JPH1124135A - フオーカス装置 - Google Patents

フオーカス装置

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JPH1124135A
JPH1124135A JP9174836A JP17483697A JPH1124135A JP H1124135 A JPH1124135 A JP H1124135A JP 9174836 A JP9174836 A JP 9174836A JP 17483697 A JP17483697 A JP 17483697A JP H1124135 A JPH1124135 A JP H1124135A
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JP
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light
light receiving
focus
lens
imaging
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Application number
JP9174836A
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English (en)
Inventor
Yujiro Ito
雄二郎 伊藤
Chiaki Ikeyama
ちあき 池山
Susumu Kurita
進 栗田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】移動する被写体に対してフオーカスを十分に追
従させ得るようにする。 【解決手段】本発明は、フオーカス調整用レンズを介し
て得られる撮像光を分岐手段によつて少なくとも2方向
に分岐させ、第1の方向に分岐された撮像光を第1のレ
ンズ介して第1の受光手段に受光させ、第2の方向に分
岐された撮像光を第2のレンズを介して、第1の受光手
段と共役な位置関係に配置された第2の受光手段に受光
させ、当該第1及び第2の受光手段の受光面に被写体の
像を結像させるように制御手段によつて第1及び第2の
受光手段から得られる受光結果に基づいて移動手段を制
御してフオーカス調整用レンズ移動させることにより、
撮像光の光量が絞られた場合でも、第1及び第2の受光
手段に同じ撮像光を受光させ、その受光結果に基づいて
フオーカスのずれ量を精度良く検出でき、かくして移動
する被写体に対してフオーカスを十分に追従させ得るフ
オーカス装置を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。
【0002】発明の属する技術分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題(図9〜図11) 課題を解決するための手段(図1〜図8) 発明の実施の形態 (1)本実施の形態によるテレビジヨンカメラの構成
(図1) (2)本実施の形態によるフオーカス装置の位相差検出
(図2〜図5) (3)フオーカス調整処理手順(図6) (4)本実施の形態による動作及び効果(図7) (5)他の実施の形態(図8) 発明の効果
【0003】
【発明の属する技術分野】本発明はフオーカス装置に関
し、例えばテレビジヨンカメラに搭載されるフオーカス
装置に適用して好適なものである。
【0004】
【従来の技術】従来、この種のフオーカス装置において
は、テレビジヨンカメラのCCD(Charge Coupled Dev
ice )でなる撮像素子等を介して得られる映像信号から
高周波成分を算出し、当該算出した高周波成分を評価値
としてこの評価値が最大値となるようにカメラレンズを
移動させることによりフオーカスを調整する、いわゆる
画像処理方式が適用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのようなフ
オーカス装置においては、カメラレンズを移動させて評
価値の変化を検出しなければフオーカスのずれ量を検出
し難いことにより、例えば歩く人間や、走つている自動
車等のような移動する被写体に対してフオーカスを十分
に追従させ難い問題があつた。
【0006】このため最近、テレビジヨンカメラには、
移動する被写体に対してフオーカスを十分に追従させ得
るフオーカス装置として、スチルカメラに搭載される例
えば位相差検出方式が適用されたものを搭載することが
考えられている。
【0007】ここで図9に示すように、位相差検出方式
が適用され、スチルカメラ1に搭載されたフオーカス装
置2においては、フオーカス調整モード時、被写体から
到来する撮像光LA1をカメラレンズ3とアイリス4の
絞り孔4Aとを順次介してミラー5で折り曲げ、この後
光軸が平行となるように併設された第1及び第2の検出
用レンズ6及び7を介してラインセンサ8上に配設され
た2つの受光部8A及び8Bにそれぞれ分配して受光す
る。
【0008】この場合ラインセンサ8は、各受光部8A
及び8Bによつてそれぞれ受光した受光結果を光電信号
S1として制御部9に送出する。これにより制御部9
は、入力される光電信号S1に基づいてフオーカスのず
れ量を検出し、当該検出結果に基づいてレンズ駆動モー
タ10を駆動制御することによりこれに保持されたカメ
ラレンズ3を矢印mに示す右方向又はこれとは逆の左方
向に所定距離移動させる。このようにして制御部9は、
カメラレンズ3の光軸の延長上に配置された写真フイル
ム11の露光面11Aに撮像光LA1に応じた被写体の
