JPH11245047A - マッシュ・シーム溶接方法と装置 - Google Patents
マッシュ・シーム溶接方法と装置Info
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- JPH11245047A JPH11245047A JP7134698A JP7134698A JPH11245047A JP H11245047 A JPH11245047 A JP H11245047A JP 7134698 A JP7134698 A JP 7134698A JP 7134698 A JP7134698 A JP 7134698A JP H11245047 A JPH11245047 A JP H11245047A
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- welding
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は溶接前の初期クランプ時のクランプ
力による重ね合わせ部の塑性変形を防止すると共に,溶
接後の重ね合わせ溶接部に段差のない良質製品を生産す
ることを目的とする。 【構成】 二枚の金属板の重ね合わせ部を,相対向する
クランプ装置によりクランプし位置決めした後,その重
ね合わせ部全長を,一方の端からシーム溶接用電極輪に
より加圧し,これに溶接電流を流し,溶融した金属部を
押し潰しながら他方の端まで回転駆動してシーム溶接を
行うマッシュ・シーム溶接方法において,その溶接過程
中に,少なくともいずれか一方のクランプ装置が金属板
をクランプ保持した状態で重ね合わせ部の板厚方向にフ
ローテイングする。こうすることにより,金属板相互間
にはクランプによる無理な力が作用しないため,金属板
の端部に傷をつけたり,ラップ代がズレたり開いたりし
ない。またクランプ力は従来と比べ小さくてすみ,大形
のクランプビームや駆動装置が不要となる。
力による重ね合わせ部の塑性変形を防止すると共に,溶
接後の重ね合わせ溶接部に段差のない良質製品を生産す
ることを目的とする。 【構成】 二枚の金属板の重ね合わせ部を,相対向する
クランプ装置によりクランプし位置決めした後,その重
ね合わせ部全長を,一方の端からシーム溶接用電極輪に
より加圧し,これに溶接電流を流し,溶融した金属部を
押し潰しながら他方の端まで回転駆動してシーム溶接を
行うマッシュ・シーム溶接方法において,その溶接過程
中に,少なくともいずれか一方のクランプ装置が金属板
をクランプ保持した状態で重ね合わせ部の板厚方向にフ
ローテイングする。こうすることにより,金属板相互間
にはクランプによる無理な力が作用しないため,金属板
の端部に傷をつけたり,ラップ代がズレたり開いたりし
ない。またクランプ力は従来と比べ小さくてすみ,大形
のクランプビームや駆動装置が不要となる。
Description
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は相対する位置に配置
されたクランプ装置により二枚の金属板同志を重ね合わ
せた状態でクランプ保持し,その重ね代を位置決めした
後,シーム溶接用電極輪で加圧,通電して加熱溶融部を
押し潰しながら前記電極輪および/または金属板を走行
し,その重ね継ぎ手部全長を端から端まで平滑にシーム
溶接を行うマッシュ・シーム溶接方法及び装置に関す
る。
されたクランプ装置により二枚の金属板同志を重ね合わ
せた状態でクランプ保持し,その重ね代を位置決めした
後,シーム溶接用電極輪で加圧,通電して加熱溶融部を
押し潰しながら前記電極輪および/または金属板を走行
し,その重ね継ぎ手部全長を端から端まで平滑にシーム
溶接を行うマッシュ・シーム溶接方法及び装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来,マッシュ・シーム溶接において,
金属板をクランプする方法は重ね合わせ部を中心とし双
方とも溶接時の板巾方向に発生する力に対応した強固な
クランプ力を必要とするため,クランプビームの構造が
大きくなる。構造が大きくなると,上下クランプビーム
は上部シーム電極ヘッドと下部シーム電極ヘッドの狭い
スペース進入するため移動に支障を来す。
金属板をクランプする方法は重ね合わせ部を中心とし双
方とも溶接時の板巾方向に発生する力に対応した強固な
クランプ力を必要とするため,クランプビームの構造が
大きくなる。構造が大きくなると,上下クランプビーム
は上部シーム電極ヘッドと下部シーム電極ヘッドの狭い
スペース進入するため移動に支障を来す。
【0003】すなわち,マッシュ・シーム溶接は,重ね
合わせ部を潰しながら溶接するため板巾方向へ発生する
力が大きくなり,これを少なくするためにクランプ位置
も重ね代に出来るだけ近づけることが条件となってい
る。
合わせ部を潰しながら溶接するため板巾方向へ発生する
力が大きくなり,これを少なくするためにクランプ位置
も重ね代に出来るだけ近づけることが条件となってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図5は従来のクランプ
方式の代表例を示す。この場合,相対するクランプ装置
のクランプ基準を双方とも同一レベルに設定すると,重
なり合った二枚の金属板の板厚分がクランプ力により折
れ曲がってしまい,製品に塑性変形を来す。
方式の代表例を示す。この場合,相対するクランプ装置
のクランプ基準を双方とも同一レベルに設定すると,重
なり合った二枚の金属板の板厚分がクランプ力により折
れ曲がってしまい,製品に塑性変形を来す。
【0005】また,同図のようにクランプ力により折れ
曲がったまま一方のクランプ装置をシフト(後退)して
ラップ代を位置決めすると,ラップ代がズレたり表面に
