JPH11241961A - 固有振動数測定装置および張力測定装置 - Google Patents
固有振動数測定装置および張力測定装置Info
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- JPH11241961A JPH11241961A JP10058894A JP5889498A JPH11241961A JP H11241961 A JPH11241961 A JP H11241961A JP 10058894 A JP10058894 A JP 10058894A JP 5889498 A JP5889498 A JP 5889498A JP H11241961 A JPH11241961 A JP H11241961A
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Abstract
暗騒音の影響を排して測定する。 【解決手段】 マイク3で検出された振動波形は増幅器
12で増幅され、コンパレータ5で波形整形された後、
ベルトの固有振動数検出部に供給される。ゲイン調整器
13は前記波形整形手段から出力される振動波形から暗
騒音のレベルを検出する手段を有している。そして、前
記暗騒音レベルが予定値より高い場合は低い方に、該暗
騒音レベルが予定値より低い場合は高い方に前記増幅手
段の増幅ゲインを自動調整する。
Description
および張力測定装置に関し、特に、2点間に架けられた
帯状および線状物体等の固有振動数を測定する測定装置
および固有振動数に基づいて張力測定する張力測定装置
に関する。
ためベルト装置が使用されることが多い。このベルト装
置においては、使用されているベルトの張力は予定の値
を維持するよう管理されていて、ベルト張力が予定値か
ら外れると、動力の伝達効率が低下したり搬送状態の安
定性が損なわれたりする。また、ベルトの特性にあった
張力が与えられていないと、ベルト自体の寿命も低下す
る。
み、本出願人は、ベルト張力を簡易に測定できる張力測
定装置を提案している(特公平6−63825号公
報)。この張力測定装置は、マイクロフォン(以下、単
に「マイク」という)で検出された被測定物(ベルト)
の振動波形の周期を測定する手段と、測定された周期の
変動が予定範囲内にある連続した複数の波形からなる波
形群を特定する手段と、この波形群を代表する波形の周
期または周波数に基づいて張力を演算する手段とから構
成されている。
動させると、このベルトは当初、高調波成分や衝撃成分
を含んだ不規則な波形で振動するが、やがて時間の経過
とともにそのベルトに固有の規則的な波形、すなわち、
基本波形のみの固有振動数で振動するようになる。
験的確認に鑑みてなされたもので、前記固有振動による
規則的な波形(すなわち周期の変動が予定範囲内にある
波形)が連続した波形群を固有振動による規則的な波形
として検出する。そして、この波形の周期に基づいて固
有振動数が算出され、さらにこの固有振動数に基づいて
ベルト張力が算出される。
は、解決すべき次の課題がある。上記張力測定装置にお
いて、マイクで音波としてとらえられたベルトの振動
は、その振動周期を測定する処理のため、予定のスレッ
ショルドレベルに従って波形整形される。ベルトの振動
はマイクの増幅器によって増幅された後、前記波形整形
器に入力される。
される振動レベルがスレッショルドレベルに達せず、波
形整形器によって正しい出力が得られない。一方、前記
増幅器の感度が高すぎた場合には、暗騒音を拾ってしま
う。このため、増幅器のゲインを適正値に設定する必要
があり、例えば、入力信号がスレッショルドレベルを超
過したかどうかを示す表示灯を設け、この表示灯の点灯
状態を監視しながらゲイン調整をすることが考えられ
る。
手動でゲイン調整を行うのは、測定者にとって負担が大
きいだけでなく、測定者によって判断のばらつきが生じ
るおそれがあり、張力を常に正確な値に管理することが
できないという問題点がある。
れたものであり、暗騒音の影響を自動的に排除して被測
定物の振動を正しく検知できるようにした固有振動数測
定装置および張力測定装置を提供することを目的とす
る。
