JPH11237104A - 空気調和機のファン制御装置 - Google Patents
空気調和機のファン制御装置Info
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- JPH11237104A JPH11237104A JP10056185A JP5618598A JPH11237104A JP H11237104 A JPH11237104 A JP H11237104A JP 10056185 A JP10056185 A JP 10056185A JP 5618598 A JP5618598 A JP 5618598A JP H11237104 A JPH11237104 A JP H11237104A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
- Y02B30/70—Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating
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- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 起動後、低回転の風量制限回転数RCU・RCL
で各々保持される風量制限期間を経て目標回転数RtU・
RtLにそれぞれ上昇される上ファンと下ファンとの二基
の室内ファンを備えた床置形空気調和機の室内ユニット
において、バサバサ音を生じさせずに各ファンを目標回
転数に増速させ得るファン制御装置を提供する。 【解決手段】 先に風量制限が解除された上ファンの増
速開始を、この上ファンに対する風量制限解除時よりも
遅らせ、後から風量制限が解除される下ファンと同時に
増速を開始する。これにより、各ファンの通過風量比が
大きく変化せず、この結果、バサバサ音を発生させるこ
となく、各ファンを風量制限回転数RCU・RCLから目標
回転数RtU・RtLまで上昇させることができる。
で各々保持される風量制限期間を経て目標回転数RtU・
RtLにそれぞれ上昇される上ファンと下ファンとの二基
の室内ファンを備えた床置形空気調和機の室内ユニット
において、バサバサ音を生じさせずに各ファンを目標回
転数に増速させ得るファン制御装置を提供する。 【解決手段】 先に風量制限が解除された上ファンの増
速開始を、この上ファンに対する風量制限解除時よりも
遅らせ、後から風量制限が解除される下ファンと同時に
増速を開始する。これにより、各ファンの通過風量比が
大きく変化せず、この結果、バサバサ音を発生させるこ
となく、各ファンを風量制限回転数RCU・RCLから目標
回転数RtU・RtLまで上昇させることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、室内ユニットに
複数の室内ファンを内装する空気調和機のファン制御装
置に関するものである。
複数の室内ファンを内装する空気調和機のファン制御装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば特許第2577374号公報に、
上下一対の室内ファンを内装させた床置形空気調和機の
室内ユニットが開示されている。このような室内ユニッ
トの構成例について、本発明の説明図である図3を参照
して説明する。本体ケーシング1には、その前面(図に
おいて左側の面)中央に設けられた吸込口4の上方に上
部吹出口2が、また、下方に下部吹出口3がそれぞれ形
成され、本体ケーシング1内には、吸込口4に沿って位
置する熱交換器6の背後における上部側と下部側とに、
それぞれクロスフローファンから成る上ファン7・下フ
ァン8が配設されている。
上下一対の室内ファンを内装させた床置形空気調和機の
室内ユニットが開示されている。このような室内ユニッ
トの構成例について、本発明の説明図である図3を参照
して説明する。本体ケーシング1には、その前面(図に
おいて左側の面)中央に設けられた吸込口4の上方に上
部吹出口2が、また、下方に下部吹出口3がそれぞれ形
成され、本体ケーシング1内には、吸込口4に沿って位
置する熱交換器6の背後における上部側と下部側とに、
それぞれクロスフローファンから成る上ファン7・下フ
ァン8が配設されている。
【0003】これらファン7・8を駆動することによ
り、吸込口4を通して吸込まれた室内空気が、熱交換器
6通過時に加温又は冷却された後、上ファン7・下ファ
ン8から上部吹出口2・下部吹出口3に各々至る上部吹
出流路10・下部吹出流路14をそれぞれ通して、上部
吹出口2・下部吹出口3から室内に吹出される。
り、吸込口4を通して吸込まれた室内空気が、熱交換器
6通過時に加温又は冷却された後、上ファン7・下ファ
ン8から上部吹出口2・下部吹出口3に各々至る上部吹
出流路10・下部吹出流路14をそれぞれ通して、上部
吹出口2・下部吹出口3から室内に吹出される。
【0004】なお、図示の室内ユニットにおいては、上
部吹出口2に吹出方向を上下に偏向するための水平フラ
ップ11が回動可能に設けられ、また、下部吹出流路1
4に、この流路を開閉するシャッタ部材15が設けられ
ている。これら水平フラップ11とシャッタ部材15と
は、運転停止時に上部吹出口2・下部吹出流路14をそ
れぞれ密閉状とする全閉位置FCL・SCLで保持され、運
転開始時には、上ファン7・下ファン8の各目標回転数
(1000〜1400rpm程度)までの立上げ操作の
開始とほぼ同時に、これら水平フラップ11とシャッタ
部材15とが開操作される。
部吹出口2に吹出方向を上下に偏向するための水平フラ
ップ11が回動可能に設けられ、また、下部吹出流路1
4に、この流路を開閉するシャッタ部材15が設けられ
ている。これら水平フラップ11とシャッタ部材15と
は、運転停止時に上部吹出口2・下部吹出流路14をそ
れぞれ密閉状とする全閉位置FCL・SCLで保持され、運
転開始時には、上ファン7・下ファン8の各目標回転数
(1000〜1400rpm程度)までの立上げ操作の
開始とほぼ同時に、これら水平フラップ11とシャッタ
部材15とが開操作される。
【0005】このとき、水平フラップ11とシャッタ部
材15との開度が小さいうちに上ファン7と下ファン8
とが目標回転数まで上昇すると騒音が発生する。このた
め、上ファン7については、水平フラップ11が全閉位
置FCLと全開位置FOPとの間に予め設定している制限解
除位置FVIに達するまで、また、下ファン8について
は、シャッタ部材15が全開位置SOPに達するまでをそ
れぞれ風量制限期間として設定し、この間は、両ファン
7・8の回転数を低回転数(500〜650rpm程
度、以下、風量制限回転数という)で保持するようにな
っている。
材15との開度が小さいうちに上ファン7と下ファン8
とが目標回転数まで上昇すると騒音が発生する。このた
め、上ファン7については、水平フラップ11が全閉位
置FCLと全開位置FOPとの間に予め設定している制限解
除位置FVIに達するまで、また、下ファン8について
は、シャッタ部材15が全開位置SOPに達するまでをそ
れぞれ風量制限期間として設定し、この間は、両ファン
7・8の回転数を低回転数(500〜650rpm程
度、以下、風量制限回転数という)で保持するようにな
っている。
【0006】なお、シャッタ部材15が全閉位置SCLか
ら全開位置SOPに達するまでの回動ストロークは、水平
フラップ11が全閉位置FCLから制限解除位置FVIに達
するまでのストロークよりも大きいために、下ファン8
に対する制限解除は上ファン7に対するよりも遅れて生
じる。そして、従来は、水平フラップ11が上記の制限
解除位置FVIに達した時点で、上ファン7おける風量制
限回転数から目標回転数への増速を開始させ、その後、
シャッタ部材15が全開位置SOPに達した時点で、下フ
ァン8における風量制限回転数から目標回転数への増速
を開始させるようになっている。
ら全開位置SOPに達するまでの回動ストロークは、水平
フラップ11が全閉位置FCLから制限解除位置FVIに達
するまでのストロークよりも大きいために、下ファン8
に対する制限解除は上ファン7に対するよりも遅れて生
じる。そして、従来は、水平フラップ11が上記の制限
解除位置FVIに達した時点で、上ファン7おける風量制
限回転数から目標回転数への増速を開始させ、その後、
シャッタ部材15が全開位置SOPに達した時点で、下フ
ァン8における風量制限回転数から目標回転数への増速
を開始させるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように各ファン7・8の風量制限回転数から目標回転数
までの増速を、上ファン7と下ファン8との各風量制限
解除時毎に独立に開始させると、バサバサというような
耳障りな音(以下、バサバサ音という)が発生するとい
う問題が生じている。
ように各ファン7・8の風量制限回転数から目標回転数
までの増速を、上ファン7と下ファン8との各風量制限
解除時毎に独立に開始させると、バサバサというような
