JPH11243113A - ワイヤボンディング装置 - Google Patents
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- Wire Bonding (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ボール圧着径、ボンディング強度がばらつか
ず均一なボンディングを高速で行うことが可能なワイヤ
ボンディング装置を提供すること。 【解決手段】 ボンディングステージ5上に配置された
被ボンディング部品であるICチップ12までの距離情
報を得る計測手段20を設け、この計測手段20により
求めた距離情報に基づいてICチップ12の各ボンディ
ング点までの距離を演算し、この演算した各ボンディン
グ点までの距離に基づいてボンディングアーム2を制御
してボンディング接続を行う。
ず均一なボンディングを高速で行うことが可能なワイヤ
ボンディング装置を提供すること。 【解決手段】 ボンディングステージ5上に配置された
被ボンディング部品であるICチップ12までの距離情
報を得る計測手段20を設け、この計測手段20により
求めた距離情報に基づいてICチップ12の各ボンディ
ング点までの距離を演算し、この演算した各ボンディン
グ点までの距離に基づいてボンディングアーム2を制御
してボンディング接続を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体デバイスの
組立工程において、第1ボンディング点、例えば半導体
部品としての半導体チップ(ICチップ)上の電極(パ
ッド)と、第2ボンディング点、例えばフレームとして
のリードフレーム上の外部リードとをワイヤを用いて接
続するワイヤボンディング装置に関し、特にワイヤボン
ディングにおけるボンディング点までの距離を計測して
その計測した距離情報に基づいてボンディングを行うワ
イヤボンディング装置に関する。
組立工程において、第1ボンディング点、例えば半導体
部品としての半導体チップ(ICチップ)上の電極(パ
ッド)と、第2ボンディング点、例えばフレームとして
のリードフレーム上の外部リードとをワイヤを用いて接
続するワイヤボンディング装置に関し、特にワイヤボン
ディングにおけるボンディング点までの距離を計測して
その計測した距離情報に基づいてボンディングを行うワ
イヤボンディング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来のワイヤボンディング装置
の構成を示す図であり、図8は、従来のワイヤボンディ
ング装置におけるツールハイト(ツール高さ)、サーチ
レベルを示す図、図9(a)は、従来のワイヤボンディ
ング装置のボンディングアームの下降時の速度波形、
(b)は、ボンディングアームの下降時の軌跡を示す
図、図10は、リードフレームに貼着されたICチップ
の位置を示し、点線は貼着されるべき正規のICチップ
の位置を示す図、図11(a)乃至(b)はワイヤボン
ディングの工程を説明する一部断面を含む図である。
の構成を示す図であり、図8は、従来のワイヤボンディ
ング装置におけるツールハイト(ツール高さ)、サーチ
レベルを示す図、図9(a)は、従来のワイヤボンディ
ング装置のボンディングアームの下降時の速度波形、
(b)は、ボンディングアームの下降時の軌跡を示す
図、図10は、リードフレームに貼着されたICチップ
の位置を示し、点線は貼着されるべき正規のICチップ
の位置を示す図、図11(a)乃至(b)はワイヤボン
ディングの工程を説明する一部断面を含む図である。
【0003】図7に示すように、従来のワイヤボンディ
ング装置は、撮像手段としてのカメラ1と、超音波振動
子及び超音波ホーンを有し、先端に装着されたキャピラ
リ2aを有するボンディング手段としてのボンディング
アーム2と、前記ボンディング手段としてのボンディン
グアーム2を含み前記ボンディングアーム2を支軸を中
心として上下にリニアモータ若しくはカムにより駆動を
行う駆動手段3を有するボンディングヘッドと、前記ボ
ンディングアーム2の先端に装着されたキャピラリ2a
の位置を検出する位置検出手段(図示せず)と、前記ボ
ンディングヘッドを搭載してX方向及び/又はY方向に
二次元的に移動して位置決めする位置決め手段としての
XYテーブル4と、前記ボンディングアーム2の下方に
配設され前記ボンディングアーム2を揺動してキャピラ
リ2aによりボンディング作業を行うボンディングステ
ージ5と、前記カメラ1からの出力を受ける画像認識ユ
ニット8と、画像認識ユニット8からの出力を受ける表
示手段としてのモニタ9と、マイクロプロセッサを含む
コントローラユニット10と、このコントローラユニッ
ト10からの指令信号に応じて前記駆動手段3及びXY
テーブル4への駆動信号を発する駆動ユニット11とか
らなる。
ング装置は、撮像手段としてのカメラ1と、超音波振動
子及び超音波ホーンを有し、先端に装着されたキャピラ
リ2aを有するボンディング手段としてのボンディング
アーム2と、前記ボンディング手段としてのボンディン
グアーム2を含み前記ボンディングアーム2を支軸を中
心として上下にリニアモータ若しくはカムにより駆動を
行う駆動手段3を有するボンディングヘッドと、前記ボ
ンディングアーム2の先端に装着されたキャピラリ2a
の位置を検出する位置検出手段(図示せず)と、前記ボ
ンディングヘッドを搭載してX方向及び/又はY方向に
二次元的に移動して位置決めする位置決め手段としての
XYテーブル4と、前記ボンディングアーム2の下方に
配設され前記ボンディングアーム2を揺動してキャピラ
リ2aによりボンディング作業を行うボンディングステ
ージ5と、前記カメラ1からの出力を受ける画像認識ユ
ニット8と、画像認識ユニット8からの出力を受ける表
示手段としてのモニタ9と、マイクロプロセッサを含む
コントローラユニット10と、このコントローラユニッ
ト10からの指令信号に応じて前記駆動手段3及びXY
テーブル4への駆動信号を発する駆動ユニット11とか
らなる。
【0004】従来のワイヤボンディング装置は、図7及
び図10に示すように、正方形若しくは長方形状からな
る複数のICチップ12上に形成されてなる複数のパッ
ド12aとリードフレームL\Fの複数のリード15と
の間でワイヤを用いてボンディング接続を行う。
び図10に示すように、正方形若しくは長方形状からな
る複数のICチップ12上に形成されてなる複数のパッ
ド12aとリードフレームL\Fの複数のリード15と
の間でワイヤを用いてボンディング接続を行う。
【0005】このワイヤボンディング装置は、作業開始
に際して図示せぬ搬送手段により加熱されているボンデ
ィングステージ5上に前記リードフレームL\Fを搬入
し、かつ、最先のICチップ12をボンディング作業位
置に位置決めする。前記ボンディングステージ5の加熱
は、ヒータ5aにより行い、被ボンディング部品である
リードフレームL/Fを加熱する。
に際して図示せぬ搬送手段により加熱されているボンデ
ィングステージ5上に前記リードフレームL\Fを搬入
し、かつ、最先のICチップ12をボンディング作業位
置に位置決めする。前記ボンディングステージ5の加熱
は、ヒータ5aにより行い、被ボンディング部品である
リードフレームL/Fを加熱する。
【0006】前記ボンディングステージ5上に位置決め
されると、ボンディングアーム2及びXYテーブル4が
作動して最先のICチップ12においてボンディング作
業が行われる。
されると、ボンディングアーム2及びXYテーブル4が
作動して最先のICチップ12においてボンディング作
業が行われる。
【0007】しかしながら、前記ワイヤボンディング装
置では、一連のボンディング作業を行う前に各種の条件
設定、すなわちボンディングパラメータの設定を行う必
要がある。
置では、一連のボンディング作業を行う前に各種の条件
設定、すなわちボンディングパラメータの設定を行う必
要がある。
【0008】前記ボンディングパラメータとしては、ツ
ールハイト(ツール高さ)、サーチレベル、サーチスピ
ード等などがある。以下に図8を参照して、これらのボ
ンディングパラメータを説明する。
ールハイト(ツール高さ)、サーチレベル、サーチスピ
ード等などがある。以下に図8を参照して、これらのボ
ンディングパラメータを説明する。
【0009】図8に示すように、前記ツールハイトと
