JPH11246199A - フォークリフトトラックの荷役用シリンダの制御装置 - Google Patents

フォークリフトトラックの荷役用シリンダの制御装置

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JPH11246199A
JPH11246199A JP4723398A JP4723398A JPH11246199A JP H11246199 A JPH11246199 A JP H11246199A JP 4723398 A JP4723398 A JP 4723398A JP 4723398 A JP4723398 A JP 4723398A JP H11246199 A JPH11246199 A JP H11246199A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 荷役用シリンダが動作した後、荷役用シリン
ダと比例電磁弁の間の流路内に溜まった作動油を排出す
ることができ、ここの畜圧が高圧となるのを防止するこ
とで、荷役用シリンダをストロークエンドまで動作し、
ここから反対の動作を行った際、急激な圧力が働くのを
なくして、荷役用シリンダの動作に衝撃が起こるといっ
たことをなくす。 【解決手段】 油圧ポンプ11より供給された作動油を
リーチシリンダ5の所望側にかつ所望の流量を供給する
比例電磁弁13を備え、この比例電磁弁13を操作レバ
ー17の操作側及び操作量に応じて制御するコントロー
ラ16を備えたフォークリフトトラックの荷役用シリン
ダの制御装置において、前記コントローラ16で、リー
チシリンダ5が動作した後、比例電磁弁13が中立位置
になった際、比例電磁弁13を今まで作動していた側と
反対側に僅かな時間作動するように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォークリフトト
ラックにおける荷役用シリンダを制御する制御装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、フォークリフトトラックの一種で
あるリーチフォークリフトトラックは、図1に示すよう
に、後部に運転部1を形成した車体2を備え、この車体
2の前側下部に前方に向かって横になる左右一対のリー
チレッグ3を備え、このリーチレッグ3に沿って前後に
摺動する左右一対のマスト4を立設し、このマスト4の
摺動はリーチレッグ3に沿うようにして横になるリーチ
シリンダ5により行われるようになっていた。そして、
このマスト4には昇降移動するリフトブラケット6及び
フォーク爪7を備えていた。
【0003】このリーチフォークリフトトラックにおい
て、前記リーチシリンダ5を制御する制御装置として
は、図2に示すように、リーチシリンダ5に作動油を供
給するための油圧ポンプ11と、この油圧ポンプ11を
駆動するモータ12を備えると共に、前記油圧ポンプ1
1より供給された作動油をリーチシリンダ5の所望側に
かつ所望の流量を供給する比例電磁弁13を備えてお
り、この比例電磁弁13は前進位置F、中立位置N、後
進位置Rの3つの移動位置を有し、リーチシリンダ5の
前側に第一流路14により接続すると共に、リーチシリ
ンダ5の後側に第二流路15により接続して、前進位置
Fの際には第二流路15に作動油を供給してリーチシリ
ンダ5を前進動作させ、また後進位置Rの際には第一流
路14に作動油を供給してリーチシリンダ5を後進動作
させるようになっていた。そして、この比例電磁弁13
は車体2の内部に搭載されたコントローラ16と接続し
ており、このコントローラ16によって操作レバー17
の操作側及び操作量に応じた制御を受けるようになって
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来のリーチシ
リンダを制御する制御装置においては、リーチシリンダ
を前進動作あるいは後進動作してストロークエンドまで
動作し、ここから反対の動作(後進動作あるいは前進動
作)を行うと、第一流路あるいは第二流路内の畜圧によ
り急激な圧力が働きリーチシリンダの動作に衝撃が起こ
る。これは、例えばリーチシリンダを前進動作する際、
比例電磁弁により第二流路に作動油が供給されるが、こ
れがストロークエンドまで動作すると、リーチシリンダ
の前進動作が停止した後も作動油が供給され第二流路が
高圧となる。そして、比例電磁弁が中立位置に移動して
しまうと第二流路の畜圧は高圧のままとなり、この状態
で反対の後進動作を行うと、第二流路内の高圧となる作
動油が排出されないまま第一流路に作動油が供給され、
第二流路の作動油がある程度排出された時、すなわち第
一流路内が高圧となった状態の時にリーチシリンダが後
進動作を開始する。そして、この第一流路内の高圧によ
る急激な圧力が働くことでリーチシリンダの後進動作に
衝撃が起こる。このため、フォーク爪に載置した荷物の
荷崩れが発生するおそれがあった。本発明は、この問題
を解消することを、その課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題を解
消するため、荷役用シリンダに作動油を供給する油圧ポ