耳障りな音(以下、バサバサ音という)が発生するとい
う問題が生じている。
【0008】この発明は、上記の問題点に鑑みなされた
もので、その目的は、バサバサ音の発生を抑えて各ファ
ンを目標回転数まで立上げ得る空気調和機のファン制御
装置を提供することにある。
もので、その目的は、バサバサ音の発生を抑えて各ファ
ンを目標回転数まで立上げ得る空気調和機のファン制御
装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1の空気調
和機のファン制御装置は、室内ユニットの本体ケーシン
グ1に吸込口4と複数の吹出口2・3とを形成し、本体
ケーシング1内における吸込口4に沿って位置する熱交
換器6の背後空間から各吹出口2・3にそれぞれ至る各
吹出流路10・14に、起動後、所定の低速回転状態で
保持される風量制限期間を経て目標回転数へと増速され
る室内ファン7・8をそれぞれ設けた空気調和機のファ
ン制御装置であって、各室内ファン7・8を低速回転状
態から目標回転数まで増速させる際、先に風量制限が解
除された室内ファン7の増速が、後で風量制限が解除さ
れ増速開始した室内ファン8と略並行に生じるように、
先に風量制限が解除された室内ファン7をこの室内ファ
ン7に対する風量制限解除時から遅らせて増速開始させ
る立上げ制御手段を設けていることを特徴としている。
和機のファン制御装置は、室内ユニットの本体ケーシン
グ1に吸込口4と複数の吹出口2・3とを形成し、本体
ケーシング1内における吸込口4に沿って位置する熱交
換器6の背後空間から各吹出口2・3にそれぞれ至る各
吹出流路10・14に、起動後、所定の低速回転状態で
保持される風量制限期間を経て目標回転数へと増速され
る室内ファン7・8をそれぞれ設けた空気調和機のファ
ン制御装置であって、各室内ファン7・8を低速回転状
態から目標回転数まで増速させる際、先に風量制限が解
除された室内ファン7の増速が、後で風量制限が解除さ
れ増速開始した室内ファン8と略並行に生じるように、
先に風量制限が解除された室内ファン7をこの室内ファ
ン7に対する風量制限解除時から遅らせて増速開始させ
る立上げ制御手段を設けていることを特徴としている。
【0010】前記したバサバサ音は、各室内ファン7・
8を通過する風量の比が大きく変化するときに発生す
る。例えば、仮に一方の室内ファン7がすでに目標回転
数に達した後に他方の室内ファン8の増速が開始される
とすると、この増速開始当初には回転数の比が大きく、
したがって風量比も大きい状態であり、この状態から、
他方の室内ファン8の回転数の上昇に伴って風量比は次
第に小さくなる。このように風量比が大きく変化すると
きにバサバサ音が発生する。
8を通過する風量の比が大きく変化するときに発生す
る。例えば、仮に一方の室内ファン7がすでに目標回転
数に達した後に他方の室内ファン8の増速が開始される
とすると、この増速開始当初には回転数の比が大きく、
したがって風量比も大きい状態であり、この状態から、
他方の室内ファン8の回転数の上昇に伴って風量比は次
第に小さくなる。このように風量比が大きく変化すると
きにバサバサ音が発生する。
【0011】そこで、各室内ファン7・8の同時立上げ
時において各風量制限解除時に差が生じる場合には、先
に風量制限が解除された室内ファン7の増速開始をこの
室内ファン7に対する風量制限解除時とせずに、後から
風量制限が解除される室内ファン8の増速開始時に近づ
け、各ファン7・8の増速に伴うこれら各室内ファン7
・8の通過風量の増加を互いに並行に生じさせることに
よって、このときの風量比に大きな変化が生じないよう
にすることができる。これにより、バサバサ音を発生さ
せることなく、各ファン7・8を目標回転数まで上昇さ
せることが可能となる。
時において各風量制限解除時に差が生じる場合には、先
に風量制限が解除された室内ファン7の増速開始をこの
室内ファン7に対する風量制限解除時とせずに、後から
風量制限が解除される室内ファン8の増速開始時に近づ
け、各ファン7・8の増速に伴うこれら各室内ファン7
・8の通過風量の増加を互いに並行に生じさせることに
よって、このときの風量比に大きな変化が生じないよう
にすることができる。これにより、バサバサ音を発生さ
せることなく、各ファン7・8を目標回転数まで上昇さ
せることが可能となる。
【0012】請求項2の空気調和機のファン制御装置
は、各吹出流路10・14に流路を開閉する開閉部材1
1・15をそれぞれ設け、各開閉部材11・15が閉位
置から所定の開度に達するまでの間を風量制限期間とし
て設定していることを特徴としている。
は、各吹出流路10・14に流路を開閉する開閉部材1
1・15をそれぞれ設け、各開閉部材11・15が閉位
置から所定の開度に達するまでの間を風量制限期間とし
て設定していることを特徴としている。
【0013】すなわち、前述した水平フラップやシャッ
タ部材などのように、空調運転停止時に吹出流路10・
14を閉塞する開閉部材11・15を設けた空気調和機
において、これら開閉部材11・15の開動作とほぼ同
時に各室内ファン7・8を起動しても、開閉部材11・
15が所定の開度に達するまでを風量制限期間として各
室内ファン7・8を低回転数状態で保持することで起動
時の騒音発生が防止され、さらに、その後に低回転数状
態から目標回転数まで各室内ファン7・8を上昇させる
際のバサバサ音の発生も抑えられるので、全体を通じて
騒音発生のない立上げを行うことができる。
タ部材などのように、空調運転停止時に吹出流路10・
14を閉塞する開閉部材11・15を設けた空気調和機
において、これら開閉部材11・15の開動作とほぼ同
時に各室内ファン7・8を起動しても、開閉部材11・
15が所定の開度に達するまでを風量制限期間として各
室内ファン7・8を低回転数状態で保持することで起動
時の騒音発生が防止され、さらに、その後に低回転数状
態から目標回転数まで各室内ファン7・8を上昇させる
際のバサバサ音の発生も抑えられるので、全体を通じて
騒音発生のない立上げを行うことができる。
【0014】請求項3の空気調和機のファン制御装置
は、前記立上げ制御手段が、各室内ファン7・8の低速
回転状態から目標回転数までの増速を、各室内ファン7
・8に対する風量制限が全て解除されたときに開始させ
ることを特徴としている。
は、前記立上げ制御手段が、各室内ファン7・8の低速
回転状態から目標回転数までの増速を、各室内ファン7
・8に対する風量制限が全て解除されたときに開始させ
ることを特徴としている。
【0015】これによれば、特に各室内ファン7・8の
回転数上昇速度が互いにほぼ同一の場合に、室内ファン
7・8に対する風量制限が全て解除されたときに各室内
ファン7・8の増速が同時に開始されることで、風量の
増加速度も各室内ファン7・8で互いに同一となり、し
たがって、風量比の変化を殆ど生じさせずにそれぞれ目
標回転数まで上昇させることができるので、バサバサ音
の発生がさらに確実に防止される。
回転数上昇速度が互いにほぼ同一の場合に、室内ファン
7・8に対する風量制限が全て解除されたときに各室内
ファン7・8の増速が同時に開始されることで、風量の
増加速度も各室内ファン7・8で互いに同一となり、し
たがって、風量比の変化を殆ど生じさせずにそれぞれ目
標回転数まで上昇させることができるので、バサバサ音
の発生がさらに確実に防止される。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、この発明の一実施形態につ
いて図面を参照しつつ詳細に説明する。
いて図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0017】図2には、本実施形態に係る空気調和機の
床置形室内ユニットを示している。この室内ユニットに
おける断面略矩形状の本体ケーシング1には、その前面
上部側に上部吹出口2が設けられ、また、前面下部側に
下部吹出口3が設けられている。そして、これら両吹出
口2・3間に、吸込口4が形成された前面グリル5が装
着されている。
床置形室内ユニットを示している。この室内ユニットに
おける断面略矩形状の本体ケーシング1には、その前面
上部側に上部吹出口2が設けられ、また、前面下部側に
下部吹出口3が設けられている。そして、これら両吹出
口2・3間に、吸込口4が形成された前面グリル5が装
着されている。
【0018】本体ケーシング1内には、前面グリル5に
背面側(図において右側)から近接する位置に、冷媒回
路における凝縮器(暖房運転時)や蒸発器(冷房運転
時)として機能する熱交換器6が立設されている。そし
て、この熱交換器6背後の上端側と下端側とに、それぞ
れ、本体ケーシング1の幅方向(紙面に直交する方向)
に沿って水平に延びるクロスフローファンからなる上側
室内ファン7・下側室内ファン8(以下、上ファン7・
下ファン8と略記する)がそれぞれ配置されている。
背面側(図において右側)から近接する位置に、冷媒回
路における凝縮器(暖房運転時)や蒸発器(冷房運転
時)として機能する熱交換器6が立設されている。そし
