JPH1124367A - 画像形成装置 - Google Patents
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- JPH1124367A JPH1124367A JP9178403A JP17840397A JPH1124367A JP H1124367 A JPH1124367 A JP H1124367A JP 9178403 A JP9178403 A JP 9178403A JP 17840397 A JP17840397 A JP 17840397A JP H1124367 A JPH1124367 A JP H1124367A
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Landscapes
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 被転写体上に複数色のトナー像を多重転写す
る際のトナー飛散の発生が防止された画像形成装置を提
供することを目的とする。 【解決手段】 像担持体12上に形成されたトナー像t
1,t2,t3を被転写体P上に層状に重畳されるよう
に転写する際に、トナー飛散を起こしやすい最上層のト
ナー像t1の飛散を防止するために、例えば、最上層ト
ナー像t1には、球形化度の高い球形トナーを用い、そ
の下層トナー像t2,t3には球形化度の低い不定形ト
ナーを用いる。
る際のトナー飛散の発生が防止された画像形成装置を提
供することを目的とする。 【解決手段】 像担持体12上に形成されたトナー像t
1,t2,t3を被転写体P上に層状に重畳されるよう
に転写する際に、トナー飛散を起こしやすい最上層のト
ナー像t1の飛散を防止するために、例えば、最上層ト
ナー像t1には、球形化度の高い球形トナーを用い、そ
の下層トナー像t2,t3には球形化度の低い不定形ト
ナーを用いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式を利
用したカラープリンタやカラー複写機などに用いられる
カラー画像形成装置に関するものである。
用したカラープリンタやカラー複写機などに用いられる
カラー画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式を利用したカラープ
リンタやカラー複写機などのカラー画像形成装置におい
て、一つもしくは複数の像担持体上に複数色のトナー像
を形成しこれを被転写体上に順次重ね合わせて転写しカ
ラー画像を形成するカラー画像形成装置が用いられてい
る。
リンタやカラー複写機などのカラー画像形成装置におい
て、一つもしくは複数の像担持体上に複数色のトナー像
を形成しこれを被転写体上に順次重ね合わせて転写しカ
ラー画像を形成するカラー画像形成装置が用いられてい
る。
【0003】図12は、従来のカラー画像形成装置の一
例を示す概略構成図である。図12には、静電潜像形成
装置1aと像担持体1bと4色用のロータリー型現像機
1cとを内蔵した、例えば黒(K)、イエロ−(Y)、
マゼンタ(M)、シアン(C)のトナー像を形成する画
像形成ユニット1、像担持体1b上に形成されたトナー
像の転写を受ける記録用紙Pを搬送する転写搬送用ロー
ル2、記録用紙Pを転写搬送用ロール2から剥離する用
紙剥離装置4、および定着器5を備えたカラー画像形成
装置が示されている。このカラー画像形成装置では、画
像形成ユニット1によって形成された黒(K)、イエロ
−(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色のトナ
ー像が記録用紙P上に順次重ね合わされて転写された
後、用紙剥離装置4によって転写搬送用ロール2から記
録用紙Pが剥離されさらに定着が行なわれてカラー画像
が形成される。
例を示す概略構成図である。図12には、静電潜像形成
装置1aと像担持体1bと4色用のロータリー型現像機
1cとを内蔵した、例えば黒(K)、イエロ−(Y)、
マゼンタ(M)、シアン(C)のトナー像を形成する画
像形成ユニット1、像担持体1b上に形成されたトナー
像の転写を受ける記録用紙Pを搬送する転写搬送用ロー
ル2、記録用紙Pを転写搬送用ロール2から剥離する用
紙剥離装置4、および定着器5を備えたカラー画像形成
装置が示されている。このカラー画像形成装置では、画
像形成ユニット1によって形成された黒(K)、イエロ
−(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色のトナ
ー像が記録用紙P上に順次重ね合わされて転写された
後、用紙剥離装置4によって転写搬送用ロール2から記
録用紙Pが剥離されさらに定着が行なわれてカラー画像
が形成される。
【0004】図13は、従来のカラー画像形成装置の他
の例を示す概略構成図である。図13には、静電潜像形
成装置と像担持体と現像器とをそれぞれ内蔵した、例え
ば黒(K)、イエロ−(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)の色のトナー像を形成する画像形成ユニット6
a,6b,6c,6d、これら各画像形成ユニットの像
担持体上に形成された各色のトナー像の転写を受ける記
録用紙Pを載置して循環移動する転写搬送用ベルト
2’、記録用紙Pを転写搬送用ベルト2’から剥離する
用紙剥離装置4、および定着器5を備えたカラー画像形
成装置が示されている。このカラー画像形成装置では、
上記の各色に対応した画像形成ユニット6a,6b,6
c,6dにより形成されたトナー像が転写搬送用ロール
2の上に順次重ね合わされて転写された後、用紙剥離装
置4によって転写搬送用ロール2から記録用紙Pが剥離
されさらに定着が行なわれてカラー画像が形成される。
の例を示す概略構成図である。図13には、静電潜像形
成装置と像担持体と現像器とをそれぞれ内蔵した、例え
ば黒(K)、イエロ−(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)の色のトナー像を形成する画像形成ユニット6
a,6b,6c,6d、これら各画像形成ユニットの像
担持体上に形成された各色のトナー像の転写を受ける記
録用紙Pを載置して循環移動する転写搬送用ベルト
2’、記録用紙Pを転写搬送用ベルト2’から剥離する
用紙剥離装置4、および定着器5を備えたカラー画像形
成装置が示されている。このカラー画像形成装置では、
上記の各色に対応した画像形成ユニット6a,6b,6
c,6dにより形成されたトナー像が転写搬送用ロール
2の上に順次重ね合わされて転写された後、用紙剥離装
置4によって転写搬送用ロール2から記録用紙Pが剥離
されさらに定着が行なわれてカラー画像が形成される。
【0005】図14は、従来のカラー画像形成装置の他
の例を示す概略構成図である。図14には、静電潜像形
成装置と像担持体と現像器とを内蔵した、例えば黒
(K)、イエロ−(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)の色のトナー像を形成する画像形成ユニット6
a,6b,6c,6d、これら各画像形成ユニットの像
担持体上に形成された各色トナー像の転写を受ける被転
写体としての中間転写ドラム7、中間転写ドラム7上に
形成された4色のトナー像を記録用紙Pに二次転写する
ための二次転写器8、および定着器5を備えたカラー画
像形成装置が示されている。このカラー画像形成装置で
は、各画像形成ユニットの像担持体上に形成された各色
トナー像は中間転写ドラム7上に順次重ね合わされて転
写され、中間転写ドラム7上に形成された複数色のトナ
ー像が記録用紙Pへ一括して二次転写される。
の例を示す概略構成図である。図14には、静電潜像形
成装置と像担持体と現像器とを内蔵した、例えば黒
(K)、イエロ−(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)の色のトナー像を形成する画像形成ユニット6
a,6b,6c,6d、これら各画像形成ユニットの像
担持体上に形成された各色トナー像の転写を受ける被転
写体としての中間転写ドラム7、中間転写ドラム7上に
形成された4色のトナー像を記録用紙Pに二次転写する
ための二次転写器8、および定着器5を備えたカラー画
像形成装置が示されている。このカラー画像形成装置で
は、各画像形成ユニットの像担持体上に形成された各色
トナー像は中間転写ドラム7上に順次重ね合わされて転
写され、中間転写ドラム7上に形成された複数色のトナ
ー像が記録用紙Pへ一括して二次転写される。
【0006】図15は、従来のカラー画像形成装置の他
の例を示す概略構成図である。図15には、図14に示
したカラー画像形成装置における中間転写ドラム7の代
わりに、被転写体として中間転写ベルト9が用いられて
いる。
の例を示す概略構成図である。図15には、図14に示
したカラー画像形成装置における中間転写ドラム7の代
わりに、被転写体として中間転写ベルト9が用いられて
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のカ
ラー画像形成装置では、像担持体上に形成された各色の
トナー像を被転写体上に順次重ね合わせて転写していく
際に、ブラーと呼ばれるトナー飛散現象を起こし画質を
劣化させたり、機内をトナーで汚したりすることがあ
る。特に、トナー像のパイルハイト(積層高さ)が高い
場合や、トナーの持つ電荷量が比較的大きい場合に、転
写電界によるトナー付着力よりもトナーどうしの反発力
の方が勝るようになるためトナー飛散を起こしやすい。
ラー画像形成装置では、像担持体上に形成された各色の
トナー像を被転写体上に順次重ね合わせて転写していく
際に、ブラーと呼ばれるトナー飛散現象を起こし画質を
劣化させたり、機内をトナーで汚したりすることがあ
る。特に、トナー像のパイルハイト(積層高さ)が高い
場合や、トナーの持つ電荷量が比較的大きい場合に、転
写電界によるトナー付着力よりもトナーどうしの反発力
の方が勝るようになるためトナー飛散を起こしやすい。
【0008】図16は、像担持体上のトナー像が被転写
体に転写される際のトナー飛散現象を示す図である。図
16に示すように、像担持体1b上のトナー像Tが被転
写体3(例えば、記録用紙など)上に転写される際に、
トナー像TのパイルハイトHが高い場合には、トナー像
Tが転写ニップ部Nから遠ざかるにつれて転写電界が弱
まり、トナーどうしの反発力が転写電界によるトナー付
着力よりも勝るようになると、トナー像Tの最上層のト
ナーtがトナー像Tから飛び出しやすくなる。
体に転写される際のトナー飛散現象を示す図である。図
16に示すように、像担持体1b上のトナー像Tが被転
写体3(例えば、記録用紙など)上に転写される際に、
トナー像TのパイルハイトHが高い場合には、トナー像
Tが転写ニップ部Nから遠ざかるにつれて転写電界が弱
まり、トナーどうしの反発力が転写電界によるトナー付
着力よりも勝るようになると、トナー像Tの最上層のト
ナーtがトナー像Tから飛び出しやすくなる。
【0009】また、特開平7−209952号公報など
のように、像担持体から被転写体へのトナー像の転写効
率を高めるために流動性の高い球形トナ−を用いた場合
は、トナーが高流動性であるために通常のトナーを用い
た場合よりさらに飛散しやすくなる。トナー飛散を防止
するために、例えば、特開平2−143265号公報に
は、トナ−への流動性向上添加剤の含有量の最も多いト
ナーを最初の色の現像器に用い、現像器の順番を追うに
従い流動性向上添加剤の含有量の低いトナーを用い、転
写により形成されるトナ−像の流動性を上層にゆくほど
下げることにより最上層のトナ−像の流動性を低下させ
る方法が開示されている。また、特開平5−10786
4号公報には、平均粒径の最も大きいトナ−を最初の色
の現像器に用い、現像器の順番を追うに従い平均粒径の
大きいトナーを用い、転写により形成されるトナ−像の
流動性を上層にゆくほど下げることにより最上層のトナ
−像の流動性を低下させる方法が開示されている。
のように、像担持体から被転写体へのトナー像の転写効
率を高めるために流動性の高い球形トナ−を用いた場合
は、トナーが高流動性であるために通常のトナーを用い
た場合よりさらに飛散しやすくなる。トナー飛散を防止
するために、例えば、特開平2−143265号公報に
は、トナ−への流動性向上添加剤の含有量の最も多いト
ナーを最初の色の現像器に用い、現像器の順番を追うに
従い流動性向上添加剤の含有量の低いトナーを用い、転
写により形成されるトナ−像の流動性を上層にゆくほど
下げることにより最上層のトナ−像の流動性を低下させ
る方法が開示されている。また、特開平5−10786
4号公報には、平均粒径の最も大きいトナ−を最初の色
の現像器に用い、現像器の順番を追うに従い平均粒径の
大きいトナーを用い、転写により形成されるトナ−像の
流動性を上層にゆくほど下げることにより最上層のトナ
−像の流動性を低下させる方法が開示されている。
【0010】しかし、これら公報に開示された方法で
は、最も転写しにくい最上層トナ−像と、像担持体表面
の感光体層との付着力が増加してしまい、最上層トナ−
像の転写効率が低下してしまう。特に、図14や図15
に示したような中間転写体を用いる方式の画像形成装置
では、二次転写時の最上層トナ−像の転写効率が大きく
低下してしまい画質を劣化させる。
は、最も転写しにくい最上層トナ−像と、像担持体表面
の感光体層との付着力が増加してしまい、最上層トナ−
像の転写効率が低下してしまう。特に、図14や図15
に示したような中間転写体を用いる方式の画像形成装置
