JPH1123627A - 高調波計測方法 - Google Patents
高調波計測方法Info
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- JPH1123627A JPH1123627A JP9197810A JP19781097A JPH1123627A JP H1123627 A JPH1123627 A JP H1123627A JP 9197810 A JP9197810 A JP 9197810A JP 19781097 A JP19781097 A JP 19781097A JP H1123627 A JPH1123627 A JP H1123627A
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Y02E40/40—Arrangements for reducing harmonics
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- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 配電線搬送通信方式の開閉器制御機能を有す
る配電系統の高調波特性を、専用の電流注入装置を設け
ることなく測定する。 【解決手段】 配電系統1の親局4に、配電線搬送通信
の信号注入,2周波数f1 ,f2 (f1 <n×fs <f
2 ,fs は系統基本波周波数)の電流注入に切換わる電
流注入装置6を備え、高調波計測時、親局4から注入点
aに両周波数f1,f2 の電流を注入して高調波特性を
測定する。
る配電系統の高調波特性を、専用の電流注入装置を設け
ることなく測定する。 【解決手段】 配電系統1の親局4に、配電線搬送通信
の信号注入,2周波数f1 ,f2 (f1 <n×fs <f
2 ,fs は系統基本波周波数)の電流注入に切換わる電
流注入装置6を備え、高調波計測時、親局4から注入点
aに両周波数f1,f2 の電流を注入して高調波特性を
測定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配電線搬送通信方
式の開閉器制御機能を有する配電系統の高調波注入点よ
り下位又は上位の高調波特性を測定する高調波計測方法
に関する。
式の開閉器制御機能を有する配電系統の高調波注入点よ
り下位又は上位の高調波特性を測定する高調波計測方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電力の送,配電系統においては、
高調波を低減することが重要である。
高調波を低減することが重要である。
【0003】そして、n次(n=1,2,…の整数)の
高調波(第n調波)は、系統基本波周波数fs の整数倍
であり、代表的な第5調波の周波数は5×fs である。
高調波(第n調波)は、系統基本波周波数fs の整数倍
であり、代表的な第5調波の周波数は5×fs である。
【0004】この高調波の低減は、高調波レベル(電圧
レベル)を予測し、その周波数のフィルタ設備をコンデ
ンサ設備に付設等して行われる。
レベル)を予測し、その周波数のフィルタ設備をコンデ
ンサ設備に付設等して行われる。
【0005】そして、高調波レベルを予測する場合、電
力系統の例えば前記フィルタ設備の接続点より下位(下
流)の高調波特性を把握してその等価回路(高調波等価
回路)を求める必要がある。
力系統の例えば前記フィルタ設備の接続点より下位(下
流)の高調波特性を把握してその等価回路(高調波等価
回路)を求める必要がある。
【0006】この高調波等価回路は、ノートンの定理で
表現した場合、アドミタンスと電流源との並列回路とみ
なすことができる。
表現した場合、アドミタンスと電流源との並列回路とみ
なすことができる。
【0007】そして、電気学会論文誌B,101巻8
号,p.451−458,(昭56−8)には、配電線
系統の第5調波についての高調波等価回路を求める際、
系統の基本波の電圧,電流を計測し、その結果から高調
波等価回路のアドミタンス,電流源の大きさ、位相等を
算出して推定することが記載されている。
号,p.451−458,(昭56−8)には、配電線
系統の第5調波についての高調波等価回路を求める際、
系統の基本波の電圧,電流を計測し、その結果から高調
波等価回路のアドミタンス,電流源の大きさ、位相等を
算出して推定することが記載されている。
【0008】しかし、前記論文誌に記載の高調波計測方
法で電力系統の高調波等価回路を求める場合、系統の基
本波電圧・電流値を計測し、その計測結果から高調波ア
ドミタンス、高調波電流源の大きさ、位相を推定するた
め、電力系統の高調波等価回路のアドミタンス等を精度
よく求めることができない。
法で電力系統の高調波等価回路を求める場合、系統の基
本波電圧・電流値を計測し、その計測結果から高調波ア
ドミタンス、高調波電流源の大きさ、位相を推定するた
め、電力系統の高調波等価回路のアドミタンス等を精度
よく求めることができない。
【0009】すなわち、前記論文誌の高調波計測方法の
場合、着目高調波のアドミタンスや電流源を実測結果か
ら求めたわけではなく、基本波の計測情報に基づき、基
本波の大きさ(ベクトル値)から着目高調波の大きさ
(ベクトル値)を推定するに過ぎないため、その高調波
等価回路を精度よく求めることができない。
