JPH11233653A - 不揮発性半導体記憶装置の消去方法 - Google Patents
不揮発性半導体記憶装置の消去方法Info
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- JPH11233653A JPH11233653A JP10031278A JP3127898A JPH11233653A JP H11233653 A JPH11233653 A JP H11233653A JP 10031278 A JP10031278 A JP 10031278A JP 3127898 A JP3127898 A JP 3127898A JP H11233653 A JPH11233653 A JP H11233653A
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- diffusion region
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Abstract
(57)【要約】
【課題】SAH消去方式においてゲート絶縁膜を劣化さ
せることなく、即ちデータ保持特性を高いレベルで維持
したまま消去後のしきい値分布の縮小を図る。 【解決手段】半導体基板等にソース及びドレイン不純物
拡散領域が互いに離間して形成され、両不純物拡散領域
に挟まれた半導体領域上にゲート絶縁膜と浮遊ゲートが
積層され、ソース不純物拡散領域の少なくとも浮遊ゲー
ト側端の耐圧が、ゲート絶縁膜にトンネリングが起こる
前にアバランシェブレークダウンを起こすほど小さい。
本消去方法では、ソース不純物拡散領域のアバランシェ
ブレークダウンにより生じたホットキャリアのうち、ホ
ットホールを浮遊ゲートに注入する第1段階の消去と、
ホットエレクトロンを浮遊ゲートに(CHE又はアバラ
ンシェホットエレクトロンとして)注入する第2段階の
弱い書き込みとによって、メモリトランジスタのしきい
値を所定の消去状態に自己収束させる。
せることなく、即ちデータ保持特性を高いレベルで維持
したまま消去後のしきい値分布の縮小を図る。 【解決手段】半導体基板等にソース及びドレイン不純物
拡散領域が互いに離間して形成され、両不純物拡散領域
に挟まれた半導体領域上にゲート絶縁膜と浮遊ゲートが
積層され、ソース不純物拡散領域の少なくとも浮遊ゲー
ト側端の耐圧が、ゲート絶縁膜にトンネリングが起こる
前にアバランシェブレークダウンを起こすほど小さい。
本消去方法では、ソース不純物拡散領域のアバランシェ
ブレークダウンにより生じたホットキャリアのうち、ホ
ットホールを浮遊ゲートに注入する第1段階の消去と、
ホットエレクトロンを浮遊ゲートに(CHE又はアバラ
ンシェホットエレクトロンとして)注入する第2段階の
弱い書き込みとによって、メモリトランジスタのしきい
値を所定の消去状態に自己収束させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばフラッシュ
EEPROM等において、アバランシェブレークダウン
により発生させたホットホールを浮遊ゲートに注入して
しきい値を変化させる方式の不揮発性半導体記憶装置の
消去方法に関する。
EEPROM等において、アバランシェブレークダウン
により発生させたホットホールを浮遊ゲートに注入して
しきい値を変化させる方式の不揮発性半導体記憶装置の
消去方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、一括消去型のEEPROM(フラ
ッシュメモリ)をマイクロコンピュータ(マイコン)等
に搭載させたEmbedded Flash型デバイスの要求が高ま
り、開発が盛んに行われている。これは、従来のOTP
(One Time Programmable ROM) マイコンではプログラム
を開発後にROMライタ(ROM Writer)でプログラムを書
き込みボードに組み込んでいたのに対し、Embedded Fla
shマイコンでは、ボードに組み込んだ後に電気的にデー
タの書き込み・消去が可能であり、ボードに組み込んだ
状態でプログラム開発ができることから、メモリ搭載マ
イコン等の開発においてTAT(Turn Around Time)を短
縮できるという優位性があるためである。
ッシュメモリ)をマイクロコンピュータ(マイコン)等
に搭載させたEmbedded Flash型デバイスの要求が高ま
り、開発が盛んに行われている。これは、従来のOTP
(One Time Programmable ROM) マイコンではプログラム
を開発後にROMライタ(ROM Writer)でプログラムを書
き込みボードに組み込んでいたのに対し、Embedded Fla
shマイコンでは、ボードに組み込んだ後に電気的にデー
タの書き込み・消去が可能であり、ボードに組み込んだ
状態でプログラム開発ができることから、メモリ搭載マ
イコン等の開発においてTAT(Turn Around Time)を短
縮できるという優位性があるためである。
【0003】その結果として、マイコンでは、その開発
から量産に移行する際、プログラム開発時と生産初期は
OTPマイコン、量産時はマスクROMマイコンという
形態から、プログラム開発時と生産初期はFlash マイコ
ン、量産時はマスクROMマイコンという形態が採用さ
れるようになってきた。さらに最近では、マイコンの世
代交代のサイクルが短くなってきていることによって、
量産用のマスクROM版に移行する余裕がなくなりつつ
あり、上述の形態から更にプログラム開発時、生産初期
および量産時全てをFlash マイコンで行うことの要求も
高まってきている。
から量産に移行する際、プログラム開発時と生産初期は
OTPマイコン、量産時はマスクROMマイコンという
形態から、プログラム開発時と生産初期はFlash マイコ
ン、量産時はマスクROMマイコンという形態が採用さ
れるようになってきた。さらに最近では、マイコンの世
代交代のサイクルが短くなってきていることによって、
量産用のマスクROM版に移行する余裕がなくなりつつ
あり、上述の形態から更にプログラム開発時、生産初期
および量産時全てをFlash マイコンで行うことの要求も
高まってきている。
【0004】しかしながら、Flash マイコンは電気的に
書き込みと消去を行うことから、昇圧回路が組み込まれ
ており、そのぶんチップ面積が大きい。また、書き込み
・消去時に高電圧を使用するために周辺ロジックで使用
されるトランジスタとは別に高耐圧トランジスタを形成
する必要がありプロセスコストが高く、このため通常の
マスクROMと比較してチップコストが高いといった不