ンプを備え、この油圧ポンプを駆動する油圧ポンプ駆動
手段を備えると共に、前記油圧ポンプより供給された作
動油を荷役用シリンダの所望側にかつ所望の流量を供給
する比例電磁弁を備え、この比例電磁弁を操作手段の操
作側及び操作量に応じて制御するコントローラを備えた
フォークリフトトラックの荷役用シリンダの制御装置に
おいて、前記コントローラで、荷役用シリンダが動作し
た後、比例電磁弁が中立位置になった際、比例電磁弁を
今まで作動していた側と反対側に僅かな時間作動するよ
うに制御したフォークリフトトラックの荷役用シリンダ
の制御装置である。
【0006】
【作用】本発明によれば、荷役用シリンダが動作した
後、荷役用シリンダと比例電磁弁の間の流路内に溜まっ
た作動油を排出することができ、ここの畜圧が高圧とな
るのを防止することで、荷役用シリンダをストロークエ
ンドまで動作し、ここから反対の動作を行った際、流路
内の畜圧が高圧にならないことで、急激な圧力が働くの
をなくして、荷役用シリンダの動作に衝撃が起こるとい
ったことをなくす。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明によるフォークリフトトラ
ックの荷役用シリンダの制御装置の実施の形態について
説明する。なお、この例はリーチフォークリフトトラッ
クにおける荷役用シリンダの一種であるリーチシリンダ
の場合である。リーチフォークリフトトラックにおい
て、リーチシリンダ5を制御する制御装置としては、図
3に示すように、リーチシリンダ5に作動油を供給する
ための油圧ポンプ11と、この油圧ポンプ11を駆動す
る油圧ポンプ駆動手段であるモータ12を備えると共
に、前記油圧ポンプ11より供給された作動油をリーチ
シリンダ5の所望側にかつ所望の流量を供給する比例電
磁弁13を備えており、この比例電磁弁13は移動自在
となるスプールを備え、左右にこのスプールの移動を行
うソレノイドAとソレノイドBを備えて、前進位置F、
中立位置N、後進位置Rの3つの移動位置を有し、この
3つの移動位置間で徐々に移動するようになるものであ
る。
【0008】そして、この比例電磁弁13においては、
リーチシリンダ5の前側に第一流路14により接続する
と共に、リーチシリンダ5の後側に第二流路15により
接続しており、前進位置Fの際には油圧ポンプ11から
の作動油を第二流路15に供給し、リーチシリンダ5の
後側に作動油を供給して、リーチシリンダ5を前進動作
させると共に、第一流路14内に溜まっていた作動油を
タンク18に排出するようになる。また、後進位置Rの
際には油圧ポンプ11からの作動油を第一流路14に供
給し、リーチシリンダ5の前側に作動油を供給して、リ
ーチシリンダ5を後進動作させると共に、第二流路15
内に溜まっていた作動油をタンク18に排出するように
なる。なお、中立位置Nの際には油圧ポンプ11からの
作動油をタンク18に排出するようになっている。
【0009】そして、この比例電磁弁13は車体2の内
部に搭載されたコントローラ16と接続しており、この
コントローラ16においては、通常、操作手段である操
作レバー17の操作側及び操作量を検出して、これに基
づいて比例電磁弁13の各ソレノイドA,Bに作動信号
を送りスプールを動かして前進位置Fあるいは後進位置
Rまたは中立位置Nにして、リーチシリンダ5を動作す
るようにする。このように前記比例電磁弁13はコント
ローラ16によって操作レバー17の操作側及び操作量
に応じて流量を制御するようになる。なお、このコント
ローラ16は前記モータ12にも接続してモータ12の
制御も行うようになっている。
【0010】このような制御装置において、前記コント
ローラ16においては、リーチシリンダ5が動作した
後、比例電磁弁13が中立位置Nになった際、比例電磁
弁13を今まで作動していた側と反対側に僅かな時間作
動するように制御する。
【0011】これは、リーチシリンダ5を前進動作した
場合、図4に示すように、コントローラ16は操作レバ
ー17から操作側(前進側)及び操作量を入力し、これ
に基づいた作動信号を比例電磁弁13のソレノイドAに
出力して、比例電磁弁13においてスプールを移動して
前進位置Fとし、リーチシリンダ5の後側に作動油を供
給して、リーチシリンダ5を前進動作する。
【0012】そして、例えば、リーチシリンダ5が前側
のストロークエンドまで前進動作して停止した後、オペ
レータが操作レバー17を中立に戻すと、コントローラ
16は比例電磁弁13のソレノイドAへの作動信号の出
力をなくして、比例電磁弁13のスプールを移動して中
立位置Nとし、リーチシリンダ5の後側への作動油の供
給を停止する。そして、これから所定時間経過後に僅か
な時間だけ、今まで作動していた側と反対側となる比例
電磁弁13のソレノイドBへ僅かな作動信号を出力し
て、比例電磁弁13のスプールを移動して後進位置Rと
し、すぐに比例電磁弁13のソレノイドBへの作動信号
の出力をなくして、比例電磁弁13のスプールを移動し
て中立位置Nとする。なお、この比例電磁弁13におけ
る後進位置Rにおいては僅かな時間だけ僅かな作動信号
を受けて作動するので、実際にはリーチシリンダ5が後
進動作しないようになっている。
【0013】次に、リーチシリンダ5を後進動作した場
