JPH1124313A - 電子写真用カラートナー - Google Patents
電子写真用カラートナーInfo
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- JPH1124313A JPH1124313A JP19341097A JP19341097A JPH1124313A JP H1124313 A JPH1124313 A JP H1124313A JP 19341097 A JP19341097 A JP 19341097A JP 19341097 A JP19341097 A JP 19341097A JP H1124313 A JPH1124313 A JP H1124313A
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- wax
- resin
- binder resin
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 フルカラートナーにおいて、定着ローラにオ
イルを塗布することなく、良好な定着性を示し、光沢
性、透明性が高く、高温オフセットが十分に防止され
る、フルカラートナーを提供すること。 【解決手段】 少なくとも2種の結着樹脂、着色剤、ワ
ックスからなるカラートナーにおいて、前記2種の結着
樹脂が、重量平均分子量(Mw)が1万〜5万、かつ数
平均分子量(Mn)との比(Mw/Mn)が2〜5、か
つ軟化点が90〜100℃の結着樹脂Aと、Mwが2万
〜10万、かつMw/Mnが3.5〜10、かつ軟化点
が105〜135℃の結着樹脂Bを合わせ含有すること
を特徴とするカラートナー。
イルを塗布することなく、良好な定着性を示し、光沢
性、透明性が高く、高温オフセットが十分に防止され
る、フルカラートナーを提供すること。 【解決手段】 少なくとも2種の結着樹脂、着色剤、ワ
ックスからなるカラートナーにおいて、前記2種の結着
樹脂が、重量平均分子量(Mw)が1万〜5万、かつ数
平均分子量(Mn)との比(Mw/Mn)が2〜5、か
つ軟化点が90〜100℃の結着樹脂Aと、Mwが2万
〜10万、かつMw/Mnが3.5〜10、かつ軟化点
が105〜135℃の結着樹脂Bを合わせ含有すること
を特徴とするカラートナー。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は定着装置にオイルを
必要としない電子写真用カラートナーに関するものであ
る。
必要としない電子写真用カラートナーに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真方式を用いたハードコピ
ーの技術は白黒からフルカラーヘの展開が急速になされ
つつあり、フルカラーの市場は特に拡大している。フル
カラー電子写真法によるカラー画像形成は一般に3原色
であるイエロー、マゼンタ、シアンの3色のカラートナ
ーまたはそれに黒色を加えた4色を用いてすべての色の
再現を行なうものである。その一般的方法は、まず原稿
からの光をトナーの色と補色の関係にある色分解光透過
フィルターを通して光導電層上に静電潜像を形成する。
次いで現像、転写工程を経てトナーは支持体に保持され
る。次いで前述の工程を順次複数回行い、レジストレー
ションを合せつつ、同一支持体上にトナーは重ね合せら
れ、ただ一回のみの定着によって最終のフルカラー画像
が得られる。このような複数回の現像を行い、定着工程
として同一支持体上に色の異なる数種のトナー像の重ね
合せを必要とするカラー電子写真法では、カラートナー
が持つべき定着特性はきわめて重要な要素である。即
ち、定着したカラートナーは、トナー粒子による乱反射
をできる限り抑え、適度の光沢性やつやが必要である。
また、トナー層の下層にある異なる色調のトナー層を妨
げない透明性を有し、色再現性の広いカラートナーでな
ければならない。
ーの技術は白黒からフルカラーヘの展開が急速になされ
つつあり、フルカラーの市場は特に拡大している。フル
カラー電子写真法によるカラー画像形成は一般に3原色
であるイエロー、マゼンタ、シアンの3色のカラートナ
ーまたはそれに黒色を加えた4色を用いてすべての色の
再現を行なうものである。その一般的方法は、まず原稿
からの光をトナーの色と補色の関係にある色分解光透過
フィルターを通して光導電層上に静電潜像を形成する。
次いで現像、転写工程を経てトナーは支持体に保持され
る。次いで前述の工程を順次複数回行い、レジストレー
ションを合せつつ、同一支持体上にトナーは重ね合せら
れ、ただ一回のみの定着によって最終のフルカラー画像
が得られる。このような複数回の現像を行い、定着工程
として同一支持体上に色の異なる数種のトナー像の重ね
合せを必要とするカラー電子写真法では、カラートナー
が持つべき定着特性はきわめて重要な要素である。即
ち、定着したカラートナーは、トナー粒子による乱反射
をできる限り抑え、適度の光沢性やつやが必要である。
また、トナー層の下層にある異なる色調のトナー層を妨
げない透明性を有し、色再現性の広いカラートナーでな
ければならない。
【0003】一方、カラートナーの定着に用いられる定
着器は、表面剥離性の優れた材料を用いたローラを用い
るものの、ローラ表面にオイルを塗布したものが殆どで
ある。ところが、離型性を増すための多量のオイル塗布
は、転写紙のオイル汚れ、コストアップ、オイルを収納
するタンクのスペースが必要になり、定着器が大型化す
る等の問題がある。一般に、カラートナーの定着にオイ
ルを塗布する理由は、以下のとおりである。即ち、一般
にカラートナーは、白黒プリント用の黒トナーに対し
て、定着加熱時に、より熱溶融性を増し、低粘度化し
て、光沢や透明性を得る必要がある。しかし、このよう
な樹脂を用いたトナーは、熱溶融時の分子間凝集力が低
下しやすくなるため、定着熱ローラを通過時に、熱ロー
ラへのトナーの付着性が増して高温オフセット現象が発
生する。したがって、この高温オフセットを防止するた
めに、定着ローラにオイルを塗布して定着ローラへのト
ナーの付着性を低減することが一般的である。また、定
着ローラへオイルを塗布しない、いわゆるオイルレスト
ナーが試みられており、一般的にワックスをトナー中に
分散させることが提案されている。
着器は、表面剥離性の優れた材料を用いたローラを用い
るものの、ローラ表面にオイルを塗布したものが殆どで
ある。ところが、離型性を増すための多量のオイル塗布
は、転写紙のオイル汚れ、コストアップ、オイルを収納
するタンクのスペースが必要になり、定着器が大型化す
る等の問題がある。一般に、カラートナーの定着にオイ
ルを塗布する理由は、以下のとおりである。即ち、一般
にカラートナーは、白黒プリント用の黒トナーに対し
て、定着加熱時に、より熱溶融性を増し、低粘度化し
て、光沢や透明性を得る必要がある。しかし、このよう
な樹脂を用いたトナーは、熱溶融時の分子間凝集力が低
下しやすくなるため、定着熱ローラを通過時に、熱ロー
ラへのトナーの付着性が増して高温オフセット現象が発
生する。したがって、この高温オフセットを防止するた
めに、定着ローラにオイルを塗布して定着ローラへのト
ナーの付着性を低減することが一般的である。また、定
着ローラへオイルを塗布しない、いわゆるオイルレスト
ナーが試みられており、一般的にワックスをトナー中に
分散させることが提案されている。
【0004】しかし、カラートナーの場合、前述のよう
に低粘度化したトナーからワックスが十分に染み出す必
要があり、オフセットを防止することが困難である。ま
た、白黒プリント用の黒トナーのように高粘性のトナー
の場合には、トナー熱溶融時の分子間凝集力が高いた
め、ワックスが少量染み出すことでオフセットが防止で
きるが、十分なトナーの溶融は行われておらず、光沢
や、透明性が不十分である。以上から、オイルを用いな
い定着装置に使用可能で、耐オフセット性、十分な光沢
性、透明性を有するカラートナーは得られていないのが
現状である。
に低粘度化したトナーからワックスが十分に染み出す必
要があり、オフセットを防止することが困難である。ま
た、白黒プリント用の黒トナーのように高粘性のトナー
の場合には、トナー熱溶融時の分子間凝集力が高いた
め、ワックスが少量染み出すことでオフセットが防止で
きるが、十分なトナーの溶融は行われておらず、光沢
や、透明性が不十分である。以上から、オイルを用いな
い定着装置に使用可能で、耐オフセット性、十分な光沢
性、透明性を有するカラートナーは得られていないのが
現状である。
【0005】例えば、特公平8−12475号公報に
は、エーテル化ジフェノール成分、炭化水素基置換され
た2価のカルボン酸またはその誘導体、3価以上のポリ
カルボン酸又は/及びポリオール酸、またはその誘導体
成分からなり、見掛け粘度、DSC吸熱ピークを限定し
たポリエステル樹脂を用いたカラートナーが記載されて
おり、特開昭51−144625号公報には、軟化点8
0〜150℃のポリエステル樹脂と、分子量500〜2
000の固形シリコーンワニスの樹脂混合物に一定の顔
料を加えたマゼンタトナーが記載されており、特開平5
−158281号公報には、分散液の曇価7〜30%の
結着樹脂を用いたトナーが記載されているが、これら
は、結着樹脂として弱い架橋した樹脂を使用しているも
のの、オイルレスで耐オフセット性は不十分である。
は、エーテル化ジフェノール成分、炭化水素基置換され
た2価のカルボン酸またはその誘導体、3価以上のポリ
カルボン酸又は/及びポリオール酸、またはその誘導体
成分からなり、見掛け粘度、DSC吸熱ピークを限定し
たポリエステル樹脂を用いたカラートナーが記載されて
おり、特開昭51−144625号公報には、軟化点8
