JPH112337A - バタフライ弁の弁体 - Google Patents

バタフライ弁の弁体

Info

Publication number
JPH112337A
JPH112337A JP15485497A JP15485497A JPH112337A JP H112337 A JPH112337 A JP H112337A JP 15485497 A JP15485497 A JP 15485497A JP 15485497 A JP15485497 A JP 15485497A JP H112337 A JPH112337 A JP H112337A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
valve body
comb teeth
downstream
butterfly
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP15485497A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3117418B2 (ja
Inventor
Toshiji Tanaka
利治 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tomoe Technical Research Co Ltd
Original Assignee
Tomoe Technical Research Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tomoe Technical Research Co Ltd filed Critical Tomoe Technical Research Co Ltd
Priority to JP09154854A priority Critical patent/JP3117418B2/ja
Publication of JPH112337A publication Critical patent/JPH112337A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3117418B2 publication Critical patent/JP3117418B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lift Valve (AREA)
  • Details Of Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バタフライ弁の弁体の特にオリフィス流れ部
側のキャビテーション損失を抑える。 【解決手段】 円筒形本体2の中心部を直交する弁棒3
によって軸支される弁体11の二つのほぼ半円部の、一
方のノズル流れ部の上流側弁体のほぼ半円周部から弁板
12に対して直角に延びるくし歯13を設け、該くし歯
13の作用により細かいジェット流によりキャビテーシ
ョンを抑え、他方のオリフィス流れ部の下流側弁体のほ
ぼ半円部に、弁軸部に直角に円周部に向って延びるくし
歯14を設け、該くし歯14により、該部を通る流れが
乱れの少ない細かいジェット流になり、キャビテーショ
ンをより有効に抑えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャビテーション
の発生による弊害及び悪影響等の損失を少なくしたバタ
フライ弁の、特に弁体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、バタフライ弁のキャビテーション
の発生による騒音や振動等の弊害、損失を少なくする目
的をもった弁体は種々考案されている。
【0003】図6は、その一例を示す従来公知のバタフ
ライ弁の要部を示す図面であって、同類のものは、特開
昭57−157866号公報に記載されている。図6
(a)は、本体(弁本体)の内部に軸支されたバタフラ
イ弁の弁体の垂直断面図であり、(b)は、図(a)の
下方から見た弁体の正面図である。
【0004】図において、1は、本体(弁本体)2の中
心部に直交する弁棒3によって軸支された全閉状態を示
す弁体であって、該弁体1は、中心部を弁棒3によって
固定支持された弁板1aと、該弁板1aの半円周に亙っ
て、使用時、流体の流入方向(太い矢印aで示す。)に
向って突設された流入側くし歯1bと、同様に、他の半
