JPH11239354A - 動きベクトル検出器 - Google Patents
動きベクトル検出器Info
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- JPH11239354A JPH11239354A JP10040199A JP4019998A JPH11239354A JP H11239354 A JPH11239354 A JP H11239354A JP 10040199 A JP10040199 A JP 10040199A JP 4019998 A JP4019998 A JP 4019998A JP H11239354 A JPH11239354 A JP H11239354A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 演算量及び回路規模を増やすこと無く精度の
高い動きベクトルを検出できる動きベクトル検出器を得
る。 【解決手段】 入力画像信号と参照画像信号との間でブ
ロックマッチング方式により動きベクトルを検出する動
きベクトル検出器において、複数の探索モードを有し、
いずれかに決定された探索モードに基づいて動きベクト
ルを探索する動きベクトル探索器16と、既に検出され
た動きベクトルを記憶する動きベクトルメモリ13と、
この動きベクトルメモリ13に記憶されている動きベク
トルから統計量を求めて符号化対象としているマクロブ
ロックの動きベクトルを推定する動きベクトル推定器1
4と、この推定された動きベクトルの大きさに基づいて
上記探索モードを決定する動きベクトル探索モード決定
器15とを備えた。
高い動きベクトルを検出できる動きベクトル検出器を得
る。 【解決手段】 入力画像信号と参照画像信号との間でブ
ロックマッチング方式により動きベクトルを検出する動
きベクトル検出器において、複数の探索モードを有し、
いずれかに決定された探索モードに基づいて動きベクト
ルを探索する動きベクトル探索器16と、既に検出され
た動きベクトルを記憶する動きベクトルメモリ13と、
この動きベクトルメモリ13に記憶されている動きベク
トルから統計量を求めて符号化対象としているマクロブ
ロックの動きベクトルを推定する動きベクトル推定器1
4と、この推定された動きベクトルの大きさに基づいて
上記探索モードを決定する動きベクトル探索モード決定
器15とを備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、動画像を圧縮符
号化する場合に用いられる動き補償予測付きフレーム間
予測を行うための動きベクトル検出器に関するものであ
る。
号化する場合に用いられる動き補償予測付きフレーム間
予測を行うための動きベクトル検出器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】動画像を圧縮符号化する方法の一例とし
て、ISO/IECにおいて国際標準化されたMPEG
と呼ばれる方式がある。この方式は、動き補償予測付き
フレーム間予測と離散コサイン変換(DCT)の2つの
技術が中核となっており、動き補償予測を行うための動
きベクトルの検出方式は圧縮された画像信号の画質に大
きく影響するものである。
て、ISO/IECにおいて国際標準化されたMPEG
と呼ばれる方式がある。この方式は、動き補償予測付き
フレーム間予測と離散コサイン変換(DCT)の2つの
技術が中核となっており、動き補償予測を行うための動
きベクトルの検出方式は圧縮された画像信号の画質に大
きく影響するものである。
【0003】図8はMPEG標準に準拠する従来の画像
符号化装置の一例である。図において、1は離散コサイ
ン変換器(DCT)、2は量子化器(Q)、3は可変長
符号化器(VLC)、5は出力バッファ(Buffe
r)、6は逆量子化器(Q-1)、7は逆離散コサイン変
換器(IDCT)、8はフレームメモリ(FM)、9は
動き補償器(MC)、10は動きベクトル探索器(M
E)、11は加算器、12は減算器である。
符号化装置の一例である。図において、1は離散コサイ
ン変換器(DCT)、2は量子化器(Q)、3は可変長
符号化器(VLC)、5は出力バッファ(Buffe
r)、6は逆量子化器(Q-1)、7は逆離散コサイン変
換器(IDCT)、8はフレームメモリ(FM)、9は
動き補償器(MC)、10は動きベクトル探索器(M
E)、11は加算器、12は減算器である。
【0004】次に動作について説明する。符号化装置に
はデジタル化された輝度信号(Y)と2つの色差信号
(CB、CR)が入力される。減算器12はこの入力信
号101と後述する予測信号113との間で差分をと
り、予測誤差信号102を出力する。離散コサイン変換
器1は予測誤差信号102に対して離散コサイン変換を
施し、変換係数103を出力する。量子化器2は変換係
数103の量子化を行い、量子化係数104を出力す
る。可変長符号化器3は量子化係数104や後述する動
きベクトル112などを可変長符号化し多重化を行う。
多重化されたストリーム106は出力バッファ5に一度
蓄積された後、伝送路や蓄積メディア等に出力される。
はデジタル化された輝度信号(Y)と2つの色差信号
(CB、CR)が入力される。減算器12はこの入力信
号101と後述する予測信号113との間で差分をと
り、予測誤差信号102を出力する。離散コサイン変換
器1は予測誤差信号102に対して離散コサイン変換を
施し、変換係数103を出力する。量子化器2は変換係
数103の量子化を行い、量子化係数104を出力す
る。可変長符号化器3は量子化係数104や後述する動
きベクトル112などを可変長符号化し多重化を行う。
多重化されたストリーム106は出力バッファ5に一度
蓄積された後、伝送路や蓄積メディア等に出力される。
【0005】一方、逆量子化器6は量子化係数104に
対して逆量子化を施し、逆量子化係数108を出力す
る。逆離散コサイン変換器7は逆量子化係数108に対
して逆離散コサイン変換を行い、復号予測誤差信号10
9を出力する。加算器11は復号予測誤差信号109と
予測信号113との加算処理を行い、復号画像信号11
0を出力する。フレームメモリ8は復号画像信号110
を記憶する。動き補償器9は、後述する動きベクトル探
索器10から出力される動きベクトル112に応じて、
フレームメモリ8に記憶されている復号画像信号111
を読み出して予測信号113を出力する。
対して逆量子化を施し、逆量子化係数108を出力す
る。逆離散コサイン変換器7は逆量子化係数108に対
して逆離散コサイン変換を行い、復号予測誤差信号10
9を出力する。加算器11は復号予測誤差信号109と
予測信号113との加算処理を行い、復号画像信号11
0を出力する。フレームメモリ8は復号画像信号110
