JPH11242255A - カメラの情報入力装置及び方法 - Google Patents

カメラの情報入力装置及び方法

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JPH11242255A
JPH11242255A JP10043503A JP4350398A JPH11242255A JP H11242255 A JPH11242255 A JP H11242255A JP 10043503 A JP10043503 A JP 10043503A JP 4350398 A JP4350398 A JP 4350398A JP H11242255 A JPH11242255 A JP H11242255A
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exposure
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camera
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JP10043503A
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Katsuyuki Hagiwara
克行 萩原
Seiji Sasaki
誠司 佐々木
Toshio Yabe
俊夫 矢部
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラの露出の決定に必要な情報を、簡単な
操作で設定が可能としつつ、マニュアル,絞り優先,シ
ャッタ優先等の露出モードによらない操作の統一が可能
であり、さらに簡単な操作で撮影者が望む任意枚数の露
出条件及びその撮影順序の設定と、そうしたAEB撮影
設定の確認が可能な操作性の優れたカメラの情報入力装
置及び方法を提供する。 【解決手段】 このため、前記情報入力装置を、シャッ
タ速度と絞り値と露出補正量との可能な組み合わせの候
補を表示するための表示手段13と、この表示手段13
により示される露出条件の組み合わせの候補内から、撮
影者が望むものを選択可能にするための選択入力手段1
1とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラにおいて露
出を決定するための情報を入力する装置及び方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動露出カメラでは、フィルム感
度と被写体輝度一定という条件下において、シャッタ速
度と絞り値と自動で算出した露出に対する露出補正量と
の3つのパラメータのうち、2個を決定することによっ
て、第3のパラメータが従属的に決定される。そこで、
従来はマニュアル,絞り優先,シャッタ優先等の露出モ
ードに応じて、前記3パラメータのうち、いずれの2つ
を変更可能とするかの切り替えを行っていた。
【0003】ここにおいて、前記2個のパラメータを同
時に設定する方法としては、2方向の変位が検出可能な
手段、例えばトラックボールを用いてシャッタ速度と絞
り値など、2つのパラメータの入力を行う方法が、特開
平08−114826号公報で既に提案されている。こ
の方法では、露出モードに応じていくつかのパラメータ
のうち、2つだけが直接に設定可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のカメラでは、同
じ操作でも、露出モードによって別のパラメータが変更
されたり、同じパラメータの変更でも、露出モードによ
って違った操作が必要になることがあった。例えば、前
記特開平08−114826号公報では、絞り値変更の
操作が、絞り優先モードでは水平方向で、マニュアルモ
ードでは垂直方向になるという欠点があった。
【0005】また、従来の方法及び前記特開平08−1
14826号公報による方法では、絞り値とシャッタ速
度との組み合わせを一組だけしか入力ないし表示ができ
ない。例えば、露出を変えて複数枚撮影するAEB撮影
時においては撮影枚数,露出条件,撮影順序を自由に設
定すること、及びその設定を確認することが困難である
という問題点があった。
【0006】本発明は、以上のような局面にかんがみて
なされたもので、露出の決定に必要な情報を簡単な操作
で設定可能としながら、マニュアル,絞り優先,シャッ
タ優先等の露出モードによらない操作の統一を図り、さ
らに、露出モードを切り替えること無しに、シャッタ速
度と絞り値と露出補正量とのうち、任意のパラメータを
変更可能とする露出モードの統合を図ろうとするもので
ある。
【0007】また、AEB撮影時において、簡単な操作
で撮影者が望む任意の枚数の露出条件及びその撮影順序
の設定と、そうしたAEB撮影設定の確認を行うことを
可能にする。以上のような操作性に優れたカメラの情報
入力装置を得ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、以下の各項(1)〜(10)のいずれかの情報入
力装置または方法を提供することにより、前記目的を達
成しようとするものである。
【0009】(1)シャッタ速度と絞り値と露出補正量
との可能な組み合わせの候補複数個を同時に表示する表
示手段を備え、その表示手段により示される露出条件の
組み合わせの候補内から任意のものを選択するための選
択手段を備えるよう構成したことを特徴とするカメラの
情報入力装置。
【0010】(2)前項(1)記載のカメラの情報入力
装置において、前記選択手段は、露出をずらした複数回
の撮影(AEB撮影)のために、前記表示手段上のある
範囲を指定することにより、その範囲内にある複数個の
露出条件の候補を1回の操作で選択するよう構成したこ
とを特徴とするカメラの情報入力装置。
【0011】(3)前項(1),(2)のいずれか記載
