JPH11234690A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JPH11234690A
JPH11234690A JP10037578A JP3757898A JPH11234690A JP H11234690 A JPH11234690 A JP H11234690A JP 10037578 A JP10037578 A JP 10037578A JP 3757898 A JP3757898 A JP 3757898A JP H11234690 A JPH11234690 A JP H11234690A
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まさ子 浅村
Yoshiko Hatano
喜子 幡野
Hiroaki Sugiura
博明 杉浦
Tetsuya Kuno
徹也 久野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 斜め方向に半画素ずらして配置した2枚の撮
像素子を用い、偽色、偽輪郭の軽減された水平垂直方向
各2倍の解像度の画像を得ることができ、水平、垂直方
向における解像度を向上することができる撮像装置を得
る。 【解決手段】 斜め方向に半画素ずらした2枚の撮像素
子からの信号を復元することにより撮像素子の画素数を
もつ各2枚のR、G、B信号を得て、2枚分の信号から
の水平垂直方向各2倍の解像度の信号を求め、得られて
いない画素位置において、G信号によりエッジ成分を判
定し、判定結果に基づき、エッジ成分がある場合は水平
または垂直方向のエッジ成分の少ない方向の画素での平
均値により画素を得て、エッジ成分がない場合は上下左
右の4画素からの平均値より画素を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子スチルカメ
ラのような撮像装置における高画質化、小型化に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、電子スチルカメラのような撮像装
置においては、小型化のために1枚の撮像素子(以下、
単板撮像素子と呼ぶ)を用いている。図18は従来の撮
像装置における撮像素子の色フィルタ配列の一例を示す
図である。図において、RはRの光を通過させる分光特
性を持った色フィルタを有した撮像素子であり、同様に
B、Gのついてもそれぞれの色フィルタを有した撮像素
子である。図18に示されるように、nラインにはG、
Rが2画素毎に配列され、n+1ラインではB、Gが2
画素毎に配列されている。したがって、R、B信号は上
下4画素毎(図中の斜線部)に、G信号は2画素毎に得
られることとなり、撮像素子の画素数の各信号を得て、
さらに水平垂直方向各2倍の画素数の解像度への変換を
行う場合、得られている画素信号より補間等の演算処理
を行い撮像素子数のR、G、B信号を生成し、この得ら
れたR、G、B信号のそれぞれを用いて高解像度化を行
うこととなる。
【0003】図19は上記図18に示された原色の色フ
ィルタを用いた単板撮像素子において、撮像素子からの
信号よりR、G、B信号を生成し、さらに水平垂直方向
各2倍の解像度の信号を得るための従来の撮像装置の構
成の一例を示すブロック図である。図において、101
は撮像素子、102はA/Dコンバータ、103はフレ
ームメモリ、104はフレームメモリ103における信
号をR、G、Bそれぞれの信号に分離して、各信号の補
間生成を行い撮像素子の画素数の信号を復元する色復元
手段、105は色復元手段104からの信号を水平垂直
方向にそれぞれ2倍の解像度(4倍の画素数の画像)の
信号に変換する解像度変換手段であり、上記撮像素子1
01は、図18に示すような、画素R、G、Bの色フィ
ルタから構成される。
【0004】次に、動作を説明する。撮像素子101か
ら各画素信号R、G、Bを読み出し、その出力はA/D
コンバータ102によりA/D変換され、フレームメモ
リ103に各画素信号を取り込む。色復元手段104
は、前記フレームメモリ103に取り込まれた信号か
ら、各信号を分離し、各R、G、B信号において得られ
ていない画素の信号を隣接画素の信号より補間生成し、
撮像素子すべての画素数のRGB信号を算出し出力す
る。
【0005】ここで、図20は従来の撮像装置における
色復元手段104の構成の一例を示したブロック図であ
り、その動作を説明する。図において、111はフレー
ムメモリ103における信号よりR、G、B信号をそれ
ぞれ分離する分離手段、112は分離された各信号にお
ける得られていない画素信号を隣接画素の信号より補間
生成し、撮像素子すべての画素数のRGB信号を算出し
出力する補間手段である。フレームメモリ103におけ
る信号は分離手段111において各R、G、B信号に分
離され、それぞれを補間手段112へと出力する。分離
手段111により分離されたR、G、B信号は図21
(a)、(b)、(c)に示されるようになり、図中
G、R、Bで示された画素が撮像素子101より得られ
た各信号であり、一方、空白の画素が得られていない画
素信号である。
【0006】補間手段112においての補間方法は、G
信号(図21(a))については、垂直nライン、水平
m番目の画素位置の信号g(以下、画素位置(n,m)
と記す。)を補間するために、上下方向の隣接画素の差
分(|G(n−1,m)−G(n+1,m)|)と左右
方向の隣接画素の差分(|G(n,m−1)−G(n,
m+1)|)を求め、この差分が少ない方向の画素信号
により補間する。例えば、左右方向の隣接画素の差分が
少ない場合は、g(n,m)=(G(n,m−1)+G
(n,m+1))/2として算出し、上下方向の隣接画
素の差分が少ない場合は、g(n,m)=(G(n−
1,m)+G(n+1,m))/2として算出する。
【0007】RおよびB信号(図21(b)および
(c))については、まず水平方向の画素の補間を行
い、次に垂直方向で補間を行う。例えば図21(b)の
Rについては、垂直n−1ライン、n+1ラインでの補
間を行い、画素位置(n−1,m)(n+1,m)の信
号を、 r(n−1,m)=(R(n−1,m−1)+R(n−
1,m+1))/2 r(n+1,m)=(R(n+1,m−1)+R(n+
1,m+1))/2 のように算出し、つぎにnラインの画素を上下(n−1
およびn+1ライン)の画素の補間により各水平画素位
置m−1、m、m+1の信号を求める。Bについても同
様な方法で得られる。
【0008】以上の補間方法により、補間手段112の
出力において、撮像素子すべての画素数のR、G、B信
号を算出することができる。
【0009】次に、単板撮像素子からの信号を撮像素子
の画素数の解像度へ復元した信号から水平垂直方向各2
倍の解像度への向上を行うため、上記補間手段112か
らの出力であるR、G、B信号を解像度変換手段105
へと入力する。
【0010】解像度変換手段105では入力されたR、
G、B信号をそれぞれ水平垂直方向に、それぞれ2倍の
解像度の信号(4倍の画素数の画像)にする。例えば、
撮像素子の画素数が垂直Nライン水平M画素のN×M画
素の場合、色復元手段104からは復元されたN×M画
素のR、G、B信号が出力されており、解像度変換手段
105では垂直2Nライン水平2M画素の2N×2M画
素の解像度の信号として出力する。解像度を変換する
(高解像度化)方法は、色復元手段104の出力におい
て画素位置(n,m)の信号を2N×2M画素の信号で
の画素位置(2n、2m)とし、この画素に隣接する
(2n、2m+1)、(2n+1、2m)、(2n+
1、2m+1)の画素も同一の値とする。図22に各信
号での例を示し、図22(a)では、色復元手段104
の出力において画素位置(n、m)の信号R1を水平垂
直方向各2倍の解像度の信号での画素(2n、2m)、
(2n、2m+1)、(2n+1、2m)、(2n+
1、2m+1)の値としていることを示す。なお、他の
画素位置および信号についても同様にして行う。従っ
て、2N×2M画素の信号の上下左右4画素を、色復元
手段104からのN×M画素の信号での画素位置(n,
m)の値とすることにより、2N×2M画素のR、G、
B各信号を得られる。
【0011】なお、上記の説明では解像度変換手段10
5での高解像度化の方法を上下左右4画素に同一値を入
れて水平垂直方向各2倍の画素にする場合としている
が、色復元手段104からのN×M画素の信号での水平
および垂直方向の隣接画素による補間により生成する場
合も考えられる。
【0012】また、図23は特開平6−178307号
公報に示された上下2画素を混合して読み出す画素混合
方式の単板撮像素子による従来の撮像装置における色復
元手段の他の構成の例を示すブロック図であり、上記の
従来例と同様、撮像素子からの信号を水平走査3ライン
から補間生成するよう構成する場合のブロック図を示し
たものである。同図において、113は撮像素子、11
4はフレームメモリ、115は信号選択回路、116は
色補間回路、117はRGBマトリクスであり、信号選
択回路115からRGBマトリクス117により色復元
手段を構成することとなる。撮像素子113は、図23
に示すように、4つの画素A,B,C,D(以下、各画
素信号に付けられた番号は画素位置を示す)から構成さ
れ、画素混合読み出しにより色信号が生成できるように
A、Bの画素が1ライン毎に交互に配列される。
【0013】次に、図23における動作を説明する。撮
像素子113から画素混合読み出しせずそのまま各画素
信号を読み出しA/D変換した後(図示せず)、フレー
ムメモリ114に各画素信号を取り込む。前記フレーム
メモリ114に取り込まれた信号から、信号選択回路1
15により隣接した垂直3ラインの信号を選択し、色補
間回路116へと送る。色補間回路116では、上記垂
直3ラインの信号から各色信号A、B、C、Dを補間生
成した後、RGBマトリクス回路117によりRGB信
号として出力される。
【0014】ここで、上記色補間回路116では各色信
号を補間生成するのであるが、この補間方法について説
明する。例えば、n2ラインの色信号補間生成では、信
号選択回路115により垂直3ラインn1,n2,n3
の信号が選択されて色補間回路117へと送られてお
り、n2ラインにおいて得られている色信号はC、D画
素であり、A,Bの画素はない。従って、A,Bの画素
については垂直方向でのn1、n3ラインの信号より補
間するのであるが、n1、n3ラインではA,Bの画素
位置が異なるので、水平方向の補間係数を変えることと
なる。いま、補間後の色信号のn2ラインの3番目の画
素(n2,3)に対し、補間前の水平5画素より各色信
号A′、B′、C′、D′を補間生成するとすると、例
えば、C′、D′については、水平方向のみ中心に重み
をつけて補間生成し、 C23′=(C21/2+ C23+C25/2)/2 D23′=(D22+D24)/2 とする。一方、 A′、B′に対しては、 A23′=(A11/4+A13/2+A15/4 )/2+
(A31/4+A33/2+A3 5/4)/2 B23′=(B12/2+ B14/2)/2+(B32/2+
B34/2)/2 なる式から水平画素に重みをつけ補間することができ
る。
【0015】次に、n3ラインの色信号の補間生成で
は、A、Bの画素はn3ラインから補間生成し、C、D
画素についてはn2、n4ラインから補間生成する。つ
まり、画素位置(3、3)において、例えば、 A33′=(A32+A34)/2 B33′=(B31/2+B33+B35/2)/2 C33′=(C21/4+C23/2+C25/4)/2+(C
41/4+C43/2+C45/4)/2 D33′=(D22/2+D24/2)/2+(D42/2+D
44/2)/2 となる。
【0016】以下、A,Bの画素配置がライン毎で入れ
替わることを考慮し、n4ラインでは、画素位置(4、
3)に対し、 A43′=(A31/4+A33/2+A35/4)/2+(A
51/4+A53/2+A55/4)/2 B43′=(B32/2+B34/2)/2+(B52/2+B
54/2)/2 C43′=(C41/2+C43+C45/2)/2 D43′=(D42+D44)/2 n5ラインでは、画素位置(5、3)に対し、 A53′=(A52+A54)/2 B53′=(B52+B54)/2 C53′=(C41/4+C43/2+C45/4)/2+(C
61/4+C62/2+C65/4)/2 D53′=(D42/2+D44/2)/2+(D62/2+D
64/2)/2 となる。以後、上記n2、n3,n4、n5ラインでの
補間方法を順次繰り返すことにより、色信号A′、
B′、C′、D′を生成することとなる。
【0017】そして、上記補間生成されたA、B、C、
D信号はRGBマトリクス回路117によりRGB信号
として出力され、上記図19の解像度変換手段に送られ
て水平垂直方向各2倍の解像度の信号に変換されること
となる。なお、上記では、4つの色信号をA,B,C,
Dとして説明しているが、これは、例えば、Mg(マゼ
ンダ)、G(グリーン)、Cy(シアン)、Ye(イエ
ロー)の4色が考えられ、また、色補間回路117での
補間係数については色信号を補間生成できる係数であれ
ばよい。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】従来の撮像装置は、単
板撮像素子において、撮像素子の画素数の信号を復元し
た後水平垂直方向にそれぞれ2倍の解像度に高解像度化
する際、上下左右4画素に同一の値を入れて4倍の画素
の信号にするように、または、隣接画素との補間により
4倍の画素の信号にするよう構成されており、水平垂直
方向各2倍の解像度の画像におけるエッジ等局所的な領
域での信号の変化を考慮しておらず、そのため、偽色、
偽輪郭が生じるという問題点があり、また、全ての信号
における水平垂直の両方向の解像度の向上について考慮
していないという問題点があった。
【0019】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、斜め方向に半画素ずらして配置
された2枚の撮像素子を備え、第1および第2の撮像素
子により読み出された色信号より各撮像素子に対して撮
像素子の画素数分の解像度の色信号を復元生成する色信
号復元手段と、前記色信号復元手段からの出力である上
記第1および第2の撮像素子からの信号より復元された
各信号により各撮像素子の画素数の水平垂直方向各2倍
の解像度の信号の画素を得る手段と、前記得られた水平
垂直方向各2倍の解像度の信号での所定画素位置におけ
る周辺画素のエッジ成分を判定する第1のエッジ判定手
段を備えるとともに、前記第1のエッジ判定手段からの
信号に基づき、水平垂直方向各2倍の解像度の信号での
所定画素位置の信号を算出することにより、偽色、偽輪
郭の軽減された水平垂直方向各2倍の解像度の高解像度
画像を得ることができ、かつ、水平、垂直方向における
解像度を向上することができる撮像装置を得ることを目
的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】この発明に係る撮像装置
は、斜め方向に半画素ずらして配置された2枚の撮像素
子を備えた撮像装置において、第1および第2の撮像素
子により読み出された色信号より各撮像素子に対して撮
像素子の画素数分の解像度の色信号を復元生成する色信
号復元手段と、前記色信号復元手段からの出力である上
記第1および第2の撮像素子からの信号より復元された
各信号により各撮像素子の画素数の水平垂直方向各2倍
の解像度の信号の画素を得る手段と、前記得られた水平
垂直方向各2倍の解像度の信号での所定画素位置におけ
る周辺画素のエッジ成分を判定する第1のエッジ判定手
段を備えるとともに、前記第1のエッジ判定手段からの
信号に基づき、水平垂直方向各2倍の解像度の信号での
所定画素位置の信号を算出する手段を有するものであ
る。
【0021】また、この発明に係る撮像装置は、前記第
1のエッジ判定手段が、所定の信号での所定画素におけ
る左右の隣接画素の差の絶対値を算出して水平方向のエ
ッジ成分を検出する手段と、上下の画素の差の絶対値を
算出して垂直方向のエッジ成分を検出する手段と、前記
水平方向のエッジ成分を検出する手段と垂直方向エッジ
成分を検出する手段からの出力に基づき、前記所定画素
における水平または垂直方向のエッジ成分を判定するも
のである。
【0022】また、この発明に係る撮像装置は、前記第
1のエッジ判定手段におけるエッジ成分の判定が、上記
水平方向のエッジ成分を検出する手段からの出力または
上記垂直方向のエッジ成分を検出する手段からの出力が
予め定めた値より大きい場合は、上記所定画素の周辺画
素にエッジ成分を検出したとし、さらに、水平方向のエ
ッジ成分を検出する手段からの出力が上記垂直方向のエ
ッジ成分を検出する手段の出力より大きい場合は垂直方
向により相関があり、水平方向エッジ成分を検出する手
段の出力が上記垂直方向エッジ成分を検出する手段出力
より小さい場合は水平方向により相関があると判定する
とともに、上記水平方向エッジ成分を検出する手段およ
び垂直方向エッジ成分を検出する手段の出力がともに予
め定めた値より小さい場合にはエッジ成分を検出しない
と判定するものである。
【0023】また、この発明に係る撮像装置は、上記水
平垂直方向各2倍の解像度の信号での所定画素位置の信
号を算出する手段が、所定画素位置における信号それぞ
れに対し、上下の画素の平均値より信号を算出する垂直
方向算出手段と、左右の画素の平均値より信号を算出す
る水平方向算出手段と、上下左右の隣接画素の平均値よ
り信号を算出する平均値算出手段とを備え、上記第1の
エッジ判定手段の出力に基づき、上記水平方向算出手段
の出力または垂直方向算出手段出力、または、平均値算
出手段からの出力より選択し、上記所定画素での信号を
得て、撮像素子における画素数の水平垂直方向各2倍の
解像度の各信号を得るものである。
【0024】また、この発明に係る撮像装置は、上記水
平垂直方向各2倍の解像度の信号での所定画素位置の信
号を算出する手段が、所定画素位置において上記第1の
エッジ判定手段の出力がエッジ成分を検出しないと判定
した場合は上記平均値算出手段の出力を選択し、垂直方
向に相関があると判定した場合は上記垂直方向算出手段
の出力を選択し、水平方向に相関があると判定した場合
は上記水平方向算出手段の出力を選択するものである。
【0025】また、この発明に係る撮像装置は、上記斜
め方向に半画素ずらして配置された2枚の撮像素子それ
ぞれにおいて、各撮像素子が、垂直2行水平2列の上下
4画素において、第1の色信号に対する分光感度特性を
持つ第1の色フィルタと第2の色信号に対する分光感度
特性を持つ第2の色フィルタとが垂直1行目に配列さ
れ、垂直2行目には上記垂直1行目の第1の色フィルタ
が配列された画素位置と同一の列に第3の色信号に対す
る分光感度特性を持つ第3の色フィルタが配列され、第
2の色フィルタと同一の列に第1の色信号に対する分光
感度特性を持つ第1の色フィルタが配列されており、上
記上下4画素の色フィルタが順次垂直および水平方向に
繰り返し配列された撮像素子であり、各撮像素子からの
色信号に対して撮像素子の画素数分の解像度の色信号を
復元生成する上記色信号復元手段が、上記第1の色フィ
ルタによる第1の色信号の所定画素位置での周辺画素信
号に基づき、所定画素位置におけるエッジ成分を判定す
る第2のエッジ判定手段と、前記第2のエッジ判定手段
の出力に基づき、上記第1、第2、第3の色フィルタに
より読み出された第1、第2および第3の色信号により
第1の色信号における上記所定位置での信号を算出する
第1の算出手段と、上記第2のエッジ判定手段の出力に
基づき、上記第1の算出手段の出力と色フィルタからの
第2および第3の色信号により第2および第3の色信号
を算出する第2の算出手段とを備え、上記撮像素子にお
ける画素数の第1、第2、第3の色信号を得るととも
に、上記第1のエッジ判定手段が、上記第1の色信号に
よる上記水平垂直方向各2倍の解像度の信号の画素を得
る手段から出力される信号に対し、所定画素位置におけ
る周辺画素のエッジ成分を判定するものである。
【0026】また、この発明に係る撮像装置は、上記色
復元手段における第2のエッジ判定手段が、第1の色信
号の所定画素位置における左右の隣接画素の差の絶対値
を算出して水平方向のエッジ成分を検出する水平方向エ
ッジ検出手段と、第1の色信号の所定画素位置における
上下の画素の差の絶対値を算出して垂直方向のエッジ成
分を検出する垂直方向エッジ検出手段と、前記水平方向
エッジ検出手段と垂直方向エッジ検出手段からの出力に
基づき、前記所定画素における水平または垂直方向のエ
ッジ成分を判定する判定手段を備えるとともに、前記判
定手段が、上記水平方向エッジ検出手段からの出力また
は上記垂直方向エッジ検出手段からの出力が予め定めた
値より大きい場合は、上記所定画素の周辺画素にエッジ
成分を検出したとし、さらに、水平方向エッジ検出手段
からの出力が上記垂直方向エッジ検出手段の出力より大
きい場合は垂直方向により相関があり、水平方向エッジ
検出手段からの出力が上記垂直方向エッジ検出手段の出
力より小さい場合は水平方向により相関があると判定す
るとともに、上記水平方向エッジ検出手段および垂直方
向エッジ検出手段からの出力がともに予め定めた値より
小さい場合にはエッジ成分を検出しないと判定するもの
である。
【0027】また、この発明に係る撮像装置は、上記色
復元手段における第1の色信号での所定位置に対する信
号を算出する第1の算出手段が、第2の色信号Bのある
所定画素l行m列B(l、m)の位置において、第1の
色信号A、第2の色信号Bのそれぞれに対し水平方向の
ローパスフィルタを介した値Ahlpf(l、m)、B
hlpf(l、m)を算出し、前記水平方向ローパスフ
ィルタからの出力信号であるAhlpf(l、m)とB
hlpf(l、m)との比と上記画素位置の画素値B
(l、m)により、l行m列の第1の色信号Aにおける
画素値A(l、m)を、A(l、m)=B(l、m)×
{Ahlpf(l、m)/Bhlpf(l、m)}によ
り算出し、第3の色信号Cのある他の画素位置において
も同様に第1の色信号Aにおける画素値を算出する水平
方向信号算出手段と、上記所定画素l行m列B(l、
m)の位置において、第1の色信号A、第2の色信号B
のそれぞれに対し垂直方向のローパスフィルタを介した
値Avlpf(l、m)、Bvlpf(l、m)を算出
し、前記垂直方向ローパスフィルタからの出力信号であ
るAvlpf(l、m)とBvlpf(l、m)との比
と上記画素位置の画素値B(l、m)により、l行m列
の第1の色信号Aにおける画素値A(l、m)を、A
(l、m)=B(l、m)×{Avlpf(l、m)/
Bvlpf(l、m)}により算出し、第3の色信号C
のある他の画素位置においても同様に第1の色信号Aに
おける画素値を算出する垂直方向信号算出手段と、第1
の色信号Aにおける上記所定画素l行m列の位置での上
下左右の隣接画素の平均値よりl行m列の第1の色信号
Aにおける画素値A(l、m)を算出する平均値算出手
段とを備え、上記第2のエッジ判定手段の出力に基づ
き、上記水平方向信号算出手段の出力または垂直方向信
号算出手段出力、または、平均値算出手段からの出力よ
り選択し、上記所定画素l行m列における第1の色信号
Aの画素値A(l、m)を得て、撮像素子における画素
数の第1の色信号を得るものである。
【0028】また、この発明に係る撮像装置は、前記色
復元手段における第1の算出手段が、上記第2のエッジ
判定手段の出力が所定画素l行m列の位置においてエッ
ジ成分を検出しないと判定した場合は上記平均値算出手
段の出力を選択し、垂直方向に相関があると判定した場
合は上記垂直方向信号算出手段の出力を選択し、水平方
向に相関があると判定した場合は上記水平方向信号算出
手段の出力を選択し、撮像素子における画素数の第1の
色信号を得るものである。
【0029】また、この発明に係る撮像装置は、上記色
復元手段における第2の算出手段が、所定画素l行m列
の位置において、上記第1の算出手段からの出力Aに対
し水平方向のローパスフィルタを介した値A1hlpf
(l、m)と垂直方向ローパスフィルタを介した値A1
vlpf(l、m)を算出し、第2の色信号Bに対して
水平方向のローパスフィルタを介した値B1hlpf
(l、m)と第3の色信号Cに対し垂直方向のローパス
フィルタを介した値C1vlpf(l、m)(または、
第2の色信号Bに対して垂直方向のローパスフィルタを
介した値B1vlpf(l、m)と第3の色信号Cに対
して水平方向のローパスフィルタを介した値C1hlp
f(l、m))とを算出し、A1hlpf(l、m)と
B1hlpf(l、m)との比(または、C1hlpf
(l、m)との比)と、A1vlpf(l、m)とC1
vlpf(l、m)との比(または、B1vlpf
(l、m)との比)と、上記第1の算出手段からの出力
Aにおける所定画素l行m列での画素値A(l、m)か
ら、l行m列の第2の色信号Bと第3の色信号Cにおけ
る画素値B(l、m)とC(l、m)を、B(l、m)
=A(l、m)×{B1hlpf(l、m)/A1hl
pf(l、m)}、C(l、m)=A(l、m)×{C
1vlpf(l、m)/A1vlpf(l、m)}(ま
たは、B(l、m)=A(l、m)×{B1vlpf
(l、m)/A1vlpf(l、m)}、C(l、m)
=A(l、m)×{C1hlpf(l、m)/A1hl
pf(l、m)})により算出する信号算出手段を備え
るとともに、上記l行m列の位置とは異なる所定画素x
行y列の位置において、上記第1の算出手段からの出力
Aに対し水平方向のローパスフィルタを介した値A2h
lpf(x、y)、前記信号算出手段からの出力での第
2の色信号Bに対し水平方向のローパスフィルタを介し
た値B2hlpf(x、y)を算出し、A2hlpf
(x、y)とB2hlpf(x、y)の比と上記第1の
算出手段からの出力Aでの画素x行y列での画素値A
(x、y)により、x行y列の位置における第2の色信
号B(x、y)を、B(x、y)=A(x、y)×{B
2hlpf(x、y)/A2hlpf(x、y)}によ
り算出し、第3の色信号Cにおいても同様にC信号を算
出する水平方向信号算出手段と、上記第1の算出手段か
らの出力Aに対し垂直方向のローパスフィルタを介した
値A2vlpf(x、y)、前記信号算出手段からの出
力での第2の色信号Bに対し垂直方向のローパスフィル
タを介した値B2vlpf(x、y)を算出し、A2v
lpf(x、y)とB2vlpf(x、y)の比と上記
第1の算出手段からの出力Aでの画素x行y列での画素
値A(x、y)により、x行y列の位置における第2の
色信号B(x、y)を、B(x、y)=A(x、y)×
{B2vlpf(x、y)/A2vlpf(x、y)}
により算出し、第3の色信号Cにおいても同様にC信号
を算出する垂直方向信号算出手段と、上記信号算出手段
からの出力における第2、第3の色信号での所定画素x
行y列の位置において、斜めに隣接する画素の平均値を
算出する平均値算出手段とを備え、上記第2のエッジ判
定手段の出力に基づき、前記水平方向信号算出手段、垂
直方向信号算出手段、平均値算出手段からのそれぞれの
出力から選択して、上記所定画素x行y列での第2、第
3の色信号を得て、撮像素子における画素数の第2、第
3の色信号を得るものである。
【0030】さらに、この発明に係る撮像装置は、上記
色復元手段における第2の算出手段が、上記第2のエッ
ジ判定手段の出力が所定画素x行y列の位置においてエ
ッジ成分を検出しないと判定した場合は上記平均値算出
手段の出力を選択し、垂直方向に相関があると判定した
場合は上記垂直方向信号算出手段の出力を選択し、水平
方向に相関があると判定した場合は上記水平方向信号算
出手段の出力を選択し、撮像素子における画素数の第
2、第3の色信号を得るものである。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、この発明をその実施の形態
を示す図面に基づいて具体的に説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の一実施形態による撮像
装置の構成の一例を示すブロック図である。図におい
て、1は画素を斜め方向に半画素ずらした撮像素子2枚
分の信号を取り込む撮像素子、2はA/Dコンバータ、
3、4はフレームメモリ、5、6は撮像素子1での1枚
分の撮像素子での総画素数のR、G、B信号を得るよう
色信号の復元を行う第1および第2の色復元手段、7は
上記第1および第2の色復元手段5、6からの信号を多
重して水平垂直方向各2倍の画素数の信号を得る多重手
段である。8は上記多重手段7の出力であるG信号にお
ける所定画素でのエッジ成分を判定するエッジ判定手
段、9は上記多重手段7からの各信号における所定画素
での上下左右隣接画素の平均値を算出する平均値演算手
段、10は多重手段7からの各信号における所定画素で
の左右隣接画素の平均値を演算する水平方向演算手段、
11は多重手段7からの各信号における所定画素での上
下画素の平均値を演算する垂直方向演算手段、12は選
択手段であり、上記エッジ判定手段8からの出力と画素
位置に基づき、平均値演算手段9、水平方向演算手段1
0、垂直方向演算手段11および多重手段7のそれぞれ
の出力より信号を切り換えて選択し、撮像素子での画素
数の水平垂直方向各2倍の画素数の解像度となるR、
G、B信号を出力する。
【0032】ここで、高解像度化のため、上記撮像素子
1においては、画素を斜め方向に半画素ずらした2枚の
撮像素子を配置して信号を取り込む。図2はこの発明の
実施の形態1による画素を斜め方向に半画素ずらした2
枚の撮像素子の配置の一例を示す図であり、データD1
と、データD1に対し斜め左下方向へ半画素ずらしたデ
ータD2によりそれぞれ信号を取り込む。図3ははこの
発明の実施の形態1による各撮像素子の色フィルタの配
列の一例を示す図であり、前記2枚のデータD1、デー
タD2による各撮像素子での色フィルタ配列を示してい
る。色フィルタは原色を用い、各光電変換素子を独立に
呼び出す方式の撮像素子を示している。図3において、
Gは垂直方向2i(i=0、1、2、…)、水平方向2
j(j=0、1、2、…)の画素位置(以下、画素位置
(2i,2j)のように記す。)と、画素位置(2i+
1、2j+1)にあり、G信号を通過させる分光特性を
持った第1の色フィルタ、Rは画素位置(2i、2j+
1)にあり、R信号を通過させる分光特性を持った第2
の色フィルタ、Bは画素位置(2i+1、2j)にあ
り、B信号を通過させる分光特性を持った第3の色フィ
ルタである。図3に示されるように、R、B信号は上下
4画素毎(図中の斜線部)に、G信号は2画素毎に得ら
れることとなり、この上下4画素が垂直水平方向に繰り
返し配列されている。
【0033】次に動作について説明する。撮像素子1に
おいて、図2のように画素を斜め方向に半画素ずらした
2枚の撮像素子からデータD1、データD2となる各画
素信号R、G、Bを読み出し、その出力はそれぞれA/
Dコンバータ2によりA/D変換され、第1および第2
のフレームメモリ3および4に入力される。ここで、第
1のフレームメモリ3には図2におけるデータD1によ
る図3のように配列された撮像素子の信号が入力され、
第2のフレームメモリ4には図2におけるデータD2に
よる図3のように配列された撮像素子の信号が入力され
ている。第1の色復元手段5では、第1のフレームメモ
リ3に入力されたデータD1の信号から各R、G、B信
号を分離して得られていない画素信号を復元し、撮像素
子の画素数の各R、G、B信号R1、G1、B1を出力
し、第2の色復元手段6では、第2のフレームメモリ4
に入力されたデータD2の信号から各R、G、B信号を
分離して得られていない画素信号を復元し、撮像素子の
画素数の各R、G、B信号R2、G2、B2を出力し
て、それぞれの出力は多重手段7へと送る。
【0034】ここで、上記第1および第2の色復元手段
5および6における動作を図4に示す色復元手段の構成
に基づき説明する。図4はこの発明の実施の形態1によ
る撮像装置における色復元手段の構成の一例を示すブロ
ック図であり、図において、20はフレームメモリにお
ける信号をR、G、B信号に分離する分離手段、21は
G信号での所定画素位置でのエッジ成分を判定する第1
のエッジ判定手段、22は分離手段20からの各R、
G、B信号と上記第1のエッジ判定手段21からの出力
に基づきG信号の復元を行うG成分復元手段、23は
R、B信号の復元を行う第1のRB成分復元手段、24
は前記G成分復元手段22からのG信号での所定画素位
置でのエッジ成分を判定する第2のエッジ判定手段、2
5は第2のエッジ判定手段24の出力に応じてRおよび
B信号の復元を行う第2のRB成分復元手段である。
【0035】フレームメモリ3または4における図3に
示された配列の撮像素子による信号は、分離手段20に
おいてそれぞれR、G、B信号に分離され、G信号は第
1のエッジ判定手段21とG成分復元手段22へと送ら
れ、R、B信号はG成分復元手段22および第1のRB
復元手段23へと送られる。第1のエッジ判定手段21
ではG信号における所定画素位置でのエッジ成分を判定
して判定結果をG成分復元手段22へと送り、G成分復
元手段22では上記第1のエッジ判定手段21からの判
定結果の基づき、撮像素子での総画素数のG信号を得る
ようG成分の画素信号の復元を行う。図5はこの発明の
実施の形態1による撮像装置における色復元手段におけ
る第1のエッジ判定手段21とG成分復元手段22の動
作を説明するためのフローチャートであり、第1のエッ
ジ判定手段21とG成分復元手段22での処理動作を図
5に従って説明する。
【0036】いま、撮像素子1におけるG信号は図3に
示すように画素位置(2i、2j)と(2i+1、2j
+1)で得られており、撮像素子の画素数のG信号を得
るために、画素位置(2i、2j+1)と(2i+1、
2j)の画素での信号を求めることとなる。よって、図
5より、G成分復元手段22において画素位置(2i、
2j)と(2i+1、2j+1)での画素はG信号をそ
のまま出力し、画素位置(2i、2j+1)と(2i+
1、2j)では、まず第1のエッジ判定手段21におい
て、左右および上下の画素の差分つまりエッジ成分を検
出する。つまり、上記画素位置での左右の画素の差の絶
対値ΔH、上下の画素の差の絶対値ΔV算出する。例え
ば、画素位置(2i、2j+1)においては、水平方向
差分ΔHは、 ΔH=|G(2i、2j)−G(2i、2j+2)| (1) 垂直方向差分ΔVは、 ΔV=|G(2i−1、2j+1)−G(2i+1、2j+1)| (2) となる。以下、この画素の差の絶対値をエッジ成分と呼
ぶ。
【0037】そして、上記水平方向でのエッジ成分ΔH
および垂直方向エッジ成分ΔVにより、水平垂直方向で
の周辺画素での信号レベルの変化を判定し、その判定結
果を示す信号ed1を第1のエッジ判定手段21より出
力する。第1のエッジ判定手段21での判定は、ΔHと
ΔVの両方が予め定めた値th以下の場合は、周辺画素
での信号レベルの変化がないと判定し、G成分復元手段
22において、周波数の変化を考慮する必要がなく、上
下左右の4画素の平均値を算出しG信号とする。例え
ば、この場合での画素位置(2i、2j+1)における
G信号は、g(2i、2j+1)={G(2i−1、2
j+1)+G(2i+1、2j+1)+G(2i、2
j)+G(2i、2j+2)}/4となる。
【0038】一方、ΔHまたはΔVが予め定めた値th
より大きい場合は、その画素においてエッジ成分がある
と判定し、さらに、ΔH>ΔVの場合は垂直方向に相関
が高いと判定し、ΔH≦ΔVの場合は水平方向に相関が
高いと判定する。そして、ΔH>ΔVで垂直方向に相関
が高いと判定される場合は、G成分復元手段22におい
て、R、G、B信号での垂直方向の画素信号より演算
し、垂直方向に相関を持つG信号を出力する。つまり、
R信号が得られている画素である処理画素位置(2i、
2j+1)においては、G信号の垂直方向のローパスフ
ィルタを介した値Gvlpf、R信号の垂直方向のロー
パスフィルタを介した値Rvlpfを例えば、 Gvlpf={G(2i−3、2j+1)+G(2i−1、2j+1) +G(2i+1、2j+1)+G(2i+3、2j+1)}/4 (3) Rvlpf={R(2i−4、2j+1)+2×R(2i−2、2j+1) +2×R(2i、2j+1)+2×R(2i+2、2j+1) +R(2i+4、2j+1)}/8 (4) として算出し、このGvlpfとRvlpfの比と画素
位置(2i、2j+1)でのR信号より、垂直方向に相
関をもつG信号g(2i、2j+1)を次式 g(2i、2j+1)=R(2i、2j+1)×(Gvlpf/Rvlpf) (5) により算出する。
【0039】また、B信号が得られる画素位置である処
理画素位置(2i+1、2j)でも同様に、G信号の垂
直方向のローパスフィルタを介した値Gvlpf、B信
号の垂直方向のローパスフィルタを介した値Bvlpf
を例えば、 Gvlpf={G(2i−2、2j)+ G(2i、2j) + G(2i+2、2j)+ G(2i+4、2j)}/4 (6) Bvlpf={B(2i−3、2j)+ 2×B(2i−1、2j) +2×B(2i+1、2j)+2×B(2i+3、2j) +R(2i+5、2j)}/8 (7) として算出し、このGvlpfとBvlpfの比と画素
位置(2i+1、2j)でのB信号より、垂直方向に相
関をもつG信号g(2i+1、2j)を次式 g(2i+1、2j)=B(2i+1、2j)×(Gvlpf/Bvlpf) (8) により算出する。
【0040】また、ΔH≦ΔVで水平方向に相関が高い
と判定される場合には、G成分復元手段22において、
水平方向の画素信号より演算し、水平方向に相関を持つ
G信号を出力する。処理画素位置(2i、2j+1)に
おいては、G信号の水平方向のローパスフィルタを介し
た値Ghlpf、R信号の水平方向のローパスフィルタ
を介した値Rhlpfを例えば、 Ghlpf={G(2i、2j)+G(2i、2j−2) +G(2i、2j+2)+G(2i、2j+4)}/4 (9) Rhlpf={R(2i、2j−3)+ 2×R(2i、2j−1) +2×R(2i、2j+1)+ 2×R(2i、2j+3) +R(2i、2j+5)}/8 (10) として算出し、このGhlpfとRhlpfの比と画素
位置(2i、2j+1)でのR信号より、垂直方向に相
関をもつG信号g(2i、2j+1)を次式 g(2i、2j+1)=R(2i、2j+1)×(Ghlpf/Rhlpf) (11) により算出する。
【0041】また、B信号が得られる画素位置である処
理画素位置(2i+1、2j)でも同様に、処理画素位
置(2i+1、2j)でのG信号の水平方向のローパス
フィルタを介した値Ghlpf、B信号の水平方向のロ
ーパスフィルタを介した値Bhlpfを例えば、 Ghlpf={G(2i+1、2j−1)+ G(2i、2j−3) +G(2i、2j+1)+G(2i、2j+3)}/4 (12) Bhlpf={B(2i+1、2j−4)+ 2×B(2i+1、2j−2) + 2×B(2i+1、2j)+ 2×B(2i+1、2j+2) +B(2i+1、2j+4)}/8 (13) として算出し、このGhlpfとBhlpfの比と画素
位置(2i+1、2j)でのB信号より、垂直方向に相
関をもつG信号g(2i+1、2j)を次式 g(2i+1、2j)=B(2i+1、2j)×(Ghlpf/Bhlpf) (14) により算出する。
【0042】なお、上記式(5)、(8)、(11)、
(14)による算出方式は、局所的領域での色の変化が
少ないことを前提としており、つまり、局所的な領域で
の各色信号の比はほぼ等しいことにより、水平方向また
は垂直方向における局所的な領域での各色信号の比は
R、G、Bの水平方向または垂直方向のローパスフィル
タを介した値の比で与えられる。また、上記式(5)〜
(14)は各水平方向ローパスフィルタおよび垂直方向
ローパスフィルタ出力の算出例であり、フィルタのタッ
プ数および係数は上記に限るものではなく、他のタップ
数および係数でもよい。
【0043】したがって、G成分復元手段22からは画
素位置(2i、2j)、(2i、2j+1)、(2i+
1、2j)、(2i+1、2j+1)それぞれの画素で
のG信号が出力され、つまり、撮像素子の画素数分の解
像度のG信号を得られる。このG成分復元手段22から
の出力は次に、第1のRB成分復元手段23と第2のエ
ッジ判定手段24へと送られる。
【0044】次に、第1のRB成分復元手段23では、
R、B信号の画素位置(2i、2j)、(2i+1、2
j+1)でのR、B信号の生成を行い、その出力を第2
のRB復元手段25へと送り、第2のエッジ判定手段2
4においては、上記G成分復元手段22から出力された
G信号により画素位置(2i、2j+1)および(2i
+1、2j)の画素での左右および上下の画素の差分つ
まりエッジ成分を検出する。第2のRB成分復元手段2
5では、第2のエッジ判定手段24の出力に基づき、R
信号での画素位置(2i+1、2j)、B信号での画素
位置(2i、2j+1)でのそれぞれの画素を復元生成
する。図6は前記第1のRB成分復元手段23、第2の
エッジ判定手段24および第2のRB成分復元手段25
における動作を示すフローチャートであり、第1および
第2のRB成分復元手段23、25と第2のエッジ判定
手段24での処理動作を図6に従って説明する。
【0045】いま、図3に示すように、撮像素子におけ
るR信号は画素位置(2i、2j+1)で得られ、B信
号は(2i+1、2j)で得られており、撮像素子の画
素数のR、B信号を得るために、Rについては画素位置
(2i、2j)、(2i+l、2j)と(2i+1、2
j+1)の画素での信号を求めることとなり、Bについ
ては画素位置(2i、2j)、(2i、2j+1)と
(2i+1、2j+1)の画素での信号を求めることと
なる。図7(a)、(b)はR、B信号の算出を説明す
るための各画素のR、Bを示す図であり、図中Rおよび
Bが撮像素子により得られている画素信号を示してい
る。図6により、第1および第2のRB成分復元手段2
3、25において、R信号での画素位置(2i、2j+
1)、B信号での画素信号(2i+1、2j)における
画素はそのままの信号を出力する。次に、画素位置(2
i、2j)と(2i+1、2j+1)の場合、R、B信
号ともに左右または上下のどちらかの方向の画素が得ら
れており、また、G信号はG成分復元手段22により全
画素復元されている。よって、第1のRB成分復元手段
23には分離手段20からのR、B信号とG成分復元手
段22からの全画素の信号が復元されたG信号が入力さ
れ、上下または左右方向の画素より演算して上記画素
(2i、2j)と(2i+1、2j+1)のR、B信号
を得る。つまり、図7でのr1およびb1(画素位置
(2i、2j))、r2およびb2(画素位置(2i+
1、2j+1))での画素を、G、RおよびB信号にお
ける処理画素の上下または左右方向の画素により算出す
る。
【0046】R信号でのr1で示す画素位置(2i、2
j)の場合は、画素位置(2i、2j)においてG、R
信号に対して水平方向のローパスフィルタを介した値G
1hlpf、R1hlpfを例えば、 G1hlpf=(g(2i、2j−1)+g(2i、2j+1))/2 (15) R1hlpf=(R(2i、2j−1)+R(2i、2j+1))/2 (16) により算出し、このG1hlpfとR1hlpfの比と
画素G(2i、2j)により、画素位置(2i、2j)
でのR信号r(2i、2j)を次式により算出する。 r(2i、2j)= G(2i、2j)×(R1hlpf/G1hlpf) =G(2i、2j)×(R(2i、2j−1)+R(2i、2j+1)) (g(2i、2j−1)+g(2i、2j+1)) (17)
【0047】同様に、B信号におけるb1の位置につい
ては、画素位置(2i、2j)において、G、B信号に
対して垂直方向のローパスフィルタを介した値G1vl
pf、B1vlpfを例えば、 G1vlpf=(g(2i−1、2j)+g(2i+1、2j))/2 (18) B1vlpf=(B(2i−1、2j)+B(2i+1、2j))/2 (19) により算出し、このG1vlpfとB1vlpfの比と
画素G(2i、2j)により、画素位置(2i、2j)
でのB信号b(2i、2j)を次式により算出する。 b(2i、2j)= G(2i、2j)×(B1vlpf/G1vlpf) =G(2i、2j)×(B(2i−1、2j)+B(2i+1、2j)) /(g(2i−1、2j)+g(2i+1、2j)) (20)
【0048】また、r2で示す画素位置(2i+1、2
j+1)の場合についても同様に、画素位置(2i+
1、2j+1)において、G、R信号に対して垂直方向
のローパスフィルタを介した値G1vlpf、R1vl
pfを例えば、 G1vlpf=(g(2i、2j+1)+g(2i+2、2j+1))/2 (21) R1vlpf=(R(2i、2j+1)+R(2i+2、2j+1))/2 (22) により算出し、このG1vlpfとR1vlpfの比と
画素G(2i+1、2j+1)により、画素位置(2i
+1、2j+1)でのR信号r(2i+1、2j+1)
を次式により算出する。 r(2i+1、2j+1)=G(2i+1、2j+1)×(R1vlpf/G1 vlpf) =G(2i+1、2j+1)×(R(2i、2j+1)+R(2i+2、 2j+1)) /(g(2i、2j+1)+g(2i+2、2j+1)) (23)
【0049】同様に、B信号でのb2で示す画素位置
(2i+1、2j+1)において、G、B信号に対して
水平方向のローパスフィルタを介した値G1hlpf、
B1hlpfを例えば、 G1hlpf=(g(2i+1、2j)+g(2i+1、2j+2))/2 (24) B1hlpf=(B(2i+1、2j)+B(2i+1、2j+2))/2 (25) により算出し、このG1hlpfとB1hlpfの比と
画素G(2i+1、2j+1)により、画素位置(2i
+1、2j+1)でのB信号b(2i+1、2j+1)
を次式により算出する。 b(2i+1、2j+1)=G(2i+1、2j+1)×(B1hlpf/G1 hlpf) =G(2i+1、2j+1)×(B(2i+1、2j)+B(2i+1、2 j+2)) /(g(2i+1、2j)+g(2i+1、2j+2)) (26)
【0050】なお、上記式(17)、(20)、(2
3)、(26)は上記Gでの復元方法と同様局所的領域
での色信号の変化が少ないことを前提としており、つま
り、各信号の比は局所的な領域ではほぼ等しいというこ
とによる。また、式(15)〜(26)におけるG1h
lpf、G1vlpf、R1hlpf、R1vlpf、
B1hlpf、B1vlpfの算出式は、水平および垂
直方向のローパスフィルタ出力の算出例であり、フィル
タのタップ数および係数は上記に限るものではなく、他
のタップ数および係数であってもよい。
【0051】次に、残りのR信号における画素位置(2
i+1、2j)とBにおける画素位置(2i、2j+
1)での信号(図7でのr3およびb3)については、
まず、第2のエッジ判定手段24において、G信号にお
ける前記画素での左右および上下の画素の差分つまりエ
ッジ成分を検出する。つまり、G成分復元手段22から
のG信号に対し、上記画素位置での左右の画素の差の絶
対値ΔH、上下の画素の差の絶対値ΔV算出する。例え
ば、画素位置(2i+1、2j)においては、水平方向
差分ΔHは、 ΔH=|G(2i+1、2j−1)−G(2i+1、2
j+1)| 垂直方向差分ΔVは、 ΔV=| G(2i、2j)−G(2i+2、2j)| となる。
【0052】そして、上記水平方向でのエッジ成分ΔH
および垂直方向エッジ成分ΔVにより、水平垂直方向で
の周辺画素での信号レベルの変化を判定し、その判定結
果を示す信号を第2のRB成分復元手段25へと出力す
るのであるが、ここで、R信号における画素位置(2i
+1、2j)に対しては画素位置(2i+1、2j)で
のエッジ成分を判定した結果edrを送り、B信号にお
ける画素位置(2i、2j+1)に対しては画素位置
(2i、2j+1)でのエッジ成分を判定した結果ed
bを送ることになる。判定結果edrおよびedbにお
いて、ΔHとΔVの両方が予め定めた値th以下の場合
は周辺画素での信号レベルの変化がないと判定し、第2
のRB成分復元手段25において、周波数の変化を考慮
する必要がなく、斜め方向に隣接する4画素の平均値を
算出しRまたはB信号とする。つまり、R信号での画素
位置(2i+1、2j)(図7(a)でのr3)につい
ては r(2i+1、2j)=( R(2i、2j−1)+R
(2i、2j+1)+R(2i+2、2j−1)+R
(2i+2、2j+1)}/4 B信号での画素位置(2i、2j+1)(図7(b)で
のb3)については b(2i、2j+1)={ B(2i−1、2j)+B
(2i−1、2j+2)+B(2i+1、2j)+B
(2i+1、2j+2)}/4 として算出する。
【0053】一方、ΔHまたはΔVが予め定めた値th
より大きい場合は、その画素においてエッジ成分がある
と判定し、さらに、ΔH>ΔVの場合は垂直方向に相関
が高いと判定し、ΔH≦ΔVの場合は水平方向に相関が
高いと判定する。そして、ΔH>ΔVで垂直方向に相関
が高いと判定される場合は、第2のRB成分復元手段2
5において、R、G、B信号での上下方向の画素より演
算し、垂直方向に相関を持つ信号を出力する。R信号で
のr3で示す画素位置(2i+1,2j)においては、
垂直方向のローパスフィルタを介した値R2vlpf、
G2vlpfを例えば、 R2vlpf=(r(2i、2j)+r(2i+2、2j))/2 (27) G2vlpf=(G(2i、2j)+G(2i+2、2j))/2 (28) により算出し、このR2vlpfとG2vlpfの比と
画素g(2i+1、2j)により、次式の演算で垂直方
向に相関を持つRの画素値r(2i+1,2j)を算出
する。 r(2i+1、2j)=g(2i+1、2j)×(R2vlpf/G2vlpf ) =g(2i+1、2j)×( r(2i、2j)+r(2i+2、2j)) /(G(2i、2j)+G(2i+2、2j)) (29)
【0054】また、B信号でのb3で示す画素位置にお
いても同様に、画素位置(2i,2j+1)において、
垂直方向のローパスフィルタを介した値B2vlpf、
G3vlpfを例えば、 B2vlpf=(b(2i−1、2j+1)+b(2i+1、2j+1))/2 (30) G3vlpf=(G(2i−1、2j+1)+G(2i+1、2j+1))/2 (31) により算出し、このB2vlpfとG3vlpfの比と
画素g(2i、2j+1)により、次式の演算で垂直方
向に相関を持つ画素値b(2i,2j+1)を算出す
る。 b(2i、2j+1)=g(2i、2j+1)×(B2vlpf/G3vlpf ) =g(2i、2j+1)×(b(2i−1、2j+1)+b(2i+1、2 j+1))/( G(2i−1、2j+1)+G(2i+1、2j+1)) (32)
【0055】また、ΔH≦ΔVで水平方向に相関が高い
と判定される場合には、第2のRB成分復元手段25に
おいて、R、G、B信号での左右方向の画素信号より演
算し、水平方向に相関を持つ信号を出力する。R信号で
のr3で示す画素位置(2i+1,2j)においては、
水平方向のローパスフィルタを介した値R2hlpf、
G2hlpfを例えば、 R2hlpf=(r(2i+1、2j−1)+r(2i+1、2j+1))/2 (33) G2hlpf=(G(2i+1、2j−1)+G(2i+1、2j+1))/2 (34) により算出し、このR2hlpfとG2hlpfの比と
画素g(2i+1、2j)により、次式の演算で水平方
向に相関を持つRの画素値r(2i+1,2j)を算出
する。 r(2i+1、2j)=g(2i+1、2j)×(R2hlpf/G2hlpf ) =g(2i+1、2j)×(r(2i+1、2j−1)+r(2i+1、2 j+1))/( G(2i+1、2j−1)+G(2i+1、2j+1)) (35)
【0056】B信号でのb3で示す画素位置においても
同様に、画素位置(2i,2j+1)において、水平方
向のローパスフィルタを介した値B2hlpf、G3h
lpfを例えば、 B2hlpf=(b(2i、2j)+b(2i、2j+2))/2 (36) G3hlpf=(G(2i、2j)+G(2i、2j+2))/2 (37) により算出し、このB2hlpfとG3hlpfの比と
画素g(2i、2j+1)により、次式の演算で水平方
向に相関を持つ画素値b(2i,2j+1)を算出す
る。 b(2i、2j+1)=g(2i、2j+1)×(B2hlpf/G3hlpf ) =g(2i、2j+1)×(b(2i、2j)+b(2i、2j+2)) /(G(2i、2j)+G(2i、2j+2)) (38)
【0057】なお、上記式(29)、(32)、(3
5)、(38)は上記Gでの復元方法と同様局所的領域
での色信号の変化が少ないことを前提としており、つま
り、各信号の比は局所的な領域ではほぼ等しいというこ
とによる。また、式(27)〜(38)におけるG2h
lpf、G2vlpf、G3hlpf、G3vlpf、
R2hlpf、R2vlpf、B2hlpf、B2vl
pfの算出式は、水平および垂直方向のローパスフィル
タ出力の算出例であり、フィルタのタップ数および係数
は上記に限るものではなく、他のタップ数および係数で
あってもよい。
【0058】以上より、第2のRB成分復元手段25か
らは画素位置(2i、2j)、(2i、2j+1)、
(2i+1、2j)、(2i+1、2j+1)それぞれ
の画素でのRおよびB信号が出力され、つまり、撮像素
子の画素数分の解像度のR、B信号を得られるとにな
る。G信号は上記G成分復元手段22においてすでに撮
像素子の画素数分の解像度の信号を得ており、したがっ
て、G成分を用い水平垂直方向のエッジ成分を判定して
局所的な領域での空間周波数の変化を判定し、その判定
結果に基づき各色信号の生成を切り換えるともに、エッ
ジ成分が所定値を越える場合の信号の算出において、局
所的な領域での色信号の比により算出を行い、エッジ成
分が所定値以下では周辺画素の平均値で求めることで、
第1および第2の色復元手段5および6の出力において
撮像素子の画素数分の解像度のR、G、B信号が得られ
る。
【0059】次に、上述の方法により第1の色復元手段
5において復元された撮像素子の画素数分の信号R1、
G1、B1は多重手段7へと送られ、第2の色復元手段
6において復元された撮像素子の画素数分の信号R2、
G2、B2も多重手段7へと送られる。多重手段7にお
いては、第1の色復元手段5からのR1、G1、B1信
号と第2の色復元手段6からのR2、G2、B2信号に
より、水平垂直方向各2倍の解像度の信号になるようそ
れぞれの信号を合成多重する。つまり、各信号は図2に
示す斜め方向に半画素ずらしたデータD1とD2により
復元された信号であるので、上記R1、G1、B1とR
2、G2、B2は各撮像素子での画素数の水平垂直方向
各2倍の解像度の信号において、図8に示されるような
配置となる。つまり、水平垂直方向各2倍の解像度の各
信号において、垂直2x行水平2y+1列の画素位置
(2x、2y+1)(x、yは整数)にR1、G1、B
1が位置し、画素位置(2x+1、2y)にR2、G
2、B2が位置しており、図8においてD1はR1また
はG1またはB1の位置を示し、D2はR2またはG2
またはB2の位置を示している。したがって、多重手段
7からは図9から図11に示されるような配置となる画
素数が水平垂直方向各2倍の解像度の信号が出力される
こととなる。
【0060】次に、多重手段7の出力であるR、G、B
各信号(図9〜図11)は、平均値演算手段9、水平方
向演算手段10、垂直方向演算手段11に送られ、G信
号はエッジ判定手段8へも入力される。ここで、図9〜
図11おいて示されるように、各信号において画素位置
(2x、2y)、(2x+1、2y+1)の画素は得ら
れておらず、したがって、これらの画素での信号を上記
平均値演算手段9、水平方向演算手段10、垂直方向演
算手段11で算出することとなる。そして、平均値演算
手段9、水平方向演算手段10、垂直方向演算手段11
による出力は選択手段12へと送られ、エッジ判定手段
8ではG信号における画素位置(2x、2y)、(2x
+1、2y+1)での周辺画素のエッジ成分を判定し、
判定結果を選択手段12へと出力する。
【0061】図12はこの発明の実施の形態1による撮
像装置における高解像度化の動作を説明するためのフロ
ーチャートであり、前記エッジ判定手段8、平均値演算
手段9、水平方向演算手段10、垂直方向演算手段11
および選択手段12での動作を示すものである。この図
12に従い説明する。
【0062】図9〜図11で示す各画素信号が得られて
いる画素位置(2x、2y+1)、(2x+1、2y)
については選択手段12においてそのままの信号を出力
する。画素位置(2x、2y)、(2x+1、2y+
1)については、まずエッジ判定手段8において、G信
号の上記画素位置での左右および上下の画素より水平お
よび垂直方向の差分(つまりエッジ成分)を検出する。
つまり、多重手段7からのG信号に対し、上記画素位置
での左右の画素の差の絶対値ΔHg、上下の画素の差の
絶対値ΔVg算出する。例えば、画素位置(2x、2
y)においては、水平方向差分ΔHgは、 ΔHg=|G(2x、2y−1)−G(2x、2y+
1)| 垂直方向差分ΔVgは、 ΔVg=|G(2x−1、2y)−G(2x+1、2
y)| となる。
【0063】そして、上記水平方向差分ΔHgおよび垂
直方向差分ΔVgにより、水平垂直方向での周辺画素で
のエッジを判定し、その判定結果を示す信号edを選択
手段12へと出力する。判定結果edにおいて、ΔHg
とΔVgの両方が予め定めた値thg以下の場合は周辺
画素での信号レベルの変化がないと判定し、選択手段1
2において平均値演算手段9からの信号を選択する。平
均値演算手段9では、各信号において画素位置(2x、
2y)、(2x+1、2y+1)での上下左右の4画素
の平均値を演算しており、例えば画素位置(2x、2
y)の場合は次式によりR、G、B各信号の値Ra、G
a、Baを演算して、選択手段12へと出力している。 Ra(2x、2y)={R(2x−1、2y)+R(2
x+1、2y)+R(2x、2y−1)+R(2x、2
y+1)}/4 Ga(2x、2y)={G(2x−1、2y)+G(2
x+1、2y)+G(2x、2y−1)+G(2x、2
y+1)}/4 Ba(2x、2y)={B(2x−1、2y)+B(2
x+1、2y)+B(2x、2y−1)+B(2x、2
y+1)}/4
【0064】一方、ΔHgまたはΔVgが予め定めた値
thgより大きい場合は、その画素においてエッジ成分
があると判定し、さらに、ΔHg>ΔVgの場合は水平
方向にエッジ成分があり、垂直方向に相関が高いと判定
し、ΔHg≦ΔVgの場合は垂直方向にエッジ成分があ
り、水平方向に相関が高いと判定する。そして、ΔHg
>ΔVgで垂直方向に相関が高いと判定される場合は、
選択手段12において垂直方向演算手段11からの信号
を選択する。垂直方向演算手段11では各信号において
画素位置(2x、2y)、(2x+1、2y+1)での
上下方向の画素の平均値を演算し、垂直方向に相関を持
つ信号を出力する。例えば、画素位置(2x、2y)の
場合は次式によりR、G、B各信号の値Rv、Gv、B
vを演算して、選択手段12へと出力している。 Rv(2x、2y)={R(2x−1、2y)+R(2
x+1、2y)}/2 Gv(2x、2y)={G(2x−1、2y)+G(2
x+1、2y)}/2 Bv(2x、2y)={B(2x−1、2y)+B(2
x+1、2y)}/2
【0065】また、ΔHg≦ΔVgで水平方向に相関が
高いと判定される場合には、選択手段12において水平
方向演算手段10からの信号を選択する。水平方向演算
手段10では各信号において画素位置(2x、2y)、
(2x+1、2y+1)での左右方向の画素の平均値を
演算し、水平方向に相関を持つ信号を出力する。例え
ば、画素位置(2x、2y)の場合は次式によりR、
G、B各信号の値Rh、Gh、Bhを演算して、選択手
段12へと出力している。 Rh(2x、2y)={R(2x、2y−1)+R(2
x、2y+1)}/2 Gh(2x、2y)={G(2x、2y−1)+G(2
x、2y+1)}/2 Bh(2x、2y)={B(2x、2y−1)+B(2
x、2y+1)}/2
【0066】以上より、選択手段12からは画素位置
(2x、2y)、(2x、2y+1)、(2x+1、2
y)、(2x+1、2y+1)それぞれの画素でのR、
G、B信号が出力され、つまり、撮像素子の画素数の水
平垂直方向各2倍の解像度のR、G、B信号を得られる
ことになり、したがって、G信号を用い水平垂直方向の
エッジ成分を判定し、その判定結果に基づき各色信号の
生成を切り換えるともに、エッジ成分が所定値を越える
場合の信号の算出において、エッジ成分が少ない方向で
の画素より算出を行い、エッジ成分が所定値以下では周
辺画素の平均値で求めることで、水平垂直方向各2倍の
解像度の画像における偽色、偽輪郭が軽減され、また、
全ての信号における水平垂直の両方向の解像度が向上す
ることになる。
【0067】図13はこの発明の実施の形態1による撮
像装置と従来の装置により処理したシミュレーション画
像での垂直方向の解像度での偽色レベルを示す図であ
り、詳しくは、発明者らによる画像シミュレーションに
おいて、ゾーンプレートを上述図1の構成により処理し
た場合の垂直方向で発生する偽色レベル(color−
alias level、縦軸)と解像度(横軸)との
関係を示している。上記従来技術による処理後の偽色レ
ベルを破線で示し、図1による実施の形態1による処理
後の偽色レベルを実線で示している。従来の技術による
処理では多くの偽色が発生しているが、実施の形態1に
よる処理では偽色の発生が抑圧されている。各処理でこ
の垂直方向の偽色信号のレベルを積分して比較すると、
約21.5dBの抑圧効果がある。
【0068】なお、上記実施の形態1において、第1の
色復元手段5および第2の色復元手段6における色復元
手段の構成を図4に示す構成の場合について説明した
が、他の周辺画素からの補間による復元方法であって
も、斜めに半画素ずらした2枚の撮像素子により得た信
号よりそれぞれ撮像素子の画素数分のR、G、B信号を
復元して、この画素ずらしによる2枚分の復元画像より
上述図1による方法で水平垂直方向各2倍の解像度の画
像を得るのであれば、上記実施の形態1と同様の効果を
奏する。
【0069】また、上記実施の形態1では、撮像素子1
における画素ずらしによる2枚の撮像素子の色フィルタ
の配列を図3に示す原色の色フィルタであり、各光電変
換素子を独立に呼び出す方式の撮像素子として説明して
いるが、撮像素子は画素混合方式の撮像素子であっても
よく、色フィルタの分光特性はR、G、Bに限るもので
はなく、また、色フィルタの配列も他の場合でもよく、
斜めに半画素ずらした2枚の撮像素子により得たデータ
より撮像素子の画素数の信号を復元してRGBの色信号
を再生でき、この画素ずらしによる2枚分の復元した信
号より上述図1による方法で水平垂直方向各2倍の解像
度の信号を得られるのであれば、上記と同様の効果を奏
する。
【0070】例えば、図14に示すように、画素位置
(2i,2j)と画素位置(2i+1、2j+1)(i
=0、1、2、…、j=0、1、2、…)に第1の色信
号Aを通過させる分光特性を持った第1の色フィルタ
を、画素位置(2i、2j+1)に第2の色信号Bを通
過させる分光特性を持った第2の色フィルタを、画素位
置(2i+1、2j)に第3の色信号Cを通過させる分
光特性を持った第3の色フィルタを配列し、色復元手段
5、6において撮像素子の画素数分の各色信号A、B、
Cを復元した後RGBの色信号を再生できればよい。ま
た、図15に示されるように、画素位置(2i,2j+
1)と画素位置(2i+1、2j)(i=0、1、2、
…、j=0、1、2、…)に第1の色フィルタを、画素
位置(2i、2j)に第2の色フィルタを、画素位置
(2i+1、2j+1)に第3の色フィルタを配列した
場合(図15中の斜線部分)でも同様の効果を奏する。
【0071】また、上記実施の形態1では、撮像素子1
における画素ずらしによる2枚の撮像素子の配置を図2
に示すように配置して説明しているが、斜め方向に半画
素ずらすのであれば図16のような配置であっても上記
実施の形態1により高解像度の画像を得られ、同様の効
果を奏する。
【0072】なお、上記実施の形態1では、ハードウェ
アにより図1、図4の構成の処理を行う場合について説
明しているが、撮像装置におけるソフトウェアにより同
様の処理を行うことができることは言うまでもなく、上
記実施の形態1と同様の効果を奏する。
【0073】実施の形態2.実施の形態1の図4で示し
た色復元手段5または6において、第1のエッジ判定手
段21においてG信号における画素位置(2i、2j+
1)および(2i+1、2j)での上下左右でのエッジ
成分を判定し、第2のエッジ判定手段24においては、
R信号の復元に対してG信号における画素位置(2i+
1、2j)でのエッジ成分を、B信号の復元に対してG
信号における画素位置(2i、2j+1)でのエッジ成
分を判定するよう構成したが、どちらも画素位置(2
i、2j+1)、(2i+1、2j)での左右および上
下の画素のエッジ成分を検出しており、これらの画素位
置での上下左右の画素信号は撮像素子より得られた信号
であるため、同一のエッジ成分を求めることとなる。よ
って、図17に示すように、色復元手段5または6の構
成を、1つのG成分エッジ判定手段によりG信号におけ
る画素位置(2i、2j+1)および(2i+1、2
j)でのエッジ成分を判定するような構成とすることも
できる。
【0074】図17において、20、22〜23および
25は上記実施の形態1での撮像装置における色復元手
段5および6におけるものと同一のものであり、41は
G成分エッジ判定手段である。
【0075】次に動作を説明する。フレームメモリ3ま
たは4からの信号を分離手段20により各R、G、B信
号に分離し、G成分復元手段22、第1のRB復元手段
23および第2のRB復元手段25で撮像素子の画素数
の各信号を生成し復元する動作は上記実施の形態1と同
一であるのでその詳細な説明は省略する。
【0076】G成分エッジ判定手段41には分離手段2
0におけるG信号が入力され、画素位置(2i、2j+
1)、(2i+1、2j)(図3中のRおよびBで示す
画素位置)での左右および上下の画素の差分つまりエッ
ジ成分を検出する。つまり、上記画素位置での左右の画
素の差の絶対値ΔH2、上下の画素の差の絶対値ΔV2
を算出する。例えば、画素位置(2i、2j+1)にお
いては、 ΔH2=|G(2i、2j)−G(2i、2j+2)| ΔV2=|G(2i−1、2j+1)−G(2i+1、
2j+1)| として算出する。
【0077】そして、上記水平方向でのエッジ成分ΔH
2および垂直方向エッジ成分ΔV2により、水平垂直方
向での周辺画素での信号レベルの変化を判定し、入力さ
れるG信号の各画素位置に応じて、その判定結果を示す
信号ed1をG成分復元手段22へ、edr、edbを
第2のRB成分復元手段25へと出力する。各判定信号
は、ΔH2とΔV2の両方が予め定めた値以下の場合
は、周辺画素での信号レベルの変化がないと判定する。
一方、ΔH2またはΔV2が予め定めた値より大きい場
合は、その画素においてエッジ成分があると判定し、さ
らに、ΔH2>ΔV2の場合は垂直方向に相関が高いと
判定し、ΔH2≦ΔV2の場合は水平方向に相関が高い
と判定する。ここで、G成分復元手段22においては、
画素位置(2i、2j+1)と(2i+1、2j)での
画素を復元するため、両画素位置において上記エッジ判
定結果ed1を出力することになる。
【0078】一方、第2のRB成分復元手段25におい
ては、R信号の画素位置(2i+1,2j)の復元を行
い、B信号の画素位置(2i、2j+1)の復元を行
う。よって、画素位置(2i+1、2j)において上記
エッジ成分を判定した結果をedrとして、第2のRB
成分復元手段25におけるR信号での処理画素位置にタ
イミングを合わせて出力する。また、画素位置(2i、
2j+1)において上記エッジ成分を判定した結果をe
dbとして、第2のRB成分復元手段25におけるB信
号での処理画素位置にタイミングを合わせて出力する。
【0079】よって、G成分エッジ判定手段41におい
て、上記G成分復元手段22および第2のRB成分復元
手段25におけるG、R、B信号を復元する画素位置に
対応するG信号でのエッジ成分の判定結果を出力される
こととなる。
【0080】なお、上記実施の形態2では、画素位置
(2i、2j)、(2i+1、2j+1)にG信号が、
画素位置(2i、2j+1)にR信号が、画素位置(2
i+1、2j+1)にB信号が撮像素子より得られる場
合について説明したが、上記実施の形態1同様、画素位
置(2i、2j+1)、(2i+1、2j)にG信号
が、画素位置(2i、2j)にR信号が、画素位置(2
i+1、2j+1)にB信号が配列されていてもよく、
また、色信号はRGBに限ることはない。
【0081】また、上記実施の形態1と同様、実施の形
態2においても、図17の構成の処理を撮像装置におけ
るソフトウェアにより同様の処理を行うことができるこ
とは言うまでもなく、上記実施の形態2と同様の効果を
奏する。
【0082】
【発明の効果】以上のように、この発明による撮像装置
によれば、斜め方向に半画素ずらして配置された2枚の
撮像素子を備えた撮像装置において、第1および第2の
撮像素子により読み出された色信号より各撮像素子に対
して撮像素子の画素数分の解像度の色信号を復元生成す
る色信号復元手段と、前記色信号復元手段からの出力で
ある上記第1および第2の撮像素子からの信号より復元
された各信号により各撮像素子の画素数の水平垂直方向
各2倍の解像度の信号の画素を得る手段と、前記得られ
た水平垂直方向各2倍の解像度の信号での所定画素位置
における周辺画素のエッジ成分を判定する第1のエッジ
判定手段を備えるとともに、前記第1のエッジ判定手段
からの信号に基づき、水平垂直方向各2倍の解像度の色
信号での所定画素位置の信号を算出する手段を有するこ
とにより、偽色、偽輪郭の軽減された水平垂直方向各2
倍の解像度の高解像度画像を得ることができ、かつ、水
平、垂直方向における解像度を向上することができる。
【0083】また、この発明による撮像装置によれば、
前記第1のエッジ判定手段が、所定の色信号での所定画
素における左右の隣接画素の差の絶対値を算出して水平
方向のエッジ成分を検出する手段と、上下の画素の差の
絶対値を算出して垂直方向のエッジ成分を検出する手段
と、前記水平方向のエッジ成分を検出する手段と垂直方
向エッジ成分を検出する手段からの出力に基づき、前記
所定画素における水平または垂直方向のエッジ成分を判
定することにより、偽色、偽輪郭の軽減された水平垂直
方向各2倍の解像度の高解像度画像を得ることができ、
かつ、水平、垂直方向における解像度を向上することが
できる。
【0084】また、この発明による撮像装置よれば、前
記第1のエッジ判定手段におけるエッジ成分の判定が、
上記水平方向のエッジ成分を検出する手段からの出力ま
たは上記垂直方向のエッジ成分を検出する手段からの出
力が予め定めた値より大きい場合は、上記所定画素の周
辺画素にエッジ成分を検出したとし、さらに、水平方向
のエッジ成分を検出する手段からの出力が上記垂直方向
のエッジ成分を検出する手段の出力より大きい場合は垂
直方向により相関があり、水平方向エッジ成分を検出す
る手段の出力が上記垂直方向エッジ成分を検出する手段
出力より小さい場合は水平方向により相関があると判定
するとともに、上記水平方向エッジ成分を検出する手段
および垂直方向エッジ成分を検出する手段の出力がとも
に予め定めた値より小さい場合にはエッジ成分を検出し
ないと判定することにより、偽色、偽輪郭の軽減された
水平垂直方向各2倍の解像度の高解像度画像を得ること
ができ、かつ、水平、垂直方向における解像度を向上す
ることができる。
【0085】また、この発明による撮像装置よれば、上
記水平垂直方向各2倍の解像度の信号での所定画素位置
の信号を算出する手段が、所定画素位置における色信号
それぞれに対し、上下の画素の平均値より信号を算出す
る垂直方向算出手段と、左右の画素の平均値より信号を
算出する水平方向算出手段と、上下左右の隣接画素の平
均値より信号を算出する平均値算出手段とを備え、上記
第1のエッジ判定手段の出力に基づき、上記水平方向算
出手段の出力または垂直方向算出手段出力、または平均
値算出手段からの出力より選択し、上記所定画素での信
号を得て、撮像素子における画素数の水平垂直方向各2
倍の解像度の各色信号を得ることにより、偽色、偽輪郭
の軽減された水平垂直方向各2倍の解像度の高解像度画
像を得ることができ、かつ、水平、垂直方向における解
像度を向上することができる。
【0086】また、この発明による撮像装置によれば、
上記水平垂直方向各2倍の解像度の信号での所定画素位
置の信号を算出する手段が、所定画素位置において上記
第1のエッジ判定手段の出力がエッジ成分を検出しない
と判定した場合は上記平均値算出手段の出力を選択し、
垂直方向に相関があると判定した場合は上記垂直方向算
出手段の出力を選択し、水平方向に相関があると判定し
た場合は上記水平方向算出手段の出力を選択することに
より、偽色、偽輪郭の軽減された水平垂直方向各2倍の
解像度の高解像度画像を得ることができ、かつ、水平、
垂直方向における解像度を向上することができる。
【0087】また、この発明による撮像装置によれば、
上記斜め方向に半画素ずらして配置された2枚の撮像素
子それぞれにおいて、各撮像素子が、垂直2行水平2列
の上下4画素において、第1の色信号に対する分光感度
特性を持つ第1の色フィルタと第2の色信号に対する分
光感度特性を持つ第2の色フィルタとが垂直1行目に配
列され、垂直2行目には上記垂直1行目の第1の色フィ
ルタが配列された画素位置と同一の列に第3の色信号に
対する分光感度特性を持つ第3の色フィルタが配列さ
れ、第2の色フィルタと同一の列に第1の色信号に対す
る分光感度特性を持つ第1の色フィルタが配列されてお
り、上記上下4画素の色フィルタが順次垂直および水平
方向に繰り返し配列された撮像素子であり、各撮像素子
からの色信号に対して撮像素子の画素数分の解像度の色
信号を復元生成する上記色信号復元手段が、上記第1の
色フィルタによる第1の色信号の所定画素位置での周辺
画素信号に基づき、所定画素位置におけるエッジ成分を
判定する第2のエッジ判定手段と、前記第2のエッジ判
定手段の出力に基づき、上記第1、第2、第3の色フィ
ルタにより読み出された第1、第2および第3の色信号
により第1の色信号における上記所定位置での信号を算
出する第1の算出手段と、上記第2のエッジ判定手段の
出力に基づき、上記第1の算出手段の出力と色フィルタ
からの第2および第3の色信号により第2および第3の
色信号を算出する第2の算出手段とを備え、上記撮像素
子における画素数の第1、第2、第3の色信号を得ると
ともに、上記第1のエッジ判定手段が、上記水平垂直方
向各2倍の解像度の信号の画素を得る手段からの出力で
ある第1の色信号に対し、所定画素位置における周辺画
素のエッジ成分を判定することにより、偽色、偽輪郭の
軽減された水平垂直方向各2倍の解像度の高解像度画像
を得ることができ、かつ、水平、垂直方向における解像
度を向上することができる。
【0088】また、この発明による撮像装置によれば、
上記色復元手段における第2のエッジ判定手段が、第1
の色信号の所定画素位置における左右の隣接画素の差の
絶対値を算出して水平方向のエッジ成分を検出する水平
方向エッジ検出手段と、第1の色信号の所定画素位置に
おける上下の画素の差の絶対値を算出して垂直方向のエ
ッジ成分を検出する垂直方向エッジ検出手段と、前記水
平方向エッジ検出手段と垂直方向エッジ検出手段からの
出力に基づき、前記所定画素における水平または垂直方
向のエッジ成分を判定する判定手段を備えるとともに、
前記判定手段が、上記水平方向エッジ検出手段からの出
力または上記垂直方向エッジ検出手段からの出力が予め
定めた値より大きい場合は、上記所定画素の周辺画素に
エッジ成分を検出したとし、さらに、水平方向エッジ検
出手段からの出力が上記垂直方向エッジ検出手段の出力
より大きい場合は垂直方向により相関があり、水平方向
エッジ検出手段からの出力が上記垂直方向エッジ検出手
段の出力より小さい場合は水平方向により相関があると
判定するとともに、上記水平方向エッジ検出手段および
垂直方向エッジ検出手段からの出力がともに予め定めた
値より小さい場合にはエッジ成分を検出しないと判定す
ることにより、偽色、偽輪郭の軽減された水平垂直方向
各2倍の解像度の高解像度画像を得ることができ、か
つ、水平、垂直方向における解像度を向上することがで
きる。
【0089】また、この発明による撮像装置よれば、上
記色復元手段における第1の色信号での所定位置に対す
る信号を算出する第1の算出手段が、第2の色信号Bの
ある所定画素l行m列B(l、m)の位置において、第
1の色信号A、第2の色信号Bのそれぞれに対し水平方
向のローパスフィルタを介した値Ahlpf(l、
m)、Bhlpf(l、m)を算出し、前記水平方向ロ
ーパスフィルタからの出力信号であるAhlpf(l、
m)とBhlpf(l、m)との比と上記画素位置の画
素値B(l、m)により、l行m列の第1の色信号Aに
おける画素値A(l、m)を、A(l、m)=B(l、
m)×{Ahlpf(l、m)/Bhlpf(l、
m)}により算出し、第3の色信号Cのある他の画素位
置においても同様に第1の色信号Aにおける画素値を算
出する水平方向信号算出手段と、上記所定画素l行m列
B(l、m)の位置において、第1の色信号A、第2の
色信号Bのそれぞれに対し垂直方向のローパスフィルタ
を介した値Avlpf(l、m)、Bvlpf(l、
m)を算出し、前記垂直方向ローパスフィルタからの出
力信号であるAvlpf(l、m)とBvlpf(l、
m)との比と上記画素位置の画素値B(l、m)によ
り、l行m列の第1の色信号Aにおける画素値A(l、
m)を、A(l、m)=B(l、m)×{Avlpf
(l、m)/Bvlpf(l、m)}により算出し、第
3の色信号Cのある他の画素位置においても同様に第1
の色信号Aにおける画素値を算出する垂直方向信号算出
手段と、第1の色信号Aにおける上記所定画素l行m列
の位置での上下左右の隣接画素の平均値よりl行m列の
第1の色信号Aにおける画素値A(l、m)を算出する
平均値算出手段とを備え、上記第2のエッジ判定手段の
出力に基づき、上記水平方向信号算出手段の出力または
垂直方向信号算出手段出力、または、平均値算出手段か
らの出力より選択し、上記所定画素l行m列における第
1の色信号Aの画素値A(l、m)を得て、撮像素子に
おける画素数の第1の色信号を得ることにより、偽色、
偽輪郭の軽減された水平垂直方向各2倍の解像度の高解
像度画像を得ることができ、かつ、水平、垂直方向にお
ける解像度を向上することができる。
【0090】また、この発明による撮像装置によれば、
前記色復元手段における第1の算出手段が、上記第2の
エッジ判定手段の出力が所定画素l行m列の位置におい
てエッジ成分を検出しないと判定した場合は上記平均値
算出手段の出力を選択し、垂直方向に相関があると判定
した場合は上記垂直方向信号算出手段の出力を選択し、
水平方向に相関があると判定した場合は上記水平方向信
号算出手段の出力を選択し、撮像素子における画素数の
第1の色信号を得ることにより、偽色、偽輪郭の軽減さ
れた水平垂直方向各2倍の解像度の高解像度画像を得る
ことができ、かつ、水平、垂直方向における解像度を向
上することができる。
【0091】また、この発明による撮像装置よれば、上
記色復元手段における第2の算出手段が、所定画素l行
m列の位置において、上記第1の算出手段からの出力A
に対し水平方向のローパスフィルタを介した値A1hl
pf(l、m)と垂直方向ローパスフィルタを介した値
A1vlpf(l、m)を算出し、第2の色信号Bに対
し水平方向のローパスフィルタを介した値B1hlpf
(l、m)と第3の色信号Cに対して垂直方向のローパ
スフィルタを介した値C1vlpf(l、m)(また
は、第2の色信号Bに対して垂直方向のローパスフィル
タを介した値B1vlpf(l、m)と第3の色信号C
に対して水平方向のローパスフィルタを介した値C1h
lpf(l、m))とを算出し、A1hlpf(l、
m)とB1hlpf(l、m)との比(またはC1hl
pf(l、m)との比)と、A1vlpf(l、m)と
C1vlpf(l、m)との比(または、B1vlpf
(l、m)との比)と、上記第1の算出手段からの出力
Aにおける所定画素l行m列での画素値A(l、m)か
ら、l行m列の第2の色信号Bと第3の色信号Cにおけ
る画素値B(l、m)とC(l、m)を、B(l、m)
=A(l、m)×{B1hlpf(l、m)/A1hl
pf(l、m)}、C(l、m)=A(l、m)×{C
1vlpf(l、m)/A1vlpf(l、m)}(ま
たは、B(l、m)=A(l、m)×{B1vlpf
(l、m)/A1vlpf(l、m)}、C(l、m)
=A(l、m)×{C1hlpf(l、m)/A1hl
pf(l、m)})により算出する信号算出手段を備え
るとともに、上記l行m列の位置とは異なる所定画素x
行y列の位置において、上記第1の算出手段からの出力
Aに対し水平方向のローパスフィルタを介した値A2h
lpf(x、y)、前記信号算出手段からの出力での第
2の色信号Bに対し水平方向のローパスフィルタを介し
た値B2hlpf(x、y)を算出し、A2hlpf
(x、y)とB2hlpf(x、y)の比と上記第1の
算出手段からの出力Aでの画素x行y列での画素値A
(x、y)により、x行y列の位置における第2の色信
号B(x、y)を、B(x、y)=A(x、y)×{B
2hlpf(x、y)/A2hlpf(x、yy)}に
より算出し、第3の色信号Cにおいても同様にC信号を
算出する水平方向信号算出手段と、上記第1の算出手段
からの出力Aに対し垂直方向のローパスフィルタを介し
た値A2vlpf(x、y)、前記信号算出手段からの
出力での第2の色信号Bに対し垂直方向のローパスフィ
ルタを介した値B2vlpf(x、y)を算出し、A2
vlpf(x、y)とB2vlpf(x、y)の比と上
記第1の算出手段からの出力Aでの画素x行y列での画
素値A(x、y)により、x行y列の位置における第2
の色信号B(x、y)を、B(x、y)=A(x、y)
×{B2vlpf(x、y)/A2vlpf(x、
y)}により算出し、第3の色信号Cにおいても同様に
C信号を算出する垂直方向信号算出手段と、上記信号算
出手段からの出力における第2、第3の色信号での所定
画素x行y列の位置において、斜めに隣接する画素の平
均値を算出する平均値算出手段とを備え、上記第2のエ
ッジ判定手段の出力に基づき、前記水平方向信号算出手
段、垂直方向信号算出手段、平均値算出手段からのそれ
ぞれの出力から選択して、上記所定画素x行y列での第
2、第3の色信号を得て、撮像素子における画素数の第
2、第3の色信号を得ることにより、偽色、偽輪郭の軽
減された水平垂直方向各2倍の解像度の高解像度画像を
得ることができ、かつ、水平、垂直方向における解像度
を向上することができる。
【0092】さらに、この発明による撮像装置よれば、
上記色復元手段における第2の算出手段が、上記第2の
エッジ判定手段の出力が所定画素x行y列の位置におい
てエッジ成分を検出しないと判定した場合は上記平均値
算出手段の出力を選択し、垂直方向に相関があると判定
した場合は上記垂直方向信号算出手段の出力を選択し、
水平方向に相関があると判定した場合は上記水平方向信
号算出手段の出力を選択し、撮像素子における画素数の
第2、第3の色信号を得ることにより、偽色、偽輪郭の
軽減された水平垂直方向各2倍の解像度の高解像度画像
を得ることができ、かつ、水平、垂直方向における解像
度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による撮像装置の構
成の一例を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による斜め方向に半
画素ずらした2枚の撮像素子の配置の一例を示す図であ
る。
【図3】 この発明の実施の形態1による各撮像素子の
色フィルタの配列の一例を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態1による撮像装置にお
ける色復元手段の構成の一例を示すブロック図である。
【図5】 この発明の実施の形態1による撮像装置にお
ける色復元手段における第1のエッジ判定手段とG成分
復元の動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】 この発明の実施の形態1による撮像装置にお
ける色復元手段におけるR、B成分復元の動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図7】 この発明の実施の形態1による撮像装置にお
けるR、B信号の復元の動作を説明するためのR信号お
よびB信号の画素を示す図である。
【図8】 この発明の実施の形態1による撮像装置にお
ける多重手段12の動作を説明するための水平垂直方向
各2倍の解像度の信号の画素を示す図である。
【図9】 この発明の実施の形態1による撮像装置にお
ける多重手段12における水平垂直方向各2倍の解像度
のR信号の画素を示す図である。
【図10】 この発明の実施の形態1による撮像装置に
おける多重手段12における水平垂直方向各2倍の解像
度のG信号の画素を示す図である。
【図11】 この発明の実施の形態1による撮像装置に
おける多重手段12における水平垂直方向各2倍の解像
度のB信号の画素を示す図である。
【図12】 この発明の実施の形態1による撮像装置に
おける高解像度化の動作を説明するためのフローチャー
トを示す図である。
【図13】 この発明の実施の形態1による撮像装置と
従来の装置により処理したシミュレーション画像での垂
直方向の解像度での偽色レベルを示す図である。
【図14】 この発明の実施の形態1による撮像素子の
他の色フィルタ配列の例を示す図である。
【図15】 この発明の実施の形態1による撮像素子の
他の色フィルタ配列の例を示す図である。
【図16】 この発明の実施の形態1による斜め方向に
半画素ずらした2枚の撮像素子の配置の他の例を示す図
である。
【図17】 この発明の実施の形態2による撮像装置に
おける色復元手段の構成の一例を示すブロック図であ
る。
【図18】 従来の撮像装置における撮像素子の色フィ
ルタ配列の一例を示す図である。
【図19】 従来の撮像装置の構成の一例を示すブロッ
ク図である。
【図20】 従来の撮像装置における色復元手段の構成
の一例を示すブロック図である。
【図21】 従来の撮像装置の高解像度化の動作を説明
するための各信号の画素を示す図である。
【図22】 従来の撮像装置の高解像度化の方法を説明
するための各信号の画素を示す図である。
【図23】 従来の撮像装置における色復元手段の他の
構成の例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 撮像素子、2 A/Dコンバータ、3、4 フレー
ムメモリ、5、6 色復元手段、7 多重手段、8 エ
ッジ判定手段、9 平均値演算手段、10 水平方向演
算手段、11 垂直方向演算手段、12 選択手段、2
0 分離手段、21 第1のエッジ判定手段、22 G
成分復元手段、23 第1のRB成分復元手段、24
第2のエッジ判定手段、25 第2のRB成分復元手
段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久野 徹也 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 斜め方向に半画素ずらして配置された2
    枚の撮像素子を備えた撮像装置において、第1および第
    2の撮像素子により読み出された色信号より各撮像素子
    に対して撮像素子の画素数分の解像度の色信号を復元生
    成する色信号復元手段と、前記色信号復元手段からの出
    力である上記第1および第2の撮像素子からの信号より
    復元された各信号により各撮像素子の画素数の水平垂直
    方向各2倍の解像度の信号の画素を得る手段と、前記得
    られた水平垂直方向各2倍の解像度の信号での所定画素
    位置における周辺画素のエッジ成分を判定する第1のエ
    ッジ判定手段を備えるとともに、前記第1のエッジ判定
    手段からの信号に基づき、水平垂直方向各2倍の解像度
    の信号での所定画素位置の信号を算出する手段を有する
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のエッジ判定手段が、所定の信
    号での所定画素における左右の隣接画素の差の絶対値を
    算出して水平方向のエッジ成分を検出する手段と、上下
    の画素の差の絶対値を算出して垂直方向のエッジ成分を
    検出する手段と、前記水平方向のエッジ成分を検出する
    手段と垂直方向エッジ成分を検出する手段からの出力に
    基づき、前記所定画素における水平または垂直方向のエ
    ッジ成分を判定することを特徴とする請求項1記載の撮
    像装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のエッジ判定手段におけるエッ
    ジ成分の判定が、上記水平方向のエッジ成分を検出する
    手段からの出力または上記垂直方向のエッジ成分を検出
    する手段からの出力が予め定めた値より大きい場合は、
    上記所定画素の周辺画素にエッジ成分を検出したとし、
    さらに、水平方向のエッジ成分を検出する手段からの出
    力が上記垂直方向のエッジ成分を検出する手段の出力よ
    り大きい場合は垂直方向により相関があり、水平方向エ
    ッジ成分を検出する手段の出力が上記垂直方向エッジ成
    分を検出する手段出力より小さい場合は水平方向により
    相関があると判定するとともに、上記水平方向エッジ成
    分を検出する手段および垂直方向エッジ成分を検出する
    手段の出力がともに予め定めた値より小さい場合にはエ
    ッジ成分を検出しないと判定することを特徴とする請求
    項1または請求項2記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 上記水平垂直方向各2倍の解像度の信号
    での所定画素位置の信号を算出する手段が、所定画素位
    置における信号それぞれに対し、上下の画素の平均値よ
    り信号を算出する垂直方向算出手段と、左右の画素の平
    均値より信号を算出する水平方向算出手段と、上下左右
    の隣接画素の平均値より信号を算出する平均値算出手段
    とを備え、上記第1のエッジ判定手段の出力に基づき、
    上記水平方向算出手段の出力または垂直方向算出手段出
    力、または、平均値算出手段からの出力より選択し、上
    記所定画素での信号を得て、撮像素子における画素数の
    水平垂直方向各2倍の解像度の各信号を得ることを特徴
    とする請求項1記載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 上記水平垂直方向各2倍の解像度の信号
    での所定画素位置の信号を算出する手段が、所定画素位
    置において上記第1のエッジ判定手段の出力がエッジ成
    分を検出しないと判定した場合は上記平均値算出手段の
    出力を選択し、垂直方向に相関があると判定した場合は
    上記垂直方向算出手段の出力を選択し、水平方向に相関
    があると判定した場合は上記水平方向算出手段の出力を
    選択することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれ
    かに記載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 上記斜め方向に半画素ずらして配置され
    た2枚の撮像素子それぞれにおいて、各撮像素子が、垂
    直2行水平2列の上下4画素において、第1の色信号に
    対する分光感度特性を持つ第1の色フィルタと第2の色
    信号に対する分光感度特性を持つ第2の色フィルタとが
    垂直1行目に配列され、垂直2行目には上記垂直1行目
    の第1の色フィルタが配列された画素位置と同一の列に
    第3の色信号に対する分光感度特性を持つ第3の色フィ
    ルタが配列され、第2の色フィルタと同一の列に第1の
    色信号に対する分光感度特性を持つ第1の色フィルタが
    配列されており、上記上下4画素の色フィルタが順次垂
    直および水平方向に繰り返し配列された撮像素子であ
    り、各撮像素子からの色信号に対して撮像素子の画素数
    分の解像度の色信号を復元生成する上記色信号復元手段
    が、上記第1の色フィルタによる第1の色信号の所定画
    素位置での周辺画素信号に基づき、所定画素位置におけ
    るエッジ成分を判定する第2のエッジ判定手段と、前記
    第2のエッジ判定手段の出力に基づき、上記第1、第
    2、第3の色フィルタにより読み出された第1、第2お
    よび第3の色信号により第1の色信号における上記所定
    位置での信号を算出する第1の算出手段と、上記第2の
    エッジ判定手段の出力に基づき、上記第1の算出手段の
    出力と色フィルタからの第2および第3の色信号により
    第2および第3の色信号を算出する第2の算出手段とを
    備え、上記撮像素子における画素数の第1、第2、第3
    の色信号を得るとともに、上記第1のエッジ判定手段
    が、上記第1の色信号による上記水平垂直方向各2倍の
    解像度の信号の画素を得る手段から出力される信号に対
    し、所定画素位置における周辺画素のエッジ成分を判定
    することを特徴とする請求項1または請求項2記載の撮
    像装置。
  7. 【請求項7】 上記色復元手段における第2のエッジ判
    定手段が、第1の色信号の所定画素位置における左右の
    隣接画素の差の絶対値を算出して水平方向のエッジ成分
    を検出する水平方向エッジ検出手段と、第1の色信号の
    所定画素位置における上下の画素の差の絶対値を算出し
    て垂直方向のエッジ成分を検出する垂直方向エッジ検出
    手段と、前記水平方向エッジ検出手段と垂直方向エッジ
    検出手段からの出力に基づき、前記所定画素における水
    平または垂直方向のエッジ成分を判定する判定手段を備
    えるとともに、前記判定手段が、上記水平方向エッジ検
    出手段からの出力または上記垂直方向エッジ検出手段か
    らの出力が予め定めた値より大きい場合は、上記所定画
    素の周辺画素にエッジ成分を検出したとし、さらに、水
    平方向エッジ検出手段からの出力が上記垂直方向エッジ
    検出手段の出力より大きい場合は垂直方向により相関が
    あり、水平方向エッジ検出手段からの出力が上記垂直方
    向エッジ検出手段の出力より小さい場合は水平方向によ
    り相関があると判定するとともに、上記水平方向エッジ
    検出手段および垂直方向エッジ検出手段からの出力がと
    もに予め定めた値より小さい場合にはエッジ成分を検出
    しないと判定することを特徴とする請求項1または請求
    項6記載の撮像装置。
  8. 【請求項8】 上記色復元手段における第1の色信号で
    の所定位置に対する信号を算出する第1の算出手段が、
    第2の色信号Bのある所定画素l行m列B(l、m)の
    位置において、第1の色信号A、第2の色信号Bのそれ
    ぞれに対し水平方向のローパスフィルタを介した値Ah
    lpf(l、m)、Bhlpf(l、m)を算出し、前
    記水平方向ローパスフィルタからの出力信号であるAh
    lpf(l、m)とBhlpf(l、m)との比と上記
    画素位置の画素値B(l、m)により、l行m列の第1
    の色信号Aにおける画素値A(l、m)を、A(l、
    m)=B(l、m)×{Ahlpf(l、m)/Bhl
    pf(l、m)}により算出し、第3の色信号Cのある
    他の画素位置においても同様に第1の色信号Aにおける
    画素値を算出する水平方向信号算出手段と、上記所定画
    素l行m列B(l、m)の位置において、第1の色信号
    A、第2の色信号Bのそれぞれに対し垂直方向のローパ
    スフィルタを介した値Avlpf(l、m)、Bvlp
    f(l、m)を算出し、前記垂直方向ローパスフィルタ
    からの出力信号であるAvlpf(l、m)とBvlp
    f(l、m)との比と上記画素位置の画素値B(l、
    m)により、l行m列の第1の色信号Aにおける画素値
    A(l、m)を、A(l、m)=B(l、m)×{Av
    lpf(l、m)/Bvlpf(l、m)}により算出
    し、第3の色信号Cのある他の画素位置においても同様
    に第1の色信号Aにおける画素値を算出する垂直方向信
    号算出手段と、第1の色信号Aにおける上記所定画素l
    行m列の位置での上下左右の隣接画素の平均値よりl行
    m列の第1の色信号Aにおける画素値A(l、m)を算
    出する平均値算出手段とを備え、上記第2のエッジ判定
    手段の出力に基づき、上記水平方向信号算出手段の出力
    または垂直方向信号算出手段出力、または、平均値算出
    手段からの出力より選択し、上記所定画素l行m列にお
    ける第1の色信号Aの画素値A(l、m)を得て、撮像
    素子における画素数の第1の色信号を得ることを特徴と
    する請求項1、請求項6および請求項7のいずれかに記
    載の撮像装置。
  9. 【請求項9】 前記色復元手段における第1の算出手段
    が、上記第2のエッジ判定手段の出力が所定画素l行m
    列の位置においてエッジ成分を検出しないと判定した場
    合は上記平均値算出手段の出力を選択し、垂直方向に相
    関があると判定した場合は上記垂直方向信号算出手段の
    出力を選択し、水平方向に相関があると判定した場合は
    上記水平方向信号算出手段の出力を選択し、撮像素子に
    おける画素数の第1の色信号を得ることを特徴とする請
    求項1、請求項6〜請求項8のいずれかに記載の撮像装
    置。
  10. 【請求項10】 上記色復元手段における第2の算出手
    段が、所定画素l行m列の位置において、上記第1の算
    出手段からの出力Aに対し水平方向のローパスフィルタ
    を介した値A1hlpf(l、m)と垂直方向ローパス
    フィルタを介した値A1vlpf(l、m)を算出し、
    第2の色信号Bに対し水平方向のローパスフィルタを介
    した値B1hlpf(l、m)と第3の色信号Cに対し
    垂直方向のローパスフィルタを介した値C1vlpf
    (l、m)(または、第2の色信号Bに対し垂直方向の
    ローパスフィルタを介した値B1vlpf(l、m)と
    第3の色信号Cに対し水平方向のローパスフィルタを介
    した値C1hlpf(l、m))とを算出し、A1hl
    pf(l、m)とB1hlpf(l、m)との比(また
    はC1hlpf(l、m)との比)と、A1vlpf
    (l、m)とC1vlpf(l、m)との比(または、
    B1vlpf(l、m)との比)と、上記第1の算出手
    段からの出力Aにおける所定画素l行m列での画素値A
    (l、m)から、l行m列の第2の色信号Bと第3の色
    信号Cにおける画素値B(l、m)とC(l、m)を、
    B(l、m)=A(l、m)×{B1hlpf(l、
    m)/A1hlpf(l、m)}、C(l、m)=A
    (l、m)×{C1vlpf(l、m)/A1vlpf
    (l、m)}(または、B(l、m)=A(l、m)×
    {B1vlpf(l、m)/A1vlpf(l、
    m)}、C(l、m)=A(l、m)×{C1hlpf
    (l、m)/A1hlpf(l、m)})により算出す
    る信号算出手段を備えるとともに、上記l行m列の位置
    とは異なる所定画素x行y列の位置において、上記第1
    の算出手段からの出力Aに対し水平方向のローパスフィ
    ルタを介した値A2hlpf(x、y)、前記信号算出
    手段からの出力での第2の色信号Bに対し水平方向のロ
    ーパスフィルタを介した値B2hlpf(x、y)を算
    出し、A2hlpf(x、y)とB2hlpf(x、
    y)の比と上記第1の算出手段からの出力Aでの画素x
    行y列での画素値A(x、y)により、x行y列の位置
    における第2の色信号B(x、y)を、B(x、y)=
    A(x、y)×{B2hlpf(x、y)/A2hlp
    f(x、y)}により算出し、第3の色信号Cにおいて
    も同様にC信号を算出する水平方向信号算出手段と、上
    記第1の算出手段からの出力Aに対し垂直方向のローパ
    スフィルタを介した値A2vlpf(x、y)、前記信
    号算出手段からの出力での第2の色信号Bに対し垂直方
    向のローパスフィルタを介した値B2vlpf(x、
    y)を算出し、A2vlpf(x、y)とB2vlpf
    (x、y)の比と上記第1の算出手段からの出力Aでの
    画素x行y列での画素値A(x、y)により、x行y列
    の位置における第2の色信号B(x、y)を、B(x、
    y)=A(x、y)×{B2vlpf(x、y)/A2
    vlpf(x、y)}により算出し、第3の色信号Cに
    おいても同様にC信号を算出する垂直方向信号算出手段
    と、上記信号算出手段からの出力における第2、第3の
    色信号での所定画素x行y列の位置において、斜めに隣
    接する画素の平均値を算出する平均値算出手段とを備
    え、上記第2のエッジ判定手段の出力に基づき、前記水
    平方向信号算出手段、垂直方向信号算出手段、平均値算
    出手段からのそれぞれの出力から選択して、上記所定画
    素x行y列での第2、第3の色信号を得て、撮像素子に
    おける画素数の第2、第3の色信号を得ることを特徴と
    する請求項1、請求項6〜請求項8のいずれかに記載の
    撮像装置。
  11. 【請求項11】 上記色復元手段における第2の算出手
    段が、上記第2のエッジ判定手段の出力が所定画素x行
    y列の位置においてエッジ成分を検出しないと判定した
    場合は上記平均値算出手段の出力を選択し、垂直方向に
    相関があると判定した場合は上記垂直方向信号算出手段
    の出力を選択し、水平方向に相関があると判定した場合
    は上記水平方向信号算出手段の出力を選択し、撮像素子
    における画素数の第2、第3の色信号を得ることを特徴
    とする請求項1、請求項6〜請求項10のいずれかに記
    載の撮像装置。
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WO2019082462A1 (ja) * 2017-10-26 2019-05-02 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 画像処理装置、画像処理方法、及び撮像装置

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