JPH11244926A - 熱延鋼板の冷却装置 - Google Patents
熱延鋼板の冷却装置Info
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Abstract
エッジ部分を冷却する冷却水を上下共遮断して特に薄板
で発生し易いエッジ部分の過冷却を防ぎ、熱間圧延段階
で薄板製造を可能にして以工程の省工程、省エネ化を可
能にする。 【解決手段】G遮蔽する位置と、該位置より後退した退
避位置とに切換可能な遮蔽部21よりなる冷却装置15
を設ける。
Description
ら冷却する冷却装置に関する。
トストリップを例にとって説明すると、その圧延ライン
では通常、スラブを加熱炉に装入して所定の温度まで加
熱したのち抽出し、粗圧延から仕上圧延を経て所定サイ
ズまで圧延したのちランナウトテーブルと称するローラ
テーブルで上下からの水冷却により所定温度まで冷却し
てから巻取機にてコイル状に巻取っている。
ブルの上下にロール軸方向に沿って配置したヘッダー
と、ヘッダーに一定間隔で取付けた多数のノズルとより
なる冷却装置によって行われているが、冷却前のホット
ストリップは通常、エッジ部分の温度が低くなっている
ため、エッジ部分を他の部分と同様に水冷却すると、過
冷却となってひゞ割れの原因となるなど製品の品質を損
なうようになる。
け、エッジ部分を冷却するノズルのバルブをOFFに切
換えて、該バルブからの水の噴射を停止する方法が考え
られるが、1部のノズルをOFFにすると、他のノズル
からの噴出量が必要以上に多くなり、過冷却をもたら
す。エッジ以外の部分に対する冷却水の供給を増やすこ
となく、エッジ部分に供給される冷却水を遮断する方法
も提案されている。
分に供給される冷却水を板巾方向に進退可能に配置した
バケットで遮断する方法が、また特開平1−17830
9号にはV形、逆V形の水切り樋をホットストリップの
進行方向に進退可能に配置してエッジ部分及び又はセン
ター部分に供給される冷却水を遮断する方法が開示され
ている。
る冷却水を遮断する上述する方法は、いづれも熱延鋼板
上側に供給される冷却水を遮断するもので、上側に供給
される冷却水を遮断できるようにしただけでは不十分
で、下側から供給される冷却水によりエッジ部分が過冷
却され、ひゞ割れを生ずるおそれがあると共に、板幅方
向の材質不均一が生ずる。ことに冷却効果の高い薄物に
おいて、こうした問題を生じ易い。
ジ部分に下側から供給される冷却水を遮断できるように
しようとするものであるが、熱延鋼板を下側より冷却す
るために設けられるノズルは、ヘッダーより上向きに突
出してロール間に延びているため、スペース上、また構
成上から上述する既知の方法をそのまゝ用いることはで
きない。
る冷却水を遮断することのできる冷却装置を提供するこ
とを目的とする。
ル下にロール軸方向に沿って配置されるヘッダーと、ヘ
ッダーより上向きに突設され、ロール間に延びるノズル
と、ロール間に上向きに延び、上端にノズルから噴射さ
れる冷却水を遮断する遮蔽部を側方に突設させたアーム
と、ローラテーブル下でアームに連結され、遮蔽部がノ
ズル上方に位置して冷却水を遮断する位置と、該位置よ
り退避して熱延鋼板への冷却水の供給を妨げない位置と
に切換えられるようにアームを作動させる作動装置とよ
りなることを特徴とする。
に設けられるか、或いは複数のアームに一つ設けられ、
各アームが一つの作動装置で制御されるようにする。前
者のように各アームごとに作動装置を設けて遮蔽部を個
別に制御できるようにすると、エッジ部のより細かな冷
却制御が可能となり、鋼板の板巾方向の材質の均一化が
可能となる。一方、複数のアームを一つの作動装置で制
御する後者の装置は構造が簡素でスペースを取らず、ロ
ーラーテーブル下の狭いスペースに設置するのに好適で
ある。後者の作動装置のより好ましい態様では、作動装
置がローラテーブル下に熱延鋼板の進行方向に沿って配
置され、各アームを連結した進退可能な操作部材と、該
操作部材を進退させる操作装置とより構成される。上記
作動装置はいづれにしても遮蔽部が冷却水を遮断する位