のカメラの情報入力装置において、前記選択手段は、既
に選択された露出条件の候補に新たに選択された候補を
順次加えることが可能であるよう構成されており、選択
操作を繰り返すことにより、前記複数回の撮影(AEB
撮影)それぞれにおける相異なる露出条件の候補を選択
するよう構成したことを特徴とするカメラの情報入力装
置。
【0012】(4)前項(2),(3)のいずれか記載
のカメラの情報入力装置において、前記表示手段は、露
出条件の各候補に対して撮影の順序を表示するよう構成
したことを特徴とするカメラの情報入力装置。
【0013】(5)前項(3)及び(4)記載の双方に
該当するカメラの情報入力装置において、その選択操作
の順序に従って撮影順序が決定されるよう構成したこと
を特徴とするカメラの情報入力装置。
【0014】(6)シャッタ速度と絞り値と露出補正量
との可能な組み合わせの候補複数個を同時に表示すると
共に、表示される露出条件の組み合わせの候補内から任
意のものを選択可能としたことを特徴とするカメラの情
報入力方法。
【0015】(7)前項(6)記載のカメラの情報入力
方法において、前記選択手段は、露出をずらした複数回
の撮影(AEB撮影)のために、前記表示手段上のある
範囲を指定することにより、その範囲内にある複数個の
露出条件の候補を1回の操作で選択するようにしたこと
を特徴とするカメラの情報入力方法。
【0016】(8)前項(6),(7)のいずれか記載
のカメラの情報入力方法において、前記選択手段は、既
に選択された露出条件の候補に新たに選択された候補を
順次加えることが可能であるよう構成されており、選択
操作を繰り返すことにより、前記複数回の撮影(AEB
撮影)それぞれにおける相異なる露出条件の候補を選択
するようにしたことを特徴とするカメラの情報入力方
法。
【0017】(9)前項(7),(8)のいずれか記載
のカメラの情報入力方法において、前記表示手段は、露
出条件の各候補に対して撮影の順序を表示するようにし
たことを特徴とするカメラの情報入力方法。
【0018】(10)前項(8)及び(9)記載の双方
に該当するカメラの情報入力方法において、その選択操
作の順序に従って撮影順序が決定されるようにしたこと
を特徴とするカメラの情報入力方法。
【0019】ここにおいて、前記表示手段は、例えば後
述する図4にその一例を示すように、3軸を用いて平面
上に露出決定のための3つのパラメータの組み合わせの
候補を表示するように構成されたものである。各パラメ
ータに対応した軸をどの方向に配置するかは、撮影者が
選択できるようにしてもよい。また、必要に応じて、A
EB撮影を行う場合の撮影順序が表示できるように構成
されているとよい。
【0020】また、前記選択手段は、表示された複数の
候補の中から一つを選択する機能、あるいは、候補の中
から一つを選択するという操作を順次行って、任意の数
の候補を選択する機能、あるいは、ある範囲内を指定し
ていくつかの候補を一度に選択する機能のうち最低ひと
つを備えたものである。このとき、選択された候補ある
いは範囲が前記表示手段で確認できるようにするとよ
い。
【0021】選択手段には、例えば、従来の露出モード
のシャッタ優先と同様の効果を得るために、シャッタ速
度に対する感度を落とし、通常ならシャッタ速度2段階
の変化に相当する操作で1段階だけ変化させるようにす
る等、特定のパラメータが不用意に変化しないような機
能を付加してもよい。
【0022】
【作用】以上のような装置構成及び方法により、前記表
示手段上に示された候補の中から前記選択手段を用いて
一つを選択するという一度の操作で、従来シャッタ速度
と絞り値とを別々の操作で入力していたのと同等の情報
入力を行うことが可能となる。
【0023】さらに、本発明によれば、撮影者は露出モ
ードの切り替えをすること無しに、3つのパラメータの
うち、任意のものを変更することが可能である。これに
より、例えば同じパラメータを操作するのに露出モード
によって違う操作をしなければならないという問題がな
くなる。
【0024】また、本発明によれば、複数の候補を選択
する機能を備えた選択手段を用いた場合、AEB撮影時
に撮影者任意の条件と任意の順序による撮影の設定を行
うことが可能になる。また、そのようなAEB撮影設定
の確認も容易である。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
複数の実施例に基づき、図面を参照して詳細に説明す
る。
【0026】
【実施例】以下、本発明に係るカメラの情報入力装置の
第1の実施例を示す。
【0027】図2は、本発明を適用したカメラの背面か
らの斜視図で、ここに例示したカメラ2は、撮影した画
像をカード状の電子媒体もしくは磁気媒体にデジタル形
式で記録するものである。ここで、図2によりカメラ2
の概略構成を説明する。カメラ本体21の背面には、液
晶表示板を利用した表示手段である表示パネル22、選
択手段構成要素としてのトラックボール23ならびに選
択操作釦24、撮影範囲を確認するためのファインダ2
5が設けられている。また、カメラ本体21上面にはレ
リーズ釦26と電源スイッチ27とが設けられている。
【0028】表示パネル22は、例えば液晶表示(LC
D)板等により、微細な画素の集まりとして任意の図形
や絵を表示することが可能なようにしている。表示パネ
ル22は、露出条件入力操作時には、図4に示すような
グラフ4を用いて、シャッタ速度と絞り値と露出補正量
との組み合わせによる露出条件候補47を表示する。な
お、図4例のような形式のグラフは、カメラのプログラ
ム線図を表わすのに従来から用いられているものであ
る。この表示パネル22を、既に撮影した画像を確認す
る目的で使用可能なように構成してもよい。
【0029】これ以外の構成等についての説明はここで
は省略するが、カメラ2には、一般にカメラとして要求
される機能を満足するための部品等が必要に応じて適宜