像を結像させる(すなわちジヤストフオーカス)位置に
当該カメラレンズ3を位置させることができるようにな
されている。
【0009】実際上制御部9は、ユーザによつてシヤツ
タスイツチ12が押されていないときにはこれを検出し
て待機モードとなり、ミラー駆動モータ13を駆動制御
してこれに一端部を中心にして矢印nに示す下方向及び
これとは逆の上方向に回動自在に保持されたミラー5を
当該下方向に所定角度回転させて撮像光LA1をライン
センサ8の方向に折り曲げるように位置させる。
【0010】また制御部9は、ユーザによつてシヤツタ
スイツチ12が反押しされるとこれを検出してフオーカ
ス調整モードとなり、アイリス駆動モータ14を駆動制
御してアイリス4の絞り孔4Aを開放させ、この状態に
おいて上述したようにフオーカスを調整する。なお制御
部9は、フオーカスの調整が終了すると、アイリス4の
絞り孔4Aを元の状態に戻し再び待機モードとなる。
【0011】この後制御部9は、ユーザによつてシヤツ
タスイツチ12が比較的強く押されるとこれを検出して
露光モードとなり、ミラー駆動モータ13を駆動させて
ミラー5を上方向に所定角度回転させると共に、写真フ
イルム11の露光面11A側に配置されたシヤツタ15
を所定時間だけ開放することにより撮像光LA1を写真
フイルム11の露光面11Aに照射させ、かくして写真
フイルム11の露光面11Aに被写体の像を露光し得る
ようになされている。
【0012】ここでフオーカス装置2に適用された位相
差検出方式の原理について以下に説明する。
【0013】図10(A)及び(B)に示すように、フ
オーカス装置2においては、カメラレンズ3の光軸を通
過する光(以下、これを第1の主光線と呼ぶ)LA2に
対して対象な位置関係となるように第1及び第2の検出
用レンズ6及び7が配置されると共に、当該第1の主光
線LA2に対して各受光部8A及び8Bが対象な位置関
係となるようにラインセンサ8が配置される。従つてラ
インセンサ8の各受光部8A及び8Bには、フオーカス
の状態に係わらずに第1の主光線LA2に対して対象な
位置に撮像光LA1が分配されて照射される。
【0014】またこのフオーカス装置2においては、ジ
ヤストフオーカス位置にカメラレンズ3が位置するとき
に撮像光LA1に応じた被写体P1の像を、写真フイル
ム11の露光面11Aで結像させる(P11 )と共に、
ラインセンサ8の各受光部8A及び8Bの受光面でそれ
ぞれ結像させる(P12 及びP13 )ように、当該写真
フイルム11とラインセンサ8とが共役な位置関係とな
るように配置される(図10(A))。
【0015】従つてフオーカス装置2においては、カメ
ラレンズ3がジヤストフオーカス位置よりも写真フイル
ム11に近づく方向に位置する(フオーカスがずれる)
と、第1及び第2の検出用レンズ6及び7のそれぞれ光
軸の中心を通過する光(以下、これらを第2の主光線と
呼ぶ)LA3及びLA4と第1の主光線LA2との角度
がジヤストフオーカス時よりも比較的大きくなり、当該
写真フイルム11及びラインセンサ8の各受光部8A及
び8Bのそれぞれ後側で被写体の像が結像される(図1
0(B))。
【0016】因みにカメラレンズ3がジヤストフオーカ
ス位置よりも写真フイルム11から離れる方向に位置す
ると、第1の主光線LA2に対する第2の主光線LA3
及びLA4の角度がジヤストフオーカス時よりも比較的
小さくなり、当該写真フイルム11及びラインセンサ8
の各受光部8A及び8Bのそれぞれ手前側で被写体の像
が結像される。
【0017】ここで各受光部8A及び8Bによつてそれ
ぞれ受光される撮像光LA1においては、第1及び第2
の検出用レンズ6及び7の光軸の中心を通過してきた光
(第2の主光線LA3及びLA4)の輝度が他の部分を
通過する光の輝度よりも比較的高い値となる。
【0018】このためフオーカス装置2においては、各
受光部8A及び8Bがそれぞれ複数の受光素子が連接さ
れて構成されており、各受光素子によつてそれぞれ撮像
光LA1を受光することにより、制御部9がこの受光結
果に基づいて各受光部8A及び8Bにおける第2の主光
線LA3及びLA4の照射位置間の距離(以下、これを
位相差と呼ぶ)Pbを算出すると共に、当該検出した位
相差Pbを予め記憶したジヤストフオーカス時の位相差
(以下、これを特に基準位相差と呼ぶ)Paとを比較し
てフオーカスのずれ量を検出するようになされている。
【0019】ところでテレビジヨンカメラにおいては、
一般に上述したスチルカメラ1のシヤツタ15及び写真
フイムル11を撮像素子に換えたような構成となり、被
写体から到来する撮像光を撮像素子によつて受光しなが
ら必要に応じてフオーカスを調整するようになされてい
る。このためテレビジヨンカメラにフオーカス装置2を
搭載するには、撮像素子と、ラインセンサ8とに撮像光
を同時に受光させるように当該フオーカス装置2のミラ
ー5を例えばハーフミラーに換えることにより実現し得
ると考えられる。
【0020】ここでテレビジヨンカメラにおいては、被
写体の撮像時にアイリスの絞り孔を絞ることにより撮像
光の光量を調整する場合がある。ところが図11に示す
ように、アイリスの絞り孔が絞られると、撮像光LA5
に絞り孔によるけられに起因してシエーデイングがかか
り、当該撮像光LA5を第1及び第2の検出用レンズ6
及び7を介してラインセンサ8の各受光部8A及び8B
に均等に分配し難くなる場合がある。従つてこのような
場合フオーカス装置では、光電信号に基づいて算出する
位相差に誤差が生じ、フオーカスのずれを正確に検出し