置と冷却水の供給を妨げない位置とに切換えられるよう
にアームを作動させることができる装置や機構であれば
よく、その種類を問わないが、敢えて例示すれば、エア
シリンダー、ピニオン・ラック機構等或いはこれらと操
作部材を含む装置が挙げられる。本発明におけるアーム
は、下端を作動装置に固着してもよいが、好ましくは下
端を作動装置に軸着するとともに中間部をロール間に配
置される枢軸、より好ましくはノズルに軸着される。好
ましい理由は次の通りである。
い。アーム中間部の軸支点をロールの軸心を結ぶ線上に
近付ける程ロール軸心間でのアームの移動量が少なくな
り、狭いスペースの中でもアームを十分に回動して遮蔽
部を遮断位置と退避位置とに切換えできること、換言す
れば、ロールのピッチを狭くでき、したがって薄板の場
合、先端が垂れ下がって搬送時にロールに突っ掛かり易
いが、ロール間ピッチを小さくすることにより、薄板鋼
板でもロールに突っ掛かることなく搬送でき、薄物鋼板
の圧延が可能となること。アームは中間部を軸着すると
共に、下端を操作部材に軸着し、二点で支持することに
より、支持状態及び動きが安定すること等の利点を有す
る。
構成が比較的簡単で、スペースをとらない利点を有す
る。ローラテーブルには、一定長さのロールを並設した
タイプのものゝほか、ディスク状のロールを一定間隔で
取付けて隣接するロールが互い違いとなるように配置し
たものがある。後者のディスク状ロールを互い違いに配
したローラテーブルによれば、ロール間ピッチを狭くで
き、薄板の搬送が可能となる。本発明の冷却装置はこう
したディスク状ロールを互い違いに配置してロール間ピ
ッチを狭くしたローラテーブルにも適用することができ
る。本発明の冷却装置は好ましくは熱延鋼板を上側から
冷却し、エッジ部分への冷却水を遮断する既知の遮断装
置を備えた冷却装置と併用され、これにより特に薄板で
発生し易いエッジ部分の過冷却を防ぎ、エッジ部分のひ
ゞ割れを防止することができる。そのため従来困難であ
った薄い板厚の鋼板まで熱間圧延で製造が可能となり、
次工程で行っていた冷延作業や焼鈍作業で省工程がで
き、かつ省エネルギー化が可能である。
設し、ロール1間にホットストリップに冷却水を下側か
ら供給する冷却装置2を配置したローラテーブルを示す
ものであり、図2は、冷却装置2の全体構成を示すもの
で、該冷却装置2は、ロール間にロール軸方向に沿って
配置され、本管3より冷却水が供給されるヘッダー4
と、ヘッダー4より上向きに一定間隔で突設され、ロー
ル間に延びるノズル5と、両エッジ部分において、ロー
ル軸と直交する方向(ホットストリップの進行方向)に
移動可能に配置された操作部材としての操作板6と、操
作板6を進退させる操作装置としてのエアシリンダー7
と、中間部をノズル5に軸着すると共に、下端を操作板
6に軸着し、上側部を円弧状に反らせたアーム8と、ア
ーム先端より側方に突設される遮蔽部9とよりなり、遮
蔽部9が図3に示す実線位置でノズル5から冷却水がホ
ットストリップ10に吹付けられ、またエアシリンダー
7により操作板6を図3の一点鎖線方向に一定量移動さ
せると、アーム8が図の反時計方向に一点鎖線位置に回
動して遮蔽部9でノズル5より噴出する冷却水を遮断す
るようになっている。図1において、11はロール1を
回転駆動するモータを示す。
ル上にはノズルが噴出する冷却水でホットストリップを
上側より冷却する冷却装置が設けてあり、該装置はエッ
ジ部分に供給される冷却水を遮断することができる既知
の遮断装置を有している。本装置によると、ホットスト
リップを上下から冷却する冷却水のうち、エッジ部分を
冷却する冷却水が上下共遮断できるため、特に薄板で発
生し易いエッジ部分の過冷却を防ぎ、エッジ部分のひび
割れを防止することができる。そのため、上述するよう
に熱間圧延で薄板の製造が可能となり、次工程の冷延作
業や焼鈍作業での省工程及び省エネルギー化が可能とな
る。
ル13が互い違いとなるように配置し、ロール駆動用モ
ータ14を左右交互に設けると共に、ディスクロール間
に冷却装置15を配置したローラテーブルを示すもの