利益がある。よって、上述したFlash マイコンを量産時
にも用いるという要求に応えるためには、Flash マイコ
ンのチップコストを出来るだけマスクROMに近づける
必要がある。
書き込みと消去を行うことから、昇圧回路が組み込まれ
ており、そのぶんチップ面積が大きい。また、書き込み
・消去時に高電圧を使用するために周辺ロジックで使用
されるトランジスタとは別に高耐圧トランジスタを形成
する必要がありプロセスコストが高く、このため通常の
マスクROMと比較してチップコストが高いといった不
利益がある。よって、上述したFlash マイコンを量産時
にも用いるという要求に応えるためには、Flash マイコ
ンのチップコストを出来るだけマスクROMに近づける
必要がある。
【0005】このコスト削減を目的として、フラッシュ
メモリ部においてデータ記憶を担う、メモリトランジス
タの書き込み・消去で必要とされる電圧は、全て外部電
源によってまかなうことで昇圧回路を削除し、さらに、
メモリトランジスタの書き込みはCHE(Channel Hot E
lectron)注入方式、消去はSAH(Source AvalancheHot
Hole) 注入方式としたFlash マイコンが提案されてい
る。
メモリ部においてデータ記憶を担う、メモリトランジス
タの書き込み・消去で必要とされる電圧は、全て外部電
源によってまかなうことで昇圧回路を削除し、さらに、
メモリトランジスタの書き込みはCHE(Channel Hot E
lectron)注入方式、消去はSAH(Source AvalancheHot
Hole) 注入方式としたFlash マイコンが提案されてい
る。
【0006】図10は、このメモリトランジスタにおい
て、CHE注入による書き込み方式を説明するための概
念図、図11はSAH注入による消去方式を説明するた
めの概念図である。図10及び図11において、符号S
とDは、それぞれ半導体基板又はウェル等(以下、単に
基板という)の半導体領域に、例えばn型不純物が高濃
度に導入されて形成されたソース不純物拡散領域とドレ
イン不純物拡散領域を示す。また、符号FGとCGは、
それぞれソース不純物拡散領域Sとドレイン不純物拡散
領域D間の半導体領域上に、当該半導体領域との間およ
びゲート間に絶縁膜を介在させて積層されたフローティ
ングゲートとコントロールゲートを示す。
て、CHE注入による書き込み方式を説明するための概
念図、図11はSAH注入による消去方式を説明するた
めの概念図である。図10及び図11において、符号S
とDは、それぞれ半導体基板又はウェル等(以下、単に
基板という)の半導体領域に、例えばn型不純物が高濃
度に導入されて形成されたソース不純物拡散領域とドレ
イン不純物拡散領域を示す。また、符号FGとCGは、
それぞれソース不純物拡散領域Sとドレイン不純物拡散
領域D間の半導体領域上に、当該半導体領域との間およ
びゲート間に絶縁膜を介在させて積層されたフローティ
ングゲートとコントロールゲートを示す。
【0007】CHE注入による書き込み方式では、図1
0に示すように、通常ワード線を兼用したコントロール
ゲートCGに例えば10V、通常ビット線に接続される
ドレイン不純物拡散領域Dに例えば6V程度の電圧を印
加し、基板と、通常ソース線に接続されるソース不純物
拡散領域Sとに0Vで保持する。これにより、チャネル
形成後に、当該チャネル内で電界加速されたキャリア
(電子)によってドレイン端においてホットエレクトロ
ンを発生させ、このホットエレクトロンをゲート絶縁膜
障壁を越えてフローティングゲートFGに注入させるこ
とによって、メモリトランジスタのしきい値(一般に
は、ゲート閾値電圧Vth)を上昇させて書き込みを行
う。また、SAH注入による消去方式では、図11に示
すように、コントロールゲート(ワード線)に例えば
2.5V、ソースに例えば10V程度の電圧をそれぞれ
印加し、このときドレイン(ビット線)をオープン、基
板を0V保持とすることで、ソース端でアバランシェブ
レークダウンを起こさせて、これにより発生したホット
ホールをゲート絶縁膜障壁を越えてフローティングゲー
トFGに注入させることによって、メモリトランジスタ
のVthを充分に低下させて消去状態に移行させる。
0に示すように、通常ワード線を兼用したコントロール
ゲートCGに例えば10V、通常ビット線に接続される
ドレイン不純物拡散領域Dに例えば6V程度の電圧を印
加し、基板と、通常ソース線に接続されるソース不純物
拡散領域Sとに0Vで保持する。これにより、チャネル
形成後に、当該チャネル内で電界加速されたキャリア
(電子)によってドレイン端においてホットエレクトロ
ンを発生させ、このホットエレクトロンをゲート絶縁膜
障壁を越えてフローティングゲートFGに注入させるこ
とによって、メモリトランジスタのしきい値(一般に
は、ゲート閾値電圧Vth)を上昇させて書き込みを行
う。また、SAH注入による消去方式では、図11に示
すように、コントロールゲート(ワード線)に例えば
2.5V、ソースに例えば10V程度の電圧をそれぞれ
印加し、このときドレイン(ビット線)をオープン、基
板を0V保持とすることで、ソース端でアバランシェブ
レークダウンを起こさせて、これにより発生したホット
ホールをゲート絶縁膜障壁を越えてフローティングゲー
トFGに注入させることによって、メモリトランジスタ
のVthを充分に低下させて消去状態に移行させる。
【0008】この方式では、上記の如き書き込み・消去
時の注入方式が採用され、書き込み,消去ともに使用電
源電圧を最大で10V程度と低くできる。
時の注入方式が採用され、書き込み,消去ともに使用電
源電圧を最大で10V程度と低くできる。
【0009】図12は、周辺回路の基本構成例として、
例えば10V程度の電源電圧Vppを用いたインバータ
を示す回路図である。このインバータでは、PMOS側
を2つのpMOSトランジスタMp1,Mp2の直列接
続、NMOS側も同様に2つのnMOSトランジスタM
n1,Mn2の直列接続として、これら4つのトランジ
スタを電源電圧Vppと接地電位との間に直列接続させ
ている。入力端子Tinは最も接地電位に近いnMOSト
ランジスタMn2のゲートに設け、他の3トランジスタ
のゲートを共通接続して、この共通接続点を抵抗の分圧
によりVpp/2等の電位で保持している。このような
構成では、入力端子Tinに例えば3〜5V程度のVdd
の振幅で入力電圧を印加すると、その反転信号を振幅V
ppで出力端子Tout から取り出すことができる。しか
も、各MOSトランジスタのソースとドレイン間には平
均でVpp/2程度の電圧が印加され、またゲートと、
ソース又はドレイン間も最大でもVpp/2程度の電圧
