JPH11233609A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH11233609A
JPH11233609A JP10031468A JP3146898A JPH11233609A JP H11233609 A JPH11233609 A JP H11233609A JP 10031468 A JP10031468 A JP 10031468A JP 3146898 A JP3146898 A JP 3146898A JP H11233609 A JPH11233609 A JP H11233609A
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film
manufacturing
oxide film
dielectric
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Katsuyuki Hotta
勝之 堀田
Takashi Kuroi
隆 黒井
Maiko Sakai
舞子 酒井
Hiromichi Kobayashi
裕通 小林
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コスト且つ有効な製造方法により、半導体
基板表面及び溝型素子分離の平坦化を図る。 【解決手段】 シリコン基板1の表面1S上に、下敷シ
リコン酸化膜2と多結晶シリコン膜5とを順次に形成す
る。異方性エッチングにより、多結晶シリコン膜5及び
下敷酸化膜2を開口し、半導体基板1の内部に至る溝2
1を形成する。HDP−CVD法により形成されるシリ
コン酸化膜11を溝21の内部に埋め込む。素子分離領
域20のシリコン酸化膜11の表面上にのみレジスト4
1を形成する。レジスト41をマスクとして、ドライエ
ッチング法により、活性領域30上のシリコン酸化膜1
1を除去する。レジスト41を除去した後、ドライエッ
チング法により、多結晶シリコン膜5のみを除去する。
下敷酸化膜2を、フッ酸を用いるウエットエッチングに
より除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置の製
造方法及び当該方法により製造される半導体装置に関す
るものであり、特に、溝型の素子分離構造を有する半導
体基板上の膜の平坦化技術に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路は、その動作時において
個々の素子を完全に独立して制御するために、各素子間
の電気的な干渉を無くす必要がある。このため、半導体
集積回路では、素子分離領域を有する素子分離構造が採
用され、かかる素子分離構造を形成する方法の一つとし
て、トレンチ分離法が広く知られており、数々の改良法
が提案されている。
【0003】トレンチ分離法は、基板の表面からその内
部に向けてトレンチを形成し、内部に誘電体を充填する
方法である。この方法は、LOCOS法による素子分離
構造で見られるバーズビークがほとんど発生せず、ま
た、LOCOS法による素子分離構造よりも形成に必要
な基板表面上の面積が小さいため、半導体集積回路の微
細化を推進する上で好適な方法として、今後更に微細化
が進む半導体集積回路において不可欠な素子分離方法で
あるといえる。
【0004】トレンチ分離法によって素子分離を実現す
るためには開口幅の小さいトレンチ内部に隙間(シー
ム)を生じることなく、誘電体を埋込むことが必要であ
る。かかる要求に応える優れた方法の一つとして、HD
P(High DensityPlasma)−CVD
(Chemical Vapor Depositio
n)法のようなエッチングと成膜とを同時に行う成膜法
がある。以下の説明では、HDP−CVD法をその一例
として用いることにする。
【0005】HDP−CVD法を用いてトレンチ内部へ
誘電体の埋め込みを行う方法には、従来の減圧CVD法
等の方法と比較して、以下のような特徴がある。まず、
(a)素子分離領域に形成される膜は、素子分離幅、即
ち、トレンチの開口幅に依存することなく、同じ膜厚で
ほぼ平坦に埋込むことができる。一方、(b)各素子が
形成される活性領域上に堆積する膜の断面形状は、活性
領域幅に依存し、三角形もしくは台形の突起部が形成さ
れる。この突起部の斜面は活性領域端より基板面に対し
て約45゜の傾斜角で形成される。このため、成膜され
る膜厚の2倍以上の幅をもつ、活性領域などでは台形状
となる。
【0006】さて、上述のような素子分離構造の形成を
含めて、微細化・多層化した集積回路の製造工程におい
て、写真製版工程におけるフォーカスマージンの縮小
や、エッチング工程でのオーバーエッチング量の縮小に
伴い、基板上に形成される各層の平坦性を確保が重要で
ある。このため、上述の突起部を除去して、トレンチ分
離構造が形成された後の基板の最上面を平坦にするため
に、CMP法による平坦化が広く実施されている。
【0007】ここで、図22〜図26に示す縦断面図を
用いて、上述した従来の半導体装置の製造方法について
説明する。
【0008】まず、半導体基板101の一方の表面上
に、シリコン酸化膜102、シリコン窒化膜103を順
次に形成する。
【0009】次に、写真製版パターンをマスクとして、
図22に示すように、シリコン窒化膜103の表面から
基板101の内部に至る所定の深さの溝(トレンチ)1
21を、ドライエッチング法により形成する。
【0010】続いて、HDP−CVD法を用いて、図2
3に示すように、素子分離領域120であるトレンチ1
21の内部、及び、トレンチ121以外の領域から成る
活性領域130上に、シリコン酸化膜111を堆積し、
トレンチ121の内部に該シリコン酸化物111を埋込
む。なお、素子分離領域120及び活性領域130につ
いて特に区別する必要がある場合は、図22に示すよう
に、素子分離領域120A,120C,120E及び活
性領域130B,130D,130Fのように参照符号
の後ろにアルファベットを付す。また、素子分離領域1
20内及び活性領域130内の構成要素についても、そ
の構成要素が属する領域の参照符号の後ろに付したアル
ファベットを、その構成要素の参照符号の後ろに付し、
その構成要素の帰属関係を区別する。図23以降も同様
の表記方法を採用する。
【0011】次に、シリコン窒化膜103をその研磨の
ストッパ膜(ハードマスク層)とするCMP法によっ
て、シリコン窒化膜103上のシリコン酸化膜111を
除去し、その後、図24に示すように、トレンチ121
の内部に、上記シリコン酸化膜111より成る埋込酸化
物111を形成する。
【0012】次に、熱リン酸処理により、図25に示す
ように、シリコン窒化膜103を除去し、続いて、フッ
酸処理によりシリコン酸化膜102を除去して、図26
に示す溝型(トレンチ)素子分離構造を完成する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の溝型素子
分離の形成方法は、以下に述べるような問題点を有して
いる。(問題点1)即ち、CMP法は、被研磨表面の全
面に対して均一に研磨する加工方法であるため、図23
に示すシリコン酸化膜111のような凹凸の差が大きい
表面層に対してCMP法により研磨する場合、シリコン
窒化膜103上のシリコン酸化膜111のうち膜厚が最
も大きい部分、例えば、図23におけるシリコン酸化膜
111Fに応じた研磨量を設定すると、シリコン窒化膜
103上のシリコン酸化膜111のうち膜厚が最も小さ
い部分、例えば、図23におけるシリコン酸化膜111
Bでは、図24に示すように、本来ストッパ膜として機
能するシリコン窒化膜103をも研磨することになる。