は、ボンディングアーム2の先端に装着されているキャ
ピラリ2aの原点位置(図8の0)から第1ボンディン
グ点であるICチップ12上のパッドの表面までの距離
(図8のLa)及び第2ボンディング点であるリード1
5の表面までの距離(図8のLb)をいう。キャピラリ
12aの原点位置は、予め設定して行う。
は、ボンディングアーム2の先端に装着されているキャ
ピラリ2aの原点位置(図8の0)から第1ボンディン
グ点であるICチップ12上のパッドの表面までの距離
(図8のLa)及び第2ボンディング点であるリード1
5の表面までの距離(図8のLb)をいう。キャピラリ
12aの原点位置は、予め設定して行う。
【0010】このツールハイトの設定は、ボンディング
アーム2の予め設定した原点位置よりボンディングアー
ム2を低速で降下させキャピラリ2aの先端がボンディ
ング表面、すなわちICチップ12のパッド(図10の
12a)又はリード15に当接するまでの距離をボンデ
ィングアーム2の位置を検出する位置検出手段としての
エンコーダの出力を計数して行う。
アーム2の予め設定した原点位置よりボンディングアー
ム2を低速で降下させキャピラリ2aの先端がボンディ
ング表面、すなわちICチップ12のパッド(図10の
12a)又はリード15に当接するまでの距離をボンデ
ィングアーム2の位置を検出する位置検出手段としての
エンコーダの出力を計数して行う。
【0011】また、図9(a)及び(b)に示すよう
に、サーチレベルSとは、ボンディングアーム2の下降
速度が高速から低速に変わる時のキャピラリ2aの高さ
である。
に、サーチレベルSとは、ボンディングアーム2の下降
速度が高速から低速に変わる時のキャピラリ2aの高さ
である。
【0012】図9(a)は、ボンディング時のボンディ
ングアーム2の下降時の速度波形を示し、(b)はキャ
ピラリ2aの軌跡を夫々示す。
ングアーム2の下降時の速度波形を示し、(b)はキャ
ピラリ2aの軌跡を夫々示す。
【0013】ボンディングアーム2は高速で降下し、サ
ーチレベルSの手前より減速しサーチレベルSよりサー
チスピード(図9(a)のVs)で降下してキャピラリ
2aの先端に係止しているボール19が第1ボンディン
グ点のパッドに当接する。また、第2ボンディング点で
は、キャピラリ2aの先端から繰り出されているワイヤ
18(図11(d)参照)がリード15の表面に当接す
る。
ーチレベルSの手前より減速しサーチレベルSよりサー
チスピード(図9(a)のVs)で降下してキャピラリ
2aの先端に係止しているボール19が第1ボンディン
グ点のパッドに当接する。また、第2ボンディング点で
は、キャピラリ2aの先端から繰り出されているワイヤ
18(図11(d)参照)がリード15の表面に当接す
る。
【0014】前記サーチレベルSは、図8に示すよう
に、ICチップ12とリード15とでは異なる設定をし
ている。すなわち、図8に示すように、ICチップ12
の表面及びリード15の表面からサーチレベル(図8の
S1,S2)までの高さ(図8のh1,h2)は、通常1
50μmから200μmで設定している。
に、ICチップ12とリード15とでは異なる設定をし
ている。すなわち、図8に示すように、ICチップ12
の表面及びリード15の表面からサーチレベル(図8の
S1,S2)までの高さ(図8のh1,h2)は、通常1
50μmから200μmで設定している。
【0015】上記サーチレベルSの設定は、以下の理由
による。すなわち、リードフレームL/F等に装着され
ているICチップ12の高さが樹脂、半田、金などの導
電性の接合材で接合されているため、この接合材の厚さ
のばらつきなどによりICチップ12自体の厚さがばら
ついてしまい各ICチップ12毎に異なっている。ま
た、接合材の厚さが不均一なため、ICチップ12が高
さ方向に傾いて装着されていることもある。
による。すなわち、リードフレームL/F等に装着され
ているICチップ12の高さが樹脂、半田、金などの導
電性の接合材で接合されているため、この接合材の厚さ
のばらつきなどによりICチップ12自体の厚さがばら
ついてしまい各ICチップ12毎に異なっている。ま
た、接合材の厚さが不均一なため、ICチップ12が高
さ方向に傾いて装着されていることもある。
【0016】他方、図10に示すリード15についても
リード部材の厚さのばらつき、リードの反り等でリード
15の表面の高さが異なっている。
リード部材の厚さのばらつき、リードの反り等でリード
15の表面の高さが異なっている。
【0017】従って、被ボンディング部品であるICチ
ップ12及びリード15の高さ等にばらつきがあるた
め、ボンディングパラメータとしてのサーチレベルS
は、ICチップ12の高さ及びリード15の高さのばら
つき等を十分考慮して設定する必要がある。
ップ12及びリード15の高さ等にばらつきがあるた
め、ボンディングパラメータとしてのサーチレベルS
は、ICチップ12の高さ及びリード15の高さのばら
つき等を十分考慮して設定する必要がある。
【0018】また、サーチスピードVsとは、サーチレ
ベル以下、すなわちボンディングアーム2の下降速度が
高速から低速に変わる時のキャピラリ2aの高さ以下で
のキャピラリ2aの下降速度をいう。このサーチスピー
ドVsは、図9に示すように、ボール19のパッドへの
当接時の衝撃によるボール19の初期変形量を小さくす
るためのものである。このサーチスピードは、10μm
/msec前後の速度で設定されている。
ベル以下、すなわちボンディングアーム2の下降速度が
高速から低速に変わる時のキャピラリ2aの高さ以下で
のキャピラリ2aの下降速度をいう。このサーチスピー
ドVsは、図9に示すように、ボール19のパッドへの
当接時の衝撃によるボール19の初期変形量を小さくす
るためのものである。このサーチスピードは、10μm
/msec前後の速度で設定されている。
【0019】次に、従来のワイヤボンディング装置によ
るボンディング工程について説明する。
るボンディング工程について説明する。
【0020】図10に示すように、ICチップ12は導
電性の接合材でリードフレームL\F上に貼着されてい
るが、ICチップ12が貼着された位置は貼着されるべ
き所定の位置(図10に点線で示すICチップ12’の
位置)に対してずれた位置となっている。従って、ワイ
ヤボンディングを行う前にICチップ12(パッド12
aを含む)をカメラ1で撮像し、その撮像信号を画像認
識ユニット8に入力して画像処理を行いICチップ12
の所定の位置からの位置ずれ量を求めて実際にICチッ
プ12のボンディングすべきパッド12aの位置を演算
する。
電性の接合材でリードフレームL\F上に貼着されてい
るが、ICチップ12が貼着された位置は貼着されるべ
き所定の位置(図10に点線で示すICチップ12’の
位置)に対してずれた位置となっている。従って、ワイ
ヤボンディングを行う前にICチップ12(パッド12
aを含む)をカメラ1で撮像し、その撮像信号を画像認
識ユニット8に入力して画像処理を行いICチップ12
の所定の位置からの位置ずれ量を求めて実際にICチッ
プ12のボンディングすべきパッド12aの位置を演算
する。
【0021】また、第2ボンディング点となるリード1
5の位置も正規の位置に対してずれているため、XYテ
ーブル4上に設けたブラケット21に取付固定されたカ
メラ1で複数のリード15を撮像し、その撮像信号を画
像処理して実際のリード15の位置を求めている。前記
ICチップ12’及びリード15でいう正規の位置は、
予めXYテーブル4の座標上の位置をボンディングパラ
メータとして設定している位置である。
5の位置も正規の位置に対してずれているため、XYテ
ーブル4上に設けたブラケット21に取付固定されたカ
メラ1で複数のリード15を撮像し、その撮像信号を画
像処理して実際のリード15の位置を求めている。前記
ICチップ12’及びリード15でいう正規の位置は、
予めXYテーブル4の座標上の位置をボンディングパラ
メータとして設定している位置である。
【0022】これらのずれ量の補正もボンディングパラ
メータとして設定する。
メータとして設定する。
【0023】図11(a)乃至(d)は、従来のワイヤ
ボンディング装置により前記ボンディングパラメータの
設定後に行われるワイヤボンディングの工程の説明図で
ある。
ボンディング装置により前記ボンディングパラメータの
設定後に行われるワイヤボンディングの工程の説明図で
