JPH11240975A - 熱可塑性賦形発泡体の製造方法 - Google Patents
熱可塑性賦形発泡体の製造方法Info
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- JPH11240975A JPH11240975A JP10077602A JP7760298A JPH11240975A JP H11240975 A JPH11240975 A JP H11240975A JP 10077602 A JP10077602 A JP 10077602A JP 7760298 A JP7760298 A JP 7760298A JP H11240975 A JPH11240975 A JP H11240975A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 発泡時の形状保持性を確保し得ると共に、高
い発泡倍率の異形の熱可塑性賦形発泡体を得ることを可
能とする熱可塑性賦形発泡体の製造方法を提供する。 【解決手段】 フィブリル状の液晶樹脂0.5〜30重
量%と、熱可塑性樹脂70〜99.5重量%とを混合し
てなる樹脂組成物100重量部に対し、熱分解型発泡剤
0.5〜30重量部を混合してなる発泡性樹脂組成物
を、熱可塑性樹脂の溶融温度以上かつ熱分解型発泡剤の
分解開始温度未満の温度で、押出し成形、プレス成形、
真空もしくは圧空成形またはブロー成形により成形し、
発泡性賦形体を得、該発泡性賦形体を熱分解型発泡剤の
分解温度以上に加熱し発泡することにより、熱可塑性賦
形発泡体を製造する。
い発泡倍率の異形の熱可塑性賦形発泡体を得ることを可
能とする熱可塑性賦形発泡体の製造方法を提供する。 【解決手段】 フィブリル状の液晶樹脂0.5〜30重
量%と、熱可塑性樹脂70〜99.5重量%とを混合し
てなる樹脂組成物100重量部に対し、熱分解型発泡剤
0.5〜30重量部を混合してなる発泡性樹脂組成物
を、熱可塑性樹脂の溶融温度以上かつ熱分解型発泡剤の
分解開始温度未満の温度で、押出し成形、プレス成形、
真空もしくは圧空成形またはブロー成形により成形し、
発泡性賦形体を得、該発泡性賦形体を熱分解型発泡剤の
分解温度以上に加熱し発泡することにより、熱可塑性賦
形発泡体を製造する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車用内
装材や建材等に用いられる熱可塑性賦形発泡体の製造方
法に関し、より詳細には、熱可塑性樹脂及び液晶樹脂を
含む樹脂組成物を賦形・発泡させてなり、発泡時の形状
の保持性に優れた発泡の熱可塑性賦形発泡体を得ること
を可能とする製造方法に関する。
装材や建材等に用いられる熱可塑性賦形発泡体の製造方
法に関し、より詳細には、熱可塑性樹脂及び液晶樹脂を
含む樹脂組成物を賦形・発泡させてなり、発泡時の形状
の保持性に優れた発泡の熱可塑性賦形発泡体を得ること
を可能とする製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリオレフィン系発泡体は、断熱性、軽
量性及び柔軟性に優れているため、緩衝性と軽量性との
両立が要求される自動車用内装材、例えば、サンバイザ
ー、ドアパッド、天井材などにポリオレフィン発泡体か
らなる賦形発泡体が幅広く用いられている。例えば、実
公平4−21807号公報には、ポリエチレン発泡体か
らなる自動車用内装材及びその製造方法が開示されてい
る。
量性及び柔軟性に優れているため、緩衝性と軽量性との
両立が要求される自動車用内装材、例えば、サンバイザ
ー、ドアパッド、天井材などにポリオレフィン発泡体か
らなる賦形発泡体が幅広く用いられている。例えば、実
公平4−21807号公報には、ポリエチレン発泡体か
らなる自動車用内装材及びその製造方法が開示されてい
る。
【0003】自動車用内装材に用いられる発泡体は平板
状の部材として用いられることはほとんどなく、平板状
の発泡体を二次加工することにより所望の形状とされて
用いられている。
状の部材として用いられることはほとんどなく、平板状
の発泡体を二次加工することにより所望の形状とされて
用いられている。
【0004】しかしながら、二次加工を施すには専用の
プレス型が必要であり、かつバッチ成形を行う必要があ
るため、生産効率が悪く、品質の安定性はそれほど高く
なかった。
プレス型が必要であり、かつバッチ成形を行う必要があ
るため、生産効率が悪く、品質の安定性はそれほど高く
なかった。
【0005】そこで、異形の発泡性賦形体を発泡させる
ことにより、異形発泡体を得る試みがなされている。し
かしながら、発泡中の形状保持性が低く、異形の発泡性
賦形体を発泡させる方法では、目的とする形状の異形発
泡体を得ることは困難であった。これは、発泡時の樹脂
の伸長応力が不足し、発泡性賦形体が、発泡し易い方
向、すなわち、賦形されない方向に特に発泡するためで
あると考えられる。
ことにより、異形発泡体を得る試みがなされている。し
かしながら、発泡中の形状保持性が低く、異形の発泡性
賦形体を発泡させる方法では、目的とする形状の異形発
泡体を得ることは困難であった。これは、発泡時の樹脂
の伸長応力が不足し、発泡性賦形体が、発泡し易い方
向、すなわち、賦形されない方向に特に発泡するためで
あると考えられる。
【0006】近年、自動車用内装材では、耐熱性が重要
視されてきている。そこで、耐熱性を高めるために、エ
ンジニアリングプラスチックスを発泡させる試みがなさ
れてきており、中でも液晶ポリマーを用いた発泡成形品
についての検討が種々なされている。例えば、特開平3
−179042号公報には、液晶ポリマーを用いた発泡
成形品の製造方法が開示されている。
視されてきている。そこで、耐熱性を高めるために、エ
ンジニアリングプラスチックスを発泡させる試みがなさ
れてきており、中でも液晶ポリマーを用いた発泡成形品
についての検討が種々なされている。例えば、特開平3
−179042号公報には、液晶ポリマーを用いた発泡
成形品の製造方法が開示されている。
【0007】しかしながら、液晶ポリマーのみを発泡さ
せた場合には、発泡倍率は2倍以下と低く、耐熱性と共
に軽量性が要求される自動車用内装材に用いることは困
難であった。
せた場合には、発泡倍率は2倍以下と低く、耐熱性と共
に軽量性が要求される自動車用内装材に用いることは困
難であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、発泡
時の伸長応力を高めた異形の発泡性賦形体を用いること
により、発泡時の形状保持性を確保し得ると共に、高い
発泡倍率の異形の熱可塑性賦形発泡体を得ることを可能
とする熱可塑性賦形発泡体の製造方法を提供することに
ある。
時の伸長応力を高めた異形の発泡性賦形体を用いること
により、発泡時の形状保持性を確保し得ると共に、高い
発泡倍率の異形の熱可塑性賦形発泡体を得ることを可能
とする熱可塑性賦形発泡体の製造方法を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、フィブリル状の液晶樹脂0.5〜30重量%と、熱
可塑性樹脂70〜99.5重量%とを混合してなる樹脂
組成物100重量部に対し、熱分解型発泡剤0.5〜3
0重量部を混合してなる発泡性樹脂組成物を、熱可塑性
樹脂の溶融温度以上かつ熱分解型発泡剤の分解温度未満
の温度で異形の金型から押出した後熱分解型発泡剤の分
解温度以上に加熱することにより、賦形された発泡体を
得ることを特徴とする熱可塑性賦形発泡体の製造方法で
ある。
は、フィブリル状の液晶樹脂0.5〜30重量%と、熱
可塑性樹脂70〜99.5重量%とを混合してなる樹脂
組成物100重量部に対し、熱分解型発泡剤0.5〜3
0重量部を混合してなる発泡性樹脂組成物を、熱可塑性
樹脂の溶融温度以上かつ熱分解型発泡剤の分解温度未満
の温度で異形の金型から押出した後熱分解型発泡剤の分
解温度以上に加熱することにより、賦形された発泡体を
得ることを特徴とする熱可塑性賦形発泡体の製造方法で
ある。
【0010】また、請求項2に記載の発明は、液晶樹脂
0.5〜30重量%と、熱可塑性樹脂70〜99.5重
量%とを混合してなる樹脂組成物100重量部に対し、
熱分解型発泡剤0.5〜30重量部を混合してなる発泡
性樹脂組成物を、熱分解型発泡剤の分解温度以上かつ液
晶樹脂の液晶転移点以上の温度で異形の金型から押出
し、しかる後、熱分解型発泡剤の分解温度以上に再度加
熱することにより賦形された発泡体を得ることを特徴と
する熱可塑性賦形発泡体の製造方法である。
0.5〜30重量%と、熱可塑性樹脂70〜99.5重
量%とを混合してなる樹脂組成物100重量部に対し、
熱分解型発泡剤0.5〜30重量部を混合してなる発泡
性樹脂組成物を、熱分解型発泡剤の分解温度以上かつ液
晶樹脂の液晶転移点以上の温度で異形の金型から押出
し、しかる後、熱分解型発泡剤の分解温度以上に再度加
熱することにより賦形された発泡体を得ることを特徴と
する熱可塑性賦形発泡体の製造方法である。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明に係る熱可塑性賦形発泡体の製造方法において、
前記発泡性樹脂組成物を異形の金型から押出すに際し、
熱分解型発泡剤の分解温度以上であって、前記液晶樹脂
の転移点を超えかつ300℃以下の温度で押出すことを
特徴とする。
の発明に係る熱可塑性賦形発泡体の製造方法において、
前記発泡性樹脂組成物を異形の金型から押出すに際し、
熱分解型発泡剤の分解温度以上であって、前記液晶樹脂
の転移点を超えかつ300℃以下の温度で押出すことを
特徴とする。
【0012】請求項4に記載の発明は、フィブリル状の
液晶樹脂0.5〜30重量%と、熱可塑性樹脂70〜9
9.5重量%とを含む樹脂組成物100重量部に対し、
熱分解型発泡剤0.5〜30重量部を混合してなるシー
ト状の発泡性樹脂組成物を、熱可塑性樹脂の溶融温度以
上かつ熱分解型発泡剤の分解温度未満の温度でプレス成
形により賦形し、しかる後、熱分解型発泡剤の分解温度
以上に加熱することにより、賦形された発泡体を得るこ
とを特徴とする熱可塑性賦形発泡体の製造方法である。
液晶樹脂0.5〜30重量%と、熱可塑性樹脂70〜9
9.5重量%とを含む樹脂組成物100重量部に対し、
熱分解型発泡剤0.5〜30重量部を混合してなるシー
ト状の発泡性樹脂組成物を、熱可塑性樹脂の溶融温度以
上かつ熱分解型発泡剤の分解温度未満の温度でプレス成
形により賦形し、しかる後、熱分解型発泡剤の分解温度
以上に加熱することにより、賦形された発泡体を得るこ
とを特徴とする熱可塑性賦形発泡体の製造方法である。
【0013】請求項5に記載の発明は、フィブリル状の
液晶樹脂0.5〜30重量%と、熱可塑性樹脂70〜9
9.5重量%とを含む樹脂組成物100重量部に対し、
熱分解型発泡剤0.5〜30重量部を混合してなるシー
ト状の発泡性樹脂組成物を、熱可塑性樹脂の溶融温度以
上かつ熱分解型発泡剤の分解温度未満の温度で真空成形
または圧空成形により賦形した後、熱分解型発泡剤の分
解温度以上に加熱することにより、賦形された発泡体を
得ることを特徴とする熱可塑性賦形発泡体の製造方法で
ある。
液晶樹脂0.5〜30重量%と、熱可塑性樹脂70〜9
9.5重量%とを含む樹脂組成物100重量部に対し、
熱分解型発泡剤0.5〜30重量部を混合してなるシー
ト状の発泡性樹脂組成物を、熱可塑性樹脂の溶融温度以
上かつ熱分解型発泡剤の分解温度未満の温度で真空成形
または圧空成形により賦形した後、熱分解型発泡剤の分
解温度以上に加熱することにより、賦形された発泡体を
得ることを特徴とする熱可塑性賦形発泡体の製造方法で
ある。
【0014】請求項6に記載の発明は、フィブリル状の
液晶樹脂0.5〜30重量%と、熱可塑性樹脂70〜9
9.5重量%とを含む樹脂組成物100重量部に対し、
熱分解型発泡剤0.5〜30重量部を混合してなる発泡
性樹脂組成物を、熱可塑性樹脂の溶融温度以上かつ熱分
解型発泡剤の分解温度未満の温度でパリソン状に押出
し、ブロー成形によって得た異形賦形体を熱分解型発泡
剤の分解温度以上に加熱することにより、賦形された発
泡体を得ることを特徴とする熱可塑性賦形発泡体の製造
方法である。
液晶樹脂0.5〜30重量%と、熱可塑性樹脂70〜9
9.5重量%とを含む樹脂組成物100重量部に対し、
熱分解型発泡剤0.5〜30重量部を混合してなる発泡
性樹脂組成物を、熱可塑性樹脂の溶融温度以上かつ熱分
解型発泡剤の分解温度未満の温度でパリソン状に押出
し、ブロー成形によって得た異形賦形体を熱分解型発泡
剤の分解温度以上に加熱することにより、賦形された発
泡体を得ることを特徴とする熱可塑性賦形発泡体の製造
方法である。
【0015】以下、本発明の詳細を説明する。 (液晶樹脂)本発明において用い得る液晶樹脂として
は、使用する熱可塑性樹脂の融点よりも液晶転移点が高
いものであれば、特に限定されるものではないが、全芳
香族ポリエステル、半芳香族ポリエステルなどの熱可塑
