JPH11240329A - 車載電装品制御装置 - Google Patents
車載電装品制御装置Info
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- JPH11240329A JPH11240329A JP10039935A JP3993598A JPH11240329A JP H11240329 A JPH11240329 A JP H11240329A JP 10039935 A JP10039935 A JP 10039935A JP 3993598 A JP3993598 A JP 3993598A JP H11240329 A JPH11240329 A JP H11240329A
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Abstract
確保)を図ることができる車載電装品制御装置を提供す
る。 【解決手段】 単にバッテリ残容量(バッテリ残容量検
出信号b)に基づいて車両用空調装置の空調能力(即ち
車載電装品であるコンプレッサ36の回転速度)を制限
するのではなく、バッテリ残容量の増減傾向(バッテリ
残容量検出信号bとバッテリ保護基準値cとの偏差eB
の時間微分ΔeB )も考慮してファジイ演算で要求空調
能力上限QL を求め、この要求空調能力上限QL で要求
空調能力Q R を制限して、制限後の要求空調能力Qを得
るよう構成する。また、偏差eB と微分ΔeB とに基づ
き、ファジイ演算で要求充電能力QC を求め、この要求
充電能力QC によってバッテリ充電回路70の充電能力
(充電速度等)を制御するよう構成する。
Description
に関し、具体的には、車両に搭載したバッテリの電気的
負荷となる車両用空調装置のコンプレッサなどの電装品
に対する要求能力を制限してバッテリの保護(バッテリ
残容量の確保)を適切に行うことができる車載電装品制
御装置に関する。
り、これらの電装品の中には安全上等の理由からその機
能を確実に維持しなければならないものがあるが、その
ためには、これらの電装品に電力を供給するバッテリの
残容量を確保することが重要である。特に、走行駆動源
としてエンジンと走行モータとを有するハイブリッド車
や走行モータのみを有する電気自動車の場合には、バッ
テリの残容量によって走行距離が左右されることになる
ので、電気自動車等が目的地或いはバッテリの充電や交
換ができる場所に到達できなくなること等を避けるため
に、バッテリの残容量を確保することが一層重要とな
る。
きたときに、当該車両或いはその運転者にとって重要性
の低い電装品の駆動を制限する技術が、例えば、実開昭
63−40135号公報、実開昭63−61360号公
報、特開平4−347536号公報などに開示されてい
る。
3−61360号公報などに開示されている装置では、
車両に搭載される電装品をその重要性にしたがって分類
し、各分類毎に制限する順位を決めておき、バッテリの
残容量の値により、制限する電装品の分類を決めるよう
にしている。しかし、この装置では、バッテリ残容量の
値が僅かに変化しても、制限される電装品の分類が変わ
ってしまい、必要以上の制限になるなど、実際に適合し
ない結果になり易いという問題点がある。
示されている車両用電気的負荷制限装置では、上記の問
題点を解決するために、バッテリの残容量がどの位にな
ったら電装品(電気的負荷)の駆動をどの程度制限する
かを判断し、それに基づいてきめ細かな駆動制限ができ
るようにしている。以下、この装置について、図4に基
づき、もう少し詳細に説明する。なお、図4は車両用電
気的負荷制限装置の構成を示すブロック図である。
限装置は、電気自動車に搭載された各種電装品による電
気的負荷1の状態を検出する負荷状態検出装置2からの
検出信号W、及び、電気自動車のバッテリからなる電源
3の残容量を検出する残容量検出装置4からの検出信号
Eに応じて、電気的負荷の制限量Pを演算する演算装置
5と、その演算出力(駆動制限量)Pに応じて各電装品
の負荷駆動を制御する負荷制御装置6とを有している。
演算装置5には、車両の使用環境(周囲の明るさ、気
温、湿度等)を考慮して電気的負荷の基準値を決める際
