JPH11242483A - 電子音楽装置 - Google Patents
電子音楽装置Info
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- JPH11242483A JPH11242483A JP10371097A JP37109798A JPH11242483A JP H11242483 A JPH11242483 A JP H11242483A JP 10371097 A JP10371097 A JP 10371097A JP 37109798 A JP37109798 A JP 37109798A JP H11242483 A JPH11242483 A JP H11242483A
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Abstract
に関し、操作空間内で物体を移動させることにより所望
の音楽制御を確実に行え、さらには物体の移動態様を種
々変えることで種々の音楽制御も可能にすることを目的
とする。 【解決手段】所定の操作空間内を移動する物体の移動態
様に応じた音楽制御の指示を行う電子音楽装置であっ
て、該操作空間に光を照射する1以上の光源と該操作空
間内の物体で反射された光を受光する1以上の光センサ
とを、該光源から該物体を経て該光センサに至るまでの
光の経路を少なくとも二つ持つように配置し、該各経路
を経た光の受光量に応じた検出値をそれぞれ出力するよ
うにした光学手段と、音楽を生成する信号生成手段と、
該各経路の検出値の現在値の相互関係が所定の関係とな
ったことを契機として該信号生成手段で生成される音楽
の制御を行う音楽制御手段とを備えたものである。
Description
移動させることでその移動態様に応じた各種の音楽制御
を行うことができる電子音楽装置に関するものである。
本発明に係る電子音楽装置は、例えば電子楽器等におい
て音楽制御を行うことなどに利用できる。ここで、本発
明の電子音楽装置は、電子楽器、楽音生成装置、楽音変
更装置、あるいはこれらの制御装置であり、例えば、シ
ンセサイザ、キーボード、ドラムマシン、エフェクトプ
ロセッサ、エフェクトペダル、シーケンサおよび音源モ
ジュールなどを含むものである。
きを光学的に検出して操作指示を行う非接触式の電子音
楽装置が知られている。このものは、空間内に光を照射
する一つの光源(赤外線発光ダイオードなど)と、その
空間内に手が進入したときにその手で反射された光源の
光を受光する一つの受光素子(赤外線センサなど)とを
一対にして設け、受光器に手からの反射光が受光された
ら、その受光量があるしきい値を超えたときに、所定の
操作の指示をONにし、しきい値以下である場合にはO
FFにするというスイッチ的な制御を行うものである。
式の電子音楽装置は、光源からの照射光ビームの強度分
布は例えば図26に示すようなものになる。この場合、
手を光源の真上にかざした場合と横側につけた場合とで
は、同じ高さでも受光器に受光される受光量は異なった
ものになる。したがって、受光量が所定のしきい値を超
えるか否かでオン/オフの操作指示を行おうとする場
合、単純に手の高さだけを目安にして操作指示を行うと
すると、誤動作をさせてしまう可能性が高い。すなわ
ち、この種の従来の電子音楽装置は、どの程度手をセン
サに近づけたらスイッチONまたはスイッチOFFされ
るかを操作者が認識しにくく、よって音楽制御の操作指
示を安定的に行えないという問題点がある。また、操作
指示の内容としても、ある音楽制御を行うか否か、すな
わち所定の一つの処理についてのオンかオフかの2値的
な制御しか行えなかった。
ものであり、操作空間内で物体を移動させることにより
所望の音楽制御を確実に行うことができるようにし、さ
らには物体の移動態様を種々変えることで種々の内容の
音楽制御も行えるようにすることを目的とする。
めに、本発明に係る電子音楽装置は、第1の形態とし
て、音楽を出力するとともに、該音楽を所定の操作空間
内を移動する物体の移動態様に応じた音楽制御の指示を
行う電子音楽装置であって、該操作空間に光を照射する
1以上の光源と該操作空間内の物体で反射された光を受
光する1以上の光センサとを、該光源から該物体を経て
該光センサに至るまでの光の経路を少なくとも二つ持つ
ように配置し、該各経路を経た光の受光量に応じた検出
値をそれぞれ出力するようにした光学手段と、音楽を生
成する信号生成手段と、該各経路の検出値の現在値の相
互関係が所定の関係となったことを契機として該信号生
成手段で生成される音楽の制御を行う音楽制御手段とを
備えたものである。この電子音楽装置では、少なくとも
二つの経路を経てきた物体からの反射光の検出値に基づ
き、各経路の検出値の相互関係が所定の関係、例えばそ
れらが同じ値になったことなどを契機として音楽制御の
指示を行うようにしているので、従来の光源と光センサ
が各1個の場合に比べて、操作空間内における音楽制御
指示が発生される物体の位置が比較的に一意的に確定し
やすく、操作者は物体の移動操作に応じて音楽制御指示
が発生するタイミングを正確に把握することができるよ
うになる。
された二つの光源とその中央位置に配置された一つの光
センサで構成し、各光源が時間的に交互に光を発生して
光センサには各光源からの光が時分割で受光されるよう
にすれば、2種類の検出値が得られ、これらの検出値が
同じ値となる位置は通常、光センサの真上付近と考えら
れるから、操作者は物体の移動に伴い音楽制御指示が発
行されるタイミングを正確に把握することができる。な
お、上記の「所定の関係」とは、上述したような「各経
路の検出値が同じ値になったとき」だけに限られず、例
えば「各経路の検出値の差が所定範囲内になったとき」
あるいは「各経路の検出値の比が所定の値になったと
き」などであってもよい。なお、上述の光源の光は、通
常の可視光だけでなく赤外線や紫外線などであってもよ
い。
明に係る電子音楽装置が例えば電子楽器に適用された場
合には、この音楽制御とは、自動演奏装置の制御、音源
の制御、効果付与装置(エフェクタ)の制御などを含ん
だ制御のことをいう。この場合、具体的には以下のよう
な制御が対象となる。 自動演奏装置:演奏情報の再生指示、停止指示、ループ
再生指示、ミュート指示、ボリューム指示、パンポット
指示、演奏情報の切り換え、など 音源:音色グループ切り換え指示、音色番号切り換え指
示、音源波形の切り換え指示、フィルターのカットオフ
やレゾナンスの指示、LFOのデプスやレイトの指示、
エンベロープの指示など。 効果付与装置:エフェクトのON/OFF指示、エフェ
クトの種類の切り換え指示など
の形態として、音楽を出力するとともに、該音楽を所定
の操作空間内を移動する物体の移動態様に応じて制御す
る電子音楽装置であって、該操作空間に光を照射する光
源と該操作空間内の物体で反射された光を受光する光セ
ンサとを備え、該光センサの受光量に応じた検出値を出
力するようにした光学手段と、該物体の移動に伴って出
現する該検出値のピーク値を検出するピーク値検出手段
と、音楽を生成する信号生成手段と、該ピーク値検出手
段がピーク値を検出したことを契機にして該信号生成手
段で生成される音楽の制御を行う音楽制御手段とを備え
たものである。例えば、光センサに向かって上側から物
体を近づけ、所望の高さで反転して今度は物体を遠ざけ
るようにすると、検出値には明確なピーク値が生じるこ
とになり、このピーク値に基づいて音楽制御指示を行う
ようにすれば、操作者がピーク値を的確に発生すること
ができ、よって音楽制御指示を的確に行うことができる
ようになる。なお、ピーク値が検出されたとの判断は、
現在の検出値と検出値の最大値とを比較して、現在の検
出値が最大値を下回った場合であってもよいし、現在の
検出が最大値から所定の値だけ下回った場合であっても
よい。なお、前記のピーク値検出手段は、光学手段によ
り検出された検出値が所定値よりも小さくなった後に検
出された検出値のピーク値を検出するものとすることが
できる。
の形態として、音楽を出力するとともに、該音楽を所定
の操作空間内を移動する物体の移動態様に応じて制御す
る電子音楽装置であって、該操作空間に光を照射する1
以上の光源と該操作空間内の物体で反射された光を受光
する1以上の光センサとを、該光源から該物体を経て該
光センサに至るまでの光の経路を少なくとも二つ持つよ
うに配置し、該各経路を経た光の受光量に応じた検出値
をそれぞれ出力するようにした光学手段と、該各経路の
検出値のそれぞれについて該検出値の現在までの最大値
を検出する最大値検出手段と、音楽を生成する信号生成
手段と、該各経路の検出値の最大値の相互関係に応じ
て、該信号生成手段の予め定められた種類の異なる複数
の音楽制御態様の中からいずれかの音楽制御態様を選択
する選択手段とを備えたものである。このように構成す
ると、物体の移動に対する各経路の検出値の最大値は、
その物体の移動態様に応じて種々のパターンをとるの
で、その移動態様に応じて操作指示の内容を変えること
ができ、よって、操作指示する内容を豊富化することが