ある。
【0024】図11(a)及び(b)に示すように、キ
ャピラリ2aの先端に送り出されたワイヤ18の先端と
放電電極16との間で放電を一定の時間起こさせてワイ
ヤ18の先端を溶融してボール19を形成し、キャピラ
リ2aの先端でワイヤ18を保持してキャピラリ2aを
第1ボンディング点となるICチップ12上のパッド1
2aの直上に位置させる。
ャピラリ2aの先端に送り出されたワイヤ18の先端と
放電電極16との間で放電を一定の時間起こさせてワイ
ヤ18の先端を溶融してボール19を形成し、キャピラ
リ2aの先端でワイヤ18を保持してキャピラリ2aを
第1ボンディング点となるICチップ12上のパッド1
2aの直上に位置させる。
【0025】次に、キャピラリ2aを高速下降させて図
9に示すサーチレベルSの手前より減速し、サーチレベ
ルSよりサーチスピードVsで降下させ、図11(c)
に示すように、キャピラリ2aの先端のボール19をパ
ッド12aに押しつける。ボール19がパッド12aに
当接したことを位置検出手段により検出後、所定のボン
ディング荷重を加えると同時にキャピラリ2aの先端に
対して前記ボンディングアーム2の超音波ホーンを介し
て超音波振動を印加してパッド12aにワイヤ18を接
続する。
9に示すサーチレベルSの手前より減速し、サーチレベ
ルSよりサーチスピードVsで降下させ、図11(c)
に示すように、キャピラリ2aの先端のボール19をパ
ッド12aに押しつける。ボール19がパッド12aに
当接したことを位置検出手段により検出後、所定のボン
ディング荷重を加えると同時にキャピラリ2aの先端に
対して前記ボンディングアーム2の超音波ホーンを介し
て超音波振動を印加してパッド12aにワイヤ18を接
続する。
【0026】続いて図11(d)に示すように、キャピ
ラリ2aを所定のループコントロールに従って上昇さ
せ、第2ボンディング点となるリード15方向に移動さ
せる。
ラリ2aを所定のループコントロールに従って上昇さ
せ、第2ボンディング点となるリード15方向に移動さ
せる。
【0027】次に、キャピラリ2aを高速下降させて、
サーチレベルSよりサーチスピードVsで降下させキャ
ピラリ2aの先端のワイヤ18をリード15に押しつけ
る。
サーチレベルSよりサーチスピードVsで降下させキャ
ピラリ2aの先端のワイヤ18をリード15に押しつけ
る。
【0028】ワイヤ18がリード15に当接したことを
位置検出手段により検出後、所定のボンディング荷重を
加えると同時にキャピラリ2aの先端に対して超音波ホ
ーンを介して超音波振動を印加してリード15に対しワ
イヤ18を接続する。
位置検出手段により検出後、所定のボンディング荷重を
加えると同時にキャピラリ2aの先端に対して超音波ホ
ーンを介して超音波振動を印加してリード15に対しワ
イヤ18を接続する。
【0029】この後キャピラリ2aを上昇させ、キャピ
ラリ2aの先端にワイヤ18を所定の長さまで突出さ
せ、予め設定したキャピラリ2aの上昇位置でワイヤカ
ットクランプ14を閉じ、リード15上のワイヤ18を
カットしてキャピラリ2aの先端にワイヤ18を所定の
長さ(ワイヤフィード量)伸長する。
ラリ2aの先端にワイヤ18を所定の長さまで突出さ
せ、予め設定したキャピラリ2aの上昇位置でワイヤカ
ットクランプ14を閉じ、リード15上のワイヤ18を
カットしてキャピラリ2aの先端にワイヤ18を所定の
長さ(ワイヤフィード量)伸長する。
【0030】次に、前記パッド12a及びリード15の
ボンディングにおける当接位置の位置検出は、ボンディ
ングアーム2を駆動する指令速度信号とボンディングア
ーム2の位置を計数するエンコーダからのフィードバッ
ク速度信号の差を比較して行う。前記エンコーダ、指令
速度信号及びエンコーダからのフィードバック速度信号
を含めて位置検出手段と称する。
ボンディングにおける当接位置の位置検出は、ボンディ
ングアーム2を駆動する指令速度信号とボンディングア
ーム2の位置を計数するエンコーダからのフィードバッ
ク速度信号の差を比較して行う。前記エンコーダ、指令
速度信号及びエンコーダからのフィードバック速度信号
を含めて位置検出手段と称する。
【0031】キャピラリ2aの先端のボール19又はワ
イヤ18がボンディング点に当接する前(サーチスピー
ドVsで降下中)は、ボンディングアーム2を駆動する
指令速度信号とボンディングアーム2のエンコーダから
のフィードバック速度信号の差はゼロであるが、キャピ
ラリ2aがボンディング点に当接した後は、エンコーダ
からのフィードバック速度信号の値はゼロとなり、ボン
ディングアーム2を駆動する指令速度信号とエンコーダ
からのフィードバック速度信号の差は大きくなり、差の
値が予め設定した所定の値以上でボンディング点に当接
したものと判断している。この当接位置の検出後、所定
のボンディング荷重及び超音波ホーンに超音波振動を印
加してボンディングを行う。
イヤ18がボンディング点に当接する前(サーチスピー
ドVsで降下中)は、ボンディングアーム2を駆動する
指令速度信号とボンディングアーム2のエンコーダから
のフィードバック速度信号の差はゼロであるが、キャピ
ラリ2aがボンディング点に当接した後は、エンコーダ
からのフィードバック速度信号の値はゼロとなり、ボン
ディングアーム2を駆動する指令速度信号とエンコーダ
からのフィードバック速度信号の差は大きくなり、差の
値が予め設定した所定の値以上でボンディング点に当接
したものと判断している。この当接位置の検出後、所定
のボンディング荷重及び超音波ホーンに超音波振動を印
加してボンディングを行う。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来のワイヤボンディング装置はICチップ12の高さの
ばらつき、リード15の高さのばらつきを吸収するため
にサーチレベルSを設定し、サーチレベルSの手前で減
速させると共に更に十分減速したサーチスピードVsで
下降してキャピラリ2aの先端のボール19又はワイヤ
18がボンディング点の表面に当接したことを位置検出
手段により検出してボンディングを行う。
来のワイヤボンディング装置はICチップ12の高さの
ばらつき、リード15の高さのばらつきを吸収するため
にサーチレベルSを設定し、サーチレベルSの手前で減
速させると共に更に十分減速したサーチスピードVsで
下降してキャピラリ2aの先端のボール19又はワイヤ
18がボンディング点の表面に当接したことを位置検出
手段により検出してボンディングを行う。
【0033】しかしながら、前記位置検出手段によるボ
ンディングアーム2の停止判断は、ボンディングアーム
2を駆動する指令速度信号とエンコーダからのフィード
バック速度信号の差の値が予め設定した所定の値以上と
なったとき、ボンディング点に当接したものと判断する
ため、実際の当接時点よりも遅れて判断される。
ンディングアーム2の停止判断は、ボンディングアーム
2を駆動する指令速度信号とエンコーダからのフィード
バック速度信号の差の値が予め設定した所定の値以上と
なったとき、ボンディング点に当接したものと判断する
ため、実際の当接時点よりも遅れて判断される。
【0034】すなわち、従来のワイヤボンディング装置
では、十分減速したサーチスピードVsであっても位置
検出手段による検出は前記キャピラリ2aがICチップ
12のパッド12a(又はリード15)に実際に当接し
てから検出する。従って、ICチップ12の高さにばら
つきがある場合などによりこの当接位置の検出が遅れた
り、また高さのばらつき等により当接時のパッドへの衝
撃力が増加してボール19の変形量がばらついたり、ま
た、ボンディング荷重及び超音波パワーの印加タイミン
グが一定せず、ボール圧着径,接合強度等が変化してボ
ンディングの信頼性が低下するおそれがある。
では、十分減速したサーチスピードVsであっても位置
検出手段による検出は前記キャピラリ2aがICチップ
12のパッド12a(又はリード15)に実際に当接し
てから検出する。従って、ICチップ12の高さにばら
つきがある場合などによりこの当接位置の検出が遅れた
り、また高さのばらつき等により当接時のパッドへの衝
撃力が増加してボール19の変形量がばらついたり、ま
た、ボンディング荷重及び超音波パワーの印加タイミン
グが一定せず、ボール圧着径,接合強度等が変化してボ
ンディングの信頼性が低下するおそれがある。
