JPH11235879A - 染料熱転写受像シート - Google Patents
染料熱転写受像シートInfo
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Abstract
ぐれ、プリンター内搬送性にすぐれた染料熱転写交換シ
ートの提供。 【解決手段】 熱可塑性樹脂製支持体の表面上に、架橋
性カチオン性アクリル酸エステル誘導体とその架橋剤と
を含む架橋帯電防止層を形成し、その上に染料染着性樹
脂を含む受像層を形成し、支持体裏面上に、接着性樹脂
とワックスとを含む裏面層を形成する。
Description
ート(以下、単に受像シートとする)に関するものであ
る。更に詳しく述べるならば、種々の環境下においても
帯電防止性に優れており、静電気による重送(受像シー
トが複数枚同時に給紙されること)がなく、また、静電
気によりプリンターに誤動作を発生させることがなく、
従って信頼性の高い受像シートに関するものである。
ードコピープリントシステムは、プリンターと、染料イ
ンクシートと、受像シートとから構成される。プリンタ
ーは、電気信号に応じて、発熱量を制御できるサーマル
ヘッドを有しており、このサーマルヘッドから供給され
る熱量に応じて、インクシートの染料が受像シートに移
動し定着することにより階調性の高いハードコピーを形
成することができる。このような染料熱転写方式のプリ
ンターでは、インクシートは通常ロール状態で供給され
るが、受像シートは枚葉の状態で供給されるのが一般的
である。
テムが求められており、サーマルヘッドの発熱量を如何
に効率良く画像の形成に利用するかが重要な技術的課題
となっている。そのため受像シートの基材には熱損失を
低くするために、平滑で、クッション性、密着性が良
く、かつ断熱性の高い熱可塑性高分子材料を主成分とす
るプラスチックフィルムが用いられている。インクシー
ト基材にも通常、熱可塑性高分子材料が用いられ、また
画像を形成する受像層にも染料染着性樹脂が用いられる
ため、染料熱転写方式に使用される従来の受像シート
は、おおむね帯電性が高く、このためプリンター内にお
ける受像シートの給排紙運動により発生する静電気によ
ってしばしば受像シートの重送、又は紙つまりなどを生
じて、記録材料の給排紙に支障を生じている。またプリ
ント中に、インクシートと受像シートとが剥離する際発
生する静電気によって、プリンターが誤動作する等のト
ラブルを発生することもあり、静電気の防止は染料熱転
写プリントシステムにおいて、達成すべき重要な課題で
ある。
づまり等の走行性の支障を解決するためには、インクシ
ートのいずれかの面に帯電防止剤処理を施す方法や、受
像シートのいづれかの面に帯電防止剤を塗布する方法が
取られていた。しかし受像シートが枚葉の状態で供給さ
れる場合、インクシートのみを処理しただけでは、受像
シート相互の間に発生する帯電は防止できず、このため
重送等の問題は解決されなかった。受像シートの受像層
を形成する面と、この受像シート上に重ね合わされた他
の受像シートの裏面とに帯電防止剤を含む層を設けるこ
とは一般的に知られているが(例えば特開昭62-51490号
公報、特開昭63-91286号公報、特開平1-241491号公報、
特開平2-95892 号公報、特開平3-184894号公報、特開平
4-232788号公報、特開平5-16551 号公報、及び特開平5-
58064 号公報など)、これだけの処置では現実に発生し
ている重送を防止するには不充分である。また、帯電防
止層を、受像層中に含ませる方法、及び、受像層の上に
重ねて塗布する方法も知られているが(例えば特開昭63
-56489号公報、特開平3-128291号公報、特開平5-16544
号公報、及び特開平5-64979 号公報など)、帯電防止剤
が染料の染着性に悪影響を及ぼしたり、長期にわたり帯
電防止効果を維持することが困難である等の問題があっ
た。
には、受像シートの受像層面およびその裏面の両方の上
に帯電防止層を設けることが効果的である(特開平1-25
9986号公報、特開平3-82597 号公報、特開平3-128289号
公報)。また、特開平4-33894 号公報には、受像シート
の基材(シート状支持体)の一面に、カチオン性アクリ
ル樹脂を主成分とする帯電防止層を設け、その上に受像
層を積層することによって受像シートの静電気の発生を
防止する発明が提示されている。基材と受像層の間に帯
電防止層を設けることを含む受像シートの発明は、特開
平3-82597 号公報、及び特開平5-16544 号公報に記載さ