難い問題があつた。
【0021】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、移動する被写体に対してフオーカスを十分に追従さ
せ得るフオーカス装置を提案しようとするものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、フオーカス調整用レンズを介して
取り込まれた撮像光を分岐手段によつて少なくとも2方
向に分岐させ、当該分岐手段によつて第1の方向に分岐
された撮像光をその光路上に配置される第1のレンズを
介して第1の受光手段に受光させると共に、分岐手段に
よつて第2の方向に分岐された撮像光をその光路上に配
置される第2のレンズを介して、第1の受光手段と共役
な位置関係となるように配置される第2の受光手段に受
光させ、第1及び第2の受光手段の受光面にそれぞれ撮
像光に応じた被写体の像を結像させるように、制御手段
によつて必要に応じて第1及び第2の受光手段からそれ
ぞれ得られる受光結果に基づいて移動手段を制御するこ
とにより当該移動手段によつてフオーカス調整用レンズ
に入射される撮像光の光路方向に当該フオーカス調整用
レンズを移動させるようにした。
【0023】この結果、フオーカス調整用レンズを介し
て取り込まれた撮像光の光量が絞られた場合でも、第1
及び第2の受光手段にそれぞれ同じ撮像光を受光させ、
この受光結果に基づいてフオーカスのずれ量を精度良く
検出することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0025】(1)本実施の形態によるテレビジヨンカ
メラの構成 図1において、20は全体として本発明によるフオーカ
ス装置21が搭載されたテレビジヨンカメラを示し、被
写体から到来する撮像光LA10をレンズ部22のカメ
ラレンズ23と、アイリス24と、ズームレンズ25と
を順次介した後、本体部26の第1のハーフミラー27
を介して撮像素子28によつて受光する。
【0026】撮像素子28は、受光した撮像光LA10
に対応する撮像出力信号S10をアンプ29を介して信
号処理回路30に送出する。これにより信号処理回路3
0は、入力される撮像出力信号S10に基づいて輝度信
号、クロマ信号等でなる映像信号S11を生成して出力
する。
【0027】また被写体から到来する撮像光LA10
は、第1のハーフミラー27によつて折り曲げられ、こ
の後位相差検出光学系30において第2のハーフミラー
31及び第1の検出用レンズ32を順次介して第1のラ
インセンサ33の受光部33Aで受光されると共に、当
該第2のハーフミラー31で折り曲げられた後、第2の
検出用レンズ34を介して第2のラインセンサ35の受
光部35Aで受光される。
【0028】この場合第1及び第2のラインセンサ33
及び35は、互いに撮像光LA10の受光が終了したか
否かを通信し合い、いずれか一方において受光を終了す
るとこの終了を表す終了信号S12を制御部(以下、こ
れを第1の制御部と呼ぶ)36に送出する。
【0029】第1の制御部36は、終了信号S12が入
力されると第1及び第2のラインセンサ33及び35か
らそれぞれ受光結果を光電信号S13及びS14として
シリアル又はパラレルで読み込み、当該読み込んだ光電
信号S13及びS14に基づいてジヤストフオーカス位
置に対するフオーカスのずれ量を検出する。
【0030】なおこのときレンズ部22においては、セ
ンサ37がカメラレンズ23の位置、アイリス24の値
及びズームレンズ25の位置等を検出し、当該検出結果
を各種検出信号S15として制御部(以下、これを第2
の制御部と呼ぶ)38に送出する。
【0031】ここで第1の制御部36は、第2の制御部
38とシリアル通信ライン又はパラレル通信ラインを介
して通信し得るようになされており、フオーカスのずれ
量を検出すると第2の制御部38から各種検出信号S1
5を読み込み、当該読み込んだ各種検出信号S15が表
すカメラレンズ23の現時点の位置と、フオーカスのず
れ量とに基づいて実際にカメラレンズ23をジヤストフ
オーカス位置に移動させるための移動距離を検出する。
【0032】またレンズ部22においては、モーメンタ
リースイツチでなるフオーカススイツチ39が設けられ
ており、当該フオーカススイツチ39がユーザによつて
押されたか否かを第2の制御部38が周期的にモニタ
し、このフオーカススイツチ39が押されると第2の制
御部38がフオーカス実行信号S17を第1の制御部3
6に送出する。これにより第1の制御部36は、フオー
カス実行信号S17が入力されたときに検出したカメラ
レンズ23の移動距離をフオーカス制御信号S18とし
て第2の制御部38に返送する。
【0033】第2の制御部38は、入力されるフオーカ
ス制御信号S18に基づいてモータ駆動回路40を介し
てレンズ駆動モータ41を駆動制御し、カメラレンズ2
3を矢印dに示す右方向又はこれとは逆の左方向に所定
距離移動させてジヤストフオーカス位置に位置させる。
【0034】かくしてこのテレビジヨンカメラ20にお
いては、被写体を撮像しながらユーザによつてフオーカ
ススイツチ39が押されるとカメラレンズ23をジヤス
トフオーカス位置に位置させることができるようになさ
れている。
【0035】なおこのテレビジヨンカメラ20において
は、ユーザがズームの値及びアイリス24の値を設定し
得るようになされていおり、ユーザによる設定に基づい
て第2の制御部38がズームレンズ25の移動及びアイ
リス24の絞り孔を制御する。
【0036】(2)本実施の形態によるフオーカス装置