円周に亙って、弁板1aに対して前記くし歯1bと反対
側の流体の流出方向に向かって突設された流出側くし歯
1cとからなっており、これらの両くし歯1b,1c
は、全閉時、本体2の内面2aとほぼ平行するように形
成され、且つ端部1cは、本体2の内面2aに垂直の面
内に位置するように形成されている。図中、bは、全閉
状態にある弁体1の図示の位置から開く方向を示す。
【0005】弁作動時、図6(a)に示す全閉状態から
弁体1が矢印b方向に回動すると、図5に示すように、
流体は本体2内を矢印方向に流れ、弁体1の開度に応じ
て流量が変化して流量制御が行われるようになってい
る。
【0006】上記した従来のくし歯を備えたバタフライ
弁の弁体の作動時、本体2内において弁体1を弁棒3を
中心に、図5に示すように回動させて本体2内を通過す
る流量を絞った場合、くし歯を有しない従来の標準形バ
タフライ弁の弁体と同様に、本体2の内面2aと、弁棒
3よりも下流側に位置する弁体1の周縁部とが形成する
開口部のノズル流れ部Bの通過流量に比べて、本体2の
内面2aと、弁棒3よりも上流側に位置する弁体1の周
縁部とが形成する開口部のオリフィス流れ部Aの通過流
量の方が少ない。
【0007】この現象は、流れの方向aに沿って斜め下
方に傾斜した弁体端部と本体内面2aとが形成するノズ
ル流れ部Bを流れる流体に比べて、流れの方向aに向か
って斜め上方に突出した弁体端部と本体内面2aとが形
成するオリフィス流れ部Aを流れる流体の方が、縮流さ
れる傾向を生じるためである。そしてこれらのノズル流
れ部Bとオリフィス流れ部Aを通過した流れは、くし歯
を有しない従来の標準形バタフライ弁体においては、該
弁体背後において、噴流域と該噴流域から生じた渦流域
とが生じて弁体1の下流側で部分的に圧力降下が生じ、
この圧力値が液体のその温度における飽和水蒸気圧力以
下に達すると、液体中に気泡(蒸気)が析出し、発達し
て空洞となり、該空洞が圧力上昇に伴って急激に消滅す
るときにキャビテーションが発生し、この発生に伴って
衝撃音、振動、構造物等の振動及び共鳴音と混り合った
騒音や材料面の浸蝕などが生じ、その結果、機器の損
傷、耐用年数の低下等によって事故の発生の原因となっ
ていた。
【0008】上記した図5,6に示したようなくし歯を
備えたバタフライ弁の弁体は、上記したキャビテーショ
ンによる弊害を軽減するためになされたものであり、オ
リフィス流れ部A及びノズル流れ部Bを通過する流体
は、該部に存在するくし歯1cの整流作用によって、小
さな個々のジェット流にすることにより、キャビテーシ
ョンによる気泡を細かくして弊害を減らすことを図って
いる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、くし
歯を備えた従来のバタフライ弁の弁体(図5,6)は、
くし歯により流体をジェット流にすることにより、キャ
ビテーションによる気泡を細かくして損失(ダメージ)
を減らすようになっているが、実際、この弁体によりジ
ェット流になるのは、弁体のノズル流れ部B側で、オリ
フィス流れ部A側では、くし歯1cが殆んど効果を発揮
することなく、キャビテーションが発生してしまう。こ
のことは、可視化管を用いた実験による実流試験におい
て確認されている。
【0010】他方、特公平5−78713号公報に開示
されたものは、弁体の下流側(裏側)の表面から間隙を
設けて、弁体の下流側の表面から更に後方へ貫通する噴
出孔を有する整流板を該弁体に設け、それにより、オリ
フィス流れ部を通過する流体の一部を、弁体下流側表面
と整流板との間隙を通って上記噴出孔から弁体下流側及
びノズル流れ部へ導くようにして、オリフィス流れ部及
びノズル流れ部の後方流れの噴流域の間の不連続面を解
消し、キャビテーションの発生を防止するようにしたも
のであるが、このものでは、ノズル流れ部側にキャビテ
ーションが発生することがあり、更に部品点数も多く必
要とするという問題点があった。
【0011】本発明は、バタフライ弁の弁体の、特にオ
リフィス流れ部側のキャビテーション損失を抑えること
を課題としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の採った手段は、円筒形本体の中心部を直
交する弁棒によって軸支される弁体の、二つのほぼ半円
部の一方の上流側及び他方の下流側に、それぞれくし歯
を設けたバタフライ弁の弁体において、上記一方の弁棒
