JPH1123371A - コヒーレント光源の波面測定法 - Google Patents

コヒーレント光源の波面測定法

Info

Publication number
JPH1123371A
JPH1123371A JP17690697A JP17690697A JPH1123371A JP H1123371 A JPH1123371 A JP H1123371A JP 17690697 A JP17690697 A JP 17690697A JP 17690697 A JP17690697 A JP 17690697A JP H1123371 A JPH1123371 A JP H1123371A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light source
coherent light
optical fiber
wavefront
measured
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP17690697A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3405132B2 (ja
Inventor
Akihiro Adachi
明宏 足立
Shoichiro Yamaguchi
省一郎 山口
Yoshihito Hirano
嘉仁 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP17690697A priority Critical patent/JP3405132B2/ja
Publication of JPH1123371A publication Critical patent/JPH1123371A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3405132B2 publication Critical patent/JP3405132B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑な光学系が不要であり、被測定コヒーレ
ント光源からの出射ビームの波面を収差を持つ光学系を
通さずにダイレクトに評価できるコヒーレント光源の波
面測定法を得ることを課題とする。 【解決手段】 被測定コヒーレント光源1から少なくと
も数十μm離れた参照面13において、マルチモード光
ファイバ14とシングルモード光ファイバ14をそれぞ
れプローブとして掃引することにより、被測定コヒーレ
ント光源1の強度分布を測定するステップと、マルチモ
ード光ファイバ14をプローブとして測定した強度分布
と、シングルモード光ファイバ14をプローブとして測
定した強度分布とに基づいて、演算処理により被測定コ
ヒーレント光源1の波面の傾き角度分布を求めるステッ
プと、この波面の傾き角度分布から演算処理により被測
定コヒーレント光源1の波面を求めるステップとを備え
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体レーザ・固
体レーザ・ガスレーザなどのコヒーレント光源の簡易的
な波面測定法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】まず、従来のコヒーレント光源の波面測
定法について説明する。図8はMatsubo Technical Re
port (1986.No.6、P14〜P17)「SELF-REFERENCING WAVEF
RONT INTERFEROMETER FOR LASER SOURCES」に記載の従
来のコヒーレント光源の波面測定法である自己参照干渉
法の構成を示す基本構成図である。図8において、1は
半導体レーザなどの被測定コヒーレント光源、2はこの
被測定コヒーレント光源1からの出射ビーム、3はこの
被測定コヒーレント光源1からの出射ビーム2を平行光
に変換するための被測定ビームコリメートレンズ、4は
被測定ビームコリメートレンズ3で変換された平行ビー
ム、5はこの平行ビーム4を2つの光路A、Bに分離す
るためのビームスプリッタ、6aはビームスプリッタ5
を透過し光路Aに導かれたビームA、6bはビームスプ
リッタ5を反射し光路Bに導かれたビームB、7aはビ
ームA6aを反射するミラー、8a、8bはそれぞれビ
ームA6a及びビームB6bを一度集光するための集光
レンズ、9はビーム6aの集光位置に設置された集光ビ
ームより充分に小さい穴径を有したピンホール、10
a、10bは集光されたビームA6a及びビームB6b
を再び平行光に変換するためのコリメートレンズ、7b
はコリメートされたビームB6bを反射するミラー、1
1はコリメートされたビームA6aとビームB6bを合
成するためのビーム合成器、12は合成されたビームA