ための本発明は、マイクで検出された被測定物の振動波
形に基づいて該被測定物の固有振動数を測定する固有振
動数測定装置において、前記マイクで検出された振動波
形を増幅する増幅手段と、前記増幅手段で増幅された振
動波形を予定のスレッショルドに従って波形整形する波
形整形手段と、前記波形整形手段で波形整形された振動
波形に基づいて前記被測定物の固有振動数を検出する演
算手段と、前記波形整形手段から出力される振動波形か
ら暗騒音のレベルを検出する暗騒音レベル検出手段と、
前記暗騒音レベルが基準レベルより高い場合は低い方
に、該暗騒音レベルが基準レベルより低い場合は高い方
に前記増幅手段の増幅ゲインを自動調整するゲイン調整
手段とを具備した点に特徴がある。
合は入力される振動波形の増幅ゲインを小さくでき、暗
騒音レベルが低い場合は入力される振動波形の増幅ゲイ
ンを大きくできるので、マイクから入力される暗騒音の
波形信号を、被測定対象の振動波形の検出の障害となら
ない限界まで低下できる。
を詳細に説明する。図1は本発明の一実施例を示す張力
測定装置のハード構成を示すブロック図である。図1に
おいて、軸間距離Lで配置されたプーリ1a,1bに架
けられているベルト2に対向してマイク3が配置されて
いる。マイク3で検出された波動は、フィルタ4に入力
される。フィルタ4では、入力された波形信号から高周
波のノイズ成分を除去する。ノイズが除去された波形信
号は増幅器12で増幅された後、コンパレータ5に供給
される。コンパレータ5は、スレッショルドに従って入
力波形を2値化信号に変換する波形整形手段であって、
矩形波信号を出力する。増幅器12にはゲイン調整器1
3が設けられており、コンパレータ5の出力波形に基づ
いて自動的に増幅器12のゲインを調整する。
6に入力され、この微分回路6は、波形の立上がりおよ
び立下がりのエッジ検出信号を出力する。このエッジ検
出信号のうち、例えば立上がりのエッジ検出信号が、遅
延回路7、ラッチ8、およびフリップフロップ(F/
F)9に入力される。クロックカウンタ10は、図示し
ないパルス発生装置から供給されるクロックパルス(C
K)を計数する。前記エッジ検出信号に応答して、ラッ
チ8はクロックカウンタ10の値を取込む。また、遅延
回路7は前記エッジ検出信号を所定時間遅らせてクロッ
クカウンタ10に供給する。遅延された信号はクロック
カウンタ10のリセット端子に接続され、遅延された信
号によってクロックカウンタ10の値がリセットされ
る。
号によってセットされる。フリップフロップ9の出力状
態は、マイコン11で識別される。マイコン11はフリ
ップフロップ9のセットを検出し、これによってクロッ
クカウンタ10の値がラッチ8に保持されたことを認識
する。マイコン11は、この認識結果に基づいてラッチ
8からカウンタ値を取込み、該マイコン11内のメモリ
に格納する。マイコン11はカウンタ値をラッチ8から
取込んだ後はクリア信号を出力してフリップフロップ9
をリセットする。前記マイコン11内のメモリには、マ
イク3で検出された振動波形に基づいて得られたコンパ
レータ5の出力波形(矩形波)の1サイクル毎の周期
が、クロックカウンタ10のカウンタ値として記憶され
る。
でベルト2に衝撃を加えると、この衝撃によるベルト2
の振動はマイク3で検出され、この振動の各サイクルの
周期が前記マイコン11内に記憶される。ベルト2の振
動は、最初は衝撃や高調波成分を含んだ不規則な波形で
あるが、しだいに規則的な波形が連続するようになり、
この波形が、プーリ1a,1bに架けられたベルト2の
固有振動数と認められる。マイコン11は、取込んだカ
ウンタ値に基づいて規則的な波形すなわち固有振動数を
検出する機能、および検出された規則的な波形の周波数
に基づいて所定の張力算出式によりベルト2の張力を算
出する機能を有する。これらの機能は、前記特公平6−
63825号公報に詳細に開示されており、かつ本発明
の要部ではないので説明は省略する。
明する。まず、ゲイン調整器13の動作概要を説明す
る。ゲイン調整器13では、コンパレータ5の出力信号
を一定時間監視する。この監視動作は、例えば、前記ベ
ルト2の張力測定前に実行される。この監視動作によ