より下流側に位置する上流側弁体のほぼ半円周部から弁
板に対して直角に延びたくし歯を設け、他方の弁棒より
上流側に位置する下流側弁体のほぼ半円部に、弁軸部に
直角に円周部に向って延びたくし歯を設けたことを特徴
としている。
【0013】また、下流側弁体のほぼ半円部に、弁軸部
に直角に円周部に向って延びたくし歯の相互の間隔を、
弁体中央部より両端部にかけて漸増させたことを特徴と
している。上記くし歯の相互の間隔は、等しくし、又は
異ならしめることができる。
【0014】また、下流側弁体のほぼ半円部に、弁軸部
に直角に円周部に向って延びたくし歯の断面形状を、上
流側を細く、下流側を太く形成したことを特徴としてい
る。
【0015】また、下流側弁体のほぼ半円部に、弁軸部
に直角に円周部に向って延びたくし歯の端部を、弁閉鎖
時、本体内面に垂直な面内に位置させたことを特徴とし
ている。上記くし歯の端部は、弁閉鎖時、上記本体内面
に垂直な面に対し、±20°以内変更した面内に位置さ
せることができる。
【0016】また、下流側弁体のほぼ半円部に、弁軸部
に直角に円周部に向って延びたくし歯を、格子状に形成
したことを特徴としている。
【0017】また、下流側弁体のほぼ半円部に、弁軸部
に直角に円周部に向って延びたくし歯の内の1本ないし
全数を、弁板表面から柱状体によって連結したことを特
徴としている。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を、図
面に記載した実施例を用いて説明する。図1は、本発明
の一実施形態を示すバタフライ弁の弁体を示す図面であ
って、(a)は流入側の平面図、(b)は垂直断面図、
(c)は図(b)の下からみた流出側平面図、(d)は
図3(c)の側面図であり、図中、図6に記載した符号
と同一の符号は同一ないし同類部分を示すものとする。
【0019】図1(b)において、11は本体2の中心
部を直交する弁棒3によって軸支された全閉状態を示す
本発明の弁体であって、該弁体11は、中心部(ボス
部)を弁棒3によって固定支持された弁板12の、弁棒
3より下流側に位置する弁体11の周縁部と本体2の内
面2aとが形成する開口部であるノズル流れ部の上流側
弁体のほぼ半円周部に、弁閉時(図(b)の状態)、円
筒状本体2の内面2aにほぼ平行に延びたくし歯13を
設け、該くし歯13の端部(面)13aを、弁閉位置に
おいて本体内面2aに垂直な面内に位置させるようにし
ており、また、該弁板12の、弁棒3よりも上流側に位
置する弁体11の周縁部と本体内面2aとが形成する開
口部であるオリフィス流れ部の下流側のほぼ半円部に、
弁閉時、図1(c)の右半分に示すように、弁軸部に直
角に円周部に向かって延びたくし歯14を、互いに間隔
A〜Dを保って複数個設けている。
【0020】これらのくし歯14の相互の間隔A〜D
は、通常、A<B<C<Dのように、中央部より両端部
にかけて漸増させて設けられる。しかし、A=B=C=
Dのように等間隔に設けてもよく、また、A≠B≠C≠
Dのように互いに不等間隔に設けることもできる。
【0021】また、これらのくし歯14の断面形状は、
図1(d)に示すように、流れの方向aに対して上流側
を細く、下流側を太く形成されており、また、これらの
各くし歯14の下流側端面14aは、弁閉された位置
(図1(b))において、くし歯13を設けた半円周弁
体の下流側背面12aとのなす角度cが通常180°に
なるような面内に位置される。しかし、上記角度cは、
160°〜200°以内変更してもよい。上記角度c=
160°の場合、くし歯14の端面14aは、同図1
(b)の角度θが20°の12b上に位置され、またc
=200°の場合、くし歯14の端面14aは、角度
θ′が−20°の直線12c上に位置されるようになっ
ている。
【0022】次に、作用について説明すると、弁作動
時、図1(b)に示す全閉状態から弁体11が反時計方
向に回動すると、図4に示すように流体は本体2内を矢
印方向に流れるが、図5に示す従来例において、特にオ
リフィス流れ部側Aにおいてくし歯1cによる流体の分
散効果が少なく、キャビテーションが発生し易いこと
が、前記のように可視化管を用いた実験による実流テス
トにより確認されているのに対し、図1に示す本発明で
は、図4に示すように、弁棒3よりも上流側に位置する
弁体11の周縁部と本体2の内面2aとが形成する開口
部のオリフィス流れ部Aでは、くし歯14が弁板12か