れている。これらの発明においては、基材と受像層の間
に帯電防止層を設けた場合、染料の染着性に悪影響を及
ぼすことなく、表面電気固有抵抗が低下し、静電気によ
る重送等の問題は解消されるという効果が主張されてい
る。しかしながら一般的に帯電防止剤には吸湿性があ
り、そのため得られる帯電防止層は耐水性に乏しく、高
湿環境下においてべたつきを生ずるという問題がある。
また基材と受像層の間に帯電防止層を設けた受像シート
は、高湿環境下、及びプリント後に水分が付着した場合
などに、帯電防止層と基材との密着性が著しく劣化し、
帯電防止層とともに受像層にしわが生じたり、或いは、
受像層が基材から剥がれる等の問題を生ずる。
高画質なカラーハードコピープリントシステムは、例え
ば、プリント倶楽部(商標)に代表されるように、屋外
を含めた種々の環境で使用される。本発明は全環境下で
給排紙時の静電気による重送や紙づまりがなく走行性の
良好な受像シートを提供しようとするものである。また
本発明は、受像層の剥離等の重大な欠陥のない、信頼性
の高い受像シートを提供しようとするものである。
シートは、熱可塑性高分子材料を主成分として含有する
シート状支持体と、この支持体の表面上に形成され、か
つ架橋性のカチオン性アクリル酸エステル誘導体とその
架橋剤としてエポキシ樹脂とを主成分として含有する帯
電防止層と、この帯電防止層上に形成され、かつ染料染
着性樹脂を主成分として含有する受像層と、前記シート
状支持体の裏面上に形成され、かつ接着性樹脂とワック
スとを含有する裏面層とを有することを特徴とするもの
である。本発明の上記染料熱転写受像シートにおいて、
前記帯電防止層の厚さが、前記染料染着層の厚さの15
%以上であり、かつ受像層面と裏面層面とが接触したと
き、その間に発生する静電密着力が50gf以下である
のが好ましい。また、本発明の上記染料熱転写受像シー
トにおいて、前記裏面層に含まれるワックスが、金属石
鹸系ワックス及びポリオレフィン系ワックスから選ばれ
た1種以上を含むものであることが好ましい。
いて静電気により受像シートの重送等の走行不良が発生
することを防止するため、また高湿環境下において帯電
防止剤の吸湿により帯電防止層が基材から剥離すること
を防止するために必要な帯電防止剤層の改良について鋭
意検討した。その結果、受像シートの支持体と受像層の
間に、架橋型カチオン性アクリル酸エステル誘導体とそ
の架橋剤であるエポキシ樹脂とを主成分として含有する
架橋帯電防止層を設け、かつシート状支持体の裏面上
に、接着性樹脂とワックスとを含有する裏面層を形成す
ることにより、高湿環境下においても、受像シートが相
互にべたつくことがなく、また受像層が支持体から剥離
することなく、しかも静電気の発生を抑制し得る受像シ
ートが得られることを見出した。
転写受像シート1の構成は、熱可塑性高分子材料を主成
分として含有するシート状支持体2の表面上に、帯電防
止の為に、カチオン性アクリル酸エステル誘導体と、そ
の架橋剤としてエポキシ樹脂とを主成分として含有する
架橋帯電防止層3を形成し、さらにその上に染料染着性
樹脂を主成分として含有する受像層4とが上記の順序に
積層されており、さらに、支持体2の裏面上に、接着性
樹脂及びワックスを含む裏面層5が形成されているもの
である。
クッション性、及び密着性が良好で、しかも断熱性の高
い熱可塑性高分子を主成分とするプラスチックシートが
好ましく用いられる。このようなシートとしては、ポリ
プロピレンに無機顔料を添加し、これをシート状に形成
して1軸あるいは2軸に延伸して得られ、多数のボイド
を含有している複数の層からなり合成紙として知られる
シートや、ポリエチレンテレフタレート、あるいはポリ
エチレンテレフタレートを発泡又は延伸させて得られた
ボイド含有フィルム、およびこれらのフィルムを、互い
に、またはこれらのフィルムの1層以上と他のフィルム
及び/又は紙等とを積層貼着させて得られた複合シート
が用いられる。いづれの場合も支持体の受像層形成側表
面にはプラスティックシート層が存在することが好まし
い。これらのプラスティックシートには通常、帯電防止
の表面処理がなされており、その表面固有電気抵抗は約
1010〜1012Ω程度であるのが一般的である。
樹脂は熱転写される染料に対し高い染着性を有するポリ
エステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、塩化ビニル酢酸
ビニル共重合樹脂、及び/又はアセテートブチレート系
の樹脂等が用いられる。また、受像層表面のインクシー
トとの融着を防止するため、受像層に離型剤や架橋剤が
