JPH11233731A - ショットキーゲートfetおよびモノリシック型マイクロ波集積回路装置ならびにその製造方法 - Google Patents

ショットキーゲートfetおよびモノリシック型マイクロ波集積回路装置ならびにその製造方法

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JPH11233731A
JPH11233731A JP10030099A JP3009998A JPH11233731A JP H11233731 A JPH11233731 A JP H11233731A JP 10030099 A JP10030099 A JP 10030099A JP 3009998 A JP3009998 A JP 3009998A JP H11233731 A JPH11233731 A JP H11233731A
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recess
insulating layer
region
integrated circuit
circuit device
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JP10030099A
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English (en)
Inventor
Moichi Izumi
茂一 和泉
Yuuki Oku
友希 奥
Hirobumi Nakano
博文 中野
Koichi Sumiya
光一 住谷
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一基板上に高出力用MESFETと低雑音
用MESFETとを集積化したモノリシック型マイクロ
波集積回路を提供する。 【解決手段】 ポーラスな膜204は、レジストマスク
214に対して、逆テーパ状にエッチングされ、アンポ
ーラスな膜202は、レジストマスク214に対して順
テーパ状にエッチングされる。2段リセス型MESFE
Tのリセスエッチングにおいて、1回目のリセスエッチ
ングを、アンポーラスな膜とポーラスな膜の積層構造を
レジストマスクによりエッチングしたパターン216
と、アンポーラスな膜のみをレジストマスクによりエッ
チング開口したパターン218の2つを用いて行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、化合物半導体基
板上に形成されるショットキーゲート電界効果型トラン
ジスタ(ゲート電極が半導体表面上に形成されたMES
FET等を総称する。以下、同様)およびそれを1チッ
プ上に集積化したモノリシック型マイクロ波集積回路装
置ならびにそれらの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】化合物半導体、たとえば、ガリウムヒ素
(以下、GaAsで表わす)は、シリコン(Si)半導
体に比べて、電子移動度が高い等の特性を有することか
ら、高周波回路、特にマイクロ波帯以上の高周波の信号
を処理する際のキーデバイスとして用いられている。こ
の場合、たとえば、化合物半導体を用いたマイクロ波デ
バイスを携帯電話等のマイクロ波帯で動作する通信機器
に用いる場合、大きくは以下の2つの用途がある。
【0003】すなわち、第1には、マイクロ波帯におい
て送信されてくる信号を受信して増幅するための低雑音
増幅器に用いられる場合であり、第2には、逆にマイク
ロ波帯の信号を発信する際に用いられる高出力増幅器と
して用いられる場合である。
【0004】この場合、低雑音増幅器または高出力増幅
器を構成するトランジスタは、化合物半導体では、Si
半導体のように半導体表面に良好な半導体/酸化膜界面
特性を有する酸化膜を形成することが困難であるため、
一般にはショットキ型電極をゲート電極としたいわゆる
MESFET(Metal Semiconductor FET)が用いら
れる。さらに、上述したような良好な表面酸化膜を形成
することが困難であることと関連して、化合物半導体表
面には表面空乏層が存在し、この影響を避けるために、
一般には化合物半導体表面に所定深さの溝(以下、リセ
スと呼ぶ)を形成し、この溝中にショットキゲート電極
を設けるいわゆるリセス型MESFETが用いられるこ
とが多い。
【0005】図49は、このような従来のリセス型ME
SFETの構成を示す断面図である。
【0006】化合物半導体基板1002上にたとえば、
MBE(Molecular Beam Epitaxy)法またはMOCVD
(Metal Organic Chemical Vapor Deposition )法によ
り、所定の厚さのバッファ層1004が成長され、さら
にこのバッファ層1004上に所定濃度の不純物(たと
えば、Si)がドーピングされた活性層1006および
オーミックコンタクトを形成するため高濃度に不純物が
ドーピングされたコンタクト層1007が成長されてい
る。
【0007】コンタクト形成層1007上には、たとえ
ば、AuGe合金によるソース電極1008およびドレ
イン電極1010が形成されている。
【0008】ソース電極1008およびドレイン電極1
010とに挟まれたコンタクト形成層1007の表面側
から、ソースドレイン間に流れる電流値が所定の値とな
るようにエッチングされたリセス1012が形成され、
リセス1012内には、活性層1006の側から順に、
たとえばTi、Pt、Al等の金属が順次積層された構
成を有するゲート電極1014が形成されている。
【0009】このゲート電極に印加される電流値によっ
て、ソースドレイン間に流れる電流を制御することでト
ランジスタ動作が実現される。
【0010】図49に示したようなMESFET100
0の構成を、シングルリセス型MESFETと呼ぶこと
にする。
【0011】なお、活性層1006としては、化合物半
導体基板に対して直接イオン注入法等により不純物をイ
オン注入した後、アニールすることによって形成するこ
とも可能であるが、この場合、不純物がドーピングされ
ていない領域と不純物がドーピングされている活性領域
との界面領域における不純物の濃度プロファイルがエピ
タキシャル成長の場合に比べて急峻にすることが困難で
あるため、トランジスタ特性としては一般にはエピタキ
シャル成長により形成した活性層1006を有する構成
の方が良好なものとなる。
【0012】図49に示したシングルリセス型MESF
ET1000は、上述したとおり表面空乏層の影響を抑
えて良好なトランジスタ動作を実現することができるも
のの、たとえば高出力トランジスタに用いる場合、十分
なゲート・ドレイン間耐圧を保持させることが困難であ
るという問題がある。
【0013】したがって、図49に示したようなシング
ルリセス型トランジスタは、一般には大きな耐圧の必要
のない低雑音増幅器等に用いられることが多い。
【0014】このようなシングルリセス型MESFET
の耐圧を向上させ得る構造として、2段リセス型MES
FETがJpn. J. Appl. Phys. Vol.31(1992)pp.2374-
2381. Part 1, No. 8, August 1992 「High-Efficienc
y and High Reliable 20W GaAs Power Field Effect Tr
ansistor in C Band」に開示されている。
【0015】図50〜図54は、このような2段リセス
型MESFETの製造工程を説明するための断面図によ
るフロー図である。
【0016】まず、図50を参照して、半絶縁性GaA
s基板上にMBE法等によりGaAsエピタキシャルバ
ッファ層1004が成長され、続いて、所定濃度の不純
物がドープされたGaAsチャネル層1006が成長さ
れる。さらに、チャネル層1006上には、ソース電極
1008またはドレイン電極1010とのコンタクト抵
抗を下げるために、チャネル層1006よりもより高濃
度に不純物がドーピングされたGaAsコンタクト層1
007が成長されている。コンタクト層1007上には
プラズマCVD法等により、シリコンオキシナイトライ
ド膜(以下、SiON膜と呼ぶ)1200が成長され
る。続いて、写真製版工程により所望のゲート長に対応
する幅で開口したレジストパターン1202が形成され
る。レジストパターン1202をマスクとして、絶縁膜
(SiON膜)がRIE法等により異方性エッチングさ
れる。
【0017】次に、図51を参照して、このRIE法に
より異方的にエッチングされた絶縁膜1200をマスク
として、ソースドレイン電極(図示せず)間を流れる電
流が所定の値となるまで、たとえば、酒石酸系のエッチ
ャントによるウエットエッチングにより第1段目のリセ
スエッチングが行なわれる。
【0018】このとき、GaAsエピ層のエッチング
は、絶縁膜1200の幅MW1の開口部から開始される
ことになる。
【0019】続いて、図52を参照して、緩衝フッ酸等
を用いたウエットエッチングにより、絶縁膜1200の
エッチングを行なう。
【0020】次に図53を参照して、ウエットエッチン
グにより、レジストパターン1202の開口幅よりもよ
り大きく開口した絶縁膜1200のパターンを用いてソ
ース・ドレイン電極間に流れる電流が所定の値となるま
で、たとえば、酒石酸系エッチャントにより第2段目の
リセスエッチングが行なわれる。
【0021】このとき、1段めのリセスエッチングによ
り形成された溝もさらにエッチングが進行し、1段目の
リセスの幅は絶縁膜1200の開口幅に対応する幅まで
広がることになる。
【0022】続いて、図54を参照して、レジストパタ
ーン1202をマスクとして、ゲート電極を真空蒸着法
等により蒸着した後、リフトオフすることで2段リセス
型MESFETが形成される。
