに
挿入されている。したがって、図3に示すように筒部1
5bの縁部15cにおいて先端部16aの外周面(テー
パ面)が当接する、いわゆるピボット軸受が形成されて
いる。
器(以下、FG(Frequency Generator)18という)で
あり、後述するように前記発光素子17からの出射され
た光を受光することが可能となっている。ステーター1
4の図示右端面の中央には、第1の反射曲面20と同様
に断面ラッパ形状に切り欠かれた第2の反射曲面22が
形成されている。また、この第2の反射曲面22を含む
ステーター14の右端面には保持部14dが形成され、
この保持部14dにステーター側の軸受部材15が嵌合
的に固設されている。このステーター側の軸受部材15
の図示右端面には、上記第1の反射曲面20や第2の反
射曲面22と同様なラッパ形状の軸受部15aが形成さ
れている。ただし、この軸受部15aの最奥部は、図3
に示すように図示O2方向へ円筒状に切り欠かれており
(以下、筒部15bという)、この筒部15bの中心に
軸線Oが位置するものとなっている。また、ステーター
14の外縁には全周に渡って傾斜する反射面14cが周
設されている。前記ローター13の回転軸16の図示左
端の先端部16aは、円錐形状(尖鋭な形状)に形成さ
れており、前記ラッパ状の軸受部15aの筒部15bに
挿入されている。したがって、図3に示すように筒部1
5bの縁部15cにおいて先端部16aの外周面(テー
パ面)が当接する、いわゆるピボット軸受が形成されて
いる。
【0021】また、回転軸16の右端は、回転軸16の
直径に対して極端に細く絞られ、その先端に軸受部16
cが形成されている。そして、回転軸16と軸受部16
cとの間は更い細軸部16bが形成されている。この回
転軸16は、ばね受部材23に形成された保持穴23a
に挿通されている。また細軸部16bは挿通孔23b内
に遊嵌されているため、回転軸16は保持穴23aによ
るガイドを受けず保持穴23aによってのみ軸方向に摺
動自在にガイドされる。よって、保持穴23aと挿通孔
23bによる2重のガイドを回避できるため、回転時に
おける互いの干渉が防止されている。また軸受部16c
は、ばね受部材23の中心に穿設された挿通孔23bを
通り、軸受部材21に形成された軸受穴21aに支持さ
れており、径方向に対する位置決めはこの軸受部16c
および軸受穴21aによって行なわれる。すなわちロー
ター13は、上述した図示左端側の軸受部材15に形成
された軸受部15aの筒部15bに挿入された回転軸1
6の先端部16aと、右端側の軸受部材21に形成され
た軸受穴21aに挿入された軸受部16cとによって軸
支されている。 よって、筒部15bと軸受穴21aと
を軸線Oの中心に位置させることにより、回転軸16は
軸線Oと一致したものとすることができる。
直径に対して極端に細く絞られ、その先端に軸受部16
cが形成されている。そして、回転軸16と軸受部16
cとの間は更い細軸部16bが形成されている。この回
転軸16は、ばね受部材23に形成された保持穴23a
に挿通されている。また細軸部16bは挿通孔23b内
に遊嵌されているため、回転軸16は保持穴23aによ
るガイドを受けず保持穴23aによってのみ軸方向に摺
動自在にガイドされる。よって、保持穴23aと挿通孔
23bによる2重のガイドを回避できるため、回転時に
おける互いの干渉が防止されている。また軸受部16c
は、ばね受部材23の中心に穿設された挿通孔23bを
通り、軸受部材21に形成された軸受穴21aに支持さ
れており、径方向に対する位置決めはこの軸受部16c
および軸受穴21aによって行なわれる。すなわちロー
ター13は、上述した図示左端側の軸受部材15に形成
された軸受部15aの筒部15bに挿入された回転軸1
6の先端部16aと、右端側の軸受部材21に形成され
た軸受穴21aに挿入された軸受部16cとによって軸
支されている。 よって、筒部15bと軸受穴21aと
を軸線Oの中心に位置させることにより、回転軸16は
軸線Oと一致したものとすることができる。
【0022】また、このばね受部材23の右端面の挿通
孔23bの周囲は、図4に示すようにO1方向に少し突
出し、軸受部材21と例えば3点で接触する半球状の突
出部23cが周設されている。またばね受部材23と対
向する軸受部材21の軸受穴21aの周囲は、少しO2
方向に突出した環状突出部21bが形成されている。一
方、ばね受部材23の左端(O2)側には、例えば保持
穴23aの周囲に爪部23eが3ツ羽状に形成されてお
り、他方ローター13側にはこの爪部23eと噛合する
3ツ羽状の爪部13hが周設されている(図1又は図2
参照)。ローター13が回転すると互いの爪部13hお
よび爪部23eどうしが当接するため、ローター13と
ばね受部材23とが一体となって回転することが可能と
なっている。この際、先に述べたように環状突出部21
bに対して3点の突出部23cがそれぞれ当接すること
となるため、軸受部材21とばね受部材23との間の回
転時の摺動抵抗が減じられ、ローター13のトルクロス
を抑えられている。
孔23bの周囲は、図4に示すようにO1方向に少し突
出し、軸受部材21と例えば3点で接触する半球状の突
出部23cが周設されている。またばね受部材23と対
向する軸受部材21の軸受穴21aの周囲は、少しO2
方向に突出した環状突出部21bが形成されている。一
方、ばね受部材23の左端(O2)側には、例えば保持
穴23aの周囲に爪部23eが3ツ羽状に形成されてお
り、他方ローター13側にはこの爪部23eと噛合する
3ツ羽状の爪部13hが周設されている(図1又は図2
