JPH11242892A - 不揮発性半導体記憶装置およびそのデータ書き込み方法 - Google Patents
不揮発性半導体記憶装置およびそのデータ書き込み方法Info
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- JPH11242892A JPH11242892A JP14770898A JP14770898A JPH11242892A JP H11242892 A JPH11242892 A JP H11242892A JP 14770898 A JP14770898 A JP 14770898A JP 14770898 A JP14770898 A JP 14770898A JP H11242892 A JPH11242892 A JP H11242892A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】確実にセルフ−ブーストを起こすことができ、
ディスターブ耐性を改善できる不揮発性半導体記憶装置
を提供する。 【解決手段】 セルフ−ブーストを用いてデータの書き
込みを行う半導体不揮発性記憶装置において、データ書
き込み動作時、ビット線BL1に接続された選択トラン
ジスタSG1Bのゲートに電源電圧VCCより高いパス電
圧Vpassを印加するとともに、ワード線WLにVCC
を印加してメモリストリングのチャネル電位をビット線
電位と同電位にした後、ビット線に接続された選択トラ
ンジスタSG1BのゲートにVCCを印加し、選択された
ワード線にVpgmを印加し、非選択のワード線に中間
電圧Vpassを印加する
ディスターブ耐性を改善できる不揮発性半導体記憶装置
を提供する。 【解決手段】 セルフ−ブーストを用いてデータの書き
込みを行う半導体不揮発性記憶装置において、データ書
き込み動作時、ビット線BL1に接続された選択トラン
ジスタSG1Bのゲートに電源電圧VCCより高いパス電
圧Vpassを印加するとともに、ワード線WLにVCC
を印加してメモリストリングのチャネル電位をビット線
電位と同電位にした後、ビット線に接続された選択トラ
ンジスタSG1BのゲートにVCCを印加し、選択された
ワード線にVpgmを印加し、非選択のワード線に中間
電圧Vpassを印加する
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、NAND型フラッ
シュメモリ等の不揮発性半導体記憶装置及びそのデータ
書き込み方法に関するものである。
シュメモリ等の不揮発性半導体記憶装置及びそのデータ
書き込み方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、EPROM、フラッシュメモリ等
の半導体不揮発性記憶装置においては、チャネルホット
エレクトロン注入(以下、CHE)によりフローティン
グゲートに電子を注入してデータの書き込みを行うNO
R型の半導体不揮発性記憶装置が主流であった。しか
し、上述したNOR型半導体不揮発性記憶装置において
は、2個のメモリトランジスタで1個のビットコンタク
トおよびソース線を共有するため、高集積化が困難であ
り、大容量化が図れないという問題がある。
の半導体不揮発性記憶装置においては、チャネルホット
エレクトロン注入(以下、CHE)によりフローティン
グゲートに電子を注入してデータの書き込みを行うNO
R型の半導体不揮発性記憶装置が主流であった。しか
し、上述したNOR型半導体不揮発性記憶装置において
は、2個のメモリトランジスタで1個のビットコンタク
トおよびソース線を共有するため、高集積化が困難であ
り、大容量化が図れないという問題がある。
【0003】以上の観点から、複数個のメモリトランジ
スタを直列接続してNAND列を構成し、2個のNAN
D列で1個のビットコンタクトおよびソース線を共有す
ることにより、高集積化を実現したNAND型フラッシ
ュメモリが提案されている。
スタを直列接続してNAND列を構成し、2個のNAN
D列で1個のビットコンタクトおよびソース線を共有す
ることにより、高集積化を実現したNAND型フラッシ
ュメモリが提案されている。
【0004】一般的なNAND型フラッシュメモリにお
いて、消去動作は、選択NAND列ブロックの全ワード
線に0V、非選択NAND列ブロックの全ワード線およ
びメモリアレイの基板に高電圧(たとえば20V)を印
加する。その結果、選択NAND列ブロックのメモリト
ランジスタのみ、フローティングゲートから基板に電子
が引き抜かれて、メモリトランジスタのしきい値電圧は
負方向にシフトして、たとえば−3V程度になる。
いて、消去動作は、選択NAND列ブロックの全ワード
線に0V、非選択NAND列ブロックの全ワード線およ
びメモリアレイの基板に高電圧(たとえば20V)を印
加する。その結果、選択NAND列ブロックのメモリト
ランジスタのみ、フローティングゲートから基板に電子
が引き抜かれて、メモリトランジスタのしきい値電圧は
負方向にシフトして、たとえば−3V程度になる。
【0005】一方、データの書き込み動作は、選択する
ワード線に接続されたメモリトランジスタ一括に、いわ
ゆるページ単位で行われ、選択するワード線に高電圧
(たとえば18V)を、書き込みすべき(0データ)メ
モリトランジスタが接続されたビット線に0V、書き込
みを禁止すべき(1データ)メモリトランジスタが接続
されたビット線に中間電圧(たとえば8V)を印加す
る。その結果、書き込みすべき選択メモリトランジスタ
のみ、フローティングゲート中に電子が注入されて、選
択メモリトランジスタのしきい値電圧は正方向にシフト
して、たとえば2V程度になる。
ワード線に接続されたメモリトランジスタ一括に、いわ
ゆるページ単位で行われ、選択するワード線に高電圧
(たとえば18V)を、書き込みすべき(0データ)メ
モリトランジスタが接続されたビット線に0V、書き込
みを禁止すべき(1データ)メモリトランジスタが接続
されたビット線に中間電圧(たとえば8V)を印加す
る。その結果、書き込みすべき選択メモリトランジスタ
のみ、フローティングゲート中に電子が注入されて、選
択メモリトランジスタのしきい値電圧は正方向にシフト
して、たとえば2V程度になる。
【0006】かかるNAND型フラッシュメモリにおい
ては、データの書き込みおよび消去ともFN(Fowler No
rdheim) トンネル電流により行うため、動作電流をチッ
プ内昇圧回路から供給することが比較的容易であり、単
一電源で動作させ易いという利点がある。さらには、ペ
ージ単位で、つまり選択するワード線に接続されたメモ
リトランジスタ一括にデータ書き込みが行われるため、
当然の結果として、書き込み速度の点で優位である。