て、この熱交換器6背後の上端側と下端側とに、それぞ
れ、本体ケーシング1の幅方向(紙面に直交する方向)
に沿って水平に延びるクロスフローファンからなる上側
室内ファン7・下側室内ファン8(以下、上ファン7・
下ファン8と略記する)がそれぞれ配置されている。
【0019】なお、各ファン7・8には、図示してはい
ないが、紙面手前側にそれぞれファンモータが同軸状に
直結されており、これらファンモータ間に電装品箱が配
置されている。そして、この電装品箱内に、マイクロコ
ンピュータより成る室内制御装置が収納されており、こ
の室内制御装置によって、後述するように、各ファン7
・8の駆動が制御される。
ないが、紙面手前側にそれぞれファンモータが同軸状に
直結されており、これらファンモータ間に電装品箱が配
置されている。そして、この電装品箱内に、マイクロコ
ンピュータより成る室内制御装置が収納されており、こ
の室内制御装置によって、後述するように、各ファン7
・8の駆動が制御される。
【0020】本体ケーシング1における背面側フレーム
部には、上ファン7の背面領域から前面側上方へと滑ら
かに湾曲して上部吹出口2の上縁に至る上部スクロール
部1aが設けられている。また、この上部スクロール部
1aの前面側下方には、上ファン8外周における前面側
斜め上方に近接する位置から、熱交換器6を越えて上部
吹出口2の下縁に至る上部仕切板9が設けられている。
この上部仕切板9と上部スクロール部1aとの間に、上
ファン7から上部吹出口2に至る斜めに傾斜した上部吹
出流路10が形成されている。
部には、上ファン7の背面領域から前面側上方へと滑ら
かに湾曲して上部吹出口2の上縁に至る上部スクロール
部1aが設けられている。また、この上部スクロール部
1aの前面側下方には、上ファン8外周における前面側
斜め上方に近接する位置から、熱交換器6を越えて上部
吹出口2の下縁に至る上部仕切板9が設けられている。
この上部仕切板9と上部スクロール部1aとの間に、上
ファン7から上部吹出口2に至る斜めに傾斜した上部吹
出流路10が形成されている。
【0021】上部吹出口2には、風向偏向板としての水
平フラップ11が設けられている。この水平フラップ1
1は、その板幅方向の中心箇所近傍で回動可能に軸支さ
れ、空調運転停止時には、この水平フラップ11は、図
中実線で示すように上部吹出口2を閉じた全閉位置FCL
で保持される。そして、空調運転開始時に、全閉位置F
CLから、図中FVIで示す半開位置(以下、制限解除位置
という)を経て、上部吹出流路10の流路方向に沿う全
開位置OPへと回動される。したがって、この水平フラッ
プ11は、上部吹出流路10を開閉する開閉部材として
の機能を有するものとなっている。なお、この水平フラ
ップ11に対し、空調運転時に、全開位置FOPから適度
に上下に傾けた位置を利用者が選択することも可能であ
り、これにより、上部吹出口2を通しての空調空気の吹
出方向が上下に調整される。また、利用者がスイング動
作を指定すると、水平フラップ11は全開位置FOPを中
心に所定の角度範囲で揺動するようにもなっている。
平フラップ11が設けられている。この水平フラップ1
1は、その板幅方向の中心箇所近傍で回動可能に軸支さ
れ、空調運転停止時には、この水平フラップ11は、図
中実線で示すように上部吹出口2を閉じた全閉位置FCL
で保持される。そして、空調運転開始時に、全閉位置F
CLから、図中FVIで示す半開位置(以下、制限解除位置
という)を経て、上部吹出流路10の流路方向に沿う全
開位置OPへと回動される。したがって、この水平フラッ
プ11は、上部吹出流路10を開閉する開閉部材として
の機能を有するものとなっている。なお、この水平フラ
ップ11に対し、空調運転時に、全開位置FOPから適度
に上下に傾けた位置を利用者が選択することも可能であ
り、これにより、上部吹出口2を通しての空調空気の吹
出方向が上下に調整される。また、利用者がスイング動
作を指定すると、水平フラップ11は全開位置FOPを中
心に所定の角度範囲で揺動するようにもなっている。
【0022】また、水平フラップ11が運転開始時に全
閉位置FCLから全開位置FOPに向かって開動作を生じる
際には、上記した制限解除位置FVIに達した時に、図示
しないリミットスイッチ等から成る水平フラップ位置検
出センサによって、上ファン7に対する後述する風量制
限解除信号が前記室内制御装置に入力されるようになっ
ている。
閉位置FCLから全開位置FOPに向かって開動作を生じる
際には、上記した制限解除位置FVIに達した時に、図示
しないリミットスイッチ等から成る水平フラップ位置検
出センサによって、上ファン7に対する後述する風量制
限解除信号が前記室内制御装置に入力されるようになっ
ている。
【0023】一方、本体ケーシング1における背面側フ
レーム部の下部側には、下ファン8の背面領域から前面
側下方へと滑らかに湾曲した下部スクロール部1bが形
成されている。この下部スクロール部1bの前端部に
は、下部吹出口3の下縁に至る下部仕切板12が設けら
れている。この下部仕切板12の上方には、熱交換器6
で発生して流下するドレン水を受けるためのドレンパン
13が設けられており、このドレンパン13の底壁13
aは、下ファン8外周における前面側斜め下方に近接す
る位置から、下部吹出口3の上縁に達する水平板状に形
成されている。この底壁13aと、上記した下部スクロ
ール部1bおよび下部仕切板12との間に、下ファン8
から下部吹出口3に通ずる下部吹出流路14が形成され
ている。
レーム部の下部側には、下ファン8の背面領域から前面
側下方へと滑らかに湾曲した下部スクロール部1bが形
成されている。この下部スクロール部1bの前端部に
は、下部吹出口3の下縁に至る下部仕切板12が設けら
れている。この下部仕切板12の上方には、熱交換器6
で発生して流下するドレン水を受けるためのドレンパン
13が設けられており、このドレンパン13の底壁13
aは、下ファン8外周における前面側斜め下方に近接す
る位置から、下部吹出口3の上縁に達する水平板状に形
成されている。この底壁13aと、上記した下部スクロ
ール部1bおよび下部仕切板12との間に、下ファン8
から下部吹出口3に通ずる下部吹出流路14が形成され
ている。
【0024】この下部吹出流路14内には、この流路1
4を開閉する板体から成るシャッタ部材(開閉部材)1
5が設けられている。このシャッタ部材15は、図中実
線で示す全閉位置SCLと二点鎖線で示す全開位置SOPと
の間を回動可能なように一端が軸支されており、空調運
転停止時には全閉位置SCLで保持される。また、空調運
転時には、利用者が後述する上下吹きモードを指定した
ときに、全閉位置SCLから全開位置SOPへと移動して下
部吹出流路14を開くようになっている。また、この開
動作が生じるときには、全開位置SOPに達した時に、図
示しないリミットスイッチ等から成るシャッタ部材位置
検出センサから、下ファン8に対する後述する風量制限
解除信号が前記室内制御装置に入力されるようになって
いる。
4を開閉する板体から成るシャッタ部材(開閉部材)1
5が設けられている。このシャッタ部材15は、図中実
線で示す全閉位置SCLと二点鎖線で示す全開位置SOPと
の間を回動可能なように一端が軸支されており、空調運
転停止時には全閉位置SCLで保持される。また、空調運
転時には、利用者が後述する上下吹きモードを指定した
ときに、全閉位置SCLから全開位置SOPへと移動して下
部吹出流路14を開くようになっている。また、この開
動作が生じるときには、全開位置SOPに達した時に、図
示しないリミットスイッチ等から成るシャッタ部材位置
検出センサから、下ファン8に対する後述する風量制限
解除信号が前記室内制御装置に入力されるようになって
いる。
【0025】上記構成の空気調和機においては、上ファ
ン7のみを駆動して上吹出口2から空調空気を室内に吹
出させる上吹きモードと、上下の両ファン7・8を駆動
して上吹出口2と下吹出口3との両者から空調空気を吹
出させる上下吹きモードとが利用者によって選択され空
調運転が行われる。例えば、上吹きモードで運転が開始
されると、図示しない室外機内の圧縮機が起動され、次
いで、水平フラップ11を全閉位置FCLから全開位置F
OPへと開く操作が開始されると共に、上ファン7が起動
される。
ン7のみを駆動して上吹出口2から空調空気を室内に吹
出させる上吹きモードと、上下の両ファン7・8を駆動
して上吹出口2と下吹出口3との両者から空調空気を吹
出させる上下吹きモードとが利用者によって選択され空
調運転が行われる。例えば、上吹きモードで運転が開始
されると、図示しない室外機内の圧縮機が起動され、次
いで、水平フラップ11を全閉位置FCLから全開位置F
OPへと開く操作が開始されると共に、上ファン7が起動
される。
【0026】このとき、上ファン7は、利用者が指定し
た例えば強・中・弱の風量設定に応じた目標回転数(1
000〜1300rpm程度)まで次第に回転数が上昇
する。この過程で、上ファン7の回転数が予め設定した
風量制限回転数(例えば550rpm)に達すると、そ
