JPH11245565A - カード作成装置及びその制御方法 - Google Patents

カード作成装置及びその制御方法

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JPH11245565A
JPH11245565A JP5217098A JP5217098A JPH11245565A JP H11245565 A JPH11245565 A JP H11245565A JP 5217098 A JP5217098 A JP 5217098A JP 5217098 A JP5217098 A JP 5217098A JP H11245565 A JPH11245565 A JP H11245565A
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transfer
card
forming
protection film
cartridge
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Yoshinori Misumi
佳範 三角
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は被転写用カードに対する転写保護膜の
転写時に、転写最後端部の仕上がりをよくするカード作
成装置及びその制御方法を提供する。 【解決手段】本発明によると、被形成用のカード媒体に
所定の情報を印刷する印刷手段と、前記所定の情報が印
刷された前記被形成用のカード媒体の印刷面に、転写保
護膜リボンが巻き取り軸および送り出し軸との間に巻回
されたカートリッジを用いて保護膜を転写形成する保護
膜形成手段と、前記被形成用のカード媒体を所定の速度
で搬送するとともに、前記カートリッジから前記転写保
護膜リボンを繰り出して、前記被形成用のカード媒体に
対する前記保護膜の転写形成時に、前記被形成用のカー
ド媒体の転写後端位置を検出する検出手段と、前記被転
写用のカードの転写後端位置が検出された時点から、前
記カートリッジから繰り出される前記転写保護膜リボン
に所定のバックテンションを付加する制御手段とを具備
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はカード作成装置に
係り、例えば、IDカードなどと称される個人識別カー
ドに代表される証明カードを印刷機を用いて作成するカ
ード作成装置及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、IDカードなどに代表される顔写
真付きカードを印刷機を用いて作成するカード作成装置
として、次のようなものが知られている。すなわち、こ
の種のカード作成装置は、撮影装置により撮影された所
持者の顔画像をカード供給部から供給されたカード媒体
に印刷する写真印刷部、写真印刷部を介して顔写真が印
刷されたカード媒体に証明カードとして必要な文字情報
を印刷する文字印刷部、文字印刷部により所定の文字情
報が印刷されたカード媒体の印刷面上に保護膜を形成す
る保護膜形成部、及び、作成された証明カードを収容す
るカード収容部とを有している。
【0003】そして、この種のカード作成装置では、撮
影装置により撮影されて符号化データとして供給される
カードの所有者の顔写真データに基づいて写真印刷部に
より所有者の顔写真を3色カラーで印刷し、さらに、文
字印刷部を介して所定の文字情報を印刷した後に、カー
ドの印刷面に表面保護膜が転写により形成される。
【0004】このようにして形成された証明カードは、
カード収容部に、形成順に、ストックされる。ところ
で、この種のカード作成装置では、印刷面の表面保護膜
として用いられる転写保護膜が、印刷により形成された
文字、画像等を引っかき等の機械的な破損から保護する
保護膜や、紫外線による面像の退色を防ぐUVカット剤
を含有するリボン状の保護膜等による転写保護膜リボン
カートリッジを用いて形成されている。
【0005】この転写保護膜リボンカートリッジは、巻
き取り軸と送り出し軸に、転写保護膜リボンの両端部が
巻回されている。この種のカード作成装置による転写保
護膜の転写時には、ヒートローラが前記転写保護膜リボ
ンを介してカードに圧接され、発熱したヒートローラに
より、転写保護膜リボンの転写保護膜が溶融されカード
に付着し、そのままヒートローラの回転により、カード
が規定の速度で搬送されて転写が行われる。
【0006】従来、このようなカード作成装置におい
て、カードの搬送に伴って転写保護膜リボンが、カート
リッジから引き出され、カードに転写保護膜が転写した
後に、随時、カードから転写保護膜リボン基材を剥離さ
せるようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、この
種のカード作成装置による転写保護膜の転写時には、ヒ
ートローラが前記転写保護膜リボンを介してカードに圧
接され、発熱したヒートローラにより、転写保護膜リボ
ンの転写保護膜が溶融されカードに付着し、そのままヒ
ートローラの回転により、カードが規定の速度で搬送さ
れて転写が行われており、従来、このようなカード作成
装置において、カードの搬送に伴って転写保護膜リボン
が、カートリッジから引き出され、カードに転写保護膜
が転写した後に、随時、カードから転写保護膜リボン基
材を剥離させるようにしている。
【0008】すなわち、従来の技術では、カード後端部
分である転写最終部分の転写保護膜リボン基材の剥離
は、転写終了後もカードの搬送を行い、転写保護膜リボ
ンの転写部分がヒートローラ部分から抜けた後、転写保
護膜リボン基材の随時剥離を行うようにすることによっ
てなされている。
【0009】しかしながら、上記の場合、転写後端部分
の最後端エッジは、転写部分から非転写部分への剥離が
行なわれることになる。その際、非転写部分の転写保護
膜の一部が、リボン基材から剥離してしまう結果、それ
がカード上にのこり、エッジ部分の転写仕上がりを悪く
する。
【0010】そこで、この発明は以上のような点に鑑み
てなされたもので、被転写用カードに対する転写保護膜
の転写時に、転写最後端部の仕上がりをよくすることが
できるカード作成装置及びその制御方法を提供すること
を目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題を解決するために、被形成用のカード媒体に所定の情
報を印刷する印刷手段と、この印刷手段により前記所定
の情報が印刷された前記被形成用のカード媒体の印刷面
に、転写保護膜リボンが巻き取り軸および送り出し軸と
の間に巻回されたカートリッジを用いて保護膜を転写形
成する保護膜形成手段とを有するカード作成装置におい
て、前記保護膜形成手段により、前記被形成用のカード
媒体を所定の速度で搬送するとともに、前記カートリッ
ジから前記転写保護膜リボンを繰り出して、前記被形成
用のカード媒体に対する前記保護膜の転写形成時に、前
記被形成用のカード媒体の転写後端位置を検出する検出
手段と、この検出手段で前記被転写用のカードの転写後
端位置が検出された時点から、前記カートリッジから繰
り出される前記転写保護膜リボンに所定のバックテンシ
ョンを付加する制御手段と、を具備したことを特徴とす
るカード作成装置が提供される。
【0012】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、被形成用のカード媒体に所定の情報を印刷す
る印刷手段と、この印刷手段により前記所定の情報が印
刷された前記被形成用のカード媒体の印刷面に、転写保
護膜リボンが巻き取り軸および送り出し軸との間に巻回
されたカートリッジを用いて保護膜を転写形成する保護