【0035】また、キャピラリ2aの先端のボール19
又はワイヤ18がサーチレベルSからパッド12aへ当
接するまでの移動時間は数十msecであり、また、当
接位置の検出も実際に当接してから数msec遅れてし
まうという問題がある。
又はワイヤ18がサーチレベルSからパッド12aへ当
接するまでの移動時間は数十msecであり、また、当
接位置の検出も実際に当接してから数msec遅れてし
まうという問題がある。
【0036】前記サーチレベルSからボンディング点ま
でを長くしたり、また位置検出手段による位置検出が遅
れたりすると、このような時間的な遅れはボンディング
時間全体に占める割合が大きくなりボンディング時間の
短縮を図ることが難しいという課題がある。
でを長くしたり、また位置検出手段による位置検出が遅
れたりすると、このような時間的な遅れはボンディング
時間全体に占める割合が大きくなりボンディング時間の
短縮を図ることが難しいという課題がある。
【0037】本発明の目的は、ボンディング実施前に相
対移動が行われる平面に対して直交する方向における所
定の基準位置からICチップ及びリードの距離を測定す
ることにより各ボンディング点までの距離を演算し、こ
の演算した距離情報に基づいてボンディングアームの作
動制御を行い、高速で、均一なボンディングを行うこと
が可能なワイヤボンディング装置を提供することにあ
る。
対移動が行われる平面に対して直交する方向における所
定の基準位置からICチップ及びリードの距離を測定す
ることにより各ボンディング点までの距離を演算し、こ
の演算した距離情報に基づいてボンディングアームの作
動制御を行い、高速で、均一なボンディングを行うこと
が可能なワイヤボンディング装置を提供することにあ
る。
【0038】
【課題を解決するための手段】本発明によるワイヤボン
ディング装置は、被ボンディング部品に対してボンディ
ングを行うボンディング手段と、前記被ボンディング部
品に対して二次元的に相対移動させて位置決めを行う位
置決め手段と、前記位置決め手段に搭載されてなり少な
くとも前記被ボンディング部品を撮像する撮像手段と、
前記相対移動が行われる平面に対して直交する方向にお
いて所定基準位置からボンディングステージ上に配置さ
れた前記被ボンディング部品までの距離情報を得る計測
手段と、前記距離情報により前記被ボンディング部品の
各ボンディング点までの距離を演算し、この演算した前
記被ボンディング部品の各ボンディング点までの距離に
基づいて前記ボンディング手段を制御する演算制御手段
とを備えたものである。
ディング装置は、被ボンディング部品に対してボンディ
ングを行うボンディング手段と、前記被ボンディング部
品に対して二次元的に相対移動させて位置決めを行う位
置決め手段と、前記位置決め手段に搭載されてなり少な
くとも前記被ボンディング部品を撮像する撮像手段と、
前記相対移動が行われる平面に対して直交する方向にお
いて所定基準位置からボンディングステージ上に配置さ
れた前記被ボンディング部品までの距離情報を得る計測
手段と、前記距離情報により前記被ボンディング部品の
各ボンディング点までの距離を演算し、この演算した前
記被ボンディング部品の各ボンディング点までの距離に
基づいて前記ボンディング手段を制御する演算制御手段
とを備えたものである。
【0039】また、本発明によるワイヤボンディング装
置の前記被ボンディング部品は、ICチップでなり、該
ICチップの少なくとも異なる3個所の位置の距離情報
を前記計測手段により求め、この求められた距離情報に
基づいて前記演算制御手段により各ボンディング点まで
の距離を演算して前記ボンディング手段を制御してボン
ディングを行うものである。
置の前記被ボンディング部品は、ICチップでなり、該
ICチップの少なくとも異なる3個所の位置の距離情報
を前記計測手段により求め、この求められた距離情報に
基づいて前記演算制御手段により各ボンディング点まで
の距離を演算して前記ボンディング手段を制御してボン
ディングを行うものである。
【0040】また、本発明によるワイヤボンディング装
置の前記ボンディング手段は、少なくともボンディング
アーム及びキャピラリを有し、前記演算制御手段は、各
ボンディング点までの距離情報に基づいて前記ボンディ
ングアームのボンディング点への当接の制御を行うもの
である。
置の前記ボンディング手段は、少なくともボンディング
アーム及びキャピラリを有し、前記演算制御手段は、各
ボンディング点までの距離情報に基づいて前記ボンディ
ングアームのボンディング点への当接の制御を行うもの
である。
【0041】また、本発明によるワイヤボンディング装
置の前記各ボンディング点までの距離情報に基づいてサ
ーチレベルを設定し、前記ボンディングアームの制御を
行うものである。
置の前記各ボンディング点までの距離情報に基づいてサ
ーチレベルを設定し、前記ボンディングアームの制御を
行うものである。
【0042】また、本発明によるワイヤボンディング装
置の前記計測手段は、少なくとも、発光手段としての半
導体レーザと、半導体レーザを駆動する駆動回路と、該
半導体レーザから発せられるレーザ光の集束等を行う投
光レンズと、受光手段としての光位置検知素子と、該光
位置検知素子への入射光の集束等を行う受光レンズと、
前記光位置検知素子の出力を増幅するアンプとからなる
ものである。
置の前記計測手段は、少なくとも、発光手段としての半
導体レーザと、半導体レーザを駆動する駆動回路と、該
半導体レーザから発せられるレーザ光の集束等を行う投
光レンズと、受光手段としての光位置検知素子と、該光
位置検知素子への入射光の集束等を行う受光レンズと、
前記光位置検知素子の出力を増幅するアンプとからなる
ものである。
【0043】
【発明の実施の形態】次に、本発明によるワイヤボンデ
ィング装置の実施例を添付図面を参照して説明する。但
し、本発明によるワイヤボンディング装置は、以下の説
明する部分以外は図7乃至図11に示した従来のワイヤ
ボンディング装置と略同一の構成及び機能を有してい
る。従って、装置全体としての構成及び動作の説明は重
複するため省略し、要部のみの説明に止める。また、以
下の説明及び図面において、従来の構成部分と同一又は
対応する部分については同じ参照符号を付している。
ィング装置の実施例を添付図面を参照して説明する。但
し、本発明によるワイヤボンディング装置は、以下の説
明する部分以外は図7乃至図11に示した従来のワイヤ
ボンディング装置と略同一の構成及び機能を有してい
る。従って、装置全体としての構成及び動作の説明は重
複するため省略し、要部のみの説明に止める。また、以
下の説明及び図面において、従来の構成部分と同一又は
対応する部分については同じ参照符号を付している。
【0044】図1に示すように、このワイヤボンディン
グ装置は、図7に示す従来のワイヤボンディング装置と
計測手段20を有する以外は同一の構成からなってい
る。この計測手段20は、例えばレーザ変位センサーな
どからなり、XYテーブル4上に設けたブラケット21
にカメラ1と共に取付固定されている。
グ装置は、図7に示す従来のワイヤボンディング装置と
計測手段20を有する以外は同一の構成からなってい
る。この計測手段20は、例えばレーザ変位センサーな
どからなり、XYテーブル4上に設けたブラケット21
にカメラ1と共に取付固定されている。
【0045】この計測手段20は、垂直方向(矢印Vに
て示す)、すなわち、ボンディング対象たる被ボンディ
ング部品としてのICチップ12及びリードフレームL
\Fのリード15(図8,図10及び図11に図示)に
対してボンディングヘッドが二次元方向への移動を行う
平面に対して直交する方向において、所定の基準位置
(後述)からボンディング対象までの距離情報を得るも
のである。
て示す)、すなわち、ボンディング対象たる被ボンディ
ング部品としてのICチップ12及びリードフレームL
\Fのリード15(図8,図10及び図11に図示)に
対してボンディングヘッドが二次元方向への移動を行う
平面に対して直交する方向において、所定の基準位置
(後述)からボンディング対象までの距離情報を得るも
のである。
【0046】図2に示すように、計測手段20は、円筒
若しくは箱状のケース25を有し、このケース25内に
は、発光手段としての半導体レーザ27と、半導体レー
ザ27を駆動する駆動回路29と、該半導体レーザ27
から発せられるレーザ光の集束等を行う投光レンズ31