しかかからないことから、ロジック部と同じ構成の通常
の耐圧を有するトランジスタで構成できる。
例えば10V程度の電源電圧Vppを用いたインバータ
を示す回路図である。このインバータでは、PMOS側
を2つのpMOSトランジスタMp1,Mp2の直列接
続、NMOS側も同様に2つのnMOSトランジスタM
n1,Mn2の直列接続として、これら4つのトランジ
スタを電源電圧Vppと接地電位との間に直列接続させ
ている。入力端子Tinは最も接地電位に近いnMOSト
ランジスタMn2のゲートに設け、他の3トランジスタ
のゲートを共通接続して、この共通接続点を抵抗の分圧
によりVpp/2等の電位で保持している。このような
構成では、入力端子Tinに例えば3〜5V程度のVdd
の振幅で入力電圧を印加すると、その反転信号を振幅V
ppで出力端子Tout から取り出すことができる。しか
も、各MOSトランジスタのソースとドレイン間には平
均でVpp/2程度の電圧が印加され、またゲートと、
ソース又はドレイン間も最大でもVpp/2程度の電圧
しかかからないことから、ロジック部と同じ構成の通常
の耐圧を有するトランジスタで構成できる。
【0010】このインバータ構成で例示される如く、電
源電圧が10V程度で済むことによってフラッシュメモ
リ部の周辺回路をごく簡単な基本回路で構成できる。こ
のため、メモリ部の周辺回路部分で高耐圧トランジスタ
を別途形成する必要がなく、この方式のFlash マイコン
では、メモリ部以外のロジック部で使用されている通常
の耐圧を有したトランジスタを使ってメモリ部の周辺回
路(例えば、デコーダ, センスアンプ等)が構成されて
おり、チップコスト削減を目的としてメモリ周辺回路と
ロジック部のプロセスの共通化が図り易い利点がある。
源電圧が10V程度で済むことによってフラッシュメモ
リ部の周辺回路をごく簡単な基本回路で構成できる。こ
のため、メモリ部の周辺回路部分で高耐圧トランジスタ
を別途形成する必要がなく、この方式のFlash マイコン
では、メモリ部以外のロジック部で使用されている通常
の耐圧を有したトランジスタを使ってメモリ部の周辺回
路(例えば、デコーダ, センスアンプ等)が構成されて
おり、チップコスト削減を目的としてメモリ周辺回路と
ロジック部のプロセスの共通化が図り易い利点がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したホッ
トホールを注入する消去方式では、ホールのゲート酸化
膜中でのトラップが起こるため、書き込みと消去を何度
も繰り返しているうちにゲート絶縁膜の劣化が進み、当
該メモリトランジスタのデータ保持特性が悪くなるとい
った欠点がある。
トホールを注入する消去方式では、ホールのゲート酸化
膜中でのトラップが起こるため、書き込みと消去を何度
も繰り返しているうちにゲート絶縁膜の劣化が進み、当
該メモリトランジスタのデータ保持特性が悪くなるとい
った欠点がある。
【0012】もともと、このSAH消去方式において、
図13で消去過程を模式的に示すように、初期段階で
は、ソース端のアバランシェブレークダウンによって生
じたホットホールとホットエレクトロンのうち、基板に
逃げるホットホールの一部が未だ比較的に低い電位のフ
ローティングゲートFGに注入される。これにより、注
入電流値|Ifg|が最初大きく、FG電位が上がるに
つれて小さくなっていく。また、FG電位が上がると、
その電位に引きつけられて今までソースに逃げていたホ
ットエレクトロンの一部がフローティングゲートFG中
に注入されるようになる。エレクトロン注入は電位を下
げる方向に働くので、最終的には、Ifg=0となると
ころでホットホール注入とホットエレクトロン注入が釣
り合い、このときフローティングゲートFGの電位が自
己収束することとなる。
図13で消去過程を模式的に示すように、初期段階で
は、ソース端のアバランシェブレークダウンによって生
じたホットホールとホットエレクトロンのうち、基板に
逃げるホットホールの一部が未だ比較的に低い電位のフ
ローティングゲートFGに注入される。これにより、注
入電流値|Ifg|が最初大きく、FG電位が上がるに
つれて小さくなっていく。また、FG電位が上がると、
その電位に引きつけられて今までソースに逃げていたホ
ットエレクトロンの一部がフローティングゲートFG中
に注入されるようになる。エレクトロン注入は電位を下
げる方向に働くので、最終的には、Ifg=0となると
ころでホットホール注入とホットエレクトロン注入が釣
り合い、このときフローティングゲートFGの電位が自
己収束することとなる。
【0013】一般に、メモリアレイを構成するメモリセ
ルは、そのトランジスタが形成された基板特性等の材料
やプロセス上のバラツキを反映して、程度の差こそあれ
必ず消去が速いビットと遅いビットが存在する。つま
り、図14に示すように、フローティングゲートFGの
電位収束の速度にメモリアレイ内でバラツキがあるの
で、メモリアレイ内或いは消去単位ブロック内の全ビッ
トを、例えば0.6程度のVth分布に収束させるのも可
能であるが、そのためには、かなり時間がかかってしま
う。この1回の消去におけるホットホール注入時間が長
くなることは、これにより消去サイクルが長くなること
もあるが、それ以上に、前述したゲート絶縁膜のホール
注入ストレスによるトラップ生成でデータ保持特性が劣
化するという大きな不利益を伴う。
ルは、そのトランジスタが形成された基板特性等の材料
やプロセス上のバラツキを反映して、程度の差こそあれ
必ず消去が速いビットと遅いビットが存在する。つま
り、図14に示すように、フローティングゲートFGの
電位収束の速度にメモリアレイ内でバラツキがあるの
で、メモリアレイ内或いは消去単位ブロック内の全ビッ
トを、例えば0.6程度のVth分布に収束させるのも可
能であるが、そのためには、かなり時間がかかってしま
う。この1回の消去におけるホットホール注入時間が長
くなることは、これにより消去サイクルが長くなること
もあるが、それ以上に、前述したゲート絶縁膜のホール
注入ストレスによるトラップ生成でデータ保持特性が劣
化するという大きな不利益を伴う。
【0014】現行のFlash マイコンでは、データ保持特
性の劣化によってメガビット(Mb)中に数ビットの不
良が発生し、これはチップ全体が不良となる致命欠陥で
ある。したがって、この不良発生を回避するために、消
去時のVth分布を実力的には0.6V程度まで収束でき
るにもかかわらず、この分布幅を実際のデバイスでは2
V程度にしたところで妥協して使っている。
性の劣化によってメガビット(Mb)中に数ビットの不
良が発生し、これはチップ全体が不良となる致命欠陥で