従って、CMP法を用いた平坦化方法では、研磨後の埋
込酸化物111の形状が、図24に示すように、上記パ
ターンに依存することとなり、埋込酸化物111の高さ
(トレンチ121の底部から埋込酸化物111の最上面
までの距離)が、図26に示すように、基板101の表
面内で均一にならないという問題点が生じる。
【0014】ところで、既述したように、HDP−CV
D法のようなエッチングと成膜とを同時に行う成膜法
は、開口幅の小さいトレンチに対しても、その内部に隙
間(シーム)を生じることなく、シリコン酸化膜111
を、同じ膜厚で、ほぼ平坦に埋込むことができる成膜方
法であるため、今後微細化が一層進む半導体装置の製造
には、HDP−CVD法のようなエッチングと成膜とを
同時に行う成膜法は不可欠な成膜技術である。このた
め、HDP−CVD法を用いて成膜した埋込酸化膜11
1を上記の問題点を生じさせることなく、平坦化するこ
とが望まれる。
【0015】上記問題点に対する解決策の一つとして、
米国特許第5498565号の明細書には、エッチング
とCMP法とを組み合わせて、HDP−CVD法により
形成したシリコン酸化膜を平坦化する方法を提案してい
る。この平坦化方法は、CMP法による研磨の前に、写
真製版法とエッチング法を用いて予め研磨対象面の凹凸
をCMP法による研磨能力範囲内にまで、ある程度の平
坦化処理をしておくものである。しかしながら、この先
行技術ではエッチング法とCMP法という2つのプロセ
スを組み合わせるため、従来のCMP法だけによる平坦
化方法よりも、平坦化プロセスが複雑になるという難点
もある。
【0016】(問題点2)また、従来の溝型素子分離の
形成方法では、CMP法という高価なプロセスを用いて
いるため、デバイス単価が高くなるという弊害がある。
【0017】以上の問題点1及び2を解消して、CMP
法を用いずに、HDP−CVD法によって成膜した埋込
酸化膜を平坦化する方法が望まれている。
【0018】本発明は、上記のような問題点を解消する
ためになされたものであり、HDP−CVD法により成
膜した膜に対して、低コストな平坦化方法を提供するこ
とにより、ウエハ(基板)の全面内で均一な形状(高
さ)を有する溝型(トレンチ)素子分離構造の形成方法
を提供することを、第1の目的とする。
【0019】更に、本発明は、上記第1の目的の実現と
同時に、溝型(トレンチ)素子分離構造を有する半導体
装置を高い歩留まりで達成する半導体装置の製造方法を
提供することを、第2の目的とする。
【0020】更に、本発明は、上記第1及び第2の目的
の実現と同時に、その安定動作が達成される、超微細化
・高集積化された、溝型(トレンチ)素子分離構造を有
する半導体装置を提供することを、その第3目的とす
る。
【0021】更に、本発明は、新規なトレンチの構造を
提供することを、その第4目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】(1)請求項1記載の発
明に係る半導体装置の製造方法は、半導体基板の一方の
表面上に、少なくとも一層の膜より成るハードマスク層
を形成する第1工程と、前記ハードマスク層の表面内の
所定領域から前記半導体基板の一部をエッチングして、
素子分離領域を成す溝と、前記素子分離領域以外の領域
から成る活性領域とを前記半導体基板内部に形成する第
2工程と、前記ハードマスク層の前記表面上及び前記溝
の内部に、エッチングと成膜とを同時に行う成膜法によ
り誘電体を堆積して、前記溝の前記内部に前記ハードマ
スク層の前記表面と同じ高さまで前記誘電体を埋め込む
第3工程と、少なくとも前記素子分離領域上の前記誘電
体の表面上にレジストを形成する第4工程と、前記レジ
ストをマスクとして、前記レジストが形成されていない
前記活性領域上の前記誘電体を除去する第5工程と、前
記レジスト及び前記ハードマスク層を順次に除去する第
6工程とを備えることを特徴とする。
【0023】(2)請求項1記載の半導体装置の製造方
法であって、前記ハードマスク層のうち少なくとも一層
は、前記誘電体のドライエッチングに対してエッチング
されにくい膜を用い、前記第5工程は、ドライエッチン
グ法によって前記誘電体の除去を行なう工程を備えるこ
とを特徴とする。
【0024】(3)請求項3記載の発明に係る半導体装
置の製造方法は、請求項2記載の半導体装置の製造方法
であって、前記ハードマスク層のうち少なくとも一層
は、非単結晶シリコン膜であることを特徴とする。
【0025】(4)請求項1ないし3のいずれかに記載
の半導体装置の製造方法であって、前記第4工程は、前
記活性領域上の前記誘電体上であって、アライメントマ
ージンに相当する距離で与えられる範囲内だけ張り出す
ように、前記素子分離領域端から前記活性領域側に向け
て、前記レジストを形成する工程を備え、前記第6工程
は、前記レジストを除去した後、前記ハードマスク層を
除去する前に、フッ酸によって前記誘電体をエッチング
する工程を備えることを特徴とする。
【0026】(5)請求項4記載の半導体装置の製造方
法であって、前記ハードマスク層の膜厚は、前記アライ
メントマージンの2倍の値よりも厚いことを特徴とす
る。
【0027】(6)請求項4記載の半導体装置の製造方
法であって、隣接する前記レジスト間の距離が該半導体
装置の最小デザイン寸法以下となる場合は、前記第4工
程は、隣接する前記レジスト間の領域上の、前記誘電体
の前記表面上にも前記レジストを形成する工程を備える
ことを特徴とする。
【0028】(7)請求項7記載の発明に係る半導体装
置の製造方法は、請求項6記載の半導体装置の製造方法
であって、前記ハードマスク層の膜厚を、前記アライメ
ントマージンの2倍の値、又は、前記アライメントマー
ジンの値と前記最小デザイン寸法の2分の1の値との合
計の値のうち、いずれか大きい値よりも十分厚く形成す
ることを特徴とする。
【0029】(8)請求項8記載の発明に係る半導体装
置は、請求項1ないし7のいずれかに記載の半導体装置
の製造方法により製造されることを特徴とする。
【0030】(9)請求項9記載の発明に係る半導体装
置は、半導体基板と、それぞれが前記半導体の一方の表
面からその内部に向けて所定の深さだけ形成されて、前
記半導体基板内部に素子分離領域を形成する複数の溝
と、少なくとも前記半導体基板の前記一方の表面の高さ
まで前記複数の溝のそれぞれの内部に隙間なく埋め込ま
れた複数の誘電体とを備え、前記複数の誘電体のそれぞ
れの頂上部は平坦であり、前記複数の誘電体のそれぞれ
の前記頂上部の高さは互いに均一であることを特徴とす
る。
【0031】
【発明の実施の形態】(着眼点)上述のHDP−CVD
法のようなエッチングと成膜とを同時に行う成膜法によ
り堆積した膜に対して、CMP法のみを用いて平坦化を
図る従来の技術の他に、かかる膜に対して、エッチン
グ法とCMP法とを組み合わせた平坦化方法がある。
かかる技術としては、米国特許第5498565号の
明細書に開示されている。この先行技術は、CMP法
による研磨の前に、写真製版法とエッチング法とを用い
て予め研磨対象面の凹凸をCMP法による研磨能力範囲
内にまで、ある程度の平坦化処理をしておくものであ
る。従って、この先行技術は、CMP法の研磨特性を
基本にして、部分的に改良しようとする思想である。し
かも、かかるドライエッチング法とCMP法とを組み合
わせた方法は、HDP−CVD法以外の成膜方法、例え
ば、従来の減圧CVD法により形成されるシリコン酸化
膜の研磨に対しても用いられている技術である(特開平
3−148155号公報(米国特許第5,006,48
2)参照)。
【0032】これに対して、本発明に係る半導体装置の
製造方法は、CMPを用いることなく、従来のCMP法