0〜150℃のポリエステル樹脂と、分子量500〜2
000の固形シリコーンワニスの樹脂混合物に一定の顔
料を加えたマゼンタトナーが記載されており、特開平5
−158281号公報には、分散液の曇価7〜30%の
結着樹脂を用いたトナーが記載されているが、これら
は、結着樹脂として弱い架橋した樹脂を使用しているも
のの、オイルレスで耐オフセット性は不十分である。
【0006】また、特開平5−158282号公報に
は、イソフタル酸、テレフタル酸及びその誘導体より選
ばれた2価の芳香族系酸成分(a)、トリメリット酸及
びその誘導体より選ばれた3価の芳香族系酸成分
(b)、ドデセニルコハク酸、オクチルコハク酸及びそ
の無水物より選ばれた2価の酸成分(c)、プロポキシ
化又は/及びエトキシ化したエーテル化ジフェノール
(d)から生成され、水酸基価が10〜20、Mw:1
3000〜20000、Mn:5000〜8000、M
w/Mn=2〜3.5のポリエステル樹脂を含有するカ
ラートナー及びカラー画像形成方法記載されているが、
しかし、この技術によれば、オイルレスにおける耐オフ
セット性は不十分である。
は、イソフタル酸、テレフタル酸及びその誘導体より選
ばれた2価の芳香族系酸成分(a)、トリメリット酸及
びその誘導体より選ばれた3価の芳香族系酸成分
(b)、ドデセニルコハク酸、オクチルコハク酸及びそ
の無水物より選ばれた2価の酸成分(c)、プロポキシ
化又は/及びエトキシ化したエーテル化ジフェノール
(d)から生成され、水酸基価が10〜20、Mw:1
3000〜20000、Mn:5000〜8000、M
w/Mn=2〜3.5のポリエステル樹脂を含有するカ
ラートナー及びカラー画像形成方法記載されているが、
しかし、この技術によれば、オイルレスにおける耐オフ
セット性は不十分である。
【0007】また、特開平7−219274号公報に
は、ポリオレフィンワックスと顔料の含水ペーストを顔
料分散用樹脂溶液中に混入後加熱処理された顔料分散樹
脂を含有し、結着樹脂と顔料分散用樹脂のSP値の差が
1.5〜0.5とし、ポリオレフィンワックスの結着樹
脂中への高分散化を狙ったカラートナーが記載されてお
り、特開平7−311479号公報には、そのようなト
ナーを用い、定着ローラとして表面層にフッ素樹脂で被
覆された弾性層を用いたものが記載されているが、しか
し、オイルレス性を付与するためにポリオレフィンワッ
クスの効果のみを期待するのでは十分ではない。
は、ポリオレフィンワックスと顔料の含水ペーストを顔
料分散用樹脂溶液中に混入後加熱処理された顔料分散樹
脂を含有し、結着樹脂と顔料分散用樹脂のSP値の差が
1.5〜0.5とし、ポリオレフィンワックスの結着樹
脂中への高分散化を狙ったカラートナーが記載されてお
り、特開平7−311479号公報には、そのようなト
ナーを用い、定着ローラとして表面層にフッ素樹脂で被
覆された弾性層を用いたものが記載されているが、しか
し、オイルレス性を付与するためにポリオレフィンワッ
クスの効果のみを期待するのでは十分ではない。
【0008】特開平7−333903号公報には、M
n:2500〜3500、Mw:50000〜3000
00のTHF(テトラヒドロフラン)不溶分を含有しな
いポリエステル樹脂含有トナーが記載されているが、し
かし、この場合も微量のオイル塗布を必要としており、
オイルレス化は不十分である。
n:2500〜3500、Mw:50000〜3000
00のTHF(テトラヒドロフラン)不溶分を含有しな
いポリエステル樹脂含有トナーが記載されているが、し
かし、この場合も微量のオイル塗布を必要としており、
オイルレス化は不十分である。
【0009】特開平7−333903号公報には、ワッ
クス及びTHF不溶分15〜40%で、多価アルコール
成分を限定したポリエステル樹脂を用い、結着樹脂とワ
ックスの屈折率の差を限定したものが記載されている
が、しかし、THF不溶分が多く、高い光沢を得ること
が困難である。
クス及びTHF不溶分15〜40%で、多価アルコール
成分を限定したポリエステル樹脂を用い、結着樹脂とワ
ックスの屈折率の差を限定したものが記載されている
が、しかし、THF不溶分が多く、高い光沢を得ること
が困難である。
【0010】特開平8−50367号公報には、ワック
ス含有トナーにおいて、ワックスの分子量が350〜8
50と900〜4000の各々の範囲に極大値を有し、
Mw:350〜4000、Mn:200〜4000のエ
ステルワックス含有トナーが記載されているが、しか
し、ワックスの特性を限定するだけでは、十分なオイル
レス性は得られない。
ス含有トナーにおいて、ワックスの分子量が350〜8
50と900〜4000の各々の範囲に極大値を有し、
Mw:350〜4000、Mn:200〜4000のエ
ステルワックス含有トナーが記載されているが、しか
し、ワックスの特性を限定するだけでは、十分なオイル
レス性は得られない。
【0011】特開平8−50368号公報には、トータ
ルの炭素数が同一のエステル化合物が50〜95重量%
エステルワックスに含有したワックス含有トナーが記載
されているが、しかし、ワックスの特性を限定するだけ
では、十分なオイルレス性は得られない。
ルの炭素数が同一のエステル化合物が50〜95重量%
エステルワックスに含有したワックス含有トナーが記載
されているが、しかし、ワックスの特性を限定するだけ
では、十分なオイルレス性は得られない。
【0012】特開平3−39971号公報には、トルエ
ン不溶分を含まず、分子量500〜2000と、100
00〜100000の範囲にピークを有し、Mw:10
000〜80000、Mn:1500〜8000で、M
w/Mn>3の樹脂含有カラートナーが記載されている
が、しかし、オイルレス化は不十分である。
ン不溶分を含まず、分子量500〜2000と、100
00〜100000の範囲にピークを有し、Mw:10
000〜80000、Mn:1500〜8000で、M
w/Mn>3の樹脂含有カラートナーが記載されている
が、しかし、オイルレス化は不十分である。
【0013】特開平4−57062号公報には、フロー
テスター溶融粘度105ポアズの軟化温度が90〜12
0℃で、Mw:1.5×104〜5×104、Mn:2×
103〜1×104で、Mw/Mn=5〜15の樹脂含有
カラートナーが記載されているが、しかし、この場合も
オイルレス化は不十分である。
テスター溶融粘度105ポアズの軟化温度が90〜12
0℃で、Mw:1.5×104〜5×104、Mn:2×
103〜1×104で、Mw/Mn=5〜15の樹脂含有
カラートナーが記載されているが、しかし、この場合も
オイルレス化は不十分である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
従来技術に鑑み、電子写真用フルカラートナーであっっ
て、定着ローラにオイルを塗布することなく、良好な定
着性を示し、光沢性、透明性が高く、高温オフセットが
十分に防止されるフルカラートナーを提供することにあ
る。
従来技術に鑑み、電子写真用フルカラートナーであっっ
て、定着ローラにオイルを塗布することなく、良好な定
着性を示し、光沢性、透明性が高く、高温オフセットが
十分に防止されるフルカラートナーを提供することにあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題は、本発明の
(1)「少なくとも2種の結着樹脂、着色剤、ワックス
からなる電子写真用カラートナーにおいて、前記2種の
結着樹脂が、重量平均分子量(Mw)が10000〜5
0000、かつ数平均分子量(Mn)との比(Mw/M
n)が2〜5、かつ軟化点が90〜100℃の結着樹脂
Aと、Mwが2万〜10万、かつMw/Mnが3.5〜
10、かつ軟化点が105〜135℃の結着樹脂Bを合
せ含有させることを特徴とする電子写真用カラートナ
ー。」、(2)「前記結着樹脂A、Bがポリエステル樹
脂、ポリオール樹脂のうち、何れかの樹脂からなること
を特徴とする前記(1)項記載の電子写真用カラートナ
ー。」、(3)「前記ワックスが結着樹脂に非相溶であ
り、エステル系又はオレフィン系で、融点が65〜90
℃であることを特徴とする前記(1)項記載の電子写真
用カラートナー。」、(4)「前記ワックスの結着樹脂
中での平均分散粒径が、0.3〜3μmであることを特
徴とする前記(1)項記載の電子写真用カラートナ
ー。」によって解決される。
(1)「少なくとも2種の結着樹脂、着色剤、ワックス
からなる電子写真用カラートナーにおいて、前記2種の
結着樹脂が、重量平均分子量(Mw)が10000〜5
0000、かつ数平均分子量(Mn)との比(Mw/M
n)が2〜5、かつ軟化点が90〜100℃の結着樹脂
Aと、Mwが2万〜10万、かつMw/Mnが3.5〜
10、かつ軟化点が105〜135℃の結着樹脂Bを合
せ含有させることを特徴とする電子写真用カラートナ
ー。」、(2)「前記結着樹脂A、Bがポリエステル樹
脂、ポリオール樹脂のうち、何れかの樹脂からなること
を特徴とする前記(1)項記載の電子写真用カラートナ
ー。」、(3)「前記ワックスが結着樹脂に非相溶であ
り、エステル系又はオレフィン系で、融点が65〜90
℃であることを特徴とする前記(1)項記載の電子写真
用カラートナー。」、(4)「前記ワックスの結着樹脂
中での平均分散粒径が、0.3〜3μmであることを特
徴とする前記(1)項記載の電子写真用カラートナ
ー。」によって解決される。
【0016】以下、本発明の内容を具体的に説明する。
電子写真におけるカラー画像を得るための加熱定着ロー
ラを用いた加圧定着方式において、本発明者らが検討し
た結果、前記(1)に記載の構成からなるカラートナー
を用いることにより、定着ローラにオイルの塗布を行わ
なくても、十分な耐オフセット性を得ることが可能とな
