JPH11238164A - 紙幣処理機 - Google Patents

紙幣処理機

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JPH11238164A
JPH11238164A JP10039374A JP3937498A JPH11238164A JP H11238164 A JPH11238164 A JP H11238164A JP 10039374 A JP10039374 A JP 10039374A JP 3937498 A JP3937498 A JP 3937498A JP H11238164 A JPH11238164 A JP H11238164A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スタッカが機体側にロックされた状態におい
て、該スタッカに対し不用意に行われる機体からの取り
出し行為により発生する損傷を防止することができる紙
幣処理機を提供する。 【解決手段】 引き出しおよび格納可能なハンドル15
を有するとともに機体12に対し着脱自在に設けられた
スタッカ11を具備するものであって、スタッカ11を
機体12にロックしかつハンドル15をスタッカ11に
格納状態でロックするロック機構42を有することによ
り、スタッカ11が機体12にロックされた状態では、
ハンドル15もスタッカ11に格納状態でロックされた
状態となり、スタッカ11のハンドル15を介しての取
り出し行為自体が不可能な状態となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙幣を収納可能な
紙幣処理機に関する。
【0002】
【従来の技術】紙幣を収納可能な紙幣処理機として、例
えば特開平7−272055号公報に開示された紙幣入
出金機等がある。この紙幣入出金機は、出金紙幣あるい
は入金紙幣を収納する複数個のスタッカと、これらスタ
ッカを着脱自在に支持する機体の一部を構成するスタッ
カキャリアとを有している。複数のスタッカは、入金さ
れた紙幣を一時貯留する入出金スタッカと、各金種別ス
タッカであり、入出金スタッカは、内部に機体側からセ
パレータが進入することによりその空間部内が上下二室
に分けられるとともに、二分されたうちの上側が紙幣の
入金時に一時的に入金紙幣を貯留させる一時貯留部とさ
れ、下側が紙幣を収納させる収納部とされるものであ
る。すなわち、紙幣の入金動作時には、機体の外側位置
に設けられた入金口から入金された紙幣が、搬送路を通
り、真偽の鑑別を受けた後、偽と判定された紙幣が機体
の外側位置に設けられたリジェクト口へリジェクトさ
れ、真と判定された紙幣が入出金スタッカの一時貯留部
に投入されてセパレータ上に一時貯留される。そして、
その後、操作者により確認操作がなされると、セパレー
タが入出金スタッカから退避することで、一時貯留され
ていた紙幣が該セパレータの位置より下側の収納部に送
られるようになっている。また、この入出金スタッカ
は、入金動作も出金動作もなされていないときに、収納
部に収納されている紙幣を、必要に応じて、他の各金種
別のスタッカに振り分けて収納させるようになってい
る。他方、紙幣の出金動作時には、各金種別のスタッカ
が必要枚数の紙幣をそれぞれ払い出すことになり、この
ようにして払い出された紙幣が、搬送路を通り、正損判
別を受けたあと、損券がリジェクトボックスへ収納さ
れ、正券が機体の外側に設けられた出金口へと運ばれ
る。ところで、これらのスタッカは、機体に対し着脱自
在とされており、着脱操作および持ち運び操作を容易と
するためにその上部にハンドルが設けられている。この
ハンドルは、着脱操作時および持ち運び操作時には、ス
タッカから引き出された状態で使用される一方、スタッ
カをスタッカキャリアに装填した後は紙幣入出金機を運
用可能な状態にするために入出金動作の妨げとならぬよ
うスタッカに格納される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したセパレータ
は、その直前の動作によってはその停止位置が不確定で
あり、また他の種々の機構により外部からはその停止位
置が分らないように覆われてしまっている。このため、
セパレータが入出金スタッカの空間部内にあるとき、こ
の入出金スタッカをスタッカキャリアから取り出そうと