を記憶する。動き補償器9は、後述する動きベクトル探
索器10から出力される動きベクトル112に応じて、
フレームメモリ8に記憶されている復号画像信号111
を読み出して予測信号113を出力する。
【0006】動きベクトル探索器10は、入力画像信号
101の輝度信号(Y)と参照画像信号となる復号画像
信号111とを用い、あらかじめ設定された探索範囲内
の動きベクトルの各々に対して評価値を求め、評価値が
最小となる動きベクトルを選択して出力する。評価値は
いろいろな方法で計算することができるが、例えばマク
ロブロックに含まれる輝度信号256画素に対して、入
力画像信号101と復号画像信号111を動きベクトル
の大きさ分だけ動かしたものとの間で二乗差分(誤差電
力とも呼ばれる)の総和を求め、この二乗差分和が最小
となるベクトルをそのマクロブロックの動きベクトルと
する、という方法がある。
101の輝度信号(Y)と参照画像信号となる復号画像
信号111とを用い、あらかじめ設定された探索範囲内
の動きベクトルの各々に対して評価値を求め、評価値が
最小となる動きベクトルを選択して出力する。評価値は
いろいろな方法で計算することができるが、例えばマク
ロブロックに含まれる輝度信号256画素に対して、入
力画像信号101と復号画像信号111を動きベクトル
の大きさ分だけ動かしたものとの間で二乗差分(誤差電
力とも呼ばれる)の総和を求め、この二乗差分和が最小
となるベクトルをそのマクロブロックの動きベクトルと
する、という方法がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像符号化装置
の動きベクトル探索器およびその方式は、評価値を得る
ための評価関数の入力値として輝度信号のみを用いてい
たため、輝度信号には変化が無く色差信号のみに変化が
生じるような映像信号に対しては正しいベクトルが探索
できないという問題点があった。
の動きベクトル探索器およびその方式は、評価値を得る
ための評価関数の入力値として輝度信号のみを用いてい
たため、輝度信号には変化が無く色差信号のみに変化が
生じるような映像信号に対しては正しいベクトルが探索
できないという問題点があった。
【0008】この問題点に対処するために、例えば特開
平5−219529号公報においては輝度信号だけでな
く、2つの色差信号に対しても動きベクトルの探索を行
うことによって正しい動きベクトルが得られるように構
成されているが、その分動きベクトル探索のための演算
量が増大してしまう。特にリアルタイム処理が必要とさ
れる通信や放送を用途とする場合には、演算量の増大は
ただちに回路規模の増大につながり、装置が大型化して
しまうという問題点があった。同様の問題点は動きベク
トルの探索範囲を広げようとした場合にも生じ、動きベ
クトルの探索範囲を2倍に増やした場合、演算量も2倍
に増えるため動きベクトル探索器の回路規模も2倍に増
えてしまうという問題点があった。
平5−219529号公報においては輝度信号だけでな
く、2つの色差信号に対しても動きベクトルの探索を行
うことによって正しい動きベクトルが得られるように構
成されているが、その分動きベクトル探索のための演算
量が増大してしまう。特にリアルタイム処理が必要とさ
れる通信や放送を用途とする場合には、演算量の増大は
ただちに回路規模の増大につながり、装置が大型化して
しまうという問題点があった。同様の問題点は動きベク
トルの探索範囲を広げようとした場合にも生じ、動きベ
クトルの探索範囲を2倍に増やした場合、演算量も2倍
に増えるため動きベクトル探索器の回路規模も2倍に増
えてしまうという問題点があった。
【0009】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、演算量及び回路規模を増やすこ
となく、かつ、精度の高い動きベクトルを得ることがで
きる動きベクトル検出器を提供することを目的とする。
ためになされたもので、演算量及び回路規模を増やすこ
となく、かつ、精度の高い動きベクトルを得ることがで
きる動きベクトル検出器を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る動きベクトル検出器は、入力画像信号と参照画像信号
との間でブロックマッチング方式により動きベクトルを
検出する動きベクトル検出器において、複数の探索モー
ドを有し、いずれかに決定された探索モードに基づいて
動きベクトルを探索する動きベクトル探索器と、既に検
出された動きベクトルを記憶する動きベクトルメモリ
と、この動きベクトルメモリに記憶されている動きベク
トルから統計量を求めて符号化対象としているマクロブ
ロックの動きベクトルを推定する動きベクトル推定器
と、この推定された動きベクトルの大きさに基づいて上
記探索モードを決定する動きベクトル探索モード決定器
とを備えたものである。
る動きベクトル検出器は、入力画像信号と参照画像信号
との間でブロックマッチング方式により動きベクトルを
検出する動きベクトル検出器において、複数の探索モー
ドを有し、いずれかに決定された探索モードに基づいて
動きベクトルを探索する動きベクトル探索器と、既に検
出された動きベクトルを記憶する動きベクトルメモリ
と、この動きベクトルメモリに記憶されている動きベク
トルから統計量を求めて符号化対象としているマクロブ
ロックの動きベクトルを推定する動きベクトル推定器
と、この推定された動きベクトルの大きさに基づいて上
記探索モードを決定する動きベクトル探索モード決定器
とを備えたものである。
【0011】この発明の請求項2に係る動きベクトル検
出器は、上記動きベクトルメモリに記憶されている動き
ベクトルから平均値と分散を求め、符号化対象としてい
る画像シーケンスの動きの大きさ及び複雑さを推定する
動きベクトル推定器と、上記動きベクトル推定器からの
推定結果に基づき、動きが小さいか単純なときには狭い
範囲を精度高く、動きが大きいか複雑なときには広い範
囲を粗い精度で動きベクトルを探索できるように上記探
索モードを決定する動きベクトル探索モード決定器とを
備えたものである。
出器は、上記動きベクトルメモリに記憶されている動き
ベクトルから平均値と分散を求め、符号化対象としてい
る画像シーケンスの動きの大きさ及び複雑さを推定する
動きベクトル推定器と、上記動きベクトル推定器からの
推定結果に基づき、動きが小さいか単純なときには狭い
範囲を精度高く、動きが大きいか複雑なときには広い範
囲を粗い精度で動きベクトルを探索できるように上記探
索モードを決定する動きベクトル探索モード決定器とを
備えたものである。
【0012】この発明の請求項3に係る動きベクトル検
出器は、上記動きベクトルメモリに記憶されている動き
ベクトルから、隣接しているマクロブロックに対して検