の後、水平フラップ11が制限解除位置FVIに達するま
では、上記した風量制限回転数で保持される。そして、
水平フラップ11が制限解除位置FVIに達して前記水平
フラップ位置検出センサから制限解除信号が室内制御装
置に入力されると風量制限解除状態となり、この時点
で、上ファン7の風量制限回転数から目標回転数までの
増速が開始される。
た例えば強・中・弱の風量設定に応じた目標回転数(1
000〜1300rpm程度)まで次第に回転数が上昇
する。この過程で、上ファン7の回転数が予め設定した
風量制限回転数(例えば550rpm)に達すると、そ
の後、水平フラップ11が制限解除位置FVIに達するま
では、上記した風量制限回転数で保持される。そして、
水平フラップ11が制限解除位置FVIに達して前記水平
フラップ位置検出センサから制限解除信号が室内制御装
置に入力されると風量制限解除状態となり、この時点
で、上ファン7の風量制限回転数から目標回転数までの
増速が開始される。
【0027】つまり、水平フラップ11が制限解除位置
FVIに達するまではこの部位での吹出流路面積が小さ
く、上ファン7の回転数がこの流路面積に見合う速度を
超えてしまうと騒音が発生する。このため、上記のよう
に水平フラップ11が所定の制限解除位置FVIに達する
までは回転数を低回転数で保持した風量制限期間を設け
ることで、騒音発生を防止した上ファン7の立上げが行
われる。
FVIに達するまではこの部位での吹出流路面積が小さ
く、上ファン7の回転数がこの流路面積に見合う速度を
超えてしまうと騒音が発生する。このため、上記のよう
に水平フラップ11が所定の制限解除位置FVIに達する
までは回転数を低回転数で保持した風量制限期間を設け
ることで、騒音発生を防止した上ファン7の立上げが行
われる。
【0028】こうして上ファン7が駆動されると、室内
空気が吸込口4を通して本体ケーシング1内に吸込ま
れ、吸込まれた室内空気は熱交換器6を通過する際に、
この熱交換器6が冷媒回路の凝縮器として機能する暖房
運転では加温され、また、熱交換器6が蒸発器として機
能する冷房運転では冷却されて空調空気となる。これ
が、熱交換器6の背後空間から上ファン7に吸引された
後、上部吹出流路10を通して上部吹出口2に送られ、
この上部吹出口2から、水平フラップ11の傾き方向に
沿う方向で、室内へと吹き出される。
空気が吸込口4を通して本体ケーシング1内に吸込ま
れ、吸込まれた室内空気は熱交換器6を通過する際に、
この熱交換器6が冷媒回路の凝縮器として機能する暖房
運転では加温され、また、熱交換器6が蒸発器として機
能する冷房運転では冷却されて空調空気となる。これ
が、熱交換器6の背後空間から上ファン7に吸引された
後、上部吹出流路10を通して上部吹出口2に送られ、
この上部吹出口2から、水平フラップ11の傾き方向に
沿う方向で、室内へと吹き出される。
【0029】一方、特に暖房運転の場合には、前記した
上下吹きモードを指定すれば、下部吹出口3から温風が
床面に沿っても吹き出されることで、室内の即暖性が向
上する。このような上下吹きモードが指定されて暖房運
転が開始されると、前記同様に、室外機内の圧縮機が起
動され、次いで、上ファン7に対する前記した立上げ操
作と同時に、下ファン8も目標回転数まで立上げられ
る。
上下吹きモードを指定すれば、下部吹出口3から温風が
床面に沿っても吹き出されることで、室内の即暖性が向
上する。このような上下吹きモードが指定されて暖房運
転が開始されると、前記同様に、室外機内の圧縮機が起
動され、次いで、上ファン7に対する前記した立上げ操
作と同時に、下ファン8も目標回転数まで立上げられ
る。
【0030】この下ファン8の立上げについては、シャ
ッタ部材15が全閉位置SCLから全開位置SOPに達する
までを風量制限期間とし、この間は、下ファン8の回転
数は予め設定した風量制限回転数(例えば640rp
m)で保持される。そして、シャッタ部材15が全開位
置SOPに達して前記した風量制限解除信号が室内制御装
置に入力されたときに、風量制限回転数から目標回転数
(例えば1400rpm程度)に増速されるが、この立
上げ時の詳細については後述する。
ッタ部材15が全閉位置SCLから全開位置SOPに達する
までを風量制限期間とし、この間は、下ファン8の回転
数は予め設定した風量制限回転数(例えば640rp
m)で保持される。そして、シャッタ部材15が全開位
置SOPに達して前記した風量制限解除信号が室内制御装
置に入力されたときに、風量制限回転数から目標回転数
(例えば1400rpm程度)に増速されるが、この立
上げ時の詳細については後述する。
【0031】このようにして両ファン7・8を駆動して
行われる暖房運転では、吸込口4を通して本体ケーシン
グ1内に吸込まれた室内空気は、熱交換器6を通過して
加温されて空調空気となった後、熱交換器6の背後で上
ファン7に向かう流れと下ファン8に向かう流れとに上
下に分流し、上ファン7に吸引された上部側の空調空気
は、前記同様に上部吹出流路10を通して上部吹出口2
から室内へ吹き出される。一方、下ファン8に吸引され
た下部側の空調空気は、下部吹出流路14を通して下部
吹出口3から、床面に沿って略水平に室内へと吹き出さ
れる。
行われる暖房運転では、吸込口4を通して本体ケーシン
グ1内に吸込まれた室内空気は、熱交換器6を通過して
加温されて空調空気となった後、熱交換器6の背後で上
ファン7に向かう流れと下ファン8に向かう流れとに上
下に分流し、上ファン7に吸引された上部側の空調空気
は、前記同様に上部吹出流路10を通して上部吹出口2
から室内へ吹き出される。一方、下ファン8に吸引され
た下部側の空調空気は、下部吹出流路14を通して下部
吹出口3から、床面に沿って略水平に室内へと吹き出さ
れる。
【0032】ところで、本実施形態においては、上下の
各ファン7・8は送風能力がほぼ同一のクロスフローフ
ァンで構成され、したがって、これらファン7・8が互
いに同程度の風量制限回転数や目標回転数で駆動されて
いるときには、熱交換器6の背後で互いにほぼ同量の風
量に上下に分流してこれらファン7・8を通過する。こ
のときの風量比はほぼ10:10である。そして、両フ
ァン7・8を風量制限回転数から目標回転数まで上昇さ
せる際に、上記の風量比が例えば10:7程度に過渡的
に変化する状態が生じると、前記したバサバサ音が発生
していた。
各ファン7・8は送風能力がほぼ同一のクロスフローフ
ァンで構成され、したがって、これらファン7・8が互
いに同程度の風量制限回転数や目標回転数で駆動されて
いるときには、熱交換器6の背後で互いにほぼ同量の風
量に上下に分流してこれらファン7・8を通過する。こ
のときの風量比はほぼ10:10である。そして、両フ
ァン7・8を風量制限回転数から目標回転数まで上昇さ
せる際に、上記の風量比が例えば10:7程度に過渡的
に変化する状態が生じると、前記したバサバサ音が発生
していた。
【0033】そこで、本実施形態においては、前記室内
制御装置に、利用者によって操作されるリモコンからの
運転開始信号や運転モード切換信号、室温検出信号など
を監視しながら空調運転の全体を制御する空調運転制御
部とは別に、上記のようなバサバサ音を生じさせること
なく、上下両ファン7・8を目標回転数まで上昇させる
制御機能を備えたファン立上げ制御部(立上げ制御手
段)を設けており、以下、この立上げ制御部での具体的
な制御手順について、図4の制御フローチャートを参照
して説明する。
制御装置に、利用者によって操作されるリモコンからの
運転開始信号や運転モード切換信号、室温検出信号など
を監視しながら空調運転の全体を制御する空調運転制御
部とは別に、上記のようなバサバサ音を生じさせること
なく、上下両ファン7・8を目標回転数まで上昇させる
制御機能を備えたファン立上げ制御部(立上げ制御手
段)を設けており、以下、この立上げ制御部での具体的
な制御手順について、図4の制御フローチャートを参照
して説明する。
【0034】初めに、前記した上下吹きのモードで空調
運転が開始される場合を例に挙げて説明する。この空調
運転開始時には、上ファン7と下ファン8とに対する立
上げ指令が上記した空調運転制御部からファン立上げ制
御部に入力される。
運転が開始される場合を例に挙げて説明する。この空調
運転開始時には、上ファン7と下ファン8とに対する立
上げ指令が上記した空調運転制御部からファン立上げ制
御部に入力される。
【0035】このファン立上げ制御部では、まず、上フ
ァン7に対する上記した立上げ指令が発生されたことが
ステップS1において判別され、次いで、ステップS2
において、上ファン7が風量制限状態か否か、すなわ
ち、前記したように、上ファン7の起動とほぼ同時に開
操作が開始される水平フラップ11が、制限解除位置F
VIに達したか否かが判別される。起動直後には、水平フ
ラップ11が制限解除位置FVIに達する前の風量制限状
態にあり、したがって、この場合には、ステップS3に
おいて、上ファン7を風量制限回転数とする処理、すな
わち、この上ファン7の回転数を風量制限回転数まで上
昇させ、また、すでに風量制限回転数に達している場合
