JPH11239664A - パチンコ玉の研磨装置 - Google Patents
パチンコ玉の研磨装置Info
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- JPH11239664A JPH11239664A JP6069198A JP6069198A JPH11239664A JP H11239664 A JPH11239664 A JP H11239664A JP 6069198 A JP6069198 A JP 6069198A JP 6069198 A JP6069198 A JP 6069198A JP H11239664 A JPH11239664 A JP H11239664A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】研磨済みパチンコ玉から、研磨に使用した研磨
材とダストを確実に分離できる研磨装置を提供する。 【解決手段】 パチンコ玉に、このパチンコ玉より小径
の研磨材を混合して撹拌する研磨手段と、前記研磨材が
通過できる隙間を備え、混合している前記パチンコ玉及
び研磨材を、前記研磨手段から次工程に向かって流下さ
せるために傾斜配置された傾斜簀の子板と、前記簀の子
板上を流下する前記パチンコ玉に付着するダストを送風
分離する送風手段と、送風分離した分離ダストを吸引口
を介して吸引排除するダスト吸引手段、とを、パチンコ
玉の研磨装置に備えさせ、さらに、前記送風手段を、前
記パチンコ玉の流下方向下流側から上流側に向かって送
風するように配して受風による衝撃を増すとともに受風
する時間を長くすることにより、付着したダストを確実
にパチンコ玉から分離する。分離したダストは、前記送
風手段より前記流下方向上流側に設けたダスト吸引手段
により吸引排除する。
材とダストを確実に分離できる研磨装置を提供する。 【解決手段】 パチンコ玉に、このパチンコ玉より小径
の研磨材を混合して撹拌する研磨手段と、前記研磨材が
通過できる隙間を備え、混合している前記パチンコ玉及
び研磨材を、前記研磨手段から次工程に向かって流下さ
せるために傾斜配置された傾斜簀の子板と、前記簀の子
板上を流下する前記パチンコ玉に付着するダストを送風
分離する送風手段と、送風分離した分離ダストを吸引口
を介して吸引排除するダスト吸引手段、とを、パチンコ
玉の研磨装置に備えさせ、さらに、前記送風手段を、前
記パチンコ玉の流下方向下流側から上流側に向かって送
風するように配して受風による衝撃を増すとともに受風
する時間を長くすることにより、付着したダストを確実
にパチンコ玉から分離する。分離したダストは、前記送
風手段より前記流下方向上流側に設けたダスト吸引手段
により吸引排除する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、研磨材を用いてパ
チンコ玉を研磨する研磨装置(以下、単に「研磨装置」
という」に関するものであって、より詳しくは、パチン
コ玉から研磨材と埃や塵等の付着ダストを確実に分離す
るための研磨装置に関するものである。
チンコ玉を研磨する研磨装置(以下、単に「研磨装置」
という」に関するものであって、より詳しくは、パチン
コ玉から研磨材と埃や塵等の付着ダストを確実に分離す
るための研磨装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】研磨装置に用いられる研磨材は、ポリ、
ペレット、研磨粒等とも呼ばれ、たとえばJIS(日本
工業規格)で「ナイロン6」という合成樹脂を、直径1
〜1,2ミリメートル、長さ2〜3ミリメートル程度の
外形寸法と0.5グラム以下の重さを持つ円柱状に形成
されたものが一般的である。このような合成樹脂製の研
磨材を金属製のパチンコ玉に混入撹拌することにより、
研磨を行うわけである。パチンコ玉は、研磨材や付着ダ
ストを分離した後にパチンコ遊技機や玉貸機等に補給
し、分離した研磨材は遊技済みパチンコ玉に再度混入し
再利用する。研磨材とダストとの分離は、研磨材の外径
より大きくパチンコ玉の直径よりも小さい間隔を有する
簀の子を傾斜させた状態で設け、その上でパチンコ玉を
流下させ、隙間から研磨材と付着ダストを重力作用によ
り落下分離する方式のものがある。このような研磨装置
として、実公平4ー36861号公報に記載された研磨
装置(以下、「第1の従来装置」という)が知られてい
る。
ペレット、研磨粒等とも呼ばれ、たとえばJIS(日本
工業規格)で「ナイロン6」という合成樹脂を、直径1
〜1,2ミリメートル、長さ2〜3ミリメートル程度の
外形寸法と0.5グラム以下の重さを持つ円柱状に形成
されたものが一般的である。このような合成樹脂製の研
磨材を金属製のパチンコ玉に混入撹拌することにより、
研磨を行うわけである。パチンコ玉は、研磨材や付着ダ
ストを分離した後にパチンコ遊技機や玉貸機等に補給
し、分離した研磨材は遊技済みパチンコ玉に再度混入し
再利用する。研磨材とダストとの分離は、研磨材の外径
より大きくパチンコ玉の直径よりも小さい間隔を有する
簀の子を傾斜させた状態で設け、その上でパチンコ玉を
流下させ、隙間から研磨材と付着ダストを重力作用によ
り落下分離する方式のものがある。このような研磨装置
として、実公平4ー36861号公報に記載された研磨
装置(以下、「第1の従来装置」という)が知られてい
る。
【0003】ところが、合成樹脂と金属とは、摩擦電気
系列における序列の差が比較的大きいため、パチンコ玉
に研磨材を混入し撹拌すると静電気が発生し易い。静電
気が発生するとその働きにより研磨材やダストがパチン
コ玉に吸着されるので、この状態では、重力作用を利用
した簀の子だけでパチンコ玉から研磨材とダストを分別
排除することは必ずしも容易ではない。分別排除されな
かった研磨材やダスト等(以下、適宜「付着ダスト」と
いう)が混在するパチンコ玉がパチンコ遊技機や玉貸機
等にそのまま補給されると、研磨装置からパチンコ遊技
機や玉貸機等に至るまでの補給路や、パチンコ玉を一時
的に貯留するための貯留タンク等に付着ダストが少しづ
つ堆積していく。このような補給路に付着ダストが堆積
すると後続するパチンコ玉の流れを妨げ、その結果、パ
チンコ玉が先に述べた補給樋や貯留タンクから流出され
ずに滞留し、パチンコ遊技機及び玉貸機などにパチンコ
玉が供給されない、という不都合があった。
系列における序列の差が比較的大きいため、パチンコ玉
に研磨材を混入し撹拌すると静電気が発生し易い。静電
気が発生するとその働きにより研磨材やダストがパチン
コ玉に吸着されるので、この状態では、重力作用を利用
した簀の子だけでパチンコ玉から研磨材とダストを分別
排除することは必ずしも容易ではない。分別排除されな
かった研磨材やダスト等(以下、適宜「付着ダスト」と
いう)が混在するパチンコ玉がパチンコ遊技機や玉貸機
等にそのまま補給されると、研磨装置からパチンコ遊技
機や玉貸機等に至るまでの補給路や、パチンコ玉を一時
的に貯留するための貯留タンク等に付着ダストが少しづ
つ堆積していく。このような補給路に付着ダストが堆積
すると後続するパチンコ玉の流れを妨げ、その結果、パ
チンコ玉が先に述べた補給樋や貯留タンクから流出され
ずに滞留し、パチンコ遊技機及び玉貸機などにパチンコ
玉が供給されない、という不都合があった。
【0004】上述した不都合を解消するために特開平1
ー265991号公報及び実公昭55ー15888号公
報にそれぞれ開示された研磨装置(以下、両者を「第2