できる。例えば、光学手段を左右一直線上に配置された
二つの光源とその中央位置に配置された一つの光センサ
で構成し、各光源が時間的に交互に光を発生して光セン
サには各光源からの光が時分割で受光されるようにすれ
ば、2種類の検出値が得られ、この構成では、物体が右
から左に移動して光センサ上方にきた場合と、左から右
に移動して光センサ上方にきた場合とでは、各経路の検
出値の最大値が異なるものとなるので、上記各移動態様
に応じて異なる内容の音楽制御指示を選択できる。この
場合において、例えば各経路の検出値が同じになった時
に、記憶更新してきた各経路の検出値の最大値の大小関
係を見ることで、どちらの方向からの物体の移動操作で
あるかを検出し、操作方向に応じて(右から左、あるい
は左から右)異なる制御をするようにする。なお、前記
の最大値検出手段は、光学手段により検出された検出が
所定値よりも小さくなった後に検出された検出値の最大
値を検出するものとすることができる。
の形態として、音楽を出力するとともに、該音楽を所定
の操作空間内を移動する物体の移動態様に応じて制御す
る電子音楽装置であって、該操作空間に光を照射する光
源と該操作空間内の物体で反射された光を受光する光セ
ンサとを備え、該光センサの受光量に応じた検出値を出
力するようにした光学手段と、該物体の移動に伴って出
現する該検出値のピーク値を検出するピーク値検出手段
と、音楽を生成する信号生成手段と、予め該ピーク値の
取りえる範囲を2以上の範囲に分けてその各範囲に対し
て該信号生成手段の異なる種類の音楽制御態様がそれぞ
れ割り当ててあり、該ピーク値検出手段で検出したピー
ク値に応じて該ピーク値の属する範囲に対応した音楽制
御態様を選択する選択手段とを備えたものである。例え
ば、光センサに向かって上側から物体を近づけ、所望の
高さで反転して今度は物体を遠ざけるようにすると、検
出値には明確なピーク値が生じることになり、このピー
ク値に基づいて音楽制御指示の内容を変えるようにすれ
ば、物体を近づける状態から遠ざける状態に反転する高
さ位置に応じて、音楽制御指示の内容を種々の設定する
ことができる。よって、ピーク値の範囲別(すなわち物
体の移動の高さ別)に音楽制御指示の内容を変えるよう
にすれば、物体の移動態様に応じて行う音楽制御指示の
内容を一層豊富化することができる。また、この装置で
は、操作者が上記反転をどの高さ位置で行うかを認識す
ることで、それぞれの位置に応じたピーク値を的確に発
生することができ、よって所望の内容の音楽制御指示を
的確に選択することができるようになる。なお、前述同
様、ピーク値が検出されたとの判断は、現在の検出値と
検出値の最大値とを比較して、現在の検出値が最大値を
下回った場合であってもよいし、現在の検出が最大値か
ら所定の値だけ下回った場合であってもよい。なお、前
記のピーク値検出手段は、光学手段により検出された検
出値が所定値よりも小さくなった後に検出された検出値
のピーク値を検出するものとすることができる。
の形態として、上述の第1の形態において、該各経路の
検出値のそれぞれについて該検出値の現在までの最大値
を検出する最大値検出手段と、該各経路の検出値の最大
値の相互関係に応じて、該信号生成手段の予め定められ
た種類の異なる複数の音楽制御態様の中からいずれかの
音楽制御態様を選択する選択手段とを備え、前記音楽制
御手段は、該各経路の検出値の現在値の相互関係が所定
の関係になったことを契機として該選択手段により選択
された音楽制御態様の音楽制御を行うようにしたもので
ある。
の形態として、前述の第4の形態において、前記ピーク
値検出手段がピーク値を検出したことを契機として前記
選択手段により選択された音楽制御態様の音楽制御を行
う音楽制御手段を備えるようにしたものである。
第1、第3、第4の各形態を組み合わせた形態で構成す
ることもできる。すなわち、この電子音楽装置は、音楽
を出力するとともに、該音楽を所定の操作空間内を移動
する物体の移動態様に応じて制御する電子音楽装置であ
って、該操作空間に光を照射する1以上の光源と該操作
空間内の物体で反射された光を受光する1以上の光セン
サとを、該光源から該物体を経て該光センサに至るまで
の光の経路を少なくとも二つ持つように配置し、該各経
路を経た光の受光量に応じた検出値をそれぞれ出力する
ようにした光学手段と、該各経路の検出値のそれぞれに
ついて該検出値の現在までの最大値を検出する最大値検
出手段と、該各経路の検出値の最大値の相互関係に応じ
て、何れかの最大値を選択する最大値選択手段と、音楽
を生成する信号生成手段と、予め該最大値の取りえる範
囲を2以上の範囲に分けてその各範囲に対して該信号生
成手段の異なる種類の音楽の制御態様がそれぞれ割り当
ててあり、該最大値選択手段により選択された最大値の
属する範囲に対応した音楽の制御態様を選択する選択手
段と、該各経路の検出値の現在値の相互関係が所定の関
係となったことを契機として、該選択手段により選択さ
れた音楽の制御態様の制御を行う音楽制御手段とを備え
たものとする。
に基づいて該物体の移動速度を求める速度算出手段と、
該移動速度の取りえる値の範囲を2以上の範囲に分けて
その各範囲に対して操作指示の内容を割り当て、該速度
算出手段で求めた移動速度の値に応じて該移動速度の属
する範囲に対応した内容の操作指示を選択する第4の選
択手段とを備えるように構成できる。このように構成す
れば、求めた物体の移動速度の違いによっても、操作指
示の内容を変えることができるから、物体の移動態様に
応じて行う操作指示の内容を一層豊富化することができ
る。
手段は、離間して配置された二つの光源とその間に配置
された一つの光センサからなり、各光源は時間的に交互
に光を発生して該光センサには各光源からの光が時分割
で受光されるように構成できる。例えば、二つの光源の
光軸を互いに外向きに傾けることで、操作空間に、少な
くとも一部が重ならない照射領域をもつように光を照射
することができ、物体の移動の検出機構をコンパクトに
構成できる。
して楽音を生成する楽音生成手段を採用するこることが
できる。このとき、上述の各音楽制御手段を、楽音生成
手段に対して、生成される楽音の特質の制御を指示する
ものとすることができる。楽音の特質の制御とは、例え
ば楽音にエフェクトを付与するかしないかの制御や、生
成する楽音の音色の選択などである。同様に上述の選択
手段を、楽音生成手段に対して、生成される楽音の特質
の制御態様の選択を指示するものとすることができる。
楽音の特質の制御態様の選択とは、例えば楽音にエフェ
クトを付与するかしないかの選択や、生成する楽音の音
色の選択、楽音に付与するエフェクトの種類の選択など
である。
しているフレーズを表現するデータを読み出すことによ
り楽音を生成するものとすることができる。このとき、
上述の各音楽制御装置を、この楽音生成手段に対して、
前記のフレーズを表現するデータの読出しに関する制御
を指示するものとすることができる。読出しに関する制
御とは、例えばフレーズを表現するデータの読出しの開
始や停止、あるいは読出し対象のフレーズの選択などで
ある。同様に、上述の選択手段を、この楽音生成手段に
対して、前記のフレーズを表現するデータの読出しに関
する態様の選択を指示するものとすることができる。読
出しに関する態様の選択とは、例えばフレーズを表現す
るデータの読出しを開始するか停止するか、あるいは読
出し対象のフレーズの選択などである。
施の形態を説明する。図1は本発明の一実施例としての
電子音楽装置を電子楽器に適用した場合のハードウェア
構成図であり、手の動きを検出する光学センサ部分に二
つの赤外線発光ダイオードと一つの赤外線センサを用い
ている。図1において、1A、1Bはそれぞれ赤外線発
光ダイオード(以下、単に発光ダイオードという)、2
は赤外線を検出する赤外線センサである。3は装置の全
体的な制御を行うCPU(中央処理装置)、4は制御用
のプログラムや各種のテーブルを記憶する本体ROM、
5は後述する各種レジスタやフラグなどを記憶する作業
用のRAM、6はパネル上に配置される各種操作子や表
示器、7はシーケンサ、8は音源、9はエフェクタ、1
0はタイマであり、これらがバス11を介して相互につ
ながっている。
時演奏が可能であり、シーケンサ内部のROM(シーケ
ンサROM71)に100個分のフレーズの演奏データ
を記憶している。シーケンサ7はこれらのフレーズとは
別に1つの曲データを再生することができるようになっ
ており、10曲分の曲データをシーケンサROM71に
記憶している。音源8は同時発音数が「128」のマル
チティンバー構成であり、シーケンサ7と音源8とエフ
ェクタ9とバス11とが図のように接続されている。タ
イマ10は、後述する図2のビームコントローラボタン
が押されてONになった時にスタートし、5ms毎にC
PU3に割込みをかけ、後述するタイマ割込みルーチン
を実行させるものである。
が示される。パネル上には2つの発光ダイオード1A、
1Bと赤外線センサ2とからなるビームコントローラが
配置されている。発光ダイオード1A、1Bは電子楽器
のパネル前面側から見て横一列に配置されており、その