出された動きベクトルを用いて、符号化対象としている
マクロブロックの動きベクトルを推定する動きベクトル
推定器と、上記動きベクトル推定器からの推定結果に基
づき、推定された動きベクトルの近傍は精度高く、その
周囲は粗い精度で動きベクトルを探索できるように上記
探索モードを決定する動きベクトル探索モード決定器と
を備えたものである。
出器は、上記動きベクトルメモリに記憶されている動き
ベクトルから、隣接しているマクロブロックに対して検
出された動きベクトルを用いて、符号化対象としている
マクロブロックの動きベクトルを推定する動きベクトル
推定器と、上記動きベクトル推定器からの推定結果に基
づき、推定された動きベクトルの近傍は精度高く、その
周囲は粗い精度で動きベクトルを探索できるように上記
探索モードを決定する動きベクトル探索モード決定器と
を備えたものである。
【0013】この発明の請求項4に係る動きベクトル検
出器は、上記探索モードとして、輝度信号のみを使用し
て評価値を計算するモード、色差信号のみを使用して評
価値を計算するモード、輝度信号と色差信号双方を使用
して評価値を計算するモードを有し、上記動きベクトル
探索モード決定器からの決定情報に基づいて上記モード
のいずれかを選択し、この選択したモードに基づいて動
きベクトルを探索する動きベクトル探索器を備えたもの
である。
出器は、上記探索モードとして、輝度信号のみを使用し
て評価値を計算するモード、色差信号のみを使用して評
価値を計算するモード、輝度信号と色差信号双方を使用
して評価値を計算するモードを有し、上記動きベクトル
探索モード決定器からの決定情報に基づいて上記モード
のいずれかを選択し、この選択したモードに基づいて動
きベクトルを探索する動きベクトル探索器を備えたもの
である。
【0014】この発明の請求項5に係る動きベクトル検
出器は、上記探索モードとして、符号化対象のマクロブ
ロック内の全ての画素を使用して評価値を計算するモー
ド、水平方向に2:1サブサンプリングを行い半分の個
数の画素を使用して評価値を計算するモード、水平方向
と垂直方向ともに2:1サブサンプリングを行い4分の
1の個数の画素を使用して評価値を計算するモードを有
し、上記動きベクトル探索モード決定器からの決定情報
に基づいて上記モードのいずれかを選択し、この選択し
たモードに基づいて動きベクトルを探索する動きベクト
ル探索器を備えたものである。
出器は、上記探索モードとして、符号化対象のマクロブ
ロック内の全ての画素を使用して評価値を計算するモー
ド、水平方向に2:1サブサンプリングを行い半分の個
数の画素を使用して評価値を計算するモード、水平方向
と垂直方向ともに2:1サブサンプリングを行い4分の
1の個数の画素を使用して評価値を計算するモードを有
し、上記動きベクトル探索モード決定器からの決定情報
に基づいて上記モードのいずれかを選択し、この選択し
たモードに基づいて動きベクトルを探索する動きベクト
ル探索器を備えたものである。
【0015】この発明の請求項6に係る動きベクトル検
出器は、上記探索モードとして、探索範囲対象内の全て
のベクトルに対して半画素精度で評価値の計算を行うモ
ード、最初に整数画素精度で評価値の計算を行い次に半
画素精度で評価値の計算を行う2段階探索を行うモー
ド、既に符号化されたマクロブロックのベクトルの近傍
に対しては細かい精度でベクトルの探索を行いその周辺
部に対しては粗い精度でベクトルの探索を行うモードを
有し、上記動きベクトル探索モード決定器からの決定情
報に基づいて上記モードのいずれかを選択し、この選択
したモードに基づいて動きベクトルを探索する動きベク
トル探索器を備えたものである。
出器は、上記探索モードとして、探索範囲対象内の全て
のベクトルに対して半画素精度で評価値の計算を行うモ
ード、最初に整数画素精度で評価値の計算を行い次に半
画素精度で評価値の計算を行う2段階探索を行うモー
ド、既に符号化されたマクロブロックのベクトルの近傍
に対しては細かい精度でベクトルの探索を行いその周辺
部に対しては粗い精度でベクトルの探索を行うモードを
有し、上記動きベクトル探索モード決定器からの決定情
報に基づいて上記モードのいずれかを選択し、この選択
したモードに基づいて動きベクトルを探索する動きベク
トル探索器を備えたものである。
【0016】この発明の請求項7に係る動きベクトル検
出器は、上記探索モードとして、輝度信号のみを使用し
て評価値を計算するモード、色差信号のみを使用して評
価値を計算するモード、輝度信号と色差信号双方を使用
して評価値を計算するモード、符号化対象のマクロブロ
ック内の全ての画素を使用して評価値を計算するモー
ド、水平方向に2:1サブサンプリングを行い半分の個
数の画素を使用して評価値を計算するモード、水平方向
と垂直方向ともに2:1サブサンプリングを行い4分の
1の個数の画素を使用して評価値を計算するモード、探
索範囲対象内の全てのベクトルに対して半画素精度で評
価値の計算を行うモード、最初に整数画素精度で評価値
の計算を行い次に半画素精度で評価値の計算を行う2段
階探索を行うモード、既に符号化されたマクロブロック
のベクトルの近傍に対しては細かい精度でベクトルの探
索を行いその周辺部に対しては粗い精度でベクトルの探
索を行うモード、のいくつかのモードを組み合わせて有
する動きベクトル探索器を備えたものである。
出器は、上記探索モードとして、輝度信号のみを使用し
て評価値を計算するモード、色差信号のみを使用して評
価値を計算するモード、輝度信号と色差信号双方を使用
して評価値を計算するモード、符号化対象のマクロブロ
ック内の全ての画素を使用して評価値を計算するモー
ド、水平方向に2:1サブサンプリングを行い半分の個
数の画素を使用して評価値を計算するモード、水平方向
と垂直方向ともに2:1サブサンプリングを行い4分の
1の個数の画素を使用して評価値を計算するモード、探
索範囲対象内の全てのベクトルに対して半画素精度で評
価値の計算を行うモード、最初に整数画素精度で評価値
の計算を行い次に半画素精度で評価値の計算を行う2段
階探索を行うモード、既に符号化されたマクロブロック
のベクトルの近傍に対しては細かい精度でベクトルの探
索を行いその周辺部に対しては粗い精度でベクトルの探
索を行うモード、のいくつかのモードを組み合わせて有
する動きベクトル探索器を備えたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1の画像符号化装置の構成を示す構成図であ
る。図において、13は過去に検出された動きベクトル
の値を記憶しておく動きベクトルメモリ(MVM)、1
4は動きベクトルメモリ13に記憶されている動きベク
トルから統計量を求めて符号化対象としているマクロブ