のみによる平坦化技術及びエッチング法とCMP法と
を組み合わせた上記平坦化技術よりも、より平坦で且
つより均一な素子分離構造を実現すべく、本願発明者の
研究の末に得られたものである。即ち、CMP法を用い
ないという考え方を出発点として、それに代わるべき、
より有利な平坦化技術を求めて、本発明者は、以下に述
べる方法を導出しうるに至った。従って、以下に述べる
本発明は、上記両従来技術及びとは、その技術思想
の根本を異にするものである。この点において、本発明
は、平坦化の要望に応えるために昨今用いられているC
MP法を利用した技術の流れに、一見退行するように見
えるが、以下に述べる実施の形態1及び2の説明によ
り、本実施の形態に係る半導体の製造方法は、上記従来
技術及びのいずれと比較しても、より低コストな方
法であり平坦且つより均一な素子分離構造を得ることが
できる技術であることが、明らかとなるであろう。
【0033】(実施の形態1)図1〜図7に示す縦断面
図は、実施の形態1に係る半導体装置の製造工程を示す
図であり、これらの図を用いて、以下に、本実施の形態
1に係る半導体装置の構造及びその製造方法についての
詳しい説明をする。
【0034】(第1工程)まず、例えばシリコンを母材
とする、半導体基板1の一方の表面1S上に、例えば熱
酸化法により10〜50nm程度の膜厚のシリコン酸化
膜2(以下、「下敷酸化膜2」とも称す)を形成し、続
いて、該シリコン酸化膜2の表面上に、50〜300n
m程度の膜厚の多結晶シリコン膜5を形成する。
【0035】ここで、下敷酸化膜2と多結晶シリコン膜
5のそれぞれは、後述する、ドライエッチングに対する
ストッパ膜(ハードマスク)として機能するため、以下
の説明において、下敷酸化膜2と多結晶シリコン膜5と
をあわせて、1つの「ハードマスク層6」と呼ぶ。
【0036】(第2工程)次に、写真製版パターンをマ
スクとする異方性エッチングにより、図1に示すよう
に、素子分離領域20(20A,20C,20E)とな
る領域の多結晶シリコン膜5及び下敷酸化膜2を開口
し、半導体基板1の表面1Sからその内部に向かって、
100〜500nm程度の深さの溝(以下、「トレン
チ」とも称す)21(21A,21C,21E)を形成
する。
【0037】これにより、図1に示すように、半導体基
板1内に複数の領域20A,20C,20Eより成る素
子分離領域20と、複数の領域30B,30D,30F
より成る活性領域30とが形成される。
【0038】ここで、素子分離領域20及び活性領域3
0とは、半導体基板1の表面1S上の平面的な領域のみ
ならず、上記表面1Sから半導体基板1の厚み方向の
(3次元の)領域をも含む概念とする。従って、半導体
基板1は素子分離領域20及び活性領域30の2つ領域
に区画されることになるため、以下の説明では素子分離
領域20以外の領域とは、活性領域を意味する。
【0039】なお、素子分離領域20及び活性領域30
について特に区別する場合は、図1に示すように、素子
分離領域20A,20C,20E及び活性領域30B,
30D,30Fのように、参照符号の後ろにアルファベ
ットを付す。また、素子分離領域20内及び活性領域3
0内の構成要素も、その構成要素が属する領域の参照符
号の後ろに付されたアルファベットを、その構成要素の
参照符号の後ろに付し、その構成要素の区別を明らかに
する。図2以降においても、同様に表記する。
【0040】(第3工程)次に、図2に示すように、例
えばHDP(High Density Plasm
a)−CVD(Chemical Vapor Dep
osition)法のようなエッチングと成膜とを同時
に行う成膜法により、多結晶シリコン膜5の表面上及び
トレンチ21の内部にシリコン酸化膜11を堆積し、こ
れにより、トレンチ21の内部に当該シリコン酸化膜1
1(埋込酸化物11A、11C,11E)を埋め込む。
即ち、トレンチ21の内部に当該シリコン酸化膜11
B、11D、11Eを、多結晶シリコン5の表面の高さ
まで充填する。このとき、多結晶シリコン膜5上に形成
されるシリコン酸化膜11の膜厚の最大値は、多結晶シ
リコン膜5の膜厚とシリコン酸化膜2の膜厚とトレンチ
21の半導体基板1の表面1Sからの深さ(高さ)との
合計(160〜850nm程度)に相当する。なお、以
下、シリコン酸化膜11の成膜にはHDP−CVD法を
用いた場合を例として説明する。
【0041】なお、トレンチ21の内部に埋め込まれた
シリコン酸化膜11を、以下、特に、「埋込酸化物1
1」とも称す。
【0042】かかる埋込(シリコン)酸化膜11は素子
分離の機能、即ち、隣接する活性領域内のそれぞれに形
成された素子間の電気的な干渉を無くする機能を果た
す。かかる機能から捉えれば、トレンチ21の内部に
は、誘電体を埋め込めば良く、シリコン酸化膜以外に
も、例えばHDP−CVD法により形成される、シリコ
ンオキシナイトライド(SiON)膜や窒化シリコン膜
等の誘電体であってもよい。
【0043】ここで、エッチングと成膜とを同時に行う
成膜法の一例であるHDP−CVD法について簡単に説
明する。この成膜方法は、高密度プラズマを用いること
により、成膜とエッチングとを同時に行う成膜方法であ
る。このHDP−CVD法によれば、高アスペクト比の
トレンチに対して、隙間(シーム)を生じることなく、
シリコン酸化物を埋め込むことができるという特徴は既
述の通りである。HDP−CVD法についての更に詳し
い説明は、例えば、Solid State Technology(April 199
6)の63頁〜73頁に見ることができる。
【0044】(第4工程)次に、図3に示すように、シ
リコン酸化膜11の表面全面に、レジスト41Sを形成
し、続いて、写真製版法によりレジスト41Sをパター
ニングし、図4に示すように、溝型素子分離領域となる
全ての埋込酸化膜11(11A,11C,11E)の表
面上にのみレジスト41(41A,41C,41E)を
形成する。
【0045】(第5工程)次に、図4のレジスト41を
マスクとして、例えばCF4ガスを用いるドライエッチ
ング法により、レジスト41が形成されていない領域上
のすべてのシリコン酸化膜11を除去する(図5参
照)。この際、多結晶シリコン膜5はシリコン酸化膜1
1に対するエッチング選択比が十分に高いため、それ自
身はほとんどエッチングされない。このように、多結晶
シリコン膜5は、シリコン酸化膜11のドライエッチン
グにおけるハードマスク(ストッパ膜)として機能して
おり、多結晶シリコン5はシリコン酸化膜11のドライ
エッチングに対してエッチングされにくい、上記ハード
マスク層6の内の少なくとも一つの層を成している。な
お、多結晶シリコン膜5以外の非単結晶シリコン膜、例
えば、アモルファス・シリコン膜を用いてもよい。
【0046】(第6工程)次に、図5のレジスト41を
全て除去した後、例えばCl2ガスを用いるドライエッ
チング法により、多結晶シリコン膜5のみを除去する
(図6参照)。この際、上記第5工程とは逆に、シリコ
ン酸化膜2、従って、下敷酸化膜2が多結晶シリコン5
のドライエッチング時のハードマスク(ストッパ膜)と
して機能する。
【0047】このように、多結晶シリコン5及び下敷酸
化膜2は、それぞれ第5工程及び第6工程におけるドラ
イエッチングのハードマスク(ストッパ膜)として機能
している。以上のことから、第1工程は、活性領域30
(図1参照)上のシリコン酸化膜11の選択的除去にハ
ードマスクとして機能する層を含む、ハードマスク層6
の形成工程であると、考えることができる。
【0048】さらに、図6に示す下敷酸化膜であるシリ
コン酸化膜2を、フッ酸を用いるウエットエッチングに
より除去することにより、図7に示す、シリコン酸化膜
11より成る楔状の素子分離誘電体がトレンチ21の内