には、この回転数で保持する処理を行う。
ァン7に対する上記した立上げ指令が発生されたことが
ステップS1において判別され、次いで、ステップS2
において、上ファン7が風量制限状態か否か、すなわ
ち、前記したように、上ファン7の起動とほぼ同時に開
操作が開始される水平フラップ11が、制限解除位置F
VIに達したか否かが判別される。起動直後には、水平フ
ラップ11が制限解除位置FVIに達する前の風量制限状
態にあり、したがって、この場合には、ステップS3に
おいて、上ファン7を風量制限回転数とする処理、すな
わち、この上ファン7の回転数を風量制限回転数まで上
昇させ、また、すでに風量制限回転数に達している場合
には、この回転数で保持する処理を行う。
【0036】次いでステップS4において、下ファン8
に対しても立上げ指令が発生されていることが判別され
るので、ステップS5において、この下ファン8が風量
制限状態か否か、すなわち、前記シャッタ部材15が全
開位置SOPに達したか否が判別される。起動直後には、
この場合もシャッタ部材15が全開位置SOPに達する前
の風量制限状態にあり、したがって、この下ファン8に
対しても、ステップS6において、風量制限回転数とす
る処理を行い、その後、前記ステップS1に移行する。
に対しても立上げ指令が発生されていることが判別され
るので、ステップS5において、この下ファン8が風量
制限状態か否か、すなわち、前記シャッタ部材15が全
開位置SOPに達したか否が判別される。起動直後には、
この場合もシャッタ部材15が全開位置SOPに達する前
の風量制限状態にあり、したがって、この下ファン8に
対しても、ステップS6において、風量制限回転数とす
る処理を行い、その後、前記ステップS1に移行する。
【0037】したがって、以降は、ステップS1とS4
とにおいて、それぞれ上ファン7および下ファン8に対
する立上げ指令が継続して発生されていることを確認し
ながら、上ファン7と下ファン8とに対する風量制限の
いずれかの解除がステップS2又はS5で判別されるま
で、ステップS3およびS6の処理が繰返され、上下フ
ァン7・8を、それぞれ、各風量制限回転数とする処理
が続行される。
とにおいて、それぞれ上ファン7および下ファン8に対
する立上げ指令が継続して発生されていることを確認し
ながら、上ファン7と下ファン8とに対する風量制限の
いずれかの解除がステップS2又はS5で判別されるま
で、ステップS3およびS6の処理が繰返され、上下フ
ァン7・8を、それぞれ、各風量制限回転数とする処理
が続行される。
【0038】このような処理の継続中に、例えば、水平
フラップ11が制限解除位置FVIに達して上ファン7に
対する風量制限が解除され、これがステップS2で判別
されると、ステップS2からS7に移行する。このステ
ップS7では、下ファン8も立上げ中の同時運転である
ことを確認した上で、ステップS8において、下ファン
8が風量制限状態であるか否かを判別し、この下ファン
8に対する風量制限も解除されるまでは、ステップS9
において、上下ファン7・8を各風量制限回転数とする
処理を継続して、ステップS8に戻る。
フラップ11が制限解除位置FVIに達して上ファン7に
対する風量制限が解除され、これがステップS2で判別
されると、ステップS2からS7に移行する。このステ
ップS7では、下ファン8も立上げ中の同時運転である
ことを確認した上で、ステップS8において、下ファン
8が風量制限状態であるか否かを判別し、この下ファン
8に対する風量制限も解除されるまでは、ステップS9
において、上下ファン7・8を各風量制限回転数とする
処理を継続して、ステップS8に戻る。
【0039】そして、前記シャッタ部材15が全開位置
SOPに達し、下ファン8に対する風量制限も解除された
ことがステップS8で判別されると、このステップS8
からS10に移行し、上下ファン7・8を、各風量制限
回転数から各々の目標回転数まで上昇させる処理を行っ
て、これらファン7・8の立上げを終了する。この時点
で、ファン立上げ制御部への先の立上げ指令信号の入力
状態が停止され、以降は、ステップS10からS1に戻
ることにより、ステップS1・S4の繰り返し処理、す
なわち、新たな立上げ指令の入力待ち状態で待機する。
SOPに達し、下ファン8に対する風量制限も解除された
ことがステップS8で判別されると、このステップS8
からS10に移行し、上下ファン7・8を、各風量制限
回転数から各々の目標回転数まで上昇させる処理を行っ
て、これらファン7・8の立上げを終了する。この時点
で、ファン立上げ制御部への先の立上げ指令信号の入力
状態が停止され、以降は、ステップS10からS1に戻
ることにより、ステップS1・S4の繰り返し処理、す
なわち、新たな立上げ指令の入力待ち状態で待機する。
【0040】一方、上記では、風量制限の解除が下ファ
ン8よりも上ファン7に対して先に生じる場合を説明し
たが、前記ステップS1〜S6の繰り返し処理中に、下
ファン8に対する風量制限の解除が上ファン7よりも先
に生じた場合には、これがステップS5で判別されて、
このステップS5からS11に移行する。このステップ
S11では、上ファン7も立上げ中の同時運転であるこ
とを確認した上で、ステップS12において、上ファン
7が風量制限状態であるか否かを判別し、この上ファン
7に対する風量制限も解除されるまでは、ステップS1
3において、上下ファン7・8を各風量制限回転数とす
る処理を継続する。そして、上ファン7に対する風量制
限も解除されたことがステップS12で判別されると、
このステップS12から前記ステップS10に移行し、
この時点で、上下ファン7・8を各風量制限回転数から
各々の目標回転数まで上昇させる処理を行って立上げを
終了する。
ン8よりも上ファン7に対して先に生じる場合を説明し
たが、前記ステップS1〜S6の繰り返し処理中に、下
ファン8に対する風量制限の解除が上ファン7よりも先
に生じた場合には、これがステップS5で判別されて、
このステップS5からS11に移行する。このステップ
S11では、上ファン7も立上げ中の同時運転であるこ
とを確認した上で、ステップS12において、上ファン
7が風量制限状態であるか否かを判別し、この上ファン
7に対する風量制限も解除されるまでは、ステップS1
3において、上下ファン7・8を各風量制限回転数とす
る処理を継続する。そして、上ファン7に対する風量制
限も解除されたことがステップS12で判別されると、
このステップS12から前記ステップS10に移行し、
この時点で、上下ファン7・8を各風量制限回転数から
各々の目標回転数まで上昇させる処理を行って立上げを
終了する。
【0041】なお、前述した上吹きモードで空調運転が
開始された場合には、上ファン7に対する立上げ指令の
みが発生されることになる。このとき、起動後にステッ
プS1〜S3の処理が前記同様に行われた後、下ファン
8に対する立上げ指令が発生されていないことからステ
ップS4からS1に戻る処理が行われ、上ファン7のみ
を風量制限回転数とする処理が継続される。そして、水
平フラップ11が制限解除位置FVIまで開いて風量制限
が解除されると、前記同様に、ステップS2からステッ
プS7に移行する。このステップにおいては、下ファン
8に対する立上げ指令が発生されていないことが判別さ
れるので、次いで、ステップS14において上ファン7
を目標回転数まで上昇させる処理が行われて、このとき
の立上げ運転を終了する。
開始された場合には、上ファン7に対する立上げ指令の
みが発生されることになる。このとき、起動後にステッ
プS1〜S3の処理が前記同様に行われた後、下ファン
8に対する立上げ指令が発生されていないことからステ
ップS4からS1に戻る処理が行われ、上ファン7のみ
を風量制限回転数とする処理が継続される。そして、水
平フラップ11が制限解除位置FVIまで開いて風量制限
が解除されると、前記同様に、ステップS2からステッ
プS7に移行する。このステップにおいては、下ファン
8に対する立上げ指令が発生されていないことが判別さ
れるので、次いで、ステップS14において上ファン7
を目標回転数まで上昇させる処理が行われて、このとき
の立上げ運転を終了する。
【0042】また、上吹きモードで空調運転が開始され
た後、上ファン7に対する風量制限が解除される前に、
上下吹きモードへの切換えが利用者によって行われたよ
うな場合には、ステップS1〜S4の繰り返し処理の間
にステップS4において、下ファン8に対する立上げ指
令の発生が新たに判別され、このステップS4からS6
を経る処理となって、前記した同時運転での制御手順に
切換わる。
た後、上ファン7に対する風量制限が解除される前に、
上下吹きモードへの切換えが利用者によって行われたよ
うな場合には、ステップS1〜S4の繰り返し処理の間
にステップS4において、下ファン8に対する立上げ指
令の発生が新たに判別され、このステップS4からS6
を経る処理となって、前記した同時運転での制御手順に
切換わる。
【0043】一方、例えば上吹きモードで空調運転が継