ロックの動きベクトルを推定する動きベクトル推定器
(Estimate)、15は動きベクトル推定器14
により推定された動きベクトルの大きさに基づいて動き
ベクトルの探索モードを決定する動きベクトル探索モー
ド決定器(Select)、16は動きベクトル探索モ
ード決定器15により決定された探索モードに基づいて
動きベクトルを探索する動きベクトル探索器(ME)で
あり、他の部分は従来例と同様の構成をとる。
実施の形態1の画像符号化装置の構成を示す構成図であ
る。図において、13は過去に検出された動きベクトル
の値を記憶しておく動きベクトルメモリ(MVM)、1
4は動きベクトルメモリ13に記憶されている動きベク
トルから統計量を求めて符号化対象としているマクロブ
ロックの動きベクトルを推定する動きベクトル推定器
(Estimate)、15は動きベクトル推定器14
により推定された動きベクトルの大きさに基づいて動き
ベクトルの探索モードを決定する動きベクトル探索モー
ド決定器(Select)、16は動きベクトル探索モ
ード決定器15により決定された探索モードに基づいて
動きベクトルを探索する動きベクトル探索器(ME)で
あり、他の部分は従来例と同様の構成をとる。
【0018】次に動きベクトル探索器16の動作に関し
て説明する。この動きベクトル探索器16は複数の探索
モードを備え、動きベクトル探索モード決定器15から
の信号に応じて探索モードが選択される。備える探索モ
ードは、評価値の演算に使用する画素信号の種類および
画素数と、ベクトルの探索方法、評価値の演算方法など
である。
て説明する。この動きベクトル探索器16は複数の探索
モードを備え、動きベクトル探索モード決定器15から
の信号に応じて探索モードが選択される。備える探索モ
ードは、評価値の演算に使用する画素信号の種類および
画素数と、ベクトルの探索方法、評価値の演算方法など
である。
【0019】評価値の演算に使用する画素信号の種類と
しては、輝度信号のみを用いて行うもの、色差信号のみ
を用いて行うもの、輝度信号・色差信号の双方を用いて
行うもの、などを用意する。MPEGでは画像信号のサ
ンプリングの取り方に複数のモードが用意されている
が、ここでは4:2:0モードと呼ばれる1マクロブロ
ックに対して輝度信号が256個、2つの色差信号がそ
れぞれ64個づつサンプリングされているものに関して
説明を行う。この場合、輝度信号のみを用いて評価値演
算する場合の演算量を1とすると、色差信号のみを用い
て行う場合は0.5、輝度信号・色差信号の双方を用い
て行う場合は1.5の演算量をそれぞれ必要とする。な
お4:2:0モードとは異なる4:2:2モードや、輝
度信号(Y)と2つの色差信号(CB・CR)ではなく
例えば色の3原色と呼ばれるR・G・Bの信号を用いた
場合にも本発明は有効である。
しては、輝度信号のみを用いて行うもの、色差信号のみ
を用いて行うもの、輝度信号・色差信号の双方を用いて
行うもの、などを用意する。MPEGでは画像信号のサ
ンプリングの取り方に複数のモードが用意されている
が、ここでは4:2:0モードと呼ばれる1マクロブロ
ックに対して輝度信号が256個、2つの色差信号がそ
れぞれ64個づつサンプリングされているものに関して
説明を行う。この場合、輝度信号のみを用いて評価値演
算する場合の演算量を1とすると、色差信号のみを用い
て行う場合は0.5、輝度信号・色差信号の双方を用い
て行う場合は1.5の演算量をそれぞれ必要とする。な
お4:2:0モードとは異なる4:2:2モードや、輝
度信号(Y)と2つの色差信号(CB・CR)ではなく
例えば色の3原色と呼ばれるR・G・Bの信号を用いた
場合にも本発明は有効である。
【0020】評価値の演算に使用する画素数に関して
は、対象となるマクロブロックの信号全てを使用するも
の、水平方向に対して2:1にサブサンプリングするも
の、水平方向・垂直方向ともに2:1にサブサンプリン
グするもの、などを用意する。評価対象となる画素の位
置はそれぞれ、フルサンプルの場合が図2、水平方向に
2:1サブサンプルした場合が図3、水平方向・垂直方
向に2:1サブサンプルした場合が図4の●印のように
例えば配置される。この場合、マクロブロックの信号全
てを使用する場合の演算量を1とすると、水平方向に
2:1サブサンプリングを行う場合は0.5、水平・垂
直の双方に2:1サブサンプリングを行う場合は0.2
5の演算量をそれぞれ必要とする。
は、対象となるマクロブロックの信号全てを使用するも
の、水平方向に対して2:1にサブサンプリングするも
の、水平方向・垂直方向ともに2:1にサブサンプリン
グするもの、などを用意する。評価対象となる画素の位
置はそれぞれ、フルサンプルの場合が図2、水平方向に
2:1サブサンプルした場合が図3、水平方向・垂直方
向に2:1サブサンプルした場合が図4の●印のように
例えば配置される。この場合、マクロブロックの信号全
てを使用する場合の演算量を1とすると、水平方向に
2:1サブサンプリングを行う場合は0.5、水平・垂
直の双方に2:1サブサンプリングを行う場合は0.2
5の演算量をそれぞれ必要とする。
【0021】ベクトルの探索方法としては、探索範囲内
に存在するベクトル全てに対して半画素精度で評価の算
出を行うもの、一段目で整数画素精度で全てのベクトル
に対して評価の算出を行って最も評価値の小さなベクト
ルを少なくとも一つ以上選び、この選ばれた整数画素精
度のベクトルの周辺のみを対象に半画素精度の探索を二
段目として行う二段階探索を行うもの、左隣または直上
といった隣接するマクロブロックから得られたベクトル
や、過去のフレームにおいて当該マクロブロックと位置
が同じマクロブロックから得られたベクトルの周辺に対
しては細かく探索してその周囲は粗く探索するもの、な
どを用意する。探索されるベクトルの位置は、全点に対
して半画素精度の探索を行う場合が図5、二段階探索の
一段目に相当するものが図6、ベクトルの探索点の粗さ
を変える場合が図7の●印のように例えば配置される。
探索範囲内全てに対して半画素精度の評価値算出を行う
場合の演算量を1とすると、二段階探索を行う場合は約
0.25、探索点の粗さを変える場合は細かく探索する
範囲と粗く探索する場合の粗さによって変化するがおお
よそ0.2〜0.5程度の演算量を必要とする。
に存在するベクトル全てに対して半画素精度で評価の算
出を行うもの、一段目で整数画素精度で全てのベクトル
に対して評価の算出を行って最も評価値の小さなベクト
ルを少なくとも一つ以上選び、この選ばれた整数画素精
度のベクトルの周辺のみを対象に半画素精度の探索を二
段目として行う二段階探索を行うもの、左隣または直上
といった隣接するマクロブロックから得られたベクトル
や、過去のフレームにおいて当該マクロブロックと位置