に用いられる使用環境センサ7からの検出信号も入力さ
れる。また、電装品の駆動制限状況を運転者等に知らせ
るために、負荷制限装置6から出力される負荷制御信号
に応じて動作する表示装置8も設けられている。
いては、当該車両における各電装品の重要性に応じて各
々の駆動を制限する順位が予め定められ、演算装置5に
格納される。例えば、電気自動車に搭載される電装品
は、その重要性により、次の4グループに分けることが
できる。
キ、ストップライト、テールライト、パワーステアリン
グ、ターンライト、ポジションライト、モータコントロ
ーラ、バックライト、アンチロックブレーキ、回生エネ
ルギーシステム、ライセンスライト、エアバッグ、ホー
ン、サイドマーカー、メータ類、リバースチャイム、ト
ランスミッションコントローラ、ヒータユニット、ウォ
ッシャー液、パワーウインドウ、ラジオ、クーリングフ
ァン、時計、モードモータ。
ン。Cグループ (負荷節約) ヘッドライト(H/L)、FRワイパー(H/L)、リ
アデフロスタ、フォグライト。Dグループ (制限可能) インテリアライト、リモコンミラー、オートアンテナ、
マップライト、ヒーテッドミラー、パッシブベルト、カ
ーテシーライト、パワードアロック、トランクライト、
パワーシート、キーライト、サンルーフ、バニティミラ
ー、イルミオーディオ、グローブボックスライト、シガ
ーライター。
上、法規上等の理由から負荷制限の対象にできないグル
ープである。Bグループは負荷制限の対象となるグルー
プで、制限量が調整できるものである。Cグループは残
容量や負荷状態のみならず、車両の使用環境(天候、昼
夜、速度等)に応じて、不必要なときに当該電装品を使
わないように節約するグループである。Dグループは負
荷制限の対象となるグループで、制限量が調整できない
ものを対象としている。
略するが、電気的負荷の現在値(負荷状態検出装置2の
検出信号)Wと電気的負荷の基準値WS との偏差eと、
バッテリ残容量Eとに基づき、メンバーシップ関数を用
いてファジイ演算を行うことにより電気的負荷の制限量
Pを求める。
来の装置では、バッテリ残容量の増減傾向は考慮されて
おらず、単にバッテリの残容量に基づいて電気的負荷を
制限しているため、必ずしも適切なバッテリ保護(バッ
テリ残容量の確保)が図れるとはいえない。
も、バッテリ残容量の減少率大きい場合には、早めに電
気的負荷を低減してバッテリの保護を図る必要がある。
また、バッテリ残容量が比較的少なくても、バッテリを
充電中でバッテリ残容量が増加しているような場合に
は、あまり大きな電気的負荷の低減を行う必要はない。
適切なバッテリ保護(バッテリ残容量の確保)を図るこ
とができる車載電装品制御装置を提供することを課題と
する。
発明の車載電装品制御装置は、車両に搭載された電装品
の能力をファジイ制御する車載電装品制御装置であっ
て、前記電装品の電源であるバッテリの残容量とバッテ
リ保護基準値との偏差と、この偏差の微分値とに基づ
き、ファジイ演算で前記電装品に対する要求能力を制限
するよう構成したことを特徴とする。
第1発明の車載電装品制御装置において、前記偏差と、
前記偏差の微分値とに基づき、ファジイ演算で要求充電
能力を求めてバッテリ充電回路の充電能力を制御するよ
う構成したことを特徴とする。
に基づき詳細に説明する。
装置を備えたハイブリッド車の熱システム等に関するレ
イアウトを示す平面図、図2は前記熱システム等の系統
図、図3は前記空調制御装置の構成を示すブロック図で
ある。なお、本実施の形態では、車載電装品として車両
用空調装置(コンプレッサ、ファン等)を例に挙げ、こ
の車両用空調装置の制御装置(空調制御装置)を車載電
装品制御装置の一例として説明する。
所謂パラレル式のハイブリッド車であり、車両前部には
走行用モータ等からなるドライブユニット23が搭載さ
れ、車両後部にはエンジン22が搭載されている。ま
た、車両後部にはトランスミッション38、発電機2
5、バッテリ24、コンバータ等からなるバッテリ充電
回路70等が搭載され、車両前部にはインバータ26等
が搭載されている。
輪27はトランスミッション38を介してエンジン22
により回転駆動され、前輪28はドライブユニット23