の従来装置」という)は、風力を利用してパチンコ玉か
ら付着ダストを剥離(分離)するようになっている。第
2の従来装置は、エアカーテンを付着ダストの分別手段
の途中に設け、傾斜簀の子上を流下するパチンコ玉に対
し上方から吹きかけ、この風力により遊技済みパチンコ
玉からの付着ダストの分離を促進させている。さらに第
2の従来技術は、ダスト吸引手段を傾斜簀の子の下方に
併設することで、風により吹き飛ばされて浮遊するダス
トを回収するようになっている。
ー265991号公報及び実公昭55ー15888号公
報にそれぞれ開示された研磨装置(以下、両者を「第2
の従来装置」という)は、風力を利用してパチンコ玉か
ら付着ダストを剥離(分離)するようになっている。第
2の従来装置は、エアカーテンを付着ダストの分別手段
の途中に設け、傾斜簀の子上を流下するパチンコ玉に対
し上方から吹きかけ、この風力により遊技済みパチンコ
玉からの付着ダストの分離を促進させている。さらに第
2の従来技術は、ダスト吸引手段を傾斜簀の子の下方に
併設することで、風により吹き飛ばされて浮遊するダス
トを回収するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、第2の従来装
置は、次の点で改良の余地がある。すなわち、第2の従
来装置は、パチンコ玉の流下方向に交差する向きに風を
送る構成であるから、一個当たりのパチンコ玉に風が吹
きかけられる時間はとても短い。このため、付着してい
る付着ダストを研磨済みのパチンコ玉から分離する(吹
き飛ばす)ために、第2の従来装置による方法が有効で
あるか否かは疑わしい。本発明が解決しようとする課題
は、パチンコ玉に風を吹きかける時間すなわち、パチン
コ玉が風を受ける時間(以下、「受風時間」という)を
第2の従来装置による方法のような一過性のものよりも
長くして、確実に付着ダストを分離させるだけでなく、
パチンコ玉と研磨材とを良好に分離させることのできる
研磨装置を提供することにある。
置は、次の点で改良の余地がある。すなわち、第2の従
来装置は、パチンコ玉の流下方向に交差する向きに風を
送る構成であるから、一個当たりのパチンコ玉に風が吹
きかけられる時間はとても短い。このため、付着してい
る付着ダストを研磨済みのパチンコ玉から分離する(吹
き飛ばす)ために、第2の従来装置による方法が有効で
あるか否かは疑わしい。本発明が解決しようとする課題
は、パチンコ玉に風を吹きかける時間すなわち、パチン
コ玉が風を受ける時間(以下、「受風時間」という)を
第2の従来装置による方法のような一過性のものよりも
長くして、確実に付着ダストを分離させるだけでなく、
パチンコ玉と研磨材とを良好に分離させることのできる
研磨装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】パチンコ玉の流下方向に
交差する向きのままその受風時間を長くするためには、
風を吹き付ける送風装置の送風口を流下方向に沿って長
くする必要がある。しかし、これを実現するためには大
掛かりな送風源と送風口(送風ノズル)等が必要である
ため、この方法は、物理的にも経済的にも実用性が乏し
い。そこで、発明者は、送風方向を流下方向と交差する
向きから、流下方向に沿う方向に変更することを考えつ
いた。流下方向に沿う方向であれば、一過性ではなく継
続性のある風を、流下するパチンコ玉に受けさせること
ができるからである。さらに、送風方向(受風方向)を
流下方向の逆方向にすることにより、順方向の場合に比
べて、パチンコ玉の流下速度との相対速度が増加するの
で受風によりうける衝撃(受風衝撃)がカウンターパン
チ的に大きくなる。その結果、大掛かりな設備を用いな
くても、受風時間を長くでき、かつ、有効な吹き飛ばし
ができる。各請求項に記載した発明は、このような観点
からなされたものである。その詳しい内容については、
項を改めて説明する。
交差する向きのままその受風時間を長くするためには、
風を吹き付ける送風装置の送風口を流下方向に沿って長
くする必要がある。しかし、これを実現するためには大
掛かりな送風源と送風口(送風ノズル)等が必要である
ため、この方法は、物理的にも経済的にも実用性が乏し
い。そこで、発明者は、送風方向を流下方向と交差する
向きから、流下方向に沿う方向に変更することを考えつ
いた。流下方向に沿う方向であれば、一過性ではなく継
続性のある風を、流下するパチンコ玉に受けさせること
ができるからである。さらに、送風方向(受風方向)を
流下方向の逆方向にすることにより、順方向の場合に比
べて、パチンコ玉の流下速度との相対速度が増加するの
で受風によりうける衝撃(受風衝撃)がカウンターパン
チ的に大きくなる。その結果、大掛かりな設備を用いな
くても、受風時間を長くでき、かつ、有効な吹き飛ばし
ができる。各請求項に記載した発明は、このような観点
からなされたものである。その詳しい内容については、
項を改めて説明する。
【0007】請求項1に記載した発明の構成 請求項1に記載した発明に係る研磨装置(以下、「請求
項1の研磨装置」という)は、パチンコ玉に、このパチ
ンコ玉より小径の研磨材を混合して撹拌する研磨手段
と、研磨材が通過できる隙間を備え、混合している前記
パチンコ玉及び研磨材を、前記研磨手段から次工程に向
かって流下させるために傾斜配置された傾斜簀の子板
と、傾斜簀の子板上を流下するパチンコ玉に付着するダ
ストを送風分離する送風手段と、送風分離した分離ダス
トを吸引口を介して吸引排除するダスト吸引手段、とを
備える点において従来の研磨装置と基本的に同じであ
る。
項1の研磨装置」という)は、パチンコ玉に、このパチ
ンコ玉より小径の研磨材を混合して撹拌する研磨手段
と、研磨材が通過できる隙間を備え、混合している前記
パチンコ玉及び研磨材を、前記研磨手段から次工程に向
かって流下させるために傾斜配置された傾斜簀の子板
と、傾斜簀の子板上を流下するパチンコ玉に付着するダ
ストを送風分離する送風手段と、送風分離した分離ダス
トを吸引口を介して吸引排除するダスト吸引手段、とを
備える点において従来の研磨装置と基本的に同じであ
る。
【0008】請求項1の研磨装置の構成上の特徴は、送
風手段は、パチンコ玉の流下方向下流側から上流側に向
かって送風するように配され、ダスト吸引手段の吸引口
は、送風手段より流下方向上流側に設けられている点に
ある。なお、「傾斜簀の子板」とは、その上面を通過す
る際に研磨機の排出口から流出するパチンコ玉、研磨
材、これらに包含されたダストのうち、パチンコ玉のみ
を次工程に搬送するための隙間を備えた簀の子状の板材
のことをいい、そのようなものとして、一般的には適当
な隙間を備える複数の棒材から構成される板材のことを
いうが、本明細書においては多数の落下孔(隙間)を備
える孔あき板材や網状板材等の篩状の板材等を含む概念
で使用している。簀の子板を傾斜させているのは、その
上をパチンコ玉と研磨材と付着ダストとが重力作用によ
り流下(転動)できるようにするためである。簀の子板
の形態は、パチンコ玉をその上で流下させながら研磨材
及び付着ダストを落下排除でき、流下方向下流側から上
流側に向かって送風できるものであればどのようなもの
でもよく、そのようなものであれば、直線状のものであ
れ屈曲状のものであれ螺旋状のものであれ段差を備える
ものであれ、または、これら以外のものであれ構わな
い。送風手段は、発明の目的を達成するために十分な風
量と耐久性を備えるものであればどのような構造のもの
でもよいが、好ましくは、送る風の上層部が流下するパ
