JPH11245320A - 吸音材、吸音材の成形方法、および遮蔽カバー - Google Patents

吸音材、吸音材の成形方法、および遮蔽カバー

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JPH11245320A
JPH11245320A JP10046614A JP4661498A JPH11245320A JP H11245320 A JPH11245320 A JP H11245320A JP 10046614 A JP10046614 A JP 10046614A JP 4661498 A JP4661498 A JP 4661498A JP H11245320 A JPH11245320 A JP H11245320A
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JP
Japan
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sound absorbing
synthetic resin
resin film
nonwoven fabric
absorbing material
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JP10046614A
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Nobuo Yagi
信雄 八木
Akimitsu Suyama
了充 須山
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Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウレタンフォーム材の高い吸音特性を損なう
ことなく、かつ、環境に耐えうる吸音材、および遮蔽カ
バーを提供する。 【解決手段】 吸音材10は、吸音層11と、吸音層1
1を被覆する融着性合成樹脂フィルム13と第2の不織
布15b、融着性合成樹脂フィルム13を被覆する第1
の不織布15aとを備え、吸音層11の周縁部17は第
1の不織布の延設部155aと第2の不織布の延設部1
55bが溶融した融着性合成樹脂フィルム135により
接着固定される構成を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載するエ
ンジン、トランスミッション回りに配設して騒音の車外
への漏洩を防止する吸音材、吸音材を備える遮蔽カバ
ー、およびその成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、車両の加速騒音や、アイドリング
のエンジン音による騒音が社会問題化し、規制の動きが
ある。車両の駆動音を外部に出さない手段としては、エ
ンジンやトランスミッション回りを吸音材の付いた遮蔽
カバーで被覆する方法がある。吸音材としては、ガラス
ウール、フェルト、ウレタンフォーム、メラミンフォー
ム、ポリエステル繊維等の材料が使用されている。しか
し、吸音材が配設される環境は車両の室内と異なり、1
00℃以上の高温環境、エンジンオイル・ギヤオイル、
軽油・ガソリン等の油に晒される等、厳しい環境にあ
る。このため、吸音材は単体では使用出来ず、表面には
環境に耐えうる工夫が施されている。
【0003】吸音材の素材としてのウレタンフォーム
は、連続発泡が可能であって吸音特性に優れているこ
と、および遮蔽カバーとして用いる場合には、基材とな
る鋼板や樹脂成形品に機械的な固着手段を用いること無
く、金型内に樹脂を注入し、発泡させる段階でー体化で
き、成形の容易性から広く使用されている。そして、吸
音材の表面にはウレタン樹脂フィルムを装着して、ウレ
タンフオームを水やエンジンオイル・ギヤオイル・軽油
・ガソリン等から保護している(特表平8−50558
1号参照)。
【0004】また、吸音材の素材としてのメラミンフォ
ームは、連続発泡が可能なこと、吸音特性に優れている
こと、自消性であること等の特性により広く用いられて
いる。そして、水やエンジンオイル・ギヤオイル・軽油
・ガソリン等の環境からは、表面に厚さ20μのアルミ
箔とガラスヤーンを配設して、保護している。
【0005】ここで、図7に吸音材としてウレタンフォ
