JPH11240528A - かしめ式閉蓋部材を備えた金属缶 - Google Patents
かしめ式閉蓋部材を備えた金属缶Info
- Publication number
- JPH11240528A JPH11240528A JP10047551A JP4755198A JPH11240528A JP H11240528 A JPH11240528 A JP H11240528A JP 10047551 A JP10047551 A JP 10047551A JP 4755198 A JP4755198 A JP 4755198A JP H11240528 A JPH11240528 A JP H11240528A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- caulking
- metal
- wall
- cylindrical neck
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 65
- 239000002184 metal Substances 0.000 title claims abstract description 65
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims abstract description 30
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims abstract description 30
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims abstract description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract description 14
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 16
- 239000011344 liquid material Substances 0.000 description 11
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 4
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 2
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- 239000005029 tin-free steel Substances 0.000 description 2
- 239000004593 Epoxy Substances 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 description 1
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 description 1
- 239000005028 tinplate Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 筒状首部への閉蓋部材の取付け時に缶壁の塗
膜が破損して塗膜片が缶内に落下することを防止できる
かしめ式閉蓋部材を備えた金属缶を提供する。 【解決手段】 金属缶20の缶壁22には、開口部24
を画成する筒状首部26が缶外方に突設される。筒状首
部26の自由端には、開口部24に関して外側に曲成さ
れた縁巻き部分28が設けられる。かしめ式閉蓋部材1
0は、蓋要素16の栓部分12を、金属缶20の筒状首
部26の開口部24に挿入し、かつ蓋要素16のシール
部分を筒状首部26の外側に配置して、筒状首部26に
取付けられる。その状態で、かしめ式閉蓋部材10のか
しめ要素18の外周縁近傍領域を、内向きの押圧力の下
で、筒状首部26に押付けるようにかしめることによ
り、閉蓋部材10が筒状首部26に固定される。
膜が破損して塗膜片が缶内に落下することを防止できる
かしめ式閉蓋部材を備えた金属缶を提供する。 【解決手段】 金属缶20の缶壁22には、開口部24
を画成する筒状首部26が缶外方に突設される。筒状首
部26の自由端には、開口部24に関して外側に曲成さ
れた縁巻き部分28が設けられる。かしめ式閉蓋部材1
0は、蓋要素16の栓部分12を、金属缶20の筒状首
部26の開口部24に挿入し、かつ蓋要素16のシール
部分を筒状首部26の外側に配置して、筒状首部26に
取付けられる。その状態で、かしめ式閉蓋部材10のか
しめ要素18の外周縁近傍領域を、内向きの押圧力の下
で、筒状首部26に押付けるようにかしめることによ
り、閉蓋部材10が筒状首部26に固定される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、缶壁に設けた開口
部を封鎖する閉蓋部材を備えた金属缶に関し、特に、開
口部を画成すべく缶壁に突設された筒状首部に固定的に
取付けられるかしめ式閉蓋部材を備えた金属缶に関す
る。
部を封鎖する閉蓋部材を備えた金属缶に関し、特に、開
口部を画成すべく缶壁に突設された筒状首部に固定的に
取付けられるかしめ式閉蓋部材を備えた金属缶に関す
る。
【0002】
【従来の技術】金属缶において、缶壁(例えば缶の天
板)に内容物の注入や注出のための開口部を設け、その