参照)。ローター13が回転すると互いの爪部13hお
よび爪部23eどうしが当接するため、ローター13と
ばね受部材23とが一体となって回転することが可能と
なっている。この際、先に述べたように環状突出部21
bに対して3点の突出部23cがそれぞれ当接すること
となるため、軸受部材21とばね受部材23との間の回
転時の摺動抵抗が減じられ、ローター13のトルクロス
を抑えられている。
【0023】このように回転軸16を筒部15b(ピボ
ット軸受)と軸受穴21aとで支持する構造とすること
により、例えば両端をピボット軸受とする場合に比べ、
ローター13の回転軸16がラジカル方向へ外れる場合
の耐久力を向上させることができる。例えば、ローター
13の円筒部13Aの外周部にテープTを圧接させてテ
ープ速度を図る場合などにおいて、テープTの挙動(特
にスピード変化によるテープ張力変動)に対する耐久力
が強化されるため、速度検出精度を向上させることがで
きる。
ット軸受)と軸受穴21aとで支持する構造とすること
により、例えば両端をピボット軸受とする場合に比べ、
ローター13の回転軸16がラジカル方向へ外れる場合
の耐久力を向上させることができる。例えば、ローター
13の円筒部13Aの外周部にテープTを圧接させてテ
ープ速度を図る場合などにおいて、テープTの挙動(特
にスピード変化によるテープ張力変動)に対する耐久力
が強化されるため、速度検出精度を向上させることがで
きる。
【0024】また、ローター13の支持部13aとばね
受部材23との間には、回転軸16の回りにコイルスプ
リングなどで形成されたばね部材24が外挿されてい
る。ばね部材24のO1側の端部は、ばね受部材23の
受け部23dに圧接するものとなっており、また他方の
O2側の端部はローター13の支持部13aに圧接す
る。よって、ばね部材24の反発力により、ローター1
3全体が図示O2方向に付勢させると同時に、ばね受部
材23がO1方向に付勢されている。よって、ばね受部
材23と軸受部材21とは、前記環状突出部21bと突
出部23cどうしが当接することとなる。これによりロ
ーター13に軸線O方向のがたつきが発生するのが防止
される。また、ばね作用によるスラスト押さえ方向の自
由度は、回転軸16をガイドするばね受部材23によっ
て確保される。これにより、スリット13cと14bと
の間の距離は、全周に渡って一定に維持されることとな
るため、FG18から検出される出力信号の安定化を図
ることができる。
受部材23との間には、回転軸16の回りにコイルスプ
リングなどで形成されたばね部材24が外挿されてい
る。ばね部材24のO1側の端部は、ばね受部材23の
受け部23dに圧接するものとなっており、また他方の
O2側の端部はローター13の支持部13aに圧接す
る。よって、ばね部材24の反発力により、ローター1
3全体が図示O2方向に付勢させると同時に、ばね受部
材23がO1方向に付勢されている。よって、ばね受部
材23と軸受部材21とは、前記環状突出部21bと突
出部23cどうしが当接することとなる。これによりロ
ーター13に軸線O方向のがたつきが発生するのが防止
される。また、ばね作用によるスラスト押さえ方向の自
由度は、回転軸16をガイドするばね受部材23によっ
て確保される。これにより、スリット13cと14bと
の間の距離は、全周に渡って一定に維持されることとな
るため、FG18から検出される出力信号の安定化を図
ることができる。
【0025】また、テープTの挙動により回転軸16が
軸線Oから外れるような作用を受けた場合であっても、
ローター13の回転軸16は、筒部15bの縁部15c
に対して先端部16aの外周面で当接する構造であるた
め、必然的に軸線Oに戻されることから安価な自動調整
とすることができ、しかもトルクロスを少なくしかつ組
立性を向上させることが可能となる。一方、右端側では
細軸16bが軸受部材21の軸受穴21aに挿通される
ことによって回転軸16の中心が軸線O上に維持されて
いる。よってローター13と回転軸16との間の同軸度
を高く維持するように形成しておくことにより、ロータ
ー13の回転の際に偏心またはワウフラッタが生じにく
くなる。またステーター14は凸部14aが支持孔12
a3に嵌合することにより、ステーターの軸受部材15
はステーターの保持部14dに嵌合することにより、ま
た軸受部材21は第1の支持体の支持部12b2に嵌合
することによりそれぞれ位置決めすることができる。ま
た、これらの各部材は、導光部材で形成することができ
るため、金型の精度を高くすることにより、各部材の加
工精度を高くすることができる。
軸線Oから外れるような作用を受けた場合であっても、
ローター13の回転軸16は、筒部15bの縁部15c
に対して先端部16aの外周面で当接する構造であるた
め、必然的に軸線Oに戻されることから安価な自動調整
とすることができ、しかもトルクロスを少なくしかつ組
立性を向上させることが可能となる。一方、右端側では
細軸16bが軸受部材21の軸受穴21aに挿通される
ことによって回転軸16の中心が軸線O上に維持されて
いる。よってローター13と回転軸16との間の同軸度
を高く維持するように形成しておくことにより、ロータ
ー13の回転の際に偏心またはワウフラッタが生じにく
くなる。またステーター14は凸部14aが支持孔12
a3に嵌合することにより、ステーターの軸受部材15
はステーターの保持部14dに嵌合することにより、ま
た軸受部材21は第1の支持体の支持部12b2に嵌合
することによりそれぞれ位置決めすることができる。ま
た、これらの各部材は、導光部材で形成することができ