ら下流側に離れて位置されており、且つ、くし歯14
は、図1(c)に示すように、弁体円周のほぼ半円部に
弁軸部に直角に円周部に向って延びるようにして形成さ
れているので、オリフィス流れ部Aを通過した流体が、
該くし歯14の軸部から直角に円周部に向って延びる直
線状の範囲(区域)に亙って、整流されながら下流に向
って乱れの少ないジェット流になり、それに伴って、従
来例(特公平5−98713号公報)のように、オリフ
ィス流れ部を通過したあと噴流域に続く後流域で渦流域
を形成するようなことが少なく、従って、キャビテーシ
ョンをより一層有効に抑えることができる。
【0023】同様に、弁棒3よりも下流側に位置する弁
体11の周縁部と本体内面2aとが形成する開口部のノ
ズル流れ部Bでは、くし歯13により、該ノズル流れ部
Bを通過した流れがくし歯の作用により細かいジェット
流となり、このジェット流によりキャビテーションを抑
えることができる。
【0024】また、この際、上記くし歯14の断面形状
が図1(d)に示すように、流れの方向aに対して上流
側に細く下流側に太く形成されているので、該くし歯1
4を通過する流れの抵抗を少くして円滑に各くし歯の間
を通過させることができ、下流に向かって乱れの少ない
ジェット流とすることができる。
【0025】また、これらの各くし歯14の相互の間隔
A〜DをA<B<C<Dのように、弁板中央部より両端
部にかけて漸増させることによって、本体2内を流れる
流体の中央部に近いところを流れる流速の早い流れの部
分を、間隔の狭いくし歯の中央部A〜B部を通過させ、
本体通路の周囲を流れる流速の遅い流体を、間隔の広い
くし歯の両端部を通過させて乱れの少ない流れとするよ
うに通常構成されているが、上記のくし歯の各間隔A〜
Dを、A=B=C=Dのように等しく形成してもよく、
またはA≠B≠C≠Dのように不等間隔にすることもで
きる。
【0026】図2は、本発明の他の実施形態を示す図1
と同様の図面である。この実施形態では、図2(c)及
び(d)で示すように、オリフィス流れ部側に設けられ
るくし歯24が、軸部より直角に円周面に向かって延び
るくし歯24aと、該くし歯24aに直交して各くし歯
24aを連結する連結部材25とによって格子状に形成
されている。
【0027】この実施形態によれば、図1に示された実
施形態と比べて、くし歯24を格子状に形成したことに
より、互いに並設された軸部より直角に延びた各くし歯
24aが、直交する連結部材25によって連結されるの
で、くし歯24全体が流体の流れに対して影響されない
ように補強される効果がある。
【0028】図3は、本発明の更に他の実施形態を示す
図2と同様の図面である。この実施形態では、図3
(c)及び(d)に示すように、オリフィス流れ部側に
設けるくし歯34が、図2に示すものと同様に、軸部よ
り直角に円周面に向かって延びるくし歯34aと、該く
し歯34aに直交して各くし歯34aと連結する連結部
材35とによって格子状に形成されており、更に上記く
し歯34aの内の1本ないし全数が、弁板32表面から
柱状体36のように形成されている。
【0029】この実施形態によれば、図2に示された実
施形態と比べてくし歯34の内、1本ないし全数が弁体
32表面に直結された棒状体36のように形成されてい
るので、該柱状体36のように形成されたくし歯は、弁
板に直接連結されているので、各くし歯の間を通過する
流体の流れに対して変形され難く、また弁板32と直結
された該柱状体36と、格子状に形成された他のくし歯
34a,35とを結合することによって、弁板32に対
する強度が補強され、該くし歯34全体が流体の流れに
対する変形から有効に守ることができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
円筒形本体の中心部を直交する弁棒によって軸支される
弁体の、二つのほぼ半円部の一方の上流側及び他方の下
流側に、それぞれくし歯を設けたバタフライ弁の弁体に
おいて、上記一方の弁棒より下流側に位置する上流側弁
体のほぼ半円周部から弁板に対して直角に延びたくし歯
を設け、他方の弁棒より上流側に位置する下流側弁体の
ほぼ半円部に、弁軸部に直角に円周部に向って延びたく
し歯を設けたことにより、弁棒よりも下流側に位置する
弁体周縁部と本体内面とが形成する開口部のノズル流れ
部側の流れを、くし歯の作用により細かいジェット流に
することができるばかりでなく、特に、従来例でくし歯