開口部を閉蓋部材で密閉して封鎖する構成を備えたもの
は、様々な分野で利用されている。例えば、ハードディ
スクや電子部品の洗浄液、トランスの絶縁油等に使用さ
れる高純度の液状材料を収容する金属缶では、缶壁に設
けた開口部から缶内に液状材料を注入、収容した後に、
缶内に不純物が侵入しないように開口部を閉蓋部材で密
閉している。
板)に内容物の注入や注出のための開口部を設け、その
開口部を閉蓋部材で密閉して封鎖する構成を備えたもの
は、様々な分野で利用されている。例えば、ハードディ
スクや電子部品の洗浄液、トランスの絶縁油等に使用さ
れる高純度の液状材料を収容する金属缶では、缶壁に設
けた開口部から缶内に液状材料を注入、収容した後に、
缶内に不純物が侵入しないように開口部を閉蓋部材で密
閉している。
【0003】この種の高純度液状材料用の金属缶とし
て、従来、開口部を画成する筒状首部を缶の天板に突設
し、この筒状首部に、開口部を密閉可能なシール要素を
備えた閉蓋部材を固定的に取付ける構成を有したものが
知られている。この場合、筒状首部に閉蓋部材を固定的
に取付けた後に缶からの液状材料の注出を可能にするた
めに、例えば閉蓋部材の一部分を変形することにより閉
蓋部材に注出口が形成されるものが好都合に使用されて
いる。
て、従来、開口部を画成する筒状首部を缶の天板に突設
し、この筒状首部に、開口部を密閉可能なシール要素を
備えた閉蓋部材を固定的に取付ける構成を有したものが
知られている。この場合、筒状首部に閉蓋部材を固定的
に取付けた後に缶からの液状材料の注出を可能にするた
めに、例えば閉蓋部材の一部分を変形することにより閉
蓋部材に注出口が形成されるものが好都合に使用されて
いる。
【0004】この種の閉蓋部材の一例を、それを使用す
る従来の金属缶と共に、図5及び図6(a)、(b)に
示す。図示の閉蓋部材10は、有底筒状の栓部分12、
及び栓部分12から外方へ延長、折曲され、端縁で隙間
を介して栓部分12の筒壁12aに対向する環状のシー
ル部分14を備えた樹脂製の蓋要素16と、栓部分12
の筒壁12aとシール部分14とを外側から包囲するよ
うに蓋要素16に取着された金属製の環状のかしめ要素
18とを備える。蓋要素16の栓部分12の筒壁12a
とシール部分14とは、逆U字状断面を有した環状縁部
を構成し、かしめ要素18は同様に逆U字状断面を有し
て、蓋要素16の環状縁部を固定的に受容する。
る従来の金属缶と共に、図5及び図6(a)、(b)に
示す。図示の閉蓋部材10は、有底筒状の栓部分12、
及び栓部分12から外方へ延長、折曲され、端縁で隙間
を介して栓部分12の筒壁12aに対向する環状のシー
ル部分14を備えた樹脂製の蓋要素16と、栓部分12
の筒壁12aとシール部分14とを外側から包囲するよ
うに蓋要素16に取着された金属製の環状のかしめ要素
18とを備える。蓋要素16の栓部分12の筒壁12a
とシール部分14とは、逆U字状断面を有した環状縁部
を構成し、かしめ要素18は同様に逆U字状断面を有し
て、蓋要素16の環状縁部を固定的に受容する。
【0005】図示の閉蓋部材10は、蓋要素16の栓部
分12を、金属缶1の天板である缶壁2に突設した筒状
首部3の開口部4に挿入し、かつ蓋要素16のシール部
分14の端縁近傍領域14aを筒状首部3の外側に配置
して、筒状首部3に取付けられる。その状態で、蓋要素
16のシール部分14の端縁側に配置されたかしめ要素
18の外周縁側のかしめ部分18aに、周方向略全体に
渡って内向きの押圧力を加え(図示矢印A)、かしめ要
素18のかしめ部分18aを筒状首部3に押付けるよう
に「かしめる」すなわち恒久的に変形することにより、
閉蓋部材10が筒状首部3に固定される。このとき、蓋
要素16のシール部分14の端縁近傍領域14aが、図
示のように筒状首部3の外面に密着して、開口部4を密
閉する。
分12を、金属缶1の天板である缶壁2に突設した筒状
首部3の開口部4に挿入し、かつ蓋要素16のシール部
分14の端縁近傍領域14aを筒状首部3の外側に配置
して、筒状首部3に取付けられる。その状態で、蓋要素
16のシール部分14の端縁側に配置されたかしめ要素
18の外周縁側のかしめ部分18aに、周方向略全体に
渡って内向きの押圧力を加え(図示矢印A)、かしめ要
素18のかしめ部分18aを筒状首部3に押付けるよう
に「かしめる」すなわち恒久的に変形することにより、
閉蓋部材10が筒状首部3に固定される。このとき、蓋
要素16のシール部分14の端縁近傍領域14aが、図
示のように筒状首部3の外面に密着して、開口部4を密
閉する。
【0006】なお、蓋要素16の栓部分12の底12b
は、予め折畳まれた状態に成形された注出口(図示せ
ず)を一体的に備え、閉蓋部材10を筒状首部3に固定
した後に、折畳み状態の注出口を底12bから引き延ば
すことより、開口部4に連通する液状材料の注出口が形
成され、開口部4が開封されるようになっている。この
ような構成を有したかしめ式の閉蓋部材10は、「フレ
ックススパウト」の商品名で市販されている。
は、予め折畳まれた状態に成形された注出口(図示せ
ず)を一体的に備え、閉蓋部材10を筒状首部3に固定
した後に、折畳み状態の注出口を底12bから引き延ば
すことより、開口部4に連通する液状材料の注出口が形
成され、開口部4が開封されるようになっている。この
ような構成を有したかしめ式の閉蓋部材10は、「フレ
ックススパウト」の商品名で市販されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したかしめ式閉蓋