と、受光手段としての光位置検知素子33と、該光位置
検知素子33への入射光の集束等を行う受光レンズ35
と、前記光位置検知素子33の出力を増幅するアンプ3
7及びアンプ38とを有している。
若しくは箱状のケース25を有し、このケース25内に
は、発光手段としての半導体レーザ27と、半導体レー
ザ27を駆動する駆動回路29と、該半導体レーザ27
から発せられるレーザ光の集束等を行う投光レンズ31
と、受光手段としての光位置検知素子33と、該光位置
検知素子33への入射光の集束等を行う受光レンズ35
と、前記光位置検知素子33の出力を増幅するアンプ3
7及びアンプ38とを有している。
【0047】前記光位置検知素子33は、測定対象(ボ
ンディング対象等)の表面40が計測の基準位置41か
ら離間している方向及び距離に応じた信号を発する。詳
しくは、前記半導体レーザ27から発せられるレーザ光
はこの表面40で反射してその反射光が該光位置検知素
子33に入射してスポットを形成するが、該表面40が
基準位置41に対してA方向若しくはB方向のどちら側
に位置するかによって該スポットが該光位置検知素子3
3上でA’、B’方向に移動する。また、前記スポット
の移動量は、基準位置41に対して表面40の距離に対
応する。従って、光位置検知素子33は、このスポット
の移動方向及び移動量に応じた電気信号を発する。
ンディング対象等)の表面40が計測の基準位置41か
ら離間している方向及び距離に応じた信号を発する。詳
しくは、前記半導体レーザ27から発せられるレーザ光
はこの表面40で反射してその反射光が該光位置検知素
子33に入射してスポットを形成するが、該表面40が
基準位置41に対してA方向若しくはB方向のどちら側
に位置するかによって該スポットが該光位置検知素子3
3上でA’、B’方向に移動する。また、前記スポット
の移動量は、基準位置41に対して表面40の距離に対
応する。従って、光位置検知素子33は、このスポット
の移動方向及び移動量に応じた電気信号を発する。
【0048】上記光位置検知素子33が発する電気信号
は前記アンプ37及びアンプ38によって増幅され、図
示しないA/D変換回路を経てデジタル信号に変換され
て演算制御手段としてのコントローラユニット10に距
離情報として供給される(図1参照)。この演算制御手
段としてのコントローラユニット10は、内蔵のメモリ
(RAM)内にこの距離情報を記憶し、この記憶情報に
基づき後述の種々の制御を行う。
は前記アンプ37及びアンプ38によって増幅され、図
示しないA/D変換回路を経てデジタル信号に変換され
て演算制御手段としてのコントローラユニット10に距
離情報として供給される(図1参照)。この演算制御手
段としてのコントローラユニット10は、内蔵のメモリ
(RAM)内にこの距離情報を記憶し、この記憶情報に
基づき後述の種々の制御を行う。
【0049】計測手段20は、ボンディングアーム2の
先端のキャピラリ2aから測定対象(被ボンディング部
品としてのICチップ12又はリード15等のボンディ
ング対象)の表面40までの距離を計測するために前も
つて下記の設定を行う。
先端のキャピラリ2aから測定対象(被ボンディング部
品としてのICチップ12又はリード15等のボンディ
ング対象)の表面40までの距離を計測するために前も
つて下記の設定を行う。
【0050】すなわち、図1に示すように、ボンディン
グステージ5上にICチップ12が貼着されたリードフ
レームL/Fを図示せぬ搬送手段により搬入する。
グステージ5上にICチップ12が貼着されたリードフ
レームL/Fを図示せぬ搬送手段により搬入する。
【0051】計測手段20は、図2に示す半導体レーザ
27から発せられるレーザ光をICチップ12の表面の
1個所に照射し、この計測手段20の光位置検知素子3
3が発する電気信号をアンプ37及びアンプ38によっ
て増幅してA/D変換回路により変換したデジタル信号
の出力信号のレベルが“0”となるように計測手段20
を垂直方向(矢印Vにて示す)に移動して位置決め固定
する(基準位置41の設定)。
27から発せられるレーザ光をICチップ12の表面の
1個所に照射し、この計測手段20の光位置検知素子3
3が発する電気信号をアンプ37及びアンプ38によっ
て増幅してA/D変換回路により変換したデジタル信号
の出力信号のレベルが“0”となるように計測手段20
を垂直方向(矢印Vにて示す)に移動して位置決め固定
する(基準位置41の設定)。
【0052】次に、ボンディングアーム2を下降し、レ
ーザ光が照射されたICチップ12の表面の同一個所に
キャピラリ2aの先端のボール19が当接するまでのボ
ンディングアーム2の予め設定した原点位置からの距離
(L1)をボンディングアーム2の位置を検出するエン
コーダで計数して演算制御手段としてのコントローラユ
ニット10内のメモリ(RAM)内に記憶する。この設
定は、ボンディング対象品種が交換された時一度のみ行
えばよい。
ーザ光が照射されたICチップ12の表面の同一個所に
キャピラリ2aの先端のボール19が当接するまでのボ
ンディングアーム2の予め設定した原点位置からの距離
(L1)をボンディングアーム2の位置を検出するエン
コーダで計数して演算制御手段としてのコントローラユ
ニット10内のメモリ(RAM)内に記憶する。この設
定は、ボンディング対象品種が交換された時一度のみ行
えばよい。
【0053】以後 キャピラリ2aから測定対象の表面
40までの距離(L)は、計測手段20からの出力信号
のレベルをVdとすると(L=L1+K・Vd)とな
る。但し、Kは、計測手段20からの出力信号のレベル
を距離に変換するための係数である。また、Vdは、測
定対象の表面が図2の基準位置41よりB方向に位置す
る時には+(プラス)符号を出力し、測定対象の表面が
図2の基準位置よりA方向に位置する時には−(マイナ
ス)符号を出力する。
40までの距離(L)は、計測手段20からの出力信号
のレベルをVdとすると(L=L1+K・Vd)とな
る。但し、Kは、計測手段20からの出力信号のレベル
を距離に変換するための係数である。また、Vdは、測
定対象の表面が図2の基準位置41よりB方向に位置す
る時には+(プラス)符号を出力し、測定対象の表面が
図2の基準位置よりA方向に位置する時には−(マイナ
ス)符号を出力する。
【0054】図2は、計測手段20の基準位置41及び
測定対象の表面40(図2では表面40が基準位置41
に対してB方向の場合を示す)でのキャピラリ2aの先
端のボール19が当接するまでのボンディングアーム2
の原点位置からの距離(L1)と計測手段20からの出
力信号レベルVdによる距離(K・Vd)とキャピラリ
2aから測定対象の表面40までの距離(L)との関係
を示している。
測定対象の表面40(図2では表面40が基準位置41
に対してB方向の場合を示す)でのキャピラリ2aの先
端のボール19が当接するまでのボンディングアーム2
の原点位置からの距離(L1)と計測手段20からの出
力信号レベルVdによる距離(K・Vd)とキャピラリ
2aから測定対象の表面40までの距離(L)との関係
を示している。
【0055】次に、計測手段20を用いてボンディング
点までの距離の計測方法について述べる。
点までの距離の計測方法について述べる。
【0056】まず、図1及び図10に示すように、ワイ
ヤボンディング前にICチップ12を撮像手段としての
カメラ1で撮像し、その撮像信号から画像認識ユニット
8により正規のICチップ12’の基準の位置から実際
のICチップ12の位置とのずれ量を求め、実際のIC
チップ12の位置を検出する(ICチップ位置検出)。
ヤボンディング前にICチップ12を撮像手段としての
カメラ1で撮像し、その撮像信号から画像認識ユニット
8により正規のICチップ12’の基準の位置から実際
のICチップ12の位置とのずれ量を求め、実際のIC
チップ12の位置を検出する(ICチップ位置検出)。
【0057】また、リード15側についても同様にカメ
ラ1で撮像し、その撮像信号から画像認識ユニット8に
より正規のリード15の基準の位置と実際のリード15
の基準位置とのずれ量を求め、実際のリード15のボン
ディング位置を検出する(リード位置検出)。
ラ1で撮像し、その撮像信号から画像認識ユニット8に
より正規のリード15の基準の位置と実際のリード15
の基準位置とのずれ量を求め、実際のリード15のボン
ディング位置を検出する(リード位置検出)。