るため、金型の精度を高くすることにより、各部材の加
工精度を高くすることができる。
【0026】図5(A)はローター13とステーター1
4のスリットどうしの重なりを示す平面図、(B)はそ
の断面図、図6はローターの右端面を示し、(A)は通
過帯の一形態を示す断面図、(B)は他の通過帯の形態
を示す断面図である。図2に示すようにステーター14
の内壁の縁部には、交互に通過領域と遮断領域とが形成
されたスリット14bが所定のピッチで全周に渡って周
設されている。また図1に示すように、このスリット1
4bと回転軸16と直交する面にて対向するローター1
3の外周部である円筒部13Aの端面13bには、ステ
ーター14と同様のスリット13cが同じピッチで全周
にわたって形成されている。また、ステーター14に形
成されたスリット14bの数とローター13に形成され
たスリット13cの数とは、FG18の周期とスリット
利用効率との関係から同数に設定している。
4のスリットどうしの重なりを示す平面図、(B)はそ
の断面図、図6はローターの右端面を示し、(A)は通
過帯の一形態を示す断面図、(B)は他の通過帯の形態
を示す断面図である。図2に示すようにステーター14
の内壁の縁部には、交互に通過領域と遮断領域とが形成
されたスリット14bが所定のピッチで全周に渡って周
設されている。また図1に示すように、このスリット1
4bと回転軸16と直交する面にて対向するローター1
3の外周部である円筒部13Aの端面13bには、ステ
ーター14と同様のスリット13cが同じピッチで全周
にわたって形成されている。また、ステーター14に形
成されたスリット14bの数とローター13に形成され
たスリット13cの数とは、FG18の周期とスリット
利用効率との関係から同数に設定している。
【0027】図5(A)(B)に示すように、ローター
13とステーター14との対向部では、ステーター14
のスリットの半径方向の長さ寸法Lsに比べてローター
13のスリットの半径方向の長さ寸法Lrの方が広く
(Ls<Lr)なるように形成されている。よって、例
えばローター13の回転に、磨耗等に起因する偏心等が
生じるに至った場合であっても、その偏心が許容範囲内
のものであれば、偏心後のローター13のスリット13
cとステーター14のスリット14cとの重なりを維持
することができる。よって、ステーター14側に透過さ
れる光量を常に一定に維持することが可能となるため、
FG18から出力される信号レベルを安定させることが
できる。よって、部品加工精度や組立精度をある程度吸
収することができることから、部品組立に要求される精
度を下げても安定させることができるため、安価な光学
式エンコーダとすることが可能である。
13とステーター14との対向部では、ステーター14
のスリットの半径方向の長さ寸法Lsに比べてローター
13のスリットの半径方向の長さ寸法Lrの方が広く
(Ls<Lr)なるように形成されている。よって、例
えばローター13の回転に、磨耗等に起因する偏心等が
生じるに至った場合であっても、その偏心が許容範囲内
のものであれば、偏心後のローター13のスリット13
cとステーター14のスリット14cとの重なりを維持
することができる。よって、ステーター14側に透過さ
れる光量を常に一定に維持することが可能となるため、
FG18から出力される信号レベルを安定させることが
できる。よって、部品加工精度や組立精度をある程度吸
収することができることから、部品組立に要求される精
度を下げても安定させることができるため、安価な光学
式エンコーダとすることが可能である。
【0028】一方、図2に示すように、円筒部13Aの
右端面には、断面が略三角形状に傾斜して切り欠かれた
反射面13dが環状に周設されて導光部が形成されてい
る。ただし、図6(A)に示すように、ローター13の
右端面の一部が軸方向に切り欠かれず、反射面13dが
形成されない通過帯13eとなっている。あるいは、こ
の通過帯は、図6(B)に示すように一部がローター1
3の軸方向に完全に貫通されたものであってもよい。図
2の図示Y2方向には、第2の受光素子19から形成さ
れる回転位相検出器(以下、PG(Pulse Generator)1
9という)が設けられている。このPG19は、前記通
過帯13eに対向する位置に設けられており、ローター
13が回転して通過帯13eとPGとが対向する場合に
のみ光がY2方向に透過され、PG19で光を検知でき
るものとなっている。
右端面には、断面が略三角形状に傾斜して切り欠かれた
反射面13dが環状に周設されて導光部が形成されてい
る。ただし、図6(A)に示すように、ローター13の
右端面の一部が軸方向に切り欠かれず、反射面13dが
形成されない通過帯13eとなっている。あるいは、こ
の通過帯は、図6(B)に示すように一部がローター1
3の軸方向に完全に貫通されたものであってもよい。図
2の図示Y2方向には、第2の受光素子19から形成さ
れる回転位相検出器(以下、PG(Pulse Generator)1
9という)が設けられている。このPG19は、前記通
過帯13eに対向する位置に設けられており、ローター
13が回転して通過帯13eとPGとが対向する場合に
のみ光がY2方向に透過され、PG19で光を検知でき
るものとなっている。
【0029】上記のように構成される光学式エンコーダ
の動作原理について説明する。この光学式エンコーダで
は、図1および図2に示すように磁気記録テープTにロ
ーター13の円筒部13Aの外周面を圧接してローター
13を回転させる構成である。テープTが移送される
と、その送り力によってテープ張力が円筒部13Aとテ