では、二次転写時の最上層トナ−像の転写効率が大きく
低下してしまい画質を劣化させる。
【0011】これらの方法以外に、特開平5−2895
54号公報には、最上層トナー像の転写の前に、最上層
トナー像に隣接する下層のトナー像のトナー間付着力を
高めるために、最上層トナー像に隣接する下層のトナー
像が中間体上に形成された段階で加熱手段を用いて中間
体上に仮定着する方法が開示されている。しかし、この
方法では、加熱手段を用いることにより消費電力を増大
させるという問題や像担持体表面の感光体層が温度上昇
により特性変化を起こすなどの問題がある。
54号公報には、最上層トナー像の転写の前に、最上層
トナー像に隣接する下層のトナー像のトナー間付着力を
高めるために、最上層トナー像に隣接する下層のトナー
像が中間体上に形成された段階で加熱手段を用いて中間
体上に仮定着する方法が開示されている。しかし、この
方法では、加熱手段を用いることにより消費電力を増大
させるという問題や像担持体表面の感光体層が温度上昇
により特性変化を起こすなどの問題がある。
【0012】本発明は、上記の事情に鑑み、被転写体上
に複数色のトナー像を多重転写する際のトナー飛散の発
生が防止された画像形成装置を提供することを目的とす
る。
に複数色のトナー像を多重転写する際のトナー飛散の発
生が防止された画像形成装置を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明の第1の画像形成装置は、表面にトナー像が形成さ
れる一つもしくは複数の像担持体と、上記像担持体上
に、複数の像担持体が存在する場合にはこれら複数の像
担持体上に分担して、合計で複数色のトナー像を形成す
るトナー像形成手段と、上記像担持体上に形成された複
数色のトナー像を、これら複数色のトナー像が層状に重
畳した状態となるように所定の被転写体に転写する過程
を含み、これら複数色のトナー像を最終的に所定の記録
媒体に転写する転写手段と、上記記録媒体に転写された
複数色のトナー像を、記録媒体への転写と同時に、もし
くは記録媒体への転写よりも遅れたタイミングで記録媒
体に定着する定着手段とを備え、上記トナー像形成手段
が、上記被転写体上に層状に重畳される複数色のトナー
像のうちの最上層を形成するトナー像を、最上層に隣接
する下層のトナー像よりも高い球形化度を有するトナー
を用いて形成するものであることを特徴とする。
発明の第1の画像形成装置は、表面にトナー像が形成さ
れる一つもしくは複数の像担持体と、上記像担持体上
に、複数の像担持体が存在する場合にはこれら複数の像
担持体上に分担して、合計で複数色のトナー像を形成す
るトナー像形成手段と、上記像担持体上に形成された複
数色のトナー像を、これら複数色のトナー像が層状に重
畳した状態となるように所定の被転写体に転写する過程
を含み、これら複数色のトナー像を最終的に所定の記録
媒体に転写する転写手段と、上記記録媒体に転写された
複数色のトナー像を、記録媒体への転写と同時に、もし
くは記録媒体への転写よりも遅れたタイミングで記録媒
体に定着する定着手段とを備え、上記トナー像形成手段
が、上記被転写体上に層状に重畳される複数色のトナー
像のうちの最上層を形成するトナー像を、最上層に隣接
する下層のトナー像よりも高い球形化度を有するトナー
を用いて形成するものであることを特徴とする。
【0014】また、上記の目的を達成する本発明の第2
の画像形成装置は、表面にトナー像が形成される一つも
しくは複数の像担持体と、上記像担持体上に、複数の像
担持体が存在する場合にはこれら複数の像担持体上に分
担して、合計で複数色のトナー像を形成するトナー像形
成手段と、上記像担持体上に形成された複数色のトナー
像を、これら複数色のトナー像が層状に重畳した状態と
なるように所定の被転写体に転写する過程を含み、これ
ら複数色のトナー像を最終的に所定の記録媒体に転写す
る転写手段と、上記記録媒体に転写された複数色のトナ
ー像を、記録媒体への転写と同時に、もしくは記録媒体
への転写よりも遅れたタイミングで記録媒体に定着する
定着手段とを備え、上記トナー像形成手段が、上記被転
写体上に層状に重畳される複数色のトナー像のうちの最
上層を形成するトナー像を、最上層に隣接する下層のト
ナー像よりも剥離性微粒子の添加量の多いトナーを用い
て形成するものであることを特徴とする。
の画像形成装置は、表面にトナー像が形成される一つも
しくは複数の像担持体と、上記像担持体上に、複数の像
担持体が存在する場合にはこれら複数の像担持体上に分
担して、合計で複数色のトナー像を形成するトナー像形
成手段と、上記像担持体上に形成された複数色のトナー
像を、これら複数色のトナー像が層状に重畳した状態と
なるように所定の被転写体に転写する過程を含み、これ
ら複数色のトナー像を最終的に所定の記録媒体に転写す
る転写手段と、上記記録媒体に転写された複数色のトナ
ー像を、記録媒体への転写と同時に、もしくは記録媒体
への転写よりも遅れたタイミングで記録媒体に定着する
定着手段とを備え、上記トナー像形成手段が、上記被転
写体上に層状に重畳される複数色のトナー像のうちの最
上層を形成するトナー像を、最上層に隣接する下層のト
ナー像よりも剥離性微粒子の添加量の多いトナーを用い
て形成するものであることを特徴とする。
【0015】また、上記の目的を達成する本発明の第3
の画像形成装置は、表面にトナー像が形成される一つも
しくは複数の像担持体と、上記像担持体上に、複数の像
担持体が存在する場合にはこれら複数の像担持体上に分
担して、合計で複数色のトナー像を形成するトナー像形
成手段と、上記像担持体上に形成された複数色のトナー
像を、これら複数色のトナー像が層状に重畳した状態と
なるように所定の被転写体に転写する過程を含み、これ
ら複数色のトナー像を最終的に所定の記録媒体に転写す
る転写手段と、上記記録媒体に転写された複数色のトナ
ー像を、記録媒体への転写と同時に、もしくは記録媒体
への転写よりも遅れたタイミングで記録媒体に定着する
定着手段とを備え、上記トナー像形成手段が、上記被転
写体上に層状に重畳される複数色のトナー像のうちの最
上層を形成するトナー像を、最上層に隣接する下層のト
ナー像よりも平均粒径の大きいトナーを用いて形成する
ものであることを特徴とする。
の画像形成装置は、表面にトナー像が形成される一つも
しくは複数の像担持体と、上記像担持体上に、複数の像
担持体が存在する場合にはこれら複数の像担持体上に分
担して、合計で複数色のトナー像を形成するトナー像形
成手段と、上記像担持体上に形成された複数色のトナー
像を、これら複数色のトナー像が層状に重畳した状態と
なるように所定の被転写体に転写する過程を含み、これ
ら複数色のトナー像を最終的に所定の記録媒体に転写す
る転写手段と、上記記録媒体に転写された複数色のトナ
ー像を、記録媒体への転写と同時に、もしくは記録媒体
への転写よりも遅れたタイミングで記録媒体に定着する
定着手段とを備え、上記トナー像形成手段が、上記被転
写体上に層状に重畳される複数色のトナー像のうちの最
上層を形成するトナー像を、最上層に隣接する下層のト
ナー像よりも平均粒径の大きいトナーを用いて形成する
ものであることを特徴とする。
【0016】また、上記の目的を達成する本発明の第4
の画像形成装置は、表面にトナー像が形成される一つも
しくは複数の像担持体と、上記像担持体上に、複数の像
担持体が存在する場合にはこれら複数の像担持体上に分
担して、合計で複数色のトナー像を形成するトナー像形
成手段と、上記像担持体上に形成された複数色のトナー
像を、これら複数色のトナー像が層状に重畳した状態と
なるように所定の被転写体に転写する過程を含み、これ
ら複数色のトナー像を最終的に所定の記録媒体に転写す
る転写手段と、上記記録媒体に転写された複数色のトナ
ー像を、記録媒体への転写と同時に、もしくは記録媒体
への転写よりも遅れたタイミングで記録媒体に定着する
定着手段とを備え、上記転写手段が、上記複数色のトナ
ー像を上記被転写体へ順次に転写するものであって、上
記画像形成装置が、上記被転写体上へ、被転写体上に層
状に重畳される複数色のトナー像のうち1色のトナー像
を残して他の色のトナー像全てが被転写体上に転写され
た状態において、被転写体上に転写されたトナー像に液
体を噴霧する液体噴霧手段を備えたことを特徴とする。
の画像形成装置は、表面にトナー像が形成される一つも
しくは複数の像担持体と、上記像担持体上に、複数の像
担持体が存在する場合にはこれら複数の像担持体上に分
担して、合計で複数色のトナー像を形成するトナー像形
成手段と、上記像担持体上に形成された複数色のトナー
像を、これら複数色のトナー像が層状に重畳した状態と
なるように所定の被転写体に転写する過程を含み、これ
ら複数色のトナー像を最終的に所定の記録媒体に転写す
る転写手段と、上記記録媒体に転写された複数色のトナ
ー像を、記録媒体への転写と同時に、もしくは記録媒体
への転写よりも遅れたタイミングで記録媒体に定着する
定着手段とを備え、上記転写手段が、上記複数色のトナ
ー像を上記被転写体へ順次に転写するものであって、上
記画像形成装置が、上記被転写体上へ、被転写体上に層
状に重畳される複数色のトナー像のうち1色のトナー像
を残して他の色のトナー像全てが被転写体上に転写され
た状態において、被転写体上に転写されたトナー像に液
体を噴霧する液体噴霧手段を備えたことを特徴とする。
【0017】また、上記の目的を達成する本発明の第5
の画像形成装置は、表面にトナー像が形成される一つも
しくは複数の像担持体と、上記像担持体上に、複数の像
担持体が存在する場合にはこれら複数の像担持体上に分
担して、合計で複数色のトナー像を形成するトナー像形
成手段と、上記像担持体上に形成された複数色のトナー
像を、これら複数色のトナー像が層状に重畳した状態と
なるように所定の被転写体に転写する過程を含み、これ
ら複数色のトナー像を最終的に所定の記録媒体に転写す
る転写手段と、上記記録媒体に転写された複数色のトナ
ー像を、記録媒体への転写と同時に、もしくは記録媒体
への転写よりも遅れたタイミングで記録媒体に定着する
定着手段とを備え、上記転写手段が、上記複数色のトナ
ー像を上記被転写体へ順次に転写するものであって、上
記画像形成装置が、上記被転写体上へ、被転写体上に層
状に重畳される複数色のトナー像のうち1色のトナー像
を残して他の色のトナー像全てが被転写体上に転写され
た状態において、被転写体上に転写されたトナー像の表
面に液体を含浸させた部材を接触させることによりトナ
ー像に液体を供給する液体供給手段を備えたことを特徴
とする。
の画像形成装置は、表面にトナー像が形成される一つも
しくは複数の像担持体と、上記像担持体上に、複数の像
担持体が存在する場合にはこれら複数の像担持体上に分
担して、合計で複数色のトナー像を形成するトナー像形
成手段と、上記像担持体上に形成された複数色のトナー
像を、これら複数色のトナー像が層状に重畳した状態と
なるように所定の被転写体に転写する過程を含み、これ
ら複数色のトナー像を最終的に所定の記録媒体に転写す
る転写手段と、上記記録媒体に転写された複数色のトナ
ー像を、記録媒体への転写と同時に、もしくは記録媒体
への転写よりも遅れたタイミングで記録媒体に定着する
定着手段とを備え、上記転写手段が、上記複数色のトナ
ー像を上記被転写体へ順次に転写するものであって、上
記画像形成装置が、上記被転写体上へ、被転写体上に層
状に重畳される複数色のトナー像のうち1色のトナー像
を残して他の色のトナー像全てが被転写体上に転写され
た状態において、被転写体上に転写されたトナー像の表
面に液体を含浸させた部材を接触させることによりトナ
ー像に液体を供給する液体供給手段を備えたことを特徴
とする。
【0018】また、上記の目的を達成する本発明の第6
の画像形成装置は、表面にトナー像が形成される一つも
しくは複数の像担持体と、上記像担持体上に、複数の像
担持体が存在する場合にはこれら複数の像担持体上に分
担して、合計で複数色のトナー像を形成するトナー像形
成手段と、上記像担持体上に形成された複数色のトナー
像を、これら複数色のトナー像が層状に重畳した状態と
なるように所定の被転写体に転写する過程を含み、これ
ら複数色のトナー像を最終的に所定の記録媒体に転写す
る転写手段と、上記記録媒体に転写された複数色のトナ
ー像を、記録媒体への転写と同時に、もしくは記録媒体
への転写よりも遅れたタイミングで記録媒体に定着する
定着手段とを備え、上記転写手段が、上記複数色のトナ
ー像を上記被転写体へ順次に転写するものであって、上
記画像形成装置が、上記被転写体上へ、被転写体上に層
状に重畳される複数色のトナー像のうち1色のトナー像
を残して他の色のトナー像全てが被転写体上に転写され
た状態において、被転写体上に転写されたトナー像の表
面を押圧する押圧手段を備えたことを特徴とする。
の画像形成装置は、表面にトナー像が形成される一つも
しくは複数の像担持体と、上記像担持体上に、複数の像
担持体が存在する場合にはこれら複数の像担持体上に分
担して、合計で複数色のトナー像を形成するトナー像形
成手段と、上記像担持体上に形成された複数色のトナー
像を、これら複数色のトナー像が層状に重畳した状態と
なるように所定の被転写体に転写する過程を含み、これ
ら複数色のトナー像を最終的に所定の記録媒体に転写す
る転写手段と、上記記録媒体に転写された複数色のトナ
ー像を、記録媒体への転写と同時に、もしくは記録媒体
への転写よりも遅れたタイミングで記録媒体に定着する
定着手段とを備え、上記転写手段が、上記複数色のトナ
ー像を上記被転写体へ順次に転写するものであって、上