付設されている。
【0030】図1に、本発明実施例に係る情報入力装置
1の要部構成のブロック図を示す。図中のマイクロコン
ピュータ12は、露出条件入力操作に当っては、選択入
力手段及び表示手段13の制御を行い、撮影に当っては
撮影制御手段14の制御を行う。15は測光手段を示
す。
【0031】表示手段13は、表示パネル22により実
現される。図4に示すように、グラフ4上でシャッタ速
度を表わす直線群44と、絞り値を表わす45と、露出
補正量を表わす46による交点群として、それら3パラ
メータの組み合わせ候補47を表現している。例えば、
3直線44aと45cと46cの交点である47cは、
シャッタ速度1000,絞り値5.6,露出補正量−1
という組み合わせを表現している。ここで露出補正量と
は、シャッタ速度と絞り値とから算出される露出量と、
標準露出量との差である。標準露出量は、フィルム感度
及び図1中測光手段15において測定した被写体輝度に
基づいて算出される。
【0032】選択入力手段11は、選択ポインタを用い
た構成とする。選択手段の詳細については後述するが、
表示手段13は、図5に示すように、選択ポインタ51
を表示することで、現在どの候補上にあるのかを撮影者
に知らせる。また、同図中符号52のような選択補助
線、及び、同図符号53のような枠付きの表示により、
選択ポインタ51が示している候補についてシャッタ速
度と絞り値と露出補正量それぞれの値を、撮影者が一目
でわかるように表示する。
【0033】露出条件入力の処理シーケンスは、図13
のフローチャートに示される通りの流れとなっている。
以下、図13に沿って説明する;まず、ステップS1で
標準露出量Ev0 を求める。フィルム感度は、パトロー
ネ装填時にDXコードを電気的に読み取ることにより得
る。また、被写体輝度は測光手段15によって観測す
る。標準露出量Ev0 はフィルム感度Svと、被写体輝
度Bv(それぞれアペックス値)から、Ev0 =Sv+
Bvの関係により求めることができる。
【0034】ステップS2では、ステップS1で求めた
標準露出量Ev0 から表示中心候補の初期値を決定す
る。従来のプログラムAEと同様に、あるプログラム線
図に従って、Ev0 =Av+Tvの条件を満たす絞り値
Avとシャッタ速度Tv(それぞれアペックス値)の組
み合わせの中から代表値を一つ選び、それを表示中心候
補の初期値とする。複数のプログラム線図を用意してお
いて、例えば風景・人物・スポーツ等の撮影目的に応じ
て切り替えて使用するようにしてもよい。表示中心候補
はステップS3で表示される候補の範囲の基準となる露
出条件候補である。
【0035】ステップS3の詳細は、表示手段13(図
1)の実装方法によるので別に説明するが、このステッ
プでは、表示中心候補を基準に表示範囲内の露出条件候
補群を表示手段13に表示するという処理を行う。
【0036】ステップS4の詳細は、選択手段の実装方
法によるので別に説明するが、このステップでは、選択
手段による選択操作の入力を待つ。また、被写体を変え
た場合、あるいは、光量が変わった場合に、露出補正量
が正しい値になるようにするために、被写体輝度を再測
定し標準露出量を再計算する。これは、選択操作の入力
を待つ間に行うと効率的である。
【0037】ステップS5では、露出条件入力が終了し
たか否かを判断する。例えば、レリーズ釦26(図2)
に押されてレリーズ処理に移行する場合、あるいは、撮
影が中止された場合などに、露出条件入力は終了とな
る。終了していない場合には、ステップS3に戻り、表
示を更新した後にステップS4で選択操作の入力を待つ
という処理を繰り返す。
【0038】ステップS3からステップS5の繰り返し
により、標準露出量が変化した場合、あるいは、露出条
件候補の表示範囲が変化した場合に、表示手段上に表れ
る情報が更新され、整合性が保たれる。また、選択操作
を繰り返すことができるので、操作を誤った場合の訂
正、または、AEB撮影時における複数の露出条件の設
定も可能になっている。
【0039】あるいは、処理の順序を変えて、図14の
図13と別のフローチャートに示すような流れにしても
よい。以下に、フローチャート図14について説明す
る;まずステップS1で、例えば、毎回ある決まった値
にする、あるいは、前回撮影したのと同じ値にするなど
により、表示中心候補のシャッタ速度と絞り値を決定す
る。また、標準露出量の初期値を設定する。この段階で
は標準露出量が得られていないので、初期値は“不明”
とする。
【0040】次に、ステップS2で候補の表示を行う。
標準露出量が初期値である“不明”の場合には、露出補
正量の目盛は表示しない。これは、標準露出量はステッ
プS3で求めるが、それまでは露出補正量が計算できな
いためである。
【0041】ステップS3の処理は、前記図13のステ
ップS4と同様である。選択操作の入力を待ち、その間
に被写体輝度の測定と標準露出量の計算を行う。
【0042】ステップS4は、図13のステップS5と
同様である。露出条件入力が終了したか否かを判断し、
終了していない場合は、図14のステップS2以下を繰
り返す。
【0043】被写体輝度の測定には、ある程度の時間が
かかるため、露出量マニュアル設定の場合など、先にシ
ャッタ速度と絞り値が決められる場合には、図14に示
したような方法が効率的である。しかしながら、露出量
の設定を自動にする場合には、カメラが露出量を判断
し、それに従った妥当な露出条件を決める必要があるの
で、フローチャート図13の方法を用いる。
【0044】本実施例の選択入力手段11(図1)に
は、図3にその一具体例を示すように、任意の方向に回
転可能なトラックボール23と、その回転の情報をマイ
クロコンピュータ12で処理するために電気信号に変換
する第1軸回転検出手段32ならびに第2軸回転検出手
段33と、図2中の選択操作釦24を押すことによって