ープ接面間に摩擦抵抗を生じさせる。このときローター
13とテープTの接点における相対速度を0に保たれ、
テープTの移送が確実にローター13の回転に変換され
る。
の動作原理について説明する。この光学式エンコーダで
は、図1および図2に示すように磁気記録テープTにロ
ーター13の円筒部13Aの外周面を圧接してローター
13を回転させる構成である。テープTが移送される
と、その送り力によってテープ張力が円筒部13Aとテ
ープ接面間に摩擦抵抗を生じさせる。このときローター
13とテープTの接点における相対速度を0に保たれ、
テープTの移送が確実にローター13の回転に変換され
る。
【0030】図2に示されるように、第1の支持体12
bでは、発光素子17から出射された光は、支持体内に
形成された第1の反射曲面20に向けて軸線Oに沿って
照射される。上述したように、第1の反射曲面20は、
大きな曲率の放物面又は円弧曲面、あるいは非球面から
形成されているため、この反射曲面では発光素子17か
ら出射された拡散光を、軸線Oに対して直交する360
度の方向へ、すなわちローター13の右端面に環状に周
設された反射面13d(導光部)の方向へ放射方向へ拡
散させ、且つ軸線O方向へ拡散しないように反射させる
ことができる。
bでは、発光素子17から出射された光は、支持体内に
形成された第1の反射曲面20に向けて軸線Oに沿って
照射される。上述したように、第1の反射曲面20は、
大きな曲率の放物面又は円弧曲面、あるいは非球面から
形成されているため、この反射曲面では発光素子17か
ら出射された拡散光を、軸線Oに対して直交する360
度の方向へ、すなわちローター13の右端面に環状に周
設された反射面13d(導光部)の方向へ放射方向へ拡
散させ、且つ軸線O方向へ拡散しないように反射させる
ことができる。
【0031】第1の反射曲面20によって反射された光
は、導光部材から形成された第1の支持体12b内を軸
線Oから離れる方向へ透過され、ローター13に周設さ
れた反射面13d(導光部)に到達する。ローター13
の反射面13dでは、この光が反射されてローター13
内の前記円筒部13Aの内部に入射される。この際、光
は反射面13dにより軸線Oと平行となる方向に反射さ
れるため、円筒部13A内をO2方向へ直進し、又は円
筒部13内を反射誘導されてローター13の左端面に形
成されたスリット13cに与えられる。そして、このス
リット13cが形成されたローター13の左端面から外
部に一度出射されるが、ローター13の左端面に対向し
て設けられているステーター14の内部に再び入射され
る。この際、上述したステーター14の内壁の縁部に周
設されたスリット14bを介して光が入射され、ステー
ターの外縁に形成された上記反射面14cに入射され
る。そして、光はこの反射面14cによって軸線O方向
に集光されるが、支持体12aに形成された第2の反射
曲面22で反射される。この際、第2の反射曲面はラッ
パ状に形成されているため、反射光をほぼ一点に集光す
るのでFG18の受光部では収束した光を効率よく受光
することができる。
は、導光部材から形成された第1の支持体12b内を軸
線Oから離れる方向へ透過され、ローター13に周設さ
れた反射面13d(導光部)に到達する。ローター13
の反射面13dでは、この光が反射されてローター13
内の前記円筒部13Aの内部に入射される。この際、光
は反射面13dにより軸線Oと平行となる方向に反射さ
れるため、円筒部13A内をO2方向へ直進し、又は円
筒部13内を反射誘導されてローター13の左端面に形
成されたスリット13cに与えられる。そして、このス
リット13cが形成されたローター13の左端面から外
部に一度出射されるが、ローター13の左端面に対向し
て設けられているステーター14の内部に再び入射され
る。この際、上述したステーター14の内壁の縁部に周
設されたスリット14bを介して光が入射され、ステー
ターの外縁に形成された上記反射面14cに入射され
る。そして、光はこの反射面14cによって軸線O方向
に集光されるが、支持体12aに形成された第2の反射
曲面22で反射される。この際、第2の反射曲面はラッ
パ状に形成されているため、反射光をほぼ一点に集光す
るのでFG18の受光部では収束した光を効率よく受光
することができる。
【0032】また、第1の反射曲面20で反射された光
は、ローター13の反射面13dの方向に進行するが、
上述したようにローター13の反射面13dには、通過
帯13eが形成されているため、PG19ではローター
13が回転した際にこの通過帯と対向した場合にのみ光
を受光することができる。すなわち、PG19では、ロ
ーターの1回転ごとに光が受光されるため、PG19か
らはローター13の回転ごとに光の検出信号を送信する
ことができる。よって、この光検出信号を検知して図示
しない基準クロックと照合することにより、ローター1
3の回転位相のずれ等を検出することが可能である。
は、ローター13の反射面13dの方向に進行するが、
上述したようにローター13の反射面13dには、通過
帯13eが形成されているため、PG19ではローター
13が回転した際にこの通過帯と対向した場合にのみ光
を受光することができる。すなわち、PG19では、ロ
ーターの1回転ごとに光が受光されるため、PG19か
らはローター13の回転ごとに光の検出信号を送信する
ことができる。よって、この光検出信号を検知して図示
しない基準クロックと照合することにより、ローター1
3の回転位相のずれ等を検出することが可能である。
【0033】また、上述したローター13の左端面に周
設されたスリット13cの通過領域を通過した光のみが