続され、したがって、上ファン7が目標回転数で駆動さ
れているときに、利用者によって上下吹きモードへの切
換えが行われたような場合には、下ファン8に対する立
上げ指令のみが新たに発生される。このとき、まず、ス
テップS1・S4〜S6の処理が繰り返されて、下ファ
ン8の回転数が風量制限回転数まで上昇され保持され
る。そして、シャッタ部材15が全開位置SOPまで開い
て風量制限が解除されると、ステップS5からステップ
S11に移行し、このステップにおいては、上ファン7
に対する立上げ指令が発生されていないことが判別され
るので、次いで、ステップS15において下ファン8を
目標回転数まで上昇させる処理を行って、このときの立
上げ運転を終了する。
続され、したがって、上ファン7が目標回転数で駆動さ
れているときに、利用者によって上下吹きモードへの切
換えが行われたような場合には、下ファン8に対する立
上げ指令のみが新たに発生される。このとき、まず、ス
テップS1・S4〜S6の処理が繰り返されて、下ファ
ン8の回転数が風量制限回転数まで上昇され保持され
る。そして、シャッタ部材15が全開位置SOPまで開い
て風量制限が解除されると、ステップS5からステップ
S11に移行し、このステップにおいては、上ファン7
に対する立上げ指令が発生されていないことが判別され
るので、次いで、ステップS15において下ファン8を
目標回転数まで上昇させる処理を行って、このときの立
上げ運転を終了する。
【0044】図1には、上記の制御によって上ファン7
と下ファン8とを同時に立上げるときの回転数変化を示
している。同図(a)は、空調運転開始時の制御であっ
て、上ファン7と下ファン8とがほぼ同時に起動され、
それぞれ、すぐに風量制限回転数RcU・RcLに達してこ
れら回転数で保持される。そして、起動時から、上ファ
ン7に対しては水平フラップ11が制限解除位置FVIに
達するまでの期間、下ファン8に対してはシャッタ部材
15が全開位置SOPに達するまでの期間が、それぞれ風
量制限期間として設定されているが、通常は、水平フラ
ップ11が制限解除位置FVIに達するまでの回動ストロ
ークの方がシャッタ部材15の回動ストロークよりも小
さいため、上ファン7に対する風量制限が先に解除され
る。しかしながら、この上ファン7に対する風量制限が
解除されても、上ファン7は風量制限回転数RcUのまま
で保持され、その後、下ファン8に対する風量制限も解
除された時点で、上ファン7と下ファン8とを各風量制
限回転数RcU・RcLから各目標回転数RtU・RtLに同時
に上昇させるように制御される。
と下ファン8とを同時に立上げるときの回転数変化を示
している。同図(a)は、空調運転開始時の制御であっ
て、上ファン7と下ファン8とがほぼ同時に起動され、
それぞれ、すぐに風量制限回転数RcU・RcLに達してこ
れら回転数で保持される。そして、起動時から、上ファ
ン7に対しては水平フラップ11が制限解除位置FVIに
達するまでの期間、下ファン8に対してはシャッタ部材
15が全開位置SOPに達するまでの期間が、それぞれ風
量制限期間として設定されているが、通常は、水平フラ
ップ11が制限解除位置FVIに達するまでの回動ストロ
ークの方がシャッタ部材15の回動ストロークよりも小
さいため、上ファン7に対する風量制限が先に解除され
る。しかしながら、この上ファン7に対する風量制限が
解除されても、上ファン7は風量制限回転数RcUのまま
で保持され、その後、下ファン8に対する風量制限も解
除された時点で、上ファン7と下ファン8とを各風量制
限回転数RcU・RcLから各目標回転数RtU・RtLに同時
に上昇させるように制御される。
【0045】なお、同図(a)には、上ファン7に対す
る風量制限解除時にこの上ファン7を風量制限回転数R
cUから目標回転数RtUへと上昇させる従来の制御を、二
点鎖線矢印で示している。このとき、斜線を付記した期
間において、前記したバサバサ音が発生していた。
る風量制限解除時にこの上ファン7を風量制限回転数R
cUから目標回転数RtUへと上昇させる従来の制御を、二
点鎖線矢印で示している。このとき、斜線を付記した期
間において、前記したバサバサ音が発生していた。
【0046】つまり、この従来制御の場合には、先に上
ファン7の回転数が上昇することによって、例えば下フ
ァン8に対する風量制限が解除された時点では、各ファ
ン7・8を通過する風量比は10:6程度と大きく、こ
のとき、熱交換器6の背後空間における空気の流れは、
上記の風量比に応じて、下部側を除く大半の領域で上フ
ァン7側に向かう流れ領域になっている。そして、この
時点から下ファン8の回転数が上昇するのに伴って、風
量比は各目標回転数RtU・RtLの比(例えば10:1
0)に近づくように変化する。すなわち、下ファン8側
へ向かう割合が増加する風量比の変化に伴って、熱交換
器6の背後では、その中央高さ領域で、それまで上ファ
ン7側に向かっていた流れ領域が、下ファン8側に向か
う流れ領域に変化していき、上下の分流境界線が上方に
移動する。このように分流境界線が変化するような相互
干渉が生じ、特に上ファン7側に向かう空気の流路面積
は小さくなっていく。このとき、上ファン7の回転数の
増加に応じた上ファン7内への吸引空気量の増加がスム
ーズに生じなくなり、これによって、上ファン7内にお
ける圧力状態の不規則な変動が生じてバサバサ音が発生
する。
ファン7の回転数が上昇することによって、例えば下フ
ァン8に対する風量制限が解除された時点では、各ファ
ン7・8を通過する風量比は10:6程度と大きく、こ
のとき、熱交換器6の背後空間における空気の流れは、
上記の風量比に応じて、下部側を除く大半の領域で上フ
ァン7側に向かう流れ領域になっている。そして、この
時点から下ファン8の回転数が上昇するのに伴って、風
量比は各目標回転数RtU・RtLの比(例えば10:1
0)に近づくように変化する。すなわち、下ファン8側
へ向かう割合が増加する風量比の変化に伴って、熱交換
器6の背後では、その中央高さ領域で、それまで上ファ
ン7側に向かっていた流れ領域が、下ファン8側に向か
う流れ領域に変化していき、上下の分流境界線が上方に
移動する。このように分流境界線が変化するような相互
干渉が生じ、特に上ファン7側に向かう空気の流路面積
は小さくなっていく。このとき、上ファン7の回転数の
増加に応じた上ファン7内への吸引空気量の増加がスム
ーズに生じなくなり、これによって、上ファン7内にお
ける圧力状態の不規則な変動が生じてバサバサ音が発生
する。
【0047】そこで、本実施形態においては、上ファン
7の風量制限回転数RcUからの増速開始を、この上ファ
ン7に対する風量制限解除時から下ファン8に対する風
量制限解除時まで遅らせ、下ファン8と同時に増速が開
始されるようになっている。これにより、各ファン7・
8の回転数の増加が互いに並行に生じ、これらファン7
・8を通して各々増加していく風量比はほぼ一定に保持
されて、それぞれ各目標回転数RtU・RtLに達すること
になる。この過程では、熱交換器6の背後での風量比に
応じた分流境界線の位置の変化が抑えられ、したがっ
て、上下の流れに対する流路面積も変化せず、これら各
流路内で流量を増加させていくだけで、相互干渉による
変動を生じずに安定した分流状態が維持される。これに
より、各ファン7・8内での圧力状態も安定し、この結
果、バサバサ音を生じることなく、各目標回転数RtU・
RtLに上昇させることが可能となっている。
7の風量制限回転数RcUからの増速開始を、この上ファ
ン7に対する風量制限解除時から下ファン8に対する風
量制限解除時まで遅らせ、下ファン8と同時に増速が開
始されるようになっている。これにより、各ファン7・
8の回転数の増加が互いに並行に生じ、これらファン7
・8を通して各々増加していく風量比はほぼ一定に保持
されて、それぞれ各目標回転数RtU・RtLに達すること
になる。この過程では、熱交換器6の背後での風量比に
応じた分流境界線の位置の変化が抑えられ、したがっ
て、上下の流れに対する流路面積も変化せず、これら各
流路内で流量を増加させていくだけで、相互干渉による
変動を生じずに安定した分流状態が維持される。これに
より、各ファン7・8内での圧力状態も安定し、この結
果、バサバサ音を生じることなく、各目標回転数RtU・
RtLに上昇させることが可能となっている。
【0048】なお、図1(b)には、上下吹きモードで
の暖房運転中、サーモOFFからサーモONに切換わっ
たときの回転数変化を示している。サーモOFF時に
は、水平フラップ11はその全開位置FOPで保持されて
いるが、上ファン7に対しては、このサーモOFF期間
が風量制限期間となっており、したがって、風量制限回
転数RcUまでその回転数を低下させて、室内への空調空
気の吹出しを抑えた状態で維持されている。一方、下フ
ァン8はその回転を停止させ、また、シャッタ部材15
は全閉位置SCLで保持されている。
の暖房運転中、サーモOFFからサーモONに切換わっ
たときの回転数変化を示している。サーモOFF時に
は、水平フラップ11はその全開位置FOPで保持されて