ームを用いた従来の遮蔽カバーを示し、この構成を説明
する。ポリウレタン樹脂を発泡させたウレタンフオーム
層5に、鋼板、あるいは樹脂成形品等よりなる基材3を
一体化形成し、表面材として厚さ30〜100μの熱可
塑性ウレタン樹脂フィルム7を装着している。
【0006】ここで、ウレタンフォームの吸音率と、ウ
レタンフォームの表面をウレタンフイルムで被覆した吸
音材の吸音率を比較した。ウレタンフィルムの厚さを4
0μ、ウレタンフォームの密度:0.065g/c
3、厚さは20mmとしている。その結果を、図8の
グラフに示す。このグラフが示すように、破線で示すウ
レタンフォームのみの吸音材に比べ、実線で示すウレタ
ンフォームにウレタンフイルムを被覆した吸音材の吸音
率は低下している。
【0007】さらに、図9に吸音材としてメラミンフォ
ーム2を用い、その表面をガラスヤーン4とアルミ箔6
で被覆し、接着剤8で接着固定した従来の吸音材の例を
示している。そして、メラミンフォームのみの吸音率
と、メラミンフォームの表面をアルミ箔で被覆した吸音
材の吸音率を比較し、その結果を図10のグラフに示し
ている。メラミンフォームの密度:0.01g/c
3、アルミ箔の厚さを20μmとしている。このグラ
フが示すように、破線で示すメラミンフォームのみの吸
音材に比べ、実線で示すアルミ箔で被覆した吸音材の吸
音率はやはり低下している。
【0008】このように、吸音材の表面をウレタン樹脂
フィルム7、あるいはアルミ箔6で被覆した場合、合成
樹脂フォームの吸音特性が低下し、フォーム特有の高い
吸音特性が損なわれてしまっていることがわかる。
【0009】この種遮音部材としては、特開平9−25
1295号公報に、メラミン樹脂フォームによる遮音材
が開示され、特開平6−336144号公報には、発泡
性熱硬化性樹脂を塗布、含浸させた不織布をカバーと
し、フェルトからなる吸音材を積層した防音材が開示さ
れている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、合成樹脂フ
ォーム材の高い吸音特性を損なうことなく、かつ、環境
に耐えうる吸音材、および遮蔽カバーを提供するもので
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の吸音材は、吸音
層と、吸音層の少なくとも一面を被覆する融着性合成樹
脂フィルムと第1の不織布と、吸音層の他の面を被覆す
る第2の不織布とを備え、吸音層の周縁部は第1の不織
布と第2の不織布が溶融した融着性合成樹脂フィルムに
より接着固定される構成を具備する。
【0012】本発明の吸音材の成形方法は、第1の不織
布、融着性合成樹脂フィルム、吸音層、第2の不織布を
順次積層する積層工程と、吸音材の周縁部分に相当する
部分に加熱温度を高く設定した高温加熱手段を備える加
熱圧縮成形工程により、吸音層の周縁部に第1の不織布
と第2の不織布が融着性合成樹脂フィルムを介して接着
固定された周縁部を形成する構成を具備する。
【0013】本発明の遮蔽カバーは、基材と、融着性合
成樹脂フィルムで被覆される吸音層と、融着性合成樹脂
フィルムに積層する不織布とを備え、吸音層の周縁部は
基材と不織布が溶融した融着性合成樹脂フィルムにより
接着されている構成を具備する。
【0014】
【発明の実施の形態】実施の形態1 本発明の吸音材の実施の形態を図面を参照して説明す
る。図1は吸音材10の断面図、図2は吸音材の製造方
法の説明図である。吸音材10は吸音部材としての吸音
層11と、吸音層11を被覆する熱融着性の合成樹脂フ
イルム13と、不織布15とで構成される。
【0015】吸音層11は吸音特性が高い素材、例え
ば、吸音特性を有する素材としての、ポリウレタン、メ
ラミン、ポリスチレン、ポリプロピレン等のフォーム材
を適用する。あるいは、綿などの天然繊維、ポリエステ
ル等の合成樹脂製の不連続繊維材料の一種、もしくは2
種以上と熱硬化性樹脂などの結合材を主体とする嵩高性
不織布等も適用できる。熱融着性の合成樹脂フイルム1
3としては、水や油の進入を防ぎ、かつ加熱により溶融
して接着剤の機能を有する素材である、ポリウレタン、
ポリプロピレン、塩化ビニル、ポリエチレン、ポリエチ
レンテレフタレート、6ナイロン等が適用できる。
【0016】熱融着性の合成樹脂フイルム13は吸音層
11の少なくとも一面、例えば下面以外の全面を被覆し