中間に赤外線センサ2が配置される。パネル上における
このビームコントローラ上方の空間は物体(具体的には
通常は手)を移動させることで操作指示を行うための操
作空間となる。このビームコントローラはその近傍に設
けられたビームコントローラボタン61をトグル操作す
ることによりON/OFFされるようになっている。
ングが互い違いとなるよう時分割に点灯制御されてお
り、したがって操作空間内に赤外線ビームを同時に照射
しないようになっている。また、発光ダイオード1A、
1Bはビーム照射方向がパネル鉛直方向から互いに対し
て外側方向に傾斜するよう設けられている。図5にはこ
の発光ダイオード1A、1Bから照射される赤外線ビー
ムの等レベル曲線が示される。この図5は実施例の電子
楽器を前面側からパネル面上を横方向に見た時の等レベ
ル曲線であり、発光ダイオード1A、1Bの赤外線ビー
ムが互いに外側に向いて傾斜していることが分かる。こ
のように外側に傾斜して設けてあるのは、それぞれの発
光ダイオード1A、1Bによって照射される赤外線ビー
ムの照射空間を前面からみて左右方向にずらすことによ
り、操作空間内における物体の左右方向への移動動作を
確実に検出できるようにするためである。また、このよ
うな配置とすることにより、装置をコンパクトにするこ
とができるというメリットもある。
Bから照射された赤外線ビームが操作空間内の物体で反
射されて戻ってきたものを受光して、その受光レベルに
応じた電気量を出力する素子である。発光ダイオード1
A、1Bは時分割で点灯制御されているから、赤外線セ
ンサ2は発光ダイオード1A、1Bの赤外線(反射光)
を時間的に交互のタイミングで受光することになる。こ
の実施例では発光ダイオード1Aから照射されて物体か
ら反射してきた赤外線のレベルを「検出値RA」とし、
発光ダイオード1Bから照射されて物体から反射してき
た赤外線のレベルを「検出値RB」とする。
たPHRASE1レジスタ〜PHRASE3レジスタに
登録するフレーズを選択するためのに使われれる操作子
やシーケンサで再生する曲データを選択するための操作
子であり、選択方法は一般的なものを採用してあるの
で、詳細な説明は省くことにする。また、MODEボタ
ン651 〜657 は後述するモードを選択するための操
作子であり、モード1〜7の何れかを選択することがで
きる。また、PLAYボタン62は選択された曲データ
を再生するためのボタン、STOPボタン63は再生を
停止するボタンである。
ているフレーズの演奏データは図3に示すようなデータ
構成とされている。すなわちフレーズの演奏データの他
に、そのフレーズで使用すると好ましいエフェクトの種
類(例えばコーラス、リバーブなどで、後述のモード3
の具体例などで使用する)を記憶している。
成を示しており、以下のようなレジスタ及びフラグがあ
る。 MODEレジスタ:現在のモードの番号を示す(電源投
入時にMODE=1に初期化される)。 Aレジスタ:現在の検出値RAを現在値Aとして示す
(電源投入時に0に初期化される)。 Bレジスタ:現在の検出値RBを現在値Bとして示す
(電源投入時に0には初期化される)。 Amax レジスタ:検出値RAの現在までの最大値Amax
を示す(電源投入時に0に初期化される)。 Bmax レジスタ:検出値RBの現在までの最大値Bmax
を示す(電源投入時に0に初期化される)。 最大値書込み許可フラグ:レジスタAmax 及びBmax へ
の書込み許可/禁止を示すフラグ(電源投入時にはON
に初期化される)。ONで書込み許可、OFFで書込み
禁止を示す。 LRトリガフラグ:パネル前面から見て物体がビームコ
ントローラ上方を左から右に移動して左右の中間地点
(赤外線センサ2の真上付近)を通過したことを示すフ
ラグ(電源投入時にOFFに初期化される)。 RLトリガフラグ:物体が右から左に移動して左右の中
間地点を通過したことを示すフラグ(電源投入時にOF
Fに初期化される)。 PHRASE1レジスタ:第1フレーズとして登録され
たフレーズの番号を示す。 PHRASE2レジスタ:第2フレーズとして登録され
たフレーズの番号を示す。 PHRASE3レジスタ:第3フレーズとして登録され
たフレーズの番号を示す。
この実施例装置では、パネル上に設けられたビームコン
トローラ上方の操作空間内において物体を上下左右に動
かすことで、各種の操作指示を行える。この操作指示
は、物体をパネル前面から見て右から左に払うように移
動させたか、あるいは左から右に移動させたか、そのと
きのパネル面から見た物体の高さはどの位であったか、
などに応じてその操作指示の内容を変更できるようにし
ている。
A、1Bはそれぞれビーム照射方向が外向きに傾斜して
設けられているので、例えば図5の矢印の方向(左から
右への方向)に物体(例えば手である)を動かしていく
と、発光ダイオード1A、1Bの各検出値RA、RBは
図6に示すような特性を示す。図6において、横軸はビ
ームコントローラ前面(パネル前面)から見た横方向へ
の物体の位置、縦軸は検出値RA、RBの値である。ま
ず、発光ダイオード1Aからの赤外線ビームに対する特
性について述べると、物体が左側から操作空間内に入る
に従って、発光ダイオード1Aに物体が接近して赤外線
センサ2への反射光が増加していくので、検出値RAは
漸増し、やがて発光ダイオード1Aの近傍位置で物体の
高さに応じたピーク値RApeak(特性中の頂点部分)に
達し、その後は物体が発光ダイオード1Aから離れてい
くので、検出値RAは漸減していき、結果として図示す
るような山形となる。同様に、発光ダイオード1Bから
の赤外線ビームに対する特性もピーク値をRBpeakとす
る山形となるが、検出値RBがピーク値となる位置が発
光ダイオード1B近傍である点が異なる。物体を右から
左に操作空間に入るように移動させた場合も同様な特性
が得られることは容易に理解できる。
検出値RA、RBが同時に同じ値となる位置は、赤外線
センサ2の真上付近であり、そのときパネル上のどの位
の高さで物体を移動させたかによって検出値RA、RB
の大きさ(絶対値)が変わってくる。また、検出値RA
とRBのうちどちら側が先にピーク値となるかによっ
て、物体を右から左に移動させたのか、あるいは左から
右に移動させたのかが分かる。本実施例装置では、これ
らの物体の移動態様に応じて操作指示の内容を切り換え
るようにしており、さらに各モード毎にその操作指示の
内容も切り換えるようにしている。
1 〜657 の何れかを押すことで行う。図13〜図19
にはモード1〜7にそれぞれ応じた具体的な表示画面が
示される。この表示画面はパネル上の表示器66に表示
される。各モードにおける詳細な操作指示の内容は後述
することとし、ここでは図13に示すモード1の表示画
面を参照して表示画面の典型的なフォーマットの例を説
明する。なお、図13〜図19に示すモード1〜7の詳
細な内容については後述する。図13において、表示画
面は、発光ダイオード1A、1Bに応じた検出値RA、
RBをそれぞれ「L:○○」「R:××」という形で表
示し、現在のモードの番号を「MODE=△」という形
で示す。また、「L→R」の下には物体を左から右に移
動させた場合にそれに対応して、所定の対象機器(例え
ばシーケンサ、音源あるいはエフェクタなど)に対して
行う操作指示の内容を示し、「L←R」の下には右から
左に移動させた場合にそれに対応して行う操作指示の内
容を示している。この操作指示の内容としては、例えば
「L→R」でシーケンサに対する演奏停止指示、「L←
R」でフレーズの再生開始指示などである。「VERT
ICAL」の欄には手の上下方向の各高さ範囲に応じて
選択される操作指示の制御対象(図13の例ではフレー
ズ番号)が表示され、各高さ範囲に対応した検出値の範
囲が「VALUE」の欄に表示される。この検出値は
「99」に近いほど高さがパネル面からみて低く、
「0」に近いほど高さが高い」
2のフローチャートを参照して説明する。ここで、図8
と図9はメインルーチンのフローチャートである。図1
0と図11はタイマ割込みルーチンであり、タイマ10
からCPU3への5ms毎の割込み毎に実行される。ま
た図12は発光ダイオードに関する処理のフローチャー
トである。
処理ルーチンについて説明する。このタイマ割込みルー
チンは、発光ダイオード1A、1Bに応じた検出値R
A、RBを逐次に検出して、これらの検出値に基づき、
検出値の最大値Amax 、Bmaxの更新処理、LRトリガ
フラグとRLトリガフラグのオン/オフ処理、最大値書
込み許可フラグのオン/オフ処理などを行うものであ
る。
と、まず、発光ダイオード1Aに関わる処理を行う(ス
テップS21)。図12にはこの処理のフローチャート
が示される。発光ダイオード1Aを発光させ(ステップ
S41)、赤外線センサ2で検出した現在の検出値RA
(すなわち発光ダイオード1Aについての物体からの反
射光に応じた検出値)をAレジスタに現在値Aとして格
納し(ステップS42)、発光ダイオード1Aを消灯す
る(ステップS43)。発光ダイオード1Aに関わる処
理が終了したら、次には発光ダイオード1Bに関わる同