6aとビームB6bの強度パターンを検出するためのデ
ィテクタアレイである。
【0003】次に、上記従来例における自己参照干渉法
による波面測定法の動作について図8を用いて説明す
る。図8に示したようにこの測定系は基本的にはビーム
を2つの光束に分離し合成する二光束干渉計であり、干
渉計の形式はマッハツエンダー干渉計である。被測定コ
ヒーレント光源1から出射した出射ビーム2は、被測定
ビームコリメートレンズ3により平行ビーム4に変換さ
れ、干渉計の2つの光路に分配される。一方の光路Aに
入射したビームA6aは集光レンズ8aにより集光さ
れ、ピンホール9に入射する。ここでこのピンホール9
の穴径を、集光されたビームのエアリディスク径に比べ
て充分に小さく設定することにより、ピンホール9より
出射したビームは理想的な球面波になる。一方、他方の
光路Bに入射したビームB6bは集光レンズ8bにより
一度集光されるがそのまま発散ビームとなる。したがっ
て、ビームB6bは被測定コヒーレント光源1の波面情
報をそのまま維持している。次に理想球面波となったビ
ームA6aはコリメートレンズ10aにより再度平行ビ
ームに変換される。また被測定コヒーレント光源1の波
面情報をそのまま維持しているビームB6bはコリメー
トレンズ10bにより再度平行ビームに変換される。こ
れらの再度平行ビームに変換されたビームA6aとビー
ムB6bは、ビーム合成器11により合成されディテク
タアレイ12に入射する。したがって、ディテクタアレ
イ12においてはビームA6aを参照光とした干渉縞が
観測され、この干渉縞のパターンより被測定コヒーレン
ト光源1の波面を求めることが出来る。なお詳細につい
ては「光学的測定ハンドブック」朝倉書店などに記載さ
れている。
【0004】上述したように、図8の構成においてディ
テクタアレイ12においては被測定コヒーレント光源1
の波面分布を反映した干渉縞のパターンが観測される
が、実際にはこの干渉縞パターンには、被測定ビームコ
リメートレンズ3、集光レンズ8a、8b、コリメート
レンズ10a、10bなどの収差が重畳されている。し
たがって、実際の測定においてはこれらの収差成分を予
め除去する補正作業が必要となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
コヒーレント光源の波面測定法では、測定系の構成が複
雑である、干渉計を構成する2つの光路の軸合わせが必
要である、観測面に被測定光が達するまでに収差を持っ
た多くの光学部品を経由してきておりこれらの補正が必
要である、参照光を発生するためにピンホールを通過さ
せなければならず光量が低下し干渉縞のコントラストが
低下するなどの問題があった。
【0006】この発明は、このような問題点を解決する
ためになされたもので、複雑な光学系が不要であり、被
測定コヒーレント光源からの出射ビームの波面を収差を
持つ光学系を通さずにダイレクトに評価できるコヒーレ
ント光源の波面測定法を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係わるコヒー
レント光源の波面測定法は、コヒーレント光源から少な
くとも数十μm離れた領域の、上記コヒーレント光源か
らの出射ビームの断面において、マルチモード光ファイ
バとシングルモード光ファイバをそれぞれプローブとし
て掃引することにより、上記コヒーレント光源の強度分
布を測定するステップと、上記マルチモード光ファイバ
をプローブとして測定した強度分布と、上記シングルモ
ード光ファイバをプローブとして測定した強度分布とに
基づいて、演算処理により上記コヒーレント光源の波面
の傾き角度分布を求めるステップと、この波面の傾き角
度分布から演算処理により上記コヒーレント光源の波面
を求めるステップとを備えたものである。
【0008】請求項2に係わるコヒーレント光源の波面
測定法は、上記マルチモード光ファイバと上記シングル
モード光ファイバを隣接させ端面をそろえて設置し、上
記コヒーレント光源の強度分布をそれぞれ測定するもの
である。
【0009】請求項3に係わるコヒーレント光源の波面
測定法は、上記マルチモード光ファイバとして1次元又
は2次元マルチモード光ファイバアレイを用い、上記シ
ングルモード光ファイバとして1次元又は2次元シング
ルモード光ファイバアレイを用い、上記コヒーレント光
源の強度分布をそれぞれ測定するものである。
【0010】請求項4に係わるコヒーレント光源の波面
測定法は、上記2次元マルチモード光ファイバアレイと
上記2次元シングルモード光ファイバアレイを隣接させ
端面をそろえて設置し、上記2次元マルチモード光ファ
イバアレイと上記2次元シングルモード光ファイバアレ
イを切り替えて上記コヒーレント光源の強度分布を測定
するものである。
【0011】請求項5に係わるコヒーレント光源の波面
測定法は、上記マルチモード光ファイバとしてフォトダ