の位相差検出 ここで図1との対応部分に同一符号を付した図2に示す
ように、フオーカス装置21においては、第1の検出用
ミラー32及び第2の検出用ミラー34が、それぞれ対
応する第2のハーフミラー31を介して得られた第1の
主光線(カメラレンズ23の光軸の中心を通過した光)
及び当該第2のハーフミラー31で折り曲げられた第1
の主光線に対してそれぞれ光軸を離す方向に所定距離ず
らし、対象な位置関係となるように配置される。
【0037】これに加えてこのフオーカス装置21にお
いては、第1及び第2のラインセンサ33及び35が、
それぞれの受光部33A及び35Aと撮像素子28の受
光面28Aとが共役な位置関係となるように配置され
る。これによりフオーカス装置21においては、第1及
び第2のラインセンサ33及び35のそれぞれ受光部3
3A及び35Aの対象な位置に撮像光LA10を照射さ
せ、カメラレンズ23がジヤストフオーカス位置に位置
したときに撮像素子28の受光面28Aと共に第1及び
第2のラインセンサ33及び35の受光部33A及び3
5Aに撮像光LA10に応じた被写体PAの像を結像さ
せる。
【0038】またカメラレンズ23がジヤストフオーカ
ス位置よりも撮像素子28に近づく方向に位置した場合
には、第1及び第2の検出用レンズ32及び34を介し
て得られる第2の主光線と第1の主光線との角度が比較
的大きくなり、第1及び第2のラインセンサ33及び3
5の裏面33B及び35B側で被写体PAの像が結像す
る。さらにカメラレンズ23がジヤストフオーカス位置
よりも撮像素子28から離れる方向に位置した場合に
は、第2の主光線と第1の主光線との角度が比較的小さ
くなり、第1及び第2のラインセンサ33及び35の受
光部33A及び35Aが配置された面側で被写体PAの
像が結像する。
【0039】従つて第1の制御部36は、第1及び第2
のラインセンサ33及び35から得られる光電信号S1
3及びS14に基づいて第2の主光線の照射位置を検出
し、当該検出結果に基づいて位相差を検出すると共に、
当該検出した位相差と予め記憶した基準位相差とを比較
することによりフオーカスのずれ量を検出し得るように
なされている。
【0040】因みに図3に示すように、第1及び第2の
ラインセンサ33及び35においては、それぞれ受光部
33A及び35Aが一画面の例えば横の画素数と同じ数
の複数の受光素子45及び46が連設されてなり、各受
光素子45及び46によつて撮像光LA10を受光す
る。
【0041】この場合第1及び第2のラインセンサ33
及び35においては、各受光素子45及び46によつて
撮像光LA10の受光を開始してから時間の経過と共に
増加する光量の変化をモニタし、いずれか一方において
各受光素子45のうち、1つの受光素子45Aで受光し
た光量が予め設定された所定のしきい値に達した時点で
この受光素子45Aの出力(光電信号S13)を予め設
定された最大値に設定すると共に、他の受光素子45及
び他方の第2又は第1のラインセンサ33又は35の各
受光素子46の出力(光電信号S14)をそれぞれ受光
した光量のレベルに比例させて所定値に設定する。この
ようにして第1及び第2のラインセンサ33及び35
は、各受光素子33A及び35Aでそれぞれ得られる光
電信号S13及びS14を第1の制御部36に送出す
る。
【0042】ここで図4に示すように、第1の制御部3
6は、フオーカスのずれ量の検出時にまず第1のライン
センサ33の下側を原点O1とし、かつ第2のラインセ
ンサ35の左側を原点O2とし、さらに第1及び第2の
ラインセンサ33及び35に対してそれぞれ同数の連続
する受光素子45及び46を囲む第1及び第2の窓47
及び48を計算上用意する。
【0043】この状態において第1の制御部36は、第
1及び第2のラインセンサ33及び35の受光部33A
及び35Aにそれぞれ撮像光LA10に応じた被写体の
像が反転して照射されると共に、第2の主光線の照射位
置が撮像光LA10(被写体)の中心となり、かつ当該
第2の主光線の照射位置の輝度が他の部分よりも比較的
高いことを利用して、第1のラインセンサ33の原点側
から第1の窓47で囲む受光素子45及び46を1つづ
つずらすと共に、第2のラインセンサ35の原点と対向
する側(以下、これを原点対向側と呼ぶ)から当該第1
のラインセンサ33と対象となるように第2の窓48を
ずらす。
【0044】このようにして第1の制御部36は、第1
の窓47及びこれに対応する第2の窓48が1つの受光
素子分ずれる毎にそれぞれ当該第1の窓47で囲まれる
各受光素子45と、第2の窓48で囲まれる各受光素子
46との対応するもの同士から得られた光電信号S13
及びS14の差分の絶対値を順次算出すると共に、得ら
れた絶対値を合計して順次相関値を得る。
【0045】実際上第1の制御部36は、撮像素子28
の受光面28Aに照射される撮像光LA10の分布関数
をf(x)と表し、第1のラインセンサ33の受光部3
3Aに照射された撮像光LA10の分布関数g1(x)
を次式
【0046】
【数1】
【0047】で表すと共に、第2のラインセンサ35の
受光部35Aに照射された撮像光LA10の分布関数g
2(x)を次式
【0048】
【数2】
【0049】で表す。なおaは、第1のラインセンサ3
3の原点から被写体の中心(第2の主光線の照射位置)
までの距離(第2のラインセンサ35の原点対向側から
被写体の中心までの距離でもある)を表すと共に、bは
第1及び第2のラインセンサ33及び35の長さ(受光
素子の連設方向への長さ)を表し、さらにβはカメラレ