った。即ち、重量平均分子量(Mw)が10000〜5
0000、かつ数平均分子量(Mn)との比(Mw/M
n)が2〜5、かつ軟化点が90〜100℃の結着樹脂
Aと、Mwが2万〜10万、かつMw/Mnが3.5〜
10、かつ軟化点が105〜135℃の結着樹脂Bを合
せ含有することにより、定着時にトナーが低粘度化し、
十分な溶融が起こるために、光沢や透明性を得ることが
可能となり、さらに分子間の凝集力の低下が起こりにく
く、オフセットが発生しにくくなる。
電子写真におけるカラー画像を得るための加熱定着ロー
ラを用いた加圧定着方式において、本発明者らが検討し
た結果、前記(1)に記載の構成からなるカラートナー
を用いることにより、定着ローラにオイルの塗布を行わ
なくても、十分な耐オフセット性を得ることが可能とな
った。即ち、重量平均分子量(Mw)が10000〜5
0000、かつ数平均分子量(Mn)との比(Mw/M
n)が2〜5、かつ軟化点が90〜100℃の結着樹脂
Aと、Mwが2万〜10万、かつMw/Mnが3.5〜
10、かつ軟化点が105〜135℃の結着樹脂Bを合
せ含有することにより、定着時にトナーが低粘度化し、
十分な溶融が起こるために、光沢や透明性を得ることが
可能となり、さらに分子間の凝集力の低下が起こりにく
く、オフセットが発生しにくくなる。
【0017】また、結着樹脂A、BのMwは、上記の範
囲であることが好ましく、上記範囲よりも低い場合に
は、オフセットが発生しやすくなり、さらにトナーの保
存時にブロッキングが発生しやすくなる。また、Mw/
Mnが上記範囲よりも狭い場合や、軟化点が上記範囲よ
りも低い場合も同様である。逆に、上記範囲よりもMw
が高く、Mw/Mnが広く、軟化点が高い場合には、光
沢や透明性が不十分となる。また、結着樹脂AとBの配
合比率は、20:80〜80:20の重量比とすること
で本発明の目的を十分に達成することが可能となる。
囲であることが好ましく、上記範囲よりも低い場合に
は、オフセットが発生しやすくなり、さらにトナーの保
存時にブロッキングが発生しやすくなる。また、Mw/
Mnが上記範囲よりも狭い場合や、軟化点が上記範囲よ
りも低い場合も同様である。逆に、上記範囲よりもMw
が高く、Mw/Mnが広く、軟化点が高い場合には、光
沢や透明性が不十分となる。また、結着樹脂AとBの配
合比率は、20:80〜80:20の重量比とすること
で本発明の目的を十分に達成することが可能となる。
【0018】一方、1種類の結着樹脂を用い、上記結着
樹脂特性の中間的なものを用いた場合には、十分な耐オ
フセット性、光沢、透明性を得ることが困難である。さ
らに、用いる結着樹脂は、特にポリエステル樹脂及び/
又はポリオール樹脂の何れかとすることで、より満足裡
に本発明の目的を達成することが可能となる。さらにま
た、本発明のトナーに用いられるワックスとして、エス
テル系又はオレフィン系のものを選び、さらに、結着樹
脂とは非相溶の融点65〜90℃のワックスが結着樹脂
中に分散されている場合には、定着時にワックスがトナ
ー表面から染み出して、定着ローラにオイルを塗布しな
い状態においても、十分な耐オフセット性を有する。こ
こでワックスは、結着樹脂と非相溶であることが好まし
く、相溶する場合には、定着時のワックスの染み出し効
果がなくなり、オフセットが発生しやすくなる。また、
ワックスの融点は上記範囲であることが好ましく、上記
範囲よりも低い場合には、トナーの保存時のブロッキン
グが発生しやすくなり、オフセットが発生しやすくなる
場合がある。逆に上記範囲よりも高い場合には、定着ロ
ーラ温度が低い領域でオフセットが発生しやすくなる場
合がある。
樹脂特性の中間的なものを用いた場合には、十分な耐オ
フセット性、光沢、透明性を得ることが困難である。さ
らに、用いる結着樹脂は、特にポリエステル樹脂及び/
又はポリオール樹脂の何れかとすることで、より満足裡
に本発明の目的を達成することが可能となる。さらにま
た、本発明のトナーに用いられるワックスとして、エス
テル系又はオレフィン系のものを選び、さらに、結着樹
脂とは非相溶の融点65〜90℃のワックスが結着樹脂
中に分散されている場合には、定着時にワックスがトナ
ー表面から染み出して、定着ローラにオイルを塗布しな
い状態においても、十分な耐オフセット性を有する。こ
こでワックスは、結着樹脂と非相溶であることが好まし
く、相溶する場合には、定着時のワックスの染み出し効
果がなくなり、オフセットが発生しやすくなる。また、
ワックスの融点は上記範囲であることが好ましく、上記
範囲よりも低い場合には、トナーの保存時のブロッキン
グが発生しやすくなり、オフセットが発生しやすくなる
場合がある。逆に上記範囲よりも高い場合には、定着ロ
ーラ温度が低い領域でオフセットが発生しやすくなる場
合がある。
【0019】なお、結着樹脂の軟化点は以下のように測
定した。高架式フローテスター(CFT−500、島津
製作所製)を用い、ダイスの細孔の径1mm、加圧20
kg/cm2、昇温速度6℃/minの条件で、1cm3
の試料を溶融流出させたときの流出開始点から流出終了
点の高さの1/2に相当する温度を軟化点とする。
定した。高架式フローテスター(CFT−500、島津
製作所製)を用い、ダイスの細孔の径1mm、加圧20
kg/cm2、昇温速度6℃/minの条件で、1cm3
の試料を溶融流出させたときの流出開始点から流出終了
点の高さの1/2に相当する温度を軟化点とする。
【0020】なお、結着樹脂の分子量測定は以下のとお
りに行った。 〈GPCによる分子量測定〉40℃の恒温槽中でカラム
を安定させ、溶融液としてTHF(テトラヒドロフラ
ン)を1ml/minの流速で流し、試料濃度を0.0
5〜0.5重量%に調整した試料のTHF溶液を200
μl注入して測定を行なう。試料の分子量はあらかじめ
作成した検量線に基づき、リテンションタイムから決定
した分子量分布より算出した。この時の検量線は数種類
の単分散ポリスチレンを標準試料として作成したもので
ある(分析カラム:Excel pak SEC−G1
4/G16/G18(横河アナリティカルシステムズ
(株)製)。また、ワックスの結着樹脂中での平均分散
粒径は、0.3〜3μmであることが好ましく、これよ
りも小さい場合は、定着時にオフセットの発生する場合
があり、これよりも大きい場合は、透明性の悪化や、ト
ナーの保存時にブロッキングの発生といった現象が起こ
りやすくなる。
りに行った。 〈GPCによる分子量測定〉40℃の恒温槽中でカラム
を安定させ、溶融液としてTHF(テトラヒドロフラ
ン)を1ml/minの流速で流し、試料濃度を0.0
5〜0.5重量%に調整した試料のTHF溶液を200
μl注入して測定を行なう。試料の分子量はあらかじめ
作成した検量線に基づき、リテンションタイムから決定
した分子量分布より算出した。この時の検量線は数種類
の単分散ポリスチレンを標準試料として作成したもので
ある(分析カラム:Excel pak SEC−G1
4/G16/G18(横河アナリティカルシステムズ
(株)製)。また、ワックスの結着樹脂中での平均分散
粒径は、0.3〜3μmであることが好ましく、これよ
りも小さい場合は、定着時にオフセットの発生する場合
があり、これよりも大きい場合は、透明性の悪化や、ト
ナーの保存時にブロッキングの発生といった現象が起こ
りやすくなる。
【0021】また、ワックスの融点は以下のとおりに測
定した。即ち、理学電機製のRigaku THERM
OFLEX TG8110型により、昇温速度10℃/
minの条件にて測定し、吸熱曲線の主体極大ピークを
融点とする。
定した。即ち、理学電機製のRigaku THERM
OFLEX TG8110型により、昇温速度10℃/
minの条件にて測定し、吸熱曲線の主体極大ピークを
融点とする。
【0022】また、ワックスの結着樹脂の平均分散粒径
は以下の通りに測定した。トナーの溶融混練後のサンプ
ルを透過型電子顕微鏡を用いて倍率10万倍での視野に
おけるワックスの分散(長軸と短軸の平均値を分散粒径
とする)粒径を50点測定し、その平均値を平均分散粒
径とした。また、結着樹脂としては、特にポリエステル
樹脂及び/又はポリオール樹脂が好ましいが、本発明に
用いられるものとしては以下のものが特に好ましい。 《ポリエステル樹脂》
は以下の通りに測定した。トナーの溶融混練後のサンプ
ルを透過型電子顕微鏡を用いて倍率10万倍での視野に
おけるワックスの分散(長軸と短軸の平均値を分散粒径
とする)粒径を50点測定し、その平均値を平均分散粒
径とした。また、結着樹脂としては、特にポリエステル
樹脂及び/又はポリオール樹脂が好ましいが、本発明に
用いられるものとしては以下のものが特に好ましい。 《ポリエステル樹脂》
【0023】
【化1】 (式中、R1は、炭素数2〜4のアルキレン基であり、
x、yは正の整数であり、その和の平均値は2〜16で
ある。)
x、yは正の整数であり、その和の平均値は2〜16で
ある。)
【0024】
【化2】
【0025】
【化3】 (式中、R2、R3は炭素数4〜20の飽和もしくは不飽
和の炭化水素基である。) 一般式(I)で示されるジオール成分と、(ロ)2価以
上の多価カルボン酸、その無水物及びその低級アルキル
エステルからなる群から選ばれる上記一般式(II)、又
は一般式(III)、で示される2価カルボン酸もしくは
その無水物を含有する酸成分、もしくは、トリメリット
酸か、その無水物も含有する酸成分とを縮合重合して得
られるポリエステル樹脂である。また、(ロ)の残余成
分として、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、マ
レイン酸、フマル酸、及びそれらの無水物、及びそれら
の低級アルキルエステル等の化合物が使用できる。ま