様な処理を行う(ステップS22)。これにより、発光
ダイオード1A、1Bは発光するタイミングが交互とな
って、これら発光ダイオード1A、1Bからの検出値R
A、RBを時分割に得ることができる。
書込み許可フラグがONかOFFかを判定する(ステッ
プS23)。ONであれば、最大値Amax 、Bmax の更
新が可能であることを意味するから、まず現在値Aが最
大値Amax 以上か否かを判定し(ステップS24)、現
在値Aが最大値Amax 以上であれば、その最大値Amax
を現在値Aで置き換えることで更新し(ステップS2
5)、現在値Aが最大値Amax よりも小さければ、その
最大値Amax は既にピーク値に至っているものとしてそ
の更新は行わない。次いで、現在値Bが最大値Bmax 以
上か否かを判定し(ステップS26)、最大値Bmax 以
上であれば、その最大値Bmax を現在値Bで置き換える
ことで更新し(ステップS27)。現在値Bが最大値B
max よりも小さければ、最大値Bmax の更新は行わな
い。
かを判定する(ステップS28)。二つの現在値A、B
が等しい場合は、図5の特性図からも分かるように、手
が左右の中間位置(赤外線センサ2の真上付近)にある
ことを意味している。この場合には、最大値Amax とB
max の大小関係を判定する(ステップS29)、Amax
≧Bmax であれば、物体が左から右へ移動して中間位置
に到達した(Amax >Bmax のとき)、若しくは中間位
置付近で上下に振られている(Amax =Bmaxのとき)
と推測でき、Amax <Bmax であれば、物体が右から左
に移動したと推測できる。Amax ≧Bmax であれば、現
在値Aが最大値Amax より小さいか否かを判定する(ス
テップS30)。この判定は、現在値Aがまだ増加中
か、あるいは減少状態に入ったかを見るもので、これに
より現在の最大値Amax が現在値Aに関わる特性のピー
ク値(山の頂点)であるか否かを判定できる。現在の最
大値Amax がピーク値であれば、物体は左から右に移動
して左右中間位置に到達したと確定でき、よって、LR
トリガフラグをONに設定する(ステップS31)。一
方、最大値Amax がピーク値でなければ、タイマ割込み
ルーチンをいったん終了し、次回以降で最大値Amax を
さらに更新できるようにする。
あれば、検出値Bと最大値Bmax について同様の比較処
理を行い(ステップS32)、最大値Bmax がピーク値
であれば、物体が右から左に移動してい左右中間位置に
到達したと確定して、RLトリガフラグをONに設定す
る(ステップS33)。
がONに設定された後は、ピーク値として検出した最大
値Amax 、Bmax が変動しないように最大値書込み許可
フラグをOFFにして(ステップS34)、最大値Ama
x 、Bmax が書き換えられないようにする。これは、後
述するようにLRトリガフラグまたはRLトリガフラグ
がONになるとフレーズの演奏開始指示などがトリガさ
れるが、このトリガ直後に手の動きを変えたことで現在
値A、Bが大きくなってAmax レジスタ、Bmax レジス
タに新たに最大値が書き込まれてしまうような場合も生
じえ、このような場合には、次回の操作指示を行うにあ
たり、「VALUE」が小さなフレーズ(第1フレーズ
に相当)を制御対象に選んでトリガすることができなく
なってしまうこともあるので、トリガ後は、最大値書込
み許可フラグをOFFにして現在値AまたはBがいった
ん所定の値(0)以下になってからでないと、最大値が
更新されないようにするものである。
み許可フラグがOFFであると判定された場合は、ビー
ムコントローラ上にかざした手がその左右中間位置を過
ぎた(すなわちトリガがされた)場合であると考えるこ
とができ、この場合には、現在値AまたはBが「0」に
なったときには(ステップS35、S36)、手がいっ
たん操作空間内から外に出て手による今回の操作指示が
終了したものと判断でき、その場合には次の操作指示に
備えて、OFFにした最大値書込み許可フラグを再びO
Nに設定して(ステップS37)、タイマ割込みルーチ
ンを終了する。
では、RAM5内のAmax レジスタ、Bmax レジスタに
はそれぞれ現在値A、B(=検出値RA、検出値RB)
の最大値(ピーク)が記憶されるようになっているの
で、Amax レジスタ、Bmax レジスタは、図7に示すよ
うに、例えば物体を左から右に移動させた場合、Amax
レジスタの値は図の(ア)の位置から変化しない。物体
が中間地点(赤外線センサの真上)に達して現在値Aと
現在値Bが同じ値になった時(図の(イ)の位置)に、
Amax レジスタ、Bmax レジスタの大きさを比較し、そ
のときの大きい方の値(この場合はAmax レジスタのピ
ーク値)の値に対応する制御対象を選んで処理を実行す
る(後述するモード=1の場合は「フレーズ2をストッ
プする」という処理)。処理の実行が指示されると、A
max レジスタ、Bmax レジスタは「0」にクリアされる
が、現在値A、現在値Bが「0」になるまではAmax レ
ジスタ、Bmax レジスタへの書き込みを禁止するように
なっている。
ついて説明する。実施例装置の電源がONにされると、
まずRAM5に設けられた前述した各種のレジスタやフ
ラグを初期化する(ステップS1)。次いで、ビームコ
ントローラボタン61が操作されたか否かを判定し(ス
テップS2)、操作されたならば、その操作によりトグ
ル動作して、今までOFFであったものがONに切換え
されたものであれば、表示用発光ダイオード611を点
灯し、タイマ割込みをかけるためのタイマ10を起動す
る。一方、その操作により今までONであったものがO
FFに切換えされたものであれば、表示用発光ダイオー
ド611を消灯し、タイマ10をストップする(ステッ
プS3)。
いずれかが押下操作されたかを判定し(ステップS
4)、押されたならば、その押されたMODEボタンに
対応するモード番号をMODEレジスタに書き込み(ス
テップS5)、このMODEレジスタに書き込まれたモ
ード番号に応じた表示画面が表示器66に表示されるよ
う表示の切換えを行う(ステップS6)。
判定し(ステップS7)、ONであれば、手が左から右
に横切ったことになり、その場合には、Amax レジスタ
の最大値Amax (ピーク値)を参照し、対象機器(例え
ばシーケンサ、音源、エフェクタなど)にそのモードに
対応した「L→R」の操作指示と最大値Amax に応じた
制御対象情報を送る(ステップS8)。この後、LRト
リガフラグをOFFにし、Amax レジスタとBmax レジ
スタを「0」にクリアする(ステップS9)。LRトリ
ガフラグがOFFであれば、RLトリガフラグがONか
否かを判定し(ステップS10)、ONであれば、手が
右から左に横切ったことになり、その場合には、Bmax
レジスタの最大値Bmax を参照し、そのモードに対応し
た操作指示と制御対象情報を対象機器(例えばシーケン
サ、音源、エフェクタなど)に送り(ステップS1
1)、RLトリガフラグをOFFにし、Amax レジスタ
とBmax レジスタを「0」にクリアする(ステップS1
2)。次いで、その他の必要な処理を行い(ステップS
13)、以上の処理をループして繰り返す(S2〜S1
3)。
て、RLトリガフラグまたはLRトリガフラグのONに
応じてトリガ処理がされる前に、「VERTICAL」
の下に表示されている制御対象の項目について、そのト
リガ処理により行われる操作指示の制御対象の項目の表
示形態を他のものと変えて表示(例えば明るく光らせ
る、あるいは下地を白黒反転するなど)するような処理
を行ってもよい。すなわちAmax レジスタ、Bmax レジ
スタの値のうちどちらか大きい方の値が「VALUE」
のどの範囲に入るのかを判定し、それに基づいて「VE
RTICAL」の下に並ぶ項目の表示形態を変えて表示
するようになっている。こうすることで、操作者は操作
指示を実行する前に(左右中間位置でトリガがされる前
に)、これから操作指示されようとしている制御対象が
何であるかを前もって知ることができるので、演奏中に
間違った処理を実行したりすることがなくなる。
て説明する。 〔モード1〕図13にはモード1の表示画面が示され
る。このモード1はシーケンサを制御するための操作指
示を与えるためのモードである。ビームコントローラ上
方を右から左に物体を移動させると、物体が左右中間地
点を通過した際に、そのときの最大値Bmax (ピーク
値)に対応するフレーズをトリガ(演奏開始)する。一
方、ビーム上方を左から右に物体を移動させると、物体
が左右中間地点を通過した際に、そのときの最大値Ama
x (ピーク値)に対応するフレーズの演奏を停止する。
右に操作された場合の操作指示内容「STOP」が表示
され、「L←R」の下には右から左に操作された場合の
操作指示内容「TRIGER」が表示されている。「V
ERTICAL」の欄には物体の上下方向の高さに応じ
てトリガ/ストップされるフレーズの番号が表示され、
それらを制御するためのピーク値の範囲の設定が「VA
LUE」の欄に例えば「0〜33」のように表示され