性液晶ポリエステルや熱可塑性ポリエステルアミドが好
ましい。具体的には、ベクトラ(ポリプラスチック社
製、住化スーパー(住友化学社製)、ザイダー(日本石
油化学社製)あるいはロッドラン(ユニチカ社製)など
の市販の全芳香族ポリエステル系液晶樹脂や半芳香族ポ
リエステル系樹脂が挙げられる。
は、使用する熱可塑性樹脂の融点よりも液晶転移点が高
いものであれば、特に限定されるものではないが、全芳
香族ポリエステル、半芳香族ポリエステルなどの熱可塑
性液晶ポリエステルや熱可塑性ポリエステルアミドが好
ましい。具体的には、ベクトラ(ポリプラスチック社
製、住化スーパー(住友化学社製)、ザイダー(日本石
油化学社製)あるいはロッドラン(ユニチカ社製)など
の市販の全芳香族ポリエステル系液晶樹脂や半芳香族ポ
リエステル系樹脂が挙げられる。
【0016】熱可塑性樹脂に対する液晶樹脂の混合割合
は、発泡性樹脂組成物の伸長応力が十分なものであるた
めには、熱可塑性樹脂及び液晶樹脂の合計量100重量
%に対し、0.5〜30重量%であることが必要であ
り、好ましくは1〜25重量%、より好ましくは3〜2
0重量%である。液晶樹脂の混合割合が0.5重量%未
満の場合には、発泡時の形状保持性を十分に確保するこ
とができず、30重量%を超えると、伸長応力が高くな
りすぎ、三次元均等発泡性が低下することになる。
は、発泡性樹脂組成物の伸長応力が十分なものであるた
めには、熱可塑性樹脂及び液晶樹脂の合計量100重量
%に対し、0.5〜30重量%であることが必要であ
り、好ましくは1〜25重量%、より好ましくは3〜2
0重量%である。液晶樹脂の混合割合が0.5重量%未
満の場合には、発泡時の形状保持性を十分に確保するこ
とができず、30重量%を超えると、伸長応力が高くな
りすぎ、三次元均等発泡性が低下することになる。
【0017】発泡時に要求される伸長応力を発泡性樹脂
組成物の伸長粘度で表すと、8000ポイズ〜3000
0ポイズ(190℃)の範囲であることが好ましく、よ
り好ましくは10000ポイズ〜27000ポイズ(1
90℃)、さらに好ましくは12000〜25000ポ
イズ(190℃)の範囲である。伸長粘度が、8000
ポイズよりも低い場合には、賦形部以外の部分が集中的
に発泡し、発泡性賦形体段階と同形状の異形発泡体を得
ることが困難となることがあり、30000ポイズより
も高いと、伸長応力が高くなりすぎ、発泡性が低下し、
発泡倍率が上がらず、均一な異形発泡体を得ることがで
きないことがある。なお、上記伸長粘度はJIS K
7117に従って測定された値である。
組成物の伸長粘度で表すと、8000ポイズ〜3000
0ポイズ(190℃)の範囲であることが好ましく、よ
り好ましくは10000ポイズ〜27000ポイズ(1
90℃)、さらに好ましくは12000〜25000ポ
イズ(190℃)の範囲である。伸長粘度が、8000
ポイズよりも低い場合には、賦形部以外の部分が集中的
に発泡し、発泡性賦形体段階と同形状の異形発泡体を得
ることが困難となることがあり、30000ポイズより
も高いと、伸長応力が高くなりすぎ、発泡性が低下し、
発泡倍率が上がらず、均一な異形発泡体を得ることがで
きないことがある。なお、上記伸長粘度はJIS K
7117に従って測定された値である。
【0018】上記液晶樹脂は、発泡に先立ち熱可塑性樹
脂マトリクス中においてフィブリルとされていることが
必要である。液晶樹脂がフィブリル状とされていること
により、発泡時の高い伸長応力が確保され、三次元的に
均等に発泡することが可能となる。
脂マトリクス中においてフィブリルとされていることが
必要である。液晶樹脂がフィブリル状とされていること
により、発泡時の高い伸長応力が確保され、三次元的に
均等に発泡することが可能となる。
【0019】もっとも、請求項1,3〜5に記載の発明
ではフィブリル状の液晶樹脂を熱可塑性樹脂と混合する
が、請求項2に記載の発明では、当初から液晶樹脂はフ
ィブリル状とされている必要は必ずしもなく、発泡性樹
脂組成物を熱分解型発泡剤の分解温度以上かつ液晶樹脂
の転移点以上の温度で異形の金型から押し出す際に、フ
ィブリル化される。
ではフィブリル状の液晶樹脂を熱可塑性樹脂と混合する
が、請求項2に記載の発明では、当初から液晶樹脂はフ
ィブリル状とされている必要は必ずしもなく、発泡性樹
脂組成物を熱分解型発泡剤の分解温度以上かつ液晶樹脂
の転移点以上の温度で異形の金型から押し出す際に、フ
ィブリル化される。
【0020】ここで、フィブリル状態とは、熱可塑性樹
脂マトリクス中に分散されている液晶樹脂のアスペクト
比(分散長/分散径)が1を超える状態を示すものとす
る。このアスペクト比は、好ましくは10以上とされ
る。また、フィブリル径については、0.1〜100μ
mの範囲が好ましく、1〜10μmがより好ましい。
脂マトリクス中に分散されている液晶樹脂のアスペクト
比(分散長/分散径)が1を超える状態を示すものとす
る。このアスペクト比は、好ましくは10以上とされ
る。また、フィブリル径については、0.1〜100μ
mの範囲が好ましく、1〜10μmがより好ましい。
【0021】上記液晶樹脂をフィブリル化するに際して
は、熱可塑性樹脂及び液晶樹脂からなる組成物に、液晶
樹脂の液晶転移点以上の温度で、剪断応力や伸長応力な
どの外部応力を加えることにより、液晶樹脂をフィブリ
ル化することができる。
は、熱可塑性樹脂及び液晶樹脂からなる組成物に、液晶
樹脂の液晶転移点以上の温度で、剪断応力や伸長応力な
どの外部応力を加えることにより、液晶樹脂をフィブリ
ル化することができる。
【0022】例えば、熱可塑性樹脂と液晶樹脂とを溶融
混練するに際し、押出機内または金型内で剪断応力を与
えることにより、液晶樹脂を容易にフィブリル化するこ
とができる。液晶樹脂をマトリクス樹脂中でフィブリル
状とするのに必要な混合樹脂組成物に作用させる見かけ
の剪断速度は、1×102 〜1×105 秒-1、好ましく
は3×102 〜1×104 秒-1とすることが望ましい。
この範囲の剪断速度で押出しを受けた混合樹脂組成物中
の液晶樹脂は、フィブリル化を容易に受け、通常、フィ
ブリル径10μm以下、フィブリル長0.1mm以上の
フィブリル状液晶樹脂とすることができる。
混練するに際し、押出機内または金型内で剪断応力を与
えることにより、液晶樹脂を容易にフィブリル化するこ
とができる。液晶樹脂をマトリクス樹脂中でフィブリル
状とするのに必要な混合樹脂組成物に作用させる見かけ
の剪断速度は、1×102 〜1×105 秒-1、好ましく
は3×102 〜1×104 秒-1とすることが望ましい。
この範囲の剪断速度で押出しを受けた混合樹脂組成物中
の液晶樹脂は、フィブリル化を容易に受け、通常、フィ
ブリル径10μm以下、フィブリル長0.1mm以上の
フィブリル状液晶樹脂とすることができる。
【0023】(熱可塑性樹脂)本発明において用いられ
る上記熱可塑性樹脂としては、発泡可能な熱可塑性樹脂
であれば特に限定されず、例えば、低密度ポリエチレ
ン、直鎖状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、
ホモポリプロピレン、ブロックポリプロピレン、ランダ
ムポリプロピレンなどのオレフィン系樹脂;エチレン−
酢酸ビニル共重合;ポリ塩化ビニル;ポリスチレンなど
を挙げることができる。中でも、自動車用内装材に要求
される柔軟性を実現し得るため、オレフィン系樹脂が好
ましく用いられる。
る上記熱可塑性樹脂としては、発泡可能な熱可塑性樹脂
であれば特に限定されず、例えば、低密度ポリエチレ
ン、直鎖状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、
ホモポリプロピレン、ブロックポリプロピレン、ランダ
ムポリプロピレンなどのオレフィン系樹脂;エチレン−
酢酸ビニル共重合;ポリ塩化ビニル;ポリスチレンなど
を挙げることができる。中でも、自動車用内装材に要求
される柔軟性を実現し得るため、オレフィン系樹脂が好
ましく用いられる。
【0024】上記熱可塑性樹脂のメルトインデックス
(MI)が大きすぎる場合及び小さすぎる場合のいずれ
の場合においても、発泡安定性を低下させる。従って、
好ましくは、熱可塑性樹脂のMIは0.1〜20g/1
0分の範囲であることが好ましく、0.2〜15g/1
0分の範囲内がより好ましい。なお、本明細書における
MIは、JIS K 7210に従って測定された値で
ある。
(MI)が大きすぎる場合及び小さすぎる場合のいずれ
の場合においても、発泡安定性を低下させる。従って、
好ましくは、熱可塑性樹脂のMIは0.1〜20g/1
0分の範囲であることが好ましく、0.2〜15g/1
0分の範囲内がより好ましい。なお、本明細書における
MIは、JIS K 7210に従って測定された値で
ある。
【0025】上記熱可塑性樹脂は必要に応じて架橋され
たものであってもよく、架橋された熱可塑性樹脂を用い
ることにより、より高倍率に発泡することができ、かつ
得られる発泡成形体の軽量化を図ることができ、さらに
熱安定性も高められる。
たものであってもよく、架橋された熱可塑性樹脂を用い
ることにより、より高倍率に発泡することができ、かつ
得られる発泡成形体の軽量化を図ることができ、さらに
熱安定性も高められる。
【0026】架橋方法については特に限定されず、例え
ば、電子線などの電離性放射線を照射する電子線架橋
法、有機過酸化物を用いた化学架橋法またはシラン変成
樹脂を用いたシラン架橋法などを挙げることができる。
熱可塑性樹脂の架橋度が高すぎると、発泡倍率が低下す
ると共に柔軟性が低下し、架橋度が低すぎると熱安定性
が低下しかつ発泡時にセルが破泡し、均一なセルを得る
ことができない。従って、架橋度の指標となるゲル分率
で、10〜30重量%の範囲が好ましく、10〜20重
量%がより好ましい。
ば、電子線などの電離性放射線を照射する電子線架橋
法、有機過酸化物を用いた化学架橋法またはシラン変成
樹脂を用いたシラン架橋法などを挙げることができる。
熱可塑性樹脂の架橋度が高すぎると、発泡倍率が低下す
ると共に柔軟性が低下し、架橋度が低すぎると熱安定性
が低下しかつ発泡時にセルが破泡し、均一なセルを得る
ことができない。従って、架橋度の指標となるゲル分率
で、10〜30重量%の範囲が好ましく、10〜20重
量%がより好ましい。
【0027】なお、本明細書におけるゲル分率とは、発
泡性熱可塑性樹脂を120℃のキシレン中に24時間浸
漬した後の残渣重量の、キシレン浸漬前の架橋樹脂成分
の重量に対する重量百分率をいうものとする。
泡性熱可塑性樹脂を120℃のキシレン中に24時間浸
漬した後の残渣重量の、キシレン浸漬前の架橋樹脂成分
の重量に対する重量百分率をいうものとする。
【0028】また、本発明においては、必要により、液
晶樹脂及び熱可塑性樹脂を含む混合組成物に、液晶樹脂
及び熱可塑性樹脂の組成に応じて、互いの相溶性を高め
るために、成形前もしくは成形時に相溶化剤を添加して
もよい。この相溶化剤としては、例えば、熱可塑性樹脂
がオレフィン系樹脂の場合、オレフィン成分とスチレン
成分や芳香族ポリエステル成分を共重合したもの;マレ
イン酸成分やアクリル酸成分を有するオレフィン樹脂;
グリシジルメタクリレート成分を有するオレフィン樹脂
共重合体などを挙げることができる。また、相溶化剤の
添加量については、混合系の組成や混合割合に応じて適
宜選択すればよい。
晶樹脂及び熱可塑性樹脂を含む混合組成物に、液晶樹脂
及び熱可塑性樹脂の組成に応じて、互いの相溶性を高め
るために、成形前もしくは成形時に相溶化剤を添加して
もよい。この相溶化剤としては、例えば、熱可塑性樹脂
がオレフィン系樹脂の場合、オレフィン成分とスチレン
成分や芳香族ポリエステル成分を共重合したもの;マレ
イン酸成分やアクリル酸成分を有するオレフィン樹脂;
グリシジルメタクリレート成分を有するオレフィン樹脂
共重合体などを挙げることができる。また、相溶化剤の
添加量については、混合系の組成や混合割合に応じて適
宜選択すればよい。
【0029】本発明において用いられる熱分解型発泡剤
は、使用される熱可塑性樹脂の溶融温度より高い分解温
度を有するものであれば特に限定されず、例えば、重炭
酸ナトリウム、炭酸アンモニウム、重炭酸アンモニウ
ム、アジド化合物、ほう水素化ナトリウムなどの無機系
熱分解型発泡剤;アゾジカルボンアミド、アゾビスイソ
ブチロニトリル、N,N´−ジニトロソペンタメチレン
テトラミン、p,p´−ジニトロソペンタメチレンテト
ラミン、p,p´−オキシビスベンゼンスルホニルヒド
ラジド、アゾジカルボン酸バリウム、トリヒドラジノト
リアジンなどの有機系熱分解型発泡剤を挙げることがで
き、分解温度や分解速度の調整が容易であり、ガス発生
量が多く、衛生上優れているため、中でもアゾジカルボ
ンアミドを用いることが好ましい。
は、使用される熱可塑性樹脂の溶融温度より高い分解温
度を有するものであれば特に限定されず、例えば、重炭
酸ナトリウム、炭酸アンモニウム、重炭酸アンモニウ