た、一般式(II)又は一般式(III)で示される化合物
として、n−ドデセニルコハク酸、n−ドデシルコハク
酸、n−ブチルコハク酸、イソ−ドデセニルコハク酸、
イソ−オクチルコハク酸等のコハク酸誘導体が挙げら
れ、特に、トナーとしての低温時の定着性が十分で、さ
らに光沢も向上する。
和の炭化水素基である。) 一般式(I)で示されるジオール成分と、(ロ)2価以
上の多価カルボン酸、その無水物及びその低級アルキル
エステルからなる群から選ばれる上記一般式(II)、又
は一般式(III)、で示される2価カルボン酸もしくは
その無水物を含有する酸成分、もしくは、トリメリット
酸か、その無水物も含有する酸成分とを縮合重合して得
られるポリエステル樹脂である。また、(ロ)の残余成
分として、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、マ
レイン酸、フマル酸、及びそれらの無水物、及びそれら
の低級アルキルエステル等の化合物が使用できる。ま
た、一般式(II)又は一般式(III)で示される化合物
として、n−ドデセニルコハク酸、n−ドデシルコハク
酸、n−ブチルコハク酸、イソ−ドデセニルコハク酸、
イソ−オクチルコハク酸等のコハク酸誘導体が挙げら
れ、特に、トナーとしての低温時の定着性が十分で、さ
らに光沢も向上する。
【0026】また、前記一般式(I)で示されるジオー
ルの例としては、ポリオキシプロピレン(2,2)−
2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ポ
リオキシエステル(2)−2,2−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)プロパン、ポリオキシプロピレン(6)−
2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ポ
リオキシプロピレン(16)−2,2−ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)プロパン、等が挙げられる。
ルの例としては、ポリオキシプロピレン(2,2)−
2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ポ
リオキシエステル(2)−2,2−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)プロパン、ポリオキシプロピレン(6)−
2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ポ
リオキシプロピレン(16)−2,2−ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)プロパン、等が挙げられる。
【0027】なお、ジオール成分に下記のような2官能
以上のポリヒドロキシ化合物を約5モル%以下使用する
こともできる。エチレングリコール、プロピレングリコ
ール、グリセリン、ペンタエリスリトール、トリメチロ
ールプロパン、水素添加ビスフェノールA、ソルビトー
ル、又はそれらのエーテル化ポリヒドロキシル化合物
等。上記ポリエステル樹脂は、通常ポリオール成分と多
価カルボン酸成分とを不活性ガス雰囲気中で180〜2
50℃の温度で縮重合することによって製造することが
できる。
以上のポリヒドロキシ化合物を約5モル%以下使用する
こともできる。エチレングリコール、プロピレングリコ
ール、グリセリン、ペンタエリスリトール、トリメチロ
ールプロパン、水素添加ビスフェノールA、ソルビトー
ル、又はそれらのエーテル化ポリヒドロキシル化合物
等。上記ポリエステル樹脂は、通常ポリオール成分と多
価カルボン酸成分とを不活性ガス雰囲気中で180〜2
50℃の温度で縮重合することによって製造することが
できる。
【0028】また、ポリオール樹脂は、各種のタイプの
ものが使用できるが、本発明に用いられるものとして、
以下のものが特に好ましい。特にポリオール樹脂とし
て、エポキシ樹脂と、2価フェノールのアルキレン
オキサイド付加物もしくはそのグリシジルエーテルと、
エポキシ基と反応する活性水素を分子中に1固有する
化合物と、エポキシ基と反応する活性水素を分子中に
2個以上有する化合物を反応してなるポリオールを用い
ることが好ましい。さらにまた、のエポキシ樹脂は、
数平均分子量の相違する少なくとも2種以上のビスフェ
ノールA型エポキシ樹脂であることが特に好ましい。こ
のポリオール樹脂は、良好な光沢、透明性を付与し、耐
オフセット性に効果がある。
ものが使用できるが、本発明に用いられるものとして、
以下のものが特に好ましい。特にポリオール樹脂とし
て、エポキシ樹脂と、2価フェノールのアルキレン
オキサイド付加物もしくはそのグリシジルエーテルと、
エポキシ基と反応する活性水素を分子中に1固有する
化合物と、エポキシ基と反応する活性水素を分子中に
2個以上有する化合物を反応してなるポリオールを用い
ることが好ましい。さらにまた、のエポキシ樹脂は、
数平均分子量の相違する少なくとも2種以上のビスフェ
ノールA型エポキシ樹脂であることが特に好ましい。こ
のポリオール樹脂は、良好な光沢、透明性を付与し、耐
オフセット性に効果がある。
【0029】本発明に用いられるエポキシ樹脂は、好ま
しくはビスフェノールAやビスフェノールF等のビスフ
ェノールとエピクロロヒドリンを結合して得られたもの
である。エポキシ樹脂は、安定した定着特性や光沢を得
るために数平均分子量の相違する少なくとも2種以上の
ビスフェノールA型エポキシ樹脂で、低分子量成分の数
平均分子量が360〜2000であり、高分子量成分の
数平均分子量が3000〜10000であることが好ま
しい。さらに低分子量成分が20〜50wt%、高分子
量成分が5〜40wt%であることが好ましい。低分子
量成分が多すぎたり、分子量が360よりさらに低分子
の場合は、光沢が出すぎたり、さらには保存性の悪化の
可能性がある。また、高分子量成分が多すぎたり、分子
量10000よりさらに高分子の場合は、光沢が不足し
たり、さらには定着性の悪化の可能性がある。
しくはビスフェノールAやビスフェノールF等のビスフ
ェノールとエピクロロヒドリンを結合して得られたもの
である。エポキシ樹脂は、安定した定着特性や光沢を得
るために数平均分子量の相違する少なくとも2種以上の
ビスフェノールA型エポキシ樹脂で、低分子量成分の数
平均分子量が360〜2000であり、高分子量成分の
数平均分子量が3000〜10000であることが好ま
しい。さらに低分子量成分が20〜50wt%、高分子
量成分が5〜40wt%であることが好ましい。低分子
量成分が多すぎたり、分子量が360よりさらに低分子
の場合は、光沢が出すぎたり、さらには保存性の悪化の
可能性がある。また、高分子量成分が多すぎたり、分子
量10000よりさらに高分子の場合は、光沢が不足し
たり、さらには定着性の悪化の可能性がある。
【0030】本発明で用いられる化合物として、即ち、
2価フェノールのアルキレンオキサイド付加物としては
以下のものが例示される。エチレンオキサイド、プロピ
レンオキサイド、ブチレンオキサイド及びこれらの混合
物とビスフェノールAやビスフェノールF等のビスフェ
ノールとの反応生成物が挙げられる。得られた付加物を
エピクロロヒドリンやβ−メチルエピクロロヒドリンで
グリシジル化して用いてもよい。特に下記一般式(VI)
で表わされるビスフェノールAのアルキレンオキサイド
付加物のジグリシジルエーテルが好ましい。
2価フェノールのアルキレンオキサイド付加物としては
以下のものが例示される。エチレンオキサイド、プロピ
レンオキサイド、ブチレンオキサイド及びこれらの混合
物とビスフェノールAやビスフェノールF等のビスフェ
ノールとの反応生成物が挙げられる。得られた付加物を
エピクロロヒドリンやβ−メチルエピクロロヒドリンで
グリシジル化して用いてもよい。特に下記一般式(VI)
で表わされるビスフェノールAのアルキレンオキサイド
付加物のジグリシジルエーテルが好ましい。
【0031】
【化4】 また、n、mは繰り返し単位の数であり、各々1以上で
あって、n+m=2〜6である。)
あって、n+m=2〜6である。)
【0032】また、2価フェノールのアルキレンオキサ
イド付加物もしくはそのグリシジルエーテルが、ポリオ
ール樹脂に対して10〜40wt%含まれていることが
好ましい。ここで量が少ないとカールが増すなどの不具
合が生じ、また、n+mが7以上であったり量が多すぎ
ると、光沢が出すぎたり、さらには保存性の悪化の可能
性がある。本発明で用いられるエポキシ基と反応する活
性水素を分子中に1個有する化合物としては、1価フェ
ノール類、2級アミン類、カルボン酸類がある。1価フ
ェノール類としては以下のものが例示される。即ち、フ
ェノール、クレゾール、イソプロピルフェノール、アミ
ノフェノール、ノニルフェノール、ドデシルフェノー
ル、キシレノール、p−クミルフェノール等が挙げられ
る。2級アミン類としては、ジエチルアミン、ジオプロ
ピルアミン、ジブチルアミン、N−メチル(エチル)ピ
ペラジン、ピペリジン等が挙げられる。また、カルボン
酸類としては、プロピオン酸、カプロン酸等が挙げられ
る。
イド付加物もしくはそのグリシジルエーテルが、ポリオ
ール樹脂に対して10〜40wt%含まれていることが
好ましい。ここで量が少ないとカールが増すなどの不具
合が生じ、また、n+mが7以上であったり量が多すぎ
ると、光沢が出すぎたり、さらには保存性の悪化の可能
性がある。本発明で用いられるエポキシ基と反応する活
性水素を分子中に1個有する化合物としては、1価フェ
ノール類、2級アミン類、カルボン酸類がある。1価フ