イオードを用い、上記コヒーレント光源の強度分布を測
定するものである。
【0012】請求項6に係わるコヒーレント光源の波面
測定法は、上記マルチモード光ファイバと上記シングル
モード光ファイバを交互に配置した2次元マルチモード
・シングルモード光ファイバ・ハイブリッドアレイをプ
ローブとして用い、上記コヒーレント光源の強度分布を
測定するものである。
【0013】請求項7に係わるコヒーレント光源の波面
測定法は、上記シングルモード光ファイバの後方に反射
点の位置を測定するリフレクトメータを接続し、上記シ
ングルモード光ファイバの端面と上記コヒーレント光源
の距離をモニタするものである。
【0014】請求項8に係わるコヒーレント光源の波面
測定法は、コヒーレント光源から少なくとも数十μm離
れた領域の、上記コヒーレント光源からの出射ビームの
断面において、中心にシングルモードコアを有し、この
シングルモードコアの周囲にこのシングルモードコアと
同軸に形成したマルチモードコアを有するダブルコア光
ファイバをプローブとして掃引することにより、上記コ
ヒーレント光源の強度分布を測定するステップと、上記
マルチモードコアにより測定した強度分布と、上記シン
グルモードコアにより測定した強度分布とに基づいて、
演算処理により上記コヒーレント光源の波面の傾き角度
分布を求めるステップと、この波面の傾き角度分布から
演算処理により上記コヒーレント光源の波面を求めるス
テップとを備えたものである。
【0015】請求項9に係わるコヒーレント光源の波面
測定法は、上記ダブルコア光ファイバとして1次元又は
2次元ダブルコア光ファイバアレイを用い、上記コヒー
レント光源の強度分布を測定するものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明の一実施の形態を図に基
づいて説明する。図1はこの実施の形態1のコヒーレン
ト光源の波面測定法の測定系を示す構成図である。図1
において、1は半導体レーザ・固体レーザ・ガスレーザ
などの被測定コヒーレント光源、2はこの被測定コヒー
レント光源1からの出射ビーム、13は被測定コヒーレ
ント光源1から少なくとも数十μm以上離れた参照面
(観測面)、14はこの参照面13に入射端面を有する
マルチモード光ファイバ(以下MMFという)及びシン
グルモード光ファイバ(以下SMFという)である。
【0017】次に、動作について説明する。まず、参照
面13の位置はフラウンホーファ領域に設定する。フラ
ウンホーファ領域は被測定コヒーレント光源1から出射
した光が発光点の開口による回折効果を受けずに、波面
の形状が定常状態になる領域であり、次式を満足する距
離Z0で表される。
【0018】
【数1】
【0019】ここで、ωLは被測定コヒーレント光源1
のモード形状がガウス分布である時のスポットサイズ、
λは波長である。被測定コヒーレント光源1が半導体レ
ーザであるとするとωLは約1μmである。また、波長
は1〜2μm程度であるとすると式(1)よりフラウン
ホーファ領域は数十μm以上となる。
【0020】図1において、被測定コヒーレント光源1
の参照面13におけるX軸上の実際の強度分布をP
L(x)、MMF及びSMF14を用いてX軸上を掃引
した場合の測定結果をそれぞれPM(x)、PS(x)と
置くと次式の関係がある。
【0021】
【数2】
【0022】ここで、ηMはMMF14への結合効率、
ηSはSMF14への結合効率である。
【0023】まずηMについて見てみる。MMF14へ
の光の結合条件は、有効開口であるコア内に最大入射角
以内に入射することである。したがって、図1において
MMF14が被測定コヒーレント光源1を見込む角度ψ
がファイバの最大入射角以内であれば、ηMはxにかか
わらず一定値をとる。したがってこの場合、MMF14
での測定結果は実際の被測定コヒーレント光源1の参照
面13での強度分布をそのまま反映した分布となる。
【0024】次ぎにηSについて見てみる。図2に参照
面13の位置xにおける被測定コヒーレント光源1から
の出射ビーム2とSMF14の結合モデルを示す。ここ
で、E10は被測定コヒーレント光源1の参照面13での
電界分布、E20はSMF14の参照面13での電界分
布、φ1は被測定コヒーレント光源1の参照面13での
位相分布、φ2はSMF14の参照面13での位相分
布、FZは被測定コヒーレント光源1の波面分布であ
る。この時SM14Fへの光の結合効率ηSは次式で表
される。
【0025】
【数3】
【0026】ここでは被測定コヒーレント光源1の波面
をSMF14の導波モードの変化に対してゆるやかに変
化するものと仮定する。換言すると、SMF14の導波
モードが存在する局所領域内においては、被測定コヒー
レント光源1の波面は平面であると仮定する。この仮定
のもとでは、SMF14の導波モードが存在する局所に
おいては、被測定コヒーレント光源1からの出射ビーム