ている。そして、合成樹脂フイルム13の端縁を延設し
て端縁フィルム部135を形成している。
【0017】不織布15は天然繊維、合成繊維等から成
形されたものを適用する。例えば、ポリエステル製、ポ
リプロピレン製の不織布を使用する。不織布15は吸音
層11を被覆する熱融着性の合成樹脂フィルム13を被
覆する第1の不織布15aと、吸音層11の下面に積層
する第2の不織布15bを有し、合成樹脂フィルム13
と第2の不織布15bとで吸音層11を覆った状態で配
設される。さらに、第1の不織布15aと第2の不織布
15bは端縁フィルム部135に沿った延設部155
a、155bを形成し、延設部155a,bで端縁フィ
ルム部135を挾持して周縁部17を形成している。
【0018】次に、吸音材10の成形方法を説明する。
この実施の形態では、吸音層にはポリウレタンフォーム
を用い、熱溶融性の合成樹脂フィルムとしては、成形
性、取扱性の面から、ポリウレタンを用いた場合を説明
する。 (1)予め発泡成形された、密度0.065g/cm3
の難燃性連続発泡のウレタンフォームをシート状とした
材料を所定の寸法に切り出す。 (2)目付量50g/m2のポリエステル不織布と、厚
さ40μのウレタンフィルムを所定の寸法に切り出す。 (3)切り出された第2の不織布15bの上に吸音層
(ウレタンフォーム)11を積層し、ウレタンフォーム
11上にウレタンフィルム13、第1の不織布15aを
順に積層し、簡易金型50の下型51に載置する。 (4)凹面55を有する上型53は、凹面55の周縁に
断熱材59を介して部分加熱部57を配設している。こ
の部分加熱部57は他の部分より高い温度の加熱温度が
設定されている。このように構成される上型53を下降
させ閉め、温度140〜150℃、部分加熱部57は約
170℃、圧力10〜40Kg/cm2で1分間、加熱
圧縮成形を実施する。 (5)成形品を簡易型50から取りだす。成形品の外周
面を打ち抜き加工し、吸音材10が完成する。
【0019】この吸音材10は加熱圧縮成形時に、吸音
材10の周縁部17においては、高温加熱により端縁フ
ィルム部135が溶融して第1、第2の不織布15a,
bの延設部155a,bの組織内に浸入し、不織布15
の延設部155a,b同志を接着する。なお、部分加熱
部57以外で加熱されるウレタンフィルム13は、1分
という短時間の成形時間では溶融しないので、フィルム
のまま残る。このように、成形された吸音材10はウレ
タンフォーム11の片面をウレタンフィルムが被覆して
ウレタンフォーム11を保護すると共に、周縁部17に
おいてはウレタンフィルムが溶融して接着剤の役割を果
たしている。
【0020】この吸音材10の成形方法は、吸音部材と
してのウレタンフォーム11と不織布15との接着に接
着剤塗布等の工程を必要とせず、工程を簡略化させるこ
とが出来る。また、この成形方法で形成された吸音材1
0は吸音部材(ウレタンフォーム)11の片面が熱融着
性の合成樹脂フィルム13で被覆されているので、合成
樹脂フィルム13で被覆されている面を水や油が侵入し
てくる方向に向けて配置すれば、環境の影響を受けるこ
とがない。また、合成樹脂フィルム13の上面に不織布
15を被覆することで、熱融着性の合成樹脂フィルム1
3で反射される音を緩衝させて吸音材の吸音性能の低下
を防止している。
【0021】次に、ウレタンフォームに熱融着性の合成
樹脂フィルムを被覆した吸音材(従来の吸音材)と、本
発明によるウレタンフォームに熱融着性の合成樹脂フィ
ルムと不織布を積層した吸音材との吸音率を測定した。
吸音率は、吸音率=1ーE1/E2(E1は音の反射エネ
ルギー、E2は音の入射エネルギー)である。ここで、
吸音材の厚さは20mm、不織布の面密度:50g/m
2とする。その結果を図3のグラフに示す。実線で示す
本発明の吸音材は破線で示す従来の吸音材に比較して、
周波数800Hzから4000Hzまでの音に対して、
高い吸音率を示している。すなわち、本発明の吸音材は
周波数800Hzから4000Hzの音に対して音の反
射エネルギーを小さくしている、あるいは入射エネルギ
ーを多くしていることが判る。
【0022】なお、この実施の形態では吸音層としてウ
レタンフォームを説明したが、吸音効果を有する素材、
例えば、メラミンフォームを用いた吸音材も同様の効果
を達成する。図4にメラミンフォームにウレタンフィル
