JPH1123374A - 熱処理炉用温度計 - Google Patents

熱処理炉用温度計

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JPH1123374A
JPH1123374A JP18749197A JP18749197A JPH1123374A JP H1123374 A JPH1123374 A JP H1123374A JP 18749197 A JP18749197 A JP 18749197A JP 18749197 A JP18749197 A JP 18749197A JP H1123374 A JPH1123374 A JP H1123374A
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JP
Japan
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platinum
heat treatment
thermometer
treatment furnace
tube
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JP18749197A
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English (en)
Inventor
Masamitsu Ueno
正光 上野
Kazuhiko Kato
和彦 加藤
Keiichiro Matsushita
桂一郎 松下
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Tokyo Electron Ltd
Furuya Metal Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Furuya Metal Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高温でも長時間使用可能な熱処理炉用温度計
を提供する。 【解決手段】 先端部に白金と白金ロジウムからなる熱
電対19を配した絶縁管18を炭化ケイ素からなる保護
管20内に収容してなる熱処理炉用温度計16Aにおい
て、上記絶縁管18の先端部に、上記熱電対19を覆う
白金または白金ロジウムからなるキャップ本体25と、
このキャップ本体25の外面を被覆するイリジウムまた
はイリジウム合金からなる被覆層26とを有する保護キ
ャップ21を取付けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱処理炉用温度計
に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造においては、被処理体
である半導体ウエハに酸化、拡散、アニールなどの熱処
理を施すために、各種の熱処理炉が使用されている。そ
して、この熱処理炉の炉内温度を測定するために、図1
0に示すような温度計16が使用されている。
【0003】この温度計16は、絶縁管18と、この絶
縁管18の先端部に配した熱電対19と、この熱電対1
9を含む絶縁管18を収容する保護管20とから主に構
成されている。上記熱電対19としては、高温領域例え
ば1050〜1250℃での温度測定が可能な熱電対、
例えば白金と白金ロジウムからなる熱電対が好ましい。
また、上記保護管20の材料としては、石英材の常用温
度以上の高温領域で安定した性能で使用できる材料とし
て半導体製造装置等に使用されている炭化ケイ素が好ま
しい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記熱
処理炉用温度計においては、1050〜1250℃の高
温領域では熱電対19の白金または白金ロジウムが保護
管20の成分であるケイ素と反応して低融点合金化す
る。このため、熱電対19が短時間で起電力低下や断線
を引き起こしやすくなり、温度測定ができなくなる場合
がある。
【0005】そこで、本発明は、上記課題を解決すべく
なされたものである。本発明の目的は、高温でも長時間
使用可能な熱処理炉用温度計を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のうち請求項1に係る発明は、先端部に白金と
白金ロジウムからなる熱電対を配した絶縁管を炭化ケイ
素からなる保護管内に収容してなる熱処理炉用温度計に
おいて、上記絶縁管の先端部に、上記熱電対を覆う白金
または白金ロジウムからなるキャップ本体と、このキャ