2とSMF14の結合は2つの交差角θを成す平面波の
結合として表される。
【0027】次にSMF14の導波モードの電界分布は
ガウス分布で良く近似されるのでガウス分布と仮定す
る。一方、参照面13における被測定コヒーレント光源
1の電界分布は任意の分布であるとする。ただし、X軸
上において、被測定コヒーレント光源1の電界分布変化
はSMF14の電界分布の変化に対して充分小さいもの
と仮定する。更に、SMF14の導波モードが存在する
領域においては、被測定コヒーレント光源1の電界分布
は一定であると仮定する。以上の仮定を導入することに
より、結合効率ηSは次式で表される。
【0028】
【数4】
【0029】ここで、κは波数、ωFはSMF14のス
ポットサイズ、またCは定数で次式で表される。
【0030】
【数5】
【0031】ここで、ΔxはSMF14の導波モードが
存在する領域であり、式(4)における積分領域であ
る。以上、式(2)(3)及び式(7)より次式の関係
が得られる。
【0032】
【数6】
【0033】ここで、θ=0となるX軸上の位置をX0
と仮定すると、
【0034】
【数7】
【0035】と表せる。したがって、式(9)(10)
より次式の関係を得る。
【0036】
【数8】
【0037】ここで、PM(x)′はMMF14で測定
した規格化強度分布、PS(x)′はSMF14で測定
した規格化強度分布である。
【0038】式(11)より、被測定コヒーレント光源
1の参照面13における局所的な波面の傾きθは次式の
ような非常に簡単な関係式で表される。
【0039】
【数9】
【0040】ここで波面の傾きθは波面分布FZの微分
で与えられるので、波面分布FZは次式より求まる。
【0041】
【数10】
【0042】図3に波面分布の座標を示す。波面分布は
参照面13からの変位で定義する。また、上式(13)
で表される積分計算は、式(12)で得られた局所的な
波面の傾きθの分布データから単純な数値計算より求め
られる。
【0043】一方、理想球面波の波面分布は次式で表さ
れる。
【0044】
【数11】
【0045】実際の波面の理想球面(参照球面)からの
変位が波面収差であるから、式(13)− 式(14)
より被測定コヒーレント光源1の波面収差分布を求める
ことが出来る。なお、上述した測定法の波面収差測定分
解能は、用いるSMF14のモードフィールド径でほぼ
決まる。例えば、1.3μm帯の通常のSMFのモード
フィールド径は約10μmであるので、この測定法によ
る波面収差測定分解能は約10μmという小さな値が得
られる。
【0046】以上のように、この実施の形態によれば、
コヒーレント光源の測定面(参照面)での実際の強度分
布をそのまま反映した結果であるマルチモード光ファイ
バをプローブとした測定値と、実際の強度分布と局所波
面の傾きの両方を反映した結果であるシングルモード光
ファイバをプローブとした測定値の比から簡単な演算に
より強度分布を除去し波面の傾き分布を得ることが出来
る。
【0047】実施の形態2.図4はこの実施の形態2の
コヒーレント光源の波面測定法の測定系を示す構成図で
ある。図4において、15はMMF、16はこのMMF
15と入射端面を揃えるとともに隣接して固定したSM
F、1、2、13は図1と同じである。
【0048】実施の形態1で説明したようにこの発明に
よるコヒーレント光源の波面測定法では、MMFでの測
定値とSMFでの測定値の比よりその位置での波面収差
を求めるものである。したがって、MMFでの測定値と
SMFでの測定値の座標を一致させる必要がある。図4
に示したようにMMF15とSMF16を隣接させ固定
することにより、これらの相対的な位置関係を一定に保
つことが出来る。したがって、MMF15とSMF16
の位置関係を予め求めておけば、両者による測定値の座
標を高精度で容易に一致させることが出来る。
【0049】なお、MMFとSMFはそのクラッド部の
外径寸法精度が高いこと、及びクラッド部外周に対する
コア部同軸精度が高いことを利用して隣接させることに
より容易に高精度で相対位置を設定出来る。また平行に
設けた2本のV溝を利用することにより容易に高精度で
相対位置を設定出来る。
【0050】実施の形態3.図5はこの実施の形態3の
コヒーレント光源の波面測定法の測定系を示す構成図で
ある。図5において、17はMMF又はSMFの1次元
又は2次元アレイ、1、2、13は図1と同じである。
この様に、MMF及びSMFをアレイ化することにより
光ファイバの掃引量を少なく出来る。また特に2次元ア
レイの場合は、掃引することなく瞬時に参照面でのそれ
ぞれの強度分布データを取得することが出来る。
【0051】実施の形態4.図6はこの実施の形態4の
コヒーレント光源の波面測定法の測定系を示す構成図で
ある。図6において、18はMMFの1次元又は2次元
アレイ、19はMMFの1次元又は2次元アレイ18と