ェノール類としては以下のものが例示される。即ち、フ
ェノール、クレゾール、イソプロピルフェノール、アミ
ノフェノール、ノニルフェノール、ドデシルフェノー
ル、キシレノール、p−クミルフェノール等が挙げられ
る。2級アミン類としては、ジエチルアミン、ジオプロ
ピルアミン、ジブチルアミン、N−メチル(エチル)ピ
ペラジン、ピペリジン等が挙げられる。また、カルボン
酸類としては、プロピオン酸、カプロン酸等が挙げられ
る。
【0033】本発明の主鎖にエポキシ樹脂部とアルキレ
ンオキサイド部を有するポリオール樹脂を得るために
は、種々の原材料組み合わせが可能ではある。例えば、
両末端グリシジル基のエポキシ樹脂と両末端グリシジル
基の2価フェノールのアルキレンオキサイド付加物をジ
ハライドやジイソシアネート、ジアミン、ジチオール、
多価フェノール、ジカルボン酸と反応させることにより
得ることができる。このうち、2価のフェノールを反応
させるのが反応安定性の点で最も好ましい。また、ゲル
化しない範囲で多価フェノール類や多価カルボン酸類を
2価フェノールと併用するのも好ましい。ここで、多価
フェノール類、多価カルボン酸類の量は全量に対し15
%以下、好ましくは10%以下である。
ンオキサイド部を有するポリオール樹脂を得るために
は、種々の原材料組み合わせが可能ではある。例えば、
両末端グリシジル基のエポキシ樹脂と両末端グリシジル
基の2価フェノールのアルキレンオキサイド付加物をジ
ハライドやジイソシアネート、ジアミン、ジチオール、
多価フェノール、ジカルボン酸と反応させることにより
得ることができる。このうち、2価のフェノールを反応
させるのが反応安定性の点で最も好ましい。また、ゲル
化しない範囲で多価フェノール類や多価カルボン酸類を
2価フェノールと併用するのも好ましい。ここで、多価
フェノール類、多価カルボン酸類の量は全量に対し15
%以下、好ましくは10%以下である。
【0034】本発明で用いられるエポキシ基と反応する
活性水素を分子中に2個以上有する化合物としては、2
価フェノール類、多価フェノール類、多価カルボン酸類
が挙げられる。2価フェノールとしてはビスフェノール
AやビスフェノールF等のビスフェノールが挙げられ
る。また、多価フェノール類としてはオルソクレゾール
ノボラック類、フェノールノボラック類、トリス(4−
ヒドロキシフェニル)メタン、1−〔α−メチル−α−
(4−ヒドロキシフェニル)エチル〕ベンゼンが例示さ
れる。多価カルボン酸類としては、マロン酸、コハク
酸、グルタル酸、アジピン酸、マレイン酸、フマル酸、
フタル酸、テレフタル酸、トリメリット酸、無水トリメ
ット酸が例示される。また、これらのポリエステル樹脂
やポリオール樹脂は、高い架橋密度を持たせると、透明
性や光沢度が得られにくくなり、好ましくは、非架橋も
しくは弱い架橋(THF不溶分5%以下)とすることが
好ましい。
活性水素を分子中に2個以上有する化合物としては、2
価フェノール類、多価フェノール類、多価カルボン酸類
が挙げられる。2価フェノールとしてはビスフェノール
AやビスフェノールF等のビスフェノールが挙げられ
る。また、多価フェノール類としてはオルソクレゾール
ノボラック類、フェノールノボラック類、トリス(4−
ヒドロキシフェニル)メタン、1−〔α−メチル−α−
(4−ヒドロキシフェニル)エチル〕ベンゼンが例示さ
れる。多価カルボン酸類としては、マロン酸、コハク
酸、グルタル酸、アジピン酸、マレイン酸、フマル酸、
フタル酸、テレフタル酸、トリメリット酸、無水トリメ
ット酸が例示される。また、これらのポリエステル樹脂
やポリオール樹脂は、高い架橋密度を持たせると、透明
性や光沢度が得られにくくなり、好ましくは、非架橋も
しくは弱い架橋(THF不溶分5%以下)とすることが
好ましい。
【0035】また、さらに、結着樹脂に非相溶のワック
スがエステル系またはオレフィン系のワックスとするこ
とで、特に耐オフセット性が向上することが明らかとな
った。これらのワックスは、結着樹脂に非相溶でありな
がら均一に分散されることからトナーの定着時に耐オフ
セット性を示し、特にポリオール樹脂やポリオール樹脂
を結着樹脂として用いた場合にその効果が高い。なお、
ここでエステル系ワックスとしては、エステル結合を有
するワックスのことを示し、キャンデリラワックス、カ
ルナウバワックス、ライスワックス等の天然ワックス、
及びモンタンワックス等を示し、オレフィン系のワック
スとしては、ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワ
ックス等を示す。
スがエステル系またはオレフィン系のワックスとするこ
とで、特に耐オフセット性が向上することが明らかとな
った。これらのワックスは、結着樹脂に非相溶でありな
がら均一に分散されることからトナーの定着時に耐オフ
セット性を示し、特にポリオール樹脂やポリオール樹脂
を結着樹脂として用いた場合にその効果が高い。なお、
ここでエステル系ワックスとしては、エステル結合を有
するワックスのことを示し、キャンデリラワックス、カ
ルナウバワックス、ライスワックス等の天然ワックス、
及びモンタンワックス等を示し、オレフィン系のワック
スとしては、ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワ
ックス等を示す。
【0036】次に、本発明に用いられるその他の材料に
ついて説明する。まず、結着樹脂としては、本発明の特
性からなる結着樹脂A、Bに加えて、以下のものを添加
することができる。ポリスチレン、ポリp−クロロスチ
レン、ポリビニルトルエン等のスチレン及びその置換体
の単重合体;スチレン−p−クロロスチレン共重合体、
スチレン−プロピレン共重合体、スチレン−ビニルトル
エン共重合体、スチレン−ビニルナフタリン共重合体、
スチレン−アクリル酸メチル共重合体、スチレン−アク
リル酸エチル共重合体、スチレン−アクリル酸ブチル共
重合体、スチレン−アクリル酸オクチル共重合体、スチ
レン−メタクリル酸メチル共重合体、スチレン−メタク
リル酸エチル共重合体、スチレン−メタクリル酸ブチル
共重合体、スチレン−α−クロルメタクリル酸メチル共
重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレ
ン−ビニルメチルエーテル共重合体、スチレン−ビニル
エチルエーテル共重合体、スチレン−ビニルメチルケト
ン共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン
−イソプレン共重合体、スチレン−アクリロニトリル−
インデン共重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、ス
チレン−マレイン酸エステル共重合体等のスチレン系共
重合体;ポリメチルメタクリレート、ポリブチルメタク
リレート、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリウレタン、
ポリアミド、エポキシ樹脂、ポリビニルブチラール、ポ
リアクリル酸樹脂、ロジン、変性ロジン、テルペン樹
脂、フェノール樹脂等。
ついて説明する。まず、結着樹脂としては、本発明の特
性からなる結着樹脂A、Bに加えて、以下のものを添加
することができる。ポリスチレン、ポリp−クロロスチ
レン、ポリビニルトルエン等のスチレン及びその置換体
の単重合体;スチレン−p−クロロスチレン共重合体、
スチレン−プロピレン共重合体、スチレン−ビニルトル
エン共重合体、スチレン−ビニルナフタリン共重合体、
スチレン−アクリル酸メチル共重合体、スチレン−アク
リル酸エチル共重合体、スチレン−アクリル酸ブチル共
重合体、スチレン−アクリル酸オクチル共重合体、スチ
レン−メタクリル酸メチル共重合体、スチレン−メタク
リル酸エチル共重合体、スチレン−メタクリル酸ブチル
共重合体、スチレン−α−クロルメタクリル酸メチル共
重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレ
ン−ビニルメチルエーテル共重合体、スチレン−ビニル
エチルエーテル共重合体、スチレン−ビニルメチルケト
ン共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン
−イソプレン共重合体、スチレン−アクリロニトリル−
インデン共重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、ス
チレン−マレイン酸エステル共重合体等のスチレン系共
重合体;ポリメチルメタクリレート、ポリブチルメタク
リレート、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリウレタン、
ポリアミド、エポキシ樹脂、ポリビニルブチラール、ポ
リアクリル酸樹脂、ロジン、変性ロジン、テルペン樹
脂、フェノール樹脂等。
【0037】次に、着色剤としては、イエロー、マゼン
タ、シアン、ブラック色のトナーを得ることが可能な染
顔料が使用できる。例えば、カーボンブラック、ランプ
ブラック、群青、アニリンブルー、フタロシアニンブル
ー、フタロシアニングリーン、ハンザイエローG、ロー
ダミン6G、レーキ、カルコオイルブルー、クロムイエ
ロー、キナクリドン、ベンジジンイエロー、ローズベン
ガル、トリアリルメタン系染料、等の染顔料等、従来公
知のいかなる染顔料をも単独或いは混合して使用し得
る。これらの着色剤の使用量は結着樹脂に対して、通常
1〜30重量%、好ましくは3〜20重量%である。
タ、シアン、ブラック色のトナーを得ることが可能な染
顔料が使用できる。例えば、カーボンブラック、ランプ
ブラック、群青、アニリンブルー、フタロシアニンブル