ム、アジド化合物、ほう水素化ナトリウムなどの無機系
熱分解型発泡剤;アゾジカルボンアミド、アゾビスイソ
ブチロニトリル、N,N´−ジニトロソペンタメチレン
テトラミン、p,p´−ジニトロソペンタメチレンテト
ラミン、p,p´−オキシビスベンゼンスルホニルヒド
ラジド、アゾジカルボン酸バリウム、トリヒドラジノト
リアジンなどの有機系熱分解型発泡剤を挙げることがで
き、分解温度や分解速度の調整が容易であり、ガス発生
量が多く、衛生上優れているため、中でもアゾジカルボ
ンアミドを用いることが好ましい。
【0030】上記発泡剤の添加量については、液晶樹脂
及び熱可塑性樹脂の合計100重量部に対し、0.5〜
30重量部、好ましくは1〜20重量部とすることが必
要である。発泡剤の添加割合が0.5重量部未満の場合
には、発泡が不十分となり、異形発泡体を得ることが困
難となり、30重量部を超えると、発泡時の発泡圧が発
泡性樹脂の伸長応力を超え、セルが破泡し、異形発泡体
を得ることができなくなる。
及び熱可塑性樹脂の合計100重量部に対し、0.5〜
30重量部、好ましくは1〜20重量部とすることが必
要である。発泡剤の添加割合が0.5重量部未満の場合
には、発泡が不十分となり、異形発泡体を得ることが困
難となり、30重量部を超えると、発泡時の発泡圧が発
泡性樹脂の伸長応力を超え、セルが破泡し、異形発泡体
を得ることができなくなる。
【0031】(請求項1に記載の発明に係る製造方法)
請求項1に記載の発明において、上記フィブリル状液晶
樹脂、熱可塑性樹脂及び熱分解型発泡剤を混合し、熱に
より発泡させて異形形状の発泡性賦形体を得るには、一
般的な方法により熱可塑性樹脂、液晶樹脂及び熱分解型
発泡剤をブレンドし、溶融混練し、異形形状の金型から
押し出せばよく、具体的な工程については特に限定され
るものではない。中でも、混練度を高めることができ、
かつ発泡安定性を高めることが可能となるため、2軸混
練押出機を用いることが好ましい。
請求項1に記載の発明において、上記フィブリル状液晶
樹脂、熱可塑性樹脂及び熱分解型発泡剤を混合し、熱に
より発泡させて異形形状の発泡性賦形体を得るには、一
般的な方法により熱可塑性樹脂、液晶樹脂及び熱分解型
発泡剤をブレンドし、溶融混練し、異形形状の金型から
押し出せばよく、具体的な工程については特に限定され
るものではない。中でも、混練度を高めることができ、
かつ発泡安定性を高めることが可能となるため、2軸混
練押出機を用いることが好ましい。
【0032】異形形状の金型から押し出す際の成形温度
については、熱可塑性樹脂の溶融温度以上かつ熱分解型
発泡剤の分解温度未満とする必要がある。熱分解型発泡
剤の分解温度以上とすると、異形形状の金型から押し出
すに際し、1次発泡を引き起こしてしまい、逆に、熱可
塑性樹脂の溶融温度以下で押し出すと背圧が高くなりす
ぎ、異形形状の金型から押し出すことができなくなる。
については、熱可塑性樹脂の溶融温度以上かつ熱分解型
発泡剤の分解温度未満とする必要がある。熱分解型発泡
剤の分解温度以上とすると、異形形状の金型から押し出
すに際し、1次発泡を引き起こしてしまい、逆に、熱可
塑性樹脂の溶融温度以下で押し出すと背圧が高くなりす
ぎ、異形形状の金型から押し出すことができなくなる。
【0033】異形形状の金型とは、目的とする異形発泡
体の形状に応じ適宜構成される。例えば、桶のような形
状の異形発泡体を得ることを目的とする場合には、桶形
状の異形金型を用い、桶形状の発泡性賦形体を得ればよ
い。また、波板状の異形発泡体を得る場合には、波板状
の異形金型を用い、波板形状の発泡体性賦形体を得れば
よい。
体の形状に応じ適宜構成される。例えば、桶のような形
状の異形発泡体を得ることを目的とする場合には、桶形
状の異形金型を用い、桶形状の発泡性賦形体を得ればよ
い。また、波板状の異形発泡体を得る場合には、波板状
の異形金型を用い、波板形状の発泡体性賦形体を得れば
よい。
【0034】これらの場合、異形金型の樹脂吐出部の寸
法については、縦及び横の2方向のそれぞれに対し、目
的とする異形発泡体の発泡倍率を3乗根分の1に縮尺し
たものである必要がある。すなわち、発泡倍率20倍の
桶状の発泡体を得る場合には、タテ及びヨコのそれぞれ
の方向に対し、20の3乗根分の1の樹脂吐出部を有す
る桶形状の異形金型を用いればよい。
法については、縦及び横の2方向のそれぞれに対し、目
的とする異形発泡体の発泡倍率を3乗根分の1に縮尺し
たものである必要がある。すなわち、発泡倍率20倍の
桶状の発泡体を得る場合には、タテ及びヨコのそれぞれ
の方向に対し、20の3乗根分の1の樹脂吐出部を有す
る桶形状の異形金型を用いればよい。
【0035】前述した電子線架橋やシラン架橋を施す場
合には、上記発泡性熱可塑性樹脂を異形形状の金型から
押し出す工程及び該工程後に架橋方法に準じた処理を施
せばよい。
合には、上記発泡性熱可塑性樹脂を異形形状の金型から
押し出す工程及び該工程後に架橋方法に準じた処理を施
せばよい。
【0036】異形金型から発泡性賦形体を押出し、次
に、熱分解型発泡剤の分解温度以上に加熱した後、熱可
塑性樹脂の軟化点以下まで冷却し、固化させることによ
り異形発泡体を得ることができる。この場合、加熱及び
冷却方法については特に限定されない。
に、熱分解型発泡剤の分解温度以上に加熱した後、熱可
塑性樹脂の軟化点以下まで冷却し、固化させることによ
り異形発泡体を得ることができる。この場合、加熱及び
冷却方法については特に限定されない。
【0037】例えば、加熱方法としては、外部が一定の
温度に保たれた加熱炉内に上記発泡性賦形体を入れた
り、熱風を発泡性賦形体に吹き付けたりすることにより
行われ、冷却方法としては、冷風を吹き付ける方法、冷
水の中に賦形発泡体を浸漬する方法などを用い、熱可塑
性樹脂の溶融温度以下まで冷却すればよい。
温度に保たれた加熱炉内に上記発泡性賦形体を入れた
り、熱風を発泡性賦形体に吹き付けたりすることにより
行われ、冷却方法としては、冷風を吹き付ける方法、冷
水の中に賦形発泡体を浸漬する方法などを用い、熱可塑
性樹脂の溶融温度以下まで冷却すればよい。
【0038】(請求項2,3に記載の発明の製造方法)
請求項2に記載の発泡に係る製造方法では、請求項1に
記載の発明と同様に、液晶樹脂及び熱可塑性樹脂を上記
特定の割合で混合してなる樹脂組成物を用いる。この場
合、液晶樹脂は、フィブリル状とされておらずともよ
い。
請求項2に記載の発泡に係る製造方法では、請求項1に
記載の発明と同様に、液晶樹脂及び熱可塑性樹脂を上記
特定の割合で混合してなる樹脂組成物を用いる。この場
合、液晶樹脂は、フィブリル状とされておらずともよ
い。
【0039】また、上記液晶樹脂及び熱可塑性樹脂を混
合してなる樹脂組成物100重量部に対し、熱分解型発
泡剤0.5〜30重量部の割合で混合してなる発泡性樹
脂組成物を、熱分解型発泡剤の分解温度以上かつ液晶樹
脂の転移点以上に加熱することにより1次発泡を引き起
こし、該異形の金型から押し出す。その結果、液晶樹脂
に伸長応力が与えられ、液晶樹脂がフィブリル化され
る。
合してなる樹脂組成物100重量部に対し、熱分解型発
泡剤0.5〜30重量部の割合で混合してなる発泡性樹
脂組成物を、熱分解型発泡剤の分解温度以上かつ液晶樹
脂の転移点以上に加熱することにより1次発泡を引き起
こし、該異形の金型から押し出す。その結果、液晶樹脂
に伸長応力が与えられ、液晶樹脂がフィブリル化され
る。
【0040】この1次発泡時の発泡倍率は1.5〜10
倍程度であることが好ましく、より好ましくは2〜8倍
の範囲である。1次発泡時の発泡倍率が1.5倍より低
いと、1次発泡時の伸長応力が不十分であるため、液晶
樹脂が十分にフィブリル化しないことがあり、10倍を
超えると、セルが大きくなりすぎ、次工程の発泡におい
て破泡を引き起こし、目的とする発泡倍率の発泡体を得
ることができないことがある。
倍程度であることが好ましく、より好ましくは2〜8倍
の範囲である。1次発泡時の発泡倍率が1.5倍より低
いと、1次発泡時の伸長応力が不十分であるため、液晶
樹脂が十分にフィブリル化しないことがあり、10倍を
超えると、セルが大きくなりすぎ、次工程の発泡におい
て破泡を引き起こし、目的とする発泡倍率の発泡体を得
ることができないことがある。
【0041】上記1次発泡の段階における発泡倍率と、
後で行われる2次発泡を終えた段階における最終的な発
泡倍率とを制御するために、請求項2に記載の発明で
は、熱分解型発泡剤の添加量については、液晶樹脂及び
熱可塑性樹脂100重量部に対し、1〜30重量部とす
ることが好ましい。熱分解型発泡剤の使用割合が1重量
部未満の場合に、発泡倍率が十分に高まらないことがあ
り、30重量部を超えると、1次発泡段階における発泡
倍率制御が困難となる。
後で行われる2次発泡を終えた段階における最終的な発
泡倍率とを制御するために、請求項2に記載の発明で
は、熱分解型発泡剤の添加量については、液晶樹脂及び
熱可塑性樹脂100重量部に対し、1〜30重量部とす
ることが好ましい。熱分解型発泡剤の使用割合が1重量
部未満の場合に、発泡倍率が十分に高まらないことがあ
り、30重量部を超えると、1次発泡段階における発泡
倍率制御が困難となる。
【0042】請求項2に記載の発明の製造方法では、上
記のようにして、混合樹脂組成物を異形の金型から押し
出した後、再度熱分解型発泡剤の分解温度以上に加熱す
ることにより2次発泡を完結させる。この場合、1次発
泡終了段階で残存している熱分解型発泡剤が分解するこ
とにより発泡が完結する。この場合においても、液晶樹
脂がフィブリル状となって熱可塑性樹脂マトリクス中に
分散されているため、発泡時の伸長応力が高く、三次元
的に均等に発泡する。その結果、異形の金型から押し出
された形状を保持したまま発泡が完結し、異形の金型に
応じた熱可塑性賦形発泡体を得ることができる。
記のようにして、混合樹脂組成物を異形の金型から押し
出した後、再度熱分解型発泡剤の分解温度以上に加熱す
ることにより2次発泡を完結させる。この場合、1次発
泡終了段階で残存している熱分解型発泡剤が分解するこ
とにより発泡が完結する。この場合においても、液晶樹
脂がフィブリル状となって熱可塑性樹脂マトリクス中に
分散されているため、発泡時の伸長応力が高く、三次元
的に均等に発泡する。その結果、異形の金型から押し出
された形状を保持したまま発泡が完結し、異形の金型に
応じた熱可塑性賦形発泡体を得ることができる。
【0043】また、請求項3に記載の発明に係る製造方
法では、上記発泡性樹脂組成物を異形の金型から押し出
すに際し、発泡性樹脂組成物の温度を、熱分解型発泡剤
の分解温度以上であって、液晶樹脂の転移点を超え、か
つ300℃以下の温度で押し出す。その他の点について
は、請求項2に記載の発明と同様である。このように、
発泡性樹脂組成物の押出しに際しての温度を上記特定の
範囲とする理由は、以下の通りである。
法では、上記発泡性樹脂組成物を異形の金型から押し出
すに際し、発泡性樹脂組成物の温度を、熱分解型発泡剤
の分解温度以上であって、液晶樹脂の転移点を超え、か
つ300℃以下の温度で押し出す。その他の点について
は、請求項2に記載の発明と同様である。このように、
発泡性樹脂組成物の押出しに際しての温度を上記特定の
範囲とする理由は、以下の通りである。
【0044】すなわち、前述した通り、液晶樹脂として
は、全芳香族系液晶樹脂と、半芳香族系液晶樹脂とが存
在する。このうち、耐熱性に優れているのは、全芳香族
系の液晶樹脂である。
は、全芳香族系液晶樹脂と、半芳香族系液晶樹脂とが存
在する。このうち、耐熱性に優れているのは、全芳香族
系の液晶樹脂である。
【0045】従って、耐熱性が良好であることが求めら
れる用途では、全芳香族系の液晶樹脂が用いられる。し
かしながら、全芳香族系液晶樹脂は、液晶転移点、すな
わち固体の液晶ポリマーが液晶状態になる温度が285
℃前後と高い。従って、成形温度をそれだけ高くする必
要があり、全芳香族系液晶樹脂を一般的な熱可塑性樹脂
とブレンドして用いた場合、成形温度領域が狭くなる。
れる用途では、全芳香族系の液晶樹脂が用いられる。し
かしながら、全芳香族系液晶樹脂は、液晶転移点、すな
わち固体の液晶ポリマーが液晶状態になる温度が285
℃前後と高い。従って、成形温度をそれだけ高くする必
要があり、全芳香族系液晶樹脂を一般的な熱可塑性樹脂
とブレンドして用いた場合、成形温度領域が狭くなる。
【0046】他方、液晶樹脂は、成形中に液晶転移点以
上の温度で剪断力や伸長流動を与えると容易にフィブリ
ル化する。もっとも、一旦フィブリル化したものを液晶
転移点以上の温度で無応力状態に放置すると、液晶樹脂
は、再び、マトリクスの熱可塑性樹脂中で球状の形状に
戻ることになる。
上の温度で剪断力や伸長流動を与えると容易にフィブリ
ル化する。もっとも、一旦フィブリル化したものを液晶
転移点以上の温度で無応力状態に放置すると、液晶樹脂
は、再び、マトリクスの熱可塑性樹脂中で球状の形状に
戻ることになる。