端面を揃えるとともに隣接させて設置したSMFの1次
元又は2次元アレイ、1、2、13は図1と同じであ
る。このように、MMFの1次元又は2次元アレイ18
とSMFの1次元又は2次元アレイ19を隣接させ固定
することにより、これらの相対的な位置関係を一定に保
つことが出来る。したがって、これらの位置関係を予め
求めておけば、両者による測定値の座標を高精度に補正
し容易に一致させることが出来る。また、MMFの1次
元又は2次元アレイ18とSMFの1次元又は2次元ア
レイ19を予め位置決めして切り替えて測定することに
より、よけいな位置決め作業のない効率的な測定が実現
できる。
【0052】実施の形態5.また、上記図1及び図4、
図5、図6に示す発明の実施の形態で、MMFの代わり
にフォトダイオードを用いても良い。MMFの最大入射
角は通常30度程度である。それに対してフォトダイオ
ードの最大入射角は通常45度以上である。先に実施の
形態1の説明において、図1においてMMFが被測定コ
ヒーレント光源1を見込む角度ψがファイバの最大入射
角以内であれば、MMFでの測定結果は実際の被測定コ
ヒーレント光源1の参照面での強度分布をそのまま反映
した分布となると説明した。したがって、フォトダイオ
ードの最大入射角はMMFに比べて大きいので、より光
軸から離れた位置まで強度分布をそのまま反映した測定
値が得られる。また、より出射角度の大きいコヒーレン
ト光源の波面を測定出来る。
【0053】実施の形態6.図7はこの実施の形態6の
コヒーレント光源の波面測定に用いるプローブの断面図
である。図7において、15はMMF、16はMMF1
5と交互に配置したSMF、20はMMF15とSMF
16が交互に2次元に配置されたMMF・SMFハイブ
リッドアレイである。このようなMMF・SMFハイブ
リッドアレイ20の端面を図1に示した参照面13に設
定することにより、MMFでの強度分布測定データとS
MFでの強度分布測定データが2次元的に互いに1測定
ポイントおきに採取される。したがって、これらのデー
タを互いに補間しあって式(11)に示した演算を行う
ことにより波面測定データが得られる。これにより、プ
ローブを全く掃引することなく、また、切り替えること
なく瞬時に測定を終了させることが出来る。
【0054】実施の形態7.なお、上記図1に示す発明
の実施の形態1で、測定プローブとして、中心部にシン
グルモードの導波コアを有し、その周囲にマルチモード
の導波コアを有するようなダブルコア光ファイバを用
い、シングルモード導波光とマルチモード導波光を別々
に取り出せば、MMFでの強度分布測定データとSMF
での強度分布測定データの座標を常に自動的に一致させ
ることが出来る。
【0055】実施の形態8.また、上記図1に示す発明
の実施の形態1で、測定プローブとして、中心部にシン
グルモードの導波コアを有し、その周囲にマルチモード
の導波コアを有するようなダブルコア光ファイバの1次
元又は2次元アレイを用いることにより、光ファイバの
掃引量を少なくすることが出来る。また、特にダブルコ
ア光ファイバ2次元アレイを用いることにより、測定プ
ローブを全く掃引することなく、しかもMMFでの強度
分布測定データとSMFでの強度分布測定データの座標
が完全に一致したデータを瞬時に取得出来る。
【0056】実施の形態9.なお、上記図1及び図4、
5、6、7に示す発明の実施の形態で、少なくとも1本
のSMFの後方に反射点の位置を測定するリフレクトメ
ータを接続することにより容易に被測定コヒーレント光
源1と参照面13の距離Z0を測定することができ、こ
れにより参照球面の曲率半径Z0を求めることが出来
る。なおリフレクトメータは市販のものを利用出来る
(例えばHP社の8504B等)。
【0057】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
光学部品としてはマルチモード光ファイバとシングルモ
ード光ファイバだけを用いれば良いので、複雑な光学系
が不要であるとともに、干渉計を用いていないので複雑
かつ精密な光路の軸合わせが不要であり、波面測定系を
容易に設定出来る。また、場所をとらずにコンパクトに
設定出来る。
【0058】また、請求項2の発明によれば、上記マル
チモード光ファイバと上記シングルモード光ファイバを
隣接させ、端面をそろえて設置したので、測定値の座標
を容易に補正し一致させることが出来、より精度の高い
波面収差の測定結果が得られる。
【0059】また、請求項3の発明によれば、上記マル
チモード光ファイバの代わりとして1次元又は2次元マ
ルチモード光ファイバアレイを用い、上記シングルモー
ド光ファイバの代わりとして1次元又は2次元シングル
モード光ファイバアレイを用いているので、光ファイバ
の掃引量を少なくする、あるいは全く掃引することなく
瞬時に参照面での強度分布データを取得することが出
来、より早く波面収差を測定出来る。