傷を負わすなどの問題があった。
曲がったまま一方のクランプ装置をシフト(後退)して
ラップ代を位置決めすると,ラップ代がズレたり表面に
傷を負わすなどの問題があった。
【0006】図6は従来のもう一つの代表的な例を示
す。これは相対するクランプ装置のクランプ基準に板厚
差を設けて設定した場合で,このクランプ方式も板厚分
が電極加圧力により折れ曲がってしまい,溶接後の製品
に段差を生じるという問題があった。
す。これは相対するクランプ装置のクランプ基準に板厚
差を設けて設定した場合で,このクランプ方式も板厚分
が電極加圧力により折れ曲がってしまい,溶接後の製品
に段差を生じるという問題があった。
【0007】
【発明の用途・目的】そこで,本発明は相対する二つの
クランプ装置により二枚の金属板をそれぞれ突き合わせ
保持する場合,溶接前のクランプ状態では,重ね合わせ
部の一方の金属板のクランプ基準に対し,もう一方の金
属板のクランプ基準が重ね部の板厚分,段差をもって対
応するため,クランプ力は個々の金属板にのみ働く。
クランプ装置により二枚の金属板をそれぞれ突き合わせ
保持する場合,溶接前のクランプ状態では,重ね合わせ
部の一方の金属板のクランプ基準に対し,もう一方の金
属板のクランプ基準が重ね部の板厚分,段差をもって対
応するため,クランプ力は個々の金属板にのみ働く。
【0008】実質的にはその板厚分だけ双方のクランプ
基準が平行に重なるよう一方のクランプ基準を予め高く
設定して,個々に金属板をクランプし,この重ね合わせ
部をシーム溶接用電極輪が加圧し溶接電流を流して溶融
部を前記電極輪が押し潰しながら回転しマッシュ・シー
ム溶接を開始すると,一方のクランプ装置が他方のクラ
ンプ装置のクランプ基準に対して板厚方向にフローテイ
ングし,つまり重ね合わせ部を押し潰すことにより板厚
が減少することにより一方のクランプ装置のクランプレ
ベルが下側の板厚方向に移動する。
基準が平行に重なるよう一方のクランプ基準を予め高く
設定して,個々に金属板をクランプし,この重ね合わせ
部をシーム溶接用電極輪が加圧し溶接電流を流して溶融
部を前記電極輪が押し潰しながら回転しマッシュ・シー
ム溶接を開始すると,一方のクランプ装置が他方のクラ
ンプ装置のクランプ基準に対して板厚方向にフローテイ
ングし,つまり重ね合わせ部を押し潰すことにより板厚
が減少することにより一方のクランプ装置のクランプレ
ベルが下側の板厚方向に移動する。
【0009】これにより,溶接前には初期クランプ時の
クランプ力による重ね合わせ部の塑性変形を防止すると
共に,溶接した後には溶接部に段差のない良質製品を生
産することを主要な目的とする。
クランプ力による重ね合わせ部の塑性変形を防止すると
共に,溶接した後には溶接部に段差のない良質製品を生
産することを主要な目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため,次のような技術的手段を講じてある。すな
わち,請求項1の発明は,二枚の金属板の重ね合わせ部
を,相対向するクランプ装置によりクランプし位置決め
した後,その重ね合わせ部全長を,一方の端からシーム
溶接用電極輪により加圧し,これに溶接電流を流し,溶
融した金属部を押し潰しながら他方の端まで回転駆動し
てシーム溶接を行うマッシュ・シーム溶接方法におい
て,その溶接過程中に,少なくともいずれか一方のクラ
ンプ装置が金属板をクランプ保持した状態で重ね合わせ
部の板厚方向にフローテイングし,これにより溶接すべ
き金属板へのクランプ力による塑性変形を防止すること
を特徴とする。
成するため,次のような技術的手段を講じてある。すな
わち,請求項1の発明は,二枚の金属板の重ね合わせ部
を,相対向するクランプ装置によりクランプし位置決め
した後,その重ね合わせ部全長を,一方の端からシーム
溶接用電極輪により加圧し,これに溶接電流を流し,溶
融した金属部を押し潰しながら他方の端まで回転駆動し
てシーム溶接を行うマッシュ・シーム溶接方法におい
て,その溶接過程中に,少なくともいずれか一方のクラ
ンプ装置が金属板をクランプ保持した状態で重ね合わせ
部の板厚方向にフローテイングし,これにより溶接すべ
き金属板へのクランプ力による塑性変形を防止すること
を特徴とする。
【0011】これによって,相対するクランプ装置によ
り重ね突き合わせ部を形成する際,クランプ作用は個々
の金属板のみに作用し,相手板を無理に曲げる力が発生
しないため,製品に傷を負わせない。
り重ね突き合わせ部を形成する際,クランプ作用は個々
の金属板のみに作用し,相手板を無理に曲げる力が発生
しないため,製品に傷を負わせない。
【0012】また,金属板のラップ代の位置決め動作を
行う場合,つまり重ね合わせた一方の金属板をシフトし
て所定のラップ代を設定する場合に,金属板相互間には
クランプによる無理な力が作用しないため,シフト動作
により金属板の端部に傷をつけたり,ラップ代がズレた
り,開いたりしない。またクランプ力は従来と比べ小さ
くてすみ,大形のクランプビームや駆動装置が不要とな
る。
行う場合,つまり重ね合わせた一方の金属板をシフトし
て所定のラップ代を設定する場合に,金属板相互間には
クランプによる無理な力が作用しないため,シフト動作
により金属板の端部に傷をつけたり,ラップ代がズレた
り,開いたりしない。またクランプ力は従来と比べ小さ
くてすみ,大形のクランプビームや駆動装置が不要とな
る。
【0013】次に請求項2の発明は,二枚の金属板の重
ね合わせ部を,相対向するクランプ装置によりクランプ
し位置決めした後,その重ね合わせ部全長を,一方の端
からシーム溶接用電極輪により加圧し,これに溶接電流
を流し,溶融した金属部を押し潰しながら他方の端まで
回転駆動してシーム溶接を行うマッシュ・シーム溶接方
