JPH11243538A - 車両用視認装置 - Google Patents

車両用視認装置

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JPH11243538A
JPH11243538A JP10043634A JP4363498A JPH11243538A JP H11243538 A JPH11243538 A JP H11243538A JP 10043634 A JP10043634 A JP 10043634A JP 4363498 A JP4363498 A JP 4363498A JP H11243538 A JPH11243538 A JP H11243538A
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JP
Japan
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image
luminance
pixel
luminance gradation
threshold value
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JP10043634A
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Inventor
Akira Asaoka
昭 浅岡
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】赤外線カメラで撮像した画像を用いて視認性の
よい表示を行なえる車両用視認装置を提供する。 【解決手段】赤外線カメラ1の画像の画素中で輝度値が
しきい値以上の画素群(例えば歩行者の顔)としきい値
未満の画素群(背景等)とを輝度分離し、しきい値未満
の画素群に対して、各画素の輝度階調を反転する輝度階
調反転手段11と、しきい値以上の画素群に対して、各
画素の輝度階調・色彩を所定値に設定する輝度階調・色
彩調整手段12と、画像の輪郭を強調するエッジ強調手
段13とを備え、それらを加算した信号を表示する構
成。しきい値未満の画素群を輝度階調反転することで、
空が明るく建物等が暗い通常の画像に似た表示を行なえ
る。またしきい値以上の画素群に対して、各画素の輝度
階調・色彩を強調することで、歩行者等を明瞭に表示で
きる。また画像の輪郭を強調することで、要注意物体の
視認性を向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、赤外線カメラを用
いた車両用の視認装置、例えば車両前方や後方の物体を
表示して運転者に呈示する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用視認装置としては、特開平
9−48282号公報に開示されるような車両用間接視
認装置がある。図23は上記従来例の概要を示すブロッ
ク図である。図23において、カメラコントローラ10
1は電子カメラ100を制御し、電子カメラ100によ
って撮影された車両後方の画像信号を画像処理ユニット
102に送る。画像処理ユニット102は、上記の画像
信号を2つの信号に分割し、一方の信号は、要安全確認
対象物と判断された領域に関して、エッジ強調、枠で囲
む、コントラストを高める、輝度を高める、彩度を高め
る、周辺情景をぼかす、フラッシュさせる、等の強調処
理を施した後、もう一方の信号にスーパーインポーズす
る。そして画像処理ユニット102の信号はモニタ10
3に送られ、モニタ103に表示されて運転者に呈示さ
れる。また、この従来例には、画像のコントラストを路
面の明るさに従って調整する方法や、遠方領域の画像を
拡大し、近傍の画像を縮小する方法により、運転者に、
より視認性を向上させた画像を呈示する方法に関しても
開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例で用いてい
る可視カメラにおいては、光の明暗を検出するので、コ
ントラストの強い物体が明瞭に表示される。しかし、車
両用の視認装置においては、歩行者やペットのような動
物および車両等の安全確認対象物を空や建造物等の背景
から分離して明確に検出したいという要望がある。その
ため、可視カメラの代わりに赤外線カメラを用いること
が考えられる。動物や車両のエンジンフード、マフラー
等は温度が高いので、一般に他の物体よりも赤外線カメ
ラで検出しやすい。また、赤外線カメラの場合には、夜
間の暗闇でも動物等を検出することが出来るという利点
がある。
【0004】しかし、赤外線カメラを用いた場合には、
次のごとき問題が生じる。すなわち、可視カメラの場合
には、日頃から人間の視覚に馴染んだ画像であることか
ら、前記従来例のように、各種の画像処理手法を採用す
るのみで、視認性を向上させることが可能である。とこ
ろが赤外線カメラにあっては、熱分布を各画素の輝度の
変化として表示することから、画像本来の質感が通常、
人間が見る視界とは異なり、通常の画像処理手法を採用
するのみでは、視認性を向上させることが困難である。
【0005】また、赤外線カメラの画像を単純に輝度階
調を反転すると、要安全確認対象物である歩行者の輝度
値が低下し、黒く表示されるため、かえって運転者の視
認性が低下する、という問題もある。