膜形成手段とを有するカード作成装置において、前記保
護膜形成手段により、前記被形成用のカード媒体を所定
の速度で搬送するとともに、前記カートリッジから前記
転写保護膜リボンを繰り出して、前記被形成用のカード
媒体に対する前記保護膜の転写形成時に、前記被形成用
のカード媒体の転写後端位置を検出する検出手段と、こ
の検出手段で前記被転写用のカードの転写後端位置が検
出された時点から、前記カートリッジから繰り出される
前記転写保護膜リボンに、該転写保護膜リボンの巻き径
に応じたトルクにより、所定のバックテンションを付加
する制御手段と、を具備したことを特徴とするカード作
成装置が提供される。
【0013】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、被形成用のカード媒体に所定の情報を印刷す
る印刷手段と、この印刷手段により前記所定の情報が印
刷された前記被形成用のカード媒体の印刷面に、転写保
護膜リボンが巻き取り軸および送り出し軸との間に巻回
されたカートリッジを用いて保護膜を転写形成する保護
膜形成手段とを有するカード作成装置において、前記保
護膜形成手段により、前記被形成用のカード媒体を所定
の速度で搬送するとともに、前記カートリッジから前記
転写保護膜リボンを繰り出して、前記被形成用のカード
媒体に対する前記保護膜の転写形成時に、前記被形成用
のカード媒体の転写後端位置を検出する第1の検出手段
と、少なくても、この第1の検出手段で前記被転写用の
カードの転写後端位置が検出された時点における前記カ
ートリッジの前記送り出し軸側の前記転写保護膜リボン
の巻き径を検出する第2の検出手段と、前記第1の検出
手段で前記被転写用のカードの転写後端位置が検出され
た時点から、前記カートリッジから繰り出される前記転
写保護膜リボンに対して、前記第2の検出手段によって
検出された該転写保護膜リボンの巻き径に応じたトルク
により、所定のバックテンションを付加する制御手段
と、を具備したことを特徴とするカード作成装置が提供
される。
【0014】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、被形成用のカード媒体に所定の情報を印刷す
る印刷手段と、この印刷手段により前記所定の情報が印
刷された前記被形成用のカード媒体の印刷面に、転写保
護膜リボンが巻き取り軸および送り出し軸との間に巻回
されたカートリッジを用いてヒートローラにより保護膜
を転写形成する保護膜形成手段とを有するカード作成装
置において、前記保護膜形成手段により、前記被形成用
のカード媒体を所定の速度で搬送するとともに、前記カ
ートリッジから前記転写保護膜リボンを繰り出して、前
記被形成用のカード媒体に対する前記保護膜の転写形成
時に、前記被形成用のカード媒体の転写後端位置を前記
ヒートローラの回転位置に基づいて検出する第1の検出
手段と、少なくても、この第1の検出手段で前記被転写
用のカードの転写後端位置が検出された時点における前
記カートリッジの前記送り出し軸側の前記転写保護膜リ
ボンの巻き径を検出する第2の検出手段と、前記第1の
検出手段で前記被転写用のカードの転写後端位置が検出
された時点から、前記カートリッジから繰り出される前
記転写保護膜リボンに対して、前記第2の検出手段によ
って検出された該転写保護膜リボンの巻き径に応じたト
ルクにより、所定のバックテンションを付加する制御手
段と、を具備したことを特徴とするカード作成装置が提
供される。
【0015】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、被形成用のカード媒体に所定の情報を印刷す
る印刷手段と、この印刷手段により前記所定の情報が印
刷された前記被形成用のカード媒体の印刷面に、転写保
護膜リボンが巻き取り軸および送り出し軸との間に巻回
されたカートリッジを用いて保護膜を転写形成する保護
膜形成手段とを有するカード作成装置において、前記保
護膜形成手段により、前記被形成用のカード媒体を所定
の速度で搬送するとともに、前記カートリッジから前記
転写保護膜リボンを繰り出して、前記被形成用のカード
媒体に対する前記保護膜の転写形成時に、前記被形成用
のカード媒体の転写後端位置を検出する第1の検出手段
と、少なくても、この第1の検出手段で前記被転写用の
カードの転写後端位置が検出された時点における前記カ
ートリッジの前記送り出し軸側の前記転写保護膜リボン
の巻き径を前記送り出し軸側に設けられたエンコーダに
基づいて検出する第2の検出手段と、前記第1の検出手
段で前記被転写用のカードの転写後端位置が検出された
時点から、前記カートリッジから繰り出される前記転写
保護膜リボンに対して、前記第2の検出手段によって検
出された該転写保護膜リボンの巻き径に応じたトルクに
より、所定のバックテンションを付加する制御手段と、
を具備したことを特徴とするカード作成装置が提供され
る。
【0016】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、被形成用のカード媒体に所定の情報を印刷す
る印刷手段と、この印刷手段により前記所定の情報が印
刷された前記被形成用のカード媒体の印刷面に、転写保
護膜リボンが巻き取り軸および送り出し軸との間に巻回
されたカートリッジを用いて保護膜を転写形成する保護
膜形成手段とを有するカード作成装置において、前記保
護膜形成手段により、前記被形成用のカード媒体を所定
の速度で搬送するとともに、前記カートリッジから前記
転写保護膜リボンを繰り出して、前記被形成用のカード
媒体に対する前記保護膜の転写形成時に、前記被形成用
のカード媒体の転写後端位置を検出する第1の検出手段
と、少なくても、この第1の検出手段で前記被転写用の
カードの転写後端位置が検出された時点における前記カ
ートリッジの前記送り出し軸側の前記転写保護膜リボン
の巻き径を検出する第2の検出手段と、前記第1の検出
手段で前記被転写用のカードの転写後端位置が検出され
た時点から、前記カートリッジから繰り出される前記転
写保護膜リボンに対して、前記第2の検出手段によって
検出された該転写保護膜リボンの巻き径に応じて前記カ
ートリッジの前記送り出し軸側を駆動するモータのトル
クを制御することにより、所定のバックテンションを付
加する制御手段と、を具備したことを特徴とするカード
作成装置が提供される。
【0017】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、被形成用のカード媒体に所定の情報を印刷す
る印刷手段と、この印刷手段により前記所定の情報が印
刷された前記被形成用のカード媒体の印刷面に、転写保
護膜リボンが巻き取り軸および送り出し軸との間に巻回
されたカートリッジを用いてヒートローラにより保護膜
を転写形成する保護膜形成手段とを有するカード作成装
置において、前記保護膜形成手段により、前記被形成用
のカード媒体を所定の速度で搬送するとともに、前記カ
ートリッジから前記転写保護膜リボンを繰り出して、前
記被形成用のカード媒体に対する前記保護膜の転写形成
時に、前記被形成用のカード媒体の転写後端位置を前記
ヒートローラの回転位置に基づいて検出する第1の検出
手段と、少なくても、この第1の検出手段で前記被転写
用のカードの転写後端位置が検出された時点における前
記カートリッジの前記送り出し軸側の前記転写保護膜リ
ボンの巻き径を検出する第2の検出手段と、前記第1の
検出手段で前記被転写用のカードの転写後端位置が検出
された時点から、前記カートリッジから繰り出される前
記転写保護膜リボンに対して、前記第2の検出手段によ
って検出された該転写保護膜リボンの巻き径に応じて前