【0058】また、リード15の本数が多く、リードの
幅、リード間のピッチが狭い場合は、リードロケイタ
(個々のリード15を撮像して画像認識ユニット8で各
リード15のボンディング点の位置を検出する機能)を
使用し個々のリード15のボンディング位置を検出して
もよい。
幅、リード間のピッチが狭い場合は、リードロケイタ
(個々のリード15を撮像して画像認識ユニット8で各
リード15のボンディング点の位置を検出する機能)を
使用し個々のリード15のボンディング位置を検出して
もよい。
【0059】ボンディング位置等は、X方向及びY方向
に二次元的に移動して位置決めするXYテーブル4上の
XY座標で表している。また、XYテーブル4の移動が
行われる面に対して直交する方向であるボンディングア
ーム2の位置はZ座標で表している。
に二次元的に移動して位置決めするXYテーブル4上の
XY座標で表している。また、XYテーブル4の移動が
行われる面に対して直交する方向であるボンディングア
ーム2の位置はZ座標で表している。
【0060】次に、予め設定されているICチップ12
上の異なる3点の位置座標をICチップ12の位置検出
で得られたずれ量から算出して3点の位置座標を求め
る。3点の位置は、ボンディング点であるパッドを選択
してもよい。この3点の座標の検出は、ICチップ12
の傾きも求めることが可能であるから3点以上求めても
よい。
上の異なる3点の位置座標をICチップ12の位置検出
で得られたずれ量から算出して3点の位置座標を求め
る。3点の位置は、ボンディング点であるパッドを選択
してもよい。この3点の座標の検出は、ICチップ12
の傾きも求めることが可能であるから3点以上求めても
よい。
【0061】3点の位置座標は、図3に示すように、
X,Y座標上で(X1,Y1),(X2,Y2),(X
3,Y3)とする。ICチップ12は、正方形状若しく
は長方形状からなっており、ICチップ12自体の面等
は高精度な設計がなされている。従って、3点の位置座
標は、距離データの精度を確保するためにICチップ1
2上の四隅のいずれかを指定するのが望ましいが、これ
以外の場所でもよい。
X,Y座標上で(X1,Y1),(X2,Y2),(X
3,Y3)とする。ICチップ12は、正方形状若しく
は長方形状からなっており、ICチップ12自体の面等
は高精度な設計がなされている。従って、3点の位置座
標は、距離データの精度を確保するためにICチップ1
2上の四隅のいずれかを指定するのが望ましいが、これ
以外の場所でもよい。
【0062】次に、XYテーブル4上に搭載された計測
手段20を(X1,Y1)の位置座標へ移動させる。X
Yテーブル4を停止後、計測手段20により位置座標
(X1,Y1)での測長を行う。
手段20を(X1,Y1)の位置座標へ移動させる。X
Yテーブル4を停止後、計測手段20により位置座標
(X1,Y1)での測長を行う。
【0063】計測手段20からの出力レベルをV1とす
ると、キャピラリ2aの先端のボール19からICチッ
プ12上の位置座標(X1,Y1)までの距離(Z1)
はZ1=L1+K・V1となる。
ると、キャピラリ2aの先端のボール19からICチッ
プ12上の位置座標(X1,Y1)までの距離(Z1)
はZ1=L1+K・V1となる。
【0064】同様に他の2点(X2,Y2),(X3,
Y3)でも測長を行い、それぞれの距離をZ2、Z3と
する。
Y3)でも測長を行い、それぞれの距離をZ2、Z3と
する。
【0065】図3に示すように、3点のX,Y,Z座標
上での位置座標はそれぞれ(X1,Y1,Z1),(X
2,Y2,Z2),(X3,Y3,Z3)で示される。
上での位置座標はそれぞれ(X1,Y1,Z1),(X
2,Y2,Z2),(X3,Y3,Z3)で示される。
【0066】ICチップ12の表面は平面と見なすこと
ができ、3点(X1,Y1,Z1),(X2,Y2,Z
2),(X3,Y3,Z3)を含む平面の方程式は、下
記の行列式で示される。
ができ、3点(X1,Y1,Z1),(X2,Y2,Z
2),(X3,Y3,Z3)を含む平面の方程式は、下
記の行列式で示される。
【0067】
【数1】
【0068】上記行列式を展開し、3点(X1,Y1,
Z1),(X2,Y2,Z2),(X3,Y3,Z3)
のそれぞれの値を代入し平面の1次方程式 AX+BY+CZ+D=0・・・(2) を得る。但し、A、B、C、Dは係数である。
Z1),(X2,Y2,Z2),(X3,Y3,Z3)
のそれぞれの値を代入し平面の1次方程式 AX+BY+CZ+D=0・・・(2) を得る。但し、A、B、C、Dは係数である。
【0069】上記計算は演算制御手段としてのコントロ
ーラユニット10に内蔵されているマイクロコンピュー
タによつて実行される。
ーラユニット10に内蔵されているマイクロコンピュー
タによつて実行される。
【0070】次に、第1ボンディング点であるICチッ
プ12上のパッド12aの位置座標をICチップ12の
ずれ量より算出する。算出されたX,Yの値を(1)式
に代入してZの値を求める。
プ12上のパッド12aの位置座標をICチップ12の
ずれ量より算出する。算出されたX,Yの値を(1)式
に代入してZの値を求める。
【0071】X,Yの値はワイヤボンディングを行うパ
ッドの位置座標を、Zの値はボンディングアーム2の原
点位置でのキャピラリ2aの先端のボール19からパッ
ド12aの表面までの距離を表す。
ッドの位置座標を、Zの値はボンディングアーム2の原
点位置でのキャピラリ2aの先端のボール19からパッ
ド12aの表面までの距離を表す。
【0072】ボンディングすべきパッド12aのXY位
置座標を(1)式に代入することによりZの値(Z位置
座標)を求めることができ、全パッド12a上で距離を
測長する必要がない。
置座標を(1)式に代入することによりZの値(Z位置
座標)を求めることができ、全パッド12a上で距離を
測長する必要がない。
【0073】次に、リード側のボンディング点までの距
離計測について述べる。
離計測について述べる。
【0074】リード15の距離測定は、前記リード位置
検出工程でのリード15のボンディング位置座標にXY
テーブルを移動停止させ、その位置で計測手段20によ
り測長を行う。
検出工程でのリード15のボンディング位置座標にXY
テーブルを移動停止させ、その位置で計測手段20によ
り測長を行う。
【0075】ボンディングアーム2の原点位置でのキャ
ピラリ2aの先端から測定対象であるリードの表面まで
の距離(L)は、計測手段20からの出力信号のレベル
をVeとすると(L=L1+K・Ve)となる。他のリ
ード15についても同様にXYテーブルの移動、測長を
行い各リード15(図8,図10,図11に図示)の表
面までの距離を演算する。
ピラリ2aの先端から測定対象であるリードの表面まで
の距離(L)は、計測手段20からの出力信号のレベル
をVeとすると(L=L1+K・Ve)となる。他のリ
ード15についても同様にXYテーブルの移動、測長を
行い各リード15(図8,図10,図11に図示)の表
面までの距離を演算する。
【0076】但し、前記L1は基準位置41からキャピ
ラリ2aの先端にボール19が位置する時の基準位置ま
での距離であり、リード15のボンディングではキャピ
ラリ2aの先端はワイヤ18となる。このためキャピラ
リ2aの先端からボール19の先端までの長さ(図4の
b)とキャピラリ2a先端からワイヤ18の表面までの
長さ(図4のw)の差(図4のe)を前もつてコントロ
ーラユニット10の記憶手段としてのメモリ(RAM)
に設定しておく。
ラリ2aの先端にボール19が位置する時の基準位置ま
での距離であり、リード15のボンディングではキャピ
ラリ2aの先端はワイヤ18となる。このためキャピラ
リ2aの先端からボール19の先端までの長さ(図4の
b)とキャピラリ2a先端からワイヤ18の表面までの
長さ(図4のw)の差(図4のe)を前もつてコントロ
ーラユニット10の記憶手段としてのメモリ(RAM)
に設定しておく。
【0077】この差(図4のe)をオフセットデータと
してL1に加算し、加算したデータ(L1+e)をボン
ディングアーム2の原点位置からの距離(L1)として
リードボンディング時に使用する。
してL1に加算し、加算したデータ(L1+e)をボン
ディングアーム2の原点位置からの距離(L1)として
リードボンディング時に使用する。
