JPH11239585A - 使い捨てカイロ - Google Patents

使い捨てカイロ

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JPH11239585A
JPH11239585A JP4511498A JP4511498A JPH11239585A JP H11239585 A JPH11239585 A JP H11239585A JP 4511498 A JP4511498 A JP 4511498A JP 4511498 A JP4511498 A JP 4511498A JP H11239585 A JPH11239585 A JP H11239585A
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JP
Japan
Prior art keywords
body warmer
disposable
temperature
disposable body
warmer
Prior art date
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Pending
Application number
JP4511498A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Azuma
顕司 東
Masao Yokozeki
雅雄 横関
Katsunori Nakaya
勝則 中家
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON EPOCH KK
Okamoto Industries Inc
Original Assignee
NIPPON EPOCH KK
Okamoto Industries Inc
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Publication date
Application filed by NIPPON EPOCH KK, Okamoto Industries Inc filed Critical NIPPON EPOCH KK
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  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】身体を温める効果が優れた使い捨てカイロを提
供する。 【解決手段】鉄粉を主体とする発熱組成物を通気性袋に
収納してなる使い捨てカイロにおいて、最高温度が50
℃以下であり、且つ上記発熱組成物中に焦電性物質の微
粉末を含有させたことを特徴とする使い捨てカイロであ
る。焦電性物質の微粉末としてはトルマリン微粉末が好
ましい。発熱組成物中の焦電性物質の含有量が0.05
〜10重量%が好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、鉄粉を主体とする
発熱組成物を通気性シートで作った袋に充填してなる、
所謂使い捨てカイロに関する。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
ら、鉄粉を主体とする発熱組成物を通気性シートで作成
した通気性の袋に充填し、この袋を不通気性の包装袋に
収納した使い捨てカイロはよく知られている。このカイ
ロの使用に当たっては、不通気性の包装袋を破いて、鉄
粉を主体とする発熱組成物を充填した通気性袋を取り出
し、鉄粉を空気と接触させる。この空気との接触により
鉄粉は酸化され熱を発生する。この使い捨てカイロで身
体を温めるには種々の使われ方がされている。例えば、
洋服のポケットに入れて手や身体を温めたり、靴の中に
入れて足を温めたり、下着の間に挾んで身体を温めたり
している。また通気性袋の片面に粘着剤を塗布し、この
粘着剤を利用して下着などに粘着させ、身体を温めるこ
とも行われている。
【0003】また、末梢循環不全患者は冷え性に悩んで
いて、使い捨てカイロを利用することが多いが、温度感
知能力が劣るため、使い捨てカイロによって低温火傷を
起こす危険性がある。また、このことは老人にもいえ
る。そのため、最高温度の低い使い捨てカイロが提案さ
れているが、最高温度が低い使い捨てカイロは、身体が
思うように温まらない、即ち加温効果が劣るという問題
点がある。本発明は、最高温度が低くても、加温効果に
優れた使い捨てカイロを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、鉄粉を主体と
する発熱組成物を通気性袋に収納してなる使い捨てカイ
ロにおいて、最高温度が50℃以下であり、且つ上記発
熱組成物中に焦電性物質の微粉末を含有させたことを特
徴とする使い捨てカイロである。上記の焦電性物質の微
粉末としてはトルマリン微粉末が好ましく用いられる。
また、発熱組成物中の焦電性物質の含有量は0.05〜
10重量%が好ましい。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明における使い捨てカイロ
は、鉄粉を主成分とし、これに活性炭、木粉、食塩、水
などを混合した発熱組成物を、不織布、織布、紙などの
通気性シートで作成した袋に充填し、この袋全体を不通
気性包装袋に収納したものである。この通気性袋の形
状、大きさは任意であるが、通常は四角形で、一辺が5
〜20cmである。また貼ることのできる使い捨てカイ
ロは通気性袋の片面に粘着剤を塗布し粘着剤層を設け、
その上に離型紙を貼着したものである。