記カートリッジの前記送り出し軸側を駆動するモータの
トルクを制御することにより、所定のバックテンション
を付加する制御手段と、を具備したことを特徴とするカ
ード作成装置が提供される。
【0018】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、被形成用のカード媒体に所定の情報を印刷す
る印刷手段と、この印刷手段により前記所定の情報が印
刷された前記被形成用のカード媒体の印刷面に、転写保
護膜リボンが巻き取り軸および送り出し軸との間に巻回
されたカートリッジを用いてヒートローラにより保護膜
を転写形成する保護膜形成手段とを有するカード作成装
置において、前記保護膜形成手段により、前記被形成用
のカード媒体を所定の速度で搬送するとともに、前記カ
ートリッジから前記転写保護膜リボンを繰り出して、前
記被形成用のカード媒体に対する前記保護膜の転写形成
時に、前記被形成用のカード媒体の転写後端位置を前記
ヒートローラの回転位置に基づいて検出する第1の検出
手段と、少なくても、この第1の検出手段で前記被転写
用のカードの転写後端位置が検出された時点における前
記カートリッジの前記送り出し軸側の前記転写保護膜リ
ボンの巻き径を前記送り出し軸側に設けられたエンコー
ダに基づいて検出する第2の検出手段と、前記第1の検
出手段で前記被転写用のカードの転写後端位置が検出さ
れた時点から、前記カートリッジから繰り出される前記
転写保護膜リボンに対して、前記第2の検出手段によっ
て検出された該転写保護膜リボンの巻き径に応じて前記
カートリッジの前記送り出し軸側を駆動するモータのト
ルクを制御することにより、所定のバックテンションを
付加する制御手段と、を具備したことを特徴とするカー
ド作成装置が提供される。
【0019】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、被形成用のカード媒体に所定の情報を印刷す
る印刷手段と、この印刷手段により前記所定の情報が印
刷された前記被形成用のカード媒体の印刷面に、転写保
護膜リボンが巻き取り軸および送り出し軸との間に巻回
されたカートリッジを用いて保護膜を転写形成する保護
膜形成手段とを有するカード作成装置において、前記保
護膜形成手段により、前記被形成用のカード媒体を所定
の速度で搬送するとともに、前記カートリッジから前記
転写保護膜リボンを繰り出して、前記被形成用のカード
媒体に対する前記保護膜の転写形成時に、前記被形成用
のカード媒体の転写後端位置を検出するステップと、前
記被転写用のカードの転写後端位置が検出された時点か
ら、前記カートリッジから繰り出される前記転写保護膜
リボンに所定のバックテンションを付加するステップ
と、を具備したことを特徴とするカード作成装置の制御
方法が提供される。
【0020】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、被形成用のカード媒体に所定の情報を印刷す
る印刷手段と、この印刷手段により前記所定の情報が印
刷された前記被形成用のカード媒体の印刷面に、転写保
護膜リボンが巻き取り軸および送り出し軸との間に巻回
されたカートリッジを用いてヒートローラにより保護膜
を転写形成する保護膜形成手段とを有するカード作成装
置において、前記保護膜形成手段により、前記被形成用
のカード媒体を所定の速度で搬送するとともに、前記カ
ートリッジから前記転写保護膜リボンを繰り出して、前
記被形成用のカード媒体に対する前記保護膜の転写形成
時に、前記被形成用のカード媒体の転写後端位置を前記
ヒートローラの回転位置に基づいて検出するステップ
と、少なくても、前記被転写用のカードの転写後端位置
が検出された時点における前記カートリッジの前記送り
出し軸側の前記転写保護膜リボンの巻き径を前記送り出
し軸側に設けられたエンコーダに基づいて検出するステ
ップと、前記被転写用のカードの転写後端位置が検出さ
れた時点から、前記カートリッジから繰り出される前記
転写保護膜リボンに対して、該転写保護膜リボンの巻き
径に応じて前記カートリッジの前記送り出し軸側を駆動
するモータのトルクを制御することにより、所定のバッ
クテンションを付加するステップと、を具備したことを
特徴とするカード作成装置の制御方法が提供される。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は、この発明の一実
施の形態として適用されるIDカード作成装置としての
カード作成装置1の概略構成を示す断面図である。
【0022】すなわち、図1に示すように、このカード
作成装置1は、装置本体2としての筐体2を有してい
る。この筐体2の前面部(図1を、参照符号が正立する
方向から見た状態において右側方)には、カード媒体に
印刷する個人データすなわち文字情報を入力する操作入
力部4が配置されている。
【0023】この操作入力部4には、カード作成装置1
を単独で運用する情報および証明カードとして必要な情
報を入力する第1の入力手段としての操作パネル6、所
有者の顔写真データすなわち顔画像情報を直接入力する
第2の入力手段としての光磁気ディスク装置8、及び、
これらにより入力された情報内容や異常などを表示する
ための図示しない表示装置等が配置されている。
【0024】また、筐体2の前面側上方には、最終的
に、顔写真および文字情報が印刷されることにより、証
明カード100として発行されることになるための印刷
前の原券であるカード媒体10を保持するとともに、そ
れを順次一枚ずつ取出して供給するカード媒体供給部1
2が設けられている。
【0025】このカード媒体供給部12は、複数のカー
ド媒体10を、被印刷面すなわち表面を上方に向けた水
平状態で収納するカードホッパ14を有している。この
カードホッパ14は、作成するカードの種類あるいはカ
ード発行機関により予め決められているカードの形式に
応じて複数種用意されるとともに、カード媒体供給部1
2に着脱可能に形成されている。
【0026】なお、カードホッパ14は、後述する背面
印刷の際に、背面印刷が要求されたカードを1枚ずつ供
給可能に形成された図示しない1枚フィードステージユ
ニットと交換可能に形成されている。
【0027】そして、カードホッパ14内には、収納さ
れているカード媒体10を、下方へ押圧する重り16が
設けられている。また、カードホッパ14内のカード媒
体10は、反時計方向に回転するゴムローラからなる取
出ローラ18によって、カードホッパ14の最下部に位
置されたカード媒体10から1枚ずつ取出される。
【0028】なお、カードホッパ14のカード媒体取出
し口部14aには、カード媒体10を重ね取り出しをし
ないように、カード媒体10の1枚の厚さよりも広く2
枚の厚さよりも狭い隙間を有し、スロートナイフと呼ば
れる図示しない重送防止機構が設けられている。
【0029】図1を参照符号が正立する方向から見た状
態においてカードホッパ14の左方には、取出ローラ1
8によりカードホッパ14から取り出されたカード媒体
10に関し、取出し時のスロートナイフとの接触により
カード媒体10の表面(被印刷面)に付着する虞れのあ
るごみを接着層に接着させて剥離する糊ローラ20が配
置されている。
【0030】上記取出ローラ18によって取出されたカ
ード媒体10は、糊ローラ20によりクリーニングさ
れ、取出し時のスロートナイフとの接触により付着され
る虞れのあるごみが除去される。
【0031】上記糊ローラ20の左方には、所有者の顔
写真を印刷する第1の印刷手段としての感熱昇華カラー
写真印刷部22が配置されている。そして、上記糊ロー
ラ20により表面のごみが除去されたカード媒体10
は、カラー感熱昇華カラー写真印刷部22に送られる。
