JPH1124024A - 液晶装置 - Google Patents

液晶装置

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JPH1124024A
JPH1124024A JP17666897A JP17666897A JPH1124024A JP H1124024 A JPH1124024 A JP H1124024A JP 17666897 A JP17666897 A JP 17666897A JP 17666897 A JP17666897 A JP 17666897A JP H1124024 A JPH1124024 A JP H1124024A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶セルを備える液晶装置において、液晶装
置に加わる衝撃による液晶の配向欠陥の発生を抑制す
る。 【解決手段】 液晶セル1と、液晶セル1に支持部材5
を介して貼り合わせられてこれを覆うように配設される
ガラス板2と、ガラス板2に貼り合わされる支持枠3
と、支持枠3と接続されるメインフレームとを有する液
晶装置において、支持部材5が、支持枠3とメインフレ
ームの接続部から離れた領域に分散して設けられている
ことを特徴とする。 【効果】 衝撃に対する装置の信頼性を高めることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶セルを備える
液晶装置に係り、詳しくは液晶セルに加わる衝撃等に対
する保護技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶セルをフレームに固定した液
晶装置において、液晶装置に加えられる衝撃や振動が液
晶セルに伝達され、液晶の配向性が変化し画質が劣化す
ることを防止するために、以下のような液晶セルの固定
方法がとられている。
【0003】図13及び図14はそれぞれ液晶装置の断
面図と平面図であり、液晶装置は主としてセル1、ガラ
ス板2、支持枠3、バックライト10、バックライト1
0を収納するメインフレーム11とにより構成されてい
る。なお、セル1は、液晶を2枚のガラス基板で挟持す
ることにより構成されているものである。
【0004】支持枠3は、図15に示すように中央部が
切り欠かれた枠形状をしており、周囲にはメンイフレー
ム11と接続するための接続部12を備えている。ま
た、図16に示すように、メインフレーム11も同様の
接続部12を備えている。そして、支持枠3とメインフ
レーム11は、図17に示されるように互いの接続部1
2部分でネジ等によって固定される。
【0005】支持枠3とガラス板2は、これらの当接面
において接着剤によって貼り合わされて前面フレーム4
を構成している。
【0006】セル1は、弾性を有する支持部材5を介し
てガラス板2に固定されている。なお、この支持部材5
は、図14に示すように、接着剤によってセル1及びガ
ラス板2の外周部の全周に固定されている。
【0007】このような構成の液晶装置においては、セ
ル1とガラス板2とが弾性を有する支持部材5を介して
接着されているため、メインフレーム11を通して伝わ
る外部からの衝撃や振動がセル1に余り伝わらないとい
う利点を有している。これにより、液晶セルにおける問
題である衝撃による配向欠陥の発生を防止している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の液晶装置に
おいては、メインフレーム11に衝撃が加えられると、
その応力波がメインフレーム11からガラス板2まで殆
ど減衰することなく伝播する。このため、かかる応力波
の減衰は支持部材5のみによって行われることになる
が、従来は液晶の配向欠陥の発生防止に必ずしも十分に
対応できていなかった。特に、液晶として強誘電性液晶
を用いた場合には、セルの衝撃や振動による液晶の配向
性が変化し易いため、液晶の配向欠陥、ひいては画質の
劣化が生じるひとつの大きな要因となっていた。
【0009】本発明は、上記事情に鑑み、メインフレー
ムや支持枠に衝撃が加えられた場合の液晶の配向欠陥の
発生を十分に抑制し、より信頼性の高い液晶装置を提供
することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく成
された本発明の構成は、以下の通りである。
【0011】すなわち、本発明の第一は、電極が形成さ
れた一対の基板間に液晶を挟持させてなるセルと、該セ
ルに弾性を有する支持部材を介して貼り合わせられて該
セルを覆うように配設されるガラス板と、該ガラス板に
貼り合わされる支持枠と、該支持枠と接続されるメイン
フレームと、を有する液晶装置において、前記支持部材
が、前記支持枠と前記メインフレームの接続部分から離
れた領域に分散して設けられていることを特徴とする液
晶装置にある。
【0012】また、本発明の第二は、電極が形成された
一対の基板間に液晶を挟持させてなるセルと、該セルに
弾性を有する支持部材を介して貼り合わせられて該セル
を覆うように配設されるガラス板と、該ガラス板に貼り
合わされる支持枠と、該支持枠と接続されるメインフレ
ームと、を有する液晶装置において、前記支持枠の前記
メインフレームとの接続部近傍に、穴が開けられている
ことを特徴とする液晶装置にある。
【0013】本発明によれば、メインフレームから短い
伝達距離でセルに伝達する応力波(すなわち十分に減衰
していない応力波)を除去することができる。すなわ
ち、本発明においては、ガラス板とセルを固定する支持
部材を、支持枠とメインフレームの接続部分から離れた
領域に分散して設けたり、支持枠のメインフレームとの
接続部近傍に穴を開けておくことにより、メインフレー
ムからセルに伝達される応力波を迂回させ伝達距離を長
くすることができ、セルに伝達される応力波を十分に減
衰させることができる。その結果、メインフレームの衝
撃による液晶セルの配向欠陥の発生をより確実に防止す
ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明においては、ガラス板とセ
ルを固定する支持部材を、支持枠とメインフレームの接
続部分から離れた領域に分散して設けると共に、支持枠
のメインフレームとの接続部近傍に穴を開けておくこと
もできる。
【0015】本発明に用いられる弾性を有する支持部材
としては、例えばゴムやゲル等を用いることができる。
また、その断面形状としては、矩形若しくは円形等の他
にも任意の形状を選択することができるが、支持部材を
局所的に例えばセルの4隅近傍にのみ設ける場合には、
支持部材全体の剛性が不足し、応力波が伝達した時に過
度に変形し易くなるため、これを防止するために幾何剛
性を有する形状のものを用いることが好ましい。
【0016】また、本発明において、支持枠のメインフ
レームとの接続部近傍に設けられる穴の形状は特に限定
されるものではなく、例えば矩形若しくは長円形等の他
にも任意の形状とすることができる。かかる穴の大きさ
は、メインフレームからセルに伝達される応力波を迂回
させ伝達距離を十分に長くすることができ、セルに伝達
される応力波を十分に減衰させることができるように設
定される。
【0017】本発明において、セルに用いられる液晶の
種類に関しては特に限定されるものではないが、強誘電
性液晶は衝撃や振動による配向性が変化し易いため、本
発明を適用する意義は大きい。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を具体的に説明する。
【0019】(実施例1)図1及び図2は、それぞれ本
実施例に係る液晶装置の構造を示す縦断面図及び平面図
である。
【0020】本実施例に係る液晶装置は、図1に示すよ
うに、主としてセル1、ガラス板2、支持枠3、弾性を
有する支持部材5、及びバックライト10が収納された
メインフレーム11から構成されている。
【0021】支持枠3とメインフレーム11は、それぞ
れ図15及び図16に示したものと同様であり、図17
に示したようにネジ止め等により接続することができる
ものである。
【0022】支持枠3とガラス板2は、これらの当接面
において接着剤によって貼り合わされて前面フレーム4
を構成している。
【0023】セル1は、強誘電性液晶を2枚のガラス基
板で挟持することにより構成されている。このセル1と
ガラス板2とは、それぞれに対して接着剤により接着さ
れた支持部材5を介して接続されている。この支持部材
5は、図2に示されるように、支持枠3とメインフレー
ム11の接続部12から離れた領域に分散して、セル1
の外周に沿って設けられており、本実施例においては、
支持部材5として矩形断面を有するゴムを用いた。
【0024】以上のようにしてセル1、ガラス板2及び
支持枠3を貼り合わせた後、支持枠3をバックライト1
0が収納されたメインフレーム11に接続して液晶装置
を構成した。
【0025】本実施例の液晶装置において、メインフレ
ーム11に衝撃が加えられた場合、応力波がメインフレ
ーム11に対する支持枠3の固定位置である接続部12
から支持枠3に伝わり、さらに支持枠3からガラス板2
に伝わり、さらに弾性を有する支持部材5を介して最終
的にセル1に伝達される。この際応力波は、伝達の過程
で減衰されるのであるが、減衰する割合は伝達経路の距
離が長くなるほど大きくなる。
【0026】本実施例においては、図2に示すように接
続部12の近傍には支持部材5を設置していないため、
上記応力波は接続部12から直線的に短い伝達距離でセ
ル1に伝達することができず、迂回して支持部材5を介