る。
リガ指示された場合には、Bmax レジスタのピーク値を
参照して対応するフレーズの再生開始指示をシーケンサ
に送り、物体の左から右への移動でストップ指示された
場合には、Amax レジスタのピーク値を参照して、対応
するフレーズの再生停止指示をシーケンサに送るように
なっている。
面が示される。このモード2もシーケンサを制御するた
めの操作指示を与えるためのモードである。ビームコン
トローラ上方を右から左に物体を移動させると、物体が
左右中間地点を通過した際に、Bmax レジスタのピーク
値に対応するフレーズを1回だけ演奏するようワンショ
ット・トリガする。一方、ビームコントローラ上方を左
から右に物体を移動させると、物体が左右中間地点を通
過した際に、Amax レジスタのピーク値に対応するフレ
ーズを繰り返し演奏するようループ・トリガする。さら
に、フレーズをループでトリガした後、もう一度左から
右に物体を移動させると、物体が左右中間地点を通過し
た際に、Amax レジスタのピーク値に対応するフレーズ
のループ再生を停止する。
右に操作された場合の操作指示内容「LOOP TRI
GER/LOOP STOP」を表示し、「L←R」の
下には右から左に操作された場合の操作指示内容「ON
E SHOT TRIGER」を表示している。「VE
RTICAL」の欄には上下方向の高さに応じてトリガ
されるフレーズの番号が表示され、「VALUE」の欄
には各フレーズの高さに対応したピーク値の範囲が例え
ば「0〜33」のように表示される。
示された場合には、Bmax レジスタのピーク値を参照し
て対応するフレーズをワンショット(1回限りの再生)
で再生開始する指示をシーケンサに送り、左から右への
移動でトリガされた場合には、Amax レジスタのピーク
値を参照して、対応するフレーズをループ再生する指示
をシーケンサに送るようになっている。このとき、対応
するフレーズが既にループ再生(繰り返しての再生)さ
れている場合は、ループ再生を停止する指示をシーケン
サに送るようになっている。
面が示される。このモード3はシーケンサとエフェクタ
を制御するための操作指示を与えるためのモードであ
る。ビームコントローラ上方を右から左に物体を移動さ
せると、物体が左右中間地点を通過した際に、Bmax レ
ジスタのピーク値に対応するフレーズをエフェクト「O
N」でトリガして再生開始する。また、ビームコントロ
ーラ上方を左から右に物体を移動させると、物体が左右
中間地点を通過した際に、Amax レジスタのピーク値に
対応するフレーズをエフェクト「OFF」でトリガす
る。このとき、フレーズのデータ内に記憶されているエ
フェクトの種類に応じてエフェクタ9にエフェクト切換
え「ON/OFF」の指示をするようになっている。
右に操作された場合の操作指示内容「EFFECT O
N+TRIGER」を表示し、「L←R」の下には右か
ら左に操作された場合の操作指示内容「EFFECT
OFF+TRIGER」を表示している。「VERTI
CAL」の欄には上下方向の高さに応じてトリガされる
フレーズの番号が表示され、「VALUE」の欄には各
フレーズの高さに対応したピーク値の範囲が例えば「0
〜33」のように表示される。また、このモード3のと
きには、画面の一番下の「EFFECT TYPE」の
欄にRAMのPHASEに登録した3つのフレーズに対
応するエフェクトの種類が「CHORUS/REVER
VE/EQ」のように表示されるようになっている。
には、Bmax レジスタのピーク値を参照して、それに対
応するフレーズを再生する指示をシーケンサ7に送ると
ともに、当該フレーズに対応するエフェクトの種類を付
与する指示をエフェクタ9に送る。また、左から右にト
リガされた場合には、Amax レジスタのピーク値を参照
してそれに対応するフレーズを再生する指示をシーケン
サ7に送る。このとき、そのフレーズにエフェクトはか
からない。
面が示される。このモード4はシーケンサ7を制御する
ための操作指示を与えるためのモードである。ビームコ
ントローラ上方を右から左に物体を移動させると、物体
が左右中間地点を通過した際に、RAM5のPHRAS
E1〜PHRASE3に登録されているフレーズを順番
にトリガする。すなわち、例えばPHRASE1を再生
後にこの操作が行われた場合はPHRASE2を再生す
る。要するに「次のフレーズ再生」となる。この際、再
生されるフレーズの音量は、Bmax レジスタのピーク値
に対応したボリユームで再生される。また、ビームコン
トローラ上方を左から右に物体を移動させると、物体が
左右中間地点を通過した際に、RAM5に登録されてい
るフレーズを逆順番にトリガする。例えばPHRASE
3を再生後にこの操作が行われた場合はPHRASE2
を再生する。要するに「前のフレーズ再生」となる。こ
のとき、再生されるフレーズの音量は、Amax レジスタ
のピーク値に対応したボリユームで再生される。
右に操作された場合の操作指示内容「PRIVIEW
PHRASE TRIGER」を表示し、「L←R」の
下には右から左に操作された場合の操作指示内容「NE
XT PHRASE TRIGER」を表示している。
「VERTICAL」の欄には「VOLUME CON
TOROL」と表示され、上下方向の高さに応じた音量
でフレーズをトリガすることを示している。
リガされた場合には、RAM5に記憶されている最初の
フレーズをBmax レジスタのピーク値を参照して対応す
るボリユームで再生する指示をシーケンサ7に送る。こ
のとき、再生したフレーズにポインタを設定し、次にも
う一度右からトリガされた場合は、ポインタを次のフレ
ーズに移動して、次のフレーズをBmax レジスタのピー
ク値を参照して対応するボリユームで再生する指示をシ
ーケンサ7に送る。
ガされた場合には、Amax レジスタのピーク値を参照し
て対応するポインタを1つ前のフレーズに移動して、前
回トリガしたフレーズを、Amax レジスタを参照して対
応するボリユームで再生する指示をシーケンサ7に送
る。なお、このモード4では、上下方向の高さに応じて
音量をコントロールしていたが、これに限らず、シーケ
ンサ7に対して上下方向の高さに応じてパンポットやテ
ンポの指示を送ってもよい。
面が示される。このモード5はシーケンサ7を制御する
ための操作指示を与えるためのモードである。ビームコ
ントローラ上方を右から左に物体を移動させると、物体
が左右中間地点を通過した際に、Bmax 実施例のピーク
値に対応するフレーズをトリガする。このとき、シーケ
ンサ7で他のフレーズ或いは曲データを再生中であろう
となかろうと、当該フレーズをトリガして再生開始す
る。一方、ビームコントローラ上方を左から右に物体を
移動させると、物体が左右中間地点を通過した際に、A
max レジスタのピーク値に対応するフレーズをトリガす
る。このとき、もしシーケンサ7で曲データを再生中の
場合は、シーケンサ7での曲の演奏をミュートしてフレ
ーズをトリガする。このとき、すでにシーケンサ7での
曲の演奏がミュートされている場合は、そのミュートを
解除するようになっている。
右に操作された場合の操作指示内容「MUTE ON
TRIGER/MUTE OFF」を表示し、「L←
R」の下には右から左に操作された場合の操作指示内容
「TRIGER」を表示している。「VERTICA
L」の欄には上下方向の高さに応じてトリガされるフレ
ーズの番号が表示され、それらフレーズ番号を選択する
ためのピーク値の範囲が「VALUE」の欄に「0〜3
3」のように表示される。
た場合には、Bmax レジスタのピーク値を参照して対応
するフレーズの再生開始指示をシーケンサ7に送り、左
から右への操作でトリガされた場合には、Amax レジス
タのピーク値を参照して対応するフレーズの再生開始指
示をシーケンサ7に送るとともに、シーケンサ7で演奏
されている曲データの演奏をミュートする指示をシーケ
ンサ7に送るようになっている。このとき、シーケンサ
7の曲データが既にミュートされている場合はミュート
を解除する指示をシーケンサ7に送るようになってい
る。よって、シーケンサ7による曲データの再生が行わ
れていない場合には、左右どちらからも同じようにフレ
ーズをトリガすることになる。
面が示される。このモード6は音源8のみを制御するた
めの操作指示を与えるためのモードである。音源8で発
音可能な音色が以下のようにグループ別に設定されてい
るものとする。 グループ番号 グループ名 音色番号 音色名: 1 ピアノ 1 ピアノ1 1 ピアノ 2 ピアノ2 1 ピアノ 3 ホンキートンク 2 ベース 1 ピックベース 2 ベース 2 ウッドベース 2 ベース 3 フレットレスベース 3 ギター 1 クリーンギター 3 ギター 2 ナイロンギター 3 ギター 3 ディストーションギター ・ ・・・ ・ ・・・・・ ・ ・・・ ・ ・・・・・ 音源8はCPU3から送られてくるこれらの音色グルー
プ番号と音色番号に従って楽音の音色を発生する。
を移動させると、物体が左右中間地点を通過した際に、
Bmax レジスタのピーク値に応じて、ピーク値=0〜5