が同じマクロブロックから得られたベクトルの周辺に対
しては細かく探索してその周囲は粗く探索するもの、な
どを用意する。探索されるベクトルの位置は、全点に対
して半画素精度の探索を行う場合が図5、二段階探索の
一段目に相当するものが図6、ベクトルの探索点の粗さ
を変える場合が図7の●印のように例えば配置される。
探索範囲内全てに対して半画素精度の評価値算出を行う
場合の演算量を1とすると、二段階探索を行う場合は約
0.25、探索点の粗さを変える場合は細かく探索する
範囲と粗く探索する場合の粗さによって変化するがおお
よそ0.2〜0.5程度の演算量を必要とする。
【0022】評価値の演算方法としては、従来方法で述
べた差分二乗和のほかに、入力信号と予測信号との間で
絶対値差分をとってマクロブロック内の総和を求める絶
対値差分和を取る方法を用意する。差分二乗和と絶対値
差分和の演算量の比較は、その計算の仕方によって変わ
るものであるため一意には得られないが、差分二乗和の
方が2〜3倍程度必要になる場合が多い。
べた差分二乗和のほかに、入力信号と予測信号との間で
絶対値差分をとってマクロブロック内の総和を求める絶
対値差分和を取る方法を用意する。差分二乗和と絶対値
差分和の演算量の比較は、その計算の仕方によって変わ
るものであるため一意には得られないが、差分二乗和の
方が2〜3倍程度必要になる場合が多い。
【0023】次に、動きベクトル推定器14の動作につ
いて説明する。動きベクトルメモリ13に記憶されてい
る過去に検出されたベクトルの値から、例えば過去の1
フレーム分のベクトルの平均値と分散といった統計量を
求め、これらから探索対象としているフレーム全体の動
きの大きさを推定する。例えば平均値・分散ともに小さ
いときには動きが小さい画像と判断し、平均は大きいが
分散が小さいときにはカメラが一定方向にパンしている
ような画像であると判断し、平均は小さいが分散が大き
いときにはカメラは固定されているが被写体が動いてい
る画像であると判断し、平均・分散ともに大きいときに
はカメラ・被写体共に動きが激しい画像であると判断す
る。また、探索対象のマクロブロックに隣接するマクロ
ブロックの動きベクトルや過去のフレームの動きベクト
ルから、探索対象のマクロブロックの動きベクトルの推
定値も求める。
いて説明する。動きベクトルメモリ13に記憶されてい
る過去に検出されたベクトルの値から、例えば過去の1
フレーム分のベクトルの平均値と分散といった統計量を
求め、これらから探索対象としているフレーム全体の動
きの大きさを推定する。例えば平均値・分散ともに小さ
いときには動きが小さい画像と判断し、平均は大きいが
分散が小さいときにはカメラが一定方向にパンしている
ような画像であると判断し、平均は小さいが分散が大き
いときにはカメラは固定されているが被写体が動いてい
る画像であると判断し、平均・分散ともに大きいときに
はカメラ・被写体共に動きが激しい画像であると判断す
る。また、探索対象のマクロブロックに隣接するマクロ
ブロックの動きベクトルや過去のフレームの動きベクト
ルから、探索対象のマクロブロックの動きベクトルの推
定値も求める。
【0024】次に動きベクトル探索モード決定器15の
動作について説明する。フレーム全体の動きが小さいと
推定される場合は、ベクトルの探索する範囲を広く取る
必要が特に無いので、狭い範囲を細かく探索する。例え
ば評価値に使用する信号は、輝度のみ、色差のみ、輝度
・色差双方使用の3つのモードを同時に用い、画素数は
マクロブロック内の全ての画素を使用し、ベクトルの探
索範囲は狭い範囲を設定して探索範囲内全てに対して半
画素精度で行う、というように決定する。この場合、動
きベクトルは輝度信号に対する最適なもの、色差信号に
対する最適なもの、輝度・色差信号に対して最適なもの
の3つが得られることとなる。3つのうちのいづれを選
ぶかは、例えば評価値が最小なものを選んだり、3つの
中で平均値を取るといったような方法によることができ
る。
動作について説明する。フレーム全体の動きが小さいと
推定される場合は、ベクトルの探索する範囲を広く取る
必要が特に無いので、狭い範囲を細かく探索する。例え
ば評価値に使用する信号は、輝度のみ、色差のみ、輝度
・色差双方使用の3つのモードを同時に用い、画素数は
マクロブロック内の全ての画素を使用し、ベクトルの探
索範囲は狭い範囲を設定して探索範囲内全てに対して半
画素精度で行う、というように決定する。この場合、動
きベクトルは輝度信号に対する最適なもの、色差信号に
対する最適なもの、輝度・色差信号に対して最適なもの
の3つが得られることとなる。3つのうちのいづれを選
ぶかは、例えば評価値が最小なものを選んだり、3つの
中で平均値を取るといったような方法によることができ
る。
【0025】逆にフレーム全体の動きが大きいときには
広い範囲を探索する必要があるが、上述のような細かい
探索を行うと演算量が増大してしまうため一部のモード
を粗い精度で行うようにして演算量が増大しないように
する。例えば平均は大きいが分散が小さい画像の場合
は、隣接するマクロブロックや過去のマクロブロックで
得られたベクトルに近いものが選択されることが期待さ
れるため、図7のように特定のブロック周辺のみは細か
く探索し、その周囲は粗く探索する、というようにして
広い範囲を探索はするが演算量自体は増加しないように
する。
広い範囲を探索する必要があるが、上述のような細かい
探索を行うと演算量が増大してしまうため一部のモード
を粗い精度で行うようにして演算量が増大しないように
する。例えば平均は大きいが分散が小さい画像の場合
は、隣接するマクロブロックや過去のマクロブロックで
得られたベクトルに近いものが選択されることが期待さ
れるため、図7のように特定のブロック周辺のみは細か
く探索し、その周囲は粗く探索する、というようにして
広い範囲を探索はするが演算量自体は増加しないように
する。
【0026】また、平均は小さいが分散が大きい画像の
場合は、被写体が複雑に動いている可能性が高いため広
い範囲に対して一様に探索できるよう、画素信号の種類
は輝度信号のみとし、画素数も2:1にサブサンプリン
グを行い、ベクトルの探索も2段階探索を採用する。画
素信号の種類を輝度信号だけにすることにより、輝度・
色差信号双方を用いる場合よりも画素数を3分の2に減
らすことができるため、総演算量を同じとした場合でも
探索範囲を2分の3倍に増やすことが可能となる。また
2:1サブサンプリングを行うことによって演算量を半
減できるため、その分探索範囲を2倍に増やすことがで
きる。ベクトルの探索方法として2段階探索を採用する
ことにより、探索範囲内のベクトル全てに対して半画素
精度探索を行うときに比べて探索点をおおよそ4分の1
に減らすことができ演算量を4分の1に減らすことがで