【0023】ここで、ゲート電極側面と2段目のリセス
の側面までの距離をdw1で表わし、ゲート電極側面か
ら1段目のリセスの側面(1段目のリセスのコンタクト
層表面のエッジ)までの距離をdw2で表わすことにす
る。
【0024】上述したプロセスフローからわかるよう
に、この距離dw1は、1回目のリセスエッチングを行
う際の絶縁膜の開口幅MW1により決定される。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】以上のようにして、2
段リセス型MESFETを形成することが可能である
が、この2段リセス型MESFETにおいては、耐圧を
向上させるためには、1段目および2段目のリセス幅、
すなわち距離dw1および距離dw2の値を最適化する
ことが必要である。
【0026】特に、距離dw1については、耐圧を向上
させるためにはこの値を大きくすることが必要である
が、この値を大きくしすぎるとトランジスタのソース抵
抗が増大してしまい、その高周波特性が劣化してしまう
という問題がある。
【0027】すなわち、2段リセス型トランジスタにお
いては、耐圧の向上と寄生抵抗の低減との間にはトレー
ドオフの関係が成立する。
【0028】したがって、耐圧がそれほど必要でない低
雑音増幅器のMESFETに対しては、図49で示した
シングルリセス型MESFETとすることが望ましい。
または、仮に図54に示した2段リセス型MESFET
の構造を低雑音増幅器に用いるとしても、高出力増幅器
に用いられる高耐圧型MESFETのリセス幅と、低雑
音増幅器に用いられるMESFETのリセス幅とはその
最適値が異なることになる。
【0029】したがって、たとえば低雑音増幅器と高出
力増幅器ならびにこれらのトランジスタに対してバイア
ス電位を与えるためのバイアスネットワーク回路や、外
部との間で入出力信号のインピーダンス整合をとるため
の整合回路等を1チップ上に集積化したモノリシック型
マイクロ波集積回路装置を構成することは、上述したと
おり、低雑音用MESFETと高耐圧MESFETに要
求されるリセス形状が異なるために、困難である。
【0030】たとえば、低雑音増幅器用のMESFET
のゲート形成工程と、高出力増幅器用のMESFETの
ゲート形成工程とを別々に行なうことも可能ではある
が、写真製版工程、特に全工程中最高の解像度が要求さ
れるゲート形成工程における写真製版工程を2回繰返す
ことは、製造コストの上昇をもたらす。
【0031】さらに、一般にはゲート電極蒸着工程終了
後は、半導体表面、特にトランジスタ周辺の半導体表面
状態を安定化させるために、プラズマCVD法等によっ
て絶縁膜を形成することが一般的である。つまり、ゲー
ト形成工程を2回繰返して行なうことは、単に写真製版
工程、エッチング工程およびゲート蒸着工程を繰返すの
みにとどまらず、絶縁膜の形成工程および2回目のゲー
ト形成プロセスでトランジスタを形成する領域について
の絶縁膜のエッチング工程等をも必要となることを意味
し、さらにコストの上昇を招いてしまう。
【0032】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたものであって、その目的は、1チップ
上に集積化されたモノリシック型マイクロ波集積回路装
置において、リセス形状の異なるMESFETを1チッ
プ上に集積化したモノリシック型マイクロ波集積回路装
置を提供することである。
【0033】この発明のさらに他の目的は、工程数の増
加あるいは製造コストの増加を抑制しつつ、1チップ上
にリセス形状の異なる2種類以上のMESFETを集積
化することが可能なモノリシック型マイクロ波集積回路
装置の製造方法を提供することである。
【0034】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のモノリシ
ック型マイクロ波集積回路装置は、チップ形状に分離さ
れた半導体基板上に形成されるモノリシック型マイクロ
波集積回路装置であって、半導体基板の主表面上に成長
されたエピタキシャル層と、エピタキシャル層上に形成
される少なくとも1つの第1のショットキーゲートFE
Tとを備え、第1のショットキーゲートFETは、半導
体主表面に形成された第1のリセスと、第1のリセス内
に形成される第1のゲート電極と、第1のリセスを挟ん
で互いに対向するソース領域およびドレイン領域とを含
み、エピタキシャル層上に形成される少なくとも1つの
第2のショットキーゲートFETをさらに備え、第2の
ショットキーゲートFETは、半導体主表面に形成され
た第2のリセスと、第2のリセス内に形成される第3の
リセスと、第3のリセス内に形成される第2のゲート電
極と、第2のリセスを挟んで互いに対向するソース領域
およびドレイン領域とを含み、第2のゲート電極は、第
3のリセスのエッジからゲート電極側面までの距離とし
て、第1の距離を有する。
【0035】請求項2記載のモノリシック型マイクロ波
集積回路装置は、請求項1記載のモノリシック型マイク
ロ波集積回路装置の構成に加えて、第1のリセス内に設
けられ、第1のゲート電極が形成される第4のリセスを
さらに備え、第1のゲート電極は、第4のリセスのエッ
ジからゲート電極側面までの距離として、第1の距離よ
りも小さな第2の距離を有する。
【0036】請求項3記載のモノリシック型マイクロ波
集積回路装置は、請求項1記載のモノリシック型マイク
ロ波集積回路装置の構成において、第2のゲート電極お
よび第3のリセスの中心線は、第2のリセスの中心線に
対して、所定量のオフセットを有する。
【0037】請求項4記載のモノリシック型マイクロ波
集積回路装置は、請求項1記載のモノリシック型マイク
ロ波集積回路装置の構成において、エピタキシャル層
は、少なくともひとつのヘテロ接合を含む。
【0038】請求項5記載のモノリシック型マイクロ波
集積回路装置は、請求項4記載のモノリシック型マイク
ロ波集積回路装置の構成に加えて、第1のショットキー
ゲートFETおよび第2のショットキーゲートFET
は、HEMTを含む。
【0039】請求項6記載のモノリシック型マイクロ波
集積回路装置は、請求項1記載のモノリシック型マイク
ロ波集積回路装置の構成において、第1のリセスおよび
第2のリセスは、第1のリセスが形成されべき領域を被
覆する第1の絶縁層と、第2のリセスが形成されべき領
域を被覆する第2の絶縁層とを形成するステップと、レ
ジストパターンをマスクとして、第1の絶縁膜層を順テ
ーパ形状に、第2の絶縁膜層を逆テーパ形状にエッチン
グするステップと、第1の絶縁層の開口部を含むマスク
パターンおよび第2の絶縁層の開口部を含むマスクパタ
ーンをそれぞれマスクとして、第1および第2のリセス
をエッチングするステップとを備えるエッチング方法に
より形成される。
【0040】請求項7記載のショットキーゲートFET
は、チップ形状に分離された半導体基板上に形成される
ショットキーゲートFETであって、半導体主表面に形
成された第1のリセスと、第1のリセス内に形成される
第2のリセスと、第2のリセス内に形成されるゲート電
極とを備え、第2のリセスは、第2のリセスのエッジか
らゲート電極側面までの距離として第1の距離を有する
第1の領域と、第2のリセスのエッジからゲート電極側
面までの距離として第1の距離より大きな第2の距離を
有する第2の領域とを含み、ゲート電極と電気的に結合
し、第1の領域から第2の領域に向かうゲート電極の延
長上に延在するゲート電極パッドと、第1のリセスを挟
んで互いに対向するソース領域およびドレイン領域とを
さらに備える。
【0041】請求項8記載のモノリシック型マイクロ波
集積回路装置の製造方法は、半導体基板上に形成される
2段リセス型ショットキーゲートFETを備えるモノリ
シック型マイクロ波集積回路の製造方法であって、2段
リセス型ショットキーゲートFETの第1段目のリセス
が形成されべき領域を被覆する絶縁層を形成するステッ
プと、レジストパターンをマスクとして、絶縁膜層を、
絶縁層の成膜条件に応じて順テーパ形状および逆テーパ
形状のいずれかにエッチングするステップと、絶縁層の
開口部を含むマスクパターンをマスクとして、第1段目
のリセスをエッチングするステップとを備える。
【0042】請求項9記載のモノリシック型マイクロ波
集積回路装置の製造方法は、請求項8記載のモノリシッ
ク型マイクロ波集積回路装置の製造方法において、絶縁
層は、シラン(SiH4)ガスとアンモニアガス(NH
3)とを主成分とする混合ガスを用いたプラズマCVD
法により形成されるシリコン窒化膜であり、成膜条件
は、シランガスとアンモニアガスとの成分比である。
【0043】請求項10記載のモノリシック型マイクロ
波集積回路装置の製造方法は、半導体基板上に形成さ
れ、互いにゲート電極側面から2段目のリセスエッジま
での距離が異なる第1の2段リセス型ショットキーゲー
トFETと第2の2段リセス型ショットキーゲートFE
Tとを備えるモノリシック型マイクロ波集積回路の製造
方法であって、第1の2段リセス型ショットキーゲート
FETの第1段目の第1のリセスが形成されべき第1の
領域を被覆する第1の絶縁層と、第2の2段リセス型シ
ョットキーゲートFETの第1段目の第2のリセスが形
成されべき第2の領域を被覆する第2の絶縁層とを形成
するステップと、レジストパターンをマスクとして、第
1の絶縁膜層を順テーパ形状に、第2の絶縁膜層を逆テ
ーパ形状にエッチングするステップと、第1の絶縁層の
開口部を含むマスクパターンおよび第2の絶縁層の開口
部を含むマスクパターンをそれぞれマスクとして、第1
および第2のリセスをエッチングするステップとを備え
る。
【0044】請求項11記載のモノリシック型マイクロ
波集積回路装置の製造方法は、請求項10記載のモノリ
シック型マイクロ波集積回路装置の製造方法において、
第1の絶縁層および第2の絶縁層は、シラン(SiH
4)ガスとアンモニアガス(NH3)とを主成分とする