添加されていてもよい。離型剤としては各種反応性のシ
リコーンオイル、界面活性剤、及びアルカリ石鹸等の滑
剤が用いられ、また、架橋剤としてはポリイソシアネー
ト化合物等が用いられる。このような受像層を、帯電防
止表面処理がなされているプラスティックシート上に塗
工し、その表面固有電気抵抗を測定すると、おおむね10
13Ω以上の高い値を示す。すなわち、受像シートの受像
層に十分な帯電防止性を付与するためには、支持体とし
て用いられるプラスチックシートに通常の帯電防止処理
をしただけのものでは不充分である。
リンター内の受像シートに、その給排紙運動により発生
する静電気及び、プリント中、インクシートと受像シー
トが剥離する際その間に発生する静電気の量を、受像シ
ートの走行性を低下させたり、またプリンターを誤動作
させるなどの問題を発生することがないレベルに下げる
ためには、受像シートの裏面(受像層が形成される面に
対する反対の面)の表面固有電気抵抗値に無関係に、染
料染着層側の表面固有電気抵抗値を約1011Ω以下にす
る必要があることが見出された。その為には受像層側に
帯電防止層を設置することが必要であるか、染料の染着
性に影響を及ぼすことなく、静電気の発生を抑制するた
めには、支持体と受像層との間に、特定組成を有する帯
電防止層を設けることが最良の方法であることが本発明
により見出された。
いろ提案されているが帯電防止剤を利用するのが最も有
効な手段である。帯電防止剤のなかでも、経日、又は摩
擦等により変化することのない、高分子界面活性剤を用
いることがより有効である。帯電防止剤にはアニオン
(カルボン酸、ポリエステル誘導体、スルポン酸、リン
化合物等)、カチオン(アクリル酸エステル誘導体、ア
クリル酸アミド誘導体、ビニルエーテル誘導体、ビニル
窒素誘導体、ポリアミン樹脂)、及び非イオン性(アク
リル酸エステル、酸化エチレン誘導体、アミド)等の各
種帯電防止剤が知られている。一般に、アニオン性、及
び非イオン性の帯電防止剤は、帯電防止効果がそれほど
高くないが、カチオン性の高分子帯電防止剤はすぐれた
帯電防止効果を示す。
電防止剤(例えば米国特許第2,694,688 号) は、例えば
第三級アミノ基を有するアミノアルコールのメタクリル
酸エステル誘導体をジメチル硫酸により四級化して、第
四アンモニウム塩を生成する方法により得られ、この第
四アンモニウム塩含有のカチオン界面活性剤は強力な帯
電防止性を示すことが知られている。またアクリル酸ア
ミド誘導体から得られる第四アンモニウム塩、アミノ
基、及び第四アンモニウム基を含む水溶性のポリビニル
誘導体、ビニルピリジンの共重合体を四級化して得られ
る塩、並びにポリエチレングリコールポリアミンを四級
化して得られる塩等も、カチオン系の帯電防止剤として
知られている。
持体として用いられるプラスティックシートに塗工、乾
燥した場合、得られるプラスティックシートの表面固有
電気抵抗は約106 〜108 Ωという低い値を示す。ま
た、本発明の受像シートの構成のように、前記従来の帯
電防止層を、支持体と受像層との間に設けた場合、受像
層側の表面固有電気抵抗は約1010〜1011Ωにおさま
り、受像層側の静電気の発生を十分に抑制する効果を発
揮する。しかしながら通常、これら従来の帯電防止剤に
は吸湿性があり、そのため耐水性に乏しく、高湿環境下
においてべたつきを発生する。支持体と受像層の間に従
来の帯電防止層を設けた受像シートは、高湿環境下やプ
リント後に水分が付着した場合などには、この帯電防止
層と支持体との間の密着性が著しく劣化し、帯電防止層
とともに受像層にしわが生じたり、ひどい場合には受像
層が支持体から剥離する等の問題を生ずる。
架橋し、支持体として用いられるプラスチックシートと
の接着性を向上することが有効である。例えば高分子帯
電防止剤を構成する単量体がカルボキシル基を有する場
合、これをエポキシモノマーあるいは樹脂を使用して架
橋することができる。また末端カルボキシル基を有する
単量体としては例えばアクリル酸、メタクリル酸、アク
ロイルオキシエチルコハク酸、フタル酸、又はヘキサヒ
ドロフタル酸等が挙げられる。本発明者が鋭意研究した
結果、第四級アンモニウム塩基を側鎖として有するメタ
クリル酸エステル誘導体と、アクリル酸、及び/又はメ
チルメタクリレート等とを共重合して得られたカチオン
性高分子帯電防止剤を、エポキシ樹脂により架橋する
と、得られる架橋生成物は、帯電防止性能を維持しつ
つ、さらに高い耐水性を示し、受像シート用帯電防止剤
として最適なものであった。
は、好ましくは0.3〜5μmであり、より好ましくは