部に形成される。なお、以下、埋込酸化膜11を「楔型
素子分離誘電体11」とも呼ぶ。
【0049】以上の工程により得られる、素子分離構造
を有する半導体装置は、シリコン酸化膜11よりなる素
子分離誘電体の頂上部及び半導体基板1の一方の表面1
Sはそれぞれ、従来のCMP法により平坦化される素子
分離誘電体及び半導体表面と比較して、良好な平坦性を
有している。更に、半導体基板内の複数の素子分離誘電
体について、半導体基板1の上記表面1Sから素子分離
誘電体(シリコン酸化膜11)の頂上部までの高さは、
従来のCMP法により平坦化される素子分離と比較し
て、より均一である。
【0050】(実施の形態1の効果)以上のように、本
実施の形態1に係る半導体装置の製造方法によれば、素
子分離領域20内のシリコン酸化膜11の表面上をレジ
スト41で被覆した上で、活性領域30内に露出した、
シリコン酸化膜11のみをドライエッチングすると共
に、そのドライエッチング時に、多結晶シリコン膜5が
ストッパ膜として機能するため、従来のCMP法による
シリコン酸化膜111(図2参照)の研磨において、図
24に示すように、ストッパ膜(図24におけるシリコ
ン窒化膜103)までもが研磨されてしまうというよう
な事態は発生しない。従って、多結晶シリコン膜5が
消失したり、半導体基板1の一部がエッチングされるよ
うな事態を発生させることなく、必要十分な量のシリコ
ン酸化膜11のエッチングが可能となる。
【0051】一方、HDP−CVD法のようなエッチン
グと成膜とを同時に行う成膜法の成膜特性から、素子分
離領域20内のトレンチ21の幅に依存することなく、
且つ、隙間(シーム)を生じることなく、トレンチ21
の内部に同じ膜厚のほぼ平坦なシリコン酸化物11を埋
込むことができるため、トレンチ21の内部に形成され
る埋込酸化物11の膜厚は、活性領域30及び素子分離
領域20から成る、半導体基板1の表面1S上に形成さ
れる(平面的)パターンに全く依存しない。従って、図
7に示すように、半導体基板1内に埋め込まれた埋込酸
化物11の高さ(半導体基板1の表面1Sから埋込酸化
膜11の頂上部(最上面)までの距離、又は、トレンチ
21の底部から埋込酸化膜11の頂上部(最上面)まで
の距離)のバラツキは、従来のCMP法を用いる研磨に
より得られる埋込酸化物111(図26参照)と比較し
て、十分に小さいため、素子分離領域20の平坦性は
良好である。
【0052】加えて、活性領域30及び素子分離領域2
0の平坦化工程にCMP法を用いないため、CMP法に
起因して生じていた既述の問題点は生じない。従って、
活性領域30内の半導体基板1の表面1Sの平坦性も
極めて良好である。
【0053】上記及びの効果により、活性領域30
内の半導体基板1の表面1S上の又は素子分離誘電体で
ある埋込酸化物11の上に形成される層間絶縁膜や電極
配線層等の平坦性も良好となるため、本実施の形態1に
係る半導体装置の製造方法は、多層化配線構造を有する
半導体装置の製造に好適であると言える。
【0054】以上のように、CMP法が有する平坦化の
不均一性や不安定性という問題点を回避できるため、
上記半導体装置の歩留まりの一層の向上が可能になる。
更に、高価なCMP法を用いる必要が無いので、プロ
セスのコストの低減化が可能となる。更に、エッチン
グ法とCMP法を組み合わせた方法により上記シリコン
酸化膜11の平坦化を図る先行技術(米国特許第549
8565号)と比較して、CMP法を用いないので、プ
ロセスが単純になり、工程管理コストの削減が可能であ
る。
【0055】以上の効果〜により、本実施の形態1
に係る半導体装置の製造方法は、その動作が安定な、超
微細化・高集積化された半導体装置の低コストで実現で
きる製造方法である。
【0056】(実施の形態2)以下に述べる実施の形態
2に係る半導体装置の製造方法は、基本的には、実施の
形態1に係る半導体装置の製造方法と同様の考え方に基
づくものであるが、本実施の形態2に係る製造方法は、
後述するように、レジストの写真製版工程における位置
合わせ精度に応じた製造方法である点において、より好
ましい形態である。
【0057】以下、図8〜図14に示す製造工程の縦断
面図を用いて、本実施の形態2に係る半導体装置の構造
及びその製造方法について、実施の形態1に係る製造方
法との相違点を中心に説明する。なお、実施の形態1に
係る構成要素と同一の要素には、同一の参照符号を付し
ている。
【0058】また、実施の形態1と同様に、図8に示
す、素子分離領域20及び活性領域30に対して、素子
分離領域20A,20C,20E及び活性領域30B,
30D,30Fのように表記する。更に、素子分離領域
20内及び活性領域30内の構成要素についても、同様
の表記方法を用い、この点は、図9以降においても同様
である。
【0059】(第1工程)まず、例えばシリコンを母材
とする、半導体基板1の一方の表面1S上に、例えば熱
酸化法により10〜50nm程度の膜厚のシリコン酸化
膜2(以下、「下敷酸化膜2」とも呼ぶ)を形成し、続
いて、このシリコン酸化膜2の表面上に、所定の値より
も大きい膜厚の多結晶シリコン膜15を形成する。ここ
で、所定の値とは、「当該半導体装置のアライメントマ
ージン(考えられるアライメントずれの最大値に相当す
る量。以下、その値をaとする)の2倍の値(2a)」
と「アライメントマージンaと最小デザイン寸法(以
下、その値をrとする)の2分の1との合計の値(a+
r/2)」のうち、いずれか大きい方の値に相当する膜
厚である。多結晶シリコン膜5の膜厚を、上記のように
規定する理由及びその効果は、後述する。
【0060】(第2工程)次に、写真製版パターンをマ
スクとする異方性エッチングにより、図8に示すよう
に、素子分離領域20となる領域の多結晶シリコン膜1
5及び下敷酸化膜2を開口し、半導体基板1の表面1S
からその内部に向かって、100〜500nm程度の深
さの溝(以下、「トレンチ」とも称す)21を形成す
る。
【0061】なお、実施の形態1又は2の半導体装置の
製造方法において、上記トレンチを形成するための異方
性エッチングに対するマスクは、多結晶シリコン5,1
5の表面上に熱酸化法又はCVD法により形成する、シ
リコン酸化膜を用いても良い。但し、かかる場合には、
以下の点に留意する。まず、マスクとして用いる上記シ
リコン酸化膜のパターニングのために、更に写真製版法
を用いなければならない点である。次に、本実施の形態
2に係る半導体装置の製造方法においては、当該シリコ
ン酸化膜はHDP−CVD法により形成するシリコン酸
化膜11F(図9参照)と一体となり、後述のウエット
エッチング工程で、一体のシリコン酸化膜として除去す
る。この時、突起部(図11における突起部11Tに相
当)の形状が、後述する突起部11Tの形状と異なるた
め、後述するウエットエッチング工程のエッチング量の
規定に変更を加えなければならない点である。
【0062】(第3工程)次に、図9に示すように、例
えばHDP−CVD法により、多結晶シリコン膜15の
表面上及びトレンチ21の内部にシリコン酸化膜11を
堆積し、当該シリコン酸化膜11(埋込酸化物11A,
11C,11E)を埋め込む。即ち、トレンチ21の内
部にシリコン酸化膜11を、多結晶シリコン膜15の表
面の高さまで充填する。このとき、多結晶シリコン膜1
5上に形成されるシリコン酸化膜11B,11D,11
Eの膜厚の最大値は、HDP−CVD法の成膜特性か
ら、多結晶シリコン膜15の膜厚とシリコン酸化膜2の
膜厚とトレンチ21の半導体基板1の表面1Sからの深
さ(高さ)との合計に相当する。なお、以下、シリコン
酸化膜11の成膜にはHDP−CVD法を用いた場合を
例として説明する。