記画像形成装置が、上記被転写体上へ、被転写体上に層
状に重畳される複数色のトナー像のうち1色のトナー像
を残して他の色のトナー像全てが被転写体上に転写され
た状態において、被転写体上に転写されたトナー像の表
面を押圧する押圧手段を備えたことを特徴とする。
【0019】なお、上記本発明の第1から第6までの各
画像形成装置における上記「記録媒体」は、その記録媒
体自体が「被転写体」であってもよい。
画像形成装置における上記「記録媒体」は、その記録媒
体自体が「被転写体」であってもよい。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。図1は、本発明の画像形成装置の第1の実施
形態を示す概略構成図である。本実施形態は本発明の第
1の画像形成装置に相当するものである。図1には、像
担持体12、帯電器、LED、レーザースキャナー、現
像器などを内蔵した、それぞれシアン(C)、マゼンタ
(M)、イエロー(Y)、黒(K)の色のトナー像を形
成する画像形成ユニット11a,11b,11c,11
d、これら各画像形成ユニットの像担持体12上に形成
されたトナー像が転写される記録用紙Pを載置して矢印
A方向に循環移動する転写搬送用ベルト13、記録用紙
Pを転写搬送用ベルト13上に供給する記録用紙搬送装
置14、各像担持体12上に形成されたトナー像をそれ
ぞれの転写位置T1において記録用紙Pに転写するため
の転写ローラ15a,15b,15c,15d、これら
各転写ローラに転写用バイアス電圧を印加する転写用電
源16、記録用紙Pを転写搬送用ベルト13から剥離す
るための剥離用除電器17、および定着器18を備えた
画像形成装置10が示されている。
説明する。図1は、本発明の画像形成装置の第1の実施
形態を示す概略構成図である。本実施形態は本発明の第
1の画像形成装置に相当するものである。図1には、像
担持体12、帯電器、LED、レーザースキャナー、現
像器などを内蔵した、それぞれシアン(C)、マゼンタ
(M)、イエロー(Y)、黒(K)の色のトナー像を形
成する画像形成ユニット11a,11b,11c,11
d、これら各画像形成ユニットの像担持体12上に形成
されたトナー像が転写される記録用紙Pを載置して矢印
A方向に循環移動する転写搬送用ベルト13、記録用紙
Pを転写搬送用ベルト13上に供給する記録用紙搬送装
置14、各像担持体12上に形成されたトナー像をそれ
ぞれの転写位置T1において記録用紙Pに転写するため
の転写ローラ15a,15b,15c,15d、これら
各転写ローラに転写用バイアス電圧を印加する転写用電
源16、記録用紙Pを転写搬送用ベルト13から剥離す
るための剥離用除電器17、および定着器18を備えた
画像形成装置10が示されている。
【0021】なお、この画像形成装置10における画像
形成ユニット11a,11b,11c,11dは、本発
明にいうトナー像形成手段に相当するものであり、ま
た、この画像形成装置10における記録用紙Pは、本発
明にいう被転写体に相当するものであり、また、この画
像形成装置10における転写ローラ15a,15b,1
5c,15dおよび転写用電源16は、本発明にいう転
写手段に相当するものである。
形成ユニット11a,11b,11c,11dは、本発
明にいうトナー像形成手段に相当するものであり、ま
た、この画像形成装置10における記録用紙Pは、本発
明にいう被転写体に相当するものであり、また、この画
像形成装置10における転写ローラ15a,15b,1
5c,15dおよび転写用電源16は、本発明にいう転
写手段に相当するものである。
【0022】この画像形成装置10では、先ず、画像形
成ユニット11dの像担持体12上に形成された黒
(K)の色のトナー像が画像形成ユニット11dの転写
位置T1において転写ローラ15dにより記録用紙P上
に転写され、次に、その転写された黒(K)のトナー像
の上に重畳されるように画像形成ユニット11cの像担
持体12上に形成されたイエロー(Y)のトナー像が画
像形成ユニット11cの転写位置T1において転写ロー
ラ15cにより記録用紙P上に転写される。以下同様に
して画像形成ユニット11b,11aの像担持体12上
に形成されたマゼンタ(M)、シアン(C)のトナー像
が順次黒(K)、イエロー(Y)のトナー像の上に重畳
されるように転写されて記録用紙P上に4色のトナー像
が形成される。
成ユニット11dの像担持体12上に形成された黒
(K)の色のトナー像が画像形成ユニット11dの転写
位置T1において転写ローラ15dにより記録用紙P上
に転写され、次に、その転写された黒(K)のトナー像
の上に重畳されるように画像形成ユニット11cの像担
持体12上に形成されたイエロー(Y)のトナー像が画
像形成ユニット11cの転写位置T1において転写ロー
ラ15cにより記録用紙P上に転写される。以下同様に
して画像形成ユニット11b,11aの像担持体12上
に形成されたマゼンタ(M)、シアン(C)のトナー像
が順次黒(K)、イエロー(Y)のトナー像の上に重畳
されるように転写されて記録用紙P上に4色のトナー像
が形成される。
【0023】最終段の画像形成ユニット11aによる転
写が終了して後、記録用紙Pは剥離用除電器17により
転写搬送用ベルト13から剥離され、定着器18により
記録用紙P上の4色のトナー像の定着が行なわれてカラ
ー画像が完成する。この画像形成装置10の画像形成ユ
ニット11aに内蔵されたシアン(C)用の現像器には
球形化度の高い球形トナーが用いられており、それ以外
の画像形成ユニット11b,11c,11dに内蔵され
た現像器には不定形トナーが用いられている。
写が終了して後、記録用紙Pは剥離用除電器17により
転写搬送用ベルト13から剥離され、定着器18により
記録用紙P上の4色のトナー像の定着が行なわれてカラ
ー画像が完成する。この画像形成装置10の画像形成ユ
ニット11aに内蔵されたシアン(C)用の現像器には
球形化度の高い球形トナーが用いられており、それ以外
の画像形成ユニット11b,11c,11dに内蔵され
た現像器には不定形トナーが用いられている。
【0024】なお、本発明において球形化度とは、日本
電子製SEM(T300)を用いて倍率1000倍に拡
大したトナーの顕微鏡写真を撮影し、それを画像解析装
置により画像解析してトナー粒子の投影面積および投影
像の周長を求め、次式により算出した値をいう。
電子製SEM(T300)を用いて倍率1000倍に拡
大したトナーの顕微鏡写真を撮影し、それを画像解析装
置により画像解析してトナー粒子の投影面積および投影
像の周長を求め、次式により算出した値をいう。
【0025】
【数1】球形化度=√(4π−Sp)/C×100 ここで、Spはトナー粒子の投影面積、Cは投影像の周
長である。一般に、溶融混練−粉砕法などにより作製さ
れるトナー粒子は不定形であり、トナー粒子の球形化度
は通常150を越える。一方、乳化重合法などで作製さ
れるトナー粒子はほぼ球形であり、トナー粒子の球形化
度は120以下である。本実施形態において、画像形成
ユニット11b,11c,11dにおいては球形化度1
60の不定形トナー、画像形成ユニット11aにおいて
は球形化度110の球形トナーを用いている。
長である。一般に、溶融混練−粉砕法などにより作製さ
れるトナー粒子は不定形であり、トナー粒子の球形化度
は通常150を越える。一方、乳化重合法などで作製さ
れるトナー粒子はほぼ球形であり、トナー粒子の球形化
度は120以下である。本実施形態において、画像形成
ユニット11b,11c,11dにおいては球形化度1
60の不定形トナー、画像形成ユニット11aにおいて
は球形化度110の球形トナーを用いている。
【0026】転写搬送ベルト13は、ポリイミド、ポリ
カーボネート、PVdFなどの高分子フィルムや、それ
らにカーボンブラックなどの導電性フィラーを添加して
導電化したものなどが用いられる。転写ローラ15a,
15b,15c,15dは、シリコンゴム、EPDM、
ウレタンゴムなどの合成ゴムにカーボンブラックなどの
導電性フィラーを添加して導電化したものなどが用いら
れる。転写ローラの直径は15〜30mm程度である。
転写ローラ15a,15b,15c,15dには、電源
16から+0.5〜1.5kV程度の転写バイアス電圧
が印加されており、トナー像はこの転写バイアス電圧に
より画像形成ユニット11a,11b,11c,11d
から記録用紙Pへ静電気力で順次多重転写される。その
後、剥離用除電器17により記録用紙Pの電荷を除去す
ることによって記録用紙Pの転写搬送ベルト13との静
電気による付着力を弱めて記録用紙Pを転写搬送ベルト
13から剥離する。最後に、記録用紙P上のトナー像は
定着器18によって定着されカラー画像が得られる。
カーボネート、PVdFなどの高分子フィルムや、それ
らにカーボンブラックなどの導電性フィラーを添加して
導電化したものなどが用いられる。転写ローラ15a,
15b,15c,15dは、シリコンゴム、EPDM、
ウレタンゴムなどの合成ゴムにカーボンブラックなどの
導電性フィラーを添加して導電化したものなどが用いら
れる。転写ローラの直径は15〜30mm程度である。
転写ローラ15a,15b,15c,15dには、電源
16から+0.5〜1.5kV程度の転写バイアス電圧
が印加されており、トナー像はこの転写バイアス電圧に
より画像形成ユニット11a,11b,11c,11d
から記録用紙Pへ静電気力で順次多重転写される。その
後、剥離用除電器17により記録用紙Pの電荷を除去す
ることによって記録用紙Pの転写搬送ベルト13との静
電気による付着力を弱めて記録用紙Pを転写搬送ベルト
13から剥離する。最後に、記録用紙P上のトナー像は
定着器18によって定着されカラー画像が得られる。
【0027】この画像形成装置10を用いてカラー画像
形成を行い画質を評価したところ、良好な画質を有する
画像を得ることができた。比較のため、画像形成ユニッ
ト11b,11c,11dのマゼンタ(M)、イエロー
(Y)、黒(K)トナーも球形トナ−に代えて画像形成
を行ったところ、画像形成ユニット11aのシアン
(C)トナーが一次転写直後に飛散してしまい、画像が
滲んだようなぼけた画像しか得られなかった。また逆
に、全ての画像形成ユニット11a,11b,11c,
11dのトナーを不定形トナーに代えて画像形成を行っ
たところ、画像形成ユニット11aのシアン(C)トナ
ーの転写効率が低下してしまい、カラーバランスの崩れ
た画像しか得られなかった。
形成を行い画質を評価したところ、良好な画質を有する
画像を得ることができた。比較のため、画像形成ユニッ
ト11b,11c,11dのマゼンタ(M)、イエロー
(Y)、黒(K)トナーも球形トナ−に代えて画像形成
を行ったところ、画像形成ユニット11aのシアン
(C)トナーが一次転写直後に飛散してしまい、画像が
滲んだようなぼけた画像しか得られなかった。また逆
に、全ての画像形成ユニット11a,11b,11c,
11dのトナーを不定形トナーに代えて画像形成を行っ
たところ、画像形成ユニット11aのシアン(C)トナ
ーの転写効率が低下してしまい、カラーバランスの崩れ
た画像しか得られなかった。
【0028】このように、本実施形態では、画像形成ユ
ニット11a,11b,11c,11dが、記録用紙P
上に層状に重畳される4色のトナー像のうちの最上層を
形成するシアン(C)トナー像を、その最上層に隣接す
る下層のトナー像よりも高い球形化度を有するトナーを
用いて形成することにより、最上層のトナー像の付着力
を隣接する下層のトナー像の付着力よりも小さくして最
上層のトナー像の高転写効率を維持しつつトナー飛散を
防止することができる。
ニット11a,11b,11c,11dが、記録用紙P
上に層状に重畳される4色のトナー像のうちの最上層を
形成するシアン(C)トナー像を、その最上層に隣接す
る下層のトナー像よりも高い球形化度を有するトナーを
用いて形成することにより、最上層のトナー像の付着力
を隣接する下層のトナー像の付着力よりも小さくして最
上層のトナー像の高転写効率を維持しつつトナー飛散を
防止することができる。
【0029】図2は、被転写体上に形成されたトナー像
の挙動を示す図である。図2に示すように像担持体12
上に形成された3層のトナー像t1,t2,t3が、被
転写体(記録用紙P)上に層状に重畳されるように転写
される際の各トナー層の挙動について考察する。いま、
トナー飛散を起こしやすい最上層のトナー像t1が像担
持体12に残留しようとする力をFS、トナー像t1が
像担持体12から記録用紙Pへ転写しようとする力をF
T、転写ニップの幅をWTとすると、FS<FTのと
き、トナー像t1は像担持体12から記録用紙Pへ転写
されるわけである。FSやFTの内訳としては、静電気
力、鏡像力、ファンデルワールス力、液架橋力、重力な
どがある。
の挙動を示す図である。図2に示すように像担持体12
上に形成された3層のトナー像t1,t2,t3が、被
転写体(記録用紙P)上に層状に重畳されるように転写
される際の各トナー層の挙動について考察する。いま、
トナー飛散を起こしやすい最上層のトナー像t1が像担
持体12に残留しようとする力をFS、トナー像t1が
像担持体12から記録用紙Pへ転写しようとする力をF
T、転写ニップの幅をWTとすると、FS<FTのと
き、トナー像t1は像担持体12から記録用紙Pへ転写
されるわけである。FSやFTの内訳としては、静電気
力、鏡像力、ファンデルワールス力、液架橋力、重力な
どがある。
【0030】静電転写の場合は、静電気力の向きおよび
大きさを制御することによりトナーの転写を制御するこ
とができるが、静電気力の大きさには限界があり、転写