出射され、さらに左端側のステーター14に周設された
スリット14bの通過領域を介して入射される。またロ
ーター13側のスリット13cのみが回転し支持体側の
スリット14bは固定される構成である。よって、ロー
ター13が回転すると、通過領域(遮断領域)どうしが
重なり合う場合(図5(A)参照)と、通過領域と遮断
領域とが重なり合う場合とが交互に繰り返される。例え
ば、ローター13の回転中に図5(A)に示したように
スリットの通過領域(遮断領域)どうしが重なり合う瞬
間では、ローター13から支持体12aへ各通過領域を
介して光が導かれるため,FG18での検出光量は最大
となる。一方、通過領域と遮断領域とが完全に重なり合
う瞬間では、全てが遮断領域となることから、受光部へ
収束できない程の屈折入射(散乱光)となり受光部への
光遮断効果によってFG18での検出光量は最少とな
る。
設されたスリット13cの通過領域を通過した光のみが
出射され、さらに左端側のステーター14に周設された
スリット14bの通過領域を介して入射される。またロ
ーター13側のスリット13cのみが回転し支持体側の
スリット14bは固定される構成である。よって、ロー
ター13が回転すると、通過領域(遮断領域)どうしが
重なり合う場合(図5(A)参照)と、通過領域と遮断
領域とが重なり合う場合とが交互に繰り返される。例え
ば、ローター13の回転中に図5(A)に示したように
スリットの通過領域(遮断領域)どうしが重なり合う瞬
間では、ローター13から支持体12aへ各通過領域を
介して光が導かれるため,FG18での検出光量は最大
となる。一方、通過領域と遮断領域とが完全に重なり合
う瞬間では、全てが遮断領域となることから、受光部へ
収束できない程の屈折入射(散乱光)となり受光部への
光遮断効果によってFG18での検出光量は最少とな
る。
【0034】このようにして検出されたFG18からの
光検出信号は、エンベローブ信号(包絡線)となる。こ
の信号の瞬時周波数はローター13の瞬時角速度に比例
する。したがって、FG18からの信号を電気的に処理
することにより、回転速度を検出することができる。ま
た、上記のように本発明の光学式エンコーダ11では、
スリット13c又は14bの全周における通過又は不通
過の全情報を総合的に取得することができ、しかもこの
情報を収束させて1つのFGで一度に検出することがで
きるため、従来に比べ検出精度を数段向上させることが
できる。および、スリットの部品誤差、スリットパター
ンの同心(同軸度の)ずれの影響を吸収できる。
光検出信号は、エンベローブ信号(包絡線)となる。こ
の信号の瞬時周波数はローター13の瞬時角速度に比例
する。したがって、FG18からの信号を電気的に処理
することにより、回転速度を検出することができる。ま
た、上記のように本発明の光学式エンコーダ11では、
スリット13c又は14bの全周における通過又は不通
過の全情報を総合的に取得することができ、しかもこの
情報を収束させて1つのFGで一度に検出することがで
きるため、従来に比べ検出精度を数段向上させることが
できる。および、スリットの部品誤差、スリットパター
ンの同心(同軸度の)ずれの影響を吸収できる。
【0035】また、図2に示すよに、ローター13の円
筒部13Aの左端面は、ステーター14のスリット14
bが形成された面よりもO2方向に入り込み、スリット
どうしが互いに対向する部分を包囲して隠す掩蔽部13
Bが形成されている。一方、ローターの右端側では、第
1の支持体12bの内壁面からO2方向に突出して形成
される軸受部材21用の支持部12b2に対し、円筒部
13Aの右端部(反射面13dを有する部分)そのもの
がO1方向に突出され、左端側同様の掩蔽部が形成され
ている。よって、記録テープTに付着している磁粉など
がローター13とステーター14との間、またはロータ
ー13と第1の支持体12bとの間の隙間(ギャップ)
部分に進入するのを防止することができる。よって、ロ
ーター13のスムースな回転を維持することが可能とな
り、また前記隙間を透過する光の光量を減少させること
がない。
筒部13Aの左端面は、ステーター14のスリット14
bが形成された面よりもO2方向に入り込み、スリット
どうしが互いに対向する部分を包囲して隠す掩蔽部13
Bが形成されている。一方、ローターの右端側では、第
1の支持体12bの内壁面からO2方向に突出して形成
される軸受部材21用の支持部12b2に対し、円筒部
13Aの右端部(反射面13dを有する部分)そのもの
がO1方向に突出され、左端側同様の掩蔽部が形成され
ている。よって、記録テープTに付着している磁粉など
がローター13とステーター14との間、またはロータ
ー13と第1の支持体12bとの間の隙間(ギャップ)
部分に進入するのを防止することができる。よって、ロ
ーター13のスムースな回転を維持することが可能とな
り、また前記隙間を透過する光の光量を減少させること
がない。
【0036】また、上記において、ローター13とステ
ーター14さらには第1の支持体12bの少なくとも一
方を特定波長以外を不透過とする物質を混入した透光性
の合成材料により形成するのが好ましい。これにより、
可視光領域の光を遮断することが可能とすることができ
る。よって、受光素子(FG18又はPG19)では、
ローター13又はステーター14によって選択された波
長以外の光が発光素子17で受光されることがなくなる
ため、外乱光の影響を防止することができエンベローブ
信号におけるノイズの発生を抑えることが可能となる。
ーター14さらには第1の支持体12bの少なくとも一