ムを被覆した吸音材(従来の吸音材)と、メラミンフォ
ームに熱融着性の合成樹脂フィルムと不織布を積層した
吸音材との吸音率を測定した結果を示している。実線で
示すメラミンフォームに熱融着性の合成樹脂フィルムと
不織布を積層した吸音材は、破線で示すメラミンフォー
ムにウレタンフィルムを積層した従来の吸音材に比較し
て、周波数1100Hz以上において高い吸音率を示し
ている。すなわち、メラミンフォームを吸音層に配設し
熱融着性の合成樹脂フィルムと不織布を積層した吸音材
においても、周波数1100Hz以上の音に対して音の
反射エネルギーを小さくしている、あるいは入射エネル
ギーを多くしていることが判る。
【0023】上記実施の形態では、吸音材は吸音層の表
面全体を熱融着性の合成樹脂フィルムで被覆されていな
いので、合成樹脂フィルムで被覆されていない面から水
や油が吸着層へ侵入する恐れがある。この場合は、吸音
層と第2の不織布の間に新たに合成樹脂フィルムを積層
させてから成形を行えば、吸音層の表面全体を合成樹脂
フィルムで被覆した吸音材を形成することができる。
【0024】実施の形態2 次に、この吸音材を用いた遮蔽カバーを説明する(図5
参照)。ここで、実施の形態1で用いた部材と同一の部
材に関しては、同一の符号を付けいてその説明を省略し
ている。遮蔽カバー100は吸音部100Aと吸音部の
周縁に配設する取付部100Bとを有する。遮蔽カバー
100は基材150の上に吸音部100Aを配設してい
る。基材150は鋼板パネル、樹脂成形品を用いてい
る。樹脂成形品としては、樹脂マトリックス中に、低収
縮剤、充填剤、添加剤等を加えた混合物を強化材に含浸
させ、厚さ1〜5mmのシート状または板状に加工した
熱硬化性成形材料である、シート・モールディソグ・コ
ソパウンド(SheetMolding Compoud)等である。通常、
金型内で加熱加圧することにより硬化し、容易にFRP成
形品が得られる。樹脂マトリックスとしては、不飽和ポ
リエステル、ビニルエステル、エポキシ、フェノール等
が使用される。低収縮剤としては、ポリスチレン、ポリ
酢酸ビニル、ポリメチルメタクリレート、ポリウレタ
ン、スチレンブタジェンブロックコポリマー等が用いら
れる。充填剤しては、炭酸カルシウム、タルク、水酸化
アルミニウム、クレー等が用いられる。
【0025】吸音部100Aは吸音層11の表面に、合
成樹脂フィルム13と不織布15の積層した表面材を配
設している。ここで、不織布15は取付部100Bに延
びる延設部153を備えている。取付部100Bの不織
布の延設部153は熱溶融性の合成樹脂フィルム13が
溶融して接着剤の作用をなしている。
【0026】次に、遮蔽カバー100の成形工程を説明
する(図6参照)。ここで、不織布としてポリエステル
製の不織布を用いた。 (1)厚さ40μの熱溶融性ウレタン樹脂フィルムと、
ウレタンフォーム、目付量509/m2のポリエステル
不繊布を所定の大きさに切り出す。 (2)予め成形された鋼板パネル或いは樹脂成形品より
なる基材150を、簡易金型200の下型210上に載
置する。 (3)下型210の基材150の上にウレタンフォーム
11を載せ、さらにウレタンフォーム11の上にウレタ
ン樹脂フィルム13とポリエステル不織布15を積層す
る。 (4)次に、上型220を下降させて、金型温度を15
0℃、1分間加熱加圧する。このとき、簡易金型200
の上型220は、遮蔽カバー100の取付部100B相
当部分に、断熱部250を介して部分加熱部230を配
設している。この部分加熱部230は加熱温度を170
〜180℃に設定されている。 (5)所定時間保持した後、簡易金型200より基材1
50と吸音材(ウレタンフォーム11と熱融着性の合成
樹脂フィルム13と不織布15の積層体)との一体成形
品を取り出す。
【0027】このようにして形成された遮蔽カバー10
0は、吸音部100Aにおいては、合成樹脂フィルム1
3は溶融しないでフィルムのまま残る。さらに、取付部
100Bにおいては熱融着性の合成樹脂フィルム13が
高温処理により不織布15の延設部153と基材150
とを接着する。
【0028】このように、この遮蔽カバー100はウレ
タンフォーム(吸音層)11と不織布15と基材150
の積層面に接着のために塗布する接着剤が不要になり、
構成が簡単になる。
【0029】このように形成される遮蔽カバー100