部材10を使用する従来の高純度液状材料用の金属缶1
は、予め化学的かつ物理的耐久性に優れた表面塗装を施
した金属原板から形成される缶壁2に、深絞り/穴明け
工程を経て、開口部4を画成する筒状首部3を形成して
いる。したがって筒状首部3の自由端には、径方向内方
へ延びるフランジ5が形成される。フランジ5は、かし
め式閉蓋部材10をかしめる際の押圧力に抗して、筒状
首部3を初期形状に保持するように作用する。
部材10を使用する従来の高純度液状材料用の金属缶1
は、予め化学的かつ物理的耐久性に優れた表面塗装を施
した金属原板から形成される缶壁2に、深絞り/穴明け
工程を経て、開口部4を画成する筒状首部3を形成して
いる。したがって筒状首部3の自由端には、径方向内方
へ延びるフランジ5が形成される。フランジ5は、かし
め式閉蓋部材10をかしめる際の押圧力に抗して、筒状
首部3を初期形状に保持するように作用する。
【0008】筒状首部3を形成する深絞り/穴明け工程
は、工程数が比較的少なく容易かつ安価に実施できる利
点がある。しかし、このような従来の金属缶1の筒状首
部3の構成では、缶壁2の深絞り/穴明け加工輪郭面を
有するフランジ5の末端の内周縁5aが直接に開口部4
を画成するので、缶壁2の材料である金属原板に被着し
た塗膜6の端縁6aが、図6(a)、(b)に示すよう
に開口部4に露出されることになる。このとき、塗膜6
の端縁6aがフランジ5の内周縁5aから「ばり」状に
突出している場合もある。
は、工程数が比較的少なく容易かつ安価に実施できる利
点がある。しかし、このような従来の金属缶1の筒状首
部3の構成では、缶壁2の深絞り/穴明け加工輪郭面を
有するフランジ5の末端の内周縁5aが直接に開口部4
を画成するので、缶壁2の材料である金属原板に被着し
た塗膜6の端縁6aが、図6(a)、(b)に示すよう
に開口部4に露出されることになる。このとき、塗膜6
の端縁6aがフランジ5の内周縁5aから「ばり」状に
突出している場合もある。
【0009】そのような場合に、上記したかしめ式閉蓋
部材10を筒状首部3に取付けようとすると、閉蓋部材
10の蓋要素16の栓部分12を開口部4に挿入する際
に、栓部分12の外面がフランジ5の内周縁5aに接触
して、塗膜6のばり状の突出端縁6aを破損し、それに
より塗膜片が缶内に落下して高純度液状材料に混入して
しまう問題があった。さらに、塗膜6のばり状の突出端
縁6aは、閉蓋部材10を筒状首部3に固定した後に、
例えば運搬時に金属缶1が被る振動によっても、容易に
破損して塗膜片を缶内に落下させていた。一旦、高純度
液状材料に混入した塗膜片は、閉蓋部材10が筒状首部
3にかしめられているので、除去することが困難であっ
た。
部材10を筒状首部3に取付けようとすると、閉蓋部材
10の蓋要素16の栓部分12を開口部4に挿入する際
に、栓部分12の外面がフランジ5の内周縁5aに接触
して、塗膜6のばり状の突出端縁6aを破損し、それに
より塗膜片が缶内に落下して高純度液状材料に混入して
しまう問題があった。さらに、塗膜6のばり状の突出端
縁6aは、閉蓋部材10を筒状首部3に固定した後に、
例えば運搬時に金属缶1が被る振動によっても、容易に
破損して塗膜片を缶内に落下させていた。一旦、高純度
液状材料に混入した塗膜片は、閉蓋部材10が筒状首部
3にかしめられているので、除去することが困難であっ
た。
【0010】したがって本発明の目的は、缶壁に突設し
た筒状首部にかしめ式閉蓋部材を固定的に取付けること
により、筒状首部の開口部を封鎖する形式の金属缶にお
いて、缶壁に開口部を画成する筒状首部の末端側で、缶
壁の金属原板に被着した塗膜の端縁が開口部に露出せ
ず、以て筒状首部への閉蓋部材の取付け時、及び閉蓋部
材固定後の保管や運搬時に、塗膜端縁が破損して塗膜片
が缶内に落下することを防止できるかしめ式閉蓋部材を
備えた金属缶を提供することにある。
た筒状首部にかしめ式閉蓋部材を固定的に取付けること
により、筒状首部の開口部を封鎖する形式の金属缶にお
いて、缶壁に開口部を画成する筒状首部の末端側で、缶
壁の金属原板に被着した塗膜の端縁が開口部に露出せ
ず、以て筒状首部への閉蓋部材の取付け時、及び閉蓋部
材固定後の保管や運搬時に、塗膜端縁が破損して塗膜片
が缶内に落下することを防止できるかしめ式閉蓋部材を
備えた金属缶を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の本発明は、開口部を画成する筒状
首部を缶外方に突設して備える缶壁と、筒状首部に固定
的に取付けられて開口部を封鎖するかしめ式閉蓋部材と
を具備し、少なくとも開口部の周辺の筒状首部の表面部
分に塗膜が形成されてなる金属缶において、筒状首部
は、缶壁から離れた末端に、開口部に関して外側に曲成
されてなる縁巻き部分を備え、かしめ式閉蓋部材は、筒
状首部の開口部に受容される栓部分と、栓部分に機能的
に連結され、筒状首部の縁巻き部分に隣接して配置され
るかしめ部分とを備え、かしめ部分を縁巻き部分に向け
て恒久的に変形することにより筒状首部に固定的に取付
けられることを特徴とするかしめ式閉蓋部材を備えた金
属缶を提供する。
に、請求項1に記載の本発明は、開口部を画成する筒状
首部を缶外方に突設して備える缶壁と、筒状首部に固定
的に取付けられて開口部を封鎖するかしめ式閉蓋部材と
を具備し、少なくとも開口部の周辺の筒状首部の表面部
分に塗膜が形成されてなる金属缶において、筒状首部