場合、着目高調波のアドミタンスや電流源を実測結果か
ら求めたわけではなく、基本波の計測情報に基づき、基
本波の大きさ(ベクトル値)から着目高調波の大きさ
(ベクトル値)を推定するに過ぎないため、その高調波
等価回路を精度よく求めることができない。
【0010】そのため、電力系統の例えばフィルタ設備
の接続点より下位の高調波特性を正確に把握して適当な
フィルタ設備を設けることができず、高調波レベルを良
好に低減できなかった。
の接続点より下位の高調波特性を正確に把握して適当な
フィルタ設備を設けることができず、高調波レベルを良
好に低減できなかった。
【0011】そこで、本出願人は特願平8−31019
2号の出願により、電力系統の高調波注入点に測定調波
(着目高調波)の上,下両側の基本波の非整数倍周波数
の電流それぞれを注入し、その注入点における注入周波
数の電圧及び注入点の上位,下位を流れる注入周波数の
電流の実測結果に基づき、系統の注入点より下位又は上
位につき、着目高調波の上,下両側それぞれの注入周波
数についての等価回路のアドミタンスを求め、それらの
補間処理により着目高調波についての等価回路のアドミ
タンスを決定してその高調波特性を計測することを既に
発明している。
2号の出願により、電力系統の高調波注入点に測定調波
(着目高調波)の上,下両側の基本波の非整数倍周波数
の電流それぞれを注入し、その注入点における注入周波
数の電圧及び注入点の上位,下位を流れる注入周波数の
電流の実測結果に基づき、系統の注入点より下位又は上
位につき、着目高調波の上,下両側それぞれの注入周波
数についての等価回路のアドミタンスを求め、それらの
補間処理により着目高調波についての等価回路のアドミ
タンスを決定してその高調波特性を計測することを既に
発明している。
【0012】この場合、注入周波数の電流が系統に本来
存在しない基本波周波数の非整数倍のいわゆる中間高調
波の電流であり、系統の既存の高調波の影響を受けるこ
となく、注入周波数の等価回路のアドミタンスを実測か
ら精度よく求めることができ、この結果を用いて着目高
調波についての高調波特性を精度よく把握し得る。
存在しない基本波周波数の非整数倍のいわゆる中間高調
波の電流であり、系統の既存の高調波の影響を受けるこ
となく、注入周波数の等価回路のアドミタンスを実測か
ら精度よく求めることができ、この結果を用いて着目高
調波についての高調波特性を精度よく把握し得る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】前記既出願の計測方法
を実施するにあたっては、着目高調波の上,下の周波数
f1 ,f2 の中間高調波の電流を注入する電流注入装置
が必要になる。
を実施するにあたっては、着目高調波の上,下の周波数
f1 ,f2 の中間高調波の電流を注入する電流注入装置
が必要になる。
【0014】一方、電力系統が配電線搬送通信方式の配
電系統の場合は、系統上流側の親局から各区分開閉器に
付設された子局に配電線を介して開閉器制御の情報が伝
送される。
電系統の場合は、系統上流側の親局から各区分開閉器に
付設された子局に配電線を介して開閉器制御の情報が伝
送される。
【0015】したがって、とくに配電線搬送通信方式の
開閉器制御機能を有する配電系統の高調波特性を前記既
出願の測定方法で計測する際、配電線搬送通信の親局,
子局とともに高調波測定の専用の電流注入装置等を設け
ると、設備コストが高くなる問題点がある。
開閉器制御機能を有する配電系統の高調波特性を前記既
出願の測定方法で計測する際、配電線搬送通信の親局,
子局とともに高調波測定の専用の電流注入装置等を設け
ると、設備コストが高くなる問題点がある。
【0016】また、この場合は高調波測定の電流注入が
開閉制御の通信に悪影響を与えないように、前記周波数
f1 ,f2 を開閉器制御の通信周波数を避けて設定しな
ければならない問題点もある。
開閉制御の通信に悪影響を与えないように、前記周波数
f1 ,f2 を開閉器制御の通信周波数を避けて設定しな
ければならない問題点もある。
【0017】本発明は、配電線搬送通信方式の開閉器制
御機能を有する配電系統において、専用の電流注入装置
を設けることなく、高調波特性の測定が行えるようにす
ることを課題とする。
御機能を有する配電系統において、専用の電流注入装置
を設けることなく、高調波特性の測定が行えるようにす
ることを課題とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明の高調波計測方法は、電力系統の高調波注
入点に、計測対象のn次の着目高調波(周波数n×
fs )を挟む系統基本波周波数fs の非整数倍の2周波
数f1 ,f2 (f1 <n×fs <f2 )の電流を中間高
調波の電流としてそれぞれ注入し、電力系統の高調波計
測点の計測電流,計測電圧の周波数解析により高調波計
測点より下位又は上位の両中間高調波についての等価回
路のアドミタンス又はインピーダンスを求め、両中間高
調波についての等価回路のアドミタンス又はインピーダ
ンスから高調波計測点より下位又は上位の着目高調波に
ついてのアドミタンス又はインピーダンスを補間演算し
て決定し、着目高調波についての高調波特性を測定する
高調波計測方法において、電力系統が親局から子局に配
電線搬送通信方式で開閉器制御情報を伝送する配電系統
からなり、親局に配電線搬送通信の信号注入,前記両周