【0032】この感熱昇華カラー写真印刷部22は、カ
ード媒体10に対して所持者(更新者)の顔画像をフル
カラーの多色印刷するもので、減色混合法に基づいて色
分解された赤(R)、緑(G)および青(B)のそれぞ
れの色成分に対して補色の関係にあるイエロー(黄、以
下Yまたは添字Yで示す)、マゼンタ(赤、以下Mまた
は添字Mで示す9およびシアン(紫、以下Cまたは添字
Cで示す)の3色を逐次重ね合わせて感熱昇華印刷する
ために、カード媒体10が搬送される方向に沿って順次
配列されたイエロー印刷部24Y、マゼンタ印刷部24
Mおよびシアン印刷部24Cを有している。
【0033】上記感熱昇華カラー写真印刷部22に案内
されたカード媒体10の表面には、光磁気ディスク装置
8により供給された所有者の顔写真がY,MおよびCの
3色の重ね合わせによりカラー印刷される。
【0034】各印刷部24Y,24Mおよび24Cは、
詳細には、プラテンローラ26Y,26Mおよび26
C、感熱印刷ヘッド28Y,28Mおよび28C、それ
ぞれのプラテンローラと感熱印刷ヘッドとの間に中途部
を介在させたY,MおよびCの3色の感熱昇華印刷イン
クリボン30Y,30Mおよび30C、各インクリボン
30Y,30Mおよび30Cの後端が巻付けられたイン
クリボン送出軸32Y,32Mおよび32C、ならび
に、各インクリボン30Y,30Mおよび30Cの先端
が巻付けられたインクリボン巻取軸34Y,34Mおよ
び34Cとから構成されている。
【0035】プラテンローラ26Y,26Mおよび26
Cは、カード媒体10との滑りを最小にするために、柔
らかいゴムローラあるいはセラミック粉が植え込まれて
いるセラミック植込みローラで形成されている。
【0036】上記感熱昇華カラー写真印刷部22の後段
すなわち図1において感熱昇華カラー写真印刷部22の
左方には、第2の印刷手段としての溶融転写文字印刷部
36が配置されている。
【0037】そして、上記感熱昇華カラー写真印刷部2
2により顔画像が印刷されたカード媒体10は、この溶
融転写文字印刷部36に送り込まれる。なお、上記感熱
昇華カラー写真印刷部22が感熱昇華型の3色カラー印
刷であるに対して、この溶融転写文字印刷部36は、溶
融転写型で黒のみを印刷するものである。
【0038】このことは、溶融転写型の印刷は、昇華型
の印刷と比較して必要となる印加エネルギーが低いこと
を利用して、印刷速度を高速にするものである。すなわ
ち、顔画像のカラー印刷に比較して印刷面積(長手方向
の長さ)が広い文字印刷では溶融転写型の印刷が望まし
い。
【0039】上記溶融転写文字印刷部36は、カード媒
体10に、所有者の個人データすなわち文字情報を印刷
する黒印刷装置であって、プラテンローラ38、感熱印
刷ヘッド40、溶融転写インクリボン42、インクリボ
ン送出軸44およびインクリボン巻取軸46とから構成
されている。
【0040】この溶融転写文字印刷部36の後段には、
保護膜形成手段としての耐光性向上保護膜(紫外線すな
わちUltra Violet 保護膜(転写部)以下、UV保護
膜転写部と示す)50が配置されている。
【0041】このUV保護膜転写部50は、カラー顔写
真および黒文字情報が印刷されたカード媒体10の表面
に最終工程において、紫外線硬化形の表面保護膜を塗布
することにより、表面保護膜がない場合に、引っかき等
の機械的な破損から保護するとともに、保護膜昇華印刷
をした顔画像が退色作用により色あせてしまうことを防
止するために、防護膜を形成するものである。
【0042】このUV保護膜転写部50は、加熱ローラ
52、ピンチローラ54、UV保護膜シート56、UV
シート送出軸58およびUVシート巻取軸60とから構
成されている。
【0043】そして、このUV保護膜転写部50に案内
された顔写真および文字情報が印刷されたカード媒体1
0の表面には、最終工程において照射される紫外線から
昇華印刷をした顔画像が色あせることを防止するため
に、UV保護膜転写部50によりUV保護膜が溶融転写
される。
【0044】なお、UV保護膜は、カード媒体10によ
り形成された証明カード100が実際に使用される場合
に、太陽光にさらされることによる色あせの防止(耐光
性)にも利用される。
【0045】また、UV保護膜は、感熱印刷インクリボ
ンと同じように支持体リボンに透明なUV保護膜が連続
的に形成されたシートを、内部に発熱体が埋め込まれた
ピンチローラ54と加熱ローラ52とにより加熱と同時
に加圧することで、カード媒体10に、UV保護膜を転
写するものである。
【0046】なお、UV保護膜は、感熱印刷ヘッドによ
り転写することも可能であるが,カード媒体10の全面
に転写されることから、より安価なヒートローラが利用
される。
【0047】そして、UV保護膜転写部50の後段に
は、既に、顔写真および文字情報が印刷されたカード媒
体10の表面に、後述する表面保護膜を塗布する表面保
護膜塗布部、及び、UV保護膜転写部50から表面保護
膜塗布部に向けてカード媒体10を搬送するカード搬送
機構が配置されている。
【0048】上記UV保護膜転写部50によりUV保護
膜を溶融転写されたカード媒体10は、クランプローラ
62によりシュート部64に送り込まれ、シュート部6
4の下方のベルトコンベア66に移載される。
【0049】詳細には、クランプローラ62で送られた
カード媒体10の先端が落下シュート68に突き当たる
と、カード媒体10の後端(右端)がクランプローラ6
2から離脱するとともに時計方向に回転し、落下シュー
ト68に沿って下方に落下する。
【0050】この落下シュート68の下方の落下面に
は、水平状態のベルトコンベア66が設けられていて、
落下したカード媒体10を受取って右方向へ搬送しなが
ら、図示しない整列ガイドを介して落下により乱れた姿
勢を次第に正しい姿勢にガイドをしつつ、表面保護膜塗
布手段としての表面保護膜塗布部70へ搬送する。
【0051】この表面保護膜塗布部70は、カード媒体
10の表面にUV硬化液を塗布するもので、ピンチロー
ラ72、UV硬化液タンク74、定量供給器76および
塗布ペン78から構成されている。
【0052】上記ベルトコンベア66で搬送されるカー
ド媒体10は、ピンチローラ72によりベルトコンベア
66上にしっかり押し付けられる。カード媒体10の表
面には、塗布ペン78を介して、UV硬化液タンク74
からUV硬化液を吸い上げる定量供給器76で定量のU
V硬化液が計測されて供給されたUV硬化液が全面に薄
く塗布される。
【0053】なお、UV硬化液は、塗布ペン78により
提供される毛細管現象により、カード媒体10の全面に
薄く拡散される。なお、UV硬化液は、硬化すると表面
が非常に硬くなるので、単なるオーバコート層に比較し
て表面の傷が着きにくく、カード媒体10の耐久性を向
上することができる。
【0054】そして、表面保護膜塗布部70を介してU
V硬化液が塗布されたカード媒体10は、表面保護膜硬
化手段としての表面保護膜硬化部80に送られる。この
表面保護膜硬化部80は、カード媒体10上に塗布され
たUV硬化液を硬化させるもので、ベルトコンベア82
およびその上方に10cm程度離して設置された水銀灯
84から構成されている。
【0055】上記ベルトコンベア66で搬送されるカー
ド媒体10は、ベルトコンベア82に移載され、このベ
ルトコンベア82により所定の時間をかけて搬送され
る。このとき、ベルトコンベア82上の搬送されるカー
ド媒体10の表面には、水銀灯84からの紫外線が照射
される。
【0056】これにより、塗布ペン78からカード媒体
10の表面に塗布されたUV硬化液は、所定の時間すな
わちベルトコンベア82によりカード媒体10が搬送さ
れる間に確実に硬化される。
【0057】上記表面保護膜硬化部80を通過したカー