ては、データの書き込みおよび消去ともFN(Fowler No
rdheim) トンネル電流により行うため、動作電流をチッ
プ内昇圧回路から供給することが比較的容易であり、単
一電源で動作させ易いという利点がある。さらには、ペ
ージ単位で、つまり選択するワード線に接続されたメモ
リトランジスタ一括にデータ書き込みが行われるため、
当然の結果として、書き込み速度の点で優位である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したN
AND型フラッシュメモリは、以下の不利益を有する。
すなわち、NAND型フラッシュメモリのデータ書き込
み動作は、ページ単位で行われるため、書き込みを禁止
すべきメモリトランジスタが接続されたすべてのビット
線に対しては中間電圧(たとえば8V)を印加する必要
がある。ページ単位でのビット線本数は、通常512バ
イト、つまり、およそ4000本にもなるため、前記中
間電圧を発生する昇圧回路の負荷が大きい。また上記の
データ書き込み動作は、書き込みメモリトランジスタの
しきい値電圧を制御する必要から、複数回の書き込み/
ベリファイ動作を繰り返し行うため、各書き込み毎に、
上記書き込み禁止ビット線を中間電圧に充電する必要が
ある。
AND型フラッシュメモリは、以下の不利益を有する。
すなわち、NAND型フラッシュメモリのデータ書き込
み動作は、ページ単位で行われるため、書き込みを禁止
すべきメモリトランジスタが接続されたすべてのビット
線に対しては中間電圧(たとえば8V)を印加する必要
がある。ページ単位でのビット線本数は、通常512バ
イト、つまり、およそ4000本にもなるため、前記中
間電圧を発生する昇圧回路の負荷が大きい。また上記の
データ書き込み動作は、書き込みメモリトランジスタの
しきい値電圧を制御する必要から、複数回の書き込み/
ベリファイ動作を繰り返し行うため、各書き込み毎に、
上記書き込み禁止ビット線を中間電圧に充電する必要が
ある。
【0008】このため、書き込み/ベリファイ回数が多
くなると、実質的な書き込み時間より、むしろ書き込み
/ベリファイ動作におけるビット線電圧の切り替えに要
する時間が支配的となり、書き込み速度が律速され、高
速書き込みが困難となる。さらには、各ビット線毎に設
けられページデータをラッチするためのデータラッチ回
路は、中間電圧を扱うため高耐圧仕様とする必要があ
り、必然的にサイズが大きくなり、したがって各ビット
線毎のデータラッチ回路のレイアウトが困難となる。
くなると、実質的な書き込み時間より、むしろ書き込み
/ベリファイ動作におけるビット線電圧の切り替えに要
する時間が支配的となり、書き込み速度が律速され、高
速書き込みが困難となる。さらには、各ビット線毎に設
けられページデータをラッチするためのデータラッチ回
路は、中間電圧を扱うため高耐圧仕様とする必要があ
り、必然的にサイズが大きくなり、したがって各ビット
線毎のデータラッチ回路のレイアウトが困難となる。
【0009】上述した問題点を解決して、低電圧での単
一電源動作に適し、高速書き込みが可能で、しかも各ビ
ット線毎のデータラッチ回路のレイアウトが容易なNA
ND型フラッシュメモリの新しい書き込み方式が、以下
の文献に開示されている。文献:IEEE JOURN
AL OF SOLID- STATE CIRCUIT
S,VOL.30,NO.11,NOVEMBER 1
995 p1152〜p1153における記述、および
Fig5〜Fig6。
一電源動作に適し、高速書き込みが可能で、しかも各ビ
ット線毎のデータラッチ回路のレイアウトが容易なNA
ND型フラッシュメモリの新しい書き込み方式が、以下
の文献に開示されている。文献:IEEE JOURN
AL OF SOLID- STATE CIRCUIT
S,VOL.30,NO.11,NOVEMBER 1
995 p1152〜p1153における記述、および
Fig5〜Fig6。
【0010】上述した文献に開示されたデータ書き込み
動作は、書き込みを禁止すべきメモリトランジスタが接
続されたNAND列をフローティング状態として、当該
NAND列のチャネル部電圧を、主として非選択ワード
線に印加されるパス電圧(たとえば10V)との容量カ
ップリングにより、自動的に昇圧する。この自動昇圧動
作は、セルフ−ブースト動作と呼ばれる。
動作は、書き込みを禁止すべきメモリトランジスタが接
続されたNAND列をフローティング状態として、当該
NAND列のチャネル部電圧を、主として非選択ワード
線に印加されるパス電圧(たとえば10V)との容量カ
ップリングにより、自動的に昇圧する。この自動昇圧動
作は、セルフ−ブースト動作と呼ばれる。
【0011】図3は、上述したセルフ−ブースト動作に
よりNAND型フラッシュメモリのデータ書き込みを行
う場合の動作を説明するための図である。
よりNAND型フラッシュメモリのデータ書き込みを行
う場合の動作を説明するための図である。
【0012】図3のNAND型フラッシュメモリは、便
宜上、2本のビット線に接続されたNAND列1本に4
個のメモリトランジスタが直列接続された場合のメモリ
アレイを示す図であるが、実際のメモリアレイにおいて
は、1本のNAND列に直列接続されるメモリトランジ
スタの個数は16個程度が一般的である。図3におい
て、BLa、BLbはビット線を示し、ビット線BLa
には2個の選択トランジスタST1a〜ST2a、およ
び4個のメモリトランジスタMT1a〜MT4aが直列
接続されたNAND列が接続される。また、ビット線B
Lbには2個の選択トランジスタST1b〜ST2b、
および4個のメモリトランジスタMT1b〜MT4bが
直列接続されたNAND列が接続される。選択トランジ
スタタST1aおよびST1bは第1NAND列選択線
SL1により制御され、選択トランジスタタST2aお
よびST2bは第2NAND列選択線SL2により制御
される。また、メモリトランジスタMT1a〜MT4a
およびMT1b〜MT4bはそれぞれワード線WL1〜
WL4により制御される。
宜上、2本のビット線に接続されたNAND列1本に4
個のメモリトランジスタが直列接続された場合のメモリ
アレイを示す図であるが、実際のメモリアレイにおいて
は、1本のNAND列に直列接続されるメモリトランジ
スタの個数は16個程度が一般的である。図3におい
て、BLa、BLbはビット線を示し、ビット線BLa
には2個の選択トランジスタST1a〜ST2a、およ
び4個のメモリトランジスタMT1a〜MT4aが直列
接続されたNAND列が接続される。また、ビット線B
Lbには2個の選択トランジスタST1b〜ST2b、
および4個のメモリトランジスタMT1b〜MT4bが
直列接続されたNAND列が接続される。選択トランジ
スタタST1aおよびST1bは第1NAND列選択線