きるため、その分探索範囲を4倍に増やすことが可能と
なる。
場合は、被写体が複雑に動いている可能性が高いため広
い範囲に対して一様に探索できるよう、画素信号の種類
は輝度信号のみとし、画素数も2:1にサブサンプリン
グを行い、ベクトルの探索も2段階探索を採用する。画
素信号の種類を輝度信号だけにすることにより、輝度・
色差信号双方を用いる場合よりも画素数を3分の2に減
らすことができるため、総演算量を同じとした場合でも
探索範囲を2分の3倍に増やすことが可能となる。また
2:1サブサンプリングを行うことによって演算量を半
減できるため、その分探索範囲を2倍に増やすことがで
きる。ベクトルの探索方法として2段階探索を採用する
ことにより、探索範囲内のベクトル全てに対して半画素
精度探索を行うときに比べて探索点をおおよそ4分の1
に減らすことができ演算量を4分の1に減らすことがで
きるため、その分探索範囲を4倍に増やすことが可能と
なる。
【0027】平均も分散も大きいときには動きが激しい
と推定されるため、より広い範囲を探索できるように探
索のモードを設定する。例えば画素数を水平・垂直方向
ともに2:1にサブサンプリングすることによって演算
量を4分の1に減らしたり、評価値の演算を掛け算を必
要とする差分二乗和ではなく足し算のみで計算できる絶
対値差分和を採用する。
と推定されるため、より広い範囲を探索できるように探
索のモードを設定する。例えば画素数を水平・垂直方向
ともに2:1にサブサンプリングすることによって演算
量を4分の1に減らしたり、評価値の演算を掛け算を必
要とする差分二乗和ではなく足し算のみで計算できる絶
対値差分和を採用する。
【0028】動きベクトル探索器16は動きベクトル探
索モード決定器15の信号に応じて探索モードを選択
し、各々のベクトルの評価値演算を行い、動きベクトル
を探索する。なお、動きベクトル探索器16は前述の全
てのモードを備える必要はなく、その装置の用途や構成
規模に応じていづれかの組み合わせにより二つ以上のモ
ードを備えていれば本発明を実施することは可能であ
る。
索モード決定器15の信号に応じて探索モードを選択
し、各々のベクトルの評価値演算を行い、動きベクトル
を探索する。なお、動きベクトル探索器16は前述の全
てのモードを備える必要はなく、その装置の用途や構成
規模に応じていづれかの組み合わせにより二つ以上のモ
ードを備えていれば本発明を実施することは可能であ
る。
【0029】以上のように、過去に検出されたベクトル
の値から統計量を求めて対象としているマクロブロック
の動きの推定を行い、推定値に応じて動きベクトルの探
索モードを決定するようにしているので、演算量及び回
路規模を増やすこと無く探索範囲を広げたり検出精度を
高めることができる。
の値から統計量を求めて対象としているマクロブロック
の動きの推定を行い、推定値に応じて動きベクトルの探
索モードを決定するようにしているので、演算量及び回
路規模を増やすこと無く探索範囲を広げたり検出精度を
高めることができる。
【0030】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、動きベクトル
メモリに記憶されている動きベクトルから統計量を求め
て符号化対象としているマクロブロックの動きベクトル
を推定し、この推定した動きベクトルの大きさに基づい
て、複数の探索モードの中から所定の探索モードを決定
し、この決定した探索モードに基づいて動きベクトルを
探索するので、動きベクトル検出器の演算量及び回路規
模を増やすこと無く、精度の高い動きベクトルを検出で
きるという効果がある。
メモリに記憶されている動きベクトルから統計量を求め
て符号化対象としているマクロブロックの動きベクトル
を推定し、この推定した動きベクトルの大きさに基づい
て、複数の探索モードの中から所定の探索モードを決定
し、この決定した探索モードに基づいて動きベクトルを
探索するので、動きベクトル検出器の演算量及び回路規
模を増やすこと無く、精度の高い動きベクトルを検出で
きるという効果がある。
【0031】請求項2の発明によれば、動きベクトルメ
モリに記憶されている動きベクトルから平均値と分散を
求め、符号化対象としている画像シーケンスの動きの大
きさ及び複雑さを推定し、この推定結果に基づき、動き
が小さいか単純なときには狭い範囲を精度高く、動きが
大きいか複雑なときには広い範囲を粗い精度で動きベク
トルを探索できるように上記探索モードを決定するの
で、動きベクトル検出器の演算量及び回路規模を増やす
こと無く、精度の高い動きベクトルを検出できるという
効果がある。
モリに記憶されている動きベクトルから平均値と分散を
求め、符号化対象としている画像シーケンスの動きの大
きさ及び複雑さを推定し、この推定結果に基づき、動き
が小さいか単純なときには狭い範囲を精度高く、動きが
大きいか複雑なときには広い範囲を粗い精度で動きベク
トルを探索できるように上記探索モードを決定するの
で、動きベクトル検出器の演算量及び回路規模を増やす
こと無く、精度の高い動きベクトルを検出できるという
効果がある。
【0032】請求項3の発明によれば、動きベクトルメ
モリに記憶されている動きベクトルから、隣接している
マクロブロックに対して検出された動きベクトルを用い
て、符号化対象としているマクロブロックの動きベクト
ルを推定し、この推定された動きベクトルの近傍は精度
高く、その周囲は粗い精度で動きベクトルを探索できる
ように上記探索モードを決定するので、動きベクトル検
出器の演算量及び回路規模を増やすこと無く、精度の高
い動きベクトルを検出できるという効果がある。
モリに記憶されている動きベクトルから、隣接している
マクロブロックに対して検出された動きベクトルを用い
て、符号化対象としているマクロブロックの動きベクト
ルを推定し、この推定された動きベクトルの近傍は精度
高く、その周囲は粗い精度で動きベクトルを探索できる
ように上記探索モードを決定するので、動きベクトル検
出器の演算量及び回路規模を増やすこと無く、精度の高
い動きベクトルを検出できるという効果がある。
【0033】請求項4の発明によれば、探索モードとし
て、輝度信号のみを使用して評価値を計算するモード、
色差信号のみを使用して評価値を計算するモード、輝度
信号と色差信号双方を使用して評価値を計算するモード
を有し、推定した動きベクトルの大きさに基づいて上記
モードのいずれかを選択し、この選択したモードに基づ
いて動きベクトルを探索するので、動きベクトル検出器
の演算量及び回路規模を増やすこと無く、精度の高い動
きベクトルを検出できるという効果がある。
て、輝度信号のみを使用して評価値を計算するモード、
色差信号のみを使用して評価値を計算するモード、輝度
信号と色差信号双方を使用して評価値を計算するモード