【0078】次に、本発明によるワイヤボンディング装
置の動作について説明する。
置の動作について説明する。
【0079】まず、XYテーブル4により第1ボンディ
ング点であるパッド12aの直上にキャピラリ2aを位
置させる。
ング点であるパッド12aの直上にキャピラリ2aを位
置させる。
【0080】次に、ボンディングアーム2はキャピラリ
2aの先端からパッド12aの表面(パッド12aのZ
位置座標)までの距離に基づき下記の制御を行う。すな
わち、コントローラユニット10よりボンディングアー
ム2をZ位置座標まで下降する指令信号が駆動ユニット
11に発せられ、ボンディングアーム2はZ位置座標ま
で下降して停止する。この時のボンディングアーム2の
下降速度波形を図5に示す。ボンディングアーム2は高
速で下降し、減速しつつ停止する。ボンディングアーム
2停止時のボール19がパッド12aに当接したときの
状態を図6(a)に示す。
2aの先端からパッド12aの表面(パッド12aのZ
位置座標)までの距離に基づき下記の制御を行う。すな
わち、コントローラユニット10よりボンディングアー
ム2をZ位置座標まで下降する指令信号が駆動ユニット
11に発せられ、ボンディングアーム2はZ位置座標ま
で下降して停止する。この時のボンディングアーム2の
下降速度波形を図5に示す。ボンディングアーム2は高
速で下降し、減速しつつ停止する。ボンディングアーム
2停止時のボール19がパッド12aに当接したときの
状態を図6(a)に示す。
【0081】従来のワイヤボンディング装置ではキャピ
ラリ2aの先端のボール19が一定速度(サーチスピー
ドVs)でパッド12aに接触するため衝撃力が発生
し、ボール19の初期変形(図6(b))が起こってい
た。本発明では、キャピラリ2aの先端のボール19が
パット12aに接触するときの速度はほぼゼロであるた
め、衝撃力の発生がなく、ボール19の初期変形が発生
しない。換言すると、本発明によるワイヤボンディング
装置は、図2に示すように、計測手段20によりキャピ
ラリ2aとボンディング点までの距離Lは、正確に求め
ることができるので従来のようにサーチレベルSの手前
から減速し、サーチレベルSからサーチスピードVsに
する必要はなく、高速から低速に切り換える位置として
のサーチレベルSを設定すればよい。従って、このサー
チレベルSは、ボンディング点に接近して設定すること
が可能となる。しかして、本発明による実施例では、図
5に示すように、サーチレベルSを設定せずに減速しつ
つボンディング点で停止する構成となっている。
ラリ2aの先端のボール19が一定速度(サーチスピー
ドVs)でパッド12aに接触するため衝撃力が発生
し、ボール19の初期変形(図6(b))が起こってい
た。本発明では、キャピラリ2aの先端のボール19が
パット12aに接触するときの速度はほぼゼロであるた
め、衝撃力の発生がなく、ボール19の初期変形が発生
しない。換言すると、本発明によるワイヤボンディング
装置は、図2に示すように、計測手段20によりキャピ
ラリ2aとボンディング点までの距離Lは、正確に求め
ることができるので従来のようにサーチレベルSの手前
から減速し、サーチレベルSからサーチスピードVsに
する必要はなく、高速から低速に切り換える位置として
のサーチレベルSを設定すればよい。従って、このサー
チレベルSは、ボンディング点に接近して設定すること
が可能となる。しかして、本発明による実施例では、図
5に示すように、サーチレベルSを設定せずに減速しつ
つボンディング点で停止する構成となっている。
【0082】次に、ボンディングアーム2の停止後ボン
ディングアーム2にボンディング荷重を加えると共に超
音波ホーンに超音波振動を印加する。ボール19の圧着
径はボンディング荷重、超音波振動(パワー)の大き
さ,印加時間で決まり安定したボンディングが行える。
ディングアーム2にボンディング荷重を加えると共に超
音波ホーンに超音波振動を印加する。ボール19の圧着
径はボンディング荷重、超音波振動(パワー)の大き
さ,印加時間で決まり安定したボンディングが行える。
【0083】ICチップ12のパッドへのボンディング
後キャピラリ2aを所定のループコントロールに従い上
昇させ第2ボンディング点となるリード方向へ移動させ
る。
後キャピラリ2aを所定のループコントロールに従い上
昇させ第2ボンディング点となるリード方向へ移動させ
る。
【0084】次にキャピラリ2aを高速で下降し、減速
しつつリード表面(リードZ位置座標)で停止する。ボ
ンディングアーム2の停止後ボンディング荷重を加える
と共に超音波ホーンに超音波振動を印加しリード15に
対してワイヤ18を接続する。このリード側について
も、サーチレベルSの設定をせず、減速しつつ停止させ
るようになっている。
しつつリード表面(リードZ位置座標)で停止する。ボ
ンディングアーム2の停止後ボンディング荷重を加える
と共に超音波ホーンに超音波振動を印加しリード15に
対してワイヤ18を接続する。このリード側について
も、サーチレベルSの設定をせず、減速しつつ停止させ
るようになっている。
【0085】この後キャピラリ2aを上昇させ、キャピ
ラリ2aの先端にワイヤ18を所定の長さまで突出さ
せ、予め設定したキャピラリ2aの上昇位置でワイヤカ
ットクランプ14を閉じ、リード15上のワイヤ18を
カットして、キャピラリ2aの先端にワイヤ18を所定
の長さ(ワイヤフィード量)伸長する。
ラリ2aの先端にワイヤ18を所定の長さまで突出さ
せ、予め設定したキャピラリ2aの上昇位置でワイヤカ
ットクランプ14を閉じ、リード15上のワイヤ18を
カットして、キャピラリ2aの先端にワイヤ18を所定
の長さ(ワイヤフィード量)伸長する。
【0086】以上説明したように、本発明によるワイヤ
ボンディング装置は、従来のワイヤボンディング装置の
ように荷重印加、超音波振動印加をボンディング点当接
位置の検出後に行う必要がなく、ボンディングアーム2
がボンディング点まで下降し終わった直後にボンディン
グ荷重印加、超音波振動の印加を行うため、ボンディン
グ点での当接位置の検出の遅れ、バラツキに影響され
ず、常に同一条件でボンディングできる。
ボンディング装置は、従来のワイヤボンディング装置の
ように荷重印加、超音波振動印加をボンディング点当接
位置の検出後に行う必要がなく、ボンディングアーム2
がボンディング点まで下降し終わった直後にボンディン
グ荷重印加、超音波振動の印加を行うため、ボンディン
グ点での当接位置の検出の遅れ、バラツキに影響され
ず、常に同一条件でボンディングできる。
【0087】また、ボンディング面までの距離情報によ
り、ボンディング点毎にサーチレベルを設定し、従来の
ワイヤボンディング装置と同様のボンディング動作も可
能である。この時のサーチレベルSは、前もつてボンデ
ィング面までの距離がわかっているためボンディング面
の近くに設定(例えばボンディング面より40μm位
置)することができるため、ボンディング時間を短縮す
ることができる。
り、ボンディング点毎にサーチレベルを設定し、従来の
ワイヤボンディング装置と同様のボンディング動作も可
能である。この時のサーチレベルSは、前もつてボンデ
ィング面までの距離がわかっているためボンディング面
の近くに設定(例えばボンディング面より40μm位
置)することができるため、ボンディング時間を短縮す
ることができる。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるワイ
ヤボンディング装置は、ボンディング実施前に相対移動
が行われる平面に対して直交する方向において所定基準
位置からICチップ及びリードの距離を測定することに
より、各ボンディング点までの距離を演算し、この演算
した距離情報によりボンディングアームの動作を制御す
ることにより、ボンディング点での当接位置の検出が不
要となるため、ボンディング時間の短縮を図ることがで
きる。
ヤボンディング装置は、ボンディング実施前に相対移動
が行われる平面に対して直交する方向において所定基準
位置からICチップ及びリードの距離を測定することに
より、各ボンディング点までの距離を演算し、この演算
した距離情報によりボンディングアームの動作を制御す
ることにより、ボンディング点での当接位置の検出が不
要となるため、ボンディング時間の短縮を図ることがで
きる。
【0089】また、本発明によるワイヤボンディング装