ー、フタロシアニングリーン、ハンザイエローG、ロー
ダミン6G、レーキ、カルコオイルブルー、クロムイエ
ロー、キナクリドン、ベンジジンイエロー、ローズベン
ガル、トリアリルメタン系染料、等の染顔料等、従来公
知のいかなる染顔料をも単独或いは混合して使用し得
る。これらの着色剤の使用量は結着樹脂に対して、通常
1〜30重量%、好ましくは3〜20重量%である。
【0038】また、トナーに帯電を付与する目的で帯電
制御剤を用い、安定した帯電量を得ることが好ましい。
この場合の帯電制御剤としては、カラートナーの色調を
損なうことのない透明色から白色の物質を添加し、負極
性もしくは正極性にトナーを安定化付与することが好ま
しい。具体的には、正極性のものとして、4級アンモニ
ウム塩類、イミダゾール金属錯体や塩類、等が用いら
れ、負極性のものとして、サリチル酸金属錯体や塩類、
有機ホウ素塩類、カリックスアレン系化合物等が用いら
れる。
制御剤を用い、安定した帯電量を得ることが好ましい。
この場合の帯電制御剤としては、カラートナーの色調を
損なうことのない透明色から白色の物質を添加し、負極
性もしくは正極性にトナーを安定化付与することが好ま
しい。具体的には、正極性のものとして、4級アンモニ
ウム塩類、イミダゾール金属錯体や塩類、等が用いら
れ、負極性のものとして、サリチル酸金属錯体や塩類、
有機ホウ素塩類、カリックスアレン系化合物等が用いら
れる。
【0039】また、本発明のトナーの粒径は体積平均粒
径で3〜10μm程度が好ましく、これよりも小粒径の
場合には現像時に地汚れの原因となったり、流動性を悪
化させ、トナーの補給やクリーニング性を阻害する場合
がある。また、これよりも大粒径の場合には画像中のチ
リや、解像性の悪化等が問題となる場合がある。
径で3〜10μm程度が好ましく、これよりも小粒径の
場合には現像時に地汚れの原因となったり、流動性を悪
化させ、トナーの補給やクリーニング性を阻害する場合
がある。また、これよりも大粒径の場合には画像中のチ
リや、解像性の悪化等が問題となる場合がある。
【0040】また、外添剤としてトナーの流動性を向上
させる目的で、疎水性のシリカや酸化チタン、アルミナ
等を添加することが可能である。なお、必要に応じて脂
肪酸金属塩(ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸アルミニ
ウム等)や、ポリフッ化ビニリデン、等を添加してもよ
い。
させる目的で、疎水性のシリカや酸化チタン、アルミナ
等を添加することが可能である。なお、必要に応じて脂
肪酸金属塩(ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸アルミニ
ウム等)や、ポリフッ化ビニリデン、等を添加してもよ
い。
【0041】
【実施例】以下に、本発明を実施例により具体的に説明
する。しかしながら、本発明は、これらに限定されるも
のではない。なお、特性測定は以下の通りに行った。 〈オフセット未発生温度範囲〉リコー製カラー複写機プ
リテール550を用いて、複写紙(リコー製タイプ60
00−70W)に、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラ
ックの単色、及び中間色としてレッド、ブルー、グリー
ン、からなるベタ画像を、単色で1.0±0.1(mg
/cm2)のトナーが現像されるように調整を行い、定
着ローラの温度が可変となるように調整を行って、オフ
セットの発生しない温度を測定した。なお、定着ローラ
にはオイルを塗布しない条件で評価を行なった。
する。しかしながら、本発明は、これらに限定されるも
のではない。なお、特性測定は以下の通りに行った。 〈オフセット未発生温度範囲〉リコー製カラー複写機プ
リテール550を用いて、複写紙(リコー製タイプ60
00−70W)に、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラ
ックの単色、及び中間色としてレッド、ブルー、グリー
ン、からなるベタ画像を、単色で1.0±0.1(mg
/cm2)のトナーが現像されるように調整を行い、定
着ローラの温度が可変となるように調整を行って、オフ
セットの発生しない温度を測定した。なお、定着ローラ
にはオイルを塗布しない条件で評価を行なった。
【0042】〈光沢度〉上記単色画像サンプルにおい
て、定着ローラ表面温度が160℃の時のサンプルの光
沢度を、日本電色工業株式会社製のグロスメーターによ
り、入射角60°により計測した。この光沢は、値の高
いほど光沢感が出る。フルカラーのコピー画像として
は、適度な光沢が好まれ、10〜30%程度が好まし
い。
て、定着ローラ表面温度が160℃の時のサンプルの光
沢度を、日本電色工業株式会社製のグロスメーターによ
り、入射角60°により計測した。この光沢は、値の高
いほど光沢感が出る。フルカラーのコピー画像として
は、適度な光沢が好まれ、10〜30%程度が好まし
い。
【0043】〈ヘイズ度〉上記単色画像サンプルを、転
写紙としてリコー製タイプPPC−DXを用い、定着ロ
ーラ表面温度が160℃の時のサンプルのヘイズ度をス
ガ試験機株式会社製の直読ヘイズコンピューターHGM
−2DP型により測定した。このヘイズ度は曇り度とも
言われ、トナーの透明性を示す尺度として測定され、値
の低いほど透明性が高く、OHP紙を用いた場合の発色
性が良好なものとなる。また、良好な発色性を示すヘイ
ズ度の値は、30%以下が好ましい。
写紙としてリコー製タイプPPC−DXを用い、定着ロ
ーラ表面温度が160℃の時のサンプルのヘイズ度をス
ガ試験機株式会社製の直読ヘイズコンピューターHGM
−2DP型により測定した。このヘイズ度は曇り度とも
言われ、トナーの透明性を示す尺度として測定され、値
の低いほど透明性が高く、OHP紙を用いた場合の発色
性が良好なものとなる。また、良好な発色性を示すヘイ
ズ度の値は、30%以下が好ましい。
【0044】 実施例1 結着樹脂A (ポリエステル樹脂:ビスフェノールAのエチレンオキサイド付加物、テレフ タル酸、フマル酸から合成されるポリエステル樹脂、Mw:35000、M n:12000、Mw/Mn:2.9、軟化点92℃) ・・・70重量部 結着樹脂B (スチレン−アクリル樹脂:ポリスチレン、ブチルアクリレートから合成され た樹脂、Mw:75000、Mn:12000、Mw/Mn:6.3、軟化 点113℃) ・・・30重量部 ワックス (マイクロワックス:融点81℃) ・・・・4重量部 着色剤 〈イエロートナー用〉 ジスアゾ系イエロー顔料(C.I.Pigment Yellow17) ・・・・5重量部 〈マゼンタトナー用〉 キナクリドン系マゼンタ顔料(C.I.Pigment Red122) ・・・・4重量部 〈シアントナー用〉 銅フタロシアニンブルー顔料(C.I.Pigment Blue15) ・・・・2重量部 〈ブラックトナー用〉 カーボンブラック ・・・・6重量部帯電制御剤 (サリチル酸誘導体亜鉛塩) ・・・・2重量部
【0045】上記の材料を各色毎にブレンダーで十分混
合した後、100〜110℃に加熱した2本ロールによ
って溶融混練した。混練物を自然放冷後、カッターミル
で粗粉砕し、ジェット気流を用いた微粉砕機で粉砕後、
風力分級装置を用いて各色の母体着色粒子を得た。な
お、各色母体着色剤粒子の体積平均粒径は、以下のとお
りであった。(体積平均粒径は、コールターエレクトロ
ニクス社製のコールアカウンターモデルTA−IIにより
計測した。) イエロー:7.6μm マゼンタ:7.4μm シアン :7.7μm ブラック:7.8μm
合した後、100〜110℃に加熱した2本ロールによ
って溶融混練した。混練物を自然放冷後、カッターミル
で粗粉砕し、ジェット気流を用いた微粉砕機で粉砕後、
風力分級装置を用いて各色の母体着色粒子を得た。な
お、各色母体着色剤粒子の体積平均粒径は、以下のとお
りであった。(体積平均粒径は、コールターエレクトロ
ニクス社製のコールアカウンターモデルTA−IIにより
計測した。) イエロー:7.6μm マゼンタ:7.4μm シアン :7.7μm ブラック:7.8μm
【0046】さらに、母体着色粒子100重量部に対し
て、疎水性シリカ0.5重量部をヘンシェルミキサーに
て混合を行い、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック
各色のトナーを得た。本トナーを、平均粒径50μmの
フェライト粒子にシリコーン樹脂を表面コートしたキャ
リア100重量部に対し、各々5重量部の割合で、タン
ブラーミキサーにて混合して、イエロー、マゼンタ、シ
アン、ブラックの各色現像剤を得た。
て、疎水性シリカ0.5重量部をヘンシェルミキサーに
て混合を行い、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック
各色のトナーを得た。本トナーを、平均粒径50μmの
フェライト粒子にシリコーン樹脂を表面コートしたキャ
リア100重量部に対し、各々5重量部の割合で、タン
ブラーミキサーにて混合して、イエロー、マゼンタ、シ
アン、ブラックの各色現像剤を得た。
【0047】得られた現像剤をリコー社製プリテール5
50にセットし、定着装置にはオイルをセットしない状
態で、画像を出した。その結果、鮮明なフルカラー画像
が得られ、定着性、光沢ともに良好で、オフセット余裕
度が高く、さらにOHP紙を用いた発色性も良好なもの
であった。実施例の要約を表1に示す。
50にセットし、定着装置にはオイルをセットしない状
態で、画像を出した。その結果、鮮明なフルカラー画像
が得られ、定着性、光沢ともに良好で、オフセット余裕
度が高く、さらにOHP紙を用いた発色性も良好なもの
であった。実施例の要約を表1に示す。