させようとする静電気力の大きさよりもトナーが像担持
体側に残留しようとする方向の鏡像力、ファンデルワー
ルス力、液架橋力などの方が大きいとトナーの転写が円
滑に行われない。特に、複数色のトナーを多重転写して
カラー画像を形成する画像形成装置では、最後に転写さ
れる最上層トナ−像の静電気力、鏡像力、ファンデルワ
ールス力、液架橋力などによる像担持体との付着力の方
が被転写体に向かう静電気力よりも大きくなるためにト
ナーの転写効率は低下してしまう。
大きさを制御することによりトナーの転写を制御するこ
とができるが、静電気力の大きさには限界があり、転写
させようとする静電気力の大きさよりもトナーが像担持
体側に残留しようとする方向の鏡像力、ファンデルワー
ルス力、液架橋力などの方が大きいとトナーの転写が円
滑に行われない。特に、複数色のトナーを多重転写して
カラー画像を形成する画像形成装置では、最後に転写さ
れる最上層トナ−像の静電気力、鏡像力、ファンデルワ
ールス力、液架橋力などによる像担持体との付着力の方
が被転写体に向かう静電気力よりも大きくなるためにト
ナーの転写効率は低下してしまう。
【0031】これを改善するため、トナーの球形化度を
高めたり、トナーに転写助剤を添加したりして像担持体
との付着力FSを小さくして転写効率を高める方法があ
るが、複数のトナー層全てにこのような処理を施した場
合、トナー層間の鏡像力、ファンデルワールス力、液架
橋力なども小さくなってしまうため、転写ニップWTを
通過した後にトナー同士の静電的な反発力によって最上
層トナー像t1が飛散してしまうことがある。
高めたり、トナーに転写助剤を添加したりして像担持体
との付着力FSを小さくして転写効率を高める方法があ
るが、複数のトナー層全てにこのような処理を施した場
合、トナー層間の鏡像力、ファンデルワールス力、液架
橋力なども小さくなってしまうため、転写ニップWTを
通過した後にトナー同士の静電的な反発力によって最上
層トナー像t1が飛散してしまうことがある。
【0032】高転写効率を確保しつつ、最上層トナー像
t1の飛散を防止するには、最上層トナー像t1の像担
持体12との付着力FSを小さく保ったままで、下層ト
ナ−像t2,t3との付着力をなるべく大きくする必要
がある。その具体的な方法としては、最上層トナー像t
1には、重合法などにより作製した球形化度の高い球形
トナーを用い、その下層トナー像t2,t3には粉砕法
などにより作製した球形化度の低い不定形のものを用い
ることが有効である。
t1の飛散を防止するには、最上層トナー像t1の像担
持体12との付着力FSを小さく保ったままで、下層ト
ナ−像t2,t3との付着力をなるべく大きくする必要
がある。その具体的な方法としては、最上層トナー像t
1には、重合法などにより作製した球形化度の高い球形
トナーを用い、その下層トナー像t2,t3には粉砕法
などにより作製した球形化度の低い不定形のものを用い
ることが有効である。
【0033】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。本実施形態は本発明の第2の画像形成装置に相
当するものである。第2の実施形態は、最上層トナー像
t1の像担持体12との付着力FSを小さく保つための
具体的な方法として、第1の実施形態とは異なる方法を
採用したものである。すなわち、本実施形態において
は、トナー像形成手段が、被転写体上に層状に重畳され
る複数色のトナー像のうちの最上層を形成するトナー像
を、最上層に隣接する下層のトナー像よりも剥離性微粒
子の添加量の多いトナーを用いて形成する。剥離性微粒
子としては、粒径40nmの疎水性シリカ微粒子が用い
られる。
明する。本実施形態は本発明の第2の画像形成装置に相
当するものである。第2の実施形態は、最上層トナー像
t1の像担持体12との付着力FSを小さく保つための
具体的な方法として、第1の実施形態とは異なる方法を
採用したものである。すなわち、本実施形態において
は、トナー像形成手段が、被転写体上に層状に重畳され
る複数色のトナー像のうちの最上層を形成するトナー像
を、最上層に隣接する下層のトナー像よりも剥離性微粒
子の添加量の多いトナーを用いて形成する。剥離性微粒
子としては、粒径40nmの疎水性シリカ微粒子が用い
られる。
【0034】画像形成装置としては、第1の実施形態の
画像形成装置10(図1参照)と同一のものを用い、画
像形成ユニット11b,11c,11dにそれぞれ内蔵
されたマゼンタ(M)、イエロー(Y)、黒(K)用の
現像器には、疎水性シリカ微粒子のエリアカバレッジを
20%とした不定形トナーを用い、画像形成ユニット1
1aに内蔵されたシアン(C)用の現像器にのみ、疎水
性シリカ微粒子のエリアカバレッジを50%とした不定
形トナーを用いている。
画像形成装置10(図1参照)と同一のものを用い、画
像形成ユニット11b,11c,11dにそれぞれ内蔵
されたマゼンタ(M)、イエロー(Y)、黒(K)用の
現像器には、疎水性シリカ微粒子のエリアカバレッジを
20%とした不定形トナーを用い、画像形成ユニット1
1aに内蔵されたシアン(C)用の現像器にのみ、疎水
性シリカ微粒子のエリアカバレッジを50%とした不定
形トナーを用いている。
【0035】このようにして第1の実施形態におけると
同様の画像形成を行い画質を評価したところ良好な画質
を有する画像を得ることができた。比較のため、画像形
成ユニット11a〜11dの各現像器すべてに疎水性シ
リカ微粒子のエリアカバレッジを50%とした不定形ト
ナーを用いて同様の画像形成を行い画質を評価したとこ
ろ、画像形成ユニット11aにより形成されたシアン
(C)のトナー像が記録用紙Pへ転写された直後に飛散
してしまい、画像が滲んだようなぼけた画像しか得られ
なかった。また、逆に、画像形成ユニット11a〜11
dの各現像器すべてに疎水性シリカ微粒子のエリアカバ
レッジを20%とした不定形トナーを用いて同様の画像
形成を行い画質を評価したところ、画像形成ユニット1
1aにより形成されたシアン(C)トナー像の記録用紙
Pへの転写効率が不十分でカラーバランスが崩れて画質
が低下した。
同様の画像形成を行い画質を評価したところ良好な画質
を有する画像を得ることができた。比較のため、画像形
成ユニット11a〜11dの各現像器すべてに疎水性シ
リカ微粒子のエリアカバレッジを50%とした不定形ト
ナーを用いて同様の画像形成を行い画質を評価したとこ
ろ、画像形成ユニット11aにより形成されたシアン
(C)のトナー像が記録用紙Pへ転写された直後に飛散
してしまい、画像が滲んだようなぼけた画像しか得られ
なかった。また、逆に、画像形成ユニット11a〜11
dの各現像器すべてに疎水性シリカ微粒子のエリアカバ
レッジを20%とした不定形トナーを用いて同様の画像
形成を行い画質を評価したところ、画像形成ユニット1
1aにより形成されたシアン(C)トナー像の記録用紙
Pへの転写効率が不十分でカラーバランスが崩れて画質
が低下した。
【0036】次に、本発明の第3の実施形態について説
明する。本実施形態は本発明の第3の画像形成装置に相
当するものである。第3の実施形態は、最上層トナー像
t1の像担持体12との付着力FSを小さく保つための
具体的な方法として、第1および第2の実施形態とは異
なる方法を採用したものである。すなわち、本実施形態
においては、トナー像形成手段が、被転写体上に層状に
重畳される複数色のトナー像のうちの最上層を形成する
トナー像を、最上層に隣接する下層のトナー像よりも平
均粒径の大きいトナーを用いて形成する。
明する。本実施形態は本発明の第3の画像形成装置に相
当するものである。第3の実施形態は、最上層トナー像
t1の像担持体12との付着力FSを小さく保つための
具体的な方法として、第1および第2の実施形態とは異
なる方法を採用したものである。すなわち、本実施形態
においては、トナー像形成手段が、被転写体上に層状に
重畳される複数色のトナー像のうちの最上層を形成する
トナー像を、最上層に隣接する下層のトナー像よりも平
均粒径の大きいトナーを用いて形成する。
【0037】画像形成装置としては、第1および第2の
実施形態の画像形成装置10(図1参照)と同一のもの
を用い、画像形成ユニット11b,11c,11dにそ
れぞれ内蔵されたマゼンタ(M)、イエロー(Y)、黒
(K)用の現像器には、平均粒径5μmの球形トナーを
用い、画像形成ユニット11aに内蔵されたシアン
(C)用の現像器にのみ平均粒径10μmの球形トナー
を用いた。
実施形態の画像形成装置10(図1参照)と同一のもの
を用い、画像形成ユニット11b,11c,11dにそ
れぞれ内蔵されたマゼンタ(M)、イエロー(Y)、黒
(K)用の現像器には、平均粒径5μmの球形トナーを
用い、画像形成ユニット11aに内蔵されたシアン
(C)用の現像器にのみ平均粒径10μmの球形トナー
を用いた。
【0038】このようにして第1および第2の実施形態
におけると同様の画像形成を行い画質を評価したところ
良好な画質を有する画像を得ることができた。比較のた
め、画像形成ユニット11a〜11dの各現像器すべて
に平均粒径10μmの球形トナーを用いて同様の画像形
成を行い画質を評価したところ、画像形成ユニット11
aにより形成されたシアン(C)のトナー像が記録用紙
Pへ転写された直後に飛散してしまい、画像が滲んだよ
うにぼけた画像しか得られなかった。また、逆に、画像
形成ユニット11a〜11dの各現像器すべてに平均粒
径5μmの球形トナーを用いて同様の画像形成を行い画
質を評価したところ、画像形成ユニット11aにより形
成されたシアン(C)のトナー像の記録用紙Pへの転写
効率が不十分でカラーバランスが崩れて画質が低下し
た。
におけると同様の画像形成を行い画質を評価したところ
良好な画質を有する画像を得ることができた。比較のた
め、画像形成ユニット11a〜11dの各現像器すべて
に平均粒径10μmの球形トナーを用いて同様の画像形
成を行い画質を評価したところ、画像形成ユニット11
aにより形成されたシアン(C)のトナー像が記録用紙
Pへ転写された直後に飛散してしまい、画像が滲んだよ
うにぼけた画像しか得られなかった。また、逆に、画像
形成ユニット11a〜11dの各現像器すべてに平均粒
径5μmの球形トナーを用いて同様の画像形成を行い画
質を評価したところ、画像形成ユニット11aにより形
成されたシアン(C)のトナー像の記録用紙Pへの転写
効率が不十分でカラーバランスが崩れて画質が低下し
た。
【0039】次に、本発明の第4の実施形態について説
明する。図3は、本発明の画像形成装置の第4の実施形
態を示す概略構成図である。本実施形態は本発明の第1
の画像形成装置に相当するものである。図3に示す画像
形成装置20には、図1に示した画像形成装置10にお
ける転写搬送用ベルト13に代わり、矢印A方向に循環
移動するベルト状の中間転写体21が備えられており、
画像形成装置10においては複数の像担持体上のトナー
像がそれぞれの一次転写位置T1において転写搬送用ベ
ルト13上の記録用紙Pに転写されて記録用紙P上に複
数色のトナー像が形成されるのに対して、画像形成装置
20においては複数の像担持体上のトナー像がそれぞれ
の一次転写位置T1において中間転写体21に一次転写
されて中間転写体21上に複数色のトナー像が形成され
る点が異なっている。
明する。図3は、本発明の画像形成装置の第4の実施形
態を示す概略構成図である。本実施形態は本発明の第1
の画像形成装置に相当するものである。図3に示す画像
形成装置20には、図1に示した画像形成装置10にお
ける転写搬送用ベルト13に代わり、矢印A方向に循環
移動するベルト状の中間転写体21が備えられており、
画像形成装置10においては複数の像担持体上のトナー
像がそれぞれの一次転写位置T1において転写搬送用ベ
ルト13上の記録用紙Pに転写されて記録用紙P上に複
数色のトナー像が形成されるのに対して、画像形成装置
20においては複数の像担持体上のトナー像がそれぞれ
の一次転写位置T1において中間転写体21に一次転写
されて中間転写体21上に複数色のトナー像が形成され
る点が異なっている。
【0040】本実施形態における中間転写体21、およ
び記録用紙Pは、本発明にいう被転写体に相当するもの
であり、また、本実施形態における転写ローラ15a,
15b,15c,15d、転写用電源16、二次転写ロ
ーラ22、および二次転写用電源22aは、本発明にい
う転写手段に相当するものである。また、図3に示す画
像形成装置20には、図1に示した画像形成装置10に
おける剥離用除電器17に代わり、二次転写ローラ22
および二次転写用電源22aが備えられており、画像形
成装置10における剥離用除電器17は転写搬送用ベル
ト13上の記録用紙Pを転写搬送用ベルト13から静電
的に剥離するものであるのに対して、画像形成装置20
における二次転写ローラ22および二次転写用電源22
aは、中間転写体21上に形成された複数色のトナー像
が二次転写位置T2に搬送されてくるタイミングに合わ
せて記録用紙Pが記録用紙搬送装置14により二次転写
位置T2に供給される。こうして中間転写体21と記録
用紙Pとの間に挟まれた複数色のトナー像は二次転写位
置T2に配設された二次転写ローラ22により記録用紙
P上に一括転写される。これら以外の画像形成装置20
の各構成要素は図1に示した画像形成装置10の各構成
要素と同様である。
び記録用紙Pは、本発明にいう被転写体に相当するもの
であり、また、本実施形態における転写ローラ15a,
15b,15c,15d、転写用電源16、二次転写ロ
ーラ22、および二次転写用電源22aは、本発明にい
う転写手段に相当するものである。また、図3に示す画