0.5〜2μmである。架橋帯電防止層の厚さが0.3
μm未満では、均一な塗工面の形成が難しいことがあ
る。架橋帯電防止層に塗工ムラが生じると静電気の逃げ
道が分断され充分な帯電防止効果を発揮しないことがあ
る。また架橋帯電防止層の硬さは柔らかいものが多いた
め、その塗工厚さが5μmを越えた場合、上に形成され
る受像層の塗工時に損傷を生じ、受像シートの商品価値
を低下させる恐れがある。
好ましく、また疎油性を示すものであることが好まし
い。本発明の受像シートの構成において、架橋帯電防止
層の上に受像層が形成される。受像層はトルエン、MEK
等に可溶の親油性樹脂により形成されることが通常のた
め、親油性の帯電防止剤により帯電防止層が形成されて
いると、受像層塗工時に帯電防止剤の一部が溶出し、そ
の一部が受像層中にブリードする可能性がある。前述の
ように、帯電防止層は均一な面に形成されて初めてその
帯電防止効果を十分に発揮するものであるから、受像層
中に拡散することは好ましくなく、このために、帯電防
止剤は、受像層形成用塗布液に含まれる溶剤に不溶性で
あることが好ましい。本発明の帯電防止層は架橋型であ
ることが特徴であり、この架橋のために通常塗工、乾燥
後に加熱処理することが行われている。加熱架橋工程
は、帯電防止層塗工後、受像層を塗工する前に施しても
よいし、あるいは受像層を塗工した後に施してもよい。
さは、好ましくは2〜8μmであり、より好ましくは2
〜4μmである。受像層の厚さが8μmを越えると支持
体の高い断熱効果を発揮できず、プリント濃度が低くな
ることがあり、また受像シート表面と帯電防止層との距
離が大きくなり、充分な帯電防止効果を発揮できないこ
とがある。また、受像層の厚さが2μm以下になると、
均一な塗工面を形成するのが難しいことがあり、プリン
トの際の受像層とサーマルヘッドとの接触が不確実にな
り、このため白抜け等の問題が生ずることがある。
帯電防止効果とを両立させるためには、架橋帯電防止層
の厚さが、受像層の厚さの15%以上であることが好ま
しく、25〜100%であることがより好ましい。
面上に裏面層が設けられる。裏面層に要求される性能と
して、帯電防止性、搬送性、滑り性、筆記性、インクシ
ートに融着しない事などがある。裏面層用接着剤樹脂と
しては、アクリル樹脂などの一般に広く知られている接
着剤樹脂を用いることができるが、カチオン系樹脂を用
いることが好ましい。裏面層の帯電防止性を高めるため
には、前記帯電防止層と同様のカチオン性高分子界面活
性剤を用いることが好ましい。また受像シートの搬送性
向上の為に、裏面層中に粒径が2.0μm以上の有機あ
るいは無機顔料を含有させたり、滑り性の向上、及び/
又はインクシートとの融着防止性向上のためには、裏面
層中にシリコーン系化合物を添加することが好ましい。
まれる該ワックス類としては、一般に使用されている金
属石鹸系ワックス、ポリオレフィン系ワックス等を使用
することができる。金属石鹸系ワックスとしては、脂肪
酸、芳香族カルボン酸等の有機酸の、アルカリ金属以外
の金属の塩が用いられ、脂肪酸と、金属、金属酸化物、
又は金属水酸化物等との反応による直接法又は、水溶性
の脂肪酸アルカリ石鹸と、金属酸化物又は水溶性金属塩
との複分解反応による複分解法とにより製造される。金
属石鹸系ワックスには多くの種類があるが、滑り性、融
着防止効果、コスト、安全性の点から、ステアリン酸の
如き高級脂肪酸のカルシウム塩、バリウム塩、亜鉛塩等
を用いることが好ましい。ポリオレフィン系ワックスと
は、エチレン、プロピレン、ブチレン、及びアミレン等
のエチレン系炭化水素をモノマー単位とする高分子ワッ
クスの水性エマルジョンから選ばれる。
層、及びその他の被覆層は、バーコーター、グラビアコ
ーター、カンマコーター、ブレードコーター、エアーナ
イフコーターなどのコーターを用いて塗工、乾燥して形
成することができる。
するが、勿論本発明はこれら実施例によって限定される
ものではない。尚、実施例中の「部」および「%」は、
特に断らない限り「重量部」および「重量%」を示す。
表面上に、下記組成の塗料−1を乾燥厚さが1.5μm
になるように塗工、乾燥して帯電防止層を形成した。ま
た支持体の裏面上に、下記組成の塗料−2を乾燥厚さが
4μmになるよう塗工、乾燥して裏面層を形成した。そ
の後帯電防止層の上に下記組成の塗料−3を乾燥厚さが
5μmになるように塗工、乾燥して受像層を形成した。
得られた積層シートを、その後50℃で5日間加熱し、
帯電防止層の架橋を完了して受像シート(1)を作製し
た。
表裏両面上に、下記組成の塗料−4を、乾燥厚さが1.