ップ本体の外面を被覆するイリジウムまたはイリジウム
合金からなる被覆層とを有する保護キャップを取付けた
ことを特徴とする。上記温度計によれば、絶縁管の先端
部に取付けた保護キャップが熱電対と同じ材質である白
金または白金ロジウムからなるキャップ本体の外面に、
保護管の成分であるケイ素に対して化学的に安定なイリ
ジウムまたはイリジウム合金からなる被覆層を設けてな
るため、熱処理炉の使用温度が1250℃と高温になっ
ても、ケイ素と白金または白金ロジウムが反応すること
がなく、熱電対の低融点合金化を防止することができ、
高温での長期使用が可能となる。
【0007】請求項2に係る発明は、先端部に白金と白
金ロジウムからなる熱電対を配した絶縁管を炭化ケイ素
からなる保護管内に収容してなる熱処理炉用温度計にお
いて、上記絶縁管の先端部に、上記熱電対を覆う白金ま
たは白金ロジウムからなる内側キャップと、この内側キ
ャップの外側を覆うイリジウムまたはイリジウム合金か
らなる外側キャップとを有する二重の保護キャップを取
付けたことを特徴とする。上記温度計によれば、絶縁管
の先端部に取付けた保護キャップが熱電対と同じ材質で
ある白金または白金ロジウムからなる内側キャップと、
保護管の成分であるケイ素に対して化学的に安定なイリ
ジウムまたはイリジウム合金からなる外側キャップとの
二重構造からなるため、熱処理炉の使用温度が1250
℃と高温になっても、ケイ素と白金または白金ロジウム
が反応することがなく、熱電対の低融点合金化を防止す
ることができ、高温での長期使用が可能となる。
【0008】請求項3に係る発明は、先端部に白金と白
金ロジウムからなる熱電対を配した絶縁管を炭化ケイ素
からなる保護管内に収容してなる熱処理炉用温度計にお
いて、上記絶縁管の先端部に、上記熱電対を覆う白金ま
たは白金ロジウムからなるキャップ本体と、このキャッ
プ本体の外面を被覆するアルミナからなる被覆層とを有
する保護キャップを取付けたことを特徴とする。上記温
度計によれば、絶縁管の先端部に取付けた保護キャップ
が熱電対と同じ材質である白金または白金ロジウムから
なるキャップ本体の外面に、保護管の成分であるケイ素
に対して化学的に安定なアルミナからなる被覆層を設け
てなるため、熱処理炉の使用温度が1250℃と高温に
なっても、ケイ素と白金または白金ロジウムが反応する
ことがなく、熱電対の低融点合金化を防止することがで
き、高温での長期使用が可能となる。
【0009】
【実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添付図面
に基づいて詳述する。図1は本発明の第1の実施の形態
に係る熱処理炉用温度計を示す一部断面側面図、図2は
図1の熱処理炉用温度計が使用される熱処理炉の一例を
示す断面図、図3は図1の熱処理炉用測温計の要部拡大
断面図である。
【0010】先ず、本発明の実施の形態に係る熱処理炉
用温度計が使用される熱処理炉の一例について説明す
る。図2において、1は被処理体である半導体ウエハW
を高温下で処理する縦型の熱処理炉で、この熱処理炉1
は下端が開口した縦長円筒状の反応管2を有している。
この反応管2は、例えば石英により形成されており、そ
の下端側面部には、処理ガスを導入する導入管部3と、
処理後の廃ガスを排出する図示しない排出管部が設けら
れている。上記反応管2は、中央に開口部を有するベー
スプレート4に取付具5を介して取付けられている。な
お、反応管2は、内管と外管の二重管構造になっていて
もよい。
【0011】上記反応管2の周囲には、反応管2内を加
熱するヒータ6が設けられている。このヒータ6は、反
応管2の周囲を取り囲む断熱材7と、この断熱材7の内
周に螺旋状等に配設された抵抗発熱線8とから主に構成
されている。ヒータ6には、温度センサ9が設けられて
いる。ヒータ6は、高さ方向に複数のゾーンに分割さ
れ、各ゾーン毎に独立して温度制御されるように構成さ
れていることが好ましい。上記ヒータ6は、上記ベース
プレート4上に設置されている。反応管2とヒータ6の
間には、均熱管10が設けられていることが好ましい。
【0012】上記反応管2の下方には、その開口端を開
閉する蓋体11が配置され、この蓋体11上には多数枚
の半導体ウエハWを水平状態で上下方向に所定間隔で多
段に支持するウエハボート12が保温筒13を介して載
置されている。上記蓋体11は、昇降機構14の昇降台
15上に取付けられている。この昇降機構14により、
反応管2内へのウエハボート12の搬入搬出、及び上記
蓋体11の開閉が行われる。
【0013】このように構成された熱処理炉1の炉内の