像形成装置20には、図1に示した画像形成装置10に
おける剥離用除電器17に代わり、二次転写ローラ22
および二次転写用電源22aが備えられており、画像形
成装置10における剥離用除電器17は転写搬送用ベル
ト13上の記録用紙Pを転写搬送用ベルト13から静電
的に剥離するものであるのに対して、画像形成装置20
における二次転写ローラ22および二次転写用電源22
aは、中間転写体21上に形成された複数色のトナー像
が二次転写位置T2に搬送されてくるタイミングに合わ
せて記録用紙Pが記録用紙搬送装置14により二次転写
位置T2に供給される。こうして中間転写体21と記録
用紙Pとの間に挟まれた複数色のトナー像は二次転写位
置T2に配設された二次転写ローラ22により記録用紙
P上に一括転写される。これら以外の画像形成装置20
の各構成要素は図1に示した画像形成装置10の各構成
要素と同様である。
【0041】この画像形成装置20では、図1に示した
画像形成装置10とは被転写体が相違するものの、複数
の画像形成ユニットにより形成した複数色のトナー像を
被転写体上に重畳するように転写する工程は全く同様で
ある。画像形成装置20では、上記の転写工程により被
転写体(中間転写体21)上に形成された複数色のトナ
ー像は前述のように二次転写位置T2において二次転写
ローラ22により記録用紙P上に一括転写される。記録
用紙P上の複数色のトナー像は定着器18により定着さ
れてカラー画像が完成する。
画像形成装置10とは被転写体が相違するものの、複数
の画像形成ユニットにより形成した複数色のトナー像を
被転写体上に重畳するように転写する工程は全く同様で
ある。画像形成装置20では、上記の転写工程により被
転写体(中間転写体21)上に形成された複数色のトナ
ー像は前述のように二次転写位置T2において二次転写
ローラ22により記録用紙P上に一括転写される。記録
用紙P上の複数色のトナー像は定着器18により定着さ
れてカラー画像が完成する。
【0042】中間転写体21は、ポリイミド、ポリカー
ボネート、PVdFなどの高分子フィルムや、シリコン
ゴム、フッ素ゴムなどの合成ゴムにカーボンブラックな
どの導電性フィラーを添加して導電化したものなどが用
いられる。二次転写ローラ22は転写ローラ15a,1
5b,15c,15dと類似の材料のものを用いること
ができる。二次転写ローラ22には二次転写用電源22
aから+1.5〜3.0kV程度の電圧が印加されてお
り、その静電気力により中間転写体21上に形成された
複数色のトナー像が記録用紙Pに一括転写される。
ボネート、PVdFなどの高分子フィルムや、シリコン
ゴム、フッ素ゴムなどの合成ゴムにカーボンブラックな
どの導電性フィラーを添加して導電化したものなどが用
いられる。二次転写ローラ22は転写ローラ15a,1
5b,15c,15dと類似の材料のものを用いること
ができる。二次転写ローラ22には二次転写用電源22
aから+1.5〜3.0kV程度の電圧が印加されてお
り、その静電気力により中間転写体21上に形成された
複数色のトナー像が記録用紙Pに一括転写される。
【0043】本実施形態は、図2に基づき説明した、被
転写体上に形成された複数色のトナー像のうちの最上層
トナー像の挙動に基づき、最上層トナー像t1の像担持
体12との付着力FSを小さく保つための具体的な方法
として、第1の実施形態と同様、トナー像形成手段が、
被転写体上に層状に重畳される複数色のトナー像のうち
の最上層を形成するトナー像を、最上層に隣接する下層
のトナー像よりも高い球形化度を有するトナーを用いて
形成する方法を採用している。すなわち、この画像形成
装置20の画像形成ユニット11aおよび11dに内蔵
されたシアン(C)用および黒(K)用の現像器には球
形トナーが用いられ、画像形成ユニット11b,11c
に内蔵された現像器には不定形トナーが用いられてい
る。
転写体上に形成された複数色のトナー像のうちの最上層
トナー像の挙動に基づき、最上層トナー像t1の像担持
体12との付着力FSを小さく保つための具体的な方法
として、第1の実施形態と同様、トナー像形成手段が、
被転写体上に層状に重畳される複数色のトナー像のうち
の最上層を形成するトナー像を、最上層に隣接する下層
のトナー像よりも高い球形化度を有するトナーを用いて
形成する方法を採用している。すなわち、この画像形成
装置20の画像形成ユニット11aおよび11dに内蔵
されたシアン(C)用および黒(K)用の現像器には球
形トナーが用いられ、画像形成ユニット11b,11c
に内蔵された現像器には不定形トナーが用いられてい
る。
【0044】ここで、画像形成ユニット11dにも球形
トナーを用いている理由は、一次転写においては画像形
成ユニット11aによるシアン(C)のトナー像が最上
層となるが、二次転写においては画像形成ユニット11
dによる黒(K)のトナー像が最上層となるためであ
る。このようにした上で第1の実施形態におけると同様
に画像形成を行い画質を評価したところ良好な画質を有
する画像を得ることができた。比較のため、画像形成ユ
ニット11b,11cの現像器にも球形トナーを用いて
同様の画像形成を行い画質を評価したところ、画像形成
ユニット11aにより形成されたシアン(C)のトナー
像が一次転写された直後に飛散してしまい、画像が滲ん
だようなぼけた画像しか得られなかった。また、逆に、
画像形成ユニット11a〜11dの各現像器すべてに不
定形トナーを用いて同様の画像形成を行い画質を評価し
たところ、全体に転写効率が不十分で、特に画像形成ユ
ニット11aのシアン(C)のトナー像および画像形成
ユニット11dの黒(K)のトナー像の転写効率が低く
カラーバランスが崩れて画質が低下した。また、画像形
成ユニット11aのシアン(C)トナーのみを球形トナ
ーにしただけでは、二次転写における黒(K)のトナー
像の転写効率が低くなり、逆に、画像形成ユニット11
dの黒(K)のトナー像のみを球形トナーにしただけで
は、一次転写におけるシアン(C)のトナー像のブラー
が発生して画質を劣化させた。
トナーを用いている理由は、一次転写においては画像形
成ユニット11aによるシアン(C)のトナー像が最上
層となるが、二次転写においては画像形成ユニット11
dによる黒(K)のトナー像が最上層となるためであ
る。このようにした上で第1の実施形態におけると同様
に画像形成を行い画質を評価したところ良好な画質を有
する画像を得ることができた。比較のため、画像形成ユ
ニット11b,11cの現像器にも球形トナーを用いて
同様の画像形成を行い画質を評価したところ、画像形成
ユニット11aにより形成されたシアン(C)のトナー
像が一次転写された直後に飛散してしまい、画像が滲ん
だようなぼけた画像しか得られなかった。また、逆に、
画像形成ユニット11a〜11dの各現像器すべてに不
定形トナーを用いて同様の画像形成を行い画質を評価し
たところ、全体に転写効率が不十分で、特に画像形成ユ
ニット11aのシアン(C)のトナー像および画像形成
ユニット11dの黒(K)のトナー像の転写効率が低く
カラーバランスが崩れて画質が低下した。また、画像形
成ユニット11aのシアン(C)トナーのみを球形トナ
ーにしただけでは、二次転写における黒(K)のトナー
像の転写効率が低くなり、逆に、画像形成ユニット11
dの黒(K)のトナー像のみを球形トナーにしただけで
は、一次転写におけるシアン(C)のトナー像のブラー
が発生して画質を劣化させた。
【0045】次に、本発明の第5の実施形態について説
明する。図4は、本発明の画像形成装置の第5の実施形
態を示す概略構成図である。本実施形態は本発明の第4
の画像形成装置に相当するものである。図4に示す画像
形成装置30は、図3に示した画像形成装置20に液体
噴霧装置31が付加された構成となっている。液体噴霧
装置31が付加された以外は、画像形成装置30は画像
形成装置20と同じ構成であるので、以下に、液体噴霧
装置31についてのみ説明する。
明する。図4は、本発明の画像形成装置の第5の実施形
態を示す概略構成図である。本実施形態は本発明の第4
の画像形成装置に相当するものである。図4に示す画像
形成装置30は、図3に示した画像形成装置20に液体
噴霧装置31が付加された構成となっている。液体噴霧
装置31が付加された以外は、画像形成装置30は画像
形成装置20と同じ構成であるので、以下に、液体噴霧
装置31についてのみ説明する。
【0046】本実施形態における液体噴霧装置31は、
本発明にいう液体噴霧手段に相当する。本実施形態は、
図2に基づき説明した、被転写体上に形成された複数色
のトナー像のうちの最上層トナー像の挙動に基づき、最
上層トナー像t1の像担持体12との付着力FSを小さ
く保つための具体的な方法として、被転写体上に層状に
重畳される複数色のトナー像のうち最上層を形成するト
ナー像、すなわちシアン(C)トナー像を残して他の3
色のトナー像全てが被転写体上に転写された状態におい
て、被転写体上に転写された3色のトナー像の表面に液
体を噴霧する方法を採用している。すなわち、この液体
噴霧装置31は、画像形成ユニット11b〜11dによ
り被転写体の一つである中間転写体21上へ、中間転写
体21上に層状に重畳される複数色のトナー像のうち、
最上層を形成するシアン(C)トナー像を残して他の3
色のトナー像全てが中間転写体21上に転写されたその
上から液体を噴霧する。
本発明にいう液体噴霧手段に相当する。本実施形態は、
図2に基づき説明した、被転写体上に形成された複数色
のトナー像のうちの最上層トナー像の挙動に基づき、最
上層トナー像t1の像担持体12との付着力FSを小さ
く保つための具体的な方法として、被転写体上に層状に
重畳される複数色のトナー像のうち最上層を形成するト
ナー像、すなわちシアン(C)トナー像を残して他の3
色のトナー像全てが被転写体上に転写された状態におい
て、被転写体上に転写された3色のトナー像の表面に液
体を噴霧する方法を採用している。すなわち、この液体
噴霧装置31は、画像形成ユニット11b〜11dによ
り被転写体の一つである中間転写体21上へ、中間転写
体21上に層状に重畳される複数色のトナー像のうち、
最上層を形成するシアン(C)トナー像を残して他の3
色のトナー像全てが中間転写体21上に転写されたその
上から液体を噴霧する。
【0047】本実施形態では、圧電素子などの振動子を
備えその振動面に水などの液体を導入しミスト化してノ
ズルから噴霧する液体噴霧装置31が用いられている。
図5は、本発明の第5の実施形態に用いられる液体噴霧
装置の概略構成図である。図5に示すように、圧電素子
33などの振動子を備えた振動体32の振動面に水34
を導入して水34をミスト化し、ノズル35から中間転
写体21上のトナー像Tに噴霧する。噴霧する液体は水
に限らず、例えば、エチルアルコールなどのアルコール
類を用いることもできる。
備えその振動面に水などの液体を導入しミスト化してノ
ズルから噴霧する液体噴霧装置31が用いられている。
図5は、本発明の第5の実施形態に用いられる液体噴霧
装置の概略構成図である。図5に示すように、圧電素子
33などの振動子を備えた振動体32の振動面に水34
を導入して水34をミスト化し、ノズル35から中間転
写体21上のトナー像Tに噴霧する。噴霧する液体は水
に限らず、例えば、エチルアルコールなどのアルコール
類を用いることもできる。
【0048】画像形成ユニット11a〜11dには、比
較的トナー飛散の発生しやすい平均粒径10μmの球形
トナーを用いているが、画像形成ユニット11bと画像
形成ユニット11aの間に配設した液体噴霧装置31を
用いて、シアン(C)のトナー像が転写される前の黒
(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)の積層トナー
像に適量の水を噴霧し、その後にシアン(C)のトナー
像を転写することによって、トナー飛散のない良好な画
像が得られる。
較的トナー飛散の発生しやすい平均粒径10μmの球形
トナーを用いているが、画像形成ユニット11bと画像
形成ユニット11aの間に配設した液体噴霧装置31を
用いて、シアン(C)のトナー像が転写される前の黒
(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)の積層トナー
像に適量の水を噴霧し、その後にシアン(C)のトナー
像を転写することによって、トナー飛散のない良好な画
像が得られる。
【0049】このようにした上で第1の実施形態におけ
ると同様に画像形成を行い画質を評価したところ良好な
画質を有する画像を得ることができた。比較のため、液
体噴霧装置31による水の噴霧を停止して同様の画像形
成を行い画質を評価したところ、画像形成ユニット11
aにより形成されたシアン(C)のトナー像が一次転写
された直後に飛散してしまい、画像が滲んだようなぼけ
た画像しか得られなかった。
ると同様に画像形成を行い画質を評価したところ良好な
画質を有する画像を得ることができた。比較のため、液
体噴霧装置31による水の噴霧を停止して同様の画像形
成を行い画質を評価したところ、画像形成ユニット11
aにより形成されたシアン(C)のトナー像が一次転写
された直後に飛散してしまい、画像が滲んだようなぼけ
た画像しか得られなかった。
【0050】次に、本発明の第6の実施形態について説
明する。図6は、本発明の画像形成装置の第6の実施形
態を示す概略構成図である。本実施形態は本発明の第5
の画像形成装置に相当するものである。図6に示す画像
形成装置40は、図3に示した画像形成装置20に液体
塗布ローラ41が付加された構成となっている。液体塗