閉じるスイッチSW1が設けられている。
【0045】ここで、回転検出手段32,33は、それ
ぞれの軸についてトラックボール23が一定量回転する
と、パルスを発生させる機構と、そのパルスを数えるカ
ウンタとを持っているものとする。このとき、回転の方
向、つまり正転または逆転が区別できるような構成にし
ておく。これにより、マイクロコンピュータ12が、そ
れぞれの軸についての回転方向及び回転量を得ることが
可能になる。
【0046】回転検出手段32,33からの信号は、マ
イクロコンピュータ12で処理し、トラックボール23
の回転方向と回転量を得る。マイクロコンピュータ12
が、ある遷移閾値を超える回転を検知したら、その回転
方向に従って、図5中の選択ポインタ51が現在示して
いる候補、例えば符号47xの候補から、隣接する露出
条件候補のうちのいずれか、例えば符号47yの候補を
示すように遷移させる。
【0047】ここで、選択ポインタ51が最も外側の候
補、例えば図5中の符号47zの候補に移ろうとする場
合には、ポインタを符号47z上に移す代わりに表示さ
れる候補の範囲を変更する。
【0048】このとき、露出修正量+2、あるいは、シ
ャッタ速度30に該当する候補は、表示から外され、新
たにシャッタ速度1500(1000より1段階速い
値)または露出修正量−2.5(−2より1段階小さい
値)の候補が表示されるようにする。こうすることによ
り、選択の幅が一度に表示可能な範囲に限定されなくな
る。しかしながら、シャッタ幕など機械の性能限界もあ
るので、限界を超えた値にはポインタが移動しないよう
にする。
【0049】また、図2中の選択操作釦24が押された
ことをマイクロコンピュータ12が検知した場合には、
その時点で図5中の選択ポインタ51により示されてい
る候補、例えば同図中符号47yが選択されたことにな
り、その選択に従った情報、例えば、シャッタ速度50
0、絞り値5.6、露出補正量0を図1中の撮影機構制
御手段14に渡す。以上のようにして本実施例における
カメラの情報入力装置は、露出条件の入力を行う。
【0050】露出条件の入力前に被写体の明るさが変わ
ったことにより、標準露出量が変化した場合は、図4中
の露出補正量目盛43を動かすことによって対応する。
例えは、露出量で1段暗くなった場合には、図4中符号
43aの+2の表示を+1に変更し、43bの+1を0
に変更するなどして、測光結果と表示の整合性を保つ。
【0051】露出条件の入力後に標準露出量が変化した
場合、撮影者が露出を決定するマニュアル露出において
は、入力前に標準露出量が変化した場合と同じく、露出
補正量目盛43の表示を変更すればよい。しかしなが
ら、標準露出量を保つよう全自動露出制御を行う場合に
おいては、シャッタ速度あるいは絞り値の変更により標
準露出量を保持しなければならない。いずれを変更する
かは、例えば、2つを比較して、より最近の操作により
変更された値を変更する、あるいは、それぞれの露出量
に対してシャッタ速度と絞り値の組を一つ定めた標準プ
ログラム線に近付くようにするなど決めておくとよい。
【0052】さらに本実施例では、付加的機能として、
AEB撮影時における詳細情報入力が可能な構成とす
る。ここでは、別途機能選択スイッチを設けることによ
って、通常の状態とAEB状態を切り替えることとす
る。ここでは採用しないが、通常の撮影を行う状態と区
別せずに、前述の方法で最初の露出条件の設定をした後
に、続けて2件目が入力されたことにより、自動的にA
EB状態に移行するという仕様にしてもよい。
【0053】本実施例では、撮影者にAEB状態である
ことを知らせるために、AEB状態では図6中の表示方
法、符号62のような表示を行う。また、選択ポインタ
63の形状も図5中の選択ポインタ51とは区別してあ
る。
【0054】AEB状態において、前述の方法で露出条
件の入力を行うと、その時の選択ポインタの位置に図6
中符号61aのような、入力が受け付けられたことを示
す印が表示される。その後入力操作を繰り返すと、順に
同図中符号61b,61cのように、その時点で選択ポ
インタのある位置の露出条件がAEB条件列61に追加
される。ここで、枠内の数字は選択操作が行われた順序
であり、撮影の順序がこの選択の順序と同じになるよう
に撮影機構駆動手段を制御する。
【0055】本実施例では、以上の方法により、AEB
撮影における露出条件と撮影順序を指定すること、それ
と同時にその指定を確認することが可能となる。
【0056】また、露出補正量、シャッタ速度または絞
り値のそれぞれに対する選択ポインタ遷移の感度を調整
することにより、シャッタ優先、絞り優先の露出モード
と同様に、特定のパラメータが不用意に変更されないよ
うにしたり、プログラムシフトのように露出量を変えず
に、シャッタ速度と絞り値の組を選択するといった操作
性を再現することができる。それと同時に、撮影者が望
めば、露出モードによらず、シャッタ速度、絞り値、露
出補正量のうち、任意のものを変更することが可能にな
っている。
【0057】表示手段及び選択手段を以上のように構成
した場合、前記各フローチャート図13及び図14中の
処理Aと処理Bとは、図15に示すシーケンスフローチ
ャートのようになる。以下、図15について説明する。
【0058】ステップS1からステップS6までは、表
示手段上に露出条件候補を表示する部分である。ステッ
プS1では、シャッタ速度、絞り値、露出補正量の目
盛、すなわち、それぞれ図4中の符号42,43,44
の線を表示する。
【0059】ステップS2では表示中心候補のシャッタ
速度TvC ,絞り値AvC を基準に、目盛にシャッタ速
度と絞り値の値(図4中符号41,42)を表示する。
【0060】ステップS3では、標準露出量Ev0 が得
られているかどうかを調べ、得られている場合にはステ
ップS4に進み、露出補正量の値(図4中符号43)を
表示する。そうでない場合にはステップS4の処理をと