を有し、推定した動きベクトルの大きさに基づいて上記
モードのいずれかを選択し、この選択したモードに基づ
いて動きベクトルを探索するので、動きベクトル検出器
の演算量及び回路規模を増やすこと無く、精度の高い動
きベクトルを検出できるという効果がある。
【0034】請求項5の発明によれば、探索モードとし
て、符号化対象のマクロブロック内の全ての画素を使用
して評価値を計算するモード、水平方向に2:1サブサ
ンプリングを行い半分の個数の画素を使用して評価値を
計算するモード、水平方向と垂直方向ともに2:1サブ
サンプリングを行い4分の1の個数の画素を使用して評
価値を計算するモードを有し、推定した動きベクトルの
大きさに基づいて上記モードのいずれかを選択し、この
選択したモードに基づいて動きベクトルを探索するの
で、動きベクトル検出器の演算量及び回路規模を増やす
こと無く、精度の高い動きベクトルを検出できるという
効果がある。
て、符号化対象のマクロブロック内の全ての画素を使用
して評価値を計算するモード、水平方向に2:1サブサ
ンプリングを行い半分の個数の画素を使用して評価値を
計算するモード、水平方向と垂直方向ともに2:1サブ
サンプリングを行い4分の1の個数の画素を使用して評
価値を計算するモードを有し、推定した動きベクトルの
大きさに基づいて上記モードのいずれかを選択し、この
選択したモードに基づいて動きベクトルを探索するの
で、動きベクトル検出器の演算量及び回路規模を増やす
こと無く、精度の高い動きベクトルを検出できるという
効果がある。
【0035】請求項6の発明によれば、探索モードとし
て、探索範囲対象内の全てのベクトルに対して半画素精
度で評価値の計算を行うモード、最初に整数画素精度で
評価値の計算を行い次に半画素精度で評価値の計算を行
う2段階探索を行うモード、既に符号化されたマクロブ
ロックのベクトルの近傍に対しては細かい精度でベクト
ルの探索を行いその周辺部に対しては粗い精度でベクト
ルの探索を行うモードを有し、推定した動きベクトルの
大きさに基づいて上記モードのいずれかを選択し、この
選択したモードに基づいて動きベクトルを探索するの
で、動きベクトル検出器の演算量及び回路規模を増やす
こと無く、精度の高い動きベクトルを検出できるという
効果がある。
て、探索範囲対象内の全てのベクトルに対して半画素精
度で評価値の計算を行うモード、最初に整数画素精度で
評価値の計算を行い次に半画素精度で評価値の計算を行
う2段階探索を行うモード、既に符号化されたマクロブ
ロックのベクトルの近傍に対しては細かい精度でベクト
ルの探索を行いその周辺部に対しては粗い精度でベクト
ルの探索を行うモードを有し、推定した動きベクトルの
大きさに基づいて上記モードのいずれかを選択し、この
選択したモードに基づいて動きベクトルを探索するの
で、動きベクトル検出器の演算量及び回路規模を増やす
こと無く、精度の高い動きベクトルを検出できるという
効果がある。
【0036】請求項7の発明によれば、探索モードとし
て、輝度信号のみを使用して評価値を計算するモード、
色差信号のみを使用して評価値を計算するモード、輝度
信号と色差信号双方を使用して評価値を計算するモー
ド、符号化対象のマクロブロック内の全ての画素を使用
して評価値を計算するモード、水平方向に2:1サブサ
ンプリングを行い半分の個数の画素を使用して評価値を
計算するモード、水平方向と垂直方向ともに2:1サブ
サンプリングを行い4分の1の個数の画素を使用して評
価値を計算するモード、探索範囲対象内の全てのベクト
ルに対して半画素精度で評価値の計算を行うモード、最
初に整数画素精度で評価値の計算を行い次に半画素精度
で評価値の計算を行う2段階探索を行うモード、既に符
号化されたマクロブロックのベクトルの近傍に対しては
細かい精度でベクトルの探索を行いその周辺部に対して
は粗い精度でベクトルの探索を行うモード、いくつかの
モードを組み合わせて有するので、動きベクトル検出器
の演算量及び回路規模を増やすこと無く、精度の高い動
きベクトルを検出できるという効果がある。
て、輝度信号のみを使用して評価値を計算するモード、
色差信号のみを使用して評価値を計算するモード、輝度
信号と色差信号双方を使用して評価値を計算するモー
ド、符号化対象のマクロブロック内の全ての画素を使用
して評価値を計算するモード、水平方向に2:1サブサ
ンプリングを行い半分の個数の画素を使用して評価値を
計算するモード、水平方向と垂直方向ともに2:1サブ
サンプリングを行い4分の1の個数の画素を使用して評
価値を計算するモード、探索範囲対象内の全てのベクト
ルに対して半画素精度で評価値の計算を行うモード、最
初に整数画素精度で評価値の計算を行い次に半画素精度
で評価値の計算を行う2段階探索を行うモード、既に符
号化されたマクロブロックのベクトルの近傍に対しては
細かい精度でベクトルの探索を行いその周辺部に対して
は粗い精度でベクトルの探索を行うモード、いくつかの
モードを組み合わせて有するので、動きベクトル検出器
の演算量及び回路規模を増やすこと無く、精度の高い動
きベクトルを検出できるという効果がある。
【図1】 この発明の実施の形態1の画像符号化装置の
構成を示すブロック図。
構成を示すブロック図。
【図2】 評価値を計算する画素配置の図(フルサンプ
ルのとき)。
ルのとき)。
【図3】 評価値を計算する画素配置の図(水平方向に
2:1サブサンプルしたとき)。
2:1サブサンプルしたとき)。
【図4】 評価値を計算する画素配置の図(水平方向・
垂直方向に2:1サブサンプルしたとき)。
垂直方向に2:1サブサンプルしたとき)。
【図5】 動きベクトルの探索点を示す図(全ての点で
半画素精度探索)。
半画素精度探索)。
【図6】 動きベクトルの探索点を示す図(2段階探
索)。
索)。
【図7】 動きベクトルの探索点を示す図(過去のベク
トルの周囲のみ半画素精度探索)。
トルの周囲のみ半画素精度探索)。
【図8】 従来の画像符号化装置の構成を示すブロック
図。
図。
1 離散コサイン変換器(DCT)、2 量子化器
(Q)、3 可変長符号化器(VLC)、5 出力バッ
ファ(Buffer)、6 逆量子化器(Q-1)、7
逆離散コサイン変換器(IDCT)、8 フレームメモ
リ(FM)、9 動き補償器(MC)、11 加算器、
12 減算器、13 動きベクトルメモリ(MVM)、
14 動きベクトル推定器(Estimate)、15
動きベクトル探索モード決定器(Select)、1
6 動きベクトル探索器(ME)。
(Q)、3 可変長符号化器(VLC)、5 出力バッ
ファ(Buffer)、6 逆量子化器(Q-1)、7
逆離散コサイン変換器(IDCT)、8 フレームメモ
リ(FM)、9 動き補償器(MC)、11 加算器、