【0063】(第4工程)次に、シリコン酸化膜11の
表面全面に亘ってレジスト41S(図3参照)を形成
し、続いて、写真製版法によりレジスト41Sをパター
ニングし、図10に示す所定のレジスト41を形成す
る。ここで、所定の形状のレジスト41は、図10に示
すように、アライメントマージンaに相当する距離で与
えられる範囲内だけ、素子分離領域20の端部から活性
領域30の側へ張り出した形状として、パターン形成す
る。以下、レジスト41のうち素子分離領域20の端部
から活性領域30側へ張り出した部分を、特に区別する
必要がある場合には、「第2レジスト部分42」(図1
0参照)と呼ぶ。
【0064】ただし、微細な活性領域30、例えば、図
10の活性領域30Bにおいて、活性領域30Bに隣接
する素子分離領域20A,20Cの端部から活性領域3
0Bの側へ張り出すことにより、活性領域30B上に第
2レジスト部分42が存在することになった結果、活性
領域30B内の残った領域の幅tが半導体装置の最小デ
ザイン寸法r以下となった場合は、図10に示すよう
に、活性領域30B上の全面にレジスト41を形成す
る。この時、活性領域30B上に第2レジスト部分42
が存在することになった結果、活性領域30B内の残っ
た領域の幅tが最小デザイン寸法r以下になった部分
を、特に区別の必要がある場合には、「第3レジスト部
分43」(図10参照)と呼ぶことにする。上記第2及
び第3レジスト部分の形成理由及びその効果について
は、後に詳述する。
【0065】(第5工程)次に、図10のレジスト41
をマスクとして、例えばCF4ガスを用いるドライエッ
チング法により、図11に示すように、シリコン酸化膜
11のうちレジスト41で覆われない部分のシリコン酸
化膜11を除去し、多結晶シリコン膜15の表面を露出
させる。この際、多結晶シリコン膜15自身は、ほとん
どエッチングされないため、実施の形態1と同様に、シ
リコン酸化膜11のドライエッチングにおけるハードマ
スク(ストッパ膜)として機能し、多結晶シリコン15
はシリコン酸化膜11のドライエッチングに対してエッ
チングされにくい、上記ハードマスク層16の内の一つ
の層を成している。
【0066】(第6工程)次に、図11のレジスト41
を除去した後、図12に示すようにフッ酸によるウェッ
トエッチング法により、シリコン酸化膜11B及び多結
晶シリコン膜15上の端部に残留するシリコン酸化膜1
1より成る突起部11Tを除去する。このときのエッチ
ング量は、後述するように、半導体装置のアライメント
マージンaの2倍の値(2a)、又は、アライメントマ
ージンaと最小デザイン寸法rの2分の1との合計の値
(a+r/2)のうち、いずれか大きい方に相当する膜
厚のシリコン酸化膜が十分除去できるように設定する。
【0067】その後、図13に示すように例えばCl2
ガスを用いるドライエッチング法により、多結晶シリコ
ン膜15を除去する。この際、下敷酸化膜2が多結晶シ
リコン15のドライエッチング時のハードマスク(スト
ッパ膜)として機能する点は、実施の形態1と同様であ
る。従って、実施の形態1と同様に、上述の本実施の形
態1における第1工程は、活性領域30上のシリコン酸
化膜11の選択的除去にハードマスクとして機能する層
を含む、ハードマスク層16の形成工程であるというこ
とができる。
【0068】さらに、図13に示すように下敷酸化膜2
を、フッ酸を用いるウエットエッチングにより除去し
て、シリコン酸化物11の楔型素子分離誘電体をトレン
チ21の内部に形成する。
【0069】(実施の形態2の本質)ここで、図15〜
図17を用いて、本発明の実施の形態2に係る半導体装
置の製造方法について、詳細な説明を加えることにす
る。
【0070】まず、HDP−CVD法によりシリコン酸
化膜を堆積すると、例えば、図9に示すように、多結晶
シリコン15の表面上(即ち、図8に示す活性領域30
上)のシリコン酸化膜11の断面形状は、既述のよう
に、三角形となる。この突起部11B,11Dの断面に
おける斜辺は、活性領域端、即ちハードマスク層16の
表面(即ち、多結晶シリコン15の表面)端部より、半
導体基板1の表面1Sに対して約45゜の傾斜角をも
つ。この突起部11B,11Dを模式的に示した図15
において、活性領域幅をxとすると、その高さはx/2
になる。なお、活性領域幅が、成膜されるシリコン酸化
膜11の膜厚の2倍よりも大きい場合には、例えば、図
9のシリコン酸化膜11Fのように、突起部の断面形状
は台形状となる。
【0071】次に、図16は、実施の形態2に係る第5
工程後の半導体装置を示す縦断面図であり、実施の形態
2に係る第5工程の説明図である図11とは、多結晶シ
リコン15の幅(つまり、活性領域の幅)が相違する。
図16においては、活性領域30Dの幅はアライメント
マージン(a)の2倍(2a)と最小デザイン寸法rと
の合計(2a+r)、活性領域30Fの幅は上記(2a
+r)以上である。
【0072】このとき、活性領域30上に形成される、
シリコン酸化膜の突起部11B,11Dの高さはそれぞ
れ、r/2,(a+r/2)である。従って、かかる突
起部11のうち、最大の高さを有する突起部11Dは、
その幅がアライメントマージンの2倍(2a)と最小デ
ザイン寸法(r)との合計(2a+r)に相当する活性
領域30D上に存在することになる。
【0073】この時、上述の第4工程に従って、図16
に示すように、かかる活性領域30B及び30D上全面
を被覆するように、第2及び第3レジスト部分42,4
3より成るレジスト41を形成するため、突起部11
B,11Dが第5工程でのドライエッチングにより除去
されることはない。
【0074】一方、(2a+r)以上の幅をもつ活性領
域30上、例えば、図16の活性領域30F上のシリコ
ン酸化膜11F(図9参照)は、上記第5工程でのドラ
イエッチングにより除去されるため、図16に示す段階
では、露出している多結晶シリコン15Fの表面には、
シリコン酸化膜の突起部は存在しない。しかし、多結晶
シリコン膜15Fの表面上の端部(各周辺から幅aで与
えられる領域)には、第2レジスト部分42によりマス
クされた突起部11T(高さa)が残る。
【0075】このように、図16に示すレジスト41を
マスクとした場合は、ドライエッチング後に残る突起部
のうちで、最大の高さを有する突起部は、活性領域30
D(幅:2a+r)上に形成される突起部11D(高
さ:a+r/2)である。従って、第6工程において、
レジスト41を除去した後のウエットエッチングでは、
この突起部11Dを除去できるように、エッチング時間
等のプロセスパラメータを設定すればよい。
【0076】次に、図17に示すように写真製版工程
(第4工程)において、アライメントが、最大量(アラ
イメントマージンa)ずれた場合を考える。なお、図1
7では、レジスト41のパターニングが、図16に示す
場合に対して、紙面に向かって右側へずれた場合を示し
ている。
【0077】かかる場合、図16の場合と同様に、両突
起部11B(高さ:r/2),11D(高さ:a+r/
2)は、上記の第5工程ではエッチングされない。これ
に対し、多結晶シリコン膜15F上のシリコン酸化膜1
1F(図9参照)のうち、多結晶シリコン膜15Fの表
面上であって、素子分離領域20E側の(幅2aで与え
られる)端部のシリコン酸化膜は第2レジスト部分42
に被覆されているため、エッチングされずに、突起部1
1T(高さ:2a)として残る。
【0078】かかる場合には、突起部11D(高さ:a
+r/2)と突起部11T(高さ:2a)とのうち、い
ずれか高い方の突起部を除去できるように、第6工程に
おけるフッ酸によるウェットエッチングのエッチング・
パラメータ(エッチング時間等)を設定する。