【0060】また、請求項4の発明によれば、上記2次
元マルチモード光ファイバアレイと上記2次元シングル
モード光ファイバアレイを隣接させ端面をそろえて設置
し、上記2次元マルチモード光ファイバアレイと上記2
次元シングルモード光ファイバアレイを切り替えて上記
コヒーレント光源の強度分布を測定するので、測定値の
座標を高精度に補正し一致させることが出来、より精度
の高い波面収差の測定結果が得られるとともに、光ファ
イバを掃引することなく瞬時に参照面での強度分布デー
タを取得することが出来、より早く波面収差を測定出来
る。
【0061】また、請求項5の発明によれば、上記マル
チモード光ファイバの代わりとしてフォトダイオードを
用いるので、より光軸から離れた位置まで強度分布をそ
のまま反映した測定値が得られ、より出射角度の大きい
コヒーレント光源の波面収差を測定出来る。
【0062】また、請求項6の発明によれば、上記マル
チモード光ファイバでの強度分布測定データと上記シン
グルモード光ファイバでの強度分布測定データを互いに
補間しあって演算を行うので、プローブを全く掃引する
ことなく、また、切り替えることなく、瞬時に測定を終
了させることが出来る。
【0063】また、請求項7の発明によれば、上記シン
グルモード光ファイバの後方に反射点の位置を測定する
リフレクトメータを接続し、上記シングルモード光ファ
イバの端面と上記コヒーレント光源の距離をモニタする
ので、容易に参照球面の曲率半径を求めることが出来、
より精度の高い波面収差の測定結果が得られる。
【0064】また、請求項8の発明によれば、中心にシ
ングルモードコアを有し、このシングルモードコアの周
囲にこのシングルモードコアと同軸に形成したマルチモ
ードコアを有するダブルコア光ファイバをプローブとし
て用いるので、マルチモードコアでの強度分布測定デー
タとシングルモードコアでの強度分布測定データの座標
を常に自動的に一致させることが出来、座標の補正が必
要ない。
【0065】また、請求項9の発明によれば、上記ダブ
ルコア光ファイバの代わりとして1次元又は2次元ダブ
ルコア光ファイバアレイを用いるので、マルチモードコ
アでの強度分布測定データとシングルモードコアでの強
度分布測定データの座標を常に自動的に一致させること
が出来、座標の補正が必要ないとともに、光ファイバの
掃引量を少なくすることが出来る。また、特に2次元ダ
ブルコア光ファイバアレイを用いることにより、プロー
ブを全く掃引することなく、また、切り替えることな
く、瞬時に測定を終了させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1のコヒーレント光源
の波面測定法の測定系を示す構成図である。
【図2】 参照面の位置xにおけるコヒーレント光源1
からの出射ビーム2とSMFの結合モデル図である。
【図3】 波面分布の座標を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態2のコヒーレント光源
の波面測定法の測定系を示す構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態3のコヒーレント光源
の波面測定法の測定系を示す構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態4のコヒーレント光源
の波面測定法の測定系を示す構成図である。
【図7】 この発明の実施の形態6のコヒーレント光源
の波面測定法の測定系を示す構成図である。
【図8】 従来のコヒーレント光源の波面測定法である
自己参照干渉法の構成を示す基本構成図である。
【符号の説明】
1 被測定コヒーレント光源、2 被測定コヒーレント
光源1からの出射ビーム、3 被測定ビームコリメート
レンズ、4 平行ビーム、5 ビームスプリッタ、6a
光路Aに導かれたビームA、6b 光路Bに導かれた
ビームB、7aビームA6aを反射するミラー、8a、
8b 集光レンズ、9 ピンホール、10a、10b
コリメートレンズ、7b ビームB6bを反射するミラ
ー、11 ビーム合成器、12 ディテクタアレイ、1
3 参照面(観測面)、14マルチモード光ファイバ及
びシングルモード光ファイバ、15 マルチモード光フ
ァイバ、16シングルモード光ファイバ、17 マルチ
モード光ファイバ又はシングルモード光ファイバの1次
元又は2次元アレイ、18 マルチモード光ファイバの
1次元又は2次元アレイ、19 シングルモード光ファ
イバの1次元又は2次元アレイ、20 MMF・SMF
ハイブリッドアレイ。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コヒーレント光源から少なくとも数十μ
    m離れた領域の、上記コヒーレント光源からの出射ビー
    ムの断面において、マルチモード光ファイバとシングル