【0048】 実施例2 結着樹脂A (ポリエステル樹脂:ビスフェノールAのプロピレンオキサイド付加物、テレ フタル酸、コハク酸誘電体から合成されるポリエステル樹脂、Mw:400 00、Mn:13000、Mw/Mn:3.1、軟化点94℃) ・・・40重量部 結着樹脂B (ポリエステル樹脂:ビスフェノールAのプロピレンオキサイド及びエチレン オキサイド付加物、テレフタル酸、コハク酸誘導体、無水トリメリット酸か ら合成されるポリエステル樹脂、Mw:80000、Mn:13000、M w/Mn:6.2、軟化点115℃) ・・・60重量部 ワックス (パラフィンワックス:融点71℃) ・・・・5重量部 着色剤及び帯電制御剤 ・・・実施例1と同じ
【0049】上記の材料を実施例1と同様に処理を行
い、以下の体積平均粒径のトナーを得た。 イエロー:7.2μm マゼンタ:7.9μm シアン :7.6μm ブラック:7.8μm さらに、実施例1と同様に処理を行い、各色トナー、さ
らに現像剤を得た。次に、得られた現像剤を用いて、実
施例1と同様の評価を行った。評価の結果を表1に示
す。
い、以下の体積平均粒径のトナーを得た。 イエロー:7.2μm マゼンタ:7.9μm シアン :7.6μm ブラック:7.8μm さらに、実施例1と同様に処理を行い、各色トナー、さ
らに現像剤を得た。次に、得られた現像剤を用いて、実
施例1と同様の評価を行った。評価の結果を表1に示
す。
【0050】 実施例3 結着樹脂A (ポリエステル樹脂:ビスフェノールAのプロピレンオキサイド付加物、フマ ル酸、コハク酸誘電体から合成されるポリエステル樹脂、Mw:30000 、Mn:10000、Mw/Mn:3.0、軟化点96℃) ・・・50重量部 結着樹脂B (ポリオール樹脂:低分子ビスフェノールA型エポキシ樹脂、高分子ビスフェ ノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールA型エチレンオキサイド付加体の グリシジル化物、ビスフェノールF、p−クミルフェノールより合成された ポリオール樹脂、Mw:62000、Mn:9000、Mw/Mn:6.9 、軟化点120℃) ・・・50重量部 ワックス (エステル系ワックス:融点83℃) ・・・・6重量部 着色剤及び帯電制御剤 ・・・実施例1と同じ
【0051】上記の材料を実施例1と同様に処理を行
い、以下の体積平均粒径のトナーを得た。 イエロー:7.4μm マゼンタ:7.5μm シアン :7.8μm ブラック:7.6μm さらに、実施例1と同様に処理を行い、各色トナー、さ
らに現像剤を得た。次に、得られた現像剤を用いて、実
施例1と同様の評価を行った。評価の結果を表1に示
す。
い、以下の体積平均粒径のトナーを得た。 イエロー:7.4μm マゼンタ:7.5μm シアン :7.8μm ブラック:7.6μm さらに、実施例1と同様に処理を行い、各色トナー、さ
らに現像剤を得た。次に、得られた現像剤を用いて、実
施例1と同様の評価を行った。評価の結果を表1に示
す。
【0052】 実施例4 結着樹脂A (ポリオール樹脂:低分子ビスフェノールA型エポキシ樹脂、高分子ビスフェ ノール型エポキシ樹脂、ビスフェノールA型エチレンオキサイド付加体のグ リシジル化物、ビスフェノールF、p−クミルフェノールより合成されたポ リオール樹脂、Mw:30000、Mn:12000、Mw/Mn:2.5 、軟化点95℃) ・・・50重量部 結着樹脂B (ポリエステル樹脂:ビスフェノールAのプロピレンオキサイド付加物、フマ ル酸、コハク酸誘電体から合成されるポリエステル樹脂、Mw:88000 、Mn:11000、Mw/Mn:8.0、軟化点122℃) ・・・50重量部 ワックス (エステル系ワックス:融点83℃) ・・・・5重量部 着色剤及び帯電制御剤 ・・・実施例1と同じ
【0053】上記の材料を実施例1と同様に処理を行
い、以下の体積平均粒径のトナーを得た。 イエロー:7.1μm マゼンタ:7.6μm シアン :7.9μm ブラック:7.4μm さらに、実施例1と同様に処理を行い、各色トナー、さ
らに現像剤を得た。次に、得られた現像剤を用いて、実
施例1と同様の評価を行った。評価の結果を表1に示
す。
い、以下の体積平均粒径のトナーを得た。 イエロー:7.1μm マゼンタ:7.6μm シアン :7.9μm ブラック:7.4μm さらに、実施例1と同様に処理を行い、各色トナー、さ
らに現像剤を得た。次に、得られた現像剤を用いて、実
施例1と同様の評価を行った。評価の結果を表1に示
す。
【0054】 実施例5 結着樹脂A (ポリオール樹脂:実施例3の結着樹脂Bで用いたものと同一組成、Mw:4 5000、Mn:15000、Mw/Mn:3.0、軟化点98℃) ・・・70重量部 結着樹脂B (ポリエステル樹脂:実施例3の結着樹脂Aで用いたものと同一組成、Mw: 92000、Mn:11000、Mw/Mn:8.4、軟化点120℃) ・・・30重量部 ワックス (ポリエチレンワックス:融点80℃) ・・・・5重量部 着色剤及び帯電制御剤 ・・・実施例1と同じ
【0055】上記の材料を実施例1と同様に処理を行
い、以下の体積平均粒径のトナーを得得た。 イエロー:7.5μm マゼンタ:7.2μm シアン :7.8μm ブラック:7.4μm さらに、実施例1と同様に処理を行い、各色トナー、さ
らに現像剤を得た。次に、得られた現像剤を用いて、実
施例1と同様の評価を行った。評価の結果を表1に示
す。
い、以下の体積平均粒径のトナーを得得た。 イエロー:7.5μm マゼンタ:7.2μm シアン :7.8μm ブラック:7.4μm さらに、実施例1と同様に処理を行い、各色トナー、さ
らに現像剤を得た。次に、得られた現像剤を用いて、実
施例1と同様の評価を行った。評価の結果を表1に示
す。
【0056】 実施例6 結着樹脂A (ポリエステル樹脂:実施例3の結着樹脂Aで用いたものと同一サンプル) ・・・50重量部 結着樹脂B (ポリオール樹脂:実施例3の結着樹脂Bで用いたものと同一組成、Mw:2 8000、Mn:7800、Mw/Mn:3.6、軟化点133℃) ・・・50重量部 ワックス (エステル系ワックス:融点83℃) ・・・・5重量部 着色剤及び帯電制御剤 ・・・実施例1と同じ
【0057】上記の材料を実施例1と同様に処理を行
い、以下の体積平均粒径のトナーを得得た。 イエロー:7.3μm マゼンタ:7.6μm シアン :7.4μm ブラック:7.2μm さらに、実施例1と同様に処理を行い、各色トナー、さ
らに現像剤を得た。次に、得られた現像剤を用いて、実
施例1と同様の評価を行った。評価の結果を表1に示
す。
い、以下の体積平均粒径のトナーを得得た。 イエロー:7.3μm マゼンタ:7.6μm シアン :7.4μm ブラック:7.2μm さらに、実施例1と同様に処理を行い、各色トナー、さ
らに現像剤を得た。次に、得られた現像剤を用いて、実
施例1と同様の評価を行った。評価の結果を表1に示
す。
【0058】 比較例1 結着樹脂A (ポリオール樹脂:実施例3の結着樹脂Bで用いたものと同一組成、Mw:5 000、Mn:10000、Mw/Mn:5.0、軟化点100℃) ・・100重量部 ワックス (パラフィンワックス:融点70℃) ・・・・5重量部 着色剤及び帯電制御剤 ・・・実施例1と同じ
【0059】上記の材料を実施例1と同様に処理を行
い、以下の体積平均粒径のトナーを得得た。 イエロー:7.2μm マゼンタ:7.8μm シアン :7.9μm ブラック:7.4μm さらに、実施例1と同様に処理を行い、各色トナー、さ
らに現像剤を得た。次に、得られた現像剤を用いて、実
施例1と同様の評価を行った。評価の結果を表1に示
す。
い、以下の体積平均粒径のトナーを得得た。 イエロー:7.2μm マゼンタ:7.8μm シアン :7.9μm ブラック:7.4μm さらに、実施例1と同様に処理を行い、各色トナー、さ
らに現像剤を得た。次に、得られた現像剤を用いて、実
施例1と同様の評価を行った。評価の結果を表1に示
す。
【0060】 比較例2結着樹脂A (ポリエステル樹脂:ビスフェノールAのプロピレンオキサイド付加物、テレ フタル酸、コハク酸誘電体から合成されるポリエステル樹脂、Mw:800 00、Mn:40000、Mw/Mn:2.0、軟化点105℃) ・・・70重量部 結着樹脂B (ポリオール樹脂:実施例3の結着樹脂Bに用いたものと同一組成、Mw:9 2000、Mn:11000、Mw/Mn:8.4、軟化点120℃) ・・・30重量部 ワックス (ポリプロピレンワックス:融点130℃) ・・・・5重量部 着色剤及び帯電制御剤 ・・・実施例1と同じ
【0061】上記の材料を実施例1と同様に処理を行
い、以下の体積平均粒径のトナーを得得た。 イエロー:7.6μm マゼンタ:7.5μm シアン :7.7μm ブラック:7.3μm さらに、実施例1と同様に処理を行い、各色トナー、さ
らに現像剤を得た。次に、得られた現像剤を用いて、実
施例1と同様の評価を行った。評価の結果を表1に示
す。
い、以下の体積平均粒径のトナーを得得た。 イエロー:7.6μm マゼンタ:7.5μm シアン :7.7μm ブラック:7.3μm さらに、実施例1と同様に処理を行い、各色トナー、さ
らに現像剤を得た。次に、得られた現像剤を用いて、実
施例1と同様の評価を行った。評価の結果を表1に示
す。
【0062】
【表1−1】
【0063】
【表1−2】
【0064】
【表1−3】
【0065】
【発明の効果】以上詳細かつ具体的な説明から明らかな
ように、本発明の電子写真用カラートナーは、少なくと
も2種の結着樹脂、着色剤、ワックスからなるカラート
ナーにおいて、前記2種の結着樹脂が、重量平均分子量
(Mw)が10000〜50000、かつ数平均分子量