り、コンパレータ5の出力信号が予定の回数以上現れる
ような場合、つまり暗騒音検出レベルが高い場合には増
幅器12のゲインを低下させる。一方、検出されたコン
パレータ5の出力信号が予定の回数以下であれば、暗騒
音検出レベルが低く、所望の振動波形をも検出できない
おそれがあるためゲインを増大させる。例えば、コンパ
レータ5のスレッショルドを超えるような信号が全く検
出されないようであればゲインを上げ、一方、このよう
な信号が3回以上検出されるようであればゲインを下げ
る。
るための図であり、暗騒音の波形の一例を示す図であ
る。同図において、暗騒音を一定時間Tの間抽出する。
この時間Tはベルト2等の被測定物の固有振動数の周期
の最大値に設定するのがよい。すなわち、被対象物の固
有振動の最大周期内に数個検出されるだけの暗騒音は、
その周期よりも小さい周期(つまり高周波数)である被
測定物の固有振動数を測定する時の障害にはならないか
らである。例えば、被測定物の固有振動数の周波数が1
0〜300Hzである場合を想定すると、最大周期は周
波数10Hzに対応する時間、つまり0.1秒となる。
この時間T内にスレッショルドThを超過する暗騒音の
波形のピークPが予定回数(例えば2回)検出される程
度にゲインを設定するのがよい。
を示す回路図である。同図において、増幅器としてのオ
ペアンプ12のゲインを決定するため、該オペアンプ1
2のマイナス入力と接地間に抵抗R0が設けられ、かつ
オペアンプ12の出力およびマイナス入力間には抵抗R
1,R2,R3,R4が設けられている。これらの抵抗
R0〜R4によって、(R1+R2+R3+R4)/R
0で算出される値に比例したゲインが与えられる。各抵
抗R1〜R4の両端にはスイッチSW1,SW2,SW
3,SW4がそれぞれ設けられており、これらのスイッ
チの切替えによってゲインが調整される。スイッチSW
1〜SW4はCPU14から各スイッチSW1〜SW4
に入力される信号s1〜s4が「1」のときに「閉」側
に切替えられる。すべてのスイッチSW1〜SW4が閉
じた時、つまり抵抗R1,R2,R3,R4の合成抵抗
値Rが「0」のときにゲインは最小値に設定される。
のハイレベルつまり「1」の数を計数し、予め設定され
た時間T毎に計数値Cを出力する。CPU14はカウン
タ15から入力された計数値に従って信号s1〜s4の
組み合わせを変化させてオペアンプ12のゲインを調整
する。例えば、初期状態ではゲインが中程度となるよう
に信号s1〜s4の値を決定しておき、前記計数値に応
じてゲインを増減する。
するためのCPU14の要部機能を示すブロック図であ
る。同図において、比較部141はカウンタ15からの
計数値Cを基準値Cref と比較する。この比較結果によ
り、計数値Cの方が大きい場合はゲインを下げる信号d
ecを出力し、計数値Cの方が小さい場合はゲインを上
げる信号incを出力する。組合せ設定部142はこれ
らの信号decまたはincに応答して、前記信号s1
〜s4の値の組み合わせを、ゲインを上下させるための
予定の組合せに設定する。信号s1〜s4の組み合わせ
により「0000」〜「1110」まで15通りのゲイ
ンを設定できる。信号s1〜s4が「0000」のとき
ゲインは最大となり、信号s1〜s4が「1110」の
ときゲインは最小となる。
適範囲を設けておき、この不感帯の範囲内であればゲイ
ンを変化させないようにすることもできる。具体的には
基準値Cref を2段階設けて、その段階の間を最適範囲
とするとよい。
段階の基準値Cref と計数値Cとを比較し、その大小の
判断結果により増減するゲインの幅を変化させるように
してもよい。例えば、計数値Cが、高低2段階の基準値
Cref の低い方よりもさらに小さい場合のゲイン増大量
をGinc1とし、計数値Cが、低い方の基準値Cref より
は大きいが、高い方の基準値Cref よりは小さい場合の
ゲイン増大量をGinc2としたとき、「ゲイン増大量Gin
c1>ゲイン増大量Ginc2」のように設定する。こうする
ことにより、少ないゲイン調整回数で早く所望のゲイン
を設定することができる。さら基準値Cref の段階を増
やすことによって計数値Cが最適範囲より大きい場合に
