JPH1123427A - 試料液のサンプリング装置、試料液の測定装置及び水道水中の残留塩素測定方法 - Google Patents
試料液のサンプリング装置、試料液の測定装置及び水道水中の残留塩素測定方法Info
- Publication number
- JPH1123427A JPH1123427A JP17364497A JP17364497A JPH1123427A JP H1123427 A JPH1123427 A JP H1123427A JP 17364497 A JP17364497 A JP 17364497A JP 17364497 A JP17364497 A JP 17364497A JP H1123427 A JPH1123427 A JP H1123427A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sample liquid
- measuring
- container
- tap water
- residual chlorine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 title claims abstract description 191
- 238000005070 sampling Methods 0.000 title claims abstract description 51
- 239000008399 tap water Substances 0.000 title claims abstract description 47
- 235000020679 tap water Nutrition 0.000 title claims abstract description 47
- 239000000460 chlorine Substances 0.000 title claims description 55
- ZAMOUSCENKQFHK-UHFFFAOYSA-N Chlorine atom Chemical compound [Cl] ZAMOUSCENKQFHK-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims description 54
- 229910052801 chlorine Inorganic materials 0.000 title claims description 54
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 12
- 238000009434 installation Methods 0.000 claims abstract description 52
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims abstract description 51
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims abstract description 51
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims abstract description 39
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims abstract description 13
- 230000033116 oxidation-reduction process Effects 0.000 claims description 11
- 230000003068 static effect Effects 0.000 claims description 7
- 239000000243 solution Substances 0.000 abstract 1
- 239000000523 sample Substances 0.000 description 151
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 30
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 9
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 6
- 239000012488 sample solution Substances 0.000 description 6
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- BASFCYQUMIYNBI-UHFFFAOYSA-N platinum Chemical compound [Pt] BASFCYQUMIYNBI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 229910021607 Silver chloride Inorganic materials 0.000 description 3
- 238000004737 colorimetric analysis Methods 0.000 description 3
- 239000003792 electrolyte Substances 0.000 description 3
- 229910052709 silver Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000004332 silver Substances 0.000 description 3
- HKZLPVFGJNLROG-UHFFFAOYSA-M silver monochloride Chemical compound [Cl-].[Ag+] HKZLPVFGJNLROG-UHFFFAOYSA-M 0.000 description 3
- OAKJQQAXSVQMHS-UHFFFAOYSA-N Hydrazine Chemical compound NN OAKJQQAXSVQMHS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 2
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 2
- CBENFWSGALASAD-UHFFFAOYSA-N Ozone Chemical compound [O-][O+]=O CBENFWSGALASAD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 239000003153 chemical reaction reagent Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000001257 hydrogen Substances 0.000 description 1
- 229910052739 hydrogen Inorganic materials 0.000 description 1
- 125000004435 hydrogen atom Chemical class [H]* 0.000 description 1