【0047】そこで、請求項3に記載の発明では、発泡
性樹脂組成物の押出しに際し、発泡性樹脂組成物の温度
が液晶樹脂の転移点を超え、300℃以下の温度とされ
ている。すなわち、この温度範囲に発泡性樹脂組成物を
制御することにより、液晶樹脂はフィブリル化され、か
つフィブリル化された後直ちに液晶転移点以下に冷却さ
れることになる。従って、液晶樹脂は、フィブリル化さ
れ、かつそのアスペクト比が高い状態で保持されること
になる。アスペクト比が高い状態で保持されると、液晶
フィブリルの比表面積が増大し、熱可塑性樹脂を補強す
る効果を高めることができる。
性樹脂組成物の押出しに際し、発泡性樹脂組成物の温度
が液晶樹脂の転移点を超え、300℃以下の温度とされ
ている。すなわち、この温度範囲に発泡性樹脂組成物を
制御することにより、液晶樹脂はフィブリル化され、か
つフィブリル化された後直ちに液晶転移点以下に冷却さ
れることになる。従って、液晶樹脂は、フィブリル化さ
れ、かつそのアスペクト比が高い状態で保持されること
になる。アスペクト比が高い状態で保持されると、液晶
フィブリルの比表面積が増大し、熱可塑性樹脂を補強す
る効果を高めることができる。
【0048】なお、押出しに際しての発泡性樹脂組成物
の温度を、液晶樹脂の液晶転移点未満とした場合には、
液晶樹脂が溶融せず、成形を行うことが困難となり、3
00℃を超えると、押出機から押出した後、冷却される
までにフィブリル状態に緩和され、アスペクト比が低下
することになる。
の温度を、液晶樹脂の液晶転移点未満とした場合には、
液晶樹脂が溶融せず、成形を行うことが困難となり、3
00℃を超えると、押出機から押出した後、冷却される
までにフィブリル状態に緩和され、アスペクト比が低下
することになる。
【0049】(請求項4に記載の発明の製造方法)請求
項4に記載の発泡に係る熱可塑性賦形発泡体の製造方法
では、請求項1に記載の発明と同様に、フィブリル状の
エポキシ樹脂0.5〜30重量%と、熱可塑性樹脂70
〜99.5重量%の割合で混合された樹脂組成物100
重量部に対し、熱分解型発泡剤が0.5〜20重量部の
割合で混合された発泡性樹脂組成物を用いる。もっと
も、請求項4に記載の発明では、該発泡性樹脂組成物と
して、シート状の発泡性樹脂組成物を用い、熱可塑性樹
脂の溶融温度以上かつ熱分解型発泡剤の分解温度未満で
プレス成形により賦形する。
項4に記載の発泡に係る熱可塑性賦形発泡体の製造方法
では、請求項1に記載の発明と同様に、フィブリル状の
エポキシ樹脂0.5〜30重量%と、熱可塑性樹脂70
〜99.5重量%の割合で混合された樹脂組成物100
重量部に対し、熱分解型発泡剤が0.5〜20重量部の
割合で混合された発泡性樹脂組成物を用いる。もっと
も、請求項4に記載の発明では、該発泡性樹脂組成物と
して、シート状の発泡性樹脂組成物を用い、熱可塑性樹
脂の溶融温度以上かつ熱分解型発泡剤の分解温度未満で
プレス成形により賦形する。
【0050】上記シート状の発泡性樹脂組成物を得るに
は、一般的な方法により、熱可塑性樹脂、液晶樹脂及び
熱分解型発泡剤をブレンドし、溶融混練し、シート化す
ればよい。この場合、混練度を高めることができ、かつ
発泡安定性を高め得るため、2軸混練押出機を用いるこ
とが好ましい。
は、一般的な方法により、熱可塑性樹脂、液晶樹脂及び
熱分解型発泡剤をブレンドし、溶融混練し、シート化す
ればよい。この場合、混練度を高めることができ、かつ
発泡安定性を高め得るため、2軸混練押出機を用いるこ
とが好ましい。
【0051】また、押出機から押し出された混合樹脂組
成物をシート状にする方法については、押出機の先端に
取り付けられたTダイから押し出された樹脂組成物を所
定のクリアランスを有する一対の対向冷却ロール間を通
過させればよい。
成物をシート状にする方法については、押出機の先端に
取り付けられたTダイから押し出された樹脂組成物を所
定のクリアランスを有する一対の対向冷却ロール間を通
過させればよい。
【0052】一対の冷却ロール間のクリアランスの大き
さについては、狙い厚みよりも0.2〜0.5mm小さ
く設定することが望ましい。クリアランスが上記範囲よ
り小さい場合には、シートの表面平滑性が低下すること
があり、上記範囲より大きい場合にはシートが目的とす
る厚みよりも薄くなることがある。上述した電子線架橋
やシラン架橋を施す場合には、発泡性熱可塑性樹脂をシ
ート状に成形する工程及び該工程後に、架橋方法に応じ
た処理を施せばよい。
さについては、狙い厚みよりも0.2〜0.5mm小さ
く設定することが望ましい。クリアランスが上記範囲よ
り小さい場合には、シートの表面平滑性が低下すること
があり、上記範囲より大きい場合にはシートが目的とす
る厚みよりも薄くなることがある。上述した電子線架橋
やシラン架橋を施す場合には、発泡性熱可塑性樹脂をシ
ート状に成形する工程及び該工程後に、架橋方法に応じ
た処理を施せばよい。
【0053】また、請求項4に記載の発明では、上記の
ようにして得たシート状発泡性樹脂組成物を、熱可塑性
樹脂の溶融温度以上かつ熱分解型発泡剤の分解温度未満
の温度で射出成形して賦形する。この場合、目的とする
異形発泡体を、該異形発泡体の発泡倍率に応じた縮尺率
を有するプレス型で賦形する方法を用いることができ
る。すなわち、発泡倍率が20倍の異形発泡体を得る場
合には、タテ×ヨコ×高さの3方向それぞれに対し、異
形発泡体の20の3乗根分の1に縮尺したプレス型で賦
形すればよい。
ようにして得たシート状発泡性樹脂組成物を、熱可塑性
樹脂の溶融温度以上かつ熱分解型発泡剤の分解温度未満
の温度で射出成形して賦形する。この場合、目的とする
異形発泡体を、該異形発泡体の発泡倍率に応じた縮尺率
を有するプレス型で賦形する方法を用いることができ
る。すなわち、発泡倍率が20倍の異形発泡体を得る場
合には、タテ×ヨコ×高さの3方向それぞれに対し、異
形発泡体の20の3乗根分の1に縮尺したプレス型で賦
形すればよい。
【0054】次に、得られた発泡性賦形体を、上記熱分
解型発泡剤の分解温度以上の温度まで加熱し、発泡さ
せ、しかる後、熱可塑性樹脂の軟化温度以下の温度まで
冷却し、固化させることにより異形発泡体を得ることが
できる。この発泡、加熱及び冷却の方法については、特
に限定されるものではなく、請求項1に記載の発明と同
様の加熱方法及び冷却方法を用いることができる。
解型発泡剤の分解温度以上の温度まで加熱し、発泡さ
せ、しかる後、熱可塑性樹脂の軟化温度以下の温度まで
冷却し、固化させることにより異形発泡体を得ることが
できる。この発泡、加熱及び冷却の方法については、特
に限定されるものではなく、請求項1に記載の発明と同
様の加熱方法及び冷却方法を用いることができる。
【0055】(請求項5に記載の発明に係る熱可塑性賦
形発泡体の製造方法)請求項5に記載の発明では、請求
項4に記載の発明と同様にして、シート状発泡性樹脂組
成物を得る。しかる後、シート状発泡性樹脂組成物を、
熱可塑性樹脂の溶融温度以上かつ熱分解型発泡剤の分解
温度未満に加熱し、真空成形または圧空成形により賦形
し、発泡性賦形体を得る。
形発泡体の製造方法)請求項5に記載の発明では、請求
項4に記載の発明と同様にして、シート状発泡性樹脂組
成物を得る。しかる後、シート状発泡性樹脂組成物を、
熱可塑性樹脂の溶融温度以上かつ熱分解型発泡剤の分解
温度未満に加熱し、真空成形または圧空成形により賦形
し、発泡性賦形体を得る。
【0056】シート状発泡性樹脂組成物の加熱方法につ
いては、特に限定されないが、例えば、シート状発泡性
樹脂組成物を遠赤外線オーブンに投入し、加熱する方法
を挙げることができる。真空成形及び圧空成形を行う際
に用いる空気圧としては、1kg/cm2 〜10kg/
cm2 の範囲とすることが好ましく、より好ましくは3
〜8kg/cm2 の範囲である。空気圧が1kg/cm
2 より低い場合には、賦形型の細部にわたる忠実な賦形
が困難となることがあり、10kg/cm2 を超える
と、シート状発泡性樹脂組成物が破断することがある。
いては、特に限定されないが、例えば、シート状発泡性
樹脂組成物を遠赤外線オーブンに投入し、加熱する方法
を挙げることができる。真空成形及び圧空成形を行う際
に用いる空気圧としては、1kg/cm2 〜10kg/
cm2 の範囲とすることが好ましく、より好ましくは3
〜8kg/cm2 の範囲である。空気圧が1kg/cm
2 より低い場合には、賦形型の細部にわたる忠実な賦形
が困難となることがあり、10kg/cm2 を超える
と、シート状発泡性樹脂組成物が破断することがある。
【0057】真空成形及び圧空成形を行う際の空気の温
度については、常温であることが好ましく、それによっ
て、賦形後、冷却まで同時に行うことが可能である。賦
形に用いる賦形型としては、目的とする異形発泡体の発
泡倍率に応じた縮尺比を有するものを用いればよい。す
なわち、発泡倍率が20倍の異形発泡体を得たい場合に
は、タテ×ヨコ×高さの3方向のそれぞれに対し、異形
発泡体の20の3乗根分の1に縮尺したプレス型を用い
ればよい。
度については、常温であることが好ましく、それによっ
て、賦形後、冷却まで同時に行うことが可能である。賦
形に用いる賦形型としては、目的とする異形発泡体の発
泡倍率に応じた縮尺比を有するものを用いればよい。す
なわち、発泡倍率が20倍の異形発泡体を得たい場合に
は、タテ×ヨコ×高さの3方向のそれぞれに対し、異形
発泡体の20の3乗根分の1に縮尺したプレス型を用い
ればよい。
【0058】次に、得られた発泡性賦形体を、熱分解型
発泡剤の分解温度以上の温度まで加熱し、発泡させる。
しかる後、熱可塑性樹脂の軟化温度以下の温度まで冷却
し、固化させることにより異形発泡体を得る。この場
合、加熱及び冷却方法について特に限定されず、請求項
1に記載の発明と同様にして行い得る。
発泡剤の分解温度以上の温度まで加熱し、発泡させる。
しかる後、熱可塑性樹脂の軟化温度以下の温度まで冷却
し、固化させることにより異形発泡体を得る。この場
合、加熱及び冷却方法について特に限定されず、請求項
1に記載の発明と同様にして行い得る。
【0059】(請求項6に記載の発明に係る熱可塑性発
明賦形体の製造方法)請求項6に記載の発明に係る熱可
塑性賦形発泡体の製造方法では、請求項1に記載の発明
に係る製造方法と同様の発泡性樹脂組成物を用い、熱可
塑性樹脂の溶融温度以上かつ熱分解型発泡剤の分解温度
未満でパリソン状に押出し、ブロー成形し、異形形状に
賦形し、発泡性賦形体を得る。
明賦形体の製造方法)請求項6に記載の発明に係る熱可
塑性賦形発泡体の製造方法では、請求項1に記載の発明
に係る製造方法と同様の発泡性樹脂組成物を用い、熱可
塑性樹脂の溶融温度以上かつ熱分解型発泡剤の分解温度
未満でパリソン状に押出し、ブロー成形し、異形形状に
賦形し、発泡性賦形体を得る。
【0060】この場合、パリソン状に押し出すには、例
えば1軸の押出機で樹脂組成物を溶融混練した後、パリ
ソン形状の金型から押し出せばよい。押出に際しての温
度は、熱可塑性樹脂の溶融温度以上かつ熱分解型発泡剤
の分解温度未満の温度とする。
えば1軸の押出機で樹脂組成物を溶融混練した後、パリ
ソン形状の金型から押し出せばよい。押出に際しての温
度は、熱可塑性樹脂の溶融温度以上かつ熱分解型発泡剤
の分解温度未満の温度とする。
【0061】次に、目的とする形状の異形発泡体に応じ
た金型を用いてブロー成形を行う。ブロー成形に用いる
賦形型については、目的とする異形発泡体の発泡倍率に
応じた縮尺比を有するものを用いればよい。すなわち、
発泡倍率が20倍の異形発泡体を得たい場合には、タテ
×ヨコ×高さの3方向のそれぞれに対して、異形発泡体
の20の3乗根分の1に縮尺したブロー成形型を用いれ
ばよい。
た金型を用いてブロー成形を行う。ブロー成形に用いる
賦形型については、目的とする異形発泡体の発泡倍率に
応じた縮尺比を有するものを用いればよい。すなわち、
発泡倍率が20倍の異形発泡体を得たい場合には、タテ
×ヨコ×高さの3方向のそれぞれに対して、異形発泡体
の20の3乗根分の1に縮尺したブロー成形型を用いれ
ばよい。
【0062】ブロー成形型は、例えば水冷などの方法に
より、熱可塑性樹脂の溶融温度以下に冷却されているこ
とが望ましい。また、ブロー成形に際しての空気圧につ
いては、1〜10kg/cm2 の範囲であることが好ま
しく、より好ましくは3〜8kg/cm2 の範囲であ
る。空気圧が1kg/cm2 より低い場合には、賦形型
の細部にわたる忠実な賦形が困難となることがあり、1
0kg/cm2 を超えると、成形中にパリソン状の発泡
性樹脂組成物が破断することがある。
より、熱可塑性樹脂の溶融温度以下に冷却されているこ
とが望ましい。また、ブロー成形に際しての空気圧につ
いては、1〜10kg/cm2 の範囲であることが好ま
しく、より好ましくは3〜8kg/cm2 の範囲であ
る。空気圧が1kg/cm2 より低い場合には、賦形型
の細部にわたる忠実な賦形が困難となることがあり、1