【0079】なお、HDP−CVD法において、突起部
斜辺の傾斜45゜とは異なるような成膜条件を用いる場
合でも、同様な幾何学的考察によりウエットエッチング
・パラメータを設定すればよい。
【0080】一方、第6工程における2回のフッ酸によ
るウエットエッチングにより、素子分離誘電体である埋
込酸化物11の頂上部もエッチングされるため、これら
2つのエッチング工程後においても、埋込酸化物11の
頂上部が半導体基板1の表面1Sよりも高い位置になる
ように設定する必要がある。このため、本実施の形態2
に係る半導体装置の製造方法の第1工程では、図8に示
す多結晶シリコン膜15の膜厚を、上記第6工程中の1
回目のエッチング量以上に、即ち、最大突起部の高さ以
上の値に設定する。但し、多結晶シリコン膜15の膜厚
を最大突起部の高さ以上の値に設定した場合には、トレ
ンチ21のアスペクト比が高くなり、シリコン酸化膜1
1の成膜に注意する必要があるため、上記多結晶シリコ
ン膜15の膜厚は、最大突起部の高さに相当する値とす
るのがよい。
【0081】なお、例えば図16に示すレジスト41に
代えて、第2レジスト部分42を有し、第3レジスト部
分43のないレジストをマスクとして、シリコン酸化膜
11をドライエッチング法により除去する場合には、上
記多結晶シリコン膜15の膜厚は、アライメントマージ
ンaの2倍(2a)以上であれば良い(但し、上記多結
晶シリコン膜15の膜厚をアライメントマージンaの2
倍(2a)とするのが最もよい。)。
【0082】(実施の形態2の効果)以上のように、本
実施の形態2に係る半導体装置の製造方法によれば、実
施の形態1に係る半導体装置の製造方法と同様の効果
〜を得られると同時に、以下のような顕著な効果が得
られる。
【0083】(i)まず、本実施の形態2に係る半導体
装置の製造方法によれば、レジスト41が第2レジスト
部分42を有するため、図17に示すように、たとえア
ライメントのずれが生じても、かかるずれの最大値はa
であることから、埋込酸化物11は常にレジスト41に
より被覆される。このため、埋込酸化物11は、第5工
程におけるドライエッチングによって除去されることは
無い。従って、埋込酸化物11の頂上部の平坦性が確保
され、且つ、その高さが半導体基板1の全面で均一にな
る、素子分離誘電体を成すシリコン酸化物11が得られ
るという効果を生じる。
【0084】なお、第2レジスト部分42の幅は、アラ
イメントマージンの値aとしているが、かかる幅がaよ
り小さい場合には、上記(i)の効果が得られないこと
は明らかである。また、上記幅がaより大きい場合に
は、上記(i)の効果は得られるが、図17における突
起部11Tの高さが、より高くなってしまう。これによ
り、当該突起部11Tが最も高い突起部となる場合に
は、ウエットエッチングによるシリコン酸化膜11のエ
ッチング量を、より増加させなければならず、かかる増
加により、埋込酸化物11の頂上部が設定値以上にエッ
チングされる状態になる。これを回避するために、多結
晶シリコン膜15の膜厚を増加するとトレンチ21のア
スペクト比がより大きくなる。以上のことから、第2レ
ジスト部分42の幅をアライメントマージンの値aとす
るのがよい。
【0085】(ii)また、レジスト42が第2及び第
3レジスト部分を有する場合であっても、シリコン酸化
膜11をドライエッチングにより除去した後に残る突起
部(例えば、図17における突起部11B,11D,1
1T)の高さはデバイスのアライメントマージンaの2
倍(2a)、又は、アライメントマージンaと最小デザ
イン寸法rの2分の1との合計(a+r/2)のいずれ
をも超えないので、上述のウエットエッチングに対する
エッチングパラメータの規定により、これら全ての突起
部は除去され、後工程には残留しない。
【0086】(iii)更に、図8の多結晶シリコン膜
15の膜厚を、半導体装置のアライメントマージンaの
2倍(2a)、又は、アライメントマージンaと最小デ
ザイン寸法rの2分の1との合計(a+r/2)のう
ち、いずれか大きい方以上に設定しているので、上記突
起部の除去時及び下敷酸化膜2の除去時のフッ酸による
ウエットエッチング後も、素子分離誘電体である埋込酸
化物11の頂上部が、半導体基板1の表面1Sの高さよ
りも低くなることは無く、上記(i)と同様の効果を得
ることができる。
【0087】(iv)加えて、本実施の形態2に係る製
造方法によれば、微細な活性領域において、活性領域3
0上に第2レジスト部分42が存在するので、活性領域
30内の残る領域の幅が最小デザイン寸法以下となる部
分に対して、全面にレジスト41が形成される。このた
め、最小デザイン寸法以下のパターンが生じることはな
く、本実施の形態2に係る半導体装置の製造方法によれ
ば、デザインルールを縮小する必要は無い。従って、本
実施の形態2に係る半導体装置の製造方法は、簡便な方
法により、上記(i)の効果を得ることができる。
【0088】(実施の形態1及び2の応用例)図18〜
図21は、上述の実施の形態1又は2に係る半導体装置
の製造方法の内いずれか一方の製造方法を用いて形成さ
れた素子分離領域で分離される活性領域上に、例えば、
DRAMメモリセルを製造するときの工程を示す縦断面
である。以下では、図18〜図21に従い、DRAMメ
モリセルの製造工程の詳しい説明をすることにより、本
製造工程によって得られる溝型素子分離構造が、半導体
装置にもたらす利点を示す。
【0089】まず、上述の実施の形態1又は2に係る半
導体装置の製造方法のいずれかの製造方法を用いて、図
18に示すように、p型シリコン基板1の内部に楔型素
子分離誘導体51を形成することにより、シリコン基板
1内に素子分離領域80及び活性領域90を形成する。
【0090】その後、図18に示すように、p型のウェ
ル(図示せず)を形成し、シリコン基板1の活性領域9
0内の表面上に、熱酸化法により100オングストロー
ム程度の膜厚の、ゲート酸化膜となるシリコン酸化膜を
成膜する。続いて、上記シリコン酸化膜の表面上に、C
VD法により、ゲート電極材である、1000オングス
トローム程度の膜厚の多結晶シリコン膜を成膜する。
【0091】次に、写真製版法により所定の領域に形成
されたレジスト(図示せず)をマスクとして用いて、異
方性エッチングにより多結晶シリコン膜をパターニング
し、図18に示すように、多結晶シリコン膜のゲート電
極62、ゲート酸化膜のゲート酸化膜60が形成され
る。その後、上記レジストを除去する。
【0092】次に、溝型素子分離51と、ゲート電極6
2及びゲート酸化膜60をマスクとして、Asを50k
eV,5×1013/cm2の条件でイオン注入し、図1
8に示すように、ソース領域又はドレイン領域のn型層
61を形成する。
【0093】次に、CVD法によりシリコン基板1の全
表面を覆うように、1000オングストローム程度のシ
リコン酸化膜(図示せず)を堆積する。そして、図18
に示すように前記シリコン酸化膜を異方性エッチングし
て、サイドウォール絶縁膜63を形成する。
【0094】その後、CVD法により層間絶縁膜71と
して、シリコン酸化膜をシリコン基板1上の全面に、7
000オングストローム程度堆積する。さらに、ビット
ラインコンタクトホールを所定の位置に開口し、ビット
ライン配線となる不純物を含有した1000オングスト
ローム程度の多結晶シリコンと、1000オングストロ
ーム程度の膜厚のタングステンシリサイド(WSi)と
を、ビットラインコンタクトホールの内部及び層間絶縁
膜上全面に堆積する。次に、図19に示すように上記多
結晶シリコン及び上記タングステンシリサイド(WS
i)をパターニングして、所定の領域にのみビットライ
ン配線72を形成する。
【0095】次に、CVD法により上記層間絶縁膜71