ある。したがって、この不良発生を回避するために、消
去時のVth分布を実力的には0.6V程度まで収束でき
るにもかかわらず、この分布幅を実際のデバイスでは2
V程度にしたところで妥協して使っている。
【0015】しかし、このデータ保持特性上の制限を受
けて分布を狭くできないことによって、ゲート閾値電圧
Vthの分布が大きい状態では読み出し時のゲート電圧を
下げることができず、これは動作電圧の低電圧化、多値
化に不利な制約となる。また、図15に示すように、消
去状態のVth分布がばらついていると、2V程度と比較
的に大きなVth分布では、Vth分布を狭くできるときと
比較して書き込みの狙い目のVthを高く設定する必要が
あり、これら書き込みとの消去の状態を同じ読み出しゲ
ート電圧を印加して読み出すと、一方のバラツキ端部に
あたるセルの読み出しでは読み出し電流が減ってしま
い、一般的な電流センス形のセンスアンプを用いたとき
に高速読み出しができないといった弊害が生じてしま
う。つまり、この遅い読み出しセルを考慮してセンスア
ンプ能力設計、読み出しサイクル設定をしなけらばなら
ないこととなる。
けて分布を狭くできないことによって、ゲート閾値電圧
Vthの分布が大きい状態では読み出し時のゲート電圧を
下げることができず、これは動作電圧の低電圧化、多値
化に不利な制約となる。また、図15に示すように、消
去状態のVth分布がばらついていると、2V程度と比較
的に大きなVth分布では、Vth分布を狭くできるときと
比較して書き込みの狙い目のVthを高く設定する必要が
あり、これら書き込みとの消去の状態を同じ読み出しゲ
ート電圧を印加して読み出すと、一方のバラツキ端部に
あたるセルの読み出しでは読み出し電流が減ってしま
い、一般的な電流センス形のセンスアンプを用いたとき
に高速読み出しができないといった弊害が生じてしま
う。つまり、この遅い読み出しセルを考慮してセンスア
ンプ能力設計、読み出しサイクル設定をしなけらばなら
ないこととなる。
【0016】本発明は、このような実情に鑑みてなさ
れ、SAH消去方式においてゲート絶縁膜を劣化させる
ことなく、即ちデータ保持特性を高いレベルで維持した
まま消去後のしきい値分布の縮小を図ることができる不
揮発性半導体記憶装置の消去方法を提供することを目的
とする。
れ、SAH消去方式においてゲート絶縁膜を劣化させる
ことなく、即ちデータ保持特性を高いレベルで維持した
まま消去後のしきい値分布の縮小を図ることができる不
揮発性半導体記憶装置の消去方法を提供することを目的
とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上述した従来技術の問題
点を解決し、上記目的を達成するために、本発明の不揮
発性半導体記憶装置の消去方法では、半導体基板又は基
板に支持された半導体層に、ソース不純物拡散領域およ
びドレイン不純物拡散領域が互いに離間して形成され、
当該両不純物領域に挟まれた半導体領域上に、ゲート絶
縁膜,浮遊ゲート,ゲート間絶縁膜および制御ゲートが
順に積層され、前記ソース不純物拡散領域の少なくとも
浮遊ゲート側端の耐圧が、前記ゲート絶縁膜においてト
ンネリングが起こる前にアバランシェブレークダウンを
起こすほど小さいメモリトランジスタを有する不揮発性
半導体記憶装置の消去方法であって、前記ソース不純物
拡散領域のアバランシェブレークダウンにより生じたホ
ットキャリアのうち、ホットホールを前記浮遊ゲートに
注入する第1段階の消去と、ホットエレクトロンを前記
浮遊ゲートに注入する第2段階の弱い書き込みとによっ
て前記メモリトランジスタのしきい値を所定の消去状態
に自己収束させる。
点を解決し、上記目的を達成するために、本発明の不揮
発性半導体記憶装置の消去方法では、半導体基板又は基
板に支持された半導体層に、ソース不純物拡散領域およ
びドレイン不純物拡散領域が互いに離間して形成され、
当該両不純物領域に挟まれた半導体領域上に、ゲート絶
縁膜,浮遊ゲート,ゲート間絶縁膜および制御ゲートが
順に積層され、前記ソース不純物拡散領域の少なくとも
浮遊ゲート側端の耐圧が、前記ゲート絶縁膜においてト
ンネリングが起こる前にアバランシェブレークダウンを
起こすほど小さいメモリトランジスタを有する不揮発性
半導体記憶装置の消去方法であって、前記ソース不純物
拡散領域のアバランシェブレークダウンにより生じたホ
ットキャリアのうち、ホットホールを前記浮遊ゲートに
注入する第1段階の消去と、ホットエレクトロンを前記
浮遊ゲートに注入する第2段階の弱い書き込みとによっ
て前記メモリトランジスタのしきい値を所定の消去状態
に自己収束させる。
【0018】前記第2段階の弱い書き込みは、CHE注
入、或いはSAH注入の何れの方式でもよい。すなわ
ち、前者のCHE注入の場合、前記ソース不純物拡散領
域とドレイン不純物拡散領域間に形成されたチャネル内
で、エレクトロンを電界加速させることによってドレイ
ン不純物拡散領域端部付近でチャネルホットエレクトロ
ンを発生させ、当該チャネルホットエレクトロンをドレ
イン不純物拡散領域側から前記浮遊ゲートに注入する。
また、後者のSAH注入の場合、アバランシェブレーク
ダウンにより生じたホットキャリアのうち、ホットホッ
トエレクトロンを前記浮遊ゲートに注入する。
入、或いはSAH注入の何れの方式でもよい。すなわ
ち、前者のCHE注入の場合、前記ソース不純物拡散領
域とドレイン不純物拡散領域間に形成されたチャネル内
で、エレクトロンを電界加速させることによってドレイ
ン不純物拡散領域端部付近でチャネルホットエレクトロ
ンを発生させ、当該チャネルホットエレクトロンをドレ
イン不純物拡散領域側から前記浮遊ゲートに注入する。
また、後者のSAH注入の場合、アバランシェブレーク
ダウンにより生じたホットキャリアのうち、ホットホッ
トエレクトロンを前記浮遊ゲートに注入する。
【0019】また、アバランシェブレークダウンを生じ
させる上で好ましい構成としては、少なくとも前記ソー
ス不純物拡散領域のドレイン対向端部に設けられ、前記
ソース不純物拡散領域と異なり前記半導体基板又は半導
体層と同じ導電型を有し、当該半導体基板又は半導体層
より高い濃度の低耐圧領域を設け、その低耐圧領域でア
バランシェブレークダウンを発生させるとよい。
させる上で好ましい構成としては、少なくとも前記ソー
ス不純物拡散領域のドレイン対向端部に設けられ、前記
ソース不純物拡散領域と異なり前記半導体基板又は半導
体層と同じ導電型を有し、当該半導体基板又は半導体層
より高い濃度の低耐圧領域を設け、その低耐圧領域でア
バランシェブレークダウンを発生させるとよい。
【0020】このような不揮発性半導体記憶装置の消去