上方へ持ち上げると、入出金スタッカおよびセパレータ
の少なくとも一方が損傷してしまうことになる。そこ
で、セパレータが入出金スタッカの空間部内にあるとき
には、入出金スタッカをスタッカキャリアから取り出せ
ないようにロック機構でロックするようにしている。し
かしながら、ハンドルはスタッカに対し引き出し可能な
状態のままであったため、ロック機構で入出金スタッカ
をスタッカキャリアにロックしていても、ハンドルを持
ってスタッカを取り出そうとすることは可能であり、そ
の勢いによっては、ロック機構、入出金スタッカおよび
セパレータの少なくとも一つを損傷させてしまうことが
あった。また、セパレータがスタッカから退避した状態
にあっても、ロック機構による入出金スタッカのスタッ
カキャリアへのロックが解除されない状態においては、
ハンドルを持ってスタッカを取り出そうとすることは可
能であり、その勢いによっては、ロック機構およびスタ
ッカの少なくとも一つを損傷させてしまうことがあっ
た。
【0004】したがって、本発明の目的は、スタッカが
機体側にロックされた状態において、該スタッカに対し
不用意に行われる機体からの取り出し行為により発生す
る損傷を防止することができる紙幣処理機を提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1記載の紙幣処理機は、引き出しお
よび格納可能なハンドルを具備するとともに機体に対し
着脱自在に設けられたスタッカを有するものであって、
前記スタッカを機体にロックしかつ前記ハンドルを前記
スタッカに格納状態でロックするロック機構を有するこ
とを特徴としている。
【0006】これにより、ロック機構がスタッカを機体
にロックしかつハンドルをスタッカに格納状態でロック
するため、スタッカが機体にロックされた状態では、ハ
ンドルもスタッカに格納状態でロックされた状態とな
り、スタッカのハンドルを介しての取り出し行為自体が
不可能な状態となる。
【0007】本発明の請求項2記載の紙幣処理機は、請
求項1記載のものに関して、機体に装着状態の前記スタ
ッカ内に機体側から進退自在に設けられるとともに、該
スタッカ内に進入した状態で、該スタッカ内を二室に分
離するセパレータを有しており、前記ロック機構は、前
記セパレータが前記スタッカ内に進入した状態におい
て、前記スタッカを機体にロックしかつ前記ハンドルを
前記スタッカに格納状態でロックすることを特徴として
いる。
【0008】これにより、セパレータがスタッカ内に進
入した状態においては、ロック機構が、スタッカを機体
にロックしかつハンドルをスタッカに格納状態でロック
するため、スタッカのハンドルを介しての取り出し行為
自体が不可能な状態となる。
【0009】本発明の請求項3記載の紙幣処理機は、請
求項2記載のものに関して、前記ロック機構は、前記セ
パレータがスタッカから退避し予め定められた待機位置
にあるときのみ前記スタッカの機体へのロックを解除し
かつ前記ハンドルの前記スタッカへの格納状態でのロッ
クを解除するとともに、前記セパレータが前記待機位置
以外にあるときには、前記スタッカを機体にロックしか
つ前記ハンドルを前記スタッカに格納状態でロックする
ことを特徴としている。
【0010】これにより、セパレータがスタッカに進入
する等予め定められた待機位置にない状態においては、
ロック機構が、スタッカを機体にロックしかつハンドル
をスタッカに格納状態でロックするため、スタッカのハ
ンドルを介しての取り出し行為自体が不可能な状態とな
る一方、セパレータがスタッカから退避し予め定められ
た待機位置にあるときのみ、ロック機構が、スタッカの
機体へのロックを解除しかつハンドルのスタッカへの格
納状態でのロックを解除する。
【0011】本発明の請求項4記載の紙幣処理機は、請
求項2記載のものに関して、前記ロック機構は、前記セ
パレータの前記スタッカからの退避動作に連動すること
を特徴としている。
【0012】このように、ロック機構がセパレータのス
タッカからの退避動作に連動するため、ロックを解除す
るためだけにセパレータを動作させる必要がない。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の紙幣処理機の第1の実施
の形態を図1および図2を参照して以下に説明する。な
お、この紙幣処理機の全体構成は、特開平7−2720
55号公報に記載された紙幣入出金機と同様のものであ