混合ガスを用いたプラズマCVD法により形成されるシ
リコン窒化膜であり、第1の絶縁層の成膜条件は、第2
の絶縁層の成膜条件に比べて、アンモニアガスに対する
シランガスの成分比が大きい条件である。
【0045】請求項12記載のモノリシック型マイクロ
波集積回路装置の製造方法は、請求項10記載のモノリ
シック型マイクロ波集積回路装置の製造方法において、
第2の絶縁層は、半導体基板主表面全面に形成された第
1の絶縁層上に堆積された後、第2の領域以外をエッチ
ング除去することにより形成され、第2の絶縁膜層を逆
テーパ形状にエッチングした後に、第1の絶縁層を、第
2の絶縁層の開口部をマスクとして順テーパ形状にエッ
チングして開口させるステップとをさらに備える。
【0046】請求項13記載のモノリシック型マイクロ
波集積回路装置の製造方法は、請求項10記載のモノリ
シック型マイクロ波集積回路装置の製造方法において、
第2の領域を被覆する第2の絶縁層は、半導体基板主表
面の全面に形成された第1の絶縁層に対して、第2の領
域に選択的にイオン注入を行うことにより第1の絶縁層
を改質することにより形成される。
【0047】請求項14記載のモノリシック型マイクロ
波集積回路装置の製造方法は、請求項10記載のモノリ
シック型マイクロ波集積回路装置の製造方法において、
第1の領域を被覆する第1の絶縁層は、半導体基板上の
全面に第1の絶縁層を堆積した後、第1の領域以外の第
1の絶縁層を除去することにより形成され、第2の領域
を被覆する第2の絶縁層は、第1の領域を被覆する第1
の絶縁層が形成された後に、半導体基板上に第2の絶縁
層を堆積することにより形成される。
【0048】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1は、本発明
の実施の形態1のモノリシック型マイクロ波集積回路装
置100の構成を示す概略ブロック図である。
【0049】モノリシック型マイクロ波集積回路装置
(以下、MMICと呼ぶ)100は、外部に対して、マ
イクロ波として出力すべき信号を入力として受ける入力
パッド102と、基板を貫通するバイヤホール(以下、
V/Hホールと呼ぶ)等によって、接地電位が供給され
る接地電極104と、外部から供給される電源電位を受
ける電源電位パッド106、108と、入力パッド10
2から与えられる信号を受けて、マイクロ波帯の高出力
増幅を行なう高出力増幅部122と、高出力増幅部12
2に対して、接地電位や電源電位を供給するためのバイ
アスネットワーク120と、高出力増幅部122から出
力される信号を受けて、外部アンテナとの間でインピー
ダンス整合をとるための整合回路124と、整合回路1
24からの出力を受けて、発信動作モードにおいては、
外部アンテナ160に対して、マイクロ波出力を供給す
るパッド132に対してマイクロ波出力を与える切換ス
イッチ130とを備える。
【0050】ここで、高出力増幅部122は、2段リセ
ス型MESFETを含む。切換スイッチ130は、受信
動作モードにおいては、パッド132に与えられるアン
テナ160からの受信信号を受けて、出力する動作モー
ドに切換わる。
【0051】MMIC100は、さらに、受信動作モー
ドにおいて、切換スイッチ130からの出力を受ける整
合回路144と、整合回路144からの出力を受けて増
幅する低雑音増幅部142と、外部からの電源電位を受
ける電源パッド156および158と、V/Hホール等
により接地電位が供給される接地電位パッド154と、
接地電位および電源電位を受けて、低雑音増幅部142
に対してバイアス電位を供給するバイアスネットワーク
140と、低雑音増幅部142からの出力を受けて、チ
ップ外部へ出力する出力パッド152とを含む。
【0052】低雑音増幅部142は、たとえば、シング
ルリセス型MESFETまたは2段リセス型FETを含
む。
【0053】上述したとおり、低雑音増幅部142に含
まれるMESFETにおいては、ソース抵抗等の寄生抵
抗を低減させるために、そのリセス形状は、たとえば2
段リセス構造である場合、距離dw1が所定の耐圧を維
持する範囲でなるべく小さな値となることが望ましく、
一方で、高出力増幅部122においては、十分な耐圧を
得るために距離dw1が十分大きな値となることが必要
である。
【0054】以下では、このような1チップ上に異なっ
たリセス形状を有するMESFETを製造する方法につ
いてさらに詳しく説明する。
【0055】[絶縁膜の成膜条件によるエッチング形状
の変化]図2は、GaAs基板1002上に成長された
エピ層1003上に異なった成膜条件で形成した絶縁膜
2004のRIEエッチング形状の変化を示す断面図で
ある。
【0056】ここで、エピ層1003は、バッファ層1
004、チャネル層1006、コンタクト形成層100
7を総称しているものとする。
【0057】絶縁膜2004としては、たとえばシリコ
ン窒化膜SiNを用いることが可能である。
【0058】この場合、CVDの条件としては、成長ガ
スとして、窒素(N2 )をベースガスとした20%濃度
のシラン(SiH4 )ガスと、アンモニアガス(H
3 )との混合ガスを用いることができる。この場合、
CVDの成長圧力としては、0.5〜2Torrを用
い、プラズマCVD成長において、対向電極間に印加さ
れるマイクロ波パワー(RFパワー)を0.5W/cm
2 の値とする。
【0059】このときたとえば、20%シランガスとア
ンモニアガスとの流量比を20%シラン/アンモニア=
4とした場合、たとえば屈折率n=1.97であり、ア
ンポーラスな膜が形成される。
【0060】これに対して、20%シラン/アンモニア
=0.5のガス混合比においては、屈折率n=1.8で
ポーラスな膜が形成される。
【0061】流量比を上述したような範囲で連続的に変
化させることで、連続的にアンポーラスな膜からポーラ
スな膜へと膜質を変化させることが可能である。
【0062】ここで、アンポーラスな膜とは、シリコン
原子がリッチな膜であり、その膜質は密となり屈折率が
高い。一方、ポーラスな絶縁膜は、窒素原子がリッチな
膜であり、膜質が疎であって、膜中がボイド状になって
いる。
【0063】このため、アンポーラスな絶縁膜は、ポー
ラスな絶縁膜に比べて、緩衝フッ酸によるエッチングレ
ートや、後に説明するようなRIEでのエッチングレー
トがより低い値となっている。
【0064】図2では、上述のようにして成長させたポ
ーラスな膜およびアンポーラスな膜を以下の条件で示す
ようなRIEでエッチングした場合のエッチング形状を
示している。
【0065】RIEの条件としては、ガス圧力が10P
aであり、RFパワーとしては200〜300ワット程
度の値であり、エッチングガスは、酸素(O2 )とテト
ラフロロカーボン(CF4 )との混合ガスであって、酸
素濃度が8%である。このガスを流量50sccmで流
すという条件であるものとする。
【0066】このような条件でエッチングした場合、膜
がアンポーラスな場合は、レジストパターン2002に
対して、絶縁膜のエッチング形状はいわゆる順テーパ形
状となり、膜がアンポーラスな場合は、逆テーパ形状と
なる。
【0067】すなわち、アンポーラスな膜のエッチング
の終点は、エピ層1003上の点SP1となるのに対
し、ポーラスな膜のエッチングの終点は、エピ層100
3上の点SP2となる。
【0068】このとき、シランとアンモニアの混合比を
連続的に変化させることで、このエッチング形状も連続
的に変化する。
【0069】図3は、GaAs基板上に成長条件を変え
て絶縁膜(SiN膜)2004を成長させて、ゲートパ
ターンとなるレジストパターン2002を形成した後、
このレジストパターン2002により絶縁膜2004を
エッチングした場合の断面形状を示す断面図である。
【0070】なお、以下では説明の簡単のために、Ga
As基板1002上のエピ層1003は、適宜省略して
説明するものとする。
【0071】図2において説明したとおり、絶縁膜20
04として、アンポーラスな絶縁膜を堆積した場合、レ
ジスト2002をマスクとしてこの絶縁膜2004をR
IEによりエッチングすると、その絶縁膜形状は順テー
パ形状となるため、レジスト2002の開口パターンよ
りもGaAs基板1002上においてはより狭い開口幅
SA−SA′を有する絶縁膜パターンが形成される。
【0072】これに対して、絶縁膜2004がポーラス
な膜の場合、エッチングが逆テーパ形状となるため、G
aAs基板上における絶縁膜2004のエッチング後の
開口幅SB−SB′は、レジストパターン2002の開
口幅よりも大きなものとなる。
【0073】図4は、図3に示したような絶縁膜パター
ンを用いて、1段目の(1回目の)リセスエッチングを
行なった際のリセス形状を説明するための断面図であ
る。
【0074】膜がアンポーラスな場合の1回目のリセス
幅は、絶縁膜パターン2004の開口幅SA−SA′が
レジストパターン2002の開口幅よりも狭いことに対
応して、より狭い幅を持つリセスとなる。
【0075】これに対して、絶縁膜2004がポーラス
な膜の場合、レジストパターン2002の開口幅よも大
きな開口幅SB−SB′を絶縁膜が有することにより、
アンポーラスな絶縁膜の場合に比べて、より広いリセス
幅を有するリセスが形成されることになる。
【0076】図5および図6は、絶縁膜2004の厚さ
を厚くした場合と、薄くした場合における1回目のリセ
ス幅を比較するための図であり、図5は、絶縁膜200
4の膜厚が厚い場合の、図6は、絶縁膜2004の膜厚
が薄い場合の1回目のリセス形状をそれぞれ示す。
【0077】まず、図5を参照して、絶縁膜2004の
膜厚が厚い場合、膜がアンポーラスである場合は、順テ
ーパ形状でエッチングされる結果、絶縁膜2004のR
IE後の開口幅は、図5中Sa−Sa′で表わした幅と
なる。
【0078】これに対して、図6を参照して、絶縁膜2
004の膜厚が薄い場合、膜がアンポーラスである場合