及び上記配線72の全面を被覆するように、層間絶縁膜
である、7000オングストローム程度のシリコン酸化
膜を、再度堆積する。シリコン酸化膜はシリコン酸化膜
71と一体となり、層間絶縁膜91を形成する。そし
て、当該層間絶縁膜91内の所定の位置にストレージノ
ードコンタクトホールを開口し、続いて、8000オン
グストローム程度の不純物を含有した多結晶シリコン
(キャパシタ下部電極材料)を、層間絶縁膜91上及び
ストレージノードコンタクトホール内部全面に堆積す
る。多結晶シリコンをパターニングすることにより、図
20に示すように、所定の領域にのみストレージノード
81を形成する。
【0096】次に、図21に示すようにCVD法により
層間絶縁膜91上及びストレージノード81上全面を覆
うように、キャパシタ誘電膜となるシリコンオキシナイ
トライド(SiON)膜82を70オングストローム程
度堆積する。続いて、図21に示すようにCVD法によ
り、キャパシタ上部電極となる、不純物を含有した多結
晶シリコンを500オングストローム程度堆積する。当
該多結晶シリコンをパターニングすることにより、所定
の領域にのみセルプレート83を形成する。
【0097】以上の工程により、DRAMデバイスのセ
ル部が完成する。その後、DRAMデバイスは、配線に
より周辺回路と接続されるが、本応用例においては本質
的な工程ではないので、その説明を省略する。
【0098】以上のような工程により製造されるDRA
Mデバイスは、次の利点を有する。即ち、上述の実施の
形態1又は2に係る半導体装置の製造方法を用いて楔型
素子分離誘電体51が製造されていため、楔型素子分離
誘電体51は、トレンチ内部に隙間(シーム)が存在せ
ず、また、その頂上部が良好な平坦度と、基板1の表面
内において均一な高さとを有する。更に、活性領域90
内におけるシリコン基板1の表面も平坦性が高い。従っ
て、各活性領域間の電気的な干渉が発生せず、個々の素
子が独立して動作するため、DRAMデバイスは非常に
安定な動作を実現できるデバイスである。
【0099】更に、DRAMデバイスでは、上述の実施
の形態1又は2に係る半導体装置の製造方法を用いて製
造されているため、CMP法、又は、ドライエッチング
法とCMP法とを組み合わせた方法を用いて形成され
る、従来のトレンチ(溝型)分離を利用して形成される
DRAMデバイスと比較して、より低コスト、且つ、よ
り高い歩留まりで以てDRAMデバイスを製造できると
いう利点がある。特に、ドライエッチング法とCMP法
とを組み合わせた従来方法を用いるよりも、本プロセス
の方が単純かつ簡単であるため、DRAMデバイスの一
層の低価格化が実現できる。
【0100】
【発明の効果】(1)請求項1に係る発明によれば、素
子分離領域が誘電体より成る溝型素子分離を有する半導
体装置の製造が可能となるため、超微細化且つ高集積化
された半導体装置の動作時において、各活性領域間の電
気的な干渉が無く、安定な動作を実現しうる半導体装置
を製造することができるという効果を有する。
【0101】しかも、請求項1に係る発明によれば、上
記誘電体は、エッチングと成膜とを同時に行う成膜法に
より形成されるため、溝の開口幅に依存することなく、
同じ膜厚の誘電体を、全ての溝の内部において、ほぼ平
坦に埋込むことが可能となり、しかも、その開口幅の小
さい溝であっても、隙間(シーム)を生じさせることな
く、誘電体を当該溝の内部に埋め込むことが可能であ
る。
【0102】更に、請求項1に係る発明によれば、写真
製版技術を用いて、ハードマスク層の表面上の上記誘電
体を除去するため、従来のCMP法による基板表面の平
坦化により形成される溝型素子分離と比較して、その高
さ(半導体基板の表面又は溝の底部から当該素子分離の
頂上部(最上面)までの距離)が基板表面の全面に亘っ
て均一な溝型素子分離を有する半導体装置を製造できる
という顕著な効果が得られる。
【0103】加えて、請求項1に係る発明によれば、従
来のCMP法を用いる半導体装置の製造方法と比較して
プロセスが非常に単純であるため、上記半導体装置の歩
留まりの一層の向上を可能とする製造方法であると言え
る。更に、従来のCMP法を用いる半導体装置の製造方
法と比較して、プロセスが非常に単純且つ安価であるこ
とは、工程管理コストの大幅削減ができ、半導体装置の
低価格化が実現しうると言える。
【0104】(2)請求項2に係る発明によれば、ハー
ドマスク層のうち少なくとも一層は、誘電体のドライエ
ッチングに対してエッチングされにくい膜を用い、上記
誘電体の除去工程(第5工程)はドライエッチング法に
よるため、かかるドライエッチング時において、ハード
マスク層がドライエッチングのストッパ膜として確実に
機能するため、従来のCMP法による誘電体の研磨にお
いてストッパ膜(ハードマスク層)までもが研磨されて
しまうというような事態は全く発生しない。従って、請
求項2に係る発明によれば、上記(1)の効果を有する
とともに、ハードマスク層が消失したり、基板の一部が
エッチングされることなく、必要十分な量の誘電体の確
実にエッチングできるという効果をも有する。
【0105】(3)請求項3に係る発明によれば、上記
(2)と同様の効果を得ることができる。
【0106】(4)請求項4に係る発明によれば、前記
活性領域内の前記誘電体上であって、前記素子分離領域
端から前記活性領域内に向けてアライメントマージンに
相当する距離の範囲内の領域にも、所定の膜厚を有する
第2レジストが形成されるため、上記(1)〜(3)の
効果に加えて、たとえアライメントのずれが生じても、
第5工程において素子分離領域上の誘電体がエッチング
されることはないという効果を発揮する。
【0107】しかも、請求項4記載の発明によれば、上
記ハードマスク層の表面上に形成される上記誘電体より
成る突起部の高さは、該デバイスのアライメントマージ
ンの2倍の値、又は、アライメントマージンの値と最小
デザイン寸法の2分の1の値との合計のうちのいずれか
大きい方の値以上になることはないので、フッ酸による
誘電体除去工程より上記突起部は完全に除去可能である
という効果をも有する。
【0108】(5)請求項5に係る発明によれば、上記
(1)〜(4)の効果に加えて、前記ハードマスク層の
膜厚は、前記アライメントマージンの2倍の値よりも十
分厚いため、フッ酸による誘電体除去工程において、溝
の内部の誘電体、即ち、素子分離の最上面が基板の表面
位置よりも沈み込むことはないという効果が得られる。
【0109】(6)請求項6に係る発明によれば、隣接
する上記第2レジスト間の距離が該半導体装置の最小デ
ザイン寸法以下となる場合は、上記隣接する第2レジス
ト間の領域上の誘電体の表面上に第3レジストが形成さ
れるため、当該半導体装置の製造において、最小デザイ
ン寸法以下のパターン形状が生じることは無い。従っ
て、上記(1)〜(4)の効果に加えて、デザインルー
ルを縮小する必要は全くないという効果を有する。
【0110】(7)請求項7に係る発明によれば、上記
(1)〜(6)と同様の効果を得ることができる。
【0111】(8)請求項8に係る発明によれば、上記
(1)〜(7)と同様の効果を得ることができる。
【0112】(9)請求項9に係る発明によれば、半導
体基板内に形成された複数の溝の内部に埋め込まれてい
る誘電体の頂上部はいずれも平坦であり、且つ、上記誘
電体の頂上部までの高さは互いに均一であるため、半導
体基板の上記表面上及び誘電体の上記頂上部の上に、極
めて平坦性の良好な層間絶縁膜や電極配線層等の膜を形
成することが可能となる。更に、その動作時において
も、上記誘電体の存在によって、上記半導体の一方の表
面上に形成される素子間に電気的な干渉が無く、安定な