SL1により制御され、選択トランジスタタST2aお
よびST2bは第2NAND列選択線SL2により制御
される。また、メモリトランジスタMT1a〜MT4a
およびMT1b〜MT4bはそれぞれワード線WL1〜
WL4により制御される。
【0013】次に、図3のNAND型フラッシュメモリ
において、ワード線WL2を選択してページ書き込みを
する場合に、MT2aが書き込みを禁止すべきメモリト
ランジスタであり、MT2bが書き込みすべきメモリト
ランジスタである場合の、動作について説明する。
において、ワード線WL2を選択してページ書き込みを
する場合に、MT2aが書き込みを禁止すべきメモリト
ランジスタであり、MT2bが書き込みすべきメモリト
ランジスタである場合の、動作について説明する。
【0014】まず、NAND列選択線SL1に電源電圧
VCC(3.3V)、選択線SL2に接地電圧GND(0
V)を印加して、書き込みを禁止すべきメモリトランジ
スタMT2aが接続されたビット線BLaに電源電圧V
CC(3.3V)、書き込みすべきメモリトランジスタM
T2bが接続されたビット線BLbに接地電圧GND
(0V)が印加される。次に、選択ワード線WL2に書
き込み電圧Vpgm(たとえば18V)が、非選択ワー
ド線WL1、WL3〜WL4にパス電圧Vpass(た
とえば10V)が印加される。
VCC(3.3V)、選択線SL2に接地電圧GND(0
V)を印加して、書き込みを禁止すべきメモリトランジ
スタMT2aが接続されたビット線BLaに電源電圧V
CC(3.3V)、書き込みすべきメモリトランジスタM
T2bが接続されたビット線BLbに接地電圧GND
(0V)が印加される。次に、選択ワード線WL2に書
き込み電圧Vpgm(たとえば18V)が、非選択ワー
ド線WL1、WL3〜WL4にパス電圧Vpass(た
とえば10V)が印加される。
【0015】その結果、書き込みを禁止すべきメモリト
ランジスタMT2aが接続されたNAND列のチャネル
部はフローティング状態となり、当該チャネル部の電位
は主として非選択ワード線(図3においては3本である
が、一般的には15本である)に印加されるパス電圧V
passとのキャパシタカップリングにより、ブースト
され書き込み禁止電圧まで上昇して、メモリトランジス
タMT2aへのデータ書き込みが禁止される。一方、書
き込みすべきメモリトランジスタMT2bが接続された
NAND列のチャネル部は接地電圧GND(0V)に設
定され、選択ワード線に印加された書き込み電圧Vpg
mとの電位差により、メモリトランジスタMT2bへの
データ書き込みがなされ、しきい値電圧は正方向にシフ
トして、たとえば消去状態の−3Vから2V程度にな
る。
ランジスタMT2aが接続されたNAND列のチャネル
部はフローティング状態となり、当該チャネル部の電位
は主として非選択ワード線(図3においては3本である
が、一般的には15本である)に印加されるパス電圧V
passとのキャパシタカップリングにより、ブースト
され書き込み禁止電圧まで上昇して、メモリトランジス
タMT2aへのデータ書き込みが禁止される。一方、書
き込みすべきメモリトランジスタMT2bが接続された
NAND列のチャネル部は接地電圧GND(0V)に設
定され、選択ワード線に印加された書き込み電圧Vpg
mとの電位差により、メモリトランジスタMT2bへの
データ書き込みがなされ、しきい値電圧は正方向にシフ
トして、たとえば消去状態の−3Vから2V程度にな
る。
【0016】図4(a),(b)は、上述したセルフ−
ブースト動作を説明するための図であり、図4(a)は
セルフ−ブースト動作時における書き込み禁止NAND
列内の1個のメモリトランジスタを図示したものであ
り、図4(b)はその等価回路図である。
ブースト動作を説明するための図であり、図4(a)は
セルフ−ブースト動作時における書き込み禁止NAND
列内の1個のメモリトランジスタを図示したものであ
り、図4(b)はその等価回路図である。
【0017】図4(a)において、VCはワード線WL
(コントロールゲートCG)に印加する電圧、VFはフ
ローティングゲートFGの電位、Vchはブーストされ
たNAND列チャネル電位、C− onoはコントロー
ルゲート/フローティングゲート間の3層絶縁膜で構成
される層間容量、C- toxはトンネル酸化膜容量、C
- chはソース/ドレイン拡散層領域を含むメモリトラ
ンジスタのチャネル部容量である。また、L- depは
ソース/ドレイン拡散層における空乏層広がり長であ
る。また、図4(b)において、C- insは層間容量
C- onoとトンネル酸化膜容量C- toxの直列接続
による合成容量である。
(コントロールゲートCG)に印加する電圧、VFはフ
ローティングゲートFGの電位、Vchはブーストされ
たNAND列チャネル電位、C− onoはコントロー
ルゲート/フローティングゲート間の3層絶縁膜で構成
される層間容量、C- toxはトンネル酸化膜容量、C
- chはソース/ドレイン拡散層領域を含むメモリトラ
ンジスタのチャネル部容量である。また、L- depは
ソース/ドレイン拡散層における空乏層広がり長であ
る。また、図4(b)において、C- insは層間容量
C- onoとトンネル酸化膜容量C- toxの直列接続
による合成容量である。
【0018】図4(b)の等価回路により、セルフ−ブ
ースト動作時のNAND列チャネル電位Vchは(1)
式で表わされる。
ースト動作時のNAND列チャネル電位Vchは(1)
式で表わされる。
【0019】
【数1】 Vch=Br・VC …(1) ここで、Brは下記(2)式で表わされるセルフ−ブー
スト効率であり、デバイス構造の最適設計により通常〜
0.8程度に設定する。
スト効率であり、デバイス構造の最適設計により通常〜
0.8程度に設定する。
【0020】
【数2】 Br=C- ins/(C- ins+C- ch) …(2)
【0021】ところで、書き込み時のセルフ−ブースト
動作においては、(1)式のVCはすべてのワード線印
加電圧の加重平均となるが、一般的なNAND型フラッ
シュメモリにおいてはNAND列を構成するワード線本
数は16本程度であるため、非選択ワード線に印加する
パス電圧Vpassが支配的となる。よって、(1)式
は(3)式のように表わされる。
動作においては、(1)式のVCはすべてのワード線印
加電圧の加重平均となるが、一般的なNAND型フラッ
シュメモリにおいてはNAND列を構成するワード線本
数は16本程度であるため、非選択ワード線に印加する
パス電圧Vpassが支配的となる。よって、(1)式
は(3)式のように表わされる。
【0022】
【数3】 Vch=Br・Vpass …(3)
【0023】したがって、Br≒0.8、Vpass=