法において,溶接前の一方の金属板の板厚(T1)と他
方の金属板の板厚(T2)とを重ね合わせて形成した重
ね合わせ部(T1+T2)と,マッシュ・シーム溶接後
の溶接ラップ部の板厚(T3)とが,T1+T2>T3
の範囲に規制され,少なくともどちらか一方のクランプ
装置が(T1+T2)−T3の差分(TΔ)に相当する
距離を板厚方向に移動可能とすることを特徴とする。
ね合わせ部を,相対向するクランプ装置によりクランプ
し位置決めした後,その重ね合わせ部全長を,一方の端
からシーム溶接用電極輪により加圧し,これに溶接電流
を流し,溶融した金属部を押し潰しながら他方の端まで
回転駆動してシーム溶接を行うマッシュ・シーム溶接方
法において,溶接前の一方の金属板の板厚(T1)と他
方の金属板の板厚(T2)とを重ね合わせて形成した重
ね合わせ部(T1+T2)と,マッシュ・シーム溶接後
の溶接ラップ部の板厚(T3)とが,T1+T2>T3
の範囲に規制され,少なくともどちらか一方のクランプ
装置が(T1+T2)−T3の差分(TΔ)に相当する
距離を板厚方向に移動可能とすることを特徴とする。
【0014】これによって,二枚の金属板を平行に重ね
合わせた状態でラップ代を形成することができ,しかも
両側から押し潰しながら溶接することになり溶接への影
響と電極加圧力の無駄をなくすことができ,溶接部の品
質向上を得ることができる。また,クランプビームの構
造を小さくすることで,電極ヘッドの移動スペースを広
く設計することができ,電極移動を支障なく行うことが
できる。
合わせた状態でラップ代を形成することができ,しかも
両側から押し潰しながら溶接することになり溶接への影
響と電極加圧力の無駄をなくすことができ,溶接部の品
質向上を得ることができる。また,クランプビームの構
造を小さくすることで,電極ヘッドの移動スペースを広
く設計することができ,電極移動を支障なく行うことが
できる。
【0015】また請求項3の発明は,二枚の金属板を相
対向する位置に配置されたクランプ装置によりクランプ
し,両金属板の重ね合わせ部を位置決めした後,その重
ね合わせ部全長を,一方の端からシーム溶接用電極輪に
より加圧し,これに溶接電流を流し,溶融した金属部を
押し潰しながら他方の端まで回転駆動してシーム溶接を
行うマッシュ・シーム溶接装置であって,重ね合わせ部
の位置決めに必要なクランプ力を発生する移動側クラン
プ装置及び固定側クランプ装置において,少なくともい
ずれか一方のクランプ装置は,溶接過程中に前記重ね合
わせ部が押し潰される時に,初期クランプ時の一方のク
ランプ装置の高さが他方のクランプ装置のクランプ基準
に接近する方向に移動可能とするフローテイング装置を
有することを特徴とした
対向する位置に配置されたクランプ装置によりクランプ
し,両金属板の重ね合わせ部を位置決めした後,その重
ね合わせ部全長を,一方の端からシーム溶接用電極輪に
より加圧し,これに溶接電流を流し,溶融した金属部を
押し潰しながら他方の端まで回転駆動してシーム溶接を
行うマッシュ・シーム溶接装置であって,重ね合わせ部
の位置決めに必要なクランプ力を発生する移動側クラン
プ装置及び固定側クランプ装置において,少なくともい
ずれか一方のクランプ装置は,溶接過程中に前記重ね合
わせ部が押し潰される時に,初期クランプ時の一方のク
ランプ装置の高さが他方のクランプ装置のクランプ基準
に接近する方向に移動可能とするフローテイング装置を
有することを特徴とした
【0016】これによって,溶接前のクランプ装置にお
いて,相互のクランプ基準を重ね合わせ部の板厚差をも
ってクランプ保持することができるから,初期クランプ
時のクランプ力により折り曲げたり,損傷を与えない。
また溶接中においては溶接部の板厚変移量に応じて相互
のクランプレベルを変えた状態で溶接することができ,
溶接後の段差を防止できる。
いて,相互のクランプ基準を重ね合わせ部の板厚差をも
ってクランプ保持することができるから,初期クランプ
時のクランプ力により折り曲げたり,損傷を与えない。
また溶接中においては溶接部の板厚変移量に応じて相互
のクランプレベルを変えた状態で溶接することができ,
溶接後の段差を防止できる。
【0017】さらに請求項4の発明は,二枚の金属板を
相対向する位置に配置されたクランプ装置によりクラン
プし,両金属板の重ね合わせ部を位置決めした後,その
重ね合わせ部全長を,一方の端からシーム溶接用電極輪
により加圧し,これに溶接電流を流し,溶融した金属部
を押し潰しながら他方の端まで回転駆動してシーム溶接
を行うマッシュ・シーム溶接装置であって,重ね合わせ
部の位置決めに必要なクランプ力を発生する移動側クラ
ンプ装置及び固定側クランプ装置において,少なくとも
いずれか一方のクランプ装置は,溶接過程中に前記重ね
合わせ部が押し潰される時に,初期クランプ時の一方の
クランプ装置の高さが他方のクランプ装置のクランプ基
準に接近する方向に移動可能とするフローテイング装置
を有し,そのフローテイング可能なクランプ装置の上下
クランプビームはバランス用スプリングにより重量バラ
ンスが保たれるようにしたことを特徴としたことを特徴
とする。
相対向する位置に配置されたクランプ装置によりクラン
プし,両金属板の重ね合わせ部を位置決めした後,その
重ね合わせ部全長を,一方の端からシーム溶接用電極輪
により加圧し,これに溶接電流を流し,溶融した金属部
を押し潰しながら他方の端まで回転駆動してシーム溶接
を行うマッシュ・シーム溶接装置であって,重ね合わせ
部の位置決めに必要なクランプ力を発生する移動側クラ
ンプ装置及び固定側クランプ装置において,少なくとも
いずれか一方のクランプ装置は,溶接過程中に前記重ね
合わせ部が押し潰される時に,初期クランプ時の一方の
クランプ装置の高さが他方のクランプ装置のクランプ基