合も、コントローラ13は操作レバー17から操作側
(後進側)及び操作量を入力し、これに基づいた作動信
号を比例電磁弁13のソレノイドBに出力して、比例電
磁弁13においてスプールを移動して後進位置Rとし、
リーチシリンダ5の前側に作動油を供給して、リーチシ
リンダ5を後進動作する。
【0014】そして、例えば、リーチシリンダ5が後側
のストロークエンドまで後進動作して停止した後、オペ
レータが操作レバー17を中立に戻すと、コントローラ
16は比例電磁弁13のソレノイドBへの作動信号の出
力をなくして、比例電磁弁13のスプールを移動して中
立位置Nとし、リーチシリンダ5の前側への作動油の供
給を停止する。そして、これから所定時間経過後に僅か
な時間だけ、今まで作動していた側と反対側となる比例
電磁弁13のソレノイドAへ僅かな作動信号を出力し
て、比例電磁弁13のスプールを移動して前進位置Fと
し、すぐに比例電磁弁13のソレノイドAへの作動信号
の出力をなくして、比例電磁弁13のスプールを移動し
て中立位置Nとする。なお、この比例電磁弁13におけ
る前進位置Fにおいても僅かな時間だけ僅かな作動信号
を受けて作動するので、実際にはリーチシリンダ5が前
進動作しないようになっている。
【0015】このように前記コントローラ16におい
て、リーチシリンダ5が動作した後、比例電磁弁13が
中立位置Nになった際、比例電磁弁13を今まで作動し
ていた側と反対側に僅かな時間作動するようにしたこと
で、例えば、ストロークエンドまで動作した際にリーチ
シリンダ5と比例電磁弁13の間に介在した第一流路1
4あるいは第二流路15内に溜まった作動油を排出する
ことができ、溜まった作動油を排出することで第一流路
14あるいは第二流路15内の畜圧が高圧となるのを防
止することができる。これにより、リーチシリンダ5を
ストロークエンドまで動作し、ここから反対の動作を行
った際、第一流路14あるいは第二流路15内の畜圧が
高圧にならないことで、急激な圧力が働くのをなくし
て、リーチシリンダ5の動作に衝撃が起こるといった問
題をなくす。
【0016】なお、前述の実施の形態においては、リー
チフォークリフトトラックにおける荷役用シリンダの一
種であるリーチシリンダ5の場合について説明したが、
これに限定されるものではなく、フォークリフトトラッ
クにおけるチルトシリンダや他のアタッチメント用シリ
ンダに用いても良い。
【0017】また、前述の実施の形態においては、リー
チシリンダ5が動作した後、比例電磁弁13が中立位置
Nになった際、比例電磁弁13を今まで作動していた側
と反対側に僅かな時間作動するようにコントローラ16
において制御していたが、リーチシリンダ5がストロー
クエンドまで動作したことを検出するセンサー等の検出
手段を備えて、この検出手段からのデータによりコント
ローラ16においてリーチシリンダ5がストロークエン
ドまで動作した時のみ、比例電磁弁13を今まで作動し
ていた側と反対側に僅かな時間作動するように制御して
も良い。
【0018】
【発明の効果】荷役用シリンダが動作した後、荷役用シ
リンダと比例電磁弁の間の流路内に溜まった作動油を排
出することができ、ここの畜圧が高圧となるのを防止す
ることで、荷役用シリンダをストロークエンドまで動作
し、ここから反対の動作を行った際、流路内の畜圧が高
圧にならないことで、急激な圧力が働くのをなくして、
荷役用シリンダの動作に衝撃が起こるといったことをな
くす。これにより、フォーク爪に載置した荷物等の荷崩
れの発生をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】リーチフォークリフトトラックの概略側面図。
【図2】従来の荷役用シリンダの制御装置の構成図。
【図3】本発明による荷役用シリンダの制御装置の構成
図。
【図4】コントローラにおける制御を示す説明図。
【符号の説明】
1…運転部、2…車体、3…リーチレッグ、4…マス
ト、5…リーチシリンダ、6…リフトブラケット、7…
フォーク爪7、11…油圧ポンプ、12…モータ、13
…比例電磁弁、14…第一流路、15…第二流路、16
…コントローラ、17…操作レバー、18…タンク。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷役用シリンダに作動油を供給する油圧
    ポンプ11を備え、この油圧ポンプ11を駆動する油圧
    ポンプ駆動手段を備えると共に、前記油圧ポンプ11よ
    り供給された作動油を荷役用シリンダの所望側にかつ所
    望の流量を供給する比例電磁弁13を備え、この比例電
    磁弁13を操作手段の操作側及び操作量に応じて制御す
    るコントローラ16を備えたフォークリフトトラックの
    荷役用シリンダの制御装置において、 前記コントローラ16で、荷役用シリンダが動作した
    後、比例電磁弁13が中立位置になった際、比例電磁弁
    13を今まで作動していた側と反対側に僅かな時間作動
    するように制御したことを特徴とするフォークリフトト
    ラックの荷役用シリンダの制御装置。
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