JPH11240225A - 保護ケース、記録装置および、保護ケース付き記録装置 - Google Patents

保護ケース、記録装置および、保護ケース付き記録装置

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JPH11240225A
JPH11240225A JP10045527A JP4552798A JPH11240225A JP H11240225 A JPH11240225 A JP H11240225A JP 10045527 A JP10045527 A JP 10045527A JP 4552798 A JP4552798 A JP 4552798A JP H11240225 A JPH11240225 A JP H11240225A
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JP
Japan
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protective case
recording device
protrusion
recording
opening
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JP10045527A
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Hiroshi Hasegawa
宏 長谷川
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録装置を圧縮や衝撃などの外力から保護す
ることができる保護ケースを実現する。 【解決手段】 記録装置21の一方の側面に給紙口24
が設けられ、記録装置21の、給紙口24側と反対側の
側面に排紙口25が設けられている。保護ケース1は、
記録装置21の上面を覆う長方形の天板4と、記録装置
21の、給紙口24が設けられた面を覆う側板5aと、
記録装置21の、排紙口25が設けられた面を覆う側板
5bとから構成されている。側板5aの内面に突起2が
形成され、側板5bの内面に突起3が形成されている。
保護ケース1に記録装置21を収納する際、側板5aが
矢印Cの方向に撓み、側板5bが矢印C’の方向に撓
む。ここで、給紙口24に突起2が入り込むと同時に排
紙口25に突起3が入り込む。これにより、給紙口24
または排紙口25が狭くなるように記録装置21に外力
が加わっても記録装置21の変形が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録装置用の保護
ケース、保護ケースが装着される記録装置および、保護
ケース付き記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯用記録装置を携帯する際に記録装置
を保護するために用いられる従来の保護ケースとして
は、塩化ビニールなどのシート材を箱型に成形したもの
が用いられている。その箱型の保護ケースの一面は開口
しており、その開口から保護ケース内に記録装置が挿入
されることで、保護ケースの内部に記録装置が収納され
る。これにより、保護ケース内の記録装置が保護ケース
によって外力から保護される。あるいは、保護ケースと
して、合成皮革などにより形成された、ファスナー付き
の袋のようなものが用いられることもある。
【0003】記録装置には、記録紙などの記録媒体を記
録装置内へ供給するための供給用開口部および、その記
録媒体を排出するための排出用開口部とが備えられてい
る。その記録装置が、前述したような保護ケースに収納
されることにより、供給用開口部および排出用開口部が
覆われ、供給用および排紙用の開口部からの塵や埃の侵
入が防止される。また、保護ケースによって、軽微な衝
撃から記録装置が守られると共に、記録装置に傷がつく
ことが防止される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たように従来の保護ケースは、記録装置を覆っているだ
けであり、保護ケースの外部から記録装置に圧縮力や強
い衝撃が加わると記録装置が変形してしまうという問題
点がある。特に、供給用および排紙用の開口部の形状
は、通常、シート状の記録媒体に合わせて細長くなって
おり、それらの開口部の幅が狭くなるように記録装置に
外力が加わると、記録装置が容易に変形してしまうとい
う問題点がある。
【0005】本発明の目的は、記録装置を圧縮力や衝撃
などの外力から保護することができる保護ケース、記録