ンズ23以降から第1及び第2のラインセンサ33及び
35までの光学系の横倍率を表す。
【0050】また第1の制御部36は、第1の窓47及
びこれと対応する第2の窓48毎の相関値P(C)を次
【0051】
【数3】
【0052】で表す。因みにcは、第1及び第2の窓4
7及び48の位置(第1のラインセンサ33の原点から
第1の窓47までの距離及び第2のラインセンサ35の
原点対象側から第2の窓48までの距離)を表し、wは
(受光素子45及び46の連設方向への)第1及び第2
の窓47及び48の長さを表す。
【0053】この状態において、第1の制御部36は、
上述した式(3)に式(1)及び式(2)を代入して相
関値P(C)を次式
【0054】
【数4】
【0055】で表し、この後当該式(4)の分布関数f
(x)を不定積分F(x)として次式
【0056】
【数5】
【0057】で表されるように展開し、当該式(5)に
基づいて順次cの値を換えながら(すなわち第1及び第
2の窓47及び48の位置をずらしながら)相関値を算
出する。
【0058】ここで図5に示すように、例えば第1及び
第2の窓47及び48の位置を順次〜x0 〜x7 〜と
し、かつ当該第1及び第2の窓47及び48にそれぞれ
対応する相関値P(C)を〜P0 (C)〜P7 (C)〜
としてグラフ化すると、第2の主光線の照射位置付近に
位置する第1及び第2の窓47及び48から得られた相
関値P(C)がほぼ最小の値となるようなV字状のグラ
フとなる。ただし第2の主光線の照射位置が受光素子4
5及び46上に位置しない場合もある。
【0059】従つて第1の制御部36は、図5に示すよ
うに、まずP5 (C)よりもP3 (C)の方が大きい場
合、第1の窓47の間隔を次式
【0060】
【数6】
【0061】で表されるように定義し、次式
【0062】
【数7】
【0063】で表される条件のもとに(x3 、P
3 (C))と(x4 、P4 (C))とを結ぶ直線の傾き
を−α1とし、かつ次式
【0064】
【数8】
【0065】で表される条件のもとに(x5 、P
5 (C))と(x6 、P6 (C))とを結ぶ直線の傾き
をα2として当該傾き−α1及びα2に基づいて補正傾
きγを次式
【0066】
【数9】
【0067】で表されるように定義する。
【0068】これにより(x4 、P4 (C))を通り傾
きが−γの直線の方程式y1は次式
【0069】
【数10】
【0070】で表されると共に、(x5 、P5 (C))
を通り傾きがγの直線の方程式y2は次式
【0071】
【数11】
【0072】で表され、かくして式(10)と式(11)と
を連立させて2つの直線の交点を算出することにより次
【0073】
【数12】
【0074】で表されるように第1及び第2のラインセ
ンサ33及び35の受光部33A及び35Aにおける第
2の主光線の照射位置zを算出することができる。
【0075】また第1の制御部36は、P4 (C)とP
6 (C)とが次式
【0076】
【数13】
【0077】で表されるような関係にある場合、まず次
【0078】
【数14】
【0079】で表される条件と、次式
【0080】
【数15】
【0081】で表される条件のもとに補正傾きγを上述
した式(9)と同様に定義し、上述と同様に(x4 、P
4 (C))を通る直線と、(x5 、P5 (C))を通る
直線との交点を算出することにより次式
【0082】
【数16】
【0083】で表されるように第2の主光線の照射位置
zを算出することができる。
【0084】かくして第1の制御部36は、第1及び第
2のラインセンサ33及び35の第2の主光線の照射位
置間を位相差として検出し得るようになされている。
【0085】(3)フオーカス調整処理手順 ここで実際上第1の制御部36においては、テレビジヨ
ンカメラ20において被写体の撮像が開始されると、図
6に示すフオーカス調整処理手順RT1を開始してステ
ツプSP1からステツプSP2に進み、第1及び第2の
ラインセンサ33及び35から各受光素子45及び46
によつてそれぞれ検出された光電信号S13及びS14
を読み出す。
【0086】次いで第1の制御部36は、ステツプSP
3に進み、各光電信号S13及びS14に基づいて上述
したように相関値を算出する。この後第1の制御部36
は、ステツプSP4に進み、ステツプSP3において得
られた各相関値に基づいて補間計算を実行する。これに
より第1の制御部36は続くステツプSP5において位
相差を検出する。
【0087】この後第1の制御部36は、ステツプSP
6に進んでステツプSP5で検出した位相差から基準位
相差を減算してジヤストフオーカス位置に対するフオー
カスのずれ量を検出すると共に、当該検出したフオーカ
スのずれ量に現時点のカメラレンズ23の位置に基づく
所定の定数を乗算することにより、実際にカメラレンズ
23をジヤストフオーカス位置に移動させる移動距離を
算出する。
【0088】続いて第1の制御部36は、ステツプSP
7に進み、第2の制御部38を介してフオーカススイツ
チ39が押されたか否かを判断し、当該フオーカススイ
ツチ39が押されずに否定結果を得るとステツプSP2
に戻り、この後当該ステツプSP7においてフオーカス
スイツチ39が押されて肯定結果を得るまでSP7−S
P2−SP3−SP4−SP5−SP6−SP7のルー
プを繰り返す。
【0089】この状態において第1の制御部36は、ス
テツプSP7において肯定結果を得ると続くステツプS
P8に進み、第2の制御部38にフオーカス制御信号S
18を送出する。