り、以下では、図1および図2を参照してその要部を説
明する。
【0014】図1および図2において、符号11は紙幣
処理機に入金された紙幣を一時貯留する入出金用のスタ
ッカを、符号12は紙幣処理機の機体の一部を構成する
とともにスタッカ11を着脱自在に載置させるスタッカ
キャリアを、符号13はスタッカ11の一側から該スタ
ッカ11内に進退自在となるようにスタッカキャリア1
2に設けられたセパレータを、それぞれ示している。
【0015】スタッカキャリア12は図示せぬ箱状の機
体本体に対して引き出しおよび装填自在とされており、
機体本体に対し引き出された状態でスタッカ11の着脱
操作を可能とする。
【0016】スタッカ11は、略直方体形状の箱体で、
上述したようにスタッカキャリア12に対し着脱自在に
設けられており、その上部側に引き出しおよび格納可能
なハンドル15を有している。ここで、スタッカ11は
スタッカキャリア12の所定の載置位置に上方から装填
され、この装填状態からスタッカキャリア12に対し上
方に引き抜かれる。
【0017】ハンドル15は、スタッカ11の上板部1
1Aに形成された開口部16からスタッカ11内に挿入
されるもので、スタッカ11の一の側板部11Bの内側
に沿って鉛直延在するガイド部17と、該ガイド部17
の上部からスタッカ11の上板部11Aに沿って延在す
る把持部18とを有している。
【0018】ハンドル15のガイド部17の下端には係
合部材21が固定されている。この係合部材21には、
上下方向に沿う長穴22が形成されており、この長穴2
2には側板部11Bに固定されたガイドピン23が挿通
されている。
【0019】これにより、ハンドル15は、スタッカ1
1の上板部11Aに形成された開口部16でガイド部1
7が案内されるとともに係合部材21の長穴22がガイ
ドピン23で案内されることで、上下に移動する。ここ
で、係合部材21のセパレータ13に対し反対側には、
水平延在する係合面部24が形成されている。
【0020】ハンドル15のガイド部17には把持部1
8の若干下側に突起26が設けられており、スタッカ1
1の側板部11Bには、突起26を下方から支持可能な
押釦部材27がハンドル15のセパレータ13に対し反
対側に配置されている。この押釦部材27は、ハンドル
15のセパレータ13に対し反対側に側板部11Bに垂
直に取り付けられた軸28を中心に回動自在となるよう
に支持されている。
【0021】押釦部材27には、軸28を介して各側方
に押圧板部29と支持板部30とが形成されている。そ
して、押圧板部29が軸28のセパレータ13に対し反
対側に延出した状態で支持板部30が軸28よりもセパ
レータ13側に延在して突起26を下側から支持するこ
とにより、このときのハンドル15の重量等で一方向
(図1における反時計回り方向)に回動する。
【0022】但し、このときハンドル15の把持部18
がスタッカ11の上板部11Aと面一とされ、かつ押圧
板部29がスタッカ11の上板部11Aに形成された図
示せぬ開口部を下側から閉塞する状態で前記一方向のそ
れ以上の回動が規制されることになる。この状態が押釦
部材29の基本状態であり、この基本状態で、ハンドル
15はその把持部18が上記のようにスタッカ11の上
板部11Aと面一とされることによりスタッカ11から
の引き出しが不可能な状態となる。
【0023】この基本状態の押釦部材27の押圧板部2
9をスタッカ11の上板部11Aに形成された図示せぬ
開口部を介して操作者が下方に押圧すると、軸28を中
心に押釦部材27が逆方向(図1における時計回り方
向)に回動し支持板部30を上昇させる。すると、ハン
ドル15が突起26を介して押し上げられ、スタッカ1
1の上板部11Aと面一とされていたその把持部18が
スタッカ11の上板部11Aより浮き上がることにな
り、よってハンドル15がスタッカ11から引き出しや
すい状態となる。
【0024】ここで、スタッカ11の側板部11Bと該
側板部11Bのセパレータ13に対し反対側に位置する
側板部11Cの境界部分近傍には、基本状態の押釦部材
27に支持されたハンドル15の係合面部24の上側と
なる位置に水平延在する切欠部33が形成されている。
【0025】セパレータ13には、そのスタッカ11に
対し反対側から鉛直下方に延出する鉛直延在部35と、
該鉛直延在部35の下端部からスタッカ11の方向に水
平に延出する水平延在部36とが設けられており、水平
