JPH11246326A - 歯科用石膏系型材料 - Google Patents
歯科用石膏系型材料Info
- Publication number
- JPH11246326A JPH11246326A JP10064706A JP6470698A JPH11246326A JP H11246326 A JPH11246326 A JP H11246326A JP 10064706 A JP10064706 A JP 10064706A JP 6470698 A JP6470698 A JP 6470698A JP H11246326 A JPH11246326 A JP H11246326A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gypsum
- silicone oil
- wax
- mold material
- model
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 229910052602 gypsum Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 44
- 239000010440 gypsum Substances 0.000 title claims abstract description 44
- 239000000463 material Substances 0.000 title claims abstract description 16
- 229920002545 silicone oil Polymers 0.000 claims abstract description 19
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 claims abstract description 18
- 229910052925 anhydrite Inorganic materials 0.000 claims abstract description 17
- OSGAYBCDTDRGGQ-UHFFFAOYSA-L calcium sulfate Chemical compound [Ca+2].[O-]S([O-])(=O)=O OSGAYBCDTDRGGQ-UHFFFAOYSA-L 0.000 claims abstract description 17
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims abstract description 17
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 15
- 230000005484 gravity Effects 0.000 abstract description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 3
- 239000006082 mold release agent Substances 0.000 abstract description 3
- 125000000118 dimethyl group Chemical group [H]C([H])([H])* 0.000 abstract description 2
- 239000003960 organic solvent Substances 0.000 abstract description 2
- 239000004615 ingredient Substances 0.000 abstract 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 23
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 23
- 229920000178 Acrylic resin Polymers 0.000 description 13
- 239000004925 Acrylic resin Substances 0.000 description 13
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 239000011505 plaster Substances 0.000 description 3
- 238000006116 polymerization reaction Methods 0.000 description 3
- 229960001126 alginic acid Drugs 0.000 description 2
- 235000010443 alginic acid Nutrition 0.000 description 2
- 229920000615 alginic acid Polymers 0.000 description 2