【0006】さらに、前記従来例では、歩行者を背景と
識別するために、相対速度差を用いて強調処理を施す範
囲を決定しているが、歩行者の移動速度は極めて遅く、
走行中の車両内部から撮影した画像において、歩行者と
背景との分離は困難である、という問題もあった。
【0007】この発明は、種々の利点を有しながら上記
のごとき問題点のため実用化が困難であった赤外線カメ
ラを用いた視認装置の問題点を解決するためになされた
ものであり、赤外線カメラで撮像した画像を用いて視認
性のよい表示を行なうことの出来る車両用視認装置を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明においては、特許請求の範囲に記載するよう
に構成している。すなわち、請求項1に記載の発明にお
いては、赤外線カメラで撮影された画像の画素中で輝度
値が所定のしきい値以上の画素群(例えば歩行者の顔や
信号灯火等の熱源)と前記しきい値未満の画素群(背景
等)とを輝度分離し、前記輝度分離された2種の画素群
についてそれぞれ異なる処理を施し、前記処理を施され
た画素群および赤外線カメラの原画像を加算した結果を
表示するように構成している。
【0009】上記のように、所定のしきい値以上の画素
群と前記しきい値未満の画素群とを輝度分離することに
より、歩行者の顔のような輝度値の高い画素と空等の背
景とを分離することが出来るので、それぞれの画素に適
した処理を施すことにより、赤外線画像のように一般に
馴染みのない画像から比較的見やすい表示を行なうこと
が出来ると共に、歩行者等の要注意対象物を明瞭に表示
することが出来る。なお、請求項1に記載の発明は、例
えば後記第8の実施の形態に相当する。
【0010】また、請求項2〜請求項8に記載の発明
は、処理手段の内容を示すものである。まず、請求項2
は、処理手段が、前記しきい値未満の画素群に対して、
各画素の輝度階調を反転する輝度階調反転手段と、前記
しきい値以上の画素群に対して、各画素の輝度階調また
は色彩を所定の値に設定する輝度階調・色彩調整手段
と、画像の輪郭を強調するエッジ強調手段と、からなる
ものである。
【0011】上記のように、しきい値未満の画素群(背
景等)に対して、各画素の輝度階調を反転することによ
り、例えば、空が明るく建物等が暗い通常の画像に似た
表示を行なうことが出来る。また、しきい値以上の画素
群に対して、各画素の輝度階調または色彩を所定の値に
設定(例えば最高輝度の白に設定、あるいは赤等の目立
つ色に設定)することにより、歩行者等の要注意対象物
を明瞭に表示することが出来る。また、画像の輪郭を強
調することにより、人間の視覚特性が本来有している、
対象物体の輪郭部を強調して物体の形状を把握する機能
を助けることができ、視認を要求される物体についての
視認性を向上させることができる。なお、請求項2に記
載の発明は、例えば後記図2、図3に記載した第1の実
施の形態に相当する。
【0012】また、請求項3〜請求項8に記載の発明
は、処理手段の内容が、上記輝度階調反転手段と、輝度
階調・色彩調整手段と、エッジ強調手段との何れか一つ
または二つの組合せからなるものであり、それぞれ下記
の実施の形態に相当する。すなわち、請求項3は後記図
4に記載した第2の実施の形態に、請求項4は後記図5
に記載した第3の実施の形態に、請求項5は後記図6に
記載した第4の実施の形態に、請求項6は後記図7に記
載した第5の実施の形態に、請求項7は後記図8に記載
した第6の実施の形態に、請求項8は後記図9に記載し
た第7の実施の形態に、それぞれ相当する。
【0013】また、請求項9に記載の発明は、輝度分離
手段におけるしきい値を、赤外線カメラの原画像におけ
る歩行者の顔の輝度の下限値に基づいて設定するもので
ある。このように輝度分離のしきい値として人間の顔の
輝度値(例えば、255段階中の200から255の
値)を採用すれば、それよりも輝度の高い物体のみが強
調されることになり、歩行者の顔や信号灯火等のような
熱源となる物体が白で明瞭に表示されることになる。
【0014】
【発明の効果】本発明においては、輝度の高い画素につ
いては輝度階調または色彩調整処理とエッジ強調処理と
を行なって、その画素をより強調し、その他の画素につ
いては輝度階調反転処理を行なって白黒反転表示をする
ことにより、空を白く、樹木や建物を黒く表示し、通常
の馴染んだ画像に近い表示を行ない、加えて、歩行者の
顔、信号灯火等のような熱源となる物体はより白く表示
されるため、視認性を要求される対象物は明るい白で表
示される。したがって風景等は通常の馴染んだ画像に近
い表示となり、それに歩行者等が白で表示されるので、
違和感が少なく、かつ歩行者(その他、他の動物や車両
等)を発見することが容易になる。また、エッジ強調を
行なうことにより、輝度値が近い物体でも輪郭を表示す
ることで物体の区別が容易になることから、歩行者に対
する視認性が向上する。したがって、赤外線カメラのよ
うに、熱分布を各画素の輝度の変化として表示するため
画像本来の質感が通常、人間が見る視界とは異なる画像
に関しても、視認性を向上させることが出来る、という
効果が得られる。また、背景との分離が困難な移動速度
の極めて遅い歩行者に対しても、走行中の車両内部から
撮影した画像において、歩行者を強調して運転者に呈示
することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の構成および作用
を各実施の形態ごとに図面に基づいて説明する。図1は
本発明の車両用視認装置の概略構成の一実施の形態を示
す図である。図1において、車両5前部のラジエータグ
リル6の奥部に、赤外線カメラ1が車両前方を向いて配
置されている。赤外線カメラ1の画像信号はハーネス7
を経由して車室内に配置された画像処理ユニット3に伝
送され、画像の各種処理が行われる。画像処理ユニット
3により処理された画像は車室内に配置された表示手段
4によって表示され、運転者等の乗員に呈示される。な
お、画像処理ユニット3は例えばCPU、ROM、RA
Mなどからなるコンピュータで構成され、また表示手段
4は例えば液晶表示装置やCRT表示装置などである。
また、図1においては、車両前部に赤外線カメラを前方
に向けて設置し、車両前方の光景を視認する場合を例示
したが、車両後部に後方を向けて赤外線カメラを設置
し、車両後方の画像を視認するように構成してもよい。
さらには両者を組み合わせて用いてもよい。
【0016】図2は、画像処理ユニット3の内部構成の
第1の実施の形態を示すブロック図である。図2におい
て、赤外線カメラ1により撮影された画像は、第1の画
像メモリ9aに入力され、256階調のデジタル輝度信
号群に変換される。次に、比較手段10において、しき
い値記憶手段15に予め記憶させてあるしきい値以上
(等しいか、あるいは大)か未満(よりも小)かを判定
し、しきい値以上の画素群(例えば歩行者の顔や信号灯
火のような熱源)を第3の画像メモリ9cに、しきい値
よりも小なる画素群(その他の背景等)を第2の画像メ
モリ9bに、それぞれ蓄える。すなわち、全体の画素が
輝度の大小に応じて二つの画素群に分離(輝度分離処
理)される。第2の画像メモリ9bに蓄えられた画素群
は、輝度階調反転手段11に入力され、輝度階調が反転
された後、第4の画像メモリ9dに蓄積される。一方、
第3の画像メモリ9cに蓄えられた画素群は、輝度階調
・色彩調整手段12に入力され、輝度階調または色彩が
調整された後、第5の画像メモリ9eに蓄積される。さ
らに、第3の画像メモリ9cに蓄えられた画素群は、エ
ッジ強調手段13に入力され、画素群ごとにその輪郭エ
ッジを抽出し、例えば輝度値255(白色で表示)で輪
郭が描かれた後、第6の画像メモリ9fに蓄積される。
【0017】以上のようにして作成された第1の画像メ
モリ9a、第4の画像メモリ9d、第5の画像メモリ9
eおよび第6の画像メモリ9fにそれぞれ蓄積された画
素群は、画像加算手段14によって加算された後、第7
の画像メモリ9gに蓄積される。そして第7の画像メモ
リ9gに蓄積されたデータに相当する画像が表示手段4
によって表示される。
【0018】次に、第1の実施の形態における作用を説
明する。図3は、本発明の車両用視認装置の第1の実施
の形態の作用を説明するフローチャートである。以下順
に作用を説明する。まず、ステップS10において、赤
外線カメラ1で撮像された画像信号が第1の画像メモリ
9aに入力され、A/D変換されて256階調のデジタ
ル輝度信号群に変換される。ステップS10の結果の画
像を図10に示す。ただし、図10はディジタルデータ
をアナログ画像として示している(以下同じ)。
【0019】図10においては、車両20、歩行者2
1、歩行者の顔22、道路23、縁石24、歩道25、
建物26、建物の屋根部27、空28、信号機の支柱2
9、信号灯火30、樹木31が撮影されている。
【0020】赤外線カメラ1による画像は、まず熱画像
であることから、表面温度の高い物体が輝度が高くな
る。さらに、色や表面性状により決定される放射率の高
い物体も輝度が高くなる。例えば、同じ温度でも歩道や
道路は表面の色が黒で凹凸が多く、放射率が高いため輝
度が比較的高く写り、輝度値は最大256の値のうちの
およそ100である。それに対して、表面の色が白で表
面が滑らかな、車両のボディや窓ガラス等は放射率が低
く輝度値はおよそ70である。
【0021】また、輝度値は赤外線の反射の影響も受け
るため、材木の幹や信号機の支柱のように、物体表面か
ら垂直に赤外線カメラ1に赤外線が入力される物体は輝
度値も高くなる。この理由から樹木、信号機の支柱、縁
石は輝度値がおよそ150である。
【0022】建物は樹木等に比較すれば表面が滑らかな
ため輝度値はおよそ120である。また建物の屋根部
は、昼間太陽により暖められた余熱が残るため、建物よ
りは温度が高く、輝度値はおよそ150である。また、
空は大気からの放射をうけて輝度値はおよそ100であ
る。
【0023】また、発熱体である歩行者の顔、信号灯火
は輝度値が最も大きくおよそ220である。歩行者自体
は、衣服の表面温度が歩行者の顔より低いことから、輝
度値はおよそ150である。
【0024】次に、ステップS20において、比較手段
10は、しきい値記憶手段15に予め記憶させてあるし
きい値を読み出す。次に、ステップS30において、比
較手段10はステップS20において読み出したしきい
値に対して、等しいかあるいは大なる画素群のみを抽出
して第3の画像メモリ9cに蓄える。このステップS3
0の結果の画像を図11に示す。なお、図11において
は、上記しきい値を200程度の高い値に設定し、歩行
者の顔と信号灯火のような特に輝度値の高い(赤外線強