0の場合に音色グループ番号をインクリメントさせ、ピ
ーク値=51〜99の場合に音色番号をインクリメント
させる。また、ビームコントローラ上方を左から右に物
体を移動させると、物体が左右中間地点を通過した際
に、Amax レジスタのピーク値に応じて、音色グループ
番号または音色番号をデクリメントさせる。
右に操作された場合の操作指示内容「デクリメント」を
表示し、「L←R」の下には右から左に操作された場合
の操作指示内容「インクリメント」を表示している。
「VERTICAL」の欄には物体の上下方向の高さに
応じて、音源8に対して音色グループ番号が送られる
か、音色番号が送られるかを選択できるようになってい
る。それらを選択するためのピーク値の範囲が「VAL
UE」の欄に「0〜50」のように表示される。
た場合には、Bmax レジスタのピーク値を参照して音色
グループ番号或いは音色番号をインクリメントする指示
を音源8に送り、左から右への操作でトリガされた場合
には、Amax レジスタのピーク値を参照して音色グープ
番号或いは音色番号をデクリメントする指示を音源8に
送る。
で音源8の音色の切換えをするものであったが、これに
限らず、音源8に関するあらゆるパラメータに応用でき
るものである。また、例えば、音源8の制御に代えてシ
ーケンサ7の制御にし、シーケンサROM71に記憶し
ているフレーズを、そのフレーズ番号をインクリメント
/デクリメントすることで選択できるようにしてもよ
い。すなわち、シーケンサROM71に記憶されている
100のフレーズをカテゴリー別に分けてそれぞれにカ
テゴリー番号を割り当て、さらに各カテゴリー番号に含
まれるフレーズにフレーズ番号を割り当てておき、上述
のモード6の音色グループをフレーズのカテゴリー番
号、音色番号をフレーズ番号として、物体の右から左へ
の操作または左から右への操作に応じて、それらカテゴ
リー番号またはフレーズ番号をインクリメントまたはデ
クリメントするようにする。
面が示される。このモード7はエフェクタ9のみを制御
するための操作指示を与えるためのモードである。エフ
ェクタ9は3つの種類のエフェクタの組み合わせからな
るエフェクトパッチを複数備えている。図2のその他の
操作子64により付加させるエフェクトパッチを選択で
きるようになっている。
を移動させると、物体が左右中間地点を通過した際に、
Bmax レジスタのピーク値に対応するエフェクトをON
する。また、ビームコントローラ上方を左から右に物体
を移動させると、物体が左右中間地点を通過した際に、
Bmax レジスタのピーク値に対応するエフェクトをOF
Fする。
右に操作された場合の操作指示内容であるエフェクト
「ON」を表示し、「L←R」の下には右から左に操作
された場合の操作指示内容であるエフェクト「OFF」
を表示している。「VERTICAL」の欄にはエフェ
クトパッチ内のエフェクトの種類(この例ではワウ、デ
ィストーション、リバーブ)を上下に3つ表示するよう
になっており、それらON/OFF制御するエフェクト
の種類を選択するためのピーク値の範囲が「VALU
E」の欄に「0〜33」のように表示される。「VER
TICAL」の欄の下の3つのエフェクトの種類はそれ
ぞれその他の操作子64で設定するようになっており、
図示されていないRAM5内のレジスタに記憶するよう
になっている。
れた場合には、Bmax レジスタのピーク値を参照して対
応するエフェクトをONにする指示をエフェクタ9に送
り、左から右への操作でトリガされた場合には、Amax
レジスタのピーク値を参照して対応するエフェクトをO
FFにする指示をエフェクタ9に送るようになってい
る。
りエフェクトの種類の切換えをするものであったが、こ
れに限らず、同様の手法でエフェクタに関するあらゆる
パラメータを制御することができる。
体例としては、以上に説明したものの他にも、例えば以
下に示すモード8〜モード10などのような種々の形態
が可能である。これらについて以下に説明するが、図示
は省略する。
このモード8は、シーケンサ7と音源8に対する制御の
操作指示を行うモードである。ビームコントローラ上方
を右から左に物体を移動させると、物体が左右中間地点
を通過した際に、Bmax レジスタのピーク値に対応する
フレーズをトリガし、その後、そのフレーズの演奏に対
して、赤外線センサ2の検出値RA、検出値RB(=現
在値A、B)に応じた大きさでモジュレーションやピッ
チベンドをかけるようにする。なお、検出値RAあるい
は検出値RBの値が100以上になると、このコントロ
ールは解除される。また、ビームコントローラ上方を左
から右に物体を移動させると、物体が左右中間地点を通
過した際に、Amax レジスタのピーク値に対応するフレ
ーズを単にトリガするようにし、この場合にはモジュレ
ーションやピッチベンドを物体の移動操作でコントロー
ルしない。
右に操作された場合の操作指示内容「TRIGER+C
ONTROL ON」を表示し、「L←R」の下には右
から左に操作された場合の操作指示内容「TRIGER
+CONTROL OFF」を表示している。「VER
TICAL」の欄には上下方向の高さに応じてトリガさ
れるフレーズの番号が表示され、それらを選択するため
のピーク値の範囲が「VALUE」の欄に「0〜33」
などのように表示される。このモード8では、フレーズ
をトリガした後、「VERTICAL」で選択されたフ
レーズに対して制御をかけるパラメー夕名が画面の一番
下に例えば「CONTROL=MODULATION」
などのように表示されるようになっている。
音源8に対する制御の操作指示を行うモードである。音
源8はフィルタを備える音源とする。ビームコントロー
ラ上方を右から左に物体を移動させた場合には、物体が
左右中間地点を通過した後に、赤外線センサ2の現在
(左右中間地点通過後)の検出値RA、検出値RBに応
じた値で、フィルタのレゾナンスを可変制御できるよう
にする。また、ビームコントローラ上方を左から右に物
体を移動させた場合には、物体が左右中間地点を通過し
た後に、赤外線センサ2の検出値RA、検出値RBに応
じた値で、フィルタのカットオフを可変制御できるよう
にする。なお、検出値RAあるいは検出値RBの値が1
00以上になると、これらのフィルタの制御は解除され
る。
右に操作された場合に制御されるパラメータ名「レゾナ
ンス」を表示し、「L←R」の下には右から左に操作さ
れた場合に制御されるパラメータ名「カツトオフ」を表
示している。「VERTICAL」の欄には物体が左右
中間地点を通過した後に、上下方向の移動により前記パ
ラメータを連続的に可変制御することを示す「SEQU
ENCIAL CONTOROL」という表示がされ
る。「L→R」や「L←R」の下に設定されている「カ
ットオフ」等の音源パラメータはパネルのその他の操作
子64で選択設定できるようにしてあってもよい。
は、音源8に対する制御の操作指示を行うモードであ
る。音源8にはLFO(低周波発振器)を備える。ビー
ムコントローラ上方を右から左に物体を移動させた場合
には、物体が左右中間地点を通過した後に、赤外線セン
サ2の現在の検出値RA、検出値RBに応じた値で、L
FOのLFOデプス(振幅)を可変制御できるようにす
る。また、ビームコントローラ上方を左から右に物体を
移動させた場合には、物体が左右中間地点を通過した後
に、赤外線センサの検出値RA、検出値RBに応じた値
で、LFOレイト(周期)を可変制御できるようにす
る。なお、検出値RAあるいは検出値RBの値が100
以上になると、上記のコントロールは解除される。
右に操作された場合に制御されるパラメータ名「LFO
デプス」を表示し、「L←R」の下には右から左に操作
された場合に制御されるパラメータ名「LFOレイト」
を表示している。「VERTICAL」の欄には物体が
左右中間地点を通過した後に、上下方向の移動により前
記パラメータを連続的に可変制御できることを示す「S
EQUENCIALCONTOROL」という表示がさ
れる。
外線センサ2の検出値RAと検出値RBが同じ値になっ
たときに所定の操作指示を行うようにしたが、検出値R
Aと検出値RBとの差が所定の範囲内になったときに操
作指示を行うようにしてもよいし、また検出値RAと検
出値RBの比が所定の比になったときに操作指示を行う
ようにしてもよい。
の位置と物体がどちらから移動されて2つの赤外線LE
Dの中間地点になったかとを検出して、多種多様な制御
を行うようにしたが、さらに物体が移動する速度を検出
してその移動速度に応じた制御も付加するものであって
もよい。この速度の検出は、Amax レジスタ、Bmaxレ
ジスタを監視してどちらかがピーク値になってから物体
が中間地点に至るまでの時間を検出することにより、実
現可能である。
さに応じてコードの種類を指定する。また、右から左へ
の操作に応じてコードの構成音の発音順をアップストロ
ークの発音順序で、また左から右への操作に応じてダウ
ンストロークの発音順序で指定する。さらに、物体の速
度に応じて構成音が発音するタイミングとベロシティを
指定する。このタイミングとベロシティの指定では、速