- 239000000783 alginic acid Substances 0.000 description 2
- 150000004781 alginic acids Chemical class 0.000 description 2
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N acrylic acid group Chemical group C(C=C)(=O)O NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000007864 aqueous solution Substances 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 238000002845 discoloration Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 1
- 238000010828 elution Methods 0.000 description 1
- 239000000178 monomer Substances 0.000 description 1
- 229920000058 polyacrylate Polymers 0.000 description 1
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 1
- 239000000344 soap Substances 0.000 description 1
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Dental Preparations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の歯科用硬石膏のみからなる型材
料と同様に泥状にして任意の模型を作ることができ、そ
の際にワックスパタンに限らず、各種の印象や模型との
境界面に対する分離剤塗布を不要にし、ワックスパタン
等の精度を向上させる。 【解決手段】 歯科用硬石膏の粉末に離型剤として
0.01〜1.0重量%のシリコーンオイルを添加、混
合する。
料と同様に泥状にして任意の模型を作ることができ、そ
の際にワックスパタンに限らず、各種の印象や模型との
境界面に対する分離剤塗布を不要にし、ワックスパタン
等の精度を向上させる。 【解決手段】 歯科用硬石膏の粉末に離型剤として
0.01〜1.0重量%のシリコーンオイルを添加、混
合する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、硬石膏を主成分とす
る歯科用石膏系型材料に関し、従来の歯科用硬石膏のみ
からなる型材料と同様にして石膏模型を作ることがで
き、その際に石膏模型と他の模型や印象との境界面にお
ける離型性が良好で、従来の石膏模型表面に行っていた
分離剤の塗布を不要にするものである。
る歯科用石膏系型材料に関し、従来の歯科用硬石膏のみ
からなる型材料と同様にして石膏模型を作ることがで
き、その際に石膏模型と他の模型や印象との境界面にお
ける離型性が良好で、従来の石膏模型表面に行っていた
分離剤の塗布を不要にするものである。
【0002】
【従来の技術】歯科用の型材料として硬石膏が広く用い
られている。例えば、レジン義歯を作る場合は、硬石膏
からなる顎模型上でワックスの義歯床と人工歯とからな
るワックス義歯を作り、このワックス義歯付き石膏模型
を下部フラスコに石膏泥で埋没し、石膏泥の硬化後に石
膏層表面に石膏分離剤(例えば、石鹸水)を塗布し、上
部フラスコを重ねて石膏層およびワックス義歯の上に石
膏泥を注入し、その硬化後にフラスコを上下に分離し、
石膏層表面のワックスを温湯で流出させ、このワックス
の流出で露出した石膏層表面にレジン用分離剤(例え
ば、アルギン酸水溶液)を塗布し、次いで上記ワックス
の流出跡の凹部に餅状のアクリルレジンを充填し、上下
のフラスコを重ねてアクリルレジンに重合反応をさせ、
しかるのち上下のフラスコを分離し、石膏層を割ってア
クリルレジンの義歯床と人工歯とからなるレジン義歯を
取り出していた。
られている。例えば、レジン義歯を作る場合は、硬石膏
からなる顎模型上でワックスの義歯床と人工歯とからな
るワックス義歯を作り、このワックス義歯付き石膏模型
を下部フラスコに石膏泥で埋没し、石膏泥の硬化後に石
膏層表面に石膏分離剤(例えば、石鹸水)を塗布し、上
部フラスコを重ねて石膏層およびワックス義歯の上に石
膏泥を注入し、その硬化後にフラスコを上下に分離し、
石膏層表面のワックスを温湯で流出させ、このワックス
の流出で露出した石膏層表面にレジン用分離剤(例え
ば、アルギン酸水溶液)を塗布し、次いで上記ワックス
の流出跡の凹部に餅状のアクリルレジンを充填し、上下
のフラスコを重ねてアクリルレジンに重合反応をさせ、
しかるのち上下のフラスコを分離し、石膏層を割ってア