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 229910052697 platinum Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 試料液を簡便にサンプリングすることがで
き、例えば試料液が水道水であれば、水道の蛇口から流
下する水道水を簡便にサンプリングすることができ、し
かも小型化、軽量化を図ることが可能なサンプリング装
置を提供する。 【解決手段】 内部に試料液2を注入する試料液注入容
器4と、測定手段6を設置する測定手段設置容器8と、
試料液注入容器の下部と測定手段設置容器の下部との間
に設けられたオリフィス部10を有する連絡通路12と
を備え、試料液注入容器に注入した試料液が連絡通路を
通って測定手段設置容器に流入し、さらに測定手段設置
容器の上部から流出するU字管構造のサンプリング装置
とする。そして、試料液注入容器に試料液を連続的に注
入して試料液を測定手段設置容器から連続的に流出させ
るときに、試料液注入容器内の試料液の液面14が測定
手段設置容器内の試料液の液面16より高い位置になる
ようにする。
き、例えば試料液が水道水であれば、水道の蛇口から流
下する水道水を簡便にサンプリングすることができ、し
かも小型化、軽量化を図ることが可能なサンプリング装
置を提供する。 【解決手段】 内部に試料液2を注入する試料液注入容
器4と、測定手段6を設置する測定手段設置容器8と、
試料液注入容器の下部と測定手段設置容器の下部との間
に設けられたオリフィス部10を有する連絡通路12と
を備え、試料液注入容器に注入した試料液が連絡通路を
通って測定手段設置容器に流入し、さらに測定手段設置
容器の上部から流出するU字管構造のサンプリング装置
とする。そして、試料液注入容器に試料液を連続的に注
入して試料液を測定手段設置容器から連続的に流出させ
るときに、試料液注入容器内の試料液の液面14が測定
手段設置容器内の試料液の液面16より高い位置になる
ようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、試料液(例えば水
道水)をサンプリングするためのサンプリング装置、こ
のサンプリング装置を用いた試料液の測定装置、及び、
この測定装置を用いた水道水中の残留塩素測定方法に関
する。
道水)をサンプリングするためのサンプリング装置、こ
のサンプリング装置を用いた試料液の測定装置、及び、
この測定装置を用いた水道水中の残留塩素測定方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】最近、O157の影響等により、厨房等
で水道水中の残留塩素濃度(特に遊離塩素濃度)を測定
することが重要視されるようになっている。試料液中の
残留塩素濃度を測定する方法としては試薬を用いた比色
法があるが、作業方法により誤差を生じるため、ある程
度の熟練を有するものであった。また、例えば水道の蛇
口から水道水を流し始めたときには、ある程度流し続け
たときより残留塩素濃度が低いため、測定値が安定した
ときの濃度を求める必要がある。そのため、連続測定が
可能であることが望まれるが、上記比色法はバッチ測定
しかできないものであった。
で水道水中の残留塩素濃度(特に遊離塩素濃度)を測定
することが重要視されるようになっている。試料液中の
残留塩素濃度を測定する方法としては試薬を用いた比色
法があるが、作業方法により誤差を生じるため、ある程
度の熟練を有するものであった。また、例えば水道の蛇
口から水道水を流し始めたときには、ある程度流し続け
たときより残留塩素濃度が低いため、測定値が安定した
ときの濃度を求める必要がある。そのため、連続測定が
可能であることが望まれるが、上記比色法はバッチ測定
しかできないものであった。
【0003】一方、測定に熟練を要さず連続測定も可能
なものとして、回転電極型又は振動電極型の酸化還元電
流測定装置が用いられている。しかし、これらは、検出
極を回転又は振動させるための駆動源(モータ等)を備
えているので、装置が大型でかつ消費電力が大きいた
め、小型で軽量なハンディタイプの測定装置とすること
が難しかった。このため、厨房やプール等で水道水中の
残留塩素濃度を簡便に測定する等の用途には適さないも
のであった。
なものとして、回転電極型又は振動電極型の酸化還元電
流測定装置が用いられている。しかし、これらは、検出
極を回転又は振動させるための駆動源(モータ等)を備
えているので、装置が大型でかつ消費電力が大きいた
め、小型で軽量なハンディタイプの測定装置とすること
が難しかった。このため、厨房やプール等で水道水中の
残留塩素濃度を簡便に測定する等の用途には適さないも
のであった。
【0004】そこで、本出願人は、静止型の酸化還元電
流測定装置で残留塩素を測定する静止型の残留塩素測定
電極を先に提案した。静止型の残留塩素測定電極とは、
検出極を動かすのではなく、試料液が流れることにより
検出極に接する試料液が絶えず置換され、これにより試
料液中の測定対象成分の濃度に応じた酸化還元電流を測
定できるようにした装置である。この装置は、残留塩素
に限らず、溶存酸素、溶存水素、溶存オゾン、ヒドラジ
ン等の測定が可能なものである。
流測定装置で残留塩素を測定する静止型の残留塩素測定
電極を先に提案した。静止型の残留塩素測定電極とは、
検出極を動かすのではなく、試料液が流れることにより
検出極に接する試料液が絶えず置換され、これにより試
料液中の測定対象成分の濃度に応じた酸化還元電流を測
定できるようにした装置である。この装置は、残留塩素
に限らず、溶存酸素、溶存水素、溶存オゾン、ヒドラジ
ン等の測定が可能なものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、静止型
の残留塩素測定電極は、原理上試料液を測定中流してお
かなければならない。しかも、一定の精度を得るために
は試料液の流速を一定にする必要がある。そのため、例
えば、水道の蛇口にサンプリング配管を連結し、これに
定圧バルブ、ニードルバルブ及び流量計を介装して流量
調整を行っていた。したがって、サンプリングの設備が
大がかりになる上、測定操作が面倒になるものであっ
た。
の残留塩素測定電極は、原理上試料液を測定中流してお
かなければならない。しかも、一定の精度を得るために
は試料液の流速を一定にする必要がある。そのため、例
えば、水道の蛇口にサンプリング配管を連結し、これに
定圧バルブ、ニードルバルブ及び流量計を介装して流量
調整を行っていた。したがって、サンプリングの設備が
大がかりになる上、測定操作が面倒になるものであっ
た。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その第1の目的は、試料液を簡便にサンプリングす
ることができ、例えば試料液が水道水であれば、水道の
蛇口にサンプリング配管を連結するような面倒な作業を
行うことなく、水道の蛇口から流下する水道水を簡便に
サンプリングすることができ、しかも小型化、軽量化を
図ることが可能な試料液のサンプリング装置を提供する
ことにある。
で、その第1の目的は、試料液を簡便にサンプリングす
ることができ、例えば試料液が水道水であれば、水道の
蛇口にサンプリング配管を連結するような面倒な作業を
行うことなく、水道の蛇口から流下する水道水を簡便に
サンプリングすることができ、しかも小型化、軽量化を
図ることが可能な試料液のサンプリング装置を提供する
ことにある。
【0007】また、本発明の第2の目的は、上記サンプ
リング装置を用いることにより、水道水等の試料液の測
定を簡便にかつ精度良く行うことができ、しかも小型
化、軽量化を図ることが可能な試料液の測定装置を提供
することにある。
リング装置を用いることにより、水道水等の試料液の測
定を簡便にかつ精度良く行うことができ、しかも小型
化、軽量化を図ることが可能な試料液の測定装置を提供
することにある。
【0008】さらに、本発明の第3の目的は、上記測定
装置を用いることにより、水道水中の残留塩素濃度の測
定を簡便にかつ精度良く行うことができる水道水中の残
留塩素測定方法を提供することにある。
装置を用いることにより、水道水中の残留塩素濃度の測
定を簡便にかつ精度良く行うことができる水道水中の残
留塩素測定方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、内部に試料液を注入する試料液注入容器
と、測定手段を設置する測定手段設置容器と、試料液注
入容器の下部と測定手段設置容器の下部との間に設けら
れたオリフィス部を有する連絡通路とを備え、試料液注
入容器に注入した試料液が連絡通路を通って測定手段設
置容器に流入し、さらに測定手段設置容器の上部から流
出するU字管構造のサンプリング装置であって、試料液
注入容器に試料液を連続的に注入して試料液を測定手段
設置容器から連続的に流出させるときに、試料液注入容
器内の試料液の液面が測定手段設置容器内の試料液の液
面より高い位置になることを特徴とする試料液のサンプ
リング装置を提供する。
成するため、内部に試料液を注入する試料液注入容器
と、測定手段を設置する測定手段設置容器と、試料液注
入容器の下部と測定手段設置容器の下部との間に設けら
れたオリフィス部を有する連絡通路とを備え、試料液注
入容器に注入した試料液が連絡通路を通って測定手段設
置容器に流入し、さらに測定手段設置容器の上部から流
出するU字管構造のサンプリング装置であって、試料液
注入容器に試料液を連続的に注入して試料液を測定手段
設置容器から連続的に流出させるときに、試料液注入容
器内の試料液の液面が測定手段設置容器内の試料液の液
面より高い位置になることを特徴とする試料液のサンプ
リング装置を提供する。
【0010】また、本発明は、上述したサンプリング装
置と、該サンプリング装置の測定手段設置容器に設置さ
れた測定手段とを具備することを特徴とする試料液の測
定装置を提供する。
置と、該サンプリング装置の測定手段設置容器に設置さ
れた測定手段とを具備することを特徴とする試料液の測
定装置を提供する。
【0011】さらに、本発明は、上述した測定装置にお
いて、測定手段として静止型の残留塩素測定用電極を用
いるとともに、この測定装置の試料液注入容器に試料液
として水道の蛇口から流下する水道水を連続的に注入
し、水道水を測定手段設置容器から連続的に流出させる
ことにより、水道水中の残留塩素濃度を測定することを
特徴とする水道水中の残留塩素測定方法を提供する。
いて、測定手段として静止型の残留塩素測定用電極を用
いるとともに、この測定装置の試料液注入容器に試料液
として水道の蛇口から流下する水道水を連続的に注入
し、水道水を測定手段設置容器から連続的に流出させる
ことにより、水道水中の残留塩素濃度を測定することを
特徴とする水道水中の残留塩素測定方法を提供する。
【0012】以下、本発明に係る試料液のサンプリング
装置、試料液の測定装置及び水道水中の残留塩素測定方
法についてさらに詳しく説明する。
装置、試料液の測定装置及び水道水中の残留塩素測定方
法についてさらに詳しく説明する。
【0013】試料液のサンプリング装置 本発明のサンプリング装置は、図1に示すように、内部
に試料液2を注入する試料液注入容器4と、測定手段6
を設置する測定手段設置容器8と、試料液注入容器4の
下部と測定手段設置容器8の下部との間に設けられたオ
リフィス部10を有する連絡通路12とを備え、試料液
注入容器4に注入した試料液2が連絡通路12を通って
測定手段設置容器8に流入し、さらに測定手段設置容器
8の上部から流出するU字管構造のサンプリング装置で
ある。なお、本発明のサンプリング装置の材質、形状、
構造等は適宜選択することができる。
に試料液2を注入する試料液注入容器4と、測定手段6
を設置する測定手段設置容器8と、試料液注入容器4の
下部と測定手段設置容器8の下部との間に設けられたオ
リフィス部10を有する連絡通路12とを備え、試料液
注入容器4に注入した試料液2が連絡通路12を通って
測定手段設置容器8に流入し、さらに測定手段設置容器
8の上部から流出するU字管構造のサンプリング装置で
ある。なお、本発明のサンプリング装置の材質、形状、
構造等は適宜選択することができる。
【0014】そして、本発明のサンプリング装置では、
試料液注入容器4に試料液2を連続的に注入して試料液
2を測定手段設置容器8から連続的に流出させるとき
に、試料液注入容器4内の試料液の液面14が測定手段
設置容器8内の試料液2の液面16より高い位置になる
ようにしてある。なお、図1は、試料液注入容器4の上
端開口部から試料液注入容器4内に連続的に試料液2を
注入し、この試料液2を試料液注入容器4及び測定手段
設置容器8からそれぞれオーバーフローさせている状態
を示してある。
試料液注入容器4に試料液2を連続的に注入して試料液
2を測定手段設置容器8から連続的に流出させるとき
に、試料液注入容器4内の試料液の液面14が測定手段
設置容器8内の試料液2の液面16より高い位置になる
ようにしてある。なお、図1は、試料液注入容器4の上
端開口部から試料液注入容器4内に連続的に試料液2を
注入し、この試料液2を試料液注入容器4及び測定手段
設置容器8からそれぞれオーバーフローさせている状態
を示してある。
【0015】そのため、本発明のサンプリング装置で
は、試料液注入容器4内の試料液の液面14と、測定手
段設置容器8内の試料液2の液面16との間にヘッド差
a(液面の高さの差)が生じるため、試料液注入容器4
内に存在するヘッド差a分の試料液の圧力によって試料
液2が連絡通路12を通って試料液注入容器4から測定
手段設置容器8に一定の流量で連続的に流れ、さらに測
定手段設置容器8内を一定の流量で上向流で流れてか
ら、測定手段設置容器8の上部から連続的に流出する。
は、試料液注入容器4内の試料液の液面14と、測定手
段設置容器8内の試料液2の液面16との間にヘッド差
a(液面の高さの差)が生じるため、試料液注入容器4
内に存在するヘッド差a分の試料液の圧力によって試料
液2が連絡通路12を通って試料液注入容器4から測定
手段設置容器8に一定の流量で連続的に流れ、さらに測
定手段設置容器8内を一定の流量で上向流で流れてか
ら、測定手段設置容器8の上部から連続的に流出する。
【0016】この場合、本発明のサンプリング装置にお
いて連絡通路12にオリフィス部10を設けたのは、連
絡通路12を流れる試料液にオリフィス部10で一定の
大きい圧力損失を与えることにより、試料液注入容器4
に試料液2を大量に流す必要を無くして試料液注入容器
4の小型化、軽量化を図るとともに、測定手段設置容器
8内を流れる試料液2の流量の安定化を図るためであ
る。また、試料液注入容器4内で生じた気泡はオリフィ
ス部10を通過することが難しい。したがって、測定手
段設置容器8内に気泡が入り込み測定に影響を与えるこ
とを防ぐ効果もある。
いて連絡通路12にオリフィス部10を設けたのは、連
絡通路12を流れる試料液にオリフィス部10で一定の
大きい圧力損失を与えることにより、試料液注入容器4
に試料液2を大量に流す必要を無くして試料液注入容器
4の小型化、軽量化を図るとともに、測定手段設置容器
8内を流れる試料液2の流量の安定化を図るためであ
る。また、試料液注入容器4内で生じた気泡はオリフィ
ス部10を通過することが難しい。したがって、測定手
段設置容器8内に気泡が入り込み測定に影響を与えるこ
とを防ぐ効果もある。
【0017】したがって、本発明のサンプリング装置に
よれば、試料液注入容器に試料液を注入するだけで、試
料液を簡便にサンプリングして一定流量の試料液の流れ
を得ることができる。しかも、実質的に試料液注入容器
及び測定手段設置容器のみでサンプリング装置を構成で
きるので、サンプリング装置の小型化、軽量化を図るこ
とができる。
よれば、試料液注入容器に試料液を注入するだけで、試
料液を簡便にサンプリングして一定流量の試料液の流れ
を得ることができる。しかも、実質的に試料液注入容器
及び測定手段設置容器のみでサンプリング装置を構成で
きるので、サンプリング装置の小型化、軽量化を図るこ
とができる。
【0018】また、本発明のサンプリング装置は、測定
手段設置容器内に試料液を一定の流量で流すことがで
き、その他の流量調整は不要である。すなわち、ヘッド
差aとオリフィスの径及び長さが構造的に一定に決まる
ため、測定手段設置容器内を流れる試料液の流量は一定
になる。そのため、本発明のサンプリング装置は、試料
液を一定の流量で流すことが必要な測定手段、例えば後
述する静止型の残留塩素測定電極を設置するサンプリン
グ装置として特に優れている。
手段設置容器内に試料液を一定の流量で流すことがで
き、その他の流量調整は不要である。すなわち、ヘッド
差aとオリフィスの径及び長さが構造的に一定に決まる
ため、測定手段設置容器内を流れる試料液の流量は一定
になる。そのため、本発明のサンプリング装置は、試料
液を一定の流量で流すことが必要な測定手段、例えば後
述する静止型の残留塩素測定電極を設置するサンプリン
グ装置として特に優れている。
【0019】本発明のサンプリング装置において、試料
液注入容器及び測定手段設置容器の大きさに特に限定は
ないが、サンプリング装置の小型化、軽量化を図るため
には、試料液注入容器に試料液を連続的に注入して試料
液を測定手段設置容器から連続的に流出させるときに、
試料液注入容器内に通常は20〜200mlの試料液が
存在し、測定手段設置容器内に通常は5〜50mlの試
料液が存在する大きさにすることが適当である。
液注入容器及び測定手段設置容器の大きさに特に限定は
ないが、サンプリング装置の小型化、軽量化を図るため
には、試料液注入容器に試料液を連続的に注入して試料
液を測定手段設置容器から連続的に流出させるときに、
試料液注入容器内に通常は20〜200mlの試料液が
存在し、測定手段設置容器内に通常は5〜50mlの試
料液が存在する大きさにすることが適当である。
【0020】また、本発明のサンプリング装置は、試料
液注入容器に試料液を連続的に注入して試料液を測定手
段設置容器から連続的に流出させるときに、試料液注入
容器内の試料液の液面が測定手段設置容器内の試料液の
液面より4〜5cm高い位置になるようにすることが、
サンプリング装置の小型化、軽量化を図る点で望まし
い。さらに、連絡通路のオリフィス部の径は1.0〜
3.0mm、長さは5〜40mmとすることが適当であ
る。
液注入容器に試料液を連続的に注入して試料液を測定手
段設置容器から連続的に流出させるときに、試料液注入
容器内の試料液の液面が測定手段設置容器内の試料液の
液面より4〜5cm高い位置になるようにすることが、
サンプリング装置の小型化、軽量化を図る点で望まし
い。さらに、連絡通路のオリフィス部の径は1.0〜
3.0mm、長さは5〜40mmとすることが適当であ
る。
【0021】本発明のサンプリング装置で試料液をサン
プリングする場合、通常は、試料液注入容器の上端開口
部から試料液注入容器内に連続的に試料液を注入すれば
よいが、これに限定されるものではなく、例えば、試料
液注入容器の周壁に試料液注入口を形成してもよく、試
料液が流れる配管と試料液注入容器とを連結してもよ
い。また、前述したようにサンプリング時に試料液を試
料液注入容器及び測定手段設置容器からそれぞれオーバ
ーフローさせる場合、試料液注入容器及び測定手段設置
容器の上端開口部から試料液をオーバーフローさせても
よいが、試料液注入容器及び測定手段設置容器の一方又
は両方の周壁にオーバーフロー口を形成してもよい。
プリングする場合、通常は、試料液注入容器の上端開口
部から試料液注入容器内に連続的に試料液を注入すれば
よいが、これに限定されるものではなく、例えば、試料
液注入容器の周壁に試料液注入口を形成してもよく、試
料液が流れる配管と試料液注入容器とを連結してもよ
い。また、前述したようにサンプリング時に試料液を試
料液注入容器及び測定手段設置容器からそれぞれオーバ
ーフローさせる場合、試料液注入容器及び測定手段設置
容器の上端開口部から試料液をオーバーフローさせても
よいが、試料液注入容器及び測定手段設置容器の一方又
は両方の周壁にオーバーフロー口を形成してもよい。
【0022】試料液の測定装置 本発明に係る試料液の測定装置は、図1に示すように、
前述した本発明のサンプリング装置18と、該サンプリ
ング装置18の測定手段設置容器8に設置された測定手
段6とを具備するものである。測定手段6は、測定の目
的に応じて選定すればよい。
前述した本発明のサンプリング装置18と、該サンプリ
ング装置18の測定手段設置容器8に設置された測定手
段6とを具備するものである。測定手段6は、測定の目
的に応じて選定すればよい。
【0023】また、本発明のサンプリング装置は、前述
したように、試料液を一定の流量で流すことが必要な測
定手段を設置するサンプリング装置として特に優れてい
る。このような測定手段としては、静止型の酸化還元電
流測定電極を挙げることができ、したがって本発明の測
定装置としては、測定手段として静止型の酸化還元電流
測定電極を用いたものが特に好ましい。また、隔膜式溶
存酸素電極、イオン電極等、試料液の流速が測定値に影
響を与える種々の電極を測定手段とし、本発明の測定装
置を構成してもよい。
したように、試料液を一定の流量で流すことが必要な測
定手段を設置するサンプリング装置として特に優れてい
る。このような測定手段としては、静止型の酸化還元電
流測定電極を挙げることができ、したがって本発明の測
定装置としては、測定手段として静止型の酸化還元電流
測定電極を用いたものが特に好ましい。また、隔膜式溶
存酸素電極、イオン電極等、試料液の流速が測定値に影
響を与える種々の電極を測定手段とし、本発明の測定装
置を構成してもよい。
【0024】静止型の酸化還元電流測定電極とは、回転
電極又は振動電極のように回転又は振動する検出極に試
料液を接触させるものではなく、静止した検出極に流れ
ている状態の試料液を接触させて試料液中の成分濃度を
測定するものである。したがって、検出極を回転又は振
動させるための駆動源(モータ等)が必要ないので、小
型で軽量である上、消費電力が小さく、したがって同様
に小型で軽量である本発明のサンプリング装置と組み合
わせることにより、試料液中の成分濃度を簡便に測定で
きるハンディタイプの測定装置を得ることができる。
電極又は振動電極のように回転又は振動する検出極に試
料液を接触させるものではなく、静止した検出極に流れ
ている状態の試料液を接触させて試料液中の成分濃度を
測定するものである。したがって、検出極を回転又は振
動させるための駆動源(モータ等)が必要ないので、小
型で軽量である上、消費電力が小さく、したがって同様
に小型で軽量である本発明のサンプリング装置と組み合
わせることにより、試料液中の成分濃度を簡便に測定で
きるハンディタイプの測定装置を得ることができる。
【0025】この場合、静止型の酸化還元電流測定電極
の形状に限定はなく、棒状や板状の検出極及び対極を並
列配置しただけのものや、支持棒に検出極及び対極を取
り付けただけのものでも使用可能であるが、より好適に
は例えば下記、のものが挙げられる(後記実施形態
例参照)。なお、静止型の酸化還元電流測定電極におい
て、検出極と対極は測定対象に応じて適宜選択すればよ
い。例えば、水道水中の遊離塩素を測定する場合には、
検出極に白金、対極に銀/塩化銀電極が好適に使用でき
る。
の形状に限定はなく、棒状や板状の検出極及び対極を並
列配置しただけのものや、支持棒に検出極及び対極を取
り付けただけのものでも使用可能であるが、より好適に
は例えば下記、のものが挙げられる(後記実施形態
例参照)。なお、静止型の酸化還元電流測定電極におい
て、検出極と対極は測定対象に応じて適宜選択すればよ
い。例えば、水道水中の遊離塩素を測定する場合には、
検出極に白金、対極に銀/塩化銀電極が好適に使用でき
る。
【0026】内側に試料液流路、外側に対極室が形成
された筒状フィルタと、筒状フィルタに接触した状態で
試料液流路に配置された検出極と、対極室に配置された
対極とを備え、試料液が検出極と対極との間に介在する
ことにより、検出極と対極とが電気的に接続する酸化還
元電流測定電極(特開平8−278284号)。
された筒状フィルタと、筒状フィルタに接触した状態で
試料液流路に配置された検出極と、対極室に配置された
対極とを備え、試料液が検出極と対極との間に介在する
ことにより、検出極と対極とが電気的に接続する酸化還
元電流測定電極(特開平8−278284号)。
【0027】外側に試料液流路、内側に対極室が形成
された筒状フィルタと、筒状フィルタに接触した状態で
試料液流路に配置された検出極と、対極室に配置された
対極とを備え、試料液が検出極と対極との間に介在する
ことにより、検出極と対極とが電気的に接続する酸化還
元電流測定電極。
された筒状フィルタと、筒状フィルタに接触した状態で
試料液流路に配置された検出極と、対極室に配置された
対極とを備え、試料液が検出極と対極との間に介在する
ことにより、検出極と対極とが電気的に接続する酸化還
元電流測定電極。
【0028】また、回転電極型の酸化還元電流測定電極
等と同様に、静止型の酸化還元電流測定電極の場合に
も、検出極と対極との間に必要に応じて測定電圧を印加
することが可能である。例えば水道水中の遊離塩素を測
定する場合には、0〜0.3ボルトの測定電圧を印加す
るとよい。
等と同様に、静止型の酸化還元電流測定電極の場合に
も、検出極と対極との間に必要に応じて測定電圧を印加
することが可能である。例えば水道水中の遊離塩素を測
定する場合には、0〜0.3ボルトの測定電圧を印加す
るとよい。
【0029】水道水中の残留塩素測定方法 本発明に係る水道水中の残留塩素測定方法は、測定手段
として静止型の残留塩素測定電極を用いた本発明の測定
装置を用い、この測定装置の試料液注入容器に試料液と
して水道の蛇口から流下する水道水を連続的に注入し、
水道水を測定手段設置容器から連続的に流出させること
により、水道水中の残留塩素濃度を測定するものであ
る。
として静止型の残留塩素測定電極を用いた本発明の測定
装置を用い、この測定装置の試料液注入容器に試料液と
して水道の蛇口から流下する水道水を連続的に注入し、
水道水を測定手段設置容器から連続的に流出させること
により、水道水中の残留塩素濃度を測定するものであ
る。
【0030】すなわち、本発明のサンプリング装置と静
止型の残留塩素測定電極とを組み合わせた測定装置で
は、測定手段設置容器内を試料液が一定の流量で流れる
ため、精度の良い測定を行うことができる。一方、上記
測定装置は、水道の蛇口から流下する水道水を試料液注
入容器に連続的に注入するだけで、水道水を簡便にサン
プリングすることができる。したがって、本発明に係る
水道水中の残留塩素測定方法によれば、ハンディな測定
装置を用いて簡便に水道水中の残留塩素濃度を精度良く
測定できるものである。
止型の残留塩素測定電極とを組み合わせた測定装置で
は、測定手段設置容器内を試料液が一定の流量で流れる
ため、精度の良い測定を行うことができる。一方、上記
測定装置は、水道の蛇口から流下する水道水を試料液注
入容器に連続的に注入するだけで、水道水を簡便にサン
プリングすることができる。したがって、本発明に係る
水道水中の残留塩素測定方法によれば、ハンディな測定
装置を用いて簡便に水道水中の残留塩素濃度を精度良く
測定できるものである。
【0031】この場合、水道水中にはもともと電解質が
含まれているため、測定手段として静止型の残留塩素測
定電極を用いた本発明の測定装置では、静止型の残留塩
素測定電極の検出極と対極との間に水道水が介在するこ
とにより、検出極と対極とが電気的に接続する。したが
って、この測定装置は、検出極と対極との間に電解質を
供給する電解質供給機構を別途設ける必要がなく、装置
の小型化、軽量化を図ることができる。
含まれているため、測定手段として静止型の残留塩素測
定電極を用いた本発明の測定装置では、静止型の残留塩
素測定電極の検出極と対極との間に水道水が介在するこ
とにより、検出極と対極とが電気的に接続する。したが
って、この測定装置は、検出極と対極との間に電解質を
供給する電解質供給機構を別途設ける必要がなく、装置
の小型化、軽量化を図ることができる。
【0032】
【発明の実施の形態】図2〜図4は本発明に係る試料液
測定装置の一実施形態例を示すもので、図2は使用状態
を示す斜視図、図3は断面図、図4は同測定装置の測定
手段である静止型の残留塩素測定電極を示す一部断面図
である。
測定装置の一実施形態例を示すもので、図2は使用状態
を示す斜視図、図3は断面図、図4は同測定装置の測定
手段である静止型の残留塩素測定電極を示す一部断面図
である。
【0033】本例の測定装置22において、26は水受
け台、4は水受け台26上に設置された略有底円筒状の
試料液注入容器、28は試料液注入容器4の周壁上部に
形成されたオーバーフロー口、8は内部に測定手段とし
て静止型の残留塩素測定電極6が設置された測定手段設
置容器、30は測定手段設置容器8の周壁上部に形成さ
れたオーバーフロー口、12は試料液注入容器4の下部
と測定手段設置容器8の下部との間に設けられた連絡通
路、10は連絡通路12に設けられたオリフィス部を示
す。
け台、4は水受け台26上に設置された略有底円筒状の
試料液注入容器、28は試料液注入容器4の周壁上部に
形成されたオーバーフロー口、8は内部に測定手段とし
て静止型の残留塩素測定電極6が設置された測定手段設
置容器、30は測定手段設置容器8の周壁上部に形成さ
れたオーバーフロー口、12は試料液注入容器4の下部
と測定手段設置容器8の下部との間に設けられた連絡通
路、10は連絡通路12に設けられたオリフィス部を示
す。
【0034】残留塩素測定電極6は、図4に示すよう
に、外側に試料液流路36(図3参照)、内側に対極室
38が形成された筒状フィルタ40と、筒状フィルタ4
0の外周面に巻き付けられた白金線からなる検出極42
と、対極室38に配置された銀/塩化銀線からなる対極
44とを備えている。この場合、筒状フィルタ40の上
部には支持管46が固定されており、この支持管46内
にその上部から検出極リード線48が挿入され、この検
出極リード線48に接続された白金線からなる検出極4
2は、筒状フィルタ40に穿設された小孔を通して筒状
フィルタ40外部に取り出され、さらに筒状フィルタ4
0の外周面に巻き付けられている。銀/塩化銀線からな
る対極44は、支持管46の下端に固定された小径の巻
き付け棒50に巻き付けられており、この巻き付け棒5
0を筒状フィルタ40内に挿入して支持管46と筒状フ
ィルタ40とを連結することにより、対極44が対極室
38に筒状フィルタ40内面とやや離間した状態で配置
されている。なお、図中52は対極リード線、54は温
度素子リード線、56は検出極リード線48、対極リー
ド線52及び温度素子リード線54を束ねた電極リード
線、58はOリング、60はフィルタ40に形成された
空気抜き穴を示す。本例の残留塩素測定電極6では、試
料液流路36からフィルタ40を通って試料液が対極室
38に流入することにより、検出極42と対極44とが
電気的に接続する。
に、外側に試料液流路36(図3参照)、内側に対極室
38が形成された筒状フィルタ40と、筒状フィルタ4
0の外周面に巻き付けられた白金線からなる検出極42
と、対極室38に配置された銀/塩化銀線からなる対極
44とを備えている。この場合、筒状フィルタ40の上
部には支持管46が固定されており、この支持管46内
にその上部から検出極リード線48が挿入され、この検
出極リード線48に接続された白金線からなる検出極4
2は、筒状フィルタ40に穿設された小孔を通して筒状
フィルタ40外部に取り出され、さらに筒状フィルタ4
0の外周面に巻き付けられている。銀/塩化銀線からな
る対極44は、支持管46の下端に固定された小径の巻
き付け棒50に巻き付けられており、この巻き付け棒5
0を筒状フィルタ40内に挿入して支持管46と筒状フ
ィルタ40とを連結することにより、対極44が対極室
38に筒状フィルタ40内面とやや離間した状態で配置
されている。なお、図中52は対極リード線、54は温
度素子リード線、56は検出極リード線48、対極リー
ド線52及び温度素子リード線54を束ねた電極リード
線、58はOリング、60はフィルタ40に形成された
空気抜き穴を示す。本例の残留塩素測定電極6では、試
料液流路36からフィルタ40を通って試料液が対極室
38に流入することにより、検出極42と対極44とが
電気的に接続する。
【0035】この残留塩素測定電極6は、図2に示すよ
うに、残留塩素測定電極6のオン/オフ等の操作を行う
とともに、残留塩素測定電極6からの信号に基づき試料
液中の残留塩素濃度を演算して結果を表示する操作装置
62に接続されている。
うに、残留塩素測定電極6のオン/オフ等の操作を行う
とともに、残留塩素測定電極6からの信号に基づき試料
液中の残留塩素濃度を演算して結果を表示する操作装置
62に接続されている。
【0036】本例の測定装置22では、試料液注入容器
4に試料液2をその上端開口部から連続的に注入して試
料液2の一部を試料液注入容器4のオーバーフロー口2
8から連続的にオーバーフローさせるとともに、測定手
段設置容器8に移行した試料液2を測定手段設置容器8
のオーバーフロー口30から連続的にオーバーフローさ
せるときに、試料液注入容器4内の試料液の液面14が
測定手段設置容器8内の試料液2の液面16より高い位
置になるようにしてある。
4に試料液2をその上端開口部から連続的に注入して試
料液2の一部を試料液注入容器4のオーバーフロー口2
8から連続的にオーバーフローさせるとともに、測定手
段設置容器8に移行した試料液2を測定手段設置容器8
のオーバーフロー口30から連続的にオーバーフローさ
せるときに、試料液注入容器4内の試料液の液面14が
測定手段設置容器8内の試料液2の液面16より高い位
置になるようにしてある。
【0037】本例の測定装置22において、試料液注入
容器4内の試料液の液面14と測定手段設置容器8内の
試料液2の液面16とのヘッド差a(液面の高さの差)
を4cmとし、このときに試料液注入容器4内に60m
l、測定手段設置容器8内に20mlの試料液が存在す
るようにし、オリフィス部10の径を2.0mm、長さ
を15mmとした場合、測定手段設置容器8内を流れる
試料液の流量は100ml/分で一定であった。
容器4内の試料液の液面14と測定手段設置容器8内の
試料液2の液面16とのヘッド差a(液面の高さの差)
を4cmとし、このときに試料液注入容器4内に60m
l、測定手段設置容器8内に20mlの試料液が存在す
るようにし、オリフィス部10の径を2.0mm、長さ
を15mmとした場合、測定手段設置容器8内を流れる
試料液の流量は100ml/分で一定であった。
【0038】なお、本例の試料液注入容器4は、下側の
基部32に上側の可動部34を螺合することにより形成
されており、可動部34を回して可動部34を上下動さ
せてヘッド差aを調整することにより、測定手段設置容
器8を流れる試料水の流量を調整することができるよう
になっている。また、本例の測定装置22では、検出極
42の周囲を試料水が均一に流れるように、測定手段設
置容器8の内面形状をフィルタ40の外面形状に沿った
形状としてある。さらに、本例の測定装置22では、フ
ィルタ40の外面と測定手段設置容器8の内面との距離
を距離を均一にすることにより、測定を安定に行うこと
ができるようにしてある。
基部32に上側の可動部34を螺合することにより形成
されており、可動部34を回して可動部34を上下動さ
せてヘッド差aを調整することにより、測定手段設置容
器8を流れる試料水の流量を調整することができるよう
になっている。また、本例の測定装置22では、検出極
42の周囲を試料水が均一に流れるように、測定手段設
置容器8の内面形状をフィルタ40の外面形状に沿った
形状としてある。さらに、本例の測定装置22では、フ
ィルタ40の外面と測定手段設置容器8の内面との距離
を距離を均一にすることにより、測定を安定に行うこと
ができるようにしてある。
【0039】本例の測定装置22を用いて水道水中の残
留塩素濃度を測定する場合、図2に示すように、試料液
注入容器4に試料液として水道の蛇口24から流下する
水道水を連続的に注入し、水道水を測定手段設置容器8
から連続的に流出させる。これにより、操作装置62に
水道水中の残留塩素濃度が表示される。したがって、本
例の測定装置22によれば、飲食店、学校、家庭等の厨
房において、ハンディな測定装置を用いて、水道水中の
残留塩素濃度の測定を簡便に行うことが可能である。ま
た、フィルタを介して検出極及び対極を配した残留塩素
測定電極は検出極と対極との位置関係が安定しており、
測定精度が良いため、本発明の測定装置22によれば、
比色法に比べて残留塩素濃度の測定を精度良く行うこと
ができる。
留塩素濃度を測定する場合、図2に示すように、試料液
注入容器4に試料液として水道の蛇口24から流下する
水道水を連続的に注入し、水道水を測定手段設置容器8
から連続的に流出させる。これにより、操作装置62に
水道水中の残留塩素濃度が表示される。したがって、本
例の測定装置22によれば、飲食店、学校、家庭等の厨
房において、ハンディな測定装置を用いて、水道水中の
残留塩素濃度の測定を簡便に行うことが可能である。ま
た、フィルタを介して検出極及び対極を配した残留塩素
測定電極は検出極と対極との位置関係が安定しており、
測定精度が良いため、本発明の測定装置22によれば、
比色法に比べて残留塩素濃度の測定を精度良く行うこと
ができる。
【0040】なお、蛇口24から流下する水道水に気泡
が含まれていても、この気泡は試料液注入容器4内で水
道水中を上昇して除去される。また、試料液注入容器4
の下方に潜り込んだ気泡があったとしても、オリフィス
部10を通過することは難しい。そのため、測定手段設
置容器8内に気泡が入って測定に悪影響を与えることが
ない。
が含まれていても、この気泡は試料液注入容器4内で水
道水中を上昇して除去される。また、試料液注入容器4
の下方に潜り込んだ気泡があったとしても、オリフィス
部10を通過することは難しい。そのため、測定手段設
置容器8内に気泡が入って測定に悪影響を与えることが
ない。
【0041】図5は本発明に係る試料液測定装置の他の
実施形態例を示す断面図であり、図中90は静止型の残
留塩素測定電極を示す。本例の残留塩素測定電極90に
おいて、66は円筒状の支持管、68は支持管66内に
配設された円筒状フィルタ、70はフィルタ68の内面
に接触した状態でフィルタ68に取り付けられた検出
極、72はフィルタ68の外面に接触した状態でフィル
タ68に巻き付けられた対極、48は検出極リード線、
52は対極リード線を示す。対極72は、支持管66の
内面に形成された凹部74内に配置されている。また、
図中30は支持管66の上部に設けられたオーバーフロ
ー口を示す。
実施形態例を示す断面図であり、図中90は静止型の残
留塩素測定電極を示す。本例の残留塩素測定電極90に
おいて、66は円筒状の支持管、68は支持管66内に
配設された円筒状フィルタ、70はフィルタ68の内面
に接触した状態でフィルタ68に取り付けられた検出
極、72はフィルタ68の外面に接触した状態でフィル
タ68に巻き付けられた対極、48は検出極リード線、
52は対極リード線を示す。対極72は、支持管66の
内面に形成された凹部74内に配置されている。また、
図中30は支持管66の上部に設けられたオーバーフロ
ー口を示す。
【0042】本例の残留塩素測定電極90では、支持管
66の一端が試料液流入口76に形成され、フィルタ6
8の内側が試料液流路80に構成されている。また、フ
ィルタ68の外側が対極室(凹部74内)82に形成さ
れ、試料液流路80と対極室82とがフィルタ68によ
って仕切られている。本例の残留塩素測定電極90で
は、試料液流路80からフィルタ68を通って試料液の
一部が対極室82に流入することにより、検出極70と
対極72とが電気的に接続する。
66の一端が試料液流入口76に形成され、フィルタ6
8の内側が試料液流路80に構成されている。また、フ
ィルタ68の外側が対極室(凹部74内)82に形成さ
れ、試料液流路80と対極室82とがフィルタ68によ
って仕切られている。本例の残留塩素測定電極90で
は、試料液流路80からフィルタ68を通って試料液の
一部が対極室82に流入することにより、検出極70と
対極72とが電気的に接続する。
【0043】本発明に係る試料液の測定装置において測
定手段として本例の残留塩素測定電極90を使用する場
合、例えば図5に示すように、連絡通路12を試料液流
入口76に直接あるいは配管を介して接続し、試料液を
オーバーフロー口30からオーバーフローさせる態様を
採ることができる。すなわち、この態様では支持管66
が測定手段設置容器8の機能を果たす。ただし、これに
限定されるものではない。
定手段として本例の残留塩素測定電極90を使用する場
合、例えば図5に示すように、連絡通路12を試料液流
入口76に直接あるいは配管を介して接続し、試料液を
オーバーフロー口30からオーバーフローさせる態様を
採ることができる。すなわち、この態様では支持管66
が測定手段設置容器8の機能を果たす。ただし、これに
限定されるものではない。
【0044】
【発明の効果】本発明に係る試料液のサンプリング装置
は、試料液を簡便にサンプリングして一定流量の試料液
の流れを得ることができる。例えば試料液が水道水であ
れば、水道の蛇口にサンプリング配管を連結するような
面倒な作業を行うことなく、水道の蛇口から流下する水
道水を簡便にサンプリングすることができ、しかも小型
化、軽量化を図ることが可能である。
は、試料液を簡便にサンプリングして一定流量の試料液
の流れを得ることができる。例えば試料液が水道水であ
れば、水道の蛇口にサンプリング配管を連結するような
面倒な作業を行うことなく、水道の蛇口から流下する水
道水を簡便にサンプリングすることができ、しかも小型
化、軽量化を図ることが可能である。
【0045】本発明に係る試料液の測定装置は、本発明
のサンプリング装置を用いることにより一定流量の試料
液中で測定ができるため、試料液の流速が測定値に影響
を与える測定手段、特に静止型の酸化還元電流測定装置
を用いる場合にも、簡便にかつ精度良く測定を行うこと
ができる。しかも、小型化、軽量化を図ることが可能で
ある。
のサンプリング装置を用いることにより一定流量の試料
液中で測定ができるため、試料液の流速が測定値に影響
を与える測定手段、特に静止型の酸化還元電流測定装置
を用いる場合にも、簡便にかつ精度良く測定を行うこと
ができる。しかも、小型化、軽量化を図ることが可能で
ある。
【0046】本発明に係る水道水中の残留塩素測定方法
は、本発明の測定装置を用いることにより、水道水中の
残留塩素濃度の測定を簡便にかつ精度良く行うことがで
きる。
は、本発明の測定装置を用いることにより、水道水中の
残留塩素濃度の測定を簡便にかつ精度良く行うことがで
きる。
【図1】本発明のサンプリング装置の一例を示す断面図
である。
である。
【図2】本発明に係る試料液測定装置の一実施形態例の
使用状態を示す斜視図である。
使用状態を示す斜視図である。
【図3】同試料液測定装置の断面図である。
【図4】同測定装置の測定手段である静止型の残留塩素
測定電極を示す一部断面図である。
測定電極を示す一部断面図である。
【図5】同測定装置の測定手段である静止型の残留塩素
測定電極を示す一部断面図である。
測定電極を示す一部断面図である。
2 試料液 4 試料液注入容器 6 測定手段 8 測定手段設置容器 10 オリフィス部 12 連絡通路 14 液面 16 液面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G01N 33/18 G01N 33/18 C 106 106A
Claims (5)
- 【請求項1】 内部に試料液を注入する試料液注入容器
と、測定手段を設置する測定手段設置容器と、試料液注
入容器の下部と測定手段設置容器の下部との間に設けら
れたオリフィス部を有する連絡通路とを備え、試料液注
入容器に注入した試料液が連絡通路を通って測定手段設
置容器に流入し、さらに測定手段設置容器の上部から流
出するU字管構造のサンプリング装置であって、試料液
注入容器に試料液を連続的に注入して試料液を測定手段
設置容器から連続的に流出させるときに、試料液注入容
器内の試料液の液面が測定手段設置容器内の試料液の液
面より高い位置になることを特徴とする試料液のサンプ
リング装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のサンプリング装置と、
該サンプリング装置の測定手段設置容器に設置された測
定手段とを具備することを特徴とする試料液の測定装
置。 - 【請求項3】 測定手段が静止型の酸化還元電流測定電
極である請求項2に記載の測定装置。 - 【請求項4】 酸化還元電流測定電極が静止型の残留塩
素測定電極である請求項3に記載の測定装置。 - 【請求項5】 請求項4に記載の測定装置の試料液注入
容器に試料液として水道の蛇口から流下する水道水を連
続的に注入し、水道水を測定手段設置容器から連続的に
流出させることにより、水道水中の残留塩素濃度を測定
することを特徴とする水道水中の残留塩素測定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17364497A JPH1123427A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 試料液のサンプリング装置、試料液の測定装置及び水道水中の残留塩素測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17364497A JPH1123427A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 試料液のサンプリング装置、試料液の測定装置及び水道水中の残留塩素測定方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1123427A true JPH1123427A (ja) | 1999-01-29 |
Family
ID=15964442
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17364497A Pending JPH1123427A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 試料液のサンプリング装置、試料液の測定装置及び水道水中の残留塩素測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1123427A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010506152A (ja) * | 2006-10-06 | 2010-02-25 | スワン・アナリティスク・インストゥルメント・アーゲー | 流体分析用のセンサーを当該流体を収容する本体部に対して分離可能に連結するための方法、ならびに関連する装置 |
| JP2012118020A (ja) * | 2010-12-03 | 2012-06-21 | Maruboshi Su Kk | 誘電特性測定用耐圧容器センサー |
-
1997
- 1997-06-30 JP JP17364497A patent/JPH1123427A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010506152A (ja) * | 2006-10-06 | 2010-02-25 | スワン・アナリティスク・インストゥルメント・アーゲー | 流体分析用のセンサーを当該流体を収容する本体部に対して分離可能に連結するための方法、ならびに関連する装置 |
| JP2012118020A (ja) * | 2010-12-03 | 2012-06-21 | Maruboshi Su Kk | 誘電特性測定用耐圧容器センサー |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA1046795A (en) | Fluid sample analysis system | |
| JPS5841486Y2 (ja) | 分折装置 | |
| KR920704115A (ko) | 자동식 액체 표본추출 및 검사장치 및 방법 | |
| US4822474A (en) | Residual analyzer assembly | |
| US3658679A (en) | System for determining the hydrogen ion concentration of flowing liquids | |
| JPS5999248A (ja) | 血液分析装置 | |
| EP0614529B1 (en) | Oxygen analyzer | |
| JPH1123427A (ja) | 試料液のサンプリング装置、試料液の測定装置及び水道水中の残留塩素測定方法 | |
| JPS61260154A (ja) | 試料液中のイオン濃度を測定するための装置およびその装置に使用される参照電極 | |
| JP2002511613A (ja) | 化学プロセス自動制御システム | |
| US4133733A (en) | Electrolytic titration apparatus | |
| US4441979A (en) | Nutating probe for gas analysis | |
| US4036722A (en) | Flow through cell assembly | |
| JP7466572B2 (ja) | 電気化学測定ユニット、電気化学測定装置及び電気化学測定方法 | |
| JP2001349866A (ja) | 残留塩素測定装置 | |
| JP3533573B1 (ja) | 塩素濃度自動測定装置及び塩素濃度測定方法 | |
| US4145913A (en) | Gas detectors | |
| JP5593261B2 (ja) | 共振器を備える計測装置 | |
| JPWO2021131521A5 (ja) | ||
| CN112525964B (zh) | 一种摆动式余氯传感器 | |
| JP3662095B2 (ja) | オゾン水濃度測定器 | |
| US5302268A (en) | Electrolytic apparatus for generating selected concentrations of gas in a flowing gas stream | |
| RU2690081C1 (ru) | Измерительная ячейка | |
| JP2952501B2 (ja) | フロースルー型電極装置 | |
| Yarnitzky | Second‐generation automated voltammetric cell |