(Mn)との比(Mw/Mn)が2〜5、かつ軟化点が
90〜100℃の結着樹脂Aと、Mwが2万〜10万、
かつMw/Mnが3.5〜10、かつ軟化点が105〜
135℃の結着樹脂が含有されるカラートナーであるこ
とにより、定着ローラにオイルを塗布することなく、
(1)良好な定着性を示し、(2)光沢性、透明性が高
く、(3)高温オフセットが十分に防止され、さらに、
前記結着樹脂A、Bがポリエステル樹脂、ポリオール樹
脂のうち、何れかも樹脂からなることにより、定着性、
光沢性、透明性がさらに向上し、さらにまた、前記ワッ
クスが樹脂に非相溶であり、エステル系、オレフィン系
で融点が65〜90℃であることにより、高温オフセッ
ト性が発生しにくくなり、さらにまた、前記ワックスの
前記結着樹脂中での平均分散粒径が0.3〜3μmであ
ることにより、透明性がさらに向上するという、極めて
優れた効果を発揮する。
ように、本発明の電子写真用カラートナーは、少なくと
も2種の結着樹脂、着色剤、ワックスからなるカラート
ナーにおいて、前記2種の結着樹脂が、重量平均分子量
(Mw)が10000〜50000、かつ数平均分子量
(Mn)との比(Mw/Mn)が2〜5、かつ軟化点が
90〜100℃の結着樹脂Aと、Mwが2万〜10万、
かつMw/Mnが3.5〜10、かつ軟化点が105〜
135℃の結着樹脂が含有されるカラートナーであるこ
とにより、定着ローラにオイルを塗布することなく、
(1)良好な定着性を示し、(2)光沢性、透明性が高
く、(3)高温オフセットが十分に防止され、さらに、
前記結着樹脂A、Bがポリエステル樹脂、ポリオール樹
脂のうち、何れかも樹脂からなることにより、定着性、
光沢性、透明性がさらに向上し、さらにまた、前記ワッ
クスが樹脂に非相溶であり、エステル系、オレフィン系
で融点が65〜90℃であることにより、高温オフセッ
ト性が発生しにくくなり、さらにまた、前記ワックスの
前記結着樹脂中での平均分散粒径が0.3〜3μmであ
ることにより、透明性がさらに向上するという、極めて
優れた効果を発揮する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 光輝 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 鈴木 智美 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくとも2種の結着樹脂、着色剤、ワ
ックスからなるカラートナーにおいて、前記2種の結着
樹脂が、重量平均分子量(Mw)が10000〜500
00、かつ数平均分子量(Mn)との比(Mw/Mn)
が2〜5、かつ軟化点が90〜100℃の結着樹脂A
と、Mwが2万〜10万、かつMw/Mnが3.5〜1
0、かつ軟化点が105〜135℃の結着樹脂Bを合わ
せ含有することを特徴とする電子写真用カラートナー。 - 【請求項2】 前記結着樹脂A、Bがポリエステル樹
脂、ポリオール樹脂のうち、何れかの樹脂からなること
を特徴とする請求項1に記載のカラートナー。 - 【請求項3】 前記ワックスが、結着樹脂に非相溶であ
り、エステル系またはオレフィン系で、融点が65〜9
0℃であることを特徴とする請求項1に記載の電子写真
用カラートナー。 - 【請求項4】 前記ワックスの結着樹脂中での平均分散
粒径が0.3〜3μmであることを特徴とする請求項1
に記載の電子写真用カラートナー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19341097A JPH1124313A (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | 電子写真用カラートナー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19341097A JPH1124313A (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | 電子写真用カラートナー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1124313A true JPH1124313A (ja) | 1999-01-29 |
Family
ID=16307504
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19341097A Pending JPH1124313A (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | 電子写真用カラートナー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1124313A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000305309A (ja) * | 1999-04-19 | 2000-11-02 | Tomoegawa Paper Co Ltd | 電子写真用トナー |
| US6444389B1 (en) | 2000-01-14 | 2002-09-03 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Toner for developing electrostatic latent image, two-component developer and image-forming process |
| JP2003195554A (ja) * | 2001-12-27 | 2003-07-09 | Ricoh Co Ltd | 静電荷像現像用トナー |
| US6852459B2 (en) | 2001-02-22 | 2005-02-08 | Ricoh Company, Ltd. | Color toner, method for manufacturing the toner, and image forming apparatus and method using the toner |
| US6946228B2 (en) | 1999-03-24 | 2005-09-20 | Kao Corporation | Toner for development of electrostatic latent images |
| US6992150B2 (en) | 2000-03-13 | 2006-01-31 | Sanyo Chemical Industries, Ltd. | Toner binder and process for producing the same |
| US7358023B2 (en) | 2002-03-15 | 2008-04-15 | Seiko Epson Corporation | Method for producing toner, toner and printed matter |
-
1997
- 1997-07-04 JP JP19341097A patent/JPH1124313A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6946228B2 (en) | 1999-03-24 | 2005-09-20 | Kao Corporation | Toner for development of electrostatic latent images |
| JP2000305309A (ja) * | 1999-04-19 | 2000-11-02 | Tomoegawa Paper Co Ltd | 電子写真用トナー |
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| US6852459B2 (en) | 2001-02-22 | 2005-02-08 | Ricoh Company, Ltd. | Color toner, method for manufacturing the toner, and image forming apparatus and method using the toner |
| US7049037B2 (en) | 2001-02-22 | 2006-05-23 | Ricoh Company, Ltd. | Color toner, method for manufacturing the toner, and image forming apparatus and method using the toner |
| JP2003195554A (ja) * | 2001-12-27 | 2003-07-09 | Ricoh Co Ltd | 静電荷像現像用トナー |
| US7358023B2 (en) | 2002-03-15 | 2008-04-15 | Seiko Epson Corporation | Method for producing toner, toner and printed matter |
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| Date | Code | Title | Description |
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|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040629 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041027 |