により回転駆動される。また、始動時(低速時)に高ト
ルクが得られるドライブユニット23(走行モータ)の
特性と、高速時に高トルクが得られるエンジン22の特
性とを生かすために、車両の始動時(低速時)にはドラ
イブユニット23によって走行し、高速時にはエンジン
22とドライブユニット23の両方或いはエンジン22
のみによって走行する。
タは、バッテリ24からインバータ26を介して電力が
供給されると共に、このインバータ26等によって回転
速度等が制御されるようになっている。また、エンジン
22の作動時には、発電機25がエンジン22により回
転駆動されて発電し、この発電電力がバッテリ充電回路
70を介してバッテリ24に充電されると共にインバー
タ26を介して走行用モータにも供給されるようになっ
ている。
用空調装置等の熱システムに関する各コンポーネントが
次のように配置されている。
されている。また、車両用空調装置の室内熱交換器2
9、ヒータコア30及びブロア31(モータによって回
転駆動される)は、車室32の前部に配置されている。
車両用空調装置の室外熱交換器33や送風機34(モー
タ34aによって回転駆動される)は、車両側面後部に
沿って配置されている。従って、送風機34により室外
熱交換器33に送風された空気は、車両側面後部に設け
られた排気孔35から車外に排出される。
ンジン22の近傍に配置されており、エンジン22又は
コンプレッサ用モータ37によって選択的に回転駆動さ
れるようになっている。このコンプレッサ36の能力
(即ちコンプレッサ用モータ37の回転速度)は、車両
後部に設けたインバータ81によって変えることができ
るようになっている。
タ39が配置されると共に、このエンジン用ラジエータ
39に隣接して送風機40(モータ40aによって回転
駆動される)が配置されている。車両前部には、電気機
器用ラジエータ41とバッテリ用ラジエータ42とが隣
接して配置されると共に、バッテリ用ラジエータ42に
隣接して送風機43(モータ43aによって回転駆動さ
れる)が配置されている。また、車両前端には吸気孔6
6が設けられ、車両後端にはモータ45によって開閉す
るシャッタ44が設けられている。
統構成を説明する。図2中、太線は冷媒の循環ループ、
細線は冷却水(ロングライフクーラント(LLC)等)
の循環ループを示しており、点線は電気的なつながりを
示している。
ポンプとして作用するものであり、四方弁51よって冷
媒の流路を切り換えることにより、冷房運転と暖房運転
とを行うようになっている。
6、四方弁51、室外熱交換器33、絞り弁52、室内
熱交換器29、四方弁51、アキュムレータ53、コン
プレッサ36の順に流れる。このときには室内熱交換器
29が吸熱器(エバポレータ)、室外熱交換器33が放
熱器(コンデンサ)となり、車室32内は冷房される。
一方、暖房運転時には、冷媒がコンプレッサ36、四方
弁51、室内熱交換器29、絞り弁52、室外熱交換器
33、四方弁51、アキュムレータ53、コンプレッサ
36の順に流れる。このときには室外熱交換器33が吸
熱器(エバポレータ)、室内熱交換器29が放熱器(コ
ンデンサ)となり、車室32内が暖房される。なお、図
3中の63は外気導入と内気循環の切り換えを行う切換
ダンパであり、図示しないモータ等によって回動され
る。
ープB、バッテリ冷却水ループC及び電気機器冷却水ル
ープDが設けられている。
は、ポンプ54によってエンジン冷却水が主にエンジン
22とエンジン用ラジエータ39との間で循環すると共
に、エンジン冷却水の一部が、絞り弁55を介して車両
用空調装置のヒータコア30にも流れ、且つ、絞り弁5
6を介してバッテリ暖機用熱交換器57にも流れるよう
になっている。なお、エンジン22からエンジン用ラジ
エータ39までのエンジン冷却水通路には、絞り弁56
及びバッテリ暖機用熱交換器57をバイパスする別の絞
り弁65が設けられおり、この絞り弁65と絞り弁56
との間の流量調節を行うことよってバッテリ暖機用熱交
換器57での放熱調節が可能となっている。
4を冷却する場合と暖機する場合とでバッテリ冷却水の
流れが切り換えられる。即ち、バッテリ24を冷却する
場合には、バッテリ用ラジエータ42をバイパスする絞
り弁58は閉じ且つ絞り弁59は開けた状態で、ポンプ
60によってバッテリ冷却水がバッテリ24とバッテリ
用ラジエータ42との間で循環する。なお、このときに
は絞り弁56を閉じてエンジン冷却水がバッテリ暖機用
熱交換機57に流れないようにする。一方、バッテリ2
4を暖機する場合には、絞り弁56を開けてエンジン冷
却水がバッテリ暖機用熱交換機57に流れるようにする
と共に絞り弁58を開け且つ絞り弁59を閉じた状態
で、ポンプ60によってバッテリ冷却水が、バッテリ用
ラジエータ42をバイパスし、バッテリ24とバッテリ
暖機用熱交換機57との間で循環する。
によって電気機器冷却水が各種の電気機器(ドライブユ
ニット等)61と電気機器用ラジエータ41との間で循
環する。
熱交換器29(冷媒ループA)による冷暖房及びエンジ
ン冷却水(ヒータコア30)による暖房が行われ、エン
ジン冷却水ループBではエンジン冷却、バッテリ冷却水
ループCではバッテリ冷却及びエンジン冷却水によるバ
ッテリ暖機、電気機器冷却水ループDでは電気機器冷却
が行われることになる。
この切換ダンパ64によって車両用空調装置の送風機3
4による空気の吸入方向が切換られるようになってい
る。切換ダンパ64は、図示しないモータ等の駆動手段
によって図中のa側又はb側に回動される。冷房運転時
には、切換ダンパ64をa側に回動させ、送風機34で
外気を直接吸い込んで排気孔35から車外に排出する。
一方、暖房運転時には、エンジン22やバッテリ24等
の排熱を有効に利用して冬場の暖房能力を補助するため
に、切換ダンパ64をb側に回動させ、エンジン22
(エンジン用ラジエータ39)やバッテリ24等の排熱
によって温められた空気を、送風機34で吸い込んで排
気孔35から車外に排出する。
2が設けられており、この車室温度検出装置72の室温
検出信号aは空調制御装置71に入力される。また、バ
ッテリ24にはバッテリ残容量検出装置73が設けられ
ており、このバッテリ残容量検出装置73の残容量検出
信号bも空調制御装置71に入力される。なお、バッテ
リ残容量検出装置73の具体的な検出内容としては、例
えば、バッテリ残容量を表すものとしてバッテリ電圧
(バッテリ24の端子電圧)が挙げられる。バッテリ電
圧を検出する場合には、バッテリ残容量検出装置73と
して電圧計を用いる。
が、室温検出信号aと残容量検出信号bとに基づき、メ
ンバーシップ関数を用いてファジイ演算を行うことによ
り、要求空調能力Qと要求充電能力QC とを求め、要求
空調能力Qに基づいて、インバータ81でコンプレッサ
用モータ37の回転速度を制御すことによりコンプレッ
サ36の能力(車両用空調装置の空調能力)を制御し、
また、要求充電能力QCに基づいて、バッテリ充電回路
70の充電能力(充電速度等)を制御する。
1の制御内容を説明する。
車室温度設定値dが図示しない設定器から入力されるよ
うになっており、偏差eT 演算部77では、この温度設
定値dと、車室温度検出装置72から入力した室温検出
信号aとの偏差eT を求める。この偏差eT は微分Δe
T 演算部78と、第1要求空調能力演算部79とに出力
される。
部77で演算された偏差eT を時間微分して、微分Δe
T を求める。このことによって、車室32の温度がどれ
くらいの変化率で増減しているのかが求められる。即
ち、車室温度の増減傾向を定量的に知ることができる。
求められた微分ΔeT は第1要求空調能力演算部79に
出力される。
T 演算部77で演算された偏差eTと、微分ΔeT 演算
部78で演算された微分ΔeT とに基づいてファジイ演
算を行うことにより、要求空調能力QR を求める。要求
空調能力QR は(1)式によって得られる。(1)式に
おける演算Fはメンバーシップ関数と共に定義されたフ
ァジイ演算を示し、多くの文献により公知であるため、
このファジイ演算に関する詳細な説明は省略する(この
ことは、後述する要求充電能力・要求空調能力上限演算
部76及び第2要求空調能力演算部80におけるファジ
イ演算に関しても同様)。
算に用いるファジイ制御ルールの一例を示す。なお、表
1中の( )内の数字はルール番号を示し、また、表1
中のファジイラベルの意味は次の通りである(表2〜表
4に関しても同様)。
度設定値dとの偏差eT と、この偏差eT の微分ΔeT
とを前件部とし、要求空調能力QR を後件部として、2
5個の制御ルールが設定されている。表1に示す制御ル
ールは、次のようになっている。
PS 又はPB ならばQR はZ0 eT がNS でΔeT がNB 、NS 、Z0 、PS 又はPB
ならばQR はZ0 eT がZ0 でΔeT がNB 、NS 又はZ0 ならばQR は
Z0 eT がZ0 でΔeT がPS 又はPB ならばQR はS eT がPS でΔeT がNB ならばQR はZ0 eT がPS でΔeT がNS 又はZ0 ならばQR はS eT がPS でΔeT がPS 又はPB ならばQR はB eT がPB でΔeT がNB ならばQR はS eT がPB でΔeT がNS 、Z0 、PS 又はPB ならば
QR はB
の状態に関わらずQR をZ0 とするが、eT がZ0 のと
きにはΔeT の状態に応じてQR を変える(制御ルール
3,8,13ではZ0 、18,23ではS)。eT がP
S のときにもΔeT の状態に応じてQR を変える(制御
ルール4ではZ0 、9,14ではS、19,24では
B)。eT がPB のときにもΔeT の状態に応じてQR
を変える(制御ルール5ではS、10,15,20,2
5ではB)。
が、この表1の制御ルールに基づき、偏差eT 、微分Δ
eT 及び要求空調能力QR に関するメンバシップ関数を
用いてファジイ演算を行うことにより、要求空調能力Q
R を求める。この要求空調能力QR は、図3に示すよう
に、第2要求空調能力演算部80に出力される。
ければ、この要求空調能力QR に基づいて、車室32の
温度が設定温度dとなるように、車両用空調装置の空調
能力(コンプレッサ36の能力)が制御される。
量に関するバッテリ保護基準値cが設定されており、偏
差eB 演算部74では、このバッテリ保護基準値cと、
バッテリ残容量検出装置73から入力したバッテリ残容
量検出信号bとの偏差eB を求める。この偏差eB は微
分ΔeB 演算部75と、要求充電能力・要求空調能力上
限演算部76とに出力される。なお、バッテリ保護基準
値cとしては、例えばバッテリ定格電圧の何%かの電圧
値を設定する。
部74で演算された偏差eB を時間微分して、微分Δe
B を求める。このことによって、バッテリ残容量がどれ
くらいの変化率で増減しているのかが求められる。即
ち、バッテリ残容量の増減傾向を定量的に知ることがで
きる。求められた微分ΔeB は要求充電能力・要求空調
能力上限演算部76に出力される。なお、微分ΔeB が
正(PS 、PB )となるのはバッテリ24が充電されて
いるときであり、発電機25の発電電力がバッテリ充電
回路70を介して充電されているときや、下り坂走行時
などにドライブユニット23からバッテリ24に電力が
返還されているとき(回生時)などである。
6では、偏差eB 演算部74で演算された偏差eB と、
微分ΔeB 演算部75で演算された微分ΔeB とに基づ
いてファジイ演算を行うことにより、要求充電能力QC
と、要求空調能力の上限QLとを求める。要求充電能力
QC は(2)式、要求空調能力上限QL は(3)式によ
って得られる。
算に用いるファジイ制御ルールの一例を示す。
バッテリ保護基準値cとの偏差eBと、この偏差eB の
微分ΔeB とを前件部とし、要求充電能力QC を後件部
として、25個の制御ルールが設定されている。表2に
示す制御ルールは、次のようになっている。
PS 又はPB ならばQC はB eB がNS でΔeB がNB 、NS 、Z0 又はPS ならば
QC はB eB がNS でΔeB がPB ならばQC はS eB がZ0 でΔeB がNB ならばQC はB eB がZ0 でΔeB がNS 又はZ0 ならばQC はS eB がZ0 でΔeB がPS 又はPB ならばQC はZ0 eB がPS でΔeB がNB 又はNS ならばQC はS eB がPS でΔeB がZ0 、PS 又はPB ならばQC は
Z0 eB がPB でΔeB がNB 、NS 、Z0 、PS 又はPB
ならばQC はZ0
B の状態に関わらずQC をB又はZ 0 とするが、eB が
NS のときにはΔeB の状態に応じてQC を変える(制
御ルール2,7,12,17ではB、22ではS)。e
B がZ0 のときにもΔeB の状態に応じてQC を変える
(制御ルール3ではB、8,13ではS、18,23で
はZ0 )。eB がPS のときにもΔeB の状態に応じて
QC を変える(制御ルール4,9ではS、14,19,
24ではZ0 )。
が、この表2の制御ルールに基づき、偏差eB 、微分Δ
eB 及び要求充電能力QC に関するメンバシップ関数を
用いてファジイ演算を行うことにより、要求充電能力Q
C を求める。この要求充電能力QC は、図3に示すよう
に、バッテリ充電回路70に出力される。
求充電能力QC に基づき、バッテリ24に対するバッテ
リ充電回路70の充電能力(充電速度等)が制御され
る。例えば、バッテリ充電回路70が長時間充電と短時
間充電の2種類に切り換えるようになっている場合に
は、要求充電能力QC に基づいて、長時間充電と短時間
充電の切り換えを行う。また、ドライブユニット23で
走行中にエンジン22が停止しているような場合には、
要求充電能力QC に基づいて、エンジン22を起動(即
ち発電機25を起動)した後に、長時間充電又は短時間
充電を選択してバッテリ24の充電を開始する。
ファジイ演算に用いるファジイ制御ルールの一例を示
す。
バッテリ保護基準値cとの偏差eBと、この偏差eB の
微分ΔeB とを前件部とし、要求空調能力上限QL を後
件部として、25個の制御ルールが設定されている。表
3に示す制御ルールは、次のようになっている。
PS 又はPB ならばQL はZ0 eB がNS でΔeB がNB 、NS 、Z0 、PS 又はPB
ならばQL はZ0 eB がZ0 でΔeB がNB 、NS 又はZ0 ならばQL は
Z0 eB がZ0 でΔeB がPS 又はPB ならばQL はS eB がPS でΔeB がNB 又はNS ならばQL はZ0 eB がPS でΔeB がZ0 ならばQL はS eB がPS でΔeB がPS 又はPB ならばQL はB eB がPB でΔeB がNB 又はNS ならばQL はS eB がPB でΔeB がZ0 、PS 又はPB ならばQL は
B
の状態に関わらずQL をZ0 とし、eB がZ0 のときに
はΔeB の状態に応じてQL を変える(制御ルール3,
8,13ではZ0 、18,23ではS)。eB がPS の
ときにもΔeB の状態に応じてQL を変える(制御ルー
ル4,9ではZ0 、14ではS、19,24ではB)。
eB がPB のときにもΔeB の状態に応じてQL を変え
る(制御ルール5,10ではS、15,20,25では
B)。
が、この表3の制御ルールに基づき、偏差eB 、微分Δ
eB 及び要求空調能力上限QL に関するメンバシップ関
数を用いてファジイ演算を行うことにより、要求空調能
力上限QL を求める。この要求空調能力上限QL は、図
3に示すように、第2要求空調能力演算部80に出力さ
れる。
求空調能力演算部79で演算された要求空調能力Q
R と、要求充電能力・要求空調能力上限演算部76で演
算された要求空調能力上限QL とに基づいてファジイ演
算を行うことにより、要求空調能力Qを求める。即ち、
要求空調能力上限QL によって要求空調能力QR を制限
する。要求空調能力Qは(4)式によって得られる。
に用いるファジイ制御ルールの一例を示す。
空調能力上限QL とを前件部とし、要求空調能力Qを後
件部として、9個の制御ルールが設定されている。表4
に示す制御ルールは、次のようになっている。
QはZ0 QR がSでQL がZ0 ならばQはZ0 QR がSでQL がS又はBならばQはS QR がBでQL がZ0 ならばQはZ0 QR がBでQL がSならばQはS QR がBでQL がBならばQはB
関わらずQをZ0 とするが、QR がSのときにはQL に
応じてQを変える(制御ルール2ではZ0 、5,8では
S)。QR がBのときにもQL に応じてQを変える(制
御ルール3ではZ0 、6ではS、9ではB)。
が、この表4の制御ルールに基づき、要求空調能力
QR 、要求空調能力上限QL 及び要求空調能力Qに関す
るメンバシップ関数を用いてファジイ演算を行うことに
より、制限後の要求空調能力Qを求める。この要求空調
能力Qは、図3に示すように、コンプレッサ用モータ3
7を駆動するインバータ81に出力される。
求空調能力Qに基づき、インバータ81の周波数が制御
されてコンプレッサ36の能力(車両用空調装置の空調
能力)が制御される。つまり、インバータ81の周波数
を変えることによって、コンプレッサ36(コンプレッ
サ用モータ37)の回転速度が変わり、このことによっ
て、図2に示す冷媒ループAの単位時間あたりの冷媒循
環量が変わり、室内熱交換器29及び室外熱交換器33
における熱交換量が変わる。
態に係る空調制御装置71では、単にバッテリ残容量
(バッテリ残容量検出信号b)に基づいて車両用空調装
置の空調能力(即ち車載電装品であるコンプレッサ36
の回転速度)を制限するのではなく、バッテリ残容量の
増減傾向(微分ΔeB )も考慮してファジイ演算で要求
空調能力上限Q L を求め、この要求空調能力上限QL で
要求空調能力QR を制限して、制限後の要求空調能力Q
を得る。
偏差eB がPS であっても、微分ΔeB がNB 又はNS
であれば要求空調能力上限QL をZ0 (制御ルール4,
9)とし、この要求空調能力上限QL で、表4の制御ル
ールに示すように、要求空調能力QR を制限して、制限
後の要求空調能力QをZ0 としている(制御ルール2,
3)。即ち、この場合には、偏差eB がPS であって
も、バッテリ24に余裕がないと判断し、要求空調能力
を大きく制限して、バッテリ24を早めに保護する。
差eB がZ0 であっても、微分Δe B がPS 又はPB で
あれば要求空調能力上限QL をS(制御ルール18,2
3)とし、この要求空調能力上限QL で、表4の制御ル
ールに示すように、要求空調能力QR を制限して、制限
後の要求空調能力QをSとしている(制御ルール5,
6)。即ち、この場合には、偏差eB がZ0 であって
も、バッテリ24に余裕があると判断し、要求空調能力
をあまり制限しないようにして、バッテリ24を過剰に
保護しないようにする。
装置71によれば、バッテリ残容量の増減傾向(微分Δ
eB )も考慮してファジイ演算で要求空調能力上限QL
を求め、この要求空調能力上限QL によって要求空調能
力QR を制限するため、より適切なバッテリ保護(バッ
テリ残容量の確保)を図ることができる。
1よれば、偏差eB と微分ΔeB とに基づき、ファジイ
演算で要求充電能力QC を求め、この要求充電能力QC
によってバッテリ充電回路70の充電能力(充電速度
等)を制御するため、バッテリ24を適切な時期に適切
な充電速度等で過充電とならないように充電することが
できる。
電回路70を介してバッテリ24に充電されるが、この
充電に際しては、バッテリ24の残容量が低下し過ぎな
いように適切な時期に充電をする必要があると共に過充
電とならないようにする必要がある。そこで、偏差eB
と微分ΔeB とに基づき、ファジイ演算で要求充電能力
QC を求め、この要求充電能力QC によってバッテリ充
電回路70の充電能力(充電速度等)を制御することに
より、バッテリ24を適切な時期に適切な充電速度等で
過充電とならないように充電することができる。
速度を制御することによって空調能力を制御するように
しているが、これに限定するものではなく、室外熱交換
器33の送風機34(モータ34a)の回転速度を制御
することによって空調能力を制御するようにしてもよ
い。
適用した場合について説明したが、これに限定するもの
ではなく、本発明は、「従来技術」の欄に例示したよう
な負荷制限可能な他の車載電装品の制御装置にも適用す
ることができる。
リッド車や電気自動車に適用して有用であるが、必ずし
もこれに限定するものではなく、エンジン自動車等の車
両にも適用することができる。
説明したように、第1発明の車載電装品制御装置は、車
両に搭載された電装品の能力をファジイ制御する車載電
装品制御装置であって、前記電装品の電源であるバッテ
リの残容量とバッテリ保護基準値との偏差と、この偏差
の微分値とに基づき、ファジイ演算で前記電装品に対す