装置および、保護ケース付き記録装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、記録媒体を供給するための供給用開口部
および、記録媒体を排出するための排出用開口部を有す
る記録装置を収納するための空間を備え、少なくとも供
給用開口部および排出用開口部を覆う保護ケースにおい
て、記録装置を前記空間に収納した際に供給用開口部ま
たは排出用開口部のいずれか一方の開口部に入り込み、
一方の開口部と係合する突出部が保護ケースの内面に形
成されていることを特徴とする。
【0007】上記の発明では、保護ケースに記録装置を
収納した際に記録装置の供給用開口部または排出用開口
部のいずれか一方の開口部に入り込み、その一方の開口
部と係合する突出部が保護ケースの内面に形成されたこ
とにより、保護ケースに記録装置を収納した状態におい
て、突出部が入り込んだ一方の開口部を狭くするように
記録装置に外力が加わっても、その一方の開口部に突出
部が入り込んで係合していることで記録装置の変形が防
止される。
【0008】また、本発明は、記録媒体を供給するため
の供給用開口部および、記録媒体を排出するための排出
用開口部を有する記録装置を収納するための空間を備
え、少なくとも供給用開口部および排出用開口部を覆う
保護ケースにおいて、記録装置を前記空間に収納した際
に供給用開口部に入り込み、供給用開口部と係合する第
1の突出部が、保護ケースの、供給用開口部に対応する
部分の内面に形成されており、かつ、排出用開口部に入
り込み、排紙口開口部と係合する第2の突出部が、保護
ケースの、排出用開口部に対応する部分の内面に形成さ
れていることを特徴とする。
【0009】上記の発明では、保護ケースに記録装置を
収納した際に供給用開口部に入り込み、供給用開口部と
係合する第1の突出部と、排出用開口部に入り込み、排
出用開口部と係合する第2の突出部とが保護ケースの内
面に形成されたことにより、保護ケースに記録装置を収
納した状態において、供給用開口部が狭くなるように、
または、排出用開口部が狭くなるように記録装置に外力
が加わっても、第1および第2の突出部により記録装置
の変形が防止される。
【0010】さらに、前記第1および第2の突出部の周
囲の一部にスリットを形成するなどして、保護ケースの
構成材料が有する弾性によって、前記第1の突出部が前
記第1の突出部の突出方向と略平行な方向に後退可能と
なると共に、前記第2の突出部が前記第2の突出部の突
出方向と略平行な方向に後退可能となっていることが好
ましい。
【0011】上記のように第1および第2の突出部が後
退可能となっていることにより、保護ケースに記録装置
を収納する際に、第1の突出部を供給用開口部に、第2
の突出部を排出用開口部に容易に入り込ませることがで
きる。また、保護ケースから記録装置を取り出す際に、
第1の突出部を供給用開口部から、第2の突出部を排出
用開口部から容易に取り外すことができる。
【0012】さらに、本発明の記録装置では、供給用開
口部および排出用開口部を有する記録装置において、上
述した保護ケースが装着され、記録装置が外力から確実
に保護される。
【0013】さらに、本発明の保護ケース付き記録装置
では、供給用開口部および排出用開口部を有する記録装
置と、上述した保護ケースとを有しており、記録装置が
外力から確実に保護される。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0015】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施形態の保護ケースおよび、その保護ケースに収
納される記録装置を示す斜視図である。図1に示すよう
に、本実施形態の保護ケース1は、長方形の天板4と、
天板4における一方の長辺側の縁部から天板4に対して
垂直な方向に延びる側板5aと、天板4における他方の
長辺側の縁部から天板4に対して垂直に、かつ、側板5
aと同じ方向に延びる側板5bとから構成されている。
保護ケース1の、側板5aと側板5bとの間の空間に記
録装置21が収納される。記録装置21は、上ケース2
2と下ケース23とを接合して成る箱状の本体ケースの
内部に、後述するように記録ヘッドなどが収納されたも
のである。記録装置21の形状は、ほぼ直方体であり、
上ケース22の上面にスイッチ28およびタンク交換カ
バー27が備えられている。スイッチ28は、記録装置
21の各種の操作を行うためのものである。記録装置2
1内の記録ヘッドとしてインクジェット記録ヘッドが用
いられている場合、タンク交換カバー27を開けて記録
装置21内のインクタンクの交換を行う。
【0016】記録装置21の一方の側面には、記録媒体
としての記録紙26を記録装置21内へ供給するための
供給用開口部である給紙口24が設けられている。ま
た、記録装置21の、給紙口24側と反対側の側面に
は、記録が行われた記録紙26を記録装置21の外部へ
排出するための排出用開口部である排紙口25が設けら
れている。供給口24および排紙口25は、記録装置2
1の長手方向と平行な方向に細長く延びている。また、
給紙口24および排紙口25はそれぞれ、記録装置21
の、上ケース22と下ケース23との接続部分に設けら
れている。
【0017】保護ケース1における側板5aと側板5b
との間の距離は、上ケース22の上面の幅よりも大きく
なっている。保護ケース1に記録装置21を収納する
際、天板4の内側の面を記録装置21の上面に向け、記
録装置21に対して、矢印Bに示される方向に保護ケー
ス1を押し付ける。これにより、記録装置21の、給紙
口24が設けられた側面、排紙口25が設けられた側面
や、上面が保護ケース1によって覆われる。記録装置2
の、給紙口24が設けられた側面が、保護ケース1の側
板5aによって覆われ、記録装置2の、排紙口25が設
けられた側面が、保護ケース1の側板5bによって覆わ
れる。
【0018】保護ケース1の側板5aの内面に、第1の
突出部としての突起2が形成され、側板5bの内面に、
第2の突出部としての突起3が形成されている。突起2
および3は、天板4の長手方向と平行な方向に延びてい
る。突起2の長さは給紙口24の長さよりもやや短く、
突起2の、天板4に対して垂直な方向の幅は、給紙口2
4の幅よりやや狭くなっている。また、突起3の長さは
排紙口25の長さよりもやや短く、突起3の、天板4に
対して垂直な方向の幅は、排紙口25の幅よりやや狭く
なっている。そして、突起2の先端から突起3の先端ま
での距離は、上ケース22の上面の幅より小さい。保護
ケース1に記録装置21を収納した際、突起2が給紙口
24に入り込んで給紙口24と係合すると同時に、突起
3が排紙口25に入り込んで排紙口25と係合する。
【0019】保護ケース1の材質としては、ABS(ア
クリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体)、A
S(アクリロニトリル−スチレン)、PS(ポリスチレ
ン)、PET(ポリエチレンテレフタラート)またはP
E(ポリエチレン)など、いずれかの樹脂を用いること
ができる。
【0020】前述したように、図1において保護ケース
1に記録装置21を収納する際、保護ケース1の天板1
の内面を記録装置21の上面に向けて、矢印Bに示す方
向に保護ケース1を押し付け、保護ケース1内に記録装
置21を挿入していく。記録装置21を保護ケース1に
挿入していくと、突起2および3が記録装置21の上ケ
ース22の縁部に当接する。さらに、保護ケース1を、
矢印Bの方向に記録装置21に向けて押し付けていく
と、保護ケース1の構成材料が有する弾性により、保護
ケース1の側板5aが矢印Cに示される方向、すなわち
保護ケース1の外部に向かう方向に撓む。それと同時
に、保護ケース1の側板5bが、保護ケース1の構成材
料が有する弾性により、矢印C’に示される方向、すな
わち保護ケース1の外側に向かう方向に撓む。このよう
にして、突起2および3がそれぞれ、後退することによ
り、突起2と突起3との間の距離が上ケース22の上面
の幅よりも広くなり、記録装置21が保護ケース1の内
部にさらに深く挿入される。記録装置21を保護ケース
1に深く挿入していくと、突起2が供給口24に入り込
むと同時に突起3が排紙口25に入り込み、保護ケース
1に記録装置21が収納される。
【0021】図2は、図1に示した保護ケース1に記録
装置21が収納された状態を示す断面図である。図2に
示すように、保護ケース1の突起2が給紙口24に入り
込んで給紙口24と係合している。また、排紙口25に
保護ケース1の突起3が排紙口25に入り込んで排紙口
25と係合している。このような状態では、上ケース2
2の上面が保護ケース1によって覆われることにより、
スイッチ28やタンク交換カバー27が保護される。こ
れにより、記録装置21の携帯中での誤動作や、スイッ
チ28およびタンク交換カバー27の破損が防止され
る。
【0022】また、図2に示すように、記録装置21の
内部では、上ケース22に備えられた互いに平行なヘッ
ド軸33aおよび33bによって記録ヘッド2が摺動可
能に支持されている。記録ヘッド2は、記録装置21内
部の不図示のモータによりヘッド軸33aおよび33b
の周面を摺動し、図2の紙面に対して垂直な方向に往復
移動する。記録ヘッド2としては、インクジェット記録
ヘッドまたは熱転写式の記録ヘッドなどが用いられる。
【0023】記録ヘッド2の近傍には、矢印Dに示され
る方向に記録紙26を搬送するための搬送ローラ34a
および34bが備えられている。搬送ローラ34aおよ
び34bは、記録装置21内部の不図示のモータによっ
て回転される。この搬送ローラ34a側に向けて不図示
のばねなどによりピンチローラ35aが押圧され、搬送
ローラ34b側に向けて不図示のばねなどによりピンチ
ローラ35bが押圧されている。このように、ピンチロ
ーラ35aおよび35bがそれぞれ、回転する搬送ロー
ラ34aおよび34b側に向けてに押圧された状態で、
搬送ローラ34aとピンチローラ35aとの間や、搬送
ローラ34bとピンチローラ35bとの間に記録紙26
が挟まれることで、記録紙26に搬送力が与えられる。
【0024】下ケース23の底面にはプラテン36が取
り付けられている。プラテン36は、ピンチローラ35
aおよび35bを支えると共に、下ケース23の強度を
保つものである。また、記録ヘッド2の給紙口24側に
は、制御基板30および、電源としてのバッテリ31が
固定されている。制御基板30には、記録ヘッド2を移
動させるモータや、搬送ローラ34aおよび34bを回
転させるモータなどを駆動するための制御回路が備えら
れている。
【0025】次に、このように構成された記録装置21
の動作について説明する。記録装置21を用いて記録媒
体に記録を行う場合、保護ケース1から記録装置21が
取り出された状態で記録装置21を使用する。
【0026】まず、給紙口24から記録装置21の内部
に差し込まれた記録紙26は、搬送ローラ34aおよび
34bや、ピンチローラ35aおよび35bによって記
録ヘッド2の近傍まで搬送されて停止する。停止した記
録紙26に対して記録ヘッド2が1行分の記録を行った
後、搬送ローラ34aおよび34bが回転し、1行分だ
け記録紙26が搬送される。1行分だけ搬送された記録
紙26に対して記録ヘッド2が記録を行い、これを繰り
返すことによって記録紙26の1ページ分の記録が終了
する。このようにして記録された記録紙26は、排紙口
25から記録装置21の外部へ排出される。
【0027】本実施形態で用いた記録装置21は、上部
ユニットと下部ユニットから構成されている。上部ユニ
ットが、上ケース22に記録ヘッド2、制御基板30、
バッテリ31、搬送ローラ34aおよび34bが取り付
けられたものであり、下部ユニットが、下ケース23に
ピンチローラ35aおよび35b、プラテン36が取り
付けられたものである。この上部ユニットと下部ユニッ
トとを接続するには、記録紙26の搬送路を避け、上部
ユニットおよび下部ユニットの、記録紙26の搬送路に
対応する部分を除いた部分同士でしか接続させることが
できない。従って、上部ユニットおよび下部ユニット
の、記録紙26の搬送路に対応する部分はそれぞれ、長
い梁状になってしまい、それぞれの部分で強度を保つこ
とが困難である。上部ユニットの搬送ローラ34aおよ
び34bがそれぞれ、下部ユニットのピンチローラ35
aおよび35bと接してはいるが、ピンチローラ35a
および35bはばねによって押圧されているため、記録
装置21の強度を上げるためには役立っていない。
【0028】例えば、保護ケース1に記録装置21を収
納した状態において、図2に示すように、保護ケース1
の上面のほぼ中央部に、給紙口24および排紙口25の
幅が狭くなるように上ケース22から下ケース23に向
かう方向に圧力Fが加えられることがある。あるいは、
下ケース23の下面のほぼ中央部に、給紙口24および
排紙口25の幅が狭くなるように下ケース23から上ケ
ース22に向かう方向に圧力F’が加えられることがあ
る。ところが、保護ケース1に記録装置21を収納した
状態では、前述したように給紙口24に突起2が入り込
み、かつ、排紙口25に突起3が入り込んでいるので、
圧力FまたはF’が記録装置21に加わっても上ケース
22や下ケース23が変形することがない。従って、記
録装置21を保護ケース1に収納することにより、給紙
口24および排紙口25が狭くなるように記録装置21
に外力が加わっても記録装置21が変形せず、記録装置
21を外力から確実に保護することができる。
【0029】(第2の実施の形態)図3は、本発明の第
2の実施形態の保護ケースについて説明するための斜視
図である。本実施形態の保護ケースは、第1の実施形態
で用いた記録装置を収納し、その記録装置を保護するも
のである。図1では、第1の実施形態と同一の構成部品
に同一の符号を付してある。第1の実施形態の保護ケー
スは、記録装置21の3面を覆うものであったが、本実
施形態の保護ケースは、記録装置21の5面を覆うもの
である。以下では、第1の実施形態と異なる点を中心に
説明する。
【0030】図3に示すように、本実施形態の保護ケー
ス51は、直方体形状の箱状のものあり、保護ケース5
1の、最も小さい面積の2つの面のうち、一方の面が開
口し、その面が開口面60となっている。この保護ケー
ス51の内部の寸法は、記録装置21の外形寸法よりも
やや大きくなっており、保護ケース51の内部の空間に
記録装置21が収納される。保護ケース51の上面およ
び下面の開口面60側の部分に切り欠き59が形成され
ている。保護ケース51に記録装置21を収納した状態
で保護ケース51から記録装置21を取り出す際、記録
装置21の、切り欠き59に露出している部分に指をか
けて保護ケース51の内部から記録装置21を引き出
す。
【0031】保護ケース51の、給紙口24に対応する
部分の内壁に、第1の突出部としての突起52が形成さ
れ、保護ケース51の、排紙口25に対応する部分の内
壁に、第2の突出部としての突起53が形成されてい
る。突起52および53は、保護ケース51の長手方向
に細長く延びており、突起52および53の両端が面取
りされている。保護ケース51に記録装置21を収納し
た状態で、突起52が給紙口24の内部に入り込んで給
紙口24と係合し、突起53が排紙口25の内部に入り
込んで排紙口25と係合する。
【0032】また、保護ケース51の、突起52の周囲
の部分には、突起52の一側部側を除いて、スリット5
6aが形成されている。これにより、保護ケース51の
構成材料が有する弾性によって、突起52が、突起52
の突出方向と平行な方向に後退可能となっている。さら
に、保護ケース51の、突起53の周囲の部分には、突
起53の一側部側を除いて、スリット56bが形成され
ている。これにより、保護ケース51の構成材料が有す
る弾性によって、突起53が、突起53の突出方向と平
行な方向に後退可能となっている。
【0033】このような保護ケース51に記録装置に2
1を収納する場合、図2に示したように、保護ケース5
1の開口面60に記録装置21の側面を向け、保護ケー
ス51の内部に記録装置21を挿入していく。保護ケー
ス51内に、矢印Gに示される方向に記録装置21を挿
入していくと、突起52および53の開口面60側の端
部に記録装置21が当接する。さらに、記録装置21を
保護ケース51の内部に向けて押し付けていくと、突起
52が、矢印Hに示される方向、すなわち保護ケース5
1の外側に向かう方向に、記録装置21によって押しの
けられる。それと同時に、突起53が、矢印H’に示さ
れる方向、すなわち保護ケース51の外側に向かう方向
に、記録装置21によって押しのけられる。これによ
り、記録装置21を保護ケース51の内部にさらに深く
押し込まれ、保護ケース51に記録装置21が収納され
る。この状態で、突起52が給紙口24に入り込んで給
紙口24と係合し、突起53が排紙口25に入り込んで
排紙口25と係合する。
【0034】上述したように、本実施形態の保護ケース
51では、突起52および53が、周りにスリット56
aが形成されたことで突出方向とほぼ平行な方向に後退
可能となっている。このように、突起52および53が
後退可能となっていることにより、保護ケース51に記
録装置21を収納する際に突起52を給紙口24に、突
起53を排紙口25に容易に入り込ませることができ
る。また、保護ケース51から記録装置21を取り出す
際に、突起52を給紙口24から、突起53を排紙口2
5から容易に取り外すことができる。
【0035】以上で説明した第1および第2の実施形態
では、給紙口24および排紙口25のそれぞれに突出部
が入り込んで突出部が係合するが、給紙口24または排
紙口25のいずれか一方の開口部のみに突出部を入り込
ませてもよい。この場合、給紙口24または排紙口25
のいずれか一方の開口部に入り込む突起を1つのみ、保
護ケースの内面に設ければよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、保護ケー
スに記録装置を収納した際に保護ケースの内面の突出部
が記録装置の供給用開口部または排出用開口部のいずれ
か一方の開口部に入り込み、その一方の開口部と係合す
るので、保護ケースに記録装置を収納した状態におい
て、突出部が入り込んだ一方の開口部を狭くするように
記録装置に外力が加わっても記録装置の変形が防止され
る。従って、記録装置を確実に保護することができると
いう効果がある。
【0037】また、本発明は、保護ケースに記録装置を
収納した際に保護ケースの第1の突出部が供給用開口部
に入り込んで供給用開口部と係合し、保護ケースの第2
の突出部が排出用開口部に入り込んで排出用開口部と係
合するので、保護ケースに記録装置を収納した状態で供
給用開口部が狭くなるように、または、排出用開口部が
狭くなるように記録装置に外力が加わっても記録装置の
変形が防止される。従って、供給用開口部または排出用
開口部のいずれか一方の開口部のみに保護ケースの突出
部が入り込んでいる場合と比較して、記録装置を保護す
る効果がさらに高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の保護ケースおよび、
その保護ケースに収納される記録装置を示す斜視図であ
る。
【図2】図1に示した保護ケースに記録装置が収納され
た状態を示す断面図である。
【図3】本発明の第2の実施形態の保護ケースについて
説明するための斜視図である。
【符号の説明】
1 保護ケース 2、3、52、53 突起 4 天板 5a、5b 側板 21 記録装置 22 上ケース 23 下ケース 24 給紙口 25 排紙口 26 記録紙 27 タンク交換カバー 28 スイッチ 30 制御基板 31 バッテリ 32 記録ヘッド 33a、33b ヘッド軸 34a、34b 搬送ローラ 35a、35b ピンチローラ 36 プラテン 56a、56b スリット 59 切り欠き 60 開口面

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体を供給するための供給用開口部
    および、前記記録媒体を排出するための排出用開口部を
    有する記録装置を収納するための空間を備え、少なくと
    も前記供給用開口部および前記排出用開口部を覆う保護
    ケースにおいて、 前記記録装置を前記空間に収納した際に前記供給用開口
    部または前記排出用開口部のいずれか一方の開口部に入
    り込み、該一方の開口部と係合する突出部が前記保護ケ
    ースの内面に形成されていることを特徴とする保護ケー
    ス。
  2. 【請求項2】 前記保護ケースの構成材料が有する弾性
    によって、前記突出部が前記突出部の突出方向と略平行
    な方向に後退可能となっている請求項1に記載の保護ケ
    ース。
  3. 【請求項3】 前記突出部の周囲の一部にスリットが形
    成されている請求項2に記載の保護ケース。
  4. 【請求項4】 記録媒体を供給するための供給用開口部
    および、前記記録媒体を排出するための排出用開口部を
    有する記録装置を収納するための空間を備え、少なくと
    も前記供給用開口部および前記排出用開口部を覆う保護
    ケースにおいて、 前記記録装置を前記空間に収納した際に前記供給用開口
    部に入り込み、前記供給用開口部と係合する第1の突出
    部が、前記保護ケースの、前記供給用開口部に対応する
    部分の内面に形成されており、かつ、前記排出用開口部
    に入り込み、前記排紙口開口部と係合する第2の突出部
    が、前記保護ケースの、前記排出用開口部に対応する部
    分の内面に形成されていることを特徴とする保護ケー
    ス。
  5. 【請求項5】 前記保護ケースの構成材料が有する弾性
    によって、前記第1の突出部が前記第1の突出部の突出
    方向と略平行な方向に後退可能となると共に、前記第2
    の突出部が前記第2の突出部の突出方向と略平行な方向
    に後退可能となっている請求項4に記載の保護ケース。
  6. 【請求項6】 前記第1の突出部の周囲の一部および、
    前記第2の突出部の周囲の一部のそれぞれにスリットが
    形成されている請求項5に記載の保護ケース。
  7. 【請求項7】 着脱自在に保護ケースに収納され、記録
    媒体を供給するための供給用開口部および、前記記録媒
    体を排出するための排出用開口部を有する記録装置にお
    いて、 前記保護ケースを装着した際に前記供給用開口部または
    前記排出用開口部のいずれか一方の開口部に入り込み、
    該一方の開口部と係合する突出部が前記保護ケースの内
    面に形成されていることを特徴とする記録装置。
  8. 【請求項8】 前記保護ケースの構成材料が有する弾性