延在部36には、回転自在のローラ37が取り付けられ
ている。このセパレータ13は、スタッカキャリア12
の所定の載置位置に載置された状態のスタッカ11内に
機体側から進退自在に設けられている。
【0026】具体的に、セパレータ13は、図2に示す
ように、スタッカ11の外側における移動の上限位置で
ある第一位置と、該第一位置の水平側方(図2にお
ける右方)であってスタッカ11の内側における移動の
上限位置である第二位置と、該第二位置の鉛直下方
であってスタッカ11の内側における移動の下限位置で
ある第三位置と、該第三位置の水平側方(図2にお
ける左方)かつ第一位置の鉛直下方であってスタッカ
11の外側の第四位置との間を図示せぬ駆動部の駆動
により移動させられる。また、セパレータ13は、第四
位置と該第四位置の鉛直下方であってスタッカ11
の外側における移動の下限位置である第五位置(待機位
置)との間をも図示せぬ駆動部の駆動により移動させ
られる。
【0027】ここで、第一位置は、機体電源がONさ
れた状態における待機位置であり、第二位置はスタッ
カ11内への進入位置であり、第三位置はスタッカ1
1内の紙幣を上側から押圧する際の下限位置であり、第
四位置は通常運用時の下限位置であり、第五位置は
機体電源がOFFされた状態およびスタッカ11の抜き
取り操作時の待機位置である。
【0028】ここで、セパレータ13は、図示は略す
が、スタッカ11の内部に進入した状態においては、ス
タッカ11の内部空間を、一時的に紙幣を貯留させる上
側の一時貯留部と、紙幣を収納させる下側の収納部との
二室に分離する。
【0029】スタッカキャリア12には、スタッカ11
を機体の一部である該スタッカキャリア12にロックし
かつハンドル15をスタッカ11に格納状態でロックす
るロック機構42が設けられている。以下、ロック機構
42について説明する。
【0030】スタッカ11の側板部11Bに平行な水平
方向にスライド自在となるようにロック部材43がスタ
ッカキャリア12に設けられている。このスライド部材
43は二カ所の長穴44,44を有しており、これら長
穴44,44にそれぞれ挿通される支持ピン45,45
を介してスタッカキャリア12に支持されることで、上
記した水平方向のスライドが可能とされている。
【0031】このロック部材43には、そのセパレータ
13に対し反対側に水平に延出するロック板部46を有
しており、このロック板部46はロック部材43のセパ
レータ13方向へのスライドにより、スタッカキャリア
12の所定位置に載置されたスタッカ11の切欠部33
に進入して係合部材21の係合面部24の上側に近接配
置されて停止されることになる。
【0032】この状態では、スタッカ11および係合部
材21が上方への移動が同時に規制される。すなわち、
スタッカ11がスタッカキャリア12からの取り外しが
不可な状態となり、これと同時にハンドル15が押釦部
材27を用いての上昇すなわちスタッカ11からの引き
出しが規制される。なお、この状態をロック状態と称
す。
【0033】上記ロック状態から、ロック部材43のセ
パレータ13に対し反対方向へのスライドにより、ロッ
ク板部46は、スタッカキャリア12の所定位置に載置
されたスタッカ11の切欠部33から外に出てスタッカ
11および係合部材21の係合面部24から離間して停
止されることになる。
【0034】この状態では、スタッカ11および係合部
材21の上方への移動の規制が同時に解除される。すな
わち、スタッカ11がスタッカキャリア12からの取り
外しが可能な状態となり、これと同時にハンドル15が
押釦部材27を用いての上昇すなわちスタッカ11から
の引き出しが可能となる。なお、この状態をロック解除
状態と称す。
【0035】ロック部材43のロック板部46に対し反
対側の端部には、ロック部材43を常にロック状態とな
るよう付勢するバネ部材47がスタッカキャリア12と
の間に介装されている。
【0036】また、ロック部材43のロック板部46に
対し反対側の端部には、リンク部材49の逆U字状の一
端部が係合する軸50が、支持されている。このリンク
部材49は他端側が上方に位置するように配置された状
態で中間所定位置に前記軸50と平行に配置された軸5
1によりスタッカキャリア12に回動自在に支持されて
いる。
【0037】さらに、このリンク部材49の他端部に
は、リンク部材52がその一端部において前記軸51と