ばす。これは、前記図14で標準露出量が得られていな
い場合に備えたものである。
【0061】ステップS5では、表示中心候補を基準と
して、表示範囲内の各露出条件候補について、候補を示
す印(図4中符号47)を表示する。このとき、例え
ば、絞り値の下限を3.5とした場合の前記図6の符号
64のように、性能の限界などにより実現不可能な候補
は表示しない。また、必要に応じて、選択された候補
(図5中符号54)あるいは、AEB撮影順序(図6中
符号61)など、候補の状態を区別する表示をする。
【0062】ステップS6では選択ポインタを表示す
る。選択ポインタの表示は、選択カーソル、選択補助
線、カーソル位置の値の強調表示(それぞれ図5中の符
号51,52,53)によって構成されている。これに
より、選択ポインタが上の候補の情報を撮影者に知らせ
る。また、AEB状態の場合は、AEB状態であること
を表示する(図6中符号62)。
【0063】ステップS7以降は選択手段による候補の
選択についての処理である。ステップS7では撮影者か
らの入力操作の受け付けを行う。また、その入力待ちの
間に被写体輝度の測定をする。ステップS8で操作があ
ったか否かを調べ、操作があった場合はステップS11
に進む。操作が無かった場合には、ステップS9で被写
体輝度が変化したか否かを調べ、変化があればステップ
S10に進む。そうでなければステップS7に戻り、入
力待ちと、被写体輝度の再測定を行う。
【0064】ステップS10では、被写体輝度が変化し
たので、標準露出量の再計算を行う。その結果に従っ
て、標準露出量を更新する。
【0065】ステップS11では、入力操作があったの
で、その操作に応じた処理をするための分岐を行う。ポ
インタの移動、選択釦の操作、その他の操作で、それぞ
れステップS12,S13,S14に分岐する。
【0066】ステップS12では、図2に示すトラック
ボール23の操作による選択ポインタ遷移の処理をす
る。このステップの詳細については別に説明する。
【0067】ステップS13では、選択操作釦24が押
されたことによって、選択ポインタにより示される候補
の状態を選択状態へと変更する。また、選択ポインタが
示す候補が、既に選択状態の候補であった場合には、非
選択状態に戻すようにしてもよい。
【0068】ステップS14では、その他の操作があっ
た場合、露出条件入力を終了せずに受け付けることが必
要な処理をする。例えば、セルフタイマや、ストロボの
操作など、撮影時の動作に関係するものは露出条件入力
を中断せずに、ここで受け付けるようにするとよい。
【0069】ステップS15は、前記フローチャート図
13のステップS5、図14ではステップS4に相当す
る。ステップS7において、図2のレリーズ釦26が押
された場合、または、撮影中止の操作があった場合には
露出条件の入力は終了する。その後、必要であれば設定
された条件でレリーズの処理に移る。露出条件の入力が
継続される場合には、処理Aに戻って表示内容を更新
し、その後処理Bで操作の入力を待つ。
【0070】図16は、図15のステップS13におけ
る選択ポインタの遷移の詳細フローチャートである。以
下、図16について説明する;ステップS1では、図3
における回転検出手段32及び33のカウント値を読み
込み、図2のトラックボール23の回転量を得る。各軸
の回転量は符号付き整数で表わされ、符号により回転方
向を区別するものとする。回転量は、前回のポインタ遷
移処理でしきい値に満たなかった半端の回転量と、その
時点から現在までの回転量の和とする。
【0071】ここで、図4中等露出修正量線43と平行
なx軸と、それに垂直なy軸を持つ座標系(x,y)を
設定する。このとき、図上で等シャッタ速度、等絞り
値、等露出修正量の各軸の方向ベクトルeT ,eA ,e
E は、それぞれeT =(−0.5,−√3),eA
(−0.5,√3),eE =(1,0)となる。また、
トラックボール23の回転量については、左右方向の回
転をrX 上下方向の回転rY としたとき、回転量ベクト
ルをr=(rX ,rY )とする。
【0072】ステップS2では、回転量ベクトルrの大
きさ|r|と、遷移閾値pTHとを比較する。しきい値未
満であった場合処理を終了する。しきい値以上であれ
ば、ステップS3以降の処理を繰り返す。以上のような
しきい値を設けることにより、振動などによる微細な動
きでポインタが遷移するのを抑止する。
【0073】ステップS3では、回転量ベクトルrと、
各軸の方向ベクトルeT ,eA ,eE との内積pT =r
・eT ,pA =r・eA ,pE =r・eE をそれぞれ求
める。これにより、回転量の内の各軸方向の成分を得
る。
【0074】ステップS4では、ステップS3で求めた
T ,pA ,pE の絶対値を比較して、最大のものを選
ぶ。ポイントはその最大値に対応する軸に沿って遷移さ
せる。ここで、pT ,pA ,pE のうち、絶対値が最大
であるものpM の符号が負であれば対応する軸で、負の
方向、pM の符号が正であれば正の方向を遷移方向とし
て、遷移方向ベクトルeM を求める。遷移方向は、隣接
する6個の露出条件候補のうち、回転量ベクトルの方向
に最も近いものとなる。
【0075】ステップS5では、回転量ベクトルを更新
する。r←r−pTMM によって、ポインタの遷移に相
当する量を回転量ベクトルrから差し引く。
【0076】ステップS6では、遷移先が性能限界の範
囲内であるか否かを確認し、範囲内であれば選択ポイン
タを更新する。範囲外になる場合には選択ポインタの更
新は行わない。このように選択ポインタの遷移を制限す
ることによって、予期しない値が設定されて誤動作する
のを防ぐ。
【0077】ステップS7では、選択ポインタの遷移先
が表示範囲の端になるか否かを判断する。表示範囲の端
になるならば、ステップS8で、表示中心候補を更新す
る。そうでなければステップS2に戻り、ステップS5