12 減算器、13 動きベクトルメモリ(MVM)、
14 動きベクトル推定器(Estimate)、15
動きベクトル探索モード決定器(Select)、1
6 動きベクトル探索器(ME)。
Claims (7)
- 【請求項1】 入力画像信号と参照画像信号との間でブ
ロックマッチング方式により動きベクトルを検出する動
きベクトル検出器において、 複数の探索モードを有し、いずれかに決定された探索モ
ードに基づいて動きベクトルを探索する動きベクトル探
索器と、 既に検出された動きベクトルを記憶する動きベクトルメ
モリと、 この動きベクトルメモリに記憶されている動きベクトル
から統計量を求めて符号化対象としているマクロブロッ
クの動きベクトルを推定する動きベクトル推定器と、 この推定された動きベクトルの大きさに基づいて上記探
索モードを決定する動きベクトル探索モード決定器とを
備えたことを特徴とする動きベクトル検出器。 - 【請求項2】 上記動きベクトル推定器は、 上記動きベクトルメモリに記憶されている動きベクトル
から平均値と分散を求め、符号化対象としている画像シ
ーケンスの動きの大きさ及び複雑さを推定し、 上記動きベクトル探索モード決定器は、 上記動きベクトル推定器からの推定結果に基づき、動き
が小さいか単純なときには狭い範囲を精度高く、動きが
大きいか複雑なときには広い範囲を粗い精度で動きベク
トルを探索できるように上記探索モードを決定すること
を特徴とする請求項1記載の動きベクトル検出器。 - 【請求項3】 上記動きベクトル推定器は、 上記動きベクトルメモリに記憶されている動きベクトル
から、隣接しているマクロブロックに対して検出された
動きベクトルを用いて、符号化対象としているマクロブ
ロックの動きベクトルを推定し、 上記動きベクトル探索モード決定器は、 上記動きベクトル推定器からの推定結果に基づき、推定
された動きベクトルの近傍は精度高く、その周囲は粗い
精度で動きベクトルを探索できるように上記探索モード
を決定することを特徴とする請求項1記載の動きベクト
ル検出器。 - 【請求項4】 上記動きベクトル探索器は、 上記探索モードとして、輝度信号のみを使用して評価値
を計算するモード、色差信号のみを使用して評価値を計
算するモード、輝度信号と色差信号双方を使用して評価
値を計算するモードを有し、上記動きベクトル探索モー
ド決定器からの決定情報に基づいて上記モードのいずれ
かを選択し、この選択したモードに基づいて動きベクト
ルを探索することを特徴とする請求項1記載の動きベク
トル検出器。 - 【請求項5】 上記動きベクトル探索器は、 上記探索モードとして、符号化対象のマクロブロック内
の全ての画素を使用して評価値を計算するモード、水平
方向に2:1サブサンプリングを行い半分の個数の画素
を使用して評価値を計算するモード、水平方向と垂直方
向ともに2:1サブサンプリングを行い4分の1の個数
の画素を使用して評価値を計算するモードを有し、上記
動きベクトル探索モード決定器からの決定情報に基づい
て上記モードのいずれかを選択し、この選択したモード
に基づいて動きベクトルを探索することを特徴とする請
求項1記載の動きベクトル検出器。 - 【請求項6】 上記動きベクトル探索器は、 上記探索モードとして、探索範囲対象内の全てのベクト
ルに対して半画素精度で評価値の計算を行うモード、最
初に整数画素精度で評価値の計算を行い次に半画素精度
で評価値の計算を行う2段階探索を行うモード、既に符
号化されたマクロブロックのベクトルの近傍に対しては
細かい精度でベクトルの探索を行いその周辺部に対して
は粗い精度でベクトルの探索を行うモードを有し、上記
動きベクトル探索モード決定器からの決定情報に基づい
て上記モードのいずれかを選択し、この選択したモード
に基づいて動きベクトルを探索することを特徴とする請
求項1記載の動きベクトル検出器。 - 【請求項7】 上記動きベクトル探索器は、上記探索モ
ードとして、 輝度信号のみを使用して評価値を計算するモード、 色差信号のみを使用して評価値を計算するモード、 輝度信号と色差信号双方を使用して評価値を計算するモ
ード、 符号化対象のマクロブロック内の全ての画素を使用して
評価値を計算するモード、 水平方向に2:1サブサンプリングを行い半分の個数の
画素を使用して評価値を計算するモード、 水平方向と垂直方向ともに2:1サブサンプリングを行
い4分の1の個数の画素を使用して評価値を計算するモ
ード、 探索範囲対象内の全てのベクトルに対して半画素精度で
評価値の計算を行うモード、 最初に整数画素精度で評価値の計算を行い次に半画素精
度で評価値の計算を行う2段階探索を行うモード、 既に符号化されたマクロブロックのベクトルの近傍に対
しては細かい精度でベクトルの探索を行いその周辺部に
対しては粗い精度でベクトルの探索を行うモード、のい
くつかのモードを組み合わせて有することを特徴とする
請求項1記載の動きベクトル検出器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10040199A JPH11239354A (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 動きベクトル検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10040199A JPH11239354A (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 動きベクトル検出器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11239354A true JPH11239354A (ja) | 1999-08-31 |
Family
ID=12574125
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10040199A Pending JPH11239354A (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 動きベクトル検出器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11239354A (ja) |
Cited By (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001169296A (ja) * | 1999-10-19 | 2001-06-22 | Deutsche Thomson Brandt Gmbh | デジタル入力ビデオ信号の動き推定方法 |
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