度の大きい)物体のみが抽出された例を示しているが、
しきい値を上記の値よりも低い値(例えば150)に設
定すれば、縁石、建物の屋根部、信号機の支柱、樹木等
の比較的輝度値の高い物体も抽出される。
【0025】次に、ステップS40において、比較手段
10は、しきい値記憶手段15に予め記憶させてあるし
きい値より小なる画素群のみを抽出して第2の画像メモ
リ9bに蓄える。ステップS40の結果の画像を図12
に示す。なお、しきい値記憶手段15に予め記憶させて
あるしきい値は、通常0から255の値の中で最も運転
者に視認性の良好な任意の値を用いることができる。例
えば、上記しきい値として、人間の顔を赤外線カメラ1
により撮影した時の輝度の下限値(通常200から25
5の値、例えば200とする)を採用すれば、運転者に
とって視認性の良好な画像を与えることができるので、
好ましい結果が得られる(詳細後述)。上記のステップ
S20〜ステップS40の処理により、全体の画素が輝
度の大小に応じて二つの画素群に分離(輝度分離処理)
される。
【0026】次に、ステップS50において、第2の画
像メモリ9bに蓄えられた画素群は、輝度階調反転手段
11に入力され、輝度階調が反転される。例えば、輝度
が0の画素は255に輝度が255の画素は0に輝度が
変換される。ステップS50の結果の画像を図13に示
す。すなわち図12の輝度階調を反転した画像が図13
である。なお、この輝度階調反転処理は、例えば次のよ
うにして行なわれる。すなわち、前記輝度分離のしきい
値を歩行者の顔の下限値である200に設定した場合
は、0と200との中間の100を基準に輝度値が反転
される。したがって歩道や道路は元が100であった輝
度値は100で変化がない。車両のボディや窓ガラス等
は元の輝度値が70であり、反転後は130に変換され
る。樹木、信号機の支柱、縁石は輝度値が150から5
0に変換される。歩行者自体は輝度値が150から50
に変換される。建物は輝度値が120から80に変換さ
れる。建物の屋根部は、輝度値は150から50に変換
される。空は輝度値が100のまま変化しない。また、
歩行者の顔、信号灯火は輝度値220であってしきい値
200より大きいので、第3の画像メモリ9cに蓄積さ
れており、反転処理は行なわれず220のままである。
【0027】次に、ステップS60において、ステップ
S50で反転された画像は、第4の画像メモリ9dに蓄
積される。次に、ステップS70において、第3の画像
メモリ9cに蓄えられた画素群は、輝度階調・色彩調整
手段12に入力され、輝度階調または色彩が調整され
る。例えば、輝度階調・色彩調整手段12において、輝
度が200以上の画素を最大輝度である255に変換
(つまり輝度200以上の部分を強調)したり、本来は
白色の画素として輝度階調・色彩調整手段12に入力さ
れた画素を、運転者の視覚に強く訴える赤色等の色彩に
着色してもよい。
【0028】次に、ステップS80において、ステップ
S70において輝度階調または色彩が調整された画像
は、第5の画像メモリ9eに蓄積される。ステップS8
0の結果の画像を図14に示す。図14に示すように、
本来輝度値の高かった物体がより明瞭に白色で示されて
いる。なお、図14においては、しきい値を150程度
に設定して、歩行者の顔や信号灯火のような特に輝度値
の大きな物体の他に、縁石、建物の屋根部、信号機の支
柱、樹木等の比較的輝度値の高い物体についての画素も
第3の画像メモリ9cに蓄積されている場合を例示し
た。上記の輝度階調処理によって上記の縁石等の画素も
輝度値255に変換され、明瞭な白色になっている。
【0029】次に、ステップS90において、第3の画
像メモリ9cに蓄えられた画素群は、エッジ強調手段1
3に入力され、画素群ごとにその輪郭エッジを抽出した
のち、例えば輝度値255で輪郭が描かれる。次に、ス
テップS100において、ステップS90により輪郭が
描かれた画像は第6の画像メモリ9fに蓄積する。ステ
ップS100の結果の画像を図15に示す。図15にお
いては、各物体の輪郭が白で明瞭に示されている。な
お、図15は、前記輝度分離のしきい値として、歩行
者、樹木、信号灯火、縁石等が含まれて強調される14
0程度の値を用いた場合を例示している。
【0030】次に、ステップS110において、第1の
画像メモリ9a、第4の画像メモリ9d、第5の画像メ
モリ9e、第6の画像メモリ9fに蓄積された画素群、
すなわち赤外線カメラで撮像した原画像と、輝度階調反
転(白黒反転)処理を施された画像と、輝度階調または
色彩調整処理を施された画像と、エッジ強調処理を施さ
れた画像とが、画像加算手段14により加算される。加
算の方法は前述の4つの画像メモリのうち、画面上の同
一位置でもっとも輝度値が大なる値をそれぞれ選択する
処理を行なう。この加算結果を第7の画像メモリ9gに
蓄積する。ステップS110の結果の画像を図16に示
す。
【0031】上記のように第1の実施の形態において
は、ステップS30、S40において輝度分離(輝度レ
ベルに応じて二つに分ける処理)を行なって、歩行者等
の特に輝度の高い物体についての画素を分離し、その他
の輝度の低い物体(背景等)についての画素はステップ
S50における輝度階調反転(白黒反転)処理を行な
い、上記の輝度の高い画素については、ステップS70