布ローラ41が付加された以外は、画像形成装置40は
画像形成装置20と同じ構成であるので、以下に、液体
塗布ローラ41についてのみ説明する。
明する。図6は、本発明の画像形成装置の第6の実施形
態を示す概略構成図である。本実施形態は本発明の第5
の画像形成装置に相当するものである。図6に示す画像
形成装置40は、図3に示した画像形成装置20に液体
塗布ローラ41が付加された構成となっている。液体塗
布ローラ41が付加された以外は、画像形成装置40は
画像形成装置20と同じ構成であるので、以下に、液体
塗布ローラ41についてのみ説明する。
【0051】本実施形態における液体塗布ローラ41
は、本発明にいう液体供給手段に相当する。なお、液体
供給手段はこのようなローラタイプのものに限定される
わけではなく、トナー像の表面に適量の液体を円滑に供
給できるものでどのようなタイプのものでもよい。本実
施形態は、図2に基づき説明した、被転写体上に形成さ
れた複数色のトナー像のうちの最上層トナー像の挙動に
基づき、最上層トナー像t1の像担持体12との付着力
FSを小さく保つための具体的な方法として、被転写体
上へ、被転写体上に層状に重畳される4色のトナー像の
うち、最上層を形成するシアン(C)トナー像を残して
他の3色のトナー像全てが被転写体上に転写された状態
で、これら3色のトナー像の表面に、液体を含浸させた
部材を接触させることによりトナー像に液体を供給する
方法を採用している。すなわち、この液体塗布ローラ4
1は、画像形成ユニット11b〜11dにより中間転写
体21上へ、中間転写体21上に層状に重畳される4色
のトナー像のうち、シアン(C)1色のトナー像を残し
て他の色のトナー像全てが中間転写体21上に転写され
た状態において、中間転写体21上に転写されたトナー
像の表面に、液体を含浸させたローラを接触させること
によりトナー像に液体、例えば水42を供給する。液体
は水に限らず、例えば、エチルアルコールなどのアルコ
ール類も用いることができる。
は、本発明にいう液体供給手段に相当する。なお、液体
供給手段はこのようなローラタイプのものに限定される
わけではなく、トナー像の表面に適量の液体を円滑に供
給できるものでどのようなタイプのものでもよい。本実
施形態は、図2に基づき説明した、被転写体上に形成さ
れた複数色のトナー像のうちの最上層トナー像の挙動に
基づき、最上層トナー像t1の像担持体12との付着力
FSを小さく保つための具体的な方法として、被転写体
上へ、被転写体上に層状に重畳される4色のトナー像の
うち、最上層を形成するシアン(C)トナー像を残して
他の3色のトナー像全てが被転写体上に転写された状態
で、これら3色のトナー像の表面に、液体を含浸させた
部材を接触させることによりトナー像に液体を供給する
方法を採用している。すなわち、この液体塗布ローラ4
1は、画像形成ユニット11b〜11dにより中間転写
体21上へ、中間転写体21上に層状に重畳される4色
のトナー像のうち、シアン(C)1色のトナー像を残し
て他の色のトナー像全てが中間転写体21上に転写され
た状態において、中間転写体21上に転写されたトナー
像の表面に、液体を含浸させたローラを接触させること
によりトナー像に液体、例えば水42を供給する。液体
は水に限らず、例えば、エチルアルコールなどのアルコ
ール類も用いることができる。
【0052】図7は、本発明の第6の実施形態に用いら
れる液体塗布ローラの概略構成図である。図7に示すよ
うに、この液体塗布ローラ41は、中間転写体21上に
形成されたトナー像Tの表面に水42を適量塗布する。
液体塗布ローラ41としては、例えば、ポリビニルアル
コールやポリビニルホルマールなどの吸水性ポリマーな
どによって形成したローラに、あらかじめ水などの液体
を含浸させたものがもちいられる。この液体塗布ローラ
41を、画像形成ユニット11bと11bとの間に配置
し、中間転写体21に軽く押圧しながら接触させる。
れる液体塗布ローラの概略構成図である。図7に示すよ
うに、この液体塗布ローラ41は、中間転写体21上に
形成されたトナー像Tの表面に水42を適量塗布する。
液体塗布ローラ41としては、例えば、ポリビニルアル
コールやポリビニルホルマールなどの吸水性ポリマーな
どによって形成したローラに、あらかじめ水などの液体
を含浸させたものがもちいられる。この液体塗布ローラ
41を、画像形成ユニット11bと11bとの間に配置
し、中間転写体21に軽く押圧しながら接触させる。
【0053】画像形成ユニット11a〜11dには、比
較的トナー飛散の発生しやすい平均粒径10μmの球形
トナーを用いているが、画像形成ユニット11bと画像
形成ユニット11aの間に配設した液体塗布ローラ41
を用いて、シアン(C)のトナー像が転写される前の黒
(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)の積層トナー
像に適量の水を塗布し、その後にシアン(C)のトナー
像を転写することによって、トナー飛散のない良好な画
質を有する画像を得ることができた。比較のため、液体
塗布ローラ41による水の塗布を停止して同様の画像形
成を行い画質を評価したところ、画像形成ユニット11
aにより形成されたシアン(C)のトナー像が一次転写
された直後に飛散してしまい、画像が滲んだようなぼけ
た画像しか得られなかった。
較的トナー飛散の発生しやすい平均粒径10μmの球形
トナーを用いているが、画像形成ユニット11bと画像
形成ユニット11aの間に配設した液体塗布ローラ41
を用いて、シアン(C)のトナー像が転写される前の黒
(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)の積層トナー
像に適量の水を塗布し、その後にシアン(C)のトナー
像を転写することによって、トナー飛散のない良好な画
質を有する画像を得ることができた。比較のため、液体
塗布ローラ41による水の塗布を停止して同様の画像形
成を行い画質を評価したところ、画像形成ユニット11
aにより形成されたシアン(C)のトナー像が一次転写
された直後に飛散してしまい、画像が滲んだようなぼけ
た画像しか得られなかった。
【0054】次に、本発明の第7の実施形態について説
明する。図8は、本発明の画像形成装置の第7の実施形
態を示す概略構成図である。本実施形態は本発明の第6
の画像形成装置に相当するものである。図8に示す画像
形成装置50は、図3に示した画像形成装置20に押圧
ローラ51が付加された構成となっている。押圧ローラ
51が付加された以外は、画像形成装置30は画像形成
装置20と同じ構成であるので、以下に、押圧ローラ5
1についてのみ説明する。
明する。図8は、本発明の画像形成装置の第7の実施形
態を示す概略構成図である。本実施形態は本発明の第6
の画像形成装置に相当するものである。図8に示す画像
形成装置50は、図3に示した画像形成装置20に押圧
ローラ51が付加された構成となっている。押圧ローラ
51が付加された以外は、画像形成装置30は画像形成
装置20と同じ構成であるので、以下に、押圧ローラ5
1についてのみ説明する。
【0055】本実施形態における押圧ローラ51は、本
発明にいう押圧手段に相当する。本実施形態は、図2に
基づき説明した、被転写体上に形成された複数色のトナ
ー像のうちの最上層トナー像の挙動に基づき、最上層ト
ナー像t1の像担持体12との付着力FSを小さく保つ
ための具体的な方法として、被転写体上に層状に重畳さ
れる複数色のトナー像のうち1色のトナー像、すなわち
シアン(C)トナー像を残して他の3色のトナー像全て
が被転写体上に転写された状態において、被転写体上に
転写されたトナー像の表面を押圧する方法を採用してい
る。すなわち、この押圧ローラ51は、画像形成ユニッ
ト11b〜11dにより被転写体の一つである中間転写
体21上へ、中間転写体21上に層状に重畳される複数
色のトナー像のうち、最上層を形成するシアン(C)ト
ナー像を残して他の3色のトナー像全てが中間転写体2
1上に転写された状態で、中間転写体21上に転写され
たトナー像の表面を押圧する。
発明にいう押圧手段に相当する。本実施形態は、図2に
基づき説明した、被転写体上に形成された複数色のトナ
ー像のうちの最上層トナー像の挙動に基づき、最上層ト
ナー像t1の像担持体12との付着力FSを小さく保つ
ための具体的な方法として、被転写体上に層状に重畳さ
れる複数色のトナー像のうち1色のトナー像、すなわち
シアン(C)トナー像を残して他の3色のトナー像全て
が被転写体上に転写された状態において、被転写体上に
転写されたトナー像の表面を押圧する方法を採用してい
る。すなわち、この押圧ローラ51は、画像形成ユニッ
ト11b〜11dにより被転写体の一つである中間転写
体21上へ、中間転写体21上に層状に重畳される複数
色のトナー像のうち、最上層を形成するシアン(C)ト
ナー像を残して他の3色のトナー像全てが中間転写体2
1上に転写された状態で、中間転写体21上に転写され
たトナー像の表面を押圧する。
【0056】図9は、本発明の第7の実施形態に用いら
れる押圧ローラの概略構成図である。図9に示すよう
に、この押圧ローラ51は、金属シャフト52のまわり
にウレタンゴム、シリコンゴム、EPDMゴムなどから
なる弾性層53を同心円状に形成したものである。この
ような構成以外に、例えば、金属ロール表面にPTFE
などのフッ素樹脂や、ウレタン、アクリルなどのバイン
ダ−樹脂にPTFEなどのフッ素樹脂粒子などを添加し
たものなどからなるトナー離型層をコ−ティングしたロ
ーラーなどをもちいてもよい。このような押圧ローラを
画像形成ユニット11b,11aの間に配置して中間転
写体21に軽く押圧しながら接触させる。
れる押圧ローラの概略構成図である。図9に示すよう
に、この押圧ローラ51は、金属シャフト52のまわり
にウレタンゴム、シリコンゴム、EPDMゴムなどから
なる弾性層53を同心円状に形成したものである。この
ような構成以外に、例えば、金属ロール表面にPTFE
などのフッ素樹脂や、ウレタン、アクリルなどのバイン
ダ−樹脂にPTFEなどのフッ素樹脂粒子などを添加し
たものなどからなるトナー離型層をコ−ティングしたロ
ーラーなどをもちいてもよい。このような押圧ローラを
画像形成ユニット11b,11aの間に配置して中間転
写体21に軽く押圧しながら接触させる。
【0057】画像形成ユニット11a〜11dには、比
較的トナー飛散の発生しやすい平均粒径10μmの球形
トナーを用いているが、画像形成ユニット11bと画像
形成ユニット11aの間に配設した押圧ローラ51を用
いて、シアン(C)のトナー像が転写される前の黒
(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)の積層トナー
像の表面を軽く押圧し、その後にシアン(C)のトナー
像を転写することによって、トナー飛散のない良好な画
像が得られる。最上層の(シアン(C))トナー像が転
写される前のトナー像表面に軽く圧力をかけることによ
り、画像を壊さない程度に表面の凹凸が減り最上層の
(シアン(C))トナーとの接触面積が増加し、ファン
デルワールス力、液架橋力などのトナー間付着力が増大
する。また、画像を壊さない程度にトナー層高さは低く
なり、静電転写力も強くなる。これらの結果トナー飛散
が起きにくくなるものと考えられる。
較的トナー飛散の発生しやすい平均粒径10μmの球形
トナーを用いているが、画像形成ユニット11bと画像
形成ユニット11aの間に配設した押圧ローラ51を用
いて、シアン(C)のトナー像が転写される前の黒
(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)の積層トナー
像の表面を軽く押圧し、その後にシアン(C)のトナー
像を転写することによって、トナー飛散のない良好な画
像が得られる。最上層の(シアン(C))トナー像が転
写される前のトナー像表面に軽く圧力をかけることによ
り、画像を壊さない程度に表面の凹凸が減り最上層の
(シアン(C))トナーとの接触面積が増加し、ファン
デルワールス力、液架橋力などのトナー間付着力が増大
する。また、画像を壊さない程度にトナー層高さは低く
なり、静電転写力も強くなる。これらの結果トナー飛散
が起きにくくなるものと考えられる。
【0058】次に、本発明の第8の実施形態について説
明する。図10は、本発明の画像形成装置の第8の実施
形態を示す概略構成図である。本実施形態は本発明の第
1の画像形成装置に相当し、2段階に構成された中間転
写ドラムを用いてトナー像を三次転写する方式の画像形
成装置である。図10に示す画像形成装置60には、第
1〜第7の各実施形態におけると同様の画像形成ユニッ
ト11a,11b,11c,11dと、一次転写位置T
1において画像形成ユニット11a,11bおよび画像
形成ユニット11c,11dにそれぞれ接して矢印A方
向に回転する中間転写ドラム61,62と、二次転写位
置T2において中間転写ドラム61,62の双方に接し
て矢印B方向に回転する中間転写ドラム63と、中間転
写ドラム61,62,63にそれぞれ所定の電圧を供給
する転写用電源61a,62a,63aと、三次転写位
置T3において中間転写ドラム63と記録用紙Pを介し
て接する三次転写ローラ64と、記録用紙Pを三次転写
位置T3に供給する記録用紙搬送装置14と、定着器1
8とが備えられている。
明する。図10は、本発明の画像形成装置の第8の実施
形態を示す概略構成図である。本実施形態は本発明の第
1の画像形成装置に相当し、2段階に構成された中間転
写ドラムを用いてトナー像を三次転写する方式の画像形