してセル1に伝達される。このため、十分に減衰せずに
セル1に伝達する応力波を無くすることができ、結果と
して液晶の配向欠陥の発生が抑制される。
【0027】(実施例2)図3及び図4は、それぞれ本
実施例に係る液晶装置の構造を示す縦断面図及び平面図
であり、図1及び図2中の符号と同一符号のものは同一
部材を示している。
【0028】支持枠3は、図5に示すように中央部が切
り欠かれた枠形状をしており、周囲にはメンイフレーム
11と接続するための接続部12を備えている。また、
この接続部12の近傍には穴6が開けられている。
【0029】メインフレーム11は図16に示したもの
と同様であり、図6に示されるように支持枠3と互いの
接続部12部分でネジ止め等により接続することができ
るものである。
【0030】支持枠3とガラス板2は、これらの当接面
において接着剤によって貼り合わされて前面フレーム4
を構成している。
【0031】セル1は、強誘電性液晶を2枚のガラス基
板で挟持することにより構成されている。このセル1と
ガラス板2とは、それぞれに対して接着剤により接着さ
れた支持部材5を介して接続されている。この支持部材
5は、図4に示されるように、セル1の外周部分に全周
に渡って設けられており、本実施例においては、支持部
材5として矩形断面を有するゴムを用いた。
【0032】以上のようにしてセル1、ガラス板2及び
支持枠3を貼り合わせた後、支持枠3をバックライト1
0が収納されたメインフレーム11に接続して液晶装置
を構成した。
【0033】本実施例においては、支持枠3のメインフ
レーム11との接続部12近傍に穴6が開けられている
ため、メインフレーム11に衝撃が加えられた場合の応
力波は、接続部12から直線的に短い伝達距離でセル1
に伝達することができず、分散・迂回して支持部材5を
介してセル1に伝達されるため、振動エネルギーの拡散
ができる上、伝達距離が長くなるため、十分に減衰せず
にセル1に伝達する応力波を無くすることができ、結果
として液晶の配向欠陥の発生が抑制される。
【0034】(実施例3)本実施例に係る液晶装置の平
面図を図7に示す。本実施例は、実施例1と実施例2を
組み合わせ、ガラス板2とセル1を固定する支持部材5
を、支持枠3とメインフレーム11の接続部12から離
れた領域に分散して設けると共に、支持枠3のメインフ
レーム11との接続部12近傍に穴6を設けたものであ
る。
【0035】本実施例によれば、メインフレーム11に
衝撃が加えられた場合の応力波は、実施例1及び実施例
2の場合に比べより大きく迂回して支持部材5を介して
セル1に伝達される。このため、液晶の配向欠陥の発生
をより確実に抑制することができる。
【0036】(実施例4)図8及び図9は、それぞれ本
実施例に係る液晶装置の構造を示す縦断面図及び平面図
であり、図1及び図2中の符号と同一符号のものは同一
部材を示している。
【0037】支持枠3とメインフレーム11は、それぞ
れ図15及び図16に示したものと同様であり、図17
に示したようにネジ止め等により接続することができる
ものである。
【0038】支持枠3とガラス板2は、これらの当接面
において接着剤によって貼り合わされて前面フレーム4
を構成している。
【0039】セル1は、強誘電性液晶を2枚のガラス基
板で挟持することにより構成されている。このセル1と
ガラス板2とは、それぞれに対して接着剤により接着さ
れた支持部材5を介して接続されている。この支持部材
5は、図9に示されるように、セル1の4隅に設けられ
ており、本実施例においては、支持部材5として図10
に示すような形状を有するゴムを用いた。尚、図10
(a)は断面図、図10(b)は平面図である。
【0040】本実施例においては、支持部材5を接続部
12から離れたセル1の4隅に局所的に設けているた
め、メインフレーム11に衝撃が加えられた場合の応力
波は、接続部12から直線的に短い伝達距離でセル1に
伝達することができず、迂回して支持部材5を介してセ
ル1に伝達される。このため、十分に減衰せずにセル1
に伝達する応力波を無くすることができ、結果として液
晶の配向欠陥の発生が抑制される。
【0041】本実施例のように支持部材5を局所的に設
けた場合には、支持部材5全体での剛性が不足して前面
フレーム4から応力波が伝達した時に、支持部材5が過
度に変形し、セル1と前面フレーム4との干渉などの危
険が生じるが、本実施例では支持部材5として図10に
示すような幾何剛性を有する形状のものを用いること
で、かかる危険性を回避している。
【0042】(実施例5)本実施例に係る液晶装置の平
面図を図11に示す。本実施例は、実施例2と実施例4
を組み合わせ、支持部材5を接続部12から離れたセル
1の4隅に局所的に設けると共に、支持枠3のメインフ
レーム11との接続部12近傍に穴6を設けたものであ
る。
【0043】本実施例によれば、メインフレーム11に
衝撃が加えられた場合の応力波は、実施例2及び実施例
4の場合に比べより大きく迂回して支持部材5を介して
セル1に伝達される。このため、液晶の配向欠陥の発生
をより確実に抑制することができる。
【0044】(実施例6)図12は、本実施例に係る液
晶装置の構造を示す縦断面図であり、図1中の符号と同
一符号のものは同一部材を示している。本実施例の液晶
装置は、ガラス板2及び支持枠3をセル1の上下両面に
設置したこと以外は実施例1と同様であるため、詳しい
説明は省略する。
【0045】本実施例の構成によれば、セル1における
液晶の配向欠陥の発生をさらに抑制する効果を持つ。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ガラス板2とセル1を固定する支持部材5を、支持枠3
とメインフレーム11の接続部12から離れた領域に分
散して設けたり、支持枠3のメインフレーム11との接
続部12近傍に穴6を開けておくことにより、メインフ
レームからセルに伝達される応力波を迂回させ伝達距離
を長くすることができる。その結果、セルに伝達される
応力波を十分に減衰させることができ、メインフレーム
の衝撃による液晶セルの配向欠陥の発生をより確実に防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る液晶装置の構造を示す
縦断面図である。
【図2】本発明の実施例1に係る液晶装置の構造を示す
平面図である。
【図3】本発明の実施例2に係る液晶装置の構造を示す
縦断面図である。
【図4】本発明の実施例2に係る液晶装置の構造を示す
平面図である。
【図5】本発明の実施例2に係る液晶装置に用いた支持
枠を示す平面図である。
【図6】本発明の実施例2に係る液晶装置における支持
枠とメインフレームの接続状態を示す斜視図である。
【図7】本発明の実施例3に係る液晶装置の構造を示す
平面図である。
【図8】本発明の実施例4に係る液晶装置の構造を示す
縦断面図である。
【図9】本発明の実施例4に係る液晶装置の構造を示す
平面図である。
【図10】本発明の実施例4に係る液晶装置に用いた支
持部材を示す図である。
【図11】本発明の実施例5に係る液晶装置の構造を示
す平面図である。
【図12】本発明の実施例6に係る液晶装置の構造を示
す縦断面図である。
【図13】従来の液晶装置の構造を示す縦断面図であ
る。
【図14】従来の液晶装置の構造を示す平面図である。
【図15】液晶装置に用いられる支持枠を示す平面図で
ある。
【図16】液晶装置に用いられるメインフレームを示す
平面図である。
【図17】液晶装置における支持枠とメインフレームの
接続状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 セル 2 ガラス板 3 支持枠 4 前面フレーム 5 支持部材 6 穴 10 バックライト 11 メインフレーム 12 接続部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電極が形成された一対の基板間に液晶を
    挟持させてなるセルと、該セルに弾性を有する支持部材
    を介して貼り合わせられて該セルを覆うように配設され
    るガラス板と、該ガラス板に貼り合わされる支持枠と、
    該支持枠と接続されるメインフレームと、を有する液晶
    装置において、 前記支持部材が、前記支持枠と前記メインフレームの接
    続部分から離れた領域に分散して設けられていることを
    特徴とする液晶装置。
  2. 【請求項2】 電極が形成された一対の基板間に液晶を
    挟持させてなるセルと、該セルに弾性を有する支持部材
    を介して貼り合わせられて該セルを覆うように配設され
    るガラス板と、該ガラス板に貼り合わされる支持枠と、
    該支持枠と接続されるメインフレームと、を有する液晶
    装置において、 前記支持枠の前記メインフレームとの接続部近傍に、穴
    が開けられていることを特徴とする液晶装置。
  3. 【請求項3】 前記支持部材が、前記支持枠と前記メイ
    ンフレームの接続部分から離れた領域に分散して設けら
    れていることを特徴とする請求項2に記載の液晶装置。
  4. 【請求項4】 前記支持部材が、前記セルの4隅近傍に
    設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項3
    に記載の液晶装置。
  5. 【請求項5】 前記支持部材が幾何剛性を有する形状の
    ものであることを特徴とする請求項4に記載の液晶装
    置。
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