における輝度階調または色彩調整処理と、ステップS9
0におけるエッジ強調処理との両方の処理を行なってい
る。その結果、図16では、例えば車両、歩行者、縁
石、信号機の支柱、信号灯火、樹木等が特に明るく表示
され、道路、空等がやや暗く、建物等がさらに暗く表示
されている。
【0032】以下、上記の3種の強調処理の特徴につい
て説明する。 (1)輝度階調反転(白黒反転)処理 人間は従来可視カメラによる画像を見ることに馴染んで
おり、一般に可視カメラは昼間あるいは照明に明るく照
らされた画像を撮影する。したがって、白黒表示では、
空は白く、木、道路、建物は黒という画像が風景の配置
状況を把握しやすい。しかし、赤外線カメラの画像では
前記図10に示したごとく、樹木や建物よりも空が黒く
表示されるので、違和感がある。そのため輝度分離を行
なった後のしきい値より小さい方の画素に対して輝度階
調反転(白黒反転)処理を行なうことにより、空を白
く、樹木や建物を黒く表示し、通常の馴染んだ画像に近
い表示を行なうことが出来る。
【0033】(2)輝度階調または色彩調整処理 輝度階調または色彩調整処理として、輝度を増加(輝度
階調処理)した場合には、歩行者の顔等の熱源をさらに
明瞭に白色として強調することが出来る。さらに赤等の
色を用いて色彩調整処理を施せば歩行者の視認性をさら
に向上させることが出来る。なぜならば、人間の視覚特
性は、輝度の変化よりも色の変化に敏感だからである。
このような輝度階調や色彩調整処理を行なうと、通常の
画像に比較して不自然な画像になるが、灯火が少なく背
景の単調な郊外等では、歩行者のみが強調されるため、
歩行者の視認性が向上するという効果がある。
【0034】なお、上記のように、歩行者を特に明瞭に
表示したい場合には、輝度分離のしきい値として人間の
顔を赤外線カメラ1により撮影した時の輝度の下限値
(通常、255段階中の200から255の値、例えば
200とする)を採用すれば、それよりも輝度の高い物
体のみが強調されることになり、歩行者の顔や信号灯火
等のような熱源となる物体が白で明瞭に表示されること
になる。
【0035】(3)エッジ強調処理 物体のエッジ(輪郭)を強調することにより、人間の視
覚特性が本来有している、対象物体の輪郭部を強調して
物体の形状を把握する機能を助ける効果があり、視認を
要求される物体についての視認性を向上させることがで
きる。このようなエッジ強調処理を行なうと、通常の画
像に比較して不自然な画像になるが、灯火、建物、歩行
者等の多い街中の道路では、輝度値が近い物体でも輪郭
を表示することで物体の区別が容易になることから、歩
行者に対する視認性が向上するという効果がある。
【0036】第1の実施の形態においては、輝度分離を
行なった後に、上記の3種の処理を全て行なっている。
すなわち、輝度の高い画素については輝度階調または色
彩調整処理とエッジ強調処理とを行なって、その画素を
より強調し、その他の画素については輝度階調反転処理
を行なって白黒反転表示をしている。そのため、図16
に示すように、空を薄色で建物を黒く表示し、通常の馴
染んだ画像に近い表示を行ない、加えて、歩行者の顔、
信号灯火等のような熱源となる物体はより白く表示され
るため、視認性を要求される熱源(対象物)は本来の輝
度である白で表示されることになる。したがって風景等
は通常の馴染んだ画像に近い表示となり、それに歩行者
等が白で表示されるので、違和感なく、かつ歩行者を発
見することが容易になる。また、エッジ強調を行なうこ
とにより、輝度値が近い物体でも輪郭を表示することで
物体の区別が容易になることから、歩行者に対する視認
性が向上する。したがって赤外線画像のための違和感は
あるが、このような画像に使用者が馴れれば、第1〜第
8の実施の形態のうちで、歩行者についての視認性が最
も向上する。
【0037】なお、本実施の形態においては、赤外線カ
メラ1の信号を単純に強調処理するように説明している
が、赤外線カメラ1の画像にはスミア現象と呼ばれる残
像現象が生じる。これらスミア現象の発生は、強い輝度
信号が入力した時に発生し、これを解消するには絞りを
絞ることが有効である。また、スミアを検出するには、
強い輝度信号の解消するまでの所定の画素の輝度値の変
化を検出すればよい。したがって、スミアの発生する時
間に従って、第1の画像メモリ9aに入力する画像の時
間的遅れを調整することも可能であるし、また、スミア
の発生する時間に従って、絞りを自動的に調節すること
も可能である。
【0038】また、本実施の形態においては、第1の画
像メモリ9a、第2の画像メモリ9b、第3の画像メモ
リ9c、第4の画像メモリ9d、第5の画像メモリ9
e、第6の画像メモリ9f、第7の画像メモリ9gの7
つの画像メモリにより画像メモリが構成されるように説
明したが、実際の処理は図2における左のブロックから
右のブロックに向かって進むので、処理が終わった画像
メモリを他の画像メモリとして用いることで、メモリの
節約が行えることは言うまでもない。
【0039】次に、図4は本発明の第2の実施の形態の
概略構成を示すブロック図である。この実施の形態は、
前記第1の実施の形態(図2)の構成において、第2の
画像メモリ9b、輝度階調反転手段11、第4の画像メ
モリ9dを除いた構成である。すなわち、第2の実施の
形態においては、図3のフローチャートにおいてステッ