波数f1 ,f2 の電流注入に切換わる電流注入装置を備
え、高調波計測時、親局から高調波注入点に両周波数f
1 ,f2 の電流を注入して高調波特性を計測するもので
ある。
めに、本発明の高調波計測方法は、電力系統の高調波注
入点に、計測対象のn次の着目高調波(周波数n×
fs )を挟む系統基本波周波数fs の非整数倍の2周波
数f1 ,f2 (f1 <n×fs <f2 )の電流を中間高
調波の電流としてそれぞれ注入し、電力系統の高調波計
測点の計測電流,計測電圧の周波数解析により高調波計
測点より下位又は上位の両中間高調波についての等価回
路のアドミタンス又はインピーダンスを求め、両中間高
調波についての等価回路のアドミタンス又はインピーダ
ンスから高調波計測点より下位又は上位の着目高調波に
ついてのアドミタンス又はインピーダンスを補間演算し
て決定し、着目高調波についての高調波特性を測定する
高調波計測方法において、電力系統が親局から子局に配
電線搬送通信方式で開閉器制御情報を伝送する配電系統
からなり、親局に配電線搬送通信の信号注入,前記両周
波数f1 ,f2 の電流注入に切換わる電流注入装置を備
え、高調波計測時、親局から高調波注入点に両周波数f
1 ,f2 の電流を注入して高調波特性を計測するもので
ある。
【0019】したがって、この配電線搬送通信方式の開
閉器制御機能を有する配電系統の高調波特性を測定する
際は、配電線搬送通信の親局の電流注入装置が通信の信
号注入から着目高調波の上下の周波数f1 ,f2 の電流
注入に切換わる。
閉器制御機能を有する配電系統の高調波特性を測定する
際は、配電線搬送通信の親局の電流注入装置が通信の信
号注入から着目高調波の上下の周波数f1 ,f2 の電流
注入に切換わる。
【0020】そのため、親局を配電搬送通信と高調波計
測とに兼用し、高調波計測の専用の電流注入装置を設け
ることなく、この種配電線搬送通信方式の配電系統の高
調波特性を計測することができる。
測とに兼用し、高調波計測の専用の電流注入装置を設け
ることなく、この種配電線搬送通信方式の配電系統の高
調波特性を計測することができる。
【0021】つぎに、この配電系統の子局が高調波計測
点に設けられる場合は、この子局に、配電系統に設けた
計器用変流器,計器用変圧器の計測出力から配電線搬送
通信の通信情報を受信して再生する通信用受信処理装置
と、計器用変流器,計器用変圧器の両計測出力の周波数
解析により高調波計測点より下位又は上位の両中間高調
波についての等価回路のアドミタンス又はインピーダン
スを求め、両中間高調波についての等価回路のアドミタ
ンス又はインピーダンスから着目高調波についてのアド
ミタンス又はインピーダンスを補間演算して決定する特
性測定装置とを備え、高調波計測時、高調波計測点の子
局により、配電系統に注入された両中間高調波の電流,
電圧を検出して高調波特性を計測する。
点に設けられる場合は、この子局に、配電系統に設けた
計器用変流器,計器用変圧器の計測出力から配電線搬送
通信の通信情報を受信して再生する通信用受信処理装置
と、計器用変流器,計器用変圧器の両計測出力の周波数
解析により高調波計測点より下位又は上位の両中間高調
波についての等価回路のアドミタンス又はインピーダン
スを求め、両中間高調波についての等価回路のアドミタ
ンス又はインピーダンスから着目高調波についてのアド
ミタンス又はインピーダンスを補間演算して決定する特
性測定装置とを備え、高調波計測時、高調波計測点の子
局により、配電系統に注入された両中間高調波の電流,
電圧を検出して高調波特性を計測する。
【0022】したがって、この場合は、高調波計測点の
子局が配電線搬送通信と高調波計測とに兼用され、高調
波計測時、この子局の特性測定装置により高調波計測点
より上位又は下位の着目高調波についての高調波特性が
計測される。
子局が配電線搬送通信と高調波計測とに兼用され、高調
波計測時、この子局の特性測定装置により高調波計測点
より上位又は下位の着目高調波についての高調波特性が
計測される。
【0023】そのため、配電線搬送通信の親局だけでな
く、その子局も利用して高調波特性の計測が行える。
く、その子局も利用して高調波特性の計測が行える。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の実施の1形態について、
図1ないし図3を参照して説明する。図1は単線表記さ
れた配電線搬送通信方式の開閉器制御機能を有する配電
系統1を示し、系統電源2に接続された配電系統1は例
えば電柱に取付けられた複数の区分開閉器3により区分
される。
図1ないし図3を参照して説明する。図1は単線表記さ
れた配電線搬送通信方式の開閉器制御機能を有する配電
系統1を示し、系統電源2に接続された配電系統1は例
えば電柱に取付けられた複数の区分開閉器3により区分
される。
【0025】また、電力会社の変電所等に設けられた開
閉器制御の親局4は信号(電流)注入トランス5を介し
て配電系統1の適当な位置に接続され、この接続点が高
調波注入点を形成する。
閉器制御の親局4は信号(電流)注入トランス5を介し
て配電系統1の適当な位置に接続され、この接続点が高
調波注入点を形成する。
【0026】この注入点は、多くの場合、配電系統1の
上流側に位置する。そして、親局4は、配電線搬送通信
の親局機能だけでなく、高調波計測の電流注入機能も備