クリルレジンの義歯床と人工歯とからなるレジン義歯を
取り出していた。
【0003】また、上記のワックス義歯を石膏泥中に埋
没し、その硬化後に加熱してワックス義歯床を軟化、流
出させて石膏層内に空洞を作り、この空洞に上記のレジ
ン分離剤を注入、排出して上記の空洞を囲む石膏層表面
にレジン分離剤の被膜を形成し、しかるのち上記の空洞
に液状レジンを注入し、その重合・硬化反応によりレジ
ン義歯を作る方法が知られている。しかしながら、これ
らの方法では、歯間部等にレジン分離剤の溜まりがで
き、石膏層表面にアクリルレジンが到達しないため、義
歯床表面に醜い凹部が生じ、またレジンが変色する等の
問題があった。
没し、その硬化後に加熱してワックス義歯床を軟化、流
出させて石膏層内に空洞を作り、この空洞に上記のレジ
ン分離剤を注入、排出して上記の空洞を囲む石膏層表面
にレジン分離剤の被膜を形成し、しかるのち上記の空洞
に液状レジンを注入し、その重合・硬化反応によりレジ
ン義歯を作る方法が知られている。しかしながら、これ
らの方法では、歯間部等にレジン分離剤の溜まりがで
き、石膏層表面にアクリルレジンが到達しないため、義
歯床表面に醜い凹部が生じ、またレジンが変色する等の
問題があった。
【0004】また、歯根部に孔がある石膏模型を作り、
この孔にワックスを充填し、ワックスで上記孔の形状に
対応する軸部とその上の頭部とからなるコアを成形する
際、上記の孔にあらかじめワックス分離剤を塗布して上
記コアの軸部を抜取り易くし、軸部が千切れるのを防止
しているが、この場合は分離剤の塗布厚み分だけコアの
軸部が細くなるため、このワックス製コアを用いて金属
を鋳造した際、得られる金属製コアの精度が低下してい
た。
この孔にワックスを充填し、ワックスで上記孔の形状に
対応する軸部とその上の頭部とからなるコアを成形する
際、上記の孔にあらかじめワックス分離剤を塗布して上
記コアの軸部を抜取り易くし、軸部が千切れるのを防止
しているが、この場合は分離剤の塗布厚み分だけコアの
軸部が細くなるため、このワックス製コアを用いて金属
を鋳造した際、得られる金属製コアの精度が低下してい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、従来の歯
科用硬石膏のみからなる型材料と同様に泥状にして任意
の模型を作ることができ、その際にワックスパタンに限
らず、各種の印象や模型との境界面に対する分離剤塗布
を不要にし、しかも上記境界面における離型性に優れ、
そのためワックスパタンの溶出跡にアクリルレジンを充
填、重合させた際にアクリルレジン表面に醜い凹部や変
色が生じることがなく、また鋳造品の精度が向上するよ
うにしたものである。
科用硬石膏のみからなる型材料と同様に泥状にして任意
の模型を作ることができ、その際にワックスパタンに限
らず、各種の印象や模型との境界面に対する分離剤塗布
を不要にし、しかも上記境界面における離型性に優れ、
そのためワックスパタンの溶出跡にアクリルレジンを充
填、重合させた際にアクリルレジン表面に醜い凹部や変
色が生じることがなく、また鋳造品の精度が向上するよ
うにしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の歯科用石膏系
型材料は、歯科用硬石膏の粉末に離型剤としてシリコー
ンオイルを添加、混合したことを特徴とする。
型材料は、歯科用硬石膏の粉末に離型剤としてシリコー
ンオイルを添加、混合したことを特徴とする。
【0007】上記のシリコーンオイルは、ジメチルシリ
コーンオイルその他の離型性良好なシリコーンオイルで
あり、25℃における比重0.8〜1.2程度のものが
好ましく、比重が0.8未満では離型性が不十分であ
り、反対に1.2を超えると硬石膏粉末に対する均一混
合が困難になる。また、このシリコーンオイルの添加量
は、歯科用硬石膏に対して0.01〜1.0重量%が好
ましく、0.01重量%未満では所望の効果が得られ
ず、1.0重量%を超えると、離型性能が飽和するだけ
でなく、撥水性が増大し、水で混練することができなく
なる。なお、上記のシリコーンオイルは、有機溶剤に溶
解して用いることができる。
コーンオイルその他の離型性良好なシリコーンオイルで
あり、25℃における比重0.8〜1.2程度のものが
好ましく、比重が0.8未満では離型性が不十分であ
り、反対に1.2を超えると硬石膏粉末に対する均一混
合が困難になる。また、このシリコーンオイルの添加量
は、歯科用硬石膏に対して0.01〜1.0重量%が好
ましく、0.01重量%未満では所望の効果が得られ
ず、1.0重量%を超えると、離型性能が飽和するだけ
でなく、撥水性が増大し、水で混練することができなく
なる。なお、上記のシリコーンオイルは、有機溶剤に溶
解して用いることができる。
【0008】この発明の歯科用石膏系型材料は、歯科用
硬石膏の粉末に離型剤としてシリコーンオイルを添加、
混合したものであるから、従来の歯科用硬石膏粉末と同
様の粉末形態を保持し、この粉末に適量の水、例えば粉