による効果が期待できなかった、弁棒より上流側に位置
する弁体周縁部と本体内面とが形成する開口部のオリフ
ィス流れ部側の流れを、乱れの少ないジェット流にする
ことができ、ノズル流れ部側のみならず、オリフィス流
れ部におけるキャビテーションの発生をより一層有効に
抑えることができる。
【0031】また、下流側弁体のほぼ半円部に、弁軸部
に直角に円周部に向って延びたくし歯の相互の間隔を、
弁体中央部より両端部にかけて漸増させたことにより、
本体内の中央部に近いところを流れる流速の早い流れの
部分を、間隔の狭いくし歯の中央部を通過させ、本体通
路の周囲部を流れる流速の遅い流体を、間隔の広いくし
歯の両端部を通過させて乱れの少ない流れとすることが
できる。しかし、上記くし歯の各間隔を等しく形成し、
又は不等間隔にすることも可能である。
【0032】また、下流側弁体のほぼ半円部に、弁軸部
に直角に円周部に向って延びたくし歯の断面形状を、上
流側を細く、下流側を太く形成したことにより、流れの
方向に対して上流側を細く下流側に太く形成した該くし
歯を通過する流れの抵抗を少くして、円滑に各くし歯を
通過させることができ、下流に向って乱れの少ないジェ
ット流とすることができる。
【0033】また、下流側弁体のほぼ半円部に、弁軸部
に直角に円周部に向って延びたくし歯の端部を、弁閉鎖
時、本体内面に垂直な面内に位置させたことにより、ノ
ズル流れ部側のくし歯の端部と互いに平行になって製作
が容易になる。
【0034】また、上記くし歯の端部を、弁閉鎖時、本
体内面に垂直な面に対し±20°以内変更した面内に位
置させることもでき、これにより、流れの状態、特に使
用時の流量(流速)に応じて該オリフィス流れ部を通過
する流体を、乱れの少ないジェット流とすることができ
る。
【0035】また、下流側弁体のほぼ半円部に、弁軸部
に直角に円周部に向って延びたくし歯を、格子状に形成
したことにより、互いに並設された軸部より直角に延び
た各くし歯が直交する連結部材によって連結されるの
で、くし歯全体が流体の流れに対して影響されないよう
に補強される効果が生じる。
【0036】また、下流側弁体のほぼ半円部に、弁軸部
に直角に円周部に向って延びたくし歯の内の1本ないし
全数を、弁板表面から柱状体によって連結したことによ
り、該柱状体のように形成されたくし歯は、弁板に直接
連結されているので、各くし歯の間を通過する流体の流
れに対して変形が防止され、乱れの少ないジェット流と
してキャビテーションの発生の抑制に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態(実施例)を示すバタフラ
イ弁の弁体を示す図面で、(a)は流入側の平面図、
(b)は垂直断面図、(c)は図(b)の下からみた流
出側平面図、(d)は図(c)の側面図である。
【図2】本発明の他の実施形態(実施例)を示すバタフ
ライ弁の弁体を示す図1と同様の図面で、(a)は流入
側平面図、(b)は垂直断面図、(c)は流出側平面
図、(d)は側面図である。
【図3】本発明の更に他の実施形態(実施例)を示すバ
タフライ弁の弁体を示す図1の同様の図面で、(a)は
流入側平面図、(b)は垂直断面図、(c)は流出側平
面図、(d)は側面図である。
【図4】本発明のバタフライ弁(弁開度40°)の流れ
の状態を示す比較説明図である。
【図5】従来例を示すバタフライ弁(弁開度40°)の
流れの状態を示す比較説明図である。
【図6】従来のくし歯を備えたバタフライ弁の図面で、
(a)は垂直断面図、(b)は図(a)の下からみた流
入側平面図である。
【符号の説明】
2 本体 2a 本体内面 3 弁棒 11,21,31 バタフライ弁体 12,22,32 弁板 13,23,33 ノズル流れ部側の流入側くし歯 14,24,34 オリフィス流れ部側の流出側くし歯 24a,34a 弁軸部より直角に延びるくし歯 25,35 くし歯に直交して格子状を形成する連結体 36 弁板表面から突設された柱状体

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒形本体の中心部を直交する弁棒によ
    って軸支される弁体の、二つのほぼ半円部の一方の上流
    側及び他方の下流側に、それぞれくし歯を設けたバタフ
    ライ弁の弁体において、上記一方の弁棒より下流側に位
    置する上流側弁体のほぼ半円周部から弁板に対して直角
    に延びたくし歯を設け、他方の弁棒より上流側に位置す