えるため、図2に示す電流注入装置6を設けて形成され
る。
上流側に位置する。そして、親局4は、配電線搬送通信
の親局機能だけでなく、高調波計測の電流注入機能も備
えるため、図2に示す電流注入装置6を設けて形成され
る。
【0027】この電流注入装置6は、常時は、親局4が
配電線搬送通信の親局として動作するため、出力段の周
波数可変型のインバータ7の制御入力が、その前段のス
イッチ8により通信制御器9の出力に保持される。
配電線搬送通信の親局として動作するため、出力段の周
波数可変型のインバータ7の制御入力が、その前段のス
イッチ8により通信制御器9の出力に保持される。
【0028】そして、自動又は手動の開閉器制御操作等
に基づき、通信制御器9からインバータ7に開閉器制御
情報が出力されると、この情報によりインバータ7の駆
動信号が変調され、インバータ7により各区分開閉器3
の開閉制御の例えばスペクトル拡散方式の所定周波数帯
域の通信信号が形成され、この通信信号がインバータ7
から配電系統1に注入される。
に基づき、通信制御器9からインバータ7に開閉器制御
情報が出力されると、この情報によりインバータ7の駆
動信号が変調され、インバータ7により各区分開閉器3
の開閉制御の例えばスペクトル拡散方式の所定周波数帯
域の通信信号が形成され、この通信信号がインバータ7
から配電系統1に注入される。
【0029】一方、配電系統1の高調波測定を行う際
は、自動又は手動の高調波測定指令により、高調波の計
測制御器10からスイッチ8に通信から高調波計測への
切換指令が出力され、この指令によりスイッチ8が通信
制御器9から計測制御器10に切換わる。
は、自動又は手動の高調波測定指令により、高調波の計
測制御器10からスイッチ8に通信から高調波計測への
切換指令が出力され、この指令によりスイッチ8が通信
制御器9から計測制御器10に切換わる。
【0030】そして、計測制御器10からインバータ7
に、その出力周波数を、計測対象のn次の着目高調波
(n×fs )を挟む系統基本波周波数fs の非整数倍の
2周波数f1 ,f2 (f1 <n×fs <f2 )に順に変
化させる計測制御情報が供給される。
に、その出力周波数を、計測対象のn次の着目高調波
(n×fs )を挟む系統基本波周波数fs の非整数倍の
2周波数f1 ,f2 (f1 <n×fs <f2 )に順に変
化させる計測制御情報が供給される。
【0031】この計測制御情報によりインバータ7の出
力電流が一定時間ずつ周波数f1 ,f2 に順に変化し、
高調波計測時、周波数f1 ,f2 のいわゆる中間高調波
の注入電流が、通信信号注入点及び高調波注入点を形成
する通信・計測共通の注入点aに注入される。
力電流が一定時間ずつ周波数f1 ,f2 に順に変化し、
高調波計測時、周波数f1 ,f2 のいわゆる中間高調波
の注入電流が、通信信号注入点及び高調波注入点を形成
する通信・計測共通の注入点aに注入される。
【0032】なお、高調波計測が終了すると、計測制御
器10からスイッチ8に高調波計測から通信への切換指
令が出力され、スイッチ8が計測制御器10から通信制
御器9に切戻される。
器10からスイッチ8に高調波計測から通信への切換指
令が出力され、スイッチ8が計測制御器10から通信制
御器9に切戻される。
【0033】また、配電系統1の時々刻々変化する高調
波特性を計測する場合、例えば30分毎に周期的に高調
波計測が指令されて、親局が通信から高調波計測に切換
わり、その都度,2周波数f1 ,f2 の電流が注入点a
に注入される。
波特性を計測する場合、例えば30分毎に周期的に高調
波計測が指令されて、親局が通信から高調波計測に切換
わり、その都度,2周波数f1 ,f2 の電流が注入点a
に注入される。
【0034】つぎに、各区分開閉器3はそれぞれ上位側
近傍に計器用変流器11,計器用変圧器12が設けられ
るとともに、通常の子局13a又は高調波計測機能付き
の子局13bが付設される。
近傍に計器用変流器11,計器用変圧器12が設けられ
るとともに、通常の子局13a又は高調波計測機能付き
の子局13bが付設される。
【0035】すなわち、図1の配電系統1の場合、注入
点aより下位の2個所の区分開閉器3の通信信号受信点
及び注入点aより上位の1個所の区分開閉器3の通信信
号受信点が、高調波計測点に設定されてそれぞれ通信・
計測点b1 ,b2 ,b3 を形成する。
点aより下位の2個所の区分開閉器3の通信信号受信点
及び注入点aより上位の1個所の区分開閉器3の通信信
号受信点が、高調波計測点に設定されてそれぞれ通信・
計測点b1 ,b2 ,b3 を形成する。
【0036】そして、通信・計測点b1 ,b2 ,b3 を
除く通常の各通信信号受信点の区分開閉器3に配電線搬
送通信の通常の子局13aが付設され、通信・計測点b
1 ,b2 ,b3 の区分開閉器3に高調波計測機能付きの
子局13bが付設される。
除く通常の各通信信号受信点の区分開閉器3に配電線搬
送通信の通常の子局13aが付設され、通信・計測点b
1 ,b2 ,b3 の区分開閉器3に高調波計測機能付きの
子局13bが付設される。
【0037】このとき、通常の子局13aは従来の配電
線搬送通信方式の配電系統の子局と同様、マイクロコン
ピュータ等により形成され、受信処理機能,事故検出機
能及び開閉器制御機能を有し、計器用変流器11,計器
用変圧器12の検出出力をフィルタ処理等し、それらの