は、絶縁膜のRIE後の開口幅は、図6に示したSA−
SA′の幅となる。
【0079】絶縁膜2004の膜厚が図5に示した場合
の方が厚いことに応じて、開口幅Sa−Sa′は、開口
幅SA−SA′に比べて小さな値となっている。
【0080】一方、膜がポーラスな場合、まず図5を参
照して、膜厚が厚い場合は、開口幅は、図5に示したS
B−SB′の幅となる。
【0081】これに対して、膜厚が薄く膜がポーラスな
場合は、その開口幅は図6に示したSb−Sb′の幅と
なる。
【0082】したがって、膜がポーラスな場合、絶縁膜
厚2004が厚い場合の開口幅SB−SB′の方が、絶
縁膜が薄い場合の開口幅Sb−Sb′よりも大きなもの
となる。
【0083】このため、膜がアンポーラスな場合、1回
目のリセスエッチングによって形成されるリセス幅は、
図5に示したような絶縁膜が厚い場合はリセス幅RWU
1が狭くなり、絶縁膜が薄い場合はリセス幅RWU2が
広くなることになる。
【0084】これに対して、膜がポーラスな場合、図5
に示したような絶縁膜が厚い場合は1回目のリセス幅R
WP1が広くなり、図6に示したような絶縁膜が薄い場
合は1回目のリセス幅RWP2が狭くなることになる。
【0085】以上説明したとおり、絶縁膜の成膜条件に
よる膜質の相違によってRIE後のエッチング形状が異
なること、ならびに絶縁膜の厚さに応じてRIE後の開
口幅が異なることの2点を利用することで、2段リセス
型FETを形成する場合に、1回目のリセスの幅をレジ
ストの開口幅に対して一定の範囲内で所望の大きさに制
御することが可能である。
【0086】実際に、上述したような成膜条件およびエ
ッチング条件において、絶縁膜の膜厚を500Åとした
場合、図6に示した点SAおよび点Sbの間の距離SA
−Sb間隔を0.09μmの大きさ、したがって、両サ
イドにわたっては0.18μmの間隔にわたって変化さ
せることが可能であることを確認している。さらに、膜
厚を1000Åとした場合には、その4倍程度の間隔を
絶縁膜の膜質を変更することで可変とすることが可能と
なる。
【0087】[1チップ上への2種類のリセス幅(2種
類の距離dw1)を有するMESFETの作成]図7〜
図13は、アンポーラスな膜およびポーラスな膜を用い
ることで、1チップ内において、2段リセス形状の異な
るMESFETを集積化することが可能なMESFET
の製造方法を断面図によって示したフロー図である。
【0088】まず、図7を参照して、GaAs基板20
0上に、アンポーラスな膜202およびポーラスな膜2
04を連続して積層する。続いて、ポーラスな膜204
上に、第1のFETを形成する領域において、第1のF
ETのゲート長に相当する幅の開口パターン208を有
するレジストパターン206を形成する。
【0089】続いて、このレジストパターン206をマ
スクとして、たとえば、RIEによるエッチングによ
り、ポーラスな膜204をエッチング除去する。
【0090】このとき、開口部208においては、ポー
ラス204は、レジストパターンに対して逆テーパ形状
にエッチングされる。
【0091】続いて、図9を参照して、このレジストパ
ターン206を残したまま、さらにレジスト塗布を行な
った後、この開口パターン210上およびアンポーラス
な膜上において開口する開口パターン212を有するよ
うにレジストの露光を行なうことで、図9に示すよう
に、開口パターン210上およびアンポーラスな膜上に
おいて開口パターン212を有するレジストパターン2
14が形成される。
【0092】図10を参照して、このレジストパターン
214をマスクとして、アンポーラスな膜をさらにRI
Eによりエッチングする。
【0093】これにより、開口部210においては、レ
ジストパターンよりもより大きな開口寸法を有するアン
ポーラスな膜202の開口部216が形成されるの対
し、レジストパターン214の開口部212に対して
は、レジストパターンの開口幅よりも狭い幅を有するア
ンポーラスな膜202の開口部218が形成される。
【0094】続いて図11を参照して、開口部216お
よび218を有するアンポーラスな膜202をマスクと
して、第1回目のリセスエッチングが行なわれる。さら
に、緩衝フッ酸等によるエッチャントによるウエットエ
ッチングにより、ポーラスな膜204およびアンポーラ
スな膜202がエッチングされる。
【0095】図12を参照して、このウエットエッチン
グされたうちのアンポーラスな膜202をマスクとし
て、2回目のリセスエッチングが行なわれる。
【0096】図13を参照して、レジスト214をマス
クとして、ゲート電極が蒸着およびリフトオフにより形
成される。
【0097】これによりゲート電極250およびゲート
電極252が形成される。ゲート電極250のリセス
は、その第1段目のリセス幅W1は、ゲート電極252
に対する第1段目のリセス幅W2よりも大きな値とな
り、かつ、ゲート電極252に対する2段目のリセスに
ついての距離dw1は、ゲート電極252に対する距離
dw2よりも大きなものとなる。
【0098】すなわち、たとえばゲート電極250を有
するMESFETは、より耐圧の要求される高出力増幅
器用のトランジスタとして用いることができ、ゲート電
極252を有するMESFETは、よりソース抵抗が小
さく低雑音特性に優れた低雑音増幅器用MESFETと
して用いることが可能となる。
【0099】以上のプロセスにより、同一のGaAs基
板上に、リセス形状の異なるMESFETを同時に形成
することが可能となる。
【0100】しかも、ゲート長としては、写真製版工程
における最小解像度のゲート長をいずれのMESFET
に対しても形成することが可能となる。
【0101】なお、以上の説明においては、同一のGa
As基板上には、2種類の異なったゲート側端部から2
段目のリセスエッジまでの距離を持つMESFETを形
成する場合について述べたが、本発明はこのような場合
に限定されることなく、たとえば、絶縁膜厚等を調整す
ることで、同一のGaAs基板上に3種類以上の異なっ
たリセス形状を有するMESFETを形成することも可
能である。
【0102】さらに、実施の形態1の説明においては、
形成されるショットキーゲートFETとしては、活性層
がGaAs単層からなるMESFETについて説明した
が、本発明はこのような場合に限定されることなく、た
とえばショットキーゲートFETとして、GaAs/A
lGaAs界面を有するいわゆるHEMTを用いる構成
とすることも可能である。
【0103】さらには、より一般的には、このような異
種半導体によるヘテロ接合を有するMESFETについ
て適用することが可能である。
【0104】ヘテロ接合を有するMESFETを用いて
いることで、利得や雑音指数等の高周波特性を向上させ
ることが可能である。
【0105】また、以上の説明では、化合物半導体基板
として、GaAs基板を例にとって説明したが、本発明
はこのような場合に限定されることなく、他の化合物半
導体基板、たとえば、InP基板上に形成されるショッ
トキーゲートFETの形成プロセスにも適用することが
可能である。
【0106】[実施の形態2]実施の形態1において
は、同一のGaAs基板上にゲート端部から2段目のリ
セスエッジまでの距離が異なった2種類の2段リセスM
ESFETを形成する場合について説明した。
【0107】しかしながら、たとえば、低雑音増幅器に
用いられるMESFETとしては、必ずしも2段リセス
型の構造を有する必要はなく、たとえばシングルリセス
型の構造を有するものであってもよい。
【0108】実施の形態2においては、第1のMESF
ETについては、2段リセスゲートを有し、第2のME
SFETについてはシングルリセス型MESFETを形
成する場合の形成方法を提供する。
【0109】図14〜図20は、このようなMESFE
Tの形成方法を示す断面図によるフローチャートであ
り、実施の形態1の図7から図13に対比される図であ
る。
【0110】実施の形態2の製造方法が、実施の形態1
のMESFETの製造方法と異なる点は、まず、図14
を参照して、第2のMESFETが形成される領域につ
いては、ポーラスな膜およびアンポーラスな膜を予めエ
ッチングにより除去しておく構成とした点である。
【0111】その上で、図14を参照して、このように
して、GaAs基板上の所定領域のみにエッチングを残
された、アンポーラスな膜およびポーラスな膜上に開口
パターン208を有するレジストパターン206を形成
する。
【0112】続いて、図15を参照して、このレジスト
パターン206をマスクとして、ポーラスな膜のエッチ
ングを行なう。このようなエッチングにより、開口パタ
ーン208に対して、逆テーパ形状を有するポーラスな
膜204の開口パターン210が形成される。
【0113】続いて、このレジストパターン206を残
したまま、さらにレジスト塗布を行なった後、この開口
パターン210上およびGaAs基板上において開口す
る開口パターン212を有するようにレジストの露光を
行なうことで、図16に示すように、開口パターン21
0上およびGaAs基板上において開口パターン212
を有するレジストパターン214が形成される。
【0114】続いて、アンポーラスな膜のエッチングが
行なわれる。これにより、GaAs基板上において開口
するアンポーラスな膜の開口パターン216およびレジ
ストによる開口パターン212が形成されたことにな
る。
【0115】このアンポーラスな膜の開口パターン21
6およびレジストマスクの開口パターン212をマスク
として、図18に示すように、1回目のリセスエッチン
グが行なわれる。
【0116】さらに、図19を参照して、緩衝フッ酸等
によるエッチャントによるウエットエッチングにより、
アンポーラスな膜202のエッチングが行なわれること
で、開口部216の開口幅が拡大する。この後、2段目
のリセスエッチングが行なわれる。
【0117】このとき、開口部212については、絶縁
膜が存在しないため、GaAs上に開口する開口パター
ン幅はレジストパターン214の開口部212の幅のま
ま一定である。
【0118】したがって、第2のMESFET形成領域
においては、シングルリセスのエッチングが行なわれる
ことになる。
【0119】図20を参照して、レジストパターン21
4をマスクとして、ゲート電極を蒸着およびリフトオフ
することにより、同一のGaAs基板上に、ダブルリセ
ス型MESFETと、シングルリセス型MESFETを
同時に形成することが可能となる。
【0120】したがって、高出力増幅器のトランジスタ
に対しては最適のゲート端から第2段目のリセスエッジ
までの距離を有する2段リセス型MESFETを形成す
ると同時に、低雑音型増幅器については、シングルリセ
ス型MESFETを形成することが可能となる。
【0121】なお、以上の説明においても、ショットキ
ーゲートFETとしては、GaAsの単層を活性領域と
するMESFETについて述べたが、本発明はこのよう
な場合に限定されることなく、HEMTなどのようなヘ
テロ接合を有するショットキーゲートFETについて用
いることも可能である。
【0122】また、以上の説明では、化合物半導体基板
として、GaAs基板を例にとって説明したが、本発明
はこのような場合に限定されることなく、他の化合物半
導体基板、たとえば、InP基板上に形成されるMES
FETの形成プロセスにも適用することが可能である。
【0123】[実施の形態3]実施の形態1および実施
の形態2においては、ポーラスな膜およびアンポーラス
な膜を積層して堆積し、その後に、ポーラスな膜を所定
領域以外エッチングにより除去することによって、2種
類の異なったリセス形状を有するMESFETを形成し
た。
【0124】実施の形態3においては、このような積層
構造とすることなく、2種類の異なったリセス形状を有
するMESFETを同一のGaAs基板上に同時に形成
することが可能な製造プロセスを提供する。
【0125】図21〜図25は、このような実施の形態
3のMESFETの製造方法を断面図により示すフロー
図である。
【0126】まず、図21を参照して、GaAs基板2
00上に、アンポーラスな膜202を堆積する。続い
て、第1のMESFETを形成する領域を被覆するレジ
ストパターン260を形成する。このレジストパターン
260をマスクとして、H+ イオン注入を行なう。この
とき、H+ イオン注入の条件としては、たとえば、20
Kevで、注入面密度1015cm-2程度の値とすること
で、図22に示すように、ほぼ絶縁膜厚500〜600
Å程度の深さまで水素イオンH+ が注入される。
【0127】この水素イオンH+ が注入された領域は、
アンポーラスな膜がポーラスな膜質に変化し、ポーラス
な膜204となっている。
【0128】続いて、図23を参照して、このアンポー
ラスな膜202およびポーラスな膜204上においてそ
れぞれ開口する開口パターン264および266を有す
るレジストパターン262を形成する。
【0129】さらに、図24を参照して、このレジスト
パターン262をマスクとして、アンポーラスな膜20
2およびポーラスな膜204のRIEによるエッチング
を行なった上で、第1回目のリセスエッチングを行な
う。
【0130】図3および図4において説明したとおり、
アンポーラスな膜に比べて、ポーラスな膜をマスクとし
てエッチングされた第1回目のリセス幅は、ポーラスな
膜204をマスクとした場合の方がその幅が大きくな
る。
【0131】続いて、図25を参照して、緩衝フッ酸等
によるエッチャントにより、アンポーラスな膜202お
よびポーラスな膜204のウエットエッチングを行な
う。その後、さらに2段目のリセスのエッチングを行な
う。
【0132】このようなプロセスを経ることで、アンポ
ーラスな膜202をマスクとしてエッチングされた2段
リセスにおいては、2段目のリセス幅が小さくなるのに
対し、ポーラスな膜204をマスクとしたリセスにおい
ては、1回目のリセスの幅が大きくなることに対応し
て、2段目のリセス幅も大きなものとなる。
【0133】さらに、レジスト262をマスクとして、
ゲート電極を蒸着およびリフトオフすれば、アンポーラ
スな膜202の領域には、ゲート側端部から2段目のリ
セスエッジまでの距離が小さいMESFETが形成さ
れ、ポーラスな膜204の領域においては、ゲート側端
部から2段目のリセスエッジまでの距離が比較的大きな
MESFETが形成されることになる。
【0134】このようなプロセスとすることで、同一の
GaAs基板上に2つの異なったリセス形状を有するM
ESFETを形成することが可能となる。
【0135】なお、以上の説明では注入されるイオンと
しては、H+ イオンを用いる場合を説明したが、イオン
種としては、これに限定されず、たとえば、N+ イオン
をもちることも可能である。
【0136】実施の形態3においても、所定量の不純物
がドーピングされたGaAsチャネル層を活性領域とす
るMESFETのみならず、ヘテロ接合を有するショッ
トキーゲートFETに対して適用することも可能であ
る。
【0137】また、以上の説明では、化合物半導体基板
として、GaAs基板を例にとって説明したが、本発明
はこのような場合に限定されることなく、他の化合物半
導体基板、たとえば、InP基板上に形成されるショッ
トキーゲートFETの形成プロセスにも適用することが
可能である。
【0138】[実施の形態4]実施の形態3において
は、GaAs基板200上にアンポーラスな膜202を
形成した後、水素イオンH+ 注入により、所定領域のア
ンポーラスな膜202をそのGaAs基板界面近傍まで
ポーラスな膜204に変化させるプロセスについて説明
した。
【0139】しかしながら、水素イオンH+ 注入の注入
深さとしては、必ずしもGaAs基板界面近傍までの深
さを有する必要はない。
【0140】実施の形態4においては、注入エネルギを
より小さな値とすることで、アンポーラスな膜202の
厚さ方向の所定深さの一部分についてのみ水素イオンH
+ が注入される構成としている。
【0141】図26〜図30は、このような実施の形態
4のMESFETの製造方法を断面図により示すフロー
図であり、実施の形態3の図21〜図25と対比される
図である。
【0142】まず、図26を参照して、GaAs基板2
00上に、アンポーラスな膜202をたとえば、100
0Åの厚さで堆積する。続いて、第1のMESFETを
形成する領域を被覆するレジストパターン260を形成
する。このレジストパターン260をマスクとして、H
+ イオン注入を行なう。このとき、H+ イオン注入の条
件としては、たとえば、20Kevで、注入面密度10
15cm-2程度の値とすることで、図27に示すように、
ほぼ絶縁膜厚500〜600Å程度の深さまで水素イオ
ンH+ が注入される。
【0143】この水素イオンH+ が注入された領域は、
アンポーラスな膜がポーラスな膜質に変化し、ポーラス
な膜204となっている。
【0144】続いて、図28を参照して、このアンポー
ラスな膜202およびポーラスな膜204上においてそ
れぞれ開口する開口パターン264および266を有す
るレジストパターン262を形成する。
【0145】さらに、図29を参照して、このレジスト
パターン262をマスクとして、アンポーラスな膜20
2およびポーラスな膜204のRIEによるエッチング
を行なう。開口部264においては、アンポーラスな膜
202が順テーパ上にエッチングされ、開口部266に
おいては、ポーラスな膜204が逆テーパ形状にエッチ
ングされた後、ポーラスな膜202が順テーパにエッチ
ングされる。このような絶縁膜パターンが形成された上
で、第1回目のリセスエッチングを行なう。
【0146】アンポーラスな膜202のみの開口部26
4に比べて、ポーラスな膜204も積層されている開口
部266の方が、絶縁膜マスクの開口幅が大きく、開口
部266での第1回目のリセス幅は、開口部264のリ
セス幅よりも大きくなる。
【0147】続いて、図30を参照して、緩衝フッ酸等
によるエッチャントにより、アンポーラスな膜202お
よびポーラスな膜204のウエットエッチングを行な
う。その後、さらに2段目のリセスのエッチングを行な
う。
【0148】このようなプロセスを経ることで、開口部
264によりエッチングされた2段リセスにおいては、
2段目のリセス幅が小さくなるのに対し、開口部266
によりエッチングしたリセスにおいては、1回目のリセ
スの幅が大きくなることに対応して、2段目のリセス幅
も大きなものとなる。
【0149】さらに、レジスト262をマスクとして、
ゲート電極を蒸着およびリフトオフすれば、開口部26
4の領域には、ゲート側端部から2段目のリセスエッジ
までの距離が小さいMESFETが形成され、開口部2
66の領域においては、ゲート側端部から2段目のリセ
スエッジまでの距離が比較的大きなMESFETが形成
されることになる。
【0150】このようなプロセスとすることで、同一の
GaAs基板上に2つの異なったリセス形状を有するM
ESFETを形成することが可能となる。
【0151】実施の形態4においても、所定量の不純物
がドーピングされたGaAsチャネル層を活性領域とす
るMESFETのみならず、ヘテロ接合を有するショッ
トキーゲートFETに対して適用することも可能であ
る。
【0152】また、以上の説明では、化合物半導体基板
として、GaAs基板を例にとって説明したが、本発明
はこのような場合に限定されることなく、他の化合物半
導体基板、たとえば、InP基板上に形成されるショッ
トキーゲートFETの形成プロセスにも適用することが
可能である。
【0153】[実施の形態5]図31〜図33は、本発
明の実施の形態5のMESFETの製造方法の要部を、
断面図により示すフロー図である。
【0154】まず図31を参照して、GaAs基板20