成装置である。図10に示す画像形成装置60には、第
1〜第7の各実施形態におけると同様の画像形成ユニッ
ト11a,11b,11c,11dと、一次転写位置T
1において画像形成ユニット11a,11bおよび画像
形成ユニット11c,11dにそれぞれ接して矢印A方
向に回転する中間転写ドラム61,62と、二次転写位
置T2において中間転写ドラム61,62の双方に接し
て矢印B方向に回転する中間転写ドラム63と、中間転
写ドラム61,62,63にそれぞれ所定の電圧を供給
する転写用電源61a,62a,63aと、三次転写位
置T3において中間転写ドラム63と記録用紙Pを介し
て接する三次転写ローラ64と、記録用紙Pを三次転写
位置T3に供給する記録用紙搬送装置14と、定着器1
8とが備えられている。
【0059】本実施形態における中間転写ドラム61,
62,63、および記録用紙Pは、本発明にいう被転写
体に相当するものであり、また、本実施形態における転
写用電源61a,62a,63a、三次転写ローラ64
は、本発明にいう転写手段に相当するものである。中間
転写ドラム61,62,63は、例えば金属シャフトの
まわりに、ウレタンゴム、シリコンゴム、EPDMゴム
などにカ−ボンブラック、金属酸化物などの導電性フィ
ラ−を添加したものからなる弾性層を形成し、その表面
に、PTFEなどのフッ素樹脂や、ウレタン、アクリル
などのバインダ−樹脂にPTFEなどのフッ素樹脂粒子
などを添加した表面層を形成し、さらにその上に導電性
フィラ−を添加したトナー離型層を形成したものが用い
られる。
62,63、および記録用紙Pは、本発明にいう被転写
体に相当するものであり、また、本実施形態における転
写用電源61a,62a,63a、三次転写ローラ64
は、本発明にいう転写手段に相当するものである。中間
転写ドラム61,62,63は、例えば金属シャフトの
まわりに、ウレタンゴム、シリコンゴム、EPDMゴム
などにカ−ボンブラック、金属酸化物などの導電性フィ
ラ−を添加したものからなる弾性層を形成し、その表面
に、PTFEなどのフッ素樹脂や、ウレタン、アクリル
などのバインダ−樹脂にPTFEなどのフッ素樹脂粒子
などを添加した表面層を形成し、さらにその上に導電性
フィラ−を添加したトナー離型層を形成したものが用い
られる。
【0060】中間転写ドラム61,62,63には、そ
れぞれ転写用電源61a,62a,63aが接続されて
おり、転写用電源61a,62aはそれぞれ+1kVの
電圧を中間転写ドラム61,62に印加する。また、転
写用電源63aは+2kV程度の電圧を中間転写ドラム
63に印加する。このように構成することによって、画
像形成ユニット11a,11bによりそれぞれ形成され
たシアン(C)およびマゼンタ(M)のトナ−像がそれ
ぞれの一次転写位置T1において中間転写ドラム61上
に重畳されるように順次一次転写され、同様に、画像形
成ユニット11c,11dによりそれぞれ形成されたイ
エロー(Y)および黒(K)のトナ−像が、中間転写ド
ラム62上に重畳されるように順次一次転写される。
れぞれ転写用電源61a,62a,63aが接続されて
おり、転写用電源61a,62aはそれぞれ+1kVの
電圧を中間転写ドラム61,62に印加する。また、転
写用電源63aは+2kV程度の電圧を中間転写ドラム
63に印加する。このように構成することによって、画
像形成ユニット11a,11bによりそれぞれ形成され
たシアン(C)およびマゼンタ(M)のトナ−像がそれ
ぞれの一次転写位置T1において中間転写ドラム61上
に重畳されるように順次一次転写され、同様に、画像形
成ユニット11c,11dによりそれぞれ形成されたイ
エロー(Y)および黒(K)のトナ−像が、中間転写ド
ラム62上に重畳されるように順次一次転写される。
【0061】次に、中間転写ドラム61上に一次転写さ
れたイエロー(Y)および黒(K)のトナ−像が二次転
写位置T2において中間転写ドラム63へ二次転写さ
れ、次いで、中間転写ドラム61上に一次転写されたシ
アン(C)およびマゼンタ(M)のトナ−像が二次転写
位置T2において中間転写ドラム63上の黒(K)およ
びイエロー(Y)のトナ−像の上に重畳されるように二
次転写される。
れたイエロー(Y)および黒(K)のトナ−像が二次転
写位置T2において中間転写ドラム63へ二次転写さ
れ、次いで、中間転写ドラム61上に一次転写されたシ
アン(C)およびマゼンタ(M)のトナ−像が二次転写
位置T2において中間転写ドラム63上の黒(K)およ
びイエロー(Y)のトナ−像の上に重畳されるように二
次転写される。
【0062】次に、中間転写ドラム63上に形成された
黒(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、およびシ
アン(C)のトナ−像は、三次転写位置T3において、
三次転写ローラ64により、三次転写位置T3に搬送さ
れてきた記録用紙Pに一括転写(三次転写)された後、
定着器18によって定着されカラー画像が得られる。こ
のように中間転写ドラムを複数用いる理由は次のように
説明することができる。中間転写ドラムには、ベルトの
ような伸びやウォークなどが存在しないため、ベルトよ
りも色重ねの精度を出しやすい。しかし、中間転写ドラ
ムを一つしか用いない場合は、図14に示したように、
画像形成ユニット6a,6b,6c,6dは放射状に配
置することとなり、現像器その他の部品を共通化するこ
とができないという問題点がある。そこで、中間転写ド
ラムを複数用いることにより複数の画像形成ユニットを
並列的に配置して、色重ねの精度を確保したまま現像器
その他の部品の共通化を図るということが主な理由であ
る。
黒(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、およびシ
アン(C)のトナ−像は、三次転写位置T3において、
三次転写ローラ64により、三次転写位置T3に搬送さ
れてきた記録用紙Pに一括転写(三次転写)された後、
定着器18によって定着されカラー画像が得られる。こ
のように中間転写ドラムを複数用いる理由は次のように
説明することができる。中間転写ドラムには、ベルトの
ような伸びやウォークなどが存在しないため、ベルトよ
りも色重ねの精度を出しやすい。しかし、中間転写ドラ
ムを一つしか用いない場合は、図14に示したように、
画像形成ユニット6a,6b,6c,6dは放射状に配
置することとなり、現像器その他の部品を共通化するこ
とができないという問題点がある。そこで、中間転写ド
ラムを複数用いることにより複数の画像形成ユニットを
並列的に配置して、色重ねの精度を確保したまま現像器
その他の部品の共通化を図るということが主な理由であ
る。
【0063】このように中間転写ドラムを複数用いた本
実施形態の画像形成装置60の作用について次に説明す
る。図11は、図10に示した画像形成装置の主要部の
拡大図である。図11に示すように、破線で囲んだ2つ
の二次転写位置T2の部分のうち中間転写ドラム61に
対応する部分を部分拡大図Z1とし、中間転写ドラム6
2に対応する部分を部分拡大図Z2として、また、破線
で囲んだ三次転写位置T3の部分を部分拡大図Z3とし
て図中に示す。
実施形態の画像形成装置60の作用について次に説明す
る。図11は、図10に示した画像形成装置の主要部の
拡大図である。図11に示すように、破線で囲んだ2つ
の二次転写位置T2の部分のうち中間転写ドラム61に
対応する部分を部分拡大図Z1とし、中間転写ドラム6
2に対応する部分を部分拡大図Z2として、また、破線
で囲んだ三次転写位置T3の部分を部分拡大図Z3とし
て図中に示す。
【0064】部分拡大図Z2に示すように、中間転写ド
ラム62の二次転写位置T2で中間転写ドラム63上に
二次転写される2層のトナー像のうちの上層側のトナー
像は画像形成ユニット11cからもたらされたイエロー
(Y)のトナー像であり、下層側のトナー像は画像形成
ユニット11dからもたらされた黒(K)のトナー像で
ある。ここで形成されるトナー像のパイルハイト(積層
高さ)は最大で2色分どまりであるため、トナー飛散や
転写効率はそれほど大きな問題とはならない。問題とな
るのは、トナーパイルハイトが最大で4色分となる部分
拡大図Z1およびZ3として示した転写位置である。
ラム62の二次転写位置T2で中間転写ドラム63上に
二次転写される2層のトナー像のうちの上層側のトナー
像は画像形成ユニット11cからもたらされたイエロー
(Y)のトナー像であり、下層側のトナー像は画像形成
ユニット11dからもたらされた黒(K)のトナー像で
ある。ここで形成されるトナー像のパイルハイト(積層
高さ)は最大で2色分どまりであるため、トナー飛散や
転写効率はそれほど大きな問題とはならない。問題とな
るのは、トナーパイルハイトが最大で4色分となる部分
拡大図Z1およびZ3として示した転写位置である。
【0065】部分拡大図Z1に示すように、中間転写ド
ラム61の二次転写位置T2で中間転写ドラム63上に
二次転写される2層のトナー像のうちの上層側のトナー
像は画像形成ユニット11aからもたらされたシアン
(C)のトナー像であり、下層側のトナー像は画像形成
ユニット11bからもたらされたマゼンタ(M)のトナ
ー像である。この二次転写位置T2では、すでに中間転
写ドラム62から中間転写ドラム63上に転写済みの最
大2層のトナー像の上に重畳されるように中間転写ドラ
ム61からの最大2層のトナー像が転写されるので、パ
イルハイトは最大で4色分となる。
ラム61の二次転写位置T2で中間転写ドラム63上に
二次転写される2層のトナー像のうちの上層側のトナー
像は画像形成ユニット11aからもたらされたシアン
(C)のトナー像であり、下層側のトナー像は画像形成
ユニット11bからもたらされたマゼンタ(M)のトナ
ー像である。この二次転写位置T2では、すでに中間転
写ドラム62から中間転写ドラム63上に転写済みの最
大2層のトナー像の上に重畳されるように中間転写ドラ
ム61からの最大2層のトナー像が転写されるので、パ
イルハイトは最大で4色分となる。
【0066】また、部分拡大図Z3に示すように、中間
転写ドラム63の三次転写位置T3で中間転写ドラム6
3から記録用紙P上に三次転写されるトナー像のパイル
ハイトも最大で4色分となる。最大4層のトナー像のう
ちの最上層のトナー像は画像形成ユニット11dからも
たらされた黒(K)のトナー像であり、最下層のトナー
像は画像形成ユニット11aからもたらされたシアン
(C)のトナー像である。
転写ドラム63の三次転写位置T3で中間転写ドラム6
3から記録用紙P上に三次転写されるトナー像のパイル
ハイトも最大で4色分となる。最大4層のトナー像のう
ちの最上層のトナー像は画像形成ユニット11dからも
たらされた黒(K)のトナー像であり、最下層のトナー
像は画像形成ユニット11aからもたらされたシアン
(C)のトナー像である。
【0067】本実施形態では、このように、最大4層と
なるトナー像のうちの最上層のトナー像、すなわち、画
像形成ユニット11dからもたらされた黒(K)のトナ
ー像および画像形成ユニット11aからもたらされたシ
アン(C)のトナー像についてこれらの画像形成ユニッ
ト11a,11dで用いるトナーには、トナー間付着力
の小さい球形トナーを用い、最上層とはならないイエロ
ー(Y)およびマゼンタ(M)のトナー像の画像形成ユ
ニット11b,11cで用いるトナーには、比較的トナ
ー間付着力の高い不定形トナーを用いている。
なるトナー像のうちの最上層のトナー像、すなわち、画
像形成ユニット11dからもたらされた黒(K)のトナ
ー像および画像形成ユニット11aからもたらされたシ
アン(C)のトナー像についてこれらの画像形成ユニッ
ト11a,11dで用いるトナーには、トナー間付着力
の小さい球形トナーを用い、最上層とはならないイエロ
ー(Y)およびマゼンタ(M)のトナー像の画像形成ユ
ニット11b,11cで用いるトナーには、比較的トナ
ー間付着力の高い不定形トナーを用いている。
【0068】このように構成した画像形成装置60によ
り画像形成を行い画質を評価したところ、転写効率が高
くトナー飛散のない良好な画質を有する画像を得ること
ができた。比較のため、液体噴霧装置31による水の噴
霧を停止して同様の画像形成を行い画質を評価したとこ
ろ、画像形成ユニット11aにより形成されたシアン
(C)のトナー像が一次転写された直後に飛散してしま
い、画像が滲んだようなぼけた画像しか得られなかっ
た。
り画像形成を行い画質を評価したところ、転写効率が高
くトナー飛散のない良好な画質を有する画像を得ること
ができた。比較のため、液体噴霧装置31による水の噴
霧を停止して同様の画像形成を行い画質を評価したとこ
ろ、画像形成ユニット11aにより形成されたシアン
(C)のトナー像が一次転写された直後に飛散してしま
い、画像が滲んだようなぼけた画像しか得られなかっ
た。
【0069】比較のため、画像形成ユニット11a〜1
1dに用いるトナーをすべて球形トナーにしたところ、
転写効率は高かったがトナー飛散が発生した。また、画
像形成ユニット11a〜11dに用いるトナーをすべて
不定形トナーにしたところ、特に三次転写時の最上層ト
ナー(黒(K))の転写効率が低く色合いが変化して画
質が低下した。
1dに用いるトナーをすべて球形トナーにしたところ、
転写効率は高かったがトナー飛散が発生した。また、画
像形成ユニット11a〜11dに用いるトナーをすべて
不定形トナーにしたところ、特に三次転写時の最上層ト
ナー(黒(K))の転写効率が低く色合いが変化して画
質が低下した。
【0070】本実施形態は、第1の実施形態で採用され