末100重量部に対し17〜23重量部の水を加えて泥
状とし、任意の形状に成形、硬化して石膏模型を作るこ
とができる。しかも、シリコーンオイルを添加したもの
であるから、模型表面が離型性を有し、この表面にワッ
クスやレジンの模型が接するとき、界面での離型性に優
れ、従来の分離剤、例えば石鹸水やアルギン酸水溶液等
を塗布する必要がない。
硬石膏の粉末に離型剤としてシリコーンオイルを添加、
混合したものであるから、従来の歯科用硬石膏粉末と同
様の粉末形態を保持し、この粉末に適量の水、例えば粉
末100重量部に対し17〜23重量部の水を加えて泥
状とし、任意の形状に成形、硬化して石膏模型を作るこ
とができる。しかも、シリコーンオイルを添加したもの
であるから、模型表面が離型性を有し、この表面にワッ
クスやレジンの模型が接するとき、界面での離型性に優
れ、従来の分離剤、例えば石鹸水やアルギン酸水溶液等
を塗布する必要がない。
【0009】
【発明の実施の形態】実施形態1 歯科用硬石膏粉末に0.01〜1.0重量%のシリコー
ンオイル(25℃における比重0.8〜1.2)を添加
し、ボールミルで混合する。得られたこの発明の歯科用
石膏系型材料100重量部に17〜23重量部の水を加
え、混和し、得られた石膏泥で顎模型を作り、この顎模
型上にワックスの義歯床と人工歯とからなるワックス義
歯を作り、このワックス義歯を上記の顎模型と共に下部
フラスコに挿入し、顎模型の部分を上記同様の石膏泥で
埋没し、その硬化後に上部フラスコを重ねて石膏層およ
びワックス義歯の上に上記同様の石膏泥を注入し、その
硬化後にフラスコを上下に分離し、石膏層表面のワック
スを温湯で流出させ、その流出で生じた凹部に餅状のア
クリルレジンを充填し、上下のフラスコを重ねてアクリ
ルレジンに重合反応をさせ、しかるのち上下のフラスコ
を分離し、石膏層を割ってアクリルレジンの義歯床と人
工歯とからなるレジン義歯を取出す。
ンオイル(25℃における比重0.8〜1.2)を添加
し、ボールミルで混合する。得られたこの発明の歯科用
石膏系型材料100重量部に17〜23重量部の水を加
え、混和し、得られた石膏泥で顎模型を作り、この顎模
型上にワックスの義歯床と人工歯とからなるワックス義
歯を作り、このワックス義歯を上記の顎模型と共に下部
フラスコに挿入し、顎模型の部分を上記同様の石膏泥で
埋没し、その硬化後に上部フラスコを重ねて石膏層およ
びワックス義歯の上に上記同様の石膏泥を注入し、その
硬化後にフラスコを上下に分離し、石膏層表面のワック
スを温湯で流出させ、その流出で生じた凹部に餅状のア
クリルレジンを充填し、上下のフラスコを重ねてアクリ
ルレジンに重合反応をさせ、しかるのち上下のフラスコ
を分離し、石膏層を割ってアクリルレジンの義歯床と人
工歯とからなるレジン義歯を取出す。
【0010】この場合、アクリルレジンの義歯床に対す
る石膏層表面の離型性が良好であるため、義歯床表面に
石膏が付着しない。しかも、ワックス流出後の石膏層表
面に分離剤を塗布しないため、石膏層表面の窪み、例え
ば歯間に対応する部分等に分離剤が溜まることがなく、
そのためワックスの義歯床がアクリルレジンで正確に置
換され、醜い凹凸のない滑らかな表面のレジン義歯床が
得られる。
る石膏層表面の離型性が良好であるため、義歯床表面に
石膏が付着しない。しかも、ワックス流出後の石膏層表
面に分離剤を塗布しないため、石膏層表面の窪み、例え
ば歯間に対応する部分等に分離剤が溜まることがなく、
そのためワックスの義歯床がアクリルレジンで正確に置
換され、醜い凹凸のない滑らかな表面のレジン義歯床が
得られる。
【0011】実施形態2 実施形態1の歯科用石膏系型材料100重量部に17〜
23重量部の水を加え、混和して得られた石膏泥中に実
施形態1のワックス義歯を直接埋没し、その硬化後に加
熱してワックス義歯床を軟化、流出させて石膏層内に空
洞を作り、この空洞に液状レジンを注入し、重合、硬化
させ、しかるのち石膏層を割ってレジン義歯を取出す。
この場合も、実施形態1と同様に義歯床表面に石膏が付
着せず、かつ醜い凹凸のない滑らかな表面のレジン義歯
床が得られる。
23重量部の水を加え、混和して得られた石膏泥中に実
施形態1のワックス義歯を直接埋没し、その硬化後に加
熱してワックス義歯床を軟化、流出させて石膏層内に空
洞を作り、この空洞に液状レジンを注入し、重合、硬化
させ、しかるのち石膏層を割ってレジン義歯を取出す。
この場合も、実施形態1と同様に義歯床表面に石膏が付
着せず、かつ醜い凹凸のない滑らかな表面のレジン義歯
床が得られる。
【0012】実施形態3 実施形態1の歯科用石膏系型材料100重量部に17〜
23重量部の水を加え、混和して得られた石膏泥で歯台
模型を成形し、その際、歯根部にワックスコア用の細い
孔を形成し、硬化する。次いで、この孔にワックスを充
填し、かつ歯根部上にワックスを盛上げ、ワックスで上
記の孔を埋める軸部と歯根部上の頭部とからなるコア模
型を成形する。この場合も、石膏の歯台模型がシリコー