10Vとすれば、Vch≒8Vとなり、充分書き込み禁
止電圧となりうる。
10Vとすれば、Vch≒8Vとなり、充分書き込み禁
止電圧となりうる。
【0024】上述したセルフ−ブースト動作によるNA
ND型フラッシュメモリのデータ書き込み動作は、非選
択ビット線に高電圧の中間電圧を印加する必要がないた
め、低電圧での単一電源動作に適し、高速書き込みが可
能で、しかも各ビット線毎のデータラッチ回路のレイア
ウトが容易である。
ND型フラッシュメモリのデータ書き込み動作は、非選
択ビット線に高電圧の中間電圧を印加する必要がないた
め、低電圧での単一電源動作に適し、高速書き込みが可
能で、しかも各ビット線毎のデータラッチ回路のレイア
ウトが容易である。
【0025】しかし、上記セルフ−ブースト動作を実現
するためには、セルフ−ブースト効率Brを最低限でも
0.6〜0.8と大きくする必要がある。セルフ−ブー
スト効率Brが充分にとれない場合は、NAND列チャ
ネル電位Vchが充分に上昇しないため、図3の例で
は、非選択メモリトランジスタMT2aに対して誤書き
込みが行われる可能性がある。また、パス電圧Vpas
sを高くすることによりチャネル電位Vchをもち上げ
ようとすると、図3の例では、非選択メモリトランジス
タMT1b、MT3b〜MT4bに対して誤書き込みが
行われる可能性がある。また、セルフ−ブースト効率B
rは原理的に1にはなりえないため、非選択メモリトラ
ンジスタに対して誤書き込みが行われない場合であって
も、ディスターブの悪化は免れない。
するためには、セルフ−ブースト効率Brを最低限でも
0.6〜0.8と大きくする必要がある。セルフ−ブー
スト効率Brが充分にとれない場合は、NAND列チャ
ネル電位Vchが充分に上昇しないため、図3の例で
は、非選択メモリトランジスタMT2aに対して誤書き
込みが行われる可能性がある。また、パス電圧Vpas
sを高くすることによりチャネル電位Vchをもち上げ
ようとすると、図3の例では、非選択メモリトランジス
タMT1b、MT3b〜MT4bに対して誤書き込みが
行われる可能性がある。また、セルフ−ブースト効率B
rは原理的に1にはなりえないため、非選択メモリトラ
ンジスタに対して誤書き込みが行われない場合であって
も、ディスターブの悪化は免れない。
【0026】さらに、この問題を考察すると、セルフ−
ブーストを実現するためには、書き込みデータが“1”
の場合(ビット線電圧:VCC−Vth)、選択ゲート用
トランジスタがカットオフしてメモリストリングチャネ
ル電圧が、非書き込み電圧にブーストされる必要があ
る。このため、書き込み時の選択ゲート用トランジスタ
のゲート電圧は電源電圧VCCと低めに設定し、なおかつ
選択ゲート用トランジスタのしきい値電圧Vthを高め
に設定してワード線が立ち上がると直ちにカットオフさ
れるようにする必要がある。したがって、ブースト電圧
は、パス電圧Vpassに容量比(セルフ−ブースト効
率)を掛けた電圧までしかブーストされない。ブースト
電圧が低い、たとえばパス電圧Vpassが9V以下である
と、書き込みデータが“1”の場合、書き込みセルでフ
ローティングゲート−チャネル間に高い電界が生じ書込
が起こってしまう。書き込み期間中にリークによってブ
ースト電圧が下がっても書き込みが起こってしまう。
ブースト電圧を上げるためにパスワード線電圧Vpas
sを、たとえば11V以上に上げると、書き込みデータ
が“0”の場合(チャネル電圧は0V)、同一ストリン
グ上の非選択セルでディスターブによる書き込みが起こ
ってしまう。
ブーストを実現するためには、書き込みデータが“1”
の場合(ビット線電圧:VCC−Vth)、選択ゲート用
トランジスタがカットオフしてメモリストリングチャネ
ル電圧が、非書き込み電圧にブーストされる必要があ
る。このため、書き込み時の選択ゲート用トランジスタ
のゲート電圧は電源電圧VCCと低めに設定し、なおかつ
選択ゲート用トランジスタのしきい値電圧Vthを高め
に設定してワード線が立ち上がると直ちにカットオフさ
れるようにする必要がある。したがって、ブースト電圧
は、パス電圧Vpassに容量比(セルフ−ブースト効
率)を掛けた電圧までしかブーストされない。ブースト
電圧が低い、たとえばパス電圧Vpassが9V以下である
と、書き込みデータが“1”の場合、書き込みセルでフ
ローティングゲート−チャネル間に高い電界が生じ書込
が起こってしまう。書き込み期間中にリークによってブ
ースト電圧が下がっても書き込みが起こってしまう。
ブースト電圧を上げるためにパスワード線電圧Vpas
sを、たとえば11V以上に上げると、書き込みデータ
が“0”の場合(チャネル電圧は0V)、同一ストリン
グ上の非選択セルでディスターブによる書き込みが起こ
ってしまう。
【0027】したがって、書き込み時のパス電圧Vpa
ssは9V≦Vpass≦11Vとなり、7. 2V≦V
ch≦8. 8Vとなる。1回の書き込み時間は10〜2
0μsであるが、この間に書き込みデータが“1”のセ
ルでリークによってチャネル電圧がある値以上に下がっ
てしまうとフローティングゲート−チャネル間のFNト
ンネルを生じさせるのに十分な電界が発生してしまい、
書き込みが起こってしまう。
ssは9V≦Vpass≦11Vとなり、7. 2V≦V
ch≦8. 8Vとなる。1回の書き込み時間は10〜2
0μsであるが、この間に書き込みデータが“1”のセ
ルでリークによってチャネル電圧がある値以上に下がっ
てしまうとフローティングゲート−チャネル間のFNト
ンネルを生じさせるのに十分な電界が発生してしまい、
書き込みが起こってしまう。
【0028】また、従来の回路では、ドレイン側の選択
ゲートSG1a(SG1b)が確実にカットオフされて
ブースト動作が開始されるように、ドレイン側選択ゲー
トを構成するNMOSトランジスタのしきい値電圧は高
めに設定されている。このため、従来のセルフ−ブース
ト方式では最初にビット線から供給される初期電荷はブ
ースト電圧にあまり寄与していなかった。
ゲートSG1a(SG1b)が確実にカットオフされて
ブースト動作が開始されるように、ドレイン側選択ゲー
トを構成するNMOSトランジスタのしきい値電圧は高
めに設定されている。このため、従来のセルフ−ブース
ト方式では最初にビット線から供給される初期電荷はブ
ースト電圧にあまり寄与していなかった。
【0029】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、確実にセルフ−ブーストを起こ
すことができ、ディスターブ耐性を改善できる不揮発性
半導体記憶装置を提供することにある。
のであり、その目的は、確実にセルフ−ブーストを起こ
すことができ、ディスターブ耐性を改善できる不揮発性
半導体記憶装置を提供することにある。
【0030】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、電気的にデータの書き込みおよび消去が
行われるメモリトランジスタが複数個接続され、その一
端および他端がゲート電圧に応じて導通状態が制御され
る選択トランジスタを介してビット線および接地線に接
続されたメモリストリングがマトリクス状に配置され、
同一行のメモリセルトランジスタの制御ゲートが共通の
ワード線に接続され、セルフ−ブーストを用いてデータ
の書き込みを行う半導体不揮発性記憶装置であって、デ
ータ書き込み動作時、ビット線に接続された選択トラン
ジスタのゲートに第1の電圧より高い第2の電圧を印加
するとともに、ワード線に第1の電圧を印加してメモリ
ストリングのチャネル電位をビット線電位と同電位にし
た後、各ビット線に接続された選択トランジスタのゲー
トに第1の電圧を印加し、選択されたワード線に第2の
電圧より高い第3の電圧を印加し、非選択のワード線に
第3の電圧と上記第1の電圧との中間の電圧を印加する
制御手段を有する。
め、本発明は、電気的にデータの書き込みおよび消去が
行われるメモリトランジスタが複数個接続され、その一
端および他端がゲート電圧に応じて導通状態が制御され
る選択トランジスタを介してビット線および接地線に接
続されたメモリストリングがマトリクス状に配置され、
同一行のメモリセルトランジスタの制御ゲートが共通の
ワード線に接続され、セルフ−ブーストを用いてデータ
の書き込みを行う半導体不揮発性記憶装置であって、デ
ータ書き込み動作時、ビット線に接続された選択トラン
ジスタのゲートに第1の電圧より高い第2の電圧を印加
するとともに、ワード線に第1の電圧を印加してメモリ
ストリングのチャネル電位をビット線電位と同電位にし
た後、各ビット線に接続された選択トランジスタのゲー
トに第1の電圧を印加し、選択されたワード線に第2の
電圧より高い第3の電圧を印加し、非選択のワード線に
第3の電圧と上記第1の電圧との中間の電圧を印加する
制御手段を有する。
【0031】本発明では、上記第1の電圧はビット線に
印加される高い方の電圧と略同電圧であり、上記中間電
圧は第2の電圧である。
印加される高い方の電圧と略同電圧であり、上記中間電
圧は第2の電圧である。
【0032】また、本発明では、上記ビット線側の選択
トランジスタは絶縁ゲート型電界効果トランジスタから
なり、しきい値電圧は標準の値に設定されている。
トランジスタは絶縁ゲート型電界効果トランジスタから
なり、しきい値電圧は標準の値に設定されている。
【0033】また、本発明では、上記メモリストリング
は、複数のメモリトランジスタが直列接続されたNAN
D列構成を有する。
は、複数のメモリトランジスタが直列接続されたNAN
D列構成を有する。
【0034】また、本発明は、電気的にデータの書き込
みおよび消去が行われるメモリトランジスタが複数個接
続され、その一端および他端がゲート電圧に応じて導通
状態が制御される選択トランジスタを介してビット線お
よび接地線に接続されたメモリストリングがマトリクス
状に配置され、同一行のメモリセルトランジスタの制御
ゲートが共通のワード線に接続され、セルフ−ブースト
を用いてデータの書き込みを行う半導体不揮発性記憶装
置のデータ書き込み方法であって、データ書き込み動作
時、ビット線に接続された選択トランジスタのゲートに
第1の電圧より高い第2の電圧を印加するとともに、ワ
ード線に第1の電圧を印加してメモリストリングのチャ
ネル電位をビット線電位と同電位にした後、各ビット線
に接続された選択トランジスタのゲートに第1の電圧を
印加し、選択されたワード線に第2の電圧より高い第3
の電圧を印加し、非選択のワード線に第3の電圧と上記
第1の電圧との中間の電圧を印加する。
みおよび消去が行われるメモリトランジスタが複数個接
続され、その一端および他端がゲート電圧に応じて導通
状態が制御される選択トランジスタを介してビット線お
よび接地線に接続されたメモリストリングがマトリクス
状に配置され、同一行のメモリセルトランジスタの制御
ゲートが共通のワード線に接続され、セルフ−ブースト
を用いてデータの書き込みを行う半導体不揮発性記憶装
置のデータ書き込み方法であって、データ書き込み動作
時、ビット線に接続された選択トランジスタのゲートに
第1の電圧より高い第2の電圧を印加するとともに、ワ
ード線に第1の電圧を印加してメモリストリングのチャ
ネル電位をビット線電位と同電位にした後、各ビット線
に接続された選択トランジスタのゲートに第1の電圧を
印加し、選択されたワード線に第2の電圧より高い第3
の電圧を印加し、非選択のワード線に第3の電圧と上記
第1の電圧との中間の電圧を印加する。
【0035】本発明によれば、ビット線充電後、ドレイ
ン側選択トランジスタのゲートに第2の電圧が供給さ
れ、選択ストリングの全ワード線が第1の電圧に持ち上
げられる。このとき、書き込みデータが“1”のメモリ
セルはドレイン側選択トランジスタから書き込み対象セ
ル間でのチャネルはほぼ第1の電圧に充電される。書き
込みデータが“0”のメモリセルはドレイン側選択トラ
ンジスタから書き込み対象セルまでのチャネルは0Vに
設定される。この後、ドレイン側選択トランジスタのゲ
ート電圧が第2の電圧から第1の電圧に下げられる。こ
のとき、書き込みデータが“1”の場合、ドレイン側選
択トランジスタのドレイン/ソース/ゲートとも全て第
1の電圧であるため、ドレイン側選択トランジスタはカ
ットオフし、チャネルがビット線から切り離される。書
き込みデータが“0”の場合、ドレイン側選択トランジ
スタは導通状態(オン状態)となっている。ここで、選
択ストリングの非選択ワード線が第3の電圧の中間電
圧、選択ワード線が第3の電圧に持ち上げられると、ド
レイン側選択トランジスタによってチャネルはビット線
と切り離され、チャネル電圧は非書き込み電圧にブース
トされる。
ン側選択トランジスタのゲートに第2の電圧が供給さ
れ、選択ストリングの全ワード線が第1の電圧に持ち上
げられる。このとき、書き込みデータが“1”のメモリ
セルはドレイン側選択トランジスタから書き込み対象セ
ル間でのチャネルはほぼ第1の電圧に充電される。書き
込みデータが“0”のメモリセルはドレイン側選択トラ
ンジスタから書き込み対象セルまでのチャネルは0Vに
設定される。この後、ドレイン側選択トランジスタのゲ
ート電圧が第2の電圧から第1の電圧に下げられる。こ
のとき、書き込みデータが“1”の場合、ドレイン側選
択トランジスタのドレイン/ソース/ゲートとも全て第
1の電圧であるため、ドレイン側選択トランジスタはカ
ットオフし、チャネルがビット線から切り離される。書