置は、サーチ動作によるボールの初期変形不良、初期変
形のばらつき、当接位置の検出による荷重印加、超音波
振動の印加の遅れに伴うボール圧着径、接合強度の変化
などが発生しないためボンディングの品質の向上を図る
ことが可能である。
置は、サーチ動作によるボールの初期変形不良、初期変
形のばらつき、当接位置の検出による荷重印加、超音波
振動の印加の遅れに伴うボール圧着径、接合強度の変化
などが発生しないためボンディングの品質の向上を図る
ことが可能である。
【図1】本発明によるワイヤボンディング装置の構成を
示す図である。
示す図である。
【図2】図1に示すワイヤボンディング装置の計測手段
の構成を示す図である。
の構成を示す図である。
【図3】計測点となる3点のX,Y,Z座標上の位置座
標を示す図である。
標を示す図である。
【図4】キャピラリの先端からボール先端までの長さ及
びキャピラリの先端からワイヤの表面までの長さを説明
する図である。
びキャピラリの先端からワイヤの表面までの長さを説明
する図である。
【図5】本発明によるボンディングアームの下降速度波
形を示す図である。
形を示す図である。
【図6】(a)は、本発明によるボンディングアームの
停止時のボールがパッドに当接した状態を示し、(b)
は、従来のワイヤボンディング装置のボンディングアー
ムの停止時のボールが、パッドに当接した状態(初期変
形)を示す図である。
停止時のボールがパッドに当接した状態を示し、(b)
は、従来のワイヤボンディング装置のボンディングアー
ムの停止時のボールが、パッドに当接した状態(初期変
形)を示す図である。
【図7】従来のワイヤボンディング装置の構成を示す図
である。
である。
【図8】従来のワイヤボンディング装置におけるツール
ハイト、サーチレベルを示す図である。
ハイト、サーチレベルを示す図である。
【図9】(a)は、従来のワイヤボンディング装置のボ
ンディングアームの下降時の速度波形、(b)は、ボン
ディングアームの下降時の軌跡を示す図である。
ンディングアームの下降時の速度波形、(b)は、ボン
ディングアームの下降時の軌跡を示す図である。
【図10】リードフレームに貼着されたICチップの位
置を示し、点線は貼着されるべき正規のICチップの位
置を示す図である。
置を示し、点線は貼着されるべき正規のICチップの位
置を示す図である。
【図11】(a)乃至(d)はワイヤボンディングの工
程を説明する一部断面を含む図である。
程を説明する一部断面を含む図である。
L\F リードフレーム 1 カメラ(撮像手段) 2 ボンディングアーム 2a キャピラリ 4 XYテーブル(位置決め手段) 8 画像認識ユニット 10 コントローラユニット 11 駆動ユニット 12 ICチップ 12a (ICチップ12の)パッド 14 ワイヤカットクランプ 15 リード 16 放電電極 18 ワイヤ 19 ボール 20 計測手段 27 半導体レーザ(発光手段) 29 駆動回路 33 光位置検知素子(受光手段)
Claims (5)
- 【請求項1】 被ボンディング部品に対してボンディン
グを行うボンディング手段と、 前記被ボンディング部品に対して二次元的に相対移動さ
せて位置決めを行う位置決め手段と、 前記位置決め手段に搭載されてなり少なくとも前記被ボ
ンディング部品を撮像する撮像手段と、 前記相対移動が行われる平面に対して直交する方向にお
いて所定基準位置からボンディングステージ上に配置さ
れた前記被ボンディング部品までの距離情報を得る計測
手段と、 前記距離情報により前記被ボンディング部品の各ボンデ
ィング点までの距離を演算し、この演算した前記被ボン
ディング部品の各ボンディング点までの距離に基づいて
前記ボンディング手段を制御する演算制御手段とを備え
たことを特徴とするワイヤボンディング装置。 - 【請求項2】 前記被ボンディング部品は、ICチップ
でなり、該ICチップの少なくとも異なる3個所の位置
の距離情報を前記計測手段により求め、この求められた
距離情報に基づいて前記演算制御手段により各ボンディ
ング点までの距離を演算して前記ボンディング手段を制
御してボンディングを行うことを特徴とする請求項1記
載のワイヤボンディング装置。 - 【請求項3】 前記ボンディング手段は、少なくともボ
ンディングアーム及びキャピラリを有し、前記演算制御
手段は、各ボンディング点までの距離情報に基づいて前
記ボンディングアームのボンディング点への当接の制御
を行うことを特徴とする請求項2記載のワイヤボンディ
ング装置。 - 【請求項4】 前記各ボンディング点までの距離情報に
基づいてサーチレベルを設定し、前記ボンディングアー
ムの制御を行うことを特徴とする請求項2又は請求項3
記載のワイヤボンディング装置。 - 【請求項5】 前記計測手段は、少なくとも、発光手段
としての半導体レーザと、半導体レーザを駆動する駆動
回路と、該半導体レーザから発せられるレーザ光の集束
等を行う投光レンズと、受光手段としての光位置検知素
子と、該光位置検知素子への入射光の集束等を行う受光
レンズと、前記光位置検知素子の出力を増幅するアンプ
とからなることを特徴とする請求項1記載のワイヤボン
ディング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10062140A JPH11243113A (ja) | 1998-02-25 | 1998-02-25 | ワイヤボンディング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10062140A JPH11243113A (ja) | 1998-02-25 | 1998-02-25 | ワイヤボンディング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11243113A true JPH11243113A (ja) | 1999-09-07 |
Family
ID=13191502
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10062140A Pending JPH11243113A (ja) | 1998-02-25 | 1998-02-25 | ワイヤボンディング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11243113A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003068787A (ja) * | 2001-08-23 | 2003-03-07 | Kaijo Corp | ボンディング装置 |
| CN107251208A (zh) * | 2014-12-26 | 2017-10-13 | 株式会社新川 | 封装装置 |
| CN109844914A (zh) * | 2016-08-23 | 2019-06-04 | 株式会社新川 | 打线方法与打线装置 |
| JP2020119988A (ja) * | 2019-01-23 | 2020-08-06 | 三菱電機株式会社 | ワイヤボンディング装置、ワイヤボンディング方法および半導体装置の製造方法 |
-
1998
- 1998-02-25 JP JP10062140A patent/JPH11243113A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003068787A (ja) * | 2001-08-23 | 2003-03-07 | Kaijo Corp | ボンディング装置 |
| CN107251208A (zh) * | 2014-12-26 | 2017-10-13 | 株式会社新川 | 封装装置 |
| CN109844914A (zh) * | 2016-08-23 | 2019-06-04 | 株式会社新川 | 打线方法与打线装置 |
| CN109844914B (zh) * | 2016-08-23 | 2023-04-25 | 株式会社新川 | 打线方法与打线装置 |
| JP2020119988A (ja) * | 2019-01-23 | 2020-08-06 | 三菱電機株式会社 | ワイヤボンディング装置、ワイヤボンディング方法および半導体装置の製造方法 |
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