    る下流側弁体のほぼ半円部に、弁軸部に直角に円周部に
    向って延びたくし歯を設けたことを特徴とするバタフラ
    イ弁の弁体。
  2. 【請求項2】 下流側弁体のほぼ半円部に、弁軸部に直
    角に円周部に向って延びたくし歯の相互の間隔を、弁体
    中央部より両端部にかけて漸増させたことを特徴とする
    請求項1記載のバタフライ弁の弁体。
  3. 【請求項3】 下流側弁体のほぼ半円部に、弁軸部に直
    角に円周部に向って延びたくし歯の相互の間隔を、等し
    くしたことを特徴とする請求項1記載のバタフライ弁の
    弁体。
  4. 【請求項4】 下流側弁体のほぼ半円部に、弁軸部に直
    角に円周部に向って延びたくし歯の相互の間隔を、異に
    したことを特徴とする請求項1記載のバタフライ弁。
  5. 【請求項5】 下流側弁体のほぼ半円部に、弁軸部に直
    角に円周部に向って延びたくし歯の断面形状を、上流側
    を細く、下流側を太く形成したことを特徴とする請求項
    1ないし4の何れか1項記載のバタフライ弁の弁体。
  6. 【請求項6】 下流側弁体のほぼ半円部に、弁軸部に直
    角に円周部に向って延びたくし歯の端部を、弁閉鎖時、
    本体内面に垂直な面内に位置させたことを特徴とする請
    求項1ないし5の何れか1項記載のバタフライ弁の弁
    体。
  7. 【請求項7】 下流側弁体のほぼ半円部に、弁軸部に直
    角に円周部に向って延びたくし歯の端部を、弁閉鎖時、
    本体内面に垂直な面に対し±20°以内変更した面内に
    位置させたことを特徴とする請求項1ないし5の何れか
    1項記載のバタフライ弁の弁体。
  8. 【請求項8】 下流側弁体のほぼ半円部に、弁軸部に直
    角に円周部に向って延びたくし歯を、格子状に形成した
    ことを特徴とする請求項1ないし7の何れか1項記載の
    バタフライ弁の弁体。
  9. 【請求項9】 下流側弁体のほぼ半円部に、弁軸部に直
    角に円周部に向って延びたくし歯の内の1本ないし全数
    を、弁板表面から柱状体によって連結したことを特徴と
    する請求項1ないし8の何れか1項記載のバタフライ弁
    の弁体。
JP09154854A 1997-06-12 1997-06-12 バタフライ弁の弁体 Expired - Fee Related JP3117418B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09154854A JP3117418B2 (ja) 1997-06-12 1997-06-12 バタフライ弁の弁体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09154854A JP3117418B2 (ja) 1997-06-12 1997-06-12 バタフライ弁の弁体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH112337A true JPH112337A (ja) 1999-01-06
JP3117418B2 JP3117418B2 (ja) 2000-12-11

Family

ID=15593367

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09154854A Expired - Fee Related JP3117418B2 (ja) 1997-06-12 1997-06-12 バタフライ弁の弁体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3117418B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012082932A (ja) * 2010-10-14 2012-04-26 Nichiben Tokushu Kogyo:Kk バタフライ弁
CN104235398A (zh) * 2014-09-28 2014-12-24 温州赛尔电子科技有限公司 节流调节蝶阀
JP2015129551A (ja) * 2014-01-07 2015-07-16 前澤工業株式会社 バタフライ弁
CN107366752A (zh) * 2017-08-16 2017-11-21 深圳市能源环保有限公司 一种用于污泥管道的梳齿对开式隔离阀
CN109027272A (zh) * 2018-10-31 2018-12-18 廊坊金盾华通科技有限公司 一种防火止回阀
CN109099168A (zh) * 2017-06-21 2018-12-28 上海弘盛特种阀门制造股份有限公司 一种梳齿式调节蝶阀
CN115046020A (zh) * 2022-06-02 2022-09-13 郑州埃斯智能仪器仪表有限公司 一种风粉管道的煤粉流量调节阀及其阀板

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102840344B (zh) * 2012-08-07 2013-12-25 浙江理工大学 基于减小气蚀损坏的蝶阀阀板

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012082932A (ja) * 2010-10-14 2012-04-26 Nichiben Tokushu Kogyo:Kk バタフライ弁
JP2015129551A (ja) * 2014-01-07 2015-07-16 前澤工業株式会社 バタフライ弁
CN104235398A (zh) * 2014-09-28 2014-12-24 温州赛尔电子科技有限公司 节流调节蝶阀
CN109099168A (zh) * 2017-06-21 2018-12-28 上海弘盛特种阀门制造股份有限公司 一种梳齿式调节蝶阀
CN107366752A (zh) * 2017-08-16 2017-11-21 深圳市能源环保有限公司 一种用于污泥管道的梳齿对开式隔离阀
CN109027272A (zh) * 2018-10-31 2018-12-18 廊坊金盾华通科技有限公司 一种防火止回阀
CN115046020A (zh) * 2022-06-02 2022-09-13 郑州埃斯智能仪器仪表有限公司 一种风粉管道的煤粉流量调节阀及其阀板

Also Published As

Publication number Publication date
JP3117418B2 (ja) 2000-12-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7997868B1 (en) Film cooling hole for turbine airfoil
JP4875155B2 (ja) 通過流方向に流れの渦を発生させるための羽根対を有する静止ミキサ
CA1225530A (en) Vortex generating flow passage design for increased film cooling effectiveness
US11255346B2 (en) Fan and inlet guide grid for a fan
JP3117418B2 (ja) バタフライ弁の弁体
JP2516804B2 (ja) プラズマト−チ
JP2011530707A5 (ja)
JP7209966B2 (ja) 水用バタフライバルブ
KR101957680B1 (ko) 유동 유체 매체의 유동관 내에서 사용하기 위한 유동 격자
WO2020031621A1 (ja) 超音波流量計
JP3569888B2 (ja) オリフィス板
JP4724986B2 (ja) ローブミキサ
JP2001004037A (ja) 低騒音バタフライ弁
JP2001263503A (ja) 制御用バタフライ弁
JP3086792B2 (ja) バタフライ弁
JP2868970B2 (ja) 整流装置
JP2000045703A (ja) 軸流タービン翼列
JP2651308B2 (ja) 液体噴射ノズル
JPH1163293A (ja) バタフライ弁及びその加工方法
EP3276312B1 (en) Liquid meter having flow-stabilizing fins
JPH1137307A (ja) バタフライ弁
CN214307719U (zh) 分配器及空调设备
JPS59231204A (ja) 流れ方向制御装置
JP2010227181A (ja) シャワーヘッド
US20190078443A1 (en) Film cooling hole in gas turbine components

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees