JPH11235720A - テトラフルオロエチレン重合体樹脂粉末の乾燥方法 - Google Patents

テトラフルオロエチレン重合体樹脂粉末の乾燥方法

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JPH11235720A
JPH11235720A JP4033598A JP4033598A JPH11235720A JP H11235720 A JPH11235720 A JP H11235720A JP 4033598 A JP4033598 A JP 4033598A JP 4033598 A JP4033598 A JP 4033598A JP H11235720 A JPH11235720 A JP H11235720A
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JP
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drying
water
powder
tfe resin
tfe
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正恒 小倉
Hidetaka Hiromatsu
秀隆 廣松
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Du Pont Mitsui Fluorochemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 重合や造粒等の過程で得られ、水分を含むフ
ッ素樹脂粉末を、エネルギーを節減し短い乾燥時間で、
かつフッ素樹脂粉末の高温加熱による品質劣化を防止
し、簡単に乾燥できる方法の提供。 【解決手段】 5重量%以上の水を含む撥水性のテトラ
フルオロエチレン重合体樹脂粉末に周波数300〜3
0, 000MHzのマイクロ波を放射することを特徴と
するテトラフルオロエチレ重合体樹脂粉末の乾燥方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマイクロ波によりテ
トラフルオロエチレン重合体樹脂(以下TFE樹脂とい
う)粉末を乾燥する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】誘電率及び誘電正接の高い材料を高周
波、高電圧の電場におくと、その材料は内部に均一な発
熱を起こすため、この特性を利用してマイクロ波は材料
を乾燥する目的で使用されることがある。例えば、木材
の乾燥や、コーンフレーク、茶葉などの乾燥である。
【0003】このマイクロ波による発熱は、乾燥材料が
マイクロ波を吸収することにより生ずる誘電損失による
もので、誘電損失即ち発熱量は次式により示される。 W=k・E2 ・f・ε・tanδ 式中 W ・・ 誘電損失 k ・・ 比例定数 E ・・ 印加電圧 f ・・ 周波数 ε ・・ 誘電率 tanδ ・・ 誘電正接
【0004】上記式から明らかなように、ポリテトラフ
ルオロエチレン(PTFE)のような誘電率・誘電正接
が低い材料は、マイクロ波により発熱しないので、マイ
クロ波による乾燥には適さないものとされていた。
【0005】一方、PTFEのようなTFE樹脂の製造
には重合、粉砕及び造粒など水中で行われるプロセスが
多く、その製造過程の随所において、TFE樹脂粉末を
乾燥する工程が必要であり、これまでTFE樹脂粉末の
乾燥法としては、該粉末をベッド上に1〜3cm程度の
厚さの層として表面を平らにならして静置し、温度15
0〜250℃の熱風を3〜10時間程度通して乾燥する
熱風乾燥法が用いられていた。
【0006】一般に材料を乾燥する工程は、乾燥の進行
に伴う乾燥速度の変化に応じて、(1) 材料予熱期間、
(2) 恒率乾燥速度期間(熱エネルギーの殆どすべてが水
の蒸発に使われる)(3) 減率乾燥速度期間(該エネルギ
ーが水の蒸発と材料の加熱とに消費される)とからな
る。しかし、本発明方法の対象であるTFE樹脂粉末を
上記方法で乾燥する場合は、上記のごとき一般的な乾燥
過程をとらないものであることが本発明者らの研究によ
り明らかとなった。すなわちTFE樹脂粉末の乾燥方法
の過程を分析して見ると、材料予熱期間が長く、恒率乾
燥速度期間が殆どなく、すぐに減率乾燥速度期間に移行
し、この期間が著しく長いプロセスであって、その結
果、乾燥に長時間を要する。そのためエネルギー消費が
多く、設備の回転率が低く、且つ、多数の労働力を必要
とする方法となっている。
【0007】このような問題の原因は、TFE樹脂の有
する特異な性状に由来するもので、特に、TFE樹脂が
撥水性であること及び低熱伝導性であることに起因す
る。
【0008】まず材料予熱期間が長いのはTFE樹脂粉
末の熱伝導性が低いため、水の沸点まで該粉末の温度を
昇温するのに時間がかかるためである。
【0009】また、通常の粉末においては、含水量が4
〜5%に減少したときから始まる減率乾燥速度期間が、
TFE樹脂粉末の場合には含水量が20〜30%付近か
ら始まるため、恒率乾燥速度期間が短く、滅率乾燥速度
期間が著しく長いものとなるが、この現象はTFE樹脂
の撥水性に起因している。
【0010】即ち、水中での重合、粉砕、または、造粒
などのプロセスの終了後、スクリーンなどにより水と分
離されたTFE樹脂粉末中には約20〜50%の水が含
まれているが、TFE樹脂が撥水性であるため、水は該
樹脂の表面を濡らすことなく、水滴となって粉末粒子間
の隙間の所々に偏在している。このため、乾燥に投与さ
れた熱エネルギーは水が存在するところでは水の蒸発に
寄与するが、水が存在しないところではTFE樹脂の加
熱に消費されてしまう。TFE樹脂粉末の乾燥において
は恒率乾燥速度期間が短く、すぐに減率乾燥速度期間に
移行してしまうのは上記の理由によるものである。
【0011】減率乾燥速度期間が長いと云うことは、T
FE樹脂の温度が水の沸点を超え、熱風の温度にまで上
昇し続けることであり、乾燥のために熱エネルギーが無
駄に消費されていることを意味している。
【0012】更に乾燥時間が長くなる理由として、TF
E樹脂粉末中に含まれる水の形態が水滴であるため水の
蒸発面積が小さいこと、水が粉末粒子間の隙間に存在す
るため熱風と直接熱交換が行われないこと、及び該粉末
の熱伝導率が低いため熱エネルギーの供給が十分に行わ
れないことなどがあり、これもTFE樹脂の撥水性と低
熱伝導性が影響している。
【0013】また、乾燥が終了したときのTFE樹脂の
品温が高いため、冷却にも時間がかかり、乾燥したTF
E樹脂粉末を取り出すまでの時間は更に長くなり、合計
10時間を超えることがしばしばある。
【0014】粉末状物質の乾燥において、乾燥時間を短
縮したり、熱エネルギーの消費を節減するためには、流
動床や機械的撹拌を用いて水分と熱風とが接触する機会
を増大せしめる方法が一般的であるが、PTFEには3
0℃付近に、通常室温転移点と呼ばれているガラス転移
点があり、これ以上の高い温度で粉末に機械的力が作用
した場合には、粉末に歪が残り、成形品の特性に悪影響
を与えるので、TFE樹脂粉末、特にポリテトラフルオ
ロエチレン(PTFE)粉末の乾燥には、上記方法によ
り乾燥時間を短縮することも困難である。
【0015】従って、乾燥時間及び熱エネルギー効率を
改善するための方法としては、乾燥ベッド上にTFE樹
脂粉末を薄く均一にならして、熱風と粉末との接触面積
(伝熱面積)を増加すること、表面から水滴までの熱伝
達距離及び水の蒸散距離を短くすることぐらいしか行わ
れていないのが現状である。しかし、このような方法は
多くの人手を要し、しかも粉末に歪を与えないように粉
末を平らにならす必要があるため、熟練した労働力が要
求される。
【0016】一般にTFE樹脂粉末は高温で成形される
ので、乾燥が不十分であると、成形時に水分が急激に気
化し、成形品に気孔やクラックを発生する原因となるこ
とから、厳密な乾燥が要求され、しかも乾燥が不十分で
粉末内部に水分が存在していても、表面からの観察では
完全に水分の除去が行われたことを確認することが難し
いと云うプロセス面からの理由とにより、製品の品質を
維持するために、必要以上に乾燥時間を長くとっている
のが現状であり、この点からも熱風乾燥方式に代わる高
速で完璧に脱水が行われる乾燥法が求められている。
【0017】このようにTFE樹脂粉末の乾燥は、その
生産性、製造コスト及び品質などに影響する重要なプロ
セスであるが、上述のごときTFE樹脂特有の性質に阻
まれて、そのプロセス改善が行われなかった部分であっ
た。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上記の事情に鑑み、本
発明の発明者らは、マイクロ波に対するTFE樹脂と水
のパーフォーマンスの差異に注目し、マイクロ波による
TFE樹脂の乾燥においては、従来の熱風乾燥方式では
マイナスの性質として作用していたTFE樹脂粉末の撥
水性、低熱伝導性などの特性をプラスの性質として利用
できることを見いだし、従来の熱風乾燥方式よりも乾燥
時間を短縮し、熱エネルギーを節減し、且つ、設備の簡
略化、労働生産性もよいTFE樹脂粉末の乾燥方法を開
発したものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、5重量%以上
の水を含む撥水性のTFE樹脂粉末に周波数300〜3
0, 000MHzのマイクロ波を放射することにより該
TFE樹脂粉末を乾燥する方法である。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明において、TFE樹脂とは
撥水性のPTFE及びTFE共重合体樹脂を云う。TF
E共重合体樹脂としては、例えば、TFE/ヘキサフル
オロプロピレン共重合体(FEP)、TFE/ぺルフル
オロ(アルキルビニルエーテル)共重合体(PFA)、
などがあるが、イオン交換樹脂として用いられるスルフ
ォン酸基、カルボン酸基、ヒドロオキシ基等を有するT
FE共重合体は親水性であり、本発明の対象となるTF
E樹脂とは区別される。ここで撥水性としては水との接
触角が90度以上であるものが好ましく、本発明の対象
として挙げた上記のTFE樹脂はいずれも接触角が90
度以上であり、これらの樹脂は熱風乾燥方式では前記し
たような欠点がある一方、本発明の乾燥方法には適して
いる。
【0021】また本発明のマイクロ波による乾燥におい
ては誘電率と誘電正接の低いTFE樹脂が適しており、
周波数300〜30,000MHzの範囲で2.2以下
の誘電率と0.002以下の誘電正接を有するものが好
ましい。
【0022】本発明においてTFE樹脂粉末とは、平均
粒径が10ミリ以下のTFE樹脂粒子の集合体を云い、
具体的には、懸濁重合で得られる非定形粗粒子、その粉
砕粉末、及び該粉砕粉末を造粒して得られる顆粒状粉
末、並びに乳化重合で得られるコロイド粒子の凝集粉
末、及び該粉末を加工して得られるキューブ、スフェ
ア、ビーズ、フレーク等の形状の粉末などである。
【0023】また、上記TFE樹脂粉末に、ガラス、ア
ルミナ、珪酸ジルコニウム、二硫化モリブデン、カーボ
ン、タルクなどの無機粉末、種々の有機及び無機顔料、
及び、耐熱性樹脂粉末など通常TFE樹脂に配合して用
いる各種粉末を充填したTFE樹脂粉末であってもよ
い。
【0024】本発明の乾燥方法の対象となる粉末は、5
重量%以上の水を含むTFE樹脂粉末であり、粉末中に
は水以外の液体成分を含むものであってもよい。水以外
の液体成分として具体的には、TFE樹脂の重合媒体と
して用いられる連鎖移動反応性のない液体、例えばヒド
ロフルオロカーボン(HFC)類、ヒドロクロロフルオ
ロカーボン(HCFC)類、または、ヒドロフルオロエ
ーテル(HFE)類、TFE樹脂粉末の造粒に用いられ
る水に不溶性の液体、例えば、ヘキサン、ヘプタン等の
パラフィン、エーテル、またはケトンなどのヒドロカー
ボン類、並びにペルクロロエチレン、トリクロロエチレ
ンなどのクロロカーボン類、HFC、HCFC、HFE
などのフルオロカーボン類などである。
【0025】上記の水を含むTFE樹脂粉末を乾燥する
ために放射されるマイクロ波は周波数が300〜30,
000MHzの範囲のものが使用される。
【0026】周波数が上記範囲のマイクロ波の放射によ
り水は自己発熱し、激しく沸騰・気化して蒸散するが、
水の発熱量は周波数に比例するので、周波数1, 000
MHz以上のマイクロ波を使用することが好ましいが、
一方、周波数が高くなり過ぎると、水の誘電率が低下
し、水の発熱量が低下する傾向があるため、周波数1
0, 000MHz以下のマイクロ波を使用することが好
ましい。
【0027】印加電圧は高い程、発熱量が大きくなる
が、絶縁破壊または放電の発生を避けるため、15kV
以下にすることが好ましい。
【0038】一方、TFE樹脂、例えばPTFEは上記
周波数の範囲において誘電率は2.0、誘電正接は0.
005以下であり、前述の式から明らかなようにマイク
ロ波を吸収して発熱する量は極めてわずかである。
【0029】本発明の乾燥方法の原理はマイクロ波を放
射することによりTFE樹脂粉末の水を発熱・蒸発せし
め、その熱によりTFE樹脂の品温を水の沸点まで昇温
させて、水蒸気がその表面で凝縮する虞をなくすととも
に、該粉末中の水を蒸発・除去するものである。含水量
が5重量%以上、好ましくは10重量%以上あれば、そ
の発熱によりTFE樹脂粉末の品温は水の沸点まで上昇
するため、完全な乾燥が可能となる。
【0030】本発明の方法によれば、僅か数分の材料予
熱期間の後、恒率乾燥速度期間に入り、減率乾燥速度期
間を経ることなく乾燥を短時間で終了することが可能と
なる。
【0031】材料予熱期間はマイクロ波による水の自己
発熱によりTFE樹脂粉末が温められる期間であり、こ
の期間が熱風乾燥に較べ著しく短い時間で終了するの
は、マイクロ波がTFE樹脂に吸収されることなく、該
粉末層を透過し、水を直接発熱させて水蒸気となるこ
と、及び熱の供与体である水蒸気が熱の受容体であるT
FE樹脂粉末と直接接触した状態、即ち、伝熱距離がほ
ぼゼロの状態であるため、両者間の熱交換が極めて容易
に行われるためと思われる。
【0032】実際に、ベッドの厚さ3センチ程度で含水
量が約40%のTFE樹脂粉末を乾燥する場合、200
℃の熱風を用いたときは、核粉末の温度が100℃に達
するまでの時間は約1時間であるのに対し、周波数24
50MHz、出力500Wのマイクロ波を放射したとき
には、1〜2分程度の短時間で水が沸騰・蒸発してくる
現象を観察できる。
【0033】恒率乾燥速度期間は熱エネルギーが水の蒸
発・沸騰に消費され、材料の温度も水の沸点に保たれる
期間である。本発明のマイクロ波によるTFE樹脂粉末
の乾燥においては、上述の通り、マイクロ波はTFE樹
脂を実質的に発熱させることがないため、材料の温度は
水の沸点に保たれることになる。従って、本発明にはエ
ネルギー効率の低い減率乾燥速度期間は存在しない。
【0034】このため、本発明の方法においては乾燥時
間が熱風乾燥に較べて著しく短く、熱風では3〜10時
間以上必要とする乾燥時間を、マイクロ波では10分余
りの短時間で完了することができる。
【0035】更に、TFE樹脂は熱風乾燥や、塩化ビニ
ル樹脂のような誘電体をマイクロ波で乾燥するときのよ
うに、材料自身の温度が水の沸点以上の高温になること
がなく、乾燥終了後に材料を冷却する時間も短縮される
ので、乾燥に要する合計時間は更に短縮される。
【0036】実際に200℃の熱風により5時間乾燥し
たときのTFE樹脂粉末の品温はほぼ200℃であった
のに対し、マイクロ波で乾燥したTFE樹脂粉末の品温
は水の沸点である100℃であった。
【0037】また、放射されたマイクロ波はTFE樹脂
の粉末層を透過し、水に直接吸収されるため、該粉末層
の厚さに殆ど影響されることなくTFE樹脂粉末を乾燥
することができる。従って、TFE樹脂粉末を薄く平に
ならして伝熱面積を増やし、伝熱距離を短くする作業は
不要となり、また乾燥ベッドを厚くすることにより乾燥
器を小型化することも可能となる。
【0038】以下、図1により本発明の乾燥方法を説明
する。図1はバッチ式乾燥設備であり、マイクロ波発生
機1で発生したマイクロ波2を導波管3を通して乾燥室
4に導入し、ターンテーブル5の上に盛られたTFE樹
脂粉末6に放射する。
【0039】TFE樹脂粉末6中に含まれる水はマイク
ロ波2により自己発熱して、蒸発して水蒸気7となりフ
ァン8により排気孔9から外部に放出される。この際、
水蒸気のキャリアーとして乾燥空気10を吸気孔11よ
り乾燥室4内に導入し、水蒸気7の排出を促進すること
が好ましい。
【0040】また、キャリアーとして、例えば100℃
以上の高温の乾燥空気を用いることにより、高価な高周
波エネルギーの節減を図ることは、乾燥コストを節減す
るために効果的な方法である。
【0041】また、水蒸気の他に、有機液体等の蒸気を
含む場合には、排気孔の後に凝縮器または活性炭吸着器
などの有機液体回収装置(図示せず)を設置し、同蒸気
を回収することが好ましい。
【0042】本発明の方法は、上記説明の方法及び装置
に限定されるものでなく、TFE樹脂粉末をベルトコン
ベアー等で搬送しながら、マイクロ波により乾燥する連
続乾燥装置を使用することもできる。又、減圧乾燥も可
能である。
【0043】
【実施例】以下、実施例により本発明の方法について説
明する。 [実施例1]乳化重合から得られたPTFE粉末を凝集
させたのち、スクリーンで水切りしただけの、水を多量
に含む平均粒子径約500ミクロンのPTFEファイン
パウダー70グラムを200mlのガラス製ビーカーに
入れ乾燥用試料とした。PTFE層の厚さは約3cmで
あった。これを乾燥装置(松下オーブン電子レンジAC
60)の乾燥室のターンテーブルの中心に置き、レンジ
強にセットし、出力500W、周波数2450MHzの
マイクロ波を放射して該PTFEを乾燥し、試料の重量
が恒量に達するまで乾燥を行った。乾燥中5分毎に試料
を乾燥器より取り出し、重量及び品温を測定した結果は
表1の通りであり、15分と20分の測定で試料は恒量
に達したので、乾燥を終了した。
【0044】
【表1】
【0045】[実施例2]PTFEファインパウダー1
50グラム(PTFE層の厚さ約6cm)を使用した以
外は実施例1と同条件で乾燥を行った。結果は表2のと
おりであり、15分と20分の測定で試料は恒量に達し
たので、乾燥を終了した。
【0046】
【表2】
【0047】
【発明の効果】本発明の方法によれば、従来の熱風乾燥
方式よりもTFE樹脂の乾燥時間が短縮され、エネルギ
ーを消費を節減することができる。またこれにより設備
の回転率が向上し、且つ労働生産性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の乾燥方法を実施するための乾燥装置
の1例である。
【符号の説明】
1 マイクロ波発生機 2 マイクロ波 3 導波管 4 乾燥室 5 ターンテーブル 6 TFE樹脂粉末 7 水蒸気 8 ファン 9 排気孔 10 乾燥空気 11 吸気孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 5重量%以上の水を含む撥水性のテトラ
    フルオロエチレン重合体樹脂粉末に周波数300〜3
    0, 000MHzのマイクロ波を放射することを特徴と
    するテトラフルオロエチレ重合体樹脂粉末の乾燥方法。
  2. 【請求項2】 テトラフルオロエチレン重合体樹脂が9
    0度以上の水との接触角を有するものであることを特徴
    とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 テトラフルオロエチレン重合体樹脂が
    2.2以下の誘電率と0.002以下の誘電正接を有す
    るものであることを特徴とする請求項1または2に記載
    の方法。
  4. 【請求項4】 テトラフルオロエチレン重合体樹脂がポ
    リテトラフルオロエチレンであることを特徴とする請求
    項1〜3のいずれかに記載の方法。
JP4033598A 1998-02-23 1998-02-23 テトラフルオロエチレン重合体樹脂粉末の乾燥方法 Pending JPH11235720A (ja)

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