度が速ければ、最初の構成音の発音の後の残りの構成音
の発音は速いタイミングで、しかも大きな音量で発音す
る。また速度が遅ければ、最初の構成音の発音の後の残
りの構成音の発音は遅いタイミングで、しかも小さな音
量で発音する。また、この場合の表示画面は図20に示
すように表示する
移動させてトリガすれば、構成音の発音タイミングを早
く、しかも大きな音量でダウンストロークの発音がされ
る。一方、物体を左から右にゆっくり移動させてトリガ
すれば、構成音の発音夕イミングを遅く、しかも小さな
音量でアップストロークの発音がされる。まさにギター
のカッティング奏法のシミユレーションが可能となるも
のである。
他にも種々の変形形態が可能である。例えば、上述の実
施例では、2つの赤外線発光ダイオード1A、1Bと1
つの赤外線センサ2を用いて物体の左右への動作を検出
し、右から左への移動か左から右への移動かに応じて操
作指示の内容を変えたが、単に、空間内での物体の移動
で作られるピーク値(すなわち高さ)だけに応じて異な
る処理をさせるのであるならば、前述の実施例を簡素化
し、1つの赤外線発光ダイオードと1つの赤外線センサ
だけでも制御を行うことが可能である。
線発光ダイオード1Aのビーム照射方向をパネル面に対
し鉛直にして赤外線センサ2の受光面も上方に同じ向き
に配置し、赤外線発光ダイオード1Bは取り除く。この
場合、発光ダイオード1Aは時分割ではなく連続的に点
灯するようにする。所定時間毎に検出値RAを検出し、
検出値RAが増加している場合はAmax レジスタにその
検出値RAを最大値として記憶し、検出値RAが減少し
始めたら、Amax レジスタの値をピーク値として、その
ピーク値の大きさに応じた所定の処理を実行させるとい
うものである。なお、このようなピーク値は、物体が左
または右方向から水平に移動していて、赤外線センサ2
の真上を通過したときや途中で反対方向に戻したとき、
或いは物体を上から下に移動させていて途中から上方向
に戻したときなどに生じる。
フラグを設定する。 Aレジスタ:発光ダイオード1Aからの現在の検出値R
Aを現在値Aとして記憶する。 Amax レジスタ:現在値Aの現在までの最大値Amax を
記憶する。 トリガフラグ:ONの時は処理実行を指示する。 最大値書込み許可フラグ:ON時は最大値の書き込みを
許可する。一度処理の実行が指示されると、検出値RA
が「0」になるまで最大値書き込みフラグが「OFF」
となるため、次の処理は行われない。
ンにより次の4つのモード11〜モード14を設定でき
るものとする。 〔モード11:シーケンサ制御〕検出値RAが最大値で
なくなった場合(すなわちAmax レジスタの値がピーク
値となった場合)に、その最大値Amax に対応するフレ
ーズの再生指示をシーケンサ7に送る。 〔モード12:シーケンサ制御〕検出値RAが最大値で
なくなった場合(すなわちAmax レジスタの値がピーク
値となった場合)に、その最大値Amax に対応して曲デ
ータの再生・停止指示をシーケンサ7に指示する。 〔モード13:音源制御〕検出値RAが最大値でなくな
った場合(すなわちAmax レジスタの値がピーク値とな
った場合)に、その最大値Amax に対応する音色に切り
換える指示を音源に指示する。 〔モード14:エフェクト制御〕検出値RAが最大値で
なくなった場合(すなわちAmax レジスタの値がピーク
値となった場合)に、その最大値Amax に対応するエフ
ェクトの種類に切り換える指示をエフェクタ9に指示す
る。
22のフローチャートを参照して説明する。ここで、図
21はメインルーチンのフローチャートである。図22
はタイマ割込みルーチンであり、タイマ10からCPU
3への5ms毎の割込み毎に実行される。まず、この図
22に示すタイマ割込み処理ルーチンについて説明す
る。このタイマ割込みルーチンは、発光ダイオード1A
に応じた検出値RAを逐次に検出して、これらの検出値
に基づき、検出値の最大値Amax の更新処理、トリガフ
ラグのオン/オフ処理、最大値書込み許可フラグのオン
/オフ処理などを行うものである。
と、まず、発光ダイオード1Aに関わる処理を行う(ス
テップS61)。この処理は赤外線センサ2で検出した
現在の検出値RAを現在値AとしてAレジスタに格納す
る処理である。現在値Aが得られたら、次に、最大値書
込み許可フラグがONかOFFかを判定する(ステップ
S62)。ONであれば、最大値Amax の更新が可能で
あることを意味するから、現在値Aが最大値Amax 以上
か否かを判定し(ステップS63)、最大値Amax 以上
であれば、その最大値Amax を現在値Aで置き換えるこ
とで更新し(ステップS66)、現在値Aが最大値Ama
x よりも小さければ、その最大値Amax はピーク値に至
ったものとして、トリガフラグを「ON」にする(ステ
ップS64)。トリガフラグが「ON」に設定された後
は、ピーク値として検出した最大値Amax が変動しない
ように最大値書込み許可フラグをOFFにして(ステッ
プS65)、最大値Amax が書き換えられないようにす
る。最大値書込み許可フラグをOFFとする理由は前述
の実施例と同じである。
がOFFであると判定された場合は、現在値A=0か否
かを判定することにより(ステップS67)、ビームコ
ントローラ上にかざした手が操作空間内から外に出て手
による今回の操作指示が終了したか否かを判定する。今
回の操作指示が終了した場合には、次の操作指示に備え
て、OFFにした最大値書込み許可フラグを再びONに
設定して(ステップS68)、タイマ割込みルーチンを
終了する。
て説明する。実施例装置の電源がONにされると、まず
RAM5に設けられた前述した各種のレジスタやフラグ
を初期化する(ステップS51)。次いで、前述の実施
例のステップS2〜S6に相当するパネル処理を行う
(ステップS52)。次いで、トリガフラグがONか否
かを判定し(ステップS53)、ONであれば、Amax
レジスタの最大値Amax(ピーク値)を参照し、対象機
器(例えばシーケンサ、音源、エフェクタなど)にその
モードに対応した操作指示を送る(ステップS8)。こ
の後、トリガフラグをOFFにし、Amax レジスタを
「0」にクリアする(ステップS55)。次いで、その
他の必要な処理を行い(ステップS13)、以上の処理
をループして繰り返す(S2〜S13)。
max とを比較して現在値Aが最大値Amax を下回ったと
きに、音楽制御が開始されるようになっているが、本発
明はこれに限定されず、例えば現在値Aが最大値Amax
から所定の値だけ下回った場合に音楽制御を開始するも
のであってもよい。例えば仮に所定の値を5として、現
在の最大値Amax が50であるとすると、現在値Aが5
0から45に減少している間は処理が実行されず、44
以下になった時点で初めて処理を実行するようにする。
こうすることにより、物体の微妙な動きや外界からのノ
イズで不本意に処理が実行されてしまうことを防ぐこと
ができる。
明したものの他に、次のような変形形態も可能である。
例えば、ビームコントローラの構成は上述のものに限ら
れるものではなく、例えば図23に示すように、二つの
赤外線発光ダイオード1A、1Bのビーム照射方向を互
いに外側に向けて傾けることに代えて、互いに内側に向
けて傾けるものであってもよい。また、図24に示すよ
うに、二つの赤外線センサ2A、2Bを離して配置し、
その中間位置に赤外線発光ダイオードをそのビーム照射
方向を垂直方向に向けて配置するものであってもよい。
また、図25に示すように、上向きに配置された赤外線
発光ダイオード1Aと赤外線センサ2Aを一つのペア
ー、同じく上向きに配置された赤外線発光ダイオード1
Bと赤外線センサ2Bを他の一つのペアーとし、この二
つのペアーを離して配置するものであってもよい。ま
た、上述の実施例では発光ダイオードとセンサを横方向
に配置して物体の左右方向の動きに応じて操作指示の内
容を変えるようにしたが、これに限らず、発光ダイオー
ドとセンサを横方向とともに前後方向にも配置して、物
体の前後左右方向の動きに応じて操作指示を行えるよう
にしてもよい。
発光ダイオードを用いた場合について説明したが、これ
に限らず、通常の可視光領域あるいは紫外線領域の波長
の光を検出して音楽制御を行うものであってもよく、そ
れらの領域の光を発生する発光ダイオードを用いるもの
などであってもよい。また、発光ダイオードに代えて通
常のランプやレーザダイオードなどを用いることも可能
である。さらには、これらの光に代えて電波、超音波、
磁気などを検出するようにしてもよい。
光ダイオード1A、1Bからの反射光を、時分割で受光
することで、それぞれの発光ダイオード1A、1Bから
の反射光をそれぞれ区別しているが、本発明はこれに限
られるものではなく、例えば発光ダイオード1Aと1B
の照射光の波長を異ならせて同時的に照射し、センサ側
にはそれぞれの波長に対応したセンサ(フィルタで波長
を分離するなどの方法が可能)を二つ配置することで、
発光ダイオード1A、1Bからの反射光をそれぞれ区別
できるようにしてもよい。