ゲインを下げることができる構成を負荷できるのはもち
ろんである。
きる。上述のように、比較部141の比較結果により信
号s1〜s4の組み合わせを1段階ずつ変化させた場
合、暗騒音のレベルによっては多数回のゲイン調整が必
要なことがあり、複数段階の基準値Cref を設けても、
必ずしも1回では最適なゲインを選択できないことがあ
る。したがって、適当なゲイン選択のためには、コンパ
レータ5の信号の計数値を複数回読み込んで処理する必
要が生じる。最適なゲインを予測することができれば、
少ない回数の処理で適当なゲインを選択することができ
る。そこで、第1の実施形態を次のように変形して、最
適なゲイン調整量を予測できるようにした。
る。この変形例では、コンパレータ5およびカウンタ1
5に加えて、第2のコンパレータ16と第2のカウンタ
17を設け、第2のコンパレータ16のスレッショルド
Th2をコンパレータ5のスレッショルドThよりも小
さい値に設定した。こうしておいて、CPU14では2
つのカウンタ15,17からの値をそれぞれ基準値Cre
f と比較するようにする。
び第2のカウンタ17双方からの計数値に基づいて最適
なゲイン調整量を決定する。図13は、最適なゲイン調
整量を決定するために用いるテーブルの一例である。同
図において、カウンタ15の計数値C15と第2のカウン
タ17の計数値C17の交差位置の値が最適なゲインであ
る。例えば、計数値C15が「0」で計数値C17が「2」
ならばゲインを4ステップ上げ、計数値C15が「2」で
計数値C17が「3」ならばゲインを1ステップ上げる。
また、計数値C15が「3」で計数値C17が「4以上」な
らばゲインを1ステップ下げる。
の調整量を変化させるようにすれば、少ない回数で最適
なゲインを設定することができる。なお、計数値C15と
計数値C17とに基づいてテーブルを参照してゲインを決
定するのではなく、計数値C15と計数値C17とに基づい
て予定の算出式を使用し、演算によりゲインを決定して
もよい。
したが、これらは並列接続でもよく、要は、増幅手段の
帰還回路中に設けられた複数の抵抗の合成抵抗がスイッ
チ手段によって切り替えられるようになっていればよ
い。
上述の実施形態では、複数の抵抗R1〜R4の組み合わ
せによってゲインを調整したが、この第2実施形態で
は、前記抵抗R1〜R4に代えて光量に応じて抵抗値が
変化する光電変換素子を使用し、この光電変換素子の抵
抗値によってオペアンプのゲインを調整するようにし
た。
の構成を示す図である。同図において、オペアンプ12
aの出力および入力間に光電変換素子18を設けた。光
電変換素子18としては例えば硫化カドミウム(Cd
S)を使用できる。前記光電変換素子18との組み合わ
せでフォトカプラを構成するLED19が設けられ、C
PU14は計数値Cに応じて前記LED19の光量を増
大させるための信号s10または前記LED19の光量
を低減させるための信号s11を出力する。
ダイオード20のアノードが接続され、該ダイオード2
0のカソードは抵抗21の一端に接続されている。抵抗
21の他端はオペアンプ22のプラス入力に接続され、
さらに該プラス入力には抵抗23と、接地されたコンデ
ンサ24とが接続されている。オペアンプ22の出力は
前記LED19のアノードに接続され、該LED19の
カソードは抵抗25を介して接地されている。前記オペ
アンプ22に接続された抵抗23の他端はダイオード2
6のアノードに接続され、該ダイオード26のカソード
は前記CPU14の、信号s11の出力端子と接続され
ている。
れると、前記コンデンサ24には信号s10の入力に応
じて電荷が蓄積される。その結果、LED19の電流が
増大して、光電変換素子18の抵抗値が低下し、オペア
ンプ12のゲインが低下する。コンデンサ24に蓄積さ
れる電荷は信号s10の出力回数に応じて段階的に上昇
し、それに伴ってオペアンプ12のゲインも段階的に増
大する。一方、CPU14から出力されるマイナス信号
s11によって、前記コンデンサ24に蓄積された電荷
は放電する。コンデンサ24への電荷の蓄積量およびコ
ンデンサ24からの電荷の放電量はコンデンサ24と抵
抗21または抵抗23の時定数によって決定できる。