検出出力に基づき、親局4からの通信信号を受信すると
ともに配電系統1の自区間より下位側(負荷側)の地絡
等の事故の発生を監視検出する。
線搬送通信方式の配電系統の子局と同様、マイクロコン
ピュータ等により形成され、受信処理機能,事故検出機
能及び開閉器制御機能を有し、計器用変流器11,計器
用変圧器12の検出出力をフィルタ処理等し、それらの
検出出力に基づき、親局4からの通信信号を受信すると
ともに配電系統1の自区間より下位側(負荷側)の地絡
等の事故の発生を監視検出する。
【0038】さらに、これらの受信・検出に基づき、遠
方制御,事故検出にしたがって自局の区分開閉器3を開
閉する。
方制御,事故検出にしたがって自局の区分開閉器3を開
閉する。
【0039】つぎに、高調波計測機能付きの各子局13
bは、通常の子局13aに高調波計測機能を付加して例
えば図3に示すように形成される。
bは、通常の子局13aに高調波計測機能を付加して例
えば図3に示すように形成される。
【0040】この図3の子局13bは、通常機能ブロッ
クとしての受信処理装置14と,高調波計測ブロックと
しての特性測定装置15とを備える。
クとしての受信処理装置14と,高調波計測ブロックと
しての特性測定装置15とを備える。
【0041】そして、受信処理装置14は計器用変流器
11,計器用変圧器12に接続された受信・検出処理部
16により親局からの通信信号の受信処理及び下位側の
事故検出処理を実行し、その受信情報,検出情報に基づ
き、開閉器制御部17により自局の区分開閉器3を開閉
制御する。
11,計器用変圧器12に接続された受信・検出処理部
16により親局からの通信信号の受信処理及び下位側の
事故検出処理を実行し、その受信情報,検出情報に基づ
き、開閉器制御部17により自局の区分開閉器3を開閉
制御する。
【0042】また、特性測定装置15は計器用変流器1
1,計器用変圧器12に接続されたA/D変換器18を
備え、この変換器18により計器用変流器11,計器用
変圧器12の電流,電圧の検出出力をそれぞれデジタル
データに変換する。
1,計器用変圧器12に接続されたA/D変換器18を
備え、この変換器18により計器用変流器11,計器用
変圧器12の電流,電圧の検出出力をそれぞれデジタル
データに変換する。
【0043】そして、高調波計測時、A/D変換器18
の電流,電圧の検出出力に基づき、信号処理装置19が
FFT,DFT等のデジタル周波数解析により前記周波
数f1 ,f2 の中間高調波の電流,電圧及び着目高調波
の電流,電圧を検出する。
の電流,電圧の検出出力に基づき、信号処理装置19が
FFT,DFT等のデジタル周波数解析により前記周波
数f1 ,f2 の中間高調波の電流,電圧及び着目高調波
の電流,電圧を検出する。
【0044】さらに、これらの検出に基づき、演算処理
装置20が例えば配電系統1の各通信・計測点b1 ,b
2 ,b3 より下位の着目高調波についての等価回路を求
めてその高調波特性を計測する。
装置20が例えば配電系統1の各通信・計測点b1 ,b
2 ,b3 より下位の着目高調波についての等価回路を求
めてその高調波特性を計測する。
【0045】そして、測定結果が記憶装置21に書込ま
れて蓄積保存されるとともに表示装置22に表示され
る。
れて蓄積保存されるとともに表示装置22に表示され
る。
【0046】つぎに、特性測定装置15の高調波特性の
計測方法について具体的に説明する。まず、配電系統1
には基本波周波数fs の整数倍周波数n×fs の種々の
高調波が存在する。
計測方法について具体的に説明する。まず、配電系統1
には基本波周波数fs の整数倍周波数n×fs の種々の
高調波が存在する。
【0047】そして、各通信・計測点b1 ,b2 ,b3
より下位の着目高調波についての等価回路は、ノートン
の定理で表現した場合、それぞれアドミタンスY(n)と
電流源IG(n)との並列回路になる。
より下位の着目高調波についての等価回路は、ノートン
の定理で表現した場合、それぞれアドミタンスY(n)と
電流源IG(n)との並列回路になる。
【0048】また、高調波計測時、親局4から注入点a
に注入される周波数f1 ,f2 の電流は、系統基本波周
波数の非整数倍の電流であり、配電系統1には本来存在
しない周波数の電流である。
に注入される周波数f1 ,f2 の電流は、系統基本波周
波数の非整数倍の電流であり、配電系統1には本来存在
しない周波数の電流である。
【0049】このとき、周波数f1 ,f2 の注入電流が
系統電源に同期,非同期のいずれの電流であっても高調
波計測は行えるが、後述の注入周波数の電流,電圧の検
出をDFT,FFT等のデジタル周波数解析で行うこと
が現実的であるため、実用上は、両注入電流が系統電源
に同期した中間高調波の電流に形成される。
系統電源に同期,非同期のいずれの電流であっても高調
波計測は行えるが、後述の注入周波数の電流,電圧の検
出をDFT,FFT等のデジタル周波数解析で行うこと
が現実的であるため、実用上は、両注入電流が系統電源
に同期した中間高調波の電流に形成される。
【0050】具体的には、着目高調波を第5調波(n=
5)とした場合、周波数f1 ,f2の中間高調波の電流
は例えば着目高調波から上,下に0.5調波ずれた4.
5調波,5.5調波の電流である。
5)とした場合、周波数f1 ,f2の中間高調波の電流
は例えば着目高調波から上,下に0.5調波ずれた4.