ド媒体10すなわち完成した証明カード100は、表面
保護膜硬化部80の図において右方向に設けられた区分
集積手段としての区分集積部90に送り込まれ、カード
収容手段としてのスタッカ92に収容されるようになっ
ている。
【0058】区分集積部90は、表面保護膜硬化部80
から送出される証明カード100をスタッカ92に向け
て搬出するカード搬出手段としての搬送ローラ対94を
有している。
【0059】すなわち、表面保護膜硬化部80から送出
された証明カード100は、搬送ローラ対94によりス
タッカ92の上部の開口に向けて搬送され、カードの後
端が搬送ローラ対94から離れることで、スタッカ92
の開口に落下される。
【0060】なお、スタッカ92の上部に移動可能な1
枚取り出しステージ96を配置することで、証明カード
100をスタッカ92に落下させずにステージ96に案
内すれば、図示しない外部からの取り出し口からカード
を1枚ずつ抜き取ることも可能である。
【0061】次に、以上のように構成されるカード作成
装置1の動作を説明する。通常の顔写真付きカードを作
成する場合には、第1に、図示しない撮影装置を介して
所有者の顔写真が撮影される。
【0062】撮影された顔写真は、記憶媒体としての光
ディスクに記憶され、光磁気ディスク装置8により顔写
真データとしてカード作成装置1に供給される。光ディ
スクにより供給された顔写真データは、図示しないビデ
オRAMまたはページメモリなどに代表される画像メモ
リに取り込まれ、カード媒体10に3色のカラー印刷を
するためのY,MおよびCの印字データとして展開され
て、保持される。
【0063】操作パネル6によりカードの作成が指示さ
れると、カード媒体供給部12のカードホッパ14の最
下部から、取出ローラ18を介して、カード媒体10が
1枚ずつ取り出される。
【0064】カードホッパ14から取り出されたカード
媒体10は、糊ローラ20によりクリーニングされ、カ
ラー感熱昇華印刷部22に案内される。カラー感熱昇華
印刷部22に案内されたカード媒体10の表面には、画
像メモリで保持されている印字データに対応するY,M
およびCの3色の画像の重ね合わせによりカラー印刷さ
れる。
【0065】感熱昇華カラー写真印刷部22により顔画
像が印刷されたカード媒体10は、溶融転写文字印刷部
36に送り込まれる。溶融転写文字印刷部36に案内さ
れたカード媒体10の表面には、操作パネル6からの入
力または図示しない外部装置あるいはフロッピーディス
クにより供給される所有者の文字情報が黒により印字さ
れる。
【0066】溶融転写文字印刷部36により文字情報が
印刷されたカード媒体10は、UV保護膜転写部50に
案内されてUV保護膜が形成されたのち、表面保護膜塗
布部70および表面保護膜硬化部80を介して、紫外線
硬化樹脂による保護膜が形成される。
【0067】顔写真ならびに文字情報が印刷され、UV
保護膜および紫外線硬化樹脂保護膜が形成された証明カ
ード100は、区分集積部90のスタッカ92あるいは
1枚取り出しステージ96のいづれかに排出される。
【0068】次に、以上のように構成されるカード作成
装置1において、上述したUV保護膜転写部50に相当
する本発明の要部としての保護膜転写部202について
の構成及び動作を説明する。
【0069】図2は、保護膜転写部202の制御系を主
体としたカード作成装置1の概略構成を示すブロック図
である。図3は、保護膜転写部202の機構系の概略構
成を示すものである。
【0070】図2及び図3に示すように、制御系は、カ
ード作成装置1全体の制御を司るCPU201と、後述
する転写保護膜リボンカードリッジ223とヒートロー
ラ212とを用いて転写を行う保護膜転写部202と、
転写されるカードCを搬送ローラ227で送る搬送部2
03と、カードの位置,各機構の状態を各種センサ22
2,229等を用いて検知する検知部204と、転写条
件等を記憶するEEPROMなどの記憶部205と、搬
送部203の搬送ローラ227を駆動するモータ230
あるいは、ヒートローラ212を駆動するモータ22
8、後述する転写保護膜リボンカートリッジ223の内
部に設けられる送り出し軸215及び巻き取り軸214
をそれぞれ回転するモータ218,219等を駆動する
駆動部206と、各種の入力を行う入力部207と、転
写前の転写生カードを供給する前記カード媒体供給部1
2から溶融転写文字印刷部36までに相当するカード供
給部208と、上位機種としてのホストコンピュータ等
の外部装置からの転写データを受信する通信インターフ
ェース209と、ヒートローラ212の温度制御を行な
う温度制御部210とから構成されている。
【0071】図3中の参照符号211は、上記カード媒
体10に相当する媒体としてのカードCを搬送する搬送
路である。また、参照符号221は、上記CPU201
の制御により、後述するタイマーカウント動作を行うタ
イマー回路である。
【0072】上記搬送路211中には、搬送ローラ22
7と、ヒートローラ212とが設けられている。このヒ
ートローラ212には、その外周平坦部と径大部との間
に設けられるもので、上記温度制御部210によって温
度制御される図示しないヒートランプと、ヒートローラ
212の回転角度(位置)を検知するためのセンサ22
9とが設けられている。
【0073】このヒートローラ212の下方部にはバッ
クアップローラ220が設けられている。これらヒート
ローラ212とバックアップローラ220との間には、
後述する転写保護膜リボンカートリッジ223から繰り
出される転写材としての転写保護膜リボン213が介在
されている。
【0074】前記転写保護膜リボン13の両端部は、後
述する転写保護膜リボンカートリッジ223の巻き取り
軸214と送り出し軸215に巻回され、中途部は一対
のガイドローラ226,226によってガイドされてい
る。
【0075】上記カートリッジ223の巻き取り軸21
4には、リボン搬送方向に駆動力を与えるリボン搬送モ
ータ219が設けられている。また、上記カートリッジ
223の送り出し軸215には、リボン搬送方向と逆方
向に駆動力を与える後端部剥離モータ218が設けられ
ているとともに、この送り出し軸215と一緒に回転す
るエンコーダ217と、このエンコーダ217により送
り出し軸215の回転を検知するセンサ222とが設け
られている。
【0076】図4は、上記転写保護膜リボン213を収
納する転写保護膜リボンカートリッジ223を示すもの
である。すなわち、この転写保護膜リボンカートリッジ
223の内部には、上記巻き取り軸214と送り出し軸
215とが配設されている。
【0077】これら巻き取り軸214と送り出し軸21
5との端部には、リボンカートリッジ223が装置本体
に装填されるとき、図示しない一対のリール軸に嵌合さ
れるスプロケット224,225がそれぞれ装着されて
いる。
【0078】さらに、この転写保護膜リボンカートリッ
ジ223の内部には、上記一対のガイドローラ226,
226が配設されている。転写動作時には、CPU20
1の制御により、カードCが搬送部203を介して搬送
路211に沿って搬送され、バックアップローラ220
上に位置してヒートローラ212に対向する転写開始位
置で停止される。
【0079】しかる後、CPU201の制御により、ヒ
ートローラ212が駆動部206を介して反時計周りに
回転し、カードCとの間に転写保護膜リボン213を介
在してカードCに圧接される。
【0080】このとき、ヒートローラ212はCPU2
01により設定された温度設定値に基づき、上記温度制
御部210によって温度制御が行なわれている。これに
より、転写保護膜リボン213の転写保護膜が溶融さ
れ、カードCに転写される。