ンを適正値に調整するためのCPU14の要部機能を図
6に示す。本実施形態においても、第1実施形態と同
様、コンパレータ5から出力される信号の「1」の数を
カウンタ15によって計数するように構成し、図6に示
すように、その計数値CをCPU14の比較部29に入
力する。比較部29は前記計数値Cを基準値Cref と比
較し、比較の結果、計数値Cの方が小さい場合は信号s
10を出力し、計数値Cの方が大きい場合は信号s11
を出力する。
る。ベルト2等の張力測定のためにその振動を測定する
場合、振動波形の高調波成分は不要であり、かつ誤検知
の要因となる。そこで、前記増幅器(オペアンプ)12
では、不要な高調波成分をカットするようにすることが
望ましい。この第3実施形態ではオペアンプ12の周波
数−ゲイン特性(以下、単に「周波数特性」という)を
変化させて、ベルト張力測定に不要な高調波成分をカッ
トするようにした。
一例を示す図である。同図(a)に示す周波数特性にお
いて、被測定物つまりベルト等の測定対象周波数fm よ
りも高い周波数の騒音も高い増幅ゲインで増幅されるこ
とになる。そこで、図12(b)のように、カットオフ
周波数領域(最大ゲインからゲインが下がっている領
域)に測定対象周波数fm が包含されるように周波数特
性を変化させる。こうすることによって、測定対象周波
数fm 以上の振動に対してはゲインを小さくすることが
でき、不必要な高調波成分をカットすることができる。
部回路図であり、図5と同符号は同一または同等部分を
示す。ここでは、抵抗でゲインを調整するのに代えて、
コンデンサの変化により測定周波数近傍でのゲイン調整
をするようにしている。すなわち、オペアンプ12aの
入力および出力間には抵抗Rが接続されているほか、コ
ンデンサC1,C2,C3,C4,C5が直列に接続さ
れている。また、コンデンサC1〜C5はスイッチSW
10,SW11,SW12,SW13によって選択的に
短絡させることができるように構成されている。
デンサの容量を大きくしていくに従い、カットオフ周波
数が低周波数側に移動するように周波数特性が変化す
る。オペアンプ12aの最大ゲインは抵抗Rによって決
定されている。
4からの信号s1〜s4によって開閉するが、ここで
は、図2の場合とは異なり、信号s1〜s4が「1」の
ときにはスイッチSW10〜SW13が閉じるように構
成する。信号s1〜s4が「1」のときにスイッチSW
10〜SW13が閉じると、カットオフ周波数が高周波
数側に移動して測定対象周波数でのゲインは高くなるよ
うに制御される。コンデンサC1〜C5の容量比を、2
進数の比「1:2:4:8:16」に設定すれば、少な
いコンデンサの数でより多段階にゲインを調整すること
ができる。なお、この第3実施形態によれば、コンパレ
ータ5に入力される波形から高調波成分がカットされる
ので、フィルタ4(図1)は省略することができる。
て暗騒音を排除してベルト2の張力を測定する際の操作
手順の一例を説明する。図9は張力測定器の操作パネル
を示す図であり、図10は操作手順の一例を示すフロー
チャートである。ステップS1では、張力測定器の電源
スイッチ100をオンにする。この操作によって、マイ
ク3から入力された波形信号のうち、コンパレータ5の
スレッショルドを超過する暗騒音の波形信号のピーク数
が前記CPU14に読み込まれ、前記ゲイン調整器13
によって暗騒音を排除するためのゲイン調整が行われ
る。ステップS2では、前記電源スイッチ100とは別
に、測定用に設けたスイッチ(測定スイッチ)110を
オンにする。この測定スイッチのオン操作によってゲイ
ンは固定され、その後に入力される信号波形に基づい
て,前記マイコン11でベルトの振動数が検出され、そ
れに基づいてベルト張力が算出される。算出されたベル
ト張力の値は表示画面120に表示される。
一定時間内にスレッショルドを超過した信号が予定個数
となるようにゲインを調整するようにしたが、このほ
か、予定時間内に検出された暗騒音の、それぞれのピー
ク間隔つまりコンパレータ5の出力波形の周期に基づい
てゲインを設定することができる。すなわち、被測定物
の固有振動数として予定される振動の最大周期を基準値