いるが、上ファン7に対しては、このサーモOFF期間
が風量制限期間となっており、したがって、風量制限回
転数RcUまでその回転数を低下させて、室内への空調空
気の吹出しを抑えた状態で維持されている。一方、下フ
ァン8はその回転を停止させ、また、シャッタ部材15
は全閉位置SCLで保持されている。
【0049】この状態でサーモONになると、上下ファ
ン7・8に対する立上げ指令が発生される。このとき、
上ファン7に対しては、水平フラップ11がすでに制限
解除位置FVIを超え、また、サーモONへの切換時に、
このサーモON/OFFによる風量制限も解除された状
態となる。このときの立上げは、図4において、ステッ
プS1・S2からS7を経る処理になり、次いで、ステ
ップS8・S9を繰り返し、シャッタ部材15が全閉位
置SCLから全開位置SOPに達して、下ファン8の風量制
限が解除された時点で、ステップS8からS10に移行
し、上下ファン7・8を同時に各目標回転数RtU・RtL
まで上昇させる操作が開始される。
ン7・8に対する立上げ指令が発生される。このとき、
上ファン7に対しては、水平フラップ11がすでに制限
解除位置FVIを超え、また、サーモONへの切換時に、
このサーモON/OFFによる風量制限も解除された状
態となる。このときの立上げは、図4において、ステッ
プS1・S2からS7を経る処理になり、次いで、ステ
ップS8・S9を繰り返し、シャッタ部材15が全閉位
置SCLから全開位置SOPに達して、下ファン8の風量制
限が解除された時点で、ステップS8からS10に移行
し、上下ファン7・8を同時に各目標回転数RtU・RtL
まで上昇させる操作が開始される。
【0050】したがって、この場合も、図1(b)に示
すように、上ファン7の回転数の上昇開始を、サーモO
N時から下ファン8に対する風量制限解除時まで遅らせ
るように制御されて、上ファン7と下ファン8とにおけ
る風量制限回転数RcU・RcLからの増速が同時に開始さ
れる。これにより、この場合も、前記同様にバサバサ音
を発生させることなく、両ファン7・8を各目標回転数
RtU・RtLへと上昇させることができる。
すように、上ファン7の回転数の上昇開始を、サーモO
N時から下ファン8に対する風量制限解除時まで遅らせ
るように制御されて、上ファン7と下ファン8とにおけ
る風量制限回転数RcU・RcLからの増速が同時に開始さ
れる。これにより、この場合も、前記同様にバサバサ音
を発生させることなく、両ファン7・8を各目標回転数
RtU・RtLへと上昇させることができる。
【0051】以上にこの発明の具体的な実施形態につい
て説明したが、この発明は上記形態に限定されるもので
はなく、この発明の範囲内で種々変更することができ
る。例えば、上記では、上ファン7の増速開始を下ファ
ン8の風量制限解除時まで遅らせ、これによって、これ
ら上ファン7と下ファン8との増速を同時に開始するよ
うにした例を示したが、本発明の請求項1・2の範囲に
おいては、風量比の変化がバサバサ音を生じさせない所
定の範囲内に納まれば、上ファン7の増速を下ファン8
の風量制限解除時よりも幾分先立って開始させる構成と
することも可能である。この場合、例えば、下ファン8
の起動時から風量制限解除時までに要する時間を概略求
めておき、上ファン7の増速を、下ファン8の起動時か
ら所定時間経過時に開始させる構成等を採用することが
できる。
て説明したが、この発明は上記形態に限定されるもので
はなく、この発明の範囲内で種々変更することができ
る。例えば、上記では、上ファン7の増速開始を下ファ
ン8の風量制限解除時まで遅らせ、これによって、これ
ら上ファン7と下ファン8との増速を同時に開始するよ
うにした例を示したが、本発明の請求項1・2の範囲に
おいては、風量比の変化がバサバサ音を生じさせない所
定の範囲内に納まれば、上ファン7の増速を下ファン8
の風量制限解除時よりも幾分先立って開始させる構成と
することも可能である。この場合、例えば、下ファン8
の起動時から風量制限解除時までに要する時間を概略求
めておき、上ファン7の増速を、下ファン8の起動時か
ら所定時間経過時に開始させる構成等を採用することが
できる。
【0052】また、上記実施形態では、上ファン7に対
し、水平フラップ11が制限解除位置FVIに達するまで
を風量制限期間とした例を示したが、例えば、空調運転
開始時に熱交換器6通過後の空気が所定の温度に達する
までを風量制限期間とするような空気調和機にも、本発
明を適用して構成することができる。また、上記では、
上下吹出口2・3を備え、上ファン7と下ファン8との
二基の室内ファンを内装した床置形空気調和機の室内ユ
ニットを例に挙げたが、さらに多くの吹出口や室内ファ
ンを設けて構成する空気調和機にも本発明を適用するこ
とができる。
し、水平フラップ11が制限解除位置FVIに達するまで
を風量制限期間とした例を示したが、例えば、空調運転
開始時に熱交換器6通過後の空気が所定の温度に達する
までを風量制限期間とするような空気調和機にも、本発
明を適用して構成することができる。また、上記では、
上下吹出口2・3を備え、上ファン7と下ファン8との
二基の室内ファンを内装した床置形空気調和機の室内ユ
ニットを例に挙げたが、さらに多くの吹出口や室内ファ
ンを設けて構成する空気調和機にも本発明を適用するこ
とができる。
【0053】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1の空
気調和機のファン制御装置においては、各室内ファンを
低速回転状態から目標回転数まで増速させる際、先に風
量制限が解除された室内ファンの増速開始をこの室内フ
ァンに対する風量制限解除時よりも遅らせ、後から風量
制限が解除される室内ファンと略並行に目標回転数まで
増速させるようになっているので、この増速の過程で各
室内ファンの通過風量比が大きく変化することが抑えら
れ、これによって、バサバサ音を発生させることなく、
各ファンを目標回転数まで上昇させることが可能とな
る。
気調和機のファン制御装置においては、各室内ファンを
低速回転状態から目標回転数まで増速させる際、先に風
量制限が解除された室内ファンの増速開始をこの室内フ
ァンに対する風量制限解除時よりも遅らせ、後から風量
制限が解除される室内ファンと略並行に目標回転数まで
増速させるようになっているので、この増速の過程で各
室内ファンの通過風量比が大きく変化することが抑えら
れ、これによって、バサバサ音を発生させることなく、
各ファンを目標回転数まで上昇させることが可能とな
る。
【0054】請求項2の空気調和機のファン制御装置に
おいては、空調運転停止時に吹出流路を開閉する開閉部
材が所定の開度に達するまでの間が風量制限期間として
設定され、この場合、これら開閉部材の開動作とほぼ同
時に各室内ファンを起動しても、開閉部材が所定の開度
に達するまでは各室内ファンが低回転数状態で保持され
ることで起動時の騒音発生が防止され、さらに、その後
に低回転数状態から目標回転数まで各室内ファンを上昇
させる際のバサバサ音の発生も抑えられるので、全体を
通じて騒音発生のない立上げを行うことができる。
おいては、空調運転停止時に吹出流路を開閉する開閉部
材が所定の開度に達するまでの間が風量制限期間として
設定され、この場合、これら開閉部材の開動作とほぼ同
時に各室内ファンを起動しても、開閉部材が所定の開度
に達するまでは各室内ファンが低回転数状態で保持され
ることで起動時の騒音発生が防止され、さらに、その後
に低回転数状態から目標回転数まで各室内ファンを上昇
させる際のバサバサ音の発生も抑えられるので、全体を
通じて騒音発生のない立上げを行うことができる。
【0055】請求項3の空気調和機のファン制御装置に
おいては、各室内ファンの低速回転状態から目標回転数
までの増速を、各室内ファンに対する風量制限が全て解
除されたときに同時に開始するように制御されるので、
特に各室内ファンの回転数上昇速度が互いにほぼ同一の
場合に、風量の増加速度も各室内ファンで互いにほぼ同
一となり、したがって、風量比の変化を殆ど生じさせず
にそれぞれ目標回転数まで上昇させることができるの
で、バサバサ音の発生をさらに確実に防止することがで
きる。
おいては、各室内ファンの低速回転状態から目標回転数
までの増速を、各室内ファンに対する風量制限が全て解
除されたときに同時に開始するように制御されるので、
特に各室内ファンの回転数上昇速度が互いにほぼ同一の
場合に、風量の増加速度も各室内ファンで互いにほぼ同
一となり、したがって、風量比の変化を殆ど生じさせず
にそれぞれ目標回転数まで上昇させることができるの
で、バサバサ音の発生をさらに確実に防止することがで
きる。
【図1】この発明の一実施形態における空気調和機のフ
ァン制御装置で行われる制御例を示すものであって、同
図(a)は空調運転開始時に上ファンと下ファンとが同
時に起動されたときの各ファンの回転数変化を示すタイ
ムチャート、同図(b)は、サーモOFFからサーモO
Nへの切換時における上ファンと下ファンとの回転数変
化を示すタイムチャートである。