3μmになるように塗工、乾燥して帯電防止層を形成し
た。その後、表面側帯電防止層の上に、前述の塗料−3
を、乾燥厚さが5μmになるように塗工、乾燥して受像
層を形成した。その後得られた積層シートを50℃で5日
間加熱し、帯電防止層を十分に架橋させて受像シート
(2)を作製した。
シートを作製した。
記組成の塗料−5を用いて、受像シートを作製した。
下記組成の塗料−6を用いて、受像シートを作製した。
ートを作製した。
ートの、走行性、染料染着層側の表面固有電気抵抗、静
電密着力、受像層の基材への接着性について、下記テス
ト方法によりテストし評価した。
ンター(UP1850、ソニー製)を用いて、5 ℃、20〜30%
RHの環境下でプリントし、重送事故発生の有無をしら
べ評価した。 (2)受像層側の表面固有電気抵抗 供試受像シートの受像層側の表面固有電気抵抗を、三菱
化学(株)製、表面抵抗型:ハイレスタ高抵抗値測定器
を用いて、5℃、20〜30%RH環境下において測定評価
した。
下で、複数枚の供試受像シートの表裏を重ね合わせ、こ
れに荷重500gをかけた状態で20往復擦り合わせ
た。その後、荷重を取り去り2枚の受像シートの別離に
要した力を測定し、この測定値により静電密着力を表し
た。 (4)受像層の支持体との接着性 供試受像シートを水中に浸けて20分放置し、シワの発
生、及び受像層と支持体との間の剥離状況を目視で評価
した。
表件固有電気抵抗、静電密着力、染料染着層のシワ、支
持体からの剥離等すべての項目を優秀な成績を修めるも
のは、本発明の受像シートだけであった。本発明の特定
架橋帯電防止層が存在しないと、重送を防止できず、ま
た帯電防止層が架橋されていないと、耐水性に乏しく、
シワが発色しやすく、帯電防止層とともに受像層が支持
体から剥離することが確認された。
電気による重送等の問題がなく、また高湿下、あるいは
受像シート表面に水分がついた場合も受像層にシワが発
生したり、又は支持体から受像層が、剥離することのな
い、信頼性の高い染料熱転写画像受像シートを得ること
ができる。
示す断面説明図。
Claims (3)
- 【請求項1】 熱可塑性高分子材料を主成分として含有
するシート状支持体と、この支持体の表面上に形成さ
れ、かつ、架橋性のカチオン性アクリル酸エステル誘導
体とその架橋剤としてエポキシ樹脂とを主成分として含
有する架橋帯電防止層と、この帯電防止層上に形成さ
れ、かつ染料染着性樹脂を主成分として含有する受像層
と、前記シート状支持体の裏面上に形成され、かつ接着
性樹脂とワックスとを含有する裏面層とを有することを
特徴とする染料熱転写受像シート。 - 【請求項2】 前記帯電防止層の厚さが、前記染料染着
層の厚さの15%以上であり、かつ受像層面と裏面層面
とが接触したとき、その間に発生する静電密着力が50
gf以下である請求項1に記載の染料熱転写受像シー
ト。 - 【請求項3】 前記裏面層に含まれるワックスが、金属
石鹸系ワックス及びポリオレフィン系ワックスから選ば
れた1種以上を含む請求項1に記載の染料熱転写受像シ
ート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10040399A JPH11235879A (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 染料熱転写受像シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10040399A JPH11235879A (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 染料熱転写受像シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11235879A true JPH11235879A (ja) | 1999-08-31 |
Family
ID=12579593
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10040399A Pending JPH11235879A (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 染料熱転写受像シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11235879A (ja) |
-
1998
- 1998-02-23 JP JP10040399A patent/JPH11235879A/ja active Pending
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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