温度を検出するために、反応管2内や反応管2と均熱管
10の間に熱処理炉用温度計(熱処理炉用温度センサと
もいう。以下、単に温度計という。)16Aが挿入配置
される。図2には、反応管2と均熱管10の間に挿入配
置するタイプと、反応管2内に下方から蓋体11を貫通
して挿入配置するタイプの温度計16Aが示されてい
る。後者のタイプの温度計16Aは、昇降台15にブラ
ケット17を介して取付けられている。上記温度計16
Aは、炉内の温度を計測する場合の他に、ヒータ6に設
けられた温度センサ9の検査や較正を行う場合にも使用
可能である。
【0014】上記温度計16Aは、図1に示すように、
長尺な絶縁管18と、この絶縁管18の先端部に配した
熱電対19と、この熱電対19を含む絶縁管18を収容
する保護管20とを備えており、その絶縁管18の先端
部に後述する如く熱電対19を覆って保護する保護キャ
ップ21を取付けたことを特徴としている。上記絶縁管
18は、絶縁性および耐熱性に優れた材料例えばアルミ
ナ(Al23)のセラミックにより形成されていること
が好ましい。この絶縁管18には、熱電対19の素線1
9a,19bを個別に挿通する挿通孔22が軸方向に設
けられている。絶縁管18の先端部には、熱電対19と
保護キャップ21とが直接触れないように熱電対19を
収容する凹部23または切欠部が形成されていることが
好ましい。
【0015】上記熱電対19としては、高温領域を安定
して精度よく測定することができる白金と白金ロジウム
からなる熱電対、具体的には、純白金線と白金(Pt)
87%、ロジウム(Rh)13%の合金線の組合せから
なるR熱電対が用いられる。上記保護管20は、石英よ
りも高い温度領域での使用に耐え、かつ半導体ウエハに
対して汚染源にならない材料として炭化ケイ素(Si
C)により形成されている。保護管20は、一端が開口
しており、その開口端より上記絶縁管18が保護管20
と非接触状態で挿入される。温度計16Aが反応管2と
均熱管10の間に挿入配置されるタイプの場合、保護管
20の開口端は、例えばアルミナ接着剤(商品名:アロ
ンセラミック、スミセラム等)よりなる封止材24によ
り封止されることが好ましい。
【0016】上記絶縁管18の先端部に被せて取付けら
れる保護キャップ21は、図3にも示すように、熱電対
19と同じ材質である白金または白金ロジウムからなる
キャップ本体25と、このキャップ本体25の外面に被
覆されたイリジウムまたはイリジウム合金からなる被覆
層26とから主に構成されている。上記保護キャップ2
1の母材であるキャップ本体25は、絶縁管18の先端
部に嵌合被冠されるキャップ状に形成されている。
【0017】このキャップ本体25の外表面にイリジウ
ムまたはイリジウム合金の被覆層26を形成する方法と
しては、例えばスパッタや蒸着により膜付けする方法
や、イリジウム化合物を塗布する方法が好適である。こ
のように構成された保護キャップ21を上記絶縁管18
の先端部に嵌合装着したなら、保護キャップ21の脱落
防止、キャップ本体25の露出端面の保護およびケイ素
の浸入防止のために、保護キャップ21の端縁部を絶縁
管18上に接着材27で接着封止しておくことが好まし
い。
【0018】このように構成された第1の実施の形態に
係る熱処理炉用温度計16Aによれば、絶縁管18の先
端部に取付けた保護キャップ21が熱電対19と同じ材
質である白金または白金ロジウムからなるキャップ本体
25の外面に、保護管20の成分であるケイ素に対して
化学的に安定な性質を有するイリジウムまたはイリジウ
ム合金からなる被覆層26を設けてなるため、熱処理炉
1の使用温度が1250℃と高温になっても、ケイ素と
白金または白金ロジウムが反応することがなく、熱電対
19の低融点合金化を防止することができ、高温での長
期使用が可能となる。なお、上記被覆層26により、熱
電対19だけでなく、保護キャップ21のキャップ本体
25自体の低融点合金化をも防止することができ、耐久
性の向上が図れる。
【0019】図4および図5は、本発明の第2および第
3の実施の形態に係る熱処理炉用温度計を示す要部拡大
断面図であり、これらの図において上記図3と同一部分
には同一参照符合を付してある。先ず、図4の熱処理炉
用温度計16Bにおいては、絶縁管18の先端部に取付
けられる保護キャップ21が、熱電対19と同じ材質で
ある白金または白金ロジウムからなるキャップ本体25
と、このキャップ本体25の外面を被覆するアルミナか
らなる被覆層26とから主に構成されている。上記キャ
ップ本体25の外表面にアルミナ(Al23)からなる
被覆層26を形成する方法としては、ペースト状のアル