置により電子楽器の制御を行うようにしたが、この電子
音楽装置とは対照的に、一般的な制御装置として以下の
ような用途にも応用できる。 1.一般音響機器の制御。例えばミニコンポ、ラジカ
セ、CDプレーヤ、DJミキサー、ハードディスクレコ
ーダ、MDプレーヤ、DAT装置、ミキサー、アンプ、
イコライザ、その他の録音スタジオの器材などの制御。
具体的な制御の例として、曲の選択や切換え、再生、録
音、停止、フェードイン/フェードアウト、CD/MD
などのディスクチェンジ、内蔵エフェクタのオン/オ
フ、テンポやボリュームの指定、音響信号を出力するス
ピーカの選択指定、イコライジングパターンやミキシン
グパターンの切換えや選択指定。 2.映像機器全体の制御。例えばTVゲーム、ビデオデ
ッキ、DVD、LDプレーヤ、液晶プロジャクタ、ビデ
オミキサーなどの制御。具体的な制御の例として、音楽
制御に同期して映像の切換え、ワイプ指示、ワイプパタ
ーンの選択、ビデオの頭出し指定(VISS/VAS
S)、映像機器の音響部分の制御など。 3.会場の照明その他の仕掛けの制御。会場としては例
えばホール、スタジアム、クラブなどがある。具体的な
制御の例として、音楽制御に同期して照明の制御、音楽
制御に同期してストロボランプを発生させる、音楽制御
に同期して会場照明の色や色のパターンを切り換える、
音楽制御に同期して花火を打ち上げるなどである。 4.上記の1.〜3.にある装置の組合せを制御する。
特に、DJ(ディスク・ジョッキー)やVJ(ビデオ・
ジョッキー)に応用すれば、新規な聴覚的・視覚的な効
果を奏することができる。
生成手段として、予めフレーズを表現する演奏データを
記憶しておき、この演奏データを読み出し、読み出した
演奏データに基づいて楽音信号を生成するものについて
説明したが、楽音信号を生成することができるものであ
れば、どのようなものを楽音生成手段としてもよい。例
えば、上記した実施形態において、音源8に予めフレー
ズを表現する複数の楽音波形データを記憶しておき、演
奏データによりいずれの楽音波形データを読み出すかを
指定して、指定した楽音波形データを読み出すことによ
り楽音信号を生成するようにしてもよい。
作手段を備え、演奏者の演奏操作に応じて演奏操作手段
から演奏データを発生させ、この演奏データに対応する
楽音波形データを読み出すようにしてもよい。あるい
は、MIDI信号などの外部既記からの演奏データを入
力する演奏データ入力端子を備え、演奏データ入力端子
から入力された演奏データに基づいて楽音信号を生成す
るものを楽音生成手段とすることができる。
信号を生成する場合には、反射光の検出値が所定の条件
を満たしたことを条件に、予め設定されている所定のフ
レーズのうち、満たした条件に対応する楽音波形データ
を読み出すようにすることができる。
生成手段は、専用のハードウェアにより構成することも
できるし、CPUあるいはDSPなどの処理装置とこの
処理装置で実行される処理プログラムとにより構成する
こともできる。
ば、操作空間内で物体を移動させることにより所望の音
楽制御を確実に行うことができるようになる。また、物
体の移動態様を種々変えることで種々の内容の音楽制御
も行えるようにすることができる。
搭載した電子楽器のハードウェア構成を示す図である。
明する図である。
を示す図である。
の等レベル曲線を示す図(横から見た図)である。
場合の検出値RA及び検出値RBの特性を示す図であ
る。
場合のAmax レジスタ及びBmax レジスタに格納される
値の特性を示す図である。
のフローチヤートである。
のフローチヤートである。
/2)のフローチヤートである。
/2)のフローチヤートである。
理を示すフローチヤートである。
の具体例を示す図である。
の具体例を示す図である。
の具体例を示す図である。
の具体例を示す図である。
の具体例を示す図である。
の具体例を示す図である。
の具体例を示す図である。
操作を行うモードの時の表示画面の具体例を示す図であ
る。
を示すフローチャートである。
ーチンを示すフローチャートである。
とセンサとの配置例を示す図である。
ードとセンサとの配置例を示す図である。
ードとセンサとの配置例を示す図である。
説明する図である。
Claims (6)
- 【請求項1】音楽を出力するとともに、該音楽を所定の
操作空間内を移動する物体の移動態様に応じて制御する
電子音楽装置であって、 該操作空間に光を照射する1以上の光源と該操作空間内
の物体で反射された光を受光する1以上の光センサと
を、該光源から該物体を経て該光センサに至るまでの光
の経路を少なくとも二つ持つように配置し、該各経路を
経た光の受光量に応じた検出値をそれぞれ出力するよう
にした光学手段と、 音楽を生成する信号生成手段と、 該各経路の検出値の現在値の相互関係が所定の関係とな
ったことを契機として該信号生成手段で生成される音楽
の制御を行う音楽制御手段とを備えた電子音楽装置。 - 【請求項2】音楽を出力するとともに、該音楽を所定の
操作空間内を移動する物体の移動態様に応じて制御する
電子音楽装置であって、 該操作空間に光を照射する光源と該操作空間内の物体で
反射された光を受光する光センサとを備え、該光センサ
の受光量に応じた検出値を出力するようにした光学手段
と、 該物体の移動に伴って出現する該検出値のピーク値を検
出するピーク値検出手段と、 音楽を生成する信号生成手段と、 該ピーク値検出手段がピーク値を検出したことを契機に
して該信号生成手段で生成される音楽の制御を行う音楽
制御手段とを備えた電子音楽装置。 - 【請求項3】音楽を出力するとともに、該音楽を所定の
操作空間内を移動する物体の移動態様に応じて制御する
電子音楽装置であって、該操作空間に光を照射する1以
上の光源と該操作空間内の物体で反射された光を受光す
る1以上の光センサとを、該光源から該物体を経て該光
センサに至るまでの光の経路を少なくとも二つ持つよう
に配置し、該各経路を経た光の受光量に応じた検出値を
それぞれ出力するようにした光学手段と、 該各経路の検出値のそれぞれについて該検出値の現在ま
での最大値を検出する最大値検出手段と、 音楽を生成する信号生成手段と、 該各経路の検出値の最大値の相互関係に応じて、該信号
生成手段の予め定められた種類の異なる複数の音楽制御
態様の中からいずれかの音楽制御態様を選択する選択手
段とを備えた電子音楽装置。 - 【請求項4】音楽を出力するとともに、該音楽を所定の
操作空間内を移動する物体の移動態様に応じて制御する
電子音楽装置であって、 該操作空間に光を照射する光源と該操作空間内の物体で
反射された光を受光する光センサとを備え、該光センサ
の受光量に応じた検出値を出力するようにした光学手段
と、 該物体の移動に伴って出現する該検出値のピーク値を検
出するピーク値検出手段と、 音楽を生成する信号生成手段と、 予め該ピーク値の取りえる範囲を2以上の範囲に分けて
その各範囲に対して該信号生成手段の異なる種類の音楽
制御態様がそれぞれ割り当ててあり、該ピーク値検出手
段で検出したピーク値に応じて該ピーク値の属する範囲
に対応した音楽制御態様を選択する選択手段とを備えた
電子音楽装置。 - 【請求項5】該各経路の検出値のそれぞれについて該検
出値の現在までの最大値を検出する最大値検出手段と、 該各経路の検出値の最大値の相互関係に応じて、該信号
生成手段の予め定められた種類の異なる複数の音楽制御
態様の中からいずれかの音楽制御態様を選択する選択手
段とを備え、 前記音楽制御手段は、該各経路の検出値の現在値の相互
関係が所定の関係になったことを契機として該選択手段
により選択された音楽制御態様の音楽制御を行うように
した請求項1記載の電子音楽装置。 - 【請求項6】前記ピーク値検出手段がピーク値を検出し
たことを契機として前記選択手段により選択された音楽
制御態様の音楽制御を行う音楽制御手段を備えた請求項
4記載の電子音楽装置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP37109798A JP3995357B2 (ja) | 1997-12-26 | 1998-12-25 | 電子音楽装置 |
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|---|---|---|---|
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| JP9-360015 | 1997-12-26 | ||
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|---|---|---|---|
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-
1998
- 1998-12-25 JP JP37109798A patent/JP3995357B2/ja not_active Expired - Fee Related
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