は、不織布15を音源に対向して配設すると、ウレタン
フォーム11が音を吸収し、基材150が音を遮蔽し
て、エンジン音等の騒音を外部に放出することがない。
このとき、ポリエステル不織布15は、熱融着性の合成
樹脂フィルム13の表面で反射される音を緩衝させる作
用をなす。また熱融着性の合成樹脂フィルム13は、水
やエンジンオイル・ギヤオイル・軽油・ガソリン等の油
類の環境から、ウレタンフォーム11を保護している。
【0030】上記実施の形態では遮蔽カバー100の取
付部100Bは熱融着性の合成樹脂フィルムの溶融のみ
で接着させているが、基材の材質により熱融着性の合成
樹脂フィルムの接着では接着力が不足する場合があるの
で、予め、基材の取付部100B相当部分にエポキシ系
の接着剤を塗布することにより、接着力を強化すること
が出来る。
【0031】以上説明したように、この遮蔽カバーは、
熱融着性の合成樹脂フィルムに積層する不織布が熱融着
性の合成樹脂フィルムで反射する音を緩衝し、吸音層の
吸音作用を達成させると同時に、熱融着性の合成樹脂フ
ィルムは水、油等から吸音層を保護する。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の吸音材は
吸音層の少なくとも一面を熱融着性の合成樹脂フィルム
が被覆して吸音層を保護すると共に、周縁部分において
は熱融着性の合成樹脂フィルムが溶融して接着剤の役割
を果たしている。この吸音材の成形方法は、吸音部材と
しての吸音層と不織布との接着に接着剤塗布等の工程を
必要とせず、工程を簡略化させることが出来る。遮蔽カ
バーは、吸音層からなる吸音材の表面に合成樹脂フィル
ムと不織布の複合シートを付けることで、吸音特性を低
下させることなく、水やエンジンオイル、ギヤオイル、
軽油等の油に晒される厳しい使用環境にも耐えることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】吸音材の断面図。
【図2】簡易金型による吸音材の成形方法の説明図。
【図3】ポリウレタンフォーム層による本発明の吸音材
と従来の吸音材の吸音率のグラフ。
【図4】メラミンフォーム層による本発明の吸音材と従
来の吸音材の吸音率のグラフ。
【図5】遮蔽カバーの断面図。
【図6】簡易金型による遮蔽カバーの成形方法の説明
図。
【図7】従来の吸音材(ウレタンフォーム)の断面図。
【図8】従来の吸音材の吸音率のグラフ。
【図9】従来の吸音材(メラミンフォーム)の断面図。
【図10】従来の吸音材の吸音率のグラフ。
【符号の説明】
10 吸音材 11 吸音層 13 合成樹脂フィルム 135 端縁フィルム部 15 不織布 155 延設部 50 簡易金型 51 下型 53 上型 57 部分加熱部 100 遮蔽カバー 100A 吸音部 100B 取付部 150 基材 153 延設部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸音層と、吸音層の少なくとも一面を被
    覆する融着性合成樹脂フィルムと、融着性合成樹脂フィ
    ルムを被覆する第1の不織布と、吸音層の他の面全面を
    被覆する第2の不織布とを備え、 吸音層の周縁部は第1の不織布と第2の不織布が溶融し
    た融着性合成樹脂フィルムを介して接着固定されている
    吸音材。
  2. 【請求項2】 第1の不織布、融着性合成樹脂フィル
    ム、吸音層、第2の不織布を順次積層する積層工程と、
    所定の温度、圧力で加熱・加圧する加熱圧縮成形工程と
    を備え、 加熱圧縮成形工程は、吸音材の周縁部分に相当する部分
    に加熱温度を高く設定した高温加熱手段を備え、吸音層
    の周縁部に第1の不織布と第2の不織布が融着性合成樹
    脂フィルムを介して接着固定される周縁部を形成する吸
    音材の成形方法。
  3. 【請求項3】 基材と、基材に積層する吸音層と、吸音
    層に積層する融着性合成樹脂フィルムと、融着性合成樹
    脂フィルムに積層する不織布とを備え、 吸音層は基材と融着性合成樹脂フイルムで被覆されると
    ともに、吸音層の周縁部は基材と不織布が溶融した融着
    性合成樹脂フイルムを介して接着固定される遮蔽カバ
    ー。
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