き込みデータが“0”の場合、ドレイン側選択トランジ
スタは導通状態(オン状態)となっている。ここで、選
択ストリングの非選択ワード線が第3の電圧の中間電
圧、選択ワード線が第3の電圧に持ち上げられると、ド
レイン側選択トランジスタによってチャネルはビット線
と切り離され、チャネル電圧は非書き込み電圧にブース
トされる。
【0036】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る不揮発性半
導体記憶装置の一実施形態を示す回路図である。この不
揮発性半導体記憶装置10は、メモリセルアレイ11、
書込/読出制御回路12により構成されている。そし
て、実際の装置では、ビット線がアレイ状に配置され、
これに応じた図1に示す不揮発性半導体記憶装置が複数
マトリクス状に配置される。
導体記憶装置の一実施形態を示す回路図である。この不
揮発性半導体記憶装置10は、メモリセルアレイ11、
書込/読出制御回路12により構成されている。そし
て、実際の装置では、ビット線がアレイ状に配置され、
これに応じた図1に示す不揮発性半導体記憶装置が複数
マトリクス状に配置される。
【0037】メモリセルアレイ11は、ワード線WL0
〜WL15に接続されたメモリストリングA1により構
成されている。そして、メモリストリングA1はビット
線BL1に接続されている。メモリストリングA1は、
フローティングゲートを有する不揮発性半導体記憶装置
からなるメモリセルトランジスタMT0A〜MT15A
が直列に接続されたNAND列を有しており、このNA
ND列のメモリセルトランジスタMT0Aのドレインが
選択ゲートSG1Aを介してビット線BL1に接続さ
れ、メモリセルトランジスタMT15Aのソースが選択
ゲートSG2Aを介して基準電位線VGLに接続されて
いる。なお、選択ゲートSG1Aを構成するNMOSト
ランジスタのしきい値電圧は0. 7V程度に設定されて
いる。
〜WL15に接続されたメモリストリングA1により構
成されている。そして、メモリストリングA1はビット
線BL1に接続されている。メモリストリングA1は、
フローティングゲートを有する不揮発性半導体記憶装置
からなるメモリセルトランジスタMT0A〜MT15A
が直列に接続されたNAND列を有しており、このNA
ND列のメモリセルトランジスタMT0Aのドレインが
選択ゲートSG1Aを介してビット線BL1に接続さ
れ、メモリセルトランジスタMT15Aのソースが選択
ゲートSG2Aを介して基準電位線VGLに接続されて
いる。なお、選択ゲートSG1Aを構成するNMOSト
ランジスタのしきい値電圧は0. 7V程度に設定されて
いる。
【0038】そして、選択ゲートSG1Aのゲート電極
が選択信号供給線SSLに接続され、選択ゲートSG2
Aのゲート電極が選択信号供給線GSLに接続されてい
る。
が選択信号供給線SSLに接続され、選択ゲートSG2
Aのゲート電極が選択信号供給線GSLに接続されてい
る。
【0039】書込/読出制御回路12は、nチャネルM
OS(NMOS)トランジスタNT1〜NT5、pチャ
ネルMOS(PMOS)トランジスタPT1、およびイ
ンバータの入出力同士を結合してなるラッチ回路Q1に
より構成されている。
OS(NMOS)トランジスタNT1〜NT5、pチャ
ネルMOS(PMOS)トランジスタPT1、およびイ
ンバータの入出力同士を結合してなるラッチ回路Q1に
より構成されている。
【0040】ビット線BL1とラッチ回路Q1の第1の
記憶ノードN1aとの間にNMOSトランジスタNT
1,NT2が直列に接続されている。NMOSトランジ
スタNT1とNT2の接続点がPMOSトランジスタP
T1を介して電源電圧VCCの供給ラインに接続され、N
MOSトランジスタNT3を介して接地され、かつNM
OSトランジスタNT4のゲート電極に接続されてい
る。また、ラッチ回路Q1の第2の記憶ノードN1bと
接地ラインとの間にNMOSトランジスタNT4,NT
5が直列に接続されている。
記憶ノードN1aとの間にNMOSトランジスタNT
1,NT2が直列に接続されている。NMOSトランジ
スタNT1とNT2の接続点がPMOSトランジスタP
T1を介して電源電圧VCCの供給ラインに接続され、N
MOSトランジスタNT3を介して接地され、かつNM
OSトランジスタNT4のゲート電極に接続されてい
る。また、ラッチ回路Q1の第2の記憶ノードN1bと
接地ラインとの間にNMOSトランジスタNT4,NT
5が直列に接続されている。
【0041】そして、NMOSトランジスタNT1のゲ
ート電極に信号PGM1が供給され、NMOSトランジ
スタNT2のゲート電極に信号PGM2が供給され、N
MOSトランジスタNT3のゲート電極に信号RSTが
供給され、NMOSトランジスタNT5のゲート電極に
信号RDが供給され、PMOSトランジスタPT1のゲ
ート電極に信号Vref の供給ラインが接続されている。
ート電極に信号PGM1が供給され、NMOSトランジ
スタNT2のゲート電極に信号PGM2が供給され、N
MOSトランジスタNT3のゲート電極に信号RSTが
供給され、NMOSトランジスタNT5のゲート電極に
信号RDが供給され、PMOSトランジスタPT1のゲ
ート電極に信号Vref の供給ラインが接続されている。
【0042】なお、不揮発性半導体記憶装置10は、図
示しないが、読み出し時にセル電流をかせぐため、電源
電圧VCC=3. 3Vでは4. 5〜6. 0V(以後、P5
Vと記す)にワード線昇圧を行うためのP5V用昇圧回
路を有している。
示しないが、読み出し時にセル電流をかせぐため、電源
電圧VCC=3. 3Vでは4. 5〜6. 0V(以後、P5
Vと記す)にワード線昇圧を行うためのP5V用昇圧回
路を有している。
【0043】次に、上記構成による書き込み動作につい
て、図2のタイミングチャートを参照して説明する。
て、図2のタイミングチャートを参照して説明する。
【0044】まず、信号PGM1がハイレベルに設定さ
れてNMOSトランジスタNT1が導通状態に保持され
た状態で、信号PGM2がローレベルに設定され、ビッ
ト線BL1とラッチ回路Q1の第1の記憶ノードN1a
を接続するNMOSトランジスタNT2が非導通状態に
保持される。この状態で、信号Vrefがローレベルに
設定されて、PMOSトランジスタPT1が導通状態に
保持される。その結果、ビット線が電源電圧VCCレベル
に充電される。
れてNMOSトランジスタNT1が導通状態に保持され
た状態で、信号PGM2がローレベルに設定され、ビッ
ト線BL1とラッチ回路Q1の第1の記憶ノードN1a
を接続するNMOSトランジスタNT2が非導通状態に
保持される。この状態で、信号Vrefがローレベルに
設定されて、PMOSトランジスタPT1が導通状態に