0上に、アンポーラスな膜202を形成した後、アンポ
ーラスな膜202を所定領域を残してエッチングにより
除去する。
【0155】続いて、GaAs基板全面にわたって、ポ
ーラスな膜204の堆積を行なう。すなわち、図32に
示すように、アンポーラスな膜が残された領域において
のみ、ポーラスな膜202とポーラスな膜204とが積
層する構造となっている。
【0156】続いて、このアンポーラスな膜202が残
されている領域上と、ポーラスな膜のみが堆積している
領域上において開口するレジストパターン270を形成
する。アンポーラスな膜202が残されている領域上の
開口パターンを272とし、ポーラスな膜のみが堆積さ
れている領域上の開口パターンを274とする。
【0157】このレジスト270をマスクとして、RI
E等によりポーラスな膜204およびアンポーラスな膜
202のエッチングを行なう。ポーラスな膜は逆テーパ
にエッチングされ、アンポーラスな膜は順テーパ状にエ
ッチングされるため、アンポーラスな膜202が残され
た領域における絶縁膜の開口パターン276は、ポーラ
スな膜に形成される開口パターン278の幅に比べて狭
いものとなる。
【0158】以下は、実施の形態1と同様にして、2段
リセスエッチングを行なうことで、1段目のリセスエッ
チングを行なう際の開口幅の小さかった開口パターン2
76に対応する2段リセスのパターンと、開口幅の大き
い278のパターンとにそれぞれ対応して2種類の異な
る2段リセス形状を有するMESFETを同一のGaA
s基板上に形成することが可能となる。
【0159】[実施の形態5の変形例1]実施の形態5
においては、まず、アンポーラスな膜をGaAs基板2
00上に形成した後、所定領域のみを残してエッチング
除去するプロセスとした。
【0160】この最初に堆積する絶縁膜としては、ポー
ラスな膜204とし、その後に堆積する膜としてもポー
ラスな膜204を用いる構成とすることも可能である。
【0161】図34〜図36は、このようなプロセスフ
ローの要部を説明するための断面図によるフロー図であ
る。
【0162】まず、GaAs基板200上に、堆積した
ポーラスな膜204を、所定領域のみを残してエッチン
グ除去する。
【0163】続いて、図35を参照して、GaAs基板
200全面にわたって、ポーラスな膜204を堆積す
る。これにより、同一基板上において、ポーラスな膜2
04の厚さが異なる領域が形成されることになる。
【0164】続いて、このポーラスな膜204の厚さが
厚い領域および厚さの薄い領域においてそれぞれ開口パ
ターン272および274を有するレジストマスク27
0を形成する。
【0165】続いて、このレジストマスク270をマス
クとしてポーラスな膜204のエッチングを行なう。
【0166】このとき、図5および図6において説明し
たとおり、絶縁膜厚が厚い場合は、ポーラスな膜204
に形成される開口パターン280の開口幅は、ポーラス
な膜204の膜厚が薄いところに形成される開口パター
ン282の幅よりも大きなものとなる。
【0167】したがって、このポーラスな絶縁膜204
をマスクとして1回目のリセスエッチングを行なった
後、実施の形態1と同様にして2段リセス構造を形成す
ることで、開口パターン280に対応する領域と開口パ
ターン282に対応するそれぞれの領域において、異な
った形状の2段リセスを有するMESFETを形成する
ことが可能となる。
【0168】すなわち、開口パターン280において
は、ゲートエッジから2段目のリセスのエッジまでの距
離が大きいMESFETが、開口パターン282に対応
しては、ゲート側面端から2段目のリセスエッジまでの
距離が小さいMESFETが形成されることになる。
【0169】[実施の形態5の変形例2]図37〜図3
9は、本発明の実施の形態5の変形例2の製造フローの
要部を断面により示すフロー図である。
【0170】GaAs基板200上に、形成されたポー
ラスな膜204を、所定領域のみを残して図37に示す
ようにエッチング除去する。
【0171】続いて、このポーラスな膜204上に、基
板全面にわたってアンポーラスな膜202を堆積する。
【0172】このポーラスな膜204がある領域および
アンポーラスな膜202のみが存在する領域において、
それぞれ開口パターン272および274を有するレジ
ストマスク270を、図38に示すように形成する。
【0173】アンポーラスな膜は順テーパ形状に、ポー
ラスな膜は逆テーパ形状にエッチングされるため、RI
Eエッチングを行なうと、図39に示すように、ポーラ
スな膜が残された領域に開口するパターン284の開口
幅の方が、アンポーラスな膜202のみが存在する領域
に開口するパターン286の幅よりも大きくなる。
【0174】以下は、実施の形態1と同様にして、これ
ら絶縁膜に開口したパターン284および286をマス
クとして、2段リセスを形成することで、開口パターン
284に対応する2段リセス形状を有するMESFET
と、開口パターン286に対応する2段リセス形状を有
するMESFETを同一のGaAs基板上に同時に形成
することが可能となる。
【0175】すなわち、開口パターン284に対応して
形成されるMESFETの方が、ゲート側端部から第2
段目のリセスエッジまでの距離が、領域286に形成さ
れるMESFETよりも大きなものとなる。
【0176】[実施の形態5の変形例3]図40〜図4
2は、本発明の実施の形態5の変形例3の製造フローの
要部を断面図により示すフロー図である。
【0177】図40を参照して、GaAs基板200上
に、アンポーラスな膜202を形成した後、所定領域の
みを残してエッチング除去する。
【0178】次に、図41を参照して、GaAs基板2
00上に全面にわたりアンポーラスな膜202を再び形
成する。
【0179】これに応じて、GaAs基板上には、アン
ポーラスな膜202が厚く堆積された領域と、アンポー
ラスな膜202が薄く堆積された領域とが存在すること
になる。
【0180】これら2つの領域にそれぞれ開口パターン
272および274をそれぞれ有するレジストパターン
270を形成する。
【0181】続いて、このレジストパターン270をマ
スクとして、アンポーラスな膜202のエッチングを行
なう。
【0182】このようなエッチングを行なうと、図5お
よび図6において説明したとおり、絶縁膜の厚い領域に
おいては、開口するパターン290の幅は、アンポーラ
スな膜202の膜厚が薄い領域における開口パターン2
92の幅よりも狭いものとなる。
【0183】したがって、このような構成とすることに
よっても、同一のGaAs基板上に同時に2つの異なっ
た形状の2段リセスを有するMESFETを形成するこ
とが可能となる。
【0184】すなわち、実施の形態5の変形例3におい
ては、アンポーラスな膜202の厚さが薄い領域に開口
した開口パターン292に対応する2段リセス型MES
FETの方が、ゲート端部から2段リセスのエッジまで
の距離が、開口部290に対応して設けられたMESF
ETよりも大きなものとなる。
【0185】[実施の形態6]以上の説明においては、
2段目のリセスの中心線は、1段目のリセスの中心線と
一致するMESFETを形成する方法について説明して
きた。
【0186】しかしながら、たとえば高耐圧MESFE
Tに要求される耐圧条件のうち、最も厳しい耐圧の条件
はゲート・ドレイン間耐圧であって、ゲート・ソース間
の耐圧はそれほど要求されない。
【0187】すなわち、ゲート・ソース間については、
耐圧よりもそのソース抵抗をより低減するために、ゲー
ト側端部のエッジから第1段目のリセスのエッジまでの
距離を小さくすることで、ソース抵抗を小さくすること
が望ましい。
【0188】実施の形態6では、このような構成を有す
るMESFET、すなわち、オフセットゲート型の2段
リセス型MESFETの製造方法を提供する。
【0189】まず、GaAs基板200上に、アンポー
ラスな膜202を堆積した後、所定領域上のアンポーラ
スな膜202aおよび202bを残してこれ以外の部分
はエッチング除去する。
【0190】続いて、このGaAs基板200全面にわ
たって、ポーラスな膜204を堆積する。
【0191】次に、アンポーラスな膜202aのエッジ
とアンポーラスな膜202bのエッジとの中心から所定
のオフセット量Doだけずれた位置において開口する開
口パターン302を有するレジストパターン300を形
成する。
【0192】次に図44を参照して、レジスト300を
マスクとして、ポーラスな膜204をRIEによりエッ
チングする。
【0193】図44に示すとおり、ポーラスな膜204
は、レジストの開口パターン302に対して、逆テーパ
形状を有するようにエッチングされる。
【0194】このポーラスな膜204に開口した開口パ
ターン304をマスクとして、図45に示すように1回
目のリセスエッチングを行なう。
【0195】続いて、緩衝フッ酸等のエッチャントによ
りポーラスな膜204を、ウエットエッチングにより除
去する。すなわち、図46に示すとおり、ポーラスな膜
204には、サイドエッチングが生じる。
【0196】この結果、GaAs基板上には、図43に
示した工程において形成したアンポーラスな膜202a
および202bによる開口パターン306が現われるこ
とになる。
【0197】続いて、図47に示すように、このアンポ
ーラスな膜202aおよび202bの開口パターン30
6をマスクとして、2段目のリセスエッチングを行な
う。
【0198】このようなエッチングを行なうことで、2
段目のリセスが1段目のリセス内においてオフセットを
有する形状の2段リセス型MESFETを形成すること
が可能となる。
【0199】このような構成では、2段リセス型MES
FETのソース抵抗の増大を抑制しつつ、ゲートドレイ
ン間の耐圧を大きくすることが可能となる。
【0200】[実施の形態7]図48は、本発明の実施
の形態7のMESFETの平面パターンを示す図であ