チンコ玉の上方にエアカーテンを形成するような構造を
備えさせるとよい。エアカーテンの働きにより付着ダス
トの上昇(飛散)を妨げるようにすれば、それだけ効率
のよい吸引を行えるからである。送風手段とダスト吸引
手段の吸引口との位置関係は、送風手段が送った風によ
り送風分離された分離ダストをダスト吸引手段が吸引で
きるように、ダスト吸引手段の吸引口が送風手段よりパ
チンコ玉の流下方向上流側にあれば、換言すると、吸引
口が送風手段より流下方向下流側になければよい。
風手段は、パチンコ玉の流下方向下流側から上流側に向
かって送風するように配され、ダスト吸引手段の吸引口
は、送風手段より流下方向上流側に設けられている点に
ある。なお、「傾斜簀の子板」とは、その上面を通過す
る際に研磨機の排出口から流出するパチンコ玉、研磨
材、これらに包含されたダストのうち、パチンコ玉のみ
を次工程に搬送するための隙間を備えた簀の子状の板材
のことをいい、そのようなものとして、一般的には適当
な隙間を備える複数の棒材から構成される板材のことを
いうが、本明細書においては多数の落下孔(隙間)を備
える孔あき板材や網状板材等の篩状の板材等を含む概念
で使用している。簀の子板を傾斜させているのは、その
上をパチンコ玉と研磨材と付着ダストとが重力作用によ
り流下(転動)できるようにするためである。簀の子板
の形態は、パチンコ玉をその上で流下させながら研磨材
及び付着ダストを落下排除でき、流下方向下流側から上
流側に向かって送風できるものであればどのようなもの
でもよく、そのようなものであれば、直線状のものであ
れ屈曲状のものであれ螺旋状のものであれ段差を備える
ものであれ、または、これら以外のものであれ構わな
い。送風手段は、発明の目的を達成するために十分な風
量と耐久性を備えるものであればどのような構造のもの
でもよいが、好ましくは、送る風の上層部が流下するパ
チンコ玉の上方にエアカーテンを形成するような構造を
備えさせるとよい。エアカーテンの働きにより付着ダス
トの上昇(飛散)を妨げるようにすれば、それだけ効率
のよい吸引を行えるからである。送風手段とダスト吸引
手段の吸引口との位置関係は、送風手段が送った風によ
り送風分離された分離ダストをダスト吸引手段が吸引で
きるように、ダスト吸引手段の吸引口が送風手段よりパ
チンコ玉の流下方向上流側にあれば、換言すると、吸引
口が送風手段より流下方向下流側になければよい。
【0009】請求項1に記載した発明の作用 請求項1の研磨装置の作用を説明する。パチンコ玉の表
面を、研磨手段が研磨してその表面に付着しているダス
トを分離する。研磨は、パチンコ玉に研磨材を混合して
撹拌し、両者の摩擦接触により行う。研磨したパチンコ
玉と混在するダストを、パチンコ玉および研磨材ととも
に流下する際に傾斜簀の子板の隙間から落下させて排除
する。送風手段は、簀の子板上を流下するパチンコ玉等
から排除できなかった付着ダストを送風分離、すなわ
ち、風を吹き付けてその勢いを利用して分離する。分離
されたダストを傾斜簀の子板の隙間から落下排除すると
ともに、落下せずに浮遊する浮遊ダストをダスト吸引手
段が吸引口から吸引排除する。ダストが分別排除された
パチンコ玉は、再びパチンコ遊技機や玉貸機等に補給さ
れる。
面を、研磨手段が研磨してその表面に付着しているダス
トを分離する。研磨は、パチンコ玉に研磨材を混合して
撹拌し、両者の摩擦接触により行う。研磨したパチンコ
玉と混在するダストを、パチンコ玉および研磨材ととも
に流下する際に傾斜簀の子板の隙間から落下させて排除
する。送風手段は、簀の子板上を流下するパチンコ玉等
から排除できなかった付着ダストを送風分離、すなわ
ち、風を吹き付けてその勢いを利用して分離する。分離
されたダストを傾斜簀の子板の隙間から落下排除すると
ともに、落下せずに浮遊する浮遊ダストをダスト吸引手
段が吸引口から吸引排除する。ダストが分別排除された
パチンコ玉は、再びパチンコ遊技機や玉貸機等に補給さ
れる。
【0010】請求項2に記載した発明の構成 請求項2に記載した発明に係るパチンコ玉の研磨装置
(以下、「請求項2の研磨装置」という)は、請求項1
の研磨装置に限定が加わったものであり、傾斜簀の子板
は、対向する一方と他方の側壁及びこの一方と他方の側
壁に挟まれた端壁とに囲まれた分離空間内に収納されて
いることを構成上の特徴を備えている。「分離空間」
は、一方の側壁と他方の側壁と端壁により三方を囲まれ
た空間であって、傾斜簀の子を収納するのに十分な大き
さを持ったものをいう。
(以下、「請求項2の研磨装置」という)は、請求項1
の研磨装置に限定が加わったものであり、傾斜簀の子板
は、対向する一方と他方の側壁及びこの一方と他方の側
壁に挟まれた端壁とに囲まれた分離空間内に収納されて
いることを構成上の特徴を備えている。「分離空間」
は、一方の側壁と他方の側壁と端壁により三方を囲まれ
た空間であって、傾斜簀の子を収納するのに十分な大き
さを持ったものをいう。
【0011】請求項2に記載した発明の作用 請求項2の研磨装置は、請求項1の研磨装置の作用に限
定が加わったものであって、傾斜簀の子を囲む三方の
壁、すなわち、一方と他方の側壁及び端壁が送風装置が
送る風がバラバラな方向へ行かないように規制するとと
もに、分離したダストの飛散を妨げてダスト吸引手段の
吸引を助ける。
定が加わったものであって、傾斜簀の子を囲む三方の
壁、すなわち、一方と他方の側壁及び端壁が送風装置が
送る風がバラバラな方向へ行かないように規制するとと
もに、分離したダストの飛散を妨げてダスト吸引手段の
吸引を助ける。
【0012】請求項3に記載した発明の構成 請求項3に記載した発明に係る研磨装置(以下、「請求
項3の研磨装置」という)は、請求項2の研磨装置は、
請求項2の研磨装置の構成に限定が加わったものであ
り、傾斜簀の子板は、一方から他方へ傾斜する第1の傾
斜簀の子板と、その逆方向である他方から前記一方へ傾
斜する第2の傾斜簀の子板と、第1の傾斜簀の子板の下
端と第2の傾斜簀の子板の上端を折り返し連結する踊り
場と、から構成され、第1の傾斜簀の子板と第2の傾斜
簀の子板の間に設けられた対流隔壁により分離空間が分
割されることにより、送風手段が送る風が第2の傾斜簀
の子板の下流側から踊り場を介して第1の傾斜簀の子板
の上流側に向かうような構成になっている。
項3の研磨装置」という)は、請求項2の研磨装置は、
請求項2の研磨装置の構成に限定が加わったものであ
り、傾斜簀の子板は、一方から他方へ傾斜する第1の傾
斜簀の子板と、その逆方向である他方から前記一方へ傾
斜する第2の傾斜簀の子板と、第1の傾斜簀の子板の下
端と第2の傾斜簀の子板の上端を折り返し連結する踊り
場と、から構成され、第1の傾斜簀の子板と第2の傾斜
簀の子板の間に設けられた対流隔壁により分離空間が分
割されることにより、送風手段が送る風が第2の傾斜簀
の子板の下流側から踊り場を介して第1の傾斜簀の子板
の上流側に向かうような構成になっている。
【0013】対流隔壁により分割された一方の空間に第
1の傾斜簀の子板が、他方の空間に第2の傾斜簀の子板
が収納されるようになっている。「折り返し連結」と
は、第1の傾斜簀の子板と第2の傾斜簀の子板と踊り場
とを連結した簀の子板が、上から(下から)見たときに
ほぼU字状になるような連結のことをいう。「踊り場」
は、第1の傾斜簀の子板から第2の傾斜簀の子板へパチ
ンコ玉の流下を受け継がせられるものであれば、その形
態に何らの制限もない。落下用の隙間のあるなしを問わ
ない。「対流隔壁」は、第1の傾斜簀の子板上を流れる
風と第2の傾斜簀の子板上を流れる風とを隔てるための
ものであって、その目的の範囲内であればその形態やそ
の支持方法等はどのようなものでもよい。
1の傾斜簀の子板が、他方の空間に第2の傾斜簀の子板
が収納されるようになっている。「折り返し連結」と
は、第1の傾斜簀の子板と第2の傾斜簀の子板と踊り場
とを連結した簀の子板が、上から(下から)見たときに
ほぼU字状になるような連結のことをいう。「踊り場」
は、第1の傾斜簀の子板から第2の傾斜簀の子板へパチ
ンコ玉の流下を受け継がせられるものであれば、その形
態に何らの制限もない。落下用の隙間のあるなしを問わ
ない。「対流隔壁」は、第1の傾斜簀の子板上を流れる
風と第2の傾斜簀の子板上を流れる風とを隔てるための
ものであって、その目的の範囲内であればその形態やそ
の支持方法等はどのようなものでもよい。
【0014】請求項3に記載した発明の作用 請求項3の研磨装置は、請求項1の研磨装置の作用に限
定が加わり、分離空間と対流隔壁の働きにより、送風手
段が送る風が第2の傾斜簀の子板の下流側から踊り場を
介して第1の傾斜簀の子板の上流側に向かうようになっ
ている。すなわち、送風手段により第2の傾斜簀の子板
の下流側から送られた風は、一方の側壁と対流側壁の間
を流れて踊り場へ至り、その後他方の側壁と対流隔壁の
間を流れて第1の傾斜簀の子板の上流側(ダスト吸引手
段の吸引口)へ至る。このように分離空間を上から(下
から)見たときに、その中にほぼU字状の風の流れが形
成され、この対流路の沿って流れる風が流下するパチン
コ玉の表面の付着ダストを送風分離する。
定が加わり、分離空間と対流隔壁の働きにより、送風手
段が送る風が第2の傾斜簀の子板の下流側から踊り場を
介して第1の傾斜簀の子板の上流側に向かうようになっ
ている。すなわち、送風手段により第2の傾斜簀の子板
の下流側から送られた風は、一方の側壁と対流側壁の間
を流れて踊り場へ至り、その後他方の側壁と対流隔壁の
間を流れて第1の傾斜簀の子板の上流側(ダスト吸引手
段の吸引口)へ至る。このように分離空間を上から(下
から)見たときに、その中にほぼU字状の風の流れが形
成され、この対流路の沿って流れる風が流下するパチン
コ玉の表面の付着ダストを送風分離する。
【0015】請求項4に記載した発明の構成 請求項4に記載した発明に係る研磨装置(以下、「請求
項4の研磨装置」という)は、請求項1乃至3の何れか
の研磨装置に限定が加わったものであって、傾斜簀の子
板(第1の傾斜簀の子板及び第2の傾斜簀の子板)の下
方に、落下する汚れ研磨材を受けて流下回収するための
傾斜受け皿が設けられ、傾斜受け皿に、汚れ研磨材の外
径より小径な寸法を有するダスト分離孔が貫通され、傾
斜受け皿の下方に、ダスト吸引手段の吸引口が配されて
いることに特徴がある。ダスト分離孔は、ダストが通過
できる形状と大きさを備えるものであればどのようなも
のでもよく、そのようなものとして、たとえば、傾斜受
け皿自体が篩状に構成されている場合の目や、傾斜受け
皿に貫通させた貫通孔や、傾斜受け皿を簀の子で構成し
た場合の隙間がある。
項4の研磨装置」という)は、請求項1乃至3の何れか
の研磨装置に限定が加わったものであって、傾斜簀の子
板(第1の傾斜簀の子板及び第2の傾斜簀の子板)の下
方に、落下する汚れ研磨材を受けて流下回収するための
傾斜受け皿が設けられ、傾斜受け皿に、汚れ研磨材の外
径より小径な寸法を有するダスト分離孔が貫通され、傾
斜受け皿の下方に、ダスト吸引手段の吸引口が配されて
いることに特徴がある。ダスト分離孔は、ダストが通過
できる形状と大きさを備えるものであればどのようなも
のでもよく、そのようなものとして、たとえば、傾斜受
け皿自体が篩状に構成されている場合の目や、傾斜受け
皿に貫通させた貫通孔や、傾斜受け皿を簀の子で構成し
た場合の隙間がある。
【0016】請求項4に記載した発明の作用 請求項4の研磨装置は、請求項1乃至3の何れかの研磨
装置の作用に限定が加わり、傾斜簀の子板(第1の傾斜
簀の子板及び第2の傾斜簀の子板)の隙間から落下した
汚れ研磨材を傾斜受け皿が受け止め、その傾斜を利用し
て回収するようになっている。この際に、汚れ研磨材と
ともに落下したダストや落下衝撃等の働きにより汚れ研
磨材から分離したダスト等は、傾斜受け皿のダスト分離
孔から落下する。ダスト吸引手段は、これらのダストを
吸引口を介して吸引する。また、ダスト吸引手段の吸引
作用は、ダスト分離孔を介して傾斜受け皿の上部空間に
も及ぶので、ダストの落下を促進させる。
装置の作用に限定が加わり、傾斜簀の子板(第1の傾斜
簀の子板及び第2の傾斜簀の子板)の隙間から落下した
汚れ研磨材を傾斜受け皿が受け止め、その傾斜を利用し
て回収するようになっている。この際に、汚れ研磨材と
ともに落下したダストや落下衝撃等の働きにより汚れ研
磨材から分離したダスト等は、傾斜受け皿のダスト分離
孔から落下する。ダスト吸引手段は、これらのダストを
吸引口を介して吸引する。また、ダスト吸引手段の吸引
作用は、ダスト分離孔を介して傾斜受け皿の上部空間に
も及ぶので、ダストの落下を促進させる。
【0017】請求項5に記載した発明の構成 請求項5に記載した発明に係る研磨装置(以下、「請求
項5の研磨装置」という)は、請求項1乃至4の何れか
の研磨装置の構成に限定が加わったものであって、送風
手段は、送る風の上層部が流下するパチンコ玉の上方に
エアカーテンを形成するように構成されていることに特
徴がある。エアカーテンを形成するためには、パチンコ
玉の上層部にある程度の風力を備えた風の層を作る必要
があるので、送風手段をそのような風の層を作れるよう
に構成する。
項5の研磨装置」という)は、請求項1乃至4の何れか
の研磨装置の構成に限定が加わったものであって、送風
手段は、送る風の上層部が流下するパチンコ玉の上方に
エアカーテンを形成するように構成されていることに特
徴がある。エアカーテンを形成するためには、パチンコ
玉の上層部にある程度の風力を備えた風の層を作る必要
があるので、送風手段をそのような風の層を作れるよう
に構成する。
【0018】請求項5に記載した発明の作用 請求項5の研磨装置は、請求項1乃至4の何れかの研磨
装置の作用に限定が加わったものであって、エアカーテ
ンの作用により付着ダストの上昇(飛散)を防げるよう
になっている。これにより付着ダストを効率よく吸引で
きる。また、付着ダストだけでなく、研磨材の上昇(飛
散)の防止にもなる。
装置の作用に限定が加わったものであって、エアカーテ
ンの作用により付着ダストの上昇(飛散)を防げるよう
になっている。これにより付着ダストを効率よく吸引で
きる。また、付着ダストだけでなく、研磨材の上昇(飛
散)の防止にもなる。
【0019】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態(以下、「本実
施形態」という)を、各図に基づいて説明する。図1は
本実施形態に係る研磨装置の概略図であり、図2は図1
に示す研磨装置の分離装置の斜視図である。図3は分離
装置の平面図であり、図4及び5は、図3のA−A断面
図及びBーB断面図である。図6は、本実施形態の作用
を示す概念図である。なお、図6に示す研磨済みパチン
コ玉Pcと研磨材K及びダストDの三者は、動きの理解
を容易にするために、それぞれの大きさを誇張して描い
てある。
施形態」という)を、各図に基づいて説明する。図1は
本実施形態に係る研磨装置の概略図であり、図2は図1
に示す研磨装置の分離装置の斜視図である。図3は分離
装置の平面図であり、図4及び5は、図3のA−A断面
図及びBーB断面図である。図6は、本実施形態の作用
を示す概念図である。なお、図6に示す研磨済みパチン
コ玉Pcと研磨材K及びダストDの三者は、動きの理解
を容易にするために、それぞれの大きさを誇張して描い
てある。
【0020】研磨装置の全体構造 図1に基づいて、研磨装置1の全体構造について説明す
る。符号10は、垂直方向に延びる揚送パイプを、符号
20は、パチンコ遊技機群(図示を省略する)から回収
された遊技済みパチンコ玉Pdに研磨材を混合しながら
移送するための移送パイプを、それぞれ示している。移
送パイプ20と揚送パイプ10は、両者ともに塩化ビニ
ル系のものを用いている。揚送パイプ10の下端は、移
送パイプ20の一端につないで、両者がL字状を形成す
るように構成している。移送パイプ20内にはその一端
に移送モータ22を連結した水平螺旋体24を、揚送パ
イプ10内にはその上端に揚送モータ12を連結した揚
送螺旋体(研磨手段)14を、それぞれ自由に回転でき
るように設けている。揚送パイプ10の上端部に排出口
35を設け、ここから揚送されたパチンコ玉Pcと研磨
材Kを揚送パイプ10外へ排出させ、排出された研磨済
みパチンコ玉Pcから研磨材Kを分離するようになって
いる。この分離は、上端排出口35の側方に設けた後述
する分離装置50が行う。研磨材Kを分離した後の研磨
済みパチンコ玉Pcは、補給樋38を介して再びパチン
コ遊技機群へ補給するようになっている。なお、符号3
0が示すのは、埃や塵等からなる付着ダストを、集塵ホ
ース32を介して吸引排除するためのダクト吸引装置
(ダクト吸引手段)30である。
る。符号10は、垂直方向に延びる揚送パイプを、符号
20は、パチンコ遊技機群(図示を省略する)から回収
された遊技済みパチンコ玉Pdに研磨材を混合しながら
移送するための移送パイプを、それぞれ示している。移
送パイプ20と揚送パイプ10は、両者ともに塩化ビニ
ル系のものを用いている。揚送パイプ10の下端は、移
送パイプ20の一端につないで、両者がL字状を形成す
るように構成している。移送パイプ20内にはその一端
に移送モータ22を連結した水平螺旋体24を、揚送パ
イプ10内にはその上端に揚送モータ12を連結した揚
送螺旋体(研磨手段)14を、それぞれ自由に回転でき
るように設けている。揚送パイプ10の上端部に排出口
35を設け、ここから揚送されたパチンコ玉Pcと研磨
材Kを揚送パイプ10外へ排出させ、排出された研磨済
みパチンコ玉Pcから研磨材Kを分離するようになって
いる。この分離は、上端排出口35の側方に設けた後述
する分離装置50が行う。研磨材Kを分離した後の研磨
済みパチンコ玉Pcは、補給樋38を介して再びパチン
コ遊技機群へ補給するようになっている。なお、符号3
0が示すのは、埃や塵等からなる付着ダストを、集塵ホ
ース32を介して吸引排除するためのダクト吸引装置
(ダクト吸引手段)30である。
【0021】移送パイプと揚送パイプ 移送パイプ20は、玉流入口26を備えており、回収し
た遊技済みパチンコ玉Pdをここから移送パイプ20内
に流入させるようになっている。さらに、移送パイプ2
0の上部に位置する研磨材収納庫28から研磨材Kの供
給を受け、遊技済みパチンコ玉Pdとともに、水平螺旋
体24の回転により、撹拌混合させながら水平方向(図
1の左から右方向)に移送するように構成している。移
送された遊技済みパチンコ玉Pdと研磨材Kは、やがて
揚送パイプ10の下端に到着する。揚送パイプ10の下
端に到着した遊技済みパチンコ玉Pdは、揚送螺旋体1
4の回転と研磨材K働きにより揚送パイプ10を通って
上方位置まで揚送されながら研磨されるようになってい
る。
た遊技済みパチンコ玉Pdをここから移送パイプ20内
に流入させるようになっている。さらに、移送パイプ2
0の上部に位置する研磨材収納庫28から研磨材Kの供
給を受け、遊技済みパチンコ玉Pdとともに、水平螺旋
体24の回転により、撹拌混合させながら水平方向(図
1の左から右方向)に移送するように構成している。移
送された遊技済みパチンコ玉Pdと研磨材Kは、やがて
揚送パイプ10の下端に到着する。揚送パイプ10の下
端に到着した遊技済みパチンコ玉Pdは、揚送螺旋体1
4の回転と研磨材K働きにより揚送パイプ10を通って
上方位置まで揚送されながら研磨されるようになってい
る。
【0022】分離装置 図1乃至3に基づいて、分離装置50について説明す
る。分離装置50は、第1の傾斜簀の子板72と第2の
傾斜簀の子板74と、これらの簀の子板を連結する踊り
場76と、これらの簀の子板の下方に設けた傾斜受け皿
80と、これらの部材を収納する分離ケース51と、か
ら概ね構成している。分離ケース51は、一方の側壁5
2と、この一方の側壁52に対向する他方の側壁54
と、両側壁に挟まれた前方端壁56と、この前方端壁5
6と対向する後方端壁57及び天板53と底板55から
なり、その内部に分離空間60を形成している。分離空
間60は、内部で発生する浮遊ダストをダスト吸引装置
30に効率よく回収させるために、なるべく密閉となる
ように形成するとよい。後方端板57に排出口35を開
口し、ここから揚送パイプ10により揚送された研磨済
みパチンコ玉Pcを排出するようになっている。さら
に、図1に示すように、後方端板57の外側に送風装置
36を取り付け、送風口37を介して分離空間60内に
送風するようになっている。図2における送風装置36
は揚送パイプ10の裏側に位置するので、同図には示さ
れていない。分離ケース51の中央部に、長さ方向に延
びる対流隔壁58を設け、この対流隔壁58により第1
の分離空間62と第2の分離空間64二分している。図
4に示すのが第1の分離空間62であり、図5に示すの
が第2の分離空間64である。
る。分離装置50は、第1の傾斜簀の子板72と第2の
傾斜簀の子板74と、これらの簀の子板を連結する踊り
場76と、これらの簀の子板の下方に設けた傾斜受け皿
80と、これらの部材を収納する分離ケース51と、か
ら概ね構成している。分離ケース51は、一方の側壁5
2と、この一方の側壁52に対向する他方の側壁54
と、両側壁に挟まれた前方端壁56と、この前方端壁5
6と対向する後方端壁57及び天板53と底板55から
なり、その内部に分離空間60を形成している。分離空
間60は、内部で発生する浮遊ダストをダスト吸引装置
30に効率よく回収させるために、なるべく密閉となる
ように形成するとよい。後方端板57に排出口35を開
口し、ここから揚送パイプ10により揚送された研磨済
みパチンコ玉Pcを排出するようになっている。さら
に、図1に示すように、後方端板57の外側に送風装置
36を取り付け、送風口37を介して分離空間60内に
送風するようになっている。図2における送風装置36
は揚送パイプ10の裏側に位置するので、同図には示さ
れていない。分離ケース51の中央部に、長さ方向に延
びる対流隔壁58を設け、この対流隔壁58により第1
の分離空間62と第2の分離空間64二分している。図
4に示すのが第1の分離空間62であり、図5に示すの
が第2の分離空間64である。
【0023】傾斜簀の子板 図2を中心に図3乃至5を参照しながら、第1の傾斜簀
の子板72と第2の傾斜簀の子板74(以下、両者を適
宜「傾斜簀の子70」と総称する)について説明する。
第1の傾斜簀の子板72は、研磨材Kの外径より大きく
研磨済みパチンコ玉Pcの直径よりも小さい間隔毎に配
置した複数の棒材からなる簀の子状の板材であり、第2
の傾斜簀の子板74も第1の傾斜簀の子板72と同じ構
成を備えている。第1の傾斜簀の子板72は、図2に示
すように、その上端を揚送パイプ10の排出口35の下
端に配して、排出される研磨済みパチンコ玉Pc等をそ
の上面で受け取れるようにし、さらに、受け取った研磨
済みパチンコ玉Pc等を転動させられるように前方端壁
56に向かって下り傾斜させている。第1の傾斜簀の子
板72の下端は、後方端壁57に向かって下り傾斜する
第2の傾斜簀の子板74の上端に踊り場76を介して折
り返し連結し、これにより、第1の傾斜簀の子板72上
にある研磨済みパチンコ玉Pcを、踊り場76を介して
第2の傾斜簀の子板74上へ移動させ、傾斜を利用して
さらにを転動させて補給樋38へ流れ込ませるようにし
ている。踊り場76は、対流隔壁58の前方端板56側
に設けた隔壁切欠59を介して第1の傾斜簀の子板72
と第2の傾斜簀の子板74を連結しており、連結した結
果、図3に示すように上から見たときにほぼU字状の傾
斜簀の子板70が形成される。踊り場76は、隣接する
前方端壁56や連続する他方の側壁54方向にパチンコ
玉Pcを研磨材K(ダストD)と共に案内し、これらが
前方端壁56や他方の側壁54と衝突したときの衝撃に
より両者の分離を促進する役目も果たしている。
の子板72と第2の傾斜簀の子板74(以下、両者を適
宜「傾斜簀の子70」と総称する)について説明する。
第1の傾斜簀の子板72は、研磨材Kの外径より大きく
研磨済みパチンコ玉Pcの直径よりも小さい間隔毎に配
置した複数の棒材からなる簀の子状の板材であり、第2
の傾斜簀の子板74も第1の傾斜簀の子板72と同じ構
成を備えている。第1の傾斜簀の子板72は、図2に示
すように、その上端を揚送パイプ10の排出口35の下
端に配して、排出される研磨済みパチンコ玉Pc等をそ
の上面で受け取れるようにし、さらに、受け取った研磨
済みパチンコ玉Pc等を転動させられるように前方端壁
56に向かって下り傾斜させている。第1の傾斜簀の子
板72の下端は、後方端壁57に向かって下り傾斜する
第2の傾斜簀の子板74の上端に踊り場76を介して折
り返し連結し、これにより、第1の傾斜簀の子板72上
にある研磨済みパチンコ玉Pcを、踊り場76を介して
第2の傾斜簀の子板74上へ移動させ、傾斜を利用して
さらにを転動させて補給樋38へ流れ込ませるようにし
ている。踊り場76は、対流隔壁58の前方端板56側
に設けた隔壁切欠59を介して第1の傾斜簀の子板72
と第2の傾斜簀の子板74を連結しており、連結した結
果、図3に示すように上から見たときにほぼU字状の傾
斜簀の子板70が形成される。踊り場76は、隣接する
前方端壁56や連続する他方の側壁54方向にパチンコ
玉Pcを研磨材K(ダストD)と共に案内し、これらが
前方端壁56や他方の側壁54と衝突したときの衝撃に
より両者の分離を促進する役目も果たしている。
【0024】踊り場76は薄い金属板からなり、その中
央部を屈曲させて形成した段部78を有している。この
段部78の高低差により第1の傾斜簀の子板72の下端
より第2の傾斜簀の子板74の上端が低い位置にくるよ
うにし、これにより、第1の傾斜簀の子板72から第2
の傾斜簀の子板74へスムーズに研磨済みパチンコ玉P
cが転動できるようにするとともに、この高低差による
落下衝撃を利用して研磨済みパチンコ玉Pcと研磨材K
(ダストD)との分離を促進させるようにしている。な
お、本実施形態では、傾斜簀の子70を傾斜簀の子板と
して採用したが、これは研磨済みパチンコ玉Pcから研
磨材Kを分離するためのものであるから、その目的の達
成できるものであれば、簀の子以外の部材、たとえば、
板材に研磨材落下孔を貫通させたものや適当な大きさの
目を有する網状の板材等を用いることもできる。さらに
本実施形態は板状の踊り場76を備えているが、たとえ
ば、これに研磨材落下孔を貫通させたり、簀の子状の板
を代わりに備えさせたりすることもできる。
央部を屈曲させて形成した段部78を有している。この
段部78の高低差により第1の傾斜簀の子板72の下端
より第2の傾斜簀の子板74の上端が低い位置にくるよ
うにし、これにより、第1の傾斜簀の子板72から第2
の傾斜簀の子板74へスムーズに研磨済みパチンコ玉P
cが転動できるようにするとともに、この高低差による
落下衝撃を利用して研磨済みパチンコ玉Pcと研磨材K
(ダストD)との分離を促進させるようにしている。な
お、本実施形態では、傾斜簀の子70を傾斜簀の子板と
して採用したが、これは研磨済みパチンコ玉Pcから研
磨材Kを分離するためのものであるから、その目的の達
成できるものであれば、簀の子以外の部材、たとえば、
板材に研磨材落下孔を貫通させたものや適当な大きさの
目を有する網状の板材等を用いることもできる。さらに
本実施形態は板状の踊り場76を備えているが、たとえ
ば、これに研磨材落下孔を貫通させたり、簀の子状の板
を代わりに備えさせたりすることもできる。
【0025】傾斜受け皿 引き続き図2乃至5を参照しながら、傾斜受け皿80に
ついて説明する。傾斜受け皿80は、アルミニウム板又
は鉄板に研磨材Kの外径より小さい径のダスト分離孔8
0aを多数貫通させたものであり、研磨済みパチンコ玉
Pcから分離した研磨材Kから、これより小径の付着ダ
ストDを分離するためのものである。傾斜受け皿80
は、図2等に示すように第1の分離空間62内の第1の
傾斜簀の子板72と第2の分離空間64内の第2の傾斜
簀の子板74のそれぞれの下方に傾斜配置させてある。
第1の分離空間62側の傾斜受け皿80は、付着ダスト
Dを分離して残った研磨材を転動させ底板55の中央部
に設けたパイプ開口部25内に落とし込むようになって
いる。一方、第2の分離空間64側の傾斜受け皿80
は、転動させた研磨材Kを、対流隔壁58に貫通させた
隔壁通路82を介して第1の分離空間62側へ送り、先
の第1の分離空間62内の研磨材Kとともに、パイプ開
口部25内に落とし込むようになっている。このように
してパイプ開口部25に落とし込んだ研磨材Kは、図1
に示すように循環パイプ24を通って研磨材収納庫28
に収納しておき、必要に応じて再利用できるように構成
している。なお、符号81,81が示すのは、各分離空
間62,64において、分離した研磨材Kと付着ダスト
Dが再び混ざらないようにするための遮蔽板である。各
傾斜受け皿80により分離されたダストDは、図2から
理解されるように、集塵ホース32,32を介してダス
ト吸引装置30(図1)が吸引回収するようになってい
る。
ついて説明する。傾斜受け皿80は、アルミニウム板又
は鉄板に研磨材Kの外径より小さい径のダスト分離孔8
0aを多数貫通させたものであり、研磨済みパチンコ玉
Pcから分離した研磨材Kから、これより小径の付着ダ
ストDを分離するためのものである。傾斜受け皿80
は、図2等に示すように第1の分離空間62内の第1の
傾斜簀の子板72と第2の分離空間64内の第2の傾斜
簀の子板74のそれぞれの下方に傾斜配置させてある。
第1の分離空間62側の傾斜受け皿80は、付着ダスト
Dを分離して残った研磨材を転動させ底板55の中央部
に設けたパイプ開口部25内に落とし込むようになって
いる。一方、第2の分離空間64側の傾斜受け皿80
は、転動させた研磨材Kを、対流隔壁58に貫通させた
隔壁通路82を介して第1の分離空間62側へ送り、先
の第1の分離空間62内の研磨材Kとともに、パイプ開
口部25内に落とし込むようになっている。このように
してパイプ開口部25に落とし込んだ研磨材Kは、図1
に示すように循環パイプ24を通って研磨材収納庫28
に収納しておき、必要に応じて再利用できるように構成
している。なお、符号81,81が示すのは、各分離空
間62,64において、分離した研磨材Kと付着ダスト
Dが再び混ざらないようにするための遮蔽板である。各
傾斜受け皿80により分離されたダストDは、図2から
理解されるように、集塵ホース32,32を介してダス
ト吸引装置30(図1)が吸引回収するようになってい
る。
【0026】送風装置 図1及び5に基づいて、送風装置36について説明す
る。送風装置36は、後方端壁57の外側に設けてあ
り、第2の分離空間62内に突き出させた送風ノズル3
6aから送風するようになっている。送風ノズル36a
が突き出す位置は、図5の矢印が示すように、第2の傾
斜簀の子板74の下端から研磨済みパチンコ玉Pcの流
下方向に沿って、すなわち、流下方向とは逆方向に、か
つ、踊り場76を介して第1の簀の子板72の上端まで
風が届くように設定する。実線で示す矢印は対流隔壁5
8の手前側(第2の分離空間64側)の風の流れを示
し、点線で示す矢印は同じく裏側(第1の分離空間62
側)の風を示している。なお、送風装置36は図5に示
す形式に限定するものでないことは言うまでもないが、
分離空間60の大きさ等を考慮して風量や耐久性等が十
分なものかどうか、その採用に当たって留意が必要であ
る。さらに、本実施形態における送風装置36は1個で
あるが、上述の送付装置36の送風に妨げにならないよ
うにすれば複数個設置するようにしてもよい。たとえ
ば、踊り場76付近に2個目の送風装置を設置して第1
の傾斜簀の子板72の下端から上端方向、すなわち、上
述の送風装置36の送風方向と同じ方向に送風するよう
にすれば、個々の送風装置の負担を軽くすることがで
き、その分だけ送風装置の小型化を図ることができる。
る。送風装置36は、後方端壁57の外側に設けてあ
り、第2の分離空間62内に突き出させた送風ノズル3
6aから送風するようになっている。送風ノズル36a
が突き出す位置は、図5の矢印が示すように、第2の傾
斜簀の子板74の下端から研磨済みパチンコ玉Pcの流
下方向に沿って、すなわち、流下方向とは逆方向に、か
つ、踊り場76を介して第1の簀の子板72の上端まで
風が届くように設定する。実線で示す矢印は対流隔壁5
8の手前側(第2の分離空間64側)の風の流れを示
し、点線で示す矢印は同じく裏側(第1の分離空間62
側)の風を示している。なお、送風装置36は図5に示
す形式に限定するものでないことは言うまでもないが、
分離空間60の大きさ等を考慮して風量や耐久性等が十
分なものかどうか、その採用に当たって留意が必要であ
る。さらに、本実施形態における送風装置36は1個で
あるが、上述の送付装置36の送風に妨げにならないよ
うにすれば複数個設置するようにしてもよい。たとえ
ば、踊り場76付近に2個目の送風装置を設置して第1
の傾斜簀の子板72の下端から上端方向、すなわち、上
述の送風装置36の送風方向と同じ方向に送風するよう
にすれば、個々の送風装置の負担を軽くすることがで
き、その分だけ送風装置の小型化を図ることができる。
【0027】本実施形態の作用効果 図6に基づいて、本実施形態の作用効果について説明す
る。図6は、第2の分離空間64内の状態を示すもので
あるが、第1の分離空間62内の状態も研磨材Kの回収
手順を除いて同じである。送風装置36が起動すると、
第2の分離空間64内の第2の傾斜簀の子板74に沿っ
た方向(研磨済みパチンコ玉Pcの流下方向と逆方向)
に風が吹き出す。吹き出した風は、先頭の研磨済みパチ
ンコ玉Pc1と正面衝突してその衝撃により付着ダスト
を吹き飛ばし、その後その表面に沿って流れる。流れる
ときの風は、研磨済みパチンコ玉Pc1の流下速度との
相対速度の増加により生じた風圧により付着ダストを剥
ぎ取り、その後に後続する研磨済みパチンコ玉Pc2と
正面衝突する。この衝突した風は、先と同じように吹き
飛ばしを行った後に剥ぎ取りを行いながら研磨済みパチ
ンコ玉Pc2の表面に沿って流れ、さらに後続する研磨
済みパチンコ玉Pc3と正面衝突する。このような作用
を繰り返しながら、風は次々と流下方向と逆方向(上流
方向)に昇り、踊り場76(図6には示していない)を
経て第1の傾斜簀の子板72の最上端にあるパチンコ玉
Pcnにやがて到着する。従って、最上端にあるパチン
コ玉Pcnは、従来の研磨装置における一過性のものと
は異なり、流下し続ける間は継続的に受風衝撃を受け続
けることになる。風は、研磨済みパチンコ玉Pcだけで
なく、研磨材Kの表面にも衝突し沿って流れるので、研
磨材Kの表面に付着しているダストをも吹き飛ばしたり
剥ぎ取ったりする。この最上端に風が到着する間に、風
により分離された研磨材KとダストDが既に分離してい
た研磨材KとダストDとともに第1の傾斜簀の子板72
と第2の傾斜簀の子板74の隙間から自重落下する。落
下した研磨材KとダストDは、傾斜受け皿80により受
け止められ、その上を転動して隔壁通路82内に流れ込
む。この間に、研磨材Kに付着していたダストDは、転
動の衝撃により分離され、分離されたダストDは、既に
分離していたダストDとともに傾斜受け皿80のダスト
分離孔80a...を通してダスト吸引装置30(図1
参照)により吸引される。上述したように、研磨済みパ
チンコ玉Pcの受風時間が従来の研磨装置のそれより長
くなった分だけ、ダストDの分離を確実に行うことがで
きる。言うまでもなく、静電気により研磨済みパチンコ
玉Pcに吸着されていた研磨材Kの分離をも確実にす
る。
る。図6は、第2の分離空間64内の状態を示すもので
あるが、第1の分離空間62内の状態も研磨材Kの回収
手順を除いて同じである。送風装置36が起動すると、
第2の分離空間64内の第2の傾斜簀の子板74に沿っ
た方向(研磨済みパチンコ玉Pcの流下方向と逆方向)
に風が吹き出す。吹き出した風は、先頭の研磨済みパチ
ンコ玉Pc1と正面衝突してその衝撃により付着ダスト
を吹き飛ばし、その後その表面に沿って流れる。流れる
ときの風は、研磨済みパチンコ玉Pc1の流下速度との
相対速度の増加により生じた風圧により付着ダストを剥
ぎ取り、その後に後続する研磨済みパチンコ玉Pc2と
正面衝突する。この衝突した風は、先と同じように吹き
飛ばしを行った後に剥ぎ取りを行いながら研磨済みパチ
ンコ玉Pc2の表面に沿って流れ、さらに後続する研磨
済みパチンコ玉Pc3と正面衝突する。このような作用
を繰り返しながら、風は次々と流下方向と逆方向(上流
方向)に昇り、踊り場76(図6には示していない)を
経て第1の傾斜簀の子板72の最上端にあるパチンコ玉
Pcnにやがて到着する。従って、最上端にあるパチン
コ玉Pcnは、従来の研磨装置における一過性のものと
は異なり、流下し続ける間は継続的に受風衝撃を受け続
けることになる。風は、研磨済みパチンコ玉Pcだけで
なく、研磨材Kの表面にも衝突し沿って流れるので、研
磨材Kの表面に付着しているダストをも吹き飛ばしたり
剥ぎ取ったりする。この最上端に風が到着する間に、風
により分離された研磨材KとダストDが既に分離してい
た研磨材KとダストDとともに第1の傾斜簀の子板72
と第2の傾斜簀の子板74の隙間から自重落下する。落
下した研磨材KとダストDは、傾斜受け皿80により受
け止められ、その上を転動して隔壁通路82内に流れ込
む。この間に、研磨材Kに付着していたダストDは、転
動の衝撃により分離され、分離されたダストDは、既に
分離していたダストDとともに傾斜受け皿80のダスト
分離孔80a...を通してダスト吸引装置30(図1