準に接近する方向に移動可能とするフローテイング装置
を有し,そのフローテイング可能なクランプ装置の上下
クランプビームはバランス用スプリングにより重量バラ
ンスが保たれるようにしたことを特徴としたことを特徴
とする。
【0018】これによって,簡単な機構でクランプ装置
のフローテイング動作を確実に行うことができる。
のフローテイング動作を確実に行うことができる。
【0019】またもうひとつの請求項5の発明は,二枚
の金属板を相対向する位置に配置されたクランプ装置に
よりクランプし,両金属板の重ね合わせ部を位置決めし
た後,その重ね合わせ部全長を,一方の端からシーム溶
接用電極輪により加圧し,これに溶接電流を流し,溶融
した金属部を押し潰しながら他方の端まで回転駆動して
シーム溶接を行うマッシュ・シーム溶接装置であって,
重ね合わせ部の位置決めに必要なクランプ力を発生する
移動側クランプ装置及び固定側クランプ装置において,
少なくともいずれか一方のクランプ装置は,溶接過程中
に前記重ね合わせ部が押し潰される時に,初期クランプ
時の一方のクランプ装置の高さが他方のクランプ装置の
クランプ基準に接近する方向に移動可能とするフローテ
イング装置を有し,そのフローテイング可能なクランプ
装置の上下クランプビームはバランス用スプリングによ
り重量バランスが保たれるようになし,前記クランプ装
置の上下クランプビームのクランプ動作及びフローテイ
ング動作は,固定フレームに取り付けられた軸受けを上
下に摺動するガイドロッドにより案内されることを特徴
としたことを特徴とする。
の金属板を相対向する位置に配置されたクランプ装置に
よりクランプし,両金属板の重ね合わせ部を位置決めし
た後,その重ね合わせ部全長を,一方の端からシーム溶
接用電極輪により加圧し,これに溶接電流を流し,溶融
した金属部を押し潰しながら他方の端まで回転駆動して
シーム溶接を行うマッシュ・シーム溶接装置であって,
重ね合わせ部の位置決めに必要なクランプ力を発生する
移動側クランプ装置及び固定側クランプ装置において,
少なくともいずれか一方のクランプ装置は,溶接過程中
に前記重ね合わせ部が押し潰される時に,初期クランプ
時の一方のクランプ装置の高さが他方のクランプ装置の
クランプ基準に接近する方向に移動可能とするフローテ
イング装置を有し,そのフローテイング可能なクランプ
装置の上下クランプビームはバランス用スプリングによ
り重量バランスが保たれるようになし,前記クランプ装
置の上下クランプビームのクランプ動作及びフローテイ
ング動作は,固定フレームに取り付けられた軸受けを上
下に摺動するガイドロッドにより案内されることを特徴
としたことを特徴とする。
【0020】こうすることで,簡単な機構でクランプ装
置のフローテイング動作を確実に行うことができる。
置のフローテイング動作を確実に行うことができる。
【0021】さらにまた,請求項6の発明は,二枚の金
属板を相対向する位置に配置されたクランプ装置により
クランプし,両金属板の重ね合わせ部を位置決めした
後,その重ね合わせ部全長を,一方の端からシーム溶接
用電極輪により加圧し,これに溶接電流を流し,溶融し
た金属部を押し潰しながら他方の端まで回転駆動してシ
ーム溶接を行うマッシュ・シーム溶接装置であって,重
ね合わせ部の位置決めに必要なクランプ力を発生する移
動側クランプ装置及び固定側クランプ装置において,少
なくともいずれか一方のクランプ装置は,溶接過程中に
前記重ね合わせ部が押し潰される時に,初期クランプ時
の一方のクランプ装置の高さが他方のクランプ装置のク
ランプ基準に接近する方向に移動可能とするフローテイ
ング装置を有し,そのフローテイング量はストッパ装置
により規制されることを特徴とする。
属板を相対向する位置に配置されたクランプ装置により
クランプし,両金属板の重ね合わせ部を位置決めした
後,その重ね合わせ部全長を,一方の端からシーム溶接
用電極輪により加圧し,これに溶接電流を流し,溶融し
た金属部を押し潰しながら他方の端まで回転駆動してシ
ーム溶接を行うマッシュ・シーム溶接装置であって,重
ね合わせ部の位置決めに必要なクランプ力を発生する移
動側クランプ装置及び固定側クランプ装置において,少
なくともいずれか一方のクランプ装置は,溶接過程中に
前記重ね合わせ部が押し潰される時に,初期クランプ時
の一方のクランプ装置の高さが他方のクランプ装置のク
ランプ基準に接近する方向に移動可能とするフローテイ
ング装置を有し,そのフローテイング量はストッパ装置
により規制されることを特徴とする。
【0022】これにより,フローテイング量を簡単な機
構で任意に調整することができる。
構で任意に調整することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下,本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1は本発明装置の平面図であり,図
2は本発明装置の移動側及び固定側クランプ装置の破砕
断面を含む正面図である。
づいて説明する。図1は本発明装置の平面図であり,図
2は本発明装置の移動側及び固定側クランプ装置の破砕
断面を含む正面図である。
【0024】1は移動側クランプ装置である。2は固定
側クランプ装置である。これらのクランプ装置はワーク
移動台3に搭載され,一方の移動側クランプ装置1は固
定側クランプ装置2に対し,シリンダまたは電動機によ
りY軸方向のガイドレールに沿ってインデックスに必要
な前進ないし後退運動する。
側クランプ装置である。これらのクランプ装置はワーク
移動台3に搭載され,一方の移動側クランプ装置1は固
定側クランプ装置2に対し,シリンダまたは電動機によ
りY軸方向のガイドレールに沿ってインデックスに必要
な前進ないし後退運動する。