る。
【0201】実施の形態7のMESFETは、ソース電
極400およびドレイン電極402と、ソースおよびド
レイン電極間に形成された2段リセス404と、2段リ
セス404中に形成されたゲート電極406と、ゲート
電極406に接続するゲート電極パッド408とを備え
る。
【0202】2段リセス404のうち、ゲート電極用パ
ッドに近い側のゲート電極に沿う長さlの領域404a
は、ゲート側端部から2段リセスのエッジまでの幅lw
2が大きいのに対し、領域404a以外の2段リセスの
領域404bは、ゲート側端部から2段リセスのエッジ
までの距離lw1が小さくなる構成となっている。
【0203】すなわち、実施の形態1〜5までにおいて
は、同一基板上の異なるMESFETについて、距離d
w1を変化させる製造方法について説明したが、これら
の方法は、同一MESFETのゲート内の異なる領域に
おいて、その距離dw1を可変とする構成を製造するプ
ロセスに用いることが可能である。
【0204】このような構成とすることで、等価的に、
ゲート電極用パッドに近い側は、ゲートドレイン間耐圧
およびゲート・ソース間耐圧を向上させることが可能と
なる。
【0205】一般に、MESFETの耐圧破壊は、ゲー
ト電極パッドに近い側の図48で示した点Pの領域で起
こる。図48に示したように、2段リセスの幅をゲート
電極用パッド408に近い領域においてのみ大きくする
ことで、MESFETの点P近傍の耐圧が向上するた
め、耐圧破壊が起こりにくくなるという効果がある。
【0206】なお、以上の説明においては、シングルリ
セスまたはゲート側端部から2段リセスのエッジまでの
距離が短いMESFETを低雑音増幅器に用いられるM
ESFETとして、ゲート側端部から2段目リセスのエ
ッジまでの距離が大きなMESFETを高出力増幅器に
用いられるMESFETとして用いる構成について説明
してきた。
【0207】しかしながら、本発明はこのような場合に
限定されることなく、より一般に、2つの異なった耐圧
およびソース抵抗が要求されるショットキーゲートFE
Tを用いる必要があるシステムを同一基板上に形成する
モノリシック型マイクロ波集積回路に対して一般的に適
用することが可能なものである。
【0208】
【発明の効果】請求項1および2記載のモノリシック型
マイクロ波集積回路装置は、同一半導体基板上に、異な
ったリセス形状を有するMESFETが集積化されてい
るので、高耐圧FETと低寄生抵抗FETとをともに必
要とするシステムを同一基板上に集積化することが可能
となる。
【0209】請求項3記載のモノリシック型マイクロ波
集積回路装置は、第3のリセスが第2のリセスに対して
オフセットをもって形成されるので、ソース抵抗の増加
を抑制しつつ、ゲート・ドレイン間の耐圧を向上させる
ことが可能である。
【0210】請求項4および5記載のモノリシック型マ
イクロ波集積回路装置は、ヘテロ接合を有するMESF
ETを用いているので、利得や雑音指数等の高周波特性
を向上させることが可能である。
【0211】請求項6記載のモノリシック型マイクロ波
集積回路装置は、同一半導体基板上に、異なったリセス
形状を有する2段リセス型MESFETが集積化されて
いるので、高耐圧FETと低寄生抵抗FETとをともに
必要とするシステムを同一基板上に集積化することが可
能となる。
【0212】請求項7記載のショットキーゲートFET
は、ゲート電極パッド側の2段リセスの幅が広くなって
いるので、より耐圧を向上させることが可能である。
【0213】請求項8ないし14記載のモノリシック型
マイクロ波集積回路装置の製造方法は、同一半導体基板
上に、異なったリセス形状を有するMESFETが集積
化させることができ、高耐圧FETと低寄生抵抗FET
とをともに必要とするシステムを同一基板上に集積化す
ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1のモノリシック型マイ
クロ波集積回路装置100の構成を示す概略ブロック図
である。
【図2】 成膜条件によるエッチングの断面形状の相違
を説明するための断面図である。
【図3】 成膜条件によるゲートリセスエッチング用絶
縁膜パターンの形状変化を説明するための断面図であ
る。
【図4】 図3に示した絶縁膜マスクによりリセスエッ
チングを行なった場合の形状を示す断面図である。
【図5】 絶縁膜厚が厚い場合のリセス形状を示す断面
図である。
【図6】 絶縁膜厚が薄い場合のリセス形状を示す断面
図である。
【図7】 本発明の実施の形態1のモノリシック型マイ
クロ波集積回路装置の製造工程の第1工程を示す断面図
である。
【図8】 本発明の実施の形態1のモノリシック型マイ
クロ波集積回路装置の製造工程の第2工程を示す断面図
である。
【図9】 本発明の実施の形態1のモノリシック型マイ
クロ波集積回路装置の製造工程の第3工程を示す断面図
である。
【図10】 本発明の実施の形態1のモノリシック型マ
イクロ波集積回路装置の製造工程の第4工程を示す断面
図である。
【図11】 本発明の実施の形態1のモノリシック型マ
イクロ波集積回路装置の製造工程の第5工程を示す断面
図である。
【図12】 本発明の実施の形態1のモノリシック型マ
イクロ波集積回路装置の製造工程の第6工程を示す断面
図である。
【図13】 本発明の実施の形態1のモノリシック型マ
イクロ波集積回路装置の製造工程の第7工程を示す断面
図である。
【図14】 本発明の実施の形態2のモノリシック型マ
イクロ波集積回路装置の製造工程の第1工程を示す断面
図である。
【図15】 本発明の実施の形態2のモノリシック型マ
イクロ波集積回路装置の製造工程の第2工程を示す断面
図である。
【図16】 本発明の実施の形態2のモノリシック型マ
イクロ波集積回路装置の製造工程の第3工程を示す断面
図である。
【図17】 本発明の実施の形態2のモノリシック型マ
イクロ波集積回路装置の製造工程の第4工程を示す断面
図である。
【図18】 本発明の実施の形態2のモノリシック型マ
イクロ波集積回路装置の製造工程の第5工程を示す断面
図である。
【図19】 本発明の実施の形態2のモノリシック型マ
イクロ波集積回路装置の製造工程の第6工程を示す断面
図である。
【図20】 本発明の実施の形態2のモノリシック型マ
イクロ波集積回路装置の製造工程の第7工程を示す断面
図である。
【図21】 本発明の実施の形態3のモノリシック型マ
イクロ波集積回路装置の製造工程の第1工程を示す断面
図である。
【図22】 本発明の実施の形態3のモノリシック型マ
イクロ波集積回路装置の製造工程の第2工程を示す断面
図である。
【図23】 本発明の実施の形態3のモノリシック型マ
イクロ波集積回路装置の製造工程の第3工程を示す断面
図である。
【図24】 本発明の実施の形態3のモノリシック型マ
イクロ波集積回路装置の製造工程の第4工程を示す断面
図である。
【図25】 本発明の実施の形態3のモノリシック型マ
イクロ波集積回路装置の製造工程の第5工程を示す断面
図である。
【図26】 本発明の実施の形態4のモノリシック型マ
イクロ波集積回路装置の製造工程の第1工程を示す断面
図である。
【図27】 本発明の実施の形態4のモノリシック型マ
イクロ波集積回路装置の製造工程の第2工程を示す断面
図である。
【図28】 本発明の実施の形態4のモノリシック型マ
イクロ波集積回路装置の製造工程の第3工程を示す断面
図である。
【図29】 本発明の実施の形態4のモノリシック型マ
イクロ波集積回路装置の製造工程の第4工程を示す断面
図である。
【図30】 本発明の実施の形態4のモノリシック型マ
イクロ波集積回路装置の製造工程の第5工程を示す断面
図である。
【図31】 本発明の実施の形態5のモノリシック型マ
イクロ波集積回路装置の製造工程の第1工程を示す断面
図である。
【図32】 本発明の実施の形態5のモノリシック型マ
イクロ波集積回路装置の製造工程の第2工程を示す断面
図である。
【図33】 本発明の実施の形態5のモノリシック型マ
イクロ波集積回路装置の製造工程の第3工程を示す断面
図である。
【図34】 本発明の実施の形態5の変形例1の第1工
程を示す断面図である。
【図35】 本発明の実施の形態5の変形例1の第2工
程を示す断面図である。
【図36】 本発明の実施の形態5の変形例1の第3工
程を示す断面図である。
【図37】 本発明の実施の形態5の変形例2の第1工
程を示す断面図である。
【図38】 本発明の実施の形態5の変形例2の第2工
程を示す断面図である。
【図39】 本発明の実施の形態5の変形例2の第3工
程を示す断面図である。
【図40】 本発明の実施の形態5の変形例3の第1工
程を示す断面図である。
【図41】 本発明の実施の形態5の変形例3の第2工
程を示す断面図である。
【図42】 本発明の実施の形態5の変形例3の第3工
程を示す断面図である。
【図43】 本発明の実施の形態6のMESFETの製
造工程の第1工程を示す断面図である。
【図44】 本発明の実施の形態6のMESFETの製
造工程の第2工程を示す断面図である。
【図45】 本発明の実施の形態6のMESFETの製
造工程の第3工程を示す断面図である。
【図46】 本発明の実施の形態6のMESFETの製
造工程の第4工程を示す断面図である。
【図47】 本発明の実施の形態6のMESFETの製
造工程の第5工程を示す断面図である。
【図48】 本発明の実施の形態7のMESFETの構
成を示す平面図である。
【図49】 従来のシングルリセス型MESFETの構
成を示す断面図である。
【図50】 従来の2段リセス型MESFETの製造工
程の第1工程を示す断面図である。
【図51】 従来の2段リセス型MESFETの製造工
程の第2工程を示す断面図である。
【図52】 従来の2段リセス型MESFETの製造工
程の第3工程を示す断面図である。
【図53】 従来の2段リセス型MESFETの製造工