【0081】そして、引き続き、ヒートローラ212の
回転によるカードCの搬送方向への移動により、上記転
写保護膜リボン213は、その転写保護膜がカードCに
転写されるごとに所定量づつ上記リボンカートリッジ2
23の送り出し軸215より引き出されるとともに、巻
き取り軸214の回転により巻きとられる。
【0082】この場合、上記リボンカートリッジ223
の巻き取り軸214は、CPU201の制御により、駆
動部206を介して時計周りに回転している。次に、こ
のような構成において、カードCの後端部における転写
保護膜リボン213の剥離動作について、図5を参照し
て説明する。
【0083】図5は、カードCの後端部における転写保
護膜リボン213のリボン剥離動作を説明するためのフ
ローチャートである。まず、ステップS1において、搬
送部203の搬送ローラ227を駆動するモータ230
をスタートさせるとともに、上述した転写開始位置まで
カードCが搬入された状態で停止する(図3の状態)。
【0084】次に、ステップS2において、ヒートロー
ラ212を駆動するモータ228をスタートさせて、ヒ
ートローラ212を反時計周りに回転させるとともに、
その他の必要な転写開始処理を行わせる。
【0085】そして、ステップS3において、ヒートロ
ーラ12の径大部がカードCにかみ込む角度がセンサ2
29により検出される(図6の状態)。次に、ステップ
S4において、転写保護膜リボン巻き取りモータ214
をスタートさせるとともに、搬送部203の搬送ローラ
227を駆動するモータ230を転写スピードでスター
トさせる。
【0086】さらに、ステップS4においては、カード
Cの転写後端位置を検知するためのタイマー回路221
のカウントをスタートさせるとともに、転写保護膜リボ
ン213の巻き径検出処理をスタートさせる。
【0087】なお、この場合、予備搬送力として搬送ロ
ーラ227を転写速度と同じ速度でスタートさせている
ものである。そして、ヒートローラ212の回転によ
り、転写保護膜リボン213がリボンカートリッジ22
3から引き出されることによって送り出し軸215が回
転すると、エンコーダ217の変化がセンサ222で検
出される。
【0088】CPU201は、センサ222からの出力
に基づいてエンコーダ217の変化の周期を測定し、さ
らにその周期に基づいて前記記憶部205に格納されて
いるテーブルを参照するなどして、上記リボンカートリ
ッジ223の送り出し軸215側に巻回されている転写
保護膜リボン213の巻き径を算出する。
【0089】また、ヒートローラ212による加圧及び
加熱された転写保護膜リボン213は、ヒートローラ2
12の下流側のガイドローラ226近辺で、転写保護膜
をカードC側に残し、リボン基材を剥離し、順次転写が
完了して行く。
【0090】次に、ステップS5において、カードCの
転写後端位置を検知するためのタイマー回路221は、
ヒートローラ212の径大部がカードCにかみ込んでか
らカードCの後端に達するまでの時間分カウントされる
とタイムアウトとなる(図7の状態)。
【0091】上記タイムアウトとなったら、ステップS
6において、CPU201は、上述したようにして算出
された巻き径に応じたトルク制御により、後端部剥離モ
ータ218を搬送方向と反対側へ回転駆動する(図8の
状態)。
【0092】ここで、巻き径に応じたトルクとは、カー
ドC及び転写保護膜リボン213が搬送方向へ搬送する
速度への影響なく、以下の後端部剥離を行なうために十
分な範囲で、送り出し軸215のUVカットリボン巻き
径が変化しても一定な張力をによるバックテンションを
発生させるための制御に必要となるトルクである。
【0093】そして、そのままヒートローラ212が回
転し、転写最後端エッジへの加圧,加熱が完了すると、
ヒートローラ212はカードCから外れる。その際、カ
ードCの転写最後端エッジにおいて、前述の後端部剥離
モータ218による張力によるバックテンションによっ
て、転写保護膜リボン213は、被転写部分から転写部
分への若干の剥離が行われるので、転写最後端部の仕上
がりをよくすることができる。
【0094】もし、ここで、巻き径に応じたトルク制御
によるバックテンションを転写保護膜リボン213に付
加するようにした上記動作を行なわなかったら、転写最
後端エッジは、下流のガイドローラ226付近にて、転
写部分から非転写部分への剥離が行なわれることにな
る。
【0095】しかるに、その際、非転写部分の転写保護
膜の一部が、リボン基材から剥離してしまう結果、それ
がカード上にのこり、上述した従来の技術による問題点
として示したように、エッジ部分の仕上がりを悪くす
る。
【0096】次に、ステップS7において、CPU20
1は、センサ229を介してヒートローラ212が動作
開始時のイニシャルポジシヨンに戻ったことを検出す
る。次に、ステップS8において、CPU201は、駆
動部206を介してヒートローラ駆動モータ228をス
トップさせる。
【0097】次に、ステップS9において、さらに、カ
ードCが搬送ローラ227により排出方向に進み、カー
ドCの排出を図示しないセンサを介してCPU201が
確認する。
【0098】これにより、ステップS10において、C
PU201は、搬送モータ230、転写保護膜リボン巻
き取りモータ219、後端部剥離モータ218をストッ
プさせ、その他の終了処理を行なう。
【0099】以上詳述したように、この発明によれば、
カード作成装置において、転写保護膜の転写時に、転写
最後端部の仕上がりをよくすることができる。すなわ
ち、本発明によれば、例えば、UVカット膜転写用の転
写材としての転写保護膜リボンが巻き取り軸および送り
出し軸との間に巻回されたカートリッジと、このカート
リッジの巻き取り軸および送り出し軸とを回転させる駆
動手段と、被転写用のカード及び前記カートリッジから
繰り出される転写材に加圧、加熱を行うヒートローラ
と、これらを用いて前記被転写用のカードの転写を行う
転写手段と、カード搬送路上で前記被転写用のカードを
搬送するための搬送ローラと、この搬送ローラを回転さ
せる駆動手段とを有するカード作成装置において、前記
カートリッジの送り出し軸側の転写保護膜リボンの巻き
径を検出する検出手段と、前記被転写用のカードの転写
後端位置を検出する検出手段と、この検出手段で前記被
転写用のカードの転写後端位置が検出される時点から、
上記転写保護膜リボンの巻き径に応じたトルクにより、
前記転写保護膜リボンに張力を発生する手段とを具備し
たことを特徴とするカード作成装置であって、UVカッ
ト膜等の転写の後端エッジの仕上がりをよくするため
に、送り出し軸の巻き径を検出し、転写後端にてその巻
き径に応じたトルクをバックテンションモータに発生さ
せることにより、転写保護膜リボンは、被転写部分から
転写部分への若干の剥離が行われるので、転写最後端部
の仕上がりをよくすることができるようになる。
【0100】
【発明の効果】したがって、以上詳述したように、この
発明によれば、被転写用カードに対する転写保護膜の転
写時に、転写最後端部の仕上がりをよくすることができ
るカード作成装置及びその制御方法を提供することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の一実施の形態として適用さ
れるIDカード作成装置としてのカード作成装置1の概
略構成を示す断面図である。
【図2】図2は、本発明の要部としての保護膜転写部2
02の制御系を主体としたカード作成装置1の概略構成
を示すブロック図である。
【図3】図3は、本発明の要部としての保護膜転写部2
02の機構系の概略構成を示す図である。
【図4】図4は、転写保護膜リボン213を収納する転