【0006】本発明においては、この使い捨てカイロの
発熱組成物中に焦電性物質を含有させたものである。こ
こで用いる焦電性物質は、焦電気(パイロ電気又はピロ
電気)を示す物質で、例えば電気石やイキョク鉱焦電性
鉱物などの焦電性鉱物である。なかでも電気石の一種で
あるトルマリンが好ましい。トルマリンとしては、ドラ
バイト(苦土電気石)、ショール(鉄電気石)、エルバ
イト(リチア電気石)などが挙げられる。これらは水不
溶性物質である。焦電性物質はボールミル等で粉砕し微
粉末にして発熱組成物の調製時に混合する。焦電性物質
の微粉末の平均粒径は1〜100μmが好ましい。焦電
性物質の発熱組成物中の含有率は0.05〜10重量%
が好ましい。0.05〜0.5重量%と極少量であって
も後述する作用効果を発揮する。
【0007】焦電性物質は、独特の電気的性質を有して
おり、人体の近くに焦電性物質を存在させると、人体に
血液促進等の好影響を与える特性を有する。本発明は、
使い捨てカイロは人体に近接した状態で使用するもので
あるという使用上の特性を利用し、この使い捨てカイロ
の発熱組成物に焦電性物質を混在させておくことによっ
て、使い捨てカイロの使用中に焦電性物質が人体に作用
するようにしたものである。
【0008】即ち、焦電性物質を使い捨てカイロの発熱
組成物に混在させておくことによって、カイロ使用時に
焦電性物質が人体の血液促進等の作用をするようにした
ものである。したがって、使い捨てカイロの温度が比較
的低い場合でも、焦電性物質による人体への血液促進等
の作用によって、カイロの温度が高い場合と同じような
加温効果が得られる。しかも、焦電性物質は、温度が上
昇すると、その電気的特性も向上する性質がある。焦電
性物質をカイロの発熱組成物に含ませた場合には、カイ
ロの発熱により焦電性物質も温度上昇するので、一層有
効に人体に作用する。
【0009】更に、本発明の使い捨てカイロにおいて
は、その使用時には、発熱組成物中に混在させた焦電性
物質の微粉末が発熱組成物の発熱により温度上昇する
が、この焦電性物質の温度上昇は焦電性物質を電場の形
成の向上に寄与し、この電場が人体に好影響を与える。
また、焦電性物質としてトルマリンを用いた場合は遠赤
外線を放射する特性があり、この遠赤外線も人体に好影
響を与える。本発明の使い捨てカイロの使用によって冷
え性や肩凝りの解消に効果があるとされるのは、上記の
作用によって血行が良くなるためと推測される。
【0010】本発明の使い捨てカイロは、その熱組成物
に混在させた焦電性物質が上記の作用を有するため、通
常の使い捨てカイロよりも表面温度が低温であっても、
人体を温める効果、即ち加温効果が優れている。そのた
め、使い捨てカイロの最高温度を低くしても加温効果を
低減させることがない。使い捨てカイロの最高温度は7
0℃以下に規制されており(JIS S4100)、通
常は60〜70℃に設定されている。しかし、本発明の
使い捨てカイロは前述した理由により、最高温度を50
℃以下にしても十分な加温効果をあげることができる。
本発明の使い捨てカイロにおいては、最高温度は40〜
50℃、好ましくは45〜50℃である。最高温度が4
0℃以下では、焦電性物質が人体に作用するに十分な温
度にならないため好ましくない。
【0011】使い捨てカイロの使用時の温度は使用状況
によって異なり、例えば就寝使用時にはその最高温度は
設定最高温度より高温になることがあり、また肌の強さ
も個人差がある。そのため、使い捨てカイロの最高温度
は加温効果が満足される範囲内でなるべく低く設定し、
低温火傷を防ぐよう配慮されている。本発明の使い捨て
カイロは、上記の如く、最高温度を50℃以下と、通常
の使い捨てカイロより低く設定しても人体への加温効果
が優れている。そのための、本発明の使い捨てカイロ
は、低温火傷の危険性を低減でき、一般の人には勿論で
あるが、特に、末梢循環不全患者や老人の人体への加温
に極めて好適である。
【0012】すなわち、末梢循環不全患者は冷え性に悩
んでいるが、温度感知能力が劣るため使い捨てカイロの
使用によって低温火傷の危険性があり、その使用には注
意を要する。これは老人についても同じである。本発明
の使い捨てカイロは、最高温度が50℃以下と低温に設
定されているためこの低温火傷の危険性を低減でき、し
かも最高温度を50℃以下に設定しても上記の理由で高
い加温効果を発揮することができる。したがって、本発
明の使い捨てカイロは、特に、末梢循環不全患者や老人
の使用に適する。
【0013】本発明でいう使い捨てカイロの最高温度
は、JIS S4100の試験条件、手順によって測定
した最高温度である。カイロの最高温度の調整は、発熱
体全体量を調節したり、発熱体の配合割合を調節した
り、容器の通気性フィルムの透気度を調節したりするな
どして容易に調整できる。
【0014】
【実施例】実施例1 濃度13%の食塩水溶液25重量部、活性炭5重量部、
木粉10重量部及び平均粒径10μmのドラバイト(苦
土電気石)0.1重量部を良く混合した。この混合物に
酸素不存在下で鉄粉60重量部を添加して良く混合して
発熱組成物を調製した。この発熱組成物を不織布で作っ
た縦15cm、横10cmの通気性の袋に充填し、封を
した。最後に、この袋を不通気性の包装袋で包装して、
本発明の使い捨てカイロを得た。この使い捨てカイロの
最高温度は48℃であった。
【0015】比較例1 濃度13%の食塩水溶液25重量部、活性炭5重量部及
び木粉10重量部を良く混合した。この混合物に酸素不
存在下で鉄粉60重量部を添加して良く混合して発熱組
成物を調製した。この発熱組成物を不織布で作った縦1
5cm、横10cmの通気性の袋に充填し、封をした。
最後に、この袋を不通気性の包装袋で包装して、本発明
の使い捨てカイロを得た。この使い捨てカイロの最高温
度は48℃であった。
【0016】比較例2 濃度13%の食塩水溶液23重量部、活性炭26重量部
及び木粉4重量部を良く混合した。この混合物に酸素不
存在下で鉄粉47重量部を添加して良く混合して発熱組
成物を調製した。この発熱組成物を不織布で作った縦1
5cm、横10cmの通気性の袋に充填し、封をした。
最後に、この袋を不通気性の包装袋で包装して、本発明
の使い捨てカイロを得た。この使い捨てカイロの最高温
度は55℃であった。
【0017】上記の実施例1、比較例1及び比較例2の
使い捨てカイロを、カイロごとに4人の男性の被験者に
使用させた。使用個所は、両足膝、腰中央部、腰左部で
あった。そして、使用30分後の被験者の体温上昇状況
をサーモグラフィー撮影(撮影温度域を28.00〜3
5.68℃域に設定)を用いて測定した。測定個所は各
被験者の足部、上半身前部及び上半身後部の3個所にし
た。その結果を表1に示す。表1の温度(℃)は、4人
の被験者の平均値である。なお、測定室の室温は24
℃、相対湿度は28に設定した。
【0018】
【表1】
【0019】表1から分かるように、実施例1の使い捨
てカイロを使用した場合は、ドラバイトを配合しない比
較例1の使い捨てカイロを使用した場合よりも、体温上
昇が良い。しかも、実施例1の使い捨てカイロは、最高
温度が48℃であるにもかかわらず、最高温度が55℃
の比較例2の使い捨てカイロを使用した場合よりも体温
上昇が優れている。このように実施例1の使い捨てカイ
ロを使用した場合に体温上昇が優れるのはドラバイトの
配合に起因すると考えられる。
【0020】
【発明の効果】本発明の使い捨てカイロは、その中に焦
電性物質を存在させたので、カイロとして身体を温める
とき焦電性物質が人体に作用し、血行を良くし、身体を
温める効果を増幅する。そして、また、焦電性物質は温
度上昇に伴い人体への作用もより大きくなるので、極め
て有効に活用させることができる。そして、焦電性物質
が人体に作用するため、カイロの最高温度を50℃以下
という低温にしても加温効果を発揮するので、使い捨て
カイロによって低温火傷を起こしやすい末梢循環不全患
者用や老人に好適である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中家 勝則 茨城県竜ケ崎市板橋町字西山1番地 オカ モト株式会社茨城工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉄粉を主体とする発熱組成物を通気性袋に
    収納してなる使い捨てカイロにおいて、最高温度が50
    ℃以下であり、且つ上記発熱組成物中に焦電性物質の微
    粉末を含有させたことを特徴とする使い捨てカイロ。
  2. 【請求項2】焦電性物質の微粉末がトルマリン微粉末で
    ある請求項1記載の使い捨てカイロ。
  3. 【請求項3】発熱組成物中の焦電性物質の含有量が0.
    05〜10重量%である請求項1記載の使い捨てカイ
    ロ。
JP4511498A 1998-02-26 1998-02-26 使い捨てカイロ Pending JPH11239585A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4511498A JPH11239585A (ja) 1998-02-26 1998-02-26 使い捨てカイロ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4511498A JPH11239585A (ja) 1998-02-26 1998-02-26 使い捨てカイロ

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JPH11239585A true JPH11239585A (ja) 1999-09-07

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ID=12710249

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JP4511498A Pending JPH11239585A (ja) 1998-02-26 1998-02-26 使い捨てカイロ

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JP (1) JPH11239585A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002345878A (ja) * 2001-05-23 2002-12-03 Sadahiro Ohinata 健康増進発熱体と発熱体収納袋
JP2002345877A (ja) * 2001-05-25 2002-12-03 Koden:Kk 白金触媒発熱とトルマリン組み合わせ保温

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002345878A (ja) * 2001-05-23 2002-12-03 Sadahiro Ohinata 健康増進発熱体と発熱体収納袋
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Effective date: 20070626

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Effective date: 20071023