ァン制御装置で行われる制御例を示すものであって、同
図(a)は空調運転開始時に上ファンと下ファンとが同
時に起動されたときの各ファンの回転数変化を示すタイ
ムチャート、同図(b)は、サーモOFFからサーモO
Nへの切換時における上ファンと下ファンとの回転数変
化を示すタイムチャートである。
【図2】上記空気調和機の室内ユニットを示す斜視図で
ある。
ある。
【図3】上記室内ユニットの構成を示す縦断面図であ
る。
る。
【図4】上記ファン制御装置におけるファン立上げ制御
部での具体的な制御手順を示すフローチャートである。
部での具体的な制御手順を示すフローチャートである。
1 本体ケーシング 2 上部吹出口 3 下部吹出口 4 吸込口 6 熱交換器 7 上ファン(室内ファン) 8 下ファン(室内ファン) 10 上部吹出流路 11 水平フラップ(開閉部材) 14 下部吹出流路 15 シャッタ部材(開閉部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 保賀 正造 滋賀県草津市岡本町字大谷1000番地の2 ダイキン工業株式会社滋賀製作所内 (72)発明者 松原 篤志 滋賀県草津市岡本町字大谷1000番地の2 ダイキン工業株式会社滋賀製作所内
Claims (3)
- 【請求項1】 室内ユニットの本体ケーシング(1)に
吸込口(4)と複数の吹出口(2)(3)とを形成し、
本体ケーシング(1)内における吸込口(4)に沿って
位置する熱交換器(6)の背後空間から各吹出口(2)
(3)にそれぞれ至る各吹出流路(10)(14)に、
起動後、所定の低速回転状態で保持される風量制限期間
を経て目標回転数へと増速される室内ファン(7)
(8)をそれぞれ設けた空気調和機のファン制御装置で
あって、各室内ファン(7)(8)を低速回転状態から
目標回転数まで増速させる際、先に風量制限が解除され
た室内ファン(7)の増速が、後で風量制限が解除され
増速開始した室内ファン(8)と略並行に生じるよう
に、先に風量制限が解除された室内ファン(7)をこの
室内ファン(7)に対する風量制限解除時から遅らせて
増速開始させる立上げ制御手段を設けていることを特徴
とする空気調和機のファン制御装置。 - 【請求項2】 各吹出流路(10)(14)に流路を開
閉する開閉部材(11)(15)をそれぞれ設け、各開
閉部材(11)(15)が閉位置から所定の開度に達す
るまでの間を風量制限期間として設定していることを特
徴とする請求項1の空気調和機のファン制御装置。 - 【請求項3】 前記立上げ制御手段が、各室内ファン
(7)(8)の低速回転状態から目標回転数までの増速
を、各室内ファン(7)(8)に対する風量制限が全て
解除されたときに開始させることを特徴とする請求項1
又は2の空気調和機のファン制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10056185A JP2953455B2 (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | 空気調和機のファン制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10056185A JP2953455B2 (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | 空気調和機のファン制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11237104A true JPH11237104A (ja) | 1999-08-31 |
| JP2953455B2 JP2953455B2 (ja) | 1999-09-27 |
Family
ID=13020059
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10056185A Expired - Fee Related JP2953455B2 (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | 空気調和機のファン制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2953455B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU2007314963B2 (en) * | 2006-11-01 | 2010-11-18 | Daikin Industries, Ltd. | Air conditioner |
| JP2011133203A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Fujitsu General Ltd | 空調機 |
| EP2169320A3 (en) * | 2008-09-26 | 2014-05-21 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Air conditioner |
| CN111189153A (zh) * | 2018-11-15 | 2020-05-22 | 宁波方太厨具有限公司 | 一种空气净化器的控制方法 |
| CN114396701A (zh) * | 2022-01-06 | 2022-04-26 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调控制方法和非易失性存储介质 |
| CN115930398A (zh) * | 2022-11-21 | 2023-04-07 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一拖多空调器的控制方法、存储介质与一拖多空调器 |
| CN115977982A (zh) * | 2022-12-23 | 2023-04-18 | 珠海格力电器股份有限公司 | 设备控制方法、装置、存储介质、控制设备及风扇 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111780253B (zh) * | 2020-07-08 | 2021-10-29 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 空调系统及其控制方法、控制装置 |
-
1998
- 1998-02-20 JP JP10056185A patent/JP2953455B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU2007314963B2 (en) * | 2006-11-01 | 2010-11-18 | Daikin Industries, Ltd. | Air conditioner |
| EP2169320A3 (en) * | 2008-09-26 | 2014-05-21 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Air conditioner |
| JP2011133203A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Fujitsu General Ltd | 空調機 |
| CN111189153A (zh) * | 2018-11-15 | 2020-05-22 | 宁波方太厨具有限公司 | 一种空气净化器的控制方法 |
| CN111189153B (zh) * | 2018-11-15 | 2021-05-18 | 宁波方太厨具有限公司 | 一种空气净化器的控制方法 |
| CN114396701A (zh) * | 2022-01-06 | 2022-04-26 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调控制方法和非易失性存储介质 |
| CN115930398A (zh) * | 2022-11-21 | 2023-04-07 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一拖多空调器的控制方法、存储介质与一拖多空调器 |
| CN115930398B (zh) * | 2022-11-21 | 2024-09-24 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一拖多空调器的控制方法、存储介质与一拖多空调器 |
| CN115977982A (zh) * | 2022-12-23 | 2023-04-18 | 珠海格力电器股份有限公司 | 设备控制方法、装置、存储介质、控制设备及风扇 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2953455B2 (ja) | 1999-09-27 |
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