で更新された後の回転量が、なおしきい値を超えている
か否かの比較する。
【0078】ステップS8では、表示範囲の調整のた
め、表示中心候補を更新する。表示範囲は表示中心候補
によって決まるので、これにより表示範囲も変更され
る。表示中心候補は、現在までの表示中心候補から、遷
移方向ベクトルeM と同方向の隣接する候補へと変更す
る。選択ポインタは現在までと同じ位置を保つ。この結
果、表示範囲が変わることによって、選択ポインタは、
本来の遷移先となるべき候補を指すことになる。このよ
うに、表示範囲を変更することによって、一度に表示し
きれない範囲の候補であっても選択することが可能にな
る。その後、ステップS2に戻って回転量としきい値の
比較をする。
【0079】ステップS2からステップS8までの繰り
返しにより、前記トラックボール23の回転量が大きい
場合には、一度に何段階かの遷移が可能になっている。
【0080】(他の実施例)以下に、本発明の他の実施
例を説明する。本実施例では、選択操作釦24(図2)
の働きを変更して、ある範囲を指定することで候補の選
択を行う。図7,図8は、それぞれそのような複数の候
補を同時に指定する選択手段を用いた場合の2図例を示
す。すなわち、選択操作釦24が押された時と、離れた
時それぞれの選択ポインタの位置により範囲を指定する
ように変更したものである。選択操作釦24を押しなが
らトラックボール23を操作した場合も、押されていな
い場合と同様に、選択ポインタがある候補から別の候補
へと遷移する。
【0081】例えば図7に示すように、選択操作釦24
が押された時に、選択ポインタが示していた候補71
と、離された時に示していた候補72で、いずれか一つ
のパラメータ(この場合は絞り値)が同じ場合には、2
つの候補とその間(この場合は符号73の範囲)が指定
されたことになり、両端を含むその範囲73上の候補7
1,72,74が選択されることになる。
【0082】また、そうでない場合、例えば図8に示す
ように、同図中で選択操作釦24が押された時に、選択
ポインタが示していた候補71と、離された時に示して
いた候補72で、すべてのパラメータが異なる場合もあ
り得る。このような場合は、その2点を結ぶ直線を対角
線とし、すべての辺が図4中の符号44,45,46い
ずれかの一部であるような平行四辺形のうち、最小面積
のもの(この場合は図8中符号81の範囲)が指定され
たことにする。同図中で範囲81の内部及び境界上にあ
る候補71,72,74が選択されることになる。
【0083】このようにして、範囲の指定により複数の
条件が選択された場合には、AEB撮影が行われる。こ
の時の撮影の順序は、例えば、露出修正量の小さい順
で、それが同じならば絞り値の小さい順というように、
ある決まったAEB優先順位に従って決めるものとす
る。
【0084】複数回の選択操作により、これまでに指定
された露出条件に、新たな露出条件を加えるように構成
することもできる。この場合は、今回新たに指定された
露出条件については、前述のAEB優先順位に関わら
ず、撮影順序を既に指定されているものより後にするの
が良い。そうすれば、撮影者の任意で前述のAEB優先
順位をオーバライドすることが可能になる。
【0085】このような機能は、前記フローチャート図
15において、(1)ステップS6において、選択操作
釦24が押されている場合には、選択範囲の始点,選択
範囲,選択範囲内の候補(それぞれ図7中符号71,7
3,74)を表示するという処理を追加,(2)ステッ
プS13を、“選択ポインタを示す候補を選択範囲の始
点にする”に変更,(3)ステップS14のうちの一つ
として、選択操作釦24が離された場合に、“選択ポイ
ンタが示す候補を選択範囲の終点として、選択範囲内の
候補をAEB条件列に加える”という処理を行う,とす
ることにより、実現できる。
【0086】表示手段として図4のようなグラフによる
表示を用いない方法も可能である。前記図9ないし図1
2は、表示手段及び選択手段の異なる構成の各図例であ
る。ここでは、トラックボール23と選択操作釦24と
表示パネル22とを代えて、撮影者が触れた位置を検知
することが可能なタッチパネル91を使用する。タッチ
パネル91には、図9のような表示を行う機能がある。
このタッチパネル91は、露出補正量表示域93,候補
表示域94,シャッタ速度操作表示域95,絞り値操作
表示域96,露出補正量操作表示域97により構成され
ている。
【0087】このような構成の選択手段では、例えば図
10のように、候補表示域94に表示された候補の中か
ら一つを選んで、その候補が表示されている位置に触れ
ることで選択を行う。例えば、図10中符号94bの位
置に触れると、シャッタ速度500,絞り値8.0,露
出修正量−0.5の候補が選択されたことになる。ここ
で、例えば点滅表示をすることにより、その候補が選択
されたことを撮影者に示す。
【0088】また、撮影者が望む候補が表示範囲外の場
合には、図10中の符号95,96,97に表示されて
いる矢印の内、いずれかに触れることによって表示範囲
の変更を行うことができる。図10の例では、シャッタ
速度が500で、絞り値が4.0から8.0の範囲、露
出補正量は−1から+1の範囲のものが表示されてい
る。図10は、横軸をシャッタ速度、縦軸を絞り値また
は露出修正量(いずれか一方により他方が決定される)
とした表の一部が表示されているものである。図10中
の前記符号95,96,97の各矢印は、この表内での
表示範囲の移動を行うためのものである。
【0089】例えばここで、タッチパネル91上で、シ
ャッタ速度減矢印95aが表示されている位置に触れる
と、シャッタ速度が350の候補に切り替わり、同時
に、露出補正量の範囲を変えないために絞り値が4.5
から11の範囲に変わるようにする。また、シャッタ速
度増矢印95aが表示されている位置に触れると、シャ