保持される。その結果、ビット線が電源電圧VCCレベル
に充電される。
【0045】ビット線充電後、信号PGM2がハイレベ
ルに設定され、NMOSトランジスタNT2が導通状態
に保持される。このとき、ラッチ回路Q1のラッチデー
タが“1”の場合はビット線電位に変化はないが、ラッ
チデータが“0”の場合はビット線電荷がラッチ回路Q
1に引かれてビット線電位は0Vとなる。
ルに設定され、NMOSトランジスタNT2が導通状態
に保持される。このとき、ラッチ回路Q1のラッチデー
タが“1”の場合はビット線電位に変化はないが、ラッ
チデータが“0”の場合はビット線電荷がラッチ回路Q
1に引かれてビット線電位は0Vとなる。
【0046】この状態で、ドレイン側選択ゲートSG1
Aのゲート電極が接続された選択信号供給線SSLがP
5V、選択ストリングの全ワード線が電源電圧VCCに持
ち上げられる。このとき、ドレイン側選択ゲートSG1
Aを構成するNMOSトランジスタのしきい値電圧を
0. 7V程度に設定されているとすると、書き込みデー
タが“1”のメモリセルはドレイン側のドレイン側選択
ゲートSG1Aから書き込み対象セル間でのチャネルは
ほぼ電源電圧VCCに充電(SG1Aから選択セルまでは
デプレッション(Vth=−2〜−3V)のため)され
る。書き込みデータが“0”のメモリセルはドレイン側
のドレイン側選択ゲートSG1Aから書き込み対象セル
までのチャネルは0Vに設定される。
Aのゲート電極が接続された選択信号供給線SSLがP
5V、選択ストリングの全ワード線が電源電圧VCCに持
ち上げられる。このとき、ドレイン側選択ゲートSG1
Aを構成するNMOSトランジスタのしきい値電圧を
0. 7V程度に設定されているとすると、書き込みデー
タが“1”のメモリセルはドレイン側のドレイン側選択
ゲートSG1Aから書き込み対象セル間でのチャネルは
ほぼ電源電圧VCCに充電(SG1Aから選択セルまでは
デプレッション(Vth=−2〜−3V)のため)され
る。書き込みデータが“0”のメモリセルはドレイン側
のドレイン側選択ゲートSG1Aから書き込み対象セル
までのチャネルは0Vに設定される。
【0047】この後、ドレイン側選択ゲートSG1Aの
ゲート電極が接続された選択信号供給線SSLがP5V
から電源電圧VCCに下げられる。このとき、書き込みデ
ータが“1”の場合、ドレイン側選択ゲートSG1Aの
ドレイン/ソース/ゲートとも全て電源電圧VCCである
ため、ドレイン側選択ゲートSG1Aはカットオフし、
チャネルがビット線BL1から切り離される。書き込み
データが“0”の場合、ドレイン側選択ゲートSG1A
は導通状態(オン状態)となっている。
ゲート電極が接続された選択信号供給線SSLがP5V
から電源電圧VCCに下げられる。このとき、書き込みデ
ータが“1”の場合、ドレイン側選択ゲートSG1Aの
ドレイン/ソース/ゲートとも全て電源電圧VCCである
ため、ドレイン側選択ゲートSG1Aはカットオフし、
チャネルがビット線BL1から切り離される。書き込み
データが“0”の場合、ドレイン側選択ゲートSG1A
は導通状態(オン状態)となっている。
【0048】ここで、選択ストリングの非選択ワード線
をVpass、選択ワード線がVpgmに持ち上げられ
ると、ドレイン側選択ゲートSG1Aによってチャネル
はビット線と切り離され、チャネル電圧は非書き込み電
圧にブーストされる。
をVpass、選択ワード線がVpgmに持ち上げられ
ると、ドレイン側選択ゲートSG1Aによってチャネル
はビット線と切り離され、チャネル電圧は非書き込み電
圧にブーストされる。
【0049】なお、チャネルに充電された電荷Q0は、
このときのチャネルとp−ウェル(well)の間の容
量をCch0とすると、次式で与えられる。
このときのチャネルとp−ウェル(well)の間の容
量をCch0とすると、次式で与えられる。
【0050】
【数4】 Q0=Cch0・Vcc …(4)
【0051】また、簡単のために全ワード線電圧をVp
assとする。このとき、選択ストリングでは、チャネ
ルとp−wellと間の容量をCch、容量Cchに充
電されている電荷をQch、Cinsに充電されている
電荷をQinsとすると、以下の式が成り立つ。
assとする。このとき、選択ストリングでは、チャネ
ルとp−wellと間の容量をCch、容量Cchに充
電されている電荷をQch、Cinsに充電されている
電荷をQinsとすると、以下の式が成り立つ。
【0052】
【数5】 −Qins+Qch=Q0(−Cins・Vins+Cch・Vch=C ch0・Vcc) …(5)
【0053】
【数6】 Vins+Vch=Vpass …(6)
【0054】これらの2式より次式が得られる。
【0055】
【数7】 Vch={Cins/(Cins+Cch)}・Vpass+{Cch0 /(Cins+Cch)・Vcc} …(7)
【0056】(7)式で第1項は(1)式と等価である
が、第2項の分だけチャネル電圧は高くなる。そして、
Cchはバリキャップ・ダイオードと同じ動作をするた
め、チャネル電圧Vchが大きくなると(7)式のCc
hは(2)式のCchより小さくなり、結果的に(7)
式の第1項も(1)式より大きくなる。
が、第2項の分だけチャネル電圧は高くなる。そして、
Cchはバリキャップ・ダイオードと同じ動作をするた
め、チャネル電圧Vchが大きくなると(7)式のCc
hは(2)式のCchより小さくなり、結果的に(7)
式の第1項も(1)式より大きくなる。
【0057】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、タイミング制御により従来より高いブースト電圧が
得られるとともに、ドレイン側選択ゲートのしきい値電
圧Vthを低く設定できるため、読み出し時のオン抵抗
が低くなり、その結果、第1アクセスの高速化も図れ
る。
ば、タイミング制御により従来より高いブースト電圧が
得られるとともに、ドレイン側選択ゲートのしきい値電
圧Vthを低く設定できるため、読み出し時のオン抵抗
が低くなり、その結果、第1アクセスの高速化も図れ
る。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
確実にセルフ−ブーストを起こすことができ、ブースト
電圧が従来より高くなり、ディスターブ耐性を改善でき
る利点がある。また、ドレイン側の選択ゲートのしきい
値電圧を低く設定でき、第1アクセスの高速化を図れ
る。
確実にセルフ−ブーストを起こすことができ、ブースト
電圧が従来より高くなり、ディスターブ耐性を改善でき
る利点がある。また、ドレイン側の選択ゲートのしきい
値電圧を低く設定でき、第1アクセスの高速化を図れ
る。
【図1】本発明に係る不揮発性半導体記憶装置の一実施