【0090】次いで第1の制御部36は、ステツプSP
9に進んで被写体の撮像が終了したか否かを判断し、当
該被写体の撮像が継続されて否定結果を得るとステツプ
SP2に戻り、この後当該ステツプSP9において被写
体の撮像が終了して肯定結果を得るまでSP9−SP2
−SP3−SP4−SP5−SP6−SP7−SP8−
SP9のループを繰り返す。
【0091】この後第1の制御部36は、ステツプSP
9において肯定結果を得ると続くステツプSP10に進
んでフオーカス調整処理手順RT1を終了する。
【0092】(4)本実施の形態による動作及び効果 以上の構成において、このフオーカス装置21では、被
写体から到来する撮像光LA10をカメラレンズ23と
アイリス24の絞り孔24Aとを順次介して第1のハー
フミラー27で折り曲げた後、第2のハーフミラー31
で折り曲げて第1の検出用レンズ32を介して第1のラ
インセンサ33の受光部33Aに受光させると共に、当
該第2のハーフミラー31と第2の検出用レンズ34と
を順次介して第2のラインセンサ35の受光部35Aに
受光させる。
【0093】この後フオーカス装置21では、第1及び
第2の制御部36及び38により、第1及び第2のライ
ンセンサ33及び35から得られる光電信号S13及び
S14に基づいてジヤストフオーカス位置に対するフオ
ーカスのずれ量を検出すると共に、当該フオーカスのず
れ量と、現時点のカメラレンズ23の位置とに基づいて
当該カメラレンズ23の移動距離を検出する。かくして
第1の制御部36は、検出したカメラレンズ23の移動
距離に応じて第2の制御部38を介してモータ駆動回路
40及びレンズ駆動モータ41を順次制御して実際にカ
メラレンズ23を移動させてフオーカスを調整する。
【0094】このようにフオーカス装置21では、第1
の検出用レンズ32と、第2の検出用レンズ34とを離
して配置すると共に、これに応じて第1のラインセンサ
33と、第2のラインセンサ35とをそれぞれ離して配
置し、第2のハーフミラー31を介して撮像光LA10
を分岐させて第1及び第2のラインセンサ33及び35
の各受光部33A及び35Aによつてそれぞれ受光させ
るようにしたこにより、第1のラインセンサ33の受光
部33Aと、第2のラインセンサ35の受光部35Aと
にそれぞれ常に同じ撮像光LA10を受光させることが
できる。
【0095】従つて図7に示すように、フオーカス装置
21では、アイリス24の絞り孔が絞られてこの絞り孔
によつて撮像光LA10にシエーデイングがかかつた場
合でも、当該シエーデイングのかかつた撮像光LA20
を第1の検出用レンズ32と、第2の検出用レンズ34
とにそれぞれ入射させることができ、かくしてアイリス
24の絞り孔を開放から例えばF16程度まで絞るように
しても、当該フオーカスのずれ量を検出することができ
る。
【0096】この結果このテレビジヨンカメラ20にお
いては、予め設定したフオーマツト、プロトコル、コマ
ンドデータ内容に対応していれば、アイリスの値に応じ
てカメラレンズ23を種々のレンズに交換することがで
きる。
【0097】またこのフオーカス装置21では、第1及
び第2のラインセンサ33及び35のそれぞれ受光部3
3A及び35Aを各受光素子45及び46を連設させて
構成し、第1の制御部36により、当該第1及び第2の
ラインセンサ33及び35から得られた光電信号S13
及びS14に基づいて相関値を算出すると共に、当該得
られた相関値に基づいて補間計算を実行することによ
り、位相差を精度良く検出することができ、かくしてフ
オーカスを精度良く調整することができる。
【0098】以上の構成によれば、被写体から到来する
撮像光LA10をカメラレンズ23を介して第1のハー
フミラー27で折り曲げた後、第2のハーフミラー31
及び第1の検出用レンズ32を順次介して第1のライン
センサ33に受光させると共に、当該第2のハーフミラ
ー31で折り曲げて第2の検出用レンズ34を介して第
2のラインセンサ35に受光させ、第1の制御部36に
よつて第1及び第2のラインセンサ33及び35からそ
れぞれ得られる光電信号S13及びS14に基づいてフ
オーカスのずれ量を検出すると共に、実際にジヤストフ
オーカス位置にカメラレンズを移動させる距離を検出
し、当該検出したカメラレンズ23の移動距離に基づい
て第2の制御部38、モータ駆動回路40及びレンズ駆
動モータ41を順次介してカメラレンズ23を実際に移
動させるようにしたことにより、撮像光LA10の光量
がアイリス24を介して絞られた場合でも、第1及び第
2のラインセンサ33及び35にそれぞれ同じ撮像光L
A10を受光させ、その受光結果に基づいてフオーカス
のずれ量を精度良く検出することができ、かくして移動
する被写体に対してフオーカスを十分に追従させ得るフ
オーカス装置実現することができる。
【0099】(5)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、本発明によるフオー
カス装置21をテレビジヨンカメラ20に搭載するよう
にした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
当該フオーカス装置21をスチルカメラやビデオカメラ
等のようにこの他種々のカメラに搭載するようにしても
良い。
【0100】因みに図9との対応部分に同一符号を付し
た図8に示すように、本発明によるフオーカス装置50
をスチルカメラ51に搭載した場合には、アイリス4の
値に係わらずにシヤツタスイツチ12が反押しされる
と、被写体から到来する撮像光LA1をカメラレンズ3