は、缶壁から離れた末端に、開口部に関して外側に曲成
されてなる縁巻き部分を備え、かしめ式閉蓋部材は、筒
状首部の開口部に受容される栓部分と、栓部分に機能的
に連結され、筒状首部の縁巻き部分に隣接して配置され
るかしめ部分とを備え、かしめ部分を縁巻き部分に向け
て恒久的に変形することにより筒状首部に固定的に取付
けられることを特徴とするかしめ式閉蓋部材を備えた金
属缶を提供する。
【0012】また、請求項2に記載の本発明は、請求項
1に記載のかしめ式閉蓋部材を備えた金属缶において、
缶壁が第2の開口部を備え、第2の開口部に着脱可能に
取付けられる着脱式閉蓋部材をさらに具備した金属缶を
提供する。
1に記載のかしめ式閉蓋部材を備えた金属缶において、
缶壁が第2の開口部を備え、第2の開口部に着脱可能に
取付けられる着脱式閉蓋部材をさらに具備した金属缶を
提供する。
【0013】また、請求項3に記載の本発明は、請求項
1又は2に記載のかしめ式閉蓋部材を備えた金属缶にお
いて、かしめ式閉蓋部材が、栓部分の一部を変形するこ
とにより形成される注出口を備える金属缶を提供する。
1又は2に記載のかしめ式閉蓋部材を備えた金属缶にお
いて、かしめ式閉蓋部材が、栓部分の一部を変形するこ
とにより形成される注出口を備える金属缶を提供する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明をその実施形態に基づき詳細に説明する。各図面にお
いて、同一又は類似の構成要素には共通の参照符号を付
す。図1を参照すると、本発明の第1実施形態による金
属缶20は、胴板及び天地板を備えた周知の3ピース構
造を有し、接着、溶接、巻きしめ等の周知の缶製作工程
を経て組立てられる。金属缶20の胴板及び天地板は、
予め化学的かつ物理的耐久性に優れた表面塗装を施した
金属原板から形成され、したがって金属缶20は、ハー
ドディスクや電子部品の洗浄液、トランスの絶縁油等に
使用される高純度液状材料の収容容器として使用でき
る。
明をその実施形態に基づき詳細に説明する。各図面にお
いて、同一又は類似の構成要素には共通の参照符号を付
す。図1を参照すると、本発明の第1実施形態による金
属缶20は、胴板及び天地板を備えた周知の3ピース構
造を有し、接着、溶接、巻きしめ等の周知の缶製作工程
を経て組立てられる。金属缶20の胴板及び天地板は、
予め化学的かつ物理的耐久性に優れた表面塗装を施した
金属原板から形成され、したがって金属缶20は、ハー
ドディスクや電子部品の洗浄液、トランスの絶縁油等に
使用される高純度液状材料の収容容器として使用でき
る。
【0015】金属缶20の天板を構成する缶壁22に
は、内容物の注入や注出に利用される1つの開口部24
を画成する筒状首部26が、缶外方に向けて突設され
る。筒状首部26の、缶壁22から離れた末端すなわち
自由端には、開口部24に関して外側に曲成されてなる
縁巻き部分28が設けられる。この筒状首部26に、か
しめ式閉蓋部材10が固定的に取付けられ、開口部24
が封鎖される。なお缶壁22には、金属缶20の運搬時
に使用される把手30が揺動可能に取付けられる。
は、内容物の注入や注出に利用される1つの開口部24
を画成する筒状首部26が、缶外方に向けて突設され
る。筒状首部26の、缶壁22から離れた末端すなわち
自由端には、開口部24に関して外側に曲成されてなる
縁巻き部分28が設けられる。この筒状首部26に、か
しめ式閉蓋部材10が固定的に取付けられ、開口部24
が封鎖される。なお缶壁22には、金属缶20の運搬時
に使用される把手30が揺動可能に取付けられる。
【0016】図2(a)、(b)に示すように、かしめ
式閉蓋部材10(以下、単に閉蓋部材10と称する)
は、図5及び図6に示した閉蓋部材10と実質的に同一
の構成を有するものであり、有底筒状の栓部分12、及
び栓部分12から外方へ延長、折曲され、端縁で隙間を
介して栓部分12の筒壁12aに対向する環状のシール
部分14を備えた樹脂製の蓋要素16と、栓部分12の
筒壁12aとシール部分14とを外側から包囲するよう
に蓋要素16に取着された金属製の環状のかしめ要素1
8とを備える。蓋要素16の栓部分12の筒壁12aと
シール部分14とは、逆U字状断面を有した環状縁部を
構成し、かしめ要素18は同様に逆U字状断面を有し
て、蓋要素16の環状縁部を固定的に受容する。
式閉蓋部材10(以下、単に閉蓋部材10と称する)
は、図5及び図6に示した閉蓋部材10と実質的に同一
の構成を有するものであり、有底筒状の栓部分12、及
び栓部分12から外方へ延長、折曲され、端縁で隙間を
介して栓部分12の筒壁12aに対向する環状のシール
部分14を備えた樹脂製の蓋要素16と、栓部分12の
筒壁12aとシール部分14とを外側から包囲するよう
に蓋要素16に取着された金属製の環状のかしめ要素1
8とを備える。蓋要素16の栓部分12の筒壁12aと
シール部分14とは、逆U字状断面を有した環状縁部を
構成し、かしめ要素18は同様に逆U字状断面を有し
て、蓋要素16の環状縁部を固定的に受容する。
【0017】閉蓋部材10は、蓋要素16の栓部分12
を、金属缶20の缶壁22に突設した筒状首部26の開
口部24に挿入し、かつ蓋要素16のシール部分14の
端縁近傍領域14aを筒状首部26の外側に配置して、
筒状首部26に取付けられる。その状態で、蓋要素16
のシール部分14の端縁側に配置されたかしめ要素18
の外周縁近傍のかしめ部分18aに、周方向略全体に渡
って内向きの押圧力を加え(図示矢印B)、かしめ要素
18のかしめ部分18aを筒状首部26に押付けるよう
に「かしめる」すなわち恒久的に変形することにより、
閉蓋部材10が筒状首部26に固定される。このとき、
蓋要素16のシール部分14の端縁近傍領域14aが、
図示のように筒状首部26の縁巻き部分28の表面に密
着して、開口部24を密閉する。
を、金属缶20の缶壁22に突設した筒状首部26の開
口部24に挿入し、かつ蓋要素16のシール部分14の
端縁近傍領域14aを筒状首部26の外側に配置して、
筒状首部26に取付けられる。その状態で、蓋要素16
のシール部分14の端縁側に配置されたかしめ要素18
の外周縁近傍のかしめ部分18aに、周方向略全体に渡
って内向きの押圧力を加え(図示矢印B)、かしめ要素
18のかしめ部分18aを筒状首部26に押付けるよう
に「かしめる」すなわち恒久的に変形することにより、
閉蓋部材10が筒状首部26に固定される。このとき、
蓋要素16のシール部分14の端縁近傍領域14aが、
図示のように筒状首部26の縁巻き部分28の表面に密
着して、開口部24を密閉する。
【0018】なお、蓋要素16の栓部分12の底12b
(図1)は、予め折畳まれた状態に成形された注出口
(図示せず)を一体的に備え、閉蓋部材10を筒状首部
26に固定した後に、折畳み状態の注出口を底12bか
ら引き延ばすことより、開口部24に連通する液状材料
の注出口が形成され、開口部24が開封されるようにな
っている。このような構成を有した閉蓋部材10は、例
えば「フレックススパウト」の商品名で市販されてい
る。
(図1)は、予め折畳まれた状態に成形された注出口
(図示せず)を一体的に備え、閉蓋部材10を筒状首部
26に固定した後に、折畳み状態の注出口を底12bか
ら引き延ばすことより、開口部24に連通する液状材料
の注出口が形成され、開口部24が開封されるようにな
っている。このような構成を有した閉蓋部材10は、例
えば「フレックススパウト」の商品名で市販されてい
る。
【0019】本発明の実施形態による金属缶20では、
筒状首部26の自由端に設けた縁巻き部分28が、開口
部24に関し径方向外方へ円滑に巻かれ、好ましくはそ
の末端28aで筒状首部26の外周面に当接される。こ
のような縁巻き部分28を有した筒状首部26は、図3
に概略で示すように、予め表面塗装を施した金属原板か
ら形成される缶壁22に、まず深絞り/穴明け工程を経
て、自由端に内向きフランジ28′を有した筒状延長部
26′を形成し(図3(a))、次いで内向きフランジ
を筒状に押し広げ(図3(b))、最後に自由端を外側
へカール加工して縁巻き部分28を設ける(図3
(c))ことにより形成される。
筒状首部26の自由端に設けた縁巻き部分28が、開口
部24に関し径方向外方へ円滑に巻かれ、好ましくはそ
の末端28aで筒状首部26の外周面に当接される。こ
のような縁巻き部分28を有した筒状首部26は、図3
に概略で示すように、予め表面塗装を施した金属原板か
ら形成される缶壁22に、まず深絞り/穴明け工程を経
て、自由端に内向きフランジ28′を有した筒状延長部
26′を形成し(図3(a))、次いで内向きフランジ
を筒状に押し広げ(図3(b))、最後に自由端を外側
へカール加工して縁巻き部分28を設ける(図3
(c))ことにより形成される。
【0020】このように金属缶20によれば、図2
(a)、(b)に示すように、缶壁22の深絞り/穴明
け加工輪郭面を有する縁巻き部分28の末端28aは、
筒状首部26に関し開口部24の反対側に配置され、し
かも好ましくは筒状首部26の外周面に当接されるの
で、缶壁22の材料である金属原板に被着した塗膜32
の端縁32aが開口部24に露出されることはない。し
たがって、塗膜32の端縁32aが縁巻き部分28の末
端28aから「ばり」状に突出している場合にも、筒状
首部26への閉蓋部材10の取付け時、及び閉蓋部材1
0を固定した後の保管や運搬時に、塗膜32の端縁32
aが破損して塗膜片が缶内に落下することは確実に回避
される。なお図示実施形態では、金属缶20の外面を成
す缶壁22の一方の表面にのみ塗膜32が被着された例
を示したが、両面に塗膜を被着した缶壁22に対して
も、縁巻き部分28が同様の効果を奏することは理解さ
れよう。
(a)、(b)に示すように、缶壁22の深絞り/穴明
け加工輪郭面を有する縁巻き部分28の末端28aは、
筒状首部26に関し開口部24の反対側に配置され、し
かも好ましくは筒状首部26の外周面に当接されるの
で、缶壁22の材料である金属原板に被着した塗膜32
の端縁32aが開口部24に露出されることはない。し
たがって、塗膜32の端縁32aが縁巻き部分28の末
端28aから「ばり」状に突出している場合にも、筒状
首部26への閉蓋部材10の取付け時、及び閉蓋部材1
0を固定した後の保管や運搬時に、塗膜32の端縁32
aが破損して塗膜片が缶内に落下することは確実に回避
される。なお図示実施形態では、金属缶20の外面を成
す缶壁22の一方の表面にのみ塗膜32が被着された例
を示したが、両面に塗膜を被着した缶壁22に対して
も、縁巻き部分28が同様の効果を奏することは理解さ
れよう。
【0021】また金属缶20によれば、缶壁22の開口
部24は、筒状首部26の円滑な内周面によって画成さ
れる。したがって、閉蓋部材10を筒状首部26に取付
ける際に、閉蓋部材10の蓋要素16の栓部分12を、
その筒壁12aの外周面が筒状首部26の内周面に密に
接触するように寸法設定することができる。それによ
り、閉蓋部材10の固定後に、蓋要素16がシール部分
14だけでなく栓部分12でも筒状首部26に密着で
き、その結果シール面積が増大して、閉蓋部材10によ
る開口部24の密閉効果が向上する。さらに、図2
(b)に示すように、閉蓋部材10の固定後には、恒久
的に変形したかしめ要素18のかしめ部分18aが、缶
壁22と筒状首部26の縁巻き部分28との間の空間に
部分的に押し込まれ、かしめ部分18aと縁巻き部分2
8とが容易に係合できる状態となるので、閉蓋部材10
を筒状首部26から一層外れ難くする効果が得られる。
部24は、筒状首部26の円滑な内周面によって画成さ
れる。したがって、閉蓋部材10を筒状首部26に取付
ける際に、閉蓋部材10の蓋要素16の栓部分12を、
その筒壁12aの外周面が筒状首部26の内周面に密に
接触するように寸法設定することができる。それによ
り、閉蓋部材10の固定後に、蓋要素16がシール部分
14だけでなく栓部分12でも筒状首部26に密着で
き、その結果シール面積が増大して、閉蓋部材10によ
る開口部24の密閉効果が向上する。さらに、図2
(b)に示すように、閉蓋部材10の固定後には、恒久
的に変形したかしめ要素18のかしめ部分18aが、缶
壁22と筒状首部26の縁巻き部分28との間の空間に
部分的に押し込まれ、かしめ部分18aと縁巻き部分2
8とが容易に係合できる状態となるので、閉蓋部材10
を筒状首部26から一層外れ難くする効果が得られる。
【0022】なお、筒状首部26の縁巻き部分28は、
特にその末端28aが筒状首部26の外周面に当接され
る場合に、従来の金属缶1の筒状首部3におけるフラン
ジ5と同様に、閉蓋部材10をかしめる際の押圧力(矢
印B)に抗する十分な剛性を発揮し、筒状首部26を初
期形状に保持するように作用する。
特にその末端28aが筒状首部26の外周面に当接され
る場合に、従来の金属缶1の筒状首部3におけるフラン
ジ5と同様に、閉蓋部材10をかしめる際の押圧力(矢
印B)に抗する十分な剛性を発揮し、筒状首部26を初
期形状に保持するように作用する。
【0023】上記した金属缶20では、閉蓋部材10を
筒状首部26に固定した後は、閉蓋部材10に設けられ
た折畳み式注出口(図示せず)のみによって、内容物で
ある液状材料の注出が行われる。一般にそのような折畳
み式注出口は、注出流量が少ないので、例えばポンプ等
を使用して大流量の注出を行うことが要求される場合に
は、缶壁に第2の開口部が設けられる。図4は、そのよ
うな第2の開口部を缶壁に設けた本発明の第2実施形態
による金属缶34を示す。
筒状首部26に固定した後は、閉蓋部材10に設けられ
た折畳み式注出口(図示せず)のみによって、内容物で
ある液状材料の注出が行われる。一般にそのような折畳
み式注出口は、注出流量が少ないので、例えばポンプ等
を使用して大流量の注出を行うことが要求される場合に
は、缶壁に第2の開口部が設けられる。図4は、そのよ
うな第2の開口部を缶壁に設けた本発明の第2実施形態
による金属缶34を示す。
【0024】金属缶34は、金属缶20と同様に周知の
3ピース構造を有し、その天板を構成する缶壁36に、
かしめ式の閉蓋部材10を固定する筒状首部26によっ
て画成された開口部24に加えて、第2の開口部38が
形成される。第2の開口部38は、缶壁36から缶外方
に向けて突設される筒状口金40によって画成される。
筒状口金40は、缶壁36に設けた貫通穴42に嵌入さ
れて、基端で例えばかしめ工程により缶壁36に固定的
に連結される。筒状口金40の外周面には、雄ねじ部4
4が設けられる。筒状口金40の、缶壁36から離れた
末端すなわち自由端には、開口部38の内方へ延設され
るフランジ先端に、開口部38に関して外側に曲成され
てなる縁巻き部分46が設けられる。
3ピース構造を有し、その天板を構成する缶壁36に、
かしめ式の閉蓋部材10を固定する筒状首部26によっ
て画成された開口部24に加えて、第2の開口部38が
形成される。第2の開口部38は、缶壁36から缶外方
に向けて突設される筒状口金40によって画成される。
筒状口金40は、缶壁36に設けた貫通穴42に嵌入さ
れて、基端で例えばかしめ工程により缶壁36に固定的
に連結される。筒状口金40の外周面には、雄ねじ部4
4が設けられる。筒状口金40の、缶壁36から離れた
末端すなわち自由端には、開口部38の内方へ延設され
るフランジ先端に、開口部38に関して外側に曲成され
てなる縁巻き部分46が設けられる。
【0025】筒状口金40には、内周面に雌ねじ部(図
示せず)を有した着脱式閉蓋部材48が、その雌ねじ部
と筒状口金40の雄ねじ部44との螺合により着脱可能
に取付けられ、第2の開口部38が閉鎖される。着脱式
閉蓋部材48を筒状口金40から脱離すれば、第2の開
口部38は容易に開放され、例えば前述したように金属
缶34の内容物を大流量で注出するために図示しないポ
ンプ装置のホース等が第2の開口部38に挿入される。
このとき、筒状口金40の自由端に形成した縁巻き部分
46が、筒状首部26の縁巻き部分28と同様に作用し
て、缶壁36に被着された塗膜の端縁が開口部38に露
出することを防止している。したがって、ポンプ装置の
ホース使用時に、ホースと塗膜端縁との接触により塗膜
が破損して塗膜片が缶内に落下する、という不都合は確
実に回避される。
示せず)を有した着脱式閉蓋部材48が、その雌ねじ部
と筒状口金40の雄ねじ部44との螺合により着脱可能
に取付けられ、第2の開口部38が閉鎖される。着脱式
閉蓋部材48を筒状口金40から脱離すれば、第2の開
口部38は容易に開放され、例えば前述したように金属
缶34の内容物を大流量で注出するために図示しないポ
ンプ装置のホース等が第2の開口部38に挿入される。
このとき、筒状口金40の自由端に形成した縁巻き部分
46が、筒状首部26の縁巻き部分28と同様に作用し
て、缶壁36に被着された塗膜の端縁が開口部38に露
出することを防止している。したがって、ポンプ装置の
ホース使用時に、ホースと塗膜端縁との接触により塗膜
が破損して塗膜片が缶内に落下する、という不都合は確
実に回避される。
【0026】本発明に係る金属缶は、ティンフリー鋼
板、ぶりき板、アルミニウム板等の、金属缶の材料とし
て一般に使用されている様々な金属原板から形成でき
る。また、そのような金属原板の表面塗装には、金属缶
の内容物に応じて様々な塗料を使用できる。さらに、上
記した3ピース缶に限らず2ピース缶にも本発明を適用
できる。特に、前述した高純度液状材料の収容容器に適
用される場合は、好ましくは0.3cm〜0.6cmの厚み
を有するティンフリー鋼板から形成される3ピース缶で
あって、缶の外面にエポキシ系有機塗料が塗布され、缶
の内面にエポキシ樹脂の被膜が被着される構成を有する
ことが好都合である。なお、一般に金属缶の表面塗装は
缶の全体に渡って施されるが、本発明は、缶壁の少なく
とも開口部の周辺の筒状首部の表面部分に塗膜が形成さ
れている金属缶であれば、前述した格別の作用効果を奏
するものである。
板、ぶりき板、アルミニウム板等の、金属缶の材料とし
て一般に使用されている様々な金属原板から形成でき
る。また、そのような金属原板の表面塗装には、金属缶
の内容物に応じて様々な塗料を使用できる。さらに、上
記した3ピース缶に限らず2ピース缶にも本発明を適用
できる。特に、前述した高純度液状材料の収容容器に適
用される場合は、好ましくは0.3cm〜0.6cmの厚み
を有するティンフリー鋼板から形成される3ピース缶で
あって、缶の外面にエポキシ系有機塗料が塗布され、缶
の内面にエポキシ樹脂の被膜が被着される構成を有する
ことが好都合である。なお、一般に金属缶の表面塗装は
缶の全体に渡って施されるが、本発明は、缶壁の少なく
とも開口部の周辺の筒状首部の表面部分に塗膜が形成さ
れている金属缶であれば、前述した格別の作用効果を奏
するものである。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、缶壁に開口部を画成する筒状首部の末端に、
開口部に関して外側に曲成されてなる縁巻き部分を設け
たので、缶壁の金属原板に被着した塗膜の端縁が開口部
に露出せず、以て筒状首部へのかしめ式閉蓋部材の取付
け時、及びかしめ式閉蓋部材固定後の保管や運搬時に、
塗膜端縁が破損して塗膜片が缶内に落下することを確実
に防止でき、さらには、かしめ式閉蓋部材と筒状首部と
の密着面積を拡大して開口部の密閉効果を向上させるこ
とができるかしめ式閉蓋部材を備えた金属缶が提供され
る。
によれば、缶壁に開口部を画成する筒状首部の末端に、
開口部に関して外側に曲成されてなる縁巻き部分を設け
たので、缶壁の金属原板に被着した塗膜の端縁が開口部
に露出せず、以て筒状首部へのかしめ式閉蓋部材の取付
け時、及びかしめ式閉蓋部材固定後の保管や運搬時に、
塗膜端縁が破損して塗膜片が缶内に落下することを確実
に防止でき、さらには、かしめ式閉蓋部材と筒状首部と
の密着面積を拡大して開口部の密閉効果を向上させるこ
とができるかしめ式閉蓋部材を備えた金属缶が提供され
る。
【図1】本発明の第1実施形態によるかしめ式閉蓋部材
を備えた金属缶の部分切欠き正面図で、かしめ式閉蓋部
材を開口部にまだ取付けていない状態を示す。
を備えた金属缶の部分切欠き正面図で、かしめ式閉蓋部
材を開口部にまだ取付けていない状態を示す。
【図2】図1の金属缶の部分拡大断面図で、(a)かし
め式閉蓋部材を筒状首部にかしめる前の状態、及び
(b)かしめ式閉蓋部材を筒状首部にかしめた後の状
態、をそれぞれ示す。
め式閉蓋部材を筒状首部にかしめる前の状態、及び
(b)かしめ式閉蓋部材を筒状首部にかしめた後の状
態、をそれぞれ示す。
【図3】図1の金属缶における筒状首部の成形工程を概
略で示す図で、(a)第1ステップ、(b)第2ステッ
プ、及び(c)第3ステップの各ステップを示す。
略で示す図で、(a)第1ステップ、(b)第2ステッ
プ、及び(c)第3ステップの各ステップを示す。
【図4】本発明の第2実施形態によるかしめ式閉蓋部材
を備えた金属缶の部分切欠き正面図で、かしめ式閉蓋部
材及び着脱式閉蓋部材をそれぞれの開口部にまだ取付け
ていない状態を示す。
を備えた金属缶の部分切欠き正面図で、かしめ式閉蓋部
材及び着脱式閉蓋部材をそれぞれの開口部にまだ取付け
ていない状態を示す。
【図5】従来のかしめ式閉蓋部材を備えた金属缶の部分
切欠き正面図である。
切欠き正面図である。
【図6】図5の従来の金属缶の部分拡大断面図で、
(a)かしめ式閉蓋部材を筒状首部にかしめる前の状
態、及び(b)かしめ式閉蓋部材を筒状首部にかしめた
後の状態、をそれぞれ示す。
(a)かしめ式閉蓋部材を筒状首部にかしめる前の状
態、及び(b)かしめ式閉蓋部材を筒状首部にかしめた
後の状態、をそれぞれ示す。
10…かしめ式閉蓋部材 12…栓部分 14…シール部分 16…蓋要素 18…かしめ要素 18a…かしめ部分 22…缶壁 24…開口部 26…筒状首部 28…縁巻き部分 32…塗膜
Claims (3)