として、該基準値よりも前記ピーク間隔が小さい場合は
暗騒音が多く検出されていると判断してゲインを低減さ
せる。また、該基準値よりも前記ピーク間隔が大きい場
合は検出される暗騒音が少ないことを意味し、測定時の
ベルトの振動波形をも検出できないおそれがあるので、
この場合はゲインを増大させる。
U14の要部機能を示す図である。同図において、コン
パレータ5の出力信号を一定時間Tの間カウンタ27に
入力する。カウンタ27はクロックCKを計数してお
り、コンパレータ5からの入力に応答してそのときの計
数値PCを出力するとともに、その出力に応答して予定
の遅延時間後に該カウンタ27はリセットされる。計数
値PCは間隔判別部28に入力される。一定時間T内に
間隔判別部28に入力された計数値PCは、基準の間隔
PCref と比較され、該基準の間隔PCref よりも小さ
い計数値PCが存在している場合は、信号decを出力
する。CPU14は、この信号decに基づいて、オペ
アンプ12,12aのゲインを下げげるように、図2の
スイッチSW1〜SW4や、図7のスイッチSW10〜
SW13等を切り替えるように構成する。
数値PCが存在しなくなった場合は、検出信号incを
出力する。CPU14は、この信号incに基づいて、
オペアンプ12,12aのゲインを上げるように、図2
のスイッチSW1〜SW4や、図7のスイッチSW10
〜SW13等を切り替えるように構成する。なお、基準
の間隔PCref は不感帯を有する最適範囲として設定
し、計数値PCがこの不感帯から外れたときにゲインを
変化されるようにすることもできる。
SW1〜SW4やスイッチSW10〜SW13を切換え
る信号s1〜s4は上記実施例に示した数に限らず、増
減してもよいのはもちろんである。
によれば、暗騒音の影響を受けないで、被対象物体の振
動を検出することができるので、正確な固有振動数およ
びそれに基づく張力測定結果を得ることができる。
構成を示すブロック図である。
ロック図である。
ハード構成ブロック図である。
ハード構成ブロック図である。
ハード構成ブロック図である。
チャートである。
能を示す図である。
ある。
4…フィルタ、 5…コンパレータ。 12…増幅器、
13…ゲイン調整器、 14…CPU
Claims (15)
- 【請求項1】 マイクロフォンで検出された被測定物の
振動波形に基づいて該被測定物の固有振動数を測定する
固有振動数測定装置において、 前記マイクロフォンで検出された振動波形を増幅する増
幅手段と、 前記増幅手段で増幅された振動波形を予定のスレッショ
ルドに従って波形整形する波形整形手段と、 前記波形整形手段で波形整形された振動波形に基づいて
前記被測定物の固有振動数を検出する演算手段と、 前記波形整形手段から出力される振動波形から暗騒音の
レベルを検出する暗騒音レベル検出手段と、 前記暗騒音レベルが基準レベルより高い場合は低い方
に、低い場合は高い方に前記増幅手段の増幅ゲインを自
動調整するゲイン調整手段とを具備したことを特徴とす
る固有振動数測定装置。 - 【請求項2】 前記基準レベルが、不感帯を有する最適
範囲として設定されていることを特徴とする請求項1記
載の固有振動数測定装置。 - 【請求項3】 前記暗騒音レベル検出手段が、前記波形
整形手段の出力波形の予定時間内のピーク数を計数して
出力する計数手段と、 前記ピーク数を基準ピーク数と比較して、計数値が該基
準ピーク数より多い場合は高レベル検出結果を、少ない
場合は低レベル検出結果を出力する比較手段とを具備
し、 前記ゲイン調整手段が、 前記比較手段から出力される高レベル検出結果に応答し
て増幅ゲインを低減させ、低レベル検出結果に応答して
増幅ゲインを増大させるように構成されていることを特
徴とする請求項1または2記載の固有振動数測定装置。 - 【請求項4】 前記暗騒音レベル検出手段が、 前記波形整形手段の予定時間内の出力波形の各ピーク間
隔を検出するピーク間隔検出手段と、 前記予定時間内に検出されたピーク間隔を基準ピーク間
隔と比較して、前記ピーク間隔が基準ピーク間隔よりも
小さい出力波形が存在する場合は高レベル検出結果を出
力し、ピーク間隔が基準ピーク間隔より小さい出力波形
