JPH11239599A - シャワー袋 - Google Patents

シャワー袋

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JPH11239599A
JPH11239599A JP8788498A JP8788498A JPH11239599A JP H11239599 A JPH11239599 A JP H11239599A JP 8788498 A JP8788498 A JP 8788498A JP 8788498 A JP8788498 A JP 8788498A JP H11239599 A JPH11239599 A JP H11239599A
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JP
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shower
bag
patient
shower bag
bed
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JP8788498A
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English (en)
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Yoshiaki Masuno
義明 増野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】周辺に水飛沫を漏らさずにシャワーを浴びるた
めのシャワー袋を提供する。 【構成】人体の少なくとも一部を内包する防水性のシャ
ワー袋において、袋の内部で噴射した液体を溜めるまた
は排水するまたはその両方を行う排水溜めを複数個備え
ていることを特徴とするシャワー袋。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシャワー袋に関する。
【0002】
【従来の技術】シャワーはお湯や夏場においては水をシ
ャワーノズルから人体に噴射させて皮膚表面の汗や汚れ
を洗い落として手軽に人体を清潔にする手段として広く
用いられている。行水や洗浄液や薬液の噴霧も広くシャ
ワーと言える。従来、健常者は浴室等の水周りの設備が
完備した環境でシャワーを浴びていた。一方、寝たきり
老人や怪我や病気でベッドの上で生活を余儀なくされて
いるものにとってはシャワーを浴びることは非常に難し
かった。ベッドの置かれている寝室は一般的に給湯・排
水設備を備えていることが少なくシャワーで使用するお
湯や水の入手が困難である。加えて、寝室は通常は防水
構造ではなくお湯をこぼすと床下等に浸水して柱や梁が
腐ることがある。腐るに至らなくても水周りの設備が不
備な寝室で浴室と同様な方法でシャワーを浴びれば飛び
散った溶液で壁紙に染みができることは容易に想像され
る。
【0003】ベッドの上でシャワーを浴びることは上記
したとおり多くの困難があるが人々のシャワーを浴びた
いという欲求は強い。特にベッドの上での不自由な生活
を強いられている患者にとってはシャワーでさっぱりと
してリフレッシュした気分を味わいたいという思いが強
い。このため、従来からいくつかの工夫がなされてき
た。寝袋と類似した形状の袋を防水性のポリプロピレン
素材を用いて作りその袋の中に首から下をすっぽりと入
れてしまってその中でシャワーを浴びるというアイディ
アがだされたり、湯船のような簡易型の囲いを作ってそ
の中でシャワーを浴びるアイディアなどがだされた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】袋にしろ湯船のような
囲いにしろ体の不自由な患者にシャワーを浴びせる場合
には排水に苦労する。例えば、まったくの水平のベッド
にそのまま患者を横たえて袋や囲いをしてシャワーを浴
びせるとシャワーで噴射した湯がしだいに溜まってきて
横たえた患者の背中や後ろ髪が濡れたり汚水で汚れたり
する。さらにすすむと耳や鼻、口、目に水が入っていく
ことになる。患者の体位が頻繁に変えられないとすると
かなり深刻な課題である。袋の内壁をすのこ状にしてそ
の隙間を汚水が流れることで患者の体が汚水に浸かる問
題を軽減する試みがあるが体位やベッドの傾斜の具合に
よっては思った通りに汚水が排水できない課題が残って
いた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のシャワーの袋
は、人体の少なくとも一部を内包する防水性の袋である
ことに加えて、袋の内部で噴射した液体を溜めるまたは
排水するまたはその両方を行う排水溜めを複数個備えて
いること、またはさらに加えて、前記複数個の排水溜め
のうち一部または全部の排水溜めに前記噴射した液体が
侵入しない機構を備えていること、または、さらに加え
て、前記複数個の排水溜めの一部の排水溜めが上体を起
こした人体の腰位置近傍の最も高さが低い位置に備えら
れていること、または、さらに加えて前記複数個備えた
排水溜めの全部または一部の排水溜めがシャワー袋本体
との空間を一時的に遮蔽する機構と前記排水溜めの内部
に存在する小物をシャワー袋から取り出すための開口部
を備えていることまたは、さらに加えてシャワー袋の高
さを部分的に調整する空気枕を備えており、前記空気枕
と前記シャワー袋本体とがマジックテープで着脱可能で
あることを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明のシャワーの袋は排水溜めを複数個備え
ていることで体位やベッドの傾斜の程度に応じて水の自
由落下の観点および作業のしやすさの観点から最適な排
水溜めから排水を行える。または前記複数の排水溜めに
一時的に排水を溜めることでシャワー袋本体に不愉快な
汚水の溜りを防ぐことができる。前記複数個の排水溜め
の一部もしくは全部の排水溜めに液体が侵入しない機構
を備えている場合には体位やベッドの傾斜の程度によっ
て使用する排水溜めを選ぶことができる。使用しない排
水溜めには汚水が流れ込まないのでシャワー袋として使
用した後に袋を洗浄する作業が楽になる。前記複数個の
排水溜めの一部の排水溜めが上体を起こした人体の腰位
置近傍の最も高さが低い位置に備えられている場合には
介護ベッドのようにベッド自身が変形して患者をひざを
抱えて座った状態にできる場合に最も低い位置となる患
者の腰周辺から水の自由落下を利用して効率的に排水で
きる。前記複数個備えた排水溜めの全部または一部の排
水溜めがシャワー袋本体との空間を一時的に遮蔽する機
構と前記排水溜めの内部に存在する小物をシャワー袋か
ら取り出すための開口部を備えている場合には、患者を
取り囲む環境を作っているシャワー袋本体の環境を乱さ
ずにシャワー袋内の小物を袋外に取り出せる。シャワー
袋内部が保温されている場合にはその温度変化を軽減す
ることができ、シャワー袋本体内部が飛沫にまみれて濡
れている場合には本体の濡れと無関係に前記小物を前記
排水溜めにおいて乾燥した状態に一時保管することも可
能である。シャワー袋の高さを部分的に調整する空気枕
を備えており、前記空気枕と前記シャワー袋本体とがマ
ジックテープで着脱可能である場合にはシャワー袋本体
の液体の流れを制御することができる。頭を載せる枕と
して用いた場合には襟首からの水のこぼれの抑制効果が
さらに高まる。
【0007】
【実施例】本発明請求項1の実施例を図1を用いて説明
する。図1は本発明のシャワー袋の構成図である。シャ
ワー袋本体には足元排水溜め2、腰位置排水溜め3、胸
位置排水溜め4、着用開口部5、襟首開口6、作業用開
口7によって構成されている。シャワー袋本体にはシャ
ワーを浴びせる患者を入れる。前記袋本体の大きさは子
供用は小さく、大人用は大きいなど対象とする患者の体
型に応じて様々である。患者の首から下の部分をすっぽ
り前記袋内に収める。患者は寝袋に入る要領で着用開口
部を大きく開けた状態で足から袋に入っていき、首位置
を前記襟首開口に合わせて寝そべる。介護者は前記着用
開口部を閉める。この一連の作業を行うことで患者は首
から下をすっぽりとシャワー袋本体内部に収めてしま
う。このシャワー袋には足元排水溜め、腰位置排水溜
め、胸位置排水溜めが患者の左右2つづつ備えられてい
る。合計6個である。この排水溜めについて詳しく説明
する。患者が入っていない状態ではシャワー袋本体は図
1に描くように長方形の形状であり、排水溜めは長方形
の一端を切り欠いた8角形でその1辺をシャワー袋本体
に接した形状である。接した一辺の辺の長さは20セン
チメートルである。シャワー袋本体と排水溜めはそれぞ
れ患者および排水を溜める構造であるので長方形、8角
形の形状のポリプロピレン素材を2枚張り合わせて外周
部の淵を圧接することで袋状にしてある。排水溜めとシ
ャワー袋本体との接触辺はその袋内部空間がつながって
いる。さて、排水溜めは切り欠いて絞り込んでいる部
分、例えば図1で3の記号をふっている排水溜めの下方
向の部分にはポリプロピレン素材の中空円筒形の筒が接
続されている。前記中空円筒形筒の外径は5センチメー
トル肉厚は5ミリメートルである。前記筒の排水溜め側
の端部は排水溜めの内部に突き出さないように接続され
ている。前記排水溜めから筒を介して外部に汚水を流し
出す場合に排水溜めに不本意に汚水が溜まってしまわな
いことを配慮した構造である。汚水が不本意に溜まらな
い工夫として排水溜め自身の形状が漏斗と類似した構造
になるように図1に描いたような8角形をしており、前
記突き出さない配慮と合わせて汚水の排水が円滑に行え
る。前記筒の排水溜めと反対側の端部外形は竹の子と呼
ばれる凸凹形状をしている。排水のためのホースをこの
筒の外周に接するようにつなぎ込んだ際に抜けにくくし
ている。筒には排水の遮断ができる弁が付いていてコッ
ク操作で開閉できる構造としてある。
【0008】図1において、作業用開口7はシャワーノ
ズルを袋内部に差し込んだり内部に温風を送り込むため
の温風ドライヤーを差し込む為に設けられている。襟首
開口部は患者の襟首に接してシャワーの飛沫が外部に漏
れない形状および素材となっている。すなわち、弾力が
ある肉厚が1センチメートルのゴム状のものが付けられ
ている。
【0009】図1のシャワー袋に使用例を説明する。図
1のシャワー袋には着用開口部8を大きく開けて患者を
入れる。ベッドの上で寝たきりの老人患者に対しては寝
間着を着用させたまま患者とベッドの隙間に本シャワー
袋を滑り込ませてシーツのように敷き、それから前記着
用開口を大きく開けて寝間着着用のまま患者をシャワー
袋の内部に包み込んでしまう。前記滑り込ませ作業を円
滑に行うためにシャワー袋の外側表面は摩擦が少ないツ
ルツルの質感としている。このままだとシャワー袋がツ
ルツル滑ってベッドの上で安定が悪いので滑り込ませた
後はシャワー袋にテープを貼りベッドに固定する。この
テープの片面はシャワー袋との接着のための糊が塗布さ
れており反対側の面はシーツとの摩擦が大きい凸凹の大
きな荒い面となっている。前記糊はシャワー使用後にシ
ャワー袋自身を洗浄する際の水洗いで簡単に剥がれる水
溶性のものを使用してある。さて、患者をシャワー袋に
収めたら前記作業用開口の一つから温風ドライヤーを差
しこんで作動させて内部を暖める。暖まったら介護者は
別の作業用開口から手を入れて患者の寝間着を袋の中で
脱がせる。寝間着は作業用開口から取り出すことで患者
を暖かいシャワー袋の内部で脱がせて風邪をひかせない
で済む。患者の下着がうんちで汚れている場合には汚れ
た下着はシャワー袋内部の排水溜めに押し込んでおく。
すなわちシャワー袋から取り出さない。シャワーを浴び
せる作業を通じて押し込んだ汚れた下着を浸した汚水が
患者の体に逆流しないことを配慮して押し込む排水溜め
を決める。一般的には足元排水溜め2もしくは腰位置排
水溜め3に押し込む。患者を裸にしたらシャワーノズル
を作業用開口から差し込んでシャワーで患者を洗浄す
る。患者の襟元からシャワーの飛沫や溜まった汚水が漏
れないように枕を患者の頭にあてがって患者の首を起こ
しておく。前記シャワー袋は透明であるので介護者は患
者の肌の状態を見ながら患者を洗浄できる。必要に応じ
て石鹸、シャンプー、または酸性水などの洗浄、殺菌能
力のある補助液を用いる。シャワー袋内部の表面は患者
の体が滑らないように凸凹した荒い表面となっている。
丈夫な肌の患者に対してはシャワーを浴びせながら患者
の肌に近接しているシャワー袋を擦り付けることで洗浄
タワシとして用いることができる。シャワー袋は透明で
あるが状況に応じて一部半透明のシャワー袋を使用する
ことがある。患者が成人で介護者が家族でない場合には
局部がさらけ出されることに双方に抵抗感が生じる場合
には局部に対応する位置のシャワー袋を半透明もしくは
不透明にしたシャワー袋を用いる。
【0010】シャワー袋の使用例についてさらに詳しく
述べる。袋に設けられた排水溜めはベッドから下方に垂
れ下がらせた状態でシャワーを浴びせる。各遮断弁は閉
じておく。この状態でシャワーを浴びせると汚水は垂れ
下がった排水溜めに流れ込んで袋本体には溜まらず患者
が汚水で汚れることを防げる。排水溜め全体の容量をシ
ャワーの使用予定量よりも多くしておくことで外部にバ
ケツや排水口を設置せずにシャワー袋だけでシャワー洗
浄を完了できる。シャワー後に温風ドライヤーを用いて
患者の身体とシャワー袋本体を乾かして袋内部で新しい
下着と寝間着を着せる。それから患者を袋から出す。袋
を患者とベッドの間から外すには前記テープを剥がして
滑らせる。この際、まず、前記襟首開口まで含めてシャ
ワー袋を完全密閉状態にして中の汚水が漏れ出さないよ
うにしておく。汚れた下着が押し込まれている場合には
袋内部に入れたままにしておく。使用後のシャワー袋は
そまま洗浄流しに持っていって洗う。中の下着はそこで
洗う。シャワー袋を完全密閉状態にして運搬することで
水周りの設備の無い寝室で患者にシャワーを浴びせてそ
の後の袋の処理は水周りの完備した環境に運搬して行う
ことができる。シャワー袋を完全密閉状態にした際にそ
の内部に保持している汚水の量が10リットルあればシ
ャワー袋は10キログラムを超える重量となる。20リ
ットルならば20キログラムを超える重量である。この
ようにシャワー袋が重くなるとその重量に袋が耐える構
造になっていなければならず、かつ、運搬のための取っ
手が必要になる。図1では描いていないが本発明のシャ
ワー袋にはプラスチック製の取っ手が取り付けてある。
排水溜めは1点に水の力がかからないように内部を面取
りしてある。
【0011】本発明請求項2に対応する実施例を図2を
用いて説明する。図2において、シャワー袋本体1には
図1の場合と同様に、足元排水溜め2、腰位置排水溜め
3、胸位置排水溜め4が備えられている。着用開口部5
および襟首開口6、作業用開口7が図に示すように取り
付けられている。シャワー袋に入った患者にとって左手
方向、図では下の胸位置排水溜めには排水溜め止め具8
が取り付けられている。この止め具について詳しく述べ
る。前記排水溜めのシャワー袋本体側端に1つの止め具
が取り付けられている。この止め具は軟質プラスチック
製丸棒2本を輪ゴムで揃えた簡単な構造である。この止
め具が取り付けられていることで前記位置の排水溜めに
は汚水が流れ込まない。患者がシャワー袋の中で脱衣す
る際に再度着衣する分の衣類を乾燥状態で保ちたいとき
にはこの袋を使用する。この場合には記号4で示した患
者左手方向の胸位置排水溜めには汚水を流し込ませない
でシャワー袋を使用することになる。
【0012】患者右手方向すなわち図2の上方向の胸位
置排水溜めには排水溜め止め具が2つ取り付けられてい
る。1つはシャワー袋本体端にもう一つは排水口端であ
る。この排水溜めは患者の皮膚に貼ってあったばんそう
こうを一時的に保管するために用いる。ばんそうこうを
患者身体から取り外すためにまずシャワーを浴びせる。
粘着力が弱くなったところでばんそうこうを剥がす。剥
がしたばんそうこうは上記胸位置排水溜めのシャワー袋
本体側の止め具を一時的に外して前記排水溜めに収納す
る。排水溜めの両端の口が閉ざされた状態で保管するこ
とでばんそうこうに付着した汚れ等が外に漏れることが
なく、かつ、患者自身に触れることもない。
【0013】図2に描かれている折りたたみ状態排水溜
め9について説明する。この排水溜めには汚水が流れ込
まないようにシャワー袋本体の上部にもたれかかるよう
に折り曲げてある。この状態にすることで下方落下する
汚水は流れ込まなくなる。このように手軽に汚水が流れ
込まないようにできる。
【0014】本発明請求項3に対応する実施例を図3を
用いて説明する。図3に示すように患者10の上体を起
こしひざを曲げた状態になるように変形させることがで
きる介護用ベッドが存在する。このベッド上でシャワー
袋本体に患者を入れてシャワーを浴びせる場合には図3
に描いているように患者頭部12が高い位置になる。患
者の胸部をシャワーで洗っている状況ではその汚水は腰
位置に溜まってしまうことになる。本発明においては腰
位置排水溜め3を図に描くように下方向に垂れ下がらせ
ておく。足を洗った場合の水は足元排水溜めに流れ込
む。
【0015】本発明請求項3に対応するシャワー袋の使
用例を図4に描く。患者を描くのは省略している。介護
用ベッド11に載せたシャワー袋本体1にはシャワーノ
ズル13が差し込まれている。このシャワーノズルには
温水供給器14から40℃の温水が供給される。シャワ
ー袋の腰位置排水溜め3と足元排水溜め2のそれぞれの
排水口から流れ出す汚水は前記温水供給器14に設けら
れた汚水専用の保存容器に溜められる。排水ホース15
と、給水ホース16が図に描くように取り付けられてい
る。
【0016】本発明の請求項4に対応する実施例を図5
に示す。図5はシャワー袋本体1に取り付けられた排水
溜めの部分を描いたものである。排水側雄ボタン17、
排水側雌ボタン18、本体側雄ボタン19、本体側雌ボ
タン20、排水側遮断線21、本体側遮断線22が備え
られている。記号17と18のボタン同士を合わせては
めると排水溜めは前記排水側遮断線位置で2つ折りにな
る。前記遮断線はその位置で2つ折りになるようにポリ
プロピレン素材の袋が線状に薄くなっている。本体側遮
断線の位置でも同様に2つ折りにすることで水分の遮断
が行える。前記排水側遮断線位置で水分が遮断されるの
であるが万が一漏れる場合を想定して排水溜め止め具8
が取り付けられている。排水溜めには小物取り出し口2
3が設けられている。この取り出し口は図に描くような
切り口である。取り出し作業を行う際には手を挿入す
る。その他の期間は切り口の合わせ目が重ねって漏れが
無い構造になっている。小物24は濡れた状態の場合と
乾燥した状態の場合があるが図5の状態では患者への逆
流の影響がなくまた外部への漏れもない。
【0017】本発明請求項5に対応する実施例を図6に
示す。図6において介護用ベッド11にシャワー袋があ
りそのシャワー袋には足元排水溜め2と腰位置排水溜め
3が備えられている。襟首開口6からは患者頭部12が
でている。この襟首は首との密着性が悪いと水漏れの原
因となるので高い位置に維持しておきたい。図6では空
気枕25をシャワー袋本体にマジックテープ26で固定
することで頭を高くしている。空気枕は真ん中が凹んで
いるものを用いる。凹ませてあることで頭の座りが良い
効果があり、さらには別の頭洗い用の受け皿を用意して
おけば洗髪も行える。前記凹みがあることで後頭部の洗
いが楽である。マジックテープで固定位置を変えること
で異なる体型の人でもその体型に簡便に合わせて高さ調
整が行える。
【0018】
【発明の効果】本発明のシャワー袋を用いると寝たきり
老人や身体の不自由な患者に対してベッドや布団の上で
シャワーを浴びさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明請求項1に対応するシャワー袋の構成
図である。
【図2】は本発明請求項2に対応するシャワー袋の構成
図である。
【図3】は本発明請求項3に対応するシャワー袋の構成
図である。
【図4】は本発明請求項3に対応するシャワー袋の使用
例を示す構成図である。
【図5】は本発明請求項4に対応するシャワー袋の構成
図である。
【図6】は本発明請求項5に対応するシャワー袋の構成
図である。
【符号の説明】
1はシャワー袋本体、2は足元排水溜め、3は腰位置排
水溜め、4は胸位置排水溜め、5は着用開口部、6は襟
首開口、7は作業用開口、8は排水溜め止め具、9は折
りたたみ状態排水溜め、10は患者、11は介護用ベッ
ド、12は患者頭部、13はシャワーノズル、14は温
水供給器、15は排水ホース、16は給水ホース、17
は排水側雄ボタン、18は排水側雌ボタン、19は本体
側雄ボタン、20は本体側雌ボタン、21は排水側遮断
線、22は本体側遮断線、23は小物取り出し口、24
は小物、25は空気枕、26はマジックテープである。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】人体の少なくとも一部を内包する防水性の
    シャワー袋において、袋の内部で噴射した液体を溜める
    または排水するまたはその両方を行う排水溜めを複数個
    備えていることを特徴とするシャワー袋。
  2. 【請求項2】請求項1のシャワー袋において、前記複数
    個の排水溜めのうち一部または全部の排水溜めに前記噴
    射した液体が侵入しない機構を備えていることを特徴と
    するシャワー袋。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2のシャワー袋にお
    いて、前記複数個の排水溜めの一部の排水溜めが上体を
    起こした人体の腰位置近傍の最も高さが低い位置に備え
    られていることを特徴とするシャワー袋。
  4. 【請求項4】請求項1または2または3のシャワー袋に
    おいて、前記複数個備えた排水溜めの全部または一部の
    排水溜めがシャワー袋本体との空間を一時的に遮蔽する
    機構と前記排水溜めの内部に存在する小物をシャワー袋
    から取り出すための開口部を備えていることを特徴とす
    るシャワー袋。
  5. 【請求項5】請求項1または2または3または4のシャ
    ワー袋において、シャワー袋の高さを部分的に調整する
    空気枕を備えており、前記空気枕と前記シャワー袋本体
    とがマジックテープで着脱可能であることを特徴とする
    シャワー袋。
JP8788498A 1998-02-25 1998-02-25 シャワー袋 Pending JPH11239599A (ja)

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