た方法を複数中間転写体方式に適用した例であるが、第
2〜第7の各実施形態にも同様に適用することができ
る。
た方法を複数中間転写体方式に適用した例であるが、第
2〜第7の各実施形態にも同様に適用することができ
る。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置によれば、カラー複写機、カラープリンタなどのカ
ラー画像形成装置において、複数色のトナー像を画像形
成ユニットから被転写体に順次転写して重畳した状態で
転写することによりカラー画像を形成するカラー画像形
成装置において、上述の種々の実施形態に示した手段に
より、被転写体上に複数色のトナー像を多重転写する際
のトナー飛散の発生が防止された画像形成装置を実現す
ることができる。
装置によれば、カラー複写機、カラープリンタなどのカ
ラー画像形成装置において、複数色のトナー像を画像形
成ユニットから被転写体に順次転写して重畳した状態で
転写することによりカラー画像を形成するカラー画像形
成装置において、上述の種々の実施形態に示した手段に
より、被転写体上に複数色のトナー像を多重転写する際
のトナー飛散の発生が防止された画像形成装置を実現す
ることができる。
【図1】本発明の画像形成装置の第1の実施形態を示す
概略構成図である。
概略構成図である。
【図2】被転写体上に形成されたトナー像の挙動を示す
図である。
図である。
【図3】本発明の画像形成装置の第4の実施形態を示す
概略構成図である。
概略構成図である。
【図4】本発明の画像形成装置の第5の実施形態を示す
概略構成図である。
概略構成図である。
【図5】本発明の第5の実施形態に用いられる液体噴霧
装置の概略構成図である。
装置の概略構成図である。
【図6】本発明の画像形成装置の第6の実施形態を示す
概略構成図である。
概略構成図である。
【図7】本発明の第6の実施形態に用いられる液体塗布
ローラの概略構成図である。
ローラの概略構成図である。
【図8】本発明の画像形成装置の第7の実施形態を示す
概略構成図である。
概略構成図である。
【図9】本発明の第7の実施形態に用いられる押圧ロー
ラの概略構成図である。
ラの概略構成図である。
【図10】本発明の画像形成装置の第8の実施形態を示
す概略構成図である。
す概略構成図である。
【図11】図10に示した画像形成装置の主要部の拡大
図である。
図である。
【図12】従来のカラー画像形成装置の一例を示す概略
構成図である。
構成図である。
【図13】従来のカラー画像形成装置の他の例を示す概
略構成図である。
略構成図である。
【図14】従来のカラー画像形成装置の他の例を示す概
略構成図である。
略構成図である。
【図15】従来のカラー画像形成装置の他の例を示す概
略構成図である。
略構成図である。
【図16】像担持体上のトナー像が被転写体に転写され
る際のトナー飛散現象を示す図である。
る際のトナー飛散現象を示す図である。
1 画像形成ユニット 1a 静電潜像形成装置 1b 像担持体 1c ロータリー型現像機 2 転写搬送用ロール 2’ 転写搬送用ベルト 3 被転写体 4 用紙剥離装置 5 定着器 6a,6b,6c,6d 画像形成ユニット 7 中間転写ドラム 8 二次転写器 9 中間転写ベルト 10,20,30,40,50,60 画像形成装置 11a,11b,11c,11d 画像形成ユニット 12 像担持体 13 転写搬送用ベルト 14 記録用紙搬送装置 15a,15b,15c,15d 転写ローラ 16 転写用電源 17 剥離用除電器 18 定着器 21 中間転写体 22 二次転写ローラ 22a 二次転写用電源 31 液体噴霧装置 32 振動体 33 圧電素子 34 水 35 ノズル 41 液体塗布ローラ 42 水 51 押圧ローラ 52 金属シャフト 53 弾性層 61,62,63 中間転写ドラム 61a,62a,63a 転写用電源 64 三次転写ローラ
Claims (7)
- 【請求項1】 表面にトナー像が形成される一つもしく
は複数の像担持体と、 前記像担持体上に、複数の像担持体が存在する場合には
これら複数の像担持体上に分担して、合計で複数色のト
ナー像を形成するトナー像形成手段と、 前記像担持体上に形成された複数色のトナー像を、これ
ら複数色のトナー像が層状に重畳した状態となるように
所定の被転写体に転写する過程を含み、これら複数色の
トナー像を最終的に所定の記録媒体に転写する転写手段
と、 前記記録媒体に転写された複数色のトナー像を、該記録
媒体への転写と同時に、もしくは該記録媒体への転写よ
りも遅れたタイミングで該記録媒体に定着する定着手段
とを備え、 前記トナー像形成手段が、前記被転写体上に層状に重畳
される複数色のトナー像のうちの最上層を形成するトナ
ー像を、該最上層に隣接する下層のトナー像よりも高い
球形化度を有するトナーを用いて形成するものであるこ
とを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 表面にトナー像が形成される一つもしく
は複数の像担持体と、 前記像担持体上に、複数の像担持体が存在する場合には
これら複数の像担持体上に分担して、合計で複数色のト
ナー像を形成するトナー像形成手段と、 前記像担持体上に形成された複数色のトナー像を、これ
ら複数色のトナー像が層状に重畳した状態となるように
所定の被転写体に転写する過程を含み、これら複数色の
トナー像を最終的に所定の記録媒体に転写する転写手段
と、 前記記録媒体に転写された複数色のトナー像を、該記録
媒体への転写と同時に、もしくは該記録媒体への転写よ
りも遅れたタイミングで該記録媒体に定着する定着手段
とを備え、 前記トナー像形成手段が、前記被転写体上に層状に重畳
される複数色のトナー像のうちの最上層を形成するトナ
ー像を、該最上層に隣接する下層のトナー像よりも剥離
性微粒子の添加量の多いトナーを用いて形成するもので
あることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項3】 表面にトナー像が形成される一つもしく
は複数の像担持体と、 前記像担持体上に、複数の像担持体が存在する場合には
これら複数の像担持体上に分担して、合計で複数色のト
ナー像を形成するトナー像形成手段と、 前記像担持体上に形成された複数色のトナー像を、これ
ら複数色のトナー像が層状に重畳した状態となるように
所定の被転写体に転写する過程を含み、これら複数色の
トナー像を最終的に所定の記録媒体に転写する転写手段
と、 前記記録媒体に転写された複数色のトナー像を、該記録
媒体への転写と同時に、もしくは該記録媒体への転写よ
りも遅れたタイミングで該記録媒体に定着する定着手段
とを備え、 前記トナー像形成手段が、前記被転写体上に層状に重畳
される複数色のトナー像のうちの最上層を形成するトナ
ー像を、該最上層に隣接する下層のトナー像よりも平均
粒径の大きいトナーを用いて形成するものであることを
特徴とする画像形成装置。 - 【請求項4】 表面にトナー像が形成される一つもしく
は複数の像担持体と、 前記像担持体上に、複数の像担持体が存在する場合には
これら複数の像担持体上に分担して、合計で複数色のト
ナー像を形成するトナー像形成手段と、 前記像担持体上に形成された複数色のトナー像を、これ
ら複数色のトナー像が層状に重畳した状態となるように
所定の被転写体に転写する過程を含み、これら複数色の
トナー像を最終的に所定の記録媒体に転写する転写手段
と、 前記記録媒体に転写された複数色のトナー像を、該記録
媒体への転写と同時に、もしくは該記録媒体への転写よ
りも遅れたタイミングで該記録媒体に定着する定着手段
とを備え、 前記転写手段が、前記複数色のトナー像を前記被転写体
へ順次に転写するものであって、 該画像形成装置が、前記被転写体上へ、該被転写体上に
層状に重畳される複数色のトナー像のうち1色のトナー
像を残して他の色のトナー像全てが該被転写体上に転写
された状態において、該被転写体上に転写されたトナー
像に液体を噴霧する液体噴霧手段を備えたことを特徴と
する画像形成装置。 - 【請求項5】 表面にトナー像が形成される一つもしく
は複数の像担持体と、 前記像担持体上に、複数の像担持体が存在する場合には
これら複数の像担持体上に分担して、合計で複数色のト
ナー像を形成するトナー像形成手段と、 前記像担持体上に形成された複数色のトナー像を、これ
ら複数色のトナー像が層状に重畳した状態となるように
所定の被転写体に転写する過程を含み、これら複数色の
トナー像を最終的に所定の記録媒体に転写する転写手段
と、 前記記録媒体に転写された複数色のトナー像を、該記録
媒体への転写と同時に、もしくは該記録媒体への転写よ
りも遅れたタイミングで該記録媒体に定着する定着手段
とを備え、 前記転写手段が、前記複数色のトナー像を前記被転写体
へ順次に転写するものであって、 該画像形成装置が、前記被転写体上へ、該被転写体上に
層状に重畳される複数色のトナー像のうち1色のトナー
像を残して他の色のトナー像全てが該被転写体上に転写
された状態において、該被転写体上に転写されたトナー
像の表面に液体を含浸させた部材を接触させることによ
り該トナー像に液体を供給する液体供給手段を備えたこ
とを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項6】 前記液体が水であることを特徴とする請
求項4または5記載の画像形成装置。 - 【請求項7】 表面にトナー像が形成される一つもしく
は複数の像担持体と、 前記像担持体上に、複数の像担持体が存在する場合には
これら複数の像担持体上に分担して、合計で複数色のト
ナー像を形成するトナー像形成手段と、 前記像担持体上に形成された複数色のトナー像を、これ
ら複数色のトナー像が層状に重畳した状態となるように
所定の被転写体に転写する過程を含み、これら複数色の
トナー像を最終的に所定の記録媒体に転写する転写手段
と、 前記記録媒体に転写された複数色のトナー像を、該記録
媒体への転写と同時に、もしくは該記録媒体への転写よ
りも遅れたタイミングで該記録媒体に定着する定着手段
とを備え、 前記転写手段が、前記複数色のトナー像を前記被転写体
へ順次に転写するものであって、 該画像形成装置が、前記被転写体上へ、該被転写体上に
層状に重畳される複数色のトナー像のうち1色のトナー
像を残して他の色のトナー像全てが該被転写体上に転写
された状態において、該被転写体上に転写されたトナー
像の表面を押圧する押圧手段を備えたことを特徴とする
画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9178403A JPH1124367A (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9178403A JPH1124367A (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | 画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1124367A true JPH1124367A (ja) | 1999-01-29 |
Family
ID=16047897
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9178403A Withdrawn JPH1124367A (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1124367A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006146187A (ja) * | 2004-10-20 | 2006-06-08 | Canon Inc | 画像形成装置及び画像形成方法 |
| JP2009210618A (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-17 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
| US9077938B2 (en) | 2011-12-01 | 2015-07-07 | Konica Minolta, Inc. | Electrostatigraphic image forming apparatus with droplet ejecting unit |
-
1997
- 1997-07-03 JP JP9178403A patent/JPH1124367A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006146187A (ja) * | 2004-10-20 | 2006-06-08 | Canon Inc | 画像形成装置及び画像形成方法 |
| JP2009210618A (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-17 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
| US9077938B2 (en) | 2011-12-01 | 2015-07-07 | Konica Minolta, Inc. | Electrostatigraphic image forming apparatus with droplet ejecting unit |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040907 |