参照)により吸引される。上述したように、研磨済みパ
チンコ玉Pcの受風時間が従来の研磨装置のそれより長
くなった分だけ、ダストDの分離を確実に行うことがで
きる。言うまでもなく、静電気により研磨済みパチンコ
玉Pcに吸着されていた研磨材Kの分離をも確実にす
る。
【0028】
【発明の効果】各請求項に係る研磨手段を使用すること
により、傾斜簀の子板状を流下する研磨済みパチンコ玉
の流下速度の相対速度が増加するとともに、交差方向か
らの吹き付けに比べて受風時間が長くなる。これによ
り、研磨済みパチンコ玉からより確実にダストを分離で
きるようになる。
により、傾斜簀の子板状を流下する研磨済みパチンコ玉
の流下速度の相対速度が増加するとともに、交差方向か
らの吹き付けに比べて受風時間が長くなる。これによ
り、研磨済みパチンコ玉からより確実にダストを分離で
きるようになる。
【図1】 本実施形態に係る研磨装置の概略図である。
【図2】 図1に示す研磨装置の分離装置の斜視図であ
る。
る。
【図3】 分離装置の平面図である。
【図4】 図3のA−A断面図及びBーB断面図であ
る。
る。
【図5】 図3のA−A断面図及びBーB断面図であ
る。
る。
【図6】 本実施形態の作用を示す概念図である。
1 研磨装置 10 揚送パイプ 12 揚送モータ 14 揚送螺旋体(研磨手段) 20 移送パイプ 22 移送モータ 24 循環パイプ 25 パイプ開口部 26 玉流入口 28 研磨材収納庫 30 ダスト吸引装置 32 集塵ホース 34 吸収口 35 排出口 36 送風装置 37 送風口 38 補給樋 50 分離装置 51 分離ケース 52 一方の側壁 53 天板 54 他方の側壁 55 底板 56 前方端壁 57 後方端壁 58 対流隔壁 59 隔壁切欠 60 分離空間 62 第1の分離空間 64 第2の分離空間 70 簀の子板 72 第1の簀の子板 74 第2の傾斜簀の子板 76 踊り場 78 段部 80 傾斜受け皿 81 遮断板 82 隔壁通路
Claims (5)
- 【請求項1】 パチンコ玉に、このパチンコ玉より小径
の研磨材を混合して撹拌する研磨手段と、 前記研磨材が通過できる隙間を備え、混合している前記
パチンコ玉及び研磨材を、前記研磨手段から次工程に向
かって流下させるために傾斜配置された傾斜簀の子板
と、 前記簀の子板上を流下する前記パチンコ玉に付着するダ
ストを送風分離する送風手段と、 送風分離したダストを吸引口を介して吸引排除するダス
ト吸引手段、とを備えるパチンコ玉の研磨装置におい
て、 前記送風手段は、前記パチンコ玉の流下方向下流側から
上流側に向かって送風するように配され、 前記ダスト吸引手段の吸引口は、前記送風手段より前記
流下方向上流側に設けられていることを特徴とするパチ
ンコ玉の研磨装置。 - 【請求項2】 前記傾斜簀の子板は、対向する一方と他
方の側壁及びこの一方と他方の側壁に挟まれた端壁とに
囲まれた分離空間内に収納されていることを特徴とする
請求項1に記載したパチンコ玉の研磨装置。 - 【請求項3】 前記傾斜簀の子板は、一方から他方へ傾
斜する第1の傾斜簀の子板と、前記他方から前記一方へ
傾斜する第2の傾斜簀の子板と、前記第1の傾斜簀の子
板の下端と前記第2の傾斜簀の子板の上端を折り返し連
結する踊り場と、から構成され、 前記第1の傾斜簀の子板と前記第2の傾斜簀の子板の間
に設けられた対流隔壁により前記分離空間が分割される
ことにより、 前記送風手段が送る風が前記第2の傾斜簀の子板の下流
側から前記踊り場を介して前記第1の傾斜簀の子板の上
流側に向かうように構成されていることを特徴とする請
求項2に記載したパチンコ玉の研磨装置。 - 【請求項4】 前記傾斜簀の子板の下方に、落下する前
記汚れ研磨材を受けて流下回収するための傾斜受け皿が
設けられ、 前記傾斜受け皿に、前記汚れ研磨材の外径より小径な寸
法を有するダスト分離孔が貫通され、 前記傾斜受け皿の下方に、前記ダスト吸引手段の吸引口
が配されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れ
かに記載したパチンコ玉の研磨装置。 - 【請求項5】 前記送風手段は、送る風の上層部が流下
するパチンコ玉の上方にエアカーテンを形成するように
構成されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れ
かに記載したパチンコ玉の研磨装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6069198A JPH11239664A (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | パチンコ玉の研磨装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6069198A JPH11239664A (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | パチンコ玉の研磨装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11239664A true JPH11239664A (ja) | 1999-09-07 |
Family
ID=13149588
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6069198A Pending JPH11239664A (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | パチンコ玉の研磨装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11239664A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021078841A (ja) * | 2019-11-20 | 2021-05-27 | 株式会社ニューギン | 揚送装置 |
| CN115383554A (zh) * | 2022-08-29 | 2022-11-25 | 温州荣威阀门有限公司 | 一种高精度球体加工工艺 |
| CN118438330A (zh) * | 2024-07-08 | 2024-08-06 | 成都工业职业技术学院 | 一种用于曲面物体的表面抛光设备 |
-
1998
- 1998-02-24 JP JP6069198A patent/JPH11239664A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021078841A (ja) * | 2019-11-20 | 2021-05-27 | 株式会社ニューギン | 揚送装置 |
| CN115383554A (zh) * | 2022-08-29 | 2022-11-25 | 温州荣威阀门有限公司 | 一种高精度球体加工工艺 |
| CN118438330A (zh) * | 2024-07-08 | 2024-08-06 | 成都工业职业技术学院 | 一种用于曲面物体的表面抛光设备 |
| CN118438330B (zh) * | 2024-07-08 | 2024-09-10 | 成都工业职业技术学院 | 一种用于曲面物体的表面抛光设备 |
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