で、冷却装置15は図5に示すように、図2に示す冷却
装置2と同様、ヘッダー16より突設され、ディスクロ
ール13とロール軸18との間に延びるノズル19と、
遮蔽部21を備えたアーム22よりなり、操作板23を
進退させるアーム22を回動させると、ノズル19から
噴出した冷却水を遮断する位置と、冷却水をホットスト
リップ10に吹付ける位置とに切換えられるようになっ
ている。
ールを互い違いに配置したロールピッチの狭いローラテ
ーブルにも適用可能である。なお、本装置においても、
前述した装置と同様、ホットストリップを上側から冷却
し、エッジ部分への冷却水を遮断する既知の遮断装置を
備えた冷却装置を有している。
より上向きに突出してロール間に延びるノズルより熱延
鋼板のエッジ部分に下側より当てられ冷却水を遮断する
ことができるため、エッジ部分の過冷却を防ぐことがで
き、エッジ部分を上側から冷却する冷却水の供給を遮断
する装置と併用すればエッジ部分の過冷却が防止され、
従来過冷却によるひゞ割れを生じて圧延ができなかった
薄物鋼板の圧延も可能となり、熱間圧延段階の薄物化に
より次工程の省工程や省エネルギー化も可能となると共
に、鋼板の板幅方向の材質を均一化することができる。
狭いスペースの中でもアームを回動させて遮蔽部を遮断
位置と退避位置とに切換えることができること、換言す
れば、ロール間ピッチが狭いローラテーブルにも適用す
ることができ、薄板鋼板でも搬送が可能となり、圧延が
可能となるほか、アームは二点で軸支されるため支持状
態及び動きが安定する。
でスペースをとらず、ロール間ピッチが狭いローラテー
ブルにも適用可能となる。請求項4記載の発明による
と、アームを作動する作動装置の構造が簡素で、スペー
スを取らず、ローラテーブル下の狭いスペースに設置す
るのに適する。請求項5記載の発明によると、ディスク
ローラを互い違いに配置することによりロール間ピッチ
を狭くすることができるローラテーブルにも適用するこ
とができ、より薄物の搬送及び圧延が可能となる。
ルの平面図。
ルの別の態様を示す平面図。
Claims (5)
- 【請求項1】ローラテーブル下にロール軸方向に沿って
配置されるヘッダーと、ヘッダーより上向きに突設さ
れ、ロール間に延びるノズルと、ロール間に上向きに延
び、上端にノズルから噴射される冷却水を遮断する遮蔽
部を側方に突設させたアームと、ローラテーブル下でア
ームに連結され、遮蔽部がノズル上方に位置して冷却水
を遮断する位置と、該位置より退避して熱延鋼板への冷
却水の供給を妨げない位置とに切換えられるようにアー
ムを作動させる作動装置とよりなることを特徴とする熱
延鋼板の冷却装置。 - 【請求項2】アームはロール間に配置される枢軸に軸支
される請求項1記載の熱延鋼板の冷却装置。 - 【請求項3】アームはノズルに軸支される請求項1記載
の熱延鋼板の冷却装置。 - 【請求項4】作動装置はローラテーブル下に熱延鋼板の
進行方向に沿って配置され、各アームを連結した進退可
能な操作部材と、該操作部材を進退させる操作装置とよ
りなる請求項1ないし3のいづれかの請求項に記載の熱
延鋼板の冷却装置。 - 【請求項5】ローラテーブルは、ディスク状のロールを
一定間隔で取付けて隣接するロールが互い違いとなるよ
うに配置したローラテーブルである請求項1ないし4の
いづれかの請求項に記載の熱延鋼板の冷却装置。
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|---|---|---|---|
| JP04950798A JP3762536B2 (ja) | 1998-03-02 | 1998-03-02 | 熱延鋼板の冷却装置 |
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1998
- 1998-03-02 JP JP04950798A patent/JP3762536B2/ja not_active Expired - Fee Related
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