方を特定波長以外を不透過とする物質を混入した透光性
の合成材料により形成するのが好ましい。これにより、
可視光領域の光を遮断することが可能とすることができ
る。よって、受光素子(FG18又はPG19)では、
ローター13又はステーター14によって選択された波
長以外の光が発光素子17で受光されることがなくなる
ため、外乱光の影響を防止することができエンベローブ
信号におけるノイズの発生を抑えることが可能となる。
【0037】図7は、支持体と発光素子又は受光素子と
を示す断面図である。図7に示すように発光素子17
は、軸線O上の第1の支持体12b内に形成された凹部
12b3内に発光素子17の光源を覆うカバー17bま
たは発光素子の前方に位置するレンズが遊嵌されて固定
されるが、このカバー17bと凹部12b3の内面との
間にカバーまたはレンズの材質の屈折率よりも大きく、
且つ支持体の材質の屈折率よりも小さな屈折率を有する
光透過性の接着剤26を封入して接合することが好まし
い。この接着剤26は、空気よりも屈折率が大きくなる
ため、発光素子17の光源17aからの光を集光させた
状態で出射させることが可能となるため、発光素子17
の光の利用効率を向上させることができる。
を示す断面図である。図7に示すように発光素子17
は、軸線O上の第1の支持体12b内に形成された凹部
12b3内に発光素子17の光源を覆うカバー17bま
たは発光素子の前方に位置するレンズが遊嵌されて固定
されるが、このカバー17bと凹部12b3の内面との
間にカバーまたはレンズの材質の屈折率よりも大きく、
且つ支持体の材質の屈折率よりも小さな屈折率を有する
光透過性の接着剤26を封入して接合することが好まし
い。この接着剤26は、空気よりも屈折率が大きくなる
ため、発光素子17の光源17aからの光を集光させた
状態で出射させることが可能となるため、発光素子17
の光の利用効率を向上させることができる。
【0038】同様に、受光素子(FG8及びPG19)
でも、ステーター14若しくは第1の支持体12bの材
料の屈折率よりも小さく、且つ受光素子のカバーまたは
レンズよりも屈折率の大きな屈折率からなる光透過性の
接着剤を封入して接合することが好ましい。このような
接着剤を使用することにより、受光素子18,19内の
受光部への集光効率が上がるため、受光素子18,19
の性能を向上させることが可能となる。すなわち、接着
剤の屈折率を利用することにより、出射時には光をより
軸線に平行に近く集光させて出射させるとともに、受光
時にはより集光させて受光することにより、光の利用効
率を向上させることができるため光学式エンコーダの検
出精度を向上させることが可能となる。
でも、ステーター14若しくは第1の支持体12bの材
料の屈折率よりも小さく、且つ受光素子のカバーまたは
レンズよりも屈折率の大きな屈折率からなる光透過性の
接着剤を封入して接合することが好ましい。このような
接着剤を使用することにより、受光素子18,19内の
受光部への集光効率が上がるため、受光素子18,19
の性能を向上させることが可能となる。すなわち、接着
剤の屈折率を利用することにより、出射時には光をより
軸線に平行に近く集光させて出射させるとともに、受光
時にはより集光させて受光することにより、光の利用効
率を向上させることができるため光学式エンコーダの検
出精度を向上させることが可能となる。
【0039】このように、受光素子側で受光される光量
を増大させることが可能となるため、受光素子から出力
されるエンベローブ信号の検出信号レベルも増大させる
ことが可能となる。よって、ノイズの影響を受けにくい
検出精度の高い光学式エンコーダを提供することが可能
となる。なお、第1の支持体からローターの導光部まで
および第1、第2の支持体内の光路については、上記実
施の形態に限られるものではなく種々変形が可能であ
る。
を増大させることが可能となるため、受光素子から出力
されるエンベローブ信号の検出信号レベルも増大させる
ことが可能となる。よって、ノイズの影響を受けにくい
検出精度の高い光学式エンコーダを提供することが可能
となる。なお、第1の支持体からローターの導光部まで
および第1、第2の支持体内の光路については、上記実
施の形態に限られるものではなく種々変形が可能であ
る。
【0040】さらに上記の実施形態では、スリットを回
転軸に直交する面内に対向して配置しているが、これに
限られるものではなく回転軸に平行な面内に対向させて
配置するようにしても良い。また、テープ走行時の走行
ラインを安定化し、再現性や信頼性を向上させるため
に、支持体12にテープ当接部を設け、ローター13と
テープTとの接触量を調整(ラップコントロール)する
ことが好ましい。例えば、ロータ13の支持長のほぼ真
中付近の振れ精度が安定したところがテープの走行ライ
ンとなるように、ロータ13又は支持体12にテープガ
イドを設け、これにテープTが当接するようにすればよ
い。あるいは、支持体12にテープの幅方向の両端(長
手方向に延びるエッジ部)の一方と当接し、テープ走行
ラインを片寄せる傾斜部又は凹状の曲面を形成したもの
であっても良い。
転軸に直交する面内に対向して配置しているが、これに
限られるものではなく回転軸に平行な面内に対向させて
配置するようにしても良い。また、テープ走行時の走行
ラインを安定化し、再現性や信頼性を向上させるため
に、支持体12にテープ当接部を設け、ローター13と
テープTとの接触量を調整(ラップコントロール)する
ことが好ましい。例えば、ロータ13の支持長のほぼ真
中付近の振れ精度が安定したところがテープの走行ライ
ンとなるように、ロータ13又は支持体12にテープガ