プS50の輝度階調反転(白黒反転)処理の部分を除
き、強調処理としては、ステップS70における輝度階
調または色彩調整処理と、ステップS90におけるエッ
ジ強調処理との2種の処理を行なうものである。
【0040】第2の実施の形態により作成される画像を
図17に示す。本実施の形態においては、輝度の高い物
体に対して輪郭を表示するエッジ強調処理を行なってい
るため、通常の画像に比較して不自然な画像になるが、
灯火、建物、歩行者の多い街中の道路では、輝度値が近
い物体でも輪郭を表示することで物体の区別が容易にな
ることから、歩行者に対する視認性が向上するという効
果がある。
【0041】また、輝度の高い物体(歩行者の顔や灯火
等)に対して輝度を増加する輝度階調処理を行なってい
るため、通常の画像に比較して不自然な画像になるが、
灯火が少なく背景が単調な郊外等では、歩行者のみが強
調されるため歩行者の視認性が向上するという効果があ
る。
【0042】また、第1の実施の形態に比べれば、輝度
階調反転処理を行なわず、熱画像がそのまま表示される
ため、普段、熱画像を見ることに慣れている人に対して
は、見やすい画像である。そして単なる熱画像に比べれ
ば、前記2つの強調処理を行なっているので歩行者の視
認性が向上する。
【0043】次に、図5は本発明の第3の実施の形態の
概略構成を示すブロック図である。この実施の形態は、
前記第1の実施の形態(図2)の構成において、エッジ
強調手段13と第6の画像メモリ9fを除いた構成であ
る。すなわち、第3の実施の形態においては、図3のフ
ローチャートにおいて、ステップS90におけるエッジ
強調処理の部分を除き、強調処理としては、ステップS
50における輝度階調反転(白黒反転)処理と、ステッ
プS70における輝度階調・色彩調整処理との2種の処
理を行なうものである。
【0044】第3の実施の形態により作成される画像を
図18に示す。本実施の形態においては、輝度の高い物
体(歩行者の顔や灯火等)に対して輝度を増加する輝度
階調処理を行なっているため、通常の画像に比較して不
自然な画像になるが、灯火が少なく背景が単調な郊外等
では、歩行者のみが強調されるため歩行者の視認性が向
上するという効果がある。また、一般の物体に対しては
輝度階調反転処理を行なっているので、背景が昼間の画
像に近く表示されるため、より違和感なくかつ歩行者を
発見することが容易であるという効果を有する。
【0045】次に、図6は本発明の第4の実施の形態の
概略構成を示すブロック図である。この実施の形態は、
前記第1の実施の形態(図2)の構成において、輝度階
調・色彩調整手段12と第5の画像メモリ9eを除いた
構成である。すなわち、第4の実施の形態においては、
図3のフローチャートにおいて、ステップS70におけ
る輝度階調・色彩調整処理の部分を除き、強調処理とし
ては、ステップS50における輝度階調反転(白黒反
転)処理と、ステップS90におけるエッジ強調処理と
の2種の処理を行なうものである。
【0046】第4の実施の形態により作成される画像を
図19に示す。本実施の形態においては、輝度の高い物
体に対して輪郭を表示するエッジ強調処理を行なってい
るため、通常の画像に比較して不自然な画像になるが、
灯火、建物、歩行者の多い街中の道路では、輝度値が近
い物体でも輪郭を表示することで物体の区別が容易にな
ることから、歩行者に対する視認性が向上するという効
果がある。また、一般の物体に対しては輝度階調反転処
理を行なっているので、背景が昼間の画像に近いため、
より違和感なく、かつ歩行者を発見することが容易であ
るという効果を有する。
【0047】次に、図7は本発明の第5の実施の形態の
概略構成を示すブロック図である。この実施の形態は、
前記第1の実施の形態(図2)の構成において、第2の
画像メモリ9b、輝度階調反転手段11、第4の画像メ
モリ9d、色彩調整手段12、第5の画像メモリ9eを
除いた構成である。すなわち、第5の実施の形態におい
ては、図3のフローチャートにおいて、ステップS50
における輝度階調反転(白黒反転)処理の部分と、ステ
ップS70における輝度階調・色彩調整処理の部分とを
除き、強調処理としては、ステップS90におけるエッ
ジ強調処理のみを行なうものである。
【0048】第5の実施の形態により作成される画像を
図20に示す。本実施の形態においては、人間の視覚特
性が本来有している、対象物体の輪郭部を強調して物体
の形状を把握する機能を助ける効果があり、視認性を要
求される物体の視認を向上することができる。すなわ
ち、輪郭を表示するエッジ強調処理を行なっているた
め、通常の画像に比較して不自然な画像になるが、灯
火、建物、歩行者の多い街中の道路では、輝度値が近い
物体でも輪郭を表示することで物体の区別が容易になる
ことから、歩行者に対する視認性が向上するという効果
がある。なお、上記のエッジ強調処理を行なう場合にお
ける前記輝度分離のしきい値は、歩行者、樹木、信号灯
火、縁石等が含まれて強調される140程度が良好な結
果を得られる。
【0049】次に、図8は本発明の第6の実施の形態の
概略構成を示すブロック図である。この実施の形態は、
前記第1の実施の形態(図2)の構成において、第2の
画像メモリ9b、輝度階調反転手段11、第4の画像メ
モリ9d、エッジ強調手段13、第6の画像メモリ9f
を除いた構成である。すなわち、第6の実施の形態にお