    モード光ファイバをそれぞれプローブとして掃引するこ
    とにより、上記コヒーレント光源の強度分布を測定する
    ステップと、 上記マルチモード光ファイバをプローブとして測定した
    強度分布と、上記シングルモード光ファイバをプローブ
    として測定した強度分布とに基づいて、演算処理により
    上記コヒーレント光源の波面の傾き角度分布を求めるス
    テップと、 この波面の傾き角度分布から演算処理により上記コヒー
    レント光源の波面を求めるステップとを備えたことを特
    徴とするコヒーレント光源の波面測定法。
  2. 【請求項2】 上記マルチモード光ファイバと上記シン
    グルモード光ファイバを隣接させ端面をそろえて設置
    し、上記コヒーレント光源の強度分布をそれぞれ測定す
    ることを特徴とする請求項1記載のコヒーレント光源の
    波面測定法。
  3. 【請求項3】 上記マルチモード光ファイバとして1次
    元又は2次元マルチモード光ファイバアレイを用い、上
    記シングルモード光ファイバとして1次元又は2次元シ
    ングルモード光ファイバアレイを用い、上記コヒーレン
    ト光源の強度分布をそれぞれ測定することを特徴とする
    請求項1又は2記載のコヒーレント光源の波面測定法。
  4. 【請求項4】 上記2次元マルチモード光ファイバアレ
    イと上記2次元シングルモード光ファイバアレイを隣接
    させ端面をそろえて設置し、上記2次元マルチモード光
    ファイバアレイと上記2次元シングルモード光ファイバ
    アレイを切り替えて上記コヒーレント光源の強度分布を
    測定することを特徴とする請求項3記載のコヒーレント
    光源の波面測定法。
  5. 【請求項5】 上記マルチモード光ファイバとしてフォ
    トダイオードを用い、上記コヒーレント光源の強度分布
    を測定することを特徴とする請求項1又は2記載のコヒ
    ーレント光源の波面測定法。
  6. 【請求項6】 上記マルチモード光ファイバと上記シン
    グルモード光ファイバを交互に配置した2次元マルチモ
    ード・シングルモード光ファイバ・ハイブリッドアレイ
    をプローブとして用い、上記コヒーレント光源の強度分
    布を測定することを特徴とする請求項1又は2記載のコ
    ヒーレント光源の波面測定法。
  7. 【請求項7】 上記シングルモード光ファイバの後方に
    反射点の位置を測定するリフレクトメータを接続し、上
    記シングルモード光ファイバの端面と上記コヒーレント
    光源の距離をモニタすることを特徴とする請求項1又は
    2記載のコヒーレント光源の波面測定法。
  8. 【請求項8】 コヒーレント光源から少なくとも数十μ
    m離れた領域の、上記コヒーレント光源からの出射ビー
    ムの断面において、中心にシングルモードコアを有し、
    このシングルモードコアの周囲にこのシングルモードコ
    アと同軸に形成したマルチモードコアを有するダブルコ
    ア光ファイバをプローブとして掃引することにより、上
    記コヒーレント光源の強度分布を測定するステップと、 上記マルチモードコアにより測定した強度分布と、上記
    シングルモードコアにより測定した強度分布とに基づい
    て、演算処理により上記コヒーレント光源の波面の傾き
    角度分布を求めるステップと、 この波面の傾き角度分布から演算処理により上記コヒー
    レント光源の波面を求めるステップとを備えたことを特
    徴とするコヒーレント光源の波面測定法。
  9. 【請求項9】 上記ダブルコア光ファイバとして1次元
    又は2次元ダブルコア光ファイバアレイを用い、上記コ
    ヒーレント光源の強度分布を測定することを特徴とする
    請求項8記載のコヒーレント光源の波面測定法。
JP17690697A 1997-07-02 1997-07-02 コヒーレント光源の波面測定法 Expired - Fee Related JP3405132B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17690697A JP3405132B2 (ja) 1997-07-02 1997-07-02 コヒーレント光源の波面測定法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17690697A JP3405132B2 (ja) 1997-07-02 1997-07-02 コヒーレント光源の波面測定法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1123371A true JPH1123371A (ja) 1999-01-29
JP3405132B2 JP3405132B2 (ja) 2003-05-12