イドを設け、これにテープTが当接するようにすればよ
い。あるいは、支持体12にテープの幅方向の両端(長
手方向に延びるエッジ部)の一方と当接し、テープ走行
ラインを片寄せる傾斜部又は凹状の曲面を形成したもの
であっても良い。
【0041】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、組み立て
工程を容易とすることができ、しかもローターの軸合わ
せ等の調整を不要とすることができるため、製造コスト
を低下させることができる。
工程を容易とすることができ、しかもローターの軸合わ
せ等の調整を不要とすることができるため、製造コスト
を低下させることができる。
【0042】また、受光素子における受光時の光量が増
大されることから、受光素子から出力される信号レベル
が増大されてノイズの影響を受けにくくなるため、検出
精度を向上させることが可能となる。また発光素子の利
用効率と受光効率が良くなるため、例えば面登光型の安
価なLEDや感度の低く受光中心が不明瞭なPTRを利
用することができる。
大されることから、受光素子から出力される信号レベル
が増大されてノイズの影響を受けにくくなるため、検出
精度を向上させることが可能となる。また発光素子の利
用効率と受光効率が良くなるため、例えば面登光型の安
価なLEDや感度の低く受光中心が不明瞭なPTRを利
用することができる。
【0043】特に、発光素子と受光素子が、ローターの
回転軸の軸線上にて、前記回転軸の両側に位置している
ため、全体の構造が小型で且つ構造が簡単になる。
回転軸の軸線上にて、前記回転軸の両側に位置している
ため、全体の構造が小型で且つ構造が簡単になる。
【図1】本発明における光学式エンコーダの分解斜視
図、
図、
【図2】図1の光学式エンコーダの軸線Oを通る面での
断面図、
断面図、
【図3】回転軸の一端の支持構造を示す断面図、
【図4】回転軸の他端の支持構造を示す断面図、
【図5】(A)はスリットどうしの対向状態を示す図、
(B)その断面図、
(B)その断面図、
【図6】(A)はローターの通過帯の一形態を示す断面
図、(B)は他の通過帯の形態を示す断面図、
図、(B)は他の通過帯の形態を示す断面図、
【図7】支持体と発光素子又は受光素子とを示す断面
図、
図、
【図8】従来のロータリーエンコーダを示す斜視図、
11 光学式エンコーダ 12 支持体 12b 第1の支持体 13 ローター 13c スリット 14 ステーター(第2の支持体) 14b スリット 15 ステーター側の軸受部材 16 回転軸 17 発光素子 18 受光素子(FG) 19 受光素子(PG) 20 第1の反射曲面 21 軸受部材 22 第2の反射曲面 23 ばね受部材 24 ばね部材
Claims (6)
- 【請求項1】 光を透過する第1及び第2の支持体と、
前記第1と第2の支持体との間に回転自在に軸支され且
つ外周部内にて光を透過可能なローターと、前記ロータ
ーの回転軸の軸線上の一方の側に配置された発光素子お
よび他方の側に配置された受光素子と、前記ローターの
外周部の端面に周設された一定ピッチのスリットおよび
前記第2の支持体側で前記スリットと対向して周設され
た同じく一定ピッチのスリットとを有し、前記第1の支
持体には、前記発光素子から前記軸線に沿って出射され
た光を前記軸線を中心とした放射状に反射させてロータ
ーの前記外周部に入射させる第1の反射曲面が形成さ
れ、前記ローターの外周部にはこの外周部に入射した光
を前記外周部の円筒領域内へ案内する導光部が形成さ
れ、前記第2の支持体には、前記外周部内を透過して前
記両スリットを通過した光を前記軸線に沿って前記受光
素子に与える第2の反射曲面とが形成されていることを
特徴とする光学式エンコーダ。 - 【請求項2】 前記第1の反射曲面と前記第2の反射曲
面の少なくとも一方は、発光素子または受光素子側が最
も狭く、開口端にかけて徐々に拡大し、且つ断面が曲線
状に形成されている請求項1記載の光学式エンコーダ。 - 【請求項3】 第2の支持体側に形成されたスリットの
半径方向の寸法よりも、ローター側のスリットの半径方
向の寸法の方が大きい請求項1または2記載の光学式エ
ンコーダ。 - 【請求項4】 ローターの外周部または支持体側には、
スリットどうしが対向する部分を外周側から覆う掩蔽部
が突出形成されている請求項1ないし3のいずれかに記
載の光学式エンコーダ。 - 【請求項5】 支持体またはローターの少なくとも1つ
は、特定波長の光のみを透過させる透過性合成材料から
形成されている請求項1ないし4のいずれかに記載の光
学式エンコーダ。 - 【請求項6】 発光素子または受光素子のカバーと、支
持体に形成された前記カバーが嵌合する凹部との間に
は、前記支持体の材質よりも屈折率が小さく、且つカバ
ーの材質よりも屈折率が大きな光透光性のある接着剤が
介在している請求項1ないし5のいずれかに記載の光学
式エンコーダ。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9182763A JPH1123322A (ja) | 1997-07-08 | 1997-07-08 | 光学式エンコーダ |
| EP98304875A EP0890842B1 (en) | 1997-07-08 | 1998-06-22 | Optical encoder |
| DE69818160T DE69818160T2 (de) | 1997-07-08 | 1998-06-22 | Optischer Kodierer |
| US09/111,992 US6127677A (en) | 1997-07-08 | 1998-07-08 | Optical encoder having optical conductor at the outer circumference of rotor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9182763A JPH1123322A (ja) | 1997-07-08 | 1997-07-08 | 光学式エンコーダ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1123322A true JPH1123322A (ja) | 1999-01-29 |
Family
ID=16124007
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9182763A Withdrawn JPH1123322A (ja) | 1997-07-08 | 1997-07-08 | 光学式エンコーダ |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6127677A (ja) |
| EP (1) | EP0890842B1 (ja) |
| JP (1) | JPH1123322A (ja) |
| DE (1) | DE69818160T2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19922009B4 (de) * | 1999-05-12 | 2012-02-16 | Dr. Johannes Heidenhain Gmbh | Rotatorische Positionsmeßeinrichtung |
| US20030145331A1 (en) * | 2002-01-31 | 2003-07-31 | Escobar George D. | Modifying content retrieved from a set-top box |
| EP1528369B1 (de) * | 2003-10-27 | 2014-03-12 | SICK STEGMANN GmbH | Optischer Drehwinkelsensor |
| CN114739325B (zh) * | 2022-03-17 | 2024-03-29 | 张剑辉 | 一种步进电机转子中心偏差测量装置及测量方法 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE1259621B (de) * | 1965-03-25 | 1968-01-25 | Telefunken Patent | Lichtelektrischer Messgenerator |
| GB1461201A (en) * | 1974-03-18 | 1977-01-13 | Plessey Co Ltd | Optical tachometer |
| JPS62123830A (ja) * | 1985-11-25 | 1987-06-05 | Sharp Corp | ロ−タリ−エンコ−ダ |
| DE4113720C2 (de) * | 1991-04-26 | 1996-01-11 | Daimler Benz Ag | Gabellichtschranke |
| EP0646796B1 (en) * | 1993-09-30 | 1999-12-08 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Device for optically measuring the angular velocity of an object. |
| US5569912A (en) * | 1993-09-30 | 1996-10-29 | U.S. Philips Corporation | Optical velocity measuring with efficient use of radiation passing through patterns on discs |
-
1997
- 1997-07-08 JP JP9182763A patent/JPH1123322A/ja not_active Withdrawn
-
1998
- 1998-06-22 DE DE69818160T patent/DE69818160T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1998-06-22 EP EP98304875A patent/EP0890842B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1998-07-08 US US09/111,992 patent/US6127677A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE69818160T2 (de) | 2004-04-08 |
| DE69818160D1 (de) | 2003-10-23 |
| EP0890842A1 (en) | 1999-01-13 |
| US6127677A (en) | 2000-10-03 |
| EP0890842B1 (en) | 2003-09-17 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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