0kg/cm2 を超えると、成形中にパリソン状の発泡
性樹脂組成物が破断することがある。
【0063】ブロー成形により得られた発泡性賦形体
を、熱分解型発泡剤の分解温度以上に加熱することによ
り、発泡させ、しかる後、熱可塑性樹脂の軟化点以下の
温度まで冷却し、固化させることにより、異形発泡体を
得ることができる。この場合の加熱及び冷却方法につい
ては、請求項1に記載の発明と同様に行い得る。
を、熱分解型発泡剤の分解温度以上に加熱することによ
り、発泡させ、しかる後、熱可塑性樹脂の軟化点以下の
温度まで冷却し、固化させることにより、異形発泡体を
得ることができる。この場合の加熱及び冷却方法につい
ては、請求項1に記載の発明と同様に行い得る。
【0064】(作用)請求項1に記載の発明に係る熱可
塑性賦形発泡体の製造方法では、フィブリル状液晶樹脂
と熱可塑性樹脂とを上記特定の割合で含む樹脂組成物に
熱分解型発泡剤を上記特定の割合で混合してなる発泡性
樹脂組成物を、熱可塑性樹脂の溶融温度以上かつ熱分解
型発泡剤の分解温度未満の温度で異形の金型から押し出
すことにより、発泡性賦形体が得られ、該発泡性賦形体
を熱分解型発泡剤の分解温度以上に加熱することによ
り、賦形された発泡体を得ることができる。
塑性賦形発泡体の製造方法では、フィブリル状液晶樹脂
と熱可塑性樹脂とを上記特定の割合で含む樹脂組成物に
熱分解型発泡剤を上記特定の割合で混合してなる発泡性
樹脂組成物を、熱可塑性樹脂の溶融温度以上かつ熱分解
型発泡剤の分解温度未満の温度で異形の金型から押し出
すことにより、発泡性賦形体が得られ、該発泡性賦形体
を熱分解型発泡剤の分解温度以上に加熱することによ
り、賦形された発泡体を得ることができる。
【0065】この場合、液晶樹脂が熱可塑性樹脂中にフ
ィブリル状となって分散されているため、発泡時の伸長
応力が増大し、伸長応力が増大することにより、発泡時
のセル膜の破れが生じ難くなり、発泡安定性が高まる。
従って、事前に賦形された部分の残存応力に発泡を阻害
されることなく、三次元的に均一に発泡する。加えて、
異形形状の金型から上記樹脂組成物を押し出すことによ
り、連続的に異形の発泡性賦形体を得ることができる。
ィブリル状となって分散されているため、発泡時の伸長
応力が増大し、伸長応力が増大することにより、発泡時
のセル膜の破れが生じ難くなり、発泡安定性が高まる。
従って、事前に賦形された部分の残存応力に発泡を阻害
されることなく、三次元的に均一に発泡する。加えて、
異形形状の金型から上記樹脂組成物を押し出すことによ
り、連続的に異形の発泡性賦形体を得ることができる。
【0066】請求項2に記載の発明では、液晶樹脂が添
加された発泡性樹脂組成物を1次発泡させるに際し、液
晶樹脂がフィブリル化され、熱可塑性樹脂マトリクス中
に分散される。そのため、異形形状の発泡性賦形体の発
泡時の伸長応力が増大し、請求項1に記載の発明の場合
と同様に、発泡時のセル膜の破れが生じ難く、発泡安定
性が高められる。従って、請求項1に記載の発明と同様
に、事前に賦形された部分の残存応力に発泡を阻害され
ることなく、三次元的に均等に発泡する。また、断面異
形の金型から押し出すことにより、異形の発泡性賦形体
は連続的に得られる。
加された発泡性樹脂組成物を1次発泡させるに際し、液
晶樹脂がフィブリル化され、熱可塑性樹脂マトリクス中
に分散される。そのため、異形形状の発泡性賦形体の発
泡時の伸長応力が増大し、請求項1に記載の発明の場合
と同様に、発泡時のセル膜の破れが生じ難く、発泡安定
性が高められる。従って、請求項1に記載の発明と同様
に、事前に賦形された部分の残存応力に発泡を阻害され
ることなく、三次元的に均等に発泡する。また、断面異
形の金型から押し出すことにより、異形の発泡性賦形体
は連続的に得られる。
【0067】また、請求項3に記載の発明では、請求項
2に記載の発明に係る製造方法において、押出しに際し
て発泡性樹脂組成物の温度が、液晶樹脂の液晶転移点を
超え、300℃以下の温度とされているので、異形の金
型から安定に押出し成形することができ、かつ高アスペ
クト比のフィブリルとされた液晶樹脂が、高アスペクト
比を保持したまま押出し後に直ちに冷却されるため、高
アスペクト比の液晶フィブリルにより賦形発泡体が効果
的に補強される。
2に記載の発明に係る製造方法において、押出しに際し
て発泡性樹脂組成物の温度が、液晶樹脂の液晶転移点を
超え、300℃以下の温度とされているので、異形の金
型から安定に押出し成形することができ、かつ高アスペ
クト比のフィブリルとされた液晶樹脂が、高アスペクト
比を保持したまま押出し後に直ちに冷却されるため、高
アスペクト比の液晶フィブリルにより賦形発泡体が効果
的に補強される。
【0068】請求項4に記載の発明においても、フィブ
リル状液晶樹脂、熱可塑性樹脂及び熱分解型発泡剤が上
記特定の割合で混合された発泡性樹脂組成物を、熱可塑
性樹脂の溶融温度以上かつ熱分解型発泡剤の分解温度未
満の温度で賦形するため、請求項1に記載の発明と同様
に、フィブリル状液晶樹脂が分散された発泡性賦形体を
得ることができる。もっとも、請求項4に記載の発明で
は、発泡性賦形体を得るに当たり、シート状の発泡性樹
脂組成物をプレス成形することにより発泡性賦形体が得
られる。
リル状液晶樹脂、熱可塑性樹脂及び熱分解型発泡剤が上
記特定の割合で混合された発泡性樹脂組成物を、熱可塑
性樹脂の溶融温度以上かつ熱分解型発泡剤の分解温度未
満の温度で賦形するため、請求項1に記載の発明と同様
に、フィブリル状液晶樹脂が分散された発泡性賦形体を
得ることができる。もっとも、請求項4に記載の発明で
は、発泡性賦形体を得るに当たり、シート状の発泡性樹
脂組成物をプレス成形することにより発泡性賦形体が得
られる。
【0069】また、上記発泡性賦形体では、フィブリル
状液晶樹脂が分散されているため、次に熱分解型発泡剤
の分解温度以上に加熱することにより、請求項1に記載
の発明と同様に、発泡時の伸長応力の増大により、セル
膜の破れが生じ難く、発泡安定性が高められると共に、
事前に賦形された部分の残存応力に発泡を阻害されるこ
となく、3次元的に均等に発泡させることができる。従
って、目的とする形状の発泡体を確実に得ることができ
る。
状液晶樹脂が分散されているため、次に熱分解型発泡剤
の分解温度以上に加熱することにより、請求項1に記載
の発明と同様に、発泡時の伸長応力の増大により、セル
膜の破れが生じ難く、発泡安定性が高められると共に、
事前に賦形された部分の残存応力に発泡を阻害されるこ
となく、3次元的に均等に発泡させることができる。従
って、目的とする形状の発泡体を確実に得ることができ
る。
【0070】請求項5に記載の発明では、請求項4に記
載の発明と同様に、シート状の発泡性樹脂組成物を、熱
可塑性樹脂の溶融温度以上かつ熱分解型発泡剤の分解開
始温度未満で賦形するため、もっとも、請求項5に記載
の発明では、真空成形または圧空成形により賦形する
が、請求項4に記載の発明と同様に、発泡性賦形体を容
易に得ることができる。しかも、該発泡性賦形体を、熱
分解型発泡剤の分解温度以上に加熱することにより発泡
させて賦形された発泡体を得るため、請求項4に記載の
発明と同様に発泡時の伸長応力が増大し、発泡時にセル
膜が破れ難く、発泡安定性が高められると共に、事前に
賦形された部分の残存応力に発泡を阻害されることな
く、三次元的に均等に発泡させることができる。
載の発明と同様に、シート状の発泡性樹脂組成物を、熱
可塑性樹脂の溶融温度以上かつ熱分解型発泡剤の分解開
始温度未満で賦形するため、もっとも、請求項5に記載
の発明では、真空成形または圧空成形により賦形する
が、請求項4に記載の発明と同様に、発泡性賦形体を容
易に得ることができる。しかも、該発泡性賦形体を、熱
分解型発泡剤の分解温度以上に加熱することにより発泡
させて賦形された発泡体を得るため、請求項4に記載の
発明と同様に発泡時の伸長応力が増大し、発泡時にセル
膜が破れ難く、発泡安定性が高められると共に、事前に
賦形された部分の残存応力に発泡を阻害されることな
く、三次元的に均等に発泡させることができる。
【0071】請求項6に記載の発明においても、請求項
1に記載の発泡性樹脂組成物を賦形し、発泡性賦形体を
得ているため、該発泡性賦形体においてフィブリル状の
液晶樹脂が熱可塑性樹脂マトリックス中に分散されてい
るので、発泡性賦形体を熱分解型発泡剤の分解温度以上
に加熱し発泡させた場合、発泡時の伸長応力が増大す
る。従って、伸長応力の増大により、発泡時のセル膜の
破れが生じ難く、発泡安定性が高められると共に、事前
に賦形された部分の残存応力に発泡を阻害されることな
く、三次元的に均等に発泡されることになる。
1に記載の発泡性樹脂組成物を賦形し、発泡性賦形体を
得ているため、該発泡性賦形体においてフィブリル状の
液晶樹脂が熱可塑性樹脂マトリックス中に分散されてい
るので、発泡性賦形体を熱分解型発泡剤の分解温度以上
に加熱し発泡させた場合、発泡時の伸長応力が増大す
る。従って、伸長応力の増大により、発泡時のセル膜の
破れが生じ難く、発泡安定性が高められると共に、事前
に賦形された部分の残存応力に発泡を阻害されることな
く、三次元的に均等に発泡されることになる。
【0072】また、請求項6に記載の発泡では、上記発
泡性賦形体を得るにあたり、発泡性樹脂組成物をパリソ
ン状に押出した後、ブロー成形することにより発泡性賦
形体を得ているため、筒状などのブロー成形により得る
ことが適当な成形体を容易に得ることが可能となる。
泡性賦形体を得るにあたり、発泡性樹脂組成物をパリソ
ン状に押出した後、ブロー成形することにより発泡性賦
形体を得ているため、筒状などのブロー成形により得る
ことが適当な成形体を容易に得ることが可能となる。
【0073】
【実施例】以下、本発明の非限定的な実施例を挙げるこ
とにより、本発明を詳細に説明する。
とにより、本発明を詳細に説明する。
【0074】(実施例1)ポリプロピレン(三菱化学社
製、商品名:EA9A、MI=0.3g/10分、密度
0.9g/cm3 、溶融温度165℃)と、液晶樹脂
(ユニチカ社製、商品名:ロッドランLC−5000、
液晶転移温度280℃)とを、下記の表1に示す割合で
混合し、2軸混練押出機(池貝機工社製、商品名:PC
M−30)で溶融混練し、直径3mmのストランドダイ
から押出し、水冷し、ペレタイザーでペレット化するこ
とにより、液晶樹脂/熱可塑性樹脂ペレットを得た。こ
の場合、バレル温度及び金型温度は、いずれも290℃
に設定した。上記複合ペレットを液体窒素により凍結
し、破断し、破断面を走査型電子顕微鏡で観察したとこ
ろ、複合ペレット中の液晶樹脂がフィブリル化してい
た。
製、商品名:EA9A、MI=0.3g/10分、密度
0.9g/cm3 、溶融温度165℃)と、液晶樹脂
(ユニチカ社製、商品名:ロッドランLC−5000、
液晶転移温度280℃)とを、下記の表1に示す割合で
混合し、2軸混練押出機(池貝機工社製、商品名:PC
M−30)で溶融混練し、直径3mmのストランドダイ
から押出し、水冷し、ペレタイザーでペレット化するこ
とにより、液晶樹脂/熱可塑性樹脂ペレットを得た。こ
の場合、バレル温度及び金型温度は、いずれも290℃
に設定した。上記複合ペレットを液体窒素により凍結
し、破断し、破断面を走査型電子顕微鏡で観察したとこ
ろ、複合ペレット中の液晶樹脂がフィブリル化してい
た。
【0075】次に、上記複合ペレットとシラン架橋性ポ
リプロピレン(三菱化学社製、商品名:リンクロンXP
M800HM、MI=10g/10分、溶融温度167
℃)とシラン架橋触媒マスターバッチ(三菱化学社製、
商品名:PZ−10S、ポリプロピレン100重量部に
ジブチル錫ラウレートが1重量部が添加されたもの)
と、熱分解型発泡剤(アゾジカルボンアミド、大塚化学
社製、商品名:ユニホームAZ,SO−20、分解温度
201℃)を、下記の表2示す割合で混合し、2軸混練
押出機(池貝機工社製、商品名:PCM−30)で溶融
混練し、図1に示す樹脂吐出部1aが波板形状の異形金
型1から押出し、押し出された賦形体を20℃の水で水
冷した後、長さ100mmにカットし、発泡性賦形体を
得た。この場合、バレル温度及び金型温度は、いずれも
180℃に設定しておいた。
リプロピレン(三菱化学社製、商品名:リンクロンXP
M800HM、MI=10g/10分、溶融温度167
℃)とシラン架橋触媒マスターバッチ(三菱化学社製、
商品名:PZ−10S、ポリプロピレン100重量部に
ジブチル錫ラウレートが1重量部が添加されたもの)
と、熱分解型発泡剤(アゾジカルボンアミド、大塚化学
社製、商品名:ユニホームAZ,SO−20、分解温度
201℃)を、下記の表2示す割合で混合し、2軸混練
押出機(池貝機工社製、商品名:PCM−30)で溶融
混練し、図1に示す樹脂吐出部1aが波板形状の異形金
型1から押出し、押し出された賦形体を20℃の水で水
冷した後、長さ100mmにカットし、発泡性賦形体を
得た。この場合、バレル温度及び金型温度は、いずれも
180℃に設定しておいた。