ンオイルを含有しているため、ワックス製コア模型の軸
部を容易に抜取ることができる。しかも、歯台模型に分
離剤を塗布しないため、ワックス製コア模型の軸部の精
度が向上し、そのためこのワックス製コア模型を用いて
鋳造して得られる金属製コアの精度が向上する。
23重量部の水を加え、混和して得られた石膏泥で歯台
模型を成形し、その際、歯根部にワックスコア用の細い
孔を形成し、硬化する。次いで、この孔にワックスを充
填し、かつ歯根部上にワックスを盛上げ、ワックスで上
記の孔を埋める軸部と歯根部上の頭部とからなるコア模
型を成形する。この場合も、石膏の歯台模型がシリコー
ンオイルを含有しているため、ワックス製コア模型の軸
部を容易に抜取ることができる。しかも、歯台模型に分
離剤を塗布しないため、ワックス製コア模型の軸部の精
度が向上し、そのためこのワックス製コア模型を用いて
鋳造して得られる金属製コアの精度が向上する。
【0013】
【実施例】歯科用硬石膏粉末にシリコーンオイル(信越
化学工業株式会社製「信越シリコーンオイル」、比重
0.97)を種々の比率で添加し、ボールミルで混合
し、ゴム型に流し込んで石膏模型を作り、その表面に溶
融ワックス、室温硬化型アクリルレジン(以下、レジン
Aという)、パターンレジン(筆の先にアクリルモノマ
ーの液を含ませ、アクリルポリマーの粉末を付着させた
もの。以下、レジンBという)および加熱重合型アクリ
ルレジン(以下、レジンCという)をそれぞれ塗布し、
溶融ワックス、レジンAおよびレジンBは室温下で硬化
させ、レジンCは100℃の温湯に浸漬して硬化させ、
しかるのちそれぞれの剥離試験を行い、滑らかに剥離で
き、石膏模型、ワックスおよびレジンのいずれにも破壊
が生じないものを良好(○)とし、石膏模型、ワックス
およびレジンのいずれかが破損したものを不良(×)と
した。その結果を下記の表1に示す。なお、表中のオイ
ルはシリコーンオイルを指す。
化学工業株式会社製「信越シリコーンオイル」、比重
0.97)を種々の比率で添加し、ボールミルで混合
し、ゴム型に流し込んで石膏模型を作り、その表面に溶
融ワックス、室温硬化型アクリルレジン(以下、レジン
Aという)、パターンレジン(筆の先にアクリルモノマ
ーの液を含ませ、アクリルポリマーの粉末を付着させた
もの。以下、レジンBという)および加熱重合型アクリ
ルレジン(以下、レジンCという)をそれぞれ塗布し、
溶融ワックス、レジンAおよびレジンBは室温下で硬化
させ、レジンCは100℃の温湯に浸漬して硬化させ、
しかるのちそれぞれの剥離試験を行い、滑らかに剥離で
き、石膏模型、ワックスおよびレジンのいずれにも破壊
が生じないものを良好(○)とし、石膏模型、ワックス
およびレジンのいずれかが破損したものを不良(×)と
した。その結果を下記の表1に示す。なお、表中のオイ
ルはシリコーンオイルを指す。
【0014】 表 1 試料番号 オイル添加量(%) ワックス レジンA レジンB レジンC 1 0.005 × × × × 2 0.01 ○ ○ ○ ○ 3 0.02 ○ ○ ○ ○ 4 0.04 ○ ○ ○ ○ 5 0.08 ○ ○ ○ ○ 6 0.15 ○ ○ ○ ○ 7 0.30 ○ ○ ○ ○ 8 0.60 ○ ○ ○ ○ 9 0.80 ○ ○ ○ ○ 10 1.00 ○ ○ ○ ○ 11 1.20 ○ ○ ○ ○ 12 1.50 ○ ○ ○ ○
【0015】表1に示すとおり、オイル添加量が0.0
1%以上の場合は、離型性が良好になる。ただし、オイ
ル添加量が1.00%を超えると(試料番号11、12
参照)、水となじみ難くなり、混和が困難になった。
1%以上の場合は、離型性が良好になる。ただし、オイ
ル添加量が1.00%を超えると(試料番号11、12
参照)、水となじみ難くなり、混和が困難になった。
【0016】
【発明の効果】上記のとおり、この発明の歯科用石膏系
型材料は、従来の歯科用硬石膏粉末と同様に扱い、水で
混和して任意の模型を作ることができ、しかもワックス
やレジン等からなる他の模型との境界面での離型性に優
れおり、従来行っていた分離剤の塗布作業を省略するこ
とができ、そのため分離剤の塗布に伴う精度低下を防ぐ
ことができる。
型材料は、従来の歯科用硬石膏粉末と同様に扱い、水で
混和して任意の模型を作ることができ、しかもワックス
やレジン等からなる他の模型との境界面での離型性に優
れおり、従来行っていた分離剤の塗布作業を省略するこ
とができ、そのため分離剤の塗布に伴う精度低下を防ぐ
ことができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 歯科用硬石膏の粉末に離型剤としてシリ
コーンオイルを添加、混合したことを特徴とする歯科用
石膏系型材料。 - 【請求項2】 シリコーンオイルの添加量が歯科用硬石
膏粉末の0.01〜1重量%である請求項1記載の歯科