が存在しない場合は低レベル検出結果を出力する比較手
段とを具備し、 前記ゲイン調整手段が、 前記高レベル検出結果に応答して増幅ゲインを低減さ
せ、低レベル検出結果に応答して増幅ゲインを増大させ
るように構成されていることを特徴とする請求項1また
は2記載の固有振動数測定装置。 - 【請求項5】 前記基準ピーク数が不感帯を有する最適
範囲として設定されていることを特徴とする請求項3記
載の固有振動数測定装置。 - 【請求項6】 前記基準ピーク間隔が不感帯を有する最
適範囲として設定されていることを特徴とする請求項4
記載の固有振動数測定装置。 - 【請求項7】 前記波形整形手段のスレッショルドを複
数段階設定するとともに、 前記暗騒音レベル検出手段が、 前記波形整形手段のそれぞれのスレッショルドで波形整
形された出力波形の予定時間内のピーク数をそれぞれ計
数して出力する複数の計数手段と、 前記複数の計数手段から出力されたピーク数に対応して
予定の最適ゲイン調整量を発生するゲイン発生手段とを
具備し、 前記ゲイン調整手段が、 ゲイン調整量に基づいてゲイン調整するように構成され
ていることを特徴とする請求項1または2記載の固有振
動数測定装置。 - 【請求項8】 前記波形整形手段のスレッショルドを複
数段階設定するとともに、 前記暗騒音レベル検出手段が、 前記波形整形手段のそれぞれのスレッショルドで波形整
形された予定時間内の出力波形の各ピーク間隔をそれぞ
れ検出する複数のピーク間隔検出手段と、 前記複数のピーク間隔検出手段から出力されたピーク間
隔に対応して予定の最適ゲイン調整量を発生するゲイン
発生手段とを具備し、 前記ゲイン調整手段が、 ゲイン調整量に基づいてゲイン調整するように構成され
ていることを特徴とする請求項1または2記載の固有振
動数測定装置。 - 【請求項9】 前記増幅手段がオペアンプであって、 前記ゲイン調整手段が、前記オペアンプの帰還回路中に
設けられた抵抗の抵抗値を変化させることによって前記
増幅ゲインを増減させるように構成されていることを特
徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の固有振動
数測定装置。 - 【請求項10】 前記抵抗が複数の抵抗からなる抵抗群
であって、かつ該複数の抵抗の接続を切り替えて合成抵
抗値を選択するスイッチ手段を具備し、 前記ゲイン調整手段が、前記スイッチ手段を切替えるこ
とにより増幅ゲインを増減させるように構成されている
ことを特徴とする請求項9記載の固有振動数測定装置。 - 【請求項11】 前記抵抗が光量に応じて抵抗値が変化
する光電変換素子であり、前記ゲイン設定手段が、前記
光電変換素子と対をなす発光素子の光量を変化させるこ
とにより前記抵抗値を変化させるように構成されている
ことを特徴とする請求項10記載の固有振動数測定装
置。 - 【請求項12】 前記増幅手段がオペアンプであって、 前記オペアンプの帰還回路中に設けられたコンデンサの
容量を変化させることによってカットオフ周波数を変化
させ、測定対象周波数に対する前記増幅ゲインを増減さ
せるように構成されていることを特徴とする請求項1な
いし8のいずれかに記載の固有振動数測定装置。 - 【請求項13】 前記コンデンサが複数のコンデンサか
らなるコンデンサ群であって、かつ該複数のコンデンサ
の接続を切り替えて合成容量を選択するスイッチ手段を
具備し、 前記ゲイン調整手段が、前記スイッチ手段を切替えるこ
とにより増幅ゲインを増減させるように構成されている
ことを特徴とする請求項12記載の固有振動数測定装
置。 - 【請求項14】 前記ゲイン調整手段は、被測定物の
振動の測定を開始した時点で前記増幅ゲインの値を固定
するように構成されていることを特徴とする請求項1な
いし13のいずれかに記載の張力測定装置。 - 【請求項15】 前記被測定物が、2点間に架けられた
帯状または線状物体であって、 請求項1〜14に記載された固有振動数測定装置で検出
された固有振動数をもとに所定の算出式を使用して前記
帯状または線状物体の張力を算出する張力算出手段を具