【0076】上記のようして得た発泡性賦形体の発泡倍
率を測定した。すなわち、賦形発泡体の密度を測定し、
発泡性樹脂組成物の密度で除算し、その逆数を発泡倍率
とした。結果を下記の表3に示す。
率を測定した。すなわち、賦形発泡体の密度を測定し、
発泡性樹脂組成物の密度で除算し、その逆数を発泡倍率
とした。結果を下記の表3に示す。
【0077】しかる後、上記発泡性賦形体を、100℃
の熱水に2時間浸漬し、架橋した。架橋された発泡性賦
形体をテトラフルオロエチレン製のシートに載置し、2
30℃に温度調節された加熱用オーブンに投入し、10
分間放置し、加熱発泡させた。加熱発泡後、該加熱用オ
ーブンから発泡体を取り出し、自然放冷することにより
異形発泡体を固化させた。
の熱水に2時間浸漬し、架橋した。架橋された発泡性賦
形体をテトラフルオロエチレン製のシートに載置し、2
30℃に温度調節された加熱用オーブンに投入し、10
分間放置し、加熱発泡させた。加熱発泡後、該加熱用オ
ーブンから発泡体を取り出し、自然放冷することにより
異形発泡体を固化させた。
【0078】上記のようにして得た異形発泡体の曲面部
の曲率の測定を、図1にAで示す位置で行った。曲面部
を円弧の一部と見なし、その円弧の半径を測定すること
により曲面部の曲率半径とした。このようにして得た曲
率半径から、下記の式(1)により、曲率半径の均等発
泡からのズレを計算した。
の曲率の測定を、図1にAで示す位置で行った。曲面部
を円弧の一部と見なし、その円弧の半径を測定すること
により曲面部の曲率半径とした。このようにして得た曲
率半径から、下記の式(1)により、曲率半径の均等発
泡からのズレを計算した。
【0079】
【数1】
【0080】なお、式(1)において、Xは、曲面部の
曲率半径の均等発泡からのズレの割合(%)を、Rは曲
面部の曲率半径を、Tは全体の平均発泡倍率を、R0は
曲面部の発泡前の曲率半径を示す。
曲率半径の均等発泡からのズレの割合(%)を、Rは曲
面部の曲率半径を、Tは全体の平均発泡倍率を、R0は
曲面部の発泡前の曲率半径を示す。
【0081】なお、均一発泡であれば、R/T2/3 であ
るため、R/T2/3 は、発泡の均一性の指標となり、従
って、上記式(1)では、R/T2/3 のR0に対する比
を基準として均等発泡からのズレの割合を求めたもので
ある。
るため、R/T2/3 は、発泡の均一性の指標となり、従
って、上記式(1)では、R/T2/3 のR0に対する比
を基準として均等発泡からのズレの割合を求めたもので
ある。
【0082】また、得られた異形発泡体のタテ、ヨコ、
及び高さの実寸をのぎすを用いて測定した。このようし
て得られた寸法から、下記の式(2)に示す計算方法に
より、タテ、ヨコ、高さのそれぞれの発泡倍率の均等発
泡からのズレの割合Yを計算した。
及び高さの実寸をのぎすを用いて測定した。このようし
て得られた寸法から、下記の式(2)に示す計算方法に
より、タテ、ヨコ、高さのそれぞれの発泡倍率の均等発
泡からのズレの割合Yを計算した。
【0083】
【数2】
【0084】なお、式(2)において、Yは、タテ、ヨ
コまたは高さの均等発泡からのズレの割合(%)を、L
はタテ、ヨコまたは高さの実寸を、L0は、タテ、ヨコ
または高さの発泡前の寸法を、Tは全体の平均発泡倍率
を示す。式(2)により得られた結果を下記の表4に示
す。
コまたは高さの均等発泡からのズレの割合(%)を、L
はタテ、ヨコまたは高さの実寸を、L0は、タテ、ヨコ
または高さの発泡前の寸法を、Tは全体の平均発泡倍率
を示す。式(2)により得られた結果を下記の表4に示
す。
【0085】(実施例2)用いた樹脂の割合を表1,2
のように変更したことを除いては、賦形発泡体を得、実
施例1と同様にして評価した。
のように変更したことを除いては、賦形発泡体を得、実
施例1と同様にして評価した。
【0086】(比較例1)用いた樹脂の割合を、表1,
2のように変更したことを除いては、実施例1と同様に
して賦形発泡体を得、かつ評価した。
2のように変更したことを除いては、実施例1と同様に
して賦形発泡体を得、かつ評価した。
【0087】(比較例2)用いた樹脂の割合を、表1,
2のように変更したことを除いては、実施例1と同様に
して賦形発泡体を得、かつ評価した。
2のように変更したことを除いては、実施例1と同様に
して賦形発泡体を得、かつ評価した。
【0088】(実施例3)下記の表1及び表2に示す配
合の発泡性樹脂組成物を、2軸混練押出機(池貝機工社
製、商品名:PCM−30)で溶融混練し、図1に示す
異型金型から押出し、20℃の水で水冷し、固化させ、
長さ100mmにカットし、1次発泡された発泡性賦形
体を得た。この場合、バレル温度及び金型温度は、いず
れも290℃に設定した。
合の発泡性樹脂組成物を、2軸混練押出機(池貝機工社
製、商品名:PCM−30)で溶融混練し、図1に示す
異型金型から押出し、20℃の水で水冷し、固化させ、
長さ100mmにカットし、1次発泡された発泡性賦形
体を得た。この場合、バレル温度及び金型温度は、いず
れも290℃に設定した。
【0089】上記のようにして得た発泡性賦形体の発泡
倍率を測定した。すなわち、発泡倍率は、1次発泡した
上記発泡性賦形体の密度を測定し、発泡性樹脂組成物の
密度で除算し、その逆数とした。結果を下記の表5に示
す。
倍率を測定した。すなわち、発泡倍率は、1次発泡した
上記発泡性賦形体の密度を測定し、発泡性樹脂組成物の
密度で除算し、その逆数とした。結果を下記の表5に示
す。
【0090】上記発泡性賦形体を100℃の熱水に2時
間浸漬し、架橋した。架橋された発泡性賦形体をテトラ
フルオロエチレン製シートの上に載置し、230℃に温
度調節された加熱用オーブンに入れ、10分間放置し、
加熱発泡させた。
間浸漬し、架橋した。架橋された発泡性賦形体をテトラ
フルオロエチレン製シートの上に載置し、230℃に温
度調節された加熱用オーブンに入れ、10分間放置し、
加熱発泡させた。
【0091】加熱発泡後、加熱用オーブンから発泡体を
取り出し、放冷し、賦形発泡体を固化させた。この賦形
発泡体の一部を破断し、破断面を走査型電子顕微鏡で観
察したところ、80%以上の液晶樹脂がフィブリル化
し、分散していることが認められた。
取り出し、放冷し、賦形発泡体を固化させた。この賦形
発泡体の一部を破断し、破断面を走査型電子顕微鏡で観
察したところ、80%以上の液晶樹脂がフィブリル化
し、分散していることが認められた。
【0092】また、上記賦形発泡体の発泡倍率を測定し
た。発泡倍率の測定については、賦形発泡体の密度を測
定し、発泡性樹脂組成物の密度で除算し、その逆数とし
た。結果を表5に示す。
た。発泡倍率の測定については、賦形発泡体の密度を測
定し、発泡性樹脂組成物の密度で除算し、その逆数とし
た。結果を表5に示す。
【0093】しかる後、上記賦形発泡体の曲率及び実寸
を、実施例1と同様にして測定した。また、実施例1と
同様の方法で、曲率半径の均等発泡からのズレ量と、タ
テ、ヨコ及び高さのそれぞれの方向の発泡倍率の均等発
泡からのズレを計算した。結果を下記の表5及び表6に
示す。
を、実施例1と同様にして測定した。また、実施例1と
同様の方法で、曲率半径の均等発泡からのズレ量と、タ
テ、ヨコ及び高さのそれぞれの方向の発泡倍率の均等発
泡からのズレを計算した。結果を下記の表5及び表6に
示す。
【0094】(実施例4)熱分解型発泡剤の混合割合を
表2に示すように変更したことを除いては、実施例3と
同様にして賦形発泡体を得、実施例3と同様にして評価
した。
表2に示すように変更したことを除いては、実施例3と
同様にして賦形発泡体を得、実施例3と同様にして評価
した。
【0095】(比較例3)下記の表1及び表2に示すよ
うに、液晶樹脂を用いずに、ポリプロピレンのみを用い
たことを除いては、実施例3と同様にして賦形発泡体を
得、かつ評価した。
うに、液晶樹脂を用いずに、ポリプロピレンのみを用い
たことを除いては、実施例3と同様にして賦形発泡体を
得、かつ評価した。
【0096】(比較例4)下記の表1及び表2に示すよ
うに、ポリプロピレン350重量部に対し液晶樹脂を5
00重量部用いたことを除いては、実施例3と同様にし
て賦形発泡体を得、評価した。
うに、ポリプロピレン350重量部に対し液晶樹脂を5
00重量部用いたことを除いては、実施例3と同様にし
て賦形発泡体を得、評価した。
【0097】(比較例5)下記の表1に示すように、ポ
リプロピレンを600重量部、液晶樹脂を200重量部
の割合としたことを除いては、実施例3と同様にして賦
形発泡体を得、かつ評価した。
リプロピレンを600重量部、液晶樹脂を200重量部
の割合としたことを除いては、実施例3と同様にして賦
形発泡体を得、かつ評価した。
【0098】
【表1】
【0099】
【表2】
【0100】
【表3】
【0101】
【表4】
【0102】
【表5】
【0103】
【表6】
【0104】表3及び表4から明らかなように、液晶樹
脂を用いていない比較例1に比べ、実施例1,2では、
請求項1に記載の発明に従ってポリプロピレン及び液晶
樹脂を配合し、液晶樹脂をフィブリル化させて分散させ
ているためか、曲率半径の均等発泡からのズレが極めて
小さく、得られた賦形発泡体のタテ、ヨコ及び高さのい
ずれの方向においても、均等発泡からのズレが極めて小
さく、従って、三次元的に均一に発泡された賦形発泡体
の得られることがわかる。
脂を用いていない比較例1に比べ、実施例1,2では、
請求項1に記載の発明に従ってポリプロピレン及び液晶
樹脂を配合し、液晶樹脂をフィブリル化させて分散させ
ているためか、曲率半径の均等発泡からのズレが極めて
小さく、得られた賦形発泡体のタテ、ヨコ及び高さのい
ずれの方向においても、均等発泡からのズレが極めて小
さく、従って、三次元的に均一に発泡された賦形発泡体
の得られることがわかる。
【0105】また、比較例2では、液晶樹脂の配合割合
が高すぎたためか、比較例1と同様に、均等発泡からの
ズレが大きく、タテ、ヨコ及び高さ方向の均等発泡から
のズレも大きかった。
が高すぎたためか、比較例1と同様に、均等発泡からの
ズレが大きく、タテ、ヨコ及び高さ方向の均等発泡から
のズレも大きかった。
【0106】また、表5及び表6から明らかなように、
液晶樹脂を用いていない比較例3、液晶樹脂の配合割合
が多すぎる比較例4及び液晶樹脂の配合割合が少なすぎ
る比較例5に対し、実施例3,4では、曲率半径の均等
発泡からのズレが非常に小さく、かつ得られた賦形発泡
体におけるタテ、ヨコ及び高さ方向の均等発泡からのズ
レも非常に小さかった。
液晶樹脂を用いていない比較例3、液晶樹脂の配合割合
が多すぎる比較例4及び液晶樹脂の配合割合が少なすぎ
る比較例5に対し、実施例3,4では、曲率半径の均等
発泡からのズレが非常に小さく、かつ得られた賦形発泡
体におけるタテ、ヨコ及び高さ方向の均等発泡からのズ
レも非常に小さかった。
【0107】(実施例5)ポリプロピレン(三菱化学社
製、商品名:EA9A、MI=0.3g/10分、密度
0.9g/cm3 と、液晶樹脂(ユニチカ社製、商品
名:ロッドランLC−5000、液晶転移温度280
℃)を、下記の表7に示す割合で混合し、2軸混練押出
機(池貝機工社製、商品名:PCM−30)で溶融混練
し、直径3mmのストランドダイから押出し、水冷し、
ペレタイザーでペレット化することにより、液晶樹脂/
ポリプロピレン複合ペレットを得た。この複合ペレット
の断面を走査型電子顕微鏡で観察したところ、液晶樹脂
がフィブリル化し分散していた。なお、上記溶融混練及
び押出しに際しては、バレル温度及び金型温度のいずれ
も290℃に設定した。
製、商品名:EA9A、MI=0.3g/10分、密度
0.9g/cm3 と、液晶樹脂(ユニチカ社製、商品
名:ロッドランLC−5000、液晶転移温度280
℃)を、下記の表7に示す割合で混合し、2軸混練押出
機(池貝機工社製、商品名:PCM−30)で溶融混練
し、直径3mmのストランドダイから押出し、水冷し、
ペレタイザーでペレット化することにより、液晶樹脂/
ポリプロピレン複合ペレットを得た。この複合ペレット
の断面を走査型電子顕微鏡で観察したところ、液晶樹脂
がフィブリル化し分散していた。なお、上記溶融混練及
び押出しに際しては、バレル温度及び金型温度のいずれ
も290℃に設定した。
【0108】次に、上記複合ペレット、シラン架橋性ポ
リプロピレン(三菱化学社製、商品名:リンクロンXP
M800HM、溶融温度167℃、MI=10g/10
分)と、シラン架橋触媒マスターバッチ(三菱化学社
製、商品名:PZ−10S)と、熱分解型発泡剤として
のアゾジカルボンアミド(大塚化学社製、商品名:ユニ
ホームAZ SO−20、分解温度201℃)とを下記
の表8に示す割合で混合し、2軸混練押出機(池貝機工
社製、商品名:PCM−30)で溶融混練し、リップク
リアランス2mm及び幅200mmのシートダイから押
出し、上下一対の水冷式ロールでサイジングすることに