【0025】ワーク移動台3は,二枚の金属板W1,W
2を各クランプ装置によりクランプし,インデックスに
より突き合わせ部のラップ代を位置決めした後,X軸方
向のガイドレールにそって移動し,シーム溶接機の上部
シーム電極輪4と下部シーム電極輪5の間に溶接すべき
二枚の重ね板を供給する。
2を各クランプ装置によりクランプし,インデックスに
より突き合わせ部のラップ代を位置決めした後,X軸方
向のガイドレールにそって移動し,シーム溶接機の上部
シーム電極輪4と下部シーム電極輪5の間に溶接すべき
二枚の重ね板を供給する。
【0026】各クランプ装置1,2には,各下クランプ
ビーム6,7に各上クランプビーム8,9が対応し,上
クランプビーム8および上クランプビーム9は下クラン
プビーム6及び下クランプビーム7の両側に支持された
クランプシリンダ10及びクランプシリンダ11で,上
下駆動し,ガイドロッド12及びガイドロッド13によ
り案内され,上下クランプ間に必要なクランプ力を発生
する。
ビーム6,7に各上クランプビーム8,9が対応し,上
クランプビーム8および上クランプビーム9は下クラン
プビーム6及び下クランプビーム7の両側に支持された
クランプシリンダ10及びクランプシリンダ11で,上
下駆動し,ガイドロッド12及びガイドロッド13によ
り案内され,上下クランプ間に必要なクランプ力を発生
する。
【0027】ガイドロッド12,13は上クランプビー
ム8,9に固定され,そのガイドロッド12,13の上
部と下部は固定フレーム14の上下に固定された軸受け
15及び軸受け16とと下クランプビーム7に固定され
た軸受け17を貫通して上下クランプビーム7,9を上
下方向にガイドする。
ム8,9に固定され,そのガイドロッド12,13の上
部と下部は固定フレーム14の上下に固定された軸受け
15及び軸受け16とと下クランプビーム7に固定され
た軸受け17を貫通して上下クランプビーム7,9を上
下方向にガイドする。
【0028】固定側クランプ装置2の上下クランプビー
ム7,9には前記ガイドロッド12及びガイドロッド1
3と平行に固定されたバランス用ロッド18及びバラン
ス用ロッド19にバランス用スプリングSが取付けられ
ていて,このスプリングにより常時初期クランプ時のク
ランプ基準が,実質的に図3に示すように,移動側クラ
ンプ装置1のクランプ基準より板厚分(T1)だけ上方
に移動したクランプ基準位置でクランプ保持する。
ム7,9には前記ガイドロッド12及びガイドロッド1
3と平行に固定されたバランス用ロッド18及びバラン
ス用ロッド19にバランス用スプリングSが取付けられ
ていて,このスプリングにより常時初期クランプ時のク
ランプ基準が,実質的に図3に示すように,移動側クラ
ンプ装置1のクランプ基準より板厚分(T1)だけ上方
に移動したクランプ基準位置でクランプ保持する。
【0029】同クランプ装置2の上下クランプビーム
7,9はシーム電極輪が溶接部を押し潰しながら溶接を
開始すると,実質的に図4に示すように,フローテイン
グ装置が動作し二枚の金属板の板厚(T1+T2)と,
溶接後のラップ代の板厚(T3)の板厚差(TΔ)に応
じた距離を溶接部の板厚が減少する過程で下方にフロー
テイングする。
7,9はシーム電極輪が溶接部を押し潰しながら溶接を
開始すると,実質的に図4に示すように,フローテイン
グ装置が動作し二枚の金属板の板厚(T1+T2)と,
溶接後のラップ代の板厚(T3)の板厚差(TΔ)に応
じた距離を溶接部の板厚が減少する過程で下方にフロー
テイングする。
【0030】そのフローテイング量は必要とする溶接後
のラップ代の板厚(T3)に応じて支持フレームの上下
に固定された調整ボルトB1及び調整ボルトB2の間隔
の大きさにより設定される。この場合,この二つのスト
ッパボルトの先端に下クランプビーム7の後部に固定さ
れたストッパ20が当接したところで規制されように構
成されている。
のラップ代の板厚(T3)に応じて支持フレームの上下
に固定された調整ボルトB1及び調整ボルトB2の間隔
の大きさにより設定される。この場合,この二つのスト
ッパボルトの先端に下クランプビーム7の後部に固定さ
れたストッパ20が当接したところで規制されように構
成されている。
【0031】次に,本発明の動作手順を説明する。移動
側の上下クランプビーム6,8及び固定側の上下クラン
プビーム7,9は両方共待機位置においてクランプシリ
ンダ10,11により上クランプビーム8,9を開放
し,この時のワーク移動台3もX軸方向のワークセット
位置に待機している。
側の上下クランプビーム6,8及び固定側の上下クラン
プビーム7,9は両方共待機位置においてクランプシリ
ンダ10,11により上クランプビーム8,9を開放
し,この時のワーク移動台3もX軸方向のワークセット
位置に待機している。
【0032】この場合,移動側の下クランプビーム6の
高さ,つまりクランプ基準に対し,固定側の下クランプ
7の高さを移動側にセットする板厚分(T1)だけクラ
ンプ基準があらかじめ高く設定されている(図3)。
高さ,つまりクランプ基準に対し,固定側の下クランプ
7の高さを移動側にセットする板厚分(T1)だけクラ
ンプ基準があらかじめ高く設定されている(図3)。
【0033】移動側の上下クランプビーム6,8が所定
の溶接中心線(aーa)まで前進する。移動側の上下ク
ランプビーム6,8のY軸の停止位置は手動ストッパで
予め任意の位置に調整しておく。
の溶接中心線(aーa)まで前進する。移動側の上下ク
ランプビーム6,8のY軸の停止位置は手動ストッパで
予め任意の位置に調整しておく。
【0034】次に,移動側の上クランプビーム8をクラ
ンプシリンダ10,11により閉じておき,固定側の上
クランプビーム9の開口側から一方の金属板W1をワー
ク移動台3のテーブル上においてセットし,その閉じた
移動側の上クランプビーム8の先端面に金属板W1の先
端面を突き当てる。
ンプシリンダ10,11により閉じておき,固定側の上
クランプビーム9の開口側から一方の金属板W1をワー
ク移動台3のテーブル上においてセットし,その閉じた
移動側の上クランプビーム8の先端面に金属板W1の先
端面を突き当てる。
【0035】金属板W1を突き当てた後,固定側の上ク
ランプビーム9をクランプシリンダ10,11により閉
じて金属板W1を押さえる。
ランプビーム9をクランプシリンダ10,11により閉
じて金属板W1を押さえる。
【0036】次に,移動側の上クランプビーム8を開放
する。この場合,上クランプビーム8がクランプシリン
ダ10,11により上方に開く。
する。この場合,上クランプビーム8がクランプシリン
ダ10,11により上方に開く。
【0037】次に,もう一方の金属板W2を固定側の下
クランプビーム7の先端にその金属板の先端を手動で押
し当てる。
クランプビーム7の先端にその金属板の先端を手動で押
し当てる。
【0038】金属板W2を突き当てた後,移動側の上ク
ランプビーム9を閉じて金属板W2を押さえる。これに
よって,二枚の重ね突き合わせ精度を確保する。
ランプビーム9を閉じて金属板W2を押さえる。これに
よって,二枚の重ね突き合わせ精度を確保する。
【0039】その後,移動側のクランプ装置1を溶接中
心線(aーa)から所定位置まで後退させシーム溶接に
必要な継ぎ手部のラップ代を決める。この場合,移動側
のクランプ装置1の後退位置はラップ代調整用手動スト
ップにより予め設定しておく。
心線(aーa)から所定位置まで後退させシーム溶接に
必要な継ぎ手部のラップ代を決める。この場合,移動側
のクランプ装置1の後退位置はラップ代調整用手動スト
ップにより予め設定しておく。
【0040】以降溶接工程に入る。この場合,一対のシ
ーム電極輪4,5を有する溶接機に対し.ワーク側のク
ランプ装置1,2と共に移動台3が電動機によりY軸方
向へガイドレールにそって移動する。
ーム電極輪4,5を有する溶接機に対し.ワーク側のク
ランプ装置1,2と共に移動台3が電動機によりY軸方
向へガイドレールにそって移動する。
【0041】重ね合わせ部のラップ代は開放したシーム
電極間に送り込まれ,溶接開始端から溶接終了端までの
距離を一対の電極輪間で挟み回転駆動し,その間加圧・
通電して押し潰しながら圧接する。
電極間に送り込まれ,溶接開始端から溶接終了端までの
距離を一対の電極輪間で挟み回転駆動し,その間加圧・
通電して押し潰しながら圧接する。
【0042】このとき,固定側の上下クランプビーム
7,9は移動側にセットした板厚分(T1)だけ高い位
置において,バランス用スプリングSにより重量バラン
スが保持された状態で金属板W1をクランプし,溶接部
が押し潰され,板厚が減少する過程に応じてフローテイ
ング装置により(T1+T2)−T3の板厚差分(T
Δ)のみクランプ装置2全体がガイドロッド12,13
に案内されて移動する。
7,9は移動側にセットした板厚分(T1)だけ高い位
置において,バランス用スプリングSにより重量バラン
スが保持された状態で金属板W1をクランプし,溶接部
が押し潰され,板厚が減少する過程に応じてフローテイ
ング装置により(T1+T2)−T3の板厚差分(T
Δ)のみクランプ装置2全体がガイドロッド12,13
に案内されて移動する。
【0043】
【発明の効果】以上で説明したように,本発明の方法に
よれば,次の発明効果を享受することができる。すなわ
ち,溶接前の段取りのクランプ状態では被溶接物同志が
重なり合った板厚差分のクランプレベル差を保ってクラ
ンプする。これにより,クランプ作用は個々の被溶接物
のみに作用し,相手板を曲げる力が発生しないため,ラ
ップ代の位置決めが簡単で製品に傷をつけることがな
い。
よれば,次の発明効果を享受することができる。すなわ
ち,溶接前の段取りのクランプ状態では被溶接物同志が
重なり合った板厚差分のクランプレベル差を保ってクラ
ンプする。これにより,クランプ作用は個々の被溶接物
のみに作用し,相手板を曲げる力が発生しないため,ラ
ップ代の位置決めが簡単で製品に傷をつけることがな
い。
【0044】被溶接物のラップ代の位置決め動作を行う
場合,お互いの板にはクランプによる力が作用しないた
め,ラップ代のズレが発生せず,またその力は従来と比
べ少なくすることができる。
場合,お互いの板にはクランプによる力が作用しないた
め,ラップ代のズレが発生せず,またその力は従来と比
べ少なくすることができる。
【0045】また本発明方法によれば,被溶接物の板厚
をT1,T2又は溶接後の溶接ラップ部の板厚をT3と
した場合,T1+T2>T3であり,その差(T1+T
2)−T3は溶接中に相互の板を曲げながら溶接してい
ることになり,そのことによる溶接への悪影響と電極加
圧力の無駄を無くすことが可能となる。
をT1,T2又は溶接後の溶接ラップ部の板厚をT3と
した場合,T1+T2>T3であり,その差(T1+T
2)−T3は溶接中に相互の板を曲げながら溶接してい
ることになり,そのことによる溶接への悪影響と電極加
圧力の無駄を無くすことが可能となる。
【0046】また本発明装置によれば,溶接前のクラン
プにおいて,前述したように金属板にクランプ力による
傷をつけないため,相互のクランプレベルを変えた(上
側になる金属板のクランプレベルを下側にセットされる
板厚方向に下げる)状態で溶接した結果,発生する段差
を防止することが可能となる。また,従来のクランプ力
と比較しクランプ力を小さくすることができ,クランプ
ビームやクランプ駆動源の小型化を実現する。またクラ
ンプ装置に簡単なフローテイング機構を付加することで
クランプ装置のフローテイング動作を確実に行うことが
でき,しかもフローテイング量を簡単な機構で任意の溶
接ラップ部の板厚寸法に調整することができる。
プにおいて,前述したように金属板にクランプ力による
傷をつけないため,相互のクランプレベルを変えた(上
側になる金属板のクランプレベルを下側にセットされる
板厚方向に下げる)状態で溶接した結果,発生する段差
を防止することが可能となる。また,従来のクランプ力
と比較しクランプ力を小さくすることができ,クランプ
ビームやクランプ駆動源の小型化を実現する。またクラ
ンプ装置に簡単なフローテイング機構を付加することで
クランプ装置のフローテイング動作を確実に行うことが
でき,しかもフローテイング量を簡単な機構で任意の溶
接ラップ部の板厚寸法に調整することができる。
【図1】本発明方法を実施するための装置の一例を示す
平面図である。
平面図である。
【図2】本発明装置の移動側及び固定側クランプ装置の
破砕断面を含む正面図である。
破砕断面を含む正面図である。
【図3】本発明装置による溶接前の重ね合わせ部のクラ
ンプ位置を示す。
ンプ位置を示す。
【図4】本発明装置の溶接後の重ね合わせ部のクランプ
位置を示す。
位置を示す。
【図5】従来のマッシュ・シーム溶接装置のクランプ方
式による溶接前の重ね合わせ部のクランプ状態を示す。
式による溶接前の重ね合わせ部のクランプ状態を示す。
【図6】従来のマッシュ・シーム溶接装置の他の一例に
よるクランプ方式による溶接後の重ね合わせ部のクラン
プ状態を示す。
よるクランプ方式による溶接後の重ね合わせ部のクラン
プ状態を示す。
1・・・・移動側クランプ装置 19・・・・バラ
ンス用ロッド 2・・・・固定側クランプ装置 20・・・・スト
ッパ 3・・・・ワーク移動台 W1・・・・金属
板 4・・・・上部シーム電極輪 W2・・・・金属
板 5・・・・下部シーム電極輪 6・・・・下クランプビーム 7・・・・下クランプビーム 8・・・・上クランプビーム 9・・・・上クランプビーム 10・・・・クランプシリンダ 11・・・・クランプシリンダ 12・・・・ガイドロッド 13・・・・ガイドロッド 14・・・・固定フレーム 15・・・・軸受け 16・・・・軸受け 17・・・・軸受け 18・・・・バランス用ロッド
ンス用ロッド 2・・・・固定側クランプ装置 20・・・・スト
ッパ 3・・・・ワーク移動台 W1・・・・金属
板 4・・・・上部シーム電極輪 W2・・・・金属
板 5・・・・下部シーム電極輪 6・・・・下クランプビーム 7・・・・下クランプビーム 8・・・・上クランプビーム 9・・・・上クランプビーム 10・・・・クランプシリンダ 11・・・・クランプシリンダ 12・・・・ガイドロッド 13・・・・ガイドロッド 14・・・・固定フレーム 15・・・・軸受け 16・・・・軸受け 17・・・・軸受け 18・・・・バランス用ロッド
Claims (6)
- 【請求項1】 二枚の金属板の重ね合わせ部を,相対向
するクランプ装置によりクランプし位置決めした後,そ
の重ね合わせ部全長を,一方の端からシーム溶接用電極
輪により加圧し,これに溶接電流を流し,溶融した金属
部を押し潰しながら他方の端まで回転駆動してシーム溶
接を行うマッシュ・シーム溶接方法において,その溶接
過程中に,少なくともいずれか一方のクランプ装置が金
属板をクランプ保持した状態で重ね合わせ部の板厚方向
にフローテイングし,これにより溶接すべき金属板への
クランプ力による塑性変形を防止するマッシュ・シーム
溶接方法。 - 【請求項2】 二枚の金属板の重ね合わせ部を,相対向
するクランプ装置によりクランプし位置決めした後,そ
の重ね合わせ部全長を,一方の端からシーム溶接用電極
輪により加圧し,これに溶接電流を流し,溶融した金属
部を押し潰しながら他方の端まで回転駆動してシーム溶
接を行うマッシュ・シーム溶接方法において,溶接前の
一方の金属板の板厚(T1)と他方の金属板の板厚(T
2)とを重ね合わせて形成した重ね合わせ部(T1+T
2)と,マッシュ・シーム溶接後の溶接ラップ部の板厚
(T3)とが,T1+T2>T3の範囲に規制され,少
なくともどちらか一方のクランプ装置が(T1+T2)
−T3の差分(TΔ)に相当する距離を板厚方向に移動
可能とするマッシュ・シーム溶接方法。 - 【請求項3】 二枚の金属板を相対向する位置に配置さ
れたクランプ装置によりクランプし,両金属板の重ね合
わせ部を位置決めした後,その重ね合わせ部全長を,一
方の端からシーム溶接用電極輪により加圧し,これに溶
接電流を流し,溶融した金属部を押し潰しながら他方の
端まで回転駆動してシーム溶接を行うマッシュ・シーム
溶接装置であって,重ね合わせ部の位置決めに必要なク
ランプ力を発生する移動側クランプ装置及び固定側クラ
ンプ装置において,少なくともいずれか一方のクランプ
装置は,溶接過程中に前記重ね合わせ部が押し潰される
時に,初期クランプ時の一方のクランプ装置の高さが他
方のクランプ装置のクランプ基準に接近する方向に移動
可能とするフローテイング装置を有することを特徴とし
たマッシュ・シーム溶接装置。 - 【請求項4】 二枚の金属板を相対向する位置に配置さ
れたクランプ装置によりクランプし,両金属板の重ね合
わせ部を位置決めした後,その重ね合わせ部全長を,一
方の端からシーム溶接用電極輪により加圧し,これに溶
接電流を流し,溶融した金属部を押し潰しながら他方の
端まで回転駆動してシーム溶接を行うマッシュ・シーム
溶接装置であって,重ね合わせ部の位置決めに必要なク
ランプ力を発生する移動側クランプ装置及び固定側クラ
ンプ装置において,少なくともいずれか一方のクランプ
装置は,溶接過程中に前記重ね合わせ部が押し潰される
時に,初期クランプ時の一方のクランプ装置の高さが他
方のクランプ装置のクランプ基準に接近する方向に移動
可能とするフローテイング装置を有し,そのフローテイ
ング可能なクランプ装置の上下クランプビームはバラン
ス用スプリングにより重量バランスが保たれるようにし
たことを特徴としたマッシュ・シーム溶接装置。 - 【請求項5】 二枚の金属板を相対向する位置に配置さ
れたクランプ装置によりクランプし,両金属板の重ね合
わせ部を位置決めした後,その重ね合わせ部全長を,一
方の端からシーム溶接用電極輪により加圧し,これに溶
接電流を流し,溶融した金属部を押し潰しながら他方の
端まで回転駆動してシーム溶接を行うマッシュ・シーム
溶接装置であって,重ね合わせ部の位置決めに必要なク
ランプ力を発生する移動側クランプ装置及び固定側クラ
ンプ装置において,少なくともいずれか一方のクランプ
装置は,溶接過程中に前記重ね合わせ部が押し潰される
時に,初期クランプ時の一方のクランプ装置の高さが他
方のクランプ装置のクランプ基準に接近する方向に移動
可能とするフローテイング装置を有し,そのフローテイ
ング可能なクランプ装置の上下クランプビームはバラン
ス用スプリングにより重量バランスが保たれるようにな
し,前記クランプ装置の上下クランプビームのクランプ
動作及びフローテイング動作は,固定フレームに取り付
けられた軸受けを上下に摺動するガイドロッドにより案
内されることを特徴としたマッシュ・シーム溶接装置。 - 【請求項6】 二枚の金属板を相対向する位置に配置さ
れたクランプ装置によりクランプし,両金属板の重ね合
わせ部を位置決めした後,その重ね合わせ部全長を,一
方の端からシーム溶接用電極輪により加圧し,これに溶
接電流を流し,溶融した金属部を押し潰しながら他方の
端まで回転駆動してシーム溶接を行うマッシュ・シーム
溶接装置であって,重ね合わせ部の位置決めに必要なク
ランプ力を発生する移動側クランプ装置及び固定側クラ
ンプ装置において,少なくともいずれか一方のクランプ
装置は,溶接過程中に前記重ね合わせ部が押し潰される
時に,初期クランプ時の一方のクランプ装置の高さが他
方のクランプ装置のクランプ基準に接近する方向に移動
可能とするフローテイング装置を有し,そのフローテイ
ング量はストッパ装置により規制されることを特徴とし
たマッシュ・シーム溶接装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7134698A JPH11245047A (ja) | 1998-03-05 | 1998-03-05 | マッシュ・シーム溶接方法と装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7134698A JPH11245047A (ja) | 1998-03-05 | 1998-03-05 | マッシュ・シーム溶接方法と装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11245047A true JPH11245047A (ja) | 1999-09-14 |
Family
ID=13457856
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7134698A Pending JPH11245047A (ja) | 1998-03-05 | 1998-03-05 | マッシュ・シーム溶接方法と装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11245047A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000225472A (ja) * | 1999-02-04 | 2000-08-15 | Toyota Motor Corp | シーム溶接装置 |
| CN101780589A (zh) * | 2010-03-22 | 2010-07-21 | 上海新亚焊割成套设备有限公司 | 金属薄板对接自动焊接设备 |
| CN104759769A (zh) * | 2015-04-27 | 2015-07-08 | 福建龙净环保股份有限公司 | 一种焊接小车及自动焊割设备 |
| CN106078054A (zh) * | 2016-08-03 | 2016-11-09 | 安徽安凯汽车股份有限公司 | 一种客车前乘客门下横梁焊接定位工装 |
| CN110576122A (zh) * | 2019-09-12 | 2019-12-17 | 无锡锡洲电磁线有限公司 | 一种铜扁线的压平装置 |
-
1998
- 1998-03-05 JP JP7134698A patent/JPH11245047A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000225472A (ja) * | 1999-02-04 | 2000-08-15 | Toyota Motor Corp | シーム溶接装置 |
| CN101780589A (zh) * | 2010-03-22 | 2010-07-21 | 上海新亚焊割成套设备有限公司 | 金属薄板对接自动焊接设备 |
| CN104759769A (zh) * | 2015-04-27 | 2015-07-08 | 福建龙净环保股份有限公司 | 一种焊接小车及自动焊割设备 |
| CN106078054A (zh) * | 2016-08-03 | 2016-11-09 | 安徽安凯汽车股份有限公司 | 一种客车前乘客门下横梁焊接定位工装 |
| CN110576122A (zh) * | 2019-09-12 | 2019-12-17 | 无锡锡洲电磁线有限公司 | 一种铜扁线的压平装置 |
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