ミナであるアルミナペーストを塗布する方法が好適であ
る。
【0020】上述の第2の実施の形態に係る熱処理炉用
温度計16Bにおいても、絶縁管18の先端部に取付け
た保護キャップ21が熱電対19と同じ材質である白金
または白金ロジウムからなるキャップ本体25の外面
に、保護管20の成分であるケイ素に対して化学的に安
定な性質を有するアルミナからなる被覆層26を設けて
なるため、熱処理炉1の使用温度が1250℃と高温に
なっても、ケイ素と白金または白金ロジウムが反応する
ことがなく、熱電対19の低融点合金化を防止すること
ができ、高温での長期使用が可能となる。なお、上記保
護キャップ21の外径が大きくなるのを防止するため
に、絶縁管18の先端部に絶縁管18の外径よりも小さ
い小径部28を形成し、この小径部28に対応する大き
さの保護キャップ21を形成して取付けるようにしても
よい。
【0021】図5の熱処理炉用温度計16Cにおいて
は、絶縁管18の先端部に取付けられる保護キャップ2
1が、熱電対19と同じ材質の白金または白金ロジウム
からなる内側キャップ21aと、この内側キャップ21
aの外側を覆うイリジウムまたはイリジウム合金からな
る外側キャップ21bとを有する二重の保護キャップと
して形成されている。内側キャップ21aと外側キャッ
プ21bは、それぞれ0.1〜0.3mmの薄肉キャッ
プとして作製し、その外側キャップ21b内に内側キャ
ップ21aを挿入して溶接により接合することが好まし
い。
【0022】上記第3の実施の形態に係る熱処理炉用温
度計16Cによれば、絶縁管18の先端部に取付けた保
護キャップ21が熱電対19と同じ材質である白金また
は白金ロジウムからなる内側キャップ21aと、保護管
20の成分であるケイ素に対して化学的に安定な性質を
有するイリジウムまたはイリジウム合金からなる外側キ
ャップ21bとの二重構造からなるため、熱処理炉1の
使用温度が1250℃と高温になっても、ケイ素と白金
または白金ロジウムが反応することがなく、熱電対19
の低融点合金化を防止することができ、高温での長期使
用が可能となる。
【0023】熱電対劣化比較試験用として図6ないし図
7に示すような熱処理炉用温度計16Tを作製し、この
熱処理炉用温度計16Tを用いて大気中1250℃にて
熱起電力劣化試験を行い、それらを比較した。この熱処
理炉用温度計16Tは、一つの保護管20内に上記第1
〜第3の実施の形態に係る温度計16A〜16Cの保護
キャップ21を有する3本の絶縁管18と従来の温度計
16の保護キャップを有しない絶縁管18とを挿入して
構成されている。上記熱電対劣化試験の結果、図8に示
すように、従来の熱処理炉用温度計16は、1250℃
に到達してから3.5時間後に起電力劣化が見られ、4
時間後に断線してしまった。これに対して、上記第1〜
第3の実施の形態に係る熱処理炉用温度計16A〜16
Cの方は、1250℃で1000時間の使用においても
起電力の値はほとんど一定であり、断線もなかった。な
お、試験終了後の熱処理炉用温度計の状態については、
保護キャップ21の被覆層26表面や二重キャップの外
側キャップ21b表面に若干の変色が見られたが、熱電
対への影響はほとんどなかった。
【0024】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の
設計変更等が可能である。例えば、絶縁管18の先端部
には、熱電対19を収容する凹部23ないし切欠部が設
けられていることが望ましいが、設けられていなくても
よい。
【0025】上記実施の形態では、反応管2と均熱管1
0の間に挿入するタイプとして保護管20の開口端を封
止材24で封止した温度計が示されているが、反応管2
内に挿入するタイプの場合には、図9に示すように、例
えばシリコン系の素材からなる第1の熱収縮チューブ3
0で保護管20の開口端を封止するように絶縁管18を
被覆し、更にブラケット17と保護管20と第1の熱収
縮チューブ30を同様に第2の熱収縮チューブ31で被
覆し、保護管20の開口端と絶縁管18およびブラケッ
ト17を封止固定することが好ましい。
【0026】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な効果を奏することができる。
【0027】(1)請求項1の熱処理炉用温度計によれ
ば、絶縁管の先端部に取付けた保護キャップが熱電対と
同じ材質である白金または白金ロジウムからなるキャッ
プ本体の外面に、保護管の成分であるケイ素に対して化
学的に安定なイリジウムまたはイリジウム合金からなる
被覆層を設けてなるため、熱処理炉の使用温度が125