5調波,5.5調波の電流である。
【0051】そして、周波数f1 ,f2 の中間高調波の
電流が配電系統1の高調波の影響を受けないため、各通
信・計測点b1 ,b2 ,b3 より下位の周波数f1 ,f
2 の中間高調波についての等価回路は、それぞれアドミ
タンスY1 ,Y2 のみになる。
電流が配電系統1の高調波の影響を受けないため、各通
信・計測点b1 ,b2 ,b3 より下位の周波数f1 ,f
2 の中間高調波についての等価回路は、それぞれアドミ
タンスY1 ,Y2 のみになる。
【0052】このとき、周波数f1 ,f2 についての通
信・計測点b1 の電圧をV1 ,V2(=Vi ,i=1,
2)とし、通信・計測点b1 を通流する周波数f1 ,f
2 の電流をI1 ,I2 (=Ii ,i=1,2)とする
と、電圧Vi ,電流Ii を計測することにより、アドミ
タンスY1 ,Y2 (=Yi ,i=1,2)が配電系統1
の各高調波の影響を受けることなく、つぎの数1の式か
ら正確に求まる。
信・計測点b1 の電圧をV1 ,V2(=Vi ,i=1,
2)とし、通信・計測点b1 を通流する周波数f1 ,f
2 の電流をI1 ,I2 (=Ii ,i=1,2)とする
と、電圧Vi ,電流Ii を計測することにより、アドミ
タンスY1 ,Y2 (=Yi ,i=1,2)が配電系統1
の各高調波の影響を受けることなく、つぎの数1の式か
ら正確に求まる。
【0053】
【数1】Yi=Ii/Vi
【0054】そして、アドミタンスYi (=Y1 ,
Y2 )が求まれば、最も簡単には、例えば(Y1 +
Y2 )/2の補間演算により、その中間の周波数n×f
s の着目高調波についての等価回路のアドミタンス
Y(n)が求まる。
Y2 )が求まれば、最も簡単には、例えば(Y1 +
Y2 )/2の補間演算により、その中間の周波数n×f
s の着目高調波についての等価回路のアドミタンス
Y(n)が求まる。
【0055】さらに、着目高調波についてのアドミタン
スY(n)が求まると、通信・計測点b1 を流れる着目高
調波の電流I(n),電圧V(n)の実測に基づき、通信・計
測点b1 より下位の着目高調波についての等価回路の電
流源IG(n)がつぎの数2の式の演算から求まる。
スY(n)が求まると、通信・計測点b1 を流れる着目高
調波の電流I(n),電圧V(n)の実測に基づき、通信・計
測点b1 より下位の着目高調波についての等価回路の電
流源IG(n)がつぎの数2の式の演算から求まる。
【0056】
【数2】IG(n)=I(n)−V(n)×Y(n)
【0057】そして、着目高調波についてのアドミタン
スY(n),電流源IG(n)が求まると、その等価回路が同
定されて高調波特性が計測される。
スY(n),電流源IG(n)が求まると、その等価回路が同
定されて高調波特性が計測される。
【0058】そこで、A/D変換器18は計器用変流器
11の電流の計測出力,計器用変圧器12の電圧の計測
出力を、それぞれサンプリングしてデジタルの計測デー
タに変換する。
11の電流の計測出力,計器用変圧器12の電圧の計測
出力を、それぞれサンプリングしてデジタルの計測デー
タに変換する。
【0059】なお、後段の周波数解析を正確に行うた
め、A/D変換器18のサンプリングは、系統基本波に
同期したタイミングで行われる。
め、A/D変換器18のサンプリングは、系統基本波に
同期したタイミングで行われる。
【0060】また、A/D変換器18のサンプリング周
波数は周波数f1 ,f2 それぞれより十分高い周波数で
ある。
波数は周波数f1 ,f2 それぞれより十分高い周波数で
ある。
【0061】そして、A/D変換器18の計測データが
信号処理装置19に供給され、この信号処理装置19は
DFT解析,FFT解析等のデジタル周波数解析によ
り、通信・計測点b1 の周波数f1 ,f2 それぞれの中
間高調波の電流Ii 及び電圧Vi を検出する。
信号処理装置19に供給され、この信号処理装置19は
DFT解析,FFT解析等のデジタル周波数解析によ
り、通信・計測点b1 の周波数f1 ,f2 それぞれの中
間高調波の電流Ii 及び電圧Vi を検出する。
【0062】この電流Ii ,電圧Vi のデータが演算処
理装置20に供給され、この演算処理装置20は前記数
1の式の演算からアドミタンスYi を求める。
理装置20に供給され、この演算処理装置20は前記数
1の式の演算からアドミタンスYi を求める。
【0063】さらに、演算処理装置20はアドミタンス
Yi を用いた前記の補間演算により、着目高調波につい
てのアドミタンスY(n)を決定し、通信・計測点b1 よ
り下位の高調波特性を測定する。
Yi を用いた前記の補間演算により、着目高調波につい
てのアドミタンスY(n)を決定し、通信・計測点b1 よ
り下位の高調波特性を測定する。
【0064】つぎに、電流源IG(n)を決定するため、中
間高調波の電流注入の終了直後、A/D変換器18の計
測データに基づく信号処理装置19の周波数解析により
配電系統1に存在する着目高調波の電流I(n),電圧V(
n)を実測する。
間高調波の電流注入の終了直後、A/D変換器18の計
測データに基づく信号処理装置19の周波数解析により
配電系統1に存在する着目高調波の電流I(n),電圧V(
n)を実測する。
【0065】そして、決定したアドミタンスY(n)と実
測した電流I(n),電圧V(n)とに基づき、演算処理装置
20は前記数2の式の演算から着目高調波についての電
流源IG(n)を決定し、アドミタンスY(n)及び電流源IG
(n)により、通信・計測点b1より下位の着目高調波につ
いての等価回路を完全に同定し、その高調波特性を計測
する。
測した電流I(n),電圧V(n)とに基づき、演算処理装置
20は前記数2の式の演算から着目高調波についての電
流源IG(n)を決定し、アドミタンスY(n)及び電流源IG
(n)により、通信・計測点b1より下位の着目高調波につ
いての等価回路を完全に同定し、その高調波特性を計測
する。
【0066】なお、計測結果は、表示装置22に例えば
等価回路図でモニタ表示されるとともに、記憶装置2に
記録情報として蓄積保持される。
等価回路図でモニタ表示されるとともに、記憶装置2に
記録情報として蓄積保持される。
【0067】そして、残りの通信・計測点b2 ,b3 の
子局13bにあっても、それぞれの特性測定装置15に
より、前記と同様にして下位の着目高調波についてのア
ドミタンスY(n),電流源IG(n)が求められ、その等価
回路が決定されて高調波特性が測定される。