平行に配置された軸53を中心に回動自在となるように
支持されている。このリンク部材52は他端側がスタッ
カ11に対し反対側に位置するように配置された状態で
前記軸53と平行に配置された軸54により作動部材5
5の中間所定位置に回動自在に支持されている。
【0038】この作動部材55はL字状をなしており、
一端側が前記軸51と平行に配置された軸56によりス
タッカキャリア12に回動自在に支持されており、他端
側の作動片部57が軸56のスタッカ11に対し反対側
に延出されている。
【0039】以上の構成の紙幣処理機は、スタッカキャ
リア12を機体本体から引き出した後に、操作者がスタ
ッカ11を抜き取るための入力操作を図示せぬ制御部に
対し行うかあるいは機体電源をOFFすると、制御部
は、セパレータ13をスタッカ11の外に退避させ、第
四位置から第五位置に移動させる。すると、図2に
示すように、セパレータ13のローラ37が下降して、
ロック機構42の作動部材55の作動片部57に当接し
てこれを下降させ、これにより、該作動部材55は、リ
ンク部材52をスタッカ11から離間させる方向に移動
させ、これに連結されたリンク部材49の下端部をスタ
ッカ11の方向に移動させる。
【0040】その結果、ロック部材43がそのロック板
部46を前進させるようにスライドしてロック解除状態
となる。このような作動がバネ部材47の付勢力に抗し
て行われる。
【0041】そして、このロック解除状態では、操作者
がスタッカ11を取り出すためハンドル15を浮かせる
よう押釦部材27を押圧すると、ロック部材43による
規制がなく、係合部材21すなわちハンドル15が上昇
される。これにより、ハンドル15をさらにスタッカ1
1から引き出すことが可能となり、ハンドル15をスタ
ッカ11から引き出して、スタッカ11をスタッカキャ
リア12から取り外すことができる。
【0042】この状態では、セパレータ13はスタッカ
11の外に退避されており、スタッカ11のスタッカキ
ャリア12へのロックもスタッカ11のハンドル15の
ロックも共に解除されているため、セパレータ13、ス
タッカ11およびロック機構42のいずれにも損傷を生
じることがない。
【0043】他方、スタッカキャリア12を機体本体か
ら引き出した後に、例えば操作者がスタッカ11を抜き
取るための入力操作を図示せぬ制御部に対し行わずに、
かつ機体電源もOFFさせずに、スタッカ11を取り出
すためハンドル15を浮かせるよう押釦部材27を押圧
しても、制御部が、セパレータ13を第四位置から第
五位置に移動させず、ロック機構42のロック部材4
3がロック位置にあるため、係合部材21すなわちハン
ドル15がロック部材43のロック板部46により上昇
が規制される。したがって、ハンドル15のスタッカ1
1からの引き出しが不可能となり、スタッカ11に対し
スタッカキャリア12からの取り出し行為が不用意に行
われることがないため、該取り出し行為によりセパレー
タ13、スタッカ11およびロック機構42の少なくと
も一つに発生する損傷を防止することができる。
【0044】取り出したスタッカ11をスタッカキャリ
ア12の所定位置に載置させて、操作者がスタッカ11
の載置完了の入力操作を図示せぬ制御部に対し行うか、
あるいは機体電源をONさせると、制御部は、セパレー
タ13を第五位置から、電源ON時待機位置である第
一位置に移動させる。すると、セパレータ13のロー
ラ37が上昇して、ロック機構42の作動部材55の作
動片部57から離間しようとする。作動部材55の作動
片部57は、バネ部材47の付勢力により、リンク部材
49、リンク部材52および作動部材55を介して上昇
する方向に回動付勢されているので、セパレータ13の
ローラ37の上昇と同期して上昇する。このとき、リン
ク部材49の下端部がセパレータ13側に回動すること
で、これと軸50で連結されたロック部材43がそのロ
ック板部46を後退させるようにスライドしてロック状
態となる。
【0045】なお、この後は、上記のようにスタッカキ
ャリア12を機体本体から引き出した後に、操作者がス
タッカ11を抜き取るための入力操作を図示せぬ制御部
に対し行うかあるいは機体電源をOFFさせない限り、
セパレータ13が第四位置から第五位置に移動すること
はなく、第一位置〜第四位置の間のみで移動することに
なる。
【0046】以上に述べた第1の実施の形態によれば、