備したことを特徴とする張力測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05889498A JP3776232B2 (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | 固有振動数測定装置および張力測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05889498A JP3776232B2 (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | 固有振動数測定装置および張力測定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11241961A true JPH11241961A (ja) | 1999-09-07 |
| JP3776232B2 JP3776232B2 (ja) | 2006-05-17 |
Family
ID=13097508
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05889498A Expired - Lifetime JP3776232B2 (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | 固有振動数測定装置および張力測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3776232B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100343118B1 (ko) * | 1999-11-24 | 2002-07-05 | 신기현 | 장력신호의 주파수 해석을 이용한 롤 형상 이상진단 장치및 방법 |
| JP2003042838A (ja) * | 2001-07-31 | 2003-02-13 | Mitsuboshi Belting Ltd | オートテンショナの振動測定方法 |
| JP2007093221A (ja) * | 2005-09-27 | 2007-04-12 | Meidensha Corp | 信号の波形分析方法とそのプログラム及び信号の波形分析方法を使用した車両運転特性の解析方法とそのプログラム |
| CN105228058A (zh) * | 2014-06-24 | 2016-01-06 | 惠州市德赛西威汽车电子股份有限公司 | 一种具有降低多路音源噪声的音频系统及其控制方法 |
-
1998
- 1998-02-24 JP JP05889498A patent/JP3776232B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100343118B1 (ko) * | 1999-11-24 | 2002-07-05 | 신기현 | 장력신호의 주파수 해석을 이용한 롤 형상 이상진단 장치및 방법 |
| JP2003042838A (ja) * | 2001-07-31 | 2003-02-13 | Mitsuboshi Belting Ltd | オートテンショナの振動測定方法 |
| JP2007093221A (ja) * | 2005-09-27 | 2007-04-12 | Meidensha Corp | 信号の波形分析方法とそのプログラム及び信号の波形分析方法を使用した車両運転特性の解析方法とそのプログラム |
| CN105228058A (zh) * | 2014-06-24 | 2016-01-06 | 惠州市德赛西威汽车电子股份有限公司 | 一种具有降低多路音源噪声的音频系统及其控制方法 |
| CN105228058B (zh) * | 2014-06-24 | 2018-12-11 | 惠州市德赛西威汽车电子股份有限公司 | 一种具有降低多路音源噪声的音频系统及其控制方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3776232B2 (ja) | 2006-05-17 |
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