及びアイリス4を順次介して第1のハーフミラー52で
折り曲げた後、上述したフオーカス装置21の位相差検
出光学系30と同様構成でなる位相差検出光学系53に
おいて、第2のハーフミラー54及び第1の検出用レン
ズ55を順次介して第1のラインセンサ56の受光部5
6Aで受光すると共に、当該第2のハーフミラー54で
折り曲げた後、第2の検出用レンズ57を介して第2の
ラインセンサ58の受光部58Aで受光する。これによ
り制御部59は、第1及び第2のラインセンサ56及び
58から得られる光電信号S20及びS21に基づいて
フオーカスのずれ量を検出し、かくして当該検出したフ
オーカスのずれ量に基づいてレンズ駆動モータ10を介
して実際にカメラレンズ3をジヤストフオーカス位置に
移動させることができる。従つてこのスチルカメラ51
では、フオーカスのずれ量の検出時にアイリス4を開放
させる必要がないと共に、ミラー5を回転させる必要も
ないことにより、スチルカメラ51全体を簡易に構成し
て動作機構を簡略化することができる。これに加えてス
チルカメラにおいては、通常、フオーカスの調整を安定
させるためにF5.6 よりも暗いレンズを使用しないよう
になされているが、本発明によりF5.6 より暗いレンズ
でもフオーカスの調整を安定して実行することができ
る。
【0101】また上述の実施の形態においては、第1の
制御部36において位相差の算出時に相関値の計算に加
えて補間計算を実行するようにした場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、相関値の計算のみを実行す
るようにしても良い。この場合には、相関値を受光素子
単位で算出することになり、フオーカス装置を比較的フ
オーカスの調整精度の低い低級なテレビジヨンカメラや
スチルカメラに搭載することかできる。因みに相関値の
計算に加えて補間計算を実行する場合には、フオーカス
装置を比較的フオーカスの調整精度の高い高級なテレビ
ジヨンカメラやスチルカメラに搭載することができる。
【0102】さらに上述の実施の形態においては、フオ
ーカススイツチ39が押されたときに実際にカメラレン
ズ23を移動させてフオーカスを調整するようにした場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、被写体の
撮像と共に常時フオーカスを調整するようにしても良
い。
【0103】さらに上述の実施の形態においては、フオ
ーカス調整用レンズ23に入射される撮像光LA10の
光路方向に当該フオーカス調整用レンズ23を移動させ
る移動手段として、モータ駆動回路40及びレンズ駆動
モータ41を適用するようにした場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、フオーカス調整用レンズを
撮像光LA10の光路方向に移動させることができれ
ば、この他種々の移動手段を適用するようにしても良
い。
【0104】さらに上述の実施の形態においては、フオ
ーカス調整用レンズ23を介して取り込まれた撮像光L
A10を少なくとも2方向に分岐させる分岐手段とし
て、第1及び第2のハーフミラー27及び31を適用す
るようにした場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、フオーカス調整用レンズ23を介して取り込まれ
た撮像光LA10を少なくとも2方向に分岐させること
ができれば、この他種々の分岐手段を適用するようにし
ても良い。
【0105】さらに上述の実施の形態においては、第1
のレンズ32を介して得られる撮像光LA10を受光す
る第1の受光手段として、第1のラインセンサ33を適
用するようにした場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、第1のレンズ32を介して得られる撮像光を
受光することができれば、この他種々の第1の受光手段
を適用するようにしても良い。
【0106】さらに上述の実施の形態においては、第1
の受光手段33と共役な位置関係となるように配置さ
れ、第2のレンズ34を介して得られる撮像光LA10
を受光する第2の受光手段として、第2のラインセンサ
35を適用するようにした場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、第1の受光手段33と共役な位置関
係となるように配置され、第2のレンズ34を介して得
られる撮像光LA10を受光することができれば、この
他種々の第2の受光手段を適用するようにしても良い。
【0107】さらに上述の実施の形態においては、第1
及び第2の受光手段33及び35の受光面33A及び3
5Aにそれぞれ撮像光LA10に応じた被写体の像を結
像させるように、第1及び第2の受光手段33及び35
からそれぞれ得られる受光結果S13及びS14に基づ
いて移動手段40及び41を制御する制御手段として、
第1及び第2の制御部36及び38を適用するようにし
た場合について述べたが、本発明はこれに限らず、第1
及び第2の受光手段33及び35の受光面33A及び3
5Aにそれぞれ撮像光LA10に応じた被写体の像を結
像させるように、第1及び第2の受光手段33及び35
からそれぞれ得られる受光結果S13及びS14に基づ
いて移動手段40及び41を制御することができれば、
この他種々の制御手段を適用するようにしても良い。
【0108】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、フオーカ