    によって、前記突出部が前記突出部の突出方向と略平行
    な方向に後退可能となっている請求項7に記載の記録装
    置。
  9. 【請求項9】 前記保護ケースの、前記突出部の周囲の
    一部にスリットが形成されている請求項8に記載の記録
    装置。
  10. 【請求項10】 着脱自在に保護ケースに収納され、記
    録媒体を供給するための供給用開口部および、前記記録
    媒体を排出するための排出用開口部を有する記録装置に
    おいて、 前記保護ケースを装着した際に前記供給用開口部に入り
    込み、前記供給用開口部と係合する第1の突出部が、前
    記保護ケースの、前記供給用開口部に対応する部分の内
    面に形成されており、かつ、前記排出用開口部に入り込
    み、前記排紙口開口部と係合する第2の突出部が、前記
    保護ケースの、前記排出用開口部に対応する部分の内面
    に形成されていることを特徴とする記録装置。
  11. 【請求項11】 前記保護ケースの構成材料が有する弾
    性によって、前記第1の突出部が前記第1の突出部の突
    出方向と略平行な方向に後退可能となると共に、前記第
    2の突出部が前記第2の突出部の突出方向と略平行な方
    向に後退可能となっている請求項10に記載の記録装
    置。
  12. 【請求項12】 前記保護ケースの、前記第1の突出部
    の周囲の一部および、前記第2の突出部の周囲の一部の
    それぞれにスリットが形成されている請求項11に記載
    の記録装置。
  13. 【請求項13】 記録媒体を供給するための供給用開口
    部および、前記記録媒体を排出するための排出用開口部
    を有する記録装置と、 前記記録装置に着脱自在に設けられた保護ケースとを有
    する保護ケース付き記録装置において、 前記記録装置に前記保護ケースを装着した際に前記供給
    用開口部または前記排出用開口部のいずれか一方の開口
    部に入り込み、該一方の開口部と係合する突出部が前記
    保護ケースの内面に形成されていることを特徴とする保
    護ケース付き記録装置。
  14. 【請求項14】 前記保護ケースの構成材料が有する弾
    性によって、前記突出部が前記突出部の突出方向と略平
    行な方向に後退可能となっている請求項13に記載の保
    護ケース付き記録装置。
  15. 【請求項15】 前記保護ケースの、前記突出部の周囲
    の一部にスリットが形成されている請求項14に記載の
    保護ケース付き記録装置。
  16. 【請求項16】 記録媒体を供給するための供給用開口
    部および、前記記録媒体を排出するための排出用開口部
    を有する記録装置と、 前記記録装置に着脱自在に設けられた保護ケースとを有
    する保護ケース付き記録装置において、 前記記録装置に前記保護ケースを装着した際に前記供給
    用開口部に入り込み、前記供給用開口部と係合する第1
    の突出部が、前記保護ケースの、前記供給用開口部に対
    応する部分の内面に形成されており、かつ、前記排出用
    開口部に入り込み、前記排紙口開口部と係合する第2の
    突出部が、前記保護ケースの、前記排出用開口部に対応
    する部分の内面に形成されていることを特徴とする保護
    ケース付き記録装置。
  17. 【請求項17】 前記保護ケースの構成材料が有する弾
    性によって、前記第1の突出部が前記第1の突出部の突
    出方向と略平行な方向に後退可能となると共に、前記第
    2の突出部が前記第2の突出部の突出方向と略平行な方
    向に後退可能となっている請求項16に記載の保護ケー
    ス付き記録装置。
  18. 【請求項18】 前記保護ケースの、前記第1の突出部
    の周囲の一部および、前記第2の突出部の周囲の一部の
    それぞれにスリットが形成されている請求項17に記載
    の保護ケース付き記録装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10987958B2 (en) 2017-03-22 2021-04-27 Seiko Epson Corporation Printer cover
JP2021070240A (ja) * 2019-10-31 2021-05-06 セイコーエプソン株式会社 液体吐出装置、表示装置、及びモバイルデバイス

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