程の第4工程を示す断面図である。
【図54】 従来の2段リセス型MESFETの製造工
程の第5工程を示す断面図である。
【符号の説明】
100 モノリシック型マイクロ波集積回路装置、10
2 入力パッド、104,110,154 接地電極、
106,108 電源パッド、120 バイアスネット
ワーク、122 高出力増幅回路部、124 整合回
路、130 切換スイッチ、132 アンテナパッド、
140 バイアスネットワーク、142低雑音増幅回路
部、144 整合回路、152 出力パッド、156,
158電源パッド、160 アンテナ、200 GaA
s基板、202 アンポーラスな膜、204 ポーラス
な膜、1000 シングルリセス型MESFET。
フロントページの続き (72)発明者 住谷 光一 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チップ形状に分離された半導体基板上に
    形成されるモノリシック型マイクロ波集積回路装置であ
    って、 前記半導体基板の主表面上に成長されたエピタキシャル
    層と、 前記エピタキシャル層上に形成される少なくとも1つの
    第1のショットキーゲートFETとを備え、 前記第1のショットキーゲートFETは、 前記半導体主表面に形成された第1のリセスと、 前記第1のリセス内に形成される第1のゲート電極と、 前記第1のリセスを挟んで互いに対向するソース領域お
    よびドレイン領域とを含み、 前記エピタキシャル層上に形成される少なくとも1つの
    第2のショットキーゲートFETをさらに備え、 前記第2のショットキーゲートFETは、 前記半導体主表面に形成された第2のリセスと、 前記第2のリセス内に形成される第3のリセスと、 前記第3のリセス内に形成される第2のゲート電極と、 前記第2のリセスを挟んで互いに対向するソース領域お
    よびドレイン領域とを含み、 前記第2のゲート電極は、前記第3のリセスのエッジか
    ら前記ゲート電極側面までの距離として、第1の距離を
    有する、モノリシック型マイクロ波集積回路装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のリセス内に設けられ、前記第
    1のゲート電極が形成される第4のリセスをさらに備
    え、 前記第1のゲート電極は、前記第4のリセスのエッジか
    ら前記ゲート電極側面までの距離として、前記第1の距
    離よりも小さな第2の距離を有する、請求項1記載のモ
    ノリシック型マイクロ波集積回路装置。
  3. 【請求項3】 前記第2のゲート電極および第3のリセ
    スの中心線は、前記第2のリセスの中心線に対して、所
    定量のオフセットを有する、請求項1記載のモノリシッ
    ク型マイクロ波集積回路装置。
  4. 【請求項4】 前記エピタキシャル層は、少なくともひ
    とつのヘテロ接合を含む、請求項1記載のモノリシック
    型マイクロ波集積回路装置。
  5. 【請求項5】 前記第1のショットキーゲートFETお
    よび前記第2のショットキーゲートFETは、HEMT
    (High Electron Mobility Transistor )を含む、請求
    項4記載のモノリシック型マイクロ波集積回路装置。
  6. 【請求項6】 前記第1のリセスおよび前記第2のリセ
    スは、 前記第1のリセスが形成されべき領域を被覆する第1の
    絶縁層と、前記第2のリセスが形成されべき領域を被覆
    する第2の絶縁層とを形成するステップと、 レジストパターンをマスクとして、前記第1の絶縁膜層
    を順テーパ形状に、前記第2の絶縁膜層を逆テーパ形状
    にエッチングするステップと、 前記第1の絶縁層の開口部を含むマスクパターンおよび
    前記第2の絶縁層の開口部を含むマスクパターンをそれ
    ぞれマスクとして、前記第1および前記第2のリセスを
    エッチングするステップとを備えるエッチング方法によ
    り形成される、請求項2記載のモノリシック型マイクロ
    波集積回路装置。
  7. 【請求項7】 チップ形状に分離された半導体基板上に
    形成されるショットキーゲートFETであって、 前記半導体主表面に形成された第1のリセスと、 前記第1のリセス内に形成される第2のリセスと、 前記第2のリセス内に形成されるゲート電極とを備え、 前記第2のリセスは、 前記第2のリセスのエッジから前記ゲート電極側面まで
    の距離として第1の距離を有する第1の領域と、 前記第2のリセスのエッジから前記ゲート電極側面まで
    の距離として前記第1の距離より大きな第2の距離を有
    する第2の領域とを含み、 前記ゲート電極と電気的に結合し、前記第1の領域から
    前記第2の領域に向かう前記ゲート電極の延長上に延在
    するゲート電極パッドと、 前記第1のリセスを挟んで互いに対向するソース領域お
    よびドレイン領域とをさらに備える、ショットキーゲー
    トFET。
  8. 【請求項8】 半導体基板上に形成される2段リセス型
    ショットキーゲートFETを備えるモノリシック型マイ
    クロ波集積回路装置の製造方法であって、 前記2段リセス型ショットキーゲートFETの第1段目
    のリセスが形成されべき領域を被覆する絶縁層を形成す
    るステップと、 レジストパターンをマスクとして、前記絶縁膜層を、前
    記絶縁層の成膜条件に応じて順テーパ形状および逆テー
    パ形状のいずれかにエッチングするステップと、 絶縁層の開口部を含むマスクパターンをマスクとして、
    前記第1段目のリセスをエッチングするステップとを備
    える、モノリシック型マイクロ波集積回路装置の製造方
    法。
  9. 【請求項9】 前記絶縁層は、シラン(SiH4)ガス
    とアンモニアガス(NH3)とを主成分とする混合ガス
    を用いたプラズマCVD法により形成されるシリコン窒
    化膜であり、 前記成膜条件は、前記シランガスと前記アンモニアガス
    との成分比である、請求項8記載のモノリシック型マイ
    クロ波集積回路装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 半導体基板上に形成され、互いにゲー
    ト電極側面から2段目のリセスエッジまでの距離が異な
    る第1の2段リセス型ショットキーゲートFETと第2
    の2段リセス型ショットキーゲートFETとを備えるモ
    ノリシック型マイクロ波集積回路装置の製造方法であっ
    て、 前記第1の2段リセス型ショットキーゲートFETの第
    1段目の第1のリセスが形成されべき第1の領域を被覆
    する第1の絶縁層と、前記第2の2段リセス型ショット
    キーゲートFETの第1段目の第2のリセスが形成され
    べき第2の領域を被覆する第2の絶縁層とを形成するス
    テップと、 レジストパターンをマスクとして、前記第1の絶縁膜層
    を順テーパ形状に、前記第2の絶縁膜層を逆テーパ形状
    にエッチングするステップと、 前記第1の絶縁層の開口部を含むマスクパターンおよび
    前記第2の絶縁層の開口部を含むマスクパターンをそれ
    ぞれマスクとして、前記第1および前記第2のリセスを
    エッチングするステップとを備える、モノリシック型マ
    イクロ波集積回路装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記第1の絶縁層および前記第2の絶
    縁層は、シラン(SiH4)ガスとアンモニアガス(N
    H3)とを主成分とする混合ガスを用いたプラズマCV
    D法により形成されるシリコン窒化膜であり、 前記第1の絶縁層の成膜条件は、前記第2の絶縁層の成
    膜条件に比べて、前記アンモニアガスに対する前記シラ
    ンガスの成分比が大きい条件である、請求項10記載の
    モノリシック型マイクロ波集積回路装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記第2の絶縁層は、前記半導体基板
    主表面全面に形成された前記第1の絶縁層上に堆積され
    た後、前記第2の領域以外をエッチング除去することに
    より形成され、 前記第2の絶縁膜層を逆テーパ形状にエッチングした後
    に、前記第1の絶縁層を、前記第2の絶縁層の開口部を
    マスクとして順テーパ形状にエッチングして開口させる
    ステップとをさらに備える、請求項10記載のモノリシ
    ック型マイクロ波集積回路装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記第2の領域を被覆する前記第2の
    絶縁層は、前記半導体基板主表面の全面に形成された前
    記第1の絶縁層に対して、前記第2の領域に選択的にイ
    オン注入を行うことにより前記第1の絶縁層を改質する
    ことにより形成される、請求項10記載のモノリシック
    型マイクロ波集積回路装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記第1の領域を被覆する第1の絶縁
    層は、前記半導体基板上の全面に前記第1の絶縁層を堆
    積した後、前記第1の領域以外の前記第1の絶縁層を除
    去することにより形成され、 前記第2の領域を被覆する第2の絶縁層は、前記第1の
    領域を被覆する第1の絶縁層が形成された後に、前記半
    導体基板上に前記第2の絶縁層を堆積することにより形
    成される、請求項10記載のモノリシック型マイクロ波
    集積回路装置の製造方法。
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