ッタ速度が750の候補に切り替わり、それに応じて絞
り値の範囲も変わるようにする。
【0090】絞り値の範囲を変更する場合は、図10中
タッチパネル91上の絞り値減・露出増矢印96dまた
は絞り値増・露出減矢印96eの位置に触れることによ
って行うことが可能である。この場合、シャッタ速度は
そのままで、表示される絞り値の範囲が変更され、それ
に伴って表示される露出修正量の範囲も変わる。
【0091】露出修正量の範囲を変更する場合には、図
10中タッチパネル91上の露出増矢印97aまたは露
出減矢印97bの位置に触れることによって行うことが
可能である。この場合、絞り値の範囲はそのままで、表
示される露出修正量の範囲が変更され、それに伴って表
示されるシャッタ速度も変わる。このとき、露出増矢印
97aの左向きの矢印が、シャッタ速度減95aの矢印
に対応していて、シャッタ速度を減ずることにより露出
を増加させることを意味している。
【0092】以上の方法により、表示範囲内に望む候補
が無い場合に、表示される候補を変更することが可能に
なっている。
【0093】図10の状態では、シャッタ速度が同じ候
補を表示しているが、図10あるいは図11の状態で、
露出修正量表示域93に触れることにより、図12に示
すように、露出修正量が同じ候補を表示する状態にな
る。このときの露出修正量の値は、露出修正量表示域の
うち、触れられた位置に表示されている値とする。ま
た、シャッタ速度と絞り値との範囲は、前の状態で中央
に表示されている候補が中央になるように決める。
【0094】同様に、図10あるいは図12の状態で、
それぞれの図中符号96bの位置に触れると、図11に
示すように、絞り値が同じ候補を表示する状態へと移
る。また、図11あるいは図12の状態で、符号95b
の位置に触れると、図10の状態へと移るようになって
いる。
【0095】これにより、被写体の動きが激しいのでシ
ャッタ速度を確保する、あるいは、被写界深度を確保す
るために絞り値を保持するといった要求に対応すること
が可能になる。
【0096】図11は、絞り値が同じ候補を表示してい
る状態である。この状態では符号96aまたは96cの
位置に触れることにより、絞り値(及び、それに付随し
てシャッタ速度の範囲)が変化する。ここでは、露出増
矢印97aと同方向である絞り値減・露出増矢印96a
により、絞り開放(露出値増)へ、もう一方の絞り値増
・露出減矢印96cにより絞り込む方へと変化する。
【0097】符号95dまたは95eの位置に触れた場
合には、表示されるシャッタ速度の範囲(及び、それに
付随して露出修正量の範囲)が変化する。符号97aま
たは符号97bの位置に触れた場合には、表示される露
出修正量の範囲(及び、それに付随して絞り値)が変化
する。図10の状態と同様に、候補表示域94に触れた
場合には、その触れた位置に表示されている候補が選択
される。
【0098】図12は、絞り値が同じ候補を表示してい
る状態である。この状態では符号95dまたは96dの
位置に触れることにより、露出は同じで、シャッタ速度
が遅く、絞り値の大きい候補が表示される。また、符号
95eまたは96eの位置に触れることにより、露出は
同じで、シャッタ速度が速く、絞り値の小さな候補が表
示される。露出修正量を変更する場合には、同図中符号
97aまたは97bの位置に触れることにより、露出補
正量が大きい候補または小さい候補が表示されるように
なる。ここでも、候補表示域94に触れることで、表示
されている候補の中から一つを選ぶ。
【0099】以上のように、この構成での表示及び選択
手段は、表形式に並んだ候補から一つを選択するという
ように構成されている。
【0100】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るカメ
ラの情報入力装置及び方法によれば、露出モードによら
ずシャッタ速度、絞り値、露出補正量のうち、任意のも
のを変更するように構成することができる。
【0101】また、従来は2つの操作部材を、あるい
は、前述の特開平08−114826号公報でトラック
ボールを用いた方法では、2つの軸を、露出モードに応
じてシャッタ速度、絞り値、露出補正量等のパラメータ
のうちの2つに対して、割り付けていたため、露出モー
ドにより操作が異なるという問題があったが、これに対
して本発明によれば、例えば、トラックボールを左上の
方向に回転させるという操作で、露出モードによらず、
いつでもシャッタ速度が遅くなるように操作の統一がで
きる。また、ある操作によってパラメータがどのように
変更されるのかが直感的に分かるようになる。このよう
に、本発明に係るカメラの情報入力装置によれは、操作
性に優れたカメラを得ることができる。
【0102】また、AEB撮影時においては、複数枚の
撮影について同時に露出条件の確認をすることが可能と
なる。さらに、従来は困難であった撮影者の望む露出条
件を任意に選択してのAEB撮影が可能となる。このよ
うに、本発明に係るカメラの情報入力装置によれば、操
作性が優れているばかりでなく、機能に優れたカメラを
提供することができる。
【0103】特に、デジタルカメラでは、画像確認のた
めに液晶表示パネルを備えているものも多いので、それ
を本発明の表示手段として利用すれば、本発明実施のた
めの表示手段に対して追加の費用を必要としないので最
適である。また、デジタルカメラにおいては、撮影した
画像の消去が可能であり、フィルムの無駄を気にするこ
となく撮影できるので、AEB撮影により露出条件を変
えて複数枚撮影した中から良いものを選ぶ意味は大き
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の情報入力装置の要部構成ブロック図
【図2】 実施例のカメラの背面斜視図
【図3】 実施例のカメラの情報入力装置の入力手段の
一具体例
【図4】 露出条件候補の表示手段の説明図