写保護膜リボンカートリッジ223を示す図である。
【図5】図5は、本発明の要部としてのカードCの後端
部における転写保護膜リボン213ののリボン剥離動作
を説明するためのフローチャートである。
【図6】図6は、本発明の要部としてのカードCの後端
部における転写保護膜リボン213ののリボン剥離動作
を説明するための動作過程図である。
【図7】図7は、本発明の要部としてのカードCの後端
部における転写保護膜リボン213ののリボン剥離動作
を説明するための動作過程図である。
【図8】図8は、本発明の要部としてのカードCの後端
部における転写保護膜リボン213ののリボン剥離動作
を説明するための動作過程図である。
【符号の説明】
1…カード作成装置、 201…CPU、 223…転写保護膜リボンカードリッジ、 212…ヒートローラ、 202…保護膜転写部、 C…カード、 227…搬送ローラ、 203…搬送部、 222,229…センサ、 204…検知部、 205…記憶部、 218,219,228,230…モータ、 215…送り出し軸、 214…巻き取り軸、 206…駆動部、 207…入力部、 208…カード供給部、 209…通信インターフェース、 210…温度制御部、 211…搬送路、 221…タイマー回路、 220…バックアップローラ、 217…エンコーダ、 213…転写保護膜リボン、 224,225…スプロケット。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被形成用のカード媒体に所定の情報を印
    刷する印刷手段と、この印刷手段により前記所定の情報
    が印刷された前記被形成用のカード媒体の印刷面に、転
    写保護膜リボンが巻き取り軸および送り出し軸との間に
    巻回されたカートリッジを用いて保護膜を転写形成する
    保護膜形成手段とを有するカード作成装置において、 前記保護膜形成手段により、前記被形成用のカード媒体
    を所定の速度で搬送するとともに、前記カートリッジか
    ら前記転写保護膜リボンを繰り出して、前記被形成用の
    カード媒体に対する前記保護膜の転写形成時に、前記被
    形成用のカード媒体の転写後端位置を検出する検出手段
    と、 この検出手段で前記被転写用のカードの転写後端位置が
    検出された時点から、前記カートリッジから繰り出され
    る前記転写保護膜リボンに所定のバックテンションを付
    加する制御手段と、 を具備したことを特徴とするカード作成装置。
  2. 【請求項2】 被形成用のカード媒体に所定の情報を印
    刷する印刷手段と、この印刷手段により前記所定の情報
    が印刷された前記被形成用のカード媒体の印刷面に、転
    写保護膜リボンが巻き取り軸および送り出し軸との間に
    巻回されたカートリッジを用いて保護膜を転写形成する
    保護膜形成手段とを有するカード作成装置において、 前記保護膜形成手段により、前記被形成用のカード媒体
    を所定の速度で搬送するとともに、前記カートリッジか
    ら前記転写保護膜リボンを繰り出して、前記被形成用の
    カード媒体に対する前記保護膜の転写形成時に、前記被
    形成用のカード媒体の転写後端位置を検出する検出手段
    と、 この検出手段で前記被転写用のカードの転写後端位置が
    検出された時点から、前記カートリッジから繰り出され
    る前記転写保護膜リボンに、該転写保護膜リボンの巻き
    径に応じたトルクにより、所定のバックテンションを付
    加する制御手段と、 を具備したことを特徴とするカード作成装置。
  3. 【請求項3】 被形成用のカード媒体に所定の情報を印
    刷する印刷手段と、この印刷手段により前記所定の情報
    が印刷された前記被形成用のカード媒体の印刷面に、転
    写保護膜リボンが巻き取り軸および送り出し軸との間に
    巻回されたカートリッジを用いて保護膜を転写形成する
    保護膜形成手段とを有するカード作成装置において、 前記保護膜形成手段により、前記被形成用のカード媒体
    を所定の速度で搬送するとともに、前記カートリッジか
    ら前記転写保護膜リボンを繰り出して、前記被形成用の
    カード媒体に対する前記保護膜の転写形成時に、前記被
    形成用のカード媒体の転写後端位置を検出する第1の検
    出手段と、 少なくても、この第1の検出手段で前記被転写用のカー
    ドの転写後端位置が検出された時点における前記カート
    リッジの前記送り出し軸側の前記転写保護膜リボンの巻
    き径を検出する第2の検出手段と、 前記第1の検出手段で前記被転写用のカードの転写後端
    位置が検出された時点から、前記カートリッジから繰り
    出される前記転写保護膜リボンに対して、前記第2の検
    出手段によって検出された該転写保護膜リボンの巻き径
    に応じたトルクにより、所定のバックテンションを付加
    する制御手段と、 を具備したことを特徴とするカード作成装置。
  4. 【請求項4】 被形成用のカード媒体に所定の情報を印
    刷する印刷手段と、この印刷手段により前記所定の情報
    が印刷された前記被形成用のカード媒体の印刷面に、転
    写保護膜リボンが巻き取り軸および送り出し軸との間に
    巻回されたカートリッジを用いてヒートローラにより保
    護膜を転写形成する保護膜形成手段とを有するカード作
    成装置において、 前記保護膜形成手段により、前記被形成用のカード媒体
    を所定の速度で搬送するとともに、前記カートリッジか
    ら前記転写保護膜リボンを繰り出して、前記被形成用の
    カード媒体に対する前記保護膜の転写形成時に、前記被
    形成用のカード媒体の転写後端位置を前記ヒートローラ
    の回転位置に基づいて検出する第1の検出手段と、 少なくても、この第1の検出手段で前記被転写用のカー
    ドの転写後端位置が検出された時点における前記カート
    リッジの前記送り出し軸側の前記転写保護膜リボンの巻
    き径を検出する第2の検出手段と、 前記第1の検出手段で前記被転写用のカードの転写後端
    位置が検出された時点から、前記カートリッジから繰り
    出される前記転写保護膜リボンに対して、前記第2の検
    出手段によって検出された該転写保護膜リボンの巻き径
    に応じたトルクにより、所定のバックテンションを付加
    する制御手段と、 を具備したことを特徴とするカード作成装置。
  5. 【請求項5】 被形成用のカード媒体に所定の情報を印
    刷する印刷手段と、この印刷手段により前記所定の情報
    が印刷された前記被形成用のカード媒体の印刷面に、転
    写保護膜リボンが巻き取り軸および送り出し軸との間に
    巻回されたカートリッジを用いて保護膜を転写形成する
    保護膜形成手段とを有するカード作成装置において、 前記保護膜形成手段により、前記被形成用のカード媒体
    を所定の速度で搬送するとともに、前記カートリッジか
    ら前記転写保護膜リボンを繰り出して、前記被形成用の
    カード媒体に対する前記保護膜の転写形成時に、前記被
    形成用のカード媒体の転写後端位置を検出する第1の検
    出手段と、 少なくても、この第1の検出手段で前記被転写用のカー
    ドの転写後端位置が検出された時点における前記カート
    リッジの前記送り出し軸側の前記転写保護膜リボンの巻
    き径を前記送り出し軸側に設けられたエンコーダに基づ
    いて検出する第2の検出手段と、 前記第1の検出手段で前記被転写用のカードの転写後端
    位置が検出された時点から、前記カートリッジから繰り