いては、図3のフローチャートにおいて、ステップS5
0における輝度階調反転(白黒反転)処理の部分と、ス
テップS90におけるエッジ強調処理の部分とを除き、
強調処理としては、S70における輝度階調・色彩調整
処理のみを行なうものである。
【0050】第6の実施の形態により作成される画像を
図21に示す。図21においては、図示の都合上、輝度
階調・色彩調整処理として、輝度を増加(輝度階調処
理)することで白色として強調処理を行なっているが、
実際は赤等の色を用いて色彩調整処理を施した方が歩行
者の視認性は向上する。なぜならば、人間の視覚特性
は、輝度の変化よりも色の変化に敏感だからである。こ
のように輝度階調や色彩調整処理により、通常の画像に
比較して不自然な画像になるが、灯火が少なく背景の単
調な郊外等では、歩行者のみが強調されるため、歩行者
の視認性が向上するという効果がある。なお、本強調処
理を行なう場合における前記輝度分離のしきい値は、歩
行者、樹木、信号灯火、縁石等が含まれて強調される1
40程度が良好な結果を得られる。
【0051】次に、図9は本発明の第7の実施の形態の
概略構成を示すブロック図である。この実施の形態は、
前記第1の実施の形態(図2)の構成において、第3の
画像メモリ9c、色彩調整手段12、第5の画像メモリ
9e、エッジ強調手段13、第6の画像メモリ9fを除
いた構成である。すなわち、第7の実施の形態において
は、図3のフローチャートにおいて、S70における輝
度階調・色彩調整処理の部分と、ステップS90におけ
るエッジ強調処理の部分とを除き、強調処理としては、
ステップS50における輝度階調反転(白黒反転)処理
のみを行なうものである。
【0052】第7の実施の形態により作成される画像を
図22に示す。人間は従来可視カメラによる画像を見る
ことに馴染んでおり、一般に可視カメラは昼間あるいは
照明に明るく照らされた画像を撮影する。したがって、
白黒表示では、空は白く、木、道路、建物は黒という画
像が風景の配置状況を把握しやすい。そのため図22の
ように表示することにより、通常の馴染んだ画像に近い
表示を行なうことが出来る。加えて、輝度分離された輝
度の高い物体(歩行者の顔、信号灯火等のような熱源と
なる物体)は白く表示されるため、視認性を要求される
熱源(対象物)は本来の輝度である白で写されることに
なる。したがって風景等は通常の馴染んだ画像に近い表
示となり、それに歩行者等が白で表示されるので、違和
感なく、かつ歩行者を発見することが容易になる。
【0053】なお、本実施の形態における輝度階調反転
(白黒反転)処理は、例えば次のようにして行なう。歩
行者の顔の下限値である200を前記輝度分離のしきい
値とした場合は、0と200との中間の100を基準に
輝度値が反転される。したがって歩道や道路は元が10
0であった輝度値は100で変化がない。車両のボディ
や窓ガラス等は元の輝度値が70であり、反転後は13
0に変換される。樹木、信号機の支柱、縁石は輝度値が
150から50に変換される。歩行者自体は輝度値が1
50から50に変換される。建物は輝度値が120から
80に変換される。建物の屋根部は、輝度値は150が
ら50に変換される。空は輝度値は100のまま変化し
ない。なお、歩行者の顔、信号灯火は輝度値220であ
ってしきい値200より大きいので、第3の画像メモリ
9cに蓄積されており、反転処理は行なわれず220の
ままである。
【0054】また、第8の実施の形態は、図示を省略す
るが、前記第1の実施の形態(図2)の構成において、
第1の画像メモリ9a、第2の画像メモリ9b、第3の
画像メモリ9c、比較手段10、しきい値記憶手段15
の部分は同一であって、図3のフローチャートにおける
ステップS10〜S40までの処理(輝度分離処理)は
同様に行なうが、その後の強調処理に関しては、前記第
1から第7までの実施の形態のように限定はせず、一般
的な画像強調手段を用いた構成である。例えば、上記の
輝度分離処理によって歩行者等の要安全確認対象物を抽
出した後、これら要安全確認対象物に対して一般的な画
像強調の手法である、輝度を高める、枠状の画像で囲
む、周辺情景をぼかす、フラッシュさせる等の強調処理
を用いることが出来る。
【0055】なお、これまでの説明においては、要安全
確認対象物として、主に歩行者を対象として説明を行っ
ているが、他の要安全確認対象物として、動物、車両の
マフラ、車両のタイヤ等(いずれも赤外線の熱源であ
り、輝度値が高い)であっても構成、作用は同じであ
り、同一の効果が得られることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用視認装置の概略構成の一実施の
形態を示す図。
【図2】画像処理ユニット3の内部構成の第1の実施の
形態を示すブロック図。
【図3】本発明の車両用視認装置の第1の実施の形態の
作用を説明するためのフローチャート。
【図4】本発明の第2の実施の形態の概略構成を示すブ
ロック図。
【図5】本発明の第3の実施の形態の概略構成を示すブ
ロック図。
【図6】本発明の第4の実施の形態の概略構成を示すブ
ロック図。
【図7】本発明の第5の実施の形態の概略構成を示すブ
ロック図。
【図8】本発明の第6の実施の形態の概略構成を示すブ
ロック図。
【図9】本発明の第7の実施の形態の概略構成を示すブ