【図5】 図4の表示手段の選択ポインタと被選択候補
の表示方法説明図
【図6】 図4の表示手段のAEB撮影順序の表示方法
説明図
【図7】 図4の表示手段の範囲を指定する入力方法で
範囲が線分となる例の説明図
【図8】 図4の表示手段の範囲を指定する入力方法で
範囲が平行四辺形となる例の説明図
【図9】 露出条件候補の他の表示手段説明図
【図10】 図9の表示手段でシャッタ速度が等しい候
補を表示した場合の表示方法説明図
【図11】 図9の表示手段で絞り値が等しい候補を表
示した場合の表示方法説明図
【図12】 図9の表示手段で露出補正量が等しい候補
を表示した場合の表示方法説明図
【図13】 実施例のカメラの情報入力処理シーケンス
フローチャート
【図14】 図13と別の情報入力処理シーケンスフロ
ーチャート
【図15】 図13及び図14における候補の表示(処
理A)及び選択操作受付(処理B)処理シーケンスフロ
ーチャート
【図16】 選択ポインタ遷移(図15−S13)処理
の詳細を示すシーケンスフローチャート
【符号の説明】
1 情報入力装置 2 カメラ(デジタルカメラ) 4 露出条件候補のグラフ 11 選択入力手段 12 マイクロコンピュータ 13 表示手段 14 撮影機構駆動手段 15 測光手段 22 表示パネル 23 入力手段の1部であるトラックボール 24 入力手段の1部である選択操作釦 32 トラックボールの第1軸についての回転量検出手
段 33 トラックボールの第2軸についての回転量検出手
段 41 シャッタ速度値表示 42 絞り値表示 43 露出補正量表示 44 等シャッタ速度線 45 等絞り値線 46 等露出補正量線 47 露出条件候補 51 選択ポインタ表示 52 選択補助線 53 ポインタ指示値強調表示 54 被選択候補表示 61 AEB撮影順序表示 63 AEB選択ポインタ表示 64 表示されない候補 71 範囲選択始点候補 72 範囲選択終点候補 73 選択範囲表示(線状) 74 選択範囲内候補 81 選択範囲表示(平行四辺形状) 91 タッチパネル 93 露出補正量表示部 94 候補表示部 95 シャッタ速度操作部 96 絞り値操作部 97 露出補正量操作部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャッタ速度と絞り値と露出補正量との
    可能な組み合わせの候補複数個を同時に表示する表示手
    段を備え、その表示手段により示される露出条件の組み
    合わせの候補内から任意のものを選択するための選択手
    段を備えるよう構成したことを特徴とするカメラの情報
    入力装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のカメラの情報入力装置に
    おいて、前記選択手段は、露出をずらした複数回の撮影
    (AEB撮影)のために、前記表示手段上のある範囲を
    指定することにより、その範囲内にある複数個の露出条
    件の候補を1回の操作で選択するよう構成したことを特
    徴とするカメラの情報入力装置。
  3. 【請求項3】 請求項1,2のいずれか記載のカメラの
    情報入力装置において、前記選択手段は、既に選択され
    た露出条件の候補に新たに選択された候補を順次加える
    ことが可能であるよう構成されており、選択操作を繰り
    返すことにより、前記複数回の撮影(AEB撮影)それ
    ぞれにおける相異なる露出条件の候補を選択するよう構
    成したことを特徴とするカメラの情報入力装置。
  4. 【請求項4】 請求項2,3のいずれか記載のカメラの
    情報入力装置において、前記表示手段は、露出条件の各
    候補に対して撮影の順序を表示するよう構成したことを
    特徴とするカメラの情報入力装置。
  5. 【請求項5】 請求項3及び4記載の双方に該当するカ
    メラの情報入力装置において、その選択操作の順序に従
    って撮影順序が決定されるよう構成したことを特徴とす
    るカメラの情報入力装置。
  6. 【請求項6】 シャッタ速度と絞り値と露出補正量との
    可能な組み合わせの候補複数個を同時に表示すると共
    に、表示される露出条件の組み合わせの候補内から任意
    のものを選択可能としたことを特徴とするカメラの情報
    入力方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のカメラの情報入力方法に
    おいて、前記選択手段は、露出をずらした複数回の撮影
    (AEB撮影)のために、前記表示手段上のある範囲を
    指定することにより、その範囲内にある複数個の露出条
    件の候補を1回の操作で選択するようにしたことを特徴
    とするカメラの情報入力方法。
  8. 【請求項8】 請求項6,7のいずれか記載のカメラの
    情報入力方法において、前記選択手段は、既に選択され
    た露出条件の候補に新たに選択された候補を順次加える
    ことが可能であるよう構成されており、選択操作を繰り
    返すことにより、前記複数回の撮影(AEB撮影)それ
    ぞれにおける相異なる露出条件の候補を選択するように
    したことを特徴とするカメラの情報入力方法。
  9. 【請求項9】 請求項7,8のいずれか記載のカメラの
    情報入力方法において、前記表示手段は、露出条件の各
    候補に対して撮影の順序を表示するようにしたことを特
    徴とするカメラの情報入力方法。
  10. 【請求項10】 請求項8及び9記載の双方に該当する
    カメラの情報入力方法において、その選択操作の順序に
    従って撮影順序が決定されるようにしたことを特徴とす
    るカメラの情報入力方法。
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