    出される前記転写保護膜リボンに対して、前記第2の検
    出手段によって検出された該転写保護膜リボンの巻き径
    に応じたトルクにより、所定のバックテンションを付加
    する制御手段と、 を具備したことを特徴とするカード作成装置。
  6. 【請求項6】 被形成用のカード媒体に所定の情報を印
    刷する印刷手段と、この印刷手段により前記所定の情報
    が印刷された前記被形成用のカード媒体の印刷面に、転
    写保護膜リボンが巻き取り軸および送り出し軸との間に
    巻回されたカートリッジを用いて保護膜を転写形成する
    保護膜形成手段とを有するカード作成装置において、 前記保護膜形成手段により、前記被形成用のカード媒体
    を所定の速度で搬送するとともに、前記カートリッジか
    ら前記転写保護膜リボンを繰り出して、前記被形成用の
    カード媒体に対する前記保護膜の転写形成時に、前記被
    形成用のカード媒体の転写後端位置を検出する第1の検
    出手段と、 少なくても、この第1の検出手段で前記被転写用のカー
    ドの転写後端位置が検出された時点における前記カート
    リッジの前記送り出し軸側の前記転写保護膜リボンの巻
    き径を検出する第2の検出手段と、 前記第1の検出手段で前記被転写用のカードの転写後端
    位置が検出された時点から、前記カートリッジから繰り
    出される前記転写保護膜リボンに対して、前記第2の検
    出手段によって検出された該転写保護膜リボンの巻き径
    に応じて前記カートリッジの前記送り出し軸側を駆動す
    るモータのトルクを制御することにより、所定のバック
    テンションを付加する制御手段と、 を具備したことを特徴とするカード作成装置。
  7. 【請求項7】 被形成用のカード媒体に所定の情報を印
    刷する印刷手段と、この印刷手段により前記所定の情報
    が印刷された前記被形成用のカード媒体の印刷面に、転
    写保護膜リボンが巻き取り軸および送り出し軸との間に
    巻回されたカートリッジを用いてヒートローラにより保
    護膜を転写形成する保護膜形成手段とを有するカード作
    成装置において、 前記保護膜形成手段により、前記被形成用のカード媒体
    を所定の速度で搬送するとともに、前記カートリッジか
    ら前記転写保護膜リボンを繰り出して、前記被形成用の
    カード媒体に対する前記保護膜の転写形成時に、前記被
    形成用のカード媒体の転写後端位置を前記ヒートローラ
    の回転位置に基づいて検出する第1の検出手段と、 少なくても、この第1の検出手段で前記被転写用のカー
    ドの転写後端位置が検出された時点における前記カート
    リッジの前記送り出し軸側の前記転写保護膜リボンの巻
    き径を検出する第2の検出手段と、 前記第1の検出手段で前記被転写用のカードの転写後端
    位置が検出された時点から、前記カートリッジから繰り
    出される前記転写保護膜リボンに対して、前記第2の検
    出手段によって検出された該転写保護膜リボンの巻き径
    に応じて前記カートリッジの前記送り出し軸側を駆動す
    るモータのトルクを制御することにより、所定のバック
    テンションを付加する制御手段と、 を具備したことを特徴とするカード作成装置。
  8. 【請求項8】 被形成用のカード媒体に所定の情報を印
    刷する印刷手段と、この印刷手段により前記所定の情報
    が印刷された前記被形成用のカード媒体の印刷面に、転
    写保護膜リボンが巻き取り軸および送り出し軸との間に
    巻回されたカートリッジを用いてヒートローラにより保
    護膜を転写形成する保護膜形成手段とを有するカード作
    成装置において、 前記保護膜形成手段により、前記被形成用のカード媒体
    を所定の速度で搬送するとともに、前記カートリッジか
    ら前記転写保護膜リボンを繰り出して、前記被形成用の
    カード媒体に対する前記保護膜の転写形成時に、前記被
    形成用のカード媒体の転写後端位置を前記ヒートローラ
    の回転位置に基づいて検出する第1の検出手段と、 少なくても、この第1の検出手段で前記被転写用のカー
    ドの転写後端位置が検出された時点における前記カート
    リッジの前記送り出し軸側の前記転写保護膜リボンの巻
    き径を前記送り出し軸側に設けられたエンコーダに基づ
    いて検出する第2の検出手段と、 前記第1の検出手段で前記被転写用のカードの転写後端
    位置が検出された時点から、前記カートリッジから繰り
    出される前記転写保護膜リボンに対して、前記第2の検
    出手段によって検出された該転写保護膜リボンの巻き径
    に応じて前記カートリッジの前記送り出し軸側を駆動す
    るモータのトルクを制御することにより、所定のバック
    テンションを付加する制御手段と、 を具備したことを特徴とするカード作成装置。
  9. 【請求項9】 被形成用のカード媒体に所定の情報を印
    刷する印刷手段と、この印刷手段により前記所定の情報
    が印刷された前記被形成用のカード媒体の印刷面に、転
    写保護膜リボンが巻き取り軸および送り出し軸との間に
    巻回されたカートリッジを用いて保護膜を転写形成する
    保護膜形成手段とを有するカード作成装置において、 前記保護膜形成手段により、前記被形成用のカード媒体
    を所定の速度で搬送するとともに、前記カートリッジか
    ら前記転写保護膜リボンを繰り出して、前記被形成用の
    カード媒体に対する前記保護膜の転写形成時に、前記被
    形成用のカード媒体の転写後端位置を検出するステップ
    と、 前記被転写用のカードの転写後端位置が検出された時点
    から、前記カートリッジから繰り出される前記転写保護
    膜リボンに所定のバックテンションを付加するステップ
    と、を具備したことを特徴とするカード作成装置の制御
    方法。
  10. 【請求項10】 被形成用のカード媒体に所定の情報を
    印刷する印刷手段と、この印刷手段により前記所定の情
    報が印刷された前記被形成用のカード媒体の印刷面に、
    転写保護膜リボンが巻き取り軸および送り出し軸との間
    に巻回されたカートリッジを用いてヒートローラにより
    保護膜を転写形成する保護膜形成手段とを有するカード
    作成装置において、 前記保護膜形成手段により、前記被形成用のカード媒体
    を所定の速度で搬送するとともに、前記カートリッジか
    ら前記転写保護膜リボンを繰り出して、前記被形成用の
    カード媒体に対する前記保護膜の転写形成時に、前記被
    形成用のカード媒体の転写後端位置を前記ヒートローラ
    の回転位置に基づいて検出するステップと、 少なくても、前記被転写用のカードの転写後端位置が検
    出された時点における前記カートリッジの前記送り出し
    軸側の前記転写保護膜リボンの巻き径を前記送り出し軸
    側に設けられたエンコーダに基づいて検出するステップ
    と、 前記被転写用のカードの転写後端位置が検出された時点
    から、前記カートリッジから繰り出される前記転写保護
    膜リボンに対して、該転写保護膜リボンの巻き径に応じ
    て前記カートリッジの前記送り出し軸側を駆動するモー
    タのトルクを制御することにより、所定のバックテンシ
    ョンを付加するステップと、 を具備したことを特徴とするカード作成装置の制御方
    法。
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