形態を示す回路図である。
形態を示す回路図である。
【図2】本発明に係る書き込み動作を説明するためのタ
イミングチャートである。
イミングチャートである。
【図3】セルフ−ブースト動作によりNAND型フラッ
シュメモリのデータ書き込みを行う場合の動作を説明す
るための図である。
シュメモリのデータ書き込みを行う場合の動作を説明す
るための図である。
【図4】(a)はセルフ−ブースト動作時における1個
のメモリトランジスタを図示したものであり、(b)は
その等価回路図である。
のメモリトランジスタを図示したものであり、(b)は
その等価回路図である。
10…不揮発性半導体記憶装置、11…メモリアレイ、
12…書込/読出制御回路、NT1〜NT5…NMOS
トランジスタ、PT1…PMOSトランジスタ、Q1…
ラッチ回路。
12…書込/読出制御回路、NT1〜NT5…NMOS
トランジスタ、PT1…PMOSトランジスタ、Q1…
ラッチ回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 29/792
Claims (10)
- 【請求項1】 電気的にデータの書き込みおよび消去が
行われるメモリトランジスタが複数個接続され、その一
端および他端がゲート電圧に応じて導通状態が制御され
る選択トランジスタを介してビット線および接地線に接
続されたメモリストリングがマトリクス状に配置され、
同一行のメモリセルトランジスタの制御ゲートが共通の
ワード線に接続され、セルフ−ブーストを用いてデータ
の書き込みを行う半導体不揮発性記憶装置であって、 データ書き込み動作時、ビット線に接続された選択トラ
ンジスタのゲートに第1の電圧より高い第2の電圧を印
加するとともに、ワード線に第1の電圧を印加してメモ
リストリングのチャネル電位をビット線電位と同電位に
した後、各ビット線に接続された選択トランジスタのゲ
ートに第1の電圧を印加し、選択されたワード線に第2
の電圧より高い第3の電圧を印加し、非選択のワード線
に第3の電圧と上記第1の電圧との中間の電圧を印加す
る制御手段を有する不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項2】 上記第1の電圧はビット線に印加される
高い方の電圧と略同電圧であり、上記中間電圧は第2の
電圧である請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項3】 上記第1の電圧は電源電圧であり、上記
中間電圧は第2の電圧である請求項1記載の不揮発性半
導体記憶装置。 - 【請求項4】 上記ビット線側の選択トランジスタは絶
縁ゲート型電界効果トランジスタからなり、しきい値電
圧は標準の値に設定されている請求項1記載の不揮発性
半導体記憶装置。 - 【請求項5】 上記ビット線側の選択トランジスタは絶
縁ゲート型電界効果トランジスタからなり、しきい値電
圧は標準の値に設定されている請求項2記載の不揮発性
半導体記憶装置。 - 【請求項6】 上記メモリストリングは、複数のメモリ
トランジスタが直列接続されたNAND列構成を有する
請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項7】 上記メモリストリングは、複数のメモリ
トランジスタが直列接続されたNAND列構成を有する
請求項2記載の不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項8】 上記メモリストリングは、複数のメモリ
トランジスタが直列接続されたNAND列構成を有する
請求項4記載の不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項9】 電気的にデータの書き込みおよび消去が
行われるメモリトランジスタが複数個接続され、その一
端および他端がゲート電圧に応じて導通状態が制御され
る選択トランジスタを介してビット線および接地線に接
続されたメモリストリングがマトリクス状に配置され、
同一行のメモリセルトランジスタの制御ゲートが共通の
ワード線に接続され、セルフ−ブーストを用いてデータ
の書き込みを行う半導体不揮発性記憶装置のデータ書き
込み方法であって、 データ書き込み動作時、ビット線に接続された選択トラ
ンジスタのゲートに第1の電圧より高い第2の電圧を印
加するとともに、ワード線に第1の電圧を印加してメモ
リストリングのチャネル電位をビット線電位と同電位に
した後、 各ビット線に接続された選択トランジスタのゲートに第
1の電圧を印加し、選択されたワード線に第2の電圧よ
り高い第3の電圧を印加し、非選択のワード線に第3の
電圧と上記第1の電圧との中間の電圧を印加する不揮発
性半導体記憶装置のデータ書き込み方法。 - 【請求項10】 上記第1の電圧はビット線に印加され
る高い方の電圧と略同電圧であり、上記中間電圧は第2
の電圧である請求項9記載の不揮発性半導体記憶装置の
データ書き込み方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14770898A JPH11242892A (ja) | 1997-12-26 | 1998-05-28 | 不揮発性半導体記憶装置およびそのデータ書き込み方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36146697 | 1997-12-26 | ||
| JP9-361466 | 1997-12-26 | ||
| JP14770898A JPH11242892A (ja) | 1997-12-26 | 1998-05-28 | 不揮発性半導体記憶装置およびそのデータ書き込み方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11242892A true JPH11242892A (ja) | 1999-09-07 |
Family
ID=26478169
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14770898A Pending JPH11242892A (ja) | 1997-12-26 | 1998-05-28 | 不揮発性半導体記憶装置およびそのデータ書き込み方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11242892A (ja) |
-
1998
- 1998-05-28 JP JP14770898A patent/JPH11242892A/ja active Pending
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