子局13bにあっても、それぞれの特性測定装置15に
より、前記と同様にして下位の着目高調波についてのア
ドミタンスY(n),電流源IG(n)が求められ、その等価
回路が決定されて高調波特性が測定される。
【0068】ところで、配電系統1の区分開閉器3が設
けられない地点を高調波計測点に設定して高調波特性を
計測する必要があるときは、その高調波計測点に計器用
変流器11,計器用変圧器12と同様の計器用変流器,
計器用変圧器を設け、それらの計測出力を、特性測定装
置15と同様の構成の専用の高調波測定装置に供給し、
前記数1,数2の式の演算と同様の演算を実行して高調
波特性を計測すればよい。
けられない地点を高調波計測点に設定して高調波特性を
計測する必要があるときは、その高調波計測点に計器用
変流器11,計器用変圧器12と同様の計器用変流器,
計器用変圧器を設け、それらの計測出力を、特性測定装
置15と同様の構成の専用の高調波測定装置に供給し、
前記数1,数2の式の演算と同様の演算を実行して高調
波特性を計測すればよい。
【0069】また、通信・計測点b1 ,b2 ,b3 の上
位の着目高調波についての等価回路についても、前記と
同様にしてアドミタンスY(n),電流源IG(n)を求めて
同定し、高調波特性を計測することができる。
位の着目高調波についての等価回路についても、前記と
同様にしてアドミタンスY(n),電流源IG(n)を求めて
同定し、高調波特性を計測することができる。
【0070】したがって、図1の場合は配電線搬送通信
の親局4を、通信信号の注入と高調波特性の計測の周波
数f1 ,f2 の電流注入とに共用し、高調波計測専用の
電流注入装置を設けることなく、親局4を利用して高調
波特性の計測が行える。
の親局4を、通信信号の注入と高調波特性の計測の周波
数f1 ,f2 の電流注入とに共用し、高調波計測専用の
電流注入装置を設けることなく、親局4を利用して高調
波特性の計測が行える。
【0071】しかも、高調波計測点と一致した通信信号
受信点を通信・計測点にして高調波計測点に共用し、高
調波計測時、その点の区分開閉器3の子局13bによ
り、計器用変流器11,計器用変圧器12を配電線搬送
通信と高調波計測とに共用して高調波計測が行える。
受信点を通信・計測点にして高調波計測点に共用し、高
調波計測時、その点の区分開閉器3の子局13bによ
り、計器用変流器11,計器用変圧器12を配電線搬送
通信と高調波計測とに共用して高調波計測が行える。
【0072】そのため、配電線搬送通信の親局4及び子
局13bを利用し、高調波計測専用の装置を新たに設け
たりすることなく、簡単かつ安価に配電線搬送通信方式
の配電系統1の高調波特性を計測できる。
局13bを利用し、高調波計測専用の装置を新たに設け
たりすることなく、簡単かつ安価に配電線搬送通信方式
の配電系統1の高調波特性を計測できる。
【0073】さらに、配電線搬送通信の通信信号の注入
と周波数f1 ,f2 の中間高調波の電流の注入とが同時
に発生することがなく、それらの周波数を適当に設定し
てもいわゆる相互干渉等の弊害を招来することもない。
と周波数f1 ,f2 の中間高調波の電流の注入とが同時
に発生することがなく、それらの周波数を適当に設定し
てもいわゆる相互干渉等の弊害を招来することもない。
【0074】なお、系統保全等の上で重要な配電線搬送
通信を伝送するため、高調波特性の計測は極力短時間に
行う必要があるとともに、計測に配電線搬送通信が発生
するときは、例えば、その割込指令を親局4から発行
し、子局13bにより受信処理装置14の開閉器制御部
17から特性測定装置15の信号処理装置19,演算処
理装置20に計測中止を指令し、高調波計測から配電線
搬送通信に強制的に変更することが望ましい。
通信を伝送するため、高調波特性の計測は極力短時間に
行う必要があるとともに、計測に配電線搬送通信が発生
するときは、例えば、その割込指令を親局4から発行
し、子局13bにより受信処理装置14の開閉器制御部
17から特性測定装置15の信号処理装置19,演算処
理装置20に計測中止を指令し、高調波計測から配電線
搬送通信に強制的に変更することが望ましい。
【0075】また、例えば各子局13bに送信機能を付
加し、高調波計測結果を各子局13bから配電線搬送通
信により親局4に送るようにすれば、親局4により各計
測点の計測結果等を迅速に把握することができる。
加し、高調波計測結果を各子局13bから配電線搬送通
信により親局4に送るようにすれば、親局4により各計
測点の計測結果等を迅速に把握することができる。
【0076】ところで、前記実施の形態では着目高調波
の等価回路及び周波数f1 ,f2 の中間高調波の等価回
路を、それぞれアドミタンスと電流源との並列回路とし
たが、各等価回路をインピーダンスと電圧源との直列回
路とし、アドミタンス,電流源の代わりにインピーダン
ス,電圧源を求めて各等価回路を同定し、高調波特性を
計測してもよいのは勿論である。
の等価回路及び周波数f1 ,f2 の中間高調波の等価回
路を、それぞれアドミタンスと電流源との並列回路とし
たが、各等価回路をインピーダンスと電圧源との直列回
路とし、アドミタンス,電流源の代わりにインピーダン
ス,電圧源を求めて各等価回路を同定し、高調波特性を
計測してもよいのは勿論である。
【0077】そして、配電系統の分枝状態や高調波注入
点の位置,高調波計測点の位置及び数,親局4,子局1
3a,13bの構成等はどのようであってもよいのは勿
論である。
点の位置,高調波計測点の位置及び数,親局4,子局1
3a,13bの構成等はどのようであってもよいのは勿
論である。
【0078】
【発明の効果】本発明は、以下に記載する効果を奏す
る。まず、請求項1の場合は、配電線搬送通信方式の配
電系統1の高調波特性を測定する際に、配電線搬送通信
の親局4の電流注入装置6が通信の信号注入から着目高
調波の上下の周波数f1 ,f2 の電流注入に切換わるた
め、親局4を配電搬送通信と高調波測定とに兼用し、高
調波測定の専用の電流注入装置を設けることなく、設備
効率よく、この種配電線搬送通信方式の開閉器制御機能
を有する配電系統の高調波特性を測定することができ
る。
る。まず、請求項1の場合は、配電線搬送通信方式の配
電系統1の高調波特性を測定する際に、配電線搬送通信
の親局4の電流注入装置6が通信の信号注入から着目高
調波の上下の周波数f1 ,f2 の電流注入に切換わるた
め、親局4を配電搬送通信と高調波測定とに兼用し、高
調波測定の専用の電流注入装置を設けることなく、設備