ロック図。
【図10】赤外線カメラ1で撮像した画像信号をデジタ
ル輝度信号に変換した結果をアナログ的に表示した画像
の一例図。
【図11】輝度がしきい値以上の画素群の画像の一例
図。
【図12】輝度がしきい値未満の画素群の画像の一例
図。
【図13】輝度階調反転手段11で輝度階調を反転した
結果の画像の一例図。
【図14】輝度階調・色彩調整手段12で輝度階調また
は色彩が調整された結果の画像の一例図。
【図15】エッジ強調手段13で輪郭が描かれた結果の
画像の一例図。
【図16】各処理を施した結果の画像と赤外線カメラの
原画像とを加算した結果の画像の一例図。
【図17】第2の実施の形態により作成される画像の一
例図。
【図18】第3の実施の形態により作成される画像の一
例図。
【図19】第4の実施の形態により作成される画像の一
例図。
【図20】第5の実施の形態により作成される画像の一
例図。
【図21】第6の実施の形態により作成される画像の一
例図。
【図22】第7の実施の形態により作成される画像の一
例図。
【図23】従来例の概略構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1…赤外線カメラ 3…画像処理ユニ
ット 4…表示手段 5…車両 6…ラジエータグリル 7…ハーネス 9a…第1の画像メモリ 9b…第2の画像
メモリ 9c…第3の画像メモリ 9d…第4の画像
メモリ 9e…第5の画像メモリ 9f…第6の画像
メモリ 9g…第7の画像メモリ 10…比較手段 11…輝度階調反
転手段 12…輝度階調・色彩調整手段 13…エッジ強調
手段 14…画像加算手段 15…しきい値記
憶手段 20…車両 21…歩行者 22…歩行者の顔 23…道路 24…縁石 25…歩道 26…建物 27…建物の屋根
部 28…空 29…信号機の支
柱 30…信号灯火 31…樹木 100…電子カメラ 101…カメラコ
ントローラ 102…画像処理ユニット 103…モニタ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両に配設された赤外線カメラで撮像した
    車両外部の画像を、車室内部の所定の位置に配設された
    表示手段によって表示する車両用視認装置において、 前記赤外線カメラで撮影された画像の画素中で輝度値が
    所定のしきい値以上の画素群と前記しきい値未満の画素
    群とを輝度分離する輝度分離手段と、 前記輝度分離された2種の画素群についてそれぞれ異な
    る処理を施す処理手段と、 前記処理を施された前記2種の画素群および赤外線カメ
    ラの原画像を加算する画像加算手段と、 を備え、前記画像加算手段の出力を前記表示手段で表示
    するように構成したことを特徴とする車両用視認装置。
  2. 【請求項2】前記処理手段は、前記しきい値未満の画素
    群に対して、各画素の輝度階調を反転する輝度階調反転
    手段と、前記しきい値以上の画素群に対して、各画素の
    輝度階調または色彩を所定の値に設定する輝度階調・色
    彩調整手段と、画像の輪郭を強調するエッジ強調手段
    と、からなることを特徴とする請求項1に記載の車両用
    視認装置。
  3. 【請求項3】前記処理手段は、前記しきい値以上の画素
    群に対して、各画素の輝度階調または色彩を所定の値に
    設定する輝度階調・色彩調整手段と、画像の輪郭を強調
    するエッジ強調手段と、からなることを特徴とする請求
    項1に記載の車両用視認装置。
  4. 【請求項4】前記処理手段は、前記しきい値未満の画素
    群に対して、各画素の輝度階調を反転する輝度階調反転
    手段と、前記しきい値以上の画素群に対して、各画素の
    輝度階調または色彩を所定の値に設定する輝度階調・色
    彩調整手段と、からなることを特徴とする請求項1に記
    載の車両用視認装置。
  5. 【請求項5】前記処理手段は、前記しきい値未満の画素
    群に対して、各画素の輝度階調を反転する輝度階調反転
    手段と、前記しきい値以上の画素群に対して、画像の輪
    郭を強調するエッジ強調手段と、からなることを特徴と
    する請求項1に記載の車両用視認装置。
  6. 【請求項6】前記処理手段は、前記しきい値以上の画素
    群に対して、画像の輪郭を強調するエッジ強調手段から
    なることを特徴とする請求項1に記載の車両用視認装
    置。
  7. 【請求項7】前記処理手段は、前記しきい値以上の画素
    群に対して、各画素の輝度階調または色彩を所定の値に
    設定する輝度階調・色彩調整手段からなることを特徴と
    する請求項1に記載の車両用視認装置。
  8. 【請求項8】前記処理手段は、前記しきい値未満の画素
    群に対して、各画素の輝度階調を反転する輝度階調反転
    手段からなることを特徴とする請求項1に記載の車両用
    視認装置。
  9. 【請求項9】前記輝度分離手段におけるしきい値は、前
    記赤外線カメラの原画像における歩行者の顔の輝度の下
    限値に基づいて設定されることを特徴とする請求項1乃
    至請求項8の何れかに記載の車両用視認装置。
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