方法では、第1段階で短い時間で一挙に低い電圧値まで
しきい値を低下させ、第2段階で弱い書き込み調整をし
て、所望の消去状態のしきい値が得られる浮遊ゲートの
電位を比較的小さな分布幅で自己収束させる。この方法
では、ゲート絶縁膜中をホールが通過する時間が短くて
すむ。
方法では、第1段階で短い時間で一挙に低い電圧値まで
しきい値を低下させ、第2段階で弱い書き込み調整をし
て、所望の消去状態のしきい値が得られる浮遊ゲートの
電位を比較的小さな分布幅で自己収束させる。この方法
では、ゲート絶縁膜中をホールが通過する時間が短くて
すむ。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る不揮発性半導
体記憶装置の消去方法の実施形態を、図面を参照しなが
ら詳細に説明する。図1は、本発明の消去方法が好適に
実施可能な不揮発性半導体記憶装置内のメモリトランジ
スタの概略構成を示す断面図である。図1において、符
号1はメモリトランジスタ、2はp型シリコンウェーハ
又はp型ウェル等の半導体領域(以下、単に基板とい
う)、4と6はn型不純物が高濃度に導入されたソース
不純物拡散領域とドレイン不純物拡散領域、8は例えば
熱酸化シリコン等からなるゲート絶縁膜、10は例えば
ONO(Oxide-Nitride-Oxide) 膜等からなるゲート間絶
縁膜、FGはn型不純物を導入して導電化されたポリシ
リコン(doped Poly-Si) からなるフローティングゲー
ト、CGはdoped Poly-Si 又はポリサイドからなりワー
ド線を兼用するコントロールゲートを示す。これらの構
成は、一般的なFG型メモリトランジスタと同様であ
る。
体記憶装置の消去方法の実施形態を、図面を参照しなが
ら詳細に説明する。図1は、本発明の消去方法が好適に
実施可能な不揮発性半導体記憶装置内のメモリトランジ
スタの概略構成を示す断面図である。図1において、符
号1はメモリトランジスタ、2はp型シリコンウェーハ
又はp型ウェル等の半導体領域(以下、単に基板とい
う)、4と6はn型不純物が高濃度に導入されたソース
不純物拡散領域とドレイン不純物拡散領域、8は例えば
熱酸化シリコン等からなるゲート絶縁膜、10は例えば
ONO(Oxide-Nitride-Oxide) 膜等からなるゲート間絶
縁膜、FGはn型不純物を導入して導電化されたポリシ
リコン(doped Poly-Si) からなるフローティングゲー
ト、CGはdoped Poly-Si 又はポリサイドからなりワー
ド線を兼用するコントロールゲートを示す。これらの構
成は、一般的なFG型メモリトランジスタと同様であ
る。
【0022】本実施形態のメモリトランジスタ1では、
本発明における“低耐圧領域”として、少なくともソー
ス側にp- ポケット領域が設けられている。本例では、
ソース不純物拡散領域4のドレイン対向端部に接してp
- ポケット領域4aが、またドレイン不純物拡散領域6
のソース対向端部に接してp- ポケット領域6aが設け
られている。これらのp型不純物領域4a,6aは、そ
の濃度が基板2の濃度より高く設定され、この部分で基
板2との耐圧が小さく設定されてる。したがって、本例
のメモリトランジスタ1は、そのソース不純物拡散領域
4又はドレイン不純物拡散領域6と基板2間の印加電圧
に応じて、このp- ポケット領域4a,6aでアバラン
シェブレークダウンが起き易い構成となっている。
本発明における“低耐圧領域”として、少なくともソー
ス側にp- ポケット領域が設けられている。本例では、
ソース不純物拡散領域4のドレイン対向端部に接してp
- ポケット領域4aが、またドレイン不純物拡散領域6
のソース対向端部に接してp- ポケット領域6aが設け
られている。これらのp型不純物領域4a,6aは、そ
の濃度が基板2の濃度より高く設定され、この部分で基
板2との耐圧が小さく設定されてる。したがって、本例
のメモリトランジスタ1は、そのソース不純物拡散領域
4又はドレイン不純物拡散領域6と基板2間の印加電圧
に応じて、このp- ポケット領域4a,6aでアバラン
シェブレークダウンが起き易い構成となっている。
【0023】第1実施形態 本実施形態は、第1段階の急速消去をSAH注入で行
い、第2段階の弱い書き込みをCHE注入で行う場合で
ある。図2と図3は、第1段階のSAH注入の概念図と
特性変化図、図4と図6は第2段階のCHE注入の概念
図と特性変化図、図5は本実施形態の消去方法によるコ
ントロールゲート電位の自己収束の過程を説明する図で
ある。以下、具体的なバイアス電圧設定例を示して、本
実施形態の消去方法について説明する。なお、ここで示
すバイアス電圧値は、あくまでも具体例に過ぎず、本発
明はこれに限定されない。
い、第2段階の弱い書き込みをCHE注入で行う場合で
ある。図2と図3は、第1段階のSAH注入の概念図と
特性変化図、図4と図6は第2段階のCHE注入の概念
図と特性変化図、図5は本実施形態の消去方法によるコ
ントロールゲート電位の自己収束の過程を説明する図で
ある。以下、具体的なバイアス電圧設定例を示して、本
実施形態の消去方法について説明する。なお、ここで示
すバイアス電圧値は、あくまでも具体例に過ぎず、本発
明はこれに限定されない。
【0024】本実施形態では、コントロールゲート電圧
Vg及び基板電圧Vsub を接地電位(0V)、ドレイン
端子をオープンの状態で、ソース電圧Vsを例えば10
V程度に設定する。先の図1に示すp- ポケット領域4
aの濃度は、このソース電圧Vsと基板電位(0V)差
で基板2とソース間がアバランシェブレークダウンする
ような濃度設定となっている。アバランシェブレークダ
ウンにより発生したキャリアのうち、基板2およびコン
トロールゲートCGが接地されているので、まず基板に
逃げるホットホール(SAH)の一部が、ゲート絶縁膜
障壁を越えてフローティングゲートFGに注入される。
この時のソースとゲート間印加電圧が10Vと比較的に
高いので、図3に示すように、SAH注入は従来よりも
急速に行われ、最も遅いビットが自己収束させたい所望
のしきい値(ゲート閾値電圧Vtho )を充分に下回った
ところで、当該第1段階の消去は終了する。
Vg及び基板電圧Vsub を接地電位(0V)、ドレイン
端子をオープンの状態で、ソース電圧Vsを例えば10
V程度に設定する。先の図1に示すp- ポケット領域4
aの濃度は、このソース電圧Vsと基板電位(0V)差
で基板2とソース間がアバランシェブレークダウンする
ような濃度設定となっている。アバランシェブレークダ
ウンにより発生したキャリアのうち、基板2およびコン
トロールゲートCGが接地されているので、まず基板に
逃げるホットホール(SAH)の一部が、ゲート絶縁膜