ロック機構42は、セパレータ13が少なくとも機体電
源がOFFされた状態、または、スタッカ11の抜き取
り操作時の待機位置である第五位置から離れ、第一位
置〜第四位置に位置している限り、スタッカ11を
スタッカキャリア12にロックしかつハンドル15をス
タッカ11に格納状態でロックすることになる。
【0047】したがって、セパレータ13が所定の待機
位置にいない限り、ハンドル15を引き出すことができ
ず、スタッカ11に対しスタッカキャリア12からの取
り出し行為が不用意に行われることがないため、該取り
出し行為によりセパレータ13、スタッカ11およびロ
ック機構42の少なくとも一つに発生する損傷を防止す
ることができる。
【0048】ここで、以上のロック機構42およびセパ
レータ13は、図示せぬ他の種々の機構との関係上、上
述した構成となっているが、セパレータ13の下降動作
に連動してロック部材43を水平方向に移動させるもの
であれば、上記構成に限定されることなく、他の種々の
構成を適用できる。
【0049】次に、本発明の紙幣処理機の第2の実施の
形態を図3および図4を参照して以下に、第1の実施の
形態との相違部分を中心に説明する。なお、第1の実施
の形態と同様の部分には同一の符号を付しその説明は略
す。第2の実施の形態では、そのロック機構42が、第
1の実施の形態のリンク部材52および作動部材55に
代えて、略L字形状をなす作動部材60を用いていると
ともに、リンク部材49に代えてリンク部材70を用い
ている。
【0050】この作動部材60は互いに垂直をなす連結
板部61と作動板部62とを有しており、連結板部61
にその長さ方向に沿って延在する二つの長穴64,64
が形成され、作動板部62にはこれに垂直をなして当接
板部65が立設されている。
【0051】そして、この作動部材60は、連結板部6
1を水平に配置し作動板部60を該連結板部61から上
方に延出させた状態で、長穴64,64にそれぞれ挿通
される支持ピン66,66を介してスタッカキャリア1
2に、スタッカ11の側板部11Bに平行な水平方向に
移動自在となるよう支持されている。また、作動部材6
0は、連結板部61の作動板部62に対し反対側がリン
ク部材70のU字状の上端部に軸53を介して連結され
ている。
【0052】これにより、作動部材60は、セパレータ
13がスタッカ11外に退避した第一位置と第四位置
との間に位置する状態では、該セパレータ13のロー
ラ37に当接板部65が当接してスタッカ11から離れ
る方向に移動していて、ロック部材43をロック解除状
態とする。
【0053】他方、作動部材60は、セパレータ13が
第一位置と第四位置との間に位置しない状態では、
該セパレータ13のローラ37から離間しスタッカ11
に近接する方向に移動していて、ロック部材43をロッ
ク状態とする。
【0054】したがって、第2の実施の形態のロック機
構42も、セパレータ13がスタッカ11内から退避す
ると、ロック機構42がロック解除状態となり、また、
セパレータ13がスタッカ11内に進入した状態では、
ロック機構42が常にロック状態となる。よって、第1
の実施の形態と同様の効果を奏することになる。
【0055】しかも、第2の実施の形態では、セパレー
タ13がスタッカ11外の第一位置と第四位置との
間に位置する状態では常にロック機構42をロック解除
状態とするため、セパレータ13のスタッカ11からの
退避動作に連動してロックを解除することになり、第1
の実施の形態のようにロック機構42をロック解除状態
とするためだけの第四位置と第五位置との間の移動
は不要となり、セパレータ13の動作を簡素化できる。
【0056】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の請求項1
記載の紙幣処理機によれば、ロック機構がスタッカを機
体にロックしかつハンドルをスタッカに格納状態でロッ
クするため、スタッカが機体にロックされた状態では、
ハンドルもスタッカに格納状態でロックされた状態とな
り、スタッカのハンドルを介しての取り出し行為自体が
不可能な状態となる。したがって、スタッカが機体側に
ロックされた状態において、該スタッカに対し機体から
の取り出し行為が不用意に行われることがないため、該
取り出し行為によりスタッカおよびロック機構の少なく
とも一方に発生する損傷を防止することができる。