効率よく、この種配電線搬送通信方式の開閉器制御機能
を有する配電系統の高調波特性を測定することができ
る。
【0079】つぎに、請求項2の場合は、高調波計測点
(通信・計測点b1 ,b2 ,b3 )の子局13bが配電
線搬送通信と高調波計測とに兼用され、高調波計測時、
この子局13bの特性測定装置15により高調波計測点
の上位又は下位の着目高調波についての高調波特性が測
定されるため、配電線搬送通信の親局4だけでなく、そ
の子局13bも利用して高調波特性の計測が行え、装置
効率を一層向上して配電系統1の高調波特性を計測する
ことができる。
(通信・計測点b1 ,b2 ,b3 )の子局13bが配電
線搬送通信と高調波計測とに兼用され、高調波計測時、
この子局13bの特性測定装置15により高調波計測点
の上位又は下位の着目高調波についての高調波特性が測
定されるため、配電線搬送通信の親局4だけでなく、そ
の子局13bも利用して高調波特性の計測が行え、装置
効率を一層向上して配電系統1の高調波特性を計測する
ことができる。
【図1】本発明の実施の1形態の単線系統図である。
【図2】図1の親局の詳細な回路ブロック図である。
【図3】図1の高調波計測に利用される子局の詳細な回
路ブロック図である。
路ブロック図である。
1 配電系統 4 親局 13a,13b 子局 6 電流注入装置 14 受信処理装置 15 特性測定装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 荘治 京都市右京区梅津高畝町47番地 日新電機 株式会社内 (72)発明者 蓑輪 義文 京都市右京区梅津高畝町47番地 日新電機 株式会社内 (72)発明者 夏田 育千 京都市右京区梅津高畝町47番地 日新電機 株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 電力系統の高調波注入点に、計測対象の
n次の着目高調波(周波数n×fs )を挟む系統基本波
周波数fs の非整数倍の2周波数f1 ,f2(f1 <n
×fs <f2 )の電流を中間高調波の電流としてそれぞ
れ注入し、 前記電力系統の高調波計測点の計測電流,計測電圧の周
波数解析により、前記高調波計測点より下位又は上位の
前記両中間高調波についての等価回路のアドミタンス又
はインピーダンスを求め、 前記両中間高調波についての等価回路のアドミタンス又
はインピーダンスから前記高調波計測点より下位又は上
位の前記着目高調波についてのアドミタンス又はインピ
ーダンスを補間演算して決定し、前記着目高調波につい
ての高調波特性を測定する高調波計測方法において、 前記電力系統が親局から子局に配電線搬送通信方式で開
閉器制御情報を伝送する配電系統からなり、 前記親局に配電線搬送通信の信号注入,前記両周波数f
1 ,f2 の電流注入に切換わる電流注入装置を備え、 高調波計測時、 前記親局から前記高調波注入点に前記両周波数f1 ,f
2 の電流を注入して高調波特性を計測することを特徴と
する高調波計測方法。 - 【請求項2】 高調波計測点の子局に、 配電系統に設けた計器用変流器,計器用変圧器の計測出
力から配電線搬送通信の通信情報を受信して再生する受
信処理装置と、 前記計器用変流器,前記計器用変圧器の計測出力の周波
数解析により前記高調波計測点より下位又は上位の両中
間高調波についての等価回路のアドミタンス又はインピ
ーダンスを求め、前記両中間高調波についての等価回路
のアドミタンス又はインピーダンスから着目高調波につ
いてのアドミタンス又はインピーダンスを補間演算して
決定する特性測定装置とを備え、 高調波計測時、 前記高調波計測点の子局により、配電系統に注入された
両中間高調波の電流,電圧を検出して高調波特性を測定
することを特徴とする請求項1記載の高調波計測方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9197810A JPH1123627A (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | 高調波計測方法 |
| US09/110,997 US6326796B1 (en) | 1997-07-07 | 1998-07-06 | Harmonic measuring method and a current injection device for harmonic measurement |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9197810A JPH1123627A (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | 高調波計測方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1123627A true JPH1123627A (ja) | 1999-01-29 |
Family
ID=16380732
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9197810A Pending JPH1123627A (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | 高調波計測方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1123627A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006266684A (ja) * | 2005-03-22 | 2006-10-05 | Meidensha Corp | 高調波検出装置 |
| JP2018183034A (ja) * | 2017-04-17 | 2018-11-15 | 日新電機株式会社 | 電力供給システムの保護装置及びそれを備えたシステム |
| WO2020153225A1 (ja) | 2019-01-23 | 2020-07-30 | 大阪瓦斯株式会社 | ガスの脱硫剤および脱硫方法 |
-
1997
- 1997-07-07 JP JP9197810A patent/JPH1123627A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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