より、厚み2mm及び幅180mmの発泡性シートを得
た。なお、このとき、バレル温度及び金型温度は、いず
れも180℃に設定しておいた。
リプロピレン(三菱化学社製、商品名:リンクロンXP
M800HM、溶融温度167℃、MI=10g/10
分)と、シラン架橋触媒マスターバッチ(三菱化学社
製、商品名:PZ−10S)と、熱分解型発泡剤として
のアゾジカルボンアミド(大塚化学社製、商品名:ユニ
ホームAZ SO−20、分解温度201℃)とを下記
の表8に示す割合で混合し、2軸混練押出機(池貝機工
社製、商品名:PCM−30)で溶融混練し、リップク
リアランス2mm及び幅200mmのシートダイから押
出し、上下一対の水冷式ロールでサイジングすることに
より、厚み2mm及び幅180mmの発泡性シートを得
た。なお、このとき、バレル温度及び金型温度は、いず
れも180℃に設定しておいた。
【0109】しかる後、上記のようにして得た発泡性シ
ートを、長さ200mmに裁断し、180℃に温度調節
された図2,3に示す上型及び下型からなるプレス型を
用い、プレス圧1kg/cm2 でプレスし、タテとヨコ
との長さが180mm及び130mmとなるようにカッ
トし、発泡性賦形体を得た。
ートを、長さ200mmに裁断し、180℃に温度調節
された図2,3に示す上型及び下型からなるプレス型を
用い、プレス圧1kg/cm2 でプレスし、タテとヨコ
との長さが180mm及び130mmとなるようにカッ
トし、発泡性賦形体を得た。
【0110】得られた発泡性賦形体を常温まで放冷し、
しかる後、100℃の熱水に2時間浸漬し、架橋した。
架橋された発泡性賦形体をテトラフルオロエチレン製シ
ート上に載置し、230℃に温度調節された加熱用オー
ブンに入れ、10分間放置し、加熱発泡させた。加熱発
泡後、該加熱用オーブンから取り出し、放冷し、賦形発
泡体を固化させた。
しかる後、100℃の熱水に2時間浸漬し、架橋した。
架橋された発泡性賦形体をテトラフルオロエチレン製シ
ート上に載置し、230℃に温度調節された加熱用オー
ブンに入れ、10分間放置し、加熱発泡させた。加熱発
泡後、該加熱用オーブンから取り出し、放冷し、賦形発
泡体を固化させた。
【0111】上記のようにして、図4に示す賦形発泡体
2を得た。この賦形発泡体のA〜Cで示す位置で、曲率
半径及び曲率半径の均等発泡からのズレを、実施例1と
同様にして評価した。また、得られた賦形発泡体のタ
テ、ヨコ及び高さの実寸をノギスを用いて測定し、実施
例1と同様の計算方法により、タテ、ヨコ及び高さのそ
れぞれの方向における発泡倍率の均等発泡からのズレを
計算した。結果を下記の表9に示す。
2を得た。この賦形発泡体のA〜Cで示す位置で、曲率
半径及び曲率半径の均等発泡からのズレを、実施例1と
同様にして評価した。また、得られた賦形発泡体のタ
テ、ヨコ及び高さの実寸をノギスを用いて測定し、実施
例1と同様の計算方法により、タテ、ヨコ及び高さのそ
れぞれの方向における発泡倍率の均等発泡からのズレを
計算した。結果を下記の表9に示す。
【0112】(実施例6)使用した樹脂の配合を、下記
の表7及び表8に示すように変更したことを除いては、
実施例5と同様にして賦形発泡体を得、かつ評価した。
の表7及び表8に示すように変更したことを除いては、
実施例5と同様にして賦形発泡体を得、かつ評価した。
【0113】(実施例7)熱分解型発泡剤の混合割合を
下記の表8に示すように変更したことを除いては、実施
例5と同様にして賦形発泡体を得、かつ評価した。
下記の表8に示すように変更したことを除いては、実施
例5と同様にして賦形発泡体を得、かつ評価した。
【0114】(比較例6,7)使用した樹脂組成を下記
の表7及び表8に示すように変更したことを除いては、
実施例5と同様にして賦形発泡体を得、かつ評価した。
の表7及び表8に示すように変更したことを除いては、
実施例5と同様にして賦形発泡体を得、かつ評価した。
【0115】(比較例8,9)熱分解型発泡剤の混合割
合を下記の表8に示すように変更したことを除いては、
実施例5と同様にして賦形発泡体を得、評価した。
合を下記の表8に示すように変更したことを除いては、
実施例5と同様にして賦形発泡体を得、評価した。
【0116】(実施例8)ポリプロピレン(三菱化学社
製、商品名:EA9A、MI=0.3g/10分、密度
0.9g/cm3 )と、液晶樹脂(ユニチカ社製、商品
名:ロッドランLC−5000、液晶転移温度280
℃)を、下記の表7に示す割合で混合し、2軸混練押出
機(池貝機工社製、商品名:PCM−30)で溶融混練
し、直径3mmのストランドダイから押出し、水冷し、
ペレタイザーでペレット化することにより、液晶樹脂/
ポリプロピレン複合ペレットを得た。この複合ペレット
を破断し、破断面を走査型電子顕微鏡で観察したとこ
ろ、液晶樹脂がフィブリル化し、分散していることが確
かめれた。なお、上記溶融混練及び押出しに際し、バレ
ル温度及び金型温度は、いずれも290℃に設定してお
いた。
製、商品名:EA9A、MI=0.3g/10分、密度
0.9g/cm3 )と、液晶樹脂(ユニチカ社製、商品
名:ロッドランLC−5000、液晶転移温度280
℃)を、下記の表7に示す割合で混合し、2軸混練押出
機(池貝機工社製、商品名:PCM−30)で溶融混練
し、直径3mmのストランドダイから押出し、水冷し、
ペレタイザーでペレット化することにより、液晶樹脂/
ポリプロピレン複合ペレットを得た。この複合ペレット
を破断し、破断面を走査型電子顕微鏡で観察したとこ
ろ、液晶樹脂がフィブリル化し、分散していることが確
かめれた。なお、上記溶融混練及び押出しに際し、バレ
ル温度及び金型温度は、いずれも290℃に設定してお
いた。
【0117】次に、上記複合ペレットと、シラン架橋性
ポリプロピレン(三菱化学社製、商品名:リンクロンX
PM800HM)と、シラン架橋触媒マスターバッチ
(三菱化学社製、商品名:PZ−10S)と、熱分解型
発泡剤としてのアゾジカルボンアミド(大塚化学社製、
商品名:ユニホールAZ SO−20、分解温度201
℃)とを下記の表8に示す割合で混合し、2軸混練押出
機(池貝機工社製、商品名:PCM−30)で溶融混練
し、リップクリアランス2mm及び幅200mmのシー
トダイから押出し、上下一対の水冷式ロールでサイジン
グすることにより、厚み2mm及び幅180mmの発泡
性シートを得た。このとき、バレル温度及び金型温度
は、いずれも180℃に設定しておいた。
ポリプロピレン(三菱化学社製、商品名:リンクロンX
PM800HM)と、シラン架橋触媒マスターバッチ
(三菱化学社製、商品名:PZ−10S)と、熱分解型
発泡剤としてのアゾジカルボンアミド(大塚化学社製、
商品名:ユニホールAZ SO−20、分解温度201
℃)とを下記の表8に示す割合で混合し、2軸混練押出
機(池貝機工社製、商品名:PCM−30)で溶融混練
し、リップクリアランス2mm及び幅200mmのシー
トダイから押出し、上下一対の水冷式ロールでサイジン
グすることにより、厚み2mm及び幅180mmの発泡
性シートを得た。このとき、バレル温度及び金型温度
は、いずれも180℃に設定しておいた。
【0118】しかる後、上記のようにして得た発泡性シ
ートを、高さ200mmに裁断したものを、180℃に
温度調節された加熱用オーブンに入れ、5分間加熱し、
該発泡性シートを溶融状態とした。続いて、溶融状態に
ある発泡性シートを、図5に示す賦形型を用い、5kg
/cm2 の空気圧の圧縮空気を用いて圧空成形し、しか
る後、成形体をタテ及びヨコ140mmの寸法となるよ
うに切断し、発泡性賦形体を得た。
ートを、高さ200mmに裁断したものを、180℃に
温度調節された加熱用オーブンに入れ、5分間加熱し、
該発泡性シートを溶融状態とした。続いて、溶融状態に
ある発泡性シートを、図5に示す賦形型を用い、5kg
/cm2 の空気圧の圧縮空気を用いて圧空成形し、しか
る後、成形体をタテ及びヨコ140mmの寸法となるよ
うに切断し、発泡性賦形体を得た。
【0119】上記発泡性賦形体を常温まで放冷し、しか
る後、100℃に熱水に2時間浸漬し、架橋した。架橋
された発泡性賦形体をテトラフルオロエチレン製シート
上に載置し、230℃に温度調節された加熱用オーブン
に入れ、10分間放置し、加熱発泡した。加熱発泡後、
加熱用オーブンから取り出し、放冷し、賦形発泡体を固
化させた。
る後、100℃に熱水に2時間浸漬し、架橋した。架橋
された発泡性賦形体をテトラフルオロエチレン製シート
上に載置し、230℃に温度調節された加熱用オーブン
に入れ、10分間放置し、加熱発泡した。加熱発泡後、
加熱用オーブンから取り出し、放冷し、賦形発泡体を固
化させた。
【0120】上記賦形発泡体の曲率半径及び曲率半径の
均等発泡からのズレ、並びに賦形発泡体のタテ、ヨコ及
び高さの各方向における発泡倍率の均等発泡からのズレ
を、図5のA〜Cに示す部分に相当の位置で、実施例1
と同様にして評価した。結果を下記の表10に示す。
均等発泡からのズレ、並びに賦形発泡体のタテ、ヨコ及
び高さの各方向における発泡倍率の均等発泡からのズレ
を、図5のA〜Cに示す部分に相当の位置で、実施例1
と同様にして評価した。結果を下記の表10に示す。
【0121】(比較例10)用いた樹脂組成を、下記の
表7,表8に示すように変更したことを除いては、実施
例8と同様にして賦形発泡体を得、かつ評価した。
表7,表8に示すように変更したことを除いては、実施
例8と同様にして賦形発泡体を得、かつ評価した。
【0122】(実施例9)ポリプロピレン(三菱化学社
製、商品名:EA9A、MI=0.3g/10分、密度
0.9g/cm3 と、液晶樹脂(ユニチカ社製、商品
名:ロッドランLC−5000、液晶転移温度280
℃)を、下記の表7に示す割合で混合し、2軸混練押出
機(池貝機工社製、商品名:PCM−30)で溶融混練
し、直径3mmのストランドダイから押出し、水冷し、
ペレタイザーでペレット化することにより、液晶樹脂/
ポリプロピレン複合ペレットを得た。この場合、バレル
温度及び金型温度は、いずれも290℃に設定した。ま
た、上記複合ペレットを破断し、破断面を走査型電子顕
微鏡で観察したところ、液晶樹脂がフィブリル化し、分
散していることが認められた。
製、商品名:EA9A、MI=0.3g/10分、密度
0.9g/cm3 と、液晶樹脂(ユニチカ社製、商品
名:ロッドランLC−5000、液晶転移温度280
℃)を、下記の表7に示す割合で混合し、2軸混練押出
機(池貝機工社製、商品名:PCM−30)で溶融混練
し、直径3mmのストランドダイから押出し、水冷し、
ペレタイザーでペレット化することにより、液晶樹脂/
ポリプロピレン複合ペレットを得た。この場合、バレル
温度及び金型温度は、いずれも290℃に設定した。ま
た、上記複合ペレットを破断し、破断面を走査型電子顕
微鏡で観察したところ、液晶樹脂がフィブリル化し、分
散していることが認められた。
【0123】次に、上記複合ペレットと、シラン架橋性
ポリプロピレン(三菱化学社製、商品名:リンクロンX
PM800HM、溶融温度167℃、MI=10g/1
0分)と、シラン架橋触媒マスターバッチ(三菱化学社
製、商品名:PZ−10S)と、アゾジカルボンアミド
(大塚化学社製、商品名:ユニホームAZ SO−2
0、分解温度201℃)とを下記の表8に示す割合で混
合し、ブロー成形機(日本製鋼社製、品番:JEB−7
形)で溶融混練し、樹脂吐出部が直径50mmの金型か
らパリソン形状に押出し、図6に示すブロー形成型を用
い、賦形した。このとき、バレル及び金型は、いずれも
180℃の温度に設定した。また、ブロー成形に際して
は、空気圧を5kg/cm2 の圧縮空気を用い、ブロー
成形型は25℃に温度調節し、空気吹き込み時間は35
秒とした。
ポリプロピレン(三菱化学社製、商品名:リンクロンX
PM800HM、溶融温度167℃、MI=10g/1
0分)と、シラン架橋触媒マスターバッチ(三菱化学社
製、商品名:PZ−10S)と、アゾジカルボンアミド
(大塚化学社製、商品名:ユニホームAZ SO−2
0、分解温度201℃)とを下記の表8に示す割合で混
合し、ブロー成形機(日本製鋼社製、品番:JEB−7
形)で溶融混練し、樹脂吐出部が直径50mmの金型か
らパリソン形状に押出し、図6に示すブロー形成型を用
い、賦形した。このとき、バレル及び金型は、いずれも
180℃の温度に設定した。また、ブロー成形に際して
は、空気圧を5kg/cm2 の圧縮空気を用い、ブロー
成形型は25℃に温度調節し、空気吹き込み時間は35
秒とした。
【0124】空気吹き込み後、ブロー成形型を解放し、
発泡性賦形体を取り出した。上記のようにして得た発泡
性賦形体を100℃の熱水に2時間浸漬し、架橋させ
た。
発泡性賦形体を取り出した。上記のようにして得た発泡
性賦形体を100℃の熱水に2時間浸漬し、架橋させ
た。
【0125】架橋された発泡性賦形体を、テトラフルオ
ロエチレン製シート上に載置し、230℃に温度調節さ
れた加熱用オーブンに入れ、10分間放置し、加熱発泡