障壁を越えてフローティングゲートFGに注入される。
この時のソースとゲート間印加電圧が10Vと比較的に
高いので、図3に示すように、SAH注入は従来よりも
急速に行われ、最も遅いビットが自己収束させたい所望
のしきい値(ゲート閾値電圧Vtho )を充分に下回った
ところで、当該第1段階の消去は終了する。
【0025】次に、第2段階として、本実施形態ではC
HE注入による弱い書き込みを行う。この時のバイアス
条件は、図4に示すように、例えば、ドレイン及び基板
を接地電位にした状態で、ソースにCHEが発生するの
に十分な正の電圧、例えば6V程度を印加し、またゲー
トに対し、発生したCHEをフローティングゲートFG
に導くのに十分な正の電圧、例えば5V程度を印加す
る。なお、本例では第1段階との関係で、正の電圧印加
箇所をソース側に揃えるためにソースに正電圧を印加す
るが、もちろん、通常の場合と同様にドレイン側に正電
圧を印加してもよい。かかるバイアス条件下、多数キャ
リア(エレクトロン)は形成チャネル内を電界加速さ
れ、そのドレイン端のピンチオフ領域でSi−SiO2
界面の電位障壁より大きなエネルギーを持つに至り、チ
ャネルホットエレクトロン(CHE)が発生する。この
CHEは、ホール注入後のフローティングゲートFGの
電位がある程度高い上、コントロールゲートに印加され
た正の印加電圧に引き寄せられるようにしてフローティ
ングゲートFG内に注入され、その分第1段階とは逆に
FG電位Vfgが下がってゆき(図5)、ゲート閾値電
圧Vthは上昇する(図6)。
HE注入による弱い書き込みを行う。この時のバイアス
条件は、図4に示すように、例えば、ドレイン及び基板
を接地電位にした状態で、ソースにCHEが発生するの
に十分な正の電圧、例えば6V程度を印加し、またゲー
トに対し、発生したCHEをフローティングゲートFG
に導くのに十分な正の電圧、例えば5V程度を印加す
る。なお、本例では第1段階との関係で、正の電圧印加
箇所をソース側に揃えるためにソースに正電圧を印加す
るが、もちろん、通常の場合と同様にドレイン側に正電
圧を印加してもよい。かかるバイアス条件下、多数キャ
リア(エレクトロン)は形成チャネル内を電界加速さ
れ、そのドレイン端のピンチオフ領域でSi−SiO2
界面の電位障壁より大きなエネルギーを持つに至り、チ
ャネルホットエレクトロン(CHE)が発生する。この
CHEは、ホール注入後のフローティングゲートFGの
電位がある程度高い上、コントロールゲートに印加され
た正の印加電圧に引き寄せられるようにしてフローティ
ングゲートFG内に注入され、その分第1段階とは逆に
FG電位Vfgが下がってゆき(図5)、ゲート閾値電
圧Vthは上昇する(図6)。
【0026】このような2段階の消去動作を、図5で総
括すると、第1段階では、その初期にはSAHが急速に
注入され、FG電位Vfgが上昇するにしたがってアバ
ランシェホットエレクトロン(SAE)が注入されるよ
うになり、これがFG電位Vfgを自己収束に向かわせ
るように働くが、第1段階はゲート閾値電圧Vthが所望
の値を下回ったところで終了するので、その時点での収
束性は未だ余りよくない。直ぐに続く第2段階では、上
述したCHE注入により電子が急速にフローティングゲ
ートFGに注入され、その注入量は、注入が進んでFG
電位Vfgが低下すると飽和してくるので、第1段階の
終了時点のFG電位、第2段階の制御ゲート電圧等で決
まる所望のVthにまで上昇していく。また、個々のセル
で見た時のCHE注入量は、個々のセルのFG電位初期
値で決まり、先の第1段階で速く消去されたセルではよ
り多くのCHEが注入され、第1段階で消去が遅かった
セルは余りCHEが注入されない。この結果、ゲート閾
値電圧Vthは、この第2段階の弱い書き込みによって所
望の値Vtho に収束することとなる。ここで、狙いのゲ
ート閾値電圧Vtho を得るために、最終的にこれに対応
するFG電位になるように、第1及び第2段階の各電圧
と電圧印加時間が予め設定されている。
括すると、第1段階では、その初期にはSAHが急速に
注入され、FG電位Vfgが上昇するにしたがってアバ
ランシェホットエレクトロン(SAE)が注入されるよ
うになり、これがFG電位Vfgを自己収束に向かわせ
るように働くが、第1段階はゲート閾値電圧Vthが所望
の値を下回ったところで終了するので、その時点での収
束性は未だ余りよくない。直ぐに続く第2段階では、上
述したCHE注入により電子が急速にフローティングゲ
ートFGに注入され、その注入量は、注入が進んでFG
電位Vfgが低下すると飽和してくるので、第1段階の
終了時点のFG電位、第2段階の制御ゲート電圧等で決
まる所望のVthにまで上昇していく。また、個々のセル
で見た時のCHE注入量は、個々のセルのFG電位初期
値で決まり、先の第1段階で速く消去されたセルではよ
り多くのCHEが注入され、第1段階で消去が遅かった
セルは余りCHEが注入されない。この結果、ゲート閾
値電圧Vthは、この第2段階の弱い書き込みによって所
望の値Vtho に収束することとなる。ここで、狙いのゲ
ート閾値電圧Vtho を得るために、最終的にこれに対応
するFG電位になるように、第1及び第2段階の各電圧
と電圧印加時間が予め設定されている。
【0027】この第1実施形態に係る消去方法では、ゲ
ート絶縁膜劣化に結びつく第1段階のホットホール注入
を短い時間で急速に行い、第2段階では、CHE注入を
利用することでゲート絶縁膜劣化を引き起し或いは進行
させることなく、ゲート閾値電圧分布を狭く(例えば、
0.6V程度の分布幅に)することができる。
ート絶縁膜劣化に結びつく第1段階のホットホール注入
を短い時間で急速に行い、第2段階では、CHE注入を
利用することでゲート絶縁膜劣化を引き起し或いは進行
させることなく、ゲート閾値電圧分布を狭く(例えば、
0.6V程度の分布幅に)することができる。
【0028】第2実施形態 本実施形態は、第1段階は先の第1実施形態と同様に急
速消去をSAH注入で行い、第2段階の弱い書き込みを
CHE注入ではなく、アバランシェホットエレクトロン
(SAE)で行う場合である。したがって、図2と図3
は、本実施形態の第1段階でもそのまま適用される。図
7と図9は本実施形態における第2段階のSHE注入の
概念図と特性変化図、図8は本実施形態の消去方法によ
るコントロールゲート電位の自己収束の過程を説明する
図である。
速消去をSAH注入で行い、第2段階の弱い書き込みを
CHE注入ではなく、アバランシェホットエレクトロン
(SAE)で行う場合である。したがって、図2と図3
は、本実施形態の第1段階でもそのまま適用される。図