動作を実現しうる、超微細化且つ高集積化された半導体
装置が実現可能であるという効果をも有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1に係る、半導体装置の製造工程
を示す縦断面図である。
【図2】 実施の形態1に係る、半導体装置の製造工程
を示す縦断面図である。
【図3】 実施の形態1に係る、半導体装置の製造工程
を示す縦断面図である。
【図4】 実施の形態1に係る、半導体装置の製造工程
を示す縦断面図である。
【図5】 実施の形態1に係る、半導体装置の製造工程
を示す縦断面図である。
【図6】 実施の形態1に係る、半導体装置の製造工程
を示す縦断面図である。
【図7】 実施の形態1に係る、半導体装置の製造工程
を示す縦断面図である。
【図8】 実施の形態2に係る、半導体装置の製造工程
を示す縦断面図である。
【図9】 実施の形態2に係る、半導体装置の製造工程
を示す縦断面図である。
【図10】 実施の形態2に係る、半導体装置の製造工
程を示す縦断面図である。
【図11】 実施の形態2に係る、半導体装置の製造工
程を示す縦断面図である。
【図12】 実施の形態2に係る、半導体装置の製造工
程を示す縦断面図である。
【図13】 実施の形態2に係る、半導体装置の製造工
程を示す縦断面図である。
【図14】 実施の形態2に係る、半導体装置の製造工
程を示す縦断面図である。
【図15】 実施の形態2に係る、半導体装置の製造工
程の説明図である。
【図16】 実施の形態2に係る、半導体装置の製造工
程の説明図である。
【図17】 実施の形態2に係る、半導体装置の製造工
程の説明図である。
【図18】 実施の形態1及び2の応用例に係る、半導
体装置の製造工程を示す縦断面図である。
【図19】 実施の形態1及び2の応用例に係る、半導
体装置の製造工程を示す縦断面図である。
【図20】 実施の形態1及び2の応用例に係る、半導
体装置の製造工程を示す縦断面図である。
【図21】 実施の形態1及び2の応用例に係る、半導
体装置の製造工程を示す縦断面図である。
【図22】 従来の半導体装置の製造工程を示す縦断面
図である。
【図23】 従来の半導体装置の製造工程を示す縦断面
図である。
【図24】 従来の半導体装置の製造工程を示す縦断面
図である。
【図25】 従来の半導体装置の製造工程を示す縦断面
図である。
【図26】 従来の半導体装置の製造工程を示す縦断面
図である。
【符号の説明】
1 半導体基板、2 下敷酸化膜(シリコン酸化膜)、
5 多結晶シリコン膜、6 ハードマスク層、11 シ
リコン酸化膜(埋込酸化膜)、15 多結晶シリコン
膜、16 ハードマスク層、20 素子分離領域、21
溝(トレンチ)、30 活性領域、41 レジスト、
42 第2レジスト部分、43 第3レジスト部分、8
0 素子分離領域、90 活性領域、a アライメント
マージン、r 最小デザイン寸法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 裕通 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の一方の表面上に、少なくと
    も一層の膜より成るハードマスク層を形成する第1工程
    と、 前記ハードマスク層の表面内の所定領域から前記半導体
    基板の一部をエッチングして、素子分離領域を成す溝
    と、前記素子分離領域以外の領域から成る活性領域とを
    前記半導体基板内部に形成する第2工程と、 前記ハードマスク層の前記表面上及び前記溝の内部に、
    エッチングと成膜とを同時に行う成膜法により誘電体を
    堆積して、前記溝の前記内部に前記ハードマスク層の前
    記表面と同じ高さまで前記誘電体を埋め込む第3工程
    と、 少なくとも前記素子分離領域上の前記誘電体の表面上に
    レジストを形成する第4工程と、 前記レジストをマスクとして、前記レジストが形成され
    ていない前記活性領域上の前記誘電体を除去する第5工
    程と、 前記レジスト及び前記ハードマスク層を順次に除去する
    第6工程とを備えることを特徴とする、半導体装置の製
    造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置の製造方法で
    あって、 前記ハードマスク層のうち少なくとも一層は、前記誘電
    体のドライエッチングに対してエッチングされにくい膜
    を用い、 前記第5工程は、 ドライエッチング法によって前記誘電体の除去を行なう
    工程を備えることを特徴とする、半導体装置の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の半導体装置の製造方法で
    あって、 前記ハードマスク層のうち少なくとも一層は、非単結晶
    シリコン膜であることを特徴とする、半導体装置の製造
    方法。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の半
    導体装置の製造方法であって、 前記第4工程は、 前記活性領域上の前記誘電体上であって、アライメント
    マージンに相当する距離で与えられる範囲内だけ張り出
    すように、前記素子分離領域端から前記活性領域側に向
    けて、前記レジストを形成する工程を備え、 前記第6工程は、 前記レジストを除去した後、前記ハードマスク層を除去
    する前に、フッ酸によって前記誘電体をエッチングする
    工程を備えることを特徴とする、半導体装置の製造方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の半導体装置の製造方法で
    あって、 前記ハードマスク層の膜厚は、前記アライメントマージ
    ンの2倍の値よりも厚いことを特徴とする、半導体装置
    の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の半導体装置の製造方法で
    あって、 隣接する前記レジスト間の距離が該半導体装置の最小デ
    ザイン寸法以下となる場合は、 前記第4工程は、 隣接する前記レジスト間の領域上の、前記誘電体の前記
    表面上にも前記レジストを形成する工程を備えることを
    特徴とする、半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の半導体装置の製造方法で
    あって、 前記ハードマスク層の膜厚を、前記アライメントマージ
    ンの2倍の値、又は、前記アライメントマージンの値と
    前記最小デザイン寸法の2分の1の値との合計の値のう
    ち、いずれか大きい方の値よりも厚く形成することを特
    徴とする、半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかに記載の半
    導体装置の製造方法により製造されることを特徴とす
    る、半導体装置。
  9. 【請求項9】 半導体基板と、 それぞれが前記半導体の一方の表面からその内部に向け
    て所定の深さだけ形成されて、前記半導体基板内部に素
    子分離領域を形成する複数の溝と、 少なくとも前記半導体基板の前記一方の表面の高さまで
    前記複数の溝のそれぞれの内部に隙間なく埋め込まれた
    複数の誘電体とを備え、 前記複数の誘電体のそれぞれの頂上部は平坦であり、 前記複数の誘電体のそれぞれの前記頂上部の高さは互い
    に均一であることを特徴とする、半導体装置。
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