【0057】本発明の請求項2記載の紙幣処理機によれ
ば、セパレータがスタッカ内に進入した状態において
は、ロック機構が、スタッカを機体にロックしかつハン
ドルをスタッカに格納状態でロックするため、スタッカ
のハンドルを介しての取り出し行為自体が不可能な状態
となる。したがって、セパレータがスタッカに進入しス
タッカが機体側にロックされた状態において、該スタッ
カに対し機体からの取り出し行為が不用意に行われるこ
とがないため、該取り出し行為によりセパレータ、スタ
ッカおよびロック機構の少なくとも一つに発生する損傷
を防止することができる。
【0058】本発明の請求項3記載の紙幣処理機によれ
ば、セパレータがスタッカに進入する等予め定められた
待機位置にない状態においては、ロック機構が、スタッ
カを機体にロックしかつハンドルをスタッカに格納状態
でロックするため、スタッカのハンドルを介しての取り
出し行為自体が不可能な状態となる一方、セパレータが
スタッカから退避し予め定められた待機位置にあるとき
のみ、ロック機構が、スタッカの機体へのロックを解除
しかつハンドルのスタッカへの格納状態でのロックを解
除する。したがって、セパレータがスタッカに進入しス
タッカが機体側にロックされた状態において、該スタッ
カに対し機体からの取り出し行為が不用意に行われるこ
とがないため、該取り出し行為によりセパレータ、スタ
ッカおよびロック機構の少なくとも一つに発生する損傷
を防止することができる。
【0059】本発明の請求項4記載の紙幣処理機によれ
ば、ロック機構がセパレータのスタッカからの退避動作
に連動するため、ロックを解除するためだけにセパレー
タを動作させる必要がない。したがって、ロック機構を
動作させるための構成を簡素にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の紙幣処理機の第1の実施の形態を示
すもので、ロック機構がロック状態にあるときの、
(a)は要部の側断面図、(b)はロック部材等の平面
図である。
【図2】 本発明の紙幣処理機の第1の実施の形態を示
すもので、ロック機構がロック解除状態にあるときの、
(a)は要部の側断面図、(b)はロック部材等の平面
図である。
【図3】 本発明の紙幣処理機の第2の実施の形態を示
すもので、ロック機構がロック状態にあるときの要部の
側断面図である。
【図4】 本発明の紙幣処理機の第2の実施の形態を示
すもので、ロック機構がロック解除状態にあるときの要
部の側断面図である。
【符号の説明】
11 スタッカ 12 スタッカキャリア(機体) 13 セパレータ 15 ハンドル 42 ロック機構

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引き出しおよび格納可能なハンドルを有
    するとともに機体に対し着脱自在に設けられたスタッカ
    を具備する紙幣処理機において、 前記スタッカを機体にロックしかつ前記ハンドルを前記
    スタッカに格納状態でロックするロック機構を有するこ
    とを特徴とする紙幣処理機。
  2. 【請求項2】 機体に装着状態の前記スタッカ内に機体
    側から進退自在に設けられるとともに、該スタッカ内に
    進入した状態で、該スタッカ内を二室に分離するセパレ
    ータを有しており、 前記ロック機構は、前記セパレータが前記スタッカ内に
    進入した状態において、前記スタッカを機体にロックし
    かつ前記ハンドルを前記スタッカに格納状態でロックす
    ることを特徴とする請求項1記載の紙幣処理機。
  3. 【請求項3】 前記ロック機構は、前記セパレータが前
    記スタッカから退避し予め定められた待機位置にあると
    きのみ前記スタッカの機体へのロックを解除しかつ前記
    ハンドルの前記スタッカへの格納状態でのロックを解除
    するとともに、前記セパレータが前記待機位置以外にあ
    るときには、前記スタッカを機体にロックしかつ前記ハ
    ンドルを前記スタッカに格納状態でロックすることを特
    徴とする請求項2記載の紙幣処理機。
  4. 【請求項4】 前記ロック機構は、前記セパレータの前
    記スタッカからの退避動作に連動することを特徴とする
    請求項2記載の紙幣処理機。
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