0℃と高温になっても、ケイ素と白金または白金ロジウ
ムが反応することがなく、熱電対の低融点合金化を防止
することができ、高温での長期使用が可能となる。
【0028】(2)請求項2の熱処理炉用温度計によれ
ば、絶縁管の先端部に取付けた保護キャップが熱電対と
同じ材質である白金または白金ロジウムからなる内側キ
ャップと、保護管の成分であるケイ素に対して化学的に
安定なイリジウムまたはイリジウム合金からなる外側キ
ャップとの二重構造からなるため、熱処理炉の使用温度
が1250℃と高温になっても、ケイ素と白金または白
金ロジウムが反応することがなく、熱電対の低融点合金
化を防止することができ、高温での長期使用が可能とな
る。
【0029】(3)請求項3の熱処理炉用温度計によれ
ば、絶縁管の先端部に取付けた保護キャップが熱電対と
同じ材質である白金または白金ロジウムからなるキャッ
プ本体の外面に、保護管の成分であるケイ素に対して化
学的に安定なアルミナからなる被覆層を設けてなるた
め、熱処理炉の使用温度が1250℃と高温になって
も、ケイ素と白金または白金ロジウムが反応することが
なく、熱電対の低融点合金化を防止することができ、高
温での長期使用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る熱処理炉用温
度計を示す一部断面側面図である。
【図2】図1の熱処理炉用温度計が使用される熱処理炉
の一例を示す断面図である。
【図3】図1の熱処理炉用測温計の要部拡大断面図であ
る。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る熱処理炉用温
度計を示す要部拡大断面図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態に係る熱処理炉用温
度計を示す要部拡大断面図である。
【図6】熱電対劣化比較試験用に作製した熱処理炉用温
度計を示す一部断面側面図である。
【図7】図6の熱処理炉用温度計の先端部側から見た平
面図である。
【図8】熱起電力劣化試験の試験結果を示すグラフであ
る。
【図9】熱処理温度計における基端部の封止構造の他の
例を示す一部断面側面図である。
【図10】従来の熱処理炉用温度計の一例を示す一部断
面側面図である。
【符号の説明】
1 熱処理炉 16A〜16C 熱処理炉用温度計 18 絶縁管 19 熱電対 20 保護管 21 保護キャップ 25 キャップ本体 26 被覆層 21a 内側キャップ 21b 外側キャップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松下 桂一郎 茨城県下館市大字森添島字森添島1915 株 式会社フルヤ金属つくば工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部に白金と白金ロジウムからなる熱
    電対を配した絶縁管を炭化ケイ素からなる保護管内に収
    容してなる熱処理炉用温度計において、上記絶縁管の先
    端部に、上記熱電対を覆う白金または白金ロジウムから
    なるキャップ本体と、このキャップ本体の外面を被覆す
    るイリジウムまたはイリジウム合金からなる被覆層とを
    有する保護キャップを取付けたことを特徴とする熱処理
    炉用温度計。
  2. 【請求項2】 先端部に白金と白金ロジウムからなる熱
    電対を配した絶縁管を炭化ケイ素からなる保護管内に収
    容してなる熱処理炉用温度計において、上記絶縁管の先
    端部に、上記熱電対を覆う白金または白金ロジウムから
    なる内側キャップと、この内側キャップの外側を覆うイ
    リジウムまたはイリジウム合金からなる外側キャップと
    を有する二重の保護キャップを取付けたことを特徴とす
    る熱処理炉用温度計。
  3. 【請求項3】 先端部に白金と白金ロジウムからなる熱
    電対を配した絶縁管を炭化ケイ素からなる保護管内に収
    容してなる熱処理炉用温度計において、上記絶縁管の先
    端部に、上記熱電対を覆う白金または白金ロジウムから
    なるキャップ本体と、このキャップ本体の外面を被覆す
    るアルミナからなる被覆層とを有する保護キャップを取
    付けたことを特徴とする熱処理炉用温度計。
JP18749197A 1997-06-27 1997-06-27 熱処理炉用温度計 Pending JPH1123374A (ja)

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