- 【請求項1】 開口部を画成する筒状首部を缶外方に突
設して備える缶壁と、該筒状首部に固定的に取付けられ
て該開口部を封鎖するかしめ式閉蓋部材とを具備し、少
なくとも該開口部の周辺の該筒状首部の表面部分に塗膜
が形成されてなる金属缶において、 前記筒状首部は、前記缶壁から離れた末端に、前記開口
部に関して外側に曲成されてなる縁巻き部分を備え、 前記かしめ式閉蓋部材は、前記筒状首部の前記開口部に
受容される栓部分と、該栓部分に機能的に連結され、該
筒状首部の前記縁巻き部分に隣接して配置されるかしめ
部分とを備え、該かしめ部分を該縁巻き部分に向けて恒
久的に変形することにより該筒状首部に固定的に取付け
られること、を特徴とするかしめ式閉蓋部材を備えた金
属缶。 - 【請求項2】 前記缶壁が第2の開口部を備え、該第2
の開口部に着脱可能に取付けられる着脱式閉蓋部材をさ
らに具備した請求項1に記載のかしめ式閉蓋部材を備え
た金属缶。 - 【請求項3】 前記かしめ式閉蓋部材が、前記栓部分の
一部を変形することにより形成される注出口を備える請
求項1又は2に記載のかしめ式閉蓋部材を備えた金属
缶。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10047551A JPH11240528A (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | かしめ式閉蓋部材を備えた金属缶 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10047551A JPH11240528A (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | かしめ式閉蓋部材を備えた金属缶 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11240528A true JPH11240528A (ja) | 1999-09-07 |
Family
ID=12778307
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10047551A Pending JPH11240528A (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | かしめ式閉蓋部材を備えた金属缶 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11240528A (ja) |
-
1998
- 1998-02-27 JP JP10047551A patent/JPH11240528A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| RU2403191C2 (ru) | Легкооткрываемый контейнер и конструкция крышки | |
| US20090206083A1 (en) | Container closing device | |
| US20130140306A1 (en) | Recyclable composite container | |
| US20140158686A1 (en) | Plastic container with double lock lid and tear band | |
| CN112424075A (zh) | 金属罐盖 | |
| EP1990289B1 (en) | Seal retainer for use in liquid storage containers | |
| CN101107177B (zh) | 用于罐头的封闭装置 | |
| JPH0116747B2 (ja) | ||
| US5305906A (en) | Drum with plug | |
| JP2005104537A (ja) | チューブ体容器とこのチューブ体容器を用いた複合容器 | |
| JPH11240528A (ja) | かしめ式閉蓋部材を備えた金属缶 | |
| EP1518525A1 (en) | A droplet nozzle for use in eye drop container | |
| JPS6344629B2 (ja) | ||
| JP2007509006A (ja) | 再閉塞可能な飲料用缶(缶、缶及びカップ) | |
| CN119907746A (zh) | 用于金属桶和容器的可堆叠、显窃启的封闭系统 | |
| JPS6231415Y2 (ja) | ||
| JP2004042977A (ja) | 平巻紙管を用いた容器 | |
| JP2532150Y2 (ja) | 包装用缶のキャップの構造 | |
| KR100522417B1 (ko) | 밀폐용기 | |
| JP2011073718A (ja) | キャップ付容器 | |
| US20070039962A1 (en) | Container lid removal facilitator | |
| JPH0532221Y2 (ja) | ||
| JPH10157753A (ja) | 容器の蓋体構造と蓋体の装着装置 | |
| US20140151377A1 (en) | Drum liner and method of manufacturing same | |
| JP3041612U (ja) | 液体用容器 |