7と図9は本実施形態における第2段階のSHE注入の
概念図と特性変化図、図8は本実施形態の消去方法によ
るコントロールゲート電位の自己収束の過程を説明する
図である。
【0029】本実施形態の第2段階では、SAE注入に
よる弱い書き込みを行う。このときのバイアス条件は、
ソースとゲートおよび基板との間の印加電圧を先の第1
段階の時より緩和する。すなわち、例えば図7に示すよ
うに、ドレイン端子をオープンの状態で、ソース電圧V
sを例えば10V程度に設定することは第1段階と同じ
であるが、ここではコントロールゲート電圧Vg及び基
板電圧Vsub を、先の第1段階の時より高い正の電圧、
例えば2.5V程度に設定する。この条件でもアバラン
シェブレークダウンが発生するように、前記p- ポケッ
ト領域4a,6aの濃度等が設定されており、このとき
もSAH及びSAE(Source Avalanche hot Electron)
が発生する。この2回目のアバランシェブレークダウン
開始時点では、先の第1段階の場合と異なり、フローテ
ィングゲートFGには十分なホットホールが注入されて
電位Vfgが高くなっている上、制御ゲートCGの印加
電圧も先程より高いので、アバランシェブレークダウン
により発生したホットキャリアのうち、ホットエレクト
ロンがフローティングゲートFGに注入される。これに
よって、第1実施形態のCHEと同様に、FG電位Vf
gが下がってゆき(図8)、ゲート閾値電圧Vthが収束
性を高めながら所望値Vthoまで上昇することとなる
(図9)。ここで、狙いのゲート閾値電圧Vtho を得る
ために、最終的にこれに対応するFG電位になるよう
に、第1及び第2段階の各電圧と電圧印加時間が予め設
定されている。
よる弱い書き込みを行う。このときのバイアス条件は、
ソースとゲートおよび基板との間の印加電圧を先の第1
段階の時より緩和する。すなわち、例えば図7に示すよ
うに、ドレイン端子をオープンの状態で、ソース電圧V
sを例えば10V程度に設定することは第1段階と同じ
であるが、ここではコントロールゲート電圧Vg及び基
板電圧Vsub を、先の第1段階の時より高い正の電圧、
例えば2.5V程度に設定する。この条件でもアバラン
シェブレークダウンが発生するように、前記p- ポケッ
ト領域4a,6aの濃度等が設定されており、このとき
もSAH及びSAE(Source Avalanche hot Electron)
が発生する。この2回目のアバランシェブレークダウン
開始時点では、先の第1段階の場合と異なり、フローテ
ィングゲートFGには十分なホットホールが注入されて
電位Vfgが高くなっている上、制御ゲートCGの印加
電圧も先程より高いので、アバランシェブレークダウン
により発生したホットキャリアのうち、ホットエレクト
ロンがフローティングゲートFGに注入される。これに
よって、第1実施形態のCHEと同様に、FG電位Vf
gが下がってゆき(図8)、ゲート閾値電圧Vthが収束
性を高めながら所望値Vthoまで上昇することとなる
(図9)。ここで、狙いのゲート閾値電圧Vtho を得る
ために、最終的にこれに対応するFG電位になるよう
に、第1及び第2段階の各電圧と電圧印加時間が予め設
定されている。
【0030】この第2実施形態に係る消去方法において
も、先の第1実施形態と同様な効果、即ちゲート絶縁膜
劣化に結びつく第1段階のホットホール注入を短い時間
で急速に行い、第2段階では、SAE注入を利用するこ
とでゲート絶縁膜劣化を引き起し或いは進行させること
なく、ゲート閾値電圧分布を狭く(例えば、0.6V程
度の分布幅に)することができる。
も、先の第1実施形態と同様な効果、即ちゲート絶縁膜
劣化に結びつく第1段階のホットホール注入を短い時間
で急速に行い、第2段階では、SAE注入を利用するこ
とでゲート絶縁膜劣化を引き起し或いは進行させること
なく、ゲート閾値電圧分布を狭く(例えば、0.6V程
度の分布幅に)することができる。
【0031】
【発明の効果】本発明に係る不揮発性半導体記憶装置の
消去方法によれば、SAH消去方式であっても、ゲート
絶縁膜を劣化させることなく、即ちデータ保持特性を高
いレベルで維持したまま消去後のしきい値分布の縮小を
図ることができる。これにより、低電圧で高速読み出し
が可能となる。また、ゲート絶縁膜中にトラップされる
ホール量を低減できることから、書き込み消去の繰り返
し特性(エンデュランス特性)を向上させることができ
る。
消去方法によれば、SAH消去方式であっても、ゲート
絶縁膜を劣化させることなく、即ちデータ保持特性を高
いレベルで維持したまま消去後のしきい値分布の縮小を
図ることができる。これにより、低電圧で高速読み出し
が可能となる。また、ゲート絶縁膜中にトラップされる
ホール量を低減できることから、書き込み消去の繰り返
し特性(エンデュランス特性)を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係り、本発明の消去方法が
好適に実施可能な不揮発性半導体記憶装置内のメモリト
ランジスタの概略構成を示す断面図である。
好適に実施可能な不揮発性半導体記憶装置内のメモリト
ランジスタの概略構成を示す断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態の消去方法において、第
1段階のSAH注入の概念を素子断面で示す図である。
1段階のSAH注入の概念を素子断面で示す図である。
【図3】図2の第1段階のSAH注入によるゲート閾値
電圧の消去時間依存性を示す消去特性図である。
電圧の消去時間依存性を示す消去特性図である。
【図4】本発明の第1実施形態の消去方法において、第
2段階のCHE注入の概念を素子断面で示す図である。
2段階のCHE注入の概念を素子断面で示す図である。
【図5】第1実施形態の消去方法によるコントロールゲ
ート電位の自己収束の過程を説明する図である。
ート電位の自己収束の過程を説明する図である。
【図6】第1実施形態の第1及び第2段階におけるゲー
ト閾値電圧の消去時間依存性を示す消去特性図である。
ト閾値電圧の消去時間依存性を示す消去特性図である。
【図7】本発明の第2実施形態の消去方法において、第
2段階のSAE注入の概念を素子断面で示す図である。
2段階のSAE注入の概念を素子断面で示す図である。
【図8】第2実施形態の消去方法によるコントロールゲ
ート電位の自己収束の過程を説明する図である。
ート電位の自己収束の過程を説明する図である。
【図9】第2実施形態の第1及び第2段階におけるゲー
ト閾値電圧の消去時間依存性を示す消去特性図である。
ト閾値電圧の消去時間依存性を示す消去特性図である。
【図10】メモリトランジスタにおいて、CHE注入に