ス調整用レンズを介して取り込まれた撮像光を分岐手段
によつて少なくとも2方向に分岐させ、当該分岐手段に
よつて第1の方向に分岐された撮像光をその光路上に配
置される第1のレンズを介して第1の受光手段に受光さ
せると共に、分岐手段によつて第2の方向に分岐された
撮像光をその光路上に配置される第2のレンズを介し
て、第1の受光手段と共役な位置関係となるように配置
される第2の受光手段に受光させ、第1及び第2の受光
手段の受光面にそれぞれ撮像光に応じた被写体の像を結
像させるように、制御手段によつて必要に応じて第1及
び第2の受光手段からそれぞれ得られる受光結果に基づ
いて移動手段を制御することにより当該移動手段によつ
てフオーカス調整用レンズに入射される撮像光の光路方
向に当該フオーカス調整用レンズを移動させるようにし
たことにより、フオーカス調整用レンズを介して取り込
まれた撮像光の光量が絞られた場合でも、第1及び第2
の受光手段にそれぞれ同じ撮像光を受光させ、この受光
結果に基づいてフオーカスのずれ量を精度良く検出する
ことができ、かくして移動する被写体に対してフオーカ
スを十分に追従させ得るフオーカス装置を実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるテレビジヨンカメラの構成の一実
施の形態を示す略線的ブロツク図である。
【図2】本発明によるフオーカス装置の構成の一実施の
形態を示す略線的ブロツク図である。
【図3】第1及び第2のラインセンサの受光部の説明に
供する略線図である。
【図4】第1の制御部による相関値の計算の説明に供す
る略線図である。
【図5】第1の制御部による補間計算の説明に供する略
線図である。
【図6】フオーカス調整処理手順を示すフローチヤート
である。
【図7】アイリスの絞り孔が絞られたときに第1及び第
2の検出用レンズに入射する撮像光の説明に供する略線
図である。
【図8】他の実施の形態によるスチルカメラの構成を示
すブロツク図である。
【図9】従来のスチルカメラの構成を示すブロツク図で
ある。
【図10】位相差検出方式の原理の説明に供する略線図
である。
【図11】アイリスの絞り孔が絞られたときに第1及び
第2の検出用レンズに入射する撮像光の説明に供する略
線図である。
【符号の説明】
1、41……レンズ駆動モータ、3、23……カメラレ
ンズ、20……テレビジヨンカメラ、21、50……フ
オーカス装置、27、52……第1のハーフミラー、3
1、54……第2のハーフミラー、32、55……第1
の検出用レンズ、33、56……第1のラインセンサ、
34、57……第2の検出用レンズ、35、58……第
2のラインセンサ、36……第1の制御部、38……第
2の制御部、40……モータ駆動回路、51……スチル
カメラ、59……制御部、LA1、LA10……撮像
光、PA……被写体。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体から到来する撮像光をフオーカス調
    整用レンズを介して取り込み、当該撮像光に応じた上記
    被写体の像を所定の結像位置に結像させるフオーカス装
    置において、 上記フオーカス調整用レンズに入射される上記撮像光の
    光路方向に当該フオーカス調整用レンズを移動させる移
    動手段と、 上記フオーカス調整用レンズを介して取り込まれた上記
    撮像光を少なくとも2方向に分岐させる分岐手段と、 上記分岐手段によつて第1の方向に分岐された上記撮像
    光の光路上に配置される第1のレンズと、 上記第1のレンズを介して得られる上記撮像光を受光す
    る第1の受光手段と、 上記分岐手段によつて第2の方向に分岐された上記撮像
    光の光路上に配置される第2のレンズと、 上記第1の受光手段と共役な位置関係となるように配置
    され、上記第2のレンズを介して得られる上記撮像光を
    受光する第2の受光手段と、 上記第1及び第2の受光手段の受光面にそれぞれ上記撮
    像光に応じた上記被写体の像を結像させるように、必要
    に応じて上記第1及び第2の受光手段からそれぞれ得ら
    れる受光結果に基づいて上記移動手段を制御する制御手
    段とを具えることを特徴とするフオーカス装置。
  2. 【請求項2】上記第1及び第2の受光手段は、 それぞれ複数の受光素子が連設されてなり、 上記制御手段は、 上記第1の受光手段と、上記第2の受光手段とからそれ
    ぞれ各上記受光素子によつて上記撮像光が受光されて得
    られる受光結果に基づいて相関値を算出すると共に、当
    該得られた相関値に対して補間計算を実行することを特
    徴とする請求項1に記載のフオーカス装置。
JP9174836A 1997-06-30 1997-06-30 フオーカス装置 Pending JPH1124135A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007025595A (ja) * 2005-07-21 2007-02-01 Fujinon Corp オートフォーカス装置
JP2007271702A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Canon Inc レンズ装置
JP2011191779A (ja) * 2011-05-16 2011-09-29 Canon Inc レンズ装置

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