用石膏系型材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10064706A JPH11246326A (ja) | 1998-02-26 | 1998-02-26 | 歯科用石膏系型材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10064706A JPH11246326A (ja) | 1998-02-26 | 1998-02-26 | 歯科用石膏系型材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11246326A true JPH11246326A (ja) | 1999-09-14 |
Family
ID=13265869
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10064706A Pending JPH11246326A (ja) | 1998-02-26 | 1998-02-26 | 歯科用石膏系型材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11246326A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016222857A (ja) * | 2015-06-03 | 2016-12-28 | サンエス石膏株式会社 | 無色透明歯科用石こう模型艶出し用水溶液 |
-
1998
- 1998-02-26 JP JP10064706A patent/JPH11246326A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016222857A (ja) * | 2015-06-03 | 2016-12-28 | サンエス石膏株式会社 | 無色透明歯科用石こう模型艶出し用水溶液 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4569342A (en) | Dental impression tray and process for the use thereof | |
| JPS60240762A (ja) | シリコーンペースト用のパラフインワツクスまたはマイクロワツクスの使用、並びにそれらの包装および使用 | |
| JP5873411B2 (ja) | 歯科用石こう系埋没材粉末 | |
| US4957667A (en) | Method of reducing surface defects in a positive dental model | |
| US5085811A (en) | Method of reducing surface defects in a positive dental model | |
| JPH11246326A (ja) | 歯科用石膏系型材料 | |
| US4378213A (en) | Use of cyanoacrylate compounds for dental modeling | |
| US4846682A (en) | Method of fabricating artificial dentures | |
| CN108943526A (zh) | 一种全口义齿3d打印模型脱模剂及其制备方法 | |
| US2371688A (en) | Molding composition | |
| JP2017036241A (ja) | 咬合床形成用組成物およびそれを用いた有床義歯の製造方法 | |
| JP3810496B2 (ja) | 有床義歯の作製方法 | |
| JP2597319B2 (ja) | 歯科用ワックス型の製造方法 | |
| JP2020530794A (ja) | 印象採得を同時に行う歯肉圧排機器及び使用方法 | |
| JP3121222B2 (ja) | 歯科用鋳型の製作方法 | |
| JPS62214849A (ja) | ロストワツクス法による鋳型の作成方法 | |
| JP2001187708A (ja) | 歯科用分離剤、デンタルキット、義歯の製法、分離剤の使用及び義歯 | |
| SU633661A1 (ru) | Противопригарна облицовочна смесь дл литейных форм и стержней | |
| WO2022255050A1 (ja) | 鋳型作製用石膏組成物 | |
| JPH03112911A (ja) | 歯科用プラスチックパターン材料および歯科用鋳造鈎あるいは鋳造床の製造方法 | |
| JPS63275336A (ja) | 有床義歯の作成方法 | |
| Javid et al. | Flasking for easy deflasking | |
| Kelly | Rapid polymerization and cementation in denture construction | |
| JP2014189536A (ja) | 歯科用石こう粉末 | |
| JPS63310737A (ja) | 成形用型材 |