る要求能力を制限するよう構成したことを特徴とする。
置によれば、バッテリ残容量の増減傾向(バッテリ残容
量とバッテリ保護基準値との偏差の微分値)も考慮し
て、ファジイ演算で電装品に対する要求能力を制限する
ため、より適切なバッテリ保護(バッテリ残容量の確
保)を図ることができる。
第1発明の車載電装品制御装置において、前記偏差と、
前記偏差の微分値とに基づき、ファジイ演算で要求充電
能力を求めてバッテリ充電回路の充電能力を制御するよ
う構成したことを特徴とする。
置によれば、バッテリ残容量とバッテリ保護基準値との
偏差と、この偏差の微分値とに基づき、ファジイ演算で
求めた要求充電能力によってバッテリ充電回路の充電能
力を制御するため、バッテリを適切な時期に適切な充電
速度等で過充電とならないように充電することができ
る。
たハイブリッド車の熱システム等に関するレイアウトを
示す平面図である。
る。
ブロック図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 車両に搭載された電装品の能力をファジ
イ制御する車載電装品制御装置であって、 前記電装品の電源であるバッテリの残容量とバッテリ保
護基準値との偏差と、この偏差の微分値とに基づき、フ
ァジイ演算で前記電装品に対する要求能力を制限するよ
う構成したことを特徴とする車載電装品制御装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載する車載電装品制御装置
において、 前記偏差と、前記偏差の微分値とに基づき、ファジイ演
算で要求充電能力を求めてバッテリ充電回路の充電能力
を制御するよう構成したことを特徴とする車載電装品制
御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03993598A JP4031566B2 (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 車両用空調装置の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03993598A JP4031566B2 (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 車両用空調装置の制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11240329A true JPH11240329A (ja) | 1999-09-07 |
| JP4031566B2 JP4031566B2 (ja) | 2008-01-09 |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03993598A Expired - Fee Related JP4031566B2 (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 車両用空調装置の制御装置 |
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|---|---|
| JP (1) | JP4031566B2 (ja) |
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1998
- 1998-02-23 JP JP03993598A patent/JP4031566B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| US9090144B2 (en) | 2011-07-20 | 2015-07-28 | Suzuki Motor Corporation | Automotive air conditioning system |
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|---|---|
| JP4031566B2 (ja) | 2008-01-09 |
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