させた。加熱発泡後、加熱用オーブンから取り出し、放
冷し、賦形発泡体を固化させた。
ロエチレン製シート上に載置し、230℃に温度調節さ
れた加熱用オーブンに入れ、10分間放置し、加熱発泡
させた。加熱発泡後、加熱用オーブンから取り出し、放
冷し、賦形発泡体を固化させた。
【0126】上記のようにして得た賦形発泡体の曲率半
径、曲率半径の均等発泡からのズレ、賦形発泡体のタ
テ、ヨコ及び高さの各方向における発泡倍率の均等発泡
からのズレを、図6のA,Bで示す位置に相当する部分
において、実施例1と同様にして評価した。
径、曲率半径の均等発泡からのズレ、賦形発泡体のタ
テ、ヨコ及び高さの各方向における発泡倍率の均等発泡
からのズレを、図6のA,Bで示す位置に相当する部分
において、実施例1と同様にして評価した。
【0127】(比較例11)用いた樹脂の組成を、下記
の表7及び表8に示すように変更したことを除いては、
実施例9と同様にして賦形発泡体を得、かつ評価した。
の表7及び表8に示すように変更したことを除いては、
実施例9と同様にして賦形発泡体を得、かつ評価した。
【0128】
【表7】
【0129】
【表8】
【0130】
【表9】
【0131】
【表10】
【0132】表7〜表10から明らかなように、液晶樹
脂を用いていない比較例6や液晶樹脂の配合割合が低す
ぎた比較例7、熱分解型発泡剤の配合割合が少なすぎる
比較例8及び多すぎる比較例9に比べ、実施例6,7に
よれば、曲率半径の均等発泡からのズレが著しく小さく
なり、かつ賦形発泡体におけるタテ方向、ヨコ方向及び
高さ方向の各方向における均等発泡からのズレも著しく
小さくなることがわかる。
脂を用いていない比較例6や液晶樹脂の配合割合が低す
ぎた比較例7、熱分解型発泡剤の配合割合が少なすぎる
比較例8及び多すぎる比較例9に比べ、実施例6,7に
よれば、曲率半径の均等発泡からのズレが著しく小さく
なり、かつ賦形発泡体におけるタテ方向、ヨコ方向及び
高さ方向の各方向における均等発泡からのズレも著しく
小さくなることがわかる。
【0133】同様に、液晶樹脂を用いていない比較例6
に対し、対応する実施例8において、曲率半径の均等発
泡からのズレが著しく小さく、賦形発泡体のタテ、ヨコ
及び高さの各方向における均等発泡からのズレも非常に
小さいことがわかる。
に対し、対応する実施例8において、曲率半径の均等発
泡からのズレが著しく小さく、賦形発泡体のタテ、ヨコ
及び高さの各方向における均等発泡からのズレも非常に
小さいことがわかる。
【0134】さらに、液晶樹脂を用いていない比較例1
1に比べて、対応の実施例9においても、賦形発泡体曲
部の曲率半径の均等発泡からのズレ及び賦形発泡体のタ
テ、ヨコ及び高さの各方向における均等発泡からのズレ
が非常に小さくなっていることがわかる。
1に比べて、対応の実施例9においても、賦形発泡体曲
部の曲率半径の均等発泡からのズレ及び賦形発泡体のタ
テ、ヨコ及び高さの各方向における均等発泡からのズレ
が非常に小さくなっていることがわかる。
【0135】
【発明の効果】以上のように、請求項1,4〜6に記載
の各発明に係る熱可塑性賦形発泡体の製造方法では、フ
ィブリル状液晶樹脂、熱可塑性樹脂及び熱分解型発泡剤
を上記特定の割合で含む発泡性樹脂組成物を賦形した
後、請求項1に記載の発明では押出し成形により、請求
項4に記載の発明では、プレス成形により、請求項5に
記載の発明では、真空もしくは圧空成形により、請求項
6に記載の発明では、ブロー成形により、それぞれ、発
泡性賦形体を得、得られた発泡性賦形体を加熱発泡させ
ることにより賦形発泡体を得ている。
の各発明に係る熱可塑性賦形発泡体の製造方法では、フ
ィブリル状液晶樹脂、熱可塑性樹脂及び熱分解型発泡剤
を上記特定の割合で含む発泡性樹脂組成物を賦形した
後、請求項1に記載の発明では押出し成形により、請求
項4に記載の発明では、プレス成形により、請求項5に
記載の発明では、真空もしくは圧空成形により、請求項
6に記載の発明では、ブロー成形により、それぞれ、発
泡性賦形体を得、得られた発泡性賦形体を加熱発泡させ
ることにより賦形発泡体を得ている。
【0136】また、請求項2に記載の発明では、熱可塑
性樹脂、液晶樹脂及び熱分解型発泡剤を含む発泡性樹脂
組成物を1次発泡させるに際し、液晶樹脂をフィブリル
化し、発泡性賦形体を得、該発泡性賦形体を加熱するこ
とにより賦形発泡体を得ている。
性樹脂、液晶樹脂及び熱分解型発泡剤を含む発泡性樹脂
組成物を1次発泡させるに際し、液晶樹脂をフィブリル
化し、発泡性賦形体を得、該発泡性賦形体を加熱するこ
とにより賦形発泡体を得ている。
【0137】また、請求項3に記載の発明では、押出し
に際しての発泡性樹脂組成物の温度を、液晶樹脂の液晶
転移点を超える温度とするため、液晶樹脂が発泡性樹脂
組成物に確実に溶融され、押出し成形を円滑に行うこと
ができ、かつ300℃以下の温度であるため、フィブリ
ル化した液晶樹脂が、高いアスペクト比を保持したまま
直ちに冷却され、従ってアスペクト比が高い液晶樹脂で
効果的に補強された賦形発泡体を得ることができる。
に際しての発泡性樹脂組成物の温度を、液晶樹脂の液晶
転移点を超える温度とするため、液晶樹脂が発泡性樹脂
組成物に確実に溶融され、押出し成形を円滑に行うこと
ができ、かつ300℃以下の温度であるため、フィブリ
ル化した液晶樹脂が、高いアスペクト比を保持したまま
直ちに冷却され、従ってアスペクト比が高い液晶樹脂で
効果的に補強された賦形発泡体を得ることができる。
【0138】従って、請求項1〜6に記載の発明に係る
製造方法では、異形形状の発泡性賦形体の発泡時の伸長
応力が増大し、発泡時のセル膜の破れが生じ難く、発泡
安定性が高められるので、発泡性賦形体段階で賦形され
た部分の残存応力に発泡を阻害されることなく、発泡性
賦形体の形状を維持したまま三次元的に均等に発泡す
る。よって、発泡中の形状保持性が高いため、目的とす
る形状の異形発泡体であって、高発泡倍率の異形発泡体
を提供することが可能となる。
製造方法では、異形形状の発泡性賦形体の発泡時の伸長
応力が増大し、発泡時のセル膜の破れが生じ難く、発泡
安定性が高められるので、発泡性賦形体段階で賦形され
た部分の残存応力に発泡を阻害されることなく、発泡性
賦形体の形状を維持したまま三次元的に均等に発泡す
る。よって、発泡中の形状保持性が高いため、目的とす
る形状の異形発泡体であって、高発泡倍率の異形発泡体
を提供することが可能となる。
【図1】実施例1で発泡性賦形体を得るのに用いた波板
形状の金型の打ち出し口側からみた正面図。
形状の金型の打ち出し口側からみた正面図。
【図2】(a)〜(c)は、それぞれ、実施例5で用い
たプレス型の上型の平面図、側面断面図及び正面断面
図。
たプレス型の上型の平面図、側面断面図及び正面断面
図。
【図3】(a)〜(c)は、それぞれ、実施例5で用い
たプレス型の下型の平面図、側面断面図及び正面断面
図。
たプレス型の下型の平面図、側面断面図及び正面断面
図。
【図4】実施例5で得た賦形発泡体を示す斜視図。
【図5】(a)〜(c)は、実施例8で用いた圧空成形
後の賦形型を説明するための平面図、側面断面図及び正
面断面図。
後の賦形型を説明するための平面図、側面断面図及び正
面断面図。
【図6】(a)〜(c)は、実施例9で用いたブロー成
形用金型を示す平面図、側面断面図及び正面断面図。
形用金型を示す平面図、側面断面図及び正面断面図。
1…異形の金型 2…賦形発泡体
Claims (6)
- 【請求項1】 フィブリル状の液晶樹脂0.5〜30重
量%と、熱可塑性樹脂70〜99.5重量%とを混合し
てなる樹脂組成物100重量部に対し、熱分解型発泡剤
0.5〜30重量部を混合してなる発泡性樹脂組成物
を、熱可塑性樹脂の溶融温度以上かつ熱分解型発泡剤の
分解温度未満の温度で異形の金型から押出した後熱分解
型発泡剤の分解温度以上に加熱することにより、賦形さ
れた発泡体を得ることを特徴とする熱可塑性賦形発泡体
の製造方法。 - 【請求項2】 液晶樹脂0.5〜30重量%と、熱可塑
性樹脂70〜99.5重量%とを混合してなる樹脂組成
物100重量部に対し、熱分解型発泡剤0.5〜30重
量部とを混合してなる発泡性樹脂組成物を、熱分解型発
泡剤の分解温度以上かつ液晶樹脂の液晶転移点以上の温
度で異形の金型から押出し、しかる後、熱分解型発泡剤
の分解温度以上に再度加熱することにより賦形された発
泡体を得ることを特徴とする熱可塑性賦形発泡体の製造
方法。 - 【請求項3】 前記発泡性樹脂組成物を異形の金型から
押出すに際し、熱分解型発泡剤の分解温度以上であっ
て、前記液晶樹脂の転移点を超えかつ300℃以下の温
度で押出すことを特徴とする、請求項2に記載の熱可塑
性賦形発泡体の製造方法。 - 【請求項4】 フィブリル状の液晶樹脂0.5〜30重
量%と、熱可塑性樹脂70〜99.5重量%とを含む樹
脂組成物100重量部に対し、熱分解型発泡剤0.5〜
30重量部を混合してなるシート状の発泡性樹脂組成物
を、熱可塑性樹脂の溶融温度以上かつ熱分解型発泡剤の
分解温度未満の温度でプレス成形により賦形し、しかる
後、熱分解型発泡剤の分解温度以上に加熱することによ
り、賦形された発泡体を得ることを特徴とする熱可塑性
賦形発泡体の製造方法。 - 【請求項5】 フィブリル状の液晶樹脂0.5〜30重
量%と、熱可塑性樹脂70〜99.5重量%とを含む樹
脂組成物100重量部に対し、熱分解型発泡剤0.5〜
30重量部を混合してなるシート状の発泡性樹脂組成物
を、熱可塑性樹脂の溶融温度以上かつ熱分解型発泡剤の
分解温度未満の温度で真空成形または圧空成形により賦
形した後、熱分解型発泡剤の分解温度以上に加熱するこ
とにより、賦形された発泡体を得ることを特徴とする熱
可塑性賦形発泡体の製造方法。 - 【請求項6】 フィブリル状の液晶樹脂0.5〜30重
量%と、熱可塑性樹脂70〜99.5重量%とを含む樹
脂組成物100重量部に対し、熱分解型発泡剤0.5〜
30重量部を混合してなる発泡性樹脂組成物を、熱可塑
性樹脂の溶融温度以上かつ熱分解型発泡剤の分解温度未
満の温度でパリソン状に押出し、ブロー成形によって得
た異形賦形体を熱分解型発泡剤の分解温度以上に加熱す
ることにより、賦形された発泡体を得ることを特徴とす
る熱可塑性賦形発泡体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10077602A JPH11240975A (ja) | 1997-12-24 | 1998-03-25 | 熱可塑性賦形発泡体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9-355119 | 1997-12-24 | ||
| JP35511997 | 1997-12-24 | ||
| JP10077602A JPH11240975A (ja) | 1997-12-24 | 1998-03-25 | 熱可塑性賦形発泡体の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11240975A true JPH11240975A (ja) | 1999-09-07 |
Family
ID=26418676
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10077602A Pending JPH11240975A (ja) | 1997-12-24 | 1998-03-25 | 熱可塑性賦形発泡体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11240975A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001114917A (ja) * | 1999-10-20 | 2001-04-24 | T S Tec Kk | 車両用発泡基板及びその製造方法並びに車両用シート |
| JP2002159093A (ja) * | 2000-11-16 | 2002-05-31 | Kyowa Leather Cloth Co Ltd | 発泡スピーカー振動板エッジ材およびその製造方法 |
-
1998
- 1998-03-25 JP JP10077602A patent/JPH11240975A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001114917A (ja) * | 1999-10-20 | 2001-04-24 | T S Tec Kk | 車両用発泡基板及びその製造方法並びに車両用シート |
| JP2002159093A (ja) * | 2000-11-16 | 2002-05-31 | Kyowa Leather Cloth Co Ltd | 発泡スピーカー振動板エッジ材およびその製造方法 |
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