よる書き込み方式の概念を素子断面で示す図である。
よる書き込み方式の概念を素子断面で示す図である。
【図11】従来のSAH注入による消去方式の概念を素
子断面で示す図である。
子断面で示す図である。
【図12】従来の、また本発明の不揮発性半導体記憶装
置に適用可能な、メモリ周辺回路の基本構成例として、
例えば10V程度の電源電圧Vppを用いたインバータ
を示す回路図である。
置に適用可能な、メモリ周辺回路の基本構成例として、
例えば10V程度の電源電圧Vppを用いたインバータ
を示す回路図である。
【図13】従来のSAH消去方式の消去過程を模式的に
示す図である。
示す図である。
【図14】従来のSAH消去方式においてゲート閾値電
圧の消去時間依存性を示す消去特性図である。
圧の消去時間依存性を示す消去特性図である。
【図15】従来方式で消去状態のVth分布を収束性のよ
い理想的なVth分布と比較して示す図である。
い理想的なVth分布と比較して示す図である。
1…メモリトランジスタ、2…半導体基板又はウェル等
(半導体基板又は基板に支持された半導体層)、4…ソ
ース不純物拡散領域、4a,6a…p- ポケット領域
(低耐圧領域)、8…ゲート絶縁膜、10…ゲート間絶
縁膜、FG…コントロールゲート、CG…コントロール
ゲート。
(半導体基板又は基板に支持された半導体層)、4…ソ
ース不純物拡散領域、4a,6a…p- ポケット領域
(低耐圧領域)、8…ゲート絶縁膜、10…ゲート間絶
縁膜、FG…コントロールゲート、CG…コントロール
ゲート。
Claims (6)
- 【請求項1】半導体基板又は基板に支持された半導体層
に、ソース不純物拡散領域およびドレイン不純物拡散領
域が互いに離間して形成され、 当該両不純物拡散領域に挟まれた半導体領域上に、ゲー
ト絶縁膜,浮遊ゲート,ゲート間絶縁膜および制御ゲー
トが順に積層され、 前記ソース不純物拡散領域の少なくとも浮遊ゲート側端
の耐圧が、前記ゲート絶縁膜においてトンネリングが起
こる前にアバランシェブレークダウンを起こすほど小さ
いメモリトランジスタを有する不揮発性半導体記憶装置
の消去方法であって、 前記ソース不純物拡散領域のアバランシェブレークダウ
ンにより生じたホットキャリアのうち、ホットホールを
前記浮遊ゲートに注入する第1段階の消去と、 ホットエレクトロンを前記浮遊ゲートに注入する第2段
階の弱い書き込みとによって前記メモリトランジスタの
しきい値を所定の消去状態に自己収束させる不揮発性半
導体記憶装置の消去方法。 - 【請求項2】前記第2段階の弱い書き込みでは、前記ソ
ース不純物拡散領域とドレイン不純物拡散領域間に形成
されたチャネル内で、エレクトロンを電界加速させるこ
とによってドレイン不純物拡散領域端部付近でチャネル
ホットエレクトロンを発生させ、 当該チャネルホットエレクトロンをドレイン不純物拡散
領域側から前記浮遊ゲートに注入する請求項1に記載の
不揮発性半導体記憶装置の消去方法。 - 【請求項3】前記第2段階の弱い書き込みでは、アバラ
ンシェブレークダウンにより生じたホットキャリアのう
ち、ホットエレクトロンを前記浮遊ゲートに注入する請
求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置の消去方法。 - 【請求項4】前記アバランシェブレークダウンを、少な
くとも前記ソース不純物拡散領域のドレイン対向端部に
設けられ、前記ソース不純物拡散領域と異なり前記半導
体基板又は半導体層と同じ導電型を有し、当該半導体基
板又は半導体層より高い濃度の低耐圧領域で発生させる
請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置の消去方法。 - 【請求項5】前記第1段階の消去では、前記制御ゲート
を接地し、前記ドレイン不純物拡散領域を電気的にオー
プンとした状態で、前記ソース不純物拡散領域に正の電
圧を印加し、 前記第2段階の弱い書き込みでは、前記ソース不純物拡
散領域とドレイン不純物拡散領域の何れか一方を接地し
た状態で、他方の不純物拡散領域と前記制御ゲートにそ
れぞれ正の電圧を印加する請求項2に記載の不揮発性半
導体記憶装置の消去方法。 - 【請求項6】前記第1段階の消去では、前記制御ゲート
を接地し、前記ドレイン不純物拡散領域を電気的にオー
プンとした状態で、前記ソース不純物拡散領域に正の電
圧を印加し、 前記第2段階の弱い書き込みでは、前記ソース不純物拡
散領域と前記制御ゲート間の印加電圧を前記第1段階の
消去時より小さくする方向に、制御ゲートまたはソース
不純物拡散領域の電圧値を変化させる請求項2に記載の
不揮発性半導体記憶装置の消去方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10031278A JPH11233653A (ja) | 1998-02-13 | 1998-02-13 | 不揮発性半導体記憶装置の消去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10031278A JPH11233653A (ja) | 1998-02-13 | 1998-02-13 | 不揮発性半導体記憶装置の消去方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11233653A true JPH11233653A (ja) | 1999-08-27 |
Family
ID=12326863
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10031278A Pending JPH11233653A (ja) | 1998-02-13 | 1998-02-13 | 不揮発性半導体記憶装置の消去方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11233653A (ja) |
Cited By (21)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6445617B1 (en) | 1999-02-19 | 2002-09-03 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Non-volatile semiconductor memory and methods of driving, operating, and manufacturing this memory |
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