Family

ID=16021831

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17690697A Expired - Fee Related JP3405132B2 (ja) 1997-07-02 1997-07-02 コヒーレント光源の波面測定法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3405132B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100685574B1 (ko) * 1999-07-01 2007-02-22 웨이브프론트 싸이언씨스 인코포레이티드 센서의 측정 구멍에 비해 큰 타겟을 평가하기 위한 장치및 방법
CN115046926A (zh) * 2022-06-29 2022-09-13 湖南超亟检测技术有限责任公司 一种基于编组直排光栅的扫描识别方法及扫描识别系统

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102322963A (zh) * 2011-06-03 2012-01-18 北京交通大学 一种激光二极管线阵或面阵的波前测量装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100685574B1 (ko) * 1999-07-01 2007-02-22 웨이브프론트 싸이언씨스 인코포레이티드 센서의 측정 구멍에 비해 큰 타겟을 평가하기 위한 장치및 방법
CN115046926A (zh) * 2022-06-29 2022-09-13 湖南超亟检测技术有限责任公司 一种基于编组直排光栅的扫描识别方法及扫描识别系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP3405132B2 (ja) 2003-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2553276B2 (ja) 3波長光学測定装置及び方法
JP6336998B2 (ja) キャリブレーション装置、レーザー距離測定装置、および構造物の製造方法
JP3237309B2 (ja) システムエラー測定方法及びそれを用いた形状測定装置
JP3926264B2 (ja) 凹面及びホログラムを有する非球面測定装置及び方法
US20230152452A1 (en) METHOD FOR SIMULTANEOUSLY MEASURING MULTI DOF GEs BY LASER AND SYSTEM THEREFOR
CN100425944C (zh) 位置检测装置和方法
JP3217463B2 (ja) ファイバー端面干渉計
US20230152451A1 (en) SYSTEM FOR SIMULTANEOUSLY MEASURING 3DOF LGEs BY LASER AND METHOD THEREFOR
CN103292687B (zh) 激光回馈干涉仪
CN115031630B (zh) 一种光频梳色散干涉的平面位姿测量装置及测量方法
US6909510B2 (en) Application of the phase shifting diffraction interferometer for measuring convex mirrors and negative lenses
CN115876090A (zh) 反射式法布里珀罗光栅干涉位移测量方法及系统
JP5740701B2 (ja) 干渉計
CN110160624B (zh) 一种用于三维振动测量的光纤点衍射装置及测量方法
CN115046637B (zh) 一种星载大气风场测量多普勒差分干涉仪的前置光学系统
JP3405132B2 (ja) コヒーレント光源の波面測定法
CN110160443B (zh) 一种用于瞬态三坐标测量的光纤点衍射干涉装置及方法
US6480284B1 (en) Multiple plane reference mirror for interferometric testing of optical systems
JP3140498B2 (ja) レンズの測定方法
CN115235344B (zh) 基于涡旋光束的测量系统及高度测量方法
CN114964054A (zh) 一种面形检测系统及方法
CN114577111A (zh) 面形检测系统及检测方法
JP3295993B2 (ja) 面精度測定装置
CN117347317B (zh) 用于频域光学相干层析成像系统的大深